【逆質問でのNG質問3パターン】説明会・面接で失敗しないためには?

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最終更新日:2025年06月17日

【逆質問でのNG質問3パターン】説明会・面接で失敗しないためには?

説明会や面接における逆質問において何を聞いていいのかわからないという学生も多いでしょう。聞きたいことを聞けばいいと開き直って質問しても、周りにいる学生や質問を投げかけられた社員に「それ聞いてどうするの?」って思われてしまうことも少なくありません。

またそんな風に思われるくらいならとせっかくの質問の機会にもかかわらず、じっと黙ってやり過ごしてしまう人もいるでしょう。今回は説明会や選考における逆質問で評価される質問について考えたいと思います。

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逆質問は非常に評価されてる、質問は差が出やすい

逆質問を選考過程において重視している企業は少なくありません。企業によっては最終面接のほとんどが学生から企業に質問する逆質問で構成されていることがあります。

プレゼンの内容についていくつか質問されたのち、志望動機と学生時代頑張ったことを聞かれ、逆質問。面接の時間の半分は逆質問であったことから重要だと思う。

 

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自己PRや志望動機についてはある程度、受け身で想定される質問に対応すればよいのですが、逆質問では自分から主体的に質問する必要があり、受け身で答えるものより難易度が高く差がつきやすいため導入されていると考えられます。自己PR・志望動機は流暢に話せるにもかかわらず、逆質問が全然出てこずにトンチンカンな内容で評価を下げてしまう人も少なくありません。

説明会においても、優秀な人事ほど、優秀な学生は誰か見極めようとしながら参加しており、説明会最後の逆質問でキラリと光る質問をする学生はいないか見ています。一方で「そんなこと聞くの?」とがっかりする質問も少なくありません。評価されない質問は①不安を解消するための質問、②調べればわかる質問、③それを聞いてどうするのか不明確な質問の3つが挙げられます。

自分のできなさから来る不安を解消するための質問は評価されない

「英語はできた方がいいですか?」、「SPIは大事ですか?」など自分の不安を解消するための質問は、できない自分を売り込みにいっているようなもので避けた方が無難でしょう。どうしても不安があるのであれば、説明会や選考などの場ではなく、親しい先輩やOBに話を聞いた方が無駄に評価を落とさないでしょう。

こうした不安解消のための質問をすることは、「自分はできない人です」と積極的にアピールしているのと変わりません。聞きたい気持ちは理解できますが、堪えるべきだと思っています。

調べればわかる質問をわざわざ対面で聞くのは評価されない

「男女比はどうなっていますか?」、「給与は高いですか?」などの質問がそれに当たります。近年は誰もが手軽に検索できるスマホを持ち、また企業の情報公開も進んでおり、例えば、「企業名 + 男女比」で検索するとわかることが多いです。

説明会の場でも少し調べればわかることを敢えて時間を割いてまで質問してしまうのも、思慮浅く調べればわかることも聞いてしまうと思われかねません。もちろんどの情報が調べればわかるもので、調べてもわからない情報はどれか見極めるのはなかなか難しかったりするのですが。

それ聞いてどうするの?と思われる質問は評価されない

「合コンよくいきますか?」、「一日のスケジュールを教えてください」、「社風はなんですか?」などその質問を聞いてどうするのか不明確な質問は評価されないことが多いでしょう。

また同様に就活マニア的になってしまう人に多いのですが、「御社のリスクマネジメント手法の違いを他社と比較して教えてください」、「貴社の営業利益率が同業他社よりも高いのはどういった創意工夫があるのでしょうか」といった知識をひけらかす系の質問も当てはまります。

「それ聞いてどうするの?」って聞かれて「知りたかったから」ぐらいの答えしかでないと、評価されないどころかマイナスなケースも少なくないでしょう。(アイスブレイクとしてはいい質問はあるかもしれないけれど。)

良い質問の最低条件は「質問の意図を伝えること」

良い質問をする上での最低条件は質問の意図、なぜその質問をするのかということを端的に伝えることです。例えば社風を知りたいという上でも、「これまで個人スポーツをしてきたのでチーム内にもある程度の緊張感がある会社がいいと考えていますが、御社の社風や雰囲気はどのような雰囲気でしょうか?」とすると、単純に「社風はなんですか」と聞くより、なぜその質問をするのかがはっきりして質問される人としても答えやすいです。

質問している人の人柄も見えるため、評価される可能性も高まるでしょう。質問の意図から読み取れる質問する人の考え方や人柄がその企業にマッチした時には高く評価されます。

最後に

今回は説明会や選考に絞って話をしましたが、日常生活においても質問力は非常に大切で、予め質問の意図を明確にするというのはより良い答えを引き出す上では有効なテクニックの一つといえます。

どうしても「就活」というと特殊な環境でその環境下でのみ通用する秘伝のテクニックがあるんじゃないかと考えがちですが、就活で行われるコミュニケーションの多く日常生活の延長に過ぎません。その意味では説明会や選考での質問は日常生活でどれだけ考えて過ごしているかを問われているといえるかもしれませんね。

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「五大総合商社の自己PRで一番多い強みは何か?」を調べてみました 「五大総合商社の自己PRで一番多い強みは何か?」を調べてみました 例年、就職先人気ランキングでトップに位置することも多い総合商社業界。そのため、毎年倍率が高く、入社するために、数多くの就活生が努力を積み重ねています。そこで、unistyle編集部では、「五大総合商社のES選考を通過している自己PRに共通点はあるのか?」という疑問が湧き、本調査を実施しました。本記事では、五大総合商社の過去のESを集計し、「五大総合商社の自己PRで一番多い強みは何か?」を調べました。このような結果になりましたまず、今回の集計にあたり、前提条件としては以下になります。●対象企業:五大総合商社(三菱商事、伊藤忠商事、住友商社、三井物産、丸紅)●対象のES:unistyle上にある本選考ES(合計777枚)●集計期間:2011年11月~2018年11月●分類方法:「」で述べている5つの強みとその他で分類・個人として努力し、成果をあげることができる・関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案~実行まで行うことができる・リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる・価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる・今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができるどのような結果になったのか。下図をご覧ください。「価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」と「リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」で約60%を占める結果となりました。また、それに次いで「個人として努力し、成果をあげることができる」と「関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案~実行まで行うことができる」がほとんど横並びで、全体の35%となりました。逆に、「今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」は3%と非常に少ないです。なぜ、このような結果になったのか?なぜ、このような結果になったのでしょうか。まず、上記で述べた全体で約60%を占めた2つの強みである、・価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる・リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができるには共通する点が存在しています。それはつまり、「何かしらの手段で、”チーム”に貢献している」という点です。これはまさに、総合商社の事業内容とリンクしていることが推測されます。すなわち、総合商社で活躍するであろう人材の共通点でもあると言い換えることもできると思います。「」でも述べていますが、総合商社の仕事内容は、様々な企業、政府関係者と協力しながらプロジェクトを成功させることにあります。三井物産の新卒採用HPの社員インタービューを見てみましょう。---入社して4年半はアブダビのLNGプロジェクトですね。最初はどんな業務を?まずは国内でLNGの輸入代行業務を担当して物流実務の基礎を学びました。アブダビの売主であるADGAS社と日本の買主たる本邦電力会社との間に立ち、会議の調整や通訳、買主に対するプロジェクトアップデートやトラブル対応の支援、船会社との本船運航管理に関する情報交換、船からLNGを荷下ろしする作業の立ち会い、などです。最初は先輩に同道して客先訪問を繰り返し、社会人としての基礎を学ぶことから始まりましたが、徐々に実務を先輩から託されて年内には独り立ちさせてもらいました。入社したての新人だろうと、プロの世界ではそれを言い訳にはできない。当時はそんなマインドをもって仕事に向き合うようにしていたことをはっきりと思い出します。---3年目からはADGAS社の担当。これはどんな会社なんですか?アブダビでLNGの生産を行っている事業操業会社で、三井物産も株主として出資しています。私が担当したのは、その株主としての管理業務。ADGAS社の業績の管理、生産状況を含めたオペレーションのモニタリング、コスト効率化の検討などです。1年間で十数回アブダビに出張しました。---そして次はADGAS社に派遣され、アブダビ駐在に。当時、ADGAS社では、私が唯一の日本人社員。配属されたのは戦略企画部門で、プラントの稼働状況や財務指標などをまとめて、株主あての報告書を作成して配信していました。それまでの三井物産での経験があったので、仕事はそれなりにスムーズに入り込めたのですが、現地社員との関係づくりで壁にぶつかりました。---それでどうやって壁を乗り越えたんですか?アブダビの社会の根幹を形成しているのは宗教――イスラム教です。彼らの心を理解するためにはイスラム教を知ることが不可欠だと思い、現地の人々にイスラム教について教えてもらいながら自分でも勉強しました。ラマダンも体験しました。---えっ、そこまで。約1か月にわたって断食するイスラム教の義務の一つですよね。ええ、日の出から日没まで飲食を絶ちます。日が暮れて最初に飲む1杯の水がなんておいしいか(笑)。一緒にそういう経験を積んでみると、なかなかうまく表現できませんが、精神的な距離が縮まった感覚になりました。次第に彼らも私を理解してくれるようになって。最後は名残惜しい別れとなりました。引用:三井物産新卒採用HPから抜粋個人としての努力はもちろんのこと、「価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」と「リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」が求められることが上記からもわかると思います。今回の集計結果により、改めて総合商社が求める人物像がある程度浮き彫りになったと思います。(後述しますが、あくまでも参考程度に捉えて頂きたいです。)また、各社ごとの求める人材像の違いや詳細については、別のコラムで詳しく解説していますので、下記のコラムも合わせて参考にしてみてください。関連記事:最後に:この記事を読んだあなたが注意すべきこと本記事を読み、「よし!この自己PRをこのままコピペすれば合格するはずだ!」と短絡的に考える方はunistyleの読者ではあまりいないとは思いますが、今回の集計結果を決して鵜呑みにしないでください。unistyle編集部としては、なるべく客観的なデータになるよう努めましたが、あくまでも参考程度に留めて頂きたいと思います。・総合商社に提出しているESをunistyleが全て網羅できているわけではない・強みや経験は人によって異なるので、自分にあった自己PRにする必要がある・企業によって、採用基準が年度によって変化する可能性がある・企業は、強みだけでなく、過程も評価しているため、本データと企業の評価が一致していない可能性がある・そもそも総合商社の評価基準と関係なく、就活生が書く自己PRの割合がそのまま反映された可能性があるなど様々な理由があり、必ずしも絶対に正しいとは言い切れないためです。とはいえ、今回の集計結果は、unistyleの総合商社に関連する記事で再三お伝えしている「総合商社の求める人材」とさほど変わらない結果となりましたので、ぜひ選考対策に活かしてみてください。企業が自己PRを求める最たる理由は以下の2つに尽きます。①自社の求める強み・能力を持っているか②キャラクターが自社にマッチしているか引用:上記を忘れずに、本記事を参考に、志望企業の選考対策をして頂けたら幸いです。総合商社業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介unistyleでは業界別の就活用LINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。実際に総合商社志望者向けのグループでも、各社の選考に関するトークが活発に交わされています。下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。▼unistyle上の各商社の関連コンテンツ(選考対策記事・内定者ES・選考レポートなど)はこちらから参考:丸紅の企業研究三井物産の企業研究三菱商事の企業研究住友商事の企業研究伊藤忠商事の企業研究 56,198 views
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この記事でわかることグループディスカッションの5つのパターンについて業界別のテーマ一覧について▼目次クリックで展開本記事の構成グループディスカッション5つのパターンパターン(1):課題解決型パターン(2):売上アップ型パターン(3):新規事業立案型パターン(4):自由討論型パターン(5):選択型業界別のテーマ一覧業界別(1):コンサルティングファーム一覧業界別(2):広告・出版・マスコミ一覧業界別(3):食品一覧業界別(4):金融一覧業界別(5):IT・情報通信一覧業界別(6):保険一覧業界別(7):交通・運輸一覧業界別(8):人材・教育一覧業界別(9):自動車・重工業一覧業界別(10):素材・その他メーカー一覧業界別(11):製薬一覧最後にグループディスカッションのテーマにおける5つのパターングループディスカッションのお題のテーマは大きく、以下の5つのパターンに分かれます。テーマ(1)課題解決型:与えられた課題に対する解決策を考える(2)売上アップ型:企業の売り上げを増加させる方法を考える(3)新規事業立案型:企業が取り組むべき新規事業を提案する(4)抽象テーマ型:抽象的なテーマに対する解決策を考える(5)意思決定型:与えられた選択肢の中から当事者が取るべき選択を決定するそれぞれのパターンによって出題されるテーマは異なるため、以下でパターンごとに実際に出題されたテーマを紹介していきます。グループディスカッションテーマ(1):課題解決型【考え方】与えられた「現状の問題点」や「課題」に対して、原因を分析し、実行可能な改善策を提案します。【ポイント】・具体的かつ現実的な課題解決策を提示すること。・実行までのプロセスがイメージできると◎。出題例としては、以下のようなものが挙げられます課題解決型一覧:6選「外国人観光客の一人当たり支出額を増加させるにはどうすればいいか」参考:PwCコンサルティング合同会社・PwCアドバイザリー合同会社本選考レポート(コンサルタント職)「住友不動産がデベロッパーNO.1になるにはどうすればいいか」参考:住友不動産本選考レポート「さらに売れる電気自動車リーフを考えよう」参考:日産自動車インターンレポート(技術職)「一つの時事問題を挙げ、それに対してホンダは何ができるか」参考:本田技研工業本選考レポート(事務系)「今後の旅行業界はどのような業界と手を組んでいけばいいか」参考:日本旅行本選考レポート(総合職)「オリエンタルランドの新卒採用をどのように行っていくか」参考:オリエンタルランド本選考レポート(総合職)コンサルティング業界からメーカー・ベンチャーまで幅広い業界で出題されています。また、企業によっては選考を受けている業界・自社理解が問われることもあるので注意してください。グループディスカッションテーマ(2):売上アップ型【考え方】売上の構成要素(客数×客単価など)を軸に、「どうすれば売上が伸びるか」を数字ベースで検討します。【ポイント】・売上が具体的にどう伸びるかを、ロジックと数字で裏付けられると評価が高い。出題例としては、以下のようなものが挙げられます売上アップ型一覧:2選「日本レンタカーの売り上げを推定し、それを1.2倍にせよ」参考:ローランド・ベルガーインターンレポート「HISの大学生向けの旅行プランの策定した上で、その売り上げを推定せよ」参考:経営共創基盤インターンレポート(コンサルティング)特にコンサルティング企業の選考で出題されることが多いと言われています。基本的には課題解決型ディスカッションと同様のプロセスを踏みます。グループディスカッションテーマ(3):新規事業立案型【考え方】企業のリソースや強みを活かしつつ、社会や市場のニーズに合った新しい事業を提案します。【ポイント】・「なぜ今、この企業がこの事業をやるべきなのか」が明確で、将来的な広がりも見込める提案が望ましい。出題例としては、以下のようなものが挙げられます新規事業立案型一覧:6選「スポーツビジネスを始める総合商社が最初に取るべき方策は何か」参考:三井物産本選考レポート(担当職)「外国人観光客をターゲットにしたベンチャー企業のビジネスモデルを構築せよ」参考:アクセンチュア本選考レポート(ビジネスコンサルタント職)「新幹線の新しいサービスを考案せよ」参考:ジョンソン・エンド・ジョンソン本選考レポート(営業職)「日本の成長のためのDNPの新規事業を考案せよ」参考:大日本印刷本選考レポート(総合職)「たばこの本質的価値を訴求するための新規事業を立案しなさい」参考:JT(日本たばこ産業)インターンレポート(経営企画部)「2020年に向けてサイバーエージェントが取り組むべき新規事業を立案しなさい」参考:サイバーエージェント本選考レポート(ビジネス職)新規事業の創出に意欲的なベンチャー企業だけでなく、幅広い業界から出題されています。また、日系大手企業では自社の強みを活かした新規事業の立案求められることが多いので、その業界・企業のビジネスモデルについても理解しておくとよいでしょう。こちらも基本的には課題解決型と同様のプロセスを踏みます。グループディスカッションテーマ(4):自由討論型抽象的なテーマに対する解決策を考えるタイプのものです。【考え方】正解のないテーマに対し、多角的に意見を出し合い、議論を通じて一定の結論や定義に収束させます。【ポイント】・論点の整理・合意形成のプロセスが重要。・全員で納得できる一貫性のあるアウトプットが評価されます。出題例としては、以下のようなものが挙げられます自由討論型一覧:6選「日本人が海外に誇れる強み3つあげて発表せよ」参考:双日本選考レポート(総合職)「東京オリンピックを成功させるには何が必要か」参考:豊田通商本選考レポート(総合職)「リーダーに必要なものは何か」参考:Pwcコンサルティング合同会社・PwCアドバイザリー合同会社インターンレポート(ビジネスコンサルタント)「いい本とはどんな本か?」参考:みずほフィナンシャルグループインターンレポート(IBD)「物を売る際に必要な力は何か」参考:みずほ証券インターンレポート(リテール営業)「良い鉄道とは何か」参考:JR東日本本選考レポート(総合職)総合商社・銀行・インフラなどのチームワークが重視される日系大手企業の選考で出題されることが多いようです。このタイプのお題では「論理的思考力」だけでなく、「議論を進める主体性」と「周囲の意見を尊重する協調性」を持ち合わせた人物が評価されやすいと思っています。グループディスカッションテーマ(5):選択型こちらは、複数の選択肢の中から当事者が取るべき選択を決定するものです。【考え方】企業のリソースや強みを活かしつつ、社会や市場のニーズに合った新しい事業を提案します。【ポイント】・「なぜ今、この企業がこの事業をやるべきなのか」が明確で、将来的な広がりも見込める提案が望ましい。出題例としては、以下のようなものが挙げられます選択型一覧:7選「うどんとそば、世界に売り出すならどちらか」参考:アクセンチュアインターンレポート(和魂偉才塾)「ブランド価値を高めるために、工場を新たに立地するにはどこの国がいいか」参考:日本ロレアル本選考レポート(マーケティング)「新規牛丼店を出店する際にどのような店にするか」参考:野村證券インターンレポート(IB部門)「2024年のオリンピック開催地をどこにするか」参考:三井住友海上インターンレポート「架空のイタリアンレストランのフランチャイズをどこに展開するのか3つの候補地から選べ」参考:森永製菓本選考レポート(総合職)「新店舗出店の場所はどこが最適か」参考:三菱地所本選考レポート(総合N職)「架空のホームセンターチェーン店をどの街に出店するべきか」参考:商船三井本選考レポート(陸上事務職)大手日系企業から外資系コンサルティング企業まで幅広い業界で出題されています。また、中には以下のような自分と異なる立場におかれた学生と交渉・議論を行う、ディベート形式のグループディスカッションを採用している企業もあります。【例】「救急車の有償化に賛成か、反対か。またその理由は何か」参考:伊藤忠商事本選考レポート(総合職)業界別グループディスカッションテーマ以下では過去に出題されたテーマを業界ごとに紹介します。コンサルティングファームテーマ一覧「AIを用いた経営戦略における差別化要因を網羅的構造的に上げる」参考:PwCコンサルティング合同会社Strategy&25卒本選考「認知症患者についてこれからの時代の介護方法を考えよ」参考:アクセンチュア25卒本選考「①2030年のキャッシュレス比率を求めよ②キャッシュレス化を加速させる施策を議論せよ」参考:アクセンチュア25卒本選考「日本の運送業界の人手不足を解決するには」参考:アクセンチュア24卒本選考「酒類の売り上げをあげるためには」参考:アクセンチュア24卒本選考「オンライン化の是非について」参考:アクセンチュア24卒本選考「オレオレ詐欺などの特殊詐欺が近年後を絶たない。通信会社ができる特殊詐欺対策サービスを考えよ。その際、被害者層とそれが抱える課題を明確にして、具体的な施策を考えなさい。」参考:アクセンチュア24卒本選考「あるサッカーチームから売り上げ向上の相談を受けた。それに対する施策を立案しなさい」参考:アクセンチュア24卒本選考「官公庁に少子高齢化のへの取り組みについて提言せよ」参考:EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)26卒本選考「ITを用いた戦略立案」参考:PwCコンサルティング合同会社・PwCアドバイザリー合同会社24卒本選考「ある業界に生成系AIを導入する際、KPMGとして何を提案するのか」参考:KPMGコンサルティング25卒インターン選考「企業のテクノロジー戦略を考え提案せよ」参考:KPMGコンサルティング24卒本選考「ガムの販売量を増加させよ。そのお題に対してロジックツリーを描きながら、どのような施策が最も効果的かを評価軸を設定し1つに定めよ」参考:アビームコンサルティング25卒本選考「ある焼肉店の客数向上施策」「ある銭湯の売上向上施策」「冷凍食品の消費量増加施策」参考:アビームコンサルティング24卒本選考「飲食店の売上を伸ばすにはどの案(3つの提案から選ぶ)がいいか話し合い、理由を説明した上でどのように運用するか発表しなさい」参考:野村総合研究所(NRI)24卒本選考広告・出版・マスコミテーマ一覧「若者の○○量を上げるプロモーション」参考:ADK23卒本選考「2025年には50%が50歳以上になる超高齢化社会の日本において、高齢者が今後の人生を豊かに過ごすためのモノ・コト・サービスを「スポーツ」の分野から提案せよ。また、クライアントを設定し、その理由とプロモーション案も提案せよ。」参考:読売広告社25卒本選考「子供用サンダルを売り切るためには」参考:大日本印刷(DNP)25卒本選考「地上波サッカー中継を技術を用いて盛り上げるには」参考:テレビ朝日24卒本選考「工作道具を使って双六を作れ」参考:テレビ朝日24卒本選考「最近気になっていることについて順番に話し、それらの要素を起点に番組企画を考える」参考:テレビ東京25卒本選考「カンテレで実現したい企画をはんで一つまとめてプレゼンせよ」参考:関西テレビ24卒本選考食品テーマ一覧「ある商品を3パターンのどの売り方で売るか」参考:ロッテ23卒本選考「どんな能力でも身につけられるとしたら何を身につけたいか」参考:森永乳業25卒本選考「人生を豊かなものにするには何が必要か」参考:雪印メグミルク24卒本選考「日本ハムが食品ロスを減らすためにやるべきこと」参考:日本ハム(ニッポンハム)24卒本選考金融テーマ一覧「ある地域の過密化、人工増大問題について」参考:三井住友カード(SMCC)25卒インターン選考「働くことの価値とは?」参考:三井住友カード(SMCC)23卒インターン選考「フードロスをなくすためには?」参考:三井住友カード(SMCC)22卒インターン選考「コンビニ24時間営業はありかなしか」参考:ジェーシービー(JCB)23卒本選考「高齢者にキャッシュレスをより普及させるための施策を1つ考え、理由とともに発表してください」参考:ジェーシービー(JCB)25卒インターン選考「旅行に行くならTDLかUSJか」参考:ジェーシービー(JCB)23卒インターン選考IT・情報通信テーマ一覧「〇〇業界における課題を発見し、その解決策を提示」参考:日本IBM23卒本選考レポート「OLPでどれが一番重要か(お題は英語で示される)。」参考:amazon25卒本選考レポート「活躍する社会人とは何か」参考:Speee24卒インターンレポート「リモートワークをする上でのルールを3つ決めてください」参考:東日本電信電話(NTT東日本)23卒インターン選考「あなたが新卒の採用官だとして、どういう質問をしますか」参考:NTTデータ23卒本選考「社会人が活躍するのに必要なスキルは」参考:NTTデータ25卒インターン選考より)保険テーマ一覧「新規アプリの開発」参考:三井住友海上火災保険25卒インターン選考「大手学習塾役員の立場で新規事業展開を図るなら、保育か介護か」参考:日本生命(日本生命保険相互会社)25卒インターン選考「ホテルを建設するなら都市部か地⽅か」参考:日本生命(日本生命保険相互会社)25卒インターン選考交通・運輸テーマ一覧「上司に求められるのは熱意か仕事を遂行する力のどちらか?」参考:全日本空輸(ANA)23卒本選考「実際にあった新規事業の立ち上げ段階の施策の優先順位について」参考:東急24卒本選考「京王電鉄が今後力を入れていくべきセグメントを考えてください」参考:京王電鉄24卒本選考「地域活性化するために最適な施策を選んでください」参考:商船三井25卒本選考「新規事業を始めるための用地をA.B.Cの中から選ぶ」参考:商船三井25卒本選考人材・教育テーマ一覧「現在最も関心のある世の中の課題について」参考:Visional(旧ビズリーチ)23卒インターン選考自動車・重工業一覧テーマ一覧「この広告を広めるには」参考:本田技研工業(ホンダ、Honda)25卒本選考「子供の習い事3つ」参考:川崎重工業25卒本選考「中学生の学習する科目の中で2つ残すべき科目をあげよ。」参考:川崎重工業25卒本選考「中学生の時間割で廃止せずに残すべき科目を3つ挙げよ」参考:川崎重工業23卒本選考「カーボンニュートラルに向けて,東洋エンジニアリングが今後取り組めることについて」参考:東洋エンジニアリング24卒本選考「日本のモノづくりメーカーが今後生き残るためには」参考:日本精工(NSK)25卒本選考素材・その他メーカーテーマ一覧「新入社員研修に誰の力を借りるか」参考:クラレ25卒本選考「新入社員の研修で、ある選択肢の中から三人呼ぶことができて、その三人を選んでどのような内容にしたいか」参考:クラレ23卒本選考「ホワイト企業とは」参考:信越化学工業25卒本選考「自分達が戦隊もののヒーローだったら、どんなタイトルを付けるか、またその理由」参考:バンダイ24卒本選考「中長期経営計画に基づく新商品開発提案」参考:日本ロレアル23卒本選考「3年以内に打ち出したい商品・サービス・ビジネスは何ですか」参考:資生堂23卒本選考製薬テーマ一覧「日本の過疎化地域の高齢者のQOLを向上させるために取り組むべき課題を1つ設定し、解決策を提示せよ」参考:ジョンソン・エンド・ジョンソン(Johnson&Johnson、J&J)22卒本選考最後に本記事ではグループディスカッション(GD)のテーマを89例紹介しました。業界ごとに出題されるテーマの傾向が異なるため、自分が志望している業界はどのようなテーマが出題されるかチェックしておきましょう。グループディスカッション(GD)のテーマについて理解できた方は、次はグループディスカッション(GD)の進め方を理解しましょう。以下の記事からグループディスカッション(GD)の進め方について学ぶことができますので、確認していただければと思います。グループディスカッション(GD)完全攻略記事一覧1.【まず始めにこれを読もう!】GDとは?基礎知識を解説2.GDの対策方法・コツ3.GD頻出テーマと業界別の過去に出題されたテーマ4.GDのテーマごとの進め方5.GDの役割別(司会・書記・タイムキーパー)の対策方法6.一人でも複数人でも出来るGD練習方法(11選) 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