志望動機よりも企業選びの軸を意識せよ!リクルート内定者が語る就職活動アドバイスその1

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最終更新日:2023年10月27日

志望動機よりも企業選びの軸を意識せよ!リクルート内定者が語る就職活動アドバイスその1

企業研究

先日、リクルートの内定者と就活生によるWeb質問会を開催いたしました。その際に、多くの就職活動生の参考になる受け答えがありましたので、ここに記事として残したいと思います。

リクルートを志望している方もそうでない方も参考になると思いますので、ぜひお読みください。

本選考とインターンの締め切り情報

回答者プロフィール

【自己紹介】 
大学:文系(私立) 
学生時代に頑張っていたこと:予備校バイトでの営業活動、準体育会の活動 

内定先:リクルート人材部門を2つ、大手精密機械メーカー、スーパーゼネコン、他ベンチャー数社 
選社軸:①生まれや育ちの格差関係なく意思ある人が応援される世の中を作りたい②父親を超えるビジネスパーソンになりたい。 
受けていた業界:リクルート、機械メーカー、ゼネコン、マスコミを少々 

一言:特殊なスペックを持っていませんが、自分なりに考え抜いて複数社内定を得たように思います。内定者訪問や内定先からも呼ばれて17卒の皆さんの相談にものっているので、ぜひ参考にしてください。本日は宜しくお願い致します。

面接は受けまくるべし!就職活動全般について

より深い自己分析は内定が出た後も行い、自分が本当にやりたいことを明らかにした

「選社軸」について、①はっきりさせた時期および②選社軸を元に受ける業界を明確にした時期について教えて下さい。

決めた時期及び業界を明確にした時ということですが、 
自分なりに完全に言語化できたのは、正直内定をもらった後のように思います。 

僕としては 

①ある程度自己分析した上で興味のある業界をあげる 
②その業界の仕事を説明会等で理解する 
③実際に内定を得る 
④内定を得た後、最期の自己分析をする 

といった流れでしていました。

知っている業界それぞれを3段階評価し、その上で好きな業界に共通する自分の嗜好性を言語化した

①ある程度自己分析した上で興味のある業界をあげる
①の段階はいつごろの時期で、どの程度の業界をあげていましたか?現状でまだ企業選びの軸も定まらず、どの業界を見ていいのかぶれているのを感じています。

ある程度の自己分析、並びに興味のある業界に関しては3月までにはあげ終えていました。 
私なりのやり方だと 

①知っている業界をとりあえずあげる(銀行、生保、インフラ、商社‥等々) 
②業界毎で興味があるかないかを⚪︎△×の3つに分ける 
③×の業界は見ない 
④⚪︎△に関しては説明会に行きつつ判断 
⑤その上でその業界に共通している自分の嗜好性を言語化する
 

という風に行っていました。

本命の選考の前に面接を受けまくることで、問題点を直していった

今の時期に、これやっていてよかった、ということがあればお聞かせください。

他の方々も言っているとおもいますが、やはり「面接」を受けまくることだと思います。いくら自己分析をして学生時代頑張ったことを作っても、話せなければ合格はないですし、落ちて初めて気づくこともあるかと思います。

高給な会社=付加価値の高い企業かつやりがいがあると考えた。そして受ける企業は給与面で足きりした

給与、福利厚生などの条件ばかりに目が行きがちで仕事内容や、やりがいといったことに注目することができていません。recruit@unistyleさんは給与や福利厚生といったことと、仕事のやりがいや面白さの部分についてどう切り分けて考えていましたか?

私自身は 

①前提としての給料や福利厚生 
②その上で仕事のやりがいや面白さ 

という風に考えていました。 

自分自身、これくらいの生活水準はほしいな、という所から、漠然とですが給与面で足切りをしていました。 
また個人的には給料が高い会社=世の中に付加価値の高いビジネスを行っている可能性が高い=やりがいのある仕事ができる、とも考えていたので、必然的にある程度給与水準の高い会社を受けることになっていたように感じます。

とはいっても、学生時代の営業活動経験によって、じぶんなりのやりがいは見えていたので、そこまで悩まなかったというのが正直なところです、申し訳ないです。

若手が活躍可能、そして社員の目的意識がはっきりしているからリクルート

他社と比べてリクルートのどこがよいと感じましたか

よかったと思う点は2つあります。 

①大企業の中で若手から活躍できる風土であること 
私自身は若手から仕事を任せてもらいながら、できる限り早くマネージャークラスになって仕事をしたいと考えていたので良いと感じました

②社員の視座の高さ 
社員の方々が「何のために働くのか」ということを常々考えながら働いているという点に魅力を感じました。

様々な社会人に会うことで働くイメージを持つべき!目標となるような人を見つけることも大事

個人的ですが、私は「働く」ということがまだ他人事のようで、実感しきれていません。recuruit@unistyleさんのように、「自分が働くんだ」と情熱を持って就職活動に臨むためにも、働くことをリアルに感じるにはどんなことをしたらいいか教えてください。

非常に難しい質問ですね‥笑 
私自身は父親に幼少期から仕事の話を聞かされていたこともあり、「あ、なんか仕事頑張るのってかっこいいな」って思っていたという経緯があります。 

そういった背景もあって、「父親」という存在がある意味仕事人としての憧れの存在で、父を超えたいな、じゃあ父をどういう部分でかっこいいとおもってるんだっけ?という風に考えたのが始まりだったと思います。 

やはり、いろいろな社会人の方にあって、働くということに触れる、そしてこの人を超えたいと思う人を見つけることがいいのではないでしょうか。

起業前提で入社もあり、リクルートの文化について

リクルートの各カンパニーで求める人材は異なる!Unisytleの記事を活用!

リクルートの各カンパニーで採用している人材の違いや求められている能力の違いなんかはありますか?カンパニーが多く、自分自身がどのカンパニーに応募していいのかまったく検討がつかないのが正直なところなので、参考に聞かせてください!

私自身は割と明確にあるように思っています。 
そういった記事はunistyleで多くあるので参考までに貼っておきます。 
この記事の中で言及しているので参考にしてください。 

リクルートは複数のカンパニーも受けるべし!志望度は考えず、自分がリクルートでやりたいことを話すと良い

①海さんへの質問の回答で「志望動機ではなく選社軸を聞かれた」とのことなのですが、 
私は正直なところ主要12社を全て受けたいと考えております。 
その際に、他のカンパニーも同時で受けているが、その中でも御社の●●に魅力を感じる、という風に、素直に伝えてもよいのでしょうか?

②テストセンターの性格検査にて重要だと思われる要素等があれば参考までに教えていただきたいです。

① 
リクルートはいっぱい受けた方がいいと思うので良いと思います! 
極論第一志望であるかどうかはそこまで大きく関係ないと思います。むしろ、自分自身はこう考えていて、こういうことやりたいんだけど、リクルートではできると思ってるんですけどどうですか?くらいに話すと良いかと思います。 

変に社員が〜と風土が〜とかこのビジネスが〜と話すのは詰められて難しいと思いますよ 

② 
これは私自身が性格検査で意識していたことなので、正解かはわかりませんが、やはり、積極的かどうか、行動力があるか、といったところではないでしょうか。正直ほぼ意識せず受けていたので参考にならず申し訳ないです。。。

社内起業の文化はもちろんある!

私は将来何となくなのですがやってみたい事業があります。 
リクルートでは、社員が社内起業や新規事業を立案・推進することができるのか、できるとすればそのプロセスはどうなっていますか(カンパニー毎に違えばそれも教えてください)。 

社内起業の文化はあると聞いています。 

カンパニー等関係なく、社員同士で好きにチームを組んで、ビジネスのアイデアを出す「new ring」という制度があります。

確か私の記憶だと、受験サプリもこう言ったものから出てきたんだと認識しています。採用されると社内に部署ができてリソースを使えるようです。 

カンパニー間の異動は可能。しかし、その制度が実際に使われているかは謎

もう1点質問なのですが、入社後のカンパニー間の異動は可能なのでしょうか?

制度はある、と聞いています。 

しかしながら、その制度は実際のところちゃんと使われているのかはきわどいということも聞きました。 

制度で言うと、このカンパニーのこの部署でこういうことがやりたいと手を挙げると、自分の上司等にも相談なしに、面接のようなものを受けられるというのは聞いています。

アルバイトからやりたいことを見つけた!志望動機や自己分析について

志望動機や自己PRは面接で突っ込まれる度に考え直せ!その繰り返しで自己分析を深める!

recruit@unistyleさんはどのように自己分析を行っていましたか?

自己分析の方法ですが 

①紙ベースで学生時代頑張ったこと、志望動機を作る 
②実際の面接で話してみる 
③突っ込まれて答えられなかったところを考え直す。


の手順を延々と繰り返していました。 

私はリクルートの社員さんにお願いして、模擬面接を何度もしてもらって、その対話の中で自己分析を深めていました。

自己分析は絶対内定シリーズのワークシートで3周行った

就活の話ができるような頼りになる友達が少なくて、困っています。

やはりunistyleの記事は参考にしていました。 
自己分析は絶対内定のワークシートを使って3周程度はしたように思います。

就活の軸については父親の影響など、自分のバックグラウンドについてしっかり考えた

志望動機は何を話していましたか?

リクルートでは 

選社軸:①生まれや育ちの格差関係なく意思ある人が応援される世の中を作りたい②父親を超えるビジネスパーソンになりたい。 

と話しており、父親を超えるビジネスパーソンになりたいという部分に関しては 

影響力の大きさ 
視座の高さ 
そのスピード感 

を一番達成できるかいなかという点で比較検討していました。

アルバイトでの「周りと競争しながら自分の言葉で提案を行う経験」から、自分のやりたいことが見えてきた

「学生時代の営業活動経験によって、じぶんなりのやりがいは見えていた」とのことですが、学生時代のアルバイト経験とリクルートでの仕事のやりがいをどのように結びつけていたか教えていただければうれしいです!

私自身学生時代の営業活動で感じていたやりがいは 

①自分自身が目の前の生徒の人生に影響を与えるという点 
②周りと競争しながら、自分の言葉で一人数十万単位の提案を行える点 


でした。私自身はある程度の成果を残したおかげで大学生スタッフの中でも多くの裁量を任せてもらえ、それが原動力となりました。 

特に②の部分に非常に強いやりがいを感じていました

リクルートでは若手から多くの企業を担当し、自分の言葉でさらに大きな提案をしていく、そして成果を残せば残すほどどんどん仕事を任せてさらに大きな提案をできることにワクワクしたので、そういったことを伝えたように思います。

「大企業かつマネジメントが出来る会社」としてリクルートを選んだ

リクルートの方は30代前後では退職する方が多い印象がありますが、recruit@unistyleさんは将来のプランはどのように考えていますか?起業や転職、リクルート内でトップに上がるなど考えていることはありますか?

私自身正直なところ決めきれていないことが確かです。 

しかしながら、「大企業で早くマネジメントができる会社に入りたい」と考えていたので、3年で辞めるようなことはないと思います。 

ちなみに面接では「社長になるつもりで働きます」と言っていました笑

最後に

いかがでしたでしょうか。

今回の質問会ではリクルートについての内定戦略だけでなく、本人の具体的な就職活動の軸や業界研究の仕方まで知ることが出来ました。

きっと多くの就職活動生の参考になる回答があったのではないかと思います。

特に、内定者がリクルートでの面接で話した志望動機として「父親を超えるビジネスパーソンになりたい」というものが印象的でした。

多くの就活生は大学時代の経験から得た強みや気づきなどにフォーカスしがちですが、このように自分の兄弟や父親について話すことも自分を面接官に知って貰う上で非常に大事でしょう。

ぜひ多くの就職活動生に今回の質問会で得た極意を生かしてください。

今回はインタビューでの受け答えを2つの記事に分け、「その1」では内定者の就職活動全般から志望動機や自己分析についてまとめました。

次回の記事では実際の面接でのテクニックや、リクルート内定者の人間性などについての回答をまとめる予定なのでそちらもぜひ参考にしてください。

「体育会経験ではなくあえてアルバイトでの営業経験を伝えた、リクルート内定者による就職活動アドバイスその2」
こちらも併せてご覧ください。

 

photo by Martin Thomas

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【22卒向け】6月にエントリー締切を迎える大手企業のサマーインターン情報まとめ|締切順 【22卒向け】6月にエントリー締切を迎える大手企業のサマーインターン情報まとめ|締切順 新型コロナウイルスによる影響で、就活生を取り巻く状況は日々変化しています。世間では21卒本選考への影響が頻繁に報じられていますが、そんな中、外資系企業を中心に「22卒向けインターン情報」も徐々に解禁されてきました。就活の早期化が叫ばれている昨今、サマーインターン/ジョブに参加することは、本命企業の内定獲得に向けて非常に重要なこととなっています。そこで本記事では22卒に向け、"6月にエントリー締切を迎える大手企業のサマーインターン情報"を締切順に紹介していきます。情報の精度には最大限注意していますが、本記事の記載情報には誤りがある可能性があります。コロナウィルスの影響で選考内容に変更があるかもしれないため、本記事の記載情報だけでなく、必ず"各社から発表されている一次情報"を確認していただくようお願い致します。また、本記事に掲載している情報は「本エントリー締切日」となります。"プレエントリー締切日とは異なる場合"がありますので、誤認識のないようにしていただければと思います。6月にエントリー締切を迎えるインターン情報6月1日(月)ソフトバンク日本総合研究所6月2日(火)ボストンコンサルティンググループ(BCG)IBM(日本IBM)6月4日(木)日本マイクロソフト6月8日(月)LINE6月10日(水)P&G野村総合研究所(NRI)サイバーエージェント6月11日(木)アクセンチュア6月12日(金)法務省6月14日(日)三菱総合研究所6月15日(月)三菱UFJ銀行6月16日(火)リクルート6月17日(水)ソフトバンク6月19日(金)NTTドコモ6月22日(月)日本製鉄(旧:新日鐵住金)モルガン・スタンレー6月28日(日)野村證券NTTデータ6月29日(月)野村證券P&G6月30日(火)デロイトトーマツコンサルティングシティグループ日本製鉄(旧:新日鐵住金)NTTデータドリームインキュベータインターンのエントリー受付を開始している大手企業一覧以降の会員限定コンテンツでは、各社のエントリー締切日・募集職種に加え、「本記事からのマイページ登録・各社の企業研究ページへの遷移」が可能となっています。まだ会員登録をされていない方は会員登録をしていただき、本記事をより効果的に活用してみて下さい。ソフトバンクJOB-MATCHインターン◆エントリー締切6/1(月)10:00◆提出物提出期限6/2(火)10:00◆募集コース・期間1.ビジネスコース(1)短期コース(全国)8月17日(月)~8月28日(金)8月24日(月)~9月4日(金)8月31日(月)~9月11日(金)(2)長期コース(東京)8月17日(月)~9月11日(金)2.エンジニアコース(1)短期コース(全国)8月17日(月)~8月28日(金)8月24日(月)~9月4日(金)8月31日(月)~9月11日(金)(2)長期コース(東京)8月17日(月)~9月11日(金)◆募集人数各約200名インターンへのエントリーはこちら地方創生インターンシップ「TURE-TECH」◆エントリー期限6/17(水)10:00◆日程Project①東松島市事前研修:2020年9月13日(日)~9月14日(月)課題への取り組み:2020年9月15日(火)~9月18日(金)事後研修:2020年9月19日(土)◆募集人数30名程度インターンへのエントリーはこちら企業ページ(選考対策記事・インターンES・インターンレポートなど)はこちら日本総合研究所日本総合研究所インターンシップ2020◆エントリー一次締切6月1日(月)10:00◆募集コース・日程ITソリューション部門・システム企画・PMコース5日間(前半:3日間、後半:2日間)※複数日程あり前半:2020年8月~9月後半:2020年11月~12月・DXエンジニアコース2日間※複数日程あり2020年8月~9月・金融×セキュリティコース計10~15日間程度2020年8月~9月頃※具体的な実施日は相談に応じます・金融×AIコース計10~15日間程度2020年8月~9月頃※具体的な実施日は相談に応じますコンサルティング部門・戦略コンサルティングコース5日間2020年8月31日~9月4日、9月14日~9月18日のいずれかで開催予定※選考合格された方と調整させていただく予定です。インターンへのエントリーはこちら※外部サイトへ遷移します企業ページ(選考対策記事・インターンES・インターンレポートなど)はこちらボストンコンサルティンググループ(BCG)サマー・インターン◆エントリー締切6月2日(火)午前9:00◆インターンスケジュール第1回:8月4日(火)~8月6日(木)第2回:8月18日(火)~8月20日(木)インターンへのエントリーはこちら企業ページ(選考対策記事・インターンES・インターンレポートなど)はこちらIBM(日本IBM)インターンシップコンサルタント・コース◆応募期間6月2日(火)正午エントリーシート提出締切◆実施期間2020年8月03日(月)–8月06日(木)2020年8月17日(月)–8月20日(木)2020年8月24日(月)–8月27日(木)2020年8月31日(月)–9月04日(木)2020年9月07日(月)–9月10日(木)2020年9月14日(月)–9月17日(木)2020年9月22日(火)–9月25日(金)◆応募資格・2022年3月末、9月末に卒業・修了予定の大学3年生、大学院1年生、高等専門学校4年生の方・全日程参加できる方・コンサルタント職を自身の社会人キャリアに検討されている方◆備考・内容は変更となる可能性があります。・参加者は予め、ご自身もしくは学校の負担により、インターンシップ中の災害、事故その他の事由による損害の補償に対応した保険に加入するものとします。・他コースとの併願はできません。インターンへのエントリーはこちらインターンシップITスペシャリスト・コース◆応募期間6月2日(火)正午エントリーシート提出締切◆実施期間2020年8月03日(月)–8月07日(金)2020年8月17日(月)–8月21日(金)2020年8月24日(月)–8月28日(金)2020年9月07日(月)–9月11日(金)◆応募資格・2022年3月末、9月末に卒業・修了予定の大学3年生、大学院1年生、高等専門学校4年生の方・全日程参加できる方・ITスペシャリスト職を自身の社会人キャリアに検討されている方◆備考・内容は変更となる可能性があります。・参加者は予め、ご自身もしくは学校の負担により、インターンシップ中の災害、事故その他の事由による損害の補償に対応した保険に加入するものとします。・他コースとの併願はできません。インターンへのエントリーはこちらインターンシップデータサイエンティスト・コース◆応募期間6月2日(火)正午エントリーシート提出締切◆実施期間2020年8月03日(月)–8月14日(金)2020年8月17日(月)–8月27日(木)2020年8月31日(月)ー9月11日(木)◆応募資格・2022年3月末、9月末に卒業・修了予定の大学3年生、大学院1年生、高等専門学校4年生の方・全日程参加できる方・プログラミング経験のある方(言語、レベル不問)・データサイエンティスト職を自身の社会人キャリアに検討されている方◆備考・内容は変更となる可能性があります。・参加者は予め、ご自身もしくは学校の負担により、インターンシップ中の災害、事故その他の事由による損害の補償に対応した保険に加入するものとします。・他コースとの併願はできません。インターンへのエントリーはこちらインターンシップデザイナー・コース◆応募期間6月2日(火)正午エントリーシート提出締切◆実施期間2020年8月3日(月)–8月7日(金)◆応募資格・2022年3月末、9月末に卒業・修了予定の大学3年生、大学院1年生、高等専門学校4年生の方・全日程参加できる方・(学科、スキルなど)デザイン学科に在籍しているなど、デザイン教育を受けた経験がある方◆備考・内容は変更となる可能性があります。・参加者は予め、ご自身もしくは学校の負担により、インターンシップ中の災害、事故その他の事由による損害の補償に対応した保険に加入するものとします。・他コースとの併願はできません。インターンへのエントリーはこちら企業ページ(選考対策記事・インターンES・インターンレポートなど)はこちら日本マイクロソフト2022年新卒1次選考◆6月選考会締切6月4日23:59まで(プレエントリー)、6月7日23:59まで(本エントリー)◆日程6月選考会(6月27日)◆その他1次選考会で高い評価を得た方には、サマーインターンシップ(全職種)、ハッカソン(技術系職種向き)のいずれかに参加することが可能です。①サマーインターンシップ(実施日程8月11日~9月30日):5月、6月選考会②ハッカソン(実施日程9月7日~8日):5月、6月、8月選考会インターンへのエントリーはこちら※外部サイトへ遷移します企業ページ(選考対策記事・インターンES・インターンレポートなど)はこちらLINE【夏インターンシップ】技術職就業型コース(東京・福岡)◆エントリー受付〜6月8日(月)10:00◆実施日程①8月3日(月)~9月11日(金)②8月17日(月)~9月25日(金)インターンへのエントリーはこちら【夏インターンシップ】技術職ハッカソンコース(京都)◆選考スケジュール応募締切:6月8日(月)10:00コーディングテスト:6月9日(火)~6月15日(月)10:00※6月9日にコーディングテスト配信予定面接(複数回):6月下旬〜7月上旬合格通知:7月中旬◆実施日程8月24日(月)~9月4日(金)勤務時間:10:00~18:30(実働7時間30分)※土日祝日を除くインターンへのエントリーはこちら企業ページ(選考対策記事・インターンES・インターンレポートなど)はこちらP&GP&GSales体験ワークショップ【StrategicSellingChallenge】◆応募締め切り6月10日(水)正午◆開催日程6月20日(土)、6月21日(日)東京のみ実地いずれか1日に参加インターンへのエントリーはこちらP&GJapanサマーインターンシップ2020◆応募締め切り6月29日(月)正午エントリー締切◆募集職種【マーケティング(MKT)】期間:10月~11月のうち1週間程度(日程詳細は7月下旬決定予定)場所:神戸オフィスもしくは東京オフィス課題:P&G製品ブランドのマーケティング戦略の立案(予定)【営業統括(Sales)】期間:9月~10月のうち3日間(日程詳細は7月下旬決定予定)場所:神戸オフィスもしくは東京オフィス課題:P&G・カスタマー・ショッパーにWINを導くための、製品販売戦略の立案(予定)【経営企画(F&A)】期間:9月下旬から10月の2-3日(日程詳細は7月下旬頃決定予定)場所:神戸オフィスもしくは東京オフィス課題:P&G製品の中長期経営戦略立案(予定)【生産統括(PS)】期間:9月~10月のうち3週間(日程詳細は7月下旬に決定予定)場所:神戸オフィス、東京オフィス、高崎工場、滋賀工場、明石工場のいずれか課題:サプライチェーン最適化のためのプロセス・システムの改善【IT】期間:2020年8月下旬から11月中旬の間で3週間以上(スケジュール、時間、曜日については個別に相談に応じます)場所:神戸オフィスもしくは東京オフィス課題:ITを手法として、リアルなビジネス課題を解決させるための分析や企画立案、実行までを社員やビジネスパートナーともに実施。ITでビジネスを変えたい、ITとビジネスの架け橋になりたい、という想いのある方向けの実務実践プログラム。【研究開発(R&D)】期間:9月頃(日程詳細は7月頃決定予定)SometimeinSep(detailsscheduletobelockedaroundend-July)場所:神戸オフィスKobeInnovationCenter課題:R&Dのプロダクトリサーチ職に関わる課題(予定)ProjectonR&DProductResearcher(tbd)インターンへのエントリーはこちら企業ページ(選考対策記事・インターンES・インターンレポートなど)はこちら野村総合研究所(NRI)「実践型」インターンシップ◆エントリー締切6月10日(水)正午◆開催コース経営コンサルティングコース(5日間)ITソリューションコース(5日間)セキュリティエキスパートコース(10日間)インターンへのエントリーはこちら※外部サイトへ遷移します企業ページ(選考対策記事・インターンES・インターンレポートなど)はこちらサイバーエージェントABEMAプロデューサー選考2022◆エントリー締切6月10日(水)23:59まで◆日程2020年7月10日(金)〜7月12日(日)◆募集人数約20名◆実施場所【東京】サイバーエージェント東京オフィスAbemaTowers※新型コロナウイルスの影響で変更になる可能性があります。インターンへのエントリーはこちら企業ページ(選考対策記事・インターンES・インターンレポートなど)はこちらアクセンチュア戦略コンサルタント育成プログラム◆エントリー締め切り6/11(木)10:00◆開催日第1ターム:8/5(水)~8/7(金)第2ターム:8/19(水)~8/21(金)第3ターム:8/26(水)~8/28(金)和魂偉才塾アドバンスト・アーキテクティング塾◆エントリー締め切り6/11(木)10:00◆開催日第1ターム:9/8(火)~9/11(金)第2ターム:9/15(火)~9/18(金)インターンへのエントリーはこちら※外部サイトへ遷移します企業ページ(選考対策記事・インターンES・インターンレポートなど)はこちら法務省令和2年度インターンシップ◆応募締切2020年6月12日(金)必着※この締切日は、大学等が学生の応募を取りまとめて提出する締切日です。学生が大学等に応募関係書類を提出する締切日とは異なりますので、御注意ください。◆コースA矯正職員の仕事の魅力を知るとともに、矯正行政への理解を深める(10名程度)B国際研修実施業務及びそれに付随する事務(3~5名)C採用広報活動に関する行政実務(2名程度)D矯正施設の計画・設計(3名程度)◆日程8月~9月のうち指定する3日間程度9月の指定する1週間程度9月1日~18日のうちの指定する3日間程度8月~9月の指定する4日間程度インターンへのエントリーはこちら※外部サイトへ遷移します三菱総合研究所サマーインターンシップ◆応募締め切り6月14日(日)まで◆開催日7月下旬~9月末日※コース毎に異なります◆コース【シンクタンク部門・海外事業本部】テーマ:各本部ごとに設定形式:体験・実践型開催場所・期間:東京5日間~10日間【コンサルティング部門】テーマ:デジタル形式:体験・実践型/グループワーク型開催場所・期間:東京5日間テーマ:経営形式:グループワーク型開催場所・期間:東京5日間テーマ:金融形式:グループワーク型開催場所・期間:東京5日間テーマ:AI分析コンペティション※Pythonの利用経験が必要です形式:グループワーク型開催場所・期間:東京5日間【研究開発(経済・社会・技術)】テーマ:社会課題解決形式:グループワーク型開催場所・期間:東京5日間【大阪・関西万博プロジェクト】テーマ:大阪・関西万博形式:グループワーク型開催場所・期間:大阪3日間インターンへのエントリーはこちら企業ページ(選考対策記事・インターンES・インターンレポートなど)はこちら三菱UFJ銀行法人営業Internship(東京)◆応募期限6月15日(月)10:00◆日程9月7日(月)~9日(水)午前コース/午後コース9月14日(月)~16日(水)午前コース※新型コロナウイルスの影響でスケジュールが変更になる可能性があります◆参加人数各回50名程度インターンへのエントリーはこちら投資銀行・市場Internship◆応募期限6月15日(月)10:00◆日程9月14日(月)~16日(水)9:00~17:00※新型コロナウイルスの影響でスケジュールが変更になる可能性があります◆参加人数各回30名程度インターンへのエントリーはこちらサイバーセキュリティInternship◆応募期限6月15日(月)10:00◆日程8月12日(水)~14日(金)、17日(月)、18日(火)※新型コロナウイルスの影響でスケジュールが変更になる可能性があります◆参加人数若干名インターンへのエントリーはこちらシステムInternship(大阪)◆応募期限6月15日(月)10:00◆日程8月26日(水)~28日(金)13:00~18:30※新型コロナウイルスの影響でスケジュールが変更になる可能性があります◆参加人数各回50名程度インターンへのエントリーはこちらシステムInternship(東京)◆応募期限6月15日(月)10:00◆日程7月20日(月)~22日(水)13:00~18:308月19日(水)~21日(金)13:00~18:309月10日(木)~12日(土)13:00~18:30※新型コロナウイルスの影響でスケジュールが変更になる可能性があります◆参加人数各回50名程度インターンへのエントリーはこちら企業ページ(選考対策記事・インターンES・インターンレポートなど)はこちらリクルートWOWINTERNSHIP◆エントリー締切6月16日(火)13:00◆インターン実施期間事前説明会:9月7日(月)予定インターンシップ本番:9月14日(月)〜9月18日(金):東京◆実施場所東京リクルート本社および近隣オフィス◆その他期間中報酬10万円支給交通費支給インターンへのエントリーはこちら企業ページ(選考対策記事・インターンES・インターンレポートなど)はこちらNTTドコモビジネス創造Internship(テクニカルコース)◆エントリー期限期限:2020/6/19(金)13:00方法:エントリーシートの提出及び適性検査の受検※締切直前はアクセス集中の可能性がございますので、早めの登録をお願いします◆期間・開催方法1.2020/8/18(火)~8/20(木)2.2020/8/26(水)~8/28(金)3.2020/9/2(水)~9/4(金)4.2020/9/8(火)~9/10(木)※全日程オンライン開催インターンへのエントリーはこちらビジネス創造Internship(マーケティングコース)◆エントリー締め切り期限:2020/6/19(金)13:00方法:エントリーシートの提出及び適性検査の受検※締切直前はアクセス集中の可能性がございますので、早めの登録をお願いします◆期間・開催方法1.2020/8/26(水)~8/28(金)2.2020/9/2(水)~9/4(金)※全日程オンライン開催インターンへのエントリーはこちら企業ページ(選考対策記事・インターンES・インターンレポートなど)はこちら日本製鉄(旧:新日鐵住金)理系学生対象インターンシップ◆エントリー締切6月22日(月)◆実施期間7月~9月のうち2週間、および11月~12月のうち1日◆実習場所全国12都道府県16箇所の製鉄所・研究所(北海道、岩手、新潟、千葉、茨城、愛知、和歌山、大阪、兵庫、山口、福岡、大分)インターンへのエントリーはこちら※外部サイトへ遷移します文系学生対象インターンシップ鉄鋼ビジネスのリアルに触れる2DAYS◆エントリー締切6月30日(火)◆実施期間8月~10月のうち2日間◆実習場所東京本社・大阪支社・全国の各製鉄所(千葉、茨城、和歌山、など)インターンへのエントリーはこちら※外部サイトへ遷移します企業ページ(選考対策記事・インターンES・インターンレポートなど)はこちらモルガン・スタンレーSummerInsightProgram2020◆オンラインでの初期登録、エントリーシート提出締切2020年6月22日(月)正午◆プログラム開催日程および開催ビジネスエリア投資銀行/資本市場コース(9月上旬開催予定)債券:セールス&トレーディングコース(8月上旬開催予定)株式:セールス&トレーディングコース(8月中旬開催予定)バンク・リソース・マネジメント(8月下旬開催予定)情報技術(テクノロジー)コース(8月~9月開催予定)※コロナウイルスの影響が続いた場合、プログラムが延期または中止、もしくは内容が変更となる場合がございます。予めご了承ください。インターンへのエントリーはこちら企業ページ(選考対策記事・インターンES・インターンレポートなど)はこちら野村證券グローバル・マーケッツインターンシップ◆エントリー締切6月28日(日)午前9時◆インターン開催日程・場所8月25日(火)~8月28日(金)※4日間東京・大手町◆募集ポジションセールス&トレーディングコースクオンツコース◆募集人数セールス&トレーディングコース:20名程度クオンツコース:20名程度インターンへのエントリーはこちらインベストメント・バンキングインターンシップ◆エントリー締切6月29日(月)午前9時◆インターン開催日程・場所8月18日(火)~8月21日(金)※4日間東京・大手町◆募集人数30~40名程度インターンへのエントリーはこちら営業部門インターンシップ◆エントリー締切7月13日(月)午前11時◆インターン開催日程・場所8月25日(火)〜8月28日(金)※4日間東京大手町本社(予定)9月1日(火)~9月4日(金)※4日間東京野村證券高輪研修センター(予定)◆募集人数若干名インターンへのエントリーはこちら企業ページ(選考対策記事・インターンES・インターンレポートなど)はこちらデロイトトーマツコンサルティング◆エントリー締切6月30日12:00◆日程東京オフィス【4daysオンラインインターンシップ】①8月25日(火)~8月28日(金)②9月1日(月)~9月4日(金)③9月8日(月)~9月11日(金)大阪オフィス【4daysオンラインインターンシップ】①8月17日(月)~8月20日(木)②9月1日(火)~9月4日(金)福岡オフィス開催【2daysインターンシップ】①8月20日(木)~8月21日(金)Technologyオンラインインターンシップ①8月20日(木)~8月21日(金)インターンへのエントリーはこちら※外部サイトへ遷移します企業ページ(選考対策記事・インターンES・インターンレポートなど)はこちらシティグループシティグループサマージョブ◆応募締切日2020年6月30日(火)23:59◆募集部門※併願可能投資銀行/資本市場マーケッツ&セキュリティーズ・サービスリサーチインターンへのエントリーはこちら企業ページ(選考対策記事・インターンES・インターンレポートなど)はこちらNTTデータインターンシッププロジェクト型◆本エントリーの応募期間~6/28(日)◆実施期間・時期【事前オリエンテーション日程】8月初旬(オンライン開催予定)※上記オリエンテーションへの参加が必須となりますので、ご応募いただく方は日程を空けていただきますようお願いいたします。◆実施期間(4日間~1か月程度)※プロジェクトにより異なります。8月上旬~11月上旬※プロジェクトにより異なります。※詳細な日程はプレエントリー後に案内されます。インターンへのエントリーはこちらインターンシップワークショップ型◆本エントリーの応募期間~6/30(火)◆実施期間(1回あたり4日間のプログラムとなります。)第1期(東京(豊洲)、宮城(仙台))7月28日(火)~7月31日(金)第2期(大阪(京橋))8月4日(火)~8月7日(金)第3期(東京(豊洲))8月11日(火)~8月14日(金)第4期(東京(豊洲)、福岡(博多))8月18日(火)~8月21日(金)第5期(東京(豊洲)、愛知(名古屋))8月25日(火)~8月28日(金)第6期(東京(豊洲))9月1日(火)~9月4日(金)※上記日程・会場は予定となります。(新型コロナの状況等によっては同日程でオンライン開催に変更になる可能性がございます。)インターンへのエントリーはこちら企業ページ(選考対策記事・インターンES・インターンレポートなど)はこちらドリームインキュベータDISummerJob2020◆応募締切2020年6月30日(火)13:00◆Job開催日程2020年8月21日(金)~23日(日)の3日間※3日間とも終日ご参加いただく必要があります◆開催場所DI本社(東京都千代田区霞が関)周辺※ご参加者に改めて案内されますインターンへのエントリーはこちら企業ページ(選考対策記事・インターンES・インターンレポートなど)はこちらまとめ本記事では、"サマーインターンのエントリー受付を開始している大手企業"を締切順にまとめました。日系企業に関してはまだまだ情報解禁をしている企業は少ないですが、外資系企業では「22卒向けインターン情報」も徐々に解禁されてきています。本記事を参考に、自身の志望企業のインターンのエントリー締切を管理し、「効率的なエントリー・自身の就活スケジュール設計」に役立てていただければと思います。【Excel・スプレッドシート付き】インターンのエントリー前に準備必須!unistyle特製エントリー企業管理シート→unistyleオリジナルの「インターンエントリー企業管理シート」になります。スプレッドシートをダウンロードするだけで使用できますので、ぜひご活用ください。【インターン選考対策に関する記事】エントリーシート作成に関する記事はこちらWebテスト・筆記試験に関する記事はこちらグループディスカッション(GD)に関する記事はこちら面接に関する記事はこちらunistyleでは、今後も22卒向けに「インターンのエントリー締切情報」を公開していく予定です。まだ会員登録を済ませていないという就活生の方は、以下から早めに会員登録をし、本サイトを活用していただければと思います。 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外資系投資銀行内定者が思う外資系企業と日系企業の面接の違い 外資系投資銀行内定者が思う外資系企業と日系企業の面接の違い 15卒の外資系投資銀行内定者の方による寄稿です。外資系で重点的に聞かれたこと、日系企業で重視して聞かれたこと、なぜこのような違いが起きるのか、などなど寄稿者自身が考えるところを書いてくれています。本記事のコンテンツ・面接の違い・日系企業の面接・外資系企業の面接・日系と外資系、それぞれで大事なこと面接の違い私が思う外資系企業と日系企業の面接における一番の違いは、会社側が学生に割く時間です。外資系の企業は基本的に経団連のルールに縛られないので、始める時期も自由ですし、じっくりと採用活動を行って学生の青田買いをします。一方で、日系企業は経団連のルールに則って、一斉に面接をしなければならないので、他の企業と面接が被ってしまうリスクは外資系より高いですし、受験しにくる学生の数も外資系とは桁が違います。よって日系企業の方が社員の数は多くても、それ以上に受けに来る学生が多いので、学生に割く時間はどうしても減るので面接回数や面接時間は外資系と比べると少なくなるのです。聞かれることも外資系の方が多様性、つまり変化球が多くあるように感じます。というのも、外資系の多く(特に人数の少ない部門)は部門で働いている半分以上の方とお会いします。学生を採用する際に日系より多くの人に会うため、聞かれる質問が増えるのも当然ですし、面接官が多いために、別に自分は自由に聞きたいことを聞いてもいいだろうという風潮があるのかもしれません。日系でお会いする面接官は外資と違って、学生によって全く異なります。そのため差を作り過ぎないようにするために、マニュアルに何を最低限聞くかというのが序盤は決まっているかもしれません。そう思うほど大枠の質問は学生によってブレが少ないと感じました。またこれも推測ですが、外資系の方が、変化球が多い理由として、面接官が複数人いるかどうかが関係しているかもしれません。外資系では1:1の面接が多いです。そのため、面接官も他に聞いている人もいないし、自由に質問してみようという気持ちが働くのかもしれません。逆に日系では、1(学生):2(面接官)や1:3の面接が多いです、他に社員の方もいるので、変な質問をするなと周りに思われたくないのでオーソドックスな質問に収束するのかもしれません。ここまでは、つらつらと私が思う外資系企業と日系企業の面接の違いについて述べてきましたが、ここからは学生である皆さんが最も気になる実際に聞かれたことの違いを書きたいと思います。日系企業の面接日系企業では、以下の6つの質問が非常に多かったように感じました。もちろんここから深堀りされるのですが。①自己紹介②学生時代頑張った事③経験した挫折④強みと弱み⑤志望理由⑥最後に何かアピールしておきたいことは特に②、③、④に面接時間の多くが割かれました。このことから分かるように、日系企業の多くは、学生時代にどんな経験をしてきたのかということを非常に重視しています。例えば学生時代頑張ったことの一つをとってみても、かなり掘り下げられます。私の経験を言いますと、頑張ったこととしてスポーツサークルでの経験を話していましたが、この質問一つをとっても以下の質問が立て続けに来ました。・なぜその役職についたのか・どうやって最終的な結果を導いたのか・活動中に最も心掛けていたことは何だったか・どんな問題が発生したか・その問題が発生した時にどんな対処をしたか・その対処でもダメだった場合はどうしていたか・サポートしてくれる人はどんなサポートをしてくれたか・今その団体はどうなっているか・この経験で一番得たものは・この経験の何がビジネスに生きるかではこの質問を乗り切るためには何が一番大事なのでしょうか。個人的な意見ですが、ESを書く時だと考えています。ESを基に面接官の方々は質問をされていることが多かったので、このESを書いている時にいかにこうした質問がくることを考えて書けているか、そこが大事だと思います。起こった事実の通り話せばいいから、これなら対策をあまりする必要はないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし私はそうは思いません。同じことを伝えようとしているのに、しゃべり方・話す順番、そして使う語句を少し変えるだけで、相手への印象はガラリと変わるものです。何が一番相手の胸に響く確率が高いのかを色々な社会人の方や友達を利用して模索していくことが大事だと私は考えています。各々によって面接のやり方は変わるものだと思うので、あまりアドバイスはするべきではないと思っている人間なのですが、意外と出来ない人が多くて、私が周りと差別化できるポイントだなと思う3つのことを言わせて下さい。(1)BからAになったという話よりもAからAプラスになったという話をするべきこれは何も事実を歪曲して話せと言っている訳ではありません。ただ、同じような話をしているのに受け取られ方で損をしないためにも私はなるべく話しをする際にこのことに気を遣っていました。同じような話でも話し方一つで印象が変わるという経験は誰しもが持っていると思います。これで損をしている学生が非常に多いなと感じました。話しを綺麗に見せるために、落差を感じさせることは大事ですが、基礎能力が高いというのを見せるために、最初から基本は出来ていたけど、もっとこんなことが出来るようになりましたという話の構成で私は作っていました。自分では気づきにくいものなので、多くの周りの人に話を聞いてもらって、どんどん直す努力をしていきましょう。(2)本音で話すこれは最も大事なことだと思います。よく、面接だから良い子ぶらなければならないと思って、思ってもないことを言う人がいます。これは結構聞いている側は分かります。意外と自分の考えていることを自分の言葉にして伝えてみる方が、良い子ちゃんの言いそうな言葉より響くものです。人間の本音というのは原体験に基づいて形成されます。例えば、新興国に行ったことがない人が新興国を救いたいから御社に入りたいと言っても、新興国で1年間インターンシップを行っていた人には敵いません。原体験を思い出してみて、その時あなたが何を考えていたかを振り返ると本音が出てくるかもしれません。ちなみに、私は何も考えずに行動しているタイプの人間だったので、すぐには自分が昔何を考えていたか思い出せませんでした。でも、実際に起こった事を線で繋いでいき、「これ実際なんでこうなったんだっけ?」と考える作業を繰り返していると、「あー多分自分はこう考えていたからこういう行動をとっていたのだろうな」と見えてくるようになりました。(3)素直に元気よく笑顔で特に日系の会社でこれは大事だと思いました。短い時間に自分をアピールしなければならない面接では、自分が相手にポジティブな印象を与えられる人だと売り込まなければなりません。相手の話を聞きながら頷いたり、笑顔で聞いたりするというのは聞いている側が思っている以上に話し手側からはありがたいものです。一緒に働きたいなと思わせやすくするためにも、素直に元気よく笑顔でハキハキと面接に臨むべきだと思います。外資系企業の面接では、外資系の面接は日系の会社と比べて違う点は何があるのでしょう。上に述べたような質問は外資系の面接でも非常に聞かれますが、それ以外に以下のことが多く聞かれた覚えがあります。①将来のビジョン②仕事環境に求めるもの③具体的にどんなことをしたいか④どうしてうちがあなたを取らなければならないか特に、③の具体的にどんなことがしたいかは志望理由と合わせてかなり深くまで聞かれました。例えば、投資銀行のマーケットサイドのセールスとして働きたいなら、それはどうしてか、扱いたいプロダクトは株・債券・為替どれなのか、なぜそのプロダクトに興味を持ったのかなどが聞かれます。また、投資銀行部門の場合は興味を持ったM&Aの案件や、上場した企業の案件を聞かれます。日系の会社では聞かれたとしても、自分の意見を言えばあまり深堀りはされませんでしたが外資系はとにかくこの部分をずっと聞いてくる方がいました。多分この理由としては、学生の興味をみているのだと思います。外資系を選考が早いからという理由で受けている学生も多くいます。入社したいと本気で思っている学生は、入りたいなら興味を持って調べるはずだと会社側は考えています。そういった学生はインターネットでは分からない部分は説明会などで社員さんに聞いていて当然だと社員の方々は考えているのです。そのために、外資系の説明会は日系の説明会と違って、少人数で質問できるセッションを設けていることが多いです。もし本気で入りたいのであれば、たくさん社員の方々から話を伺って、実際の業務とイメージのギャップを埋めるようにしましょう。もちろん、夏のインターンの時期などは全然分かっていなくても許されますので、本選考までに色々な社員のお話を伺いましょう。実際私も、投資銀行と商業銀行の違いも全く知りませんでしたし、部門間の違いも全く分かっていませんでした。念のため、私が聞かれたことのある投資銀行特有の質問を挙げておきます。(1)マーケットサイド・アベノミクスをどう個人的に評価しているか。・円/ドルは今いくらで、来年いくらになっていると思うか。・日系平均株価は今いくらで、来年いくらになっていると思うか。・商業銀行と投資銀行の違い(2)投資銀行部門サイド・アベノミクスをどう個人的に評価しているか。・興味を持ったM&Aの案件・興味を持ったIPOの案件(この単語は、私は直前まで知らなかったので、今知らなくても大丈夫です。)・マーケットサイドとの違いこれらの質問に答えはありませんが、自分の意見を言えるようにしておくことは大切です。繰り返しになりますが、社員の方々は興味があるのかを見ているのです。日系と外資系、それぞれで大事なこと最後に私が思う日系と外資系の面接においてそれぞれ最も大事だと思うことを書きたいと思います。日系:ESを書く時に面接官が聞いてくる質問を予想しながら書くこと。外資系:説明会や面接での逆質問の時に面接で聞かれた質問をそのまま聞いてみること。上にも書きましたが、日系の面接では経験談を聞かれることが多いです。面接官の方はESを基に聞いてくることが多いので、ESを書く際に自分の言いたいことをうまく相手が聞いてきやすいようにすることが大切です。自分で書いたものを先輩や友達や社会人の方に見てもらい、予想される質問をどんどん出してもらいましょう。またそれに対する自分の答えも見てもらいましょう。何度も繰り返せば、全ての質問に答えられるようになりますし、答えの質も上がっていきます。準備をどれだけしたかが4月以降の自信に直結しますので、是非色々な方に自分のESを見てもらって、めんどうくさがらずに直しを加えていってください。外資系では、日系で聞かれることに加えて変化球や業務内容をしっかり理解しているかなどが問われます。正直、いくら説明会などに出ていても現場で働いたことのない学生レベルでは相手を納得させる答えを自分で考えるのが難しいこともあります。そんな時は素直に社員の方だったらどうするかを事前に聞いておきましょう。面接では、答えに詰まる質問が必ず出てくると思います。例えば私は、「お客さんが電話に全く出てくれない時、君ならどんな対応をする。」って質問をされた時に「相手の方のオフィスのロビーで待ち伏せします。」と言った時にあまり響いていないなと感じたので、この質問を何人もの社員さんに聞いたりしていました。どんなに意地悪な質問をしたと思っても、ビックリするぐらいカッコイイ答えを仰ってくださる方がいらっしゃったので、その方が仰っていた言葉をそのまま拝借していたこともありました(笑)日系と外資系の違いにフォーカスを当てましたが、本質的な面接でアピールする部分は変わりません。つまり自分という人材が相手の業界が求めている人材像とマッチしていることをアピールすることが大事になります。ESも社員の方々に事前にお話を伺っておくことも筆記試験も面接も全てもちろん重要ですが、力のいれどころが日系と外資系で少し違うのかなと就職活動を通して思いました。この記事が少しでも、日系と外資系の両方の選考を受ける方の参考になれば幸いです。読んでくださってありがとうございました。photobybenjaminescalvenzi 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これからの時代、活躍できる人材とは。|パーソルキャリア 佐藤裕|unistyleインタビュー これからの時代、活躍できる人材とは。|パーソルキャリア 佐藤裕|unistyleインタビュー これからの時代を生き抜くために、なにをどのようにすればいいか。皆さんが直面する就職活動はこれからを生き抜くための一つの手段でしかなく、また、希望する企業から内定を獲得できたからといって活躍できる人材になれるとは限りません。今回パーソルキャリア株式会社にて新卒採用の責任者を務めていらっしゃる佐藤裕さんに、これからの時代活躍できる人材についてお話をお聞きしてきました。2002年に新卒で外資系人材ビジネス企業に入社し転職支援サービスの営業に従事した後、2007年にパーソルキャリア株式会社(旧社名:株式会社インテリジェンス)に入社。既存サービスである転職サービス「DODA」の営業やメディカル領域の立ち上げなどさまざまな分野に携わった後、現在は自社の採用活動の責任者として従事。2017年には年間216回の講義・講演や面談を通じて3万人以上の学生に会い、キャリアや就職活動についてメッセージを発信する他、BSジャパン『ジョブレボ!-JoblifeRevolution-』コメンテーター、キャリア教育支援プロジェクト「CAMP」キャプテン、株式会社ベネッセi-キャリア特任研究員、関西学院大学フェロー、デジタルハリウッド大学非常勤講師などの肩書きを持つ。パーソルホールディングス株式会社にて、グループにおける新卒採用統括責任者も兼務。現在活動はアジア各国での外国人学生の日本就職支援まで手を広げ、文部科学省の留学支援プログラム「CAMPUSAsiaProgram」の外部評価委員に選出されグローバルでも多くの活動を行っている。◆パーソルキャリア株式会社HP◆ジョブレボ!-JoblifeRevolution-◆キャリア教育支援プロジェクト「CAMP」目次◆これまでとこれからの時代◆大学生である今、やっておくべきこと◆日本ではたらくを楽しめている人口は、たった6%。◆最後に:あるべきキャリア選択の姿これまでとこれからの時代「ちゃんと仕事をしてくれる人」を求めていた時代の終焉大前提として、これまでの日本において求められていたモノとこれからの時代に求められるモノは大きく異なることを理解してください。まず、昔の日本の就職活動は言ったことをやってくれる人を多数求めていた時代でした。そうすると日本は”お利口さん”を採用する風潮が生まれます。結果、「頑張ることができる人」として同じ学生が並んだ場合、学歴が高い方がいいのでは?という文化が形成され、今の「学歴社会」が生まれました。ただこれからの時代はご存知の通り、AIが台頭しシンギュラリティという言葉が徐々に浸透してきていることからも、単純作業を人がする時代でなくなっていくため「言われたことをきちんとやってくれる人を採用する」という概念は一気に薄まっていくと考えています。シンギュラリティ(技術特異点)とは人工知能が発達し、人間の知性を超えることによって、人間の生活に大きな変化が起こるという概念を指す。「機械が人間の脳を超える」。シンギュラリティという概念は、人工知能の権威であるレイ・カーツワイル博士により提唱された「未来予測の概念」。これからは「何かを生み出せる人」が活躍できる人材の定義となるそれでは、これからの時代に求められる人はどういう人か。AIやシンギュラリティといったものがますます加速してくると、これまでの活躍の定義であった「オペレーターのような人」の価値は薄まり、「何かを生み出せる人」、つまり創造力のある人が求められていくと考えます。「何かを生み出せる人」になるためのベースとして、主体性と思考力が非常に重要だと考えています。【1】主体性昨今「意識高い系」という言葉がありますが、今の若い世代は「意識高い系」を嫌う傾向にあると考えています。その結果、組織からはみ出たくないという意識が強く働きます。尖ったことはしたくないし、良くも悪くも皆と同じでいたいという意識を持っているので主体性が開発されないんです。私は大学で講義などもしているのですが、皆の前では質問はしないけれど講義が終わったらこっそり質問をしにくる。これからの社会においてはアイデアを生み出すことが求められることは必須だからこそ、はみ出し者になることを厭わないという意味ではなく自分らしく主体性を持って前に出るという経験を積むことは活躍できる人材になるための条件になると思います。【2】思考力勘違いしてほしくないのが、現代の若い人たちは思考力がないのではなく、”開発されてこなかった”んです。その理由はパソコンやスマホなどのデバイスが小さい頃から当たり前のように普及しており、答えが常にネット上にある時代を生きてきたからこそ、自分の中で解を持てず、何かあれば人に「聞く」ことをしてきました。就活でもすぐに答えを求めて聞いてきてしまう人が見受けられますが、これは思考力が開発されてこなかったからですね。大学などの学校はあくまで学問を学ぶ場であり、思考力そのものを開発させる場ではないので仕方がないとも言えますが。しかし、社会人になって仕事をしてみると、ネットには答えが載っていないような課題や疑問の壁に当たります。これまで思考する訓練をしてこなかったため解を持つことができず、彼らは苦労します。いかにして社会人になる前から思考力を鍛えられるかが今後ますます重要になってくるでしょう。大学生である今、やっておくべきこと大前提として鍛えるべき5つの能力上記の主体性や思考力に加え、是非身に着けてほしい5つの能力があります。これらは今の就活ではあまり求められてないですし、普通の大学生活ではこれらを得られることもありません。しかし、若いうちから活躍している人は”学生時代に”これらを身に着けています。会社の研修でこれらを身に着けることもできません。研修はあくまで業務を覚えるためや業務効率をあげるための機会ですので。そこを勘違いすると業務のインプットだけがなされて社会に送り出されてしまいます。「2ランク上」の世界に身を置くこと上記の5つの能力を含めて学生時代に地力をつけるために、私は2ランク上の世界に身を置くことを勧めています。具体的に言うと、中学校日本代表4番バッターの佐藤くんがいたとします。彼をより成長させるための方法として、監督は高校の練習に入れようとしたとします。私はそれは間違っていると思っています。なぜなら、高校生クラスになると体の大きさも近いですし技術力も同じくらいかもしれないので”打ってしまう”かもしれませんよね。そうすると彼は天狗になってしまい、必要以上の自信がついてしまう。自己認知度が下がるんです。では、中学生日本代表の佐藤くんはどうすればいいか。2ランク上の大学野球やプロ野球に送り込んでしまえばいいんです。すると佐藤くんは圧倒的な力の差によって打ちのめされて自信を失うわけです。彼に「なぜ辛いのか?」と聞くと、「力が足りないから」「スイングスピードも足りないから」と言うでしょう。これが非常に重要で、つまり自分の課題を可視化することが成長機会の創出に繋がるわけです。就活も同じで、大学の一つ上の先輩にいろいろと教えてもらおうとするとうっかり「自分イケてる」と思ってしまう。良い意味で、今のコミュニティから外れなければ能力開発は難しいと思います。2ランク上の人と話し、自分の不足しているところを明らかにする。それがあなたの開発ポイントになるでしょう。あらゆるビジネスレベルに触れる先ほど2ランク上に行くためには今のコミュニティを外れないといけないと言いました。これは、今属している大学の友人やアルバイトといったコミュニティではなかなか能力開発されないからです。なぜなら、これらは既に関係性が構築されている中におけるコミュニケーションだからです。面接でよく「コミュニケーション力が強みだ」と言う学生さんがいますが、これは大いなる間違いなんです。学生の言う「高いコミュニケーション能力」はそのコミュニティの中でのことであって、社会では「初めて会う人」や「世代や価値観の違う人」、「利害関係のある人」と円滑に仕事を進められる人を「コミュニケーション能力の高い人」としているわけなので、学生と社会人が使う言葉の定義を変えていき、2ランク上のコミュニティの中で自分の至らなさを痛感することが大事だと思っています。大切なことは能力の定義が相手と揃っているのか、正しいのかを疑うことです。また、コミュニケーション能力を細分化すると、印象力・空気を読む力・理解力・伝達力などがありますが、これらを手に入れるために具体的におすすめなのはやはりインターンシップです。昨今よく見かける実質会社説明会のようなインターンシップではなく、自分の能力開発のヒントにできそうなものへの参加がおすすめですね。多数の社員が参加しているものもあるので、たくさん話を聞いて、社会人レベルのコミュニケーションを知り自身との差を把握することが重要でしょう。ちなみに、能力開発において読書のみ、というのはあまりおすすめしていません。読書の場合、行動する前に頭から入ってしまうので人間は考えるまでもなく真似てしまうようです。そうするとオリジナルがなくなってしまって自分で一度試すということをしなくなってしまうので、読書も悪くはないですが、できるだけ人に会って肌で感じて実践してほしいですね。就活というフィルターを通さずに社会を知ること本記事をご覧の学生さんはおそらく大学3・4年生が多いと思いますが、社会のリアルを知るためには大学1・2年生の行動が大事になってくると思っています。就活がはじまるとどうしてもあらゆる情報によって一種の”洗脳”がはじまってしまってしまいますからね。さきほども述べましたが、1・2年生の時期から企業のインターンシップに参加することはおすすめですね。「評価」をあまり気にせず見に行けますから、いろいろな見方ができると思います。一般的なアルバイトを否定するわけではないですが、長期インターンはよりリアルが見えるのでおすすめです。企業の内側に入ってしまうと良くも悪くもウラが見えてしまいますからね。それこそがリアルであり就活を通してでは見えない部分だと思いますので、是非今1・2年生の方はトライしてみてほしいですね。あとは就活に関係ない社会人の講演会を聞いてみることですかね。就活系の講演となるとテクニックやノウハウに寄った話になってしまって本質的じゃないこともあると思うからです。ポジティブな意味で就活をノイズと捉えて活動してみるのも良いかもしれませんね。人の分岐点を探るあと、大学生である今やっておくべきこととして、家族や身近な友人ではなく、オモテとウラをそれなりにわかりはじめた社会人5年目以上の人に分岐点や意思決定の背景をたくさん聞くこともおすすめしています。自分の持っていない・知らなかった価値観を知ることも非常に大切なことだと考えているからです。私も人の分岐点を知るために著名人をはじめとしていろいろな方にインタビューをしています。著名人となると一見遠い存在の人たちのように感じますが、分岐点のタイミングを掴むという意味合いでは自分に活かせる学びがたくさんあるんです。分岐点は意図しないタイミングでやってくることもありますし、誰しも自分の分岐点を見逃したくはないですから、「敏感になろう」という意識になるんですよね。日本ではたらくを楽しめている人口は、たった6%。139カ国中、132位日本は「はたらくことを楽しめているか」という指標で世界最低水準になります。世界最高はアメリカの30%超えで、世界平均で10数%程度になります。しかも日本はここ3年程度で7%から6%に下がっているんですね。6500万人いる日本の労働人口の1%なので相当な数になります。なぜここまで低いかというと、日本の古き”良かった”文化が影響しています。かつての日本は、入社した会社に40年間勤めることが当たり前で転職はマイナーなことであり、仕事がつまらなくても続けることが常識でした。仕事は回すもの・耐え凌ぐもののような位置付けになってしまっていて、なぜ働くかでいうとお金・生活・遊びのために働いてたんです。この古き”良かった”日本の文化が日系企業にはまだまだ残っているので、外部環境が変わっても働くことへの意欲が昔の概念のまま変わらず現在に至るというところでしょうか。時代に逆行してしまっている結果、海外との対比も相まって年々はたらくを楽しめている人口が低下傾向にあるように思います。他にも、欧米と日本との違いを紐解くためにアメリカに行くこともあるんですが、アメリカは学業から社会への接続が自然なんです。アメリカの学生はインプットしたものを活用して実践型のインターンをした上で実力が認められるとオファーされるような就職の文化があります。なので「勉強しなきゃ」という受動的なものではなくオファーを獲得するためにも自分の人生のためにも勉強をするんですね。そこまで必死になって勉強して入った会社はきっと楽しいしイメージ通りなので頑張れますよね。そもそも動機の部分が違うんです。でも日本はそうじゃない。一つの決まった答えを見つけるための勉強を高校までやってなんとなく大学に入って、就活というイベントにぶち当たることで将来をやっと考えるようになる。これでは、入社後のミスマッチが起こる可能性は高くなってしまいますよね。理想を言うなら、高校生からキャリアのことをしっかり考えて、その過程として大学に入学をするのであれば、きっと学びの姿勢も変わるはずだと思っています。入社した後もはたらくということに向き合い、「何のために働いているのか」を意識していないと6%には入れないでしょうね。はたらくを楽しめている6%の人にとっての”はたらく”とははたらくを楽しめていない94%の人は、月曜日から金曜日までをどちらかというとネガティブに捉えているように感じます。そうすると土日を仕事から完全に切り離して無理矢理にでも充実させようとしますよね。それで心が満たされたと感じるかもしれませんが、実はそれはあまり健全な状態とは考えていません。今の時代、イヤでも仕事に関する情報は自然と目や耳に入ってきますよね。でも、土日は仕事に関する情報はネガティブに認識してしまうので無意識的にシャットアウトしようとします。これこそがますます働くことが億劫になる原因だと思っていて、サザエさん症候群なんて言葉がありますが、土日を仕事と完全に切り離して楽しみすぎて「明日から仕事か」と思うからこそ94%の人への仲間入りをしてしまっているんじゃないかと思っています。私は出張も多いため、私のことを「働きすぎだ」と言う人もいますが、辛いかと聞かれると全くそうは思わないんですよね。「働いている」「働かされている」感覚がない。これが6%の人だと思います。極端な表現ではなく、趣味や部活に行くような感覚の人だと思いますね。サザエさん症候群日曜日の夕方から深夜、「翌日からまた通学・仕事をしなければならない」という現実に直面して憂鬱になり、体調不良や倦怠感を訴える症状の俗称。最後に:あるべきキャリア選択の姿佐藤の考えるキャリア論突然ですが、例えば、私佐藤が日本の総理大臣だとします。そこでと宣言した場合、皆さんは今日から何をしますか?おそらく英語を話せない人は英語の勉強をはじめますよね。それが私の思うキャリア論です。つまり、将来起こること・起こしたいことから逆算で考えて今すべきことを明らかにすることがあるべきキャリア選択の姿だと思っています。「就活と言えば自己分析」といった文化が根強くあると思いますが、過去に捉われる自己分析はあまりおすすめできないと考えています。元々は40年同じ仕事をし続けることが当たり前だったので過去の上手くいった経験や今大切にしている価値観をそのまま社会に持っていかないと続けられなかった。だから過去から深堀りをした自己分析が必要だったんです。でも、変動の激しい今の時代において未来はどうなるかわからないし、終身雇用といった言葉すらも死語になりつつある中なので、自分のキャリアを自由にデザインすることもできるし、しなければならない。過去の自分を未来にもっていく、というのはすごくもったいないことだと思うんです。重要なのは過去と未来を切り離して考えること。必要以上に過去に捉われないことですね。キャリア選択の上でするべきことまずは未来に起こるであろうことをやんわりとでも想像してみることです。少し例え話をすると、学生に「30年後の50歳になった時どうなっていたい?」と聞くと、まず家族の話がでてきます。結婚していて子供がいて、早ければ孫もいるイメージですね。その次に家や土地などの不動産の話が出てきます。一般的なマンションなどであれば買えるかもしれませんが、大型犬を飼えそうな庭付き一戸建てなどのイメージをする学生も結構多いんですよね。これに対して私は「それは難しいと思うよ」と言っています。すると当然学生は、「なんでですか!」と聞いてきます。何故難しいかと言うと、2018年現在日本のGDPは3位ですが、30年後には8位まで落ちる予測も出ているんですよ。日本の労働人口も4500万人程度になっていると言われています。(※諸説あります。)つまり、日本は元気のない国になっている可能性がある。さきほど想像した幸せそうな50代に本当になれていそうですか?という話なんですよね。過去の経験や価値観などを基にした憧れで仕事を選ぶことが悪いとは言いませんが、自分達の人生を幸せなものにするために未来からの逆算で「何をするべきか」「するべきことに対して今自分に足りない能力は何か」を考えることがより大切になってくると思っています。以上のことを踏まえて、就活生をはじめとした大学生には「活躍できる人材」となってほしいですね。まとめ◆主体性と思考力を兼ね揃えた創造できる人が活躍できる人材となる◆「2ランク上」の世界に身を置き、未開発・未発達能力を明らかにする◆社会のオモテとウラを知る◆はたらくを楽しめている6%は、「はたらいている」感覚がない◆未来志向で考える▼パーソルキャリアでは20卒インターンシップの募集をしています。 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大学5年生はなぜ志望企業に内定していくのか 大学5年生はなぜ志望企業に内定していくのか 総合商社内定者の大学5年生です。今回は就職浪人またはなんらかの事情で在学中に留年してしまった大学5年生が志望企業に内定する為にはどうすれば良いのかを話したいと思います。ちなみに筆者の周りの大学5年生は揃いも揃って志望企業もしくは第一志望群の企業から内定を獲得していきました。参考:何かに一生懸命打ち込んでいる人のための就職留年のススメ参考:総合商社内定者が就職留年を決意した訳と就職留年中にしたこと参考:就職留年して総合商社に内定するために心がけた二つのこと就職浪人のアドバンテージなんといっても経験です。OB訪問、ES、筆記試験、面接などの一連の流れを一度経験していることはなによりも財産となるでしょう。マリオカートでいえばスタートダッシュに成功し、さらにキノコを3つ持っている状態から始まります。そして次に筆者が大きいと感じたメリットは人脈です。大学で同年度に入学した友人は自分が2回目の就活を行う際には社会人になっているわけですから、気軽にOB訪問や社員の紹介などを行うことができます。また就活時と入社してからのギャップや社風、待遇などの細かい情報も仕入れることができますね。就職浪人のディスアドバンテージ留年をし、一年遅れてしまったという事実です。就職浪人をしたということは志望企業から内定をもらえなかったことの裏返しであり、就活が上手くいかなかった人というイメージを持たれます。また学業の成績不振などによる留年の場合には不真面目な人というレッテルを貼られます。そして面接においては、なぜ留年したのかという質問が加わります。余分な1年でなにをしているのか大学5年生で志望企業に内定した人は、余分にできた1年でなにか自信を持って人に語れることに取り組んでいます。これは必須条件です。取り組んだ内容は人それぞれでアルバイト、インターン短期留学、資格試験の勉強。ただ強いて言うならばリーダーシップを発揮したといえるような経験をしている人が多いです。リーダーシップを発揮して周囲を巻き込める人材はどの業界においても重宝されます。面接の対策筆者は2回目の就活を外資系投資銀行、外資系コンサルのインターン選考から始めました。そして案の定、必ずといっていい程「君はなぜ大学5年生なの?どうして留年したの?」という質問をぶつけられました。最初の頃の面接ではどうしても後ろめたさが残る態度を出しながら答えており、外資系の企業ではうまくいきませんでしたが、就活が本格化した8月の商社やメガバンクの面接ではまるでそれが自分の強みであるかのように話していました。学生時代頑張ったことや志望動機はどこの会社でも聞かれますし、前もってぶつけられる質問がわかっていることほど対策が簡単なことはありません。つまり、実はされる質問が増えたように見えて、自分が用意してきたピカピカの回答を話せば良いということになります。これは自分が面接の中で主導権を握る時間が増えたということですね。とはいっても、留年の理由は正直に答えることが重要だと思います。そして今はそれを反省し、前を向いて歩んでいることをアピールできればピンチはチャンスへと変わります。筆者が懇親会に出席した総合商社の内定者の内訳を見てみると、経歴に傷が一切付いていないストレートで来ている人が多数を占めているわけではないことに気付きます。就職浪人や学業不振による留年などで大学5年生は多く存在しており、一度どん底を味わっているからこそ入社してからも草の根精神で努力できることを面接官に認められて内定を獲得したことが見受けられます。最後に就職浪人を判断することには勇気がいります。ただ自分が将来やりたいことを実現するために企業選びは妥協せずにやって欲しいと思います。筆者も留年した際にはOB訪問をした方から「長い人生の中で1年遅れることは大したことではない。その一年で自分の人生にどんな付加価値を生み出すかの方が重要である。」という言葉を頂き、吹っ切れました。中には家庭の事情などで余分にできた一年を有意義に活用できないと考えている学生もいると思いますが、就活は自分の今後の人生を左右する重要な瞬間です。大学5年生で就活に挑むということは裏を返せば自分次第で成功する可能性が上がるということを考えて欲しいと思います。photobyMartinThomas 41,429 views

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