1位はなんと50万円!?~給与が高い21卒向け有給サマーインターンランキング~

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最終更新日:2019年05月30日

1位はなんと50万円!?~給与が高い21卒向け有給サマーインターンランキング~

『就活もしながらお金を稼ぐことができたらな~』

誰しもが1度は考えたことがあるのではないでしょうか?

就活には色々とお金がかかるにも関わらず、「説明会参加、エントリーシート(以下、ESと明記)作成、面接対策」などに多くの時間を取られてしまい、中々お金を稼ぐことができません。

そのような学生にとってオススメなのが"有給サマーインターンシップ"です。

「就活をしながらお金を稼ぐこと」ができるため、まさに"一石二鳥"であると言えるでしょう。

今回はそんな就活生のために"21卒向けの有給サマーインターン"を金額順に紹介します。

また、このランキングは「時給換算」ではなく「プログラム」ごとの給与で順位を付けています。そのため、時給や日当で明示している企業に関しては、「その他有給サマーインターン」の項目に別途で記載しています。

応募締め切りが近くなっているものもありますので、そちらも確認しながらご覧ください。

※今回取り上げた企業は5/29(水)時点のものになります。中の人の調査範囲での情報となりますので、もし抜け漏れ等ありましたらこちらまでご連絡ください。

給与が高い有給サマーインターンランキング

【11位】VOYAGE GROUP :3万円(3日間)

【データドリブン開発プログラム「Adventure」】
●募集職種:エンジニア職
●開催地:VOYAGE GROUP本社(東京・渋谷)
●日程:8月17日(火)、18日(水)、19日(木)
●定員:12名程度
●応募締め切り:5月31日(金)9:30
●給与:3万円

●選考フロー:ES→面接/適性検査
●応募条件:研究、趣味、アルバイト(インターン)等でプログラミング経験がある
      ※Pythonが書ける、Webアプリの制作経験があるとなお望ましい
●その他待遇:①遠方の方は東京までの往復の交通費を上限4万円までで支給
       ②「Treasure」との両方の応募が可能
●インターンの詳細・申込みはこちら 

【10位】ビズリーチ:5万円(5日間)

【BIZREACH Intership「Issue vol.1」】
●募集職種:不明
●開催地:ビズリーチ本社
●日程:Aターム→8月21日(水)〜8月25日(日)
    Bターム→9月4日(水)〜9月8日(日) のいずれかを選択
●定員:各ターム20名程度
●応募締め切り:5/31(金)23:59 
※一次締切は既に募集終了
●給与:5万円(日給1万円)

●選考フロー:ES→個人面接(2回程度)
●応募条件:特になし
●その他待遇:関東圏外から参加の方には、規定に基づき往復交通費、期間中の宿泊費を支給する
●インターンの詳細・申込みはこちら

【9位】コロプラ: 6万円(3日間)

【事業開発・戦略立案型インターンシップ〜全国選抜30名が箱根に集結する3日間〜】
●募集職種:総合職
●開催地:株式会社コロプラ本社
     ※宿泊→コロプラの宿泊・研修施設COLONY箱根(箱根仙石原)
●日程: 9月7日(土)〜9日(月)
●定員:30名程度
●応募締め切り:6月30日(日)まで
※ 定員に達し次第、受付を終了する場合あり
●給与:6万円(2万円/日)

●選考フロー:書類選考→面接(複数回)
●応募条件:特になし
●その他待遇:①食費支給
       ②交通費全額支給
       ③遠方の方には宿泊費を全額支給
●インターンの詳細・申込みはこちら 

【8位】LINE :8万円(5日間)

【エンジニア職5daysコース】
●募集職種:エンジニア職
●開催地:LINE KYOTO
●日程:① 2019/8/19 (月) ~ 8/23 (金)
    ② 2019/8/26 (月) ~ 8/30 (金) の2日程から選択
●定員:最大15名程度
●応募締め切り:5/31(金)13:00
●給与:8万円(5日間総額)

●選考フロー:ES→webテスト→面接
●応募条件:基本的な開発経験・プログラミング経験のある方etc
●その他待遇:交通費全額支給
●インターンの詳細・申込みはこちら

【7位】コロプラ:10万円(5日間)

【高トラフィックをさばくためのエンジニアリングに挑むインターンシップ】
●募集職種:エンジニア職
●開催地:株式会社コロプラ本社
●日程:①9月2日(月)〜6日(金)
●定員:10名
●応募締め切り:6月30日(日)まで
※ 定員に達し次第、受付を終了する場合あり
●給与:10万円(2万円/日)

●選考フロー:技術テスト→面接(複数回)
●応募条件:特になし
●その他待遇:①昼食支給
       ②交通費全額支給
       ③遠方の方には宿泊費を全額支給
●インターンの詳細・申込みはこちら
【『白猫プロジェクト』ゲーム企画・第一線クリエイター陣との実践型ゲームプランニングインターンシップ】
●募集職種:ゲームプランナー
●開催地:株式会社コロプラ本社
●日程: 8月19日(月)〜23日(金)
●定員:10~15名
●応募締め切り:7月19日(金)まで
※ 定員に達し次第、受付を終了する場合あり
●給与:10万円(2万円/日)

●選考フロー:書類選考→面接(複数回)
●応募条件:特になし
●その他待遇:①昼食支給
       ②交通費全額支給
       ③遠方の方には宿泊費を全額支給
●インターンの詳細・申込みはこちら 

【7位】サイボウズ :10万円(5日間)

【Summer Internship 2019 Engineer&Designer】
●募集職種:①Webサービス開発
      ②モバイルアプリ開発
      ③UX/UIデザイン&リサーチ
      ④品質保証・セキュリティ
      ⑤クラウド基盤
●開催地:サイボウズ株式会社 東京オフィス
●日程:第1日程→8月5日(月)~9日(金)
    第2日程→8月26日(月)~30日(金)
    第3日程→9月9日(月)~13日(金)
●定員:各コース1回につき3~8名程度
●応募締め切り:第一締切→6月9日(日) 23:59
        第二締切→6月30日(日) 23:59
●給与:10万円

●選考フロー:書類選考→面接
●応募条件:選択職種に応じて必要スキル・経験あり
●その他待遇:①本選考での優遇
       ②社長または開発本部長とのランチ会を開催
       ③エンジニアとの懇親会の開催
●インターンの詳細・申込みはこちら

【7位】リクルート :10万円(5日間)

【WOW INTERNSHIP】
●募集職種:ビジネス職
●開催地:①東京→リクルート本社および近隣オフィス
     ②大阪→大阪支社もしくは近隣の会場
     ③京都→京都市内の会場
●日程:①9月9日(月)~9月13日(金):東京、大阪もしくは京都
    ②9月23日(月)〜9月27日(金):東京、大阪もしくは京都
●定員:不明
●応募締め切り:6月18日(火)13:00まで
※既に一次締切は終了
●給与:10万円(日当2万円)

●選考フロー:ES→面接
●応募条件:特になし
●その他待遇:①交通費支給
       ②遠方の参加者には宿泊費支給
●インターンの詳細・申込みはこちら
【Recruit Internship for Business-PRODUCT GROWTH-】
●募集職種:特になし
●開催地:株式会社リクルート本社、および近隣オフィス
●日程:9月16日(月)~9月20日(金)
●定員:不明
●応募締め切り:6月18日(火)13:00まで
●給与:10万円

●選考フロー:ES→面接
●応募条件:特になし
●その他待遇:①交通費支給
       ②遠方の参加者には宿泊費支給
       ③他のインターンシッププログラムとの併願も可能
●インターンの詳細・申込みはこちら

【7位】DeNA:10万円(3,4日間)

【プロダクト開発コース】
●募集職種:エンジニア
●開催地:株式会社ディー・エヌ・エー 渋谷オフィス(本社)
●日程:8月中旬の3日間
●定員:20名程度
●応募締め切り:~7月上旬
●給与:10万円

●選考フロー:書類選考→面接(複数回)
●応募条件:①汎用プログラミング言語の経験のある方
      ②ソフトウェア・エンジニアリングに関する経験もあるとなお望ましい
●その他待遇:①遠方からの参加者には、交通費・宿泊費を支給
       ②優勝チームには別途豪華賞品あり
●インターンの詳細・申込みはこちら
【新規事業立案コース】
●募集職種:ビジネス職
●開催地:株式会社ディー・エヌ・エー 渋谷オフィス(本社)
●日程:8月上旬の4日間
●定員:20名程度
●応募締め切り:~7月上旬
●給与:10万円

●選考フロー:グループ面接→GD→1dayジョブ→個別面接
●応募条件:特になし
●その他待遇:遠方からの参加者には、交通費・宿泊費を支給
●インターンの詳細・申込みはこちら
【ゲームエンジニアリングコース】
●募集職種:ゲームクリエイター職
●開催地:株式会社ディー・エヌ・エー 渋谷オフィス(本社)
●日程:8月中旬の3日間
●定員:15名程度
●応募締め切り:~7月上旬
●給与:10万円

●選考フロー:書類選考→面接(複数回) 
       ※技術レベルの確認有り
●応募条件:①汎用プログラミング言語の経験のある方
      ②ゲーム開発技術に興味関心をお持ちの方
      ③ソフトウェアエンジニアリングに関する経験もあるとなお望ましい
●その他待遇:①遠方からの参加者には、交通費・宿泊費を支給
       ②他コースとの併願も可能 
       ③優勝チームには別途賞品あり
●インターンの詳細・申込みはこちら

【3位】VOYAGE GROUP:12万円(3週間) 

【もの創り実践プログラム「Treasure」】
●募集職種:エンジニア職
●開催地:VOYAGE GROUP本社(東京・渋谷)
●日程:8月12日(月)~8月30日(金)
●定員:約30名
●応募締め切り:5月31日(金)18:00
●給与:12万円

●選考フロー:ES→面接/適性検査
●応募条件:特になし
●その他待遇:遠方の方は東京までの往復の交通費を上限4万円までで支給
●インターンの詳細・申込みはこちら

【2位】コロプラ: 20万円(10日間)

【スマホゲームの開発方法を体感する!就業型インターンシップ】
●募集職種:エンジニア職
●開催地:株式会社コロプラ本社
●日程:① 8月19日(月)〜30日(金)
    ② 9月2日(月)〜13日(金) のいずれかを選択
●定員:2~3名
●応募締め切り:7月8日(月)まで
※ 定員に達し次第、受付を終了する場合あり。

●給与:20万円(2万円/日)
●選考フロー:技術テスト→面接(複数回)
●応募条件:特になし
●その他待遇:①昼食支給
       ②交通費全額支給
       ③遠方の方には宿泊費を全額支給
●インターンの詳細・申込みはこちら

【1位】LINE:50万円(1ヶ月)

【エンジニア職就業コース】
●募集職種:開発・機械学習・セキュリティ・インフラの4領域
●開催地:東京(LINE本社)
●日程:① 2019/8/13 (火) ~ 9/13 (金)
    ② 2019/8/19 (月) ~ 9/20 (金)
    ③ 2019/8/26 (月) ~ 9/27 (金) の3日程から選択
●定員:最大20名程度
●応募締め切り:5/31(金)13:00
●給与:50万円(10万円/週)
●選考フロー:ES→webテスト→面接
●応募条件:基本的な開発経験・プログラミング経験のある方etc
●その他待遇:①交通費全額支給
       ②遠方からの参加者には滞在先を提供 
       ③有給休暇付与
●インターンの詳細・申込みはこちら
【エンジニア職就業コース】
●募集職種:開発・機械学習・インフラの4領域
●開催地:LINE Fukuoka
●日程:① 2019/8/13 (火)~ 9/13 (金)
    ② 2019/8/19 (月)~ 9/20 (金)
    ③ 2019/8/26 (月)~ 9/27 (金) の3日程から選択
●定員:最大20名程度
●応募締め切り:5/31(金)13:00
●給与:50万円(10万円/週)

●選考フロー:ES→webテスト→面接
●応募条件:基本的な開発経験・プログラミング経験のある方etc
●その他待遇:①交通費全額支給
       ②遠方からの参加者には滞在先を提供 
       ③有給休暇付与
●インターンの詳細・申込みはこちら

その他有給サマーインターン

下記のインターンは、「時給や日当」で給与が決められているものになっています。

そのため、「その他有給インターン」として、上述した「給与が高い有給サマーインターンランキング」とは別途のものとして記載させていただきます。

DeNA:時給2,500円(1ヶ月間)

【AI研究開発コース】
●募集職種:①コンピュータビジョン
      ②データサイエンス
      ③強化学習
      ④音声生成・音声変換 の4つのコースに分かれる
●開催地:株式会社ディー・エヌ・エー 渋谷オフィス(本社)
●日程:8月上旬~9月上旬の1ヶ月間
●定員:10名程度
●応募締め切り:~7月上旬
●給与:時給2,500円

●選考フロー:書類選考→面接(複数回) 
       ※技術レベルの確認有り
●応募条件:機械学習の理論に対する理解と実装経験のある方
●その他待遇:①遠方からの参加者には、交通費・宿泊費を支給
       ②他コースとの併願も可能
●インターンの詳細・申込みはこちら

リクルート:時給2,000円(1ヶ月間)

【Recruit Internship for Specialist 2019】
●募集職種:データサイエンティスト
●開催地:株式会社リクルート本社、および近隣オフィス
●日程:第1ターム→9月2日(月)〜9月27日(金)
    第2ターム→10月15日(火)〜11月20日(水)
●定員:不明
●応募締め切り:6月11日(火)13:00まで
●給与:時給2,000円

●選考フロー:ES→webテスト→面接
●応募条件:①統計学や機械学習を用いたデータ解析経験のある方 
      ②自然言語処理の知識がある方
●その他待遇:①交通費支給
       ②遠方者には個室の宿泊施設を提供
       ③データサイエンティストとの日々のランチ
       ④技術書購入費支援(上限あり)
●インターンの詳細・申込みはこちら
【Recruit Internship for Specialist 2019】
●募集職種:エンジニア職
●開催地:株式会社リクルート本社、および近隣オフィス
●日程:第1ターム→9月2日(月)〜9月27日(金)
    第2ターム→10月15日(火)〜11月20日(水)
●定員:不明
●応募締め切り:6月11日(火)13:00まで
●給与:時給2,000円

●選考フロー:ES→webテスト→面接(回数は未定)
●応募条件:①基本的な開発/プログラミング経験がある方
      ②計算機科学~アルゴリズムに関して、技術的な基礎知識と経験がある方
●その他待遇:①交通費支給
       ②遠方者には個室の宿泊施設を提供
       ③データサイエンティストとの日々のランチ
       ④技術書購入費支援(上限あり)
●インターンの詳細・申込みはこちら

野村総合研究所(NRI): 日当8,000円(5日間)

【夏季5DAYS INTERNSHIP】
●募集職種:経営コンサルティングコース
●開催地:東京オフィス
●日程:第1クール→8月1日(木)~8月7日(水)
    第2クール→8月14日(水)~8月20日(火)
    第3クール→8月22日(木)~8月28日(水)
    第4クール→9月2日(月)~9月6日(金)
    第5クール→9月9日(月)~9月13日(金) の中から一つを選択
●定員:不明
●応募締め切り:~6月19日(水)
●給与:日当→8,000円

●選考フロー:書類選考→面接/適性検査
●応募条件:特になし
●その他待遇:自宅・実家からの通勤が不可能な方には、旅費・宿泊施設(社員寮)を用意
●インターンの詳細・申込みはこちら
【夏季5DAYS INTERNSHIP】
●募集職種:ITソリューションコース
●開催地:首都圏配属クール→東京オフィス(大手町、木場など)、横浜オフィス(みなとみらい)のいずれか
     札幌配属クール→札幌開発センター
●日程:「首都圏配属クール」
    第1クール→8月5日(月)~8月9日(金)
    第2クール→8月21日(水)~8月27日(火)
    第3クール→9月9日(月)~9月13日(金)
    「札幌配属クール」
    第4クール→8月19日(月)~8月23日(金)
    第5クール→9月9日(月)~9月13日(金) の中から一つを選択
●定員:不明
●応募締め切り:~6月19日(水)
●給与:日当→8,000円

●選考フロー:書類選考→面接/適性検査
●応募条件:特になし
●その他待遇:①自宅・実家からの通勤が不可能な方には、旅費・宿泊施設(社員寮)を用意
       ②札幌クールの旅費・宿泊施設(社員寮)の提供はなし
       ③日当に関して首都圏配属クールは研修日(1日間)を除く
●インターンの詳細・申込みはこちら 

NTT研究所:日当2,000円(1ヶ月間)

【NTT夏期インターンシップ】
●募集職種:①基礎研究→アプリケーション/アプライアンス
      ②実用研究→ネットワーク/通信
      ③実用開発→デバイス/物性物理/環境
●開催地:①武蔵野研究開発センター(東京都武蔵野市)
     ②グランパークタワー(東京都港区)
     ③横須賀研究開発センター(神奈川県横須賀市)
     ④厚木研究開発センター(神奈川県厚木市)
     ⑤筑波研究開発センター(茨城県つくば市)
     ⑥NTT京阪奈ビル(京都府相楽郡)
●日程:8月上旬から9月中旬の4週間程度
●定員:テーマごとに数名
●応募締め切り:~6月10日(月)
●給与:日当(生活補助費等)2000円
※食費その他雑費は自己負担

●選考フロー:ESのみ
●応募条件:不明
●その他待遇:①遠方の方は宿泊施設を用意し、宿泊費用を支給する
       ②現住所から実習場所へ通勤可能な場合には必要な交通費のみ支給
●インターンの詳細・申込みはこちら

有給サマーインターンのメリット・デメリット

これまで「企業ごとのインターン内容」を紹介しましたが、そもそも各企業はなぜ「有給インターン」を行うのでしょうか。

それにはしっかりとした理由があります。

企業側のメリット

①本選考前に優秀な学生と接触することができる

本選考と比べ、サマーインターンに参加する学生には「優秀な学生」が多い傾向があります。

これは「周りも就活を始めたから自分も始めよう」といった学生がおらず、"就活への意識が高く、インターンに参加したいと本気で思っている"学生が多いためです。

また、有給インターンは特に倍率が高く、いわゆる"優秀層の中でもとりわけ優秀な精鋭"が参加します。

そのため、企業側は本選考前に優秀な学生と接触することができ、そのまま「その学生を採用する」可能性が高まるというわけです。

②学生とのミスマッチを防ぐことができる

有給インターンは"中長期・実務型"のものが多く、一般的なインターンに比べて「学生とより近い距離で、長い期間接する」ことができるのが特徴です。

つまり企業側としても「その学生が自社とマッチしている人物なのか」を時間を掛けて判断することができます。

そのため、企業と学生相互の理解を深めることができ、「ミスマッチ」を防げる可能性は高まるでしょう。

しかし、一方でデメリットもあります。

企業側のデメリット

①採用に繋がらなかった場合の金銭的・時間的負担が大きい

企業がわざわざお金も時間も掛けて「有給インターン」を開催する目的としては、ほぼ一つしかありません。それが"優秀な学生を採用する"ことです。

そのために多くのお金と時間を掛け、インターン内でより優秀な学生と接触しようとしています。

つまり、それだけ多くのお金と時間を掛けたのにも関わらず、優秀な学生を他企業に奪われてしまえば、「今までの労力が水の泡」になってしまうといっても過言ではありません。

言うなれば、企業側にとっての「有給インターン」は、"ハイリスク・ハイリターン"と言えます。

つまり、企業が「有給インターン」を開催するのには、"リスクを負ってでも優秀な学生を採用したい"といった背景があると言えます。

しかし、メリット・デメリットがあるのは企業だけではありません。学生も同様です。

学生側の主なメリット・デメリットは以下の通りになっています。

学生側のメリット

①お金を稼ぎながらビジネス経験を積むことができる

有給インターンは言わば"長期インターンとアルバイトのハイブリッド"と言えます。

給料に関しても一般的なアルバイトと同等、もしくはそれ以上の額をもらうことができます。その一方で、長期インターンのように実際の「実務経験」を多く積むことができます。

『お金も稼ぎたいけどインターンにも参加したい』といった就活生のニーズを一度に解決することができるインターンと言えるでしょう。

②業界・企業理解を深めることができる

有給インターンで用いられることの多い"中長期・実務型"の内容においては、圧倒的に「業界・企業理解」を深めることができます。

それは単純に「業務に掛けた時間の差」だけでなく、実際の社員と同じ、もしくは同様の実務経験を積むことができることにも起因するためです。

学生側のデメリット

①時間的拘束が厳しい

有給インターンでは基本的に「一般社員と同様の就業時間」で活動することが求められます。そのため、自身の予定を考慮した上で業務に取り組むということは中々難しいと言えるでしょう。

また、あらかじめ「日程と就業時間」を明記した上で募集している場合も多いため、元々あった予定との折り合いがつかずに断念するといったケースも珍しくはありません。

貴重な経験を積むことができる反面、しっかりと「目的意識・目標」を持って取り組まなければ"無駄な時間"を過ごしてしまう可能性もあるため、よく考えてから応募するようにしましょう。

これまでの内容をまとめると、有給インターンは"長期インターンとアルバイト双方の利点を兼ね備えて"おり、学生にとって大きなメリットがあると言えます。

しかし時間的拘束があったり、参加するまでには優秀な学生との熾烈な選考を勝ち抜かなければならないなど、良い面ばかりではありません。

「有給インターン」への参加を希望している方は、『それだけの時間を掛ける価値があるかどうか』ということをしっかりと考えた上で、選考に臨んでいただければと思います。

最後に

ここまで、"21卒向けの有給サマーインターン"を開催している企業を紹介してきました。

有給インターンは、一般的なサマーインターンと異なり、"お金を稼ぎながら貴重な実務経験ができる"ことが特徴となります。

しかし、unistyleが就活生の皆さんに最後に伝えたいことは、"どのようなインターンにしろ、しっかりと参加する目的を考えた上で取り組んでいただきたい"ということです。

今回は「給与」という面だけを切り取って紹介しましたが、インターンに参加する目的は人それぞれです。

とにかく現場社員と話したい人、多くの学生と交流したい人、知らない業界の業界研究に役立てたい人など、人それぞれ参加への理由は異なります。

インターンに参加する意味を自分自身で考え、その上で選考突破するための対策を入念に行い、"自分にとっての有意義な経験"にしていただければと思います。

最後にインターン対策に役立つunistyleの記事を載せておきますので、こちらも併せてご覧ください。

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「第一志望です!!」と面接官に伝えて内定を獲得した後で、辞退した結果... 「第一志望です!!」と面接官に伝えて内定を獲得した後で、辞退した結果... こんにちは、17卒で就活を終えた大学四年生です。自分の人生を賭けて就職活動を続ける中で、無内定を避けるために第一志望企業以外からも「第一志望です」と伝えた上で、内定獲得を選択する場面があると思います。私も、志望者数に対して選考枠設定が厳しい企業を志望していたので似たような状況に陥る場面がありました。今回は、私が実際に内定を獲得した上で辞退した時のお話をさせていただきたいと思います。実際にどのタイミングの面接で意志の確認をされるのか一次面接はどこの企業も、企業の求める方向性・能力・志望度に学生が合致しているかを見る場面なので基本的に経験と志望動機を話すことが多いです。その場で他社の選考状況や志望順位を聞かれることはあまりないでしょう。(もちろん例外もあります。私も某総合商社では一次面接で〇〇商事に行かなくていいの?と聞かれました)二次面接は一次で聞かれた基本的な情報の深堀と他社の選考状況を聞かれる場面が多いです。◯月◯日に〜の◯次面接があります、〜の内定を頂いていますなど、相当詳しく聞かれる場面があります。競合他社の選考も進んでいる旨を聞かれた際には、どちらがいいのか理由をはっきり答えられるようにしておく方が良いでしょう。三次面接では基本的な情報を少し掘られた後は、当人の熱意・本当に来る気があるのかという二点を徹底的に見られます。相手も、百戦錬磨の役員クラスなので相当の覚悟と熱意を持って臨む必要があります。非常に評価が高い場合は別としても、ここで第一志望と言わないと落ちる可能性が高いといえます。企業によって異なる内定の出し方三菱商事・三菱東京UFJ銀行・日本郵船・三井不動産・野村證券IBなど業界のリーディングカンパニーや三菱系のトップ企業は、面接がセオリー通り進み、他社の選考状況をその場で聞かれることはあっても、どちらかの進路を選ばせるような酷な選択は強いられません。ところが、それ以外の企業は時に「内定」か「他社の選考を続けるか」を迫る場合があります。学生側からすると人生を賭けた非常に難しい問題ですが、企業側から考えると優秀な学生を逃さないためにはそれがベストな選択です。第一志望が前者の企業群であり、先に他社の内定が出て選考辞退を強いられた場合にどうするべきなのでしょうか。この場合、「内定ををひとまずもらった後に受け続ける」or「第一志望を諦める」の二択になるわけです。前者の選択肢を採る際に特に気を付けねばならないのは、囲い込みの目をかいくぐることです。人によっては内定を出した後に、昼間からそのまま飲みに連れて行かれたり(人事の方が連れて行ってくださる)、授業と伝えたら教室まで人事の方がついてきたり、その場で内定辞退の電話をさせられたりなど様々な方法で企業は囲い込もうとしてくるようです。そうすることによって学生が他社選考を受けることを阻むのです。受け続けて辞退が決まった時の対応法その後、囲い込みの網をどうにか掻い潜って第一志望の内定を獲得したとすると、次に辞退の連絡をしなければなりません。電話・メール・直接謝罪の三択の選択肢がありますが、私は直接謝罪することをおすすめします。以下は内定承諾を辞退する際に読んでみるといいかもしれません。第一志望じゃない業界の内定承諾におけるリスクと内定辞退の礼儀第一志望業界ではない時の話のコラムですが、これは志望業界内の競合でも同じだと思います。企業側の対応企業によっては内定辞退することをかなり詰めてきます。以下のコラムにも具体例がありますが、「約束したよね、これを守れない君は社会人として有り得ない」「〇〇大学の恥さらしだ」「君のせいで君の後輩はもう採れないな」「君のせいで一人の内定枠を取ってるから、別の一人の学生の人生を変えてしまった」など様々なことを言われます。【どんな教育受けてきたんだ】噂は本当だった!恐るべき内定辞退の実情!【お前の人生潰したるわ】その時の対処法は、もうただひたすら謝るしかありません。実際、企業側が酷な選択を迫ったとしても受けてしまったのは自分です。正直に全てお話して謝れば、人事の方にも自分の思いは伝わるはずです。私の場合も、志望企業の内定をいただいてからその日のうちに謝罪に出向き、自分の想いを伝えさせていただきました。正直に、迅速に、誠意を持って対応すれば、相手の社員にもご理解いただけるはずで、最後には和解することができるはずです。(私も最後は〇〇で頑張ってくれよ!と優しいお言葉を頂きました)最後に内定を辞退するという行為に関しては、自分だけではなく過去に同じ選択をして苦難を乗り越えている先輩方は沢山います。更に言うならば業界のリーディングカンパニーで活躍されている方々は皆、それ以上の試練を何度も乗り越えているはずです。社会人になるための最初の試練として、自分の「人間力」で苦難を乗り切る経験としてはまたとない機会です。こうした部分を含めて就職活動を最後までやりぬくことで、色々な財産を手にすることが出来るはずです。photobythematthewknot 74,002 views
東大体育会出身者が「コンサルと事業会社の良さを兼ね備えているのが魅力」と語る、プロフェッショナルファームとは 東大体育会出身者が「コンサルと事業会社の良さを兼ね備えているのが魅力」と語る、プロフェッショナルファームとは 本記事はプロジェクトカンパニーのPR記事になります。コンサルと事業会社、ファーストキャリアではどちらに進むべきなのか就活生が抱えるこちらの悩み。「コンサルと事業会社は決して二者択一ではありません。弊社なら双方に携わることができます。」、そう語るのはプロフェッショナルファームで部長を務める日野雅奈さん。そして、そんな日野さんが働いている企業の名はプロジェクトカンパニーである。コンサルと事業会社の良さを兼ね備えているとは一体どういうことなのか。多くの就活生が悩むこの疑問、そして日野さんのこれまでのキャリアについて知るべく、unistyle編集部が取材を敢行した。日野雅奈東京大学を卒業し、新卒入社したエグゼクティブ層向けの転職支援を行うメガベンチャーでは、法人営業に従事。しかし、経営者と会話する機会はあったものの、提供サービスが固まっており、自ら柔軟に課題解決ができるコンサルティング業務に携わりたいと思い転職活動を開始。コンサル会社と事業会社の良さを兼ね備えていると感じたプロジェクトカンパニーへ2020年4月に入社。コンサルティング事業部配属ののち、半年でグループマネージャーに就任、1年強で部長。2022年7月付けで執行役員就任。現職。こんな就活生にオススメ◆コンサルと事業会社で迷っている就活生◆成長スピードが早く、若手の内から裁量を持って働ける環境を求めている就活生◆事業を支援する側、事業を創る側のいずれかに携わりたい就活生目次新卒時に選んだのはエグゼクティブ向け人材紹介の法人営業。東大体育会出身の学生が選んだファーストキャリア1年で退職し、就活生時は興味のなかったコンサルへ転職。決断理由は〇〇への共感将来の目標はホールディングスの参謀。入社後のキャリアと今後成し遂げたいビジョンに迫る「コンサルはビジョンを実現するための一つの手段」、コンサルと事業会社の良さを兼ね備えているプロジェクトカンパニーの魅力とはコンサルと事業会社で迷っている就活生へのメッセージ-コンサルに携わりながら自社内で〇〇ができる-最後に新卒時に選んだのはエグゼクティブ向け人材紹介の法人営業。東大体育会出身の学生が選んだファーストキャリア新卒ではメガベンチャーに入社し、法人営業に携わっていたそうですが、ファーストキャリアの選択理由と企業選びの軸を教えてください。企業選びの軸は成果主義か否かという点だけでした。というのも私自身大学まで体育会でサッカーを続けてきたこともあり、実力主義の環境にずっと身を置いていました。サッカー部は実力さえあれば1年生からでも試合に出場することができますし、一方で実力がなければ4年生でも控えに回ります。こういった環境に居たためか、自ずと将来もそういった企業で働きたいと考えるようになりました。インターンは大手企業にも参加したのですが、成果主義という観点から本選考ではベンチャー企業と外資系投資銀行に絞り就活を進めました。結果として複数の企業から内定を貰いましたが、給与面等の条件を鑑みて1社目のメガベンチャーへ入社を決断したというのが一連の経緯になります。また、成果主義の環境であることに加えて「将来的に事業を創る側になりたい」という想いも抱いていましたので、そういった条件に該当していたのも決め手の一つになりました。なお現在はコンサルティング業務に従事していますが、就活生当時はコンサル業界を一切見ていませんでした。前職では具体的にどのような仕事をされていたのでしょうか?前職はエグゼクティブ層向けの転職支援を行っているメガベンチャーだったのですが、主に法人営業を担当していました。ですので、「お客様に架電をする→アポイントが取れたお客様と商談をする」というような就活生の皆さんが想像する一般的な営業を行っていました。ただ、私は総合職ではなく特別職(幹部候補採用)として採用していただいたこともあり、1年目が終わる頃には営業企画の業務にも携わっていました。1年で退職し、就活生時は興味のなかったコンサルへ転職。決断理由は〇〇への共感新卒入社した企業を1年で退職し、現在の会社に転職されたとのことですが、その理由と一連の経緯を教えていただいてもよろしいでしょうか?1社目を退職した理由としては事業を創る側になりたくて入社したものの、そこに辿り着くまでに時間がかかることに気づいたためです。入社前に社長から「事業を創る側になってくれることを期待している」とお声掛け頂いていたのですが、社員数が1,000人以上と規模もそれほど小さくなかったこともあり、実際に入社してみるとスピード感と裁量権がそれほどないことに気づきました。業務内容や環境に不満があった訳ではないのですが、自分自身のビジョン実現までに時間がかかるのであればこの会社に在籍している必要性がないと感じ、転職活動を開始したというのが一連の経緯です。そして、転職活動の際には①1社目よりもアーリーフェーズの企業であること②コンサルティング業務に携われることの2点を軸に企業を探していました。①に関しては1社目を退職した理由にも紐づくのですが、やはり事業を創る側になりたいという想いはずっと持っており、且つ自身の実力で「会社の規模を成長させたい」と考えていたためです。②に関しては、自身の実力がそのまま評価に反映される業種は何かと考えた際、コンサル業界に勝るものはないと考えたためです。1社目は人材紹介の営業だったのですが、どれだけの数の求職者を紹介することができるかまでは自身の実力次第であるものの、その求職者が入社後に活躍できるかどうかはアンコントローラブルであり、その点に少し違和感がありました。コンサル業界であれば全ての評価が自身の実力次第であるため、そういった環境に身を置きたいと考えるようになりました。最終的には大手のコンサルティングファーム含め、複数社から内定を貰うことができました。複数社から内定を貰ったとのことですが、最終的にプロジェクトカンパニーへの入社を決めた理由は何でしょうか?弊社の掲げているビジョンに最も共感したというのが一番の決め手になります。弊社は「プロジェクト型社会の創出」という企業理念を掲げており、企業理念を実現するためにも、2045年までに売上1兆円の達成、100億の事業を100個創るという将来の事業イメージを描いています。私はビジョンの大きさ(会社を成長させたいと考えているか)と方向性(事業を創る意欲があるか)という点を重要視していましたので、弊社のビジョンに非常に共感しました。コンサル会社の多くは「会社を成長させたい」というビジョンを掲げている企業が少なく、内定を貰った他の会社もその点が懸念点であったため、最終的に弊社への入社を決断したという形になります。将来の目標はホールディングスの参謀。入社後のキャリアと今後成し遂げたいビジョンに迫るプロジェクトカンパニーに入社されてから現在に至るまでの業務内容を教えて下さい。一貫してコンサルティング業務に従事しています。具体的には、大手企業のシステム導入プロジェクトへの参画、全社のDX化推進の戦略立案並びにシステム導入、新規事業の営業企画など、様々なプロジェクトに携わらせていただきました。入社当社は任せられたプロジェクトを進めるという形でしたが、半年ほどでグループマネージャーに昇格させていただけたこともあり、そこからは自ら手を上げてプロジェクトを進めています。これまでのキャリアを振り返ってみると、会社の土壌として任せる風土があるという点はやはり素晴らしいなと感じます。入社されてからかなりご活躍されているかと思いますが、日野さん自身が思う活躍できている理由を教えて下さい。活躍できている理由は2点あると考えています。1点目は覚悟感です。私自身新卒入社した会社を1年で退職しており、且つベンチャー企業ということでそこまで世間的に知名度が高い訳ではありませんでした。ですので、少し大袈裟かもしれませんが「ここ(プロジェクトカンパニー)で活躍できなかったらキャリアが終わる。一生事業を創る側になれないだろうな。」という覚悟を持って日々の業務に臨めていることが大きいと思います。そして2点目は様々な人に話を聞き、貪欲に吸収しようとする姿勢です。まだ入社して間もないメンバーだった頃、当時の上司やマネージャー陣に「どうすればこの会社で活躍することができるか、大きな成果を出すことができるか」と積極的に話を聞きに行きました。当時からのこういった姿勢や素直さが、現在まで活躍できている要因だと思っています。また、現在は部長という役職を任せていただいておりますので、逆に自分に話を聞きに来てくれるメンバーには丁寧に対応するよう意識し、当時の部長たちが私にやってくださったことを今度は自分が還元しようと心掛けています。では、日野さん自身が今後成し遂げたいビジョンは何かあるでしょうか?まず、会社としては「プロジェクト型社会の創出」という企業理念を掲げており、企業理念を実現するためにも2045年までに売上1兆円の達成、100億の事業を100個創るという将来の事業イメージを描いています。その会社としてのビジョンに落とし込んで考えると、ホールディングス(本社)の参謀的な役割になりたいです。他の社員で言うと「子会社の社長をやりたい」という方が多いのですが、私自身はそういったものに興味はなく、全社を支える人になりたいと考えています。具体的なポジションであれば、元から財務や経理周りに興味があるため、現在携わっているコンサルティング業務の経験も踏まえ、事業側のことも理解できるCFOに就任したいというのが将来的に考えているビジョンになります。「コンサルはビジョンを実現するための一つの手段」、コンサルと事業会社の良さを兼ね備えているプロジェクトカンパニーの魅力とは日野さんが考えるプロジェクトカンパニーの魅力は何だとお考えですか?コンサルと事業会社の良さを兼ね備えていることだと考えています。私自身1社目は事業会社で法人営業、そして現在はコンサルティング業務と双方を経験してきた立場ですので、よりその点を魅力に感じます。一般的なコンサル会社のように第三者的にアドバイスをしてクライアントのプロジェクト推進に取り組むこともできますし、事業会社のように自部署の数字を作ったり組織を創ったりすることもできます。こういったことが実現できている背景としては、会社としてのビジョンに紐づいているからだと思います。というのも、弊社が目指しているのは「プロジェクト型社会の創出」であり、コンサルティング業務はそのための一つの手段でしかないためです。だからこそコンサル的な仕事にも事業会社的な仕事にも携わることができるのではないかと考えています。コンサルと事業会社の二択で迷う就活生は多いかと思いますが、貴社であれば双方の業務に携われるということですね。そうですね。実際にコンサルと事業会社で迷われる就活生は多いと思いますし、最終的にどちらかに絞らなければいけないと考えている方も少なくないでしょう。例えば、「新卒でコンサル会社に入社して5年程度経験を積む→事業会社に転職する」といったキャリアパスを考えている方もいるかと思いますが、弊社であれば一つの会社内でそれぞれの経験を積むことができ、且つそのスピード感が非常に早いです。私自身も入社して1年半ほどで双方の経験ができていますので、コンサルと事業会社の良さを兼ね備えているのは魅力であると自負しています。コンサルと事業会社で迷っている就活生へのメッセージ-コンサルに携わりながら自社内で〇〇ができる-最後になりますが、就活生に伝えたいメッセージを教えて下さい。私自身、事業会社からコンサルに転職してきたという経緯もありますので、コンサルを志望している就活生、あるいはコンサルと事業会社で迷っている就活生に向けてお伝えさせていただきます。コンサル志望者は「成長速度が早い」という軸を持っている方も少なくないですが、やはり大手であればあるほどその速度は遅く、若手の内はとにかく資料作成みたいな企業もあるかと思います。しかし弊社であれば社員数も比較的少なく、自ら手を挙げれば任せていただける土壌がありますので、成長速度を重視する就活生は魅力に感じていただけると考えています。また、再三お伝えしていますが、弊社の強みは「コンサルと事業会社の良さを兼ね備えていること」です。コンサル業務に携わりながら事業や組織を創ることができる、いわば会社内で起業をすることができるといった地盤があります。コンサルと事業会社の二択で迷う就活生は多いと思いますので、こういった就活生にはこの点を魅力に感じていただけるのではないかと思います。より成長速度の速い環境を求めている就活生、コンサルと事業会社のダイナミズムを経験したい就活生は是非弊社の選考にエントリーしてみてください。最後にコンサルと事業会社の良さを兼ね備えているプロフェッショナル集団、プロジェクトカンパニー。今回はそんな同社でコンサルタントとして活躍を続ける日野さんにインタビューを実施しました。1社目に事業会社を経験し、現在はコンサルティング業務に携わっているからこそ感じた自社の魅力を赤裸々にお伝えいただきました。コンサルと事業会社で迷っている/双方に興味がある就活生より成長速度の早いコンサル会社に興味のある就活生事業を創る側に携わりたい就活生上記のいずれかに当てはまっている就活生にとってプロジェクトカンパニーは最適な環境だと言えます。プロジェクトカンパニーは現在24卒向けの採用を行っています。本記事を通じ、同社に興味を持った就活生は下記から選考に応募してみてください。選考への応募はこちらからProjectCompanyInterview#1ProjectCompanyInterview#2ProjectCompanyInterview#3ProjectCompanyInterview#4 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面接における逆質問の重要性|どのような質問が評価されるのか? 面接における逆質問の重要性|どのような質問が評価されるのか? 本日話題になった記事の中で新卒の採用面接における逆質問に関するものがありました。参考:第六回採用面接で聞かれた質問が秀逸だった書いたのはとある企業の取締役で、面接官の立場から「逆質問の重要性」と「どのような質問を評価するのか」書かれていますので、面接を控えている就職活動生はぜひ参考にしてみてください。今回はこの記事をもとに、面接における逆質問で話すべきことは何かという点について話をしたいと思います。本記事のコンテンツ・逆質問は最も重要な項目の一つ・評価されない逆質問と評価される逆質問・何のための逆質問か・最後に逆質問は最も重要な項目の一つ上記の記事内にて、「こちらから聞く質問というのは単なる足切りのために使っている質問であり、それほど重要ではないのである。その代わり本当に重要なのは、「応募者から出てくる質問」である。失礼とは思うが、応募者から出てくる質問のレベルによって、「この人がどの程度の能力なのか」ということは結構把握できるように思う。」とあるように、逆質問というのは、面接の中でも非常に重要な質問の一つであるにも関わらず、多くの学生は「特にありません」など残念な回答をしがちです。質問をするというのは、質問に答えるよりも難しく頭をつかうものだからこそ、差がでやすいものです。もちろん逆質問をしなければ絶対に落ちるというものではありませんが、非常に大きなウェイトを占めているものであり、できるだけ面接官の心に残る質問をするべきだということをまずは頭の中に入れてほしいと思います。評価されない逆質問と評価される逆質問上記の記事の中で、評価されない逆質問の例として下記が挙げられています。こういった質問をしてしまいがちな学生が多いので、面接の前にもう一度考えなおしてみてください。・残業時間はどの程度ですか・平均年齢はどの程度なのですか・社内の雰囲気はどうですか?・どのような企業文化なのか教えてください・御社の会社の強みを教えて下さい残業時間や平均年齢などを聞いてくる学生の多くは、「残業が多いのは嫌だ」、「平均年齢が若いということはそれだけ離職率が高い会社だから嫌だ」といった自分自身の不安を打ち消してもらいたいがために質問をするように感じられます。本人としては、不安で仕方なく本音で質問しているのだと思いますが、評価する側としては、自分の不安を解消するためにこのような質問をする人は、相手の立場に立って物事を考えることのできない人なのかもしれないと評価を落とさざるを得ないでしょう。また社内の雰囲気や企業文化といったものを聞いたとしても、よほど強固な企業文化のある会社でない限りは学生が知りたい情報というのは引き出せず、ざっくりとした回答しか得られないでしょう。このようなざっくりとした表面的な情報だけで満足してしまう学生は自分の頭で考える力が弱いかもしれないと思われてしまう可能性が高いといえます。最後に「会社の強みを教えて下さい」といった質問も、それを聞いてどうするのかという根本的な質問で投げ返されてしまうでしょうし、ある程度熱意のある学生であれば、記事にも書かれている通り、「HPや社員の方の話から◯◯が強みだと考えていますが実際はどうでしょうか?」といった自分自身の意見を述べることができるでしょう。上記とは逆に、鋭い質問の例として挙げられたのは、「Aさんは勤続12年ということですが、この仕事をなぜ12年も続けてこれたのですか?」という質問です。これはAさんの価値観を問う問題であるとともに、面接官が受け手である学生を積極的に採用したいと考えれば、仕事の面白さややりがいといった部分について言及せねばならず、学生にとっても面接官の価値観およびそのレベルを推し量ることのできる質問になっているというのがよい点でしょう。何のための逆質問か多くの学生が忘れがちですが、面接は一方的に面接官に評価されるのではなく、「学生も企業を評価する場」です。だからこそ自分がどのようなことを面白いと思えるのか、企業選びの軸を明確にし、自分なりの価値観とその企業が合うかどうかを吟味すべきでしょう。よい逆質問をする上では、自分自身の経験や価値観から企業選びの軸を明確にした上で、質問の意図を明確にするのが第一歩といえます。その上で面接官の回答が自分の考えに合うのかどうかを吟味することで、面接官とお互いが評価しあうという対等な立場に上がることができるということを忘れないようにするともっと気楽に面接にのぞめるのではないでしょうか。最後に多くの学生が、面接とは企業側に媚を売った者がちと思い込んでおり、企業が気に入る言葉を並び立てることにばかり注力をしてしまいがちですが、面接は本来は、受け手である学生にとっても企業を評価する場です。面接官が「鋭い質問」だと唸る質問をするだけで満足することなく、その質問に対する回答を評価し、しっかりと企業を値踏みするつもりで受けると自ずとよい評価がついてくるでしょう。その域に達することができるように、ぜひ自分の考えを多くの社会人に聞いてもらい、自信を持って面接に望んでほしいと思います。下記参考では、逆質問に関する他の記事を紹介しています。こちらも併せてご一読いただき、より良い逆質問につながれば幸いです。参考:→逆質問でも、「NG質問」について紹介しています。→逆質問について、どのように質問を考えれば良いのか、特に「IR資料」を有効に使うことについて解説しています。photobyPhilDolby 64,938 views
アクセンチュア社員が語る、外資系SIerのエンジニアの良い点と悪い点 アクセンチュア社員が語る、外資系SIerのエンジニアの良い点と悪い点 始めまして。私は17卒の就活生で、IT業界のエンジニアを志望しています。私が実際に志望する業界としては、Web業界やSIerが挙げられるのですが、今回はアクセンチュアでソリューションエンジニアを担当している若手の社員さんにOB訪問してきました。今回の私のOB訪問の目的はもちろんSIerで働くことのやりがいや醍醐味について現場で働いている社員さんに伺うことが目的ですが、説明会では聞けないようなSIerのエンジニアの仕事における辛い点や退屈な点をより明確化することも1つの目的でした。非常に聞きずらい質問だったのですが、今回は幸いにもエンジニア業務の悪い点に関する質問に対しても丁寧に回答していただけたので、どのような情報を得たのかについて以下に紹介したいと思います。外資系SIerだからこその国際プロジェクトに取り組む醍醐味OBから説明していただいた仕事のやりがいや醍醐味について紹介する前に、実際にアクセンチュアがどのようなプロジェクトを行っているかを以下に紹介したいと思います。(引用)事例紹介:旭化成株式会社eコマースの波が化学業界全体にも押し寄せるなか、日本における先進企業である旭化成は、「AKchem.com」を立ち上げました。同サイトは、「価格競争に陥ることのない付加価値をもつeコマースサイト」というコンセプトのもとわずか半年で構築されました。このサイト立ち上げの原動力となったのは、アクセンチュアとのチームワークによる徹底的な戦略構築作業でした。(中略)戦略構築に引き続きシステム構築が開始された。この間、アクセンチュアはプロジェクトの品質を管理するために、第三者による客観的なチェックを3ヵ月ごとに実施した。eコマースと化学業界に精通したエキスパートが1週間かけて改善点などをアドバイスするもので、アクセンチュア独特のシステムである。約3ヵ月の戦略構築、約半年のシステム構築を経て、AKchem.comは始動したのである。(中略)アクセンチュアは、世界中のグローバル企業とともに革新的なビジネスを構築してきました。なかでもeコマースは、近年最も実践的に力をいれてきた領域です。市場を取り巻く環境の総合的・科学的な分析、最新のIT技術を駆使してグローバルに通用するサプライチェーンを構築、新しいビジネスモデル創出のサポートなど、投資を伴うネット事業の支援サービスも積極的に手がけています。最近の例では、ダウ、デュポン社など世界有数の化学企業が設立した“エレミカ”というマーケットプレイスの構築にも協力しました。こうした実績が、「eコマースならアクセンチュア」という定評につながっています。SIerのプロジェクトは、まず戦略立案を行うことから始まります。実際にコンサルタントがお客様の課題をヒアリングし、それをベースに戦略立案、そしてそれに引き続いてシステム構築を行うことが一般的な流れです。このシステム構築を担当するのが皆さんが思い描くSEの仕事であり、「要件定義」というシステムが満たすべき機能や性能を明確にする作業からスタートしていきます。今回OB訪問させていただいた社員さんの担当フィールドのも機械メーカーであり、実際に企業が持つ工場に駐在して業務を推進するようなプロジェクトを長い間担当していたようです。いわゆる大手のSIerの企業の1つの魅力としては、やはり大きな市場規模があるプロジェクトに関われることだとおっしゃっていました。具体的に言うと、プロジェクトの金額は数千万から数百億円までに及びます。かつ、プロジェクトメンバーには国籍を問わない様々な人材が参加していて、そのような多様性があるもとでチームを巻き込みながらプロジェクトを促進することはアクセンチュアだからこそ出来ることだとのことです。そして、アサインされるようなプロジェクトに関しても、ある程度自分の希望が通るような風土があるとのこと。この社員さんは語学力を活かしながら自分に専門性が付くような、市場価値が高まるような仕事がしたいという思いでアクセンチュアを選んだらしく、実際に関わっている案件は外資系企業や、日系企業の海外進出に関わるものが多いとのことです。SIerのエンジニアが抱える業務での問題点しかし、今回のOB訪問では、なかなか説明会などでは聞けないようなSIerエンジニアが抱える仕事に対するフラストレーションや問題点についても教えていただくことができました。SIerなどを志望する学生の多くはほとんどがご存知だと思いますが、システム開発の業務の流れは簡単に分けると企画→要件定義→開発→保守・運用という一連の流れがあります。そして、一般的に要件定義や企画の段階を「上流工程」と呼び、そして開発を行う工程を「下流工程」と呼ぶことが多いです。ソリューションエンジニアの業務はこの中でも企画以外の要件定義から保守・運用までを担当しています。実際にエンジニアがどの段階を担当するかについてはそのエンジニアのスキルや描いているキャリアパス、そして開発チームのメンバーによって大きく変わってくるようです。今回OB訪問させていただいた社員さんが特に指摘していたエンジニア業務の退屈な点としては、この工程の中での「保守・運用」業務のつまらなさです。保守・運用の工程は設計したシステムの規模が大きければ大きいほど長期にわたることが多いですが、この業務はどうしても退屈に感じてしまうとのこと。お客様に安心してシステムを利用してもらうためにも保守運用を徹底することは非常に重要であることは間違いないのですが、やはり「やりがいがある面白い仕事」とは言えないみたいです。また、近年の傾向として、アクセンチュアは非常にチャレンジングな案件を受注することが多く、プロジェクトが繁忙期の時は残業時間が非常に長くなるそうです。「入社前から業務が長く残業が多いのは知っていたのである程度は覚悟はしていたが、正直想像以上だった」とのこと。かなりのタフさが求められることは覚悟したほうがいいことはやはり間違いないそうです。さらに、プロジェクトによっても残業代をつけることができるかどうかは変わってくるので、「残業代が勤務した時間だけ正確に出ない可能性もあることは注意したほうが良い」とも脅されてしまいました。もちろん、給与形態については企業によって変わってくるとは思いますが、そのような所にもしっかりと目を向けることは大事でしょう。また、今回のOBだけでなく、以前私が話したことのある現在Web系ITベンチャーに勤務している元外資系SIerの社員さんも非常に似通った問題点に言及していました。よって、今回紹介したSIerの業務の問題点は、一般的にも言えることなのかもしれません。この方は、構築・保守運用のプロセスだけでなく、サービスやシステムの企画・立案も含めて全ての工程を担当したいという思いでSIer業界からWeb業界へと転職を決意したそうです。最後に今回は外資系SIerのソリューションエンジニアにOB訪問をし、その業務が持つ良し悪しについて大きく2つに分けて説明しました。一般的に多くの企業は、説明会において業務の魅力や醍醐味などの「良い点」にしか触れないことから、しっかりした企業選びを行うために「ネガティブなことも聞いてみるOB訪問」を行ってみましたが、いかがでしたでしょうか。私としては、エンジニアで働くフィールドとしてWeb業界とSI業界、どちらが自分の思い描くキャリアパスとして適しているのかについてかなり長い期間悩み続けてきましたが、今回のOB訪問でWeb業界に対する志望度が高まったというのが正直な感想です。もちろん、SIerのエンジニアにしか味わえない大きなやりがいがあるのも理解はしているので、今回のOB訪問で得た情報をしっかりと受け止め、後悔しないような就職活動をしたいと思っております。また、今回のOB訪問で私は知った情報はあくまで1人のSIerエンジニアの主観であるので、全てのエンジニアには絶対に当てはまりません。ぜひみなさんも、実際に現場で働く社員さんに直接会って、業界の事情や仕事のネガティブな点を理解した上で後悔しないような企業選びをしてほしいと思います。photobyIvetteDiaz 31,461 views

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