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EYアドバイザリーの選考・社風・内定者の自己PRと志望動機解説【unistyle企業研究】

EYアドバイザリーの選考・社風・内定者の自己PRと志望動機解説【unistyle企業研究】

掲載開始日:2016年08月24日
最終更新日:2016年12月09日

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「デロイト・EY・KPMG・PwCの事業・社風・選考比較」で紹介した通り、特に上位校生の間で存在感が大きくなっている会計系コンサルファーム。
今回は、そんな会計系コンサルファームの中でも、EYアドバイザリーに焦点を当ててみたいと思います。2010年に設立した同社は、会計系ファームの中でも急速に人員を増やしており、2014年時点で従業員数は500名ほどでしたが、2020年に2000人規模にすることを目指しています。2016年7月にはインターネット広告会社のデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(DAC)との統合的コンサルティングサービスの提供を開始し、企業におけるマーケティング領域のデジタル活用の加速に向けて戦略から実行・運用サービスの提供を開始するなど、新たな取り組みにも積極的です。この記事では、そんなEYアドバイザリーの社風や求められる人材について考察していきます。

事業内容から考えるEYが求める人材

ここからは、EYアドバイザリーが就活生に求める素質について、「人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み」を参照しながら考えていきましょう。

機械装置の製造と販売を行っているM社において、グローバル市場で生き残るための情報管理基盤強化のプロジェクトを立ち上げた。課題であった高付加価値業務への要員創出のために、同社で運用されていたシステムの刷新と同時進行で、業務ルールの見直し、業務集約に取り組み、それらの業務をアウトソースする施策が必要だった。
そこでEYアドバイザリーは、標準業務プロセスや他社事例も活用した業務ルールの見直しと、業務機能の再配置による全社レベルでの効率化、そして効率化された業務のアウトソーシングによる効果の最大化を提案した。
業務改革プロジェクトで非常に多く見受けられる、意思決定が滞るケースを防ぐため、現場業務を徹底的に洗い出し、改革案を定量的に見直す検討プロセスを導入した。また、この検討プロセスでは、現場メンバーを巻き込んだ調査、新業務設計を実施することが不可欠である。

引用:財務会計業務の戦略的アウトソーシングプロジェクト 

今回紹介した事例は、高付加価値業務をおこなう要員の創出を図るため、各事業所の大胆な業務見直しと、アウトソーシングを遂行するプロジェクトの支援でした。必要な情報収集や業務の洗い出しといった地道な働きを通して粘り強くクライアントを動かし、リーダーシップをとって調査や新業務設計を実施していくことが求められました。
こうしたことから、EYアドバイザリーでは、「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行までを行える」、「3.リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することが出来る」、「4.価値観や立場を異なる人と協力して成果をあげることができる」といった能力を発揮出来る人材を求めていることが分かります。また、同社は「戦略から実行までオールEY」を目指しているため、関係者との長期的な信頼関係構築や社内の部門を超えたチームワークといった要素を重視していると考えられます。

社風について

「当社はまだ若い企業で、ベンチャーのような気質があります。変化に柔軟で価値観にズレがなく、迷いなく支え合うチームワークがあります」

引用:同社ディレクター土田氏のことば 

 

コンサルタントは何かの領域でプロフェッショナルであるべきです。しかし、クライアントの経営課題が複雑多岐にわたる中、特定領域のプロフェッショナル一人だけでは提供できる価値に限界があります。だから、チームを組んで仕事をします。自らの足りない所を知り、お互いを信頼して補完し合いながら、クライアントに価値提供するという目的の為に一丸となって働く。これがハイパフォーマンスチームの源泉だと思います。社員一人ひとりが、クライアントや仲間に対して誠実かつ公平に接し、プロフェッショナルとして3S(STRATEGIC, SPEEDY, SMART)に仕事ができれば信頼関係が生まれます。そういう仲間が集ってチームを作り、信頼によってチームワークが保たれる。いずれチームは大きくなり、クライアントに提供できる価値も相乗効果で増えてゆく。EYアドバイザリーは、そんなカルチャーで社員が行動する組織を目指しています。

引用:同社シニアパートナー 山内氏のことば 

 


ここからは、「デロイト・EY・KPMG・PwCの事業・社風・選考内容比較【unistyle業界研究】」を参照しながら、EYアドバイザリーの社風について考えていきます。
同社の特徴として、人材の育成を重視している点が挙げられます。利益の30%を教育研修など人材育成に投資しており、必要な人材に育てるために研修と現場・人事の取り組みと連動させるなどしています。こうした取り組みの背景には、ここ数年の人材拡大時期を経て、同社に人材を定着させる意図があると思われます。
また、外資系コンサルファームでよく聞かれるUP or OUTのような厳しいリストラ制度が無いことも特徴です。社員がチーム一丸となってプロジェクトに取り組める一体感を持った風土であると考えられます。

通過者のES解説

ここまでは具体的なプロジェクトを通じて、EYアドバイザリーの事業内容や求める人材を考えてきました。以下では、実際にEYアドバイザリーのESを通過した学生が記入した内容を参照しながら、同社が求める人材を改めて考えてみたいと思います。

①あなたの就活観 
②あなたの仕事観 
③あなたの人生観
参考:EYアドバイザリー エントリーシート

EYアドバイザリーのESは3つの設問がありますが、字数制限がありません。いずれの設問にも共通して、読みやすく、簡潔な文章を書くことが出来るかがポイントとなっていると思われます。
それでは各設問について見ていきましょう。①では、就活生の就活の軸や就活に対する考えを問われています。自分の軸と、上記のEYアドバイザリーが求める人材像がマッチしているか意識しつつ、就活を通して得たいものなども盛り込んでみるといいかもしれません。
②では、学生のこれまでの経験と、それが仕事にどうつながって来るかを問われており、いわゆる自己PRを記述する欄に当たります。「あなたの自己PRが嘘っぽく見えないために「方法論」は語るべき」でも書いたとおり、会社に入ってからも再現性のある体験を書くことで、説得力のある自己PRとなります。
③の設問はかなり抽象的で、就活生によって記述する内容が異なってくると思われますが、会社に入って成し遂げたいことや、就活生のキャラクターを書くことで、EYアドバイザリーに合っているかのマッチングを測る設問という印象を受けます。ESが面接でも使われることを念頭に入れつつ、上手く自分のアピールに繋げたいです。

ここからは①、②、③の設問に関して、EYアドバイザリーのESを通過した就活生が書いた実際のESを紹介していきたいと思います。
まず①に関して、取り扱っていきます。

私は自らの力をもって会社を動かし、日本社会をより良いものにしたいという夢がある。そのために、学生時代のうちから1.個人として成果を発揮できることを前提とし2.利害関係者を説得できる実力を持ち 3.周囲の人間を巻き込んで目標を達成する経験を積みたいと考えた。そこで私は、1.WI-FI飛び込み営業で、1件の契約も取れない状況から徹底的な意識改革を経て、横浜地区トップの成績を樹立2.電話営業チームのリーダーとして、様々な関係者を巻き込み自身の提案を実現。その結果、1000万円以上の売上に貢献するという経験を積んできた。この経験を活かし、以下のようなキャリアを歩みたい。1-5年目では、提案から導入のプロセスまで数多く経験し、成功事例を生み出す。また、大学院での専門分野の知識を生かし、顧客企業の抱える問題の解決策を同時に示せるようになりたい。そして、10年目までに、同期の社員の中で最も成果を出し、周囲を先導できるような人材になりたい。
引用:EYアドバイザリーエントリーシート

【解説】

このESでは、自分自身の軸を示しつつ、学生時代の経験を踏まえて入社後のキャリアについても触れています。ここでの軸が、EYアドバイザリーが求める人材で紹介した3要素の「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行までを行える」、「3.リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することが出来る」、「4.価値観や立場を異なる人と協力して成果をあげることができる」とマッチしている点で高い評価を得られたと思われます。また、学生時代の経験の2点目である電話営業チームのリーダーの経験は、上記の軸を支える再現性のある体験となっているため、入社後も活躍できる素地があることを伝えることが出来たのではないかと思われます。


②に関しても、ESを取り上げていきます。

私にとって仕事とは「自分のため、人のためになること」をすることである。学生時代はただ「自分のため、自分のためになること」を取り組んできた。家族や学校、社会に常に支えられ、明治大学付属高校から学年でただ一人付属推薦を放棄して早大受験、ベンチャー企業での3年間に渡るインターン、早稲田学部代表決定戦への出場、など、多くのことに挑戦し成長することができた。 そして社会人になった時、自分が与えられてきたものを行動と成果で示すことが恩返しに繋がると考える。多くの人に支えられてきたからこそ、それを無駄にしないためにも自分の目標に尚更進んでいくこと。そして人と社会のためになることをし、自分が与えられたものを還元すること。これらを同時に満たすものが仕事だと考える。

引用:EYアドバイザリーエントリーシート

【解説】

このESでは、学生までに取り組んできたことと、これから仕事で取り組むことの対比を意識して書いています。取り組んだ内容は多岐にわたり、それぞれ魅力的なのですが、そこから得られたことなどに踏み込むことが出来ておらず、仕事でどのようにこの経験を活かすかが見えずもったいないと感じました。複数エピソードを用いる以上に、強みを発揮するための「方法論」を語ることは重要なため、ESを書く際は意識してみると良いでしょう。

 

③に関しても、同様にESを取り上げていきます。

私は人生においてどれだけ辛い経験をしても、それを耐え、楽しむことの出来るマゾヒスト精神を兼ね備えている。早稲田大学三大行事「本庄~早稲田100キロハイク」において、100kmママチャリに乗った後100km歩き、1500人の参加者の中からマゾヒスト大賞を受賞。翌年の100キロハイクでは愛媛県から埼玉県まで900kmママチャリに乗った後100km完歩し、開催51年の歴史で史上初となるマゾヒスト大賞を二連覇するに至った。さらに、飛び込み営業や電話数3万件に及ぶ電話営業など、厳しい環境下においても全てを楽しく取り組むことができた。以上の経験から、「私が辛いと、私は嬉しい」という言葉を信条に、人生を楽しく謳歌している。

引用:EYアドバイザリーエントリーシート

【解説】

このESでは、自身の強みから、厳しい環境と言われるコンサルファームとの親和性をアピールしています。100キロハイクの経験や「私が辛いと、私は嬉しい」というキャッチコピーから、就活生のキャラクターを印象づけています。今後の面接でもESに関連した質問がなされることを考えると、上記の経験を行った動機などをあらかじめ深掘りすることでスムーズに受け答えが出来るかもしれません。


選考について

次に、EYアドバイザリーの選考状況に関して、選考プロセスや特徴を見ていきます。参考にしてください。

-選考プロセス-
一次面接【説明会&GD&ES提出&筆記試験】→二次面接→三次面接(GD)→四次面接→五次面接

参考:EYアドバイザリー 本選考情報 

EYアドバイザリーの選考の特徴として、三次で2回目のグループディスカッションが課されている点です。ディスカッションの時間は2時間ほどですが、発表するための資料を作ることも考えると制限時間は厳し目でしょう。このように、時間がない中で議論を通して意見を深めていくのは実際のコンサルタントと変わらないので、入社後に活躍できる人材かを見極めるのに適した採用方法といえます。
また、面接ではESに沿った質問だけでなく、なぜEYアドバイザリーを志望したのかを問われることが多いようなので、「デロイト・EY・KPMG・PwCの事業・社風・選考比較」を参考に各社の違いをおさえつつ、志望動機を固めておくことを勧めます。

最後に

いかがだったでしょうか。今回は急成長中の会計系コンサルファームである、EYアドバイザリーを取り上げさせていただきました。今後も拡大を続けていくと見込まれる同社は、採用においては志望者のポテンシャルやEYの組織に馴染むかを最も重視しているように感じられます。ご自身の就活の方向性を見つめなおし、EYアドバイザリーの風土などをよく理解しておくと良いでしょう。その際に、この記事が助けになれば幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
    

photo by photobrick

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