あなたの「好き」を仕事に、東京情報デザイン専門職大学のキャリアサポート。
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最終更新日:2025年01月31日
東京情報デザイン専門職大学キャリアセンターの職員の方に就職支援の取り組み内容についてお話を伺いました。
・東京情報デザイン専門職大学に通っていてキャリアセンターの取り組みを知りたい学生
・東京情報デザイン専門職大学の就職支援取り組み内容を知りたい企業の方
- 本記事の構成
- 東京情報デザイン専門職大学キャリアセンターとは
- 学生と職員の距離が近いことが特徴!学生一人ひとりの個性を大切に。
- 学生の育成に特化した就職支援取り組み内容とは
- 就職支援取り組み利用率と実際に利用した学生の声
- グローバル化を目指す!今後の予定と将来展望
- あなたのキャリアをあなたと共に。夢を叶える手助け
- 企業の方に知ってほしい産学連携したキャリアセンターの就職支援取り組み
- 取材後記
東京情報デザイン専門職大学キャリアセンターとは
取材した方のプロフィール
キャリアセンター室長。営業職や研修講師などの経歴を経て現在に至ります。
産学連携/地域活性化を中心としたデザイン展開(博士)を経て現在に至ります。
東京情報デザイン専門職大学とはどんな大学?
学校法人滋慶学園の東京情報デザイン専門職大学は、2023年に開学した江戸川区初の4年制大学です。大学の母体となる滋慶学園が定める「職業人教育を通して社会に貢献する」に基づき、即戦力となる人材育成のため、業界に直結した大学を目指しています。
情報技術を専門分野とし、問題解決のためのデザイン思考を備えた「情報デザインエンジニア」を育成する大学です。
キャリアセンターとは?
キャリアセンターは、教学事務部の中に設置されています。2023年の開学と同時に、新たな組織として運営が始まりました。
教学事務部の職員と連携しており、学生の理解・企業の理解を共に求められます。東京情報デザイン専門職大学の中核にある、大変重要な組織です。
学生と職員の距離が近いことが特徴!学生一人ひとりの個性を大切に。
学生本人が望む進路へと導く
キャリアセンターはどのようなことを目的としている部署ですか。
秋野さん:本学のキャリアセンターは、産業界との有機的な連携を通じて、学生へのキャリア教育、キャリア支援、就職活動支援などを行い、学生のキャリア形成を支援しています。これにより、社会で求められる人材を輩出することを目指しています。
学生と接する際に心がけていることはありますか。
郭さん:学生一人ひとりの個性を大切にし、性格や特性に応じて対応を柔軟に変えることを心掛けています。学生が「好きを仕事に」できるように、どのように関わり、どの長所を伸ばすべきかを常に考え、接しています。
本学のキャリアセンターは教学事務部内に位置しているため、就職活動以外の悩み相談にも日常的に対応しています。例えば、「落とし物をした」「学生生活の中で困っていることがある」など、学生が抱えるさまざまな問題に寄り添っています。学生との距離が近いことが特徴であり、親しみやすい存在でありたいと考えています。
低学年のうちからキャリアセンターのスタッフの方と関わることで、いざ就職活動が始まった際に学生もキャリアセンターを利用しやすくなりそうですね!
学生の育成に特化した就職支援取り組み内容とは
企業プロジェクト中の様子
主な就職支援の取り組み内容
・企業プロジェクト
・日常の面談と保護者との連携
就職支援の取り組み内容について教えてください。
秋野さん:日常的な面談を通じて、学生に適した企業紹介や就職・内定を前提としたインターンシップの紹介を行い、さらに単位外授業としてビジネスマナーや業界研究を学べる「キャリアプログラム」を毎週実施しています。キャリアプログラムでは、企業研究説明会の実施やスーツの着こなし指導など、主に就職活動の準備に役立つ内容を提供しています。
また、企業からの課題を受け、その解決に取り組む「企業プロジェクト」を企画・運営しています。学生は課題に対する作業・制作を行い、その成果を企業にプレゼンテーションすることで、戦略的思考や創造力、プレゼンテーション力を養うことができます。
企業プロジェクトの提携先は主にIT企業ですか?
秋野さん:IT企業を中心に、鉄工場などDX化が進んでいる企業も対象としており、ITやDXに関連する分野で活動している企業と提携しています。
企業の方と実際に関わることで、学生は社会人としてのイメージをより具体的に描くことができ、社会で求められるさまざまなスキルを身につけることができます。そのため、企業プロジェクトは非常におすすめの取り組みであり、ぜひ積極的に活用してほしいと考えています。
ぜひ利用していただきたい内容ですね!
郭さん:また本学では、各学生に担当スタッフが付き、さまざまなサポートを行っています。ひとりのスタッフあたりの担当数は約50人ほどです。具体的には、出席状況の把握やキャリア・履修モデルに関する相談、資格取得の支援など、幅広いサポートを提供しています。また、学生面談を通じて生活面の支援を行い、学修サポートセンター(SSC)と連携することで、必要な支援を適切に提供しています。
東京情報デザイン専門職大学就職支援取り組みの特徴
東京情報デザイン専門職大学就職支援取り組みの特徴は何ですか?
秋野さん:本学の大きな特徴は、学生一人ひとりの夢を支援する体制にあります。入学早期から、各学生の関心や興味を引き出し、履修科目の選定をはじめとした個別のサポートを行います。また、学んだ知識や技術を実践的に活用できるよう支援し、学生が自己実現を達成できるようにサポートします。
そしてさらに特徴的なのは、保護者向けの説明会や面談(三者面談を含む)を実施している点です。学生だけでなく、就職に対する考えやイメージを各家庭と共有することを大切にしています。
就職支援取り組み利用率と実際に利用した学生の声
キャリアプログラム中の様子
就職支援取り組みの実績
開校間もないですが、すでにたくさんの就職支援の取り組みが実施されていますね。参加率などの実績についてお聞かせいただけますか。
郭さん:キャリアプログラムの参加率は80%前後です。臨地実務実習を3年次から開始する前に、しっかり準備ができる内容となっています。実際に参加した学生からも評判がいいです。
臨地実務実習が実際に開始されたら、学生の就活に対する意識もさらに強まりそうですね。
秋野さん:はい。ちなみに臨地実務実習の提携先企業は、70~80社です。実際に臨地実務実習を実施するのは3年次以降なので、現状は実績がないですが、提携先企業がこれだけ多くあることで、学生も多くの企業を知ることができるのではないかと考えております。
実施前からこんなに多くの企業と提携できているなんてすごいです!開始が待ち遠しいですね。
「キャリアプログラム」を通して学生が自ら考える力が身につく。
実際にキャリアプログラムに参加した学生から寄せられた「参加時に学んだ内容」を、元の内容を短くまとめてご紹介します。
さらに、学んだことを次に活かせるように不足している点を明確にし、改善していきたいです。今後は、企業プロジェクトの参加時にも役立つような学びの引き出しを増やし、応用する練習を続け、スキルを高めていきます。(Tさん)
次に、授業で学んだ内容を企業でどう活用するかということを、普段から意識して授業を受けることを心がけようと思いました。特に、新しい言語や技術を使う際に、既に学んだ知識をどれだけ応用できるかが大切だと感じました。(Nさん)
グローバル化を目指す!今後の予定と将来展望
今後の取り組み予定と強化したいポイント
今後の取り組み予定を教えてください。
秋野さん:本学は2023年に開校されたため、現状の在籍学生は1年生と2年生のみとなりますが(2025年1月現在)3年次からは「臨地実務実習」というプログラムを受講する予定です。このプログラムでは、3年次と4年次にそれぞれ8週間、学生が企業に赴き、リアルな仕事を体験することができます。
この実習を通じて、学生たちはチームで業務に取り組む中で実習課題に隠れた問題を発見し、それに対して適切な解決方法を選び実行するプロセスを、企業の現場で実体験することができます。これにより、学内で学んだ知識や技術を、実際の職場で活かすための視点やノウハウを身につける貴重な機会となるでしょう。
実際に企業へ赴くことで、会社の雰囲気なども学生自身がリアルに感じとることができそうですね。
秋野さん:将来的には、学生に臨地実務実習先に就職してもらえるよう、提携を強化することを目指します。
郭さん:さらに、海外の大学と提携し、留学や海外での就職支援を強化していきます。海外の大学からの視察を受け入れたり、交換留学の機会を積極的に提供することで、学生の国際的な経験を深めるとともに、就職支援の幅を広げていくことを目指しています。
あなたのキャリアをあなたと共に。夢を叶える手助け
東京情報デザイン専門職大学の学生に向けて最後に一言
最後に、東京情報デザイン専門職大学の学生に向けて一言お願いします。
秋野さん:本学のキャリアセンターは、あなたのキャリアをあなたと共に考えていきます。そのためにも、あなたのことをもっと教えてください。定期面談以外にも、私たちと学内外を問わずどんどん話しましょう!
滋慶学園COMグループである東京情報デザイン専門職大学は、日本一、学生の個々を大切にしています!
あなたの夢を、一緒にかなえましょう!!
企業の方に知ってほしい産学連携したキャリアセンターの就職支援取り組み
企業研究説明会中の様子
・企業研究説明会
・企業見学
・企業プロジェクト
・臨地実務実習
特に知ってほしい企業と共同の就職支援取り組み
企業の方と共同で行っている取り組みの中で特に企業の方に知ってほしい就職支援取り組みは何でしょうか。
秋野さん:臨地実務実習です。約2ヶ月間にわたる実習を通じて、各企業の魅力を学生に直接伝えていただくことが可能です。また、各企業の皆様から、その学生が社風に適合するかどうかをご判断いただくとともに、その成長を支援していただく機会にもなります。
さらに、本学の学生と早期に接点を持つことができるため、企業への理解を深めてもらいやすく、将来的な採用活動において有益な関係を築くことが可能となります。
企業の方へメッセージ
最後に企業の方へ一言お願いします!
郭さん:企業と学生を繋げる窓口であり、企業を支援する立場でもあります。ぜひ、一緒に人材育成・採用計画に携わらせてください!
滋慶学園COMグループは、業界と共に、業界に必要な人材を送り出してまいりました。人材の育成には、企業のみなさまのご協力が欠かせません。ぜひ一緒に、人材育成のためのご協力をお願いいたします!
取材後記
東京情報デザイン専門職大学は、2023年に開校し、江戸川区初の4年制大学として華々しいスタートを切りました。同様に、キャリアセンターも学生の皆様に向けた就職支援の準備を着実に整えています。
キャリアセンターの職員は、日々学生の皆様と接し、深い絆を築いています。就職支援にとどまらず、学生生活全般にわたり温かく手厚いサポートを提供するキャリアセンター職員は、就職活動が本格化する時期を迎える学生にとって、間違いなく心強い存在となることでしょう。
もし学生生活において何か困ったことがあれば、ぜひ教学事務部に立ち寄ってみてください。温かく、フレンドリーなスタッフが迎えてくれることでしょう。
東京情報デザイン専門職大学のキャリアセンターについての詳細は以下のリンクからご確認ください。
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