日本生命(日本生命保険相互会社)関連のテクニック
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- 日本生命のES対策!求める人材を理解して採用レベルの志望動機へ 41,835 views 日本生命の本選考ES一覧はこちら金融業界は上位校の学生も取りあえず受ける業界として、昨今は有名です。採用数も多く、金融業界で給与も高いことから多くの学生を引きつけているものと思われます。銀行、証券、生命保険、損害保険を金融とひとくくりにして受ける学生が多いのですが、仕事内容は「銀行・証券」と「生損保」では大きく異なります。今回は働き方の違いにも焦点を当てながら、求められる人材についてESと採用HPから説明したいと思います。本記事のコンテンツ1.日本生命の求める人材2.日本生命の設問└一つ目の設問└二つ目の設問└三つ目の設問3.最後に日本生命の求める人材大阪市を代表する繁華街心斎橋に拠点をもつ大阪都心南支社は中央区、天王寺区を中心としたマーケットを対象に、生命保険商品の販売戦略の策定からお客様へ保険商品を提案する際に活用する資料の作成まで、生命保険の販売にかかる一連の活動を運営・管理している。本社が策定した販売戦略を参考に、所管するマーケットの特性や実際に販売活動を担う営業部の組織の特徴に沿って支社独自の販売戦略を策定し、具体的な販売戦術に落とし込んでいく。実際に販売活動を担うのは9つある営業部の営業職員たちだが、顧客に多くの企業を持ち、企業での販売活動が中心となる営業部や、住宅地を担当しご家庭への訪問による販売活動が中心となる営業部など、営業部によって担当するマーケットの特性も違えば、販売活動を担う営業職員の能力も異なるため、それを考慮しながら営業活動をサポートするのが支社のミッションである。(中略)先進医療など公的な医療保険制度でカバーできない治療も多い。そういった現状を伝え、生命保険による保証を提供することが「使命」ではないか。そう考えた田中は、地方のテレビ局が制作したがん患者のドキュメンタリー番組を300人近い営業職員に見てもらうイベントを企画した。生命保険の基本的な仕事は、保険を販売する支店・支社において、保険販売員の人がより保険を売りやすくなる仕組みを整えて裏からサポートすることにあります。いわゆる保険のおばちゃんの力を120%引き出して、支店・支社としての売上目標を達成することが求められます。上記の通り、販売のサポートには、「保険商品の販売戦略の策定」もあれば「保険商品を提案する際に活用する資料の作成」までと多岐にわたります。販売員のサポートがメインになる生命保険会社に対して、銀行や証券会社の仕事は、自らが商品の販売員となり経営者や地元の富裕層に向けて金融商品の販売を行います。上記のような仕事内容であるため、生命保険の仕事では下記のような人材が求められると言えます。①保険営業員のメンバーと信頼関係を築き、チームで成果を達成することができる人材②支社・支店の課題に気づき、自らの提案で解決まで導くことができる人材③保険営業員という立場や考え方の違う人とも協力して成果を上げることができる人材一方で、金融機関の中でも証券会社というのは、個人で営業成績が求められる傾向にあります。そういった会社においては、「個人として成果を追求し続けることができる人材」や「一対一で信頼関係を築き、売上に繋げることのできる人材」が強く求められていると言えます。保険会社に近い働き方、つまりチームとしてパフォーマンスを最大化することを求められるのが、総合商社やコンサルティング業界と言えます。一方で個人で成果をあげることを強く求められるのが、銀行・証券や、楽天など一部ネット企業の営業や不動産営業、製薬会社のMRなどでしょう。「金融」とひとくくりにしても働き方の違いにより求められる人材は大きく異なります。こういった違いをしっかりと理解した上でキャリアの選択を選ぶことが入社後の活躍に繋がると思っています。自分自身の適正を踏まえながら考えてみてください。日本生命の設問◆弊社で取り組んでみたい分野・仕事について入力ください(複数可)◆自分の能力を活かして、特に取り組みたい分野・仕事について、具体的に入力ください◆あなたが当社にアピールしておきたいことを入力ください一つ目の設問◆弊社で取り組んでみたい分野・仕事について入力ください(複数可)いわゆる志望動機の部分です。どういった仕事に興味があるのか、自分自身の過去の経験と合わせて語ることができるとよいでしょう。「人に安心を与える仕事に興味を持った」という綺麗事を語る場合でも、「身内が生命保険により救われた経験」がある人がそういったことを話すのと、まったく経験がなく綺麗事を語っている人では評価が大きく変わるでしょう。もし「人に安心を与える」という部分を経験から説明できないのであれば、別方向のアプローチが必要になります。例えば、生命保険の商品も銀行や証券が扱う金融商品同様に、商品そのものの差別化が難しいため、販売する人や販売する仕組みによって売上は大きく変わります。こういった商品特性に根ざして、志望動機を自分自身の経験から語るというアプローチはできるでしょう。自分の考えを曲げて綺麗事を語るよりも、自分がどんな仕事に向いているのか、面白いと思えるのかを考えて志望動機を考えてみてください。内定者の回答リーテイル部門の営業教育・支援の仕事に携わりたいです。私は、人のためになることに粘り強く取り組んだ結果、貢献することができたとき、やりがいを感じます。営業教育・支援は、営業職員の方々だけでなくお客様のためになることを最も実感することができる仕事だと考えました。また、学生時代のアルバイトで人材育成を担当した経験から培った相手の立場に立つ力を活かすことができると考えたのも理由の一つです。この力を活かし、営業職員の方々と共に、お客様に最適の提案をしたいです。そして後には、お客様のニーズを的確に捉えた保険商品の開発の仕事にも携わりたいと考えます。この内定者は「リーテイル部門の営業教育の仕事」に「人のためになることに粘り強く取り組んだ結果、貢献することができたとき、やりがいを感じる」「学生時代のアルバイトで培った相手の立場に立つ力を活かせる」という理由で携わりたいと回答しています。「能力を活かして、取り組みたい仕事」についての設問が後にあるため、ここではそちらよりも「人のためになることをしたときにやりがいを感じた経験」を書く必要があったと感じます。一方で綺麗事を語らずに、自身のやりがいや能力から適性をアピール出来ている点は評価できるでしょう。その点で「やりがいを感じる理由」をしっかり経験付けられていない点が非常に惜しいと言える回答です。二つ目の設問◆自分の能力を活かして、特に取り組みたい分野・仕事について、具体的に入力ください自分の強みを仕事にどのように活かすのかというのは最も重要な質問であるにも関わらず、多くの学生が答えることができない質問であるように感じています。生命保険の仕事であれば、上記で紹介した働き方のケースに基づくと例えば下記のような話し方ができるのではないでしょうか。学生時代に全員が参加せずに停滞していたゼミについて、自ら問題を解決するために提案し、行動した経験⇒組織の問題解決を行う上で大事なことは「〜〜」だと学んだ⇒これらの経験から組織の問題を解決するために自ら提案し解決する仕事に向いていると思った⇒保険業界のリーテイル部門において、支店・支社の問題解決を自らの提案で行いたいといった流れなどで説明ができるでしょう。「人の命を扱う生命保険で安心を提供したい」といった綺麗事の志望動機は多くの人が語るので、それに加えて仕事内容それ自身に興味であったり、仕事内容に適正があることを示すことができると綺麗事しか述べないよりも評価は高まるでしょう。内定者の回答私は自己成長したい。貴社の営業部長として働くことによってそれが実現出来ると考えるからだ。私は自分の強みである対話力をさらに伸ばすことで成長を図りたいというヴィジョンがある。実務を実際に経験させながら幅広いニーズに応えることの出来る営業部長を育成していく貴社の人材育成制度に非常に魅力を感じ、私が自分の強みを活かしながら自己成長できるフィールドはここしかないと感じた。常に自分を成長させていく中で、法人や個人のニーズを聞き出し応えていくスペシャリストになり、ひいては社会の求めていることにまで目を向けニーズに見合うものを提供して「日本生命の○○」に相談したいと言われる人材になりたいと考え志望した。自分の強みである「対話力」を活かし、営業部長として自身を成長させていきたいと述べた回答です。「自身を成長させたい」という点ばかりに終始しており、「自分の強みがどの様に形成され、それを営業部長でどの様に活かしていくのか」という設問の真意に触れられていない回答です。まさに「営業部長になれば自己成長に繋がり、社会のニーズに見合うものまで提供できるだろう」という綺麗事ばかりを述べた回答であり評価は低いと考えられます。企業は志望動機で、「この学生はうちの会社に利益をどの様にもたらしてくれるのかな?」という点を知りたいため、自分の成長のみを述べたり、企業に入りたい理由ばかりを述べた回答はNGです。参考:→企業が志望動機で知りたいことと、学生がアピールしてしまうことの齟齬についてまとめた記事です。この回答の場合は自身の強みを「対話力」としているため、それを営業部長という仕事にどの様に活かしていくかを述べる必要があったでしょう。三つ目の設問◆あなたが当社にアピールしておきたいことを入力ください上記の通り、この設問においても、生命保険業界での働き方からどのような強みをアピールすべきか考えて書いた方が評価される可能性は高いでしょう。一方で、上記の二つ目の設問で生命保険業界で活かせる強みを既にアピールし終えていると思うのであれば、銀行や証券で求められそうな個人として成果を求められても期待に応えることができると伝えるのもありでしょう。結局、周囲と関係を築く上でも個人としてどれだけ努力ができるのかは重要です。個人として努力ができない人や頑張ることの出来ない人、成果をあげることの出来ない人は組織の中でも信頼されずらいでしょう。そういった点も踏まえて総合的に自分のことを志望業界で求められる人材の資質があることを伝えるのが重要になってきます。自己PRの書き方やフレームワークを確認したい方は、下記の動画を参考にしてもらえればと思います。内定者の回答私の強みは「対話力」である。というのもサッカー部の部長を務める中で、個人が自分の意思を持って意思疎通を図れる集団をいかに作るかを考え続けたが、その為に必要なことは一人ひとりの部員とのコミュニケーションだった。私は週に一回はミーティングを開き、各個人の要望を細かく聞きその場でその要望を満たす手段をすぐに提供することを徹底した。しかし、皆の前では言いにくいことがある部員もおり、その時は個人的に話を聞き常に部員とのパイプを持ち続けた結果、チームの皆に意思疎通の精神を根付かせることができた。それを支えたのが私の対話の実践であり、対話を通して人に影響を与えることができる点こそが私の強みである。この回答では「対話力」という強みを掲げ、それによって周囲に影響を与えることができると述べています。もちろん対話力という資質は重要なものではあるのですが、この回答からだと若干弱くみえてしまいます。自己PRでは上記に掲げた日本生命の求める資質①保険営業員のメンバーと信頼関係を築き、チームで成果を達成することができる人材②支社・支店の課題に気づき、自らの提案で解決まで導くことができる人材③保険営業員という立場や考え方の違う人とも協力して成果を上げることができる人材であるということをアピールする必要があるので、ここでは、「対話力を生かして部員との信頼関係を構築し、困難を乗り越えた」「対話によってモチベーションの異なる部員をまとめ上げた」というように見せ方を変える必要があるでしょう。このままでは、対話力という社会人にとっては会って当たり前のものをひたすらアピールした回答となってしまっている印象があります。最後に「金融」とひとくくりにしても、個人に成績が求められる「銀行・証券」と「生損保」では働き方は大きく異なります。もちろん上記で少し説明した通り、差別化が難しい商品であり、売り方や担当者によって売上が大きく変わる商品であることは共通しています。業界研究を行う上ではこのように、「金融は自分に向いているか」といった漠然とした考え方は無意味であり、一つの業界の働き方を見た上で他業界の仕事と比べることがキャリアや自分の適正を考える上では重要です。多くの人がより適切に考え前向きなキャリア選択をしていただければ幸いです。参考:参考:日本生命の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらからphotobyPicturesofMoney
- 日本生命のインターン選考(ES・面接)対策 22,646 views 日本生命のインターンES一覧はこちら日本生命は、保険料等収入、基礎利益ともに業界トップクラスを誇る生命保険業界のリーディングカンパニーです。国内民間最大規模の機関投資家としての側面も持ち、盤石の資本力、安定性を保っています。本記事では日本生命のインターン内容から具体的な選考対策までを紹介します。【本記事の構成】●日本生命とは●日本生命のインターン内容●日本生命の求める人材像●日本生命のインターン選考フロー●日本生命のインターン選考ES対策●日本生命のインターン選考面接対策●最後に日本生命とは日本生命は1889年に創立され、従業員数は71,871名となっています。(2018年3月時点)創業以来、「共存共栄」「相互扶助」という生命保険事業の基本精神を受継ぎながら、お客様の利益を最優先に考え、信念・誠実・努力の信条のもとに、長期的な視点で、堅実な経営に努めています。また昨今の取組みについて見てみると、国内では、2015年に三井生命を傘下に収め、海外でも、2016年にオーストラリアで大手銀行から生命保険事業を買収するなど、海外事業にも積極的に取り組んでいます。そんな日本生命の事業内容は以下になります。●リーテイル部門●ホールセール部門●資産運用部門●海外事業部門●コーポレートスタッフそれぞれについて以下で詳しく説明します。リーテイル部門約161兆円という日本生命の保有契約高の中核を担っているのが、個人のお客様に保険を提供するリーテイル部門です。商品開発セクションがニーズに適した保険商品を開発し、企画・販売促進のセクションで練り上げられた販売戦略にもとづいて、営業フロントは新たな安心と保障をお客様に届けています。業務内容●遺族の生活費など死亡リスクへの保障●医療費など生存する上でのリスクへの保障●年金などの安定した老後生活へのサポートホールセール部門上場企業を中心とする大企業や官公庁などをお客様としているのが、ホールセール部門です。ホールセール部門の事業分野は実に多岐におよびます。各クライアントのニーズや環境に応じて、提供商品のカスタマイズが必要になるため、商品力だけでなく、高度な提案力やコンサルティング力、長期的視野なども求められます。つまり、企業としての総合力が問われる分野であると言えます。業務内容●企業・団体の従業員に対する死亡・医療分野の保障●年金分野の制度・商品の提供●企業活動に伴うリスクを保障する損害保険の提供●融資などの財務取引、不動産事業など資産運用部門お客様からお預かりした約66兆円(日本生命単体)の資産を有する国内最大級の機関投資家として、長期・安定的にお客様の利益につながり、かつ生命保険事業の高い社会性・公共性にかんがみた、広く社会の役に立てる資産運用に努めているのが、資産運用部門です。業務内容●保有する保険契約の負債特性を分析●経済環境のマクロ的な予測や中長期的な市場見通しに基づき、基準となるポートフォリオを策定●投資環境の変化に応じて適宜アセットアロケーション(資産分配)を実施●その資産を各セクションが実際に運用海外事業部門日本生命は多様な収益機会を取込み、本業を強化する観点から、欧・米・豪・アジア計9カ国に14現地法人・4事業所を配し、保険事業、資産運用、調査、人材交流の4つの分野で海外に展開しています。また、資産運用収益の向上と保険マーケットの成長機会を取込み、更には、両分野での先進ノウハウの習得を目的とし、欧・米・アジアのトップ企業等とのグローバルなネットワークの構築を進めています。コーポレートスタッフ少子高齢化の加速、医療技術の進歩、グローバリゼーションに伴う同業者間の競争激化など、様々な要因から、生命保険に対するニーズは複雑化・多様化しています。こうした変化に的確かつ迅速に対応しているのが、スペシャリスト集団であるコーポレートスタッフ部門です。総合企画‥社内の各部門・部署や経営陣と連携して会社全体の経営戦略を策定し、その実現のための舵取りを行う。アクチュアリー‥保険数理や確率統計などにもとづいて、保険料や配当金などの算出を行う。法務‥法律・規制・コンプライアンスに照らして契約の締結や審査を行う。システム‥保険の加入から引受け、保全、支払まで、膨大で複雑なデータの確実な管理や戦略的な活用を行う。人事・総務‥適材適所のための人材育成、また、その環境の整備を行う。【引用】日本生命採用HP日本生命のインターン内容日本生命の21卒対象のインターンは「職場受入型インターン」「グループ型インターン」があります。以下でそれぞれのインターン内容について紹介します。職場受入型インターン職場受入型インターンは以下の10コースから第3希望まで選ぶことが出来ます。①営業企画・教育コース②資産運用コース③IT・デジタルコース④アクチュアリーコース⑤海外事業コース⑥広報・CSRコース⑦法務コース⑧会計・税務コース⑨お客様サービスコース⑩人材育成・採用コース日時:第1回▶2019年8月26日(月)〜8月30日(金)第2回▶2019年9月9日(月)〜9月13日(金)人数:2回の合計で250名予定締切:6月14日(金)正午内容:1日目▶オリエンテーション・受入所属へ挨拶2〜4日目▶受入所属の業務に従事・プレゼン資料作成5日目▶全体報告会・懇親会グループワーク型インターングループワーク型インターンは以下の5コースで、内容はオリエンテーション、課題取組・プレゼン資料作成・職員との座談会、全体報告会・懇談会・パネルディスカッションを行います。ファイナンシャル・プランニングコース日時:■仙台2019年8月26日(月)〜8月30日(金)■新潟2019年8月26日(月)〜8月28日(水)2019年9月11日(水)〜9月13日(金)■静岡2019年9月2日(月)〜9月6日(金)■浜松2019年9月2日(月)〜9月6日(金)■名古屋2019年9月9日(月)〜9月13日(金)■大阪2019年8月26日(月)〜8月30日(金)2019年8月26日(月)〜8月30日(金)■広島2019年8月26日(月)〜8月30日(金)■北九州2019年9月9日(月)〜9月13日(金)■福岡2019年9月2日(月)〜9月6日(金)■熊本2019年9月9日(月)〜9月13日(金)人数:各回30名程度締切:6月14日(金)正午内容:特定のセグメント・顧客を想定し、個人保険の設計・およびコンサルティング業務を体感マーケティングコース日時:9〜12月に複数回開催予定人数:各回30名程度内容:特定のセグメントをターゲットとして、保険商品の販売戦略を立案等資産運用コース日時:9〜12月に複数回開催予定人数:各回30名程度内容:投資環境分析や運用計画の立案等保険コンサルティングコース日時:2月に複数回開催予定人数:各30名程度内容:生命保険事業の根幹を担う、コンサルティング提案業務や引受け業務等に関するケーススタディを通じて、生命保険業界理解・企業理解を深めるプログラムアクチュアリー+αコース日時:2月に複数回開催予定人数:各回30名程度内容:保険数理・年金数理に関する設計・計算等【参考】日本生命採用HP日本生命の求める人材像日本生命の求める人材像は以下の3つです。●自らの可能性を信じ、努力し、夢を実現しようとしている人●生命保険事業の根幹である相互扶助に共感し、世の中に尽くそうという志を持つ人●ハートフルな人またリーテイル/企画・販売戦略の社員の方はインタビューでこのように話しています。仕事において、ゴールへの道筋は必ずしも明確ではありません。特に、変化が激しい金融業界においては、道筋も日々刻々と変化しています。また、生命保険販売においては、形のない生命保険という商品を、お客様にどの様にご説明して、いかにご理解いただくか、お客様それぞれに異なる数多くの道筋があります。当然、その販売戦略の策定においても、その道筋に既定路線はありません。ただし、どの様な環境においても、「万が一の際に確実・迅速にお支払いすること」「人生に安心を提供すること」といった生命保険会社の使命は不変です。その使命感を胸に、たとえ回り道であろうとも、邁進し続けて来たことが日本生命の礎であり、最も重要な価値観であると認識しています。是非とも、『目標に向かって道なき道をも邁進できる人』とともに働きたいと思います。引用:日本生命採用HP上記で「目標に向かって道なき道をも邁進できる人」とありますが、金融業界は変化が激しい業界であり、道筋に既定路線はありません。そのため、「万が一の際に確実・迅速にお支払いすること」「人生に安心を提供すること」という生命保険会社の使命を果たすために、どうすれば良いか自分自身で考え、努力し続けなければなりません。そのため日本生命の求める人材像の「自らの可能性を信じ、努力し、夢を実現しようとしている人」が重視されていると考えられます。以下はホールセール/法人営業の社員の方のインタビューの内容です。大段には着任時から3年間、地道にコンサルティング提案を続けてきた企業があった。その企業はすでに他社と取引を行っていたが、日本生命ならもっと事務手続きを簡略化し、コスト的にもメリットを出せると考えたのだ。「福利厚生制度に関わるコンサルティングは、お客様である企業の特性を熟考したうえで、的確に他社との差別化を図った提案が必要になります。また"この人に任せよう"と思っていただける信頼関係も大切です。」福利厚生制度は企業で働く全ての従業員の幸せにつながる仕事だ。さらに大段が担当するお客様は大企業であり、制度を利用する従業員とその家族の人数を考えても、その影響力は計り知れない。幾度となくミーティングを重ね、情報を収集し、最適な制度を練り上げていく…。そしてある日のことだった。「日本生命にします。大段さんがいるから安心してお任せできます。」これ以上ない言葉で、大段は涙がこぼれそうになった。いままで積み重ねた実績、深めた信頼が形になったのだ。しかし、ここからが本番だ。お客様が困っていることがあれば、どんな事案でも対応する。それはいまも続いている。「この出来事のように"この仕事をしていてよかった"と心から実感できる仕事をこれからも続けていきたいですね。」引用:日本生命採用HP上記は「福利厚生制度は働く従業員だけでなく、その従業員の家族の幸せにつながる制度だ」。たくさんの人に幸せを届けるために、何度もミーティングを行い、情報を収集し、企業にあった最適な制度を考えることによって、お客様と信頼関係を築く事ができ、選んでもらうことができたというような内容になっています。この文章では、お客様のことを第一に考え、何度も話し合いを行い、お客様にとって最適の提案をすることがとても重要だということがわかります。そのため、日本生命の求める人材像の中でも「生命保険事業の根幹である相互扶助に共感し、世の中に尽くそうという志を持つ人」「ハートフルな人」が重視されていると考えられます。日本生命のインターン選考フロー以下は21卒対象の内容になります。職場受入型インターンES▶面接グループワーク型インターンESのみ日本生命のインターン選考ES対策以下は20卒向けインターンで出題されたES設問になります。①専攻内容について、詳細をご記入ください。(200文字以下)②自分自身が最も力を入れて取り組んできたことについて、どのように取り組んできたかを具体的にご記入ください。(200文字以下)③上記経験を通じて、自身の成長した部分についてご記入ください。(200文字以下)④インターンシップに応募した動機や、意気込みについてご記入ください。(200文字以下)2019年夏に開催される21卒向けインターン「職場受入型インターン」と「グループ型インターン(ファイナンシャル・プランニングコース)」では、①と②と④の設問が課されます。設問ごとにそれぞれ解説していきます。●専攻内容について、詳細をご記入ください。(300文字以下)設問の意図ここでは、学生時代の勉学に対する姿勢が問われています。このように、就職活動では、サークルやアルバイトだけでなく、学生の本分といえる学業に対する姿勢に関しても見られています。少し話が逸れますが、本選考でもESや面接において、学業について問われることは多いです。また、大学の成績証明書の提出を求める企業も少なくないため、選考において学業が評価対象となっていると考えられます。就職活動のために、学業に取り組むというのは矛盾していますが、一定の評価基準となっていることは念頭においておく必要があるでしょう。意図を踏まえた回答方針文系の学生であればゼミ、理系の学生であれば研究室のことを書くことが多いかと思います。とはいえ、ゼミや研究室に入っていない方もいるかと思いますが、焦る必要はありません。あくまで、専攻内容と書かれているため、自身の専攻の中で力を入れた教科について記述しましょう。ここでは、選考及びゼミの概要→なぜそれに取り組んだのか→その具体的内容→今後学びたいことという流れで記述すれば分かりやすいかと思います。専攻の内容について正確に伝えることは当然ながら重要ですが、なぜその専攻を選び、それに取り組んだのかという理由についてまで記述することができれば、あなた自身の人柄や考え方についても相手に伝えることができるでしょう。そして、過去と現在の取り組みだけでなく、今後どういったことを研究したいかということにも言及することができれば、より具体性が高まるだけでなく、あなたの学業に対する意欲や積極性についても示すことができます。何を書けば良いか分からないと、内容の部分で悩んでいる方は、以下のunistyleの記事もご参照ください。【参考】●自分自身が最も力を入れて取り組んできたことについて、どのように取り組んできたかを具体的にご記入ください。(200文字以下)設問の意図いわゆる「学チカ」、学生時代力を入れたことが問われています。企業がESから学生の人柄や能力を知るために、最も手っ取り早い設問といえます。インターン選考だけでなく、本選考においても頻出の設問であるため、これを機に一度自身の経験について振り返ってみると良いかもしれません。意図を踏まえた回答方針基本的には、unistyle上のを参考に記述頂ければ良いかと思います。以下、上記の学生時代頑張ったことのフレームワークに沿って、説明していきます。①結論:何に取り組みましたか②動機:なぜ取り組んだのですか③目標と困難:取組みにおける目標は何ですか?取組みにおける困難は何でしたか?④取組み・工夫⇒結果:目標達成や困難を克服するためにどのように取り組みましたか?⑤人柄:取組みで活かされたあなたの人柄・キャラクターは何ですか?⑥学び:取組を通じて何を学びましたか?この設問においては、①〜⑤について記述すれば良いでしょう。⑥については、次の設問で記述しましょう。①の結論については、エピソードそのもののインパクトも重要ですが、それが高い目標に向かって取り組んだものであるかという点も重要な評価対象となります。独自性が強く高い目標に向かって取り組んだエピソードを書きましょう。②の動機に関しては、あなたの価値観に根ざしたものであるほど、読み手の納得感は高まります。自身のこれまでの経験を踏まえ、どのような価値観、志向から取り組んだのか、取り組みにおけるモチベーションの源泉について明示しましょう。③の目標と困難では、その目標の難易度だけでなく、目標設定能力や問題把握能力が見られています。目標と困難に関しては、客観的に誰が見てもレベルの高いものであった方が、読み手の共感も上がるでしょう。また、その目標が課題に対して妥当なものであるか、目標設定の正確さについても評価対象となります。④の取組み・工夫では、その取組みにおける課題と原因の特定、それに対する施策の立案・実行までを一連の流れとして示しましょう。施策の独自性やその効果についても当然重要ですが、それが課題に対する打ち手として最善なものであったのかという点も非常に重要です。あなたならではの考え方や方法など、独自性についてもアピールすることが重要です。⑤の人柄に関しては、あなた自身の人柄が、取組みの中で周囲の人間関係にどのような影響を及ぼしたのかを示しましょう。また、そのことにより、組織としてどのような結果を導くことができたのかについても示しましょう。参考:→学生時代頑張ったことに関する設問についての解説記事です。評価される内容の選び方や論理的な構成にするためのフレームワークなどの実践的なテクニックが載せてありますので、ESを書く際の参考にしてみて下さい。合格者の回答私が最も力を入れて取り組んできたことは個別指導の塾講師のアルバイトです。しかしバイトを始めた当初は話すことが苦手だったので、生徒とコミュニケーションをとることに苦労しました。そのため相手の意図が分からず指導に満足してもらうことができませんでした。しかし塾長や先輩、同期にどうすれば話すのが上手くなるかを聞いて経験を積んでいくうちに上手く教えることができるようになりました。引用:日本生命のインターン選考通過者ES●上記経験を通じて、自身の成長した部分についてご記入ください。(200文字以下)上記の経験から得た学び、及びどのようにあなた自身が成長したのかが問われています。経験から何を学び、どのようなことを考えたのかを示しましょう。失敗を失敗で、成功を成功で終わらせるのではなく、そのような結果に至った経緯を自分なりに考えられる人材を企業は求めています。いわゆるPDCAのC(Check)及びA(Action)ができる人物であるかが見られています。意図を踏まえた回答方針上記で示したように、学チカの⑥学びについて示しましょう。その経験から何を学んだのかは当然ながら、その経験を踏まえ何を考え、次にどう活かしたかについても記述しましょう。あなた自身が、常に現場に満足せず成長し続けられる人物であることを企業にアピールすることが重要です。合格者の回答この取り組みから、①組織の課題を発見し解決に導く方法を考える力や、②人を巻き込んで実行する力がつきました。①は、その日の練習の課題やテーマを共有する練習前のミーティングと、その練習の評価を行う練習後のミーティングを繰り返すことで身につきました。②は、140名が日本一という同じ目標に向かうためにサッカー以外のイベントの企画や制度作りを経て成長したと思います。引用:日本生命のインターン選考通過者ES●インターンシップに応募した動機や、意気込みについてご記入ください。(200文字以下)設問の意図インターンシップへの「志望動機」が問われています。動機や意気込みとは書かれていますが、一般的な志望動機と考えて問題ありません。ここで、意気込みと書かれている理由としては、企業側が深い業界研究・企業研究を求めていないということが考えられます。夏の段階では、インターンシップで何を学びたいかという積極性を企業は見ていると考えてよさそうです。意図を踏まえた回答方針ここでは、を参考に記述しましょう。①成し遂げたいこと②きっかけとなる経験③企業選びのポイント④他に受けている業界とその業界ではダメな理由⑤具体的に取り組みたい仕事⑥業界の中でもその企業の理由基本的には上記フレームワークはインターンシップESにおいても利用できますが、インターンシップの行われる夏の段階では、それほど深い業界理解、企業理解は求められていないと考えられます。特に、生命保険業界は、各社細かな違いはあるものの、行なっている事業に大きな違いがないため、夏の段階で各社の違いを明確にすることは難しいでしょう。とはいえ、同社が近年度どのような分野に注力しているのかについて、大まかに理解しておくことは重要であるため、新聞やネットニュースで情報を日頃から収集しておきましょう。参考:→多くの学生を悩ませる志望動機の作り方について解説していきます。上記のフレームワークの活用法についても説明しているので、ぜひご参照ください。合格者の回答私が貴社に応募した理由は、信念・誠実・努力の信条のもとに、国民生活の安定と向上に寄与することを固く決意する貴社の理念に共感したからです。私は営業のインターンシップを通して、信念・誠実・努力がとても大切なものであることを肌で感じました。同じ理念のもと、職員の方々と実務に沿った課題に取り組み、現場での業務について実際に体験したり、日本生命の社風や職員の方々の雰囲気を肌で感じたりしたいと思います。引用:日本生命のインターン選考通過者ES日本生命のインターン選考面接対策以下は20卒対象の内容です。時間:20分人数:面接官1人、学生5人質問内容:●自己紹介と強み●志望動機●強みを裏付ける具体的なエピソードそれぞれの設問ごとに説明します。自己紹介と強み20卒の面接の際は、後の質問で強みを裏付けるエピソードを話す場面があるので、ここでは自己紹介と強みを端的に述べるようにしましょう。志望動機上記の設問は志望動機について聞かれています。企業が志望動機を聞く理由としては、「自社への志望度を知りたい」「入社の際のモチベーションを知りたい」の2つがあります。そのため、上記2つを網羅する論理的な志望動機を伝え、選考官に「だからこの人は弊社の選考を希望しているのか」と思ってもらう必要があります。また、志望動機に関しては、ただ単純に「参加したい理由」を述べるだけではなく、「そのインターンで何を学びたいのか?何を経験したいのか?」という内容を述べ、その上で「参加したい理由」を伝えるようにしましょう。志望動機を考える際は以下のフレームワークを参考にしてみてください。【参考】強みを裏付ける具体的なエピソード企業が強みを問う理由は以下の2つです。①自社の求める強み・能力を持っているか②キャラクターが自社にマッチしているかつまり、「過去の経験に基づき、自身が企業が求める能力・キャラクターを有していることをアピールする」と良いと言えます。強みを書く際に意識すべきことを以下で紹介します。■強みは複数のエピソードから裏打ちするなぜなら、強みが1つのエピソードからしか裏付けされていないと再現性に欠けるからです。そもそも、自己PRとは自分の強みを相手に伝えることが一番の目的です。また、企業側はその強みが入社後自社において活きるものであるかを見ています。つまり、学生はエピソードを通して、その強みが入社後に活きるものであることを企業側に伝える必要があるわけです。このことから考えていくと、強みが一回きりのものではないかという企業側の懸念を学生は解消しておく必要があります。たった一度発揮された程度では、入社後もその強みが発揮されるとは限らないという企業の懸念は至極当然といえます。したがって、そのような懸念を取り払っておくために、複数の経験から強みを裏打ちしておく必要があります。■強みとエピソードの関連性強みとエピソードの関連性が薄いと、強み自体のインパクトも弱まってしまいます。そのため、アピールすべき強みがズレないように、強みの部分は何度も推敲した上で、言葉をするよう選ぶようにしましょう。もっと言うと、文章を読んだだけで、この学生がどんな強みを持っているのかが相手に伝わるように書く必要があります。■エピソードの難易度が低くならないように注意例えば、定量的に比較できるものを持ち出した場合、読み手は間違いなく他の学生とその点数等を比較するでしょう。そのような定量的に測ることができる場合できるに限っては、自分自身の経験が他の学生に勝っているようなものでなければ評価はされにくいといえます。そのため、特筆すべき経験がない学生は、定量的ではなく定性的な経験について書くというのも一つの手です。【参考】最後に国内最大手の生命保険会社である日本生命は、就活生から非常に人気の高い企業です。企業理解を深め、本選考で他の学生に差をつけるためにも、インターンシップに参加しておくことをオススメします。また同社のインターンシップはグループワーク型だけでなく実際の職場で行われる就業体験型のものもあります。働くことのイメージを持つという点からも、同社のインターンシップは価値があるといえそうです。日本生命の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから
- 【日本生命の面接過去問25選】就職活動での頻出質問と選考意図とは 29,393 views 金融業界は就職活動をする学生にとって人気高い業界です。今回扱うのはそんな金融業界でも保険業界、特に生命保険業界の日本生命です。そんな日本生命は関西発祥で国内民間生命保険の最大手です。損害保険業界のMS&ADグループのあいおいニッセイ同和損保と業務提携しており、親密な関係を築いています。その他にも、米プルデンシャル、独アリアンツなど国際金融大手と広く業務提携しており、豪州では大手銀行から保険事業を買収しました。国内では三井生命を子会社化し、その後も国内で保険会社やアセットメントマネジメントの買収を検討しています。また、銀行窓販なども積極化しています。今回はそんな日本生命の面接過去問をみていきたいと思います。志望動機に関する質問志望動機を教えてください志望度合いを教えてください他社選考状況を教えてください他社の志望動機を教えてください興味のある仕事を教えてください日本生命と他社の違いを教えてくださいなぜ日本生命なのかを教えてください入社してやりたいことを教えてください具体的にどこの部署で働きたいのかを教えてください日本生命の課題を教えてください逆質問志望動機を考えるときは「」の記事を参考にフレームワークに沿って考えて下さい。恐らくESにも志望動機に関する設問はあるはずなので、面接で聞かれることも意識して頭のなかで整理して理解した状態にしておけば、問題なく答えられるでしょう。細かい内容について更に尋ねられた場合は、フレームワークのどの観点のことなのかを意識して答えると良いでしょう。日本生命と他社の違いや、なぜ日本生命なのかに関しては、フレームワークの同業比較に該当するのでそちらを参考にしてみて下さい。他社との違いに関して具体的な社名で聞かれることもあるかもしれませんが、業界内のリーディングカンパニーであっても尋ねられることはあるので、業界の大手企業は一通り見て比較をしておくと良いでしょう。具体的に働きたい部署や入社してやりたいことに関する設問は、その部署での仕事を通してどのようなことを成し遂げたいのかまで答えられると良いでしょう。日本生命の課題についてはしっかりとした企業研究、業界研究を心がけてください。また、このように会社に関する自分の意見を述べる場合があれば、そのことに関して社員の方がどう思っているのか逆質問の際に聞いてみても良いかも知れません。逆質問は自分で企業について考えて行わなければならないため普通の質問に答えるよりも難易度が高くなります。また、面接官はその学生がどのような質問をしてくるかでも評価をしています。unistyle内に逆質問に関する詳しい記事もありますのでこちらも参考にしてみてください。参考:→志望企業の理由を語る上では、志望業界に対する憧れを羅列するだけでなく、「他業界ではダメな理由」も語れる必要があります。参考:→「当社が第一志望か?」という質問で面接官が何を見ているのか、どう答えるべきなのかについて詳しくみていきたいと思います。参考:→面接における逆質問で話すべきことは何かという点について話をしたいと思います。学生時代の経験に関する質問学生時代に取り組んだことを教えてください学生時代頑張ったことを教えてください学生時代頑張ったことに関しては「」の記事を参考にしてください。学生時代頑張ったことはESの設問としても様々な企業で問われることなのでまだ詳しく考えていない方はこの機会に一度考えてみてください。参考:→面接で必ず聞かれる質問となぜその質問を聞いているのか、どのような意図があるのかについて丁寧に説明します。あなた自身に関する質問自分の長所を教えてください自分の一番好きなことを説明してみてください長所を生かした経験を教えてください誰にも負けない強みを教えてください困難を乗り越えた経験を教えてくださいチームで何かを達成した経験を教えてください過去に叱られた経験はありますか体力はありますか精神面は強いですか自身の長所や好きなところなどの自己PRは「」に沿って書き進めてもらえばと思います。「困難を乗り越えた経験」に関しては「チームで何かを達成した経験」と関連付けながら話すと良いでしょう。「チームで何かを達成した経験」に関しては「」に沿って考えて下さい。「困難を乗り越えた経験」はこのフレームワークの(3)目標と困難(4)取組と結果に該当するのでそちらを参考にしてみて下さい。また、その経験が体力や精神面が強いことの根拠となるような具体例になると尚良いでしょう。学業に関する質問大学を選んだ理由を教えてください自分の選んだ大学に入って何を学びたかったのか、また、その大学での学びを通して社会に出て何を成し遂げたいのかまで述べられると良いでしょう。また、そのことが志望動機で語ったことと関連し、一貫性を持たせられればより良い回答になるでしょう。その他の質問就活を終えたらやってみたい事を教えてください仕事仲間が仕事をしてくれないときにどう対応するかを教えてください就活を終えたらやってみたいことという質問は、雑談のような質問を通してその人の人柄が会社にマッチしているかという点が見られていると考えられます。最後の質問は実際の会社で仕事をする上で起こり得るシチュエーションについてどう対応するかを尋ねられています。事前に暗記してきたような回答をそのまま述べるのではなく、どのように思いや価値観を持っているのかを見たいという意図があります。最後にいかがでしたでしょうか。オーソドックスな質問が多く事前に十分に準備しておけばそこまで回答には困らないでしょう。しかし、そのように単に暗記力が高い学生が欲しいのではなく、しっかりと自分の頭で考えることの出来る学生を求めています。しかし、考えるにも材料は必要です。面接を受ける前に、その企業について十分に調査して考えるための材料を十分に集めておいてください。【関連記事】こちらの動画では面接の全体像について解説しています。ぜひご覧ください。
- 【日本生命の志望動機対策】事業内容の理解なくしてES通過なし 45,898 views 日本生命の本選考ES一覧はこちら日本生命保険相互会社は大手生命保険会社です。一般的に知られる株式会社とは異なり、相互会社というのは、保険加入者一人一人が会社の保有者になる形態です。株式会社とは違いM&Aや株式市場からの調達は難しくはなりますが、会社の利益は加入者に分配したり、サービスの向上に役立てるための資金に使われたりします。日本における人口減少・高齢化によって生保業界自体将来が不安視されていますが、現在、インシュアテックと呼ばれる保険とITを組み合わせたものを推進していったり、海外投資をはかったりしているため将来的にも安泰と言えそうです。では実際、日本生命はどのような志望動機が適しているといえるでしょうか。事業内容から考えていきましょう。また、unistyleには他にも日本生命に関する記事があります。是非参考にしてみてください。【参考】日本生命の求める人材や内定者ES・面接設問についてはunistyle上に記事がありますのでそちらも併せてご覧ください。日本生命保険WEB適性検査・WEBテストのレビュー日本生命のESと採用HPから考える日本生命が求める人材日本生命と第一生命の事業・社風・選考比較【unistyle業界研究】日本生命のビジネスモデル日本生命のビジネスモデルとしてあげられるのは、保険に加入してもらい、保険料収入を得るということを基本として行っています。また、保険料収入の資産運用をしたり、投資を行ったりすることで資産を増やしています。日本生命保険は2017年5月17日、野村総合研究所(NRI)、リクルートホールディングス(HD)と共同で健診や医療のビッグデータを使った健康増進サービスを始めると発表した。企業や団体、健康保険組合に向けて、ITを使って健康改善を支援するサービスを2018年4月に開始。サービスを通じて集めた健診などのデータを分析して、新たな保険商品の開発をはじめとする保険事業の強化を図る。新サービスの名称は「ニッセイ健康増進コンサルティングサービス」。日本生命が企業や団体との契約締結やサービス提供の窓口となる。具体的なサービスはNRI、リクルートHDのノウハウを使って共同開発する。提供するサービスは大きく三つ。健保組合や共済組合向けには、健診データに基づいて各組合加入者の健康問題に関する現状把握から改善計画の策定、計画の実行、取り組みの評価を支援する。組合の加入者向けには、ネットやスマートフォンを活用して健康意識の向上や健康改善活動の取り組みを促すサービスを開発する。企業や団体に向けて、従業員のストレスチェックや労働生産性の向上といった健康経営を支援するサービスも提供する。日本生命は新サービスを通じて、健保組合の加入者や企業の従業員の健康に関するデータを収集。同データを分析・活用するための基盤システムである「ヘルスケアデータプラットフォーム」を構築する。同システムを使って、高度な保険事業や健康寿命を延ばすための新サービスを開発する。例えばより多くの範囲を保障する保険商品を開発したり、健診・医療データを組合などから直接受け取って手続きを簡素にしたりする。2020年度末までに500万人のデータ収集を目指す。同システムで集めたデータは日本生命グループのシステム会社であるニッセイ情報テクノロジーが管理する。生保や損保の事業自体をITで変革する取り組みは、保険(インシュアランス)と技術(テクノロジー)を組み合わせて「インシュアテック」とも呼ばれる。富国生命保険が日本IBMの「IBMWatsonExplorer」を導入して査定業務の効率や精度を高めるなど、取り組みが広がりつつある。参考:日経BP日本生命、野村総合研究所、リクルートホールディングスの3社が共同でサービスを行うようです。日本生命は検診のデータを利用して健康に関わる支援を行ったり、プラットフォームを構築し保険商品や手続きを簡素化したりする取り組みを行います。このサービスはデータをもとに相手の抱えている健康問題を解決する、生産性改善やストレスチェックを行うということができ、相手が解決したいと思ってもなかなかどうすればよいか分からない、どう取り組めばよいか分からないといった問題を解決することができます。また、プラットフォーム構築により保障範囲の広い保険商品を開発することができ、幅広く課題を抱えている人を救う事ができます。また、この各社と言うのはお互いに専門領域の異なった会社といえるでしょう。野村総合研究所の事業内容としては『野村総合研究所の事業・選考・社風・内定者の自己PRと志望動機解説【unistyle企業研究】』を見ても分かるようにITソリューション事業とコンサルティング事業を行っています。また、リクルートホールディングスは『リクルートホールディングスのESと採用HPから考えるリクルートホールディングスの求める人材』を見ても分かるように、グループ全体の経営方針の策定や経営管理、Web横断組織による新規事業開発・グループ事業価値向上を行っている企業です。このようにそれぞれ事業内容が異なっている会社同士が同じ目標に向かって行動していけるというのも健康に関する膨大なデータを持っている日本生命ならではと言える事業でしょう。日本生命保険は、高額な不妊治療の費用を保障する保険を10月から業界で初めて売り出す。晩婚化などで不妊治療を受ける人は増えているが、一部の治療は公的医療保険の対象外で1回数十万円かかることもある。そのため金融庁が4月に不妊治療保険の販売を解禁していた。日生が販売するのは、がんなど3大疾病の保障と、不妊治療への保障がセットになった保険。卵子を取り出す「採卵」や、受精卵を子宮に戻す「胚(はい)移植」の治療を受けた場合、6回目までは5万円を、7回目から12回目までは10万円を受け取れる。保険料は月1万円ほどで、16歳から40歳までの女性が契約でき、満50歳まで保障を受けられる。不妊の理由が男性側にある場合も保障される。ただ、契約から2年間は支払いを受けることができないという。子どもが産まれた際は、1人目は10万円、2人目は30万円を受け取れる。ただし、出産が契約から1年以内の場合は受け取れない。日生の担当者は、「将来、安心して不妊治療ができるよう、保険を活用してほしい」と話す。参考:朝日新聞デジタルこれは不妊治療を行っている人に対する支援を行う保険を日本生命が発売するという記事です。不妊治療というのは公的医療保障の対象外となっており高額な医療負担を要します。金融庁が許可を行ったことで今回の保険商品を開発することが出来ましたが、このように高額な金銭負担を新たな仕組み、新たな保険商品を作り出すことで課題を解決することができます。これらの事業内容から志望動機を考えてみると・相手のニーズを把握し、自らの提案で解決する仕事がしたい。・新たに事業や仕組みを生みだす仕事がしたい。・価値観やスキルの異なるメンバーと一つの目標を実現したい。といった軸が適当だと考えられます。では、実際の内定者はどのような志望動機を挙げているのでしょうか。見ていきましょう。日本生命のES通過者の志望動機解説これが実際の内定者のESです、見ていきましょう。ちなみに設問は「日本生命で取組みたい分野・仕事の内容を記入ください」というものでした。これは『内定レベルの志望動機が10分で書けるフレームワーク』を参考にすると①、②、⑤、⑥を強調して書いていかなければいけないでしょう。私は貴社のホールセール部門でのRMとして、法人のお客様とのコミュニケーションを大切に二人三脚で課題解決のお手伝いをしたいと考えています。塾のアルバイトにおいて、チーフ講師として社員や他の講師を巻き込みながら社内交渉を繰り返し、生徒の課題に対して最善の解決策を提案していく仕事にやりがいを感じました。貴社のホールセール部門でなら、お客様の課題やニーズに合わせて関係各所の優秀な方たちを巻き込んで、幅広いフィールドでお客様が望む最良の提案ができると考えました。そして、法人のお客様のあらゆる課題を高い分析力や実行力で解決することができる、貴社で最も信頼されるRMとして第一線で活躍したいと考えています。参考:【内定】エントリーシート(総合職)この方は「法人のお客様とのコミュニケーションを大切に二人三脚で課題解決のお手伝いをしたい」ということを志望動機として挙げられていました。これは相手の企業が抱えている行いたいこと、課題を解決するという点からみると「相手のニーズを把握し、自らの提案で解決する仕事がしたい」という志望動機と近しいものがあると思います。そして、経験として挙げられている塾のアルバイトで生徒の課題解決を行いそのやりがいを感じ、そのように課題解決を行っていけるような仕事をやっていきたいというのはかなり説得力があると思います。ただ、この方は字数が足りなかったのかあまり具体的にどのようなことしたのかを書けていないので面接で聞かれることを想定して準備をしておく必要はあるでしょう。「異なるスキルを持ったメンバーと切磋琢磨し、人の挑戦を支える」そんな仕事がしたい。中高のバスケ部や大学の和太鼓部において、情熱を持って周りを巻き込み挑戦をするための土台を作り上げてきた経験から、上記の思いを抱くようになった。インターンシップでの経験や社員の話で引き付けられた「リーディングカンパニーとしての誇りを持って、会社一丸となってお客様に安心を届ける」という気概や社風を持った御社で、保険についての知識、営業部長や営業職員との信頼構築力やマネジメントスキルを身に付けたい。そして最終的には、お客さまの人生を一生涯支える保険を届けられるような支社のマネジメントができるリーダーになりたい。参考:【内定】エントリーシート(総合職)この方は「異なるスキルを持ったメンバーと切磋琢磨し、人の挑戦を支える」仕事をしたいと考えているようです。これは相手の挑戦を支える、相手の抱えている不安を解決するという点では「相手のニーズを把握し、自らの提案で解決する仕事がしたい」ということと近しいと思います。そして、経験として挙げられている部活の経験によって、志望動機の説得力をもたせる、他社との違いをインターンシップで感じたことを書いている点が評価できます。ゼミでの活動で商店街の方に依頼する中で、自分自身の行動や提案で信頼関係を構築し、結果を残すことにやりがいを感じた。また、家庭教師のアルバイトを通じて人の人生に深く関わる仕事がしたいと考えた。そこで、信頼関係を築きながらお客様の一生に寄り添える生命保険に興味を持ち、リーディングカンパニーとして圧倒的な顧客基盤と信頼を併せ持っている貴社を志望する。中でも業務職は、私の強みである「現状に留まらず、チャレンジし続ける姿勢」を活かすことができると感じた。お客様や職員の方々と関わる中で、常によりよい営業サポートやお客様サービスが求められる。この強みをもってチームやお客様のために最大限貢献したい。参考:【内定】エントリーシート(総合職)この方の志望動機は、「信頼関係を築きながらお客様の一生に寄り添える生命保険に興味を持ち、リーディングカンパニーとして圧倒的な顧客基盤と信頼を併せ持っている貴社を志望する」でした。これも信頼関係を構築して相手のニーズを引き出し、相手の課題を解決するということだと解釈すれば、「相手のニーズを把握し、自らの提案で解決する仕事がしたい」ということに近しいと思います。また、ゼミの活動、家庭教師のアルバイトという経験で得たやりがいを感じたことがきっかけで志望した、という流れで説得力を持たせています。ただ、より具体的に面接では語らないといけないので、その点は準備を怠ってはいけないといえるでしょう。最後にいかがでしたでしょうか。今回は日本生命について、事業内容から志望動機について考えていきましたが、「相手のニーズを把握し、自らの提案で解決する仕事がしたい」、「新たに事業や仕組みを生みだす仕事がしたい」、「価値観やスキルの異なるメンバーと一つの目標を実現したい」といった軸が適していることがわかりました。本記事を参考にして志望動機を作成し、選考突破を目指してもらえればと思います。基本的な志望動機の書き方について動画を通じて確認したい方は下記の動画も参考にしてもらえればと思います。志望動機の書き方のポイントが端的にまとめられているので、動画でサッと確認したいと思っている方にオススメです。また、unistyleには生保業界の他社の記事がありますのでよければ参考にしてみて下さい。【参考】日本生命以外にも大手生命保険会社の求める人材や内定者ES・面接設問についてはunistyle上に記事がありますのでそちらも併せてご覧ください。第一生命のESと採用HPから考える第一生命の求める人材住友生命のESと採用HPから考える住友生命の求める人材参考:日本生命の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから
- 日本生命の採用大学・文理・男女別採用人数|合格者ES付き 16,625 views 日本生命の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから日本生命は1889年に創業した、日本で3番目に古い生命保険会社です。保険に加入している契約者が会社の持ち主である「相互会社」という企業形態をとっているのが特徴的です。主な事業内容は「リーテイル部門・ホールセール部門・資産運用部門・海外事業部門・コーポレートスタッフ」などがあります。また昨今では、国内においては2015年に三井生命を傘下に収め、国外でも2016年にオーストラリアで大手銀行から生命保険事業を買収するなど、海外事業にも積極的に取り組んでいます。本記事では、過去3年間の日本生命の採用実績を就職四季報を基にまとめました。本記事の構成日本生命の採用大学一覧日本生命の男女別の採用人数日本生命の文理別の採用人数日本生命の本選考合格者ES最後に日本生命の採用大学一覧2019年の日本生命の採用実績校は次のようになっています。各大学からの詳細な人数は各大学のホームページをご参照ください。東京大学、一橋大学、東京工業大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、同志社大学、立命館大学、関西学院大学、関西大学、大阪市立大学、大阪府立大学、北海道大学、小樽商科大学、東北大学、名古屋大学、九州大学他参考:就職四季報2020日本生命の男女別の採用人数日本生命の過去3年分の男女別採用人数は次のようになっています。参考:就職四季報2020日本生命の文理別の採用人数日本生命の過去3年分の文理別採用人数は次のようになっています。参考:就職四季報2020日本生命の本選考合格者ESここでは、日本生命合格者のESを3つ紹介します。2020卒(総合職)男性2020卒(アクチュアリー)男性2020卒(エリア総合職)女性その企業に合格したエントリーシートを読むことで、単純に書き方を学ぶだけでなく、その企業がどのような人物を求めているのか、設問からどのようなことを聞きたいのかを学ぶことができます。日本生命の合格者ES一覧はこちらから日本生命合格者2020卒(総合職)男性この合格者のESはこちらから学生時代に自分自身が力を入れて取組んだことについて3つ簡潔に入力ください。(50文字以下)・個別指導塾の講師のアルバイトです。大学受験を控える生徒の授業を担当し、合格に向けてサポートしました。・ゼミでの共同論文作成です。半年間リーダーとして班員の意見をまとめ、80ページの論文を完成しました。・所属サークルで会計係として運営に尽力したことです。出納管理を徹底して行い、無駄な支出を減らしました。上記の中で最も力を入れて取組んだことについて、組織の中で自身がどのように行動したかを交えつつ具体的に入力ください。(300文字以下)私は個別指導塾で受験生担当として、生徒の志望校合格に向けてサポートすることに力を入れました。私が受験生担当になった当時、塾の授業体制は指定教材での画一的なもので、各生徒に合わせた授業ができていないという課題がありました。そこで私は各生徒の志望校別の教材を独自に作成し、授業に導入することを提案しました。教材を作成する際は、科目の多さや理系科目の解説作成に苦戦したため、教室の講師20人の協力を得て1カ月かけて完成しました。この教材を授業に導入した結果、教室の受験生合格率を前年比1.3倍に引き上げることができました。また、講師間で協力したことで「生徒に寄り添う」という想いを再確認することができました。日本生命で取組みたい分野・仕事の内容を記入ください。(300文字以下)私はリーテイル部門の営業に携わりたいと考えています。3年間塾講師として受験生をサポートした経験から、相手のことを第一に考えて信頼関係を築き、支えることができる仕事に魅力を感じています。その中でも、1人の人生に長く寄り添うことができる生命保険業界を志望しており、特にリーテイル部門はお客様との信頼関係が重要であると考えます。また、年金支給開始年齢の引き上げや高齢化などの社会背景から、今後は年金保険や医療保険などの多くのニーズが生まれると考えます。そのニーズに対して適切に応えられるように、私の強みである「傾聴力」を活かしながら、お客様に寄り添う仕事をしていきたいと考えています。日本生命合格者2020卒(アクチュアリー)男性この合格者のESはこちらから特に力を入れて学んでいるテーマ(卒業論文等)について、具体的に入力ください(200文字以下)私は統計学を用いて実証分析を行うゼミに所属しており、空港の騒音問題と地価の関係というテーマで研究を行いました。飛行機の騒音問題がある地域において、飛行機の飛行経路からの距離が近いほど騒音被害が大きいため周辺の土地価格を下げると仮定し、その距離と地価の関係を定量的に分析しました。学生時代に自分自身が力を入れて取り組んできたことについて簡潔に入力ください(最大3個まで入力可、それぞれ50文字以下)サイクルサッカー部で主将としてチームを支えてきたこと、個別指導の塾講師のアルバイトとして相手の立場になって考えることで生徒と信頼関係を築いてきた経験、3ヶ月間走り込んで挑戦したフルマラソンへの挑戦上記の中で最も力を入れて取り組んできたことについて、組織の中で自身がどのように行動したかを交えつつ具体的に入力ください(300文字以下)私は大学の部活動であるサイクルサッカーで主将として明るいチーム作りに取り組みました。以前は練習時の雰囲気が暗いという課題があり、そのため練習がしんどいことを理由に退部する部員もいました。私はその状況を打破するべく楽しい練習を取り入れようとしたところ、あまり賛同が得られませんでした。そこで上手いOBさんに練習方法を聞いたり海外で取り入れられている練習を真似したりすることで、その練習をすれば上達するという説得力が出てみんなが動いてくれました。その結果、1年間誰も辞めずに楽しく練習をすることができました。この経験から、何かを導入するときには説得力が増すと周りが動いてくれるということを実感しました。ご自身の知識やスキルを活用し、アクチュアリー領域でどのように活躍していきたいか記入ください。(300文字以下)私は文系ですが数学を得意としており、大学では統計学系統の授業を中心に履修しています。アクチュアリーは数学のスペシャリストで確率論や統計学といった内容を扱うので興味を持ちました。そこで夏からインターンに参加して業務体験やアクチュアリーの方の話を聞くことで自分に向いていると思いアクチュアリーを目指すことに決めました。私は理系的素養を持ちながらも文系学部出身というフィールドを生かして文理の架け橋的存在となりたいと考えており、現時点では商品開発部に一番興味があります。しかし貴社のアクチュアリーが活躍できる部署は他社に比べて幅広いので、仕事をしていく中で一番適正の高い部署で働きたいと思います。日本生命合格者2020卒(エリア総合職)女性この合格者のESはこちらから学生時代に自分自身が力を入れて取組んだことについて簡潔に入力ください(最大3個まで入力可)50文字以下軽音楽部で学園祭の中央ステージに出場できるようになるまで成長したこと洋菓子店のオープニングスタッフとして3年アルバイトを継続していること毎日ゼミの9人のグループで話し合いを行い、ラジオに関する研究や企画を行ったこと上記の中で最も力を入れて取組んだことについて、組織の中で自身がどのように行動したかを交えつつ具体的に入力ください300文字以下上記の中で最も力を入れて取り組んだことは軽音楽部での活動です。大学で初めて軽音楽部に入りキーボードを担当しましたが、経験者の部員にはなかなか敵いませんでした。そこでバンドメンバーに意見を求めたり経験者にダメ出しをしてもらうことで自分に足りていないものを探求しました。その中で「他人の意見を素直に受け入れること」と「自分の意見を持つこと」を意識しました。いつか「◯◯じゃないとだめだ」と言ってもらえる唯一無二の存在になりたいと思い、毎日4時間以上の練習を継続しました。結果、努力が認められて学園祭の中央ステージに同学年全員の中で私だけが出場することができました。日本生命で取組みたい分野・仕事の内容300文字以下私は若年層の保険加入率を上げるために生命保険の大切さを伝えるための仕組みを作る業務に携わりたいです。昔、家の唯一の働き手だった父が怪我をして入院をした時、保険のおかげで変わらず生活することができた経験から私はその大切さを思い知りました。また、私はゼミで「若者のラジオ離れ」と「災害時におけるラジオの有用性」について研究しており、災害時に有用性のあるラジオが若者には馴染みのないものになっていることに対して問題意識を持っています。生命保険もこれと同じことが言えると考えています。普段はなくても困らないものがいざというときに大きな助けになるということを生命保険に対する関心が低い若年層に伝えていきたいです。最後に本記事では日本生命の採用実績を複数の切り口でまとめました。unistyleでは何度もお伝えしていますが、採用実績はあくまでも参考程度に留めておきましょう。「」でも述べていますが、学歴は複数ある評価基準のうちの1つの基準でしかありません。自らが志望する企業であれば、採用実績の有無に関わらず選考にぜひ挑戦してみてください。日本生命の選考対策記事は以下の関連記事からお読み頂けます。十分な対策をした上で選考に臨みましょう。日本生命の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから【関連記事】・・・・・・保険業界完全攻略記事一覧
- 日本生命の選考フロー別対策|ES・Webテスト・面接(企業解説付き) 49,356 views 日本生命の本選考ES一覧はこちら生命保険業界のリーディング・カンパニー、日本生命保険相互会社(以下、日本生命)。上位校生の多くが志望する金融業界のなかでも、メガバンクや東京海上日動などと並び、トップクラスの就職人気を誇ります。ボリュームのある記事ですので、この記事を読めば、日本生命の選考を突破するために最低限必要な知識・心構え・スケジュール意識を網羅することができます。本記事のコンテンツ・日本生命のビジネスモデル・日本生命の求める素養・日本生命の本選考フロー・採用数・日本生命の本選考エントリーシート対策・日本生命の本選考Webテスト対策・日本生命の本選考面接対策・最後に:日本生命に評価されるために日本生命のビジネスモデルまず、日本生命のビジネスモデルについて、①収益源、②商材・サービス、③商材・サービスの提供方法、以上3つの切り口から簡単に解説します。日本生命の収益源保険ビジネスの本質的な価値は、「みんなで一緒にリスクに備える」ことにあります。すなわち、あらかじめ沢山の人から保険料を集めておき、そのうちリスクが顕在化してしまった人(例:交通事故で死亡した人)に対しては保険金を支払うというカネの動きをつくり出しています。損害保険が「モノ」に関するリスクに対処するのに対して、生命保険は「ヒト」に関するリスクを引き受けています。具体的には、死亡リスクに備える保険、病気やケガに備える保険などがイメージしやすいでしょう。生命保険会社はこのようなカネの動きのなかで、2つの収益源を確立しています。1つは保険サービスに対する手数料(=俗にいう「保険料」)。もう1つは、顧客から受け取った資金を有価証券や不動産に投資することで得られる資産運用益です。2017年3月期の実績では、日本生命の経常収益(「利益」ではないことに注意)は以下のような構造になっています。実に経常収益の1/4ほどを資産運用益で稼いでおり、日本生命が機関投資家としても大きな収益をあげていることが分かります。実際、さまざまな上場企業の大株主となっているほか、三菱地所・三井不動産に次ぐ国内3位の規模(延床面積ベース)の賃貸不動産(オフィスビルなど)を所有しています。参考:日本生命業績案内日本生命の商材・サービスあくまでメイン商材は保険商品(死亡保険、ガン保険など)ですが、前述のとおり、プールしている資金を有価証券や不動産に投資して得られる資産運用益の規模も非常に大きくなっています。日本生命の商材・サービスの提供方法生命保険ビジネスを単純化すると、①死亡保険などの保険商品を企画・開発し、②個人・団体に向けて営業活動を行い、販売するという2つのステップに分けることができます。日本生命の求める素養日本生命は、採用ホームページのなかで3つの「求める人物像」を掲げています。①自らの可能性を信じ、努力し、夢を実現しようとしている人②生命保険事業の根幹である相互扶助に共感し、世の中に尽くそうという志を持つ人③ハートフルな人出典:日本生命求める人物像これらのポイントと、実際のビジネスモデルとを照らし合わせて考察すると、日本生命では以下に挙げる3つの素養が求められていると考えられます。①周囲を巻き込んで成果を出すリーダーシップ日本生命に総合職・営業総合職として入社すると、多くの場合、法人向けの営業や保険商品の企画・開発・提案、個人向け営業チームのマネジメントなどの役割を担うことになります。こうした業務内容を考えると、周囲の関係者に対して自ら働きかけ、チームとしての成果を最大化するために尽くすリーダーシップが求められていると考えられます。なお、金融業界のなかでの働き方の違い(=求められる素養の違い)については、以下の記事から理解を深めてください。参考:→参考記事では金融業界のなかでの働き方の違い、求められる素養の違いについて提示します。②顧客と信頼関係を築くための豊かな情理・対人能力生命保険サービスを提供する同社は、リスクマネジメントという切り口からクライアントとなる個人・団体をサポートする役割を担っています。彼ら・彼女らとのあいだに強固な信頼関係を築くことが重要になるでしょう。学生時代の経験から、信頼関係を構築するために必要となる豊かな情理感覚や対人能力をアピールしましょう。③「相互扶助」への共感と社会貢献の志ご存知の方も多いでしょうが、日本生命は「株式会社」ではなく「相互会社」を名乗っています。これは、日本生命が(株主を所有者とする株式会社と異なり)保険加入者ひとりひとりによって所有されている企業であることを意味しており、つまり「保険加入者同士が互いのリスクを引き受けあう」という相互扶助のコンセプトを表現しています。この点を踏まえると、日本生命の選考で志望動機や自己PRを述べるときには、「保険事業を通じて人々が助け合う場を提供する」という社会貢献的側面を強調すると高評価につながりやすいと考えられます。日本生命の本選考フロー・採用数選考フロー日本生命の新卒採用では4つの職種を募集しています。まず始めに、各職種について概要を紹介していきます。◆総合職◆営業総合職◆CS総合職◆法人職域FC(ファイナンシャルコーディネーター)・総合職幹部候補の正社員として様々な職務の中核を担う職種です。・営業総合職一定期間の実務経験を経た入社6年目以降、全国の支店での営業現場の管理職に昇進する候補としての採用です。・CS総合職エリア総合職として関東・関西エリアで、転勤異動をしないという条件のもと総合職とほぼ同一の仕事内容をこなします。例えば、顧客への商品の販売促進、代理店への営業、個人融資のサポート、海外の新規出資先の調査等が挙げられます。・法人職域FC全国の拠点エリアで顧客を訪問し、保険商品の提案をします。なお、当職種の選考フローは割愛します。ここでは、総合職の選考フローを見ていきましょう。【総合職】ES・Webテスト▼リクルーター面接(複数回)▼一次面接▼最終面接ES・Webテスト後は、人により回数は前後しますが約5〜7回のリクルーター面接を経て人事との面接にすすみます。また、面接は全て学生1:面接官1で行われます。詳しいES対策方法と面接内容については後ほど紹介します。▼エントリー者による本選考レポート等はこちらから。参考:日本生命のES・選考レポート一覧日本生命の本選考ES・レポート、インターンES・レポートを掲載しています。採用数日本生命は新卒採用ホームページでここ数年の各職種ごとの採用数を発表しており、まとめると下記の表の通りになっています。また総合職の男女・職種別採用実績のみ、就職四季報が明らかにしています。総合職に関しては大部分が大卒の男性を採用し、逆に院卒の女性の採用数は非常に少ないことがわかります。日本生命の本選考エントリーシート対策2018年卒の日本生命のエントリーシート(ES)の主な設問は、以下の4つでした。◆特に力を入れて学んでいるテーマ(卒業論文等)について、具体的に入力ください。〈200字以内〉◆学生時代に自分自身が力を入れて取組んだことについて簡潔に入力ください。<50字以内×3つまで>◆上記の中で最も力を入れて取組んだことについて、組織の中で自身がどのように行動したかを交えつつ具体的に入力ください。〈300字以内〉◆日本生命で取組みたい分野・仕事の内容を記入ください。〈300字以内〉以下、対策方針をお伝えします。ES回答にあたって注意すべきポイント問われているのは①大学での研究内容と②学生時代頑張ったこと、そして③入社後に担当したい仕事の3つです。いずれも選考を勝ち抜くための基本といえる内容ですので、そのぶん伝えるべき内容だけをシンプルに盛り込み、洗練されたESに仕上げたいところです。とりわけ、②学生時代頑張ったこと、③入社後に担当したい仕事に関する回答がカギを握ります。それぞれの内容をリンクさせたうえで、(ESでは直接は問われていませんが)日本生命への志望動機も念頭において回答しましょう。求められる素養を踏まえたES回答プラン1つめの「特に力を入れて学んでいるテーマ」では、大学で研究している内容の要旨だけを分かりやすく説明しましょう。難解な専門用語などは避け、読み手がざっくりと理解できる程度の説明をすれば問題ありません。2つめの設問では、「学生時代に自分自身が力を入れて取組んだこと」のトピックだけを箇条書き的に列挙しましょう。最大3つまで記入できますが、あまり注力していないことまでを誇張して(”盛って”)書くよりは、本当に頑張っていたことを1~2つだけピックアップして書くほうがベターでしょう。3つめの「学生時代頑張ったこと」に関する設問では、上述した3つの素養、すなわち①周囲を巻き込んで成果を出すリーダーシップ②顧客と信頼関係を築くための豊かな情理・対人能力③「相互扶助」への共感と社会貢献の志のいずれか1~2つに結びつけて回答することをおすすめします4つめ「日本生命で取組みたい分野・仕事の内容」では、日本生命のビジネスモデルを理解したうえで、可能な限り具体的な業務内容にまで踏み込んで記入しましょう。保険商品の企画・開発や営業戦略の立案、法人向け営業など、保険ビジネスの一翼を担う業務のうち、あなたの興味が向くもの(≒あなたの日本生命への志望動機の延長線上にあるキャリア)を選ぶべきです。学生時代頑張ったことや志望動機を書く際には以下の記事を参考にしましょう。日本生命の本選考Webテスト対策総合職と法人職域FC職のWebテストについて紹介していきます。まず、総合職におけるES提出時と同時受験のWebテストの形式を以下の表に記しました。Webテストは過去の受験者によれば、非言語問題は基礎的な問いが出題されるそうです。解答のスピードが高得点の鍵となるので、問題集を繰り返し解き形式に慣れましょう。SPIは対策本やインターネット上でダウンロードできる問題集も電子出版されており、対策を早めに始めることがライバルとの差を生むと言えます。参考:玉手箱攻略|WEBテスト対策|全8形式の問題例と概要日本生命の本選考面接対策日本生命の面接は、①5~7回のリクルーター面談②1〜2回の人事面接が基本的なフローになっています。以下では、日本生命のリクルーター面談や人事面接で実際に問われた内容をまとめるとともに、それらへの対策プランを提示します。参考:日本生命のエントリーシート・選考レポート日本生命の本選考ES・レポート、インターンES・レポートを掲載しています。リクルーター面談の内容日本生命の選考では、「社員訪問会」という名目でリクルーター面談が行われており、基本的にこれを通過することが必須フローになっています(選考だということを知らないまま、準備をせずに臨んでしまうと痛い目をみることになります)。参考:→リクルーター、及び面談を解説した記事です。企業側の意図、またそれらを踏まえた対策や心構えを解説しています。近年はおよそ5~7回ほどのリクルーター面談が課されており、所要時間はそれぞれ60分ほど、質問内容は以下のようになっています。リクルーター面談といえどしっかりと選考されますので、初回のリクルーター面談(「社員訪問会」)から準備を整えて臨む必要があります。◆過去の経験に関する質問・大学時代に一番力を入れたことは何か。・なぜその活動に力を入れたか。・その活動で成果を出すためにどう工夫したか。・そのなかで困難だったことは何か。・その困難をどう乗り越えたか。・その経験を仕事にどう活かすか。・当時の決断に後悔はないか。・チームで何かを達成した経験はあるか。など、学生時代頑張ったことを深掘りされる。◆あなた自身に関する質問・自己紹介・あなたの強みは何か。・その強みが活きたエピソードはあるか。・いまの大学を選んだのはなぜか。◆志望動機に関する質問・金融業界への志望動機・生命保険業界への志望動機・日本生命への志望動機・他社の選考状況・入社後に担当したい業務内容・同業他社と比べて、日本生命の魅力はどこにあると思うか。・日本生命の抱える課題は何だと思うか。・ほかにはどんな企業・業界を志望しているか。・ほかの企業を志望している理由はなにか。◆その他の質問・逆質問・これまでに会ってきた社員の印象はどうだったか。ご覧の通り、オーソドックスな質問ばかりです。「志望動機」「学生時代頑張ったこと」「自己PR」の3つの論点について、分かりやすく論理的に伝えましょう。繰り返しになりますが、学生時代頑張ったことについては、①周囲を巻き込んで成果を出すリーダーシップ②顧客と信頼関係を築くための豊かな情理・対人能力③「相互扶助」への共感と社会貢献の志といったアピールポイントを念頭において話すとよいでしょう。なお、質問内容は回を追うごとにやや厳しくなるようで、とくに3~4回目以降は・なぜ金融業界か・なぜ生命保険業界か・なぜ日本生命かといった志望動機のロジックと日本生命への志望度(本当に第一志望なのか)を念入りに点検されることになるようです。ロジックの通った回答をすべく、入念に準備を重ねてから臨みましょう。人事面談・最終面接の内容5~7回にも及ぶリクルーター面談を突破したあとは、・人事面談(1回だけ、スキップされる場合もあり)・最終面接(1回だけ、ほぼ意思確認)をクリアすれば内々定です。ここでの質問内容にも、とくに目新しいものは見られません。リクルーター面談を突破するなかで、学生時代頑張ったことや志望動機については自信のある回答を用意できているはずです。あとはそれらをクリアに話すことができれば、内々定はすぐそこです。◆過去の経験に関する質問・大学時代に一番力を入れたことは何か。・なぜその活動に力を入れたか。・そのなかで困難だったことは何か。・その困難をどう乗り越えたか。など、学生時代頑張ったことを深掘りされる。◆あなた自身に関する質問・自己紹介・本気で叱られたことはあるか。・自分は身体的、精神的にタフだと思うか。・仕事では辛いこともあるが、そうしたときのモチベーションの源泉はどこにあるか。・同僚が仕事をしてくれないとき、あなたならどうするか。◆志望動機に関する質問・金融業界への志望動機・生命保険業界への志望動機・日本生命への志望動機・企業選びの軸・日本生命への志望度(第一志望かどうか)・他社の選考状況・入社後に担当したい業務内容・仕事を通じて何を成し遂げたいか。・同業他社と比べて、日本生命の魅力はどこにあると思うか。・ほかにはどんな企業・業界を志望しているか。・ほかの企業を志望している理由はなにか。・内定を出すと言ったら、就職活動を辞めるか。◆その他の質問・逆質問・就職活動を終えたら何をしたいか。あなたの価値観の根幹を問うような質問も見受けられますが、基本的にはリクルーター面談で何度も話してきた「学生時代頑張ったこと」「志望動機」が焦点になります。ここまでくれば、内容そのものに大きなほころびはなくなっていると考えてよいはずですから、下手に緊張せず、自信をもって回答しましょう。なお、志望動機や入社意思を繰り返し確かめてくることを考えると、「日本生命が第一志望であり、したがって日本生命から内定が出たら就活は辞める」と言わなければ内定は出ないと考えてよいでしょう。パッションとロジックを組み合わせ、確固たる入社意思を示しましょう。また、こちらの動画では面接の全体像について解説していますので、本記事と併せてご覧ください。最後に:日本生命に評価されるために日本生命の選考フローにおいては、2つのことが重要になります。1つめに、①周囲を巻き込んで成果を出すリーダーシップ②顧客と信頼関係を築くための豊かな情理・対人能力③「相互扶助」への共感と社会貢献の志これら3つの素養について、自分の経験をもとにアピールすること。2つめに、日本生命への志望動機のロジックを完成させること。①なぜ金融業界か②なぜ生命保険業界か③なぜ日本生命かといった問いにクリアに答え、日本生命への入社意思を示すこと。日本生命から内々定を獲得するには、3~4月のうちに学生時代頑張ったことや志望動機のロジックを固めておくなど、早いうちから準備を重ねる必要があります。計画的・戦略的に行動しましょう。参考:日本生命の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから▼保険業界を志望している方は、以下の記事も参考にしてください。■金融業界の中でも働き方は異なります。損害保険内定者が生命保険業界を断念した理由については上記記事を参考にして下さい。■生命保険業界・損害保険業界内定者の志望動機に関しては上記記事を参考にして下さい。
- 日本生命|WEBテスト対策と解説付き内定者ES 38,321 views 日本生命の本選考ES一覧はこちら※本レビューは、同様の問題が出題されることやテストの通過を保証するものではありません。金融業界は様々な業界と関わる業界であるので、多くの学生が受ける業界として人気です。その中でも生命保険業界1位の日本生命保険は、給与も高いことから多くの学生が受ける企業だと思われます。しかし、採用実績は昨年だと140名と大量採用という訳ではないので、まずWEB適性検査・WEBテストから気を抜かずに受験をした方がよいでしょう。【本記事のコンテンツ】・Webテスト形式・問題の具体例と対策・アドバイス└【参考】日本生命内定者のES└【参考】かんぽ生命内定者のESWebテスト形式◆3部構成の問題・能力(算数)適性検査9分・能力(国語)適性検査15分・性格検査20分参考:問題の具体例と対策・アドバイス能力適性検査の具体例算数は50問で制限時間9分です。表の読み取りや複雑な問題はなく、下記のような単純な計算問題が50問あるので、時間との勝負だと思います。国語は長文1題に対して設問が4問ある形式です。長文8題で設問は32問あり、制限時間15分です。◆算数問題例4×□×2=24(1.1-□)×(1.1+□)=0.962.8+1.6=22×□◆国語問題例「わかる」とは、「分かる」である。物事をちゃんと分けて捉えることができるか。輪郭のぼんやりとした対象をまとまりごとに区切って認識することができるか。・・・いわゆる「考える力」の低下などとされる事態である。設問:「わける力」を習得しなくては、「つなぐ力」は習得できない。A、文章の論理から明らかに正しい。また正しい内容を含んでいる。B、文章の論理から明らかに間違っている。また間違った内容を含んでいる。C、問題文の内容だけからでは、設問文は論理的に導けない。参考:参考:性格診断テストの具体例性格診断テストは4つの記述に対して、「YES」に最も近いと思う記述、「NO」に最も近いと思う記述に対してそれぞれを選択する形式です。設問は68問です。A:仕事は最後までやり抜くB:負けず嫌いであるC:新しいことを思いつくD:気持ちの切り替えが早い【参考】日本生命内定者のES自己PR(300文字以内)私の強みは「対話力」である。というのもサッカー部の部長を務める中で、個人が自分の意思を持って意思疎通を図れる集団をいかに作るかを考え続けたが、その為に必要なことは一人ひとりの部員とのコミュニケーションだった。私は週に一回はミーティングを開き、各個人の要望を細かく聞きその場でその要望を満たす手段をすぐに提供することを徹底した。しかし、皆の前では言いにくいことがある部員もおり、その時は個人的に話を聞き常に部員とのパイプを持ち続けた。結果、チームの皆に意思疎通の精神を根付かせることができた。それを支えたのが私の対話の実践であり、対話を通して人に影響を与えることができる点こそが私の強みである。自己PRでは、企業が求める人材を把握し、その求める人材に合わせた強みをアピールします。「」によると、日本生命の求める人材は、①保険営業員のメンバーと信頼関係を築き、チームで成果を達成することができる人材②支社・支店の課題に気づき、自らの提案で解決まで導くことができる人材③保険営業員という立場や考え方の違う人とも協力して成果を上げることができる人材です。上記の自己PRでは「サッカー部の部長としてチームに意思疎通の精神を根付かせた経験」が語られています。こちらの経験から①・③の人材である可能性が高いということが読み取れると思います。求める人材であるということが十分にアピールできている自己PRだと思います。より評価されるためのアドバイスとしては、「取り組みの目的」を記述することです。読み手の疑問としては「なぜ『個人が自分の意思を持って意思疎通を図れる集団をつくる』必要があるのか」ということだと思います。「取り組みの目的」を記載することでより納得感のあるESになるでしょう。参考:→自分の強みを伝える際のポイントや構成の作り方について書かれています。過去の内定者のESも多く扱いながら解説しています営業部長候補生への志望動機(300文字以内)私は自己成長したい。貴社の営業部長として働くことによってそれが実現出来ると考えるからだ。私は自分の強みである対話力をさらに伸ばすことで成長を図りたいというヴィジョンがある。実務を実際に経験させながら幅広いニーズに応えることの出来る営業部長を育成していく貴社の人材育成制度に非常に魅力を感じ、私が自分の強みを活かしながら自己成長できるフィールドはここしかないと感じた。常に自分を成長させていく中で、法人や個人のニーズを聞き出し応えていくスペシャリストになり、ひいては社会の求めていることにまで目を向けニーズに見合うものを提供して「日本生命の○○」に相談したいと言われる人材になりたいと考え志望した。自己PRは「」のフレームワークに沿ってまとめると論理的に記述することができます。この回答をそのフレームワークに乗っ取ってまとめてみましょう。①成し遂げたいこと「日本生命の○○」に相談したいと言われる人材になる②きっかけなし③企業選びの軸自分の強みを伸ばすことで成長をする④業界比較なし⑤取り組みたい仕事なし⑥同業比較人材育成制度に魅力300字という短い文字数の中で全て盛り込むと何を伝えたいのか見えない回答になるので、伝えたい部分を取捨選択できていると思います。感じる疑問点としては、「なぜ①のような人材になりたいのか」「①になって何をしたいのか」ということです。「自己成長して優秀な人材になる」というのは目的ではなく手段です。それを取り違えがちな就活生は多くいるように感じます。「○○をしたいから、そのために〇〇という部分を成長させたい」というようなアプローチをすると評価されやすいでしょう。将来会社でやりたいことをどのように考えていくかについて書かれています。過去の内定者のESも多く扱いながら解説しています。参考:【参考】かんぽ生命内定者のES志望理由(400文字以内)人を支える仕事がしたいと考えたため。私は介護のアルバイトを行っている。介護業界は、介護や医療が必要となる人は労働ができないためにお金が無く、介護をする側も資金が足りないため、薄給で離職者が多く、サービスが向上しないという状態であった。病気や介護が必要になる時にお金が無いと何もできない。私は何をする上でもお金が重要であることを痛感し、金銭面で人々を支えたいと考えた。保険は、加入することで万が一の事態に備えることができる点に魅力を感じた。たとえ介護が必要となってもお金が入るため、安心してより高価で質のよいサービスを受けられる。その中でも貴社は全国の郵便局チャネルという他社にはない顧客網がある。また、多くの人を支えるにはチームの協力が必要と考える。私は運動部の主将経験から身に付けた「配慮」を活かし、周囲が働きやすい環境を作ることができる。貴社の強みと私の強みを活かし、多くの人々を支えたい。こちらのESを上記のフレームワークにそってまとめてみましょう。①成し遂げたいこと人を支える仕事がしたい②きっかけ介護のアルバイトの経験から金銭面で人々を支えたいと考えるようになった③企業選びの軸なし④業界比較加入することで万が一の事態に備えることができる点に魅力を感じた⑤取り組みたい仕事なし⑥同業比較全国の郵便局チャネルという他社にはない顧客網がある「人を支える仕事がしたい」ということに関しての根拠が薄いように感じます。「介護アルバイトの経験」が述べられていますが、介護業界の問題というマクロ的視点できっかけを語られていますが、自分が介護をしてみてどう感じたかというミクロ的視点でのきっかけがありません。介護は自らの手で人を支える仕事のため、①の根拠として強いものになると思います。大学時代の最も印象に残る失敗談を教えてください。差し支えない範囲でその内容、そのときに感じた事、乗り越えるためにとった行動、その結果、そしてそこから学んだ事を具体的にお書きください。(800文字以上)〜(1000文字以内)競技ダンス部の次期主将として部の運営に失敗し、結果として部員が大量に辞めてしまったこと。競技ダンス部は個人成績の合計で団体成績が出る。当時は成績こそ良かったものの、自分の成績以外は関心のない部員が多く、一体感の無い殺伐とした空気だった。そのため、居心地の悪さを感じた部員が何人も辞めてしまい、結果として人数の減少による弱体化も見られた。私は部に所属している意味はただダンスをするためではなく、集団で一つのことを目指す中で助け合い、成長できることだと改めて実感した。そして、ただ成績を出すのでは無く、一体感を持った上で団体成績を出した方が得られる達成感も大きいと考えた。そのために2つのことを行った。第1に、自分の技術を向上させ、団体成績に貢献すること。ただ一体感を出すのではなく、「全員が一丸となって勝つ」には、自分が次期主将として勝利に貢献する必要があった。私は自分が満足いく結果が出ていない原因を「練習効率の悪さ」と考えた。自分を客観視できておらず、パートナーとの練習の方向性が一致していなかった。そこで、自分の踊りをビデオに取って研究し、そこで出た問題点を列挙し、パートナーと相談して毎日の練習で目標を定め、改善していった。その結果、全国5位を取ることができた。第2に、部の環境を変えた。一体感の無い原因は後輩1人1人がそれぞれの役割を見つけられていなかったことだと考え、自分独自の役割を後輩が実感できたら、たとえ居心地が悪くても部に残り、また、自発的に部に貢献してくれると考えた。そのため、後輩30人全員と面談を行った。そこで、後輩に自分なりの部の貢献の仕方を考えてもらい、また、後輩の意見を取り入れ、後輩が部活動に取り組みやすいよう部の運営の参考にした。その結果、後輩が部のことを意識するきっかけとなった。以上の結果、部の一体感は向上し、団体で全国7位の成績を収めた。個人よりもチームで取り組むことで得られる成果が大きいことを学んだ。学チカの質問でエピソードとして挫折経験が指定されています。「]」によると、「挫折経験から立ち直った人材は企業で活躍する可能性が高い」という仮説のもと、企業が挫折経験を聞いているようです。かんぽ生命の求める人材は、日本生命の求める人材と大きな違いはありません。ですので、①保険営業員のメンバーと信頼関係を築き、チームで成果を達成することができる人材②支社・支店の課題に気づき、自らの提案で解決まで導くことができる人材③保険営業員という立場や考え方の違う人とも協力して成果を上げることができる人材ということをアピールできていれば良いでしょう。こちらの回答では①②③の要素を全て盛り込めています。そのため評価される可能性がかなり高い回答となっています。参考:参考:日本生命の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから志望動機、自己PR、ガクチカの関連記事:photobyLelandFrancisco