みずほフィナンシャルグループ(みずほ銀行・みずほ信託銀行)関連のテクニック
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- みずほ銀行の内定者ES解説!選考通過のエントリーシートの共通項 18,819 views 前回の解説の通り、三井住友銀行、みずほ銀行ともに、「周囲の人とどのように関係を築くことができるか」という点は重視して採用活動をしているように感じます。学生が伝えたいと思いがちな「個人として努力をして成果をあげた経験」ではなく、周囲との関係性に着目した学生時代の経験が求められていることを理解してからESは書くようにしましょう。今回は、アパレル店でのアルバイト経験をもとに、周囲とどのように関係を構築したか書いてくれたメガバンク内定者のエントリーシートになります。他の通過者のエントリーシートも参考にしてみたいと考えている人は、こちらを参考にしてみてください。みずほフィナンシャルグループのES・選考レポートを紹介しています。参考:みずほフィナンシャルグループES・選考レポート一覧一つ目の設問・当グループを志望したきっかけ(具体的な出来事)<200字以内>二度の短期留学先での経験や、中小メーカーの社長とお話をした経験から、日本の企業を支える仕事がしたいという思いがあり、中でも様々な業界、規模の企業に関わり、融資をはじめ幅広いサービスで企業を支える銀行を志望しております。無形商品を扱う業界であるため、人を重要視し他社を含め多くの社員の方にお会いしたが、私は貴社の座談会でお話を伺った上野さんに、仕事への思いや誇りの強さを最も感じ、貴社を志望しております。自分自身の過去の経験と結びつけて、「日本の企業を支える仕事がしたい」と出来ている点は評価できるでしょう。また説明会に参加しており、具体的な人の名前をあげて志望している点を伝えられる点も評価できると思います。200文字という文字数の中に盛り込むのは難しかったのでしょうが、同時に、「銀行での仕事」に適正があることを、学生時代の経験から語れるとよりよいと感じます。「留学経験+中小メーカーの社長との対話から日本企業を支えたい」+「アパレル店でのアルバイト経験で培った周囲との信頼関係構築を銀行での顧客との関係構築においても活かしたい」の両方が語れるとよいでしょう。もちろんエントリーシートに全て盛り込む必要はなく、面接で聞かれた際に答えられれば十分です。基本的な志望動機のフレームワークについては事前に整理しておきましょう。志望業界、企業に関わらず論理的な志望動機を書くためのフレームワークを紹介しています。具体例として人気企業内定者の回答も紹介しているため、フレームワークがどのように活きているか確認してみてください。参考:二つ目の設問選考会エントリーするコースの選択理由<100字以内>法人営業として、様々な規模の企業を支えたいため。また、顧客のニーズを末端でくみ取り、それを他部門と共有、連携し最適な提案を作りあげる中で、自身の強みである周囲を巻き込む力を活かしたいと考えたため。ここで自分の強みに言及できているのはよいと思います。下記のエピソードから実際に強みであることが伝えられている点もよいでしょう。銀行業務の中でどのように活かすのかある程度のイメージが出来ている点も評価できます。「強みを企業においてどのように活かすか」というのは必ず聞かれることなので、このレベルでよいので、業務内容と結びつけて答えられるようにしておくとよいでしょう。三つ目〜四つ目の設問これまでに一番力を入れて取り組んだ出来事(周囲との関わりがある出来事を入力)<30字以内>服飾店でのアルバイトリーダーとして売上向上に貢献したこと。1.いつ頃の出来事か、2.得られた成果やそれに至る工夫、3.苦労やそれを克服するための努力等<300字以内>大学2年の1月ごろにリーダーを任され、全27店舗中16だった状況から現在5位まで伸ばすことができた。バイトスタッフ全員が本気になれる環境を作るために、まず客単価で一位という目標を明確化し、また、全員が目標や意識を共有できるよう、飲み会なども積極的に企画した。任された当初は、年齢、経験共に上の方からリーダーとして認めてすらもらえなかったが、自分のシフト以外の日も顔を出す、全商品を試着し誰より商品知識を身に付ける、カラーコーディネーターの資格を取るなど、目標に向け、率先して行動を起こした。結果的に信頼を得られたと同時に、周囲のモチベーションも高まり客単価では全店舗で一位の店舗とすることができた。非常によい経験だと思います。「任された当初は、年齢、経験共に上の方からリーダーとして認めてすらもらえなかった」という状況から、どのように信頼関係を構築してきたのかがよくわかります。銀行の仕事においても、取引先の経営者に信頼されるために、率先して行動する姿が浮かびます。学生時代の経験でも、同じコミュニティに所属する人でも信頼関係を構築できる人と、そうではない人がいると思います。そういった人たちはなぜ信頼できるのか、なぜ信頼できないのかを考えてみると、組織の中でどういう人が好まれるのかが見えてくるのではないでしょうか。上記の内定者のように、地道に自分の出来ることを率先して行動する人にはやっぱり人はいい印象を抱き、関係構築も容易になるでしょう。このように信頼関係を構築するための自分なりの手段や考え方を面接では共有できると評価はより高まるでしょう。最後に人との関わり方は人それぞれです。信頼関係構築の方法論についても、人それぞれでしょう。こういったことは学生生活ではなかなか意識せず、就職活動になって初めて、自分なりの方法論を意識するようになるのではないでしょうか。他者から見られる自分について振り返り、仕事ではどのように活かせるのか考えるのが自己PRや学生時代頑張ったことのスタートなのかもしれません。
- みずほフィナンシャルグループのインターン選考(ES・webテスト・面接)対策|合格者ES付き 85,284 views 本記事では、みずほフィナンシャルグループの22卒向けサマーインターン内容から具体的な選考対策までを紹介します。みずほフィナンシャルグループのES一覧はこちらから本記事の構成金融業界とはみずほフィナンシャルグループとはみずほフィナンシャルグループのインターン内容みずほフィナンシャルグループの求める人材像みずほフィナンシャルグループのインターン選考フローみずほFGのインターン選考:エントリーシート(ES)対策みずほFGのインターン選考:Webテスト対策みずほFGのインターン選考:面接対策最後に金融業界とはここでは、金融業界について紹介していきます。そもそも金融とは、資金が余っている人から資金を必要としている人に資金を融通することを言います。銀行はわかりやすい例であり、「皆さんの預金を企業や個人に貸し出し、その利子を得る」ことによりビジネスを行っています。また、金融には「直接金融」と「間接金融」があります。金融業界の代表格とも言える銀行は間接金融に含まれます。直接金融は、資金を必要とした人が株式や社債といった証券を発行し、それを購入してもらうことにより、資金を集めるものです。それに対して間接金融は預金者から資金を集め、その資金を必要な人に貸し出すことを意味します。銀行は皆さんが預けているお金を企業に融資し、その利息をもらうことで利益を生み出しています。つまり、企業が発行した証券を投資家が直接購入し、資金を出資する形になることから直接金融と呼ばれます。ここで証券会社が携わることになり、投資家と企業をはじめとした資金需要のある発行体の仲介役となります。その時の手数料で利益を生み出しているのが直接金融の特徴です。その他に市場型間接金融というものがあり、こちらでは間接金融の枠組みを維持しつつ、市場を介した取引を行なっています。代表的なものだと投資信託やシンジケートローンなどが挙げられます。投資信託:投資家から集められた資金を専門の委託会社が金融資産や不動産に投資することで運用し、その成果を出資額に応じて投資家に還元するもの。シンジケートローン:複数の金融機関がシンジケート団というものを組成し、同一の取引条件ので、同時期に行う協調融資のこと。参考:なお、金融業界を志望する就活生には就職エージェントneoの利用がオススメです。アドバイザーから、金融業界を志望する理由を基に、その就活生に合った企業の紹介などが受けられます。少しでも興味があるという方は、下記の画像をクリックしてサービスを利用してみてください。みずほフィナンシャルグループとは2003年設立のみずほフィナンシャルグループは、約59000人(2019年3月時点)の従業員を擁する銀行持ち株会社です。同行は、みずほ銀行、みずほ証券、みずほ信託銀行などのグループ各社から成る統括企業であり、三菱UFJ銀行・三井住友銀行と並んで、毎年多くの就活生がエントリーする三大メガバンクのひとつです。みずほフィナンシャルグループは、銀行・信託・證券、シンクタンク、アセットマネジメント会社が一体となってお客様のニーズに応える「ONEMIZUHO戦略」を同行の大きな特徴としており、他のメガバンクとの違いであると言えます。参考:みずほフィナンシャルグループHPみずほフィナンシャルグループのインターン内容みずほフィナンシャルグループのインターンには上記の3コースがあります。それぞれのコースごとにインターン内容を紹介します。ただ、三つ目のクオンツデジタルテクノロジーインターンシップは修士課程在学の学生向けのコースであり、ここでは省略させていただきます。リアルバンカーズインターンシップ●プログラム概要経済・社会の未来を創造するのは、一つひとつの企業の発展です。<みずほ>には、企業の経営課題に対してソリューションを提供し、それらを通じて金融機関の普遍的存在価値を果たす、法人RMが存在します。「それぞれの企業の発展にどのように貢献するのか」、「どのような想いを抱いているのか」実際の企業への訪問を通じて、Bankerのリアルな現場が体感できます。●日程・会場<東京>①2020年8月17日(月曜日)~19日(水曜日)②2020年8月23日(日曜日)~25日(火曜日)③2020年8月26日(水曜日)~28日(金曜日)④2020年9月6日(日曜日)~8日(火曜日)<大阪>①2020年8月20日(木曜日)~22日(土曜日)②2020年9月1日(火曜日)~3日(木曜日)●エントリー日程第一回応募締切6月15日(月曜日)第二回応募締切6月30日(火曜日)第三回応募締切7月15日(水曜日)※上記締切日までに、WEBテストまで完了しておく必要があります。●応募資格大学または大学院に在籍の方(学年学部学科不問)●留意事項・報酬はありません。・交通費・宿泊費は支給されません。参考:みずほフィナンシャルグループインターンシップ情報サイトグローバルコーポレートファイナンスインターンシップ●プログラム概要上場企業の7割と取引がある<みずほ>の大企業部門。深い産業知見や高い専門性を武器に、真のパートナーとしてクライアントの成長戦略を支えています。GCFInternshipにおいて<みずほ>の強みである大企業ビジネスを体感することで、「グローバルな視点で働くこと」「専門性を磨くこと」の理解を深め、ご自身の将来像やキャリアメイクについて考えるきっかけにしてください。●日程・会場<東京>①8月12日(水曜日)②8月21日(金曜日)③9月10日(木曜日)④9月18日(金曜日)<大阪>9月4日(金曜日)●エントリー日程第一回応募締切6月30日(火曜日)第二回応募締切7月15日(水曜日)※上記締切日までに、WEBテストまで完了しておく必要があります。●留意事項・報酬はありません。・交通費・宿泊費は支給されません。参考:みずほフィナンシャルグループインターンシップ情報サイトみずほフィナンシャルグループの求める人材像ここでは、「みずほフィナンシャルグループの求める人材像」について紹介します。みずほフィナンシャルグループの採用情報サイトには、特集「みずほらしくない人に会いたい」というe-bookがあり、18ページ程ですぐ読めるようなものなので一読しておくと良いでしょう。ここでは2つの項目に着目して考察を進めていきます。みずほらしくない人に会いたい私たちは、今の<みずほ>をぶっ壊す人を必要としています。それは、変化を創り出してこそ、新たな価値を生み出せるからです。<みずほ>を変えるのは、<みずほ>でありたいからです。正解を選ぶよりも正解を創り出す人。【参考】みずほフィナンシャルグループ:特集みずほフィナンシャルグループのような金融業界の企業は、「差別化の難しい金融商品」を扱っており、"ヒト(信頼)が問われる仕事"だと言えます。新規に取引してもらうため、地道な営業や提案を繰り返す中で顧客企業の経営者と関係を築き、その中で差別化の難しい商品の理解を得て、契約に結びつけることが主な業務になります。そこで、「特集『みずほらしくない人に会いたい』・金融という業界」などを踏まえると、下記のような人物が"求める人材像"に当てはまると考えられます。①顧客とゼロから信頼関係の構築ができる人材②相手のニーズを引き出し、担当企業の問題点や課題に対して主体的に提案を行い、解決まで導ける人材③みずほの関係各社と協力体制を築きながら、チームとして担当企業の課題解決ができる人材それぞれの選考フローにおいても上記の「求める人材像」を踏まえ、選考突破を目指していただければと思います。以下に「みずほフィナンシャル・グループの求める人材像」の理解に役立つ記事を載せておきますので、こちらも併せてご覧ください。【参考】みずほフィナンシャルグループのインターン選考フローみずほフィナンシャルグループのインターン選考フローはコースによって異なるため、それぞれのコースごとに紹介します。・リアルバンカーズインターンシップ書類選考→WEBテスト→動画選考及び面接・グローバルコーポレートファイナンスインターンシップ書類選考→WEBテスト→面接※WEBテストは全イベント共通で、受検は一度のみとなります。みずほFGのインターン選考フローみずほFGのインターン選考:エントリーシート(ES)対策みずほフィナンシャルグループの22卒向けサマーインターンのエントリーシート(ES)では、次のような設問が課されます。●本インターンシップへの応募動機を教えてください。(200文字以下)設問の意図シンプルな志望動機を問う設問です。の記事を参考に志望動機を組み立てて行くと分かりやすい内容になるでしょう。参考:多くの学生を悩ませる志望動機の作り方について、企業側の意図を踏まえながら解説していきます。志望動機作りに活用できるフレームワークを紹介しているので、ぜひご活用ください。ただ今回はインターン選考の段階ですので、「銀行の中でも必ずみずほ」というよりも「就職活動の軸」「なぜ金融業界で銀行」なのか?ということが重要となってくるでしょう。意図を踏まえた回答方針自身の現時点での就職活動の軸を述べ、その軸と金融業界がマッチしており、その中でも銀行がいいという論理性を重要視する必要があるでしょう。その際、他の就活生と差別するためにも企業選びの軸の部分に自身の経験を盛り込む事で、説得力を持たせられると良いでしょう。本インターンシップへの応募動機を教えてください。(200文字以下)不動産×金融というフレーズに興味を持ったからだ。私は、人口減少に伴い、より住みやすく魅力がある地域づくりが必要であると考えている。そうした地域づくりと、私たちの生活に欠かせないお金の関係性について学ぶことができる貴社のインターンシップは非常に魅力的だと確信している。インターンシップに参加させていただける際には、自ら主体的に取り組むことで、金融の専門性を活かした不動産業務を深く学びたい。【通過者ES】インターンエントリーシート本インターンシップへの応募動機を教えてください。(200文字以下)私は企業の成長戦略を後押しするために銀行が実際に行う業務、ノウハウを学びたいと思いインターンシップを志望します。私の父はある地方銀行の行員です。父は以前より「銀行は縁の下の力持ちである」と言っていました。この言葉に影響されて、自分もいつか銀行員になり企業を支援したいと考えていました。貴社のインターンシップでは、大学で学んだ経営学、金融の知識を生かし、銀行のリアルな現場を体験したいと考えています。【通過者ES】インターンエントリーシートみずほフィナンシャルグループのインターン選考エントリーシート(ES)はこちら志望動機完全攻略記事一覧1.志望動機とは2.志望動機の書き方3.面接時の志望動機の考え方4.インターンにおける志望動機の書き方みずほFGのインターン選考:Webテスト対策ここでは「webテストの対策」を紹介します。●時間:約90分●形式:玉手箱●科目:言語・計数・パーソナリティ●時間配分:言語(25分)・計数(35分)・パーソナリティ(20分)玉手箱とは玉手箱は日本SHL社が作成している適性検査の一つです。SHL社は他にも「GAB・CAB」という適性検査も利用しており、玉手箱の問題の一部はGABと同じ形式となっています。受験形式はwebテスト形式となっており、自宅等のPCで受験する形となっています。科目は「言語・計数・英語・性格検査」で構成されています。性格検査以外の3科目に関しては、「言語3種類・計数3種類・英語2種類」の計8種類のパターンがあり、以下の通りとなっています。【言語】●論理的読解/GAB形式(32問/15分または52問/25分)●趣旨判定/IMAGES形式(32問/10分)●趣旨把握(10問/12分)【計数】●四則逆算(50問/9分)●図表読取(29問/15分または40問/35分)●表推測(20問/20分または35問/35分)【英語】●論理的読解/GAB形式(24問/10分)●長文読解/IMAGES形式(24問/10分)この中から企業ごとに「各科目1形式ずつ」選択され、出題される形式となっています。(英語は課されない場合もあります。)そのため、各科目ごとに1つの形式の問題が最後まで続いて出題されることになります。例えば、計数で最初に表推測の問題が出題されたのであれば、最後まで表推測の問題しか出題されないということになります。また、対策に関して最も重要となることは"素早く正確に解く"ことです。選考前に問題集を1冊買っておき、しっかりと練習をしておきましょう。Webテスト完全攻略記事一覧1.Webテストとは2.Webテストの種類3.Webテストの対策4.Webテストの答えの入手方法5.Webテストを実際に受験できるサイトみずほFGのインターン選考:面接対策最後に面接の対策を紹介します。21卒のインターンレポートの寄稿がunistyleには無かったため、ここでは20卒向けインターンの面接選考参加者のレポートを参考にします。そのレポートによれば、以下のような面接形式だったようです。面接時間30分程度面接官と学生の人数1人:1人の個人面接※19卒など他の年のインターンの面接選考参加者のレポートを見てみると面接の内容は年ごとに少し変わることもあるようなので、必ずしも以下の内容で22卒以降の面接が行われるとは限らないことをご了承ください。また、以下のような質問がされたようです。(一部抜粋)志望動機学生時代頑張ったこと(ガクチカ)どのような業界を見ているのか(他の業界を含め)それでは、それぞれの設問対策を紹介します。志望動機既にエントリーシート(ES)の設問として聞かれている志望動機は、面接でさらに深掘ったことを聞かれることがあります。そのためエントリーシート(ES)に書いたことを元に自分の考えを一から説明できるようにしておくと良いでしょう。今回はインターンの志望動機の考え方として、将来の目標決まっている場合とインターンへ参加することが目的の場合の2パターンで考えていきます。将来の目標決まっている場合は、その将来の目標を軸に志望動機を作成しましょう。特に、将来の目標について「それを目標としたきっかけは何なのか」の観点からなぜインターンを志望するのかを考えてみてください。「それを目標としたきっかけ」は他の就活生と志望動機を差別化出来るポイントになります。サークルやアルバイト、留学の経験など自分自信の過去の経験を深掘ってみましょう。インターンへ参加することが目的の場合は、「なぜその業界を理解したいのか、なぜその仕事を経験しようと思ったのか」という風に自問自答を繰り返すと良いでしょう。そうすれば、具体的な軸が見つかることに繋がり、強いてはそのインターン志望している動機が見つかるはずです。出来る限り具体的なところまで落とし込んで考え、他の就活生との差別化ができる志望動機を作成しましょう。【関連記事】学生時代頑張ったこと(ガクチカ)面接でのガクチカの答え方は『』でも詳しく紹介しているのでこちらも是非ご覧ください。ガクチカは面接でも定番中の定番の質問です。「どんなことにどの立場で、どのように取り組んできたのか」という話を通して、「あなたが企業に貢献できるポテンシャルがあるのかどうか」を見られています。「学生時代頑張ったことのインパクト」や、それを通して「リーダーシップ・チャレンジ精神・目標達成能力がどれだけあるか」などを知りたいと企業側は考えています。グループ面接や個人面接、面接官の雰囲気に応じてどこまで話せばいいのかを判断し、スムーズに話ができるかといった一言話した中での地頭の良さも見られています。「学生時代最も頑張ったこと、その活動内容と結果」などを具体的に伝えることで、「自分は企業にこのように貢献できる」ということを示しましょう。【関連記事】どのような業界を見ているのか(他の業界を含め)この質問では"銀行・金融業界への志望度・業界理解"を問われています。業界研究を入念に行い、「銀行・金融業界を志望している理由」はしっかりと答えることができるようにしておきましょう。また、「銀行・金融業界」だけでなく、同時に他の業界にも興味を持っている就活生も多数いると思います。そのような就活生はもちろん正直に答えて良いですが、"自身の就活の軸・他の業界に興味を持っている理由"程度はしっかりと答えることができるようにしておきましょう。面接完全攻略記事一覧面接とは(面接を課す意味・評価基準・面談との違い)面接の頻出質問一覧と回答例(志望動機・自己PR・ガクチカなど)面接の逆質問一覧(考える際のポイント・具体例)面接で必要なマナー(入退室・身だしなみ・メール・電話)面接の対策(一次面接・二次面接・最終面接・集団面接・WEB面接・ケース面接・圧迫面接)面接の練習(練習方法・ポイント)面接の準備(選考通過に向けた準備・当日に向けた準備)最後にみずほフィナンシャルグループのインターンは、実際にクライアントの企業に訪問し提案まで行うことができるなど、多くの参加者が非常に満足できる内容だったとコメントしています。また、インターン参加者は限定のイベントにも招待されることがあり、内定に近づくことができるようです。金融業界を志す人はもちろん、志望業界が定まっていない人も是非、インターン選考を受ける事をお勧めします。【関連記事】みずほフィナンシャルグループの企業研究はこちらこちらの動画では、みずほ銀行の選考対策を5分間で解説しています。求める人物像や選考フロー、対策について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
- みずほFGのES徹底解説!選考通過者の志望動機・ガクチカ分析 25,958 views 19卒のみずほフィナンシャルグループ(以下、みずほFG)のエントリーシートが公開されました。みずほFGは三菱UFJ銀行・三井住友銀行と並ぶメガバンクの1つです。銀行・信託・證券、シンクタンク、アセットマネジメント会社が一体となってお客様のニーズに応える「ONEMIZUHO戦略」が同行の大きな特徴であり他のメガバンクとの違いであると言えます。今回の記事では、今年のみずほFGの本選考ESの回答方針を解説します。本記事のコンテンツ・みずほフィナンシャルグループの本選考ES設問・設問1自覚している性格・設問2趣味・特技・設問3就職に際し重視すること・設問4リーダーシップを発揮したエピソード・最後にみずほフィナンシャルグループの本選考ES設問2019年卒のみずほFGのエントリーシートの設問は以下の通りになっています。●自覚している性格<15文字以内>●趣味・特技<15文字以内>●就職に際し重視すること<30文字以内>●リーダーシップを発揮したエピソード<400字以内>昨年までは志望理由を問われていましたが19卒については問われないようです。また最後の設問は学生時代頑張ったことを問うていましたが、19卒についてはリーダーシップを発揮したエピソードを問うており、やや変更をしているようです。以下、設問の意図や回答方針を解説していきます。設問1自覚している性格◆自覚している性格<15文字以内>設問の意図自己PRを求めている質問です。非常に短文になるためこの設問でアピールできることは限られてきますが、どのような人柄であるか、同行の求める人材として掲げる実行力や粘り強さを持っているかどうかを見ていると考えられます。意図を踏まえた回答方針15文字以内なので端的に自身の強みを示しましょう。ポイントは上記にも記載をしている通り、同行の求める人材としての素養があると思わせられるかどうかになります。また、本設問を面接時に深堀りされることを想定して記載するようにしましょう。そのため、面接時に話すエピソードまでイメージして記載する必要があると言えます。参考:→内定レベルの自己PRを簡単に完成させる方法について解説しています。上記のフレームワークを活用する方法についても紹介しているので、参考にしてみてください。内定者の回答と解説「ピンチはチャンス」の雑草魂参考:【内定】エントリーシート(総合職オープン(全域))好奇心旺盛、心配性参考:【内定】エントリーシート(基幹職総合OP)一人目の内定者の回答はまさに同行の求める粘り強さを「雑草魂」という表現を用いて伝えています。また、ピンチをチャンスに変えるという精神の逞しさを短い文章の中で伝えようとしています。二人目の内定者は強みと弱みを端的に表しています。好奇心旺盛ではあるが心配性だという表現は、積極的ではあるが石橋を叩いて渡るタイプですということを伝えようとしています。着実に物事を遂行していくという人柄がわかりやすく出ていると思います。設問2趣味・特技◆趣味・特技<15文字以内>設問の意図何に興味があるのか、どういうことが人より長けていると自覚しているのか、をアピールできるとよいでしょう。また、面接時でのインパクトを重視し少し変わった趣味などを記載することも奇をてらう意味ではよいかと思います。とはいえ、銀行というレガシーが業界においては正攻法を用いる方が無難だと判断します。意図を踏まえた回答方針いずれを書くにしても人柄が伝わるようなことを記載するのがよいでしょう。面接時のアイスブレイクとして面接官から話を振られたときにしっかり話を広げられるようなものにしておくとことは重要です。人の名前と顔を一回で覚えること参考:【内定】エントリーシート(総合職オープン(全域))9年間続けていたテニスとピアノ参考:エントリーシート(総合職)一人目の内定者は特技を記入しています。人の顔をすぐに覚えられる特技は営業職として働く上で非常に重要なことですので、自己PRにもつなげられているため非常によいと思います。ただ、こういった特技はその場で証明でき得るものになるため、本当にできることだけを記載しなければ返り討ちにあうかもしれません。二人目の内定者は趣味とも特技とも言える内容を書いています。9年間続けているということで継続力をアピールできている上、誰でも知っているテニスとピアノであるため受け手もイメージしやすいものとなっています。設問3就職に際し重視すること◆就職に際し重視すること<30文字以内>設問の意図就活におけるあなたの企業選びの軸や価値観、志向性を聞いています。みずほFGと合致しているかどうかを見ていると言えるでしょう。実質的に志望動機を問うているとも言えます。意図を踏まえた回答方針あなたの企業選択の軸や価値観、志向性がみずほFGと合致していることを端的に伝えることがよいでしょう。以下にメガバンク社員が考える志望動機を記載しておきますので参考にしてみてください。参考:内定者の回答と解説社会の根幹を支えられること、様々な人と協力して働けること。参考:エントリーシート(基幹職総合)人の人生を豊かにすることができ、自分自身も成長できること参考:エントリーシート(基幹職(専門))30文字での回答となるためいずれの内定者も抽象度の高い回答となっていますが、みずほFGの求める人物像と合致するような内容になっていると思います。本設問は志望動機として見られるため、面接時ではなぜ銀行なのか、その中でもなぜみずほFGなのかを深堀りされることを想定した準備を徹底しておく必要があります。設問4リーダーシップを発揮したエピソードリーダーシップを発揮したエピソード<400字以内>設問の意図昨年まではこれまでに一番力を入れて取り組んだ出来事を300文字以内で答える質問でしたが、今年からリーダーシップを発揮したエピソードに変わり400文字と分量も多くなっています。会社としてこれまで以上にリーダーシップのある学生を求めているということなのでしょう。その背景として、採用数は削減するものの売上や利益などは担保していかなければならない中で、単なるワーカータイプではなく会社を引っ張っていけるような人材が今後益々必要になってきているのだと考えます。このエピソードからあなたの性格を探ると共に、「主体性、誠実さ、責任感などから人と信頼関係を構築し、周りの人を巻き込む」「自分の考えやビジョンを発信し、周りと共有する」リーダーシップの力があるのかを見ていると言えるでしょう。意図を踏まえた回答方針学生時代に頑張ったことの中でも、みずほFGの求める人物像と自身がマッチしていること、リーダーシップを発揮した経験をピックアップして書くと良いでしょう。言うまでもなく、現在金融業界は過渡期を迎えています。苦境とも言えるこの状況を乗り越えていくためには、一人ひとりがリーダーシップを発揮して組織を引っ張っていく必要があると言えます。以下の記事を参考にして、エピソード作成を行ってもらえればと思います。参考:→就職活動において、リーダーシップを上手くアピールする方法について解説した記事です。有名企業内定者のESの解答例も掲載されていますので、参照してみてください。内定者の回答と解説テニスサークルにおいて、中心となって練習の改革を進めたこと。200人が所属するテニスサークルで幹部を務めていた際、週1回の練習の参加率が5割に低下しており、幹部間で話し合い、協力して参加率改善を目指した。その中で、周囲と信頼関係を築き、ニーズを把握できるという私の強みを活かし、私がサークル員との接点となることを提案した。私がサークル員の意見を汲み取り、解決策を幹部で話し合い、私が実行するという形である。欠席者に個別に連絡を取り、練習に参加しない理由を探ると、人数が多くて練習の効率が悪いという理由が多かった。解決策として、練習の意義を技術の向上ではなく、サークル員との交流が目的と再定義し、メニューを改善した。当初はサークル員の理解が得られず、参加率は伸び悩んでいたが、地道にサークル員に理解を呼びかけ続け、課題を聞き出し改善を続けた。その結果次第に参加率は改善し、最終的には当初の2割上昇した参考:エントリーシート(オープンコース)設問の意図に沿った回答ができているため、内容としてよくできていると思います。面接ではこの経験をより深掘りされると思うので、対策しておくと良いでしょう。また、この経験から得た学びを面接では伝えられると良いと思います。最後に昨年と質問内容はほとんど変わっていませんが、リーダーシップを発揮したエピソードを今年は求めていることから会社としてリーダー素養のある学生を求めているのでしょう。みずほFGの選考対策に関しては以下の記事でも取り扱っていますので、選考を志望している方は併せて参考にして下さい。参考:参考:また、求める人物像に関しては三井住友銀行とも近いと思うので、三井住友銀行の求める人物像と内定者のESも参考にして書くと書きやすいでしょう。参考:こちらの動画では、みずほ銀行の選考対策を5分間で解説しています。求める人物像や選考フロー、対策について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
- みずほフィナンシャルグループのインターンシップ|ES・GD・面接対策 27,699 views みずほフィナンシャルグループのインターンシップESはこちらからみずほフィナンシャルグループは、みずほ銀行、みずほ証券、みずほ信託銀行などのグループ各社から成る統括企業です。三大メガバンクの一つであり、三井住友銀行に次ぐ業界第三位の業績をあげています。今回は、そのようなみずほフィナンシャルグループのインターンの概要から選考突破方法まで紹介していきたいと思います。なお、みずほフィナンシャルグループをはじめとした銀行業界を志望する就活生には就職エージェントneoの利用がオススメです。アドバイザーから、銀行業界を志望する理由を基に、ほかに受けるべき企業に関するアドバイスなどが受けられます。少しでも興味があるという方は、下記の画像をクリックしてサービスを利用してみてください。本記事のコンテンツ・みずほフィナンシャルグループのインターン内容について・みずほフィナンシャルグループインターンシップES設問・みずほフィナンシャルグループのグループディスカッション対策・みずほフィナンシャルグループのインターン面接対策・最後にみずほフィナンシャルグループのインターン内容についてみずほフィナンシャルグループのインターンは、実際に企業を訪問しその企業の事業課題を発見し、それに基づき成長戦略を策定し実際に提案をするという、法人営業を体感できる内容です。内容的に「みずほフィナンシャルグループのインターン」というより、「みずほ銀行」の法人RMを体感するプログラムとなっています。過去のインターンは5日間で9時~20時開催で、非常にタフなインターンだったようです。実際に企業訪問を行うというインターンの特性上、真面目な雰囲気な人が多く、最終日には人事を含め多くの学生との交流機会がある懇親会が開催されたようです。インターンから直接内定が獲得できるというわけではありませんが、インターン参加者限定の特別ルートがあったようです。参考:みずほフィナンシャルグループインターンレポート→みずほフィナンシャルグループインターンに関する過去参加者のレポートです。みずほフィナンシャルグループインターンシップES設問1.インターンシップに応募した動機について入力してください。(300文字以内)2.現時点での〈みずほ〉のイメージや、知っている事を入力してください。(50文字以内)3.これまでに一番力を入れて取り組んだ出来事を入力してください。(300文字以内)参考:「みずほフィナンシャルグループリアルバンカーズインターンシップ」設問1:インターンシップに応募した動機について入力してください。(300文字以内)私は2点の理由より、銀行の法人営業に興味を持っています。1つは、様々な企業と関われる点です。私は興味の幅が広い性格で、1つの業界にとどまらず仕事をしたいと考えています。法人営業は様々な企業と関わり、共にビジネスができる点で魅力的だと考えています。2つ目は、自分が成長できる点です。法人営業では、様々な人や会社の利害を調整し、大きなお金を動かすことが求められます。私は300人が所属するサークルの運営に大きな達成感を感じたことから、法人営業はどんな仕事よりも達成感が得られ成長できると考えています。以上より、法人営業の業務を実際に体感したいと思い、また他の業務についても知識を深めたいと思い応募しました。参考:みずほFGインターンエントリーシートこの設問ではみずほのインターンへの志望動機が問われています。志望動機の書き方については、以下の参考に挙げている「内定レベルの志望動機が10分で書けるフレームワーク」を参照にすればスッキリ書けると思います。ただ、インターンの段階ということもあり、「銀行業界の中でも何故みずほか?」といったところまで深く追及しなくても良いでしょう。この設問では「①将来成し遂げたいこと、企業選びの軸」「②それらが形成されたきっかけとなる出来事」「③それらがみずほフィナンシャルグループと合致するものであるか」という点を意識して記述しましょう。参考:→志望動機を述べる際に最適なフレームワークを提示しています。また、基本的な志望動機の書き方については下記の動画を参考にしてください。志望動機の書き方のポイントが端的にまとめられているので、動画でサッと確認したいと思っている方にオススメです。設問2:現時点での〈みずほ〉のイメージや、知っている事を入力してください。(50文字以内)グループ内に様々な金融機能を有しているため、様々な顧客ニーズにスピード感のある対応ができるイメージ。参考:みずほFGインターンエントリーシートこの設問では純粋に自分の知っていることを記述すればよいでしょう。みずほの代表的な特徴として「銀行・信託・証券一体戦略One-MIZUHO」が挙げられます。また、みずほ銀行がソフトバンクに融資していることは比較的知られているように思いますが、先日両者は共同出資会社を設立しAIを用いた個人向け融資を開始すること発表しました。以下を参考にしてみてください。参考:みずほとソフトバンク、AI活用の融資発表→みずほとソフトバンクは潜在的な資金需要の掘り起こしやコスト削減につなげる為にAI活用をすると発表しました。2017年前半から実施しています。詳細はリンクを参照ください。設問3:これまでに一番力を入れて取り組んだ出来事を入力してください。(300文字以内)運営しているテニスサークルの合宿での経験です。3年夏の5泊6日の合宿には150人が参加し、私はその幹事を務めました。またサークルではサークル員を5つの班に分けており、合宿では班単位で行動するのですが、私はその班長も務めました。班長としての仕事は班員の仕切りと班別行動の企画運営です。性別も学年も異なる30人を、何もない場所で約2時間楽しませる企画を何個も考案し、それをテニスの練習や幹事の仕事もある中で行うのは1人では不可能だと考えました。そこで、幹部の仕事は他の幹部に協力してもらい、企画は同じ班の友人と共に考案、運営しました。結果仕事はミスせず、企画はとても高い評価をもらうことができました。参考:みずほFGインターンエントリーシートこの設問では、学生時代に最も力を入れた経験から導かれる学びや強みが銀行業界が学生に求める資質と合致しているか注意しましょう。それでは、銀行業界が学生に求める資質とは何でしょうか。以下に抜粋するみずほ銀行の行員のプロジェクトストーリーに沿って考えてみたいと思います。トルコに橋を架けようとしているX社へみずほ銀行が融資を決定するまでの、X社のD部長とみずほ銀行の行員のやりとりの話です。D部長のいう「サポート」には単なる資金調達だけではなく、当然に現地の投資環境や金融ルールに関する情報を提供するといった、コンサルティング的な役割も含まれています。過去にX社のベトナムの案件をお手伝いしたときも、詳細な現地レポートや金融規制などの情報を提出して差し上げたところ、D部長は大変喜んでくれました。(中略)とにかくトルコの金融情勢を知らなければ話が始まりません。いくつもの現地企業や会計事務所に連絡をし、何とか大手コンサルタント会社の担当者とコンタクトを取ることができました。もちろん普通に業務委託するとなると、莫大なコンサルティング料が発生してしまいます。が、再三にわたり粘り強く交渉し、無償でトルコの金融情勢に関する資料を入手することに成功したのです。でも、ここからが勝負です。送られてきたのは200ページにも及ぶ膨大な英文資料です。その日から辞書を片手に資料と格闘する毎日が始まりました。通常業務を抱えながら、空き時間を利用しては、必要箇所を日本語訳し、内容を咀嚼し、要点をまとめていきました。レポートが完成したのはそれから一週間ほど経ってからです。(中略)「この内容で間違いないだろう。この条件を前提にファイナンススキームを考えたい。坂倉さん、引き続き知恵を貸してくれませんか?」あきらめないでよかった。精一杯に頭を下げながら、これまで経験したことのない達成感が胸いっぱいに広がるのを感じました。(中略)私も「きずな」という橋を架けることができたんだ—。「きずな」。それは、X社と<みずほ>が共に歩み、未来へと前進するための架け橋です。メイン行としての現在の地位は、過去の諸先輩の苦難や想いが礎になったもの。私たちは、その歴史を真摯に受け止めながら、次の世代へ、そのまた次の世代へと橋渡ししていかなければならないのです。参考:「トルコの橋がつないだ「きずな」」この話で登場する行員はX社のD部長とかねてより信頼関係が構築できていましたが、今回はD部長の要望に応えられずにX社との信頼関係に暗雲が立ち込めました。しかし、徹底的にトルコ情勢について調べ上げそれを基に融資案を完成させ、なんとかトルコの橋建設への融資決定を勝ち取りました。また、この話に登場する行員はX社の社員を含め、情報収集のために現地企業、会計事務所、コンサルティング会社から協力を得る形で様々な立場の人と関わりました。以上を考慮し、「」に基づいて銀行業界が求める人材を考えると、「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」上記のような人材が求められていると考えられます。まとめると、この設問では学生時代の経験から導かれる強みや学びが上記の資質と合致していることを示せばよいでしょう。基本的なガクチカの書き方については下記の動画を参考にしてください。みずほフィナンシャルグループのグループディスカッション対策みずほフィナンシャルグループのインターン選考におけるグループディスカッションは6~8名で行われ、過去には「架空の会社に事業提案を行う」といったお題が出されたようです。グループディスカッションのお題はコンサルの面接で課されるケース問題と共通する場合が多いので、ケース面接対策がグループディスカッション対策につながります。以下に紹介する本などを用いて対策するのがよいでしょう。また、グループディスカッションは慣れの要素も強いので、他社のインターン選考を積極的に受けることで経験値を積み、早いうちに慣れることが重要です。参考:みずほフィナンシャルグループインターンレポートです→みずほフィナンシャルグループインターンに関する過去参加者のレポートです。東大生が書いた問題を解く力を鍛えるケース問題ノート50の厳選フレームワークで、どんな難問もスッキリ「地図化」こちらの動画ではグループディスカッションの全体像について解説しています。ぜひご覧ください。みずほフィナンシャルグループのインターン面接対策【個人面接】20分ほどの面接だった。比較的上の年次の人事と1対1。エントリーシートに記入した内容を中心に質問された。終始なごやかな雰囲気だった。・高校で所属していた部活動について・大学で力をいれてきたことについて・インターンを志望した理由・金融業界に興味をもつようになったきっかけ・グループディスカッションはどうだったか等の質問をされた。参考:「みずほフィナンシャルグループインターンレポート」→志望動機を述べる際に最適なフレームワークを提示しています。みずほのインターン面接では主にESに沿って面接官が気になったことを質問する形のようです。過去の質問内容は学生時代頑張ったこと、志望動機などの基本事項が主なようなので、ESに記載した内容を詰めておき分かりやすく面接官に伝えられるようにしっかりと準備しましょう。また、ESと矛盾した話をしないように注意しましょう。参考:「みずほフィナンシャルグループインターンレポート→志望動機を述べる際に最適なフレームワークを提示しています。こちらの動画では面接の全体像についてわかりやすく解説しています。ぜひご覧ください。最後にいかがだったでしょうか。みずほのインターンは書類、GD、面接とハードルが高いですが、その分選考を受けるだけでも得られるものも大きいでしょう。インターンに参加すると特別選考ルートに乗る可能性もあり、インターン選考を受けて損をすることは無いはずなので、是非積極的に選考に参加しましょう。また、三大メガバンクの事業や社風の違いをまとめた業界比較記事がunistyleの過去の記事にあるので、以下のリンク先をぜひ参考にしてみてください。参考:三菱UFJ・三井住友・みずほの事業・社風・選考内容比較【unistyle業界研究】→日本3大バンクの特徴を簡潔に提示しました。みずほフィナンシャルグループの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらからこちらの動画では、みずほ銀行の選考対策を5分間で解説しています。求める人物像や選考フロー、対策について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
- みずほFGの採用情報から考えるES・テスト・面接対策 34,156 views みずほフィナンシャル・グループ(以下、みずほFG)は三菱UFJ銀行・三井住友銀行と並んで、毎年多くの学生がエントリーするメガバンクのひとつです。(少なくとも現時点では)一部の上位大学では「メガバンクは滑り止め」というスタンスでエントリーしている学生も見受けられます。参考:→「メガバンクは滑り止め」という考えをもってメガバンクの選考を受ける学生も多いと聞く慶應生。そんな慶應生による慶應生の就職活動の実態を提示します。しかし、現実はそう甘くはありません。実際、慶應義塾大学などのいわゆる「高学歴」学生でも、必要な準備・対策を怠ればあっさり落とされているのが実情です。本記事では、みずほFGから内定を獲得するための選考対策プランをお伝えします。この記事さえ読めば、みずほFGの選考を突破するために最低限必要な知識・心構え・スケジュール意識を網羅することができます。本記事のコンテンツ・みずほFGの”OneMIZUHO”戦略・みずほFGのビジネスモデル・みずほFGの求める素養・みずほFGの本選考フロー、採用数・みずほFGの本選考エントリーシート対策└【参考】みずほFG内定者のES・みずほFGの本選考Webテスト対策・みずほFGの本選考面接対策・最後に:みずほFGに評価されるためにみずほFGの”OneMIZUHO”戦略みずほFGは、3つの金融機能(銀行・信託・証券)をワンストップに統合する”OneMIZUHO”戦略を掲げています。そして、みずほFGはこの枠組みを新卒採用にも当てはめており、「銀行」と「信託」の2つの部門の新卒採用を一括して行っています。したがって、皆さんが「みずほFG」の選考を通過して内定・入社に至った場合、「みずほ銀行」か「みずほ信託銀行」のいずれかに配属されることになります。(なお、同じくみずほFGの傘下にあるみずほ証券、アセットマネジメントOneなどの企業は別個で新卒採用を行っています。)したがって、本記事ではみずほFGとしての採用枠(みずほ銀行・みずほ信託銀行)に考察対象を限定し、選考対策プランをお伝えします。また、みずほFGの新卒採用では、大きく2つの採用枠が設けられています。入社後に配属部門が決まる「オープンコース」、エントリーの時点で配属領域が決まっている「スタート特定コース」です(後者はさらにGCFコース、GM・AMコース、RESコース、年金ACコースと細分化されています)。この点については、以下の記事を参照してください。参考:→みずほFGはコース別の採用を行っており、オープンコースとスタート特定コースに分かれています。今回は各コースの詳細・各コースの見解を提示します。本記事を参考にし、選考を受けるコースを選択すると良いと思います。みずほFGのビジネスモデルまず、みずほFGのビジネスモデルについて、①収益源、②商材・サービス、③商材・サービスの提供方法、以上3つの切り口から簡単に解説します。みずほFGの収益源銀行のビジネスの本質は、「お金を移動させる」ことにあります。すなわち、「お金が余っている個人・法人」からお金を預かり、そのお金を「お金が足りない個人・法人」に貸し付けるビジネスです。したがって、銀行の本質的な収益源は、大きく2つに集約されます。すなわち、お金の貸付・返済のときに生じる「金利」、そして金融商品(投資信託など)の売買やATMの使用料などを含む「手数料」です。みずほFGの商材・サービス当然のことながら、銀行はかたちのある商材を持ちません。融資を行うヒト(銀行員)および彼らが行う一連の金融サービスに加えて、無形の金融商品(各種債券や投資信託など)を提供することで収益をあげています。みずほFGの商材・サービスの提供方法銀行員の多くはそれぞれ法人(大企業から中小企業まで)をクライアントに持ち、彼らに対する営業活動を通じてさまざまなファイナンス・ソリューションを提供しています。単純にお金を貸し付けるだけでなく、クライアント企業の経営状態にマッチするやり方を提案する(ストラクチャード・ファイナンス)など、多岐にわたる営業活動によって対法人融資を展開しています。みずほFGの求める素養上記のビジネスモデルを踏まえて、みずほFGがどのような素養をもつ学生を求めているか、考察してみましょう。ここでは、みずほFGの求める人材像として、2つのポイントに言及します。①顧客との信頼関係をもとに課題を発見・課題する力上述のように、銀行員にはファイナンスという切り口からクライアント企業をサポートする役割が求められます。従って、クライアント企業の人間と信頼関係を構築する対人能力に加えて、彼らの抱える経営課題を発見する力、そしてそれを解決に導く力が重要視されると考えられます。②個人として成果を出すことができる実行力・粘り強さ銀行の法人営業チームにおいては、銀行員ひとりひとりの融資額など、個人として具体的な成果を出すことが求められることもあります。みずほFGのようなメガバンクの選考においては、目標達成に向けて自走する力や継続的に努力する力など、個人として成果を出すための実行力・粘り強さをアピールすることも有効でしょう。(+α:③新しい仕組みをつくり出す力)みずほFGは、ほか2行のメガバンクに比べて、FinTechやAIなどの新規領域にも積極的に投資を行っています。実際、AIが融資判断を行うサービス「J.Score」(ソフトバンクとみずほFGの共同案件)や、LINE上で残高照会ができる「LINEでかんたん残高紹介サービス」など、これまでにない仕組みの金融サービスを次々にリリースしています。参考:みずほFG新卒採用HP「FinTechと<みずほ>FinTechandMizuho」こうした事実を踏まえると、金融という切り口から新しい仕組みを構想し、それを実現する力も、アピールポイントのひとつとして適切になるかもしれません。みずほFGの本選考フロー、採用数本選考フロー次に本選考フローを見ていきましょう。内定者の選考レポートによると、みずほFGオープンコースの選考フローはエントリーシート提出▼Webテスト(4月〜)▼リクルーター面談(複数回、4月)▼面接(複数回、6月)となっています。面接は1次面接から2次・3次・最終面接と4回程度行うのが一般的のようですが、みずほFGはセミナーや説明会を多数実施しており、参加数が多いとリクルーターが付いたり、面接の回数が減ったという話もしばしば耳にします。説明会やセミナーへの出席回数は数えられていると考えられるため、一つな重要なフローとみなして、予定が合えばなるべく多く参加するべきでしょう。また、内定者の選考レポートによると、スタート特定コースでは選考過程でSummerJobと呼ばれるインターン型の選考が入ったり、面接の日程がオープンコースに比べて早くなるようです。採用数2018年版の就職四季報には、1880名採用と書かれていましたが、2019年版では1365名採用となっています。採用人数が約3割減となっているのは、先ほども紹介記事に挙げた組織改革の影響を受けているからかもしれません。みずほFGは男女・文理別の採用実績を公開していませんが、企業のホームページを見ると、各職種何人採用する予定なのかが明らかになります。みずほFGの新卒採用情報サイトによると、2018年度は基幹職(総合):550名程度基幹職(専門):165名程度特定職:650名程度と記載されています。基幹職(総合)は入社当初の配属部署が決まっていないオープンコースと、配属部署が決まっているスタート特定コースに分かれています。それぞれのコースの採用人数はみずほFG新卒採用サイトによると、2018年度はオープンコース:495名程度GCFコース:30名程度GM&AMコース:15名程度RESコース:5名程度年金ACコース:5名程度となっています。みずほFGは採用人数や男女比等を一切公表しないため、各コース別の採用人数の推移は不明ですが、これらは2018年度の予定なので、2019年度もある程度近い、もしくは全体的に減らした採用者数になると予想されます。みずほFGの本選考エントリーシート対策2018年卒のみずほFGのエントリーシート(ES)の主な設問は、以下の2つでした。◆当グループを志望した理由〈300文字以内〉◆これまでに一番力を入れて取り組んだ出来事<300字以内>以下、対策方針をお伝えします。ES回答にあたって注意すべきポイント問われているのは、①志望動機と②学生時代頑張ったこと、この2つだけです。いずれも選考を勝ち抜くうえでは基本中の基本ともいえる内容ですので、そのぶん伝えるべき内容だけをシンプルに盛り込み、洗練された300字に仕上げたいところです。また、この2つはES通過後の面接でも繰り返し説明を求められる内容でもあるため、ES作成の段階から面接での想定質問などをイメージしながら書くとなおGoodでしょう。求められる素養を踏まえたES回答プラン1つめの設問「当グループを志望した理由」は、シンプルに志望動機を問うています。みずほFGの業務内容と、2つめの設問で回答する「学生時代頑張ったこと」の内容とをリンクさせた志望動機をつくり上げましょう。また、「これまでに一番力を入れて取り組んだ出来事」については、上述した2つの素養、すなわち①顧客との信頼関係をもとに課題を発見・課題する力、②個人として成果を出すことができる実行力・粘り強さのいずれか(あるいは両方)に結びつけて回答しましょう。【参考】みずほFG内定者のES当グループを志望した理由<300字以内>私が銀行を志望する理由は、多くの人の悩みを一番解決できると思うからである。それは自分の扱う領域が銀行、証券、信託と幅広くそれらを用いることで個人から会社組織、あるいは社会全体への貢献ができると考えている。また、銀行は形のない商品を取り扱うからこそ人間性と信頼が重要になるため、自分の強みである対話力を生かせると思った。そこから、銀、証、信を"onemizuho"という戦略で、会社全体で体現する貴行を強く志望している。行員の方とのお話で、同じ支店内に領域の違う人々がいるとお聞きし、現場に戦略が浸透していることに魅力を感じた。私も貴行で金融としての知見を深め、社会の多くの悩みの解決をしていきたい。【参考】みずほFG内定者のESこれまでに一番力を入れて取り組んだ出来事<300字以内>私は軟式野球部でマネージャーとして活動しました。私は、毎年マネージャーの退部者が続出することを問題視し、後輩の退部者ゼロを目標としました。しかし、週5日の炎天下での練習や、70人分の洗濯物、事務作業は大変苦しく、いつも暗い雰囲気でした。そこで、私は仕事を効率化し、雰囲気の改善を図りました。具体的には、帰宅後に野球中継を見てスコアの練習をし、事務作業の時間を短縮しました。そして、後輩への丁寧な指導を実現しました。また、頻繁に連絡を取ることで、良き相談相手であるよう努力しました。結果、後輩は退部者がゼロとなり、選手からは「マネージャーの雰囲気が明るく、モチベーションが上がった」との声もありました。みずほFGの本選考Webテスト対策みずほFGではエントリーシート提出後にWebテストが課されます。Webテストは、日本エス・エイチ・エル(SHL社)の玉手箱です。自宅受験型のWebテストであり、言語、計数、性格が出題されたということです。SPI3と比べて難易度が高いとされているWebテストでありますが、玉手箱をWebテストに選ぶ企業も多く、そのぶん受ける機会も多いテストであると言えます。通過率に関しては明らかになっていませんが、unistyleに投稿されている内定者の選考レポートによると内定者達は「参考書を一通りやる」ぐらいの準備で突破しているので、通過率はそこまで低くはないのかもしれません。しかし、Webテストの段階で落ちてしまうと、面接まで行けずに企業研究や自己分析も無駄になってしまうので、対策するに越したことはないでしょう。みずほFGの本選考面接対策みずほFGの面接選考フローでは、複数回のリクルーター面談(無い場合もあり)と1〜4回の面接が課されます。以下では、みずほFGのリクルーター面談や面接で実際に問われた内容をまとめるとともに、それらへの対策プランを提示します。参考:みずほFGのエントリーシート・選考レポート→みずほFGの本選考ES・レポート及びインターンES・レポートを提示します。リクルーター面談の内容みずほFGの選考では、「質問会」や「キャリア面談」といった位置付けのもと、複数回のリクルーター面談が行われるようです。参考:→リクルーター、及び面談を解説した記事です。企業側の意図、またそれらを踏まえた対策や心構えを解説しています。リクルーター面談では、学生側から志望動機に関する相談や逆質問を行うことができる一方、社員から以下のような質問がなされることもあるようです。◆過去の経験に対する質問・大学時代に一番力を入れたことは何か。・なぜその活動に力を入れたか。◆あなた自身に対する質問・自己紹介・仕事に求めることは何か。◆志望動機に対する質問・金融業界への志望動機・銀行への志望動機・メガバンクへの志望動機・みずほFGへの志望動機どれもオーソドックスな内容になっているため、きちんと準備したうえでリクルーター面談に臨みたいところです。なお、リクルーター面談での評価によって、その後に特別なイベントに招待されたり、6月1日以降の面接が一部カットされたりするようです。リクルーター面談で高い評価を得た結果、6月1日に最終面接を行って内定を獲得した事例も報告されています。参考:みずほFGの選考レポート一次・二次・三次面接の内容6月1日以降に行われる一次・二次・三次面接。質問内容は以下のようになっています。(なお、評価の高さによって面接の回数が1〜4回の範囲で変動するようです)◆過去の経験に対する質問・大学時代に一番力を入れたことは何か。・なぜその活動に力を入れたか。・そのなかで困難だったことは何か。・その困難をどう乗り越えたか。・周囲と協力して成し遂げたことは何か。・あなたのアイディアで変革を起こした経験はあるか。・ゼミで何を学び、どのように活動しているか。◆あなた自身に対する質問・自己紹介・あなたの強みは何か。・その強みをみずほFGでどう活かすか。・あなたの弱みは何か。・仕事に求めることは何か。◆志望動機に対する質問・金融業界への志望動機・銀行への志望動機・メガバンクへの志望動機・みずほFGへの志望動機・みずほFGで何をやりたいのか。・就職活動の軸は何か。・海外勤務はできるか。・他社の選考状況はどうか。・みずほFGが第一志望か。◆その他の質問・逆質問・家族はどんな人か。ご覧の通り、非常にオーソドックスな質問ばかりです。ESの内容をもとにしながら、「志望動機」「学生時代頑張ったこと」「自己PR」の3つの論点を分かりやすく伝えましょう。その際は、先ほど挙げた2つの素養(①顧客との信頼関係をもとに課題を発見・課題する力、②個人として成果を出すことができる実行力・粘り強さ)をアピールすることを念頭において回答しましょう。ただし、メガバンクの業務内容に対する理解度やみずほFGの志望動機・志望度については特に詳しく追求されるようです。特に、①なぜ金融業界か?②なぜそのなかでも銀行か?③なぜそのなかでもメガバンクか?④なぜそのなかでもみずほFGか?といった志望動機のロジックについては、厳しくチェックされるようです。それぞれの問いについてクリアな答えを用意しておき、説得力のある志望動機を完成させましょう。最終面接の内容それまでの評価が高ければ、入社の意思を確認するためだけの形式的な面接になるようです。しかし、(志望度が高くないと判断されれば)ここで連絡が途絶えてしまったり、志望動機や学生時代頑張ったことを深く追求されたりするケースも報告されています。あくまで面接内容はケースバイケースと考えて、絶対に油断することなく万全の準備のもと臨みましょう。◆過去の経験に対する質問・大学時代に一番力を入れたことは何か。・なぜその活動に力を入れたか。・そのなかで困難だったことは何か。・その困難をどう乗り越えたか。◆あなた自身に対する質問・自己紹介・あなたの強みは何か。・その強みをみずほFGでどう活かすか。・仕事に求めることは何か。◆志望動機に対する質問・金融業界への志望動機・銀行への志望動機・メガバンクへの志望動機・みずほFGへの志望動機・みずほFGで何をやりたいのか。・他社の選考状況はどうか。・みずほFGが第一志望か。・みずほFGで働く覚悟はできているか。質問の内容自体はこれまでの面接と変わりませんが、「本当にみずほFGで働くマインドができているのか」「みずほFGに内定したら就職活動を終えるのか」など、志望動機および志望度を厳しく追求されるようです。入社意思を繰り返し確かめるスタンスを考えると、「みずほFGが第一志望で、みずほFGから内定が出たら就活は辞める」と言わなければ内定は出ないと考えてよいでしょう。ロジックと熱意を組み合わせ、最後のアピールをしましょう。また、一般的な面接対策に関してはこちらの動画でわかりやすく解説していますので、本記事と併せてぜひご覧ください。最後に:みずほFGに評価されるためにみずほFGの選考フローにおいては、2つのことが重要になります。第一に、①顧客との信頼関係をもとに課題を発見・課題する力②個人として成果を出すことができる実行力・粘り強さ以上2つの素養について、自分の経験をもとにアピールすること。第二に、みずほFGへの志望動機をロジカルに述べること。・なぜ金融業界か?・なぜそのなかでも銀行か?・なぜそのなかでもメガバンクか?・なぜそのなかでもみずほFGか?といった厳しい問いに対して、自分の経験と結びつけながら答えること。みずほFGの内定を獲得するためには、早いうちから自己分析と業界研究・企業研究を行い、計画的に準備を重ねていく必要があると言えるでしょう。なお、みずほFGやメガバンクへの志望度が高い方は、以下の記事も参考にしてください。参考:・→内定を得るために押さえておくべきポイントについて提示している本記事を参考にしてから選考を受けると良いと思います。・→現在、企業価値が高いとされている企業もいつ価値が下がるかわからなくなっている時代と言えます。本記事では銀行員の転職の事例から日系大企業の価値の変遷を提示します。こちらの動画では、みずほ銀行の選考対策を5分間で解説しています。求める人物像や選考フロー、対策について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
- みずほ銀行|求める人材と解説付き内定者ES 74,235 views みずほ銀行は、メガバンク三行の中では唯一、東早慶などの上位校の学生が志望する人気企業ランキングでもtop30に入っておらず、メガバンク二行との差が少しずつ広がってきてしまっているように思います。メガバンク全体としてデジタル化の推進により、雇用者数を減らす動きとなり、人気は下がっていますが、やはり受ける方は多いでしょう。さて、求められている人材については、基本的な業務が同じであり、差別化の難しい金融商品を扱っているため、三井住友銀行が求める人材に近いものになっているでしょう。確認のため、今回もみずほの求める人材について、採用HPの引用から考えてみましょう。【本記事のコンテンツ】・みずほ銀行が求める人材・みずほ銀行の設問└一つ目の設問└二つ目の設問└三つ目の設問└四つ目の設問・最後にみずほ銀行が求める人材現在、私の主要なミッションはこれまで<みずほ>とお取引の無い中堅・中小企業の経営者と向き合い、新規開拓をしていくことです。中堅・中小企業RMの中でも新規開拓の仕事は、文字通りゼロからお取引をスタートさせる非常に厳しい世界です。ただ、厳しいがゆえにそこには新規担当のRMならではの醍醐味があります。お客さまに<みずほ>を選んでもらうためには、お客さま自身も気が付いていない経営上の課題、潜在的なニーズを発掘して、<みずほ>にしかできない提案をすること。それにより他金融機関との差別化を図ることが重要なのです。その際には、かつて大企業のお客さまに対して取り組んだビジネスの経験を活かす場面も多々あります。そうした努力によって、お客さまから「長崎さんがいたから<みずほ>と取引を始めた」という声を聞けることが、何よりの成果であり喜びであると感じています。RMとしての私のモットーは、「<みずほ>の総力を結集して、お客さまの成長に貢献する」ことです。これは、大企業RMでも中堅・中小企業RMでも変わることがありません。グループ各社が親密に連携し、総合金融グループとしてのメリットを如何なく発揮している点が<みずほ>の最大の強みだと思います。(みずほ銀行採用HPから一部引用)前回の三井住友銀行の解説では、大企業を担当する営業のケースを取り上げましたが、今回のケースは中小企業の新規開拓になります。基本的には三井住友銀行の解説同様に、「差別化の難しい金融商品」を扱っており、ヒトが問われる仕事だと言えます。新規に取引してもらうために、地道な営業や提案を繰り返す中で、顧客企業の経営者と関係を築き、その中で、差別化の難しい商品の理解を得て、契約に結びつける仕事であると言えます。上記では「<みずほ>にしかできない提案をすること」とあるものの、実態としては、差別化はなかなか難しい現状の中でどのように選ばれるかという点が最も重要な点であるように思います。仕事内容からは、①顧客とゼロから信頼関係の構築ができる人材、②相手のニーズを引き出し、担当企業の問題点や課題に対して、主体的に提案を行い、解決まで導ける人材、③みずほの関係各社と協力体制を築きながらチームとして担当企業の課題解決ができる人材が求められると言えます。これら①〜③の資質があることを、学生時代の経験から説明・証明することが求められています。みずほ銀行の設問◆みずほフィナンシャルグループを志望したきっかけ(具体的な出来事)を入力してください。(200文字以内)◆当該コースを選択した理由を入力してください。(100文字以内)◆これまでに1番力を入れて取り組んだ出来事を入力してください。(周囲とのかかわりがある出来事を入力してください)(30文字以内)◆その出来事について1.いつ頃の出来事であるか2.得られた成果やそれに至る工夫3.苦労やそれを克服する為の努力等を入力してください。(300文字以内)一つ目の設問◆みずほフィナンシャルグループを志望したきっかけ(具体的な出来事)を入力してください。(200文字以内):みずほフィナンシャルグループ企業のチャレンジを実現できる仕事に就きたいと考えていて、大企業取引に強みを持つ貴行に興味を持ちました。説明会などで行員の方とお話しする中で、落ち着いた雰囲気の中に熱いものを持っていらっしゃる行員が多い印象を受け、私の性格や考え方と合致していたため志望いたしました。志望動機の詳細については、三井住友銀行の解説を参考にしてほしいと思います。銀行の仕事について抽象化し、学生時代の経験に結びつけている内定者のエントリーシートの解説もあるのでこちらも参考にしてください。二つ目の設問◆当該コースを選択した理由を入力してください。(100文字以内):みずほフィナンシャルグループ私は商業銀行・信託銀行を横断した人事異動に感銘を受けたので、入行時から専門性を持つのではなくキャリア形成の過程で適性に合った専門性を磨き、貴グループに貢献したいと考えオープンコースを選択いたしました。志望コースの選択理由についても、三井住友銀行の解説を参考にしていただければと思います。三つ目の設問◆これまでに1番力を入れて取り組んだ出来事を入力してください。(周囲とのかかわりがある出来事を入力してください)(30文字以内):みずほフィナンシャルグループ広島大学初の有料での就活セミナー三井住友銀行においても学生時代頑張ったことの中でも、「より多くの人と関りながら成し遂げた経験」とあったようにみずほ銀行でも毎年、「周囲とのかかわりがある出来事」を書くように注釈がついています。これは学生の多くが、個人として努力をして成果をあげた経験を話したがるのに対して、銀行においては個人で努力がどれだけ出来るか以上に人とどのように関係性を築く人物なのかに焦点をあてているということでしょう。学生のアピールしたいことと、企業の採用担当が知りたいことにズレがあるために、そのズレを少しでも解消するためにこのような文言を入れているものと思われます。ちなみに「日本はもっと専門性を重視する採用をすべき」という意見がありますが、グローバル企業のgoogleにおいても、リーダーシップなどのソフト面での基準を重視しているという話もあります。ちなみにgoogleの採用基準は、1.学ぶ力/2.リーダーシップ/3.謙虚さ/4.自発性/5.専門知識となっており、専門知識の優先度が最も低いとしています。1.学ぶ力についても、学業成績やインプットする能力ではなく、様々な情報をもとに臨機応変に対応する力と定義されています。googleがどのような人材を採用したいのかという原文は英語ですが、読む価値のあるものです。ぜひ手に取ってみてください。こちらはニューヨーク・タイムズ紙の記事になります。グーグル社の採用方針について書かれています。参考:HowtoGetaJobatGoogleグーグル社が採用で学歴・成績を無視することに関しての考察記事です。EIという指標で考察しています。参考:グーグル社が人材採用で学歴・成績を無視する、科学的な根拠とは四つ目の設問その出来事について1.いつ頃の出来事であるか2.得られた成果やそれに至る工夫3.苦労やそれを克服する為の努力等を入力してください。(300文字以内):みずほフィナンシャルグループ3回生の4月から企画し、11月に開催に至った。学生生活の中で将来について考えている学生が少ないことに違和感を覚えた。そこでセミナーを通して「将来について考える機会を共有したい」という強い思いを胸にゼミの仲間、首都圏の有名講師、大学のキャリア支援担当者に協力を仰いだ。しかし当初は話し合いにも2〜3人しか参加してくれず、全員が主体性を持つことの難しさに直面した。私は計画の具体性と熱意を示すことが必要と考え、1綿密な企画書2一人ひとりと直接会う3期待を絶対に上回るこの3点を徹底した。最終的120人もの参加者を集め、アンケートでは8割が「満足」と回答し、大学生協に存続という形で評価を頂けた。三つ目の設問についてしっかりと説明できるかどうかが問われています。状況説明については気の利いた一言で、相手の理解が深まるケースがあります。下記の東京海上の内定者のエントリーシートは、アメフトというスポーツの特徴を一言書くことにより、状況をうまく説明している例なので、ぜひ参考にしてください。東京海上の内定者ESを解説しています。評価されたポイントなどを考察し、より評価されるためのアドバイス等記載しています。参考:最後に三井住友銀行、みずほ銀行ともに、学生時代の経験については、「周囲との関わりがあるもの」を書くように指定しています。これは注目すべきことであり、エントリーシートからも銀行が求める人材の片鱗が伺えると思います。上記で書いた通り、学生が評価されると思っていることと、企業側が評価したいことにはズレがあります。そのズレについて指摘して、企業側の考えを伝えるのがunistyleの企業別選考対策のテーマの一つであると思っています。このズレが解消することで、多くの学生が評価されるようになれば幸いです。なお、みずほ銀行内定者のES解説も合わせて参考にしてみてください。また、こちらの動画ではみずほ銀行の選考対策を5分間で解説しています。求める人物像や選考フロー、対策について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。【関連記事】
- 【みずほ銀行の面接頻出質問23選】人事が気にする志望動機とは? 70,400 views 銀行、特にメガバンクは学生からの人気が非常に高い企業です。年々採用人数が減少していると言われながらも毎年数百人規模の採用人数を誇っていますが、同時に応募者数も万単位でいるため、本選考での面接回数が人によっては5回以上あったりと、他業界に比べて多いことで有名です。今回はみずほ銀行で過去に課された面接質問内容をまとめました。回答内容はエントリーシートに記載した内容がベースになるでしょうが、詳しくは下記の記事を参考にしていただければと思います。【みずほフィナンシャルグループのES・選考レポート一覧】→みずほフィナンシャルグループの本選考ES・レポート及びインターンES・レポートを掲載しています。本記事のコンテンツ・学生時代の経験に関する質問・あなた自身に関する質問・志望動機に関する質問・その他の質問・最後に学生時代の経験に関する質問学生時代に最も力を入れたことについて教えてください。学生時代に取り組んだことについて、なぜ取り組んだのか教えてください。学生時代に取り組んだことについて、苦労したこと、困難だったことについて教えてください。頻出の学生時代頑張ったことに関する質問になります。「」でも書いた通り、学生時代頑張ったことを通して、銀行業界で働くのにふさわしい人物かどうかを面接官は知りたいと感じています。銀行の仕事から求める人材を理解し、自身がそうであることを伝えるのに適した経験について語れるとよいでしょう。参考:→面接で必ずと言って良いほど問われるガクチカに関する質問とその意図についてまとめました。面接でどのようなことが問われるか分からなくて不安という方は参考にしてください。あなた自身に関する質問自己PRを含めて自己紹介をしてください。今までで一番辛かった経験について教えてください。あなたの中学時代、高校時代のことについて教えてください。あなたの長所と短所について教えてください。家族とは仲がよいか、差し支えない範囲で教えてください。友人や恋人について教えてください。みずほへ入ることについて、家族や友人はなんと言っていますか。自己PRやあなた自身に関する質問についても、上記の学生時代頑張ったこと同様に、銀行業界で働くのにふさわしい人材かどうかを見極めようとしてされています。たとえば、辛かった経験については「なぜそれを辛いと感じたのか」という掘り下げによってあなたが仕事においてどんな場面で辛いと感じるのかが伺えます。また、面接官との会話のキャッチボールの中で求められれば、辛い局面からの「学び」についても話せるよう準備しておくとよいでしょう。また、上記の中で「みずほへ入ることについて、家族や友人はなんと言っていますか」という質問は、最終面接近くの意思確認に近い場面で聞かれたとのことです。参考:→面接で必ずと言って良いほど問われる自己PRに関する質問とその意図についてまとめました。志望動機に関する質問企業選びの際に重視することについて教えてください。他にはどんな業界を受けているか教えてください。他業界ではなく銀行を志望する理由について教えてください。他の銀行ではなくみずほを志望する理由について教えてください。三菱UFJ銀行や三井住友銀行との違いはなんだと思いますか。みずほに入った後にやりたい仕事を教えてください。(理系学生に対して)専門は活かした就職はしないのですか。(他業界内定保有者に対して)内定を持っていてもみずほを受けるのはなぜですか。(他業界内定保有者に対して)その内定先とみずほ、それぞれのメリットはなんだと考えていますか。銀行は行う業務や扱う商品に大きな差がないことから、「なぜ他行ではなくみずほなのか」という部分については繰り返し問われるようです。また、やはり三菱UFJ銀行や三井住友銀行の存在は強く意識しているようで、名前を挙げて違いを聞いてきた例もあるようです。理系学生については、「(学卒に対して)なぜ院へ進まないの?」「(院卒に対して)院まで出たのになぜ銀行?」といった質問が高確率で飛んでくるものと思い、準備して面接に臨んでください。参考:→面接で必ずと言って良いほど問われる志望動機に関する質問とその意図についてまとめました。参考:→メガバンクでは「なぜ他社ではなく当社なのか」という質問がよくなされます。この質問に説得力のある回答をするためには企業比較が不可欠です。その他の質問残りの単位数や論文の進捗状況などはどうでしょうか。課外活動は、入社後も続けますか。スペシャリストとゼネラリスト、どちらを目指したいですか。(グローバルコーポレートファイナンス志望者に対して)簡単なフェルミ推定上の2つは雑談に近いものになるかと思います。「スペシャリストとゼネラリスト、どちらを目指したいですか」という質問に関しては、銀行は仕事内容が多岐に渡り、個々の仕事もそれぞれ深さがあるためどちらを答えても問題ないでしょう。銀行の仕事に対する理解を間接的に聞いているものと思われます。銀行の選考でフェルミ推定が課されることは、特にオープンコース採用の場合少ないかと思いますが、GCFなどやや特殊な選考に臨む方は覚えておきましょう。参考:→BCGのインターンにおける実際のやり取りをまとめました。BCG志望者でなくともフェルミ推定がどのような流れで出題されるのかを知るためにご活用ください。最後にみずほ銀行の面接では、オーソドックスに学生時代頑張ったことと志望動機の掘り下げが質問の大半を占めるようです。銀行の仕事は人との関係性が非常に重要になります。差別化の難しい商品を選んでもらうために、顧客と関係性を築ける人材かどうかを見られていると意識し、自身の経験がそれとどう結びつくのかしっかり語っていただければと思います。こちらの動画では面接の全体像についてわかりやすく解説しています。ぜひご覧ください。こちらの動画では、みずほ銀行の選考対策を5分間で解説しています。求める人物像や選考フロー、対策について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。【参考】みずほFG内定者の回答みずほフィナンシャルグループを志望したきっかけ(具体的な出来事)を入力してください。(200文字以内)企業のチャレンジを実現できる仕事に就きたいと考えていて、大企業取引に強みを持つ貴行に興味を持ちました。説明会などで行員の方とお話しする中で、落ち着いた雰囲気の中に熱いものを持っていらっしゃる行員が多い印象を受け、私の性格や考え方と合致していたため志望いたしました。これまでに1番力を入れて取り組んだ出来事と、その出来事について1.いつ頃の出来事であるか2.得られた成果やそれに至る工夫3.苦労やそれを克服する為の努力等を入力してください。(300文字以内)これまでに1番力を入れて取り組んだ出来事を入力してください。(周囲とのかかわりがある出来事を入力してください)(30文字以内)初のフットサル早慶戦の発案・開催その出来事について1.いつ頃の出来事であるか2.得られた成果やそれに至る工夫3.苦労やそれを克服する為の努力等を入力してください。(300文字以内)(1)昨年冬(2)学生フットサルが発展するにあたり規模の大きい早慶が果たす役割の大きさを皆が認識していたものの、体育会が無い事や企画の煩雑さから早慶戦は敬遠されてきました。そこで私は、それまでチームの責任者として培った人脈やリーグ運営の経験を生かし、サークル選抜という新しい形式で早慶戦を実現しました。(3)早慶戦に対する温度差が最も苦労した点です。サークルという組織故早慶戦に対する認識や考え方が様々であり、チームをまとめるのに苦労しました。そこでただ説得するのではなく、熱心でない選手を他の部の早慶戦に誘い、早慶戦に賭ける選手の熱さを感じてもらう事で、開催の意義や影響を伝えようとしました。