日立製作所

『仕事体験ワークショップ(技術系)』

  • 25卒
  • 26卒
  • 27卒
  • 28卒
  • インターン
  • オンライン
締切 24/11/27

最終更新日:2024年10月25日

情報の精度には最大限注意しておりますが、新型コロナウイルスの感染予防対策等による社会情勢の変化の影響で、募集内容に随時変更があるかもしれないため、本記事に記載の情報は最新ではない可能性があります。締切情報収集の際には本記事の記載情報だけでなく、必ず当該企業の採用HP/マイページなどでご確認いただき、そこで発表されている"最新の一次情報"を優先して下さいますよう、お願い申し上げます。

■応募資格    
国内外を問わず、高等専門学校または、4年制大学の学部・修士・博士課程在籍の方、
および既に卒業された方(職歴の有無は不問)

■参加条件
各テーマにより異なるので詳細はインターン情報ページ(テーマ一覧)かマイページで確認をしてください。

■開催内容
実践に近い課題をテーマにした1~3Daysのワークショップです。
現場社員からのビジネス観点でのフィードバックや交流を通じて、各部門の事業や
仕事内容に関して理解を深めます。

■開催形式:オンライン

■開催時期:2025年1月から2月
     ※各テーマにより異なるので詳細はインターン情報ページ(テーマ一覧)
      マイページで確認をしてください。

■応募方法
マイページからエントリーシートの提出と適性検査の受検をしてください。

■応募締切:11月27日(水)  

 

インターン情報

 

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ES・選考レポート 10件

【合格】インターンエントリーシート(中央総合研究所)(研究開発) 日立製作所 2025卒 男性 Q 研究内容について記載してください。(1200字以内)
A 近年、宇宙開発が活性化すると共にスペースデブリの増加が問題となっており、デブリの状況把握をするために衛星からのカメラ画像が活用されている。しかし、宇宙は照度条件が時々刻々と変化する特殊な環境であり、従来の宇宙用カメラでは撮像した画像の白飛びや黒潰れが問題となっていた。 この問題を解決するためにはハイダイナミックレンジのイメージセンサを用いた、高照度から低照度まで幅広く撮像できるカメラが必要であると考え、イメージセンサを従来のような性能の低い宇宙用部品ではなく車載用途などで用いられているハイダイナミックレンジの民生部品を宇宙転用することを提案した。 研究ではソフトを用いて電子回路設計を行い、プリント基板上に選定したイメージセンサを組み込んだカメラシステムの実装を行った。システム完成後はガンマ線試験等を行うことで宇宙での放射線耐性があることを確認し、レジスタを場面ごとに調節して宇宙を模擬した空間で撮像試験を行うことで、提案したカメラシステムはデブリ撮像を行う上で実用性があることを確認した。 これから行う研究としては以下の二点進める予定である。 一つは場面ごとに最適となるレジスタ調整を自動化するシステムの作成、もう一つはイメージセンサの特性にあったカメラシステムの再構築である。 一つ目について述べる。宇宙空間の照度条件変化は激しいと先に述べたが、デブリ除去のみにフォーカスすればデブリの軌道は運動方程式を解けば分かるため、その照度変化はある程度予測することができる。したがって、現在は太陽光の当たり方によってカメラパラメータを調整できるようにC言語を用いてスペースデブリの軌道を計算し、太陽光時間を算出するシミュレーターを作成している。研究課題はより正確なモデリングである。デブリが他の惑星から受ける引力を考慮したり、地球を真円ではなく楕円として計算するなどしてモデリングの精度を上げ、より実用性の高いシミュレーターの作成を目指している。 二つ目について述べる。選定したイメージセンサはダイナミックレンジが広いと先に述べたが、解像度はVGA相当で高くない。放射線試験では配線の自由度が要求されたため処理系にFPGAを用いていたが、解像度が低いイメージセンサに対して画像処理が有利なFPGAは消費電力が必要以上に高くなるのみで不適切である。したがって、イメージセンサの特性にあった処理系として低消費電力化を可能にするPICマイコンを用いることを提案した。研究課題はノイズの影響を最小限に抑えつつ小型化を実現することである。小型のシステムを作る過程で悩まされるのが、配線密集によるノイズの発生だが、配線を中央に寄せて外枠をグランドにし、パスコンの実装にこだわるなど、ノイズ低減をする対策をとるようにしている。
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