読売広告社のインターン内容と選考対策|ES突破から面接対策まで

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最終更新日:2022年04月22日

読売広告社のインターンES一覧はこちら

博報堂・博報堂DYメディアパートナーズ、大広と兄弟会社の関係にあたる読売広告社。

本記事では読売広告社のインターン内容と選考対策について紹介します。

本選考とインターンの締め切り情報

広告代理店とは

広告代理店はクライアント企業の広報活動によって収益を得ています。具体的には、新商品を出したいという企業の代わりに消費者の心に残る広告を企画します。また実際に制作、配信などその他の広告を作る際の作業を全て肩代わりしているのが広告代理店の仕事です。

広告代理店は大きく分けると以下の3つのタイプに分類されます。

・総合広告代理店
・専業広告代理店
・ハウスエージェンシー

続いてこの3つの代理店についてわかりやすく紹介します。

総合広告代理店

テレビや新聞、ラジオ、雑誌などのマスメディアなど全ての広告媒体を扱い、企画から制作までを総合的に手がけています。

例:株式会社電通・株式会社博報堂など

専門広告代理店

最近だとネット広告代理店などインターネット広告に特化した営業を展開する広告代理店になにります。

例:株式会社サイバーエージェント・D.A.コンソーシアムホールディングス株式会社など

ハウスエージェンシー

総合広告代理店と媒体は同様ですが、基本的には外部の広告は扱わず親会社やグループ会社専属の広告会社となっています。

例:株式会社ジェイアール東日本企画・東急エージェンシーなど

今回紹介する読売広告社はハウスエージェンシーに分類されます。

読売広告社とは

読売広告社は1946年(昭和21年)7月11日に設立されました。広告業界内の売上において第13位となっており、ハウスエージェンシーの中だと3位の規模感です。

読売広告社は不動産分野に強い広告代理店という特徴があります。読売広告社には都市生活研究所というものがあり、そこでコンサルティングやマーケティングを行っています。

例えば、土地開発事業におけるソフトコンサルティングや、集合住宅・戸建開発事業の商品開発から販売、広告戦略に至るまでのマーケティングなどが挙げられます。

その他にも様々なメディアやイベントなどの戦略を立案し、実際に実施まで行っています。

【引用】読売広告社HP

読売広告社のインターン内容

読売広告社のインターンはサマーインターンとウィンターインターンの2種類です。

サマーインターン

・広告業界の仕事や読売広告社の実際の業務の紹介
・実践的な課題を通して広告の会社の仕事を体験する 

期間:5日間
人数:40~50名程度(予定)
参加条件:4年制大学・大学院生の方、5日間全てに参加出来る方

ウィンターインターン

ウィンターインターンは以下の3つのコースに分かれています。

・営業の仕事を知るコース
・マーケティングプランナーの仕事を知るコース
・メディアプランニング、マーケティングプランナーの仕事を知るコース

期間:3日間
人数:各回50人程度
参加条件:4年制大学・大学院の方、3日間全てに参加出来る方

読売広告社の求める人材像

広告代理店というビジネスモデルをふまえると、読売広告社の求める人物像は以下の3つが挙げられます。

・コミュニケーション能力の高い人
・厳しい状況下で頑張れる人
・好奇心旺盛で、自ら考えて行動出来る人

上記人材像の求める人物像からES・面接で人気企業内定者が企業に伝えていた5つの強みとは?であげられている内容を踏まえると、特に下記3つが当てはまると推察します。

①価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる

②今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる

③個人として努力し、成果をあげることができる

①に関しては、広告業界の仕事はイベントやテレビ、雑誌、交通広告などのメディア戦略の立案をすることがあるため、価値観が違う人とも協力することが必要です。そのためこの素養は必要だと言えます。

②に関しては、HPでも述べていますが広告業界は従来の良い手法を残しつつ、新しい手法も取り入れながらより効果的なプロモーション施策を模索していくことが必要です。そのため今までにない新しい仕組みや企画を考えることが大切になってくることから、この素養は必要だと考えます。

【引用】読売広告社HP

③に関しては、個人としてしっかりと努力して、実績・成果をあげることができるというのは仕事においてとても重要なことです。広告業界の仕事として新たな仕組みや企画を考えるには個人が自ら考えて行動するということが必要になります。そのためこの素養は求められる素養であると言えます。

読売広告社のインターン選考のフロー

読売広告社の20卒対象のインターン選考の内容は書類選考、Webテスト、面接です。書類選考に通った人のみ次のWebテストに進むことができます。

選考フロー(20卒対象時)
書類選考(ES)

Webテスト

面接

読売広告社インターン選考ES対策

20卒対象のエントリーシートの設問は以下の内容になります。

・当社のインターンシップに応募した理由を自由に教えください。
・具体的な経験やエピソードを交えながら、“あなたらしく”自己紹介してください。
・専攻・ゼミ・卒論など、学業で力を入れたことについて、“あなたらしく” お答えください。
・クラブ・サークル活動・趣味など、学業以外で力を入れたことについてお答えください。
・あなたが嫌いなテレビCMを挙げていただき、嫌いな理由と、「自分だったらこう変えたい」という具体的な改善策を自由に教えてください。※直近1年程度以内に、日本で放映されたテレビCMに限ります。
・あなたの生活であったらいいなと思うスマホのアプリを1つ考え、その理由とそのアプリを広めるために「どんな人に」「どんな方法で」メッセージしてプロモーション展開するのかを具体的にお答えください。

読売広告社のインターン選考ES回答方針

上記の設問を大きく分類すると志望動機・ガクチカの2つに分類することが出来ます。そのためインターン選考でも志望動機とガクチカについて聞かれることが予想されます。

・当社のインターンシップに応募した理由を自由に教えてください

この設問は志望動機について聞かれています。企業が志望動機を聞く理由は自社への志望度を知りたい、入社の際のモチベーションを知りたいという2つがあります。そのため上記2つの理由を網羅する論理的な志望動機を伝える必要があります。

志望動機を書く際は読売広告社の求める人材像である「厳しい状況下で頑張れる人」をアピール出来るように回答しましょう。

志望動機の書き方は以下のフレームワークを参考にしてみてください。

【志望動機のフレームワーク】
①成し遂げたいこと・目標
②きっかけとなる経験
③企業選びの軸
④他に受けている業界および他の業界ではダメな理由
⑤具体的に取り組みたい仕事
⑥業界の中でもその会社の理由
【参考】【例文6選】エントリーシート(ES)の志望動機の書き方!独自調査を基に人気業界ごとに解説

・専攻・ゼミ・卒論など、学業で力を入れたことについて、“あなたらしく” お答えください。
・クラブ・サークル活動・趣味など、学業以外で力を入れたことについてお答えください。

読売広告社で求められる素養は「価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」「今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」「個人として努力し、成果をあげることができる」の3点になります。

そのため上記3つをアピールできるように書きましょう。

具体的には以下のようなフレームワークを参考にしてみてください。

【ガクチカのフレームワーク】
①結論:何に取り組んだのか。
②動機:なぜ取り組んだのか。
③目標と困難:どんな目標を掲げたのか。目標達成する上での困難は何か。
④取り組みと結果:どのように取り組んだのか。取り組みの結果はどうだったのか。
⑤人柄:活動の中であなたのどのような性格が活かされたか。
⑥学び:取り組みを通じて何を学んだのか。学びを社会でどう活かすのか。
【参考】ガクチカの書き方とは-6ステップで書けるESテンプレを基に解説-

・あなたが嫌いなテレビCMを挙げていただき、嫌いな理由と、「自分だったらこう変えたい」という具体的な改善策を自由に教えてください。※直近1年程度以内に、日本で放映されたテレビCMに限ります。

・あなたの生活であったらいいなと思うスマホのアプリを1つ考え、その理由とそのアプリを広めるために「どんな人に」「どんな方法で」メッセージしてプロモーション展開するのかを具体的にお答えください。

・あなたの生活であったらいいなと思うスマホのアプリを1つ考え、その理由とそのアプリを広めるために「どんな人に」「どんな方法で」メッセージしてプロモーション展開するのかを具体的にお答えください。

上記3つの質問はクリエイティブ力を問われています。なぜなら、設問で聞かれている内容は、例えばメディア広告制作やイベント企画のアイディア出しなど、実際に広告業界で仕事をする際に考えるような内容とほぼ同じだからです。

そのため読売広告社の求める人材像である「好奇心旺盛で、自ら考えて行動できる人」という素養をアピールできるように回答すると良いでしょう。

読売広告社のインターン選考Webテスト対策

読売広告社のインターン選考のWebテスト内容と対策について紹介します。

以下のWebテストの内容は20卒対象の内容になります。

実施場所:自宅
試験科目:言語・非言語、性格
各科目の制限時間:30分ずつ

Webテストの対策方法に関しては以下の記事を参考にしてみてください。

読売広告社のインターン選考面接対策

読売広告会社のインターン選考の面接は面接時間が30分で、面接官1人に対して学生は3人で行われます。

実際に面接で質問された内容と対策について紹介します。

・自己紹介をしてください 
・学生時代に注力したことはなんですか 
・周囲からどんな人間と言われるか 

上記3つの質問は自己PR・ガクチカについて聞かれているので、先程紹介したフレームワークを意識してアピールできるようにしましょう。

【フレームワーク】
①結論:何に取り組んだのか。
②動機:なぜ取り組んだのか。
③目標と困難:どんな目標を掲げたのか。目標達成する上での困難は何か。
④取り組みと結果:どのように取り組んだのか。取り組みの結果はどうだったのか。
⑤人柄:活動の中であなたのどのような性格が活かされたか。
⑥学び:取り組みを通じて何を学んだのか。学びを社会でどう活かすのか。
【参考】ガクチカの書き方とは-6ステップで書けるESテンプレを基に解説-

・好きなテレビCMとその理由について教えてください 
・最近の気になったニュースは


クリエイティブ力があるかどうか見られています。面接では事前に話す内容を考えておくことは出来ないので咄嗟にアウトプットできるように日頃から様々な広告を見たり、常に考える癖をつけましょう。

また面接ではESの内容も深掘りされるので、自分が書いたESを見返し、より深く話せるよう準備をしておきましょう。

 ・インターンシップに向けての意気込み 

意気込みと言ってもただ単純に「参加したい理由」を述べるだけでは評価されません。

「そのインターンで何を学びたいのか?何を経験したいのか?」という内容を述べ、その上で「参加したい理由」を伝えるようにしましょう。

その際には先程も紹介したフレームワークを参考にして考えてみてください。

【フレームワーク】
①成し遂げたいこと・目標
②きっかけとなる経験
③企業選びの軸
④他に受けている業界および他の業界ではダメな理由
⑤具体的に取り組みたい仕事
⑥業界の中でもその会社の理由
【参考】【例文6選】エントリーシート(ES)の志望動機の書き方!独自調査を基に人気業界ごとに解説

最後に

本記事では読売広告社のインターン内容とその対策について紹介しました。読売広告社はインターン選考で「エントリーシートとWEBテスト、面接」があるので、幅広く対策しておくと良いでしょう。

面接対策をするのはもちろんですが、そもそもエントリーシート選考に通過しなければ面接に進むことが出来ないので、本記事を参考にして選考突破を目指してください。

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