「どんな環境で働きたいか」評価される志望動機の作り方

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最終更新日:2023年10月19日

「どんな環境で働きたいか」評価される志望動機の作り方

自己分析シート

こんにちは、16卒の慶應生です。
最近、「内定者訪問」という形で17卒の学生のESを見たり、就活の相談を乗る機会が多くあります。

学生時代頑張ったことは、ある程度の学生が自信を持って話せるようになっているような印象を受けますが、志望動機はやはりまだ洗練されていないように感じています。

「今の会社に入社を決めた決め手ってなんですか?」
「就職活動の時の軸ってなんでしたか?」

というように、聞く学生も多く、私自身も志望動機というのは非常に作るのに苦戦していた記憶があります。

その中で、「優秀な人がいる環境で成長したい」と話す学生は一定数いるのではないかと思います。
しかしながら、これは個人的な見解ですが、内定する志望動機にならないのではないかと思います。

それは
「志望動機とは自分自身が会社に入って貢献できるのか」
ということを話すべきものだと考えているからです。


本日は、
・そもそもの志望動機とはなにかの確認
・なぜ「優秀な人がいる環境で成長したい」と考える学生がこんなにも一定数いるのか
・どういった視点で志望動機を作っていけばいいのか、
ということについて書ければと思います。
ぜひとも、これから志望動機を作る人は参考にしていただければと思います。

本選考とインターンの締め切り情報

◆そもそも志望動機とは?

引用:こんな志望動機は嫌われる?評価されない志望動機の実例

上記記事を参考に、そもそも志望動機というものについて考えてみましょう。
先にも述べましたが、志望動機とは、「学生が自分たちの会社に来てモチベーション、パフォーマンス高く働くことができるのか」ということを見ているように感じます。
会社とは、社会に必要とされている事業を継続させることで利益を上げることが重要であり、学生もその素養があるのか、ということが見られているのではないでしょうか。

「優秀な人がいる環境」というのは結局会社が「与えてくれる」ものなのです。よく、「志望動機で給料や福利厚生についての話はNG」と言われていますが、これも会社が「与えてくれる」ものであり、だからこそ志望動機として評価されないものなのだと思います。

◆なぜこのような志望動機をいう学生が多いのか

一歩引いて考えれば、上記で書いたように、「成長できる環境」というのが「会社が与えてくれるもの」というのはすぐにわかるように思います。
では、なぜこのような志望動機が蔓延しているのでしょうか?私は2つの理由があると思います。

①実際に内定している人がいるから
これはまず1つだと思います。
ただし、これだけで内定している学生はいないでしょう。「自分自身のこういった夢・目標をかなえるために、成長した環境でありたい」という風に言っている学生が多いと思います。また、こういった学生は学生時代頑張ったことや自己PRで、入社後の活躍を想像させている場合が多く、だからこそ、「ぜひこの学生を取りたい!」と思われているような印象もあります。

②内定後、会社を選ぶ時にこう言った軸で選んでいるから
この場合も多いように感じます。
入社した決め手を聞いたときに、「最後は人だよ」と言っている内定者や社会人の方に多くあっている学生も多いのではないでしょうか。
私自身も複数社内定を頂いて、就職活動時に掲げていた3つの軸に照らし合わせたところ、最終的には2社に絞ることができました。しかしながら、2社にしぼった上で最終的な決め手は、「社員の性質」というものを決め手にしました。もちろん、面接等では話さなかった給料や福利厚生、勤務地も諸々考えて選びました。

OB訪問等をしていると「人で決めたよ」という風に仰る方が多くいるように思います。それをうのみにして「人」という軸を掲げるのはお門違いのように思います。もちろん、「自分自身はこの会社で絶対活躍できる!」と断言できて、それを証明できるような学生であればよいですが、基本的には学生の多くは横並びかと思いますので、自分が会社の方向性にマッチしていて活躍できる!ということを証明したほうが建設的かと思います。あくまで、「人」というのは「内定後」ということを頭においていただければよいのではないでしょうか?

◆どういった視点で志望動機を作っていけばいいのか

引用:志望動機は3つの要素に分けて考えるとわかりやすい

私自身はこのエントリーの考え方をもとに志望動機を作成していました。
具体的には

・being:仕事を通して自分がどうありたいのか
・giving:結果としてどういったインパクトを社会に与えたいのか

の2点に分けて考えるとよいかと思います。

自分自身が仕事をする中で、与える価値は何なのか、そしてその価値は自分のどのような人間性や強みを通して達成し、最終的にどのような人間になりたいのか、ということを語るのです。
それを叶えるうえで優秀な人がいる環境、というのも1つの志望動機になるとは思います。

しかしながら、「優秀」というのも非常にあいまいな言葉であることは確かです。
例えば「論理的思考力がすごい集団なのか」、「話すのがうまい集団のか」、「分析能力が卓越している集団なのか」、「抜群に人の懐に入るのがうまい集団なのか」、人によって優秀という定義は全く違うのではないでしょうか。

自分自身の将来ありたい像や、叶えたい未来と照らし合わせて、その上で、どのような環境にいたらいいのか、ということを自分なりの言葉にしていただければと思います。

◆最後に

いかがでしたでしょうか。
特に多くの就活性が「優秀な人が多い環境がいい」と言って、総合商社や広告、不動産等の人気企業を志望しているように思います。
しかしながら、志望動機ではまず自分自身が、その環境にふさわしい人間であることを証明しなければならないのです。
私も含め、残念ながら多くの就活生は企業がどうしてもほしいと思われるようなすさまじいポテンシャルを証明できる優秀な学生ということはないのではないのでしょうか。
「優秀な人が多い環境」に身を置きたいことはある意味、当たり前のことです。自分自身で「優秀とはなにか」ということをしっかりと定義した上で、その環境でどうなりたいのか、そしてどんなインパクトを社会に与えたいのか、ということを考え、内定を取ったうえで「人」で選んでいただければと思います。

 

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自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする方法【大手企業選考通過者ES例文10選】 自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする方法【大手企業選考通過者ES例文10選】 自己PR完全攻略記事一覧1.自己PRの基本知識(意味・強みの種類・自己紹介やガクチカとの違い)2.自己PRが見つからない人の対処法3.自己PRの書き方・書く際のポイントを解説4.自己PRの書き方を文字数別に解説5.自己PRの書き出しを解説6.自己PRの締めを解説7.自己PRのES例文集(強み別)8.自己PRのES例文集(業界別)9.面接での自己PRの伝え方10.面接での自己PRにまつわる頻出質問集自己PRで「相手の立場に立って考える力」という強みをアピールしている就活生も少なくないと思います。相手の立場に立って考えながら働いてくれる人材は企業にとって必要であるため評価されやすいですが、抽象的な言葉であるため正しく伝わらないとマイナスなイメージを持たれてしまう可能性もあります。ではどのように伝えれば良いのでしょうか。そこで本記事では自己PRで「相手の立場に立って考える力」をアピールする際のコツや言い換えの言葉を例文をもとに紹介していきます。本記事の構成企業が自己PRで求める相手の立場に立って考える力とは相手の立場に立って考えられる人の特徴相手の立場に立って考えられる人の特徴(1)意見を押し付けない相手の立場に立って考えられる人の特徴(2)聞き上手相手の立場に立って考えられる人の特徴(3)相手の気持ちに配慮ができる自己PRで相手の立場に立って考える力を伝える際の手順自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際のポイント自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際のポイント(1)「相手の立場に立って考える力」具体的な言葉に言い換える自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際のポイント(2)「相手の立場に立って考える力」をアピールできるエピソードを伝える自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際のポイント(3)「相手の立場に立って考える力」を企業でどう活かすかを伝える自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際の注意点自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際の注意点(1)当たり前の経験でアピールしない自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際の注意点(2)主体性が無いと思われてしまう自己PRにおける相手の立場に立って考える力の言い換え一覧相手の立場に立って考える力をアピールした自己PRのNG例文相手の立場に立って考える力をアピールした自己PRのNG例文(1)具体的な体験談がない相手の立場に立って考える力をアピールした自己PRのNG例文(2)当たり前のことをしているだけ相手の立場に立って考える力をアピールした自己PRのNG例文(3)主体性がない大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文(1)三菱UFJニコス大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文(2)ENEOS大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文(3)伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文(4)JPモルガン大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文(5)シティグループ大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文(6)三菱UFJモルガン・スタンレー証券大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文(7)キッコーマン大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文(8)富士通(FUJITSU)大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文(9)東京地下鉄(東京メトロ)大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文(10)日本ハム最後に企業が自己PRで求める相手の立場に立って考える力とはそもそも、なぜ企業は相手の立場に立って考えられる人材を求めているのでしょうか?相手の立場に立って考えるとは、相手の気持ちを汲み取って物事を考えられるということです。企業で働く以上は、仕事が与えられ、周りの人と協力しながらそれを全うしなければなりません。特にチームで働くことが多くなってきます。チームで働くうえで、自分勝手に行動するのではなく相手の立場に立って考えることがとても必要になってきます。また、接客や営業を行う場合においても同じです。自分の思い通りに接客や営業を行ってもうまくはいきません。相手の立場に立ち、相手が何を求めているかを考えなければ活躍できません。これらの理由から企業は相手の立場に立って考えることができる就活生を求めているのです。自己PRで相手の立場に立って考えられる人の特徴相手の立場に立って考えられる人の特徴は以下の三つになります。自分は度の特徴に当てはまるのかを考え、自己PR作成に活かしてください。相手の立場に立って考えられる人の特徴(1)意見を押し付けない相手の立場に立って考えられる人の特徴(2)聞き上手相手の立場に立って考えられる人の特徴(3)相手の気持ちに配慮ができる相手の立場に立って考えられる人の特徴(1)意見を押し付けない一つ目は意見を押し付けないことです。人によって生まれた環境や育ってきた環境によって価値観は変わり、意見は人それぞれです。相手の立場に立って考えられる人は自分の意見を押し付けたりはしません。なぜなら、無意識に意見を押し付けることが相手にとって不愉快であると理解しているからです。特にグループで物事を行う時に、自分の意見を押し付けがちですが、それでは議論が変な方向に行ってしまったり、まとまらずに終わってしまったりします。こうならないためにも、特にグループワークでは相手の求めていることを理解したうえで自分の意見を言うことが必要になってきます。グループワークやサークル、部活動などでこういった経験があれば相手の立場に立って考える力をアピールできるでしょう。相手の立場に立って考えられる人の特徴(2)聞き上手二つ目に聞き上手であることです。話を途中で遮り、自分の意見を言う人がいますが、話を途中で遮られた人は決して気持ちのいいものではありません。相手の立場に立って考えられる人は相手の話を最後まで聞いたうえで会話を続けます。なぜなら相手の立場に立って考えられる人は自然と話を途中で遮ることは相手が嫌がることであると理解し、会話をすることができるからです。しっかりと相手の話を聞き、相手が何を考えているかを理解しようとしている姿勢は人に安心感や好感を持たれます。人間関係を取り持つうえで聞き上手であることはとても重要なことです。相手の立場に立って考えられる人の特徴(3)相手の気持ちに配慮ができる三つ目は相手の気持ちに配慮ができることです。相手の立場に立って考えられるひとは相手の気持ちを汲み取ることができ、自分がされて嫌なことを相手にして傷つけたりはしません。相手の気持ちを配慮した行動をとることで険悪な空気にすることなく会話を進めることができ、他者からも好感を持たれたり、信頼を得られたりします。この能力は仕事をする上でも大切なことです。こうした経験で具体的に話せることがあれば、相手の立場に立って考える力をアピールできるはずです。自己PRで相手の立場に立って考える力を伝える際の手順自己PRを書く際は以下のフレームワークに沿って書くことで、企業に評価される自己PRを書くことができます。ここで大切なことはまず初めに結論を簡潔に伝えるということです。その次に結論の根拠となるエピソードとして「どんな努力や工夫をし、結果を出すことができたか」を伝えます。最後は自分の長所が会社にどう貢献できるかをアピールしましょう。より詳細な自己PRの書き方は以下の記事・動画でわかりやすく解説しているので参考にしてみてください。参考:動画を通じて自己PRの書き方を確認したいという方は、下記の動画を参考にしてもらえればと思います。自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際のポイント自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際は以下のポイントを意識してください。自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際のポイント(1)「相手の立場に立って考える力」を具体的な言葉に言い換える自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際のポイント(2)「相手の立場に立って考える力」をアピールできるエピソードを伝える自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際のポイント(3)「相手の立場に立って考える力」を企業でどう活かすかを伝える以下でそれぞれについて解説します。自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際のポイント(1)「相手の立場に立って考える力」を具体的な言葉に言い換える相手の立場に立って考える力という言葉はやや抽象的な言葉であり、自分が伝えたい意味と相手の受け取りに齟齬が生まれてしまう可能性があります。相手の立場に立って考える力という言葉だけでは「相手の気持ちが分かる」という印象もあれば、「自分の意思がない」という印象を持つ人もいると思います。そういった認識のズレをなくすためにも、相手の立場に立って考える力をもっと具体的な言葉に言い換えて伝える必要があります。例えば、「私は相手の立場に立って考え、議論をスムーズに進めることができます。」などとアピールする方が、企業側にもあなたの相手の立場に立って考える力をより具体的に伝えることができます。企業は自己PRを通して「自社の求める強み・能力を持っているか」「キャラクターが自社にマッチしているか」を知りたいと思っているため、より深くあなたの人柄を知ってもらうためにも具体的にアピールするようにしましょう。自己PRとは何なのかについて知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。自己PRでアピールすべき強みや企業が聞く意図など、自己PRの基礎を学ぶことができます。参考:自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際のポイント(2)「相手の立場に立って考える力」をアピールできるエピソードを伝える先程も述べましたが、相手の立場に立って考える力という言葉は抽象的であるためその言葉だけではいまいちあなたがどんな人なのか伝わりません。そのため、自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際はしっかりと具体的なエピソードを伝えるようにしましょう。具体的なエピソードを書く際は以下の4点を意識して考えると、説得力の自己PRを作成することができます。自己PRで「相手の立場に立って考える力」をアピールできるエピソードを伝えるコツ(1)強みを発揮した場面自己PRで「相手の立場に立って考える力」をアピールできるエピソードを伝えるコツ(2)課題自己PRで「相手の立場に立って考える力」をアピールできるエピソードを伝えるコツ(3)課題を克服するためにとった行動自己PRで「相手の立場に立って考える力」をアピールできるエピソードを伝えるコツ(4)結果動画を通じて自己PRの書き方を確認したいという方は下記の動画も参考にしてもらえればと思います。自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際のポイント(3)「相手の立場に立って考える力」を企業でどう活かすかを伝える自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際はその強みを仕事でどう活かせるかを伝えることが非常に大切です。どの企業も入社後に自社に貢献してくれる人材を採用したいと考えているため、その強みが会社でも活かせるものかどうかをチェックしています。そのため、「相手の立場に立って考える力という強みを活かして貴社でも〇〇に貢献できると思います。」と自分の強みを入社後どのような場面でどう活かせるかについても伝えるようにしましょう。しかしあなたが持っている強みが志望企業で求められていないものであったら、せっかくの自己PRが台無しになってしまいます。そうならないためにも、事前に「志望企業が求めている人材はどのような人材なのか、自分の強みの中で志望企業に貢献できる強みは何なのか」を企業研究を通してしっかりと把握しておくようにしましょう。企業研究について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。参考:自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際の注意点ここからは、自己PRで「相手の立場に立って考える力」をアピールする際に多くの就活生が陥ってしまう落とし穴を紹介します。自分自身のESや面接での言動を振り返る際にご活用ください。自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際の注意点(1)当たり前の経験をアピールしてしまう自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際の注意点(2)「相手の立場に立って考える力」が短所と思われてしまう自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際の注意点(1)当たり前の経験をアピールしてしまう相手の立場に立って考える力をアピールした自己PRでは、「友達とスムーズに会話ができた」といったような、ただ与えられた仕事をこなしたただけのエピソードをよく耳にします。しかし、労働の対価として給料を受け取っている以上、与えられた仕事に真剣に取り組むことは当たり前のこののように思えます。このように、与えられた仕事をこなした経験で真面目をアピールした自己PRは、ただ「当たり前のことをしただけ」だと思われ、面接官の評価につながらない可能性が高いです。また、自分から主体的に行動することのできない受け身な人物と思われてしまうかもしれません。「真面目」の高さ自己PRでアピールする上では、与えられた仕事以上に、自分がどのように考え、具体的にどのような行動を起こしたのかについて説明する必要があります。また、取り組みの動機は「やることになっているから」「仕方がないから」といった受動的なものではなく、「どうしてもやりたい」といった主体的なものでなければなりません。自己PRで真面目をアピールする際の注意点(2)主体性が無いと思われてしまう相手の立場に立って考える力は大変魅力的な強みの一つですが、アピール次第で弱みにもなってしまうケースがあります。具体的に、主体性が無いと思われてしまう可能性があります。「私は相手の立場に立って、その意思に沿って物事を進めることができます」といった例文は選考官から相手の立場に立って考える力があるというよりも主体性が無いと思われてしまうケースになります。この場合は相手の意思に沿ってだけではなく、それに加え自分の意思をもって行動した具体的なエピソードを含めることで選考官から相手の立場に立って考える力だけでなく主体性もあると思われるようにしましょう。自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする言い換え一覧物事は表裏一体であり相手の立場に立って考える力という強みを聞いて、「主体性が無い」というイメージを持ってしまう人もいるかもしれません。そのため相手の立場に立って考える力という強みを他の言葉に置き換えてアピールするのも一つの手であると言えます。相手の立場に立って考える力を以下のような表現に変えてアピールしてみるのも良いかもしれません。真面目の言い換え例●自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする言い換え例(1)傾聴力がある●自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする言い換え例(2)聞き上手●自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする言い換え例(3)自分の意見を押し付けない●自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする言い換え例(4)相手が傷つかないように振舞える●自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする言い換え例(5)思慮深い上記のように相手の立場に立って考える力をアピールできる言葉は色々あります。どの言葉が自分の相手の立場に立って考える力に合うのかを考え、自分の相手の立場に立って考える力を一番良くアピールできる言葉を選んでみてください。相手の立場に立って考える力をアピールした自己PRのNG例文相手の立場に立って考える力をアピールした自己PRのNG例文として以下のようなものが見受けられます。これらを把握し、自己PRをより良いものにしていきましょう。相手の立場に立って考える力をアピールした自己PRのNG例文(1)具体的な体験談がない相手の立場に立って考える力をアピールした自己PRのNG例文(2)当たり前のことをしているだけ相手の立場に立って考える力をアピールした自己PRのNG例文(3)主体性がない相手の立場に立って考える力をアピールした自己PRのNG例文(1)具体的な体験談がない私の強みは相手の立場に立って考える力です。「相手の立場に立って考える」というモットーのもと様々なことに挑戦してきました。この強みにより、これまで遭遇してきた課題を解決し続けることができました。この強みを活かして、貴社に入社後は任された仕事に対して一生懸命取り組み、貢献していきたいと思います。この自己PRではどのように相手の立場に立って考える力があるのかが全く伝わってきません。理由としては具体的なエピソードがないからです。上述していますが、"相手の立場に立って考える力"とは抽象的な言葉であるため「なぜ相手の立場に立って考える力があるのか」という具体的なエピソードを自己PRで述べる必要があります。そのためこの自己PRの場合であれば、「課題に遭遇しても解決することができました。」という部分で、具体的に「どのような課題に遭遇したのか、またそれはどうやって解決したのか」について書けると良いでしょう。相手の立場に立って考える力をアピールした自己PRのNG例文(2)当たり前のことをしているだけ私の強みは相手の立場に立って考える力があることです。私は居酒屋でアルバイトをしていたのですが、遅刻をしてしまうことが多かったです。しかし私は、店長やアルバイトの仲間の立場に立って考え、遅刻をしていてはみんなに迷惑をかけてしまうと感じ、時間をきちんと守れるように頑張りました。店長からも「最近遅刻しなくなったね」と言われ、周囲のバイト仲間からも認められるようになりました。この経験を活かし、貴社でも相手の立場に立って考える力を活かして行動したいです。このNG例文は真面目に行動したエピソードが当たり前のことをしているだけになっています。最初のマイナスな状態を普通の状態に戻しただけになっています。相手の立場に立って考える力をより印象深く伝えるには当たり前なことはできたうえで、プラスアルファのことをしたエピソードを入れるようにしましょう。相手の立場に立って考える力をアピールした自己PRのNG例文(3)主体性がない私の強みは相手の立場に立って考える力です。貴社のインターンシップに参加した際に、5人1チームでワークを行うことになりました。私は相手の立場に立って考え、チームのみんなの意見に沿って物事をスムーズに進めていきました。この経験からチームでスムーズに物事をこなすことに自信が付きました。貴社においても相手の立場に立って考える力を活かし、行動していきたいです。このNG例文では主体性がないエピソードになっています。チームで仕事を行ううえで相手の意見を尊重することはもちろん大切です。しかし、そこに自分の意見が無くては自分の存在価値が薄れてしまいます。この例文では相手の意思に沿って行動をしているだけで、相手の立場に立って考える力があるというよりも主体性が無い人物と思われてしまいます。相手の意思に沿って行動するだけでなく、主体的にその意思をふまえた意見を行うことで相手の立場に立って考える力をアピールするようにしましょう。大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文以下で大手企業選考通過者の自己PRの回答を紹介します。それぞれ相手の立場に立って考える力をアピールしている回答となっているので、自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールしようと思っている方は参考にしてみてください。大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文(1)三菱UFJニコス大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文(2)ENEOS大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文(3)伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文(4)JPモルガン大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文(5)シティグループ大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文(6)三菱UFJモルガン・スタンレー証券大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文(7)キッコーマン大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文(8)富士通大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文(9)東京地下鉄(東京メトロ)大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文(10)日本ハム大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文(1)三菱UFJニコスES当社で活かせるあなたのセールスポイントとその理由。(全角入力400文字まで)私の強みは「常に相手の立場に立ち、行動し続けられること」です。それはアルバイト先で、新人研修を改革した場面でも現れています。アルバイト先の飲食店では、新人が定着せず1ヵ月以内に辞めていく状況が続いていました。そこで、私は自分が新人であった時の気持ちを回顧し、従来の、全員に対しマニュアル通りに行う研修をやめ、1人1人の個性や習得度を分析した上で課題を設定するよう心掛けました。具体的には、教育の進捗度合を皆で共有出来るノートを作成し、指導を効率的に行いました。さらに、新人に対し仕事の方法だけでなく、なぜその仕事を行うのか、理由の部分まで伝えることで新人がより主体的に取り組める環境作りに尽力しました。結果、定着率も着実に上がっていき、この経験から、相手を尊重する考え方と傾聴力が身に付きました。この能力はお客様の声やニーズに応え、お客様目線の決済サービスを考える際に活かせると考えています。選考通過者本選考ES:三菱UFJニコス19卒(総合職)三菱UFJニコスの企業研究ページ(関連記事・本選考/インターンES・本選考/インターンレポート)はこちら上記の企業研究ページを参考に自己PRで相手の立場に立って考える力を具体的にアピールしましょう大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文(2)ENEOSご自身の自己分析について、自由に記入してください。※強みや弱み、集団の中での立ち回り方、得意なことや苦手なこと、どんな時に喜びを感じるかなど、どのような角度から記載いただいても構いません。(200文字以上300文字以下)私の強みは留学を通して得た「相手の立場になって考えること」である。そして、この強みを活かし「潜在的な課題の発見と解決」を達成できた時に喜びを感じる。私は課題の根源は潜在的であると考えており、根源を解決することで相手に大きな幸福度を与え、自身も高い貢献度を得ている。具体的な例として、私のアルバイト先(丸亀製麺)のある常連お客様は、いつもうどんを半分ほど残していたが、その方の歯があまり健康的でないことに気づいた私は、いつもより柔らかいうどんを提供したところ、完食していただき、感謝の言葉まで頂けた。このように、私は常に相手に寄り添い、幸福を与えることで自身の幸福も得ている。選考通過者本選考ES:ENEOS23卒(総合職)ENEOSの企業研究ページ(関連記事・本選考/インターンES・本選考/インターンレポート)はこちら上記の企業研究ページを参考に自己PRで相手の立場に立って考える力を具体的にアピールしましょう大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文(3)伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)あなたの強みについてエピソードを交えて教えてください。その中で、難しかったこと・工夫したことを教えてください。(500文字以内)私の強みは、「相手の気持ちを考えて行動する力」がある点だ。この強みは、学園祭に飲食店を出店する際の代表として80人以上のメンバーのモチベーションを向上させ、売上の増加に成功した経験で発揮された。活動を始めた当初は、メンバー間に意識の差があった。私は、その原因は各人が力を活かせない環境であることだと考えた。そこで、全員にやりたい仕事のアンケートを取り、得意分野やモチベーションの所在を考慮したうえで役割分担を行った。しかし、適材適所を意識したにもかかわらず、モチベーションが上がりきらないメンバーがいた。そこで私は、仕事内容だけでなく人間関係にも配慮した仕事の割り振りを行った。すると、仲の良い友人と共に仕事をすることが楽しいと感じ、作業に積極的に取り組むメンバーが増えた。このように、私の強みである「相手の気持ちを考えて行動する力」を活かして行動したことで、各人に当事者意識が生まれ、チーム全体で団結することができた。その結果、前年の20%増の30万円の売上に成功した。この経験から、相手の気持ちを考えて行動することや、人々が働きやすい環境を整えることの大切さを学んだ。選考通過者本選考ES:伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)23卒(システムエンジニア)伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)の企業研究ページ(関連記事・本選考/インターンES・本選考/インターンレポート)はこちら上記の企業研究ページを参考に自己PRで相手の立場に立って考える力を具体的にアピールしましょう大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文(4)JPモルガン投資銀行部門でご自身の強みがどのように発揮できるかを説明してください。(日本語400文字以内)必須私の強みは、相手の立場になって考えることができるところです。実例としてアルバイト先では店舗の顧客満足度を歴代1位としました。私はカフェでアルバイトをしています。しかし当時の店舗は顧客満足度が低迷していました。そこで私は原因としてピークタイムに課題があると仮説を立てました。ピークタイムは細かな点に気が回らず、画一的で受け身な接客をしていました。それが顧客満足度の低迷した要因と考えたのです。そこで私は「お客様の目線や服装、汗を注視する」よう態度を変えました。言外のご要望もお客様の態度から察せられると考えたためです。お客様の細かな点に気を配った結果、店舗ごとに集計される顧客満足度で過去最高記録を出せました。貴社においても、カバレッジなどの職種ではクライアントご要望を言外でも感じ取り、読み取る能力が必要と考えます。貴社においてもこの強みを活かし貢献できればと思います。選考通過者本選考ES:JPモルガン20卒(IB)JPモルガンの企業研究ページ(関連記事・本選考/インターンES・本選考/インターンレポート)はこちら上記の企業研究ページを参考に自己PRで相手の立場に立って考える力を具体的にアピールしましょう大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文(5)シティグループシティグループに伝えたいことを自由に表現してください私は相手の立場になって考えることができます。実際にアルバイト先では、月間顧客満足度を過去1年間でトップとなりました。私はカフェでアルバイトをしています。しかし当時、カフェの顧客満足度が低迷していました。そこで私は原因としてピークタイムに課題があると仮説を立てました。ピークタイムは細かな点に気が回らず、画一的で受け身な接客をしていました。それが接客に対する満足度も低くなっている要因と考えたのです。そこで私は「お客様の目線や服装、汗を注視する」よう態度を変えました。言葉で伝わりにくいご要望も態度から察せられると考えたためです。お客様の細かな点に気を配った結果、その店舗で月間顧客満足度が過去最高となりました。貴社においても、カバレッジなどの職種では様々なご要望を言外でも感じ取り、読み取る能力が必要と考えます。貴社においてもこの強みを活かし貢献できればと思います。選考通過者本選考ES:シティグループ20卒(IB)シティグループの企業研究ページ(関連記事・本選考/インターンES・本選考/インターンレポート)はこちら上記の企業研究ページを参考に自己PRで相手の立場に立って考える力を具体的にアピールしましょう大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文(6)三菱UFJモルガン・スタンレー証券自己PR私の強みは相手の立場になって考え、行動することです。私はそこでは数学に苦手意識を持つ生徒が多いのですが、私自身学生の頃は数学が得意であったため、最初は生徒の気持ちがわかりませんでした。しかし、生徒の立場から数学を理解するよう努め、生徒の分からない部分は何度もゆっくり説明し、苦手な部分は独自のプリントを作成するなどしてサポートしました。その結果生徒から「数学が1番苦手な科目から1番得意な科目となった」と言ってもらうことができました。この強みを活かし、お客様の立場に立ち、お客様それぞれに合わせた最適なプランを提供したいと考えています。選考通過者本選考ES:三菱UFJモルガン・スタンレー証券21卒(総合職)三菱UFJモルガン・スタンレー証券の企業研究ページ(関連記事・本選考/インターンES・本選考/インターンレポート)はこちら上記の企業研究ページを参考に自己PRで相手の立場に立って考える力を具体的にアピールしましょう大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文(7)キッコーマンこれまでにやり遂げたこと、達成感を得られた経験・事実をふまえて自己PRしてください。(600文字以内)私は、いかなる立場でも必要な役割を考えて行動でき、かつ、主張しつつも相手の立場に立って他人の意見に耳を傾けることができる。この強みは、大学野球部での活動で発揮された。二年生の時、チームの勝利に貢献するために、控えでありながら自分ができる事として外野守備範囲拡大に取り組んだ。私はベンチでの観察と記録により守備範囲の狭さがチームの課題である事に気づいた。ミーティングにより硬直的守備位置が原因と判明したので、「控え選手が協力し合い相手の打撃データを分析し、試合中に最適な守備位置を指示すること」を提案した。その後、議論を重ねる中で意見の対立もあった。しかし、相手の真意を十分に分かっていないと思った私は、何度も話し合い、最後まで相手の話を聞き、その考えに至った根拠や背景を理解するよう努めた。これにより潤滑剤の役割を果たし、互いに納得のいく答えを出せた。そして、ミーティングや試合中の選手間の声の掛け合いによりチームに一体感が生まれ、結果、外野手の刺殺数アップと失点の減少に繋がりリーグ優勝を果たすことができた。この活動で、私の強みが課題発見から徹底的な議論に繋がり、結果に結びついたと感じた。また、より良いアイデアは、多くの関係者との対話を重ねることで生み出されることを学んだ。将来働く上でも、自分の役割を見極めつつ周りを巻き込んで議論を重ね、チームとして成果を上げたい。選考通過者本選考ES:キッコーマン22卒(営業職)キッコーマンの企業研究ページ(関連記事・本選考/インターンES・本選考/インターンレポート)はこちら上記の企業研究ページを参考に自己PRで相手の立場に立って考える力を具体的にアピールしましょう大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文(8)富士通現在のあなたの強み・弱みを教えてください。また、自身がありたい姿に対して、その弱みをどのように克服していきたいか記入してください(400字~600字以内)私の強みは「相手の立場に立てること」である。これはアルバイトでの新人教育の際に顕著に発揮された。私の店舗では新人教育を役職にかかわらず全員で行う。50代の男性が新人として加入した際、学生アルバイトは教育方法に戸惑いを感じていた。そこで私は彼の立場に立った発言や雰囲気作りに注意しつつ教育を行った。具体的には、彼の前職での経験をヒアリングし、この店舗の勤務でどう生かすことができるか再現性をもたせた教育を行うことでモチベーション維持を図った。結果、彼は正社員として定着するに至った。以上より、私は年次や立場に関係なく相手に寄り添って行動することができる人材である。また弱みは「心配性」であることだ。私はいらぬ心配をし杞憂に終わることが多々あり、非効率である。効率的にやるべきことをやり自信をもった状態でありたいため、「目標を設定し、逆算して行動すること」を日ごろ意識している。特に貴社業務ではクライアントが法人であるため正確性と相手に合わせたスピード感が鍵になると考える。そこで目標から逆算し、やるべきことを細分化して計画的に業務に取り組むことで、効率よく納得感の高い提案に繋げていきたい。選考通過者本選考ES:富士通23卒(セールス)富士通の企業研究ページ(関連記事・本選考/インターンES・本選考/インターンレポート)はこちら上記の企業研究ページを参考に自己PRで相手の立場に立って考える力を具体的にアピールしましょう大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文(9)東京地下鉄(東京メトロ)あなたの誰にも負けない強みは何ですか?具体的なエピソードとともに教えてください。(400文字)私の強みは、「相手の立場になって考え、行動ができる」ことです。大学2年の春より、再生可能エネルギー事業に関する長期インターンをしています。そこでは、後輩が作業を覚えられていない状況にありました。それは、出勤日が限られ、複雑な業務を理解する時間が不足しているためだと考えました。また、社員の方々は少人数であり多忙なため、何度も質問をしたりすることが難しく、新人であれば尚更であると考えました。改善策としては、インターン生向けの業務マニュアルを作成しました。初心者でもわかりやすいように、図表を用いた手順の説明、専門用語集を加える工夫をした結果、短時間で理解し効率的に作業を進めてもらうことができました。貴社で働く上では、お客様に安心を提供するために、複数の部署や社員との連携が必要であります。そこで私の強みを活かし、関係各所の快適な業務実現に貢献ができると考えております。選考通過者本選考ES:東京地下鉄(東京メトロ)20卒(総合職)東京地下鉄(東京メトロ)の企業研究ページ(関連記事・本選考/インターンES・本選考/インターンレポート)はこちら上記の企業研究ページを参考に自己PRで相手の立場に立って考える力を具体的にアピールしましょう大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文(10)日本ハム採用担当者に伝えたい!これだけは誰にも負けないあなたの「NO1」を教えてくだい。(450~500文字以内)私は、「相手の気持ちを考えて行動する」ことに関して「NO1」であると考える。この力は塾講師のアルバイトの経験を通して得た。塾講師を始めた当初の私は授業内でいかに多くの内容を扱うかが重要であると考えていた。しかし、それでは授業がつまらなく感じ、集中力が続かない生徒が多くおり、生徒のことを考えて授業を行う必要があると感じた。そこで、自身が生徒だった頃を思い返すと、途中で雑談を挟む授業の方がリラックスでき、問題を解くときに集中力が持続していたことに気が付いた。そこで私も、授業の途中で雑談を挟むことを意識して授業を行った。その際、生徒の好きなことに関する会話をすることで、授業が楽しいという感覚を持ってもらえるように工夫した。その結果、生徒が集中して問題に取り組み授業効率が上がるだけでなく、会話を重ねたことで生徒との信頼を築くこともできた。このように、相手の立場になって考え行動することで信頼を得ることができる点が私の強みだ。貴社の商品開発職においても、私のこの強みを活かしお客様に寄り添い、真のニーズ・課題を解決する商品の開発を行うことで、人々の豊かな暮らしに貢献したい。選考通過者本選考ES:日本ハム23卒(研究・開発職)日本ハムの企業研究ページ(関連記事・本選考/インターンES・本選考/インターンレポート)はこちら上記の企業研究ページを参考に自己PRで相手の立場に立って考える力を具体的にアピールしましょうまとめ本記事では自己PRにおける相手の立場に立って考える力について解説してきました。改めてになりますが、自己PRは「自身が入社後に活躍できる人材であること」を示す必要があります。自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールし、志望企業の選考突破、ひいては内定獲得を目指してもらえればと思います。自己PR完全攻略記事一覧1.自己PRの基本知識(意味・強みの種類・自己紹介やガクチカとの違い)2.自己PRが見つからない人の対処法3.自己PRの書き方・書く際のポイントを解説4.自己PRの書き方を文字数別に解説5.自己PRの書き出しを解説6.自己PRの締めを解説7.自己PRのES例文集(強み別)8.自己PRのES例文集(業界別)9.面接での自己PRの伝え方10.面接での自己PRにまつわる頻出質問集 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初任給と平均年収に惑わされるな!就活で給料を調べる際に見るべき4つの項目とは 初任給と平均年収に惑わされるな!就活で給料を調べる際に見るべき4つの項目とは 「企業規模・仕事内容」などと並び、企業選びの際に就活生が重視する項目の一つである"給料"。「給料よりも仕事のやりがいがとにかく大事!」などという声も耳にすることはありますが、やはり企業選びの際に給料を重視する就活生は多く、実際の以下のような調査結果も出ています。【2020年卒マイナビ大学生就職意識調査】学生の企業選択のポイントに関する調査1位.安定している会社:39.6%2位.自分のやりたい仕事(職種)ができる会社:35.7%3位.給料の良い会社:19.0%(前年比3.6pt増)4位.これから伸びそうな会社:13.0%5位.勤務制度、住宅など福利厚生の良い会社:12.8%︙︙【参考】2020年卒マイナビ大学生就職意識調査調査対象:2020年3月卒業見込みの全国大学3年生、大学院1年生(調査開始時点)調査期間:2018年12月1日~2019年3月21日(2019年卒は2018年2月1日~2018年4月10日)有効回答:48,064名(文系男子13,341名、文系女子19,811名、理系男子8,789名、理系女子6,123名)上記の調査結果を見ても分かる通り、企業選びの際に「給料」を重視している就活生は少なくありません。その一方で、各社の給料事情を見る際に「初任給と平均年収」しか見ていない就活生が多数いるのも事実です。別に初任給と平均年収だけを見て給料事情を把握することが悪いという訳ではありませんが、「給料」を重視している就活生にとっては、本質的な分析になっていない場合があります。そこで本記事では、"本質的な給料の見方"を理解するにあたり、「就活生がしがちな誤った認識、給料事情を知るにあたり見ておくべき項目、情報の入手方法」などを解説していきます。本記事の構成そもそも就活生は給料を調べる際、どんな情報を見ているのか?では、就活生が本当に見ておくべき情報とは?(1)年収の中央値(2)平均勤続年数(平均年齢)(3)昇給率・昇給額(4)給料の上限とは言え、どのように情報を入手すればいいの?(1)OB・OG訪問(2)口コミサイト(OpenWork・キャリコネなど)まとめそもそも就活生は給料を調べる際、どんな情報を見ているのか?記事の冒頭でも述べましたが、各社の給料を調べる際、多くの就活生が見ている項目は"初任給と平均年収"の二つではないでしょうか。初任給とは?→学校を卒業して会社に雇用されるようになった人が、最初にもらう給与のこと。平均年収とは?→国・業界・企業など、指定された範囲内での総給与所得を給与所得者数で割った金額のこと。この二つは、就活に関する様々な書籍や各就活媒体によく掲載されている情報にはなりますが、掲載されている数値をそのまま受け取ってしまうと、誤った認識をしてしまう恐れがあります。その理由を以下で説明します。初任給に関して誤った認識をしてしまう場合初任給は月給で表されることが多く、「修士:248,000円・大卒225,000円」などと表示されている場合がほとんどです。ですが、これらはあくまでも「基本給・額面」と呼ばれるものであり、実際にもらえる給料(いわゆる手取り)とは異なります。なぜかというと、基本給・額面から「税金(所得税・住民税など)・社会保険料(年金・健康保険料)」などが引かれるためです。※ただ、企業によっては基本給・額面に「残業手当・インセンティブ」がつく場合もありますので、一概に「基本給・額面>実際にもらえる給料(手取り)」という訳ではありません。そのため、単純な月給以外にも以下のような観点で給料を見る必要があります。ボーナスはどの程度あるのか残業手当は別途支給されるのか、固定残業代(みなし残業)なのか福利厚生はどの程度あるのかボーナスはどの程度あるのかボーナスに関しては、「(1)何ヶ月分支給されるのか?(2)平均額はいくらなのか?」を認識しておくべきでしょう。平均年収はボーナスを含めた金額となっていますが、月給には含まれていません。そのため、ボーナス制度のある企業は「月給×12ヶ月=年収」という構図にはなりません。企業によっては年間賞与(ボーナス)が500万を超える企業もありますし、より詳細な給料を知りたいのであればボーナスの仕組みもしっかりと理解しておくべきでしょう。ただ、ボーナスは「企業の業績・個人の成果」によって変動があるため、あくまでもおおよその指標として認識するのが望ましいかと思います。残業手当は別途支給されるのか、固定残業代(みなし残業)なのかこちらに関しては、いわゆる「基本給に残業代が含まれているか否か」という内容になります。例えば、基本給が同額である2つの企業が存在したとします。一方の企業の基本給には残業代が含まれているが、もう一方の企業は基本給とは別途で残業代が出るとします。このような2社が存在した場合、残業時間次第で後者の企業には基本給からの上乗せがあるため、ほぼ確実に後者の企業の方がもらえる金額は多くなるという訳です。そのため、「提示されている基本給の額=その企業の給料」と単純に認識してしまうことは浅はかだと言えるでしょう。各社の残業制度に関しては、新卒採用HPなどに必ず掲載されていますので、給料事情を調べる際にはこちらも併せて確認しておきましょう。(※ここでは、みなし残業の是非を述べている訳ではありません)【関連】労働問題弁護士ナビ:固定残業代(みなし残業)の仕組み|適正な残業代の計算方法福利厚生はどの程度あるのか就活生の中には「福利厚生=オマケ」程度に認識している方も一部存在しますが、実際はそんなことはありません。有名なものであれば「家賃補助(住宅手当)、家族手当」などが挙げられますが、これは見方を変えれば「福利厚生=給料の一部」と言い換えることもできます。ここで一つ具体例を出します。福利厚生は特にないが手取りが25万円のA社、一方で家賃補助4万円の福利厚生はあるが手取りが23万円のB社があったとします。(ボーナスやインセンティブなどは考慮しない)福利厚生・手取り以外の条件が全く同じだった場合、皆さんはどちらの企業を選択するでしょうか。おそらく、多くの方がB社を選択するかと思います。ただ、福利厚生は給料とは別途で記されていることが多いため、採用HPに記されている金額だけで優劣を判断してしまうと、誤った認識をしてしまうという恐れがあるという訳です。このように、福利厚生は給料に関する非常に重要な要素となりますので、給料を確認する際にはしっかりと目を通しておくべきでしょう。【参考】BOWGL:5分でわかる福利厚生の全て!知っておくべき分類と選び方を徹底解説【関連】平均年収に関して誤った認識をしてしまう場合「誤った認識をしてしまう」と記載しましたが、ここでは「平均年収を見ることは止めたほうがよい!」ということを言いたい訳ではありません。ここでお伝えしたいことは、"平均値と中央値を混合していませんか?"ということです。おそらく、平均値と中央値を混合している就活生の方はほとんどいないとは思いますが、念のため両者の違いをお伝えします。平均値→複数のデータを足し合わせ、そのデータの個数で割った値のこと中央値→複数のデータを小さい/大きい順に並べ、その中で真ん中に来る値のことでは、この平均値と中央値の違いをより理解していただくために、具体例を用いて説明していこうと思います。【具体例】社員が計10名在籍しているA社という企業が存在します。社員の年齢・役職はまちまちなのですが、全社員の年収は下から「300万、300万、300万、300万、300万、300万、300万、600万、600万、900万」となっています。【A社の平均値と中央値は?】では、A社の年収の平均値と中央値はどれだけの差があるのでしょうか?⇩◆平均値(300万×7人+600万×2人+900万×1人)÷10人=420万◆中央値小さい順、大きい順のどちらで並べたとしても「300万」が中央値となる⇩このように平均値と中央値では、120万円の差が出ます上記はあくまでも極端な例にはなりますが、このように平均値と中央値のどちらで給料を見るかにより、給料が大きく異なる場合があるという訳です。特に、「役員の給料が非常に高額であり、一般的な正社員の給料と大きな乖離がある企業」は上記のような傾向が強いと言われています。「平均年収のカラクリ」というと少し大げさかもしれませんが、"平均値=中央値"と誤認識しないように意識していただければと思います。では、就活生が本当に見ておくべき情報とは?上記で、「初任給と平均年収の数値をそのまま受け止めるのはマズイ」という内容を紹介しましたが、とは言ったものの他にどんな項目を見ればいいか分からないという就活生もいると思います。これに関しては取り上げだしたらキリがないのですが、より重要な項目は以下の4点に大別されると考えています。年収の中央値平均勤続年数(平均年齢)昇給率・昇給額給料の上限上記4点を網羅することで、より本質的に給料を理解することができます。それでは上記4点の各項目について詳しく見ていきます。【給料に関して見るべき項目(1)】年収の中央値上記でも述べましたが、「給料(年収)の中央値」を見ることは非常に重要となります。先ほどの説明に補足するのであれば、"その企業の中央値である給料は、その企業の平均年齢時にもらえる金額"と言い換えることができます。(もちろん100%正値という訳ではありませんが)【給料に関して見るべき項目(2)】平均勤続年数(平均年齢)給料とは一見関係のないように見える平均勤続年数(平均年齢)ですが、給料を見る際の重要な指標となります。基本的に給料と平均勤続年数(平均年齢)は「比例関係」にあり、"平均勤続年数(平均年齢)が高ければ高いほど、給与(平均年収)も高くなる"という構図になっています。ここで一つ具体例を出します。平均年収(中央値)が同額のA社とB社があります。平均年収(中央値)は同額ですが、A社は平均勤続年数が20年・平均年齢が44歳です。一方でB社の平均勤続年数は10年・平均年齢は35歳です。この両社を見て、読者の方はどのような印象をお持ちになったでしょうか。おそらくほとんどの方が、A社よりもB社の給料を魅力的に感じたことでしょう。先ほども述べた通り、給料と平均勤続年数(平均年齢)は比例関係にあるため、より若い年齢で同額の給料をもらえるB社の方が、相対的に考えて魅力的に感じるのではないでしょうか。つまり、給料と平均勤続年数(平均年齢)は相関関係にあるとも言えます。また、「●歳までに●●●万の年収を目指す!」など、時期と金額をセットにした目標を持っている方にとっても平均勤続年数(平均年齢)は重要な指標となります。平均年収や年収の中央値が同様でも、企業によってその金額に到達する年数(年齢)は異なりますので、そういった目標を持っている方は「平均勤続年数(平均年齢)」に目を向けることも忘れないようにしましょう。【給料に関して見るべき項目(3)】昇給率・昇給額就活生の皆さんであればすでにご存知のことだとは思いますが、基本的に「役職や年次」が上がれば給料は増加します。その給料が上がるという際に重要となるのが"昇給率・昇給額"です。昇給率→昇給後の給料が昇給前に比べてどの程度増加したのかを表す割合(%)昇給額→その年の月給が前年(昇給前)に比べてどの程度増加したのかを表す金額(円)この昇給率・昇給額は「キャリアプラン」に密接に関連しています。よく目にする「3年目は●●●万円、7年目は●●●万円…」などという金額は、この昇給率・昇給額をもとに計算されている場合がほとんどです。また、日系大手と言われる企業では「●年目から●年目にかけて●円上がる」などと明確に決まっている場合もあるため、おおよその昇給モデルは把握できるでしょう。ただこの辺りのセンシティブな情報は口外できない場合があり、現役社員に質問しても回答してくれない可能性がありますので、可能であれば人事の方などに質問していくのが最善かもしれません。【給料に関して見るべき項目(4)】給料の上限給料の上限に関しては、「新卒入社した企業で定年までずっと働き続けたい」と考えている就活生の方に見ておいていただきたい項目になります。上記のような考えを持っている就活生は年々減少しているようですが、日系大手志望者を中心にまだ一定数はいると思われます。給料の上限とは、簡単に言うと「その企業の社員として稼ぐことのできる最大限度の給料」のことを指します。日系大手などでは、上限の金額はある程度決まっており、どれだけ優秀な人であろうとその金額を超すことはほぼないと思ってもらって構いません。(社長や取締役などに就任すれば別ですが、本記事ではそういった事例を除いた上で説明しています)ただ、成果主義の側面が強い外資系企業・ベンチャー企業、またヘッドハントなどで採用した中途社員などは上記の事例に当てはまらない場合もありますので、全ての企業・社員に当てはまる訳ではないということを認識していただければと思います。ここで一つ具体例を出して説明します。某外資系投資銀行に務めているAさんという方がいます。Aさんは非常に優秀な方であり、30代前半にも関わらず1,500万程度の年収を稼いでいます。では、仮にこのAさんが地方の中小企業に転職し、前職と同様にバリバリ働いて成果を挙げていたとして、1,500万程度の年収を稼ぐことはできるでしょうか。答えは「NO」です。上記でも述べましたが、その企業の社員として稼ぐことのできる最大限度の給料はあらかじめ決まっていることが多いため、Aさんがどれだけ優秀な方であろうがその金額を超すことは中々難しいためです。このように「給料の上限」というものは決まっていることが多いため、「将来的に年収1,500万を目指したい!」と考えていても、どの企業に入社するかによって入社時点で実現可能性が0になってしまう可能性もあると言えるでしょう。基本的にどの企業も「50代前半が年収のピーク」と言われているため、この年代のモデル年収を聞けば"各社の給料の上限"を知ることができるはずです。とは言え、どのように情報を入手すればいいの?ここまで、「給料に関して就活生が見ておくべき情報」を紹介してきました。とは言ったものの、どのように情報を入手すればいいのか分からない就活生も多いのではないでしょうか。実際、数ある就活関連の書籍や就活媒体に上記のような情報は見られず、せいぜい「初任給と平均年収」程度しか掲載されていないというのが実情です。(逆の発想をすれば、初任給と平均年収しか掲載されていないからこそ、多くの就活生がその2つの項目しか見ていないと言うこともできますが)では、どうすれば情報を入手できるのか。その方法としては、主に以下の2点が挙げられると考えています。OB・OG訪問口コミサイト(OpenWork・キャリコネなど)OB・OG訪問OB・OG訪問は、最も効果的な方法且つ信憑性の高い情報を得ることができます。やはり実際の社員であれば社内の実情に詳しいですし、人事や採用担当には聞きづらい質問にも答えてくれる可能性が比較的高いためです。ただ、給料などのお金に関する質問はセンシティブな側面もあるため、質問の仕方には注意が必要です。以下に質問例を挙げていますので、こちらも参考にしながら自身のOB・OG訪問に取り入れていただければと思います。(あくまでも一例になります)「年収の中央値」を知りたい場合の質問⇩御社の社員の平均年齢は●歳くらいだとお聞きしましたが、そのくらいの年齢の方はどの程度の給料をいただいているのでしょうか?「平均勤続年数(平均年齢)」を知りたい場合の質問⇩御社(●●部署)の社員の方は、どのくらいの期間御社に務めていらっしゃるのでしょうか?/御社(●●部署)の社員は、どのくらいの年齢の方が多いのでしょうか?※ただ、平均勤続年数(平均年齢)は採用HPや就活関連の書籍に記載されている場合が多いため、必ずそれらを確認してから質問するようにしましょう。「昇給率・昇給額」を知りたい場合の質問⇩20代(30代…)では、毎年どの程度昇給するのか教えていただきたいです。/私は、働くからには成果を出して役職も上げていきたいと考えているのですが、それに際して一つ役職が上がるごとにどの程度昇給するのか教えていただけないでしょうか?「給料の上限」を知りたい場合の質問⇩御社に入社できた場合、御社でずっと働き続けたいと考えているのですが、その場合年収はどの程度まで到達するのでしょうか?また、以下にOB・OG訪問に関する参考記事を掲載しておきますので、こちらも併せてご覧ください。【参考記事】口コミサイト(OpenWork・キャリコネなど)口コミサイトを閲覧することも、情報を入手するための有効的な手段の一つとなります。その中でも今回は"OpenWorkとキャリコネ"をオススメしたいと思います。それぞれの特徴は以下の通りです。OpenWorkとはOpenWorkは、国内最大級の就職・転職クチコミサイトになります。現職・退社済みの社員からの口コミ情報をもとに、その企業の「会社評価スコア・平均年収」などがリアルに示されています。平均年収や年収範囲が掲載されているのはもちろんのこと、「給与制度・評価制度」に関する口コミも多数掲載されているため、かなり具体的な情報を入手することができます。口コミサイトの中では「質・量」ともに国内トップレベルのサイトであるため、参考になる情報は多々あるでしょう。OpenWorkを閲覧したい方はこちらからキャリコネとはOpenWorkと同様、キャリコネも就職・転職クチコミサイトになります。現職・退社済みの社員からの口コミ情報をもとに、「働きやすさ・テーマごとの口コミ」などが掲載されています。回答者の平均年収に加え、「給与に関する口コミ・世代別最高年収」なども示されているため、かなりリアルな給料事情を知ることができます。キャリコネに掲載されている情報で不足があればOpenWorkで補填する(逆も然り)といった使い方をすれば、かなり有意義に情報収集することができるでしょう。キャリコネを閲覧したい方はこちらから両サイトとも「退職済み社員からの口コミが多いゆえにネガティブ情報が比較的多め・企業によってはn数が少ない場合がある・最新の口コミばかりではない」という側面があります。それゆえに「給料に関する情報に関しても不満の声が比較的多め・口コミ投稿時と現在では企業の実情が変化している可能性がある」などの留意点はあります。そのため、OB・OG訪問での情報収集に比べ、どうしても情報の信憑性は薄くなってしまうというデメリットはあります。ただ、簡単且つ効率的に情報をするにはもってこいの手段となりますので、OB・OG訪問と口コミサイト、両者の特徴をそれぞれ理解した上で自身の状況や得たい情報に応じて使い分けていただければと思います。また、待遇などを含めて、もう少し詳しい情報が欲しいという就活生には就職エージェントneoがおすすめです。アドバイザーから、志望業界・志望企業の選考フローに合わせたアドバイスを受けられます。少しでも興味があるという方は、下記の画像をクリックしてサービスを利用してみてください。まとめ本記事では、「就活生が見るべきお金に関する情報・情報の入手方法」など、"給料の見方"を包括的に解説しました。企業選びを進めるにあたり、給料に関する情報は切っても切り離せない事柄だと思いますが、本質的な部分まで理解している就活生は少ないように感じます。表面的な情報に惑わされず、給料の見方を正しく理解していただくためにも、ぜひ本記事の内容を頭に入れた上で企業選びを進めていただければと思います。また、下記に「給料にまつわるunistyleの記事」をいくつかピックアップして掲載していますので、こちらも併せてご覧いただければと思います。【関連記事】 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