変革の時を迎えている金融業界の現状と動向、今後について徹底解説!Fintech、ブロックチェーンまで!
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最終更新日:2024年05月20日
金融業界完全攻略記事まとめ
1.金融業界の仕組み
2.金融業界の働き方(職種)
3.金融業界の現状と今後の動向
4.金融業界の志望動機の書き方
5.金融業界の自己PRの書き方
6.金融業界のオススメ本
突然ですが、あなたは「Fintech」について説明することができますでしょうか?
金融業界を志望するうえで、理解しておくべき単語の一つですが、正しく説明できる就活生はそう多くありません。
また、オートメーション化やFintechの台頭により、変動の時代を迎えている金融業界に関し、具体的にどのような変化が起こるのか理解していない就活生の皆さんもいるのではないでしょうか。
本記事では、金融業界の現状・動向・今後について解説していきます。現在の業界の仕組みとトレンドを理解し、業界分析を深めましょう。
なお、金融業界を志望する就活生には就職エージェントneoの利用がオススメです。
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- 本記事の構成
- 金融業界の現状
∟金融業界の現状:金融ビックバン - 金融業界の動向
∟金融業界の動向:AIとオートメーション化
∟金融業界の動向:Fintech・Insurtech
∟金融業界の動向:海外進出 - 金融業界の今後
∟金融業界の今後:新規参入
∟金融業界の今後:ブロックチェーン - おわりに
- 金融業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介
金融業界の現状
現在の金融業界では企業間の競争が当たり前になっていますが、業界がこのような形態になったのは90年代だということはご存じでしたか。
現在の金融業界の仕組みについては、金融業界とは?仕組み・やりがいについて徹底解説!で詳しく解説しています。
以下では、今の金融業界のありかたを形作った「金融ビックバン」という政策について解説します。
金融業界の現状:金融ビックバン
金融ビックバンとは、金利や各種手数料、資金の国をまたぐ移動などを自由化し、業界各社が独自にサービスを設定できるように緩和した金融システム改革のことです。
金融業界は人々のお金を扱うため、責任が問われるビジネスと言えます。従って、業界内の制度が細部まで整っていることが求められます。
このように、金融業界は保守的であるといわれていますが、1990年代に起こった「金融ビックバン」で、金融業界としては異例の大幅な改革が行われました。
英国では、1986年に証券市場の改革に取り組んだ。この時「ビッグバン」という言葉が初めて使われた。証券取引の手数料が自由化されたことでロンドンの市場には世界中から資金が集まり、そこでは多くの英国以外の金融機関が活躍した。金融市場のウインブルドン化といわれた。
日本では、1997年から日本版金融ビッグバンに取り組んでいる。米国や英国と違って、銀行・証券・保険の3分野にわたる改革であること、情報通信産業の発達した時代の改革であることが日本版金融ビッグバンの特徴である。引用:野村証券・証券用語解説集
これは、英国で行われた金融ビックバンを受けて、日本でも自由化を求める声が高まったことが原因です。この改革によって、金融業界では以下のことが解禁されました。
- 株式手数料など各種手数料の自由化
- 外資参入の解禁
- 銀行・証券会社・保険会社がお互いの分野に進出する
- 金融以外の会社が金融業界に参入する
- 持ち株会社(ホールディングカンパニー)の解禁
金融ビックバン後、従来は横並び意識が強かった金融業界は、競争意識の高い業界へと変化を遂げました。他社よりもよいサービスや金融商品を提供することで、自社を成長させようという意識を各社がもったことで、業界全体の質が向上するきっかけとなりました。
金融業界の動向
今までは「安定」といったイメージが強かった金融業界ですが、近年はそのイメージが大きく変わってきています。
特に大きなキーワードとして、AIとオートメーション化・FintechとInsurtech・海外進出の3つが考えられます。
ここではその3つの理由について考えていきたいと思います。
金融業界の動向:AIとオートメーション化
AIの技術が発展し、今まで人が行なっていた業務が機械やシステムに代替されるオートメーション化が行われています。
金融業界の中でも特にメガバンクがその影響を顕著に表しており、リストラや採用人数の大幅な減少から理解することができます。
銀行の業務は書類処理が多く、いわゆる人がやらなくてもいいと言われる業務が多くを占めています。オートメーション化が進むことにより、そのような業務が機械やシステムに変わったため、人員削減が行われました。
金融業界の動向:Fintech・Insurtech
FintechはFinance×Technologyのことであり、金融にテクノロジーを絡めた新たなサービスが行われるようになっています。決済サービスやブロックチェーンを活用したサービス、AIを活用したサービスなどが挙げられます。
Fintechは従来からの大企業だけでなく、スタートアップやベンチャー企業も取り組んでおり、会計ソフトを取り扱っているfreeeのように確実に評判を得ている企業も多くあります。
InsuretechはInsurance×Technologyのことであり、保険とテクノロジーの新しいサービスのことを指します。ウェアラブルデバイスやAIやビッグデータの活用による被保険者の健康を支えるサービスなど、多岐にわたるサービスがあります。
金融業界の動向:海外進出
企業の海外進出がここ数年で活発に行われるようになり、それに伴って金融業界も海外展開を進めていくようになりました。海外に拠点を構えておくことにより、世界規模で各種やりとりを行えるようにしています。
また、保険会社は新たなビジネスチャンスとして海外進出を積極的に進めています。
金融業界の今後
ここまで、現在の金融業界の動向について見てきた中で、金融業界が現在変革の時を迎えているということがわかりました。
それでは、就活生の皆さんが内定後働いていく中で、金融業界は今後どのようになっていくのでしょうか。
金融業界の今後:新規参入
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金融業界の今後:ブロックチェーン
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おわりに
1990年代に行われた「金融ビックバン」では、さまざまな規制が緩和され、金融業界の在り方が大きく変動しました。そして現在、金融業界はテクノロジーの導入によって変容しようとしています。
金融業界の今後について考え、そこで自分がどのように活躍できるかアピールできるかどうかが、内定につながる鍵かもしれません。
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1.金融業界の仕組み
2.金融業界の働き方(職種)
3.金融業界の現状と今後の動向
4.金融業界の志望動機の書き方
5.金融業界の自己PRの書き方
6.金融業界のオススメ本