ビジネスマップ実例【ネット業界】
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最終更新日:2022年03月29日
ここではビジネスマップの実例としてネット業界を取り上げています。もちろんビジネスマップの書き方に正解はありませんから、参考にした上で自分なりにアレンジして書くようにしてみてください。
【ネット業界ビジネスマップ】
1.ECサイトポータル
【主な企業】
楽天、Yahoo!ショッピングなど
【特徴】
自社で製品を作ることはせずに、ECサイトを束ねてネット上のショッピングモールを運営するのが、楽天やYahoo!ショッピングである。ECサイトからの出店料や広告掲載料が収益となるビジネスモデルである。参加しているECサイトに対する販売促進アドバイスや出店ECサイトの拡大などを仕事賭として行っている。まだまだ成長の見込める業界であり、直近の給料は低いものの、学生の認知度は高まっており、新卒採用での人気もそこそこ高まってきている。
2.検索エンジン
【主な企業】
Google、Yahoo!など
【特徴】
インターネットのポータルサイトとして検索エンジンを運営している企業。GoogleとYahoo!で国内シェアのほとんどを占める。各企業からの広告料がビジネスモデルの根底。Googleは本国アメリカにおいても人気企業であり、日本においても優秀な学生が就職を目指す人気企業の一つ。
3.ネット広告
【主な企業】
サイバーエージェント、オプトなど
【特徴】
インターネットを利用した広告の企画・運営に特化した広告代理店、ネットの伸びとともに急速に伸びている。各種メーカーやサービス業などのクライアントに向けて広告提案をし、アフィリエイトや検索エンジンなどの媒体に広告出稿の交渉をするBtoBがメイン業務。新卒採用においては、サイバーエージェントが抜けた人気を誇るものの、全体としては低調になっており、穴場的な企業も多い。
4.アフィリエイト
【主な企業】
リンクシェア、バリューコマースなど
【特徴】
ブログなどをしている人にはなじみがあるかもしれないが、自分のブログで商品を紹介することで広告料がもらえるという仕組みをアフィリエイトと呼ぶがこの仕組みを提供しているのがアフィリエイトサービスプロバイダーと呼ばれる企業。各個人や法人の運営するwebサイトに対して企業広告を掲載するための仕組みを提供するのがメインの仕事となる。新卒採用ではそもそも知っている人が少なく、人気が薄い業界と言える。
photo by Esther Vargas