三井不動産関連のテクニック
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- 三井不動産のインターン選考対策(エントリー動画・Webテスト・GD・面接) 34,693 views 三井不動産のインターンES一覧はこちら就活生からの人気の高い業界である不動産ディベロッパー業界。三井不動産はその中でも三菱地所と双璧を成し最上位に位置しています。本記事では、ディベロッパー業界のトップを走る三井不動産について、業務内容と求められる人物像を参考にし、インターン選考対策について紹介します。本記事の構成不動産業界とは三井不動産とは三井不動産が求める人物像・素養三井不動産のサマーインターン内容三井不動産のインターン選考フロー三井不動産のサマーインターン選考録画面接(エントリー動画)対策三井不動産のサマーインターン選考Webテスト対策三井不動産のサマーインターン選考Web面接対策三井不動産のサマーインターン選考グループディスカッション(GD)対策最後に不動産業界とは不動産業界は一般的に「建てる」「売る」「貸す」「管理する」の4つに分けることができ、業界内にも以下のような様々な種類の企業形態が存在します。デベロッパー(開発業者)ハウスメーカー不動産仲介業者住宅販売会社管理会社デベロッパーデベロッパーには以下のような事業内容があります。デベロッパーの事業内容(1)街の再開発(2)大規模な住宅街造成(3)マンション開発事業デベロッパーの代表的な企業は、「三井不動産・三菱地所・住友不動産・野村不動産・東急不動産・森ビル」になります。デベロッパーについてより詳しく知りたい方は、以下に記事を紹介しますので併せてご覧ください。デベロッパー業界完全攻略記事一覧デベロッパー業界完全攻略記事まとめ1.デベロッパー業界の仕組み(仕事内容や魅力、やりがいについて)2.大手デベロッパー各社の比較3.デベロッパー業界の今後の課題や動向4.デベロッパー業界で年収が高い企業ランキング5.デベロッパー業界で必要な資格6.デベロッパー業界の業界研究にオススメの本7.デベロッパー業界の志望動機の書き方(大手内定者ES例文あり)ハウスメーカー注文住宅や、建売住宅などを手掛けています。土地探しや資金計画、アフターサービスまで、家づくり全般にわたるサービスを行っているのが特徴です。ハウスメーカーの代表的な企業は「住友林業、積水ハウス、大和ハウス、旭化成ホームズ」になります。不動産仲介業者物件の売買・賃貸を仲介しており、主な業務は以下になります。不動産仲介業者の業務内容(1)広告(入居者の募集)(2)内見の立ち会い~入居申し込み受領(3)重要事項説明~賃貸借契約の締結~鍵の受け渡し住宅販売会社分譲会社から委託を受けて新築住宅を販売しており、一戸建てやマンションの販売を手掛けています。管理会社貸主に代わって、消費者の手に渡った不動産を管理します。管理・維持のための業務は「集金管理」「入居者管理」「更新・終了・清算」「建物管理」などたくさんの業務があります。また、不動産業界についてより詳しく知りたい方は、以下に記事を紹介しますので併せてご覧ください。不動産業界完全攻略記事一覧不動産業界完全攻略記事まとめ1.不動産業界の仕組み(開発、流通、管理)と業種(住宅、マンション、ビル、住宅設備)について2.不動産業界の仕事内容3.不動産業界の今後の課題や動向4.不動産業界で売上が高い企業ランキング5.不動産業界で年収が高い企業ランキング6.不動産業界の業界研究にオススメの本7.不動産業界の志望動機の書き方(大手内定者ES例文あり)8.不動産業界の自己PRの書き方(大手内定者ES例文あり)三井不動産とは三井不動産とは、総合デベロッパーとして日本の不動産業界を牽引する会社です。不動産会社とは、街づくりの企画、土地開発、物件の売買、テナント業、仲介、管理など幅広い業務を扱うのが特徴的です。その中でも企画・開発を中心的に行う開発事業者のことを「デベロッパー」と呼び、特にオフィスビルやマンションだけでなく、商業施設、レジャー施設なども総合的に事業対象とするものを「総合デベロッパー」としています。業界二番の三菱地所では売上高の多くをオフィスビルの賃貸で賄っている一方で、三井不動産は事業ポートフォリオのバランスがよく、オフィス賃貸、商業施設、住宅分譲など多くのセグメントで収益をあげています。三井不動産は、オフィス・商業施設・住宅等を絡めた街の複合開発を強みとしていて、具体的に有名な商業施設では、郊外型の「ららぽーと」、地域密着の近隣型「ララガーデン」、ブランドアイテムのショッピングが楽しめる「三井アウトレットパーク」などがあります。そして事業内容は、国内にとどまらず海外にも展開しています。1972年以来、欧米の主要都市におけるビル事業やハワイでのホテル事業を手がけ、今後は欧米における優良なポートフォリオの構築や成長性の高いアジアでの開発事業を推進し、三井不動産グループの活動エリアを世界中へ広げようとしています。三井不動産が求める人物像・素養三井不動産の求める人物像三井不動産が求める人物像を考えるにあたってホームページに掲載されている三井不動産のステートメント・ビジョン・ミッションを見ていきたいと思います。・GROUPSTATEMENT(声明)「都市に豊かさと潤いを」・GROUPVISION(私たちはどうありたいか)①「&」マークの理念「&」マークに象徴される「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、社会・経済の発展と地球環境の保全に貢献する。②進化と価値創造多様な「知」を取り入れ融合させることにより、国内外で新たな価値を創造する。社会環境・市場環境などの変化とそのグローバルな潮流を積極的にとらえる。③成長性と収益性に富んだ三井不動産グループ三井不動産グループ総体の力を公正にいかんなく発揮することによって、「成長性と収益性に富んだ三井不動産グループ」を実現する。・GROUPMISSION(私たちに今求められていること)①ビジネスとくらしに関するソリューションとサービスの提供豊かさと潤いをもたらし、安全・安心で魅力にあふれる空間とソフト、サービスを提供して、街の価値を最大化する。多彩で革新的なソリューションを提供して、不動産投資市場の成長に貢献する。②グローバルな視野で顧客のパートナーへ顧客をビジネスの創造ならびに進化・発展の基盤と考える。顧客が真に求めているものを多面的に把握し、グループの総力で提案・実現する。顧客のパートナーとして、高い評価を獲得し続け、ブランド価値を高める。③企業価値の向上持続的な利益成長を図るとともに、不断のイノベーションを行うことにより企業価値を向上させる。経営資源の最適活用ならびに効率経営を追求する。常にリスクに対して適正なマネジメントを行う。④個の力を高め結集してグループの力へ多彩な人材、多様な価値観を融合し、パイオニア精神に満ちた独創性を育む。個々人がプロフェッショナルな知識・能力を磨き、互いに共有して、付加価値創造力を高める。企業倫理と規律、コンプライアンスについて、常に高い意識を持って行動する。引用:三井不動産ホームページまずGROUPVISIONは、「私たちは現代の社会環境に適応しながら新しい価値を生み出し、多様な人々が共生・共存できる都市を作るべきである」と書かれています。ここからは、不動産業界における時代に沿った新しい価値を見出す力が必要であることが分かります。そのためGROUPVISIONを達成するためには、「常にチャレンジ精神がある人」、「環境変化に対する適応力のある人」が求められます。そしてGROUPMISSIONは、「私たちは個の力を結集し、顧客に寄り添いながら事業を推進することで、グループ全体として成長し続け、都市に豊かさと潤いを与えるべきである」と書かれています。そのためGROUPMISSIONを達成するためには、「個の能力を共有しグループとして向上していく力がある人」が求められます。【三井不動産が求める人物像のまとめ】三井不動産に求められる人物像は、不動産事業を通して都市に豊かさや潤いを与えるために、「環境変化に対する適応力」、「持続的なチャレンジ精神」、「個の能力を共有しグループ全体として向上する力」を持つ人物である。三井不動産の求める素養不動産業界は事業内容が多岐に渡っており、特に不動産ディベロッパーはゼネコンや各種テナントなど、様々な関係者を取りまとめプロジェクト全体をオーガナイズする役割を担います。このことを踏まえて求められる素養を以下にまとめます。①〈多様な関係者をまとめて計画を実現するリーダーシップ〉1つ目に、多様な関係者を取りまとめ大規模なプロジェクトを成功に導くリーダーシップが挙げられます。前述したように、不動産業界では企画・開発(ディベロッパー)、流通、管理と多くの場面で他業者と協力することになり、プロジェクトの全体像を把握する能力が求められます。つまりこうした業務の中では、社内・社外の関係者と上手く信頼関係を構築し、彼らと密に協力しながらプロジェクト全体を牽引するリーダーシップが求められると考えられます。②〈魅力的な企画を自ら作り出す創造力・構想力〉2つ目は、価値ある不動産プロジェクトを生み出す企画力・創造力です。事業者は、プロジェクトで扱う土地や建物に対しその効用を高め、顧客満足度を上げることが求められます。そのため不動産ディベロッパーは、顧客のニーズを細部まで再現できるように汲み取った上で、それに応えられるような魅力的なコンセプトやプランを作り上げる能力が求められます。【三井不動産が求める素養のまとめ】・多様な関係者をまとめて計画を実現するリーダーシップ・魅力的な企画を自ら作り出す創造力・構想力以上を踏まえると、ES、面接などの自己PRや志望動機では、あなた自身が行った計画や提案により何かを作り上げ、結果としてどこに価値を見出だせたのかを述べると良いでしょう。三井不動産のサマーインターン内容ここでは、22卒向け三井不動産のサマーインターンの実施内容を紹介します。三井不動産SummerCollege~デベロッパービジネスの進化~3コースから1つを選択していただきます。※全てのコースにおける共通内容・デベロッパービジネスの理解・現場社員との交流■Aコース<2日間>街づくり体感インターン~日本橋の未来を創造する~・当社プロジェクトをモデルにしたワーク■Bコース<2日間>新価値創造インターン~三井不動産のオープンイノベーションを体感する~【ベンチャー共創事業部共催】・ベンチャー共創事業部によるレクチャー・イントレプレナー(社内起業家)ワークショップ■Cコース<2日間>グローバルインターン(オンライン)~アジアにおける街づくり事業の本質を学ぶ~【海外事業本部共催】・海外における当社事業展開についてのレクチャー・アジアの商業施設展開に関するワークインターンの実施内容ここでは、20卒向け三井不動産のサマーインターンの実施内容を紹介します。開催時期9月中旬実施日数・勤務時間2日間9:00~18:00ワーク内容参加者6人で1グループとし、「日本橋三井タワー」の仮想再開発案を立てる。ビルの営業・企画・事業の視点から各要素を考え、区画にどんなコンセプトのビルを建てるのかを立案する。ビルの企画立案に必要な手法を学びながらディベロッパーという仕事を考え、最終的には、資料をもとに費用まで計算しプレゼンテーションを行う。社員交流インターン時間内に軽食が出され、社員の方と話す機会がある。社員の数が限られているためあまり多くは話せない。雰囲気参加学生が非常に優秀であり、どのグループも建設的な議論が活発に行われる。2日間と短い時間なので、各役割が要求に合わせて適切に効率良く進めていく。社員の方のフィードバックもレベルが高いので、常に頭をフル回転させて積極的に議論や学びに望む必要がある。unistyleでは他にも過去のインターンレポートを多数掲載しているので参考にしてみて下さい。三井不動産のインターンレポートはこちら三井不動産のインターン選考フローここでは、22卒向け夏インターンの選考フローについて紹介します。▼エントリー動画提出・適性検査受検締め切り7月28日(火)正午12:00※エントリー動画提出時に、参加希望コースを選択していただきます。※エントリー動画内容:①ご自身について、30秒でお話しください。②希望コースの選択理由を30秒でお話しください。▼エントリー動画・適性検査合格通知合格された方に、追加適性検査と、コース別の選考をご案内します。▼コース別選考ご提出いただいたエントリー動画、適性検査、および各コースの選考結果をふまえ、結果をご連絡いたします。■Aコース選考(グループディスカッション選考)8月18日(火)、8月19日(水)※開催時間は、選考を通過された方にご案内します。※コロナウイルス感染症の感染拡大の情勢を鑑み、選考方法を変更する場合があります。■Bコース選考(追加エントリーシート提出)※締め切りは、選考を通過された方にご案内します。■Cコース選考(オンライン面談)8月24日(月)、8月25日(火)引用:三井不動産インターンページ三井不動産のサマーインターン選考録画面接(エントリー動画)対策三井不動産のサマーインターンエントリー動画設問◆設問1:ご自身について、30秒でお話しください。◆設問2:希望コースの選択理由を30秒でお話しください。三井不動産の22卒向けサマーインターンの選考では、最初にエントリー動画の提出が求められています。設問は2つでそれぞれ30秒間の録画面接形式になります。録画面接とは、自身の持つスマートフォンやパソコンで自撮り録画して提出する形となっております。質問される内容が決まっている場合や録画が開始してから質問が提示されて答える場合などがあり、企業によって異なります。録画面接では、身だしなみやハキハキと喋れているか等の「印象面」も重要な評価ポイントです。以下に「印象面」でチェックするべきポイントを紹介するので、是非参考にしてください。スーツの着こなしなどの身だしなみは問題ないか?姿勢が猫背になっていないか?声の大きさ・話す速さなど、聞き取りやすい話し方ができているか?笑顔など、好印象を与える表情ができているか?話している際、しっかりと視線を前に向けて話せているか?上記に挙げた例を参考に、面接でよく聞かれる質問例やその回答に使えそうなフレーズなどをあらかじめ調べておき、文字に起こして用意しておくと良いでしょう。ここからは、それぞれの設問について具体的な回答方針について見ていきます。◆設問1:ご自身について、30秒でお話しください。この設問では自己PRを答えます。就活生が企業に自己PRすべきことは「企業にとって採用しなかったら損する人材である」ということです。ここで重要なのは、三井不動産の求める人物像にある内容と自分の強みを照らし合わせながら書くことです。自己PRを書く際は下記のフレームワークを参考にしてみてください。参考:参考:◆設問2:希望コースの選択理由を30秒でお話しください。この設問では、いわゆる「志望動機」を聞かれています。企業が志望動機を質問する目的としては、(1)自社への志望度を知りたい、(2)入社の際のモチベーションを知りたいという2つが主に挙げられます。そのため上記2つの目的を網羅する論理的な志望動機を伝え、志望している理由を、企業の採用担当者に納得してもらう必要があります。また、今回の設問は「インターン参加への志望動機」となります。そのため、"このインターンで何を学びたいのか・このインターンに参加することによってどのような姿になりたいのか"などを書けると、高い評価を得ることができます。志望動機の大まかな構成については以下のフレームワークを参考にしてみてください。参考:参考:三井不動産のサマーインターン選考Webテスト対策三井不動産の夏インターン選考のWebテストにはTG-WEBが課されています。TG-WEBとは「TG-WEB」とは、SPIや玉手箱と並ぶWebテスト(適性検査)の一種です。ヒューマネージ社の作成する自宅受験型の適性検査で、他の適性検査と問題形式が異なり「従来型」と「新型」があることから、問題の傾向が異なるのでそれぞれに対する対策が必要になります。「従来型」「従来型」では他の適性検査とは異なる、馴染みのない比較的難しい問題が課されます。言語では、長文読解や空欄補充、並べ替えなどが出題されます。特に長文では専門的な内容や抽象的な内容が多いことが特徴とされています。計数では、暗号や展開図などSPIでは見ないような問題が課されます。また、推論の問題も出題されますが、他社のテストよりも難しいことが特徴です。科目【言語】■問題数と時間12問/12分■内容空欄補充(熟語・接続詞)/空欄補充(二語補充)/文字の並べ替え/長文読解・趣旨把握)■ポイント文章読解の問題が出題されます。1問あたりに1分で解かなければ完答できないので、あまり読み込み過ぎず手際よく解いていくことがポイントになります。【計数】■問題数と時間9問/18分■内容積木問題/立体の切り口/積木の切断個数/経路問題/一筆書き/折り紙/タイル敷詰め/サイコロ/サイクロイド/暗号/場合の数/平行四辺形・立体・直方体の数/多面体の辺・頂点の数/数列(郡順列・表型)/論理・待遇と三段論法/推論(順位付け・嘘つき・じゃんけん・表で整理)/集合(SPIレベル・3つの質問・集合)■ポイント・基本的に9問のうち4問が図形・パズル形式、5問が推論形式の問題となっています。推論形式の問題については、文章から推測して解くタイプの問題であり、SPIの非言語分野で出題される推論の問題と似ています。図形・パズル形式の問題は複雑な図形の展開図を問う問題など、比較的難しい問題が出題されます。SPIなどで出題されない問題であるため注意が必要です。【英語】■問題数と時間10問/15分■ポイント全体で2つの長文が用意され、1つの長文につき5つの設問が課されます。それぞれの設問では、空所補充、語句の言い換え、内容一致などの問題がランダムに出題されます。大学受験などで課されるような一般的な長文読解の問題としてイメージして良いと思います。また、Webテストであるため辞書を引くことも可能ですが、制限時間を考えるとそう何度も辞書を引く余裕は無いと思います。辞書を使わないのがベストですが、もし使うとしても回答する上で重要となる単語だけにした方が良いでしょう。「新型」一方新型では、比較的難しくない問題を短時間で数多く課されます。言語では、従来型では出題されない同義語や対義語と言った単発的な問題が出題されます。計数では、SPIで課されるような方程式を使う問題や四則演算、図表を使った問題が課されるようです。科目【言語】■問題数と時間34問/7分■内容空欄補充(熟語・接続詞)/空欄補充(二語補充)/文字の並べ替え/長文読解・趣旨把握)■ポイント文章読解の問題が数問と、単語の同義語・対義語・意味などを問う語彙問題が課されます。割合としては語彙問題の方が多く、従来型の問題よりもスピードを意識して解くことが重要です。語彙問題のレベルとしてはそこまで難しくはありません。難問というよりは、社会人として必要となるレベルの問題だと言えるでしょう。ただ、語彙問題においては予め知識が必要です。【計数】■問題数と時間36問/8分■内容積木問題/立体の切り口/積木の切断個数/経路問題/一筆書き/折り紙/タイル敷詰め/サイコロ/サイクロイド/暗号/場合の数/平行四辺形・立体・直方体の数/多面体の辺・頂点の数/数列(郡順列・表型)/論理・待遇と三段論法/推論(順位付け・嘘つき・じゃんけん・表で整理)/集合(SPIレベル・3つの質問・集合)■ポイント基本的に36問のうち6問が図表の読み取り問題、30問が四則逆算の問題という構成となっています。問題自体の難易度はそこまで高くありませんが、8分という短時間で解く必要があるという点で正確に素早く解くことが求められます。【英語】■問題数と時間10問/15分■ポイント英語は「従来型」同様、全体で2つの長文が用意され、1つの長文につき5つの設問が課されます。それぞれの設問では、空所補充、語句の言い換え、内容一致などの問題がランダムに出題されます大学受験などで課されるような一般的な長文読解の問題としてイメージして良いと思います。また、Webテストであるため辞書を引くことも可能ですが、制限時間を考えるとそう何度も辞書を引く余裕は無いと思います。辞書を使わないのがベストですが、もし使うとしても回答する上で重要となる単語だけにした方が良いでしょう。「従来型」「新型」で問題形式が大きく異なります。例えば、一度ある企業でTG-WEBを受験していた場合、次に受ける企業で「TG-WEB」を受けても「従来型」「新型」で異なる場合もあります。一度受験した形式が他の企業でも同じ形式であるという保証はないので注意が必要です。それぞれの問題形式についてもしっかりと把握しておきましょう。下記で出題される科目のごとの問題数と所要時間をまとめているので参考にしてみてください。TG-WEBの関連記事三井不動産のサマーインターン選考Web面接対策Cコース選考はWeb面接があります。ここではの記事を参考にWeb面接の頻出質問について、解説していきます。WEB面接は、「一次面接などの初期段階の面接選考」で用いられることが多いと言われています。「一次面接から最終面接まですべてWEB面接」という企業は稀ですし、基本的にはES選考の次の選考ステップとして用いられる場合が多いです。そのため、WEB面接の頻出質問は基本的に一次面接の頻出質問と類似するケースがほとんどです。それらを踏まえた上でWEB面接の頻出質問を紹介すると、以下の3点が挙げられます。自己紹介学生時代頑張ったこと(ガクチカ)に関する質問自己PRに関する質問自己紹介自己紹介で話すべき内容は以下の4点です。●基本情報(氏名/大学/学部/学科/学年)●学生時代(大学生時代)に取り組んできた活動●(最後の)挨拶●その他ただ、全ての企業の面接で同様の内容を話せばいいというものでもなく、「30秒・1分・3分」など企業によって条件を指定される場合もあります。具体例や回答ポイントを確認したい方は、『』の記事をご覧ください。学生時代頑張ったこと(ガクチカ)に関する質問「学生時代頑張ったこと(ガクチカ)」に関し、面接での頻出質問としては以下のようなものが挙げられます。(1)自己紹介をしてください(2)学生時代最も頑張ったこと(力を入れたこと)を教えてください(3)学生時代に取り組んだことについて、なぜ取り組んだのか教えてください(4)学生時代に取り組んだことの魅力について、知らない人にも理解できるように説明してください(5)取組における目標とその目標を設定した理由を教えてください(6)取組における最大の困難について教えてください(7)取組における課題について、それに気づいた背景やきっかけを教えてください(8)取組における困難及び課題をどのように乗り越えたのか、結果も踏まえて教えてください(9)取組における反省点と、当時に戻れるとしたら改善したいと思うことを教えてください(10)取組における学びとそれを社会でどのように活かすか教えてください上記に挙げた質問の回答ポイントに関しては、『』の記事をご覧ください。自己PRに関する質問「自己PR」に関し、面接での頻出質問としては以下のようなものが挙げられます。(1)あなたの強みとそれを表す具体的なエピソードを教えて下さい。(2)あなたは周囲の人からどのような人だと言われますか?(3)あなたは集団や組織に置いてどのような役割・分担を担うことが多いですか?(4)あなたの強みを社会・企業でどのように活かせるのか教えて下さい。(5)あなたのモチベーションの源泉について教えて下さい。(6)あなたの「喜怒哀楽」を教えて下さい。(7)あなたの大切にしている価値観とそれが形成されたきっかけについて教えて下さい。(8)あなたの長所と短所について教えて下さい。(9)最大の挫折経験について教えて下さい。上記に挙げた質問の回答ポイントに関しては、『』の記事をご覧ください。【関連記事】また、志望動機に関する質問も聞かれる可能性は十分にあります。志望動機に関する頻出質問と回答ポイントを確認したい方は、『』の記事をご覧ください。【関連記事】三井不動産のサマーインターン選考グループディスカッション(GD)対策Aコース選考はGDを行います。GDの流れは【時間配分決定→定義確認→現状分析→施策検討】というような形になります。(例:自動運転のタクシーが普及するための施策を検討せよ。)ここでは、の記事を参考にグループディスカッションに必要な基本的な考え方を紹介します。グループディスカッションにおいては①議論に臨む基本姿勢・②議論のテーマや流れへの理解力・③自身の意見の主張力・④議論を統率するリーダーシップと、企業は大きくこれら4点を評価しています。順番に説明していきます。①議論に臨む基本姿勢とは、「ビジネスパーソンとしての基本的なマナーが備わっているか」を見ています。具体的には、人の意見を遮らず聞けるか、他者に発言を促すといった気配りが出来るかなどが基本姿勢に該当します。②議論のテーマや流れへの理解力とは「議論が今どの段階にあって、何について話すべきかを適切に見極められるか」を見ています。具体的には議論の流れに沿って話せるか、議論の最終的な目的を踏まえて話を展開できるかなどが理解力に該当します。③自身の意見の主張力とは「しっかりと自身の意見を他者に伝え、アウトプットによい影響を与えられるか」を見ています。具体的には根拠に基づき主張を展開できるか、簡潔にわかりやすい主張ができるかなどが主張力に該当します。④議論を統率するリーダーシップとは「自らグループの意見を統率して牽引する動きができるか」を見ています。具体的には問題を的確に理解し、議論の方向性を決められるか、時間内に結論を出すべく議論を進行できるかがリーダシップに該当します。グループディスカッションにおける一般的な問題解決の流れに関しては以下のフレームワークに沿って行ってみてください。グループディスカッション(GD)は慣れや本番での立ち回りによって大きく評価が左右されてきます。グループディスカッション(GD)の対策については以下の記事を参考に対策をしておきましょう。【関連記事】最後に三井不動産のインターンシップは人気があり、かなりの倍率となることが予想されます。そのため業界・企業研究、選考対策を入念に行った上で選考に臨みましょう。本記事が皆様の就職活動の一助となれば幸いです。【関連記事】三井不動産の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから
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本記事では、三井不動産の内定者を採用大学・男女別・文理別の3つの観点でまとめていきます。本記事の構成三井不動産の採用大学内訳三井不動産の男女別採用人数三井不動産の文理別の採用人数三井不動産の選考レポート三井不動産の本選考合格者ES最後に三井不動産の合格者ESはこちらから三井不動産は、不動産ディベロッパー業界の中でも最上位に位置し、総合ディベロッパーとして日本の不動産業界を牽引しています。業界第2位の三菱地所では売上高の多くをオフィスビルの賃貸で賄っている一方で、三井不動産は事業ポートフォリオのバランスがよく、オフィス賃貸、商業施設、住宅分譲など多種多様なセグメントで収益をあげています。三井不動産の採用大学内訳三井不動産の採用大学は次のようになっています。過去三年間の採用大学内訳参考:就職四季報2020年度版なお、不動産業界を志望する就活生には就職エージェントneoの利用がオススメです。アドバイザーから、不動産業界を志望する理由を基に、ほかに受けるべき企業に関するアドバイスなどが受けられます。少しでも興味があるという方は、下記の画像をクリックしてサービスを利用してみてください。採用大学一覧慶應義塾大学、一橋大学、東京大学、早稲田大学、上智大学、青山学院大学、東北大学、神戸大学、横浜市立大学、東京大学大学院、早稲田大学大学院、東京工業大学大学院、京都大学大学院、大阪大学大学院、中央大学、インペリアル・カレッジ・ロンドン、東京工業高等専門学校、八戸工業高等専門学校、京都大学、国際基督教大学、立教大学、フェリス女学院大学、慶應義塾大学大学院、筑波大学大学院、東北大学大学院、イリノイ大学大学院、筑波大学、横浜国立大学、大阪大学、名古屋大学、近畿大学、学習院大学、駒澤大学、日本女子大学、ロンドン大学大学院、木更津工業高等専門学校、佐世保工業高等専門学校、北九州工業高等専門学校三井不動産の男女別採用人数三井不動産の過去3年間の男女別採用人数は次のようになっています。参考:就職四季報2020年度版三井不動産の文理別採用人数三井不動産の過去3年分の文理別採用人数は次のようになっています。参考:就職四季報2020年度版三井不動産の選考レポート今回は、三井不動産の総合職に合格した20卒の体験記を一部抜粋して紹介します。三井不動産の選考レポートはこちらから本選考のフローについて結果連絡を含めてお答えください。ES+筆記試験(締め切りの数日後にメールで連絡)→1次面接(1時間後に電話で連絡)→2次面接(当日夜に電話で連絡)→最終面接(1時間後に電話で連絡)本選考のためにした準備についてお答えください。デベロッパー特有の選考準備は特にないが、キーポイントになるのはウェブテストの出来、OB訪問での内容が面接で話せること、明るくハキハキした立ち振る舞いができるの3点だろう。ウェブテストは勉強するしかないのだが、抑えの企業で受けてから苦手部分を重点的に参考書で学ぶのが効率的だろう。OB訪問はするべきだと思うが、回数を追い求めるのではなく、ミスマッチを防ぐ・面白い話を取りに行く、くらいの位置づけで3人会えば十分。あとは面接に向けて、フィットしたスーツ、清潔感ある髪型、ハキハキした話し方を実践すれば問題ない。それぞれの面接およびGDについて、社員の人数および役職、面接を受ける学生の人数、面接会場、面接時間、質問内容、面接の雰囲気、面接の感想についてご記入ください。面接がない場合は「なし」とお答えください。【1次面接】若手社員2人と学生1人の個人面接。場所は本社ビル。30分程度。年も近いことがあってか、非常にフランク。笑いが起きる場面も何度もあった。内容は基本はESの深堀り。特にトリッキーな質問や回答に困ることはなかった。【2次面接】40歳くらいの中堅社員1人と個人面接。場所は本社ビル。ESに沿って質問をしたり、それに関連した会話が自然な流れで行われる。雰囲気はフランク。社員訪問で印象に残っている話を聞かれたり、三菱地所との違いを聞かれたりなど、志望度の高さをみているような場面がちらほらとある。【最終面接】役員レベルの社員4人と三井本館の豪華な客室で最終面接。雰囲気は会場の厳かさの割には温かい。面接官までの距離がかなり遠いため、声を張る必要がある。事前にこれまでの人生をモチベーショングラフとして書くため、それを元に小さいころからの経験・志向性などを問われる。また、志望動機、三菱地所との違いをビジネス・社風の面から、三井不動産の好きな物件、社員訪問をどの程度したか、休みの日は何をするか、などを聞かれる。本選考において評価されたと感じたポイントや選考において重視されていたと思う点についてお答えください。明朗快活な受け答えと、清潔感は必須レベルで大事だと思う。ここがないと内容云々の話ではない。三井不動産の社風はとにかく明るく社交的。面接で会話することを楽しむくらいの勢いで臨みたい。面接自体は、面接官が自由に質問してくるスタイルが多いと感じたので、考えてきたことを発表するのではなく、アドリブを含めてその場の会話を他の事務ことに注力したほうが良い。面接・GDなど各選考フローにおいて心がけていたことをお答えください。明朗快活に答えること。これは外せない。三井不動産は面接3回のみでGDはないため、個人プレイで内定まで行ける。面接で答えられないとまずいのは「うちの社員の話で印象に残っている話は」だろう。あらかじめ社員の名前と内容は想定しておいた方が良い。OB訪問していなくてもネットの社員談などをインプットしておくのが良いだろう。三井不動産の合格者ESここでは三井不動産の合格者ESを3つ紹介します。三井不動産の合格者ESはこちらから2020年卒(総合職)この合格者ESはこちらから志望理由について(300字)私は貴社の理念と働く社員の方々に魅力を感じている。私は「経年優化」の理念を日本橋で体感した。日本橋には、歴史的街並みと現代的な洗練さが融合された他の街にはない魅力があった。そして地域の良さを活かしながら新しい価値が創造されていた。そこで私もただ建物を作るだけでなく、エリア全体として価値を高める街づくりをしたいと感じた。また私はこれまで、インターンシップや社員訪問で多くの社員の方にお会いした。そこで誰もが生き生きと仕事について語る様子に憧れを抱いた。私は、所属する部活で全部員を巻き込んで分断を1つにまとめた経験を貴社で活かせると考えている。貴社でエリアマネジメントを意識した街づくりを行いたい。仕事をする上で大事にしたい価値観について(300字)自分の意見を押し付けすぎないことだ。私は小学校から高校まで同じ学校に12年通う中で、意見が対立する場面に何度も直面した。また大学でも、部内で意見が合わず議論になることが多々あった。こうした経験から私は、同じ組織でも人によって考え方は異なると強く学ぶことになった。これから働く上で、私は様々な環境で育ってきた人と接することになると考えている。そしてその中には、今までより互いの意見が対立する場面もあるはずだ。しかしそういう時こそ、私は相手の意見を尊重することを大切にしたい。どのような仕事でも自分1人で完結させることはできない。そのため相手と信頼関係を築き、協力することでより良いものを作っていきたい。今のあなたを形成するうえでの重要な経験(競った事、失敗した事、成功した事等)についてお伺いします。以下期間における経験内容の詳細・経緯、またその経験が、今のあなたの考え方や行動にどうつながっているのかをお書きください。【1】大学入学までの経験経験の詳細今のあなたの考え方や行動にどうつながっているのか(350字)中高5年間、私はテニスに打ち込んだ。その中でも1番大きな成果を出したのは、中学2年生の秋だった。私は予選を勝ち抜き、ダブルス都大会出場が決まった。しかし都大会3日前、私は体育の授業で左腕を骨折してしまった。ペアの人に迷惑をかけることになる上、試合を諦めるのは嫌だった。そこで私は腕にギプスをしたまま出場することに決め、急遽2日間でギプスでも試合できるよう練習した。そして大会では格上の相手も多かったが相手の弱点を見極めてプレーし、最後まで諦めなかった。その結果、見事都大会5位入賞することができた。私はこの経験から、困難な状況でも粘り強く行動する力が付いた。そして自分で決めたことは最後までやり遂げるようになった。その成果として、年1回の中高部内戦で、中3から高2までの3年間連覇することができた。今のあなたを形成するうえでの重要な経験(競った事、失敗した事、成功した事等)についてお伺いします。以下期間における経験内容の詳細・経緯、またその経験が、今のあなたの考え方や行動にどうつながっているのかをお書きください。【2】大学・大学院の学生生活での経験経験の詳細今のあなたの考え方や行動にどうつながっているのか(350字)私は全員の共感を獲得して分断を無くすため、部員の立場に応じて異なる接し方をしていた。立場の弱い人には、まず積極的に会話をした。そして味方として信頼を得てから、現状改善への共感を獲得した。一方立場の強い人には、点数を重視する考えに理解を示した上で現在の部活の問題点を説明した。そして結果にこだわることで逆効果になっていると納得してもらった。全員の意識を1つにしたことで点数主義の傾向が収まり、部内の団結力を高めることに成功した。この経験から、私は視野を広く持つことの大切さを学んだ。実力の高い選手も低い選手も、上達してチームに貢献できるよう努力しているという点は同じだったが、結果だけに目を向けたことで選手間に強い優劣意識が生じてしまった。そのためそれ以来、物事を多面的に捉えることを常に心がけている。今のあなたを形成するうえでの重要な経験(競った事、失敗した事、成功した事等)についてお伺いします。以下期間における経験内容の詳細・経緯、またその経験が、今のあなたの考え方や行動にどうつながっているのかをお書きください。【3】大学・大学院の学生生活での経験経験の詳細今のあなたの考え方や行動にどうつながっているのか(350字)原稿から印刷まで全て手作業で、20人でP.170の冊子を1600部、わずか1か月で完成させる必要があった。作業に多く参加していた私は次の3つを行った。1つ目は積極的な呼びかけ。参加率が低い人を直接誘い、参加しやすい状況を作るようにした。2つ目は作業方法の改善。単調な作業時に音楽をかけたり休憩回数を増やしたりして、効率化を図った。3つ目は進捗の可視化。随時行うことで全員が共通の目標を持てるようにした。また作業を休んだ人でも次の作業を共有できるようにし、参加への抵抗感を減らした。結果、全体の作業参加率が上昇し、無事期限内に完成できた。学園祭で配布すると多くの受験生が喜んで受け取ってくれ、私も大きな喜びを感じた。この経験から、集団で取り組む時の共通意識の大切さと誰かのために頑張るやりがいを学んだ。2020年卒(総合職)この合格者ESはこちらからあなたが三井不動産を志望する理由についてお書きください。(300文字以下)貴社を志望する理由は二つあります。一つは、地域住民を巻き込む街づくりのダイナミックさに惹かれたからです。私は神戸出身で震災後の街の復興について親から聞き、街づくりに興味を持ったため、都市環境問題を工学的に扱う都市工学を専攻しました。住民の生活のための交通結節性の向上や水辺空間創出による快適性、安全を追求した防災に再開発事業が直接関わり、地域住民への影響の大きさに驚きました。次に、貴社の社員の仕事への熱意を感じたからです。私は現在部活動に励んでおり、日本一と高い目標に向けて日々仲間と過ごしています。私は社会に出ても仕事を愛しながら真摯に向き合いたく、貴社での雰囲気と合致していると感じました。あなた自身が社会に出て仕事をするうえで「これだけは譲れない」と考えることについてご自由にお書きください。(300文字以下)私は海外で働きたいという思いが強く、理由として二つあります。一つは、父親の影響です。私の父は貿易会社を営んでおり、月に何度も出張で海外に行きます。そんな父の背中を幼い頃から見て育った私は海外で働くことへの強い憧れを抱きました。二つ目は、日本で育った外国人として日本の良さを海外に伝えたいと感じたからです。国際学校に通っていて他国の文化や価値観に理解がありながらずっと住んでいる日本の文化や技術の良さを知る私だからこそ、海外と日本を繋ぐ架け橋のような存在になりたいです。貴社では長期経営方針で海外事業利益を伸ばす方針があるため、私が入社してから海外でビジネスを行うチャンスが大いにあると感じました。大学入学までの経験にテーマをつけてください。(50文字以下)小中高それぞれで出会った違った文化や価値観を持った人との交流によって得た柔軟性。大学入学までの経験について取り組んだ理由・背景を入力ください。(150文字以下)インターナショナルスクールで様々な国からきた友人、地元でできた友人、灘校でできた友人がいまして、文化や価値観が違った人と多く交流することができました。私はポルトガルと日本、中国のミックスであり、小さい頃から周りの友達と違う文化を持っていることを感じたことが多く、人との交流と会話を大事にしてきました。大学入学までの経験の詳細と、その経験が今のあなたの考え方や行動にどうつながっているのかをお書きください。(350文字以下)特に、小学校では宗教の価値観を重んじる友人や様々な文化を持つ友人が多かったです。髪や髭を切ってはいけないシク教を信仰している友人はターバンを巻くため、日本で非常に目立っていました。見た目こそ違っても、話せば日本人となんら変わらないにも関わらず、メディアによってテロなどを連想し勝手なレッテルを貼る人もいました。このような経験から、出会った人を見た目や宗教、国籍で判断するのではなく、話していく中で理解を深めることが大事だと思うようになりました。そのため、私は人との会話を大事にし、個人の思考や価値観を認識することを心がけています。グローバル化が促進されていく現在の社会では、私の持つこの考え方を多くの人に共有することで、差別や偏見のない世界ができると考えます。大学・大学院の学生生活での経験(その1)にテーマをつけてください。(50文字以下)ラクロスで学生日本一への挑戦。大学・大学院の学生生活での経験(その1)の時期(または期間)を具体的にお書きください。(50文字以下)2016年5月~現在大学・大学院の学生生活での経験(その1)について取り組んだ理由・背景を入力ください。(150文字以下)私は負けず嫌いで一番への拘りが強く、高校受験も大学受験も一番を意識して受験しました。一方、スポーツも大好きであったが大学入学までスポーツで一番になることは縁のない話でした。しかし、東京大学ラクロス部男子は学内でも最も日本一に近い集団であり、私にも日本一になるチャンスがあるのだと思い、現在も必死になっています。大学・大学院の学生生活での経験(その1)の詳細と、その経験が今のあなたの考え方や行動にどうつながっているのかをお書きください。私は現在東京大学運動会ラクロス部男子で、学生コーチを務めています。コーチになってから、自分が活躍することよりも、チームとして勝つにはどうすればいいのかについて思考するようになりました。組織を強くするには当然個を強くする必要があり、個々のメンバーの能力を最大限活かせる環境そして成長サイクルが速い環境づくりが大切だと感じました。チームへの帰属意識を持ってもらい安心して自分らしいプレイをしてもらうために選手との密なコミュニケーションを怠らないようにし、ラクロスでの成長を促すために思考と試行を繰り返すPDCAサイクルを回す問いを投げかけて指導するようになりました。私自身もチーム力の強化のために、思考と試行を絶えず行い、至高のチームを作りあげるように尽力しています。大学・大学院の学生生活での経験(その2)にテーマをつけてください。(50文字以下)チームの良くない意識に気づき、周りを巻き込んで意識を変化させる。大学・大学院の学生生活での経験(その2)の時期(または期間)を具体的にお書きください。(50文字以下)2018年6月~2018年11月大学・大学院の学生生活での経験(その2)について取り組んだ理由・背景を入力ください。(150文字以下)私は、2018年の夏に東京大学ラクロス部男子Bチームの幹部や主将を任されました。当時のBチームは、練習での雰囲気がゆるく、また部活生として守らなければならないごく当たり前のルールがおろそかになっていました。この違和感に私と他の幹部、コーチ陣は気づき、日本一を目指す集団としてふさわしくないと判断しました。大学・大学院の学生生活での経験(その2)の詳細と、その経験が今のあなたの考え方や行動にどうつながっているのかをお書きください。(350文字以下)グラウンド時間が決まっているのに、時間を超えて着替えを行っていた選手達にだけ罰走を行うのではなく、当時B主将であった私も一緒に走りました。細かいルールもしっかり守り魅力的で応援されるようなチームにのみ結果が伴うことを理解してもらいました。練習中でミスに対してカバーをしない選手にも同様の処置を取り、献身的に組織を良い方に向かうように努力しました。努力が実を結び、撤収時間は徹底され、練習中の雰囲気も良くなりました。私はこの経験を通して、チームに対して献身的に働きかけるようになりました。より良い組織にするために、最善の選択は何かを考えて実行するようになりました。現在も学生コーチとして、チーム内の競争力を高めるために、いかに下級生のモチベーションを上げて意識を変革させるかに取り組んでいます。2020年卒(総合職)この合格者ESはこちらからあなたが三井不動産を志望する理由についてお書きください。(300文字以下)様々な人と信頼関係を構築し、大きな価値を創造したいためである。これはアカペラサークルで、異なる想いを持つメンバーを巻き込み新しい演奏形態を創ったこと、その場所でメンバーがイキイキしてる姿に喜びを感じたことに起因する。そのため、関係者と様々な空間を創造し、長きにわたって影響を与える総合ディベロッパーを志望する。その中でも貴社は、「現状をより良くすべく自ら挑戦する」という自身の強みを最大限発揮できると考える。ただ開発をするのではなく「経年優化」など付加価値をつけた街づくりをする貴社のチャレンジ精神に共感した。自身の強みを活かし地権者と信頼関係を築きながら、次世代に誇れる街づくりを貴社で実現したい。あなた自身が社会に出て仕事をするうえで「これだけは譲れない」と考えることについてご自由にお書きください。(300文字以下)「信頼する相手のために自身の強みを発揮できること」である。中高の吹奏楽、大学のアカペラで、目標に向かってチームで活動してきた。メンバーの数だけ考え方があるため、ぶつかり合うこともあった。しかしだからこそ、それぞれの思いと真摯に向き合い理解することで、信頼関係を構築できた。この信頼によって「この人のために頑張ろう」と活動の原動力になった。同時に仲間が信頼してくれたからこそ「誰よりも主体的に取り組み、仲間を巻き込む」という自身の強みを十分に発揮でき、チームの目標の達成に貢献できた。このことから、「明確な目標」「信頼できるメンバー」がある環境こそが、自身の強みを最大限発揮できると考える。今のあなたを形成するうえでの重要な経験(競った事、失敗した事、成功した事等)についてお伺いします。以下期間における経験内容の詳細・経緯、またその経験が、今のあなたの考え方や行動にどうつながっているのかをお書きください。【1】大学入学までの経験【2】【3】大学・大学院の学生生活での経験(2つ)大学入学までの経験にテーマをつけてください。(50文字以下)現在の思考・行動の原点〜高校の弱小吹奏楽部を県大会出場へ〜【1】大学入学までの経験について取り組んだ理由・背景を入力ください。(150文字以下)中学校時代では、県内でも名門の吹奏楽部に所属し、関東大会出場を果たした。しかし高校で入部した吹奏楽部では、予選大会で敗退するような実力であった。私は勝てない理由を「具体的な目標」「実現を可能とする練習」の不足だと見出した。部員のやる気に応えるべく、練習方法を変えることで弱小からの脱却を決意した。大学入学までの経験の時期(または期間)を具体的にお書きください。(50文字以下)2013年8月〜2015年7月大学入学までの経験の詳細と、その経験が今のあなたの考え方や行動にどうつながっているのかをお書きください。(350文字以下)まずは県大会出場という大きな目標を定め、半年分の練習計画を全員で話し合って決めた。どういう演奏を遂げたいか、そのためにどんな練習が必要かを一人ひとりに考えてもらい、目標達成への当事者意識を持たせた。また練習方法も、特定の部員が指導担当していたのを、部員全員で交代制にする提案をした。後輩が指導することに反対する先輩もいたため、指導に自信がない後輩には、マンツーマンで伝授した。その上で、全員が当事者意識を持つ重要性と、指導係を担うことで実力が向上した経験を粘り強く先輩に伝え、指導交代の練習を実現させた。これらの取り組みにより、部員一人ひとりの意識と実力が向上し、県大会に出場する目標も叶った。この経験から、困難な目標を設定する向上心、組織を変革する推進力を身につけ、現在の行動原理にもなっている。【2】大学・大学院の学生生活での経験にテーマをつけてください。(50文字以下)周りを巻き込む力〜チームを一つにまとめ、目標を達成するために〜大学・大学院の学生生活の経験の時期(または期間)を具体的にお書きください。(50文字以下)2016年11月〜2018年10月大学・大学院の学生生活の経験について取り組んだ理由・背景を入力ください。(150文字以下)アカペラサークルのチーム活動において、やるからには高い目標を目指したいという思いから、全国大会出場を目標にしました。しかしなかなか結果が出せない時期が続いたため、メンバーの意欲が低下する問題に直面しました。チームリーダーとして、意欲が高まる練習作りをすることが、実力を高める上でも重要だと考えました。大学・大学院の学生生活の経験の詳細と、その経験が今のあなたの考え方や行動にどうつながっているのかをお書きください。(350文字以下)メンバーの意欲をあげるため、自分が積極的に規範となって周りを巻き込む決意をしました。まず、自身が実力をあげるべく、2年間毎日欠かさず発声練習を行い、。また、メンバーの考えの理解に努めました。1対1で意思疎通をはかり、メンバーの声を練習に取り入れることで、全員の意思を反映した練習を作りました。その結果、信頼関係が構築され、メンバーが自発的に練習するようになり、大会出場の目標を達成できました。この経験を通して、『自ら当事者として主体的に行動する』『信頼関係を築くために相手の意思を尊重する』ことを身につけました。また、チームで一つの目標を成し遂げたことに喜びを感じたため、チームで自らの力を発揮できる仕事に就きたいと考えます。【3】大学・大学院の学生生活での経験にテーマをつけてください。(50文字以下)〜新人が働きやすい校舎作りのために〜大学・大学院の学生生活の経験の時期(または期間)を具体的にお書きください。(50文字以下)2017年6月〜2018年大学・大学院の学生生活の経験について取り組んだ理由・背景を入力ください。(150文字以下)勤め先の学習塾では新人研修が充実していた。しかし新人からは「実際授業をやってから不明なことも出てくるが、先輩に聞きづらく不安。」という声が上がり、実践的な学びを先輩から教える環境が必要だと私は考えた。そこで、講師同士を繋いで「わからない」をなくし、新人が前向きに働ける環境を作ろうと考えた。大学・大学院の学生生活の経験の詳細と、その経験が今のあなたの考え方や行動にどうつながっているのかをお書きください。(350文字以下)まずは、新人それぞれに先輩をメンターとしてつける制度を立案した。業務のことを気軽に聞ける機会を作ることで、新人の「わからない」をなくした。更に、新人が自分の仕事に自信を持つことで前向きに働けるようにすべく、仕事中に見つけた新人の良い働きぶりを、WEB社内報で全体共有した。これにより、他講師が新人を褒めて交流するきっかけを作った。二つの取り組みにより、新人の不安点を改善した上で、他講師と関わりながら前向きに働ける環境を実現した。更に校長からも「新人の活力によって更に明るい校舎になった」と評価を受けた。この経験から、現状の課題解決にとどまらず、更により良くすることへの挑戦心を身につけた。そのため、この強みが発揮できるような、裁量がある仕事に就き、大きな価値を創造したいと考える。最後に本記事では三井不動産の採用実績を採用大学別など複数の切り口でまとめました。unistyleでは何度もお伝えしていますが、採用実績はあくまでも参考程度に留めておきましょう。「」でも述べていますが、学歴は複数ある評価基準のうちの1つの基準でしかありません。自らが志望する企業であれば、採用実績の有無に関わらず選考にぜひ挑戦してみてください。また、こちらの動画では三井不動産の選考対策を解説しています。動画内で「三井不動産」の模擬面接対策をすることもできるので、ぜひご覧ください。三井不動産の選考対策記事は以下の関連記事からお読み頂けます。十分の対策をして選考に臨みましょう。参考記事・・・・
- 三井不動産|求める人材と解説付き内定者ES 52,179 views 三井不動産の本選考ES一覧はこちら今回ご紹介するのは、就活生からの絶大な人気を誇る不動産業界、中でも特に志望者が多い、総合ディベロッパーと呼ばれる職種の内、国内最大級である三井不動産です。三井不動産のエントリーシートは設問数・制限字数ともに比較的ボリュームが多く、どちらかといえば就活生自身の経験や資質を見るような設問が目立ちます。採用ホームページから読み取れる同社の社風や求める人材像などをよく理解した上で、いかに自身がそれにマッチしているかをエントリーシートや面接でアピールできれば良いのではないでしょうか。本記事のコンテンツ・採用HPから働き方の引用(三井不動産が求める人材)・三井不動産設問└【参考】不動産企業内定者の回答・最後に採用HPから働き方の引用(三井不動産が求める人材)三井不動産の新卒採用ホームページには、「求める人材像」というタイトルのコンテンツがありません。しかし「採用への想い」として、同社で働くうえでの価値や想いについて社員の言葉が掲載されています。「採用への想い」街をつくり、未来をつくる。未来は、与えられるものではありません。自ら構想し、挑み続けることで変えていくべきもの。そして、三井不動産で働くということは、プロジェクトや街づくりを通じて、それを実践すること。私は、そう考えて仕事をしています。自分たちが取り組んでいることが、人々を幸せにする。社会にとって、意味のある変化につながっていく。その確信が、私たちを前に進ませる力になっています。与えられる仕事というものは存在しません。多くの人々の期待を受け止め、託された想いに応えるために自ら主体的に発信し、周囲を巻き込んで、突き進んでいく。それぞれの理想を語り合い、互いの意志を尊重しながらチームとして一つの方向に舵をきるとき、新たな未来を築くことができるのです。あなたは、あなた自身の、日本の、そして世界の未来をどのように想い描きますか。その実現のために、どのようなアプローチで臨みますか。まずは、ご自身の想いと向き合い、自分らしい未来へと踏み出してください。"未来は与えられるものではなく、自ら構想し、挑み続けることで変えていくべきもの""自ら主体的に発信し、周囲を巻き込んで、突き進んでいく""理想を語り合い、互いの意志を尊重しチームとして舵をきるとき、新たな未来を築くことができる"歴史の長い三井不動産は、創立当初から不動産業界のリーディングカンパニーとして「新しい価値の創造」や「積極的な挑戦」を非常に大切にしてきました。こうした姿勢は現在の三井不動産にもしっかりと受け継がれており、同社は今も数々のプロジェクトによって社会や人の動きに変化を与え続けています。新しいことを恐れず、自ら考えて果敢に挑戦していく力は、こうした三井不動産で働く上で必須とされる力なのではないでしょうか。また、仕事をする上でもちろん個人としての努力は大切ですが、不動産のような規模の大きな仕事においては、周囲と協力して何かをやり遂げる機会も多くあります。そうした場面でいかに仲間と意思疎通をし、周囲を巻き込んで成功を手にするか。周囲を巻き込むリーダーシップや求心力といった資質も問われていると思います。これは、unistyleの関連記事「」で紹介されている「努力して個人として成果をあげることができる」「関係者と信頼構築、課題やニーズを引き出して解決することができる」「リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を達成することができる」「今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」などといった強みによく関連していると思います。さらに新卒採用ホームページには「新人奮闘記」として、新人社員の学生時代と三井不動産を志望するに至った理由についても紹介されています。実際の社員の方々が大学時代にどのような経験をし、そこで身につけた力が不動産業界でどのように活きると考えたのか、ぜひ参考にされると良いのではないでしょうか。ここでは一部を引用します。商業施設本部アーバン事業部事業推進グループ「多くの人と協調しながら、かたちあるものを残していく」学生時代に特に力を入れて取り組んだのが、交渉学でした。ゼミ活動の一環として、交渉の技能を競い合う大学対抗のコンペティションにも参加しました。交渉相手と顔をつき合わせ、コミュニケーションを重ねながら、互いの望みをかなえられるように交渉を進めます。妥結した条件でその後も関係を続けていくことを前提としているので、一方的に自分たちの利益だけを優先することはできません。自分が観察している対象の立場に身を置いて考え、相手が何を思っているのかを察して、それに応えていく。このプロセスを楽しんでいる自分に気づき、自分には人と対面で話して、協調しながら関係を築いていくような仕事が、合っていると思うようになりました。就活の際にもう一つ意識していたのは、社会人になったら、人に語れるような日々を送りたいということでした。僕はこれをつくりましたと言えること、その成果がかたちとなって残っていく仕事に魅力を感じるようになっていました。一人の少年が初めてのデートに使ったのは、自分が携わった施設だった。そんな物語をいくつも描いていけるのが不動産業だと思ったのです。なかでも三井不動産の先輩たちは、自分の仕事を事細かく、饒舌に、誇りを持って語ってくれました。自分がやりたくてこの仕事をしているというオーラを感じて、率直にかっこいいなと感じ、そういう働き方がしたいと惹きつけられました。三井不動産設問・あなたが三井不動産を志望する理由についてお書きください(400文字以下)・今のあなたを形成するうえでの重要な経験(競った事、失敗した事、成功した事等)についてお伺いします。以下期間における経験内容の詳細・経緯、またその経験が、今のあなたの考え方や行動にどうつながっているのかをお書きください。(大学入学前について1つ、大学入学後について2つ書く。それぞれ『取り組んだ理由』は150文字以下、『経験の詳細とそれが今の自分にどうつながっているか』は350文字以下)・あなた自身が働くことを想像した際に、「これだけは譲れない」と考えることについて自由にお書きください(300文字以下)一つ目の設問あなたが三井不動産を志望する理由についてお書きください(400文字以下)これまで見てきた三井不動産の社風や求められている資質と、自分の強みがどのようにマッチして志望に至ったのかを分かりやすく書くことを心がけましょう。その際、先に引用した現役社員のコラムなども参考にしながら、学生時代に自身が経験したことやそこから得た価値観が三井不動産を志望する理由につながった点を特に詳しく記述できると良いのではないでしょうか。ただし、この設問の後に学生時代の経験について詳しく書く設問が続きますので、エントリーシート全体の構成をよく考えながら、この設問では自身の経験をどこまで詳しく書くかをよく考える必要があります。【参考】三井不動産内定者の回答【参考】三井不動産内定者の回答(志望理由)「あなたが三井不動産を志望する理由についてお書きください」私は様々な立場の人と協力し、できるだけ多くの人にプラスの影響を与える仕事がしたいと考えている。その理由は、学生時代に注力したライブイベントの企画・運営やWEB広告代理店での取り組みを通じて、企画から実行まで携わり組織一体となって周囲に主体的に影響を与えていくことのやりがいを実感したからである。そこで、将来は人の暮らしの基点となる街やオフィスの開発を通じて、より多くの人にプラスの影響を与えていける仕事がしたいと考え不動産業界を志望する。また、不動産開発は建物だけでなく、周辺地域への影響力を含めて広い視点で物事を捉える事が求められる。このように街・地域全体の仕組みを創っていくことに魅力を感じている。中でも貴社は、東京ミッドタウンに代表される、世の中のニーズに応えると同時に新たな価値の創造に挑戦し後世に残る街づくりを実現している。その貴社で自身も新しい街づくりに挑戦したいと考え志望している。二つ目の設問今のあなたを形成するうえでの重要な経験(競った事、失敗した事、成功した事等)についてお伺いします。以下期間における経験内容の詳細・経緯、またその経験が、今のあなたの考え方や行動にどうつながっているのかをお書きください。(大学入学前について1つ、大学入学後について2つ書く。それぞれ『取り組んだ理由』は150文字以下、『経験の詳細とそれが今の自分にどうつながっているか』は350文字以下)ここで記述する自身の経験は合計で3つということになりますが、まずは一つひとつの経験やそこから得たものがあまり似過ぎないよう注意する必要があると思います。さらに、これらの経験やそこで身につけた資質が三井不動産のキーワードである「新たな価値創造」「挑戦」「周囲を巻き込む力」などに関連づいていると、採用側にも思いが伝わるESが仕上がるでしょう。例えば、幹事長を務める音楽サークルで自らコンサートを企画し、周囲の協力を得て本番を成功させたエピソードを書くとします。その場合、コンサート企画の過程でどのように周囲を巻き込んで段取りを組んで行ったのか、またコンサートの企画がどのような形で新たな価値創造につながったのかなどを詳しく書けるとよいと思います。また字数にも比較的余裕がありますので、「その経験に取り組もうと思った理由(=あなたがどういった価値判断をするのか)」についても気を抜かずに書くべきでしょう。【参考】三井不動産内定者の回答(学生時代の経験)「今のあなたを形成するうえでの重要な経験(失敗した事、成功した事等)についてお伺いします。大学・大学院での経験の詳細と、その経験が今のあなたの考え方や行動にどうつながっているのかをお書きください。」私は大学院で宇宙放射線を専攻しています。宇宙(誕生した時・宇宙の大きさ・星の数や位置など)がどのように求められるのかを宇宙から到来する放射線のエネルギーから導き出されます。私はこのことを学んだ瞬間、人類の知的好奇心の強さに衝撃を受けました。現在の人類の科学の発展は、物質的・精神的に豊かになりたいという人々の強い想いが生み出したものですが、宇宙の起源などを知ることは、人々に直接的な利益を生み出しません。しかし人類の好奇心によってのみ宇宙だけでなく多くのことが研究され、そのことが結果的には科学の進歩につながっているのです。この経験から、自己の知的好奇心(自分が本当にやりたいこと)を満たす行動をとることができる人生を送ることも素敵なことだと考えるようになり、生き方に対する価値観が広がりました。三つ目の設問あなた自身が働くことを想像した際に、「これだけは譲れない」と考えることについて自由にお書きください(300文字以下)この設問はあなた自身の仕事に対する価値観を問うもので「就職活動におけるあなたの軸」を問われていると解釈することもできると思います。ここでも意識して欲しいのは「これは譲れない」と思うことがあるとすれば、そう考えるようになった経緯もしっかり説明しておくべきだということです。ただし16卒はこのテーマでしたが、15卒はまた別の質問だったため年度によって内容が変わる可能性があります。最後にいかがでしたでしょうか。今回は大手総合ディベロッパー・三井不動産のESと新卒採用ホームページから、同社の社風や求める資質について考えました。どの企業も独自の企業文化や想いを持っていますので、まずはこうした情報になるべく多く触れ、志望企業を「知る」ことが必要です。そして例えば企業文化に共感して三井不動産を志望するのであれば、こうした企業文化に自分の何が響いたのか、をしっかりと伝えられるようにしましょう。エントリーシートには「企業への想い」と「論理性」が必要だと思っています。「あなたがその企業のどこにマッチするのか」を「誰でもわかる明確な論理立て」で書くことが大切なのではないでしょうか。三井不動産の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから
- 三井不動産内定者の学歴と企業人気ランキング 35,208 views 「東京ミッドタウン」や「ららぽーと」などで有名な三井不動産。ハイソサエティな雰囲気で一部の社会人にとっての憧れである、豊洲などのいわゆる”タワマン”なども手がけています。今回は、三井不動産内定者の学歴と企業人気についてまとめました。男女・文理別採用実績三井不動産は例年30名程度の厳選採用を行っており、大卒からの採用がほとんどのようです。また、一般職の採用は行っておらず、全員が総合職となるとのことです。大卒男大卒女文系理系文系理系201217131201320330201421260修士男修士女文系理系文系理系201204002013020020140200(就職四季報2015年版より抜粋)内定者の学歴三井不動産は三菱地所と同様に、結果的に学歴のハードルはかなり高めのようです。下記グラフの年には、旧帝大+早慶で内定者の82.6%を占めていたとのこと。ミーハーな上位校生に人気の高い三井不動産含む不動産ディベロッパーですが、採用数も考慮すると高学歴層の中でも非常に狭き門だと言えるでしょう。なお、大学別の採用数は下記の通りとなっています。◆東早慶一工・旧帝大東大京大一橋早稲田慶應21357◆その他国立大・上智理科大横国大1◆GMARCH・関関同立立教中央法政111(偏差値ランキング図書館より一部引用※2011年の採用数)就活生からの人気三菱地所と双璧をなし、高い人気を誇っていることがよくわかる結果です。しかしながら、「憧れ」で投票してしまい、実際に受けるのは尻込みしてしまう学生も一定数いるように感じます。企業名順位三井不動産22三菱地所25積水ハウス95東急不動産113森ビル148(2014版人気企業ランキング|ダイヤモンド就活ナビより抜粋)社会人からの転職人気三井不動産は三菱地所とともに、社会人からの人気も高いようです。こちらのランキングでは、ハウスメーカー各社なども比較的高めの順位となっています。ちなみに、三井不動産の直近3年後離職率は0%でした。企業名順位積水ハウス72三菱地所86三井不動産87大和ハウス工業107清水建設129大林組130住友林業134森ビル148竹中工務店203大成建設278(DODA転職人気ランキング2014より抜粋)最後に不動産ディベロッパーはその人気の割には、働き方のわかりづらい業種だと思います。憧れだけで志望し受けたところで、厳選採用企業でもあるため内定を得ることは非常に難しいでしょう。また、万一内定を獲得したとしても、イメージとのギャップに苦しむかもしれません。三井不動産に限らず、企業での働き方を知り、自分に合っていそうかどうかを考えた上で受けていただければと思います。参考:→本記事では三菱地所のプロジェクト例から三菱地所が求める人材を読み取っています。また、それに基づいたES設問の回答方針も紹介しています。photobyKevinDooley
- 三井不動産の志望動機対策|事業内容の理解なくしてES通過なし 36,816 views 三井不動産の本選考ES一覧はこちらひとくちに不動産といっても、その中にはさまざまな種類の仕事(総合ディベロッパー・仲介・賃貸・管理など)がありますが、そんな不動産業界の中でも特に志望者が多いのは、総合ディベロッパーと呼ばれる職種です。一言でいえば日本の「街づくり」を担うこの仕事は、そのダイナミックさや、やりがいなどを理由に毎年上位層からの応募が集中しています。そして今回ご紹介するのは、ディベロッパーの中でも国内最大級である三井不動産です。日本初の高層ビルとなった霞が関ビルをはじめ、他社では実現が難しいような規模の大きなプロジェクトも多く扱ってきました。また、他にも現在では様々な事業を手がけています。例えば、ららぽーと、三井アウトレットパークなどの商業施設です。一度は皆さんも行ったことがあるのではないでしょうか。また、他にもグループ会社には三井のリハウスを手がけている三井不動産リアルティ、三井の賃貸を手がけているレジデントファーストなど子会社があります。ただ、このように魅力的で志望したいと思える三井不動産ではありますが、採用実績はあまり多くなく日本でもトップクラスに倍率の高い企業だと言えます。では、そのような人気企業である三井不動産の志望動機は事業内容に照らしてみると、どのようなものが適当といえるでしょうか。見ていきましょう。また、下の記事は以前書かれた三井不動産の記事です。是非参考にしてください。参考三井不動産のESと採用HPから考える三井不動産の求める人材三井不動産の面接過去問リスト17選三井不動産の事業・選考・社風・内定者の自己PRと志望動機解説【unistyle企業研究】三井不動産内定者の学歴と企業人気ランキング三井不動産のビジネスモデル不動産業界の企業のビジネスモデルとしてあげられるのは、まず開発事業ではないでしょうか。例えば、工場の土地が撤退した空き地を開発する、街の再開発を手がけるなどをしています。街を開発することで魅力を高める。また、魅力を高めて人を呼び寄せています。そうすることで「住みたい」「訪れたい」「仕事環境を置きたい」と思う人々を増やしていきます。そうして開発した街の価値を高め、賃貸料収入やそこで商業施設を手がけているなら、それはそこで得た利益等で収益をあげていくというビジネスモデルです。こういう事業を手がけていることから「街の総合プロデューサー」ともいえますね。このような事を考えてみるとデベロッパーが行う仕事は、「新たな価値を創造する」「街を活性化させる」という仕事といえるでしょう。三井不動産株式会社(所在:東京都中央区、代表取締役社長菰田正信)が事業推進者の一員として進める日本橋再生計画の具体プロジェクトである「日本橋室町東地区開発計画」および「日本橋本町二丁目特定街区開発計画」が、一般財団法人都市みらい推進機構が主催し、国土交通省が後援する平成28年度土地活用モデル大賞において最高賞である国土交通大臣賞を受賞しました。「土地活用モデル大賞」は、土地の有効活用や適切な維持管理に取り組む、土地活用の「成功モデル」となる模範的事例を募集し、優れた事例について表彰を行い、全国的に紹介しその普及を図るもので、本年度で13回目を迎えます。審査委員会においては、「プロジェクトの具体化に当たっての工夫」および「プロジェクトによる周辺地区活性化や社会的な貢献」の二つのテーマに基づき審査が行われました。「日本橋室町東地区開発計画」および「日本橋本町二丁目特定街区開発計画」は、複数の大規模街区の建替え・再開発において「残しながら、蘇らせながら、創っていく」という「日本橋再生計画」のコンセプトを共有して、街の固有の歴史などアイデンティティを生かしつつ環境と共生した持続可能な都市として再生を行うことにより、日本橋地区に新しい価値を創造することに成功しました。また、これらの開発は当社が主体となって複数の建替え事業等を総合的にマネジメントして、個々の地権者ニーズを踏まえつつエリア全体のコンセプトを明確に打ち出し、日本橋エリア全体の付加価値を高める開発として、街づくり型の地区整備・再開発としての優れた事例として評価されました。参考:三井不動産ニュースリリース(日本橋室町における共同事業者と共に作り上げた「日本橋室町東地区開発計画」「日本橋本町二丁目特定街区開発計画」が平成28年度土地活用モデル大賞国土交通大臣賞を受賞)また、上記の記事は三井不動産による日本橋の再開発計画が国土交通大臣賞を受賞したというものです。日本橋の再開発が進み、新たに魅力的な街に生まれ変わっているというのは、みなさんもご存知のことと思います。このようにデベロッパーは、元ある街を残しつつ、さらに魅力的な地区に変えていくというのを基本的に仕事としてやっています。ただ、再開発を計画するのは良いものの、実行に移すには、建設会社や地権者などの様々な価値観を持った人達と、仕事をしていくことが必要となります。そこでは、自分たちの計画を強引に推し進めるのではなく、関係者と対話を積み重ね相手の求めることをヒアリングし調整していくでしょう。上記のプロジェクトも日本橋の歴史、アイデンティティーを活かしつつ、様々な関係者と「日本橋再生計画」のコンセプトを共有して成功へと導きました。以上のことを踏まえて三井不動産の志望動機を考えると、・相手のニーズを把握し、自らの提案で解決する仕事がしたい・新たに事業や仕組みを生みだす仕事がしたい・価値観やスキルの異なるメンバーと一つの目標を実現したいといった志望動機が適当だと考えられるでしょう。三井不動産のES通過者の志望動機解説貴社を志望する理由は二つあります。1つ目は貴社であれば「多くの人を豊かにするプロジェクトを成功させる」という私の夢を実現させることができると思うからです。私はこれまで野球をやってきた中で、野球推薦ではない私が日本屈指の環境の中でも活躍することで「多くの人の希望になれる」ことが何事にも代えられない大きな原動力となりました。開発に関わる中で、様々なステークホルダーの想いを汲み取り、街づくりを行うことで私の夢を実現できると考えております。2つ目は、貴社の挑戦し続ける精神は、今まで私が大切にしてきたことでもあり、魅力を感じたからです。私はこれまで挑戦し続けることを目標に生きてきました。夢や憧れを現実にするための挑戦や、度重なる挫折や困難を乗り越えるための挑戦を続けることで成長してきました。より良い街づくりを行うために挑戦するDNAが根付いている貴社でこそ私の夢を実現させたいと考えております。参考:【内定】エントリーシートこのESでは、2つ理由としてあげられていています。「多くの人を豊かにするプロジェクトを成功させるという私の夢を実現させることができると思うから」という理由は、「新たに事業や仕組みを生みだす仕事がしたい」という軸に合致していると言えます。「貴社の挑戦し続ける精神は、今まで私が大切にしてきたことでもあり、魅力を感じたから」というのも会社の理念に合致しており、評価できます。この方は、自身の野球の経験に基いて書いていますが、やはり、そのようにかかれていると説得力がある、という印象を受けます。私が不動産会社を志望する理由は、人々の暮らしに密着した職業であることから多くの人に大きな幸福をもたらすことができると考えたからです。私は、人生を歩む上で何か形に残り、人々を幸せにしたいという想いを抱くようになり、最も直接的にかつより多くの人を巻き込むことができる不動産会社に入社したいと考えました。さらに私はデベロッパーになりたいと考え、社会貢献度が高い一方で、難しく、正解の無い仕事だからこそやりがいを感じることができると考えました。その中でも貴社を志望する理由は、人々の暮らしに密着した開発(住まいやショッピングモールなど)を中心に行っていることから、私の夢を実現しうると考えたからです。また、海外に事業を展開している貴社だからこそ、私が幼少時代に過ごしたマレーシアをはじめとするアジア各国の人々の暮らしを豊かにすることができると考え、貴社へ入社し活躍したいと強く感じます。参考:【内定】エントリーシートこの方の志望理由は、「人々の暮らしに密着した職業であることから多くの人に大きな幸福をもたらすことができると考えたから」でした。また、この方は、人々の暮らしに密着した開発がしたいと言っていますが、実際に三井不動産はららぽーとやマンションなどの開発を行っており、整合性が取れています。貴社にて私の夢である「ビジネスを通じて、世間・世界の人々に喜びや驚きを与えること」に挑戦できると感じ、かつ社員様の熱意を受け一緒に働きたいと思ったから。演劇部やバンド活動での経験の中で、自分がチームを動かし、皆で必死に一つのものを作り上げた。それが不特定多数の人々に感動や驚きを与えられたことに、私はとてつもない高揚感を感じ、上記の夢に至った。また、幼少時代に地元周辺で再開発が進み、そこから派生する人の流れやその影響力の大きさも実感していた。就職活動中に「街づくりを主導出来る」ことを知り、デベロッパー業界に興味を持った。私の「熱意と行動力による信頼関係構築能力」を活かし、異なる立場の人々を束ねあげ街づくりを主導していきたい。そして同業界内でも貴社の社員様は、最も目を輝かせて御自身のお仕事を語っていたのが大変印象的であった。その熱量に感化され、貴社の社員様と一緒に働きたく、貴社を志望する。参考:【不動産業界内定】エントリーシートこの方は志望理由として、「ビジネスを通じて、世間・世界の人々に喜びや驚きを与えることに挑戦できると感じ、かつ社員様の熱意を受け一緒に働きたいと思ったから。」ということを挙げられています。この理由は、「新たに事業や仕組みを生みだす仕事がしたい」という軸に合致しているといえます。そのうえ、この方は幼少時代も含めた自身の経験に基づいて書いているので、説得力のある内容に仕上げられています。最後にディベロッパーは総合商社・広告業界あたりと並んで、いわば上位学生の就活のパターンと言ってもいいほど受験者が多い企業と言えます。にもかかわらず、「まちづくりに携わりたい」といった志望動機が並び、「まちづくりのビジネスとか何か」「そう感じるようになった経験となるきっかけは何か」といったES・面接共に、問われるだろう事項が抜けている人も多いという印象があります。上記で述べたような軸は、他業界でも広く当てはまることが多いと思いますので、リスクヘッジの意味も含めて、効率良く選考に臨んでいただければと思います。三井不動産の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから最後に、動画を通じて選考対策をしたい方は下記も参考にしてもらえればと思います。こちらの動画では三井不動産の選考対策を解説しています。動画内で「三井不動産」の模擬面接対策をすることもできるので、ぜひご覧ください。デベロッパー業界完全攻略記事一覧デベロッパー業界完全攻略記事まとめ1.デベロッパー業界の仕組み(仕事内容や魅力、やりがいについて)2.大手デベロッパー各社の比較3.デベロッパー業界の今後の課題や動向4.デベロッパー業界で年収が高い企業ランキング5.デベロッパー業界で必要な資格6.デベロッパー業界の業界研究にオススメの本7.デベロッパー業界の志望動機の書き方(大手内定者ES例文あり)
- 【24卒向け】三井不動産の本選考各ステップで聞かれた質問まとめ44選 8,596 views 三井不動産の本選考レポート一覧はこちら今回は24卒に向けて、unistyleに掲載されている本選考レポートを基にした独自調査を踏まえて、三井不動産の本選考面接で聞かれる質問を各ステップごとにまとめました。24卒にとっては最新の面接過去問となるため、本記事を読んで対策を進めましょう。本記事の内容は、unistyle編集長Twitterでの以下の投稿内容と同一です。【#24卒向け/三井不動産の選考フロー・各ステップ質問総まとめ44問】1/4unistyle掲載中の本選考レポートを独自調査!選考フロー・各ステップでの質問を把握し、戦略的に内定を勝ち取ろう!三井不動産の本選考レポート詳細/一覧はこちらhttps://t.co/EOV5wu0K5Lpic.twitter.com/ZrDa0p0eX7—郡山隼人@就活サイトunistyle編集長(@unistylehyt)May31,2023unistyleでは企業別の就活用LINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。三井不動産のグループでも、選考に関するトークが活発に交わされています。下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。注意点今までにunistyleに寄稿頂いた本選考レポートを基に記事を作成しています。情報の精度には最大限注意しておりますが、本記事掲載情報には誤りがある可能性があります。また、選考エリア・選考コース・インターン参加有無等により選考フローが異なる場合があります。さらに、卒年度が異なるため24卒本選考の際には選考フロー等が変更になっている場合があります。本選考レポートを基にした独自調査の結果のため、あくまで参考程度にとどめて頂きつつ、必ず"各社から発表している一次情報"をご確認下さい。本記事の構成三井不動産の選考フローを独自調査選考ステップ(1):一次面接選考ステップ(2):二次面接選考ステップ(3):最終面接最後に三井不動産の選考フローを独自調査unistyleに寄稿頂いた本選考レポートを独自調査した結果、三井不動産の最も標準的な選考フローは以下のようになります。選考ステップ(1):一次面接unistyleに寄稿頂いた本選考レポートを独自調査した結果、三菱商事の最も標準的な一次面接は以下のようになります。人数・時間・場所学生1、社員2、オンライン、30分選考の概要・雰囲気ESに沿ったガクチカの深堀。志望動機もあるが、ガクチカのほうが聞かれる。ネガティブチェックの意味合いが強い。雰囲気は和やか。質問一覧・ESの3つのガクチカエピソードから1つを深堀する。・自分の役割は?周囲との関わり方は?・困難だったこと、そこから学んだことは?・周りからどんな人といわれるか?・高校時代の話。・志望動機。・会社に入ったら何がしたいか?・好きな街についての深掘。・最後に一言。結果連絡当日電話で連絡(当日に二次面接実施した人も)選考ステップ(2):二次面接unistyleに寄稿頂いた本選考レポートを独自調査した結果、三菱商事の最も標準的な二次面接は以下のようになります。人数・時間・場所学生1、社員2(40歳程の中堅社員)、オンラインか対面、30分選考の概要・雰囲気ESに沿った質問。ガクチカや学業に関する質問。(他の企業よりも学業の質問が多い)「三井不動産の社風(明るく社交的)に合う人柄かどうか」を見ているような質問。雰囲気は和やかだが緊張感はある。質問一覧・ガクチカや学業に関する深堀。・(学業について)社会課題を絡めた自身の考えは?・高校時代の話。・周りからどんな人といわれるか?・志望理由。・社員訪問で印象に残っている話は?・三菱地所との違いは?・会社に入ったら何がしたいか?・自分の出身地の街づくりについてどう考えているか?・現在の選考状況。・最後に一言結果連絡当日電話で連絡選考ステップ(3):最終面接unistyleに寄稿頂いた本選考レポートを独自調査した結果、三菱商事の最も標準的な最終面接は以下のようになります。人数・時間・場所学生1、社員4(役員レベル)、対面、60分程(面接は30分)選考の概要・雰囲気最初25分でモチベーショングラフ(一番理不尽な経験も)と選考状況(残単位数、就活状況)の記入。一つ前のタームの学生が面談内容をシェアしてくれる時間があり、その後別室で面接を30分。モチベーションシートに基づいて、幼少期から大学生活まで幅広く質問された。雰囲気は非常に厳かで緊張感がある。質問一覧【ガクチカ】・小学・中学時代の部活について。・高校時代の挫折について。・ガクチカの深堀。・大変だったことは?・自分を変えた言動は?・一番辛かったことは何?・ガクチカをもう一度やるならどういう行動をしますか?・今まで部活で学んだことで当社で生かせそうなこと、・学生生活で一番辛かった経験は?・(自分のやっていたスポーツに対して)その魅力を端的に言うとどんな点?・周りからどんな人といわれるか?・君の欠点はなんですか?・子供のころはどんな人だったか?・嫌いな人、どうしても無理な人とどのように仕事・対応するか?【志望動機】・志望動機。・三菱地所との違いをビジネス・社風の面から教えて。・今後デベロッパーに必要となるものは何だと思うか?・三井不動産の好きな物件は?・社員訪問をどの程度したか?・うちの社員の話で印象に残っている話は?・会社に入ったら何がしたいかを教えて。・具体的に関わりたい業務は何か?・どういうキャリアプランを考えているか?・休みの日は何をするか?結果連絡当日電話で連絡(その他)一週間以内にマイページで不採用通知最後に今回は三井不動産の本選考レポートを独自調査した結果を基に、選考フローや各ステップでの質問をまとめました。本記事を参考に面接対策を進めて、戦略的な選考突破を目指して頂ければと思います。関連記事三井不動産の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから不動産業界の「業界研究」に役立つ記事不動産業界完全攻略記事まとめ1.不動産業界の仕組み(開発、流通、管理)と業種(住宅、マンション、ビル、住宅設備)について2.不動産業界の仕事内容3.不動産業界の今後の課題や動向4.不動産業界で売上が高い企業ランキング5.不動産業界で年収が高い企業ランキング6.不動産業界の業界研究にオススメの本7.不動産業界の志望動機の書き方(大手内定者ES例文あり)8.不動産業界の自己PRの書き方(大手内定者ES例文あり)
- 【三井不動産】選考フロー別対策|ES・Webテスト・面接まで 33,783 views 三井不動産の本選考ES一覧はこちら各地で街づくりをリードする総合不動産デベロッパー、三井不動産。毎年多くの就活生が殺到する人気企業のひとつであるものの、例年の採用人数はわずか30〜40人と非常に少なく、内定獲得への道のりは困難を極めます。本記事では以下4つのポイントについて順を追って解説し、三井不動産から内定を勝ち取るための選考対策プランをお伝えします。①三井不動産のビジネスモデル②三井不動産の求める人材像③三井不動産の選考の全体像④各選考ステップで重要になるポイント本記事を読むことで、三井不動産の選考に必要な知識・心構え・スケジュール感覚をすべて網羅できるはずです。【本記事の構成】◆三井不動産のビジネスモデル◆三井不動産が求める人材像◆三井不動産の本選考フロー、採用数◆三井不動産のエントリーシート対策◆三井不動産の筆記試験対策◆三井不動産の面接対策三井不動産のビジネスモデルまずは三井不動産のビジネスモデルについて、①収益源、②商材・サービス、③商材・サービスの提供方法、以上3つの切り口から解説します。三井不動産の収益源総合デベロッパー・三井不動産の収益源は、大きく3つに分けることができます。1つめは、不動産をほかの法人に貸し出す「賃貸事業」です。具体的には、オフィスビルと商業施設の2つが挙げられます。オフィスビルやショッピングモールをつくったあと、これを企業などに貸し出して事業拠点や店舗のためのスペースを提供し、見返りとして賃料収入(≒家賃)を得るモデルです。2つめは、個人や投資家にマンションを販売する「分譲事業」です。マンションをつくり、これを部屋ごとに分割販売するビジネスです。50部屋あるマンションを1部屋2,000万円で全部屋売り切ることができれば合計10億円の売上になる、というのがシンプルな例でしょう。3つめは、不動産経営を代行する「マネジメント事業」です。ほかの法人や個人が保有する不動産を預かり、その運用・開発などの経営を代わりに行うことでサービス収入を得ています。一般的にはPM/AM(プロパティ・マネジメント/アセット・マネジメント)などとも呼ばれます。三井不動産は、以上3つの収益源を組み合わせるビジネスモデルをとっており、2017年3月期には以下のようなバランスで収益をあげています。参考:三井不動産IRライブラリ三井不動産の商材・サービス当然のことながら、三井不動産の扱うメイン商材は「不動産」です。具体的には、オフィスビルや商業施設、マンション、物流施設などが該当します(なお、一戸建て住宅については子会社・三井ホームが事業展開しています)。また、収益源の1つ「マネジメント」として上記で説明したように、第三者が保有する不動産に対し、その経営を代行するサービスやコンサルティング機能も提供しています。三井不動産の商材・サービスの提供方法総合デベロッパーは、実際に建造物をつくる「建築業者」ではありません。彼らは不動産を顧客に提供するプロセス全体を取りまとめるオーガナイザーとしてその価値を発揮しています。ひとつの不動産を完成させ、そして中長期的に運営するためには、さまざまな関係者と協力しながらプロジェクトを進めていくことが必要になります。土地の所有者(土地を売ってもらう)やゼネコン・建設業者(物件を建設してもらう)、各テナント(不動産に入居してもらう)などが分かりやすい例でしょう。不動産を建設・運営するための各プロセスで彼らを取りまとめ、プロジェクト全体をオーガナイズするのが三井不動産の役割です。三井不動産の求める素養上記のビジネスモデルを踏まえて、三井不動産がどんな素養をもつ人物を求めているか、考察してみましょう。ここで指摘しておきたいのは、以下の2つのポイントです。①多様な関係者をまとめて計画を実現するリーダーシップ1つめに、多様な関係者を束ねて大規模なプロジェクトを成功に導くリーダーシップが挙げられます。前述の通り、不動産デベロッパーはゼネコンや各種テナントなど、さまざまな関係者をまとめてプロジェクト全体をオーガナイズする役割を担います。こうした業務のなかでは、社内・社外の関係者とうまく信頼関係を構築し、彼らと密に協力しながらプロジェクト全体を牽引するリーダーシップが求められるでしょう。部活動やサークルなどで複数の関係者をまとめ、共通のゴールを達成するためにチャレンジした経験などをアピールすれば高評価につながりやすいと考えられます。②魅力的な企画を自らつくり出す創造力・構想力2つめは、価値のある不動産プロジェクトを生み出す企画力・創造力です。不動産デベロッパーは、顧客のニーズをうまく汲み取ったうえで、それらに応えられるような魅力的なコンセプトやプランをつくり上げることが求められます。このことを考えると、あなた自身の計画や提案によってチームを動かし、何かをつくり上げた・実現した経験を題材にして自己PR・志望動機を述べるべきだと言えるでしょう。三井不動産の本選考フロー・採用数次に、三井不動産の採用基本情報を確認していきます。本選考フロー三井不動産の選考は毎年概ね下記のようなフローで進みます。【選考フロー】エントリーシート▼Webテスト▼一次面接▼二次面接▼最終面接こちらは通常の選考フローですが、ウィンターインターンで優秀な成績を収めた学生は特別選考フローになるようです。インターンを通して内定が出るかどうか教えてください。内定は出ない。優勝チームにはメンター社員との食事会がつくが、ただの食事会であった。インターンシップで目をつけられた優秀な学生は先行フローが変わるようであった。参考:三井不動産インターンレポート実際にウィンターインターンから10名程度内定が出ているようです。内定者数約40名に対してインターンからの内定者は約10名と大きなウェイトを占めています。採用人数次に採用人数を確認していきます。就職四季報によると職種ごとの採用人数は下記の表のようになっています。総合職での女性採用は3割程度を占めています。不動産業界全体で見れば男性のイメージが強いかと思いますが、そんな中で三井不動産では比較的高い割合で女性を採用しているようです。次に、以下が男女・文理別の採用実績になります。やはり学部卒の文系がボリューム層になっているようです。三井不動産の本選考エントリーシート対策2018年卒の三井不動産のエントリーシート(ES)の主な設問は、大きく5つでした。◆三井不動産を志望する理由についてお書きください。〈400字以下〉◆大学入学までの経験について・テーマをつけてください。〈50字以下〉・取り組んだ理由・背景を入力ください。〈150字以下〉・経験の詳細と、その経験が今のあなたにどうつながっているのかをお書きください。〈350字以下〉◆大学・大学院の学生生活での経験①について・テーマをつけてください。〈50字以下〉・取り組んだ理由・背景を入力ください。〈150字以下〉・経験の詳細と、その経験が今のあなたにどうつながっているのかをお書きください。〈350字以下〉◆大学・大学院の学生生活での経験②について・テーマをつけてください。〈50字以下〉・取り組んだ理由・背景を入力ください。〈150字以下〉・経験の詳細と、その経験が今のあなたにどうつながっているのかをお書きください。〈350字以下〉◆あなた自身が働く上で大事にしたい価値感についてご自由にお書きください。〈300字以下〉以下、対策方針をお伝えします。ES回答にあたって注意すべきポイント設問数・文字数ともに多めに設定されていますが、どれもオーソドックスな内容であり、「学生時代頑張ったこと」「自己PR」「志望動機」の3つが完成されていればあまり悩まずに回答できるはずです。ただし、「学生時代頑張ったこと」に対する設問が3つも出題されている点、しかもそのうち1つは大学入学以前の経験に限定されている点には注意が必要です。中学〜高校時代も含め、これまでの経験を改めて振り返り、あなたのPRポイントを強調できるようなエピソードを探しましょう。なお、中学〜高校時代の経験については、ほかの企業の面接などでも問われることがあるはずです。三井不動産のESを作成する段階でエピソードを完成させておけば、あとになっても応用が効くでしょう。学生時代頑張ったこと・自己PR・志望動機を書く際は以下の記事を参考にすることをおすすめします。参考:求められる素養を踏まえたES回答プランいずれの設問についても、前述の「三井不動産が求める2つの素養」を盛り込むべきです。1つめの志望動機を問う設問では、三井不動産の業務内容と「学生時代頑張ったこと」「自己PR」の内容とを結びつけることを意識しましょう。そのあと、「学生時代頑張ったこと」に関する設問が3問続きます。三井不動産が求めている2つの素養、すなわち①多様な関係者をまとめて計画を実現するリーダーシップ、②魅力的な企画を自らつくり出す創造力・構想力を示すようなエピソードを選ぶべきです。エピソードを3つも書くことができるため、①・②の両方をアピールしてもよいでしょう。また、最後の「働く上で大事にしたい価値感」に関する設問でも、それまでのアピール内容(①・②)と関連した内容を書くことができれば、一貫性があって魅力的なESが完成するはずです。三井不動産の本選考筆記試験対策フローで示した通り、三井不動産ではエントリーシート提出後、テストセンターが課されます。Webテストはテストセンターで行うSPIになっています。SPIの言語非言語・構造把握はWebテストでは頻出のため、個別の対策は不要です。ただ英語を課してくる企業はあまり多くないので、対策が必要でしょう。また、unistyleに寄せられたレポートによると適性検査である程度ふるいにかけるようなため、ボーダーは高くなっていると推測できます。筆記試験の形式、難易度、試験時間について教えてください。筆記試験がない場合は「なし」とご記入ください。テストセンターでのSPI英語もあるので、苦手な人は勉強したほうが良いと思われる。社員の方も適性検査で結構落とすと言っていたので、ボーダーは高めと思う。市販のテキストを軽くやっておき、あとはテストセンターで3回ほど練習で受けて慣れてから臨んだ。参考:三井不動産本選考レポート三井不動産の本選考面接対策三井不動産の書類通過後の選考フローは極めてシンプル。合計3回の面接が課されます。ただし、ES審査やセミナーなどで高い評価を得ていると、一次面接と二次面接を立て続けにまとめて行うスピード選考ルートに乗ることができるようです。以下では、三井不動産の面接で実際に問われた内容をまとめるとともに、それらへの対策プランを提示します。参考:三井不動産のエントリーシート・選考レポート→三井不動産の本選考ES・レポート及びインターンES・レポートを掲載しています。一次/二次面接の内容一次面接・二次面接とも、ESに記入した内容をもとに学生時代の経験について深掘りする、オーソドックスな面接内容になっています。その分、ESに回答した各エピソードについては深く問われることになります。細かいところまで分かりやすく表現するための準備を重ねておくべきでしょう。なお、「好きな商業施設は何か?」という”三井不動産ならでは”の質問事例も報告されていますが、これはあくまで雑談としての性格が強いものと思われます。◆過去の経験に対する質問・大学時代に一番力を入れたことは何か。・なぜその活動に力を入れたか。・そこで直面した困難は何か。・困難をどう解決したか。・そのなかでどのように工夫したか。など、学生時代頑張ったことを深堀りされる。◆あなた自身に対する質問・自己紹介・自己PR◆志望動機に対する質問・デベロッパーへの志望動機・三井不動産への志望動機・他社の選考状況◆その他の質問・好きな商業施設は何か。最終面接の内容最終面接においても、学生時代の経験について深掘りする質問が大半を占めるようです。ただし、質問の対象は大学時代だけにとどまらず、あなたの人生すべてを振り返るように幼少期の体験にまで言及されるケースも報告されています。◆過去の経験に対する質問・中学/高校/大学時代に一番力を入れたことは何か。・なぜその活動に力を入れたか。・そこで直面した困難は何か。・困難をどう解決したか。・そのなかでどのように工夫したか。・中学/高校でその部活に所属したのはなぜか。・中学/高校ではどんなキャラクターだったか。・なぜその中学/高校に入学したのか。・中学/高校の部活で主将になったのはなぜか。・なぜその大学に入学したのか。・なぜ大学院に進学したのか。など、幼少期から現在までの学生生活を深堀りされる。◆志望動機に対する質問・三井不動産への志望動機・三井不動産が第一志望か。・他社の選考状況◆その他の質問・好きな商業施設は何か。幼少期から中学・高校を経て現在にいたるまで、あなたの学生生活のすべてを語るための準備が必要になります。徹底的に自己分析を行い、それぞれの時期にあなたが注力していたこと、そのなかで形成されてきた価値観などについて整理しましょう。こちらの動画では面接の全体像についてわかりやすく解説しています。ぜひご覧ください。最後に:三井不動産に評価されるために三井不動産の選考では、以下の2つのことが重要になります。第一に、①多様な関係者をまとめて計画を実現するリーダーシップ②魅力的な企画を自らつくり出す創造力・構想力以上2つの素養を、クリアな表現を用いてアピールすること。第二に、上記の素養をアピールするために、大学時代にとどまらず中学〜高校、あるいはそれ以前の経験までを整理しておくこと。三井不動産の選考では、大学時代の経験に限らず、あなたのこれまでの人生すべてを洗いざらい伝えることが求められます。「あなたはどんな人間なのか」この本質的な問いに対して、これまでの人生全体を俯瞰したうえで答えることができれば、三井不動産の内定獲得が見えてくるでしょう。三井不動産の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらからまた、こちらの動画では三井不動産の面接完全攻略を解説しています。動画内で「三井不動産」の模擬面接対策をすることもできるので、ぜひご覧ください。デベロッパー業界完全攻略記事一覧デベロッパー業界完全攻略記事まとめ1.デベロッパー業界の仕組み(仕事内容や魅力、やりがいについて)2.大手デベロッパー各社の比較3.デベロッパー業界の今後の課題や動向4.デベロッパー業界で年収が高い企業ランキング5.デベロッパー業界で必要な資格6.デベロッパー業界の業界研究にオススメの本7.デベロッパー業界の志望動機の書き方(大手内定者ES例文あり)
- 三井不動産の特徴を解説|業績や社風から見る就活対策・企業研究 45,649 views 三井不動産の本選考ES一覧はこちら就活生の間で最も人気の高い業界の一つである不動産ディベロッパー業界。その中でも、複合開発という新たな分野での街づくりに乗り出し、業界をリードする三井不動産に今回は焦点を当てて掘り下げてみたいと思います。あまり知られてはいませんが、数年前から三井不動産は営業利益で三菱地所を大きくリードしています。三菱地所が業界のトップであった時期から、丸の内でのオフィス賃貸を主要な収益とする同社に対して、三井不動産は収益の柱となるセグメントがいくつか有していたのです。今後も暫くの間は、オリンピックの開催に向けて不動産業界をますます盛り上げるリーディングカンパニーとして強い存在感を出し続けることが予想されます。※本記事は2016年9月に公開した記事になります。事業内容や選考フローなど、現時点と内容が異なる場合がありますがご了承ください。セグメント別収益と事業内容三井不動産のセグメント別の売上高を以下の表にまとめました。三菱地所では、売上高の多くをオフィスビルの賃貸で賄っている一方、三井不動産では事業のポートフォリオが偏りすぎることなく分散していることが分かります。最近では海外事業の売上拡大を目指しており、海外にオフィスビル・商業施設・住宅を展開しています。売上高(億円)オフィス賃貸(国内)2,592オフィス賃貸(海外)323商業施設賃貸2,033賃貸(その他)141住宅分譲3,915三井ホーム3,346マネジメント2,474その他851合計15,679参考:三井不動産2015年度投資家説明資料商業施設事業特に、オフィスビル・商業施設・住宅の複合開発や、「地域に根ざし、お客様とともに育んでいく」商業施設事業に強みを持っている同社は、商業施設の種類・コンセプトも多岐に渡り、それぞれの売上高も高いです。有名なものでは、商業施設には郊外型の「ららぽーと」、地域密着の近隣型の「ララガーデン」、ブランドアイテムのショッピングをリーズナブルに楽しめる「三井アウトレットパーク」、都会に上質なゆとりをもたらす都心型などがあります。それぞれが街の雰囲気に合わせた建物となっており、長年の間顧客に愛されることによって物件の「経年優化」を目指しています。昨年も立川や海老名にららぽーとを開業した他、クアラルンプールや幕張等にアウトレットパークを開業するなど、拡大が進んでいます。以下の表は、商業施設の各企業の売上に関する表です。参考:三井不動産新卒採用ページ事業紹介・商業施設海外事業80年代後半にシンガポールに進出して以降、海外事業も着実に成果を伸ばしいています。ハワイの高級ホテルとしても有名なハレクラニも三井不動産の下で管理・運営されています。近年では、2011年には中国における初の商業施設「杉井アウトレット広場・寧波」をオープン。その他マレーシア、台湾ではアウトレットを、上海では「ららぽーと」の計画を推進しています。また、欧米においては、ロンドンやワシントンD.C.、サンフランシスコでも新たなオフィスビル事業のプロジェクトを推進しています。海外でも、その街の特性に合わせた建造物を建て、三井不動産は人気を博しています。杉井アウトレットはその好例です。同施設を擁するこの地域は中国最大の経済都市・上海市と江蘇(こうそ)省に隣接する、中国国内においても経済発展が著しいエリアであり、海上交通の利便性を活かした貿易拠点である浙江省の主要都市です。また、紡績やアパレル関連の企業が多く集積している地域でもあります。そこで、寧波在住の自家用車を保有する家族連れや20~30代、40代以上の富裕層、周辺からの旅行客もターゲットをターゲットとして、港町の寧波市にふさわしい「航海」をテーマとした建築デザインと環境演出を施し、集客を目指しています。このように日本と海外、日本の中でも地域ごとにコンセプト・ターゲットの異なる施設建造を行う三井不動産。実際に自分の目でその違いを感じてみると意外な発見があるかもしれません。参考:三井不動産新卒採用ページ事業紹介・グローバル従来はドメスティックと謳われていた不動産ディベロッパー業界が海外進出に力を入れ始めた要因には、海外には「街づくり」を行う総合ディベロッパーと呼ばれる企業が少なく、日本の同業界の知見を活かすことができるため、拡大の余地が余りあると予想されていることが一つ挙げられます。また、こうして海外における事業展開を通じて、異文化と融合させた新たな「街づくり」の技術を逆輸入することによって東京オリンピック後の日本へのインバウンドの増加・人口拡大など先の未来を見越しているのかもしれません。複合開発三井不動産による複合開発といえば、IHIと共同開発を手掛けた豊洲・柏の葉スマートシティが有名です。現在はコレド室町や、日本橋三井タワーで知られる日本橋を中心として東京オリンピック開催に向けた、東京八都市同時開発に着手しています。将来的には東京の主要都市を水上交通で結ぶことを目指しているそうです。また、海外で予定されている、「ホワイトシティプレイス再開発計画」「テレビジョンセンター再開発計画」は、総事業費約4000億円といわれており、同社は元より国内企業の海外都市再開発事業としても過去最大規模の案件となっています。中でも豊洲は、住・職・遊・学”を融合させた都心最大級の次世代シティとして打ち出されています。ショッピングセンターやタワーマンションをはじめ、大学やオフィス、公園を計画的に配置した、三井不動産による新しい街の形です。海に沿った街並みを損なわないような景観、かつて造船所が存在していたことを思い起こさせるようなアーバンドック、職住近接型の近代的な街づくりと緑を配置した環境共生型の社会がそこにはあります。日本におけるウォーターフロント開発の先進的な形ということもできるかもしれません。参考:三井不動産新卒採用ページ事業紹介・複合開発事業内容から考える三井不動産が求める人材総合ディべロッパーと呼ばれる職種は、「街のプロデューサー」として街をつくり、建物を建造することを検討する段階から関わり、建設会社・ゼネコン・テナント企業の課題・ニーズを引き出し、折り合いをつけながら仕事を進めることが不可欠です。また、不動産の仕事では、流動的な社会のトレンドを捉えてここに「住みたい」「訪れたい」「仕事環境を置きたい」と皆が思う環境を創出することが求められます。従って、今までにない企画や仕組みを周囲の協力を得ながら考え出すことが必要な素養となるかもしれません。特に、三井不動産では企業の文化として「上の世代が創り上げたモノを超える」という文化があるそうなので、革新的な取り組みをチームで成し遂げたエピソードなどを面接で伝えられると良いかもしれません。unistyleの記事で紹介したと照らし合わせれば、特に以下の3点が求められると言えるでしょう。「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行までを行える」「4.価値観や立場を異なる人と協力して成果をあげることができる」「5.今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」まとめると以下のようになります。①関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行までを行える②価値観や立場を異なる人と協力して成果をあげることができる③今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる三井不動産新卒採用ページでも以下のように述べられています。未来は、与えられるものではありません。自ら構想し、挑み続けることで変えていくべきもの。そして、三井不動産で働くということは、プロジェクトや街づくりを通じて、それを実践すること。引用:三井不動産新卒採用ページ・採用への想い自分の力を最大限に発揮した上で周囲との協力のもと、新たな挑戦に臨んでいくという姿勢は不動産ディベロッパーに不可欠なものなのかもしれません。新たな事業スキームを組み上げて動くことも多く、前例に倣うばかりでは処理しきれない場合があります。事業担当者にそのスキームについてヒアリングし、関連する文献を調べ上げて、どう処理すべきかを決めていくことになります。最終的には先輩の意見を求めたり、チーム内の会議で決定したりするのですが、自分としての答えを用意できなければ私が存在する意味がありませんので、まずは自分の力で考えるよう心がけています。引用:三井不動産新卒採用ページ社員の声・新人奮闘記また、三井不動産では採用人数が少なく、全員が将来的な幹部候補として入社するため、個々人が当事者意識を持って仕事をすることが強く求められます。特に、何事にも自分の意見を持って発信することは重視されるようなので、面接の際にも咄嗟の質問に自分の考えを述べられるように普段から物事を深く考えることが大事かもしれません。社風について三井不動産には「挑戦」「主体性」「積極性」が求められる環境があると言われています。それは、「三井不動産が過去にどのような取り組みを行ってきたのか」ということを考えると想像しやすいです。以下のunistyleのページも参考にしてみてください。参考:→三井不動産の事業内容や採用HPをもとに求める人物像を考え、それをもとに過去のESの解説を行っています。日本が第一次高度成長を迎えた1950年代後半、社会需要に応えるため、海を大地に変えるという発想の大転換を行い、千葉県と共に京葉臨海地区の埋立事業に着手したところから三井不動産の挑戦は始まりました。これ以降、60年代後半には経年優化という思想のもと、都市と自然が共生する住宅、80年代には地域とともに成長するららぽーとの開業、90年には日本初のアウトレットパークの導入など、この70年近くもの間にわたって常に業界の最先端に立ち、日本の経済成長に大きく貢献してきました。今後も、海外展開に加えて「東京オリンピックとその後の日本」に向けた街づくりなど、三井不動産が新たに挑戦し、可能性を拡げていく分野は非常に広いです。他にも、経営陣のメッセージからも三井不動産の社風を探ってみたいと思います。以下参考にしてみてください。当社グループは、10年後に「市場を創造しながら成長を続けるリーディングカンパニーであるとともに、グローバルカンパニーとしての地位を確立する」ことを目指し、不変の経営戦略である「顧客志向の経営」「ビジネスモデルの革新」「グループ経営の進化」の3つのストラテジーの実践による価値創造に取り組んでまいります。引用:三井不動産トップメッセージ・10年後の姿経営陣からのメッセージからも、三井不動産が業界、更には日本を牽引するリーディングカンパニーを目指していることが伝わってきます。業界をリード人材となるためには、「挑戦」「主体性」「積極性」を持って行動できる人物が必要なのかもしれません。書類通過者のES解説ここまでは三井不動産の事業内容や、社風から求める人材を考えてきました。以下では、実際に選考を受けた学生のエントリーシートを参照しながら同社が求める人材を探ってみたいと思います。①あなたが三井不動産を志望する理由についてお書きください。(400文字以下)②今のあなたを形成するうえでの重要な経験(失敗した事、成功した事等)についてお伺いします。以下期間における経験の詳細・経緯、またその経験が、今のあなたの考え方や行動にどうつながっているのかをお書きください。【1】大学入学までの経験【2】【3】大学・大学院の学生生活での経験(2つ)(それぞれテーマと説明で50文字、350文字以下)③就職活動を通じて、あなたが感じたことをご自由にお書きください。(300文字以下)④あなた自身が働くことを想像した際に、「これだけは譲れない」と考えることについて自由にお書きください。(300文字以下)参考:三井不動産エントリーシート1三井不動産エントリーシート2①では、いわゆる志望動機が問われています。文字数が長めに設定されているので、自分が三井不動産を志望する理由の他に入社してからどのような仕事に携わりたいかなどという話や、自分の経験がその部署で活かせるという話を盛り込むことができればより良いでしょう。②では、学生時代に頑張ったことを大学以前・以後で計三つのエピソードで説明するよう求められています。これには、「今までにあった困難を如何にして乗り越えたか」という説明を通じて、「4.価値観や立場を異なる人と協力して成果をあげることができる」「5.今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」人物であることをアピールする必要があると思われます。③「就職活動を通じて感じたこと」というと抽象的な質問にも思えますが、自分が志望企業の社員にOB訪問をして感じ取ったことや、自己分析をして感じたことなどをわかりやすく書ければ良いでしょう。④ここでは、主にその人自身の考え方や信念が会社と合致するかということを見られています。三井不動産の社風として自分が感じ取ったもので、なおかつ自分の信条と合致するものを選択して記入すると良いでしょう。では、①〜④について内定者・ES通過者が作成したESを参照しながら解説してみたいと思います。まず、①に関してです。私は、プロダンサーという経験を通じ、自分はステージに立って踊るよりも、他の出演者や協賛企業様のためにステージを作り上げることに喜びを感じることに気付きました。何もなかった横浜赤レンガ倉庫の広場に、自分が図面に書いたものが実際に現実となり、その空間で出演者や来場者様、協賛企業様がそれぞれ思い思いの時間を過ごしている姿を見て感動を味わい、「ステージに立つのではなくステージを作る仕事がしたい」と考えるようになりました。貴社は、一つの建物だけでなく街をデザインすることで人々により大きなステージを提供していると考えています。更に、日本だけでなく海外、特にアジアに進出し、2017年に「ららぽーと上海」を開業予定だと認識しています。日本だけでなくアジア全体の人の生活をデザインしている点に強く魅力を感じ、将来、私の香港留学経験、中国語、及び宅地建物取引主任者資格を生かせる場だと考え、志望させて頂きました。引用:三井不動産エントリーシート解説筆者はプロダンサーとしての活動の中で、ステージを創りあげるという経験をしています。そこで味わった感動から、更なるステップとして街全体を創りあげることでより多くの人々に楽しい時を過ごして欲しいという理由から不動産業界を志望しています。その中でも三井不動産を志望する理由に関しても、「一つの建物だけでなく街をデザインする」複合開発に強みを持つ点、中国等への海外進出を進める点を挙げており、成し遂げたいことが志望企業と一致しています。次に②について見てみます。【1】私は中学よりストリートダンスを始め、高校生2年生になった頃にはプロダンサーとしてテレビ朝日「ロンドンハーツ」に多数出演するなど、より大きな舞台で踊る機会が増えました。しかし、週7日間365日5年間、毎日絶やさず練習を続け、ずっと夢だったテレビ出演という大舞台に立つことができたにも関わらず、その経験は自分にとっては期待していた達成感を得られるものではありませんでした。主な理由としては、私がダンスを踊ることで「すごいね」「かっこいいね」という言葉をもらうことがあっても、人から「感謝」をされることが少なく、ダンスを踊ることで自分だけが得をしていて、他の人に貢献できていないと感じたからでした。このことをきっかけに、将来は「人に貢献できる仕事をしたい」と思うようになりました。【2】プロダンサーとして大きなステージの上で踊ることに達成感を感じなかった私は、逆の立場に立ち、他のダンサーのために大きなステージを提供したいと考え、2012年8月に横浜赤レンガ倉庫にて1万人動員のダンスイベントHAMASAIを学生10人で主催しました。横浜市、アルマーニ、コカコーラ、JTB、KIRIN、日清食品、Pioneer等の協賛企業様から500万円の協賛金を頂き、結果として、雑誌「横浜Walkers」に掲載させて頂いた他、横浜市長と対談する機会も頂きました。様々な関係者と関わるのはとても大変で睡眠不足の日々が半年続きましたが、自分が企画した空間が人で埋まり、思い思いの時間を過ごす風景を見て強い感動を覚え、私は「ステージに立つのではなく、ステージを作る人間になりたい」と思うようになりました。【3】私はベトナム、香港、シンガポールにて300人以上もの外国人大学生に対して採用面接の同時通訳(英語、中国語)をしていました。たくさんの応募者や企業の方にお会いするうちに、自分が担っている仕事の重みと責任感を強く感じるようになり、その責任を果たすため、私は通訳だけでなくアドバイザーとして企業の方々と連携をとりながら応募者1人1人に対して面接のアドバイスやフィードバックを行いました。はじめは面接官の方からは通訳のみを依頼されていたのですが、強い思いを持って応募者へのアドバイスを続けた結果、採用18人から辞退者は出ず、応募者のリピート率が翌年10%増え、依頼企業からも更に新しいお仕事の依頼を頂くことができました。この経験から「多くの人と関係を持ちつつ、一人一人への責任感を忘れない」ことを学びました。引用:三井不動産エントリーシート解説このESの筆者は、ダンス・留学という経験を通じて学んだことを主にESに記載しています。【1】では、プロダンサーである個人として成果を上げることができた経験・それを基軸として社会という「チーム」にどう自分が貢献できるかを考えた経験について述べています。多くの企業では、「個人として成果を出した上でチームにいかに貢献できるか」ということを求められるので、ESの筆者はダンスを通じて社会にどう影響を与えられるかを考えるきっかけになったという点で価値観が変わったと言えます。【2】では、他のダンサーのステージを創るために横浜市、コカコーラ、アルマーニなどの有名企業から協賛金をいただいたエピソードと自らリーダーシップをとって企画に携わった経験を述べています。に照らし合わせて考えると、「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」、「3.リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」の項目にあたる部分をアピールしています。また、この経験が不動産業界を目指すきっかけとなり、価値観が変わったという点もわかり易く説明できています。【3】採用面接の同時通訳ということは、採用側の企業や、面接を受ける学生双方の意図を汲み取りながら仕事を行うことが不可欠です。また、「強い想いを持って応募者へのアドバイスを続けた」というように自ら主体的に行動を起こしたことがこの採用活動のサポートが成功へと繋がったこともアピールできています。このエピソードをに照らし合わせて考えると、「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」、「5.今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」の項目にあたる部分をアピールしています。次に③について見てみます。私は就職活動をすることは、社会人になるための大事な準備の一つだと考えます。正直、私は就職活動をするまで自分がこれからどういう人生を歩みたいのか、自分が本当にやりたいことは何なのかわかりませんでした。しかし、自分を見つめ直す良い機会を就職活動に与えてもらい、目指すべき人生の目標を決定することができました。自分がどういうときに喜びを感じ、どういうときに辛いと感じるのか、自分の強みとする武器はなにか、弱みはなにか、など、それまで以上に自己を理解することができ、これから社会人として社会に飛び立つ準備をすることができたと感じました。引用:三井不動産エントリーシート解説この筆者は、自分が就職活動で感じたことを飾らずに述べています。実際には働いている社会人の方のお話を聞いて、会話をしてみて感じたことなども合わせて述べられると良いでしょう。仕事に対する想い・価値観などが志望企業社員のものと一致していれば、より自分に合う企業に巡り会えるかもしれません。次に④について見てみます。“挑戦し続けられる環境”と“仲間”です。高校時代から大学でのアメリカンフットボール部での経験に至るまで、私は常に自分としっかり向き合い、自分にとって常に厳しい目標を設定し、その目標に向かって粘り強く努力し続けてきました。また、決して一人で挑戦するのではなく、同じ目標を目指す仲間と切磋琢磨し合いながら挑戦し続けてきました。その結果、仲間と共に大きな目標に向かってチャレンジを続ける事が自身の成長につながる事を強く実感して参りました。それは社会人生活においても一緒で、大きな目標に向かって様々な業種の人と協力し、挑戦し続ける事で自分はどこまででも成長し続けられると信じています。参考:三井不動産エントリーシート解説この筆者は自分が部活動に取り組んでいた際に感じた、「仲間との切磋琢磨による自己の成長」を社会でも味わいたいと述べています。ただ、この書き方だと少々主張が弱いです。自己が成長できるかどうかは常に自分次第であるのに、他人の能力による引き上げに頼っている印象に映ります。自分の価値観について触れた上で、そこに応えてくれる人間と働きたいと書けると良いでしょう。三井不動産のように採用人数が少ない企業では、学生の人間性・価値観にも重点を置いて採用活動を行うので、あるがままの自分を表現できると良いかもしれません。選考について◆選考プロセス(総合職)エントリーシート&テストセンター→一次面接(個人1対2)→二次面接(個人1対1)→最終面接(個人1対4)参考:三井不動産本選考情報三井不動産の総合職では毎年30人近く採用されており、その内で三割ほどが女性総合職での採用と言われています。面接に関しては三回全て個人面接であり、一次面接と二次面接の総合評価で最終面接に進めるかどうかが決まると言われています。中でも、最終面接は日本橋の三井本館で役員4人と行われ、荘厳な雰囲気を感じたと過去の内定者は話していました。三井不動産の最終面接ではかなりの人数が落選するらしく、役員4人全員が納得した場合のみ採用に至るそうです。つまり、4人全員に印象を残すためにも、面接の場では自己分析を深め、ありのままの自分を理解してもらえるように話すといいかもしれません。特に三井不動産のように採用人数の少ない企業では、その人の仕事のポテンシャルはもちろんのこと、育ちや人となりを探ろうとするため、突発的な質問が登場することも想定できるので、しっかり自己分析することが重要になるでしょう。最後にいかがでしたか。今回は就活生から根強い人気を誇る、三井不動産を取り上げさせていただきました。不動産ディベロッパー企業による街づくりといっても、簡単にイメージするのも難しいかと思いますが、セグメント別でわけて考えればイメージも湧きやすいかと思います。業界の中でも、三井不動産は多分野にわたる複合開発に強みを持っているので、志望されている学生はインターネットでの情報収集のほか、自分の足を運んで物件を見て回るといいかもしれません。また、こちらの動画では三井不動産の面接完全攻略を解説しています。動画内で「三井不動産」の模擬面接対策をすることもできるので、ぜひご覧ください。三井不動産の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから
- 【三井不動産の面接過去問17選】就職活動での頻出質問と選考意図とは 26,519 views 三井不動産は、オフィス・商業施設・住宅等を絡めた街の複合開発に強みを持ち、上位校生から高い人気を誇る不動産業界の中でも絶大な存在感を示しています。本選考の面接は、基本的に全てが個人面接となっており、ひとりひとりの就活生をじっくりと見極めて採用したいという姿勢が強いように感じられます。以上を踏まえた上でこの記事では、三井不動産の面接で実際に問われた質問内容を考察していきます。参考:三井不動産のエントリーシート・選考情報→「同業の中でもなぜうちの会社なのか?」という一見答えにくそうな質問に対する3つの簡単なアプローチをご紹介したいと思います。学生時代の経験に関する質問学生(大学)時代頑張ったことを教えてください。なぜそれに取り組んだのですか。その中で困難をどう解決したのか教えてください。リーダーとして心がけていたことは何ですか。リーダーとして対立する意見をまとめるのに工夫していたことは何ですか。結果がついてきましたか。他に力を入れていたことを教えてください。高校時代頑張っていたことを教えてください。こちらは「」を参照していただければ、どのように議論を組み立てていけばよいか分かるでしょう。その中でも特に「リーダーとしての立ち居振る舞い」に関する質問が投げかけられています。これは、地権者や行政との交渉を通じて土地を取得・建築計画を策定し、ゼネコン各社への依頼を通じて建物を実際に形にしながら、企業や住人等のテナント営業活動に奔走する、という業務内容の不動産業界に求められる、「ステークホルダーと協力し、彼らをまとめながら、新たな街を創る」という使命を遂行するに足る素質を、就活生が備えているか否かを問うているように感じられます。また、三井不動産の本選考では、ESの段階から大きく「(1)大学入学以前の経験(2)大学・大学院の経験」の2つを記すことが求められており、大学時代だけでなくそれ以前の経験に関しても質問をすることで、就活生のキャラクターをしっかりと見極めようとしています。実際に個人の性格や価値観は、大学時代の経験だけではなく、幼少期や小中高時代など、自身の記憶が多少曖昧な時期の経験にも左右されているケースも数多くあり、以上も踏まえて自身の”人となり”を表現できるようにするため、友人はもちろんのこと、自分のことを誰よりもよく知っている「両親」に自己分析を手伝ってもらうようにすることも強くお薦めします。あなた自身に関する質問自己紹介してください。周りからはどう思われていると思いますか。周囲からの印象に関する問いかけがなされていますが、これは「自分が認識している自分」と「他人があなたに対して抱いている印象」にズレがないかを確認するための質問であるといえるでしょう。友人や家族との面接練習に加えて、OB・OG訪問の最後に社員の方に自身の印象を尋ねてみることで、「客観的に見た自分」を認識することができるでしょう。参考:→自己PRにおいて聞かれる質問集を提示します。志望動機に関する質問なぜ不動産に興味を持ったのか教えてください。その中でもなぜ三井不動産なのかを教えてください。三井不動産が第一志望ですか。その理由も教えてください。他社の選考状況はどうですか。会社に入って何がやりたいですか。興味のある商業施設を教えてください。ここでは大きく以下の3点に関して考察を加えていきたいと思います。考察ポイント(1)不動産業界を志望する理由(2)三井不動産を志望する理由(3)会社に入ってやりたいことまず(1)と(2)に関しては、「」の中でも特に、「業界比較」と「同業比較」に関して問われています。最初に(1)の業界比較に関して考えてみましょう。多くの就活生は「商業施設が好きだから」といった主観的な理由で不動産業界を志望しているように思われますが、実際に内定する学生の多くは、他業界との比較を通じて、客観的な視点から業界の志望度の高さをアピールしています。以下の記事でも紹介していますが、「自分がどういった基準で企業選びをしているのか(=軸)」、そして「志望業界のメリットだけでなくデメリットは何なのか」、まで突き詰めて考えるようにすることで、自身のキャリアをしっかりと考えていることを面接官にアピールすることができるでしょう。参考:→「他業界ではダメな理由」も語れるために必要なことを提示します。次に(2)の同業比較に関しては、「なぜ三菱地所や住友不動産ではないのか」を常に考えるようにしましょう。「」でも紹介されている通り、"業界内の特別なポジション・強みから語る、社風・企業理念から語る、企業で働く「人」から語る"の3パターンが王道且つ理解しやすいのではないでしょうか。また不動産業界であれば、「建物」という目に見える完成物に触れることが可能であるため、同社が建造したビルや商業施設に実際に足を運び、三井不動産の街づくりに触れてみることも重要な企業研究になると思われます。三菱地所との比較に関しては「」も参考にしてみてください。最後に(3)に関してですが、社会に出て働いたことのない就活生にとって、この設問に回答するのは少々難しいことのように思われます。しかし考えてもわからないものに悩み続けるよりは、実際に行動してみることでクリアになっていくことも多く、以下の記事では内定者や社員の方に会って話を聞くことで、自身の夢に出会うことを推奨しています。是非こちらも併せて、自分の興味のある仕事内容をイメージするよう努めてみてください。参考:→綺麗ごとだと思われがちかもしれませんが、モチベーション高く頑張っている社会人の中には、「実現したいこと」を大切にしている人も多くいるものです。学業に関する質問なぜ大学院に進学したのか教えてください。学業に関する質問に分類しましたが、「あなた自身に関する質問」にも密接に関係しているといえるでしょう。院に進学するという大きな決断を下した以上、その決断に至るまでの過程や思いまでしっかりと自己分析するようにしましょう。また院での研究内容を聞かれた場合は、「どれだけわかりやすく研究テーマを伝えられるか」が重視されていると考えましょう。自分ではわかっていても、客観的に見て理解できるか、を確かめるためにも、友人や両親にわかりやすく説明する練習も欠かさずに行いましょう。参考:→ES・面接頻出であるガクチカの内定者回答集を提示します。最後に基本的にはオーソドックスな質問内容が多いように感じられますが、冒頭でも述べた通り、同社の選考では就活生ひとりひとりをじっくりと見極めようとしているように感じられます。限られた時間の中でも自分という人間をしっかりとアピールできるよう、自己分析はもちろんのこと、OB・OG訪問や座談会を通じて、社員の方の思いや働きぶりを学び、熱意を持って選考に臨めるよう意識しましょう。【関連記事】また、こちらの動画では三井不動産の選考対策を解説しています。動画内で「三井不動産」の模擬面接対策をすることもできるので、ぜひご覧ください。