日立製作所

日立製作所

  • 17卒
  • インターン
締切 15/06/25 00:00

最終更新日:2017年02月26日

日立のインターンシップは、実際の職場で、研究・開発やビジネスの実務に触れていただくプログラムです。バーチャルな情報提供ではなく、リアルな仕事体験を通じて、いま学校で学ばれていることの意義を再確認したり、これから学ばなければいけないことを発見していただきます。  

●エンジニア系インターンシップ 
募集職種:研究開発、設計、生産技術、品質保証、知的財産、システムエンジニア など 
応募人数:200名規模を予定 

●ビジネス・ITソリューション系インターンシップ 
募集職種:企画・調査、システムエンジニア(文系)  など 
応募人数:10名程度を予定 

<応募方法> 
募集時期:6月1日(月)~6月26日(金) 
インターンシップ実施時期:7月下旬~9月下旬 
※状況により追加募集を行うことがあります。
 
実施場所詳細    全国各事業所 (テーマにより異なります)
 
募集人数    エンジニア系:200名程度 
ビジネス・ITソリューション系:10名程度
 
資格・対象    全コース共通:4年制大学の学部・修士・博士課程または高専に在籍している方(学年は不問) 
※海外の大学にご在籍の方もご応募可能
 
報酬・交通費    (1) 赴任・帰任費用等:インターン実施にあたっての赴任・帰任費用(※)、 
通勤費、旅費は全額負担致します。 
(2) 宿泊施設:毎日の通勤が難しい場合に限り、宿泊施設をご準備致します。 
(3) 報酬:報酬は支給致しません。但し、昼食相当分として、出勤日1日につき 
1,000円を支給致します。 
(※)赴任・帰任旅費については、国内分のみ支給対象となります  
 
申し込み方法   こちらのサイトからエントリーしていただき、マイページを作成ください。 

申し込み後のフロー    マイページよりWebテスト(適性試験)を受験頂き、各テーマへご応募ください。

ES・選考レポート 10件

【合格】インターンエントリーシート(中央総合研究所)(研究開発) 日立製作所 2025卒 男性 Q 研究内容について記載してください。(1200字以内)
A 近年、宇宙開発が活性化すると共にスペースデブリの増加が問題となっており、デブリの状況把握をするために衛星からのカメラ画像が活用されている。しかし、宇宙は照度条件が時々刻々と変化する特殊な環境であり、従来の宇宙用カメラでは撮像した画像の白飛びや黒潰れが問題となっていた。 この問題を解決するためにはハイダイナミックレンジのイメージセンサを用いた、高照度から低照度まで幅広く撮像できるカメラが必要であると考え、イメージセンサを従来のような性能の低い宇宙用部品ではなく車載用途などで用いられているハイダイナミックレンジの民生部品を宇宙転用することを提案した。 研究ではソフトを用いて電子回路設計を行い、プリント基板上に選定したイメージセンサを組み込んだカメラシステムの実装を行った。システム完成後はガンマ線試験等を行うことで宇宙での放射線耐性があることを確認し、レジスタを場面ごとに調節して宇宙を模擬した空間で撮像試験を行うことで、提案したカメラシステムはデブリ撮像を行う上で実用性があることを確認した。 これから行う研究としては以下の二点進める予定である。 一つは場面ごとに最適となるレジスタ調整を自動化するシステムの作成、もう一つはイメージセンサの特性にあったカメラシステムの再構築である。 一つ目について述べる。宇宙空間の照度条件変化は激しいと先に述べたが、デブリ除去のみにフォーカスすればデブリの軌道は運動方程式を解けば分かるため、その照度変化はある程度予測することができる。したがって、現在は太陽光の当たり方によってカメラパラメータを調整できるようにC言語を用いてスペースデブリの軌道を計算し、太陽光時間を算出するシミュレーターを作成している。研究課題はより正確なモデリングである。デブリが他の惑星から受ける引力を考慮したり、地球を真円ではなく楕円として計算するなどしてモデリングの精度を上げ、より実用性の高いシミュレーターの作成を目指している。 二つ目について述べる。選定したイメージセンサはダイナミックレンジが広いと先に述べたが、解像度はVGA相当で高くない。放射線試験では配線の自由度が要求されたため処理系にFPGAを用いていたが、解像度が低いイメージセンサに対して画像処理が有利なFPGAは消費電力が必要以上に高くなるのみで不適切である。したがって、イメージセンサの特性にあった処理系として低消費電力化を可能にするPICマイコンを用いることを提案した。研究課題はノイズの影響を最小限に抑えつつ小型化を実現することである。小型のシステムを作る過程で悩まされるのが、配線密集によるノイズの発生だが、配線を中央に寄せて外枠をグランドにし、パスコンの実装にこだわるなど、ノイズ低減をする対策をとるようにしている。
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