【食品専門商社の仕事内容を解説】総合商社との違いとは?

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最終更新日:2023年10月27日

【食品専門商社の仕事内容を解説】総合商社との違いとは?

今回は食品専門商社で働いている新入社員の方にコラムを書いていただきました。

食品業界を志望する学生にとって有益なコラムになっていると思います。また、商社志望の学生は専門商社と総合商社の違いについて学ぶ事が出来ると思います。

本選考とインターンの締め切り情報

私が食品専門商社に入社を決めた理由

①実家が何代も続く自営業をやっており、それが食品に関わることであったこと。
②大学では食についての講義を受講し細かく調べあげ、専門家や食を通じてビジネスをしている人に連絡を取り、話を伺うことで将来的には自分も経営者となり家業を継ぐ気持ちを強めていった。
⇒その結果、中でも食品専門商社は食品メーカーと小売の間に立ち、両者と深く関わりながら仕事ができると思い、将来的にも役立つことを学べると考えたから。

新入社員としての仕事内容

主にメーカーへ商品の発注物流センターの在庫管理をしている。
発注しても物流センターに入荷しないこともあり、当然だが全てが順調に進まないことが多い。その都度、依頼書などを発行し物流センターに送ったり、メーカーに連絡を入れるなど調整をはかっている。
その他では、時々メーカーの商品説明会が社外内で開催されるので参加したり、得意先である小売を訪問することもある。

新入社員研修に対する感想

主な研修は①物流センターでの研修②百貨店の地下にある食品売場での研修である。
①については、物流センターがどのような流れでメーカーから商品を受け取り、小売(スーパーなど)に出荷しているかを学ぶ。
②では、小売の立場(消費者に近い立場)で商品の品出し、補充を通じてどのような商品が売れ筋なのか、地域のニーズを知る研修であった。
①と②で1ヶ月を要し、パートの方と一緒に作業するのでアルバイトの感覚だった。
ただ、配属されてからは研修をしたからこそイメージできることが多く役に立っている。
その他の研修は、マナー研修やちょっとしたグループワークなど。

普段の生活について

【平日】
8:30に出社。所属部署によるが、基本的に残業は少なく、職場環境は悪くないと思う。
ただ、お中元やお歳暮、年末年始といったイベントでは商品の出方が激しいので忙しい。
【休日】
経営者になる覚悟でいるため、広く浅くビジネスを知るため経済番組や新聞、本を参考にしている。鵜呑みにせずあくまでも参考。
経済番組は平日放送分を録画し休日に倍速再生にして視聴。もはや趣味になっている。

総合商社と専門商社の違い

総合商社は様々な分野に関わっているので、自分が望む部署に入るのは運任せな面があるように思う。部門別で選考している会社もあったが、倍率はとても高い。
一方、専門商社は特定の分野に深く関わりたい人にとっては良い場所であると思う。海外の取引は総合商社と比べ少ないので、海外でバリバリ働きたい人にとっては物足りなさを感じるかもしれない。

食品専門商社のいいところと悪いところ

 

【良い点】

名の通り、食品分野に特化して仕事ができること。食品がどのような流れで消費者の元に届いているのか仕組みを理解できる。
物流機能と情報機能が食品商社の強みであり、メーカーと小売が手の届かないところを補っている。
例えば、小売であれば「毎日必要な時だけ必要な量の商品が欲しい」「全国に商品を分散させたい」という要求を、メーカーであれば「なるべく大量に販売したい」「売れる場所を特定させたい」などがある。これらに対して物流・情報機能を駆使するのが食品商社の役割。

【悪い点】

・営業に関して言えば、提案型営業とは遠いところにあると思う。
メーカー・小売の要求ありきで営業するため、クリエイティブ性はそこまで求められていない。
・売れる自社商品をつくっていこうとメーカーのようなこともしているが、なかなかうまくいっていない。

食品業界を志望するにあたって知っておいた方が良い情報

どの業界にも通じることだろうが、食品業界の営業はなかなか泥臭いところがある。
メーカーはCMなどで認知されやすく、就活生にとってはイメージし易い会社であり、とても魅力的であると思う。実際、仕事を進めていくと消費者に一番近い小売りが強い発言権を持っているように感じることがあるので、メーカーを志望される方はその点は理解しておいた方が良いかもしれない。

私の将来的な展望

前述したように、将来は経営者になる覚悟でいるのでサラリーマンである期間を決めて仕事をしていく。途中、食品業界内で転職する可能性もある。
脱サラ後は、経営者として事業拡大を進めていく。
「将来どのような方向に進みたいか」を入社前に決めることができたので、今の会社で働いていることに意味は見出せている。

いかがでしたでしょうか。

食品関係については、深くその業界に触れることができるため、食品業界を希望している人には是非併せて見てもらいたい欲しい業界です。

また、食品専門商社を具体的に検討されている方には、本記事が業界研究の一助となれば何よりです。

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5大商社の昨年の選考フローまとめ|選考対策付(ES・面接対策など) 5大商社の昨年の選考フローまとめ|選考対策付(ES・面接対策など) 業界・企業研究や面接対策など、多くの就活生の方が本選考に向けた準備を進めている頃だと思いますが、そのような状況下で「昨年の本選考フロー・本選考内容」を確認している方はどれほどいるでしょうか?もちろん昨年と今年の選考内容が同様だとは限りませんが、ある程度類似している場合も多くあります。そのため、"昨年の選考内容を確認しておくことで効率的に選考対策を進めることができる"という風に捉えることもできます。そこで本記事では就活生からの人気が特に高い業界である「5大商社」を取り上げ、昨年の選考フローと選考対策をまとめてみました。昨年の選考内容を確認し、自身の選考対策に役立てていただければと思います。※本記事では「昨年=20卒本選考」、「今年=21卒本選考」の意味合いで表記しています。本記事の構成【三菱商事】昨年の選考フローと選考対策【伊藤忠商事】昨年の選考フローと選考対策【三井物産】昨年の選考フローと選考対策【住友商事】昨年の選考フローと選考対策【丸紅】昨年の選考フローと選考対策まとめ総合商社業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介【三菱商事】昨年の選考フローと選考対策三菱商事の昨年の選考フローは以下の通りです。※以下の選考フローはunistyleに寄稿された本選考レポートを元に作成しました。就活生によっては異なる選考フローを課されている場合がありますが、ご了承ください。三菱商事の昨年の選考フローSPIテストセンター⇩エントリーシート(ES)⇩一次面接⇩二次面接+筆記試験⇩最終面接⇩内定それでは、各選考フローの詳細と対策を紹介していきます。SPIテストセンター総合商社各社はテストセンターの合格ライン(足切りの基準)が非常に高いです。ただ、三菱商事は他の5大商社に比べて合格ラインが低く設定されているようです。(本選考レポートによる情報のため、明確な根拠がある訳ではありません。)また、英語力を要する総合商社だけあり、テストセンター受験に向けても英語の勉強は必須でしょう。SPIテストセンターに合格しなければ面接はおろか、エントリシート(ES)にもたどり着けないため、早め早めの対策をしておくべきです。【SPIテストセンターの対策は以下の記事へ】エントリーシート(ES)三菱商事の昨年のエントリーシート(ES)設問は以下の通りです。(1)これまでの学生生活の中で挙げた実績や経験を教えてください。学業、部活動、サークル、趣味、ボランティア、インターンなど何でも結構です。(50字以内×4つ)(2)チャレンジングな目標を定め、その達成のために諦めずに取り組んだ経験について、教えてください。結果の成否によらず、あなたが工夫・努力したことや、取り組みのプロセス等、具体的に記してください。(400字以内)(3)周囲と協力して、困難な状況に立ち向かった経験について、教えてください。その過程であなた自身の意志・決断で行動した点も含め、具体的に記してください。(400字以内)(4)あなたが他者を巻き込んで、共通の目的に向かって取り組んだ経験について、あなた自身が果たした役割や取り組みの成果も含め、具体的に記してください。(400文字以下)(5)あなたがこれまでに経験した困難や挫折について、それをどのように乗り越え、乗り越えたことでどのように成長したか、具体的に記してください。(400文字以下)(6)あなたが三菱商事で成し遂げたい夢、または手掛けてみたいビジネスについて、教えてください。(150〜250字以内)(7)あなたらしさが最も表れている写真(できるだけあなた自身が写っているもの)を2枚添付し、それぞれのエピソードを説明してください。(100字以内)(8)自由筆記(あなたが社会で成し遂げたい夢や、手掛けてみたいビジネス、描きたいキャリアプラン等)(250文字以下)三菱商事のエントリーシート(ES)設問は、「困難な状況に立ち向かった経験」や「共通の目的に向かって取り組んだ経験」など、少し変わった設問が課されます。ただ、大きく分類すると「学生時代頑張ったこと(ガクチカ)と志望動機」の2つに大別されると読み取ることができます。学生時代頑張ったこと(ガクチカ)に関しては、総合商社のビジネスモデル上、"他者と協同する力・主体的に行動する力"をアピールするべきでしょう。志望動機に関しては、三菱商事は業界のリーディングカンパニーということもあり、「なぜ商社の中でも三菱商事なのか?」はそこまで重視されないと思われます。設問内容の通り、"三菱商事で何をやりたいのか?"をどれだけ具体的に書けるかが評価を左右するのではないかと考えられます。【三菱商事の内定者・合格者ESをご覧になりたい方はこちらへ】【エントリーシート(ES)の対策は以下の記事へ】筆記試験三菱商事の昨年の本選考では、2次面接に際して筆記試験及び小論文がありました。時間は「筆記試験5分・小論文15~25分」ので構成されているようです。こちらに関しては時間も短く、且つ難易度もそこまで高くないようなので、入念な準備・対策は必要ないと考えられます。今年の本選考で同様のものが課されるかは分かりませんが、unistyleに寄稿されている本選考レポートなどを確認し、昨年の傾向だけでも頭に入れておくといいでしょう。三菱商事の本選考レポートをご覧になりたい方はこちらへ面接上記でも紹介した通り、三菱商事の内定には3回の面接選考を突破する必要があります。unistyleに寄稿された本選考レポートをもとに、昨年の面接内容を簡潔にまとめました。昨年の面接内容一次面接【面接官と就活生の人数】面接官2人:就活生1人【面接時間】20分程度【特徴】・基本的にオーソドックスな質問が多く、エントリーシート(ES)に沿った質問がメイン。・志望動機と学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)をメインに質問される。二次面接【面接官と就活生の人数】面接官2人:就活生1人【面接時間】20分程度【特徴】・ケース面接を課される。最終面接【面接官と就活生の人数】面接官2人:就活生1人【面接時間】20分程度【特徴】・志望動機などに関する質問がメインであり、深堀りもされる。三菱商事の面接の特徴として、二次面接でケース面接を課されることが挙げられます。unistyleに寄稿された選考レポートによると、5大商社でケース面接を課される企業は三菱商事だけのようですので、別途対策が必要でしょう。ケース面接は、コンサルティングファームを志望している就活生以外はあまり馴染みのないものであり、且つ小手先の対策だけでは通用しない面接ですので、以下の記事を参考に前もって準備・対策をしてください。【ケース面接対策は以下の記事へ】内定のためには面接対策は必要不可欠となりますので、以下の記事も参考にしながら対策を進めていただければと思います。【三菱商事の昨年の面接内容をご覧になりたい方はこちらへ】【面接対策は以下の記事へ】採用大学・男女別採用人数・文理別採用人数昨年の採用実績ではありませんが、2017卒~2019卒の3ヶ年の採用実績をまとめた記事がunistyle上にはあります。採用実績を確認したい方は以下の記事からご確認ください。三菱商事の採用実績(採用大学・男女別採用人数・文理別採用人数)は以下の記事へ【三菱商事の採用人数(総合職と事務職を両方含む)】2017卒:179人2018卒:171人2019卒:不明三菱商事の企業研究をしたい方・三菱商事に関する記事を確認したい方はこちらへ【伊藤忠商事】昨年の選考フローと選考対策伊藤忠商事の昨年の選考フローは以下の通りです。※以下の選考フローはunistyleに寄稿された本選考レポートを元に作成しました。就活生によっては異なる選考フローを課されている場合がありますが、ご了承ください。伊藤忠商事の昨年の選考フローエントリーシート(ES)+PR動画+SPIテストセンター⇩一次面接⇩二次面接+ディベート+適性検査⇩最終面接+小論文⇩内定それでは、各選考フローの詳細と対策を紹介していきます。エントリーシート(ES)伊藤忠商事の昨年のエントリーシート(ES)設問は以下の通りです。(1)あなたの強みは何ですか。(20文字以下)(2)あなたの弱みは何ですか。(20文字以下)(3)伊藤忠商事を志望する理由を教えてください。(50文字以下)(4)あなたの信念を教えてください。(30文字以下)(5)やりがいを感じる時はどのような時ですか。(30文字以下)(6)困難に直面した時、どのように克服しますか。(30文字以下)(7)ストレスを感じるのはどのような時ですか。(30文字以下)(8)ストレスを感じるときはどのように対処しますか。(30文字以下)(9)チームで成果を出すために、どのようにチームにかかわりますか。(30文字以下)(10)意思決定を行う際に、気を付けていることは何ですか。(30文字以下)(11)今までの人生で感じた最大の「葛藤」は何ですか。(30文字以下)(12)将来果たしたい「使命」は何ですか。(30文字以下)伊藤忠商事のエントリーシート(ES)設問は「面接で深掘りするための資料」という意味合いが強いと考えられます。そのため、「エントリーシート(ES)の回答が選考通過に大きく影響する」ということはおそらくないでしょう。ただ、逆を言えば、"他社に比べて面接時に深掘りをされる可能性が高い"とも読み取ることができます。エントリーシート(ES)を書く際に、「この回答であれば面接時にこういったことを深掘りされるな・面接でこういった質問が欲しいからこのように記載しておこう」などの視点を持ちながら書くと、その後の選考に繋げることができるでしょう。【伊藤忠商事の内定者・合格者ESをご覧になりたい方はこちらへ】【エントリーシート(ES)の対策は以下の記事へ】SPIテストセンター総合商社各社はテストセンターの合格ライン(足切りの基準)が非常に高いです。さらに、本選考レポートを確認したところ「5大商社の中でも伊藤忠商事のボーダーラインが最も高い」との声があり、伊藤忠商事は他の5大商社に比べて合格ラインが高く設定されているようです。(本選考レポートによる情報のため、明確な根拠がある訳ではありません。)また、英語力を要する総合商社だけあり、テストセンター受験に向けても英語の勉強は必須でしょう。SPIテストセンターに合格しなければ面接にたどり着けないため、早め早めの対策をしておくべきです。【SPIテストセンターの対策は以下の記事へ】ディベート伊藤忠商事の昨年の本選考では、二次面接の際にディベートが課されていました。unistyleに寄稿された本選考レポートをもとに、昨年のディベート内容を簡潔にまとめました。昨年のディベート内容【人数】6人1グループ【ディベート時間】40分程度【出題されたお題(一部抜粋)】・チームに別れ、議題に対して賛成側と反対側で振り分けられたチームで議論する。・その後の二次面接では、ディベート時の社員と同じグループの就活生と集団面接を行う。5大商社の中でディベート選考を課されるのは伊藤忠商事だけです。また、ディベートは一般的なグループディスカッション(GD)とは異なり、あまり馴染みのない就活生も多いかと思います。そのため、選考前に何回か経験しておくことが望ましいですし、最低限「ディベートの進め方・主な評価基準」は理解しておくべきでしょう。ディベートは「敵のグループを論破させれば評価される!」というものでもないため、以下の記事も参考にしながら対策していただければと思います。【伊藤忠商事の昨年のディベート内容をご覧になりたい方はこちらへ】【ディベート対策は以下の記事へ】面接上記でも紹介した通り、伊藤忠商事の内定には3回の面接選考を突破する必要があります。unistyleに寄稿された本選考レポートをもとに、昨年の面接内容を簡潔にまとめました。昨年の面接内容一次面接【面接官と就活生の人数】面接官2人:就活生2人【面接時間】30分程度【特徴】・基本的にエントリーシート(ES)の回答を元に質問がされる・同フロアの複数のブースにて多くの就活生が一斉に面接をするため、かなり周りが騒がしい。二次面接【面接官と就活生の人数】面接官3人:就活生3人【面接時間】40分程度【特徴】・一次面接に比べ、深堀りを多くされる。・突飛な質問は少なく、シンプルな質問がメインである最終面接【面接官と就活生の人数】面接官2人:就活生1人【面接時間】30分程度【特徴】・かなり深堀りがされ、就活生の人柄や価値観に関する質問が多い伊藤忠商事の面接ではそこまで変わった質問はされず、オーソドックスな質問がメインとなります。ただ、ビジネスモデル上の違いがあまりない総合商社だけあり、「なぜ伊藤忠商事なのか?」に対する質問は高確率でされるでしょう。また、他の5大商社に比べ、伊藤忠商事は「就活生の人柄・社風とマッチしているか」を見られているようです。明るさ・清潔さといった基本的な部分は疎かにせず、その上で「伊藤忠商事に入社したいです!」という回答だけに帰結しないよう、意識していただければと思います。内定のためには面接対策は必要不可欠となりますので、以下の記事も参考にしながら対策を進めていただければと思います。【伊藤忠商事の昨年の面接内容をご覧になりたい方はこちらへ】【面接対策は以下の記事へ】採用大学・男女別採用人数・文理別採用人数昨年の採用実績ではありませんが、2017卒~2019卒の3ヶ年の採用実績をまとめた記事がunistyle上にはあります。採用実績を確認したい方は以下の記事からご確認ください。伊藤忠商事の採用実績(採用大学・男女別採用人数・文理別採用人数)は以下の記事へ【伊藤忠商事の採用人数(総合職と事務職を両方含む)】2017卒:150人2018卒:138人2019卒:132人伊藤忠商事の企業研究をしたい方・伊藤忠商事に関する記事を確認したい方はこちらへ【三井物産】昨年の選考フローと選考対策三井物産の昨年の選考フローは以下の通りです。※以下の選考フローはunistyleに寄稿された本選考レポートを元に作成しました。就活生によっては異なる選考フローを課されている場合がありますが、ご了承ください。三井物産の昨年の選考フローエントリーシート(ES)+テストセンター(C-GAB)⇩一次面接⇩二次面接+グループディスカッション(GD)⇩最終面接⇩内定それでは、各選考フローの詳細と対策を紹介していきます。エントリーシート(ES)三井物産の昨年のエントリーシート(ES)設問は以下の通りです。(1)学生時代にあなたが行った最大の挑戦に関して、まず端的に述べてください。その後、以下4つの要素を交えながら具体的に記述して下さい。1.挑戦した理由と期間2.何を心掛けて行動したか、3.どのような結果を出したか、4.挑戦から得た学び(400字以内)(2)学生時代に注力していたことを端的に記述して下さい(最大4つ迄)(各30字以内)(3)三井物産を志望する理由を記述して下さい。(200字以内)(4)自由記入欄(200字以内)三井物産のエントリーシート(ES)設問は、「学生時代頑張ったこと(ガクチカ)・志望動機」とオーソドックスな内容となっています。ただ(1)の設問では、「4つの要素を交えなさい」という条件がついています。4つの要素がどれか一つでも抜けていると、それだけで評価が下がってしまう可能性があるため、その点は最低限意識するべきでしょう。志望動機に関しては「総合商社の中でもなぜ三井物産なのか?・三井物産で何に取り組みたいのか?」を盛り込み、具体的且つオリジナリティある志望動機作成に努めましょう。【三井物産の内定者・合格者ESをご覧になりたい方はこちらへ】【エントリーシート(ES)の対策は以下の記事へ】テストセンター(C-GAB)総合商社各社はテストセンター(C-GAB)の合格ライン(足切りの基準)が非常に高いです。ただ、三井物産は他の5大商社に比べて合格ボーダーラインが低いようです。(本選考レポートによる情報のため、明確な根拠がある訳ではありません。)また、英語力を要する総合商社だけあり、テストセンター(C-GAB)受験に向けても英語の勉強は必須でしょう。テストセンター(C-GAB)に合格しなければ面接にたどり着けないため、早め早めの対策をしておくべきです。【テストセンター(C-GAB)の対策は以下の記事へ】グループディスカッション(GD)三井物産の昨年の本選考では、二次面接の際にグループディスカッション(GD)が課されていました。unistyleに寄稿された本選考レポートをもとに、昨年のグループディスカッション(GD)内容を簡潔にまとめました。昨年のグループディスカッション(GD)内容【人数】6人1グループ【グループディスカッション(GD)時間】30分~60分程度【出題されたお題(一部抜粋)】・とある事業における戦略の選択を行う・スマートモビリティ社会の実現に向けて三井物産が買収すべき企業※基本的には「資料読み取り型のテーマ」が課される他の5大商社と異なり、三井物産の選考ではグループディスカッション(GD)が課されます。ただ、特段変わった内容でもなく、いわゆる一般的なグループディスカッション(GD)となります。ちなみに、グループディスカッション(GD)の主な評価基準は以下の通りです。議論に臨む基本姿勢議論のテーマや流れへの理解力自身の意見を主張する議論を統率するリーダーシップ三井物産だけでなく、総合商社以外の業界も志望している方はグループディスカッション(GD)対策は必要不可欠となりますので、以下の記事も参考にしながら対策を進めていただければと思います。【三井物産の昨年のグループディスカッション(GD)内容をご覧になりたい方はこちらへ】【グループディスカッション(GD)対策は以下の記事へ】面接上記でも紹介した通り、三井物産の内定には3回の面接選考を突破する必要があります。unistyleに寄稿された本選考レポートをもとに、昨年の面接内容を簡潔にまとめました。昨年の面接内容一次面接【面接官と就活生の人数】面接官2人:就活生1人【面接時間】30分程度【特徴】・学生時代頑張ったこと(ガクチカ)など、基本的にオーソドックスな質問が多め。二次面接【面接官と就活生の人数】面接官1人:就活生1人【面接時間】15分程度×2回(2人)【特徴】・15分程度の短い面接を2回、面接官を変えて行われる。・一次面接と同様にオーソドックスな質問が多め。・グループディスカッション(GD)後に行われるため、その感想や反省点も質問される。最終面接【面接官と就活生の人数】面接官2人:就活生1人【面接時間】30分程度【特徴】・志望動機を深掘るような質問が多い。・「なぜ三井物産なのか?」に関する質問に的確に回答することが重要になるだろう。三井物産の面接では、やはり"三井物産の志望度をどれだけアピールできるか"が内定への鍵となるようです。エントリーシート(ES)の際にも紹介しましたが、「総合商社の中でもなぜ三井物産なのか?・三井物産で何に取り組みたいのか?」にしっかりと回答できることは必要でしょう。人によっては、「なぜ業界トップの三菱商事じゃないの?」といった鋭い質問が飛んできたという情報もあったため、三井物産でなければならない理由を具体的に述べることができるように準備しておきましょう。内定のためには面接対策は必要不可欠となりますので、以下の記事も参考にしながら対策を進めていただければと思います。【三井物産の昨年の面接内容をご覧になりたい方はこちらへ】【面接対策は以下の記事へ】採用大学・男女別採用人数・文理別採用人数昨年の採用実績ではありませんが、2017卒~2019卒の3ヶ年の採用実績をまとめた記事がunistyle上にはあります。採用実績を確認したい方は以下の記事からご確認ください。三井物産の採用実績(採用大学・男女別採用人数・文理別採用人数)は以下の記事へ【三井物産の採用人数(総合職と事務職を両方含む)】2017卒:180人2018卒:158人2019卒:不明三井物産の企業研究をしたい方・三井物産に関する記事を確認したい方はこちらへ【住友商事】昨年の選考フローと選考対策住友商事の昨年の選考フローは以下の通りです。※以下の選考フローはunistyleに寄稿された本選考レポートを元に作成しました。就活生によっては異なる選考フローを課されている場合がありますが、ご了承ください。テストセンター(C-GAB)⇩一次面接⇩二次面接⇩※基本的には3回だが、面接の回数は人によって異なる⇩最終面接⇩内定住友商事の昨年の選考フローそれでは、各選考フローの詳細と対策を紹介していきます。テストセンター(C-GAB)総合商社各社はテストセンター(C-GAB)の合格ライン(足切りの基準)が非常に高いです。その中でも住友商事は、他の5大商社に比べて合格ボーダーラインが高いようです。(本選考レポートによる情報のため、明確な根拠がある訳ではありません。)また、英語力を要する総合商社だけあり、テストセンター(C-GAB)受験に向けても英語の勉強は必須でしょう。テストセンター(C-GAB)に合格しなければ面接にたどり着けないため、早め早めの対策をしておくべきです。【テストセンター(C-GAB)の対策は以下の記事へ】面接上記でも紹介した通り、住友商事の内定には基本的に3回の面接選考を突破する必要があります。unistyleに寄稿された本選考レポートをもとに、昨年の面接内容を簡潔にまとめました。昨年の面接内容一次面接【面接官と就活生の人数】人によって異なる【面接時間】30分程度【特徴】・基本的にオーソドックスな内容を質問される。・大部屋でブースに仕切られた中で面接を行うため、周りは騒がしい。二次面接【面接官と就活生の人数】人によって異なる【面接時間】30~50分程度【特徴】・一次面接と同様、オーソドックスな質問が多い。・大部屋でブースに仕切られた中で面接を行うため、周りは騒がしい。最終面接【面接官と就活生の人数】人によって異なる【面接時間】30~40分程度【特徴】・オーソドックスな質問が基本だが、最終面接だけあり志望動機に関する質問が多い。昨年の住友商事の本選考ではエントリーシート(ES)がなかったのですが、面接前に「面接で話したいトピックを5つ記入する」必要がありました。面接ではそこに記入した内容を元に質問が課されるため、「どのトピックを選択するのか?そして選んだトピックに関してどのように面接で回答するのか?」が面接選考突破のポイントとなるでしょう。また、住友商事の面接の特徴として"論理的思考力を問う質問・普段から情報へのアンテナを張っているかを判断する質問"が問われます。昨年であれば「最近の気になるニュース・最近興味を持っている社会問題・日本企業の経営問題とそれに関する解決法」などが質問されていたため、普段からニュースや新聞に目を通しておくなどの準備をしておくことが望ましいでしょう。内定のためには面接対策は必要不可欠となりますので、以下の記事も参考にしながら対策を進めていただければと思います。【住友商事の昨年の面接内容をご覧になりたい方はこちらへ】【面接対策は以下の記事へ】採用大学・男女別採用人数・文理別採用人数昨年の採用実績ではありませんが、2017卒~2019卒の3ヶ年の採用実績をまとめた記事がunistyle上にはあります。採用実績を確認したい方は以下の記事からご確認ください。住友商事の採用実績(採用大学・男女別採用人数・文理別採用人数)は以下の記事へ【住友商事の採用人数(総合職と事務職を両方含む)】2017卒:157人2018卒:162人2019卒:213人住友商事の企業研究をしたい方・住友商事に関する記事を確認したい方はこちらへ【丸紅】昨年の選考フローと選考対策丸紅の昨年の選考フローは以下の通りです。※以下の選考フローはunistyleに寄稿された本選考レポートを元に作成しました。就活生によっては異なる選考フローを課されている場合がありますが、ご了承ください。丸紅の昨年の選考フローエントリーシート(ES)+SPIテストセンター⇩一次面接⇩二次面接⇩最終面接⇩内定それでは、各選考フローの詳細と対策を紹介していきます。エントリーシート(ES)丸紅の昨年のエントリーシート(ES)設問は以下の通りです。(1)大学時代に学業で力を入れた点について記載してください。(100字以内)(2)大学時代に学業以外で力を入れた点について記載してください。(100字以内)(3)自分をPRするキーワードを最大5つまで記載してください。(各20字以内)丸紅のエントリーシート(ES)には志望動機に関する設問がなく、「学生時代頑張ったこと(ガクチカ)・自己PR」の2点を問われています。設問自体に特徴はないですが、指定文字数が少ないため、簡潔にわかりやすく書くことは必要でしょう。また、他の5大商社と丸紅を比べた際の特徴として"年功序列の風潮があまり見られない・若手にも積極的に挑戦する機会を与える"というものがあります。【参考記事】エントリーシート(ES)においても「挑戦心・積極性・主体性」をアピールすると、より求める人材像に沿った内容となるのではないでしょうか。【丸紅の内定者・合格者ESをご覧になりたい方はこちらへ】【エントリーシート(ES)の対策は以下の記事へ】SPIテストセンター総合商社各社はテストセンターの合格ライン(足切りの基準)が非常に高いです。さらに、本選考レポートを確認したところ、「伊藤忠商事と並び、丸紅のボーダーラインは非常に高い」との声が多く見受けられました。丸紅は他の5大商社に比べて合格ラインが高く設定されているようです。(本選考レポートによる情報のため、明確な根拠がある訳ではありません。)また、英語力を要する総合商社だけあり、テストセンター受験に向けても英語の勉強は必須でしょう。SPIテストセンターに合格しなければ面接にたどり着けないため、早め早めの対策をしておくべきです。【SPIテストセンターの対策は以下の記事へ】面接上記でも紹介した通り、丸紅の内定には3回の面接選考を突破する必要があります。unistyleに寄稿された本選考レポートをもとに、昨年の面接内容を簡潔にまとめました。※以下は、一般的な面接内容になります。インターンシップに参加している就活生は「面接の時期・回数が異なる」といった優遇があるため、以下の内容とは異なる可能性があります。昨年の面接内容一次面接【面接官と就活生の人数】面接官2人:就活生1人【面接時間】20分程度【特徴】・志望動機から学生時代頑張ったこと(ガクチカ)まで、幅広く質問される二次面接【面接官と就活生の人数】面接官2人:就活生1人【面接時間】20分程度【特徴】・オーソドックスな質問が課される。最終面接【面接官と就活生の人数】面接官3人:就活生1人【面接時間】20~30分程度【特徴】・志望動機に関する質問が中心である。・「総合商社の中でもなぜ丸紅なのか?」を深掘りされる場合が多い。丸紅の面接ではそこまで変わった質問は課されなかったようですが、他の5大商社に比べて「面接時間が短い」という特徴があるようです。昨年の本選考レポートを見ても、「面接時間が短かったため、簡潔に結論ファーストで話すように心がけた」という内容が複数見受けられました。また、他の5大商社と異なり、エントリーシート(ES)に志望動機に関する設問がなかったため、面接では志望動機に関する質問をメインで聞かれる可能性があります。これは他社にも言えることではありますが、「総合商社の中でもなぜ丸紅なのか?・丸紅で何に取り組みたいのか?」を具体的に答えられるようにしておきましょう。内定のためには面接対策は必要不可欠となりますので、以下の記事も参考にしながら対策を進めていただければと思います。【丸紅の昨年の面接内容をご覧になりたい方はこちらへ】【面接対策は以下の記事へ】採用大学・男女別採用人数・文理別採用人数昨年の採用実績ではありませんが、2017卒~2019卒の3ヶ年の採用実績をまとめた記事がunistyle上にはあります。採用実績を確認したい方は以下の記事からご確認ください。丸紅の採用実績(採用大学・男女別採用人数・文理別採用人数)は以下の記事へ【丸紅の採用人数(総合職と事務職を両方含む)】2017卒:134人2018卒:119人2019卒:不明丸紅の企業研究をしたい方・丸紅に関する記事を確認したい方はこちらへまとめ本記事では「三菱商事・伊藤忠商事・三井物産・住友商事・丸紅」の5大商社を取り上げ、昨年の本選考フローと各選考対策をまとめました。記事内に掲載している関連記事も確認していただき、自身の選考対策に役立てていただければと思います。ただ、本記事に記載している内容はあくまでも昨年の内容です。今年の選考フロー・選考内容は異なる可能性がありますので、参考程度に留めていただければと思います。5大商社は"最も人気の高い業界"といっても過言ではありません。志望企業の内定獲得に向け、悔いのないように準備・対策を進めていただければと思います。5大商社の業界研究・選考対策に役立つ記事一覧5大商社の「選考対策・企業研究記事、内定者ES、選考レポート」を確認したい方はこちら三菱商事はこちら伊藤忠商事はこちら三井物産はこちら住友商事はこちら丸紅はこちら総合商社の内定を勝ち取るためには、複数回にわたる面接選考を突破する必要があります。下記の動画を参考にし、面接対策に努めてもらえればと思います。総合商社業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介unistyleでは業界別の就活用LINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。実際に総合商社志望者向けのグループでも、各社の選考に関するトークが活発に交わされています。下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。 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自己PRは何をアピールすべき?4つの手順と具体例を紹介します 自己PRは何をアピールすべき?4つの手順と具体例を紹介します 就活では面接やESで自己PRを求められると思います。みなさんは自己PRで何をアピールすべきか理解しているでしょうか。業界によって求められる人物像は変わってくるため、その業界に応じたアピールポイントを探す必要があります。そこで今回の記事では、自己PRでアピールすべき点を見つけるための手順と業界別の具体例を紹介していきたいと思います。今回は具体例として「総合商社」「銀行」「保険」「コンサル」の4つの業界のみ挙げていますが、手順に沿って調べていただければ他の業界でのアピールポイントを見つけることができます。この記事を読むことでより自己PRで何をアピールすべきかわかるようになり、各業界の求める人物像に合ったES・面接対策を行うことができるようになります。本記事の構成自己PRのアピールポイントを調べる方法└調べたい業界の代表的な会社を知る└複数の企業の求める人物像を見る└その業界の主な業務を調べる└人物像と業務を照らし合わせるアピールすべき点の調べ方の具体例└総合商社└銀行└保険└コンサル最後に自己PRのアピールポイントを調べる方法まず最初にどのように自己PRに使えるアピールポイントを調べたら良いのか紹介します。全体的な流れは以下の図のようになります。ここでは調べたい業界がある程度決まっている前提でご紹介していくので、もしまだ調べたい業界が絞れていない方は以下の記事を参考にしてみてください。参考記事1.調べたい業界の代表的な会社名を知るまずは自分が調べたい業界を代表する会社にはどのようなものがあるか調べましょう。小規模な企業(中小企業)でもいいのですが、どうしても情報量が大企業と比べ不足してしまっているため、規模の大きい企業を探すのがおすすめです。2.各企業の求める人物像の共通点を探す就活生が知りたい情報のほとんどは、企業が採用ページに載せてくれているはずです。今回取り上げた求められる人物像についてもほとんどが採用ページに掲載されていました。企業の求める人物像を調べるには、まずは採用ページに目を通してみてください。ただし、すべての企業が求める人物像を載せているわけではないので注意してください。そして、複数の企業の求める人物像を調べたら、それらを比較して、共通する部分を探してみましょう。共通する要素が調べている業界で求められている要素であると考えられます。また、採用ページにはその他にも、企業の研修制度や福利厚生、現役社員のインタビュー、事業内容などが載せられていることが多いです。業界研究だけでなく、企業研究の際にも採用ページを活用してみてはいかがでしょうか。3.その業界の主な業務を調べるネットや本で調べると、その業界でどのような業務が行われているのか大まかに知ることができます。実際にその業界で働いたことのある人の体験談などは非常に参考になるので、もし載っていた場合は、ぜひ目を通しておいてください。unistyleでも業界ごとに業務内容を紹介しているので、参考にしてみてください。参考記事4.人物像と業務を照らし合わせる最後に、調べた各企業の人物像とその業界で行われている主な業務を照らし合わせてみましょう。人物像と業務を比較することで、仕事をする上で何が必要かがわかり、業務ごとに求められる能力を知ることができます。こうすることで、ESや面接で自分のどのような点をアピールするべきなのかがわかるようになります。例えば、ある業界では協調性が求められるということが分かれば、部活やサークル、ゼミでのチームワークを活かしたエピソードをアピールすることで、高い評価を得られる可能性が上がります。ここまで紹介してきたように、どの業界でも今回紹介した手順を踏むことでより深い知識を得ることができます。ESや面接でのアピールポイントを把握することができれば、選考を有利に進めることができる可能性が上がります。ぜひこの手順を踏み、自己PRでアピールすべきポイントを調べていただければと思います。アピールすべき点の調べ方の具体例次に、先程紹介した手順に従って「総合商社」「銀行」「保険」「コンサル」の4つの業界について調べていきたいと思います。ただし、各社の挙げている求める人物像は抽象的な表現が多いです。自分の経験や性格に当てはめながら読むとより理解が深まります。総合商社1.調べたい業界の代表的な会社名を知る総合商社業界では三井物産、丸紅、三菱商事、伊藤忠商事などの企業が該当します。今回は丸紅と三菱商事の2社を具体例として紹介したいと思います。2.各企業の求める人物像の共通点を探す丸紅人物像・高い志と好奇心を持ち、常にチャレンジとイノベーションを追求する人材・自らのミッションを高いレベルで達成するプロフェッショナル人材・自ら考え、行動し、実行する主体性を持った人材・事業の価値を最大化できる人材・マクロ・ミクロの将来動向に鋭い洞察力を持ち、変化に適切に対応できる人材・新たな事業を創出できる人材・リーダーシップを発揮し、組織の力を高めることができる人材参考:丸紅採用ページ三菱商事人物像“三菱商事は、経営人材が育つ会社を目指しています。その土台として、世の中の変化に関心を持ち高い視座で物事を考えられる「構想力」、Fortheteamの精神を持ち困難を乗り越えていく「実行力」、自身を律して常に全力を尽くす「倫理観」を備えた人材を求めています。”参考:三菱商事採用ページこの2社の求められる人物像を見てみると、総合商社では「自分で考える力」「自分で行動する力」が要求されると考えられます。3.その業界の主な業務を調べる総合商社での仕事は「商取引業務」「金融業務」「投資業務」に大きく分けることが出来ます。例えば「商取引業務」では単に取引を行い、商品を流すだけではなく、貿易事務や物流サービスの提供などを行い、1件の取引で億単位のお金が動くことも珍しくはありません。また、商品の取引において、取引先の企業が希望している商品をどのように調達するか、調達する際の仕入量や取引額のバランスをどのように取ればよいかなど、社員は大きい裁量を持っています。総合商社では「商取引業務」以外にも規模の大きな仕事を任されることが多く、動く金額も大きいため社員それぞれに責任が伴う仕事になります。4.人物像と業務を照らし合わせる調べた人物像と業務内容を通し、「仕事の規模や裁量が大きいため、他人任せで仕事をこなしていくのではなく、一人ひとりが仕事に対する責任感を持って、自立して考え、行動する必要があること」がわかりました。仕事で失敗してしまえば、企業が大きい損失額を被るため、人物像と合った人材を雇い、リスクを減らさなくてはいけません。よって、総合商社では「自分で考える力」「自分で行動する力」が要求されると考えられます。以下のESは、上記の2つの要素をアピールした内容になっているのでぜひ参考にしてみてください。参考記事20卒丸紅エントリーシート(総合職)20卒三菱商事エントリーシート(総合職)また、総合商社の詳しい仕事内容や役割については以下の記事をご覧ください。参考記事銀行1.調べたい業界の代表的な会社名を知る銀行はメガバンク、地方銀行、信託銀行、外資系投資銀行など様々な種類があります。数多くの銀行の中から今回はりそな銀行とゆうちょ銀行を具体例として紹介したいと思います。2.各企業の求める人物像の共通点を探すりそな銀行人物像お客さまになりきって、問題課題を顕在化し、解決していく人材となる参考:リクナビりそな銀行会社情報ゆうちょ銀行人物像「誠実」で、「情熱」と「高い志」を持ち、失敗を恐れず「チャレンジ」する人材参考:ゆうちょ銀行採用ページこの2社の人物像から、銀行業界では「誠実さ」「チャレンジ精神」が求められると考えられます。3.その業界の主な業務を調べる銀行での仕事は大きく分けて「為替業務」「融資業務」「預金業務」の3つあります。例えば「預金業務」では個人のお客様に対しては口座開設の手続きなどを行い、法人に対しては給与口座や経費口座の取り込む営業を行ったりしています。また、「融資業務」では損害を出さないように融資先の調査や審査を慎重に行う必要がある一方で、会社の利益のためにもある程度のリスクをとる必要があります。4.人物像と業務を照らし合わせるこのように銀行の業務は個人・法人に関わらず、様々なお客様と接する機会が多い仕事になります。特に営業の業務では誠実さを備えた人物がお客様の信頼を勝ち取ることができ、会社の利益に貢献することが出来ます。そのため、銀行業界では「誠実さ」を持った人材を求めていると考えることが出来ます。また、「融資業務」では、リスクマネジメント能力が重要な力となります。そのため、リスクマネジメントができる人材を獲得するために「チャレンジ精神」を求める人物像の一つとして挙げていると考えられます。以下の本選考ESは、上の2つの要素をアピールした内容になっているのでぜひ参考にしてみてください。参考記事20卒りそなホールディングスエントリーシート(総合職)20卒ゆうちょ銀行エントリーシート(総合職)また、詳しい業務内容や銀行の仕組みについては以下の記事をご覧ください。参考記事保険1.調べたい業界の代表的な会社名を知る保険業界には損害保険会社と生命保険会社の2種類があります。生命保険会社にはアクサ生命保険株式会社、朝日生命保険相互会社、メットライフ生命保険株式会社などがあります。損害保険会社にはAIG損害保険株式会社、三井住友海上火災保険株式会社、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社などがあります。今回はかんぽ生命と明治安田生命の二社を具体例として紹介したいと思います。2.各企業の求める人物像の共通点を探すかんぽ生命人物像・やりきる力・協働する力・チャレンジ精神・導く力・進める力参考:かんぽ生命採用ページ明治安田生命人物像・新しいアイデアを発想し、形にしていく「企画発想力」・自らのアイデアを素早く行動に結びつける「行動力」・一度決めたことを最後までやり抜く「意志力」・チームワークを大切にする「協調性」参考:明治安田生命採用ページこの2社の人物像から、保険業界では「チームワーク」「チャレンジ精神」が求められると考えられます。3.その業界の主な業務を調べる保険業界には、主に「営業部門」「業務部門」「商品企画部門」という3つ部門があります。「営業部門」では個人・法人への営業、また保険商品を販売している代理店のサポートや教育を行っています。「業務部門」では顧客が保険商品を使う際にサポートしてあげる仕事を行っています。「商品企画部門」では、チームで商品の企画を開発し、提案するという業務を行っています。4.人物像と業務を照らし合わせるこの3つの中でも特に「商品企画部門」では、上の人物像で述べられているように「チームワーク」「チャレンジ精神」が求められています。その際にチームワークはもちろん、既存の事業による固定概念や常識を振り払い、新しい商品を提案する「チャレンジ精神」が必要になります。また、保険業界の中でも「営業部門」「業務部門」では、銀行業界と同様にお客様に対する「誠実さ」も要求されていると考えられます。この2つの部門ではお客様との関わりが多く、企業の評価やイメージを担っている部門と言っても過言ではありません。そのため、上で挙げた人物像の例には明確に述べられていませんが、保険業界においても「誠実さ」は必要であると考えられます。今回は生命保険会社の人物像をあげましたが、損保会社も似たような仕事内容になっているため、同様の人物が求められると考えていいと思います。保険業界では以上のような業務内容から「チームワーク」「チャレンジ精神」さらには「誠実さ」が求められると言えます。以下の本選考ESでは、上の3つの要素をアピールした内容になっているのでぜひ参考にしてみてください。参考記事20卒かんぽ生命エントリーシート(総合職)20卒明治安田生命エントリーシート(careerV)また、保険業界に関する詳しい情報は以下の記事をご覧ください。参考記事コンサル1.調べたい業界の代表的な会社名を知るコンサルティングファームには戦略系コンサルティング、総合系コンサルティング、IT系コンサルティングなどさまざまな種類があります。コンサルと一言で言っても多種多様な分野が存在するので、まずは自分が興味を持てる分野を絞るところから始めるべきでしょう。今回はIT系コンサルティングファームであるアクセンチュアと、総合系コンサルティングファームであるアビームコンサルティングを具体例として取り上げていきたいと思います。2.各企業の求める人物像の共通点を探すアクセンチュア人物像・背伸びをしてでも目標に手を伸ばさずにはいられない・自分も会社も世の中までも、変えたいと望む・ここで成長したあとは「次のステージ」も視野に入れている・チャレンジに、手加減をしない・タフな状況も、先頭に立ち楽しめる情熱がある・正しい判断のためには、上司との衝突も辞さない・信念に基づき、主張し、実際にやりとげる・チームワークの可能性を信じる・多様な文化、相違する意見の中にこそ宝石があると知っている・常に誠実さを失わず、言行一致の気概がある参考:アクセンチュア採用ページアビームコンサルティング人物像・自ら考え行動できる人・周りを巻き込んで前に進める人・チャレンジを楽しめる人・負けない人参考:アビームコンサルティング採用ページこの2社の人物像から、コンサル業界では「タフさ」「協調性」「主体性」が求められると考えられます。3.その業界の主な業務を調べるコンサルタントは企業・官公庁側から依頼を受け、その企業が抱える問題点を分析・調査し、解決策を考え出すことが仕事になります。新卒で入社してから数年でプロジェクトを任されることになり、自分の判断で課題の解決策の仮説を考え、検証することでクライアントの問題を解決します。このようにコンサル業界では早い段階から責任のある仕事を任されることになります。仕事はチームで行うのが基本で、チームで討論し、問題解決に向けての案を考え出します。また、依頼の内容によっては解決策を考え出すためのインプットが必要になり、仕事の時間外にも本を読んで勉強することも多いようです。さらには、厳格に依頼の予算や期限を守る必要があるため、夜遅くまで仕事をすることもあります。4.人物像と業務を照らし合わせるこのようなコンサルの仕事の特徴から、上の2社が挙げているように新卒の段階で「主体性」が求められると同時に「協調性」も必要となると考えられます。社会人として「主体性」や「協調性」はどの業界・企業でも求められる要素ではありますが、コンサルティングというクライアント企業の今後の命運を握っていると言っても過言ではない仕事では特に重要視されます。また、責任重大な仕事を任される点や、仕事に多くの時間を割かなくてはいけない点から、コンサルの仕事はやりがいがある一方で精神的にも体力的にも「タフさ」がないと続けるのが難しい仕事になっています。以上の考察からコンサル業界では、「タフさ」「協調性」「主体性」が特に求められると考えられます。以下の本選考ESは、上の3つの要素をアピールした内容になっているのでぜひ参考にしてみてください。参考記事20卒アクセンチュアエントリーシート(デジタルコンサルタント)20卒アビームコンサルティングエントリーシート(コンサルタント)コンサル業界の詳しい情報については以下の記事をご覧ください。参考記事最後に本記事では、自己PRでアピールすべき点を見つけるための手順と業界別の具体例を紹介してきました。企業の求める人物像を把握し、業界ごとの大まかな業務内容と照らし合わせることは自己PRで何をアピールすべきかが明確にわかるようになります。さらに、調査した企業・業界と自分がミスマッチしていないかの参考にもなります。そのため、選考に応募する前に上で紹介した手順で求める人物像と業務内容を確認することをおすすめします。ただし、無理に会社の求める人物像に自分を当てはめ、自己PRのためのエピソードを作り上げる必要はありません。もちろん、求める人物像に当てはまるエピソードがあるなら披露すべきですが、企業に媚びすぎて自分らしさを見失っては逆に評価が下がってしまう可能性もあるので注意しましょう。また、今回4つの業界を調べた結果、「協調性」や「チャレンジ精神」はいずれの業界においても求められるということがわかりました。つまり、これらの要素は就職活動をする上ではもちろん、社会人になってからも求められる要素であると考えられます。求める人物像は就活だけでなく、入社後も意識することで、社内での評価を高め、活躍できるかもしれません。何をアピールするか、自己PRの方向性が決まったら、下記の動画などを参考に自己PRを作ってみてください。関連記事 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地方の学生はやっぱり不利!?大手企業内定の地方大学生が贈る後輩達へのアドバイス 地方の学生はやっぱり不利!?大手企業内定の地方大学生が贈る後輩達へのアドバイス こんにちは、プラントエンジニアリング業界内定のTと申します。本記事では、地方学生として就職活動で苦労した経験をもとに、地方学生の就職活動事情について紹介していきたいと思います。本記事の構成地方学生について地方学生への「就職活動のススメ」∟東京との情報格差:井の中の蛙になるな∟東京とのお金の格差:お金を惜しむな∟東京との時間の格差:時間を惜しむな∟満足いく就職活動を終えた先輩を頼りまくれおわりに地方学生について地方大学の学生は東京に住む学生と比べて様々な面で不利だと言われることがありますが、具体的にはどのような点で不利になってしまうのでしょうか。またそれらをカバーするためにはどのような対策をとるべきなのでしょうか。以下で解説します。就職活動は「情報戦」と言われています。納得した就職活動をするためには“情報”が何よりも不可欠です。しかし、多くの大手企業が本社を東京や大阪近郊に構えます。そのため、必然的に“情報”は都心に集中し、地方の学生にとっては物理的に情報を得ることが難しくなります。地方学生といってもいくつか分類できると思うので、それぞれについて以下で書きます。(あくまでも私の中の勝手なイメージです。)旧帝国大学やその付近の地方国立大学北海道大学、九州大学、東北大学などそして、そのそばにある九州工業大学、小樽商科大学などがこのグループに当てはまると思います。旧帝国大学はOB・OGとの繋がりが強く、企業から積極的にアプローチが来ます。簡単にリクルーターも付き、さらに説明会・面接など全ての交通費が支給されるなど手厚いフォローもあり、落ち着いて就職活動ができます。この部類の学生の恩恵を受けるのが、その周辺の大学です。小樽商科大学などは北海道大学落ちが多かったりするため、企業の方も北海道大学の説明会に行った後に小樽商科大で再度説明会を行うという流れがあります。これにより、北海道大学の学生と同等の情報が手に入り就職活動でも有利に動けるという現状があります。このグループの地方大学はおおよそ東京と変わらない大手企業への選考を受けるルートが確立しているので、普通に就活を行えば大丈夫です。学歴的に中堅大学熊本大学、広島大学、金沢大学、国際教養大学などが当てはまると思います。学歴偏差値的には早慶より下、マーチよりは上、かつOBも大手企業に多数輩出しているという実績があり、こちらの大学も立地的には大変ですが、就職活動の情報は比較的集まりやすい傾向があると考えられます。基本的にここの学生の方も地方大学ですが、優秀な学生が多いので就職活動も順調にできると思います。このグループは立地だけが不利ということと、学歴が重要視され競争が激しいトップ企業(総合商社など)の就職活動では苦労するかと思います。その他の大学(いわゆる駅弁大学)秋田大学、群馬大学、山梨大学、高知大学、島根大学、長崎大学などいわゆるOBいない・説明会もあまりない・就職実績もない・都心から遠いという大学です。2chでよくいわれる地方駅弁大学です。入試の段階ではマーチより偏差値が高かったのに、就職活動ではボロ負けという現実があります。これらの大学は就職活動支援も充実しておらず、大手企業に行く人も少なく、就職活動においては不利な状況に追い込まれます。かつ就職活動ではお金がかかり過ぎ、苦労も多く、過酷なグループになります。なお、就職活動に不安があるという方には就職エージェントneoがおすすめです。アドバイザーからは、自分の就活の軸に合った企業選びを手伝ってもらえるだけでなく、その企業のエントリーシート・面接といった選考対策のサポートを受けることができます。少しでも興味のあるという方は、下記の画像をクリックしてサービスを利用してみてください。地方学生への就職活動のススメ上記で地方学生にも様々な種類があると書きました。ただ、基本的には都会の学生に比べて「情報が少ない」という点は共通しています。そこで以下では、、地方学生と東京の学生で何が異なり、どうすべきかを私の実体験からお伝えできればと思います。東京との情報格差:井の中の蛙になるな東京には、企業の本社が多くあることから、地方に比べ企業説明会や就活生のためのイベントが頻繁に開催されています。その気になればOB・OG訪問ですぐに社会人に会うことも可能です。また、東京で就職活動をしている学生であれば当たり前に知っているイベント情報でも、地方では知る人が少ないということもよくあります。そこで注意してほしいのが「周囲の学生とうまく協力しつつ同調しないこと」「視点を東京の学生と同じ高さに持つこと」の2つです。地方の大学生は、東京の学生と比べ狭い世界で生きていて大手企業を知らずに周囲の中小企業に就職しようとする学生が多い傾向にあります。文系学生であれば、その地域の地方銀行や新聞社、テレビ局、理系学生であればニッチな産業ではシェア1位のような企業や評判がいいという理由だけの会社という考えにいきついてしまいがちです。これでは視野が非常に狭いため、東京の学生が見ているトップ企業に入ることは難しいでしょう。さらに地方学生が良い企業と思う上記の地銀の内定者の多くは、旧帝大早慶のUターン組が半分以上占めたりするという現状も待ち受けています。まずは現状を知るために都内の企業のインターン参加者と就職活動について話すことをお勧めします。東京とのお金の格差:お金を惜しむなこれは非常に現実的な問題なのですが、地方学生の就職活動では「交通費・宿泊費・食費」など、一度東京・大阪へ出てくるだけでかなりの費用と時間がかかってしまいます。実際にマイナビが実施した就活費用の調査によると、関東の学生が7万円であるのに対し、地方の学生は15万ほどかかっていたそうです。ちなみに私は30万ほどかかりました。しかし、上記でも述べたように情報量で圧倒的に東京と差がある地方だからこそ、「お金を惜しむな」とアドバイスしたいと思います。正直、地方学生の就職活動で必要なのは都内の学生にも負けない就職活動に関する情報や機会だと思っています。それを得ることにより自らの思考や行動に変化が起きます。私もOB訪問のためだけに、夕方新幹線に乗って飲みに連れて行ってもらって、終電の新幹線で帰るということを何度もしました。実際に働いている方と直接会って話すことで、文字や写真からは得られない情報を得ることができます。そのおかげで得たものも大きく、自分の納得のいく就職活動を行うことができました。東京との時間の格差:時間を惜しむな地方でインターンを行うことは珍しいかも知れません。しかし東京ではスタートアップから大手企業まで様々な企業がインターンを行っています。受け入れ制度や教育制度が整っていたり、中には給料が出るインターンもあったりします。そのため東京の学生は将来を見据えて1・2年生の頃から長期インターンに積極的に参加している人が多くいます。その中でメンターやロールモデルとなる社会人を見つけ将来のなりたい像を明確にしている学生も少なくありません。これは何もしていない人と比べるととても大きな差になります。最近では、WebやSNSを通じて、オンライン説明会や面談が開催されるなど、以前よりも地方学生が情報収集しやすい環境になっています。東京での就職活動をしようと思っている人は、早い段階から1Dayインターンシップやサマーインターンに参加してみてください。満足いく就職活動を終えた先輩を頼りまくれ当たり前ですが、地方大学の中でトップ企業に決まる学生の数は母数が少ないのは明らかです。だからこそ自分の大学や身の回りにいる優秀な先輩を見つけ、頼ってみてください。私も今の大学で満足いく結果を残した先輩方にESの添削をお願いしたり、飲みにつれていってもらったりして、自らの就職活動に対する考えのレベルを上げるように努めていました。また、就職活動中は常に将来の悩みが生まれてきます。そういったときに良き相談相手としてその先輩方にはお世話になりました。少なくとも地方大学の学生でトップ企業に内定した学生は有名大学の学生との競争に勝つ実力の持ち主です。そういった先輩の取り組み・思考は非常に良い勉強になりますので、周りにいれば恥ずかしがらず積極的にコミュニケーションをとってください。おわりにここまで色々と書いてきましたが、これはあくまで私の体感であり私見です。地方の学生にとって、東京での就活はどうしても不利な面があるのは事実です。上記にも書いたとおり、地方学生の皆様は圧倒的不利な立場にいることを頭に入れておいてください。この記事を読んで皆さんの就職活動に生かしていただければ幸いです。一人でも地方学生が満足いく就職活動になることを祈っています。最後までご精読ありがとうございました。関連記事・・ 157,833 views

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