損害保険ジャパン(損保ジャパン、旧損保ジャパン日本興亜)関連のテクニック
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- 【損保ジャパンの面接対策】面接過去問31選 32,041 views 損保ジャパンの本選考ES一覧はこちら金融業界は多くの文系学生が志望する業界ではありますが、中でも今回扱う損保ジャパンを始めとした、いわゆる3メガ損保は、インターンの段階から採用活動に力を入れており、全体として身近に感じている就活生も多いかと思います。今回扱う損保ジャパンの選考フローは、例年「ES→テストセンター→面接(3回)」とオーソドックスなものになっています。毎年800人規模を採用するサマーインターンで評価されると、面接の回数が減るなど優遇されることもあるようです。参考:今回は、損保ジャパンの面接で実際にされた質問についてみていきます。本記事のコンテンツ・志望動機に関する質問・学生時代の経験に関する質問・あなた自身に関する質問・学業に関する質問・その他の質問・最後に志望動機に関する質問5年後・10年後どのような社会人になっていたいですか。弊社に入ったら具体的に何がしたいか述べてください。営業部門と損害サポート部門であればどちらの働き方の方がいいとお考えですか。なぜ金融業界を志望するのですか。なぜ損害保険業界を志望するのですか。数ある損害保険会社の中でもなぜ弊社を志望するのですか。OB訪問はしましたか。その中で印象に残った社員の話はありますか。転勤があっても抵抗には感じませんか。他社の選考状況を教えてください。なぜ弊社が第1志望なのですか。逆質問→どの面接でも最後に5分間で逆質問「」に沿った非常にオーソドックスな内容の質問が並んでいます。特に④業界比較については突っ込まれて聞かれるようですので、企業選びの軸をぶらさないまま、「なぜその他の業界ではダメなのか」というところまではっきりと述べる必要があるでしょう。一番下の逆質問については全ての面接で5分程度の時間が設定されているようです。以下の記事も参考に評価される逆質問について理解したうえで、面接序盤の段階から2〜3個は用意しておくべきでしょう。参考:→内定獲得にあたっては、当然ながら競合他社との比較検討がマストです。しかし、それ以前になぜその業界であるのか業界比較を行う必要があります。業界の中でもなぜその業界なのかを言語化することが、志望度のアピールにもつながり、説得力のある志望動機を作ることが出来るでしょう。参考:→面接では必ずと言って良いほど逆質問の場が設けられます。企業側は逆質問で何を評価しているのかを正しく知ることが、逆質問を最大限有効に活用するためには不可欠です。まずは逆質問の意図・目的を抑えて、効果的な逆質問を作成しましょう。学生時代の経験に関する質問ESに記載した学生時代頑張ったこと3つについてそれぞれまとめて述べてください。あなたのその取り組みで途中で投げ出すことなく最後まで続けられたのはなぜですか。どのような思いでそのような行動をとりましたか。その経験から何を得ましたか。人生において一番つらかった経験は何ですか。それをどう乗り越えましたか。こちらも「」に沿った内容が並んでいます。ESでは毎年学生時代頑張ったことを3つ挙げたうえで、そのうちの1つについて詳細を述べるという形が取られていますが、面接の場ではその他2つの経験について掘り下げられることもあるようですのですので、フレームワークに沿って自分なりに深掘りを加えておくといいでしょう。参考:→挫折経験を問われた際の回答事例をまとめました。「挫折経験がなくて困っている」、「どんなことを挫折経験とすれば良いか分からない」という方は、内定者の回答を参考にご自身で考えてみてください。あなた自身に関する質問簡単に自己紹介してください。最後に自己PRしてください。長所と短所を述べてください。あなたは自分をどのような性格だと思いますか。グループで活動するときはどのような役割を担うことが多いですか。苦手なタイプはどのような人ですか。そういった人とどのように付き合いますか。あなたの小学生から高校生について教えてください。こちらも「」で挙げている頻出の質問です。一番下のような大学入学以前については、学生時代頑張ったことでの人柄、自己PRでの強みの原点、及び強みの再現性を高めるための複数エピソードを述べるうえでそれぞれ語れるようにしておくべき内容です。学業に関する質問大学では何を勉強していますか。単位を取るのに苦労した授業はありますか。その単位を取るうえでどのような工夫をしましたか。(成績表を見て)◯◯という授業を履修されていたようですがこの授業では何を学びましたか。学業については主に2次面接で問われることが多く、例えば「会計学を学んでいます」のようにただ単に事実を述べるだけでなくその学んでいる内容について面接官にわかりやすく説明することが求められます。下2つは成績表を見ながら面接官がそれに関連する質問をしていくいわゆる「リシュ面」と呼ばれる形式です。履修した講義の概要やそこから得たことなど、自身の履修した授業について一度振り返っておくあたりの最低限の準備は必要になってくるでしょう。このように文系学生にも学業に関する質問を深く投げかけることから、損保ジャパンは真面目にコツコツと物事に取り組むことができる学生を求めているのかもしれません。参考:→学業に関する質問はES、面接問わず往々にして問われます。難関企業の内定者回答をもとに、アピールすべきポイントを押さえましょう。その他の質問最近気になるニュースについてスポーツでもいいので述べてください。イギリスのEUの離脱についてどう思いますか。EUの中でもなぜギリシャが破綻してしまったと思いますか。今日の天気についてどう感じていますか。もし社内で喧嘩が起き、その仲裁をするとしたらどうしますか。もし自分の後輩がお客様に対してミスをしたらどのように対応しますか。上2つのように最近取り上げられたニュースについては面接の段階を問わず尋ねられ、自身が入社後取り組みたいと述べた仕事から派生した形で取り上げられるケースもあるようです。なぜそのニュースを取り上げたのか、自分自身の経験や大切にしている価値観と紐付けて話せると採用側からの共感を得やすいでしょう。日頃からニュースアプリといった媒体と活用してアンテナを張っておくと面接の場で困ることなく対応できると思います。天気については雑談形式の質問の一種で、面接のアイスブレイクのような位置づけで尋ねられるようです。このような何気ない質問にも、会社に人柄が合っているか・お客様に何か尋ねられたときのアドリブに対応することができるかといった意図が存在していると考えられますので、気を抜くこと無く回答するよう心がけましょう。下2つのように具体的なシチュエーションを提示されてそれに対してどのような対応を取るのかについて尋ねられることもあるようです。あらかじめ暗記してきた回答をそのまま述べるのではなく、どのような思いや価値観を持っているのか本心で述べてもらおうという意図があると考えられます。参考:→面接では時事問題や昨今のニュース等、イレギュラーな質問がなされることも少なからずあります。そのような問いに対応するためには常日頃からの情報収集がマストです。この記事で紹介しているNewsPicksというアプリでは、識者のコメントについても見ることができるため、ニュースに対する自身の見解を固める上でも有効です。最後にいかがだったでしょうか。全体として最後の具体的なシチュエーションについての質問以外は、ほとんどが多くの企業でなされるようなオーソドックスな質問が並ぶという結果になりました。一方で、選考体験で多くの方が準備したと述べていた3メガ損保の違いについては面接の場ではあまり問われない様子で、企業研究というよりも面接マナーや素直に自身の考えを述べることができているかといった人柄面の方が重要であるといえるでしょう。このことは金融業界では多くの企業に共通して言えることです。その他、金融業界の企業に選考に臨むうえでもこの記事を参考にしていただければと思います。損保ジャパンの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから
- 損保ジャパンのES徹底解説!選考通過者の志望動機・ガクチカ分析 27,598 views 損保ジャパンの本選考ES一覧はこちら3大メガ損保の一角であり、「野武士」と称されるバイタリティあふれる社風のもと自動車保険などのリテールに強みを持つ損保ジャパンは、単体の正味収入保険料は国内首位を誇ります。2017年にはアメリカのエンデュランス社を買収するなど、他のメガ損保に遅れながらも海外事業に力を入れだしています。学生からも人気の損害保険業界ですが、3大バンクの採用大幅減に伴い流出した学生が損保を含む金融業界全体に流入することが予想され、前年よりも倍率が上がっていくと考えられるでしょう。本記事では、損保ジャパンの2021卒本選考ESを解説し、同社の内定を獲得するための回答プランをレクチャーします。本記事のコンテンツ損保ジャパンの求める人材像損保ジャパンのエントリーシート(ES)の書き方:ガクチカ損保ジャパンのエントリーシート(ES)の書き方:大切にしている価値観損保ジャパンのエントリーシート(ES)の書き方:実現したいこと保険業界(生保・損保)志望の22卒就活生向けLINEオープンチャットを紹介損保ジャパンの内定に近づくために損保ジャパンの求める人材像損保ジャパン採用HPトップメッセージより、損保ジャパンの求める人材像は以下の3点だと言えます。クライアントの視点に立って課題を読み取る力多くの気づきを得て、柔軟に思考・行動する力素早い決断と行動で信頼関係を構築する力課題を読み取れる人材損害保険ではあらゆるリスクを扱います。存在はするが顕在化していないものが「リスク」であり、各案件で潜在するリスクやクライアントが抱える課題感を読み取る力は特に求められていると考えられます。「言われたからやる」というような受動的な姿勢ではなく、クライアントの求めているもの・必要としているものについて先読みの姿勢から提案・解決に向けて働きかけていく力が求められていると言えるでしょう。柔軟に思考・行動できる人材例えば損害サービス部門で保険料を支払う業務に携わるにしても、その事故現場に社員自ら遭遇するというわけにはなりません。それに対して現場の被害を想定するためには、あらゆる観点から物事を把握する姿勢が必要であり、そういった意味でも人材の多様性が求められていると考えられます。また、近年の社会の動きからサイバーリスク等、企業が直面し得るリスクは多様化していると考えられます。それに対する気づきを得て、柔軟に思考・行動していくためにも、同様の人材が求められていると言えるのではないでしょうか。信頼関係を構築できる人材クライアントと信頼関係を構築することは、営業職としてはほとんどの業界で必須の素質になります。例えば個人向けの商材で多くの割合を占める自動車保険の場合、販売会社の上司・経営陣クラスだけでなく、実際に消費者へ販売活動を行う社員に対しても信頼関係を構築することが必要になってきます。特にインフラプロジェクトなどの場合、リスクが発生した際の影響度合いは非常に大きく、場合によってはその他あらゆる経済活動に及ぶことも想定されます。そのため、それを扱う相手として「この人ならば任せられる」という信頼感こそが、契約を締結・遂行していくためには必要になるのではないでしょうか。損保ジャパンのエントリーシート(ES)の書き方:ガクチカ21年卒採用のES設問は以下の通りです。20年卒以前のES設問も同様であったため、例年同様の設問が課されるようです。大学時代に力を入れて取り組んだことを教えてください。(400字以内)就職活動以外で悩んだ上で決めたことについて、悩んだ点や決めるにあたって大切にしたことなどを含めて具体的に教えてください。(400字以内)損保ジャパンで実現したいことを教えてください。(200字以内)損保ジャパンの内定を獲得するためには、「学生時代頑張ったこと」のエピソードを極限までブラッシュアップし、あなたという人物をわかりやすく魅力的に伝えることがキーになるといえるでしょう。損保ジャパンのエントリーシート(ES)設問1大学時代に力を入れて取り組んだことを教えてください。(400字以内)設問(1)設問の意図こちらの設問オーソドックスないわゆるガクチカを問う設問です。また、「取組みの中で発揮されたあなた自身の強み」や「認識した課題」を要求するなど、自己PRの要素や、取組みの中で現れた自身の価値観を見ていると考えられます。具体的に説明しなかった2つについても面接時に質問され掘り下げられることから、3つの経験すべてにおいて話せる準備をしておく必要があります。設問(1)意図を踏まえた回答方針まず、面接官とのイメージ共有ですが、世代の違う面接官がしっかりとイメージできるように専門用語などは避け、分かりやすく回答することを心がけて下さい。そのため、掘り下げるエピソードは3つのうち、もっとも自信を持って分かりやすく説明できるエピソードを選びましょう。次に「取組みの中に自身の強みや価値観が現れているか」ですが、こちらは損保ジャパンの求める人材像を意識して回答する必要があります。エピソードもこの3点が現れているものを選んで下さい。損保ジャパンの具体的業務に照らし合わせて考えると「徹底的な顧客視点で、コミュニケーションによる信頼関係構築する力」と「柔軟に思考・行動できる力」が、求められる素養と考えられるため、サークルやアルバイトでの経験でも十分にアピールすることができるはずです。ガクチカの書き方に関しては以下の記事・動画も参考にしてみて下さい。参考:→学生時代頑張ったことに関する設問についての解説記事です。評価される内容の選び方や論理的な構成にするためのフレームワークなどの実践的なテクニックが載せてありますので、ESを書く際の参考にしてみて下さい。参考:→内定レベルの自己PRを簡単に完成させる方法について解説しています。上記のフレームワークを活用する方法についても紹介しているので、参考にしてみてください。設問(1)内定者の回答大学の野球部でのエピソードが書かれており、「評価の不平等が一因となってチームが負け続けていた」という課題に対して、「成績を可視化した」という打ち手を講じています。大学体育会軟式野球部にて、「個人成績の見える化」によって、チーム内の競争を活性化させた。チームは負け続けていたが、公式戦の出場選手が固定され、途中交代も行われていなかった。そのため補欠選手の中では学生監督に対する不満が募っており、チームが分裂していた。私自身も補欠選手であり、選考基準に疑問を持っていた。チーム状況を改善したいと、調子の良い選手を学生監督へ推薦したが、出場選手は変えられなかった。そこで新たに個人成績表を作成した。補欠選手が好成績を残さなければ、出場選手は変わらないため、私が結果にこだわった。練習試合でチーム1の成績を残すと、公式戦で途中出場するようになった。選考材料を明確化し、その効果を示したことで、他の補欠選手もより一層練習に励むようになり、公式戦で1試合平均4人が途中交代するようになった。それがレギュラー選手の刺激にもなり、チーム全体で相乗効果を生むことができた。損保ジャパン21卒総合職本選考ES上述の3つの素養のうち、新たな施策を講じ、それを実行に移しているという点で求める人材像である課題を読み取れる人材と柔軟な思考・行動ができる人材に当てはまっており、損保ジャパンに評価されやすいエントリーシートとなっています。損保ジャパンのエントリーシート(ES)の書き方:大切にしている価値観損保ジャパンのエントリーシート(ES)設問2就職活動以外で悩んだ上で決めたことについて、悩んだ点や決めるにあたって大切にしたことなどを含めて具体的に教えてください。(400字)ES設問(2):設問の意図大切にしている価値観についてはで詳しく述べておりますので、合わせて参照ください。企業は大切にしている価値観を知ることで、相手の立場に立って考えることができるかや前向きな姿勢で物事に取り組むことができるかといった、企業の一員として働いてモチベーションを維持する上で必要な基本的な人間性を見ようとしています。また悩んだことを問う理由も同様に就活生がどのような点で葛藤し、ES設問(2):設問の意図を踏まえた方針論理的な文章になっているか企業の価値観と自分の価値観が合っていることをアピールしたいあまりに、論理的に不整合な文章になってしまうことは避けましょう。エントリーシート(ES)では社会人の基礎となる情報伝達能力も見られています。論理的に不自然な文章を書いてしまうと情報伝達能力がないと思われてしまう可能性があります。また、面接官は適性検査の情報も持っており、エントリーシート(ES)や面接を通じた一貫性の欠如には敏感に気づくでしょう。企業の価値観に寄せようと自分の人間性を偽らない企業の価値観に自分の価値観を重ねていくうちに自分の人間性を変えてアピールしてしまうこともあるかもしれません。しかし、たとえ選考時に自分の人間性を偽って志望していた企業に入ったとしても、入社後に社風に合わないと感じて、仕事に対するモチベーションに影響がでることも考えられます。面接を受ける企業によって自分の人間性を偽る必要が出ないように、まずは自己分析をしっかりとしておきましょう。ES設問(2):内定者の回答以下のエントリーシートでは決断にあたってぶつかった悩みと大切にしてきたことが伝わるようにまとめられています。以下の回答は「自分個人の競技力を高めたい」という思いと「役職についてチームとして強くなりたい」という思いの葛藤があり、その葛藤から下した決断が新たな価値観を生み、自信となったというエピソードです。体育会軟式庭球部で、2年目から庶務を務めるという決断です。私は入学当初、部活を「自分が強くなるための場」と位置付けていました。そして役職に就くということは責任感が伴う、あるいはプレーの成長速度が遅くなるのではないかと考え、敬遠してきました。しかし、部活のOBの方々との出会いによってこの考え方は変わりました。OBは共通してチームに対する想いが強く、「一人はみんなのために、みんなは一人のために」という考えのもと、チームで戦うことの重要性を教えていただきました。それ以降、私の価値観は変わり、「チームの中心の一人として引っ張る存在となり、歴史を作りたい」という想いから庶務を務めるという決断をしました。部員の誰よりもOBと関わり、様々なお話が聞けたこと、部の顔として活動する中で多くの仕事を経験したこと、2年前にした決断は間違っていなかったと自信を持って言うことができます。損保ジャパン21卒総合職本選考ESこの回答は上記で述べていた損保ジャパンが求める素養のうち柔軟な思考・行動ができる人材と信頼を勝ち取れる人材に当てはまっており、損保ジャパンに評価されやすいエントリーシートとなっています。損保ジャパンのエントリーシート(ES)の書き方:実現したいこと損保ジャパンのエントリーシート(ES)設問3損保ジャパンで実現したいことを教えてください。(200字)ES設問(3):設問の意図詳しくはに書かれているのですが、「入社後にやりたいことは何ですか?」という質問は、先述の評価基準で言うと一点目の「自社への志望度が高いか」にウエイトが置かれていると言えます。すなわち、自社について理解しているかを確かめるためにこの質問をしています。具体的に見られているのは以下の2点です。志望動機入社後の具体的なイメージがあるか志望動機を聞くことは企業理解をしているかどうかを確かめることに繋がっています。就活生が自社の事業内容や経営理念を理解しているか探り、様々な企業がある中でなぜ自社を志望しているのかを知ろうとしています。入社後の具体的なイメージがあるか入社後のミスマッチを防ぐために、面接官は「自社で働いているイメージを持っているかどうか」を評価基準として持っています。例えば、どれだけ自社で活躍してくれそうな能力を持っていたとしても、本人の理想のキャリアプランと自社の仕事内容に乖離があると早期退職に繋がる可能性があります。そのため、面接官は入社後の具体的な仕事内容を理解できているかどうか見極めようとしています。ES設問(3):意図を踏まえた方針ではどのように書いていけばいいかというとに記載のある、入社したらやりたいことのフレームワークに沿って書くと分かりやすいでしょう。やりたい仕事内容や事業を端的に述べる。自分の強みをどのように活かすかを伝える。目標とそのための行動を示す。以上の流れに従って詳しく解説していきます。やりたい仕事内容や事業を端的に述べるまずは結論を端的に述べることが大切です。やりたい仕事内容や事業を盛り込むことで企業理解をしていることのアピールになり、面接官も実際に働いている姿を想像しやすくなります。また、やりたい仕事内容や事業を述べる際には必ず理由やきっかけとなる経験と合わせて伝えましょう。やりたい動機が強い程、面接官も「確かにその理由なら弊社で働くのがベストだろう。」と評価をしやすくなります。自分の強みをどのように活かすかを伝えるエントリーシートではできるだけ自己PRするべきだと考えられます。企業側はなるべく多くの観点から就活生のスキルや性格を知り、自社で活躍できるかどうかを見極めたいためです。単純にやりたいことを伝えるのではなく、自分の強みを活かすことでどのように利益に繋がるかを伝えましょう。志望動機やガクチカ同様具体的に書くことが大切です。目標とそのための行動を示す具体的かつ長期的な目標を設定すると良いでしょう。自分の成長のために必要なことを把握し、計画を立て実際に行動に移せるような人材はとても意欲的に映るためです。目標を達成する過程まで詳しく考えられていると、具体性があり説得力が増します。具体的なキャリアプランを語るためには、事業内容はもちろんのことキャリアステップや仕事内容を理解する必要があるため、業界研究・企業研究は非常に重要です。今回の設問では文字数が200字と比較的少なくなっているため、やりたい事業ときっかけ、目標を示すことができればよいでしょう。ES設問(3):内定者の回答以下のエントリーシートでは入社後やりたいことを志望動機、企業理解が伝わるようにまとめられています。新興国で介護保険制度やサービスを確立させたいです。塾講師で場面緘黙症の生徒指導を通して、そのような人の見えていなかった苦労を痛感しました。世界には介護制度さえ確立されていない国があります。私はその国の人たちの役に立ちたいです。貴社は海外展開と介護事業の先行投資をしています。高齢化に伴い多くのノウハウが培われます。そのノウハウを世界中で活かすことで、多くの人の役に立つことができると考えています。損保ジャパン21卒総合職本選考ESこの回答では200字という制限がある中で、やりたい事業、きっかけ、目標をしっかりと論理立てて書くことができています。また介護分野は損保ジャパンの特徴でもあるため、他社との差別化ができている点も評価されやすいと言えます。保険業界(生保・損保)志望の22卒就活生向けLINEオープンチャットを紹介unistyleでは業界別のLINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。「そもそもオープンチャットって何?」という疑問が浮かんでいる方は、まずは下記の記事をご確認ください。実際に【22卒】保険業界(生保・損保)志望者向けグループは、現時点(2020年12月中旬)で約2,300名もの就活生が参加し、選考や企業に関するトークが活発に交わされています。下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。損保ジャパンの内定に近づくために損保ジャパンのESを書くにあたっては、以下の3つのポイントが重要になります。クライアントの視点に立って課題を読み取る力多くの気づきを得て、柔軟に思考・行動する力素早い決断と行動で信頼関係を構築する力ぜひこの記事が皆さんの助けになれば幸いです。合わせて以下の記事もご覧ください。損保ジャパンの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから損保ジャパンの合格者ESはこちらから損害保険業界まとめ記事東京海上日動の選考対策三井住友海上の選考対策損保ジャパンの選考対策あいおいニッセイ同和損保の選考対策
- 【損害保険ジャパンのインターン】ES選考攻略|合格者ES付 12,582 views 損保ジャパンのインターンES一覧はこちら損保ジャパンはSOMPOホールディングスに属し、東京海上日動火災保険を中心とする東京海上ホールディングス、三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険が統合したMS&ADホールディングスと並び、3メガ損保と評される国内大手損害保険会社です。同社は2017年3月現在、正味収入保険料1位、純利益3位と業界でも、確固たる地位を築き上げています。国内では、業界で初めて自動車保険事故の「14ヶ国語対応」を開始したり、国内外ともに流行している「民泊」に対応した保険を発売したりと時代の流れに合わせたサービスを提供しています。また、少子高齢化により国内損保市場が縮小していく中損害保険各社は海外進出に意欲的です。そのような潮流の中で、同社は2014年には英中堅損保キャノピクス、2016年には米企業保険大手エンデュランスを買収するなど、海外進出にも積極的な姿勢を見せており、世界60カ国・地域に250以上のグループ企業を抱えています。金融業界だけでなく、商社志望の学生も併願することの多い、損保業界のインターンシップですが、損保ジャパンのワークショップ型インターンシップは、開催数、参加人数共に多いため、比較的参加しやすいインターンであるといえます。そこで、今回はインターンシップ選考突破のために、昨年19年卒の学生向けに行われたインターンシップのエントリーシート(ES)の解説を行いたいと思います。損保ジャパンインターンシップES設問◆学生時代を通して最も力をいれた取り組みとそこから学んだことについて教えてください。(400文字以下)◆インターンシップ参加希望理由(200文字以下)設問1:学生時代を通して最も力をいれた取り組みとそこから学んだことについて教えてください。設問の意図いわゆる「ガクチカ」が問われています。企業が「学生時代力を入れたこと」を聞いてくる最たる理由は、あなた自身を知ることにあると言えるでしょう。エピソードそのものも当然ながら、そこに垣間見えるあなた自身の意思決定の傾向や思考方法、価値観といった根底の部分を知ろうとしていると考えられます。ES作成においては、そのような企業の意図を踏まえて記述することが求められます。また、400字と分量としては十分ありますが、ダラダラと書くのではなく、端的に伝えることは不可欠です。面接がコミュニケーションであるということは、大部分の方が理解していると思いますが、ESにおいてもコミュニケーションの意識が必要です。こちらが言いたいことを一方的に冗長に述べるのではなく、相手の意図を汲み取り、端的に回答しましょう。選考官は大量のESを見なければならないため、あなたに対して何ら前提知識のない人間が、一目見てすぐに理解できるかという点については、常に注意を払う必要があります。意図を踏まえた回答方針これまで、ESを一度も書いたことがないという方もいるかと思いますが、そういう方は是非unistyle上の「」や以下の動画ををご参照ください。筆者の経験上、ガクチカはインターンだけでなく本選考においても志望動機と並んで問われることが多いです。そのため、本選考対策も兼ねて早い時期から書き方には慣れておきましょう。ただ、ESを書くにあたり書き方の要点を抑えることをせず、ただつらつらと書き始めてしまうと多くの時間を浪費します。そこで、unistyleとしては以下の要点を抑えつつ記述することをおすすめしています。①結論:何に取り組んだのか?②動機:なぜ取り組んだのか?③目標と困難:どんな目標を掲げたのか?、目標を達成する上での困難は?④取組みと結果:どのように取り組んだのか?。取り組みの結果はどうだったのか?⑤人柄:活動の中であなたの性格がどのように活かされたのか?⑥学び:取り組みを通じて何を学んだのか?、学びを社会にどのように活かすのか?参考:→学生時代頑張ったことに関する設問についての解説記事です。評価される内容の選び方や論理的な構成にするためのフレームワークなどの実践的なテクニックが載せてありますので、ESを書く際の参考にしてみて下さい。上記の流れで書くことで、論理的かつ明快なガクチカが完成すると思います。1回目から完璧なESを書き上げることは不可能に近いので、まずはこの要点を抑えつつ、記述してみましょう。自分自身で何度も見返し、友達や先輩にもみてもらうことでよりレベルの高いESに仕上がるでしょう。また、多くの就活生が、エピソードの大小が直接ESの評価に直結すると考えているように感じます。もちろんエピソードに独自性があり、成し遂げたことも大規模なものであれば、選考官の反応も良いかもしれません。ただ、それはあくまで論理的に書かれていることが前提となります。そのうえ、エピソードの内容はES選考の上で一つの基準に過ぎません。エピソードの内容に関しては、これまで自分自身が経験してきたことで勝負する他ないため、今更どうこう足掻くのではなく、「それらのエピソードをどのように相手に伝えると自分自身の能力や価値観を伝えることができるか」ということに思考を巡らしましょう。エピソードの大小よりも、論理的に思考ができる人物であるか、目標を立てて努力できる人物であるかといった部分を企業側は重視しているように思います。合格者の回答塾講師として中学受験生の社会科指導に携わるなかで、担当生徒4人の平均偏差値を半年で6上昇させた経験がある。勤務校舎では、毎週宿題を提出している生徒でも、成績が向上しないという問題があった。その原因は生徒の宿題の目的がテキストを一応埋め、提出することになっていることだと私は感じた。そこで、重要語句をまとめた自作プリントの完璧な暗記を宿題とした。生徒に対しては、私の強みである「しつこさ」と「戦略を伝え、他者を納得させる力」を発揮した。合格ライン到達まで「しつこく」何度でもテストをし、日々生徒に宿題の意義を様々な側面から説く「戦略を伝え、納得させる」声掛けをした。すると、生徒の宿題の目的が知識を定着させ、テストで点数を取ることに変わり、上記の成果につながった。この経験から、私はしつこく、戦略を他者に伝え、納得させることで問題を解決し、社会に対して、他者の挑戦を支える価値を提供できることを学んだ。出典:インターン合格者ESこのESは順番は前後している部分があるものの、①結論→②動機→③目標と困難→④取組みと結果→⑤人柄→⑥学びの流れに沿って記述されており、非常に分かりやすいESといえます。結論に関しては、数字を示し、定量的に示すことができている為、納得感のあるものとなっています。また、自分自身の強みを絡めつつ、どのように取り組んだのかが書かれている為、当人だからこそ成し遂げられたという独自性についてもアピールできています。そして何よりエピソードに再現性があり、今後同じような局面においても同様に力を発揮できる人物であることを感じ取ることができます。企業においても同様に力を発揮できる人物であるか、その再現性という面については、就職活動を通して一貫して見られていると言えるでしょう(実際に、同業他社の人事がの方がンターンシップ面接の際、「再現性が重要」との旨を発言していました)。このESに関しては、「なぜ成績向上を図ろうと考えたのか」、「そもそもなぜ塾講師をやろうと思ったのか」についても記述すると書き手の人となりがより伝わりと思います。設問2:インターンシップ参加希望理由(200文字)設問の意図インターンシップへの「志望理由」が問われています。指定文字数が200文字と非常に少ないため、端的に述べることが求められます。ここではで述べられているような、業界・企業研究、自分自身の強み等を書く必要はないと言えるでしょう。なぜなら、インターンシップを開催する企業側の意図は、自社理解を深めてもらうことにあるからです。特に夏の段階では、多くの学生が就職活動を始めたばかりである為、企業側も深い理解は求めていません。最も、就活解禁日が近づくにつれて、企業はインターンシップを通して優秀な人材を囲い込むので選考の要素が強くなることは間違いないでしょう。同社も例年通りであれば、2019年の春に就業型のインターンシップを開催しますがそこでは早期選考の要素が強いと言えるでしょう。早期選考ルートに乗り、就職活動を円滑に進めるためにも、夏のインターンシップで企業理解を深めることが必要となります。少し話が逸れましたが最初に述べたように、企業側の意図を踏まえて書くことを心がけましょう。意図を踏まえた回答方針上記を踏まえてここで求められているのは、大きく以下の3点と考えられます。①損保業界に興味を持った理由、その中でも②損保ジャパン日本興亜に興味を持った理由、そして③インターンシップを通して何を学びたいか、の3つです。この3点を200字で書くことは非常に難しいため、①と②に関しては、特に区別することなく書いて良いでしょう。ここで最も重要なのは、③のインターンシップで何を学びたいかという点だと考えられます。より具体的に何を学びたいかを記述すべきといえるため、損保会社の仕事について簡単に説明します。損保には、営業、保険金サービス、本社管理という大きく3つの仕事があります。以下、それぞれについて簡潔に説明していきたいと思います。◆営業営業はその名の通り、損害保険の加入者を増やすための営業活動を行います。ここで押さえておきたいのは、損保の営業は、直接お客さまに保険を販売するような直接営業と呼ばれる営業ではありません。損保会社の行う営業は、間接営業と呼ばれる代理店回りを中心とした営業です。この代理店営業は、一般営業、ディーラー営業、法人営業の3つに分けられます。一般営業とは、保険専業代理店はもちろん、銀行を始めとする金融機関に対して行う営業です。主に既存の代理店に対して、代理店の売上の改善・向上に向け、保険の販売手法の指導、保険商品の説明等を行い、自社の保険をいかに売るかといったことをコンサルティングしていきます。ここで大事なことは、代理店と二人三脚で、パートナーとして営業を行っていく意識でしょう。また、既存の代理店だけでなく代理店の新規開拓、一から代理店として一人前に育てる代理店開発も行います。次に、ディーラー営業とは、自動車ディーラー(自動車販売会社)に対して行う営業のことです。一般営業と営業内容自体は近しいものになりますが、同社及び競合他社の収入保険料の約半分が自動車保険であることを考えると、自動車ディーラーは損保会社にとって非常に重要なチャネルであるとともに、会社同士の競争も激しいチャネルであると考えられます。最後に、法人営業は、上記2つの営業とは少しやり方が異なります。上記2つの営業が、自社の保険商品をいかに代理店を通して顧客に販売するか、その販売手法の考案に重きを置いている一方で、企業営業では、相手企業のリスクをどうすれば保全できるかというように保険商品の内容そのものの提案が重要となります。保険商品の内容を一から考えるような場合もあるようですが、多くの場合が特約を制定し、各々の企業のリスクに対応するようです。◆保険金サービス契約を獲得し、顧客のリスクを保全する営業に対して、保険金サービスは事故やトラブルの対応、保険金の算出、保険金の支払いといった事故発生から収束までを担当します。時系列に仕事内容を整理すると、まず事故の受付、事故対応を行い、次に事故状況の把握をします。事故状況の把握では、警察には民事不介入の原則があるため、保険会社が損害調査を行います。そこで、事故の相手方との責任割合の確定させ、保険金の支払いを行います。責任割合で相手方と折り合いがつかず、法廷にまで持ち込まれるような場合もあり、案件によっては十数年、もしくはそれ以上かかるようなこともあるようです。◆本社管理本社部門としては、資産運用や商品開発、IT等様々なものがあります。その中でもお客様からお預かりしている資産を安定的に運用し、将来的な支払いに充てる必要があるため、保険会社にとって資産運用は非常に重要です。生命保険が数十年に渡る長期契約であり、数十年後の支払いに備える必要があることと比較して損害保険は基本的に一年ごとに更新が行われるため、生命保険会社よりもリスクをとった資産運用を行うことができるとの社員の話もありました。また、同社においてIT部門の重要性は今後更に増していくことが考えられます。理由としては、SOMPOホールディングスはシリコンバレーと東京を拠点として、SOMPODigitalLaboを設けデジタル戦略に力を入れています。同グループの本気度は、最高デジタル責任者(CDO)というデジタル、デザイン、ダイバーシティを統括する執行役員を設置していることからも伺えます。損保各社が急激なデジタル変革を進める中、同社もIT分野へ更に注力していくことは間違いないでしょう。参考:損保ジャパン採用ホームページ合格者の回答では、ここで合格者のESを見てみましょう。保険業界における実践的なビジネスを経験して「保険」をより身近に感じるためです。災害や事故、景気の悪化等に伴う損害は未然に防ぎ難いにもかかわらず、私は「保険は自分には無縁のもの」という意識を払拭しきれていません。また、大学の保険に関する内容の講義はどれも理論や仕組みを対象としており、なかなか身近な保険に接することができません。そのため貴社のインターンシップを通して、この状況を変える機会にしたいです。出典:インターン合格者ESこのESはインターンシップで学びたいことを軸に書かれており、企業側の質問の意図を正確に汲み取った非常にわかりやすいESであるといえます。端的にインターンシップで何を学びたいか、その理由について自身の経験に紐づけて書かれているので読み手としても納得感のあるものとなっております。しかし、「保険をより身近に感じたい」と述べてあるものの、身近に感じることで就職活動を含めどのように今後に活かしていきたいのか、またインターンにおいて具体的にどのようなことを学びたいのか、という2点が不明瞭であると感じます。このESを他と更に差別化を測るためには、より具体性を持たせることが重要であると考えます。このESの場合であれば、「大学の講義で損害保険の〜という点に疑問を持ち、それはインターンシップを通して、〜ということを学ぶことで解消されると考えた」というように何を学びたいのかといった部分を具体化させると更に良いでしょう。最後に損害保険業界は就活生からも非常に人気があり、インターンはもちろん本選考でも高い倍率であることは間違いありません。そのため、インターンを通して早期に業界研究・企業研究を進めて、有利に就職活動を進めましょう。また、動き始めたばかりの就活生は、損害保険各社の違いが見えにくいと思いますので「」を一読して、業界研究・企業研究を円滑に進めて下さい。参考:損保ジャパンの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから参考:→損害保険会社の上位3社(東京海上日動火災保険・三井住友海上・損保ジャパン)の事業内容、社風、選考フローを比較しました。損害保険会社のビジネスモデルの解説もしています。参考:
- 損保ジャパンのインターンはコスパに定評アリ?|内容・選考対策 31,658 views 損保ジャパンのインターンES一覧はこちら損保ジャパンはNKSJホールディングスに属し、東京海上日動火災保険を中心とする東京海上HD、三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険が統合したMS&ADHDと並び、3メガ損保と評される国内大手損害保険会社です。この3メガ損保が国内損保市場の収入保険料の9割以上を占めており、同社は経常収益、経常利益ともに業界2位の地位を築き上げています。今後ますます成長にも期待される同社ですが、就活生からは他損保との違いが分かりにくいのではないでしょうか。unistyleの過去記事にそれぞれの求める人材をまとめたものがあるため、こちらをご参考頂ければと思います。参考:参考:今回は、人気のある損保業界の中でも、特に損保ジャパン日本興亜のインターン内容と選考突破方法について考察していきましょう。本記事のコンテンツ・損保ジャパンのインターン内容・損保ジャパンのインターン選考内容・損保ジャパンのインターンES対策・損保ジャパンのインターンで内定は出るか・損保ジャパンのインターン参加者からアドバイス・最後に損保ジャパンのインターン内容同社のインターンは、夏に5日間に渡ってグループワーク形式で開催されます。また、夏のグループワーク型インターンに参加した学生のみが、冬に開催される就業型インターンの選考を受けることができるようです。今回は主に夏のグループワーク型インターンについて解説していきます。夏のインターンは前述したように、1グループ6人程度のグループワーク形式で行われます。各グループには、内定者が一人ずつメンターとして付き、最終日にフィードバックを貰うことができます。また、ワーク中にも内定者がアドバイスをくれるため、内定者との交流も深めることができます。インターンの内容としては、大きく以下の3つになっています。1日目は、保険金サービス部門体感2日目から3日目の初めは、リスクコンサルティング業務体感3日目の終わりから5日目は、商品開発業務体感グループワークでは、最後の商品開発業務のウェイトが最も大きく、最終日に発表を行い優勝チームを決定します。また、商品開発業務体感では、人事部以外の現場社員と交流する機会もあります。5日間を通して、損害保険業界の全体像について学べるため、業界研究・企業研究という点では非常に役立つといえそうです。インターンの詳細な内容は参加者のレポートを参考にしてみて下さい。初日グループでの自己紹介、個人・グループの目標決め、グループ名決め・発表、損保業界理解講座、保険金サービス部門業務体感、ビジネスマナー講座が行われた。目標決めは、自分の人生のモチベーショングラフ書くところから始まり、かなりしっかりと考えて目標を立てられた。損保業界理解講座は、20分くらいのざっとした説明だった。保険金サービス部門業務体感は、交通事故の責任割合を考えた。警察・現場などの中から、事故の状況を知る手掛かりとなる情報をもらい、最終的に顧客は相手にいくら支払うのかを導きだした。情報をもらう順番やどの情報をもらうか頭を使ったが、かなり時間が短く慌ただしかった。ビジネスマナー講座では、敬語・立ち居振る舞い、名刺の渡し方など教わった。2日目コンサルティング体感ワーク。仮想の会社が海外進出する際に考えられるリスクを洗い出し、必要となる損害保険を提案する。自社の損保商品の提案だけでなく、セミナーなどのリスクコントロールの提案は自分たちで作ることができ、想像力が必要だった。2日目は次の日のプレゼンに向けて、模造紙作りや発表練習をした。3日目2日目の発表を8分間だった。4班で争い順位を内々定者が決め、フィードバックをもらった。その後、商品開発業務体験を行った。2030年以降の新しい損害保険を考えるというものだった。この日は、2030年以降起こる出来事をネットから探した。4日目3日目の続き。前日に探した出来事の中から3・4個に絞り、実際に商品開発部に所属している社員さんに損害保険を作るに当たってふさわしいかアドバイスをもらった。2回話を聞くことができ、2回目はかなり踏み込んだ話を聞けた。その後、リスクや損保商品を考え、次の日のプレゼン準備をした。パワポでの発表だが会社のパソコンでしか作成できないため、あまり時間がなく大変だった。私の班は、インターン後ファミレスで原稿づくりや発表練習を行った。5日目商品開発の発表を10分間で行った。20班を半分に分けて発表し、1位だった2班で決勝を行った。優勝チームには景品があった。その後、4日目に話を聞いてもらった社員さんからフィードバックをもらった。最後に、全体の振り返りをした。初日に立てた目標の達成度を自己分析し、班員と内々定者から自分の強み弱みを言ってもらった。内々定者からはアドバイスシートのようなものをもらった。参考:インターンレポート(総合コース)参考:損保ジャパンの企業研究こちらのページから、損保ジャパンのインターンレポートや本選考レポート、ESをご覧になれます。損保ジャパンのインターン選考内容同社のインターンは基本的に以下のようなフローで選考が進みます。ES+Webテスト(言語・非言語・性格)※年によってはGDが課される場合ありES・Webテストは他社のインターン選考でも頻出の形式です。Webテストで切られることは少ないようですが、参考書に一通り目を通すなど最低限の準備をして臨んだ方が良いでしょう。損保ジャパンのインターンES対策(1)学生時代最も力を入れた取り組みとその成果(400文字)(2)志望動機(200字)参考:インターンエントリーシート設問(1)「学生時代最も力を入れた取り組みとその成果」について他社のインターンESや本選考ESでも最頻出と言っていい「学生時代頑張ったこと」に関する設問です。「」に照らし合わせて考えてみると、本設問では④取り組みとその結果について記載するように指定されています。本設問のみならず、「学生時代頑張ったこと」が問われた場合には、最終的にどういった成果を出したのかについて、数字等の客観的なデータを明示し、採用担当者が一目見ただけでその情景が思い浮かべることができるような書き方をしましょう。例えば、「大学祭の実行委員会の協賛担当として100社の協賛を得て、前年比の2倍である総計100万円の協賛金を獲得した」や「大手家電量販店の営業で、年間MVPに選出され、前年度比1.5倍である店舗の年間最高売上に貢献した」など、具体的な数字を明示することで、相手により鮮明なイメージを持たせることができます。以下の動画でも、ガクチカの書き方のポイントやフレームワークを解説しているので、こちらも参考にしてみてください。ここで、インターンに参加した方のESを見てみましょう。私は部活動で新入生の勧誘に最も力を入れて取り組み、そこから『人を動かすにはまず自分が動く』ということを学びました。私は水泳部で幹部を担いました。水泳部は約150人が所属するキャンパス内最大の団体です。人数が多いので賑やかなのですが、所々で人任せの雰囲気になりやすいのが欠点です。4月には新入生の勧誘のために様々なイベントを行いますが、初対面の人と話すのは疲れると言って勧誘に意欲的でない人がいました。そこで私は手に入れた新入生の情報をまとめて逐一共有するようにしました。これにより部員は他の部員が既に聞いたことを質問せずに済むので、より効率良く勧誘ができました。その結果「今年の勧誘は楽しかった」と評判になり、40名の新入生を獲得するなど勧誘も成功しました。自分が率先してまとめた情報を使って部員が意欲的に勧誘に取り組み始めたことから、自分が動けば人も動いてくれることを体感しました。参考:【合格】インターンエントリーシートこちらの参加者は、所属する水泳部での「新入生勧誘」に取り組み、そこから「人を動かすにはまず自分が動く」という学びを得たと述べています。上記のフレームワークの要点をうまくおさえたESと言えます。また、「150人」や「キャンパス内最大の団体」など数値や規模を明示しているため、読み手は参加者が所属している団体がどのような団体なのか容易に想像できます。それだけでなく、人数規模を伝えることで、読み手に「他のメンバーを主導していくことの難しさ」や、合意形成の難しさ」についても間接的に伝えることができ、書き手の努力や工夫について説得力が増します。このように、「学生時代頑張ったこと」についての設問は、フレームワークに沿いつつ客観的なデータを明示して記述するようにしましょう。設問(2)「志望動機」についてここでは、文言通り「志望動機」が問われています。基本的には「」のフレームワークを参考にして下さい。「成し遂げたいことが自らの経験に根付いたものか」や「成し遂げたいことが志望企業のビジネスモデルで達成できるか」については、より具体的に言及しましょう。あなたが自分自身の経験から何を考え、なぜその企業を志望するに至ったのか、そこで何を実現したいのかということを1つのストーリーとして伝えることができれば、論理的かつ説得力のある志望動機となるでしょう。損保ジャパンのインターンで内定は出るか4つほどインターンを開催しており、本インターンに参加すると更に上級のインターンに参加することが出来る。また本インターンに参加した人には、社員座談会に呼ばれたり、早期選考ルートを案内されるため、優先して選考ルートに乗ることが出来る。参考:インターンレポート(総合コース)インターン参加によって内定そのものが出ることはないようですが、冬以降に開催される就業型インターンの選考に参加できるだけでなく、上記のような優遇を受けることもできます。また、夏のインターンはグループワーク型であるため、社員との交流の機会はそう多くはありませんが、冬以降のインターンは就業型であるため、より社員との交流を持て、本選考でも有利に働くと推測されます。その他にも、年によってはビジネスコンテストのようなものが開催されることもあるようです。損保ジャパンのインターン参加者からのアドバイスこのインターンは座学が少なく、ほとんどがグループワークだったため、業界理解だけでなく、思考力や発信力などの力が養えるように感じた。この経験は、本選考のグループディスカッションでも役に立つと思う。また、敬語、名刺の渡し方などのビジネスマナーのプログラムが含まれているため、どの業界を目指している人も勉強になる。参考:インターンレポート(総合コース)この会社のインターンは、一回は参加しておくのがおすすめである。なぜかというと、倍率はそれほど高くない一方で極めてワークの内容が完成されており、保険業界からビジネスマナーに到るまで非常に多くのことを5日間で効率的に学ぶことができるからである。また、ワーク内容もしっかり確立され、多様な人間が参加していることから、インターン初心者へもおすすめのインターンシップである。参考:インターンレポート(総合職)上記の参加者のレポートより、同社のインターンは業界研究・企業研究の側面が非常に強いといえます。ターム数が10前後と非常に多く、一回あたりの人数も80人程度と非常に多いため、倍率自体もあまり高くありません。そのため、初めてインターンに参加する方や就職活動を始めたばかりの方には参加しやすいインターンといえるでしょう。もっとも、損害保険業界の他社のインターンと内容が似通ったものであるため、他の損害保険会社のインターンに参加した方には、内容的に物足りない部分もあるかもしれません。とはいえ、夏インターンに参加しなければ、次のステップのインターンに進むことができないため、損害保険業界に興味がある、志望している方は参加する価値があるのではないでしょうか。最後に損害保険業界は就活生からも非常に人気があり、インターンはもちろん本選考でも高い倍率であることは間違いありません。そのため、インターンを通して早期に業界研究・企業研究を進めて、有利に就職活動を進めましょう。また、動き始めたばかりの就活生は損害保険各社の違いが見えにくいかと思いますので「」を一読して、業界研究・企業研究を円滑に進めて下さい。本記事が皆様の就職活動の一助となれば幸いです。是非、この機会に他のunistyleの記事もご参照下さい。参考:・損保ジャパンの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから・
- 【損保ジャパンのES対策】求める人材や社風を踏まえた志望動機・ガクチカの作成法 36,316 views 損保ジャパンはいわゆる3メガ損保の一角として数多くの就活生が受ける人気企業です。サマーインターンでも毎年800人規模という受け入れ人数の多さもあり、志望度の差こそあれ、同社のことを身近に感じている就活生も多いのではないでしょうか。今回は、「」を参考にしつつ、損保ジャパンの事業や社風、選考について掘り下げていきたいと思います。本記事のコンテンツ・損保ジャパンの事業規模及び海外売上・損保ジャパンの求める人材・損保ジャパンの社風について・書類通過者のES設問└設問1、2└設問3・選考について・最後に損保ジャパンの事業規模及び海外売上単位:億円経常利益対前期増減率2015年度2,1694.10%2014年度2,08385.30%参考:SONPOホールディングス決算短信平成28年度3月期および27年度3月期決算資料を参照すると、平成27年に85.3%と急成長を遂げていますが、これは前年9月の日本興亜損害保険と合併の影響によるものだと考えられます。その後、平成28年では4.1%の増益で、本年度も中間決算の段階で増益と合併以来順調な成長を遂げていると言えます。単位:億円海外収入保険料対前年増減額2016年度(予測)3,4004572015年度2,94328参考:SONPOホールディングス2015年度決算説明資料次に、海外保険事業に限定して収入保険料を見てみます。本年度は予測値対前年で457億円と大幅な増収が見込まれています。近年の海外事業へ積極的に進出して規模を拡大している点が特徴といえるでしょう。また、以下の記事にも近年の海外進出の事例が紹介されていますので参照してみてください。参考:損保ジャパン、海外損保を巨額買収か=最終交渉海外展開先行の東京海上への焦り損保ジャパンの求める人材では続いて、損保ジャパンが求める人材について考察していきたいと思います。荒川:当社はダイバーシティ推進に力を入れていますが、全体像やポイントをわかりやすく教えてください!島津:ポイントは「多様な人材の活躍支援」と、そのための「多様な環境づくり」です。女性活躍支援ではさまざまな取組みがあり、後でもお話ししますが、育休・産休については2015年度、育児休業制度を1,447人、産前産後休暇を724人が取得しており、ママでも当たり前に働く会社を実現しています。また、居住地からの勤務が原則である総合系エリア職の配偶者が転勤した際に、配偶者に同行し転居先で継続して勤務ができる「キャリア・トランスファー制度」もあります。外国人や障がい者、LGBTの社員に関しても、活躍支援のための施策を展開しています。それらを支える環境づくりとして、「ワーク・ライフ・バランスの実現」に関しては、当社は早い時期から仕事と生活の両立支援に向けた制度を構築してきました。「働きやすさ」はすでに実現しており、現在は「働き方変革」へと進化しています。参考:損害保険ジャパン日本興亜HPー新卒採用求める人物像は?■困難なことも諦めず、チャレンジできる方■個性豊かで、自分で考え、発信し、行動できる方■協調性があり、周囲の意見に素直に耳を傾けられる方■相手の立場に立って考え、行動できる方■人の話を聞くのが得意で、相手の意図を正しく理解できる方■伝えたいことを、相手に応じて分かりやすく伝えられる方参考:損害保険ジャパン日本興亜HPー入社を希望される皆さまへ上記の損保ジャパンのHP採用情報を参照してみましょう。まず一つ目には、実際に損保ジャパンで働いている人へのインタビューを通して、同社が積極的に取り組んでいるダイバーシティーへの取り組みについて詳細に記述されています。なお、同社は経済産業省が毎年定めている「新・ダイバーシティ経営企業100選」にも選出されていることなどから、ある程度客観的な指標のもとでダイバーシティーを尊重している企業だということも言えるでしょう。このダイバーシティと2つ目の求める人物像の「協調性」・「相手の立場に立つ」という記述から、「」のうち、「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」を人材を求めているといえるでしょう。「相手の意図を正しく理解する」ことは信頼構築のための重要な要素です。また、保険という目には見えない商材を扱う上では対話を通して適切に伝える能力が求められ、顧客の課題やニーズを引き出すことが必要になってきます。その対話をする上でも信頼関係の構築が前提となります。さらに、「自分で考え、発信し、行動」という記述は受け身ではない主体的な行動が求められているといえます。この点から、上記5つの強みのうち「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」人材にも対応すると考えられます。損保ジャパンの社風について「考え過ぎず、考える」ことが重要だと思います。私は、SE同士のコミュニケーションを通じて、システムを想像し、提案し、システム化していくのが仕事だと思っています。そのシステムを想像するには、よく「考える」ことが重要です。一方でスピード感も大事です。一人で悩んで時間を浪費してしまわないように、「考え過ぎない」ことも重要だと思っています。参考:SOMPOホールディングスキャリアインタビュー「同じやり方で仕事をしない」ことを心がけています。仕事には100%の正解はないと考えており、失敗したと思う場合はやり方を改善し、成功したと思う場合でも、より良くする対策を考え、次の仕事に生かすことが重要だと考えています。当社にはとてもたくさんの種類の仕事があります。個人力が大事な仕事もあれば集団で仕上げる仕事もあり、プログラムをつくる仕事もあればハードを運用する仕事もあります。参考:SOMPOホールディングスキャリアインタビュー上記の社員インタビューを参照すると、損保ジャパン日本興亜の社風は「大企業の枠にとらわれないスピード感」「柔軟かつ多様性を重視」の2点がキーワードとして特徴となっています。1つ目では「考え過ぎず、考える」というトピックからどのような考え方をもって業務に励んでいるかについて紹介されています。合併後さらに企業規模を拡大した損保ジャパンですが、その中でも一般に動きが遅いとされる大企業の特徴に反するようなスピード感が重視されていることが読み取れます。2つ目では「同じやり方で仕事をしない」というトピックからより良い仕事をしていくための取り組み方について述べられています。こちらも一般に大企業では保守的で画一的な行動を取りやすいとされていますが、損保ジャパン日本興亜では一つのやり方にとらわれない柔軟性も重視されているということが読みとれるでしょう。さらに、前項目の「損保ジャパンの求める人材」でも述べたように、同社では採用の段階でも「ダイバーシティー」を重視しているということから、入社当初からあらゆる人材を受け入れているというのも特徴的な社風の一つといえるでしょう。書類通過者のES設問ここまでは損保ジャパンの事業内容と求める人材について紹介してきました。以下ではそれらを踏まえ、損保ジャパンのESで書くべき内容について書類通過者のESを参照にしながら考察していきたいと思います。1.学生時代に力を入れて取り組んだことを3つ挙げてください。(各50字以内)2.上記のうち、最も力を入れた取り組み(1つ)について、理由・活動期間・役割などイメージができるように具体的に教えてください。(その取組の中で発揮したあなた自身の強みや、認識した課題についても教えてください)3.損保ジャパン日本興亜で実現したいことについて、自由に入力してください。参考:損保ジャパン日本興亜本選考情報設問1、2でいわゆる学生時代頑張ったことについて問われています。学生時代の経験から導かれる自分の強みや学びが、損保ジャパンの求める資質と合致しているかどうかが重要です。なお、今回は設問2で最も力を入れた取り組み1つのみに深掘りという形になっていますが、その他の2つの事項についても面接等で尋ねられる可能性ありますので、一度文章化してみると良いでしょう。文章化する際は、以下の記事や動画を参考にしてみてください。学生時代頑張ったことの書き方のポイントやフレームワークを解説しています。学生時代頑張ったことに関する設問の解説記事です。評価される内容の選び方や論理的な構成にするためのフレームワークなどの実践的なテクニックが載せてありますので、ESを書く際の参考にしてみて下さい。参考:設問3ではいわゆる志望動機について問われています。志望動機は成し遂げたいことが志望企業と合致しているか、また成し遂げたいことが自身の経験から導びかれていて納得感があるかがポイントになります。以下記事や動画でも、志望動機の考え方や書き方のポイントを解説しているので参考にしてみてください。将来会社でやりたいことをどのように考えていくかについて書かれています。過去の内定者のESも多く扱いながら解説しています。参考:それでは上記3つの質問について、実際の書類選考通過者の回答を見ながら解説していきます。設問1、2学生時代に力を入れて取り組んだことを3つ挙げてください。(各50字以内)・長期営業インターシップでの、テレホンアポイント獲得に向けてのチームのマネンジメントです。・フランス、ドイツでの海外ボランティアで、国籍や価値観の異なる仲間と村の自然環境整備の活動をしました。・学習塾での生徒サポートと授業運営のアシスタント業務を行うアルバイトメンバーをまとめました。参考:損保ジャパン日本興亜【内定】エントリーシート上記のうち、最も力を入れた取り組み(1つ)について、理由・活動期間・役割などイメージができるように具体的に教えてください。(その取組の中で発揮したあなた自身の強みや、認識した課題についても教えてください)大学2年生の3月から1年間参加した、新卒採用支援会社での営業インターシップです。内容は、電話で新卒採用支援サービスを人事の方に紹介し、アポイントメントを取ることです。メンバー25名と月間100本のアポイントメント取得を目標に活動しました。しかし、月間80本前後の目標未達成の月が続き、メンバーの入れ替わりも激しくなりました。営業活動は個人単位のものですが、メンバー同士の情報共有が重要だと考えました。メンバーの1人1人の力を最大限に引き出し、全員で目標を達成したいと思い、アポイントメント取得率を上げるため、対応に困った質問を集め、それに対する切り返しトーク集を作成しました。この結果、目標を上回る120本のアポイントメントを取得し、目標を達成しました。「周りを見て現状を把握し、行動する」強みを生かし、皆と共に1つの目標に向かい、組織にとって最も良い課題解決策を考え実行することを学びました。参考:損保ジャパン日本興亜【内定】エントリーシートこの通過者は長期インターンシップでの営業活動について、目標未達成という状況を乗り越えた経験から、「周りを見て現状を把握し、行動する」自身の強みについて述べています。個人単位で行う営業活動をチームの問題として焦点を当て、全員で1つの目標を共有して目標達成という成果をあげた点が、損保ジャパン日本興亜の「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」に合致しています。さらにその他の通過者についても見てみましょう。・新入生だけでなく幽霊部員の復帰も同時に成し遂げ、サークル存続の危機を救った「新歓活動の統括」・所属学部長ゼミにおける5ヶ月間に渡る、「5人1組共同論文プロジェクト」・20以上の会場で、200組以上の披露宴を、800名以上の人と恊働しやり遂げた「結婚披露宴の配膳アルバイト」参考:損保ジャパン日本興亜エントリーシート新歓活動の代表として【サークル存続の危機】を救った事だ。1年の12月の段階で練習に来る同期が5名を下回る状態に危機感を感じた私は、4ヶ月間の新歓活動を通して「幽霊部員8名の復帰」、「前年比1.5倍の新入生の獲得」を達成すべく自ら活動の指揮を執った。まず人手と資金の確保が急務だった。闇雲に協力を呼びかけ失敗を繰り返す中で、「信頼を得るには期待以上の提案をする必要がある」と考えた。そこで前例のない仕組みとして【幽霊部員に新歓活動を委任する制度】を導入した。主要メンバーからの反発に挫けそうにもなったが、持ち前の「情熱と論理」で説得し、幽霊部員と活動をやり遂げた。結果、従来に無い柔軟な考え方を活動に反映させる事が出来、前年比1.8倍の新入生の獲得、8名中7名の幽霊部員の組織復帰を実現、サークル存続に貢献した。そして私はこの経験から【多様な人を理解し、同じビジョンに向かって巻き込む力】を培った。参考:損保ジャパン日本興亜エントリーシートこの通過者は、新歓代表という立場から幽霊部員に働きかけることでサークル存続の危機を回避した経験について述べられています。幽霊部員と新歓代表という同じサークルの中でも全く立場の異なった人から信頼を獲得した点や、人手と資金の確保という課題設定をした点、その問題を周囲の協力を得ながら自ら実行したという点が、「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」に合致しています。また、「期待以上の提案をする」という実現のための方法論にまで述べられている点がより評価できます。自分の強みを伝える際のポイントや構成の作り方について書かれています。過去の内定者のESも多く扱いながら解説しています。参考;設問3損保ジャパン日本興亜で実現したいことについて、自由に入力してください。(全角200字以内)幅広い産業に関わり、企業に寄り添い彼らの挑戦を支えたい。留学を経て日本の存在感低下を実感したことで、日本が世界で張り合う土俵を整えて企業の挑戦を後押しできる損害保険業界に興味を持った。貴社ではニーズ把握力と周囲を巻き込む力を発揮して企業に保険商品を販売、彼らの声を次の商品に活かす営業の仕事をしたい。インターンで相手を大切にする風土と社員の方々の魅力を実感したからこそ、貴社で前述の目標を達成したい。参考:損保ジャパン日本興亜【内定】エントリーシート(総合コース)自身の経験から日本の存在感を海外に向けて発信したいという内容ですが、この点が海外事業に積極進出している損保ジャパンでの志望動機として整合性があるといえます。また、インターンでの経験から保険業界のなかでもなぜ損保ジャパン日本興亜かということについても述べられているという点も評価できる内容です。選考について最後に、損保ジャパンの選考方法について見ていきましょう。選考プロセスエントリーシート、筆記試験(締切の2週間後にメールにて結果連絡)⇒一次面接(面接の1週間後に電話にて最終面接の案内)⇒最終面接(当日に電話にて内内定の連絡)本選考において評価されたと感じたポイントや選考において重視されていたと思う点について教えてください。基本的に、人物面が一番評価されたと思います。さまざまな質問を用意してくださっていて、どんな性格を持っていて、どんな考えで今まで生きてきたのか、これからどんなことをして、どのような大人になりたいのかという展望などを推し量ろうとしていました。ほかに評価されたこととして、損保ジャパンがどんな人材がほしいのかというのをしっかり調査をし、その人物像を満たすようなアピールを面接時にしたのでマッチングという点で評価されたように思います。参考:損保ジャパン日本興亜本選考情報損保業界は仕事が、身体的にも精神的にもハードとOBから聞いていた。そのためどの選考においても「精神的タフさ」「くじけない強さ」を重視して見ていたように思う。部活や留学についてのエピソードでも、困難だったことや辛かったことを重点的に深堀された。一方、志望動機はほとんどきかれなかった。聞かれても、何も深堀りはされない。それほど人物重視なのだと感じた。評価されたと感じたポイントは、留学などを通して、コミュニケーション力が上がったというエピソード。参考:損保ジャパン日本興亜本選考情報損保ジャパン日本興亜の採用は総合グローバルと総合エリアに採用が分かれています。先程のESでオーソドックスな設問だったように、面接の段階でも学生時代頑張ったことを中心としたES記載事項の深掘りが中心のようです。また、上記2つの選考情報にも共通して述べられているように、損保ジャパンの選考は「人物本位」であり、きちんとした求める人材の理解とそれに見合った自身の強みや人柄をアピールできるようにしていくことが求められるでしょう。しっかりとした自己分析をしておくことがその前提となります。最後にいかがだったでしょうか。まとめると、内定に向けては・人物重視の選考のため、まずは徹底した自己分析・入社してからやりたいこと等、「将来」についての深堀り・損保ジャパンが求める人物像を調査・個人、また集団に属した際の自身の強みやエピソード等、求める人物像にあったものを見つける・多くのお客様に無形商材を売るからこそ、特にコミュニケーション能力や他人との信頼関係を構築したことをアピールこういったことを念頭において動いていくことをおススメします。金融業界の1つとしてその実態やイメージを掴むのが難しいという就活生も多いかと思われます。その上で、この記事が損保ジャパンを志望するみなさんの就職活動に役立てば幸いです。損保ジャパンの企業研究ページ(内定者ES・選考レポート・選考対策記事)はこちら
- 【損害保険ジャパン】選考フロー別対策|ES・Webテスト・面接まで 21,440 views 損保ジャパン日本興亜の本選考ES一覧はこちら2014年9月に損保ジャパンと日本興亜損保が合併し、国内第3位の正味収入保険料を誇る三大メガ損保の一角、損保ジャパン日本興亜。大手各社が運転支援技術による事故の減少で収支が安定し海外事業の拡大に注力する中、当社は2017年3月にアメリカの大手損害保険会社のエンデュランス社を買収し他社に遅れながらも海外事業に参入しています。従来の自動車保険の保険料の引き下げが焦点となり、海外事業への展開、新種保険の拡大が求められる損保業界において損保ジャパン日本興亜はどのような人材を求めているのでしょうか。三大メガ損保の違いに関してはこちらの記事も参照にしてください。三代目が損保の社風・選考フローなどの比較を行っています。損保業界への理解を深めるうえでも、損保ジャパン日本興和の理解を深めるうえでも参考になると思います。参考:本記事では、以下4つのポイントについて順を追って解説し、損保ジャパン日本興亜の対策プランをお伝えします。①損保ジャパン日本興亜のビジネスモデル②損保ジャパン日本興亜の求める人材像③損保ジャパン日本興亜の選考の全体像④各選考ステップで重要になるポイント本記事をしっかり読み込むことによって損保ジャパン日本興亜の内定を勝ち取るためにすべきことを網羅することができるはずです。【本記事の構成】◆損保ジャパン日本興亜が掲げる、求める人物像◆損保ジャパン日本興亜のビジネスモデル◆損保ジャパン日本興亜において求められる素養◆損保ジャパン日本興亜の本選考フロー、採用数◆損保ジャパン日本興亜のエントリーシート対策◆損保ジャパン日本興亜のWebテスト、筆記試験対策◆損保ジャパン日本興亜の面接対策損保ジャパン日本興亜が掲げる、求める人物像まずは求める人物像について、新卒採用メッセージを参照にしながら解説していきます。SOMPOホールディングスグループの中核会社である損害保険ジャパン日本興亜の社長として、私が重要だと思っていることは三点です。まずは「質を伴った成長」。品質と体質で、体質は健全性や収益性を指します。二つ目は「現場力」。強い現場をつくる目的で、権限も過去とは次元が違う規模で委譲しています。三つ目が「デジタル戦略」。デジタルを活用した新しい形の価値を探究していきます。この前提に立って、求める人材は、「高い志」「情熱」「チャレンジ精神」の持ち主だと考えています。先が読めない難しい時代だからこそ、何かを成し遂げるには高い志を掲げ、ゴールに向かって突き進む情熱を燃やし、成功するまでトライ&エラーを繰り返すチャレンジ精神が不可欠になります。当社の社員は情熱に満ちあふれていますし、当社には社員の高い志を後押しし、挑戦を歓迎する社風があります。参考:「TOPMESSAGE損保ジャパン日本興亜の求める人材とは」上記メッセージからはっきりと述べられているように、損保ジャパン日本興亜では①高い志②情熱③チャレンジ精神という3つの求める人物像を掲げており、社内もバイタリティ溢れる雰囲気で、就職四季報では当社社員を「野武士」と評しています。では、この3つの求める人物像を具体的に掘り下げていくために、以下では損保ジャパン日本興亜のビジネスモデルについて紹介していきます。損保ジャパン日本興亜のビジネスモデルここでは、損保ジャパン日本興亜のビジネスモデルについて①収益源、②商材・サービス、③商材・サービスの提供方法、以上3つの切り口から解説していきます。①収益源以上の図のように、損害保険会社は資産運用における収益を除くと、法人・個人のクライアントから毎月支払われる手数料である保険料収入が収益源となります。多くの人からお金を集めて、リスクの顕在時にそのお金を給付するというビジネスモデルで、法人に対しては様々な挑戦に対するリスクマネジメントという形でサポートし、個人に対しては不測の事態からいち早く立ち直ることをサポートするという社会的意義があります。②商品・サービスいうまでもなく損保ジャパン日本興亜の商品は損害保険であり、自動車保険・火災保険・傷害保険をはじめとした多種多様な保険を取り扱っています。2016年度の損保ジャパン日本興亜の収益割合は以下のようになっています。こちらは損保ジャパン興亜のディスクロジャー誌です。損保ジャパン興亜の現状について詳細に述べられています。参考:「損保ジャパン日本興亜の現状2017」収益の大半は自動車保険が占めており、今後電気自動車や自動運転が普及するにつれて形を変えながら今後も主力になっていくと考えられます。③商品・サービスの提供方法以上の図のように、保険の提供方法は保険代理店を通じたBtoBtoCの形をとることが多いです。保険代理店は、自動車保険であれば自動車ディーラー、火災保険であれば不動産屋、旅行保険であれば旅行代理店といったように取扱う保険の種類によって様々に分かれます。また、昨今ではネットを使った契約などBtoCの形も多く見られています。業務理解に関しては以下の企業HPも参考にして理解を深めて見てください。損保ジャパン興亜の部門について紹介されています。こちらを読めば一通りの業務内容を理解することが出来ると思います。参考:部門紹介損保ジャパン日本興亜損保ジャパン日本興亜の求める素養以上の人材像とビジネスモデルを踏まえて損保ジャパン日本興亜で働くにあたってどのような素養が必要とされているかについて解説していきます。先ほどのTOPMESSAGEには続きがあり、「当社社員に求める行動」が述べられています。人に誠実であれ。仕事に真摯であれ。私は、当社社員に求める行動を五つにまとめて話しています。①徹底的なお客さま視点、そして現場主義を貫く。②高い志を持って、やるべきことを正しく実行する。③常に生産性を意識して、最大限の効果を生むことを意識する。④組織運営の基本は「人の和」と「情報共有化」、そして「コミュニケーション」これには強い思い入れがあります。前者二つを実現するカギはコミュニケーション。仕事上の会話だけではない雑談力が大事です。家族のこと、職場のこと、自分の人生観、仕事へのスタンスなどを本音で語り合い、本当の意味で信頼関係を築くことが組織運営でものすごいパワーを発揮します。そして、⑤「人に誠実であれ。仕事に真摯であれ。」最終的には、これにつきます。誠実さ・真摯さとはもちろん、人格を磨くという意味もありますが、ビジネスにおいては、物事の本質を絶え間なく追求する努力、実現まで決してあきらめない情熱、新しいこと・不可能なことにチャレンジする胆力であると考えています。この五つの言葉を実現できる社員とともに、損保ジャパン日本興亜を成長させていきたいと考えています。参考:「TOPMESSAGE損保ジャパン日本興亜の求める人材とは」これまでの求める人材像・ビジネスモデルと総合して考えるとここでは以下の2点が求められる素養として指摘できるでしょう。①徹底したお客様視点でコミュニケーションによる信頼関係を構築していく力損保ジャパン日本興亜のスローガンでもある「保険の先へ、挑む」という言葉からもわかるように、従来の保険の契約と保険金の支払いという点での関係にとどまらず、介護事業やヘルスケア事業など線の関係で顧客に携わる姿勢が多く見受けられます。先ほど引用したTOPMESSAGEでも信頼関係構築に「コミュニケーション」の重要性を強く推しており、仕事上の会話のみではなく自分の価値観、仕事へのスタンスなどを本音で語り会えることが本当の信頼関係構築に繋がると述べています。他社との差別化が難しく、代理店営業による信頼関係構築が重要となる損保業界のなかでも、損保ジャパン日本興亜は「徹底したお客様目線」を最重要視しており、それを得るためにも「自分の価値観を本音で語り合えるコミュニケーション」が必要と考えられるでしょう。②新しいことに挑戦し、成功するまでやり続けられる胆力TOPMESSAGEにも「デジタル戦略を打ち出して新しい形の価値を探求していく」と書かれている様に、損害保険は産業の発展とともに保証する対象が変化し続けるため、変化に対応しながら新しい事業に挑戦していくチャレンジ精神が必要となります。特に損保ジャパン日本興亜は他の3大メガ損保と比較して、海外事業の割合が低く、強みであるデジタル戦略を活かしながら海外事業にも参入していく必要があるため、上記の様な人材が損保ジャパン日本興亜の成長のために必要な人材と言えるでしょう。また、損保ジャパン日本興亜は徹底した現場主義も取っており、強い現場を作るため権限の委譲も行われていることから成功まで試行錯誤を繰り返しながらやり続けられる胆力も必要となってくると言えるでしょう。損保ジャパン日本興亜のエントリーシート対策続いて損保ジャパン日本興亜のエントリーシート対策について直近の設問を紹介しながら求められる素養を踏まえて解説していきます。損保ジャパン日本興亜のエントリーシート設問2018年卒の損保ジャパン日本興亜のエントリーシート設問は以下の3つでした。1.学生時代に力を入れて取り組んだことを3つ挙げてください。(各全角50文字以内)2.上記のうち、最も力を入れた取り組み(1つ)について、理由・活動期間・役割などイメージができるように具体的に教えてください。(全角400文字以内)3.損保ジャパン日本興亜で実現したいことについて、自由に入力してください。(全角200文字以内)以下対策方針を紹介していきます。求められる素養を踏まえたエントリーシート回答方針設問は・学生時代頑張ったこと・志望動機という非常にオーソドックスな形式となっています。損保ジャパン日本興亜の面接ではエントリーシートに記載された学生時代頑張ったことの深掘りを中心に最終面接まで進んでいくため、エピソードが面接官の頭の中でうまく再現できる様にわかりやすく書いていく必要があります。面接官は自分と年齢も価値観も異なる方ですから、お互いがエピソードについて共感できる様、「理由・活動期間・役割などイメージができるように」という指示に忠実に文章を組み立てていくことを忘れないでください。その際、上記の素養①徹底したお客様視点でコミュニケーションによる信頼関係を構築していく力②新しいことに挑戦し、成功するまでやり続けられる胆力がアピールできる内容を盛り込んでしっかりと自分の言葉で答えられる様にしましょう。学生時代頑張ったことに関しては自分で深掘りしなかった残り2つについても深掘りされる可能性があるため、残り2つに関しても、求められる素養が表れているものを選ぶと良いでしょう。「学生時代頑張ったこと」を書くときには、必ず以下の記事をご覧ください。学生時代頑張ったことに関する設問についての解説記事です。評価される内容の選び方や論理的な構成にするためのフレームワークなどの実践的なテクニックが載せてありますので、ESを書く際の参考にしてみて下さい。参考:志望動機は200文字と非常にコンパクトであるため、要旨だけを簡潔に説明し、詳細を面接で補っていく要領で進めましょう。また、単に「志望動機」ではなく「実現したいこと」と述べよと要求されていることから、損保ジャパン日本興亜の中長期経営計画を参照にし、それに参画していくことを含意する文章を盛り込むと良いでしょう。その際、必ずしも詳細に書く必要はありませんが、最終面接で必ず必要になるため東京会場日動や三井住友海上との違いを意識して志望動機を組み立ててください。志望動機を書くときには、必ず以下の記事をご覧ください。志望動機に関する設問についての解説記事です。評価される内容の選び方や論理的な構成にするためのフレームワークなどの実践的なテクニックが載せてありますので、ESを書く際の参考にしてみて下さい。参考:損保ジャパン日本興亜の面接対策ここからは損保ジャパン日本興亜の面接について、実際に問われた内容をまとめるとともに、それらへの対策プランを提示します。インターン参加者はリクルーターとの模擬面接を2回ほど繰り返した後に直最終面接というケースも報告されていますが、損保ジャパン日本興亜では基本的に内定までに全3回(1次〜2次面接+最終面接)の個人面接が課されます。1、2次面接の内容1、2次面接ではエントリーシートに記入したエピソードの深掘りを中心にオーソドックスな内容の質問をされます。◆あなた自身に関する質問・強み・弱み・嫌なことに対してどう取り組むか・後輩にどう接していきたいか・まわりからどのような人と言われるか◆過去の経験に対する質問・学生時代に力を入れたこと・1つのことを継続して続けてきた経験◆志望動機に関する質問・入社したら取り組んでみたいこと・志望動機・他社選考状況◆学業に関する質問・自分の大学の成績についてどう思うか・特に力を入れた科目について非常にオーソドックスな内容で過去の選考レポートを見ても、答えに窮する様な質問はなく、面接官が話しやすい雰囲気を作ってくれたという報告もされています。しかし、1、2次面接は大会場を仕切った空間で行われ、多くの受験者がおり『大会場で他の受験者のやり取りで騒がしく感じた』という声もあったため、しっかりと抑揚をつけて話す必要があるでしょう。全体的に「明るくハキハキとありのままの自分を伝える」ことを重視されていると感じた就活生が多く、TOPMESSAGEに述べられていた「自分の本音をさらけ出した本当のコミュニケーションによる信頼関係構築」が見られていると言えるでしょう。自分の経験を自信を持って話すためにもある程度想定される質問についてエントリーシートに書いたことを元に対策し、論理的な回答を準備しておくことが必要です。最終面接の内容最終面接は、今までの大会場の仕切りでの面接ではなくなり、静かな会議室で行われます。質問内容は1、2次面接とほとんど変わりませんが、最終面接ということもあって志望動機がかなり深掘りされ「損保ジャパン日本興亜でないとダメな理由」など、第一志望であることをアピールしていく必要があるでしょう。そのため他社のセミナーなどから社風の違いや展望を知った上で、「なぜ損保業界なのか?」「他の3大メガ損保との違い」といった項目について答えられる様にしておく必要があると言えるでしょう。◆過去の経験に対する質問・1、2次面接と同じくエントリーシートの深堀◆あなた自身に関する質問・1、2次面接と同じくエントリーシートの深堀◆志望動機に関する質問・なぜ損保業界で損保ジャパン日本興亜なのか・志望動機こちらの動画では面接の全体像について解説しています。ぜひご覧ください。最後に損保ジャパン日本興亜の選考では、1、徹底したお客様視点でコミュニケーションによる信頼関係を構築していく力2、新しいことに挑戦し、成功するまでやり続けられる胆力という2つの素養をうまくアピールすることが大切となります。特に、面接ではほぼ学生時代頑張ってきたことの深掘りで進むため、上記2つの素養を盛り込んだエピソードを使うとともに、面接時には何よりも「自信を持ってハキハキとありのままを伝える」ということを意識してください。エピソードの内容が例え優れたものではなくとも、「誠実さ」「情熱」といったTOPMESSAGEにも述べられていた人材に合致する様な話し方を評価されて内定を勝ち取っている例も紹介されています。さらに、最終面接までの段階で必ず損保ジャパン日本興亜への志望動機を固め、最終面接で「必ず御社でなければならない」という理由を伝えられるようにしてください。以上のことを重視すれば、損保ジャパン日本興亜の内定も夢ではありません。参考:損保ジャパン日本興亜の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから損害保険業界を志望している方は、以下の記事も参考にしてください。19卒の本選考対策記事です。ビジネスモデルの解説や求める人材などからES解説まで網羅的に記載されています。参考:参考:参考: