北海道武蔵女子大学・短期大学の就職率95%越えのカギは学生と教員・職員の深いつながりにあった

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最終更新日:2025年01月20日

北海道武蔵女子大学・短期大学の就職率95%越えのカギは学生と教員・職員の深いつながりにあった
本記事は北海道武蔵女子大学・短期大学就職課の紹介記事です。

北海道武蔵女子大学・短期大学就職課の職員の方に就職支援の取り組み内容についてお話を伺いました。

こんな方にオススメ

・北海道武蔵女子大学・短期大学に通っていて就職課の実績や取り組みを知りたい学生

・受験する大学を探している高校生

北海道武蔵女子大学・短期大学就職課とは

取材した方のプロフィール

宮崎さん 
就職課として在学生の就職支援・ガイダンス・相談業務を行う

北海道武蔵女子大学・短期大学とはどんな学校?

大学と短期大学が一つのキャンパスに集まっており、札幌駅から20分の位置にキャンパスを構えています。

1967(昭和42)年に北海道武蔵女子短期大学が開学し、2024年に北海道武蔵女子大学が開学しました。「知・情・意」を兼ね備えた女性の養育という教育理想の下、1年次からゼミナールを設置し、少人数教育に力を入れています。

短期大学は教養学科(教養コース、経営・経済コース、グローバルコミュニケーションコース)、大学は経営学部経営学科で構成されております。

就職課とは?

教員・学生両方から頼りになる相談窓口として、様々な就職支援を行っています。

具体的には、ガイダンスの企画や講師依頼、キャリアサポーターとの連携などを行っています。また、企業との良好な関係づくりにも力をいれており、集約した学外の情報を学生に発信しています。

家族以上の想いで学生に寄り添う就職課

学生の将来が豊かなものになるように

  就職課はどのようなことを目的としている部署ですか。

宮崎さん:一番は学生の満足です!もちろん就職・内定を目的としているのですが、本人の望む進路を一緒に考えたり、社会人の目線からアドバイスするなど、将来を豊かにできるように就職活動以外のさまざまな面でもサポートできればと思っています。

就職課の想い

  実際に学生と接するときどのような想いで接していますか。

宮崎さん:家族以上の想いで寄り添っています。大事なお嬢さんをお預かりしているので、皆さんを大切に思って接しています。

就職支援の強みは「企業・OGとの圧倒的な連携」から!

就職課の支援の特徴

  就職課ではどのような体制で就職支援を行っているのでしょうか?

宮崎さん:就職課窓口では、ほぼ毎日学生が何かしらの相談・報告をしに来てくれます。

  学生との距離がすごく近いんですね!

宮崎さん:本学は事務室の中に就職課の席があり、学生支援課などに来た学生とついでに話せる機会が沢山あります。一度話した学生は、アルバイトのことや就職と全然関係のない話をしてくれるようになって。そういった点ではすごく話しやすい環境であると思っています!

  就職課様特有の取り組みは何かありますか?

宮崎さん業界・職種別のバックアップの数はかなり多いと思います!コロナ禍を経て、学生が希望する業界の幅もかなり広がっています。就職課としても、時代の流れに合わせて、人気のある業界・職種への対策講座を広げていっています!

様々な就職支援取り組み

実際に北海道武蔵女子大学・短期大学の特徴的な取り組みについて、いくつかお話していただいたので以下に紹介します。

業界・職種別バックアップ講座
・実施時期 
 10月以降の動画配信と、2月頃の対面講座

・概要
 業界・職種別に就職課や企業担当者によるバックアップ講座を実施。

・講座種類
 ・職種別(総合職、営業職、事務職)
 ・エリア別就職(Uターン希望者対象)
 ・グループディスカッション対策
 ・業界別(製菓、化粧品、ホテル、自動車、ブライダル、JA関連団体、図書館司書、医療事務)

航空業界対策講座
・実施時期 
 
1年次5月以降(月1,2回程度講座を実施)
・概要
 
卒業生であり、大手航空会社の元CAで、訓練教官として働いていた講師による講座を実施。
・講座内容
 
・ビジネスマナー
 ・メイクアップ
 ・エントリーシート対策(自己PR、ガクチカ)
 ・内定した卒業生との懇談会
 ・企業研究
 ・ANAビジネスソリューション株式会社による特別講座
 ・面接対策

金融業界対策講座
・実施時期 
 1年次11月以降

・概要
 就職課による動画配信を中心とした講座を実施。
・講座内容
 ・OGを招いてのパネルディスカッション(対面)
 ・金融の基礎知識(役割、金融機関の種類、金融商品の種類)
 ・履歴書・エントリーシート作成のポイント
 ・信用金庫採用担当者による合同企業説明会(対面)
 ・面接対策
 ・証券外務員資格対策講座

公務員対策講座
・実施時期
 1年次11月以降
・概要
 「資格の学校TAC」と提携し、公務員試験合格に向けた講座を実施。
・講座内容
 ・合格者との懇談会
 ・学力試験対策(基礎学力、数的処理、文章理解、社会科学、人文科学、時事)
 ・面接指導
 ・企業研究セミナー(札幌市、北海道庁をはじめ各自治体、警察、国家公務員など)
 ・作文添削

筆記試験対策講座
・実施時期
 1年次10月以降(月1回程度講座を実施)
・概要
 SPI試験や一般常識テストの対策講座。

IT業界対策講座
・実施時期
 1年次6月~9月(月1,2回程度講座を実施)
・概要
 IT業界の企業を招いて講座を実施。
・実施内容
 ・北海道IT推進協会担当者による業界説明
 ・北海道IT推進協会加盟企業によるインターンシップ(学外)
 ・ITパスポート資格紹介と対策
 ・日本アイ・ビー・エムデジタルサービス㈱によるプログラミング体験会(学内)

「絶対にこれだけは活用してほしい」就職課オススメな取り組み

  学生にオススメしたい取り組みは何でしょうか?

宮崎さん:やはり、ゼミ教員やキャリアサポーター¹を活用してほしいですね。教員は、民間企業で就職経験のある人が多いので、みなさん親身になって相談に乗ってくれます。年に1~2回ほど、ゼミ教員と面談をする機会がありますが、そのほかにも困ったときにはいつでも相談できる頼りになる存在です。キャリアサポーターも本学での勤務が長いので、過去の先輩の様子を踏まえて適切なアドバイスをしてくれます。

キャリアサポーターは1回40~60分ほどの面談を実施しています。2023年度は、キャリアサポーターの利用枠数が1581コマにおよび、利用率は80%を超えています。学生の中には年間で60回ほど利用した学生もいます。
※キャリアサポーターとは国家資格キャリアコンサルタントを持つ専門の相談員

先輩・卒業生からのリアルな声が強力な手助けに!

  学生から特に評判の良かった取り組みは何でしょうか?​​​​​​

宮崎さん内定者懇談会の出席率は高いですね!一つ上の学年の先輩が登壇して、就職体験談について話をしてくれるので、自分ごととして考えられる機会になっていると思います。ガイダンスが終わった後、個別で質問できる時間を設けると、列を作ってみんなが質問しています。

  先輩とのつながりもとても強いんですね!

宮崎さん:そうですね!金融業界だと卒業生がパネルディスカッションのパネラーとして参加してくれたりします。

あとは、大学祭に遊びに来てくれる人も多いですよ!その時に就職課に来てくれて近況報告を聞くことができます。そこで聞いた内容を学生にフィードバックできたりもするので良い機会になっています。

  雑談ベースで聞いた話が、学生にとって一番聞きたい内容だったりしますよね!

宮崎さん:本当にざっくばらんにお話してくれるので、ありがたいと思っています。

2023年度就職決定率95%越え!徹底的なサポートで多業界での内定獲得へ

2023年度就職実績
北海道武蔵女子大学・短期大学HPより引用)

就職支援実績

  就職支援実績についてお聞かせいただけますか。
​​​​​​
​宮崎さ2023年度の就職決定率は95.8%です!また、幅広い業界への内定を獲得しています!

  学生の声はどのように届いていますか?
​​​​​​
​宮崎さ:本学でのガイダンスなどは全て正課外で行っています。それにも関わらず80%以上の学生が参加してくれています。グループワークなどの講座の後には、「楽しかった!」「今までと違う視点に気づけた」と言ってくれることが多いので、そこは誇れるところですね!

2023年度 業種別就職状況(大学全体) (2024年5月1日現在)

就職課を利用した学生からの声

実際に就職課を利用した学生の声を一部抜粋しました。

先輩方が残してくださった細かく書かれた受験報告書は私にとってモチベーションでもありました。私も先輩方が後押ししてくれたように後輩になにか少しでも力になれるようなものを残せたらなと思います。

キャリアサポーターをwebで予約できる。思い立った時に気軽に予約できるのでとても良かったです。

・キャリアサポーターとの面談やオンライン面接用の部屋をかりることができるなど就職支援が手厚く感謝しています。ありがとうございました。

・親身になって一緒に就職活動を進めてくださったのでとても安心しました。

女子大だからこそできる、ハイクオリティな支援

女子大ならでは!就活における身だしなみ講座

  今後どのような就職支援活動を予定しているのかを教えてください。

宮崎さんシューコーディネーター様による足の測定会があります!大丸札幌店の社員の方にお越しいただいて、パンプスが自分の足に合っているかを一人ひとり測定してもらえる会になっています。実際に足に合う靴の形やサイズがどのようなものなのかを試してみて、購入時の参考にすることができます!

  すごい!!女子大ならではの取り組みですね。他には何かありますか?

宮崎さん集中セミナーの中にメイク・マナー講座があります。メイクは、化粧品会社のPOLA様がお越しになって学生一人をモデルにして就活メイクの様子を実際に見せてくれます。POLA様にも卒業生がおり、講座内でメイクの実演を担当してくれる時もあります。

企業の話だけでなく、実際に仕事内容を見ることで学生自身の働くイメージも沸くと思います。

  2024年から大学も開学したということで、今後中長期的にはどのような支援を目指していきますか?

宮崎さん:大学生になると、キャリア形成について考える時間が増えると思います。就職だけでなくその先のライフステージを含めたキャリア形成を考えていってほしいですね。

特に大学生に関しては、更に広いフィールドで活躍してほしいと思います。それに向けて、私たちも支援コンテンツを増やしていきたいです。起業も一つのキャリアとして、可能性を広げてあげたいと思っています。

また、今の時代、社会に出る不安を抱えている学生も少なくありません。学生生活の間に、私たちのような大人や企業の方と触れ合う機会を作ってあげることが大切だと思っています。

高校生にその目で見てほしい、活躍する先輩の姿

専門学校に行かなくても、その夢が叶えられると伝えたい!

  高校生やその保護者向けに何か伝えたい内容はございますでしょうか?

宮崎さん特に就職が強いのは、航空業界と金融業界です。その他、化粧品業界や、医療事務の人気も根強いです。特に専門学校に行かないと、客室乗務員・グランドスタッフやビューティーアドバイザー、医療事務などになれないと思っている方も多いと思うのですが、本学からも多数が就職しております。

過去に採用実績のある求人票には「卒業生がいます」というスタンプを押していて、それを見た学生は安心して選考を受けられるサイクルも生まれています。卒業生が様々な企業で活躍しているので、就職後の不安が少ないというのも強みだと思います!

高校生に向けて就職課から最後に一言

  高校生に向けて最後に一言お願いします!

宮崎さん:まずは、オープンキャンパスに来てほしいです。多数の学生が広報スタッフとして運営サポートをしており、高校生の皆さんの疑問に丁寧にお答えしています。実際に先輩たちがどのように武蔵を選んでいるのかをご自身の目でご覧ください。

また、学びの中には、フィールドワークや企業と連携した授業が多く、知らず知らずのうちに社会人の方々と関わる機会があるのも本学の特徴だと思っています。是非、本学の学びを、体感してください!

「心強い味方に。」就職課からのメッセージ


北海道武蔵女子大学・短期大学HPより引用)

  最後に学生に向けてメッセージをお願いします!
​​
宮崎さん: 入学当初は、就職課というだけで敷居が高く感じてしまう学生が多いです。でも実際は日常的な会話をすることが多くて、最近では「推し」の話をしてくる学生もいたりします。

自分のことを知ってくれている人と就職活動をすることは、とても心強いと思います。就職課を利用したことがない人は、一度窓口に来てほしいと思っています!

卒業生からは「武蔵で良かった。」「武蔵で学んだことが役に立っています!」という声をもらいます。大学生活においては、就職に必要なスキルだけではなくて、社会人としての常識を身に付けられることも大切なので、社会にでるための大切な時間を一緒に過ごしていけたらと思っています!

取材後記

街中でありながらも自然豊かな場所にキャンパスを構える北海道武蔵女子大学・短期大学。

就職課では、職員と学生の関係を超えて、学生に近い距離から様々なサポートを行っていることが分かりました。

就職活動に限らず、学生生活において何か悩みを持った人は、就職課に足を運んでみてください。学生思いの職員の方々は、皆さんの力強い味方になってくれるに違いありません。

北海道武蔵女子大学・短期大学就職課についての詳細は以下のリンクから確認ください。

 他大学の就職支援についての取材記事は以下のリンクからご確認ください。

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イケてない自己PRの改善法|パターン②:努力・苦労自慢 イケてない自己PRの改善法|パターン②:努力・苦労自慢 さて前回に引き続き、今回もイケテない自己PRの実例を紹介することで、企業の求めていることと学生がESで書くことのギャップが少しでも埋まればと思います。今回取り上げるイケてない自己PRのパターンは「努力・苦労自慢」です。このタイプの自己PRは多くの就活生が一度は書いてしまうもので、実際このタイプの自己PRでも実績が伴っている場合、内定してしまうこともあります。但し、多くの学生がイケてない苦労・努力自慢に終止してしまっているので、考えるきっかけとして読んでもらえればと思います。▼目次クリックで展開本記事のコンテンツ・1.イケてない自己PRの実例:「努力・苦労自慢」・2.努力・苦労自慢経験の対処方法・3.個人の努力が最大限求められる業界もある1.イケてない自己PRの実例:「努力・苦労自慢」【イケてない自己PR実例】私の強みは諦めずに努力し続けることです。学生時代は初心者として強豪のテニスサークルに所属し、レギュラーメンバーになることを目標に努力を続けました。しかし強豪テニスサークルであり、レギュラーメンバーのほとんどを経験者がしめる中で、初心者から初めてレギュラーになることは非常に難しい状況でした。初心者としてもできることを示したい、絶対に諦めたくないという信念から、①練習会に加えて、週4日以上、一日3時間以上自主的に練習、②信頼できるコーチに個別レッスンを受ける、③学んだ知識を後輩に伝えるの三つを3年間実践してきました。結果として、3年生の大会からレギュラーとして出場できるようになり、最後の大会ではサークルの対抗戦での団体優勝に貢献することができました。仕事においても諦めずに取り組むことで結果に繋げていきたいと思います。上記も中々、悪くない自己PRではあります。この状態でも内定することはできるかもしれませんが、もう一歩レベルアップする意味でも、イケてないポイントを指摘したいと思います。①努力・苦労自慢をした瞬間に「実績」で評価されてしまう一番の問題点はこれだと考えています。努力ができる・苦労を乗り越えられるというだけの話だと、その結果である「実績」が評価対象となってしまいます。具体的には、上記と同じ様な自己PRであれば、サークルではなく体育会で初心者から始めてレギュラーになった人を評価したくなってしまうでしょうし、初心者から始めて全国大会で入賞した人を評価してしまいたくなるでしょう。どれだけ苦労してきたのか、努力を重ねてきたのかは一言「初心者から始めて強豪のテニスサークルでレギュラーを獲得」という実績を伝えれば十分に伝わります。企業がESや面接を通して知りたいのは、「あなたはどのような人間か、組織内でどのような役割を果たせるのか」ということです。どれだけ個人的に努力を重ねてきたのかに言葉を使うのではなく、自分は周囲にどのような影響を与えることができるのかについても、焦点を当てて書いて欲しいと思います。②企業が知りたいのはどれだけ努力ができるかではなく、「企業の利益に貢献できるか」こういった自己PRの背景にあるのは、企業は努力ができる人材が欲しいという誤解だと思います。もちろん努力できる人材は必要ではありますが、必要充分条件ではなく、企業の利益に貢献するための一要素に過ぎません。企業活動においては、個人で努力することも求められますが、チームのメンバーや取引先とのコミュニケーションの中で、問題を一つ一つ解決していくことがほとんどです。イケてない自己PRの実例と対処法~パターン①でもご紹介しましたが、「企業は他人を巻き込み、既存のあるものを更にいいものに変える、もしくはまったく新しいモノを生み出していくことのできる可能性を持った人材」を求めています。どれだけ努力できるかではなく、その努力は集団に対してどのようなプラスを生んだのか、そのためにどう他人と協力をしてきたのか。集団の中でのコミュニケーションや、集団に対して利益を生む努力ができるかといった能力があるかどうかを伝えることが、本来の自己PRがすべきことです。参考:目標と困難における評価ポイントと内定者の回答例→ガクチカの一項目でもある目標や困難の評価項目や、回答例を示しています。2.努力・苦労自慢経験の対処方法【イケてない自己PR改善例】私の強みは決して諦めない姿勢により、周囲の協力を引き出せることです。大学時代は初心者から始めた強豪のテニスサークルでレギュラーを獲得することに尽力するとともに、サークル初の初心者向け練習会を定例の練習として導入しました。強豪のテニスサークルであるために、試合は経験者中心、初心者は飲み会の幹事やイベントの際にしか参加しないといった両者の溝に疑問を感じたことが行動のきっかけです。具体的には仲のよい後輩に個人的な指導を行い、小さな実績を積み重ねる⇒人数が集まった段階で、経験者を呼び、指導してもらう⇒定期的になったところで正式に幹部会に練習会として提案という流れで行動してきました。練習会が認められたのも、日頃から誰よりも熱心に練習し、後輩の指導にも熱心であるなどの地道な貢献が信頼に繋がったためだと考えています。仕事においても成果を諦めずに追求することで周囲の協力を引き出していきたいと思います。さて先ほどの自己PRと比べてどうでしょうか。努力ができる人であることを伝えるとともに、周囲に向けて積極的に働きかける人であることも伝えることができています。個人でどれだけ努力してきたかについては実績とともにさらりと書き、その上で周囲にどのような影響を与えることができる人間なのかを中心に書くことでより魅力的な人材であることを伝えることができているでしょう。多くの自己PRが先ほどの自己PRのように、努力・苦労に焦点が当たりすぎており、尚かつ実績が伴わないものも数多く散見されます。是非、一度自分の努力や苦労が周囲にどのような影響を与えたのか考えてみましょう。企業が欲しいのはあくまで、「企業の利益に貢献できる人」であり、「努力できる人」ではないことを再認識して下さい。3.個人の努力が最大限求められる業界もある上記のように書いたものの、周囲に対する影響以上に個人の努力が求められる業界もあります。個人営業として実績が求められる業界においては、チーム意識以上に個人の努力が求められ、その場合にどれだけ努力できたかという話の方が共感されることがあります。そのため、努力・苦労に焦点を当てた話も周囲に影響を与えた話もどちらの切り口からでも話せるように準備をしておき、面接官の反応を見ながら話題を変えることができるのがベストです。基本はあくまで、企業・業界のビジネスモデルから求められる能力を考え、それが自分にはあることを示すことです。このコラム、先輩やOBのアドバイスの裏にある「なぜそのようなアドバイスになるのか」を突き詰めて考えて、情報の取捨選択をしてもらいたいと思います。参考:内定する志望動機は業界比較をしっかりしている→業界ごとのメリット・デメリットをしっかり把握することが、説得力のある志望動機作成のために重要です。上記記事では、業界比較も一部載せていますので是非参考にしてみて下さい。最後にいかがでしたでしょうか?一見悪くないようにみえる自己PRも、実は伝えたい内容と企業が欲しい人物像とがかみ合っていないケースがあります。同じ体験を基に書いたのに、伝えたいことの選択を間違えたり、伝え方が違ったりして合否を分けてはもったいないです。OB訪問等も利用して、是非自己PRをブラッシュアップしてみて下さい。photobyYuyaSaito 107,315 views
営業orコーポレート?総合商社内定者が懇親会で見た内定者のタイプ 営業orコーポレート?総合商社内定者が懇親会で見た内定者のタイプ 16卒の総合商社内定者です。筆者は8月の頭に某総合商社から内々定を頂き、内定者懇親会に出席しましたが、そこで内定者が大きく二つのタイプに分類されることに気づきました。今回は倍率100倍を越える難関の選考を突破した総合商社内定者の懇親会においてどのような内定者がいて、それは仕事に置き換えた時にどういう分類をされるのかにクローズアップしていきたいと思います。▼目次クリックで展開本記事のコンテンツ・総合商社内定者:営業向き内定者・総合商社内定者:コーポレート向き内定者・総合商社内定者の内訳・最後に・総合商社業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介総合商社内定者:営業向き内定者盛り上げ上手で商社マンといったらイメージするタイプの人です。非常に細かい気遣いができ、テーブル全体のボルテージを高めることに長けています。公式な懇親会の後の2次会のお店を抑えていたりするのには驚きです。彼らは入社後も営業部門の最前線で働き、数々の接待と数々の合コンをこなして、様々な案件を獲得するに違いありません。また学生時代から海外インターンやバックパッカーなど自分の意思で積極的に行動していた人が多くここに分類されるように感じます。総合商社内定者:コーポレート向き内定者先ほど紹介したお地蔵さん内定者の他にサポートに徹している内定者がここにグループ分けされます。スーツの上着を脱ぐ人がいればそっとハンガーを手渡す、飲み物が減ってきた人に対して次に何を頼むかを聞く、気分の悪そうな人をそっとトイレに連れていくなど例を挙げればキリがありませんが、宴会というフィールドにおいて完全なるサポート体制を敷いています。宴会においてリスクマネジメントに徹している学生はおそらく面接でもその能力が見抜かれ、リスクマネジメントを行う部署に配属されることでしょう。また宴会を盛り上げている営業向き内定者を引き立てている姿を見ているとまるで商社のビジネスが目の前で行われているような錯覚に陥りました。総合商社内定者の内訳ちなみに内定者の内訳としては体育会が2-3割、帰国子女が1-2割、女性総合職が1-2割でした。ただ体育会だから率先して盛り上げるであったり、帰国子女だからお酒が入ると英語で話し始めるということはありませんでした。また志望部門の話をしてみると営業志望の学生8割、コーポレート志望の学生2割といったところでしょうか。営業部門では若いうちに結婚した上で家族とともに海外に駐在したいと考えている内定者が非常に多いように感じられました。コーポレート部門を初めから志望している内定者は司法試験合格を目指していて法科大学院に通っている人や投資ファンドでインターンをしていて、投資の部署に入りたいなど専門分野に秀でている人が多くいました。最後に最終的な配属は人事社員が決めますが、今回は内定者の目線から内定者がどちらの職種に向いているのかを考えてみました。毎年ある程度、適性を考えた上で採用活動を行っているはずなのでわかりやすいぐらい営業向きの人やコーポレート向きの人が内定者に多くいるように感じられました。就活生のみなさんも人気業界である総合商社を志すのであれば、自分がどの職種で働くのかを考えてみたら良いでしょう。総合商社業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介unistyleでは業界別の就活用LINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。実際に総合商社志望者向けのグループでも、各社の選考に関するトークが活発に交わされています。下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。 35,279 views
先輩内定者の3月の就活スケジュールを大公開します! 先輩内定者の3月の就活スケジュールを大公開します! 本記事ではunistyleで勤務する19卒先輩内定者が1年前どのように3月を過ごしていたか、その就活スケジュールを赤裸々に公開していこうと思います。就活生の皆さんの3月の過ごし方を決める際の参考になってくれれば幸いです。▼目次クリックで展開【本記事の構成】▶今回協力していただいた3人▶日系大手IT企業内定Yくんの3月の予定▶BIG4外資コンサルティング企業内定Kくんの3月の予定▶日系大手リース会社内定Sくんの3月の予定▶3人の予定からみる3月にすべきこと▶最後に今回協力していただいた3人まず初めに、今回スケジュール公開に協力してくれた19卒先輩内定者3人のプロフィール、就活時の軸などについて概観したいと思います。【協力いただいた19卒の先輩内定者】♦Yくん(男性)出身大学:上智大学内定先:某日系大手IT企業志望業界:商社、銀行、IT就活時の軸:扱うものの規模・インパクトの大きさ、扱う商材が特定されない♦Kくん(男性)出身大学:早稲田大学法学部内定先:某BIG4外資系コンサルティング企業志望業界:総合商社、コンサルティング、IT(デジタルマーケティング、マーケティングリサーチ)就活時の軸:企業経営に関われること、自身の市場価値を高められること♦Sくん(男性)出身大学:首都大学東京法学部内定先:某日系大手リース企業志望業界:金融、IT、インフラ就活時の軸:専門性があること、携わるフィールドの広さなお、就職活動に不安があるという方には就職エージェントneoがおすすめです。アドバイザーからは、自分の就活の軸に合った企業選びを手伝ってもらえるだけでなく、その企業のエントリーシート・面接といった選考対策のサポートを受けることができます。少しでも興味のあるという方は、下記の画像をクリックしてサービスを利用してみてください。それでは、気になるスケジュールを見ていきましょう。日系大手IT企業内定Yくんの3月の予定※カレンダーの様式の都合上、12日が祝日になっていますが正しくは21日です。また、赤文字は学内説明会を指しており、企業の個別説明会と区別しています。企業名など一部略称を用いています。このスケジュールを見て、「そこまで忙しくないのでは?」と予想外の印象を持った方もいるかもしれません。ただ、Yくんは2月時点で合同説明会などへの参加を経て自身の志望業界が固まっていたため、他の説明会にそこまで参加することなく総合商社・銀行を中心に無理のないスケジュールを組めたそうです。実際のエントリー数も20程度と若干少なめとなっています。その結果、スタンプラリーと言われる銀行のセミナーや、選考過程においてその実施有無が問われる総合商社のOB・OG訪問に専念することができていることがわかります。スケジュールの空いている日は、ES作成やアルバイトに注力していたそうです。BIG4外資系コンサルティング企業内定Kくんの3月の予定若干皆さんの想像する3月の予定に近づいてきたのではないでしょうか。Kくんは「焦って手当たり次第受けた」「無内定のリスクを回避したい」という印象を語っていましたが、その結果、日系大手・ベンチャー・外資系を含め非常に広い視野で業界を見ることができており、最終的に31社にエントリーしています。このように、3月時点で完全に業界が絞れていない場合は、Kくんのように「手当たり次第」様々な業界を受けることで、次第に自身の軸が明確になってくるパターンもあるので、参考にしてみてください。さらに、Yくんと同じく総合商社を志望していたKくんはES提出締切前にOB訪問を行うことができています。OB訪問を質の高いES作成に役立てていくためにも、総合商社のES締切日は事前に押さえておくと良いでしょう。締切・選考情報一覧ページはこちらからただ、本人はES提出に追われテストセンター受験が非常に遅くなってしまったことを反省しているようです。テストセンターは一度受け高得点であればその後の対策・受験は必要ないため、2月中に準備し早いうちに受けてしまうのが効果的でしょう。ちなみに、上記2人が利用しているレクミー合説は、多数の一流企業が毎年参加する国内最大級の上位校学生向けの合同企業説明会です。unistyleでもおすすめしていますので是非足を運んでみてください。日系大手リース企業内定Sくんの3月の予定小さな文字でビッシリ埋められたカレンダーに畏怖の念を抱いた方もいるかもしれません。Sくんは企業個別説明会、座談会、リクルーター面談、本選考といった予定を、地理的に近いところをまとめることで、一日3つのスケジュールでこなし、最終的に金融(証券、生損保、リース、カード)・IT・シンクタンクなどと言った業界中心に60社にエントリー、12社から内定を獲得しています。就職活動における目標設定のススメ|社会人で後悔しないための考え方という記事で紹介している「様々な業界を知った上で複数内定を得る」といった短期目標に基づいた、エントリー戦略を実施しているパターンといえるでしょう。参考:→「様々な業界を知った上で複数内定を得る」という短期目標のための、unistyleの考えたエントリー戦略を紹介しています。エントリー数など必ずしも守る必要はないですが、一つの意見として参考にしてみてください。そのため、個別説明会に非常に多く参加しています。Sくんは説明会に「志望動機作成のネタ探し」「建前を考える」など目的意識をもって望んだと話しており、非常に効果的かつ機能的に説明会を利用できていると言えるでしょう。また、損保ジャパンのリクルーター面談など大手企業の早期選考の動きも確認できるのでそういった点も確認してみてください。3人の予定からみる3月にすべきことざっと3人の3月の予定を紹介してきましたが、共通して言えることは3月時点は「エントリー」「説明会の参加」「ES作成」といった予定が大半を占めている点です。ES締切を3月下旬に設定している企業は多いため、この時点でのエントリーが自身の今後の「持ち駒」になります。そのため、今後の就職活動を順調に進めるためにもエントリー戦略について考えていくことが3月時点での重要な短期目標の一つと言えるでしょう。上記3人の「既に行きたい業界が絞れている」「業界が絞れておらず、手当り次第受ける」「様々な業界を知った上で複数内定を得るため数多く受ける」という3つのパターンに自身を当てはめ、適切なエントリー戦略を実施してください。スケジュールを見ると、昼に説明会や座談会に参加するため、ES作成はどうしても夜になってしまうパターンが多いでしょう。そのなかで、「ESの提出締切に追われた」という声もあるため、ESにかける時間はそれほどなく、2月までにガクチカや志望動機の原型を作成することが重要と言えます。その内容に、説明会や座談会で得た情報を加えて行く流れが戦略的です。また、3人のスケジュールを見てもわかるように、ベンチャー企業を中心に3月から選考を始めている企業も多いため、選考練習として受けてみるのも効果的でしょう。最後にいかがだったでしょうか。今回紹介した3人の解禁後3月のスケジュールを、自分の現在の軸や志望業界の絞り度合いに照らし合わせて自身のスケジュール作成の参考にしてほしいと思います。3人の予定は一見しただけでも忙しさの度合いや行っていた活動を含め多様であり、「就活スケジュールの設定は自分次第」であることが理解できたでしょう。就職活動は、すべての選択を自分で行わなければなりません。これまでの人生の分岐点にあったと思われる「受験」のような正解があるわけでもありません。すなわち、何も考えず巷で言われてるような「就職活動で忙しい3月」を正解と決めつけてしまうのはあまりにもナンセンスであると言えます。ただ、人生の岐路である就職活動で予測不可能な未来について選択し続けることはあまりに不安でしょう。そういったときに、今回の先輩のスケジュールは非常に参考になると思います。他にもunistyleでは選択の質を研ぎ澄ませていくための記事を多く用意していますので、是非自分らしい就職活動を全うするための一助としてお使いください。参考:→就職活動を戦略に基づいた機能的なものにするためには、正しい目標設定が不可欠です。参考記事では、unistyle全記事の基となる、就職活動の正しい目標設定について述べています。 65,668 views

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