JTBのインターン選考（ES・面接）対策

「エイチ・アイ・エスや日本旅行」など、群雄割拠の旅行業界の中で圧倒的な売上を誇っているJTB。

本記事ではJTBのインターン内容から具体的な選考対策までを紹介します。

JTBとは

JTBは1963年に設立され従業員数はグループ全体で29,153名の規模感となっています。（2018年3月時点）

経営理念として「地球を舞台に、人々の交流を創造し、平和で心豊かな社会の実現に貢献する 」と掲げており、「お客様満足の追求」「株主への責任」「事業パートナーとの共栄」「自立創造型社員としての行動」「社会への貢献」「地球上の資源への配慮」の6つを大切にしています。

そんなJTBの事業内容は以下になります。

上記の事業内容を詳しく説明します。

ミーティング＆イベント

JTBでは、ミーティング&イベントの運営担当者と共に課題を解決するビジネスパートナーとして、豊富な実績と社内に有するネットワークにより、ワンストップサポート体制を構築しています。

さらに、運営を成功へと導くために欠かせない「経営者」「担当者」「参加者」「スポンサー」という4つの視点において、それぞれが抱える課題を把握し、ステークホルダーのニーズに応える最適化した企画・準備・運営を手がけています。

旅行事業（企業・組織向けサービス）

企業・組織向けサービスは以下の3つがあります。

推奨旅行・招待旅行

「企業の業績向上」「社員のモチベーション向上」を最終目的とし、旅行前のコンセプト設計からプランの実施、旅行後の効果検証までトータルで提案しています。お客様の意向を反映するとともに、参加者の満足・理解を検証し、インセンティブ効果の最大化を図ります。

海外見本市・視察旅行

圧倒的な手配力を誇るJTBのグローバルネットワークと、各分野における専門知識を駆使してお客様のお問い合わせ内容に適した、オーダーメイドの視察ツアーの日程・企画を提案しています。

職場旅行3.0（社員旅行）

企業で働く多くの社員が必要としている新たな価値を手に入れるための社員旅行になります。飲んで食べて騒ぐという楽しいだけで終わってしまう旅行ではなく、楽しみながら、社員の新たなモチベーションを充たす旅＝投資として、価値ある社員旅行を提案しています。

旅行事業（教育機関向けサービス）

教育機関向けサービスは以下の3つになります。

学校経営支援サービス

旅行行事だけにとどまらず、教育目標に沿ったカリキュラムの策定、教職員の人材育成、学校危機管理や生徒募集につなげるプロモーションなど、幅広い領域における学校経営課題解決と価値向上に貢献します。

また、学校特性や生徒の姿、地域の現状等に基づいて、旅行やキャリア教育などの学校行事を、その効果が最大となるよう体系的に組み合わせ、学校教育目標達成や育てたい資質･能力の育成にも貢献しています。

大学経営支援サービス

JTBグループが有する旅行・MICE・広告・出版・SP・IT・保険等のアセットを大学の教育改革・経営改革に活用し、将来に向けた持続可能な発展を目指す大学の価値向上に貢献しています。

国際交流

社会のグローバル化が急速に進む中、国際交流・グローバリゼーションの分野においては、お客様個別の多様なニーズが存在し、そのニーズに対応すべく「JTB国際交流センター」が情報収集・開発機関として機能しています。豊富な経験と蓄積したノウハウの活用によって、個々に最適なプログラムをソリューションの一環としてデザインし、提案段階から実施・運営に至るまで、一貫してサポートしています。

地域交流事業

JTBグループは日本全国各地域に正対し、様々な人流、物流、商流を生み出し、交流を創造することによって社会課題解決と地方創生に貢献する地域交流事業に取り組んでいます。全国、世界各国からの集客を促すことで地域活性化を図る継続的な活動を実施することを目指しています。

総務系ソリューション事業

総務系ソリューション事業は以下の3つに分けられます。

出張管理システム

「社員ひとり一人が伝票を作成し、上司へ提出。経理部門ではその情報を入力し、精算する」そんな非効率な時代は、もう終わりました。現在、多くの企業や組織経理部門では、間接経費の削減や決算の早期化のために経費精算の合理化に取り組んでいます。旅を扱うJTBならではのソリューションで、効率的な出張・経費精算業務をサポートしています。

福利厚生・会員サービス

JTBグループは、設立以来100年以上、お客さまの気持ちに寄り添ったビジネスを展開してきました。昨今注目されている『働き方改革』。採用、退職防止、休職者早期発見、優秀人材の育成、長時間労働是正、雇用延長、ダイバーシティ・女性活躍推進への対応等、様々な課題が顕著です。また同時に、業務効率化、経費削減などの働きやすい職場環境の整備も重要と考えます。

働く人の気持ちを高める様々なソリューションを数多く取り揃え、総務・人事部門の皆さまをサポートしています。

BCP実行実行支援サービス（RECOVALUE）

RECOVALUE（リカバリュー）は首都圏で災害発生時に、首都圏から関西へ拠点機能を移転するBCPを策定する企業様向けソリューションです。

インバウンド（訪日旅行）ソリューション

インバウンドソリューションは以下の2つに分けられます。

訪日旅行者＆アジア市場プロモーション

独自の行動傾向調査と海外拠点ネットワークにより現地の特徴に合わせて最適なプロモーションを提案しています。

コーポレートインバウンドトータルサポート（法人訪日旅行）

100年にわたるノウハウや在外支店のネットワークを活用し、日本サイドと現地サイドの両方でご渡航をサポートしています。

また、事務局の業務軽減と海外からのお客さまへのジャパンクオリティを両立します。

コミュニケーション事業

コミュニケーション事業は以下の3つに分けられます。

アウターコミュニケーション

アウターコミュニケーションでは以下の4つのサービスを行っています。

インナーコミュニケーション

インナーコミュニケーションでは以下の5つのサービスを行っています。

グローバルビジネスサポート

進出地域の選定、現地市場調査、海外での商談会・展示会のサポート、現地法人設立のお手伝い、進出後の生活サポートまで、独自のパートナーシップの構築により企業の検討フェーズに合わせて海外進出をワンストップで支援しています。

スポーツ関連事業

「する」「みる」「支える」×「マーケティング権利」を強みにスポーツのチカラで企業・業界を発展させています。

JTBのインターン内容

JTBのインターンは1Day Internshipと5Days Internshipがあります。以下でそれぞれのインターン内容について紹介します。なお、内容は21卒向けのものとなります。

1Day Internship

「グローバル」、「広告・マーケティング」、「地域交流・訪日インバウンド」、「スポーツビジネス」の4つのテーマごとにリアルケースを模した本格的な事業提案プログラムです。JTBの多様なリソースとノウハウ、そして、様々な市場におけるJTBが挑むビジネスを体感できます。

5Days Internship

JTBビジネスの真髄を体感できる5Daysプログラムです。JTBグループの実践をもとにした、追体験型ケーススタディで、リサーチ・マーケティング業務体験、企画書・提案書作成業務体験、プレゼンテーション体験、社員や内定者との意見交換・フィードバックなど、ビジネスを100%体感できます。

JTBの求める人材像

JTBが求めている人材像は自律創造型社員です。自律創造型社員とは詳しく説明すると以下のような人材になります。

上記のような人材に必要な資質は以下の5つです。

以下で詳しく説明します。

上記にもあるように、今どのようなニーズがあるか把握し、商品の企画・開発を行っていく上で「発想力」は必要になります。

JTBはお客様と共に課題を解決するビジネスパートナーとして多岐にわたる業種・業界のソリューションをデザインしています。そのため社内外関係なく、様々な人と協力し仕事を行わなければなりません。よって先程述べた「コミュ二ケーション能力」「主体性」は必要不可欠になります。

「ポジティブ思考」に関しては、お客様が真に求めるサービスを提供するためには、模索をし続ける必要があります。そのため何度挫けても、真のサービスを提供するために前向きにチェレンジし続けなければなりません。このことから上述したJTBの必要な資質の「ポジティブ思考」が必要だと言えます。

JTBのインターン選考フロー

1Day Internship

 5Days Internship

JTBのインターン選考自己PR動画対策

動画選考とは？

動画選考では、学生がスマートフォンなどで動画を撮影し、その動画を企業に送信します。その動画をもとに選考していく新しい選考方法のことを動画選考と言います。

企業側は動画選考を行う理由は、「業務効率化が図れる」「書類上ではわからない、学生の人柄を知るため」です。

意識するべきこと

①結論を冒頭に

これは面接と同様で動画選考でも結論ファーストで答えるようにしましょう。ダラダラ話していないかしっかり注意してください。

②ハキハキ話す

動画ではカメラをしっかり見てハキハキ話しましょう。面接などの対面で行う場合は相手も表情を読み取りやすいですが、動画で表情を読み取ることはとても難しいです。自分が思っている以上にハキハキ話すようにしましょう。

自己PRの考え方

就活生が自己PRとして企業にアピールすべきことは、自身が企業にとって”採用しなかったら損をする人材である”ということです。正しい自己PRをするためには、その企業のビジネスモデルを理解した上で、その企業がどんな「強み」を求めているかを明らかにする必要があります。

例えばJTBであったら先程も述べましたが、「コミュニケーション能力
・ホスピタリティ精神・主体性・発想力・ポジティブ思考」当てはまる人材を求めています。

自己PRの構成については以下のフレームワークを参考にしてみてください。

最後に

今回は旅行業界で圧倒的な売上を誇っているJTBについて紹介しました。

JTBは旅行業界に分類されますが、旅行事業以外にも様々な事業を行っています。

インターン選考内容は自己PR動画動画のみとなっているので、十分に対策を行うようにしましょう。対策を行う際は本記事を参考にしてみてください。