就職留年を考える人に贈る5つのアドバイス

37,694 views

最終更新日:

記事公開日:2014年6月13日

就職留年を考える人に贈る5つのアドバイス

4月の中旬になり、就職活動も佳境を迎え、外資系、総合商社、金融業界など多数の業界で内定が出ています。既に進路を決めた人がいる一方で、志望していた業界からいい返事がもらえず、就職留年を一つの選択肢として考えている人からの相談を受けるようになりました。ここでは自身も就職留年を経験した上で、新卒で総合商社に入社した経験、これまでunistyleを運営し、多くの就職留年組が総合商社、大手企業に内定してきたのを見てきた経験から、就職留年が頭に少しでもよぎった人に5つのアドバイスをしたいと思います。

本選考とインターンの締め切り情報

基本的には就職留年は不利、精神的にもキツイ

大前提として就職留年は不利です。留年するマイナスもあれば、面接において、「なぜ就職留年したのか?」という多くの人にとって答えにくい質問に答えなければいけないため、内定までのハードルは自然と上がってしまいます。また周りの同級生や友人が就職していく中、就職活動を続けるある種の劣等感を感じることや、今年こそはいい結果を出したいと自分に気づかぬうちにプレッシャーをかけてしまいがちになるなど、精神面でもキツイことが多く、基本的にはオススメできない選択肢です。
 

判断するポイントの一つは伸びしろの有無

基本的には不利な就職留年をするかしないか判断する上での一つのポイントは、「伸びしろの有無」にあると考えています。就職活動を真面目にやり、企業説明会、OB訪問、ES、面接対策としっかりとこなしてきた学生の就職留年には反対しています。前述のとおり、基本的に就職留年は不利に働くものであり、そのマイナス分を補う伸びしろがないことには、翌年は今年の結果よりも悪くなる可能性が高いと考えているからです。
逆に私自身もそうでしたが、就職活動に時間を割くべき時期に、留学、体育会活動、アルバイト、サークルなど何でもいいので打ち込めるものがあり、就職活動をあまり真面目にやってこなかった人には、やり方によっては就職留年によるマイナスを覆すことができる可能性があることを伝えています。面接なんて慣れの問題も大きいので、本命の企業が始まる少し前に、面接をできるだけ受け、場慣れしておくだけで、結果は変わるでしょう。そもそもの自己PRや志望動機を、OBや内定者に見てもらうことがなかった人は何人かの人に、客観的に評価してもらい、改善することで見違えるように良くなることもあります。
就職留年が頭に少しでもよぎったら、「自分には伸びしろがあるのかないのか」を考えてみてほしいと思います。もし伸びしろが少なそうだと感じるのであれば、今からエントリーできる二次募集の企業も非常に多いです。
 

特定の業界に行きたいという理由での就職留年はリスキー

多くの学生が、受験と就活を、同じように、努力すればその分結果がかえってくるものであると考えがちです。もちろん適切な努力、結果に近い努力というものはあるでしょうが、就職活動は点数で序列化されるものではなく、業界との相性や面接官との相性という不確定要素が存在し、どれだけ努力しても望んでいた結果が得られないということがあります。
そうした就職活動の特性を考えると、総合商社に行きたいから就職留年する、広告代理店に行きたいから就職留年するというのはリスクの高い選択であると言わざるを得ません。ストレス耐性、思考方法(例:リスクテイカーか安全志向か)、人との接し方の違いなど、業界ごとに向いている人、向いていない人というものは明文化が難しいものの、存在しており、志望業界との相性が悪ければ、いくら努力をしても報われない可能性があります。
そのため、就職留年を考えている人には幅広い業界を受けることを進めています。幅広い業界を見ながらそれぞれの業界の違い、自分との相性を考えることで、逆に志望業界への志望動機が深まると考えています。(これについては、詳しくは 内定する志望動機は業界比較をしっかりしている をご覧ください。)
特定の業界に惚れ込みすぎず、自分に適正がある仕事は何か、幅広い業界を見ながら考えてみることを進めています。

前年度落ちても受かる人は少なくない

ここからは上記1〜3を踏まえて、それでも就職留年をすると決めた人に向けてアドバイスしたいと思います。一つ目は不安に思う人が多く、「前年度受けた業界に内定する可能性はあるか?人事部がデータを残しておいて、前年度受けた人は落とすのでは?」ということをよく聞かれます。各人事部の事情を把握しているわけではないのですが、基本的に前年度受けた人を落とすというのをわざわざしているとは思えません。
前年度受けた人を落とすというオペレーションをするためには、①前年度受けた人のデータを残しておく(個人情報保護の観点からも望ましくない)、②前年度受けた人のデータと今年度受けた人のデータを合わせてチェックする(余分な作業が必要)という二つのオペレーションが必要で、そこまでしてやる必要のあることだとはとても思えません。
また総合商社、船会社など多くの業界で、前年度落ちながら、翌年受かったという人がいることからも、上記のオペレーションをしている可能性は低いと思っています。もちろん、上記の通り、そもそも志望業界と合っていないため、二年連続で落とされるということはあるでしょう。

就職留年を決めた後について

ここからは就職留年を「決めた」人に向けて、三つのアドバイスをします。
①特定の業界にこだわらず、自分に適正のある業界を探す気持ちで幅広い業界を受ける
前述の通り、特定の業界にこだわった就職留年はリスクが高く、就職留年をしたのに思った結果が得られないということもありがちです。そのため特定の業界に惚れ込み、その業界に自分を当てはめるのではなく、幅広い選択肢から自分に合った業界はどういうものか深く考える時間にしてほしいと思っています。
②就職留年のマイナスを補うために、実績を作る
過去の就職留年から内定した人の多くは、就職留年を決めてから短期留学に行きTOEIC900点を突破する、3ヶ月超の海外ボランティアで結果を出す、所属するサークルで新しいことにチャレンジし結果を出すなど、何かしら実績を上積みしています。就職活動にだけ打ち込むのではなく、就職活動以外の何かに打ち込んで、結果を出すことをおすすめします。
③覚悟を決める
散々話した通り、就職活動の結果は不確定要素が多く、狙って結果を出すというものが難しいと感じています。もし今年内定があるとしたら、来年はその内定先よりも、世間の評価、年収的には悪くなる可能性も十二分にあります。それでも就職留年をしてよかったと思うためには、世間の評価や年収といった他者の評価ではなく、「自分はどういう仕事が向いていて、楽しいと思えるのか」という自分と向き合うことが大事だと思っています。
個人的な話をすれば、就職留年をして、総合商社に運良く入社することができましたが、3月の時点でとある広告系のベンチャー企業の内定をもらっており、この業界で、早いうちに結果を残して、自分が面白いと思える仕事をする、もしくは経験を活かして起業をするということも選択肢として考えていました。そちらの道を選んだとしても、そこまで大きな後悔はしていなかったと思っています。
結局は、自分が何を求めて就職活動したのか、その求めているものが年収や世間体などの他者の評価ではなく、自分に価値基準があるかどうかが重要だと思っています。
長くなりましたが、就職留年を考える一人でも多くの人に届き、考えるきっかけになれば幸いです。
 

photo by Ken Bosma

おすすめコラム 4 件

我究館出身マスコミ内定者が語る我究館活用法とその注意点 我究館出身マスコミ内定者が語る我究館活用法とその注意点 どうもこんにちは。我究館に通い、マスコミに内定した16卒の学生です。我究館のことは絶対内定で知っている人もいると思いますが、「就活塾って具体的になにしてくれるの?」「宗教チックなところだったら怖い・・・」など、取っ付きにくいと考えている人もいるのではないでしょうか。なので、今回は私の実体験をもとに、我究館の活用方法と利用上の注意点について書いていこうと思います!就活塾に入ろうと思ったきっかけ私は、漠然とした就活への不安を感じていました。巷で売られている「エントリーシート完全対策本」のようなものを買って、読んでみたりしましたが、そこに描かれている有能学生の華々しいエピソードは、「自分とは遠い世界の人のハナシ」にしか思えませんでした。私は学校の授業はサボる、友達はいない、部活での失敗で自信も失っているというネガティブ&クズ人間でした。「就活に向けて、変わらないと!」そう思いましたが、自分をぱっと変えるということはなかなか難しいものです。そもそも自分に甘い私は、今までも一念発起したけど結局続かないということがほとんどでした。なので本当に自分を変えたければ、まず「環境を変えなければいけない」と思いました。そんな時たまたま立ち読みした本が「絶対内定」でした。熱い言葉の数々に私は心を打ち抜かれました。そこに、我究館に関する記述がありました。「我究館には夜通し熱く語り合えるコーチ、そして仲間がいる」。これだ!と思いました。自分を変えるためには、コーチや仲間という「環境」が必要なんだと直感しました。もちろん無料の就活講座もある中で、我究館は15万円かかります。それでももっとも古く実績ある就活塾だということ、熱い志をもった人が集う場所というのが、候補の決めてになりました。とはいえ15万は大金です。本当に入るに値する塾かどうか、自分の目で見極める必要があります。そう考えた私は、さっそく説明会に申し込みました。入館の決め手は説明会で会った「人」一人で説明会に向かいながら、私は内心めちゃめちゃビビッていました。「薄暗いビルで、怪しいおっさんに宗教くさい勧誘されたらどうしよう・・・」と思っていました。しかし実際行ってみると、場所は表参道の綺麗な高層ビル。出てきたのは雰囲気のある若い男性の方でした。男性は心まで覗き込むような深い瞳の方でした。ゆっくりとした話し方で、自分と向き合うことの重要性を話してくださっていたように思います。また、そこで我究館の先輩の体験談というのも配られました。家に帰っても、その男性の深い瞳はまだ印象に残っていました。あの人ならきっと生徒とちゃんと向き合ってくれるんだろうなーとぼんやり考えていました。結局それが入館の決めてだったのかな、と思います。ちなみに説明会は毎週開催されていますので、興味ある人はぜひ行ってみてください。行ったからといって入会を強制されることはありません。私も最初行ったときはびびっていましたが、大丈夫でした。安心してください。▼無料説明会は毎週水曜・土曜に開催しています。我究館生直伝!我究館を200%活用する方法①プロによるES添削と模擬面接②先輩の模擬面接ビデオや面接ライブノートの閲覧③コーチによる就活対策講座(自己分析、ES、筆記対策など)④第一線で活躍するOBとの交流⑤業界内定者による自主ゼミ⑥熱い仲間との交流といったものがあります。以下に説明を述べます。①プロによるES添削と模擬面接何千人もの就活生を見てきたコーチが、真剣にES添削、模擬面接のフィードバックをしてくれます。学校のキャリアセンターに見せるのと違い、メリットは「自分のことを知っているコーチが見てくれる」という点だと思います。コーチは自己分析のワークシートなどを通してこちら(学生)のことを知っているので、ESに書いているエピソードについても「こういう(他の)エピソードのがいいんじゃない?前言ってたバレエの話とか」など、自分でも思いつかないところからのアドバイスがもらえます。また、模擬面接ではビデオ撮影をしてもらえます。客観的に自分の姿を観ることで、わかることが多々あります。私は自分の話す姿をビデオで見てみたところあまりの田舎くささや姿勢の悪さ、自信なさそうな態度を目の当たりにして絶望しました・・・。もちろんそこから改善の努力をしたことは言うまでもありませんが。②先輩の模擬面接ビデオや面接ライブノートの閲覧これが観られるところはなかなかないのではないのでしょうか。とくに先輩の面接ライブノートは本番の面接における面接官とのやりとりがそのまま記録されているので、面接前の情報収集や対策の戦略を立てる際に非常に参考になります。まさに「門外不出の生のデータ」というわけです。余談ですが、自分でもこの「面接ライブノート」をつけるようになると、自分の面接での受け答えを客観的に見るきっかけになり、非常に役立ちました。③コーチによる就活対策講座(自己分析、ES、筆記対策など)コーチが数回にわたり、自己分析や筆記対策などの講座を開いてくれます。筆記対策において、最低限やっておくべきテキストや、読んでおくといいメディアの情報などを得ることができます。我究館のお家芸である自己分析講座ははとくにおすすめです。ワークシートをこなしながら周りの人に自分について聞くことで、自分では気付かなかったような長所を見つけることもできました。また、「長所は短所の裏返しである」ということを身をもって知ることにもなりました。私は部活の失敗で自信をうしなっていましたが、そこから立ち直るきっかけになりました。講座ではコーチの前でぼろぼろ泣いたりしたことも・・・。受け止めてくれたコーチには今でも心から感謝しています。④第一線で活躍するOBとの交流総合商社やテレビ局などの第一線で活躍するOBの話を聞けます。自分や先輩のコネでは到底たどりつけないような年次の方のお話を聞く機会を得られます。中には会社のエース級の方もいらっしゃいます。総合商社のやり手の方にお話を伺った際は、その仕事に対する覚悟に鳥肌が立ちました。大企業の海外支部のトップの方など、グローバルに活躍している方のお話を聞く機会もあります。私はこういったイベントを通し、総合商社やテレビ局に対するイメージがかなり変わりました。活躍されている方の目つきや態度、服装などを生で見る貴重な機会になります。また、自分は将来どう働きたいのかを真剣に考えるきっかけにもなりました。⑤業界内定者による自主ゼミマスコミ、メーカー、金融、商社など、さまざまな業界の内定者から直接ゼミのレクチャーを受けることができます。しかも、時期をずらして複数の業界ゼミを受けることができます。ゼミの内容は、内定者の方が工夫をこらして考えてくださった「その業界の選考対策に特化した」ものになっています。私はマスコミ業界ゼミで企画書の書き方を教わり、かつそこで内定者の先輩から非常に鋭いフィードバックをもらうことができました。そこで教わったポイントには面接でも救われました。「業界に選ばれた」先輩の視点は、やはりただの就活生より何枚も上手で、「こういう考え方をする人が受かるのか」というのを知る貴重な機会にもなります。⑥熱い仲間との交流我究館には同じく「自分を変えたい!」という人たちが集まってきます。自分を変えたいから、なにかに挑戦したいと思っている人がほとんどです。なので、自分がなにかに挑戦したいと思ったとき、手を挙げれば反応してくれる仲間がいます。私は我究館メンバーで広告会社のビジコンに出場し、決勝までのぼりつめたこともあります。ほかにも「勝手に箱根駅伝」を企画し見事実現させたメンバーもいます。コーチも含め挑戦を奨励する雰囲気があり、そしてそこに向かって情熱を燃やす仲間が得られる場所です。我究館に向いている人、向いていない人今までの自分を変えたい!って人には向いていると思います。また、そのために相応の時間を割ける覚悟も必要です。あとは、受験生時代に、塾に行くと伸びたみたいな人は向いてると思います。先生との交流が、勉強のモチベーションにつながっていた人。逆に、先生やコーチといった人種が嫌いな人や、必要最低限の努力で、楽して内定だけほしいみたいな人、自分と向き合うのが嫌な人には向いていないと思います。我究館を使う点での注意点私は自分を変えるために入館したと言いましたが、「ここにいれば勝手に周りが自分を変えてくれる」という思い込みはやめたほうがいいと思います。我究館では常に自発的に考え、行動することが求められます。我究館はあくまで自分を変えるための「場」を提供してくれるところなのです。上記の活用方法で列挙したサービスも、自分で積極的に受けにいかなければ無用の長物と化すだけです。常に全力でのぞむ。コーチは自分と向き合うサポートはしてくれますが、結局自分と向き合えるのは自分自身だけなのですから、そこを大事にしてほしいと思います。受け身でいると、15万円を無駄にすることになりかねません。その点は十分に注意してください。最後にどうでしたか?いろんな点で、我究館は普通の就活塾と違うかなと思います。悩んでいる人は、とりあえず説明会だけでも行ってみることを大いにすすめます。自分を変える一歩のきっかけづくりにぜひ活用してもらえれば、新しい世界が開けるかもしれません。▼15万円は大金ですので、まずは無料の説明会に参加してみてください。 57,859 views
 EXILE…?テニサー代表…?リクルート内定者によるリクルート各カンパニーの分類 EXILE…?テニサー代表…?リクルート内定者によるリクルート各カンパニーの分類 こんにちは、16卒の慶應生です。今春からリクルートに入社します。リクルートではカンパニー別の採用を行っています。その一方で、内定者同士ではヨコの繋がりも多くあります。内定が出終わった9月以降には、大体毎月1回くらいのペースで「リクルート飲み」が有志で行われていました。その中で感じた事は、「カンパニーによって全くカラーが違う」ということです。OB訪問等をしている中でも「君はこのカンパニーにいそうだよ」という話をされていて、違いはあるんだなーと思いつつもピンと来ていませんでした。また、下記の記事も参考にしてください。最短4年で課長!?実は全然社風が違うリクルートの実態!今回は、私自身がよく会うカンパニーの内定者を私なりに分類してみようと思いますので、是非参考にしてみてください。リクルートキャリア〜頭の切れるEXILE集団〜リクナビを中心に就職転職領域を担当するリクルートキャリア。リクルートの中でも就活生に最も認知がある事もあり、非常に人気のカンパニーとなっていますが、このカンパニーは世間がイメージするリクルート男子の最たる例であると思います。学生時代はイベント運営、キャッチのバイト、長期インターン等、所謂「派手な大学生活」を送っている学生が非常に多いです。一見、ちょっと怖くて近寄りがたい雰囲気を醸し出しているのも確かですが、会話をしてみると非常にまじめで、熱い思いを持って自分で世の中を変えたい!と思っている学生が非常に多いように感じます。リクルートスタッフィング〜大規模テニサー代表集団〜派遣領域を担当するリクルートスタッフィング。女性の管理職率が4割を超えており、内定者も女性が半分程度を占めているこのカンパニーはいわゆる人と仲良くなる能力、「コミュニケーション能力」が非常に高い人が多いように思えます。基本的に内定者は皆明るく、初対面の人とも距離をつめるのが上手いように感じます。学生時代は、各大学の大規模サークルの代表や体育会経験者など、ある意味分かりやすい大学生活を送りながら、その中で自分なりにリーダーシップを発揮していた学生が多いように思えます。やはり、派遣事業では派遣のスタッフの方をケアするということも大きな仕事になるので、人当たりの良い人が多く採用されているのでしょう。余談ですが他のカンパニーの社員さんに聞いたところ女性が一番かわいいのはスタッフィングだそうです。リクルート住まいカンパニー〜冷静と情熱の間系インテリ集団〜suumoを中心とした不動産領域を担当するリクルート住まいカンパニー。不動産領域はGDPの10%を占めており、その中でも不動産情報サービスにおいて大きなシェアを持つ住まいカンパニーは非常に学歴の高い採用になっているような印象を受けます。実際に新卒担当の人事には旧帝大の理系の院生等も名を連ねており、「体育会経験のある理系院生」など、理系と文系のハイブリッドな方が多いように思えます。内定者の雰囲気は非常に穏やかな人が多いですが、うちの中に世の中をこう変えたい!というアツい思いを持っている人が多く見受けられました。住まいカンパニーでは例えば、泥臭い営業を行う「賃貸部門」、日本を代表するデベロッパーとビジネスをする「分譲領域」などを筆頭に、パッションとロジックのバランスを特に求められているような気がしています。だからこそ、このような採用になっているのではないでしょうか。リクルートライフスタイル〜キラキラ・イケイケ集団〜じゃらん、ホットペッパー等の日常生活の領域を担当するリクルートライフスタイル。日常生活の領域であり、消費者のニーズが流行等に伴って変わりやすいが故に、スピード感が求められるように感じます。そのためか、内定者は所謂「イケてる大学生」が非常に多いように感じました。ノリもよく、男女問わず小奇麗な方が多いように思います。特に女性の社員は世間一般から見たリクルート女子を体現しているように感じます。大学時代は学生団体等を作ったり、ファッションショーを開いている学生等、自分のアイデアを形にする中で、泥臭く頑張ってきた学生が多いように思えます。また、内定者の飲み会を企画してくれていたのもここのカンパニーの内定者が中心でした。やはり、自分のやりたいと思った事を周りを巻き込んで形にして、スピード感を持って実行するタイプが多いのだと思います。まとめいかがでしたでしょうか?今回は、人材部門と販促部門で私が実際に会った、内定者が多いカンパニーについて言及してみました。残りのカンパニーや機能部門に関してはまた書きたいと思います。また、完全に私の主観なので、内定者の一つの意見と思って読んでもらえるとうれしいです。リクルートは元々同じ会社であったという事もあって、ベースとしての人間性は非常に似ているような気がしています。しかしながら、扱う領域によって微妙にその方向性は異なっている事は確かだと思います。ぜひともリクルートに興味のある方は、自分は賢いEXILEタイプの人間なのか、それとも高学歴インテリ系なのか、分類分けしてみた上で見てみると、新たな視点を持てるかもしれません。photobyMartinThomas 34,392 views
グローバルに活躍するコンサルティング集団、三井化学の仕事とは グローバルに活躍するコンサルティング集団、三井化学の仕事とは 本記事は三井化学のPR記事になります。三井化学をはじめとした化学メーカーは商材が目立たないこともあり、最終製品を扱うメーカーなどに比べると、特に文系学生からはまだまだ縁遠いと思われがちな業界だと感じています。以前実施したunistyle就職活動意識調査においても、上位校の文系学生約700名の中で三井化学を就職検討先として挙げている方は49名という結果でした。(ちなみにトヨタ自動車は125名となっています)しかしながら、化学メーカーは特定の素材の分野で世界的に大きなシェアを持ち、グローバル進出も盛んな優良企業が揃っています。三井化学も海外売上が全体の45%にのぼり、社員の3人に1人が海外に在籍しています。世界を舞台に活躍したいと考えている学生には、まず見て損のない企業だと思っています。この記事では三井化学を例にとり、化学メーカーの仕事や働き方を紹介いたします。こちらを読めばおおよその業界研究・企業研究ができるようなボリュームとなっていまして、皆さまのキャリア選択の幅を広げる一助となれば幸いです。化学メーカーの仕事と、三井化学における「事業部」の役割この段落では、三井化学の社員インタビューから、化学メーカーの仕事内容を見ていきます。事業部で若手に任される仕事は大きく分けて4つ。1つ目はお客様を訪問して価格や数量を交渉し、納入スケジュールなどを決める営業業務。2つ目は市場の需要や当社のマテリアルバランス(製品の生産状況)を勘案しながら行う生産計画の立案や生産管理。3つ目は年次・月次で実施される収益計画の策定や収益結果の管理(いわゆるアカウンティング)。そして4つ目は他社との提携による大型プロジェクトに製品担当として参画することです。プロジェクトでは工場や経営企画、法務、経理など各分野のスペシャリストからなるチームをまとめながら決断を下し、工程を進めていく、プロジェクトリーダーに近い役割を担います。(三井化学採用ホームページより)実は三井化学に「営業部」という部門は存在せず、文系職は「事業部」となっています。上記のインタビューにもある通り、事業部の社員は営業も行いますが、それは業務の一部に過ぎず、戦略立案、マーケティング、製造・販売の統括などその業務は多岐にわたります。日本国内のメーカーを担当している場合であっても、メーカーは世界中に生産拠点を構えて事業展開しており、例えばある地域の生産拠点が地震や洪水などに見舞われて製品の製造計画に変動が生じた際には、材料の供給もそこに合わせる必要があります。メーカーの生産ラインを高品質の材料を安定的に供給するためには、常に海外の動向にアンテナを張るグローバルな視座が求められます。また、製品開発については、クライアントのメーカーとともに「何を作るのか」という段階から企画して提案していくことが求められます。単に完成品を売るのではなく、自社の素材を用いてどのような製品が開発可能かをクライアントや自社の研究部門とやり取りしながら開発を進めるため、提案の幅も広くコンサルティング的な側面が多いと言えます。「1年目でも数億円規模のビジネスを担当」三井化学事業部社員の働き方三井化学の事業部社員の採用数は例年20名程度と少なく、若い年次であっても幅広い分野の大きな仕事を任されるため成長の機会に恵まれています。以下の社員の話からも、若手のうちに大規模なビジネスや海外との取引に関われることが読み取れます。・1年目から億円単位のデリバリーを担当PTA(高純度テレフタル酸)は、繊維やペットボトルなど幅広い製品の原料であるポリエステルのさらに上流に位置する基本原料。三井化学でも50年以上の歴史を持つ製品であり、世界中のポリエステルメーカーを顧客としてビジネスを展開しています。事業規模は社内でもトップでありながら、少人数のチームで運営しているため、一人一人が扱う量も金額も大スケール。私も1年目から国内外合わせて100万トン規模のデリバリーを任され、成約金額が数億円という案件もあるなど、エキサイティングな日々を送っています。(三井化学採用ホームページより)こちらの社員は数億円単位のバルクでの原料供給を任されたとのことです。また、クライアントからの値下げ要求への対応なども合わせて行うため、自社の利益と顧客との関係性とを考慮して妥結点を模索する交渉の前線に1年目から立たされることになります。・1年目から連続出張海外出張も多く、韓国・中国に1週間ずつ連続出張したこともあります。その間も国内案件を並行して進めなければならず、モバイルツールをフル活用してお客様や社内の関連部署と連絡をとり続けました。世界中どこにいても仕事ができる便利な時代だけに、忙しさもかなりのものですが、ダイナミックに仕事を進めていけるのが楽しさでもあります。(三井化学採用ホームページより)上記のインタビューの通り、海外と仕事をする機会も多く、1年目であっても現地とのやり取りや海外出張を任されます。「グローバルな働き方」をふわっとしたイメージで捉えている学生もいるように感じますが、おおよそ以下のように分類されると思っています。①日本国内から、海外の顧客や関係会社相手に電話やメールなどでコミュニケーションを取る仕事②勤務地は日本国内で、海外出張を繰り返して顧客と面談しながら進める仕事③海外に駐在して現地の関係者と一緒に取り組む仕事①と②については入社後早々に携われるのが三井化学の事業部社員だと言えるでしょう。また、経験を積んで評価されれば、③の海外赴任し現地で新規ビジネス開発に従事するなど、チャレンジの機会にも恵まれています。三井化学では、優秀な人材が集まるとともに上記のように成長環境が整っていることもあってか、中には同業の外資系化学メーカーや、それ以外にも外資系コンサルティングファームなどからのヘッドハンティングを受ける社員もいるようです。競合は総合商社・コンサルティングファーム。三井化学の求める人材ここまで説明した通り、三井化学の事業部社員は、自社の技術を用いてメーカーに開発提案を行い、新たな製品を生み出すビジネス創出が可能です。また、社会情勢、人口動態、法規制など様々な変数を考慮して自社素材の成長戦略を立案、商品提案、製造・販売の統括までを担います。上記に加えてグローバルに活躍できる機会も多いため、総合商社や外資系コンサルと合わせて志望する学生もいます。(逆に、商社、コンサル志望であれば化学メーカーも受けるべきだと思っています)三井化学では同業界の他企業に先駆けて「グローバル×コンサルティング」志向の学生を明確に採用ターゲットに据えており、インターンシップのコンテンツも、実際に社員が使用する膨大な資料をもとに自社素材のグローバル成長戦略を立案するというものになっています。また、自社の説明はほとんど行わないのも三井化学インターンの特徴の一つであり、純粋に学生のキャリア選択のためになるコンテンツを用意しています。老舗日系大手企業のインターンシップとは思えない内容ですが、現場の新卒採用担当者の発案で大幅な方針転換を行い、現在の形での実施に至ったとのことです。企業の未来を決める新卒採用において、現場担当者の意見を通して変革がなされたという事実から、うわべだけでない「風通しのよさ」を感じます。(もちろん、発案者が社内での十分な信頼を得ていないのであれば提案も通りづらいと思っていますが、それはどの企業においても共通していると言えるでしょう)三井化学を選んだ学生・選ばなかった学生ここで、実際に三井化学のインターンシップに参加した2017年卒の学生からのインタビューを紹介いたします。複数内定の上で三井化学への入社を決めた学生と、結果として他社へ進む学生の両方からのインタビュー内容を掲載しているので、フラットな企業選びの参考にしていただければと思います。※なお、三井化学のインターンシップ説明会はunistyle経由で事前応募が可能です。◼︎三井化学:5daysインターンシップ事前体感ワークショップ付き説明会①三井化学に入社予定の学生【内定先】外資系コンサルティングファームなど【三井化学インターンシップ応募動機】昨年、ゼミの先輩が三井化学のインターンシップ「GlobalLeader」に参加していて勧められたため。また、アルバイト先の同期が応募しており興味を持った。【三井化学インターンシップでの学び】◼︎第1セッション:商材の成長戦略については、大きく2つの学びがあった。①FactFindingの難しさインターンシップ当日は膨大な資料が用意されており、馴染みのない化学業界(および対象事業)のビジネスモデルを理解するのに苦労した。また、Factをどのような形式で纏めるのかという点も工夫が必要であり、フレームワークやOAスキルの重要性を再実感した。②スケジュール管理チームメンバーは6名(内女性2名)で優秀な学生が多く、議論の方法や質に関しては苦労を感じることはなかった。しかし、議論が白熱すればするほど、検討項目が出てきて優先順位の設定が必須となり、それに伴うスケジュール管理に苦労した。まずは納期内に完成させることの大切さと、Factに基づくシナリオを事前に準備する必要性を学んだ。◼︎第2セッション:自己内省については以下の1点に尽きる。「キャリアはすべて自分次第で創りだすことが出来る」ということ。第2セッションは自己内省と現在の自分の位置づけを知るためのワークがメインであり、ワークの後に人事部社員から常に発信されたのが、「なりたい自分」をまず持つこと、そして「現在の自分」を知ること。なりたい自分を体現するにはActするしかなく、それを愚直に続けることが成功の近道であると改めて認識した。【なぜ外資コンサルではなく三井化学?】コンサルティングファームに興味を持った理由としては、色々な会社の戦略課題に触れることができて、それを解決することによって自己成長ができるのではないかと思った。しかし、ある企業にOB・OG訪問をした際、コンサルティングファームは結局部分的な問題解決しかできず、根本的な問題解決をすることは出来ないというコメントをいただき、その業界での働き方に懐疑的になった。一方、三井化学は製造業(素材)であり、製品(モノ)を基軸に社会課題を解決する業界である。また、三井化学の事業部での働き方は、製造・販売・研究を統括し、自分が担当するセグメント・地域の戦略立案から実行、マネジメントをすることができるということに魅力を感じて入社を決意した。この学生は、課題解決やそれに伴う自己成長を望んでコンサル業界を見ていたようですが、結局戦略コンサルでは一定期間しか課題と向き合えず、事業の当事者として結果責任を負うところまで関わりたいと考えたときに三井化学の方が魅力的だと感じたとのことです。上記の通り、コンサルはあくまでクライアントのサポートであり、実際の実行や最終的な課題解決まで手がけないのですが、一方で三井化学のような事業会社と比較すると①純粋にアイディアを評価される、②短期間のサイクルで多様な業界に携われる、といった特徴があります。自分がどちらにより興味があるのか、皆さまにも考えてみて欲しいと思います。②他社に入社予定の学生【入社予定企業】5大総合商社【三井化学インターンシップ応募動機】就活情報サイトのSNS投稿をきっかけに認知し、グローバルに影響を与えられる人材になりたいと考えていたために応募した。【三井化学インターンシップでの学び】◼︎第1セッション:商材の成長戦略については、「チームで合意形成を都度取り進めること」の重要性を学んだ。ワークの形式としては、800頁ほどの配布資料から現状分析を行い、次の打ち手を考える戦略立案というものであった。しかし、初日のPMから最終日(3日目)の15時までしか時間はなく、圧倒的に時間が足りない。議論を進めていく際に、やっぱりここはもう少し議論すべきでは等、戻って議論をするシーンが何度もあった。アウトプット向上のために振り返って議論することは重要であるが、それは時間にゆとりがある状態であり、まずはターゲットを絞った提案を完成させることが先決。余力があればそれを肉付けるための議論をすべきであった。その際、必要だったのが、都度合意形成を取り、定点毎に土台を固めて議論すること。その重要性をこの第1セッションでは学んだ。コンサルティングファームやベンチャー、総合商社等のインターンシップに多く参加したが、中でも三井化学は実資料や思考を凝らしたコンテンツが充実しており、難易度・満足度ともに最も高いと感じた。◼︎第2セッション:自己内省については、「自分自身と本気で向き合い・考える」重要性を学んだ。コンテンツとしてはグループワークを通しての自己内省および他者と比較した自分の理解、それから、キャリア形成の方法および考え方であった。今まで自己分析を行ったことが殆どなく、うわべだけでの回答で面接等は乗り切ってきた。しかし、グループワークのベース資料として、過去から現在に至るまでの原体験を赤裸々に語る必要があり、蓋をしたい自分の見たくない点にも向き合う必要があった。人事部社員から「まず自分を肯定することが大事で、そこからどう動くかが一番のポイント」という言葉に支えられ、自分自身と本気で向き合い・考える機会となり、その後、自信を持つことができた。【なぜ三井化学ではなく総合商社?】就職活動の軸として、自分が創り出す影響を最大化することで他者を幸福にすることを挙げていた。この軸であればどの業界・どの職種であっても可能だが、中でも総合商社を選択した理由としては2点ある。①モノを持たない代わりにどの顧客にどの供給者のモノを提供しても問題はなく、ニーズを有する顧客に最適なモノを提供するようコーディネートすることが可能である。自分のコーディネーション次第で最大の良い影響が与えることが可能である。②商社は今や投資銀行やファンドと変わらない「Invest」がメインになりつつある。しかし、商社の歴史は「Trading」であり、持つ者とそれを必要とする持たざる者を繋ぎ合わせることが本分である。就職予定の総合商社は同業界の他商社と比較して、最もTradingに重きを置いており、今後も生粋の商人であり続けるというポートフォリオを掲げている。上記より就職する企業を選択したが、その選択を後押ししてくれたのは三井化学の人事部社員である。企業人としてのしがらみ等に囚われることなく、一個人としての可能性を最大化してくれたこのインターンシップに参加して本当に良かった。こちらの学生の話の中では、まず第2セッションの自己内省についてのコメントを取り上げます。この回答者のように頭の回る学生であれば、表面的な回答を事前に用意しておけば面接でもある程度の評価を得ることは可能だと思っています。自分の弱みについても、強みの裏返しなどを無難に答えれば問題ないことも多いでしょう。しかしながら、社会に出ると自分の弱みを痛いほど実感するだけでなく、強みだと思っていた部分すら通用しないといった場面にも遭遇します。自己分析に長い時間をかけることはあまりおすすめしませんが、三井化学のインターンシップのような機会に一度深く自身と向き合ってみるのはよいことだと思います。独りで机に向かってシートを埋めて自己の内面を掘り下げたつもりにならず、掘り下げた内容を他者と共有するといったアウトプットと両面での自己分析を行ってみてください。また、企業選びのポイントについて、この学生はモノに縛られずに価値提供できる面がよいと感じて総合商社を志望したとのことです。三井化学のような化学メーカーは最終製品の手前の「素材」を扱っていることから、製品メーカーと比べるとモノに縛られる要素が少なく、その意味で製品メーカーと総合商社の中間のポジションと言えるかもしれません。一点、総合商社志望の方に向けて注意を付け加えるとすれば、「総合=なんでもやれる」と思いきや、いち個人目線では背番号制のために特定の業界にしか関われないことも多いと言えます。最後に三井グループ所属かつ創業100年超の老舗企業ということで旧態依然としたトップダウンの固いイメージを持たれがちな三井化学ですが、ここまで説明した通り、事業部社員一人ひとりの裁量も大きく、また、採用面でも優秀層の人材確保に向けてエッジの利いた取り組みを人事担当者発案で行うなど、ボトムアップの社風を持つ企業だと言えます。待遇も総合商社やコンサルに引けを取らないので、文系学生ももっと目を向けてみるべきだと思っています。なお、三井化学のインターンシップ説明会も現在先行申込を受け付けています。官公庁、商社、投資銀行、現地法人などを巻き込んだ三井化学のグローバルプロジェクトを体感できるコンテンツを用意しているので、今からお申し込みいただければと思います。◼︎三井化学:5daysインターンシップ事前体感ワークショップ付き説明会 25,927 views
【企業研究】住友不動産の実態をunistyleが独自に実施した社員取材を基に解説します 【企業研究】住友不動産の実態をunistyleが独自に実施した社員取材を基に解説します 本記事は住友不動産のPR記事になります。オフィスビル事業を中心に、高級賃貸マンション「ラ・トゥール」シリーズ、「グランドヒルズ」「シティタワー」等の分譲マンション、戸建・リフォーム事業、ホテル事業、不動産仲介事業、貸会議室事業、商業施設…等、不動産事業全般を手掛ける住友不動産。事業領域の広範さや職種の多さから、正しい情報を基に企業研究を進めることが難しいと感じている就活生も多いのではないでしょうか?今回は、unistyleが独自に実施した社員取材を基に、住友不動産の事業内容や総合職の働き方、社風などについて解説していきます。こんな就活生にオススメ・デベロッパー志望の就活生・住友不動産志望の就活生本記事の構成住友不動産の事業内容とは住友不動産の総合職とは住友不動産の社風・働き方とは住友不動産の社員の特徴とは最後に住友不動産の事業内容とは住友不動産の事業領域は以下の5つに分類することができます。住友不動産内の該当部署や住友不動産グループ内の該当会社、事業内容の概要をそれぞれ解説します。不動産賃貸事業【住友不動産】●ビル事業本部および都市開発事業本部└オフィスビル/高級賃貸マンション「ラ・トゥール」シリーズの開発/賃貸/保守事業【住友不動産グループ会社】●住友不動産ベルサール株式会社└イベントホール「ベルサール」/会議室等の賃貸事業●住友不動産ヴィラフォンテーヌ株式会社└ホテル業/旗艦ホテル「羽田エアポートガーデン」など●住友不動産商業マネジメント株式会社└商業施設等の運営/管理不動産販売事業【住友不動産】●分譲開発事業本部└マンション等の開発分譲事業【住友不動産グループ会社】●住友不動産建物サービス株式会社└住友不動産と共同で分譲マンションの管理業務●住友不動産シスコン株式会社└インテリア事業/モデルハウス建設業/駐車場運営ステップ事業【住友不動産グループ会社】●住友不動産ステップ株式会社└不動産売買の仲介・住宅等の販売代理および賃貸仲介/すみふの仲介「ステップ」などハウジング事業【住友不動産グループ会社】●住友不動産ハウジング株式会社└新築そっくりさん/戸建て住宅等の建築工事請負事業その他の事業【住友不動産グループ会社】●住友不動産エスフォルタ株式会社└フィットネスクラブ事業●いずみ保険サービス株式会社└保険代理店事業●泉レストラン株式会社└飲食業●泉カントリー倶楽部株式会社└ゴルフ場運営参考:有価証券報告書(住友不動産公式サイト)※第92期(2024年4月1日~2025年3月31日)今回はその中でも、住友不動産のビル事業本部に所属している社員に実施した取材を基に、詳しく解説します。住友不動産の総合職とは住友不動産の新卒採用は総合職採用です。総合職の具体的な業務内容や労働条件などは住友不動産新卒採用HPをご確認下さい。参考:総合職の役割(住友不動産新卒採用サイト)総合職は「経営幹部候補」として採用されます。では、具体的にどのようなことが総合職に求められているのか、そして総合職の働き方に関して解説します。住友不動産の総合職に求められること住友不動産の総合職に求められることは以下の2点だと言えます。住友不動産の総合職に求められること①前例の踏襲ではなく、”自分自身で在るべき形を考えて行動すること”②自分の担当業務だけでなく、”部署全体・会社全体を見られるようになること”上記2点からも分かるように、非常に難易度の高いことが総合職に求められているとお分かり頂けるかと思います。その理由は、「総合職は会社全体のマネジメントをする立場」であるからです。住友不動産グループの社員の9割以上は営業職や技術職、事務職などといったキャリア職、及びグループ会社の社員で構成されており、各部門・職種ごとにキャリア採用(経験者採用)をしています。各専門領域について特化した人材が社内には多くいるので、総合職には事業や業務を俯瞰的かつ横断的に見渡しながらマネジメントをしたり、より良い事業・より良い業務の進め方になるように変革をもたらしたりすることが必要なのです。その総合職への期待感が表れている、「総合職としての自覚」に関連した具体例を以下でご紹介します。総合職としての自覚①業務マニュアルがない総合職の業務に関して、マニュアルは存在しません。それは、前任者の事例を踏襲するのではなく、担当者である自分自身が考えて行動することが求められているからです。②社長からのお話「異動初日からでも即戦力であれ。自分の業務だけでなく、色々なことに興味・好奇心を持って、『これはなぜなのか?』と自分で考えることができていれば、異動しても前任者と同じような働きが絶対に出来るはず。」「自分の目の前のこと・言われたことだけをやるのではなく、自分のチーム全体、部署全体、会社全体のことを見渡して、改善点を常日頃から考える。それができないなら住友不動産の総合職として務まらない。」新卒入社後の研修や普段のアウトプットの場で、住友不動産の総合職としての自覚について社長をはじめとした役員自ら総合職社員に話されているとのことです。総合職は若いうちから責任ある仕事を任される前段で述べた「異動初日からでも即戦力であれ」からも分かるように、総合職には非常に高いレベルが求められています。それは新卒一年目でも同様です。入社年次や年齢、役職等に関係なく等しく上記の役割を全うすることが求められています。だからこそ、入社して間もない若手社員も例外ではなく責任ある仕事を任せてもらえるのです。「若いうちから責任ある仕事を任される環境」を表している具体例を以下で紹介します。若いうちから責任ある仕事を任される①一年目でも一人の即戦力一年目は先輩社員に同行して事業を学ぶ、という企業もありますが、住友不動産は違います。例えばビル営業では最初の1か月目こそ、お客様のもとへ先輩に同行してもらうことはあれど、2か月目以降は自分一人でお客様のもとに伺い、提案を行います。②一年目でも社長から直接決裁をもらう住友不動産のビル営業には社長以下が参加する会議が定期的にあります。この会議の中で社長に対してお客様への提案内容を1枚の資料に簡潔にまとめてプレゼンする機会があるのです。お客様からのニーズを見出し提案できる状態なのであれば、一年目であろうが直接社長と対峙して決裁をもらえる機会があります。ビル営業だけでなく他のどの部門においても、プロジェクトの担当者自らが直接役員に対してプレゼンや相談・報告をする形をとっているので、業務を行うにあたって役員に納得してもらえるような根拠を論理立てながら考えていかなければならないのです。当然、高いレベルが求められるため若手社員の中にはプレッシャーに感じる人もいるかと思いますが、社長をはじめとした役員にプレゼンする機会をもらえるのは住友不動産以外ではなかなか味わいにくい経験であるので、社員一人ひとりが成長できる環境だと言えるでしょう。住友不動産の総合職の給与形態住友不動産では、各部門・職種ごとにキャリア採用をしていることもあり、約70職種もの職種別の給与体系を並立させる人事制度「職種別キャリアパス制度」を設けています。ただ、どの職種においても共通していることは、「社員全員に公正に報いるために年齢、性別、社歴を問わず、各人の能力と成果で評価する制度である」ということです。それは総合職も例外ではありません。基本給+ポスト給+賞与という仕組み自体は他の会社と比較しても一般的ですが、実力主義の基、特徴的な部分もあります。例えば、基本給には上限があることが挙げられます。入社年次が一定水準を超えると基本給が上限に達しますが、そこからはポストに就き、昇進することでキャリアアップするという仕組みにしています。長く働くだけで給与がどんどん上がっていくというものではなく、あくまで社員の能力・職責によって給与が上がっていくという制度なのです。また、賞与についても個人の功績によって変動することで、実力に応じて給与が上がる制度としています。(一定のポストに到達すると年俸制となります)ただ、「大きなプロジェクトを滞りなく推進する」ことや「部下を育成する」ことも当然能力のうちの一つですので、実力主義という概念が営業実績等の数字面だけを指しているわけではないということは理解する必要があります。総合職ではない職種の中には、成果に応じて給与が変動するような高率歩合給にしているものもある等、従事する事業や業務の特性に応じて設定されているため、住友不動産を志望する就活生は総合職の給与形態を参考にすべきでしょう。また、“企業価値を高める源泉は従業員であり、持続的成長の果実はまずは従業員に還元する”という従業員ファーストの経営を住友不動産は目指しています。以下の公式サイトにて住友不動産の人的資本経営に関する考え方について言及があります。是非ご確認下さい。参考:サステナビリティへの取組み(住友不動産公式サイト)住友不動産の社風・働き方とは住友不動産の社風・働き方についても取材した社員のお話を基に解説します。勿論、社員によっても住友不動産の社風の捉え方は異なります。そのため、本記事はあくまで参考程度にして頂き、ご自身で社員訪問など実施のうえ理解を深めることを推奨します。社風を一言で表すと?「大企業でありながらベンチャー感もある」住友不動産は3棟のビルから始まりましたが、都心への選択と集中と、ビルを保有し続ける方針から、50年をかけ、東京都心を中心に230棟超の棟数を展開するまでになりました。先人から授かった莫大な賃料収入と信用力という強固な地盤を背景に、大規模な再開発やインド事業といった挑戦的な事業を行うことができるのは、大企業だからこそです。一方で、先述したように、14,000人規模(グループ会社を含め)の企業でありながら、社長をはじめとした役員とコミュニケーションを取って直接決裁をもらいに行くというスピード感や社員同士の距離の近さはベンチャー企業さながらのものがあります。だからこそ、住友不動産は「大企業でありながらベンチャー感もある」社風と言えます。そのように非常にコンパクトな組織であるため、経営方針や他事業部の動向等についても各社員が直接役員から聞くことのできる機会が日常的にあり、そういった環境も「経営幹部候補」である総合職の視座を高めることに繋がっているのかもしれません。住友不動産の社員の特徴とは住友不動産の社員に関して取材で入手した情報を基に解説します。取材した社員は入社前に、住友不動産は社員に対して「ただただ厳しい人たち」という印象を持っていたそうです。ですが、実際に入社してみたら、「その厳しさの裏側には愛情があり、社員を育てようという意思を感じた」とのことです。新卒一年目でも一人の即戦力としての成果が期待されていますが、それは若手を野に突き放す訳ではなく、社員一人ひとりに求める質は高くとも、アドバイスや相談に乗ってくれたりする等愛情をもって成長を促す、という先輩社員の思惑に気付いたようです。また、以下3点の住友不動産の社員の共通点についてもお話をお伺いできました。住友不動産の社員の共通点・高いレベルの仕事を求められるが、成長させようという意思を感じる。・飾らない、等身大いいことも悪いことも全部そのまま伝えてくれる。・人懐っこい最後に今回はデベロッパー大手の「住友不動産」について、unistyleが実施した社員への直接取材で入手した情報を基に解説しました。住友不動産の事業内容、総合職、社風・働き方、社員の特徴などについて、社員からの生きた情報を基にした解説によって、住友不動産への理解を深めることができたのではないでしょうか。なお、住友不動産の本選考は以下のリンクからエントリーすることができます。本記事を通じて興味を持った方は是非応募してみてください。応募はこちらから 9,068 views

現在ES掲載数

90,505 枚

すべて見れる

読み込み中...

上に戻る

会員登録・ログインして全てのコンテンツを見る

無料会員登録