総合商社の女性総合職採用比率と他業界の比較

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記事公開日:2014年10月5日

総合商社の女性総合職採用比率と他業界の比較

先日も政府として国家公務員の女性割合を30%以上にする政府目標を発表するなど、女性の社会進出に関する議論が盛んです。日本における女性の社会進出度の低さは以前から指摘されており、世界経済フォーラムが毎年発表している「グローバル・ジェンダー・ギャップ・レポート」におけるランキングは毎年非常に低い順位で推移しています。
 
就職活動においても、女性の総合職採用は不利なのかという質問をよく受けますので、今回は女性の就職活動に関わるデータを色々と調べてみました。ちなみに総合職に占める男女の割合については、就職四季報2015年度版から引用させていただいています。就職四季報には、男女別だけではなく、文理別の採用数や採用実績こう、3年後離職率などの就活生が知りたいデータがいろいろ詰まっていますのでぜひとも手に取っていただければと思います。
 

就職四季報 2015年版

 

本選考とインターンの締め切り情報

全体のデータ

 
厚生労働省が発表した「コース別雇用管理制度の実施・指導状況」によると、対象企業129社の総合職採用予定者に占める女性割合はわずか11.6%というデータが出ています。またこの発表では、男性応募者の5.8%が採用されているのに対して、女性応募者は1.6%しか採用されていないとして、男女の採用格差があることを示しています。
 
 
 

総合商社のデータ

 
【2013年卒総合商社男女比内訳】
2013年のデータ 総合職合計 男性 女性 女性比率
三菱商事 175 146 29 16.57%
三井物産 128 105 23 17.97%
伊藤忠商事 110 99 11 10.00%
丸紅 148 121 27 18.24%
住友商事 136 124 12 8.82%
総合商社全体 697 595 102 14.63%
 
女性採用比率1位は丸紅の18.24%、最下位は住友商事の8.82%です。女性の採用に積極的な三菱、三井、丸紅と消極的な伊藤忠、住友という形が見て取れます。伊藤忠・住友と関西系の二社は社風としてもガツガツしていると言われており、男性色の強い企業なのがデータからは言えそうです。一方で、丸紅はさすが「ギャル紅」と呼ばれるだけあるといったところでしょうか。
 
長期にわたる海外駐在、長時間労働など女性にとっては働きにくい環境とイメージしがちな総合商社ですが、総合商社全体の女性比率は上記で紹介した全体のデータよりも高いものとなっています。

他業界との比較


【2013卒その他業界女性比率】
2013年のデータ 総合職合計 男性 女性 女性比率
日本生命 131 120 11 8.40%
東京海上 90 87 3 3.33%
三菱電機 890 740 150 16.85%
ソニー 160 133 27 16.88%
トヨタ 592 539 53 8.95%
NTTドコモ 257 185 72 28.02%
KDDI 253 191 62 24.51%
NHK 229 170 59 25.76%
読売新聞社 62 41 21 33.87%
朝日新聞社 66 41 25 37.88%
 
 
その他の業界についても女性総合職の比率が発表されている会社のものを抜粋しました。傾向としては金融関連の企業は非常に女性総合職の採用比率が低く、東京海上ではわずか3.3%です。総合職で採用しない分、一般職や地域総合職で大量に女性を採用するのが金融機関の特徴と言えそうです。
 
一方で、通信業界やマスコミ業界は軒並み、女性総合職の採用比率が高く、朝日新聞社は37.88%という結果になっています。通信業界・マスコミ業界ともに3年後の離職率は低く、女性が活躍するための風土がある程度整っている様子が読み取れます。女性の社会進出やキャリア進出という文脈の中では、海外の事例をモデルケースにする例が多いのですが、このような日本の伝統的企業にその答えがあるのかもしれません。もちろん女性の役員活用についてはまだまだ遅れており、KDDIで2014年4月に初めての女性執行役員が誕生したと報道されたのみです。
 
ちなみにグローバル企業の代表格といえるgoogleの女性比率もまだ30%にすぎないようです。
 
 
 

学歴にみるデータ

 
最後に学歴に関するデータを紹介したいと思います。①キャリア志向の人は上位校への進学を目指す、②企業が学歴をスクリーニング基準として採用しているとすると、上位校の男女比は女性総合職の採用数に直結しそうです。
 
東京大学の女性比率は約18%、京都大学が22%、慶應義塾大学が34%、早稲田大学が36%となっています。女性は親元を離れず、キャリア志向でも地元国立大学へ進学するという意見もあったので調べましたが、山梨大学が30%、島根大学が37%と大きな違いは見られませんでした。
 
慶應や早稲田といった上位校の女性学生の中にも、一般職志向の学生は多く、特に総合商社や金融の人気はまだまだ高いと言われています。商社一般職の倍率は総合職よりも高い500倍になることもあるようです。
 
学歴が企業の採用スクリーニングに使用されているとすると、上位校の一部学生が一般職に流れたとしても、20%〜30%の女性が総合職として採用されるべきと言えるでしょう。
 
 

最後に

 
女性のキャリア問題についてはなかなか難しく、上記で紹介した通り、Googleのようなグローバル企業もまだ取り組みの最中であると言えます。
 
日本の雇用環境について、新卒一括採用、終身雇用を前提とした採用慣習、ホワイトカラーエグゼンプションなど様々な議論がされています。しかし議論がどうしても新卒一括採用批判や残業代なし法案といった形で、個別のものに集中してしまいがちであるように感じています。女性のキャリアについても単純に女性の採用数を増やす、幹部を増やすために数字目標を掲げるといった対処ではなく、なぜ女性が働きづらいのか、その大元となっている制度や雇用体系は何なのかといった全体からの議論をするべきだと思っています。
 
なお、雇用環境について日本型雇用と欧米型雇用のメリット・デメリットについてはこちらのブログで紹介されている本が面白いかもしれません。
 
 

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photo by Sam Churchill

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して、○○が業界ナンバーワンである場合に、大きな紙に「○○No.1」と書いて見える位置に貼りました。この方法によって、面接中に読もうとせず単語が視界に入る状態で、面接に自信をもって臨めるようになりました。特徴②自己肯定感が低い対策①面接の実践を積むこと②企業のあらゆるところから情報を手に入れること③今までやってきたことを可視化することそれでは以下詳しく解説していきます。方法②-①面接の実践を積むこと自信をつけた状態で面接に臨むために面接練習をする、というお話をしましたが、やはり練習と本番では緊張感が桁違いです。練習の成果を発揮するために様々なタイプの面接官と面接を経験し、どんな面接官が来ても大丈夫だ、と思えるくらいになりたい、と感じ、主にベンチャー企業の面接確約の説明会にたくさん参加しました。おすすめの就活サイトはビズリーチキャンパス、エンカレッジです。実体験として、1次面接で志望動機をめちゃめちゃに深堀されることはなく、どの企業でも共通する自己PR、ガクチカがメインで聞かれると感じました。なので志望度が高くない場合には面接前の説明会で企業研究するぞ、って気持ちでいいと思います。大手企業はまず書類選考で通過しなければ面接を経験できませんが、手っ取り早く面接経験を積むことができるため、面接をたくさんしたいという人におすすめです。面接を受けた後には、つまずいた質問はなかったか、話す速度はどうだったか、毎回の振り返りが重要です。たまに面接官側から面接のフィードバックをくれたりするので有効活用できると思います。面接を重ねる中で、いつものように企業研究はせず説明会で情報を入れた程度であるベンチャー企業の面接に臨み、志望動機を聞かれて散々詰められたこともありましたが、、、、志望度高いわけじゃないしと切り替えていました。(笑)方法②-②企業のあらゆるところから情報を手に入れること志望度が高い企業の面接において、企業研究は不可欠なのは理解していると思います。なんで企業研究が重要なのだろう、本選考が始まりだした1月頃は、他の就活生と差別化するため、そればかり考えていました。そのため、企業研究はどこまでやればいいんだろう、どうしたらいいんだろう、、、と行き詰ってしまいました。そんな時、キャリアセンターの職員の方に「企業研究はどれだけその企業のことを好きなのか、入りたいのかを伝えるためにするんだよ」と言われてハッとしました。今まではみんなもやってるし、やらないとなと、半強制的にやらされているように感じていました。しかしその話を聞いて、もっといろんな角度から企業のこと知りたい、好きになりたいとプラスの気持ちで企業の情報集めようとした結果、企業研究にかける時間も、手間ももったいないと思わなくなりました。あらゆる方法で企業研究を行った結果、他の就活生との差別化も図ることができ、内定につながったのではないかと考えます。私が行った企業研究は以下の通りです。自分にしかできない企業研究は何だろう、と人脈を駆使したり、実際に店舗に足を運んでみたりしました。・IR情報、株主総会の情報を読み込む(数字、業界内での順位に着目して、志望動機に取り入れる)・志望度の高い企業のOB訪問を2人以上行う・友人の父親が、志望度の高かった企業に務めていたのでOB訪問よりもフランクな形でお話を聞いた(OB訪問でお話しできる社員の方より年齢層が高かったので、より明確に長期的な目線で将来像をイメージ、言語化して伝えることができた)・志望していた金融企業の支店を外観から観察した(ある地方銀行にはダメ元で電話したところ快く対応して下さり、支店見学や若手社員の方からお話を伺った)・志望していた小売企業の店舗を3カ所見学し、実際に商品を購入した(店舗の作りやそれぞれの店舗の特徴や違いについて分析した)方法②-③今までやってきたことを可視化すること自己肯定感を高めるために、結局はこれだけ対策してきたんだ!と自分に言い聞かせることが重要なんだと思います。そこで人一倍努力してきたと感じるために、やってきたことが以下の2つです。①毎日TODOリストを作る②エントリー締切日や面接日をカレンダーに入れる①毎日TODOリストを作る夏、秋冬インターン選考時期や年末ごろからの本選考本格化する時期など、やるべきことが多くなると自分の中で優先順位をつけて進めていくのが難しくなると思います。そこで朝起きてすぐ、ノートにTODOリストを書き出します。それによってやるべきことが可視化されモチベーションが高まると感じました。また、終わったものからチェックをしていくことで達成感につながっていきます。②エントリー締切日や面接日をカレンダーに入れる本命企業の面接が近づくと、嫌というほどの緊張感に襲われると思います。私はそんな時就活を始めた6月からのカレンダーを見返し、こんなにやってきたんだと自分に言い聞かせて、面接に臨みました。もちろん予定管理としての役割として使っているものですが、遡ってやってきたことを実感し、自己肯定感UPとしてのツールとしても機能していると思いました。特徴③人見知り対策①自分から挨拶をすること②面接直前に友人と電話すること以下で詳しく説明していきます。方法③-①自分から挨拶をすること対面の面接の際には扉のノックからの大まかな流れがありますが、オンラインではお互いが正常に入室できていて問題がないか確認するタイミングがあると思います。そこで、相手が入室したタイミングで「おはようございます。よろしくお願いいたします」と先に伝えるように意識しました。先に挨拶することで、良い印象を与えることができるのではないか、ということに加え、面接前にしっかりと声を出すことで緊張感がほぐれ、相手との対話を楽しむことができると感じました。方法③-②面接直前に友人と電話すること1月末ごろ、就活の相談をよくしていた友人が最終面接前に電話をしてほしいと頼んできたので、10分ほど電話しました。友人は「リラックスして面接に臨めるよ」といって最終面接に向かい、本命企業から内定をいただいていました。私も友人の真似をして、本命企業の面接や最終面接の前に、約10分ほど電話をしてもらいました。電話の後の面接の通過率は100%でした。もちろん、理由は電話をしたからというわけではないですが、願掛けになって平常心で面接に臨むことができたと思います。東京駅で受けた、ある最終面接の前には東京駅でバイトをしている友人が直接会いに来てくれたこともありました。会ってしゃべったのはほんの数分でしたが、直接応援してくれて強い気持ちで面接に向かうことができました。今となってはこの数分という短い時間だからこそ、面接前に頭が整理されたまま、気持ちだけ穏やかにリラックスした最高の状態で面接に行くことができたのだと思います。前提として、私は就活の進捗や悩みを仲のいい友人によく相談していました。もちろん他の人に就活の話はしたくないという人もいると思いますが、「ISFP」の私は一人で進めていく自信がまるでなかったので就活初期から友人や先輩頼りの就活をしていました。複数デイズのインターンで仲良くなった就活生と連絡先を交換して情報共有していたという友人もいたので、誰かに相談したいけど友人に相談できないと感じる人はぜひ参考にしてみてください。最後に私は自分の「ISFP(冒険家)」という性格タイプが就職活動に向いていないと感じて、就職活動をやめたいと泣いた日もありましたが、自分の性格をまずは理解し、その性格をカバーできる選考対策を行うことで納得のいく就職活動をすることができました。今思えば「自信がなく」て「自己肯定感が低く」て「人見知り」な性格のおかげで人一倍の選考対策ができたから内定を獲得することができたのだろうなと思っています。これを読んでくださった「ISFP(冒険家)」の就活生の方も、「ISFP(冒険家)」ではないけれど就職活動を進めていくうえで漠然とした不安を抱える就活生の方も、まずは自分の性格を理解し、その性格をカバー、もしくは最大限に生かせる対策を行って、自信をもって就職活動を進めていってください!関連記事 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【厳選】すべての就活生が読んでおくべき4冊の必読書 【厳選】すべての就活生が読んでおくべき4冊の必読書 かつて伊藤忠商事で社長・会長を歴任した丹羽宇一郎氏も、著書『死ぬほど読書(幻冬舎新書)』のなかで「本はいってみれば、人間力を磨くための栄養です。草木にとっての水のようなものといえます」と綴っています。本記事では、就職活動を控えた方や、真っただ中の方に向けて、選りすぐりの必読書・4冊をご紹介します。また、記事の最後ではそれとは別に、経営者の3冊の名著や就職活動の各フェーズで効果を発揮する5冊の選考対策本も紹介していますので、こちらも併せて参考にしてください。▼目次クリックで展開【本記事のトピック】■就活生が本を読むべき2つの理由■必読書・4選└内田和成『仮説思考』└杉野幹人『超・箇条書き』└伊賀泰代『採用基準』└橘玲『幸福の資本論』■付録①:経営者の名著・3選└一勝九敗著者:柳井正└ルールを変える思考法└藤田晋の仕事学自己成長を促す77の新セオリー■付録②:【完全版】おすすめ選考対策本・5選└【テスト対策】『これが本当のSPI3だ!』└【GD・ケース対策】『東大生が書いた問題を解く力を鍛えるケース問題ノート』└【GD・ケース対策】『現役東大生が書いた地頭を鍛えるフェルミ推定ノート』└【自己分析】『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう新版ストレングス・ファインダー2.0』└【業界研究】『日経業界地図2025年版』■最後に:就活生よ、本を読もう!就活生が本を読むべき2つの理由まずは導入として、「なぜ就活生は本を読むべきなのか」、この問いについて少しだけ検討してみましょう。就活生の皆さんが(これまでにも増して)活字を読むべき理由は、2つあります。①キャリアを考えるための土台になる1つめに、あなたの幸福なキャリアを深く考えるための土台ができるためです。就職活動とは、数ある選択肢のなかから、あなた自身の幸福を最大化するようなファーストキャリアを選び取るプロセスです。さまざまな考え方や知識をインプットして見識を広め、改めてあなたの価値観を見つめなおすには、最適なタイミングのひとつであるといえるでしょう。②選考で評価されやすくなる2つめに、思考法や伝え方の原則を学ぶことで選考で評価されやすくなるためです。効率のよい思考法や相手が理解しやすい伝え方を心得ているだけで、就職活動の選考でのパフォーマンスは大きく改善されます。とりわけ、ビジネスの現場で活躍している著者の書籍を読み、そこから彼らの思考法やコミュニケーションスキルを学び取ることは、企業の選考で課される面接やグループディスカッション(GD)に直接的に活きてくるはずです。これらの理由から、読書は就職活動で納得のいく結果を手にするための最強のソリューションのひとつだと言えます。必読書・4選前置きが長くなりましたが、以下、unistyleから学生のみなさんに推奨したい4冊を紹介します。必読書①:内田和成『仮説思考』トップファームのひとつ、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)でディレクターまで上りつめた内田和成氏が、短時間で高い成果を出すための思考法を分かりやすく解説した一冊です。仮説思考BCG流問題発見・解決の発想法「仮説」とは、「まだ証明はしていないが、最も答えに近いと思われる答え」(本書より抜粋)のことであり、これを用いた思考法のことを「仮説思考」と呼んでいます。これは、絶対的な解が存在しないビジネスの世界において、高い成果を出すためには欠かせない思考法のひとつだといえます。これを会得し、実践することは、面接で高く評価されるような魅力的な経験・エピソードにつながるほか、GDやケース面接での議論にも活きてくるはずです。また、中長期的なメリットとして、入社後に実際のビジネスの現場で活躍するための素地をつくることにもつながるでしょう。必読書②:杉野幹人『超・箇条書き』トップティアのコンサルティングファーム、A.T.カーニーでマネジャーを務める杉野幹人氏の著書。超・箇条書き―――「10倍速く、魅力的に」伝える技術「短く、魅力的に伝える」ための必須スキル「BulletPoints(箇条書き)」について、実践的なテクニックまでが詳細に解説されています。皆さんがどんなに魅力的なアピールポイントを持っていたとしても、それを正しく企業側に伝えることができなければ、残念ながら何の意味もありません。本書が指南する「超・箇条書き」というスキルは、ESの作成はもちろん、面接でのアピールやGD・ケース面接でのディスカッションなど、就職活動のあらゆるフェーズで劇的な効果を発揮するはずです。必読書③:伊賀泰代『採用基準』マッキンゼー・アンド・カンパニーの採用マネジャーを12年のあいだ務めた伊賀泰代氏が、社会から本当に必要とされる優秀な人材像を明らかにした一冊です。採用基準「マッキンゼーが求める人材」は、実は「いまの日本社会が必要としている人材」とまったく同じであるとしたうえで、その条件(採用基準)となるたった1つの資質を解説しています(その資質が何であるかは、ぜひ実際に著書を手に取って確認してください)。マッキンゼーのようなコンサルティングファームを志望する学生だけでなく、これからビジネスのフィールドで活躍したいと考えているすべての学生が読むべき内容になっています。なお、本書については、unistyleにおいて以下の記事でも言及しています。■必読書④:橘玲『幸福の資本論』作家・社会評論家である橘玲氏が、「これからの社会で”幸福に生きる”ためには、どのように人生を設計すべきか」という本質的な論点を検討した一冊です。幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」橘氏は、人間が手にすることのできる資本を「金融資産(資本)」「人的資本」「社会資本」の3つに分けて定義したうえで、すべての人間の「幸福」な人生パターンはこれら3つの組み合わせによって説明できるとしています。ファーストキャリアとする企業を選び、社会人生活のエントランスをくぐる前に、ぜひ本書をヒントに「自分にとって”幸福な人生”とは何か」を考えてみてください。付録①:経営者の名著・3選以下では大手企業の社長・経営者が著者となっている本を紹介します。一勝九敗著者:柳井正著者:柳井正(ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長)この本はユニクロの創業者である柳井正が創業より現在までの歩みを綴ったもので、柳井正の考えを大いに知れる経営のバイブルとなっています。経営の基本となる経験や、ユニクロを育ててきた失敗談とその失敗から学んだことが書かれているので、ESや面接でもよく聞かれる「失敗から学んだこと」を考える際に、書き方を参考にしてみると就活にも活かせるのではないかと思います。ルールを変える思考法著者:川上量生(ドワンゴ社長)この本はドワンゴの川上社長自身によるゲーマー体験から導き出されたビジネス思考法が学べる本で、ユニークな視点が魅力です。ビジネスでの成功論やニコニコ動画・生放送がどのような考えで生まれ、育っていったのか、川上さんの思考法・価値観が書かれています。そのため、この本を読むことで自分の価値観とは違う新しい価値観に触れることができるのではないでしょうか。就活では価値観に関する質問をされることも多いと思うので、多くの価値観に触れておくことは非常に重要だと言えます。藤田晋の仕事学自己成長を促す77の新セオリー著者:藤田晋(サイバーエージェント代表取締役社長)この本は、サラリーマン(特に若手)向けに自身の仕事哲学を解説した一冊で、ビジネスの世界で腐らず成長し続けるための方法を本音で教えてくれています。仕事に行き詰まった時、仕事を始める前の心構えとして、知っておいた方が良いアドバイスや、起業などを通じて得たであろう成果の上げ方、マネジメント論、社内制度の工夫などを、たくさんの事例を交えてわかりやすく紹介しているのでとても読みやすい本となっています。付録②:【完全版】おすすめ選考対策本5選ここまで紹介してきた必読書とは別に、自己分析や業界研究、面接対策など、実際の選考に向けて具体的な対策を行うための5冊のおすすめ就活本も挙げておきます。書店の就活コーナーには大量の書籍が並べられており、どれを買えばいいか分からなくなってしまう方も多いかと思いますが、ひとまずは以下の5冊を選べば間違いはありません。【テスト対策】『これが本当のSPI3だ!』主要3方式<テストセンター・ペーパー・WEBテスティング>対応】これが本当のSPI3だ!【2027年度版】SPIの主要3方式(テストセンター・ペーパーテスト・WEBテスティング)すべてに対応したテスト対策問題集。(もちろん、個人の得手・不得手にもよりますが)これ一冊をしっかりと解き込んでおけば、一般的な水準のテスト対策としては十分でしょう。▼テスト対策については、以下の記事もご覧ください。■■【GD・ケース対策】『東大生が書いた問題を解く力を鍛えるケース問題ノート』東大生が書いた問題を解く力を鍛えるケース問題ノート50の厳選フレームワークで、どんな難問もスッキリ「地図化」本来は外資コンサルなどの選考で課されるケース問題対策本ですが、グループディスカッション(GD)対策としても高い効果を発揮します(なぜなら、GDとケース問題の違いは「与えられた問題を複数人で解くか、ひとりで解くか」にすぎないため)。また、以下の記事にもあるように、最近では総合商社を始めとした日系大手企業でもケース問題が課される機会が増えています。■シンプルなフレームワークの助けを借りながら例題に取り組めば、みるみる実力がつくはずです。コンサル志望者はもちろん、グループディスカッションに苦手意識がある日系大手志望の方も今すぐ取り組みましょう。▼GD対策については、以下の記事もご覧ください。■■■【GD・ケース対策】『現役東大生が書いた地頭を鍛えるフェルミ推定ノート』現役東大生が書いた地頭を鍛えるフェルミ推定ノート――「6パターン・5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける!上記の『ケース問題ノート』と併用したいのが、こちらの『フェルミ推定ノート』です。フェルミ推定とは、「日本全国にマンホールはいくつ存在するか」など、正確に求めるのが難しい数値を論理的に概算することをいいます。ビジネスライクな数的思考力を鍛えられるほか、ケース問題やグループディスカッションのなかで売上推定を行うときなど、ケースワークに取り組むうえで大いに役立ちます。本書は数学が苦手な文系学生でも親しみやすいよう、具体的な例題を交えながらシンプルに書かれており、効率よく学習を進めることができます。すべての就活生におすすめしたいワークブックです。【自己分析】『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう新版ストレングス・ファインダー2.0』さあ、才能(じぶん)に目覚めよう新版ストレングス・ファインダー2.0あなた自身の強みを知るために一役買う、ベストセラー本です。一冊ごとに固有のシリアルナンバーが付属しており、Web上でこれを入力して〈ストレングス・ファインダー2.0〉という診断テストを受けると、あなた自身が持つ「5つの資質」を知ることができます。独力での自己分析に行き詰まってしまったとき、新しい視点から自分を顧みたいときなどに活用するとよいでしょう。ただし、こうした書籍はあくまでツールに過ぎません。「やって満足」で終わらないよう、戦略的に自己分析を進めましょう。▼自己分析については、以下の記事を必ずご覧ください。■■【業界研究】『日経業界地図2025年版』日経業界地図2025年版日経新聞社が毎年リリースしている業界地図も、さまざまな業界を広く・浅く俯瞰するのには役立ちます。志望業界の見当がつかない方や産業構造を広く知りたい方などは、本書を入り口にして業界研究を始めるとよいでしょう。(もちろん、より本格的な業界研究を行う際は、また別の手段を講じる必要があります。)▼業界研究については、以下の記事を必ずご覧ください。■最後に:就活生よ、本を読もう!本記事では、unistyleが学生の皆さんにおすすめしたい4冊の必読書、さらに付録として5冊の選考対策本をご紹介しました。以下、ラインナップを再掲しておきます。【4冊の必読書】■内田和成『仮説思考』■杉野幹人『超・箇条書き』■伊賀泰代『採用基準』■橘玲『幸福の資本論』【付録:5冊の選考対策本】■『これが本当のSPI3だ!』■『東大生が書いた問題を解く力を鍛えるケース問題ノート』■『現役東大生が書いた地頭を鍛えるフェルミ推定ノート』■『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう新版ストレングス・ファインダー2.0』■『日経業界地図2018年版』就職活動というタイミング、そして本記事で挙げた4冊の良著をきっかけにして、ぜひたくさんの本を読んでみてください。読破した本たちはきっと、皆さんの人生の肥やしになるはずです。下記には、その他各業界志望者におすすめの書籍を紹介した記事へのリンクもありますので、併せて参考にしてみてください。参考: 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【オワハラ対策】損害賠償の脅しに屈しない!賢い切り返しと対処法を徹底解説。unistyle独自調査データも掲載 【オワハラ対策】損害賠償の脅しに屈しない!賢い切り返しと対処法を徹底解説。unistyle独自調査データも掲載 こんな方にオススメ・これから選考を受ける予定でオワハラについて知りたい学生・既に選考を受け、オワハラを受けている学生■本記事の引用・二次利用について本記事の内容は、出典として本記事(またはunistyleトップページ)へのリンクを設置いただける場合に限り、学内資料への転載やメディア等での引用・二次利用を無償で許可しております。学生の皆様への啓発活動や、適切な就職活動の推進にぜひお役立てください。本記事の構成そもそも「オワハラ」とは?【2026年最新版】unistyle独自調査データで見るオワハラの現状学生を追い詰める4つの手口【実例紹介】先輩たちが遭遇したオワハラの現場と判断知らないと損をする!自分を守るためのオワハラの正しい知識もし被害に遭ったら?タイプ別の切り返し方と相談先【Q&A】不安を解消!オワハラに関するよくある質問まとめそもそも「オワハラ」とは?そもそもオワハラとは?オワハラとは、「就活終われハラスメント」の略です。具体的には、企業などが新規学校卒業者等の採用において、内定や内々定を行うことと引き換えに、学生の意思に反して他の企業などへの就職活動の終了を強要するようなハラスメント行為です。ハラスメントの性質上、その要因は加害側の不適切な言動にあり、能力や適性とは切り離して捉えるべき事案です。そのため、法的な根拠や適切な相談先を把握し、冷静に対応を選択することが最善の自衛となります。参考:厚生労働省【2026年最新版】unistyle独自調査データで見るオワハラの現状実際にどれくらいの学生がオワハラに直面しているのでしょうか。当サイトの独自アンケート結果から、その実態を紐解きます。アンケートによると、「オワハラという言葉を知っていますか?」という問いに対し、多くの学生が「知っている」と回答しました。就活におけるハラスメントへの意識は年々高まっていると言えます。被害は「他人事」ではない実際に「オワハラの被害に遭ったことはありますか?」という質問には、約5%の学生が「ある」と回答しました。20人に1人オワハラ被害に遭っていることから、他人事ではないことがわかります。巧妙化する手口、問われる「その後の決断」さらに、被害に遭った学生に「最終的に、どうなりましたか?」と尋ねたところ、以下のような状況が浮かび上がりました。オワハラに遭った学生のうち、28.6%の学生は納得のいく結果で就活を終えることができず、28.6%の学生は今も対応に悩んでいます。オワハラは一人ひとりにとって、人生を左右する重大な局面です。また、言葉を知っていても、いざ自分が当事者になると「これはオワハラなのか?」「自分がわがままなだけでは?」と自問自答し、追い詰められてしまうケースが後を絶ちません。【調査概要】調査名称:就活におけるハラスメント(オワハラ)に関する実態調査調査対象:26卒・27卒対象調査期間:2026年1月20日〜2026年2月6日有効回答数:130名調査方法:メールマガジン、オープンチャットでのアンケート送付、バナー広告調査主体:unistyle学生を追い詰める4つの手口上記でも説明したように、オワハラは巧妙な手口で行われるため、一見オワハラだと気づくことが難しいです。典型的なオワハラの具体例として、以下の4タイプに分類されます。同情型交渉型束縛型脅迫型同情型学生の優しさや責任感を逆手に取り、情に訴えかける手法です。例えば、「君のために特別枠を確保した」「役員を必死に説得して内定を通したんだ」と、特別な計らいを強調するなど、恩義を感じさせて断りづらくさせてきます。表面上は親切なビジネスマンを装っているため、学生は「断ったら申し訳ない」という罪悪感を抱きやすく、断る勇気を削がれてしまいます。交渉型内定と引き換えに、他社への就職活動を辞めるよう取引を持ちかける手法です。「今ここで他社をすべて断るなら内定を出す」「明日までに返事がないなら内定は白紙」と、極端に短い期限を突きつけて決断を迫ります。考える余裕を奪うことで、学生側が「ここで決めないと後がない」という焦燥感に駆られ、不本意な承諾をしてしまうことを狙っています。束縛型物理的な時間を拘束することで、他社の選考に参加できないようにする手法です。他社の選考が集中する日に、強制参加の研修や内定者懇親会をあえて入れることで、物理的に動けない状況を作ります。「内定者同士の親睦」というもっともらしい名目を使いますが、真の目的は他社との接触を遮断することにあります。脅迫型高圧的な言動や、根拠のない罰則をちらつかせて無理やり承諾させる極めて悪質な手法です。「辞退するなら大学の後輩はもう採用しない」「辞退によって発生した損害を賠償しろ」と、将来や金銭的な不安を煽ってきます。これらは恐怖心を与えて支配しようとする行為であり、こうした脅しに法的根拠は全くありませんので、決して屈しないようにしましょう。実はこれもオワハラ実は上記で紹介した企業からのオワハラ以外にも、盲点となりうるオワハラ加害者が存在します。以下に例を挙げます。就職エージェント内定が出た際、学生が迷っていると「これ以上の優良企業はもう出ない」「今のあなたの実力ではここが妥当だ」と、不安を煽って決断を迫ったり、「内定を出した企業に失礼にあたる」「紹介した私の顔を潰さないでほしい」といった、マナーや義理を盾に他社の選考を辞退させようとする。辞退の相談をした途端に返信が遅くなる、高圧的な態度になる、あるいは他の求人を紹介しなくなるといった「選別」を行うケースも。大学の教員・ゼミ教授特に「学校推薦」や「教授の紹介」で選考を受けている場合に発生しやすいケース。具体例としては、「推薦で内定が出たのだから、他社の選考はすべて辞退しろ」「断ったら今後の研究室と企業の付き合いに影響が出る」と迫られる。単位や卒業論文の指導という「評価者」の立場を利用した圧力であり、学生にとっては企業からのオワハラ以上に拒絶しにくい構造がある。親保護者が子どもの就職活動に過度に介入し、特定の企業への入社を強要。内定先を否定して就活を続けさせたり、逆に早く終わらせるよう迫るケースを含めてオヤハラともいわれる。近年、企業が内定者の親に確認を取る「オヤカク」が一般的になりましたが、その反面、親が納得しないと内定を辞退させるような「ペアハラ(ペアレンツ・ハラスメント)」に近い事象も発生している。オワハラは、多くは相手側の都合で行われています。「自分のためにアドバイスしてくれているのかも?」と感じることもあるかもしれませんが、相手の利益(例:就職エージェントからであれば紹介実績、大学の教授であれば、次年度以降の推薦枠の維持等)を優先している可能性があることも考えたうえで判断することが大切です。また、上記以外にも、就活を妨げられていると感じたり、自身の意志と反する方向に就活が進んでいると感じたら、まずはハラスメントを疑ってみることです。【実例紹介】先輩たちが遭遇したオワハラの現場と判断大学のキャリアセンターや就活生へのアンケート、および「unistyle」に寄せられた体験談レポートに基づき、オワハラの被害実例をご紹介します。※プライバシー保護のため内容を一部改変しています。企業からのオワハラ【体験談1】第一志望の企業の結果がでてから回答する旨を事前に許可されていたのにもかかわらず、実際に第一希望の企業の内定結果の返答期限が判明した時点で、内定取り消しをちらつかせられた。滑り止めがなくなることに不安感がつよくなったが、オワハラを受けてまでその企業に行かないと決断した。(匿名大学)【ポイント】典型的な交渉型のオワハラ事例です。前言撤回による精神的揺さぶりや一度認めた条件を覆して、内定取り消しをちらつかせるのは、学生の不安を煽り、強引に承諾させる極めて不誠実な手法です。この体験談のように、不信感を抱いた時点でその企業を候補から外すことは、入社後のトラブルを避ける上でも非常に賢明な判断といえます。【体験談2】内々定を出すので就活を終わりにしてくれないかというお話が一番困りました。まだ何社も残っていたので正直にお話しして待ってもらいましたが、「うちが第一志望って言ってたよね?」と言われてかなり困りました。(匿名大学)【ポイント】こちらも交渉型にあたります。学生の誠実さや罪悪感を利用して、他社の選考を断念させる心理的な罠です。選考が進むにつれて志望順位が変動するのは、就職活動において当然のこと。「御社への志望度は高いですが、後悔なく決断するために最後までやり遂げたいです」と、一貫した姿勢で回答を保留する勇気が大切です。【体験談3】他社の選考日にイベントを入れられ、他社の選考を全て辞退せざるを得なくなった。(匿名大学)【ポイント】こちらは、束縛型です。イベントに強制参加と言われても、学業や他社の選考を理由に欠席・日程変更を打診して構いません。もし変更を一切認めず、欠席を理由に内定を取り消すような企業であれば、それは入社後も社員の私生活や都合を顧みない社風である可能性が高いと判断できます。企業以外【就職エージェント】・紹介で内定に繋がった企業を断る相談をすると「それは困る」と引き留められた。(国立大学)・大学内の部活動やサークルの中にエージェントがOBOGを連れて入り込んできて、うちに入社しないかと尋ねられた。断れない雰囲気を感じる。(私立大学)・エージェントが見学だと言っていたので企業を訪問したが、面接試験が始まった。さらに企業側にもうまく話が通っていなかった。また、断ってもラインでしつこく勧誘をしたり、紹介された企業を受験しないことを伝えると汚い言葉で返信があったりする。(私立大学)【親】オワハラとは主旨が異なりますが「もっといい企業を探すように」と内々定企業の保証人のサインを断られ就職活動をし直したケースがありました。(国立大学)知らないと損をする!自分を守るためのオワハラの正しい知識オワハラについて、事前に知っておいてほしいことは大きく以下の4点です。企業側からの損害賠償は原則として認められない事前に口コミを調べると安心内定承諾書にサインしても取り消せる強い口調や表現をする企業には注意企業側からの損害賠償は原則として認められない企業が「採用コストがかかったから賠償しろ」と脅すことがありますが、学生が内定を辞退した程度で賠償が認められることはまずありません。(労働基準法第16条)これは企業が負うべき通常の事業リスクとみなされます。事前に口コミを調べると安心ワンキャリアや就活会議、外資就活ドットコムなどの体験記で、「内定その場」「拘束」「他社辞退」といったワードで検索をかけます。「最終面接の場で即決を迫られた」という書き込みが複数あれば、その企業は「交渉型」の常連だと判断できます。また、リアルタイムな情報収集には、SNSが有効です。特定の企業で「今、まさに圧力をかけられている」という投稿がないかチェックします。情報収集をするうえで、一つの情報に振り回されず、複数のサイトで共通して言及されているかを確認するとより信憑性の高い情報を入手できるでしょう。unistyleでは、志望企業別のLINEオープンチャットを運営しています。各企業のリアルタイムの口コミが得られるので、是非参加してみましょう。【27卒/28卒向け】志望企業別LINEオープンチャット一覧-全273社(メーカー・広告・マスコミなど)-【27卒/28卒向け】志望企業別LINEオープンチャット一覧-全339社(コンサル・商社・金融・不動産・インフラなど)-内定承諾書にサインしても取り消せるどうしたらいいかわからず、その場で内定承諾の返事をしてしまったり、内定承諾書にサインをしてしまったことで、就活を終わらせなければならないと諦める必要はありません。書類にサインしてしまっても、入社2週間前までであれば辞退は法的にも可能です。(民法627条1項)とはいえ、不要な内定受諾や滑り止めの確保のための内定受託はトラブルの元ですので、可能な限り避けるようにして下さい。強い口調や表現をする企業には注意強い文言・言葉を発する企業はなぜそういう表現をするのでしょうか。おそらく、人材を大事にする企業はそういうことをしないのではないでしょうか。些細な言動から企業のカラーを知ることができると思います。就活は、学生の皆さんが一方的に評価される場ではありません。皆さんも企業を見極めることが大切です。もし被害に遭ったら?タイプ別の切り返し方と相談先各オワハラへの対処法オワハラの種類ごとに、対処法や切り返し方を紹介します。​同情型交渉型束縛型脅迫型同情型対処法:感謝と決断を切り離す「親身に対応してくださったことには心から感謝しています。しかし、一生を左右する決断ですので、自分の軸で最後まで考え抜きたいです」と、感謝を伝えつつ意思を明確にします。交渉型対処法:即答せず「検討の猶予」を勝ち取る「非常に光栄ですが、納得感を持って御社に決めるため、家族とも相談し、現在進んでいる選考を最後までやり遂げたいと考えています」と伝えてください。「入社意欲があるからこそ、中途半端な状態で決めたくない」という論理で返しましょう。束縛型対処法:正当な理由で欠席・変更を申し出る「学業(授業や試験、研究室の発表)」を理由にするのが最も確実です。「大学の試験と重なっており、どうしても外せません」と伝えましょう。脅迫型対処法:その場では聞き流し、すぐに外部へ相談する。これらは法的に認められない「脅し」です。その場での反論は避け、大学のキャリア支援窓口や、新卒応援ハローワークに詳細を報告してください。上記対応でも対処できない場合上記の対応でも対処できない場合は、以下も有効です。ボイスレコーダーで証拠を押さえる主に脅迫型に有効です。キャリアセンターへ相談するお住まいの都道府県の労働局へ、電話で相談【Q&A】不安を解消!オワハラに関するよくある質問Q1.内定承諾書にサインをしてしまった後でも、辞退はできますか?A.可能です。法律上、日本には「職業選択の自由」があり、内定承諾書に法的拘束力はありません。入社の2週間前までであれば、一方的に解約することが可能です。ただし、企業側も準備を進めているため、辞退を決めたらできるだけ早く誠実に連絡することがマナーです。Q2.オワハラを受けた際、どこに相談すればいいですか?A.まずは大学のキャリアセンターへ。大学側は企業のこういった行為を把握し、場合によっては大学として企業に抗議を行うこともあります。また、厚生労働省の「新卒応援ハローワーク」内にある「労働条件相談ほっとライン」など、公的な相談窓口も活用しましょう。Q3.オワハラをしてくる企業は、入社後もブラック企業の可能性が高いですか?A.その傾向は否定できません。学生の意思を無視して強引に囲い込もうとする姿勢は、入社後も「社員の事情を考慮しない」「強引なノルマを課す」といった社風に繋がっている可能性があります。企業の姿勢を判断する一つのバロメーターとして捉え、冷静に再検討することをおすすめします。Q4.大学のキャリアセンターに相談したら、その内容は企業に伝わりませんか?A.大学は学生の味方です。許可なく企業に連絡することはありません。むしろ、大学として過去の事例と照らし合わせたアドバイスをくれます。まとめ本記事では、近年問題となっている「オワハラ」の実態と対処法について解説しました。最後に、大切なポイントを振り返りましょう。オワハラは相手側の都合企業やエージェントの圧力は、彼らの実績や効率のためであり、あなたの将来を第一に考えたものではありません。法的拘束力はない内定承諾書にサインをした後でも、辞退は法的に認められています。損害賠償などの脅しを過度に恐れる必要はありません。違和感は重要なサイン誠実な企業は、学生の人生の決断を尊重し、待ってくれるはずです。強引な手法をとる企業は、入社後の社風も同様である可能性が高いと心得ましょう。就職活動は、あなたが一方的に評価される場ではなく、あなたが活躍できる企業を、あなた自身が選ぶ場です。もし一人で抱えきれない不安を感じたら、すぐに大学のキャリアセンターや専門の窓口へ相談してください。あなたが納得のいく形で就職活動を終え、自信を持って社会人の一歩を踏み出せるようunistyleは、応援しています。 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就活になると急増する「ガンジー就活生」からの脱却が内定への第一歩 就活になると急増する「ガンジー就活生」からの脱却が内定への第一歩 就職活動になると、聖人君子のような考え方をしないと評価されないと教えられているのか、企業に評価されるために綺麗事を並べてしまう「ガンジー就活生」が大量に出てきてしまうように感じています。面接官も何人もこのような就活生が出てくるとうんざりしてしまうでしょう。今回は知らず知らずのうちに多くの就活生が陥っている「ガンジー就活生」とはどういったものか、そこから脱却するにはどうすればいいのかについて説明したいと思います。周囲の人々をうんざりさせる「ガンジー就活生」とはガンジー就活生とは「世界平和に貢献したい」「皆の笑顔が私の原動力」などなど、聞いてる面接官も思わずうわっとなってしまいそうな綺麗事を話してしまう就活生のことです。企業理念にも敏感で、企業理念の素晴らしさを面接で語ってしまったりします。実際に中で働いている人が自社の企業理念を知っているかというと必ずしも知っているとは言えなかったりするんですが、ガンジー就活生は企業理念を全ての社員が胸に刻んで働いていると考えてしまいがちです。皆さんの周りでも思い当たる先輩や同級生がいるのではないでしょうか。就職活動を始めた途端に、こういった綺麗事を並べるようになってしまう学生が多いために、就職活動を頑張っているのがダサく映ってしまうという側面はあるのかもしれないと感じています。ちなみに面接官にもガンジー就活生は嫌われがちです。綺麗事かどうかは経験に根ざしているかどうかで判断されるしかし中には「途上国の発展に貢献したい」など綺麗事に聞こえるような志望動機でも評価され内定する人が多くいます。総合商社やJICAなどの政府系機関の内定者の中には「途上国の発展への貢献」という志で受けて内定した人も多いでしょう。ガンジー就活生の綺麗事と評価される内定者の差は、「経験に根ざしているかどうか」の部分にあると言えます。就職活動になって急に「途上国への貢献」と言い出す人は評価されませんが、学生時代から途上国の発展に興味がありNPO団体でインターンしたり、ゼミなどで研究していれば綺麗事だと言われてしまうことはないでしょう。少しでも綺麗事を話しているかもと感じたらその綺麗事が自分自身の経験に根ざしているかどうかもう一度考えた方が良いでしょう。綺麗事から抜け出して自分の欲望と向き合おうガンジー就活生になってしまう学生の多くが、「自分をよく見せよう、そのために自分自身の欲望や汚い部分はなるべく見せないようにしよう」という気持ちが強くなってしまっているように思います。そうして自分の本心の部分に蓋をしてしまっているからこそ不自然な綺麗事に聞こえて評価されなくなってしまうのだと思われます。自己分析する際にも、企業に評価されようという思いが強くなってしまって、企業受けするだろう綺麗な部分だけ抽出する作業をしてしまう学生も少なくないと感じています。そうした「よく見せよう」といった気持ちは一旦置いて、素直な自分の欲望と向き合うのも就職活動では非常に大事なことです。欲望というと給与やブランドにばかり目がいきがちですが、3年後・5年後にどんな大人になりたいか、どんな大人にはなりたくないかといったことやどういったことが自分に向いているのか、接客など瞬間的な人との関わりがあっているのか、じっくりと課題に向き合い解決策を考えることが向いているのかなどなど、様々な切り口で自分がどんな「欲」を持っているのか向き合ってみましょう。最後にガンジー就活生には多くの就活生が知らず知らずのうちに陥りがちですが、評価されるという意味でも自分に合った仕事を選ぶという意味でも、自分自身の「欲」に向き合い言語化することは大事なことです。就職活動しながら少しでも綺麗事を話しすぎている自分に違和感を感じたらもう一度自分自身の欲望に素直に向きあってみてはどうでしょうか。photobyNagarjunKandukuru 65,305 views

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