【27卒】何をすればよいかわからない人必見|25卒経験者が語る日系大手内定に必要な3つのこととは?
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最終更新日:2025年01月22日
こんにちは。25卒のunistyleインターン生です。
私は、大学3年間ゆる~く過ごし、「東京一工ならどうにでもなる」という言葉を信じ込んだせいで、就活で沢山の後悔を生んでしまいました。年明けから就活に本気になるも、「遅い」ことが原因な様々な失敗、「損」をしました。
「損」をしなければ、1年間だらだら就活を続けることなく、より効率的に納得した就活ができたと思っています。
私のように、学歴頼みで「どうにかなる」と思っている就活生は多いのではないでしょうか。実際には、自分から情報収集をするなど、行動せずして就活は上手くはいきません。
そこで、本記事では、就活についてよく知らない学生に向けて、私が就活時代に「早く知っておけばよかった」と思う後悔から、就活生の皆さんが「損」しないための方法やノウハウをお伝えします。
- 本記事の構成
- 筆者のプロフィール
- 「損ばかり」私の就活失敗談
- 誰も教えてくれなかった!知らずに後悔した就活の裏事情
- 今すぐ真似して欲しい!就活で「損」しないためにすべき3つのこと
- 全く違う!就活で「得」をした人はこうなる
- 最後に「就活で何より重要なこと」
筆者のプロフィール
私のプロフィールは以下の通りです。
やりたいことを明確に持っておらず、「有名企業でブラックでなければならどこでもいい」という典型的な、ミーハー就活生でした。
◆大学:東京一工
◆属性:非体育会・非留学
◆アルバイト:飲食接客業・長期インターン
◆就活軸(本音):やりたいことがない・有名企業・ホワイト
◆内定先:コンサルティングファーム
「損ばかり」私の就活失敗談
まず、実際にどのような就活をしてどのような後悔したのかをお伝えしたいと思います。失敗例になりますので、決して参考にはしないでください。
年明けから本気になった私の就活スケジュール
私の就活を簡単にまとめたものが以下になります。6月からなんとなくは就活に触れていたものの、本気になったのは年明けからでした。
6月:周りがやり始めて一応就活始める
7月:「楽しそう」だけで食品業界のみにエントリー
8月:夏インターン全落ち、何もしない夏休み
9月:志望業界変更
10.11月:学祭に熱中、一切就活せず
12月:志望業界変更
1月:最初の面接でボロボロ、焦り始める
2月:ひたすらOB訪問とエントリー
3月:準備間に合わず3月選考逃す
大学4年生
4月:大量の面接、第一志望に集中できず
5月:面接なくなり、就活から離れる
6月:やる気なくなり、第一志望不採用
恥ずかしいことに、1dayのインターンには何回か参加したものの、複数daysのインターン・ケース面接・グループディスカッション・面接は、年明けまで経験したことがありませんでした。
一方、周りの就活生は既に何回も経験を積んでおり、慣れているわけです。就活では経験の差・練習の差が大きく結果に影響します。そこが大きなビハインドとなってしまい、まずは一定のレベルまで「ESスキル」「面接スキル」などの就活力を向上させる必要があり、3月の本選考に準備が間に合いませんでした。
そして、私はインターンからの早期選考は全くなかったので、ほぼ全ての企業に6月選考のオープン採用でエントリーしました。
就活の忙しさをグラフで表すと...
3年生の6月から完全に就活を終えた4年生の6月までの1年間の就活の忙しさをグラフに示すと以下のようになります。
年明けの1-3月は、「ES作成」「OB訪問」「面接練習」「企業研究」「面接」を同時に行っていたので、忙しいうえに精神的負担もかなりありました。
記事の後半では、就活で「得」をした人の忙しさを示したグラフを示しています。比較すると、自身の就活がいかに非効率的な就活であったかが明確だと思います。
一番の後悔
私の一番の後悔は「全て遅かったこと」です。
「本気になる時期」「志望業界を変更した時期」などなど、様々なことに出遅れていて、「間に合わなかった」「もっと早く知っておけばよかった」と後悔ばかりの就活でした。
就活で恐ろしいのは、「出遅れたら取り返せない」ことです。
サマーインターンは1回きりですし、本選考のエントリーも基本的には同じ企業には1度のみです。早期内定したいと思っても、過去にインターンに参加していないとダメという企業もあります。
皆さんには、遅くて損したと思うような就活ではなく、効率的に納得できる就活をしてほしいと思います。
そこで、具体的に「何が遅かったのか?」「どうすれば良かったのか?」、私の就活時代の反省点・後悔について皆さんにお伝えしたいと思います。
誰も教えてくれなかった!知らずに後悔した就活の裏情報
まずは、失敗談から、就活前に知りたかった「就活の裏事情」を大きく3つお伝えします。私は、以下の3つについて気付いたタイミングが遅すぎたことを後悔しています。
①「インターン行く意味ない」は嘘!早期選考のチャンス
大学の先輩から「サマーインターン行かなくても良かった」「年明けからでも大丈夫」という声を聞くことはありませんか?
信じてはいけません。
もちろん、インターンに行かなくても内定はできると思います。ただ、より確実で効率的な就活をするためにはインターンは必要です。インターンに行く意味を、私なりに3つ考えてみました。
・基本の就活スキルの習得
「ES作成」「webテスト」「面接」などを、本選考より前の時期に経験できます。練習なしで通過することはとても困難です。本選考は1度きりですが、インターンは落ちても本選考にエントリーできます。就活スキルを向上させる場としてインターンを活用できる。
・就活仲間、コミュニティの獲得
サマーインターンに参加できると、早めに就活を始めている優秀な就活仲間で出会えます。インターンが終了した後も、企業に関しての情報収集や面接練習など、助け合えます。
・早期選考ルートへの優遇
ほとんどのインターンに優遇があります。「一次面接免除」や「早期選考」など、本選考よりかなり有利に選考に進むことができます。また、インターン経由のルートでしか採用しない企業もあります。
全てインターンの大事な要素ですが、特に3つ目が最大のメリットだと思います。公表していない企業でも優遇がある場合が多いです。
私は3月に本選考でエントリーした企業が、インターン経由でほとんど採用してしまい、本選考では1人ほどしか採用しない企業で、インターンに行かなかったことを後悔しました。
インターンは絶対に行くべきです。その後の自分の負担がかなり変わります。
②先に業界を絞らないで!変わったときに痛い目に...
「この業界はブラック」「この企業はこの事業だけでつまらなそう」など、イメージで企業選びしていませんか?
先入観やイメージを頼りにしてはいけません!
意外と説明会に行ってみたら、自分のイメージと全く異なることがあります。実際に企業の、働く人・事業内容・雰囲気を自分でしっかり見ることが重要だと思います。
私は「つまらなそう」だけで夏前に企業を判断したせいで、その後印象が変わって志望度が高くなり、何度も志望業界を変えました。その度に、「インターンに行ってない」などと後悔するわけです。
大学3年生の前半に様々な企業説明会やインターンに足を運び、秋ぐらいで志望業界を絞るのが、最も後悔しない効率的な方法だと思います。
③OB訪問を甘く見ないで!選考で有利になる4つのメリット
企業の社員さんに個別で話を聞くOB訪問。「したほうが良い」というのは皆さん知っていますよね。しかし、具体的な「メリット」を就活前に知っている方は少ないのではないでしょうか。
私はOB訪問が重要と言われる総合商社を最終的に志望していたので、年明けにOBの方々に訪問しました。その中で感じた、OB訪問のメリットを私なりに4つ挙げてみました。
・企業理解が手っ取り早く深まる
現場の社員さんに話を聞くことが、企業研究で最も重要なことだと思います。表面的な情報ではなく、リアルな話が聞けます。
・面接で他の学生と差別化できる
企業への熱意のアピール材料になります。また、「○○事業部の~さんがおっしゃっていて」などと、自分の話に説得力を持たせることができます。
・助けてくれる
ES添削や面接練習など、OBによっては付き合ってくれる方もいます。選考突破して内定した社員さんに、選考について相談することが最も確実です。
・(加点になる)
これは企業によりますが、OB訪問の「回数」や「質」が企業に報告されており、選考で有利になる場合があります。
2つ目の「他の就活生との差別化」が最も大きなメリットだと思います。志望動機にOB訪問での学びや気付きを含めるだけで、説得力が全く異なります。
まとめには挙げていませんが、OB訪問は「大人と話すことに慣れる場」としても価値があります。面接で緊張してしまう学生は、OB訪問を重ね、大人と話し慣れておくと良いと思います。
今すぐ真似して欲しい!就活で「損」しないためにすべき3つのこと
ここまで、私が「早く知ればよかった...」と後悔したことについてお伝えしてきました。ここからは、そのような後悔を生まないために「どうすれば良かったのか?」についてお伝えします。
①まず最初にやるべきこと、早く本気なる具体的な2つの方法
「全て遅かったこと」これが最大の後悔ですが、そうなった原因は「早く本気にならなかった」ことだと思います。
私が本気になれたきっかけは、年明けのOB訪問でした(半強制的にセッティングされたもの)。そこで、OBにやるべきことを聞き、初めて就活の仕方を知ることができました。そして、OBに焦らされたこともきっかけでした。
つまり、「やるべきことの明確化」「焦らされる環境」が早く本気になるために必要なことだと思います。
・やるべきことの明確化
まずはとりあえず経験者に「何をすべきか」聞いてください(大学のキャリアセンターやSNS等)。
「ES作成」などと分かり切ったことではありません、「どのようにESのネタを考えたのか」「参考書は何をどれくらい解いたか」などの具体的な行動です。それをそのまま真似することで、就活の仕方が分かると思います。
・焦らされる環境
自分の意識が変わらないと、行動も変わりません。SNSで就活界隈を覗いてみるなど、自分が焦らされる環境に身を置くことが重要だと思います。
②時間を無駄にしない人は、夏インターンに「真面目に」「ひたすら」エントリー
サマーインターンの重要性は前半でお伝えしました。「真面目に」「ひたすら」エントリーしましょう。
これは、「適当に」「限定した」エントリーは意味がないと思うからです。
私はサマーインターンにエントリーしていましたが、「本気」でやっていなかったので振り返りや情報収集を一切行わず、通過せずに時間を無駄にするだけになりました。
そして、食品業界のみに絞ったせいで、その後志望業界が変わったときに後悔しました。また数を出さないと、「どんなESが通るのか」分からず、自分も成長できません。
「質」も「量」もどちらもインターンの時期にこなしておくことで、就活スキルが向上し、本選考での負担が減ります。
③他の学生に予約がとられる前に!OB訪問で最終面接の差別化
就活を通して、最終面接の差別化は「どれくらいリアルな話を聞いているか」という点が大きいと感じました。キレイな部分だけに惹かれている学生より、泥臭い部分も理解して志望している学生をとりたいと企業も思うはずです。
そこをカバーするのがOB訪問です。私は年明けからOB訪問をしましたが、繁忙期なため訪問予約をとれないなどとかなり苦労しました。選考に進んだけれど、「OB訪問の予約が間に合わなかった」こともありました。
OB訪問は企業理解が早まるなど、早めに動くメリットしかないので、他の学生もやり始める就活前にやっておくことをオススメします。
全く違う!就活で「得」した人はこうなる
①外コンに内定し、年内に就活を終えた東京一工の友人の就活スケジュール
最後に、これまでお伝えしてきた後悔を早めに始めていた、友人の就活スケジュールを紹介します。年内に第一志望から内定をもらい、就活を終えていました(もちろん本人の実力が大きいとは思いますが)。
5月:大学主催にセミナーに参加して業界を知る
6月:ESを第三者に添削してもらう
7月:
・50社近くエントリー(多様な業界)
・GDや面接の練習積む
8月:インターンで優秀な就活仲間と出会う
9月:志望企業の選定
10月:インターン経由の早期選考に呼ばれる
11月:第一志望に向けてOB訪問と面接練習
12月:内定
上手く行き過ぎた極端なケースかもしれないですが、ほぼ同じ時期に就活を始めたにも関わらず「第一志望への集中度」や「内定時期」にこれほど差がでます。
②「得」した就活生の忙しさをグラフで表すと...
赤い線で私、青い線で友人の就活の忙しさを比較しています。友人はサマーインターン時期にエントリーが集中し、忙しさが最大になってはいるものの、その後は第一志望の早期選考に集中できるため、落ち着いています。
2.3月に最大に忙しく準備が間に合わず、第一志望から内定をもらえず1年間だらだら就活することになってしまった私より、効率的だと分かります。
忙しさが最大の時期もどちらもありますが、インターン時期と本選考時期では精神的負担もかなり異なります。
「早く本気になること」が就活スケジュールにいかに影響するかが分かります。
※グラフは完全に筆者の主観です
最後に「就活で何より重要なこと」
「早く終わらせること」が就活で重要とは限りませんが、「納得して」「早く終わらせられる」ルートがあり、それは早く動き出さないと掴めません。
そのルートに気付き掴むことが、就活での「得」だと思います。就活は情報戦と言われるように、自分から積極的に情報収集など動かないと、いつの間にか「損」をしてしまいます。
そうならないように本記事では、私の失敗談をもとに「就活前に知りたかったこと」をお伝えしてきました。「遅い」ことは取り返せません、皆さんが自分が後悔しないような就活が出来ることを願っています。