三菱UFJモルガン・スタンレー証券関連のテクニック
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- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の志望動機対策|事業内容の理解なくしてES通過なし 23,574 views 三菱UFJモルガン・スタンレー証券は三菱UFJフィナンシャルグループの子会社でありモルガン・スタンレー日本法人投資銀行部門と2010年に統合した比較的新しい証券会社です。出来て間もない会社であるものの日系証券会社の中では上位の売上高を誇っています。証券会社でイメージするのはリテールへの営業といったものかもしれませんが、実際は投資銀行、リサーチ部門などを抱えており営業だけでなくさまざまな業務を行うことができます。では三菱UFJモルガン・スタンレー証券の志望動機は事業内容から照らし合わせてどのような志望動機が適切なのでしょうか。考えてみましょう。因みに、unistyleには他にも三菱UFJモルガン・スタンレー証券の記事があるので是非参考にしてみてください。参考:三菱UFJモルガン・スタンレー証券のESと採用HPから考える三菱UFJモルガン・スタンレー証券の求める人材参考:三菱モルガン・スタンレー証券の面接過去問リスト19選三菱UFJモルガン・スタンレー証券のビジネスモデル証券会社といえば基本は投資信託、国債などの金融商品をうってその手数料を得ています。ただ、その際に営業の方が関わったり、金融商品を開発する人が関わったり、個人投資家に向けて情報を提供する人が関わったりするなど様々な人が関わっています。他にも、M&A、IPOに関わって手数料を得たりと金融に幅広く関わっています。では実際三菱UFJモルガン・スタンレー証券はどのようなビジネスを行っているのでしょうか。見ていきましょう。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、日本を代表する総合金融グループ「三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFGグループ)」の中核総合証券会社であり、三菱東京UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行などMUFGグループ各社と協働して、お客さまの多様な金融ニーズに対し、多角的で質の高い総合金融サービスをご提供しています。MUFGグループの各企業は、グループとしての価値観や使命、目指す姿を共有し、グループ力を最大限に発揮しています。MUFGグループの国内フィールド国内1,093拠点例えば、企業が資金調達するにあたっては、①株式を発行して投資家に出資してもらう(資本)、②債券を発行して投資家に購入してもらう(債務)、③銀行から融資を受ける(債務)、のいずれかの方法が考えられますが、当社は、三菱東京UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行と連携の上、調達目的・財務状態・調達条件などに合わせ、お客さまにとって最良な資金調達方法をワンストップでご提案します。また、個人・法人の投資家が資産運用をご検討される際には、お客さまの資産・リスク許容度などをお伺いした上で、近い将来に必要な資金は流動性の高い銀行預金、余剰資金は株式や債券での運用など、三菱東京UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行と連携し、お客さまにとって最適なポートフォリオをワンストップでご提案します。参考:三菱UFJモルガン・スタンレー証券業務紹介これは三菱UFJモルガン・スタンレー証券の業務紹介のページにあった記述です。顧客には様々な金融に関するニーズがあります。その際に最適な金融商品を提案し顧客のニーズを満たしたものを販売するというのが仕組みとなっています。また、MUFGグループとして三菱東京UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行のメンバーとともにお客様の提案を行っています。ですが、そのメンバーたちとは得意分野や知識に違いがあります。すなわち異なった知識や考え方を持つ人と協力して働いていく必要があります。他にも特に営業の面で言うと周りの人とも協力はしますが、個人の営業力というのが重要になっていきます。だから、個人の営業力というのが大切になり、個人の努力が結果に反映されることがわかると思います。以上のことを踏まえ、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の志望動機を考えると、・個人に成果が強く紐付く仕事がしたい・相手のニーズを把握し、自らの提案で解決する仕事がしたい・価値観やスキルの異なるメンバーと一つの目標を実現したいという志望動機が適当だと考えられるでしょう。では実際の内定者はどのような志望動機を挙げていたのでしょうか。見ていきましょう。三菱UFJモルガン・スタンレー証券のES通過者の志望動機解説こちらが三菱UFJモルガン・スタンレー証券の内定者の志望動機です。貴社に入社し、より多くの人に豊かな暮らしをもたらしたいと考えています。私は信頼関係を大切にして学生生活を過ごしてきました。4年間打ち込んでいるチアリーディングとは命に関わる危険があり、選手同士の信頼が必要不可欠なスポーツです。証券会社では命の次に大切なお客様の資産を扱います。特に営業においては、お客様からいかに信頼して頂けるかが重要と考えています。チアリーディングでの経験を生かし、お客様との信頼関係を構築した上で、メガバンクである三菱東京UFJ銀行との連携やモルガン・スタンレーの豊富な商品力によって「貯蓄から投資へ」という流れの中で貴社の強みを最大限に発揮し、日本経済の発展に寄与したいです。参考:【内定】エントリーシートこの方は「より多くの人に豊かな暮らしをもたらしたい」ということを志望動機として挙げられています。この方はチアリーディングの経験を基に信頼関係を構築してお客様にあわせた金融商品を販売したいということを挙げられていますが、これは「相手のニーズを把握し、自らの提案で解決する仕事がしたい」ということに近しいものであると思います。また、この方は自らの経験を基に志望動機が書かれているので説得力がもてるものとなっています。他にも三菱東京UFJ銀行との連携やモルガン・スタンレーの豊富な商品力というのも挙げられていますがこれは実際にホームページでもアピールされています。なので整合性がとれている、自身の経験を基に書いていることから説得力のある良いES担っているとも思います。法人のお客様のパートナーとして資産運用の提案を行い、企業が成長し世の中に大きな価値を生みだしていく姿を見届けたいです。私は過去の経験から高い目標を定め計画し成果を出す事、発見から自分を見つめ直し成長できる事が、情熱を持ち仕事ができる条件になると考えています。結果「人から企業へそして世の中へずっと記憶に残るような価値を提供し続けられる人間」になりたいです。貴社は世界の金融情報・商品に強く総合金融サービスの展開をしているため、お客様のニーズに合った幅広い提案ができます。また社員の方々の「会社を成長させたい」という姿勢、仕事に対する真剣な向き合い方から情熱を持ち仕事ができる環境があると感じています。参考:【内定】エントリーシート(総合職)この方は「法人のお客様のパートナーとして資産運用の提案を行い、企業が成長し世の中に大きな価値を生みだしていく姿を見届けたい」と言うことを志望動機としてあげられています。この方は他にも「人から企業へそして世の中へずっと記憶に残るような価値を提供し続けられる人間」にもなりたいと言っていることから自身の努力の結果で大きな成果を残したいと思っていることがわかります。ですので、「個人に成果が強く紐付く仕事がしたい」という志望動機に近しいものがあると思います。志望理由は大きく分けて2点ある。1点目は、日本の企業の成長を後押し出来るからである。私は、ゼミで中小企業論を専攻し、どの企業も自社の技術や人に誇りを持ち、今後の成長をどう描くか真剣に考えていることを知り、その成長の手助けが出来る仕事がしたいと思った。投資銀行では、M&Aや増資、IPOといった企業の成長の大きな鍵となるソリューションを提供している。投資銀行で働くことで、企業の成長を肌で感じ、日本企業の後押しという目標を最も果たせると思った。2点目は、若いころから専門性を身に付け、大きく成長できることに魅力を感じているからだ。投資銀行で提供しているソリューションは、今後の経営を大きく左右することで、それらのアドバイザリー業務は最も経営の近くで行われる。それ故に、大きな責任を伴い、求められるクオリティも高いはずだ。そのような環境に身を置くことで大きく成長できると考えている。参考:【内定】エントリーシート(投資銀行部門)この方は志望動機として2点あげており「日本の企業の成長を後押し出来るから」「若いころから専門性を身に付け、大きく成長できることに魅力を感じているから」ということを挙げられています。この方はアドバイザリー業務に興味をいだいており相手が成長したい、業務を拡大したいといった相手のニーズを把握してよりよい提案がしたいということがわかります。ですから、「相手のニーズを把握し、自らの提案で解決する仕事がしたい」という志望動機が近しいものとなっています。また、ゼミの経験を踏まえて志望動機が書かれているので説得力の持てるESとなっています。最後にいかがでしたでしょうか。今回は三菱UFJモルガン・スタンレー証券の志望動機について事業内容から考えていきました。事業内容から適している志望動機を考えてみると「個人に成果が強く紐付く仕事がしたい」、「相手のニーズを把握し、自らの提案で解決する仕事がしたい」、「価値観やスキルの異なるメンバーと一つの目標を実現したい」という志望動機が適していることがわかりました。証券は営業だけでなく様々なことができることから営業の志向性を持っている人だけでなく他の志向性を持っている人にも興味の持てる業界と言えるでしょう。最後に、動画を通じて志望動機の書き方を確認したいという方は下記の動画も参考にしてもらえればと思います。志望動機の書き方のポイントが端的にまとめられているので、動画でサッと確認したいと思っている方にオススメです。photobyMartinThomas
- 三菱UFJモルガン・スタンレーのES対策!求める人材を理解して採用レベルの志望動機・自己PRへ 22,450 views 金融業界の一つとして就活生の間の人気の業界である証券業界。近年ではオンライン証券の登場などで、各企業の事業スタイルにも変化が生じてきています。その事業内容について理解が進んでいる就活生もいる一方、「金融の一つだから」という何となくの発想や、その採用人数の多さもあり、銀行などとその他金融と併願して受けているという方も多い業界です。今回はそんな証券業界の中でも三菱UFJモルガン・スタンレー証券について扱います。証券というと二大日系証券会社である野村證券・大和証券の印象が強い方が多いかと思いますが、三菱UFJモルガン・スタンレー証券はその2社に次ぐ第3位の収益を誇っている企業です。二大日系証券を受けるうえでも、同業他社である同社のことについて理解を深めていくことは有効かと思います。今回はそんな三菱UFJモルガン・スタンレー証券のESと採用HPから、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の求める人材について考察していきたいと思います。二大証券の求める人材については以下の記事を参照してください。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の求める人材私は、証券業務を通じた「企業支援」と「金融リテラシー向上」に心惹かれ、当社に入社を決めました。私の仕事は、未上場企業やその社長さまなどのお客さまに対し、所有されている資産の運用をご提案すること。お客さまに運用目的やニーズを伺い、資産運用に関するパートナーとなることを目指し、2つの軸に照らして「私自身の付加価値は何であるのか」ということを意識しながら日々取り組んでいます。参考:社員紹介(市場商品部門)知識の質・量だけでなく、一人ひとりの個性や強みが問われるのがこの仕事の面白さです。私たちのチームは東京におり、海外顧客のやり取りはメールや電話が中心、つまり、直接会って話す機会はどうしても限られるため、海外出張や顧客の来日などの機会をしっかりととらえて信頼関係を構築する必要があります。サムライ債のプロであるだけでなく、自分の個性や強みを理解し、顧客に「また話したい」と思ってもらえる存在になる努力を続けなければなりません。また、東京の本社内でも様々なチームと協働するため、皆が起債成功という一つの目標に向かって努力を続けられるような関係づくりも不可欠です。起債成功の喜びを、顧客や多くのチームメンバーと分かち合えることが、この仕事の醍醐味です。参考:社員紹介(デット・キャピタル・マーケット部)証券業界というと、銀行のように個人として営業の成果を残すことが求められるというイメージをもっている方が多いかと思います。実際、証券業界では営業実績が個人に紐づく評価がなされ、与えられた数字ノルマの達成に尽力するという、いわゆる一般の方がイメージされるような営業で成果をあげることが求められます。そのうえで、1つ目の社員が「私自身の付加価値は何であるのかということを意識」していると述べているように、営業・提案業務を行うにあたってどのような手法を取れば成果をことができるのか自身が常に意識しながら顧客に対して働きかけることも必要となってくるでしょう。以上の点から、「人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み」のうち、「1.個人として努力し、成果をあげることができる」ことが重要となってくると結論づけることができます。2つ目の社員の話を参照すると、冒頭の「知識の質・量だけでなく、一人ひとりの個性や強みが問われる」というのはやはり先ほどの「個人としての成果」と関連するものですが、どうやらそれだけではないようです。この社員によると、多岐にわたる顧客とやり取りをしていくうえでは信頼関係の構築が必要であり、その手段としてそれぞれ個人としての強みの発揮ということが求められるようです。そもそも証券の仕事では多大な金額の取引がなされるため、「この人になら任せられるだろう」という信頼関係なしにはスムーズに業務が進まないのではないでしょうか。そのうえで、1つ目の社員が述べているようなニーズの引き出しや提案まですることが求められるでしょう。以上の点から、先ほどの5つの強みのうち「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」人材も同時に、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は求めていると導けるでしょう。三菱UFJモルガン・スタンレー証券のES設問(1)三菱UFJモルガン・スタンレー証券に入社し、どのように社会に役に立ちたいと考えていますか。(300文字以下)(2)あなたのこれまでの経験を踏まえ、社会人として働く上で大切だと思うことを具体的に教えてください。(200文字以下)(3)自己PRを教えて下さい。(300文字以下)設問(1)「三菱UFJモルガン・スタンレー証券に入社し、どのように社会に役に立ちたいと考えていますか。」について志望動機についての質問の一つです。「」では①成し遂げたいことに該当します。今回は「どのように社会に役立ちたいか」という問いになっていますが、そもそも社会貢献はどの企業であっても少なからず行っているものでありますので、その貢献内容について具体的に記述しなければ評価されません。すなわち、「三菱UFJモルガン・スタンレー証券だからこそ貢献できること」について述べることが必要となります。また、その内容が実際の仕事内容とあまりに結びつかない場合も的外れな志望動機となり、評価されることはないでしょう。参考:こんな志望動機は嫌われる!評価されない志望動機の実例→評価されない志望動機の例文を提示します。基本的な志望動機の書き方を確認したいという方は下記の動画も参考にしてもらえればと思います。志望動機の書き方のポイントが端的にまとめられているので、動画でサッと確認したいと思っている方にオススメです。設問(2)「あなたのこれまでの経験を踏まえ、社会人として働く上で大切だと思うことを具体的に教えてください。」についてこちらも志望動機についての質問の一つになります。「あなたにとって仕事とは何ですか?」という質問に近い内容が問われています。お金を稼ぐというのは前提として、その上でどのような価値観を持っているか知りたいという意図が込められています。やや抽象的で回答に困る就活生も多いかと思いますので、以下のエントリーシートも参考にしてより多くの考え方に触れてみてください。参考:設問(3)「自己PRを教えて下さい。」について自己PRは自身の述べる強みが志望企業の求める資質と合致しているかどうかが重要となります。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の場合は先述の「個人として努力」と「信頼関係構築」の2つの強みと合致した内容とすることが要求されます。なお、一つの社員がこの2つの強みについて同時に述べていることからもわかるように、両者は相反するものではなくむしろ密接に関連し合うものです。そのため、にもある通り、その強みの裏付けのエピソードの述べるうえでも、一つの経験から個人としての努力と信頼関係構築の両方に言及することもできるでしょう。しかし、一つの経験について詳しく話す学生時代頑張ったこととは異なり、自己PRは「強みの再現性」について問われることがあるため、複数エピソードを用意しておく必要があります。自己PRの書き方・ポイントを動画で確認したい方は、下記の動画も参考にしてもらえればと思います。最後に冒頭でも触れた通り、何となく「金融の一つだから」という理由で安易に選考を受けてしまうと面接の段階で深掘りに対応出来なくなることに繋がります。しかし、そのような考えの就活生が多いのであれば、きちんとした企業選びの軸の構築や業界比較により、より他者との差別化がより図れる業界と考えることもできるのではないでしょうか。是非この記事が、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の選考に臨む就活生に役立てば幸いです。photobyMartinThomas
- 【三菱UFJモルガン・スタンレー証券の面接過去問19選】就職活動での頻出質問と選考意図とは 26,780 views 三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、MUFGグループとモルガン・スタンレーのジョイント・ベンチャーとしてMUFGグループの広範な顧客基盤に対して、モルガン・スタンレーのグローバルリーチを活かしたサービスが提供できることで強みを発揮している証券会社です。選考フローとしては例年、「エントリーシート提出、Webテスト→一次面接・二次面接(同日に行われる)→筆記試験・三次面接・最終面接(同日に行われる)」となっているようです。複数の段階の面接を同日に行うことは比較的珍しく、内々定が出るまでが非常に早い印象があります。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の面接過去問:学生時代の経験に関する質問学生時代に力をいれたことを教えてください。学生時代に力をいれたことについてなぜそれをしようと思ったのか教えてください。経験の中で最も辛かったことを教えてください。これまでの経験をふまえ社会人として働く上で大切だと思うことについて教えてください。これまで継続して取り組んだことやそこから学んだことについて教えてください。部活動やアルバイトについて教えてください。なぜその部活動またはアルバイトをやろうと思ったのですか。ESに沿ったオーソドックスな質問がされます。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では学生時代の経験に対してなぜそれをしようと思ったのかという動機についてよく質問されるようです。この意図としてはあなたがどのような物事に情熱を捧げる人間なのか、モチベーションの源泉について問われています。モチベーションの源泉が企業の仕事にも通ずるものであるように結論付けましょう。動機の評価項目としては「価値観に基づく動機」>「主体的動機」>「受動的動機」の順に評価していると考えられますので「『なぜ取り組んだのか』という質問の意図と内定者の回答例」を参考に考えるとより評価の高い回答が準備できるでしょう。また、学生時代に力をいれたことについてのエピソード・経験そのものに関しては「学生時代頑張ったことの結論における4つの評価項目」にあるように①インパクト、②目標達成能力、③リーダーシップ、④チャレンジ精神の4つの観点で評価されていると考えられますので、こちらを参考にエピソードの選定を行うと良いでしょう。またその経験の中であなたがどのような立場でどのように取り組んできたのかを通して企業に貢献するポテンシャルがあるかどうかも見ています。したがって「三菱UFJモルガン・スタンレー証券のESと採用HPから考える三菱UFJモルガン・スタンレー証券の求める人材」にあるように「人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み」のうち、「1.個人として努力し、成果をあげることができる」と「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」人材を三菱UFJモルガン・スタンレー証券は求めていると結論付けられていますので、学生時代に力をいれたことのエピソードの中でこの2つのうちどちらのポテンシャルがあることが示せるように論理的に回答すると良いでしょう。また三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、ビジネスモデルがお客様から信頼を得ることが必須となっていることや、以下本選考情報から理解できるように回答の洗練度よりも話し方や印象の方に重きを置いているようですので、笑顔や話し方などに気を付けて答えるようにしましょう。参考:面接で必ず聞かれる10の質問とその意図【学生時代頑張ったこと編】→面接で必ず聞かれる質問となぜその質問を聞いているのか、どのような意図があるのかについて説明します。参考:内定レベルの学生時代頑張ったことが10分で書ける学生時代頑張ったことのフレームワーク→評価される学生時代頑張ったことの書き方はもちろん、面接にどう繋げるか・内定者の回答例・エピソードが浮かばないときの対処法まで説明します。人間性を細かく見ているような感じがした。とにかく元気さと堂々とできることが大切だったと思う。人柄を見ているといった感じで、雑談をしながら学生の雰囲気や話し方を見ていたと思う。コミュニケーション能力に問題が無いかどうかがまずはじめに見られていたと思う。それをクリアした上で、誠実で信頼できる人間かが評価されていると感じた。(中略)証券会社の営業として使えるかどうかの重要要素が元気さやコミュニケーション能力として認識されているのではないかと感じた。参考:本選考情報(総合職)どの質問にしても、内容よりは答え方を見られていたのではないかと思う。証券営業において、親しみやすさやコミュニケーション能力が必要であるためだ。また、エントリーシート提出の際に行ったwebテストの性格診断について見ながら強みと弱みを聞いてきたので、嘘をついていないかであったり、チームの中でうまくやっていけるかということを確認していたのではないかと思われる。それから、業界研究と企業研究をしっかりできているかを確認しようとしていた。日経新聞をよく読んだり、説明会の内容をしっかり頭に入れることが大切であるように思った。参考:本選考情報三菱UFJモルガン・スタンレー証券の面接過去問:学業に関する質問ゼミや勉強してきたことについて教えてくださいこちらでは単純にあなたが何を勉強してきた人なのかステータスとして知りたい場合と、大学での研究内容をテーマに会話の中であなたの人間性を判断したり、また専門的な領域の話をわかりやすく簡潔に説明する姿勢からプレゼン力、説明力を見ていると考えられます。内容については素直にわかりやすく話せるように準備しましょう。参考:「学業への取り組みについて教えてください」という設問に対する内定者の回答事例集→学業については、研究職の場合には特にESで訊かれやすいように感じますが、文系理系問わずESで訊かれなくとも面接においては頻出の質問の一つです。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の面接過去問:あなた自身に関する質問1分程度で自己PRをしてください三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、ESに沿った質問がされる中で学生時代に頑張ったこと等の質問はされますが、自身の強みについての直接的な質問があまりされないようですので、こちらの質問を使って強みを聞いていると考えられます。自身の強みについては具体的なエピソードに沿って強みが説明できるようにしましょう。またその強みが上記で説明した「三菱UFJモルガン・スタンレー証券のESと採用HPから考える三菱UFJモルガン・スタンレー証券の求める人材」にある、求められている人材のポテンシャルがあることを裏付けられることが、具体的なエピソードを以って語れると良いでしょう。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の面接過去問:志望動機に関する質問志望動機について教えてください志望している業界について教えてください証券会社でやりたいことについて教えてください他の選考状況について教えてください志望順位はどのようになってください逆質問志望動機については成し遂げたいこととそれが形成された背景をロジカルに説明でき、かつその成し遂げたいことが三菱UFJモルガン・スタンレー証券のビジネスモデルで達成できることが説明できると良いでしょう。業界研究や企業研究、こちらの証券会社を志望してる場合、他の証券会社も視野にはいっていることが多数だと思いますので、各企業のセミナー等を通して各証券会社の違いを明確にしておきましょう。その上で、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の強みが自身の志望動機と裏付けられるように回答を準備しましょう。また、上記でも記載した通り三菱UFJモルガン・スタンレー証券は印象を非常に重要視していますので、こちらも回答の洗練度やロジカル性にとらわれすぎず、落ち着いてお客様との商談をしているようなイメージをもって回答すると良いでしょう。・逆質問三菱UFJモルガン・スタンレー証券では二次面接が逆質問の占める割合が非常に大きいです。以下の本選考情報からも逆質問は差がつきやすいですので、あらかじめ多く準備しておいたほうがよいでしょう。また逆質問については「面接における逆質問で何を質問すべきか」や、「どの業界・企業でも使える説明会・本選考で困った時に使える逆質問3選」を参考に社員が簡単に答えられないような更に企業や業界について理解が深まる、ありきたりでない質問を考えておきましょう。また「説明会・面接の逆質問で評価されない質問の3パターン」で紹介されているように、①自分のできなさから来る不安を解消するための質問②調べれば分かる質問、③使いみちのない質問は評価されませんので、注意しましょう。オーソドックスな質問ばかりなので困った質問はされない。しかし序盤の面談は逆質問が中心なので、質問を多く準備していったほうがよい。参考:本選考情報(総合職)三菱UFJモルガン・スタンレー証券の面接過去問:その他の質問きつい仕事だけど覚悟はありますか気分転換で何をしますか大学は第一志望でしたかなぜその学部に入ろうと思ったのですか・きつい仕事だけど覚悟はありますか・気分転換で何をしますかこちらの質問ではストレス耐性を見ています。証券会社ですので、激務であることが予測されます。したがって、ストレスをうまくコントロールできるかどうかの判断材料にしているといえます。また前者の質問では意思の強さや志望度の高さも見ていますので、物怖じせずはっきりと答えましょう。・大学は第一志望でしたか・なぜその学部に入ろうと思ったのですか「現在通っている大学は第一志望で入学した大学か?」という質問の意図」から、以上2点の質問では、①判断基準②大学を選んだ時の決断から、入学後の成果や変化の2点を知りたいと意図していることがわかります。例えば、第一志望に合格し入学した場合、そのことがゴールになってしまっていると、面接官も企業に入社後の活躍が見えてこないといった印象を与えてしまいます。また、逆に第一志望の大学ではない場合は素直にその旨を話しましょう。上記にあげた記事にて、このような場合の回答例が記載されていますので、そちらも参考になります。最後に非常に印象に重点を置いて評価している企業ですので、回答のインパクト以上に受け答えや表情といったところで好印象を残せるように意識することが大切になってきます。また、金融志望の就活生であれば、証券会社は一通りみているかと思いますので、他証券会社と類似する点もあるでしょう。その中でもしっかり差別化を行い回答することを心がけましょう。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらこちらの動画では面接の全体像についてわかりやすく解説しています。ぜひご覧ください。
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券のインターンシップES(エントリーシート)回答ガイド 12,041 views 三菱UFJモルガン・スタンレー証券のインターンES一覧はこちら三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、三菱UFJ証券にモルガン・スタンレー証券の投資銀行部門が合流し、2010年に誕生した会社です。日本最大の金融グループである三菱UFJフィナンシャル・グループと世界的にも名高いモルガン・スタンレーとのジョイント・ベンチャーである同社は、そのグローバルネットワークを駆使した情報力と幅広い商品力を強みとしています。まだ若い会社ということもあり、国内トップの野村證券を追い抜こうとする気概やそのアグレッシブさに溢れており、非常に勢いのある証券会社であると思います。2015年には三菱UFJ証券ホールディングスがカブドットコム証券を子会社化するなど、多様化する資産ニーズへの適応を図っています。今回の記事では、20卒の学生向けに、19卒の学生を対象に行われたインターンシップで出題されたエントリーシートの解説をしていきたいと思います。三菱UFJモルガン・スタンレー証券インターンシップ選考ES設問◆三菱UFJモルガン・スタンレー証券営業部門のインターンシップを志望する理由を教えてください。(400文字以下)◆大学で所属しているゼミ/研究室名、及び研究テーマについてご記入ください。※所属していない場合は「所属無し」と記載ください。(100文字以下)設問1:三菱UFJモルガン・スタンレー証券営業部門のインターンシップを志望する理由を教えてください。◆三菱UFJモルガン・スタンレー証券営業部門のインターンシップを志望する理由を教えてください。(400文字以下)設問の意図インターンシップへの「志望理由」が問われています。ここでは、「」で述べられているような、業界・企業研究、自分自身の強み等を書く必要はないと考えられます。なぜなら、インターンシップを開催する企業側の意図は、自社理解を深めてもらうことにあるからです。夏の段階では、多くの学生が就職活動を始めたばかりである為、企業側も深い理解は求めていません。特に、証券業界は企業間の違いが見えにくいため、インターンシップを通して、違いをクリアにしましょう。意図を踏まえた回答方針ここでは「」のフレームワークを参考に記述しましょう。基本的には上記フレームワークはインターンシップESにおいても利用できますが、インターンシップの行われる夏の段階では、それほど深い業界理解、企業理解は求められていないと考えられます。また、インターンシップの企業側の建前としても、学生に業界・企業理解を深めてもらい、就職活動に活かしてもらうということがあるため、インターンシップで何を学びたいのか、その学びを今後の就職活動にどう活かすかという2点については、詳細に記述する必要があると言えるでしょう。そこで、以下の要点を抑えながら、書くことをおすすめします。①成し遂げたいこと②きっかけとなる経験③企業選びのポイント④インターンシップで学びたいこと⑤その学びを今後の就職活動にどう活かすか合格者の回答と方針私は、サークル活動の年2回の全国法律討論会において、チームの責任者として周囲を巻き込み、全国総合優勝という期待以上の結果を出すことで、信頼を得てきました。そのため、お客様の多様なニーズに応え、強固な信頼関係を築いていくことで、お客様の資産形成に寄与する証券の営業に魅力を感じています。中でも貴社は、モルガン・スタンレーと提携し、グローバルなネットワークと高度な知識を活かし、あらゆる金融ニーズに対して多角的な視点と、高いクオリティを兼ね備えたソリューションを提供していらっしゃいます。世界有数の規模を誇る貴社のインターンシップに参加し、証券ビジネスの基礎を学ぶとともに、貴社の社風や理念を肌で感じることができればよいと思います。また、インターンシップに参加する優秀な仲間との意見交換を通して切磋琢磨し、今の自分に足りないものを発見することで、自己成長する機会にしたいと思います。参考:三菱UFJモルガン・スタンレー証券【合格】インターンエントリーシート(営業部門)このESは、上記のフレームワークに沿って書かれており、非常に端的かつ分かりやすいものとなっています。①お客様の資産形成に寄与する証券の営業②サークル活動の年2回の全国法律討論会③お客様の多様なニーズに応え、強固な信頼関係を築いていく④証券ビジネスの基礎を学ぶとともに、貴社の社風や理念を肌で感じる⑤今の自分に足りないものを発見することで、自己成長する機会にしたい全項目についておおよそ言及できている点は非常に良いです。それだけでなく、「中でも貴社は〜」からの一文は、なぜ証券会社の中でも三菱UFJモルガン・スタンレー証券なのかについても記述されており、他のESと差別化を図ることができています。しかし一方で、企業研究の成果をとりあえず羅列したような印象を受けます。企業の情報をただ述べるのではなく、その情報を踏まえた結果、「貴社であれば〜いうことができる」といった点にまで記述出来ればより良いでしょう。設問2:大学で所属しているゼミ/研究室名、及び研究テーマについてご記入ください。◆大学で所属しているゼミ/研究室名、及び研究テーマについてご記入ください。※所属していない場合は「所属無し」と記載ください。(100文字以下)設問の意図大学における学業への取り組みが問われています。証券と関わりの深い金融や経済関係の勉強をしている学生が有利にも思えますが、ここでは研究内容を評価対象としているというよりも、端的に自身のゼミや研究について説明することができるかが見られているように思います。意図を踏まえた回答方針100文字しか与えられていないため、自己PRやガクチカのように、何に苦労し、どのような学びを得たか等を記述するのではなく、淡々と自身の研究内容のついて述べることが出来れば良いでしょう。上記でも述べたように、ここで重要なのは、その研究について全く知識がない人に対しても簡潔に説明することができるかどうかです。証券営業では、金融商品という目に見えない無形商材を自分自身が正確に理解することはもちろん、その価値を分かりやすくお客様に伝えていく必要があります。更に、証券に対して抵抗を持たれている方も少なくないため、そのような方々に対して、短時間で金融商品の価値を伝えることは至難の技です。このように証券営業では、短時間で端的かつ明快、かつ正しく相手に情報を伝える必要があります。この設問では、そのようなスキルが見られていると考えられます。合格者の回答と方針鹿野菜穂子研究会に所属し、模擬裁判を通して財産法の事例を検討しています。ゼミは議論形式で進められるため、法律の知識を身に付けるだけでなく、議論の根幹となる論理的思考力の向上を個人の目標としています。参考:三菱UFJモルガン・スタンレー【合格】インターンエントリーシート(営業部門)自身の所属するゼミの固有名詞を出しつつ、端的にどのようなゼミなのかについて説明することができています。ここで、ゼミの名称を書くべきなのか、財産法ゼミのようにアバウトに書くべきなのか悩まれる方もいるかと思いますが、どちらでも問題ないでしょう。一文目で概要を説明した後、二文目でゼミでどのような目標を立てて活動しているかを記述しており、積極性が感じられる内容となっています。上記でも述べましたが、文字数制限上活動の詳細を記述することは難しいため、その概要について端的に伝えることを第一に考えましょう。最後に皆さんも当然耳にしたことはあるかと思いますが、証券会社の営業は非常に厳しいと言われています。証券会社を志望する学生は、それを覚悟した上で志していることとは思いますが、インターンシップを経験して、今一度証券営業が厳しいと言われる所以や自身の適性について考え直してみると良いかもしれません。また、証券会社は会社ごとの違いが見えにくいため、インターンシップを通して各社の違いを明確にしておくと、本選考で役立つでしょう。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券のインターンはコスパに定評アリ?|内容・選考対策 33,572 views 三菱UFJモルガン・スタンレー証券のインターンES一覧はこちら三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は野村證券、SMBC日興証券、大和証券、みずほ証券と並ぶ国内5大証券のひとつです。同社は、5大証券の中では、比較的新しく2010年に発足した企業であり、日本最大のMUFGの傘下、世界で名高いモルガン・スタンレーとのジョイントベンチャーとしても知られています。後発でありながらも近年は実績を伸ばしてきており、日本郵政グループやJR九州のグローバルIPOのコーディネーターをつとめたり、サントリーの米ビーム社の買収に携わるなど、かなり様々な案件に関わっています。今回は、そんな三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)のインターンシップの選考内容と突破方法について考えていこうと思います。参考:三菱UFJモルガン・スタンレー証券のESと採用HPから考える三菱UFJモルガン・スタンレー証券の求める人材→三菱UFJモルガン・スタンレー証券の求める人物像をESと採用HPから考察します。参考:三菱モルガン・スタンレー証券の面接過去問リスト19選→三菱UFJモルガン・スタンレー証券の面接過去門を提示します。参考:三菱UFJモルガン・スタンレー証券の事業内容から考える志望動機の考え方→三菱UFJモルガン・スタンレー証券の志望動機の作成方法を提示します。三菱UFJモルガン・スタンレー証券のインターン内容三菱UFJモルガン・スタンレー証券は営業部門・投資銀行部門と2つの部門に分けて募集を行っています。18年卒向けインターンシップでは、両者とも5日間の日程で行われたようです。ただ、19年卒向けのものでは、営業部門は1dayインターンシップに変更されたようです。ここでは19卒向けのものはホームページを元に紹介し、18年卒までの営業部門をインターンシップ参加者からの情報を元に書いていこうと思います。19年卒向けの営業部門インターンシップでは以下のことを行う予定です。資産運用コンサルティング業務を体感していただくことを目的としています。ビジネスシミュレーションを通じて、当社の強みであるMUFGグループとしての協働、モルガン・スタンレーの情報力および商品力が、如何に投資家の課題解決に活かされているのかを、肌で感じていただくことができます。参考:三菱UFJモルガン・スタンレー証券Intenship業務説明と営業部門の働き方を体感できるインターンシップのようです。18卒までの5daysより日程が少ない分、ワークの量も少なく説明会の比率が高いものと思われます。18卒以前向けのものはビジネスシミュレーション、グループワークなどが行われていたそうです。グループワーク中は社員が、見回りに来たりかなり質問もしやすかったようです。また、最終日には懇親会が行われるためそこで社員の方との交流を行えるようです。投資銀行部門では投資銀行部門のなかの部門説明会、三越伊勢丹HDの買収提案のワークが行われていたようです。部門説明会の中ではモルガン・スタンレーとの協力によってどのようなことが出来るのか、他社との違いなどを説明してもらえるようです。また、買収提案では6人1組のチームで行われ、その際、DCF法、市場株価分析、類似企業分析といった方法で価値算定を行ったり、どう資金調達を行うかなどまで検討を行うためIBについて深く知ることができます。また、両者とも部門の説明や金融に関する説明があるので、金融に関する知識も身につけられるようです。三菱UFJモルガン・スタンレー証券のインターンの満足度理由抱いていた印象を良い方向に変えてくれるインターンであったため、参加する意義は大きかった。金融に興味があるなら参加して知識をつけることができ、本選考にも役立つ。インターンで出会った仲間とは定期的に連絡を取る仲になった。参考:インターンレポート(営業部門)会社として非常にインターンに力を入れていると感じた。ワーク前の講義や会社説明などが充実しており、MUMSSのIBについてがよく理解できた。その後のIBの就活を行う上でかなり参考になった。また社員と交流する機会が豊富で、会社の現状や実態、雰囲気がかなりよく理解できた。参考:インターンレポート(IB部門)三菱UFJモルガン・スタンレー証券のインターン選考内容19年卒の三菱UFJモルガン・スタンレー証券のインターンの選考内容は、営業部門がESのみ、投資銀行部門がES+適性検査→面接でした。ただ、年度によって差があるようで、18年卒向けの営業部門インターンではES→集団面接というフローでした。投資銀行部門の適性検査も年度によって変わるようで、19年卒向けのものはTALのみでした。以前は玉手箱の言語と非言語の試験とTALが課されていたようです。ここでは営業部門、投資銀行部門両方のESの対策、投資銀行部門の面接の対策について記述します。三菱UFJモルガン・スタンレー証券(営業部門)のインターンES対策三菱UFJモルガン・スタンレー証券営業部門のインターンシップを志望する理由を教えてください。(400文字以下)参考:【合格】インターンエントリーシート(営業部門)「三菱UFJモルガン・スタンレー証券営業部門のインターンシップを志望する理由を教えてください。」についてこれは志望理由に関する質問です。特に癖のある質問ではないと思うので書きやすいとは思います。ここでは「内定レベルの志望動機が10分で書けるフレームワーク」を参考にしてみましょう。このフレームワークは、①成し遂げたいこと⇒②きっかけとなる経験⇒③企業選びのポイント⇒④他に受けている業界とその業界ではダメな理由⇒⑤具体的に取り組みたい仕事⇒⑥業界の中でもその企業の理由、という流れで書くと伝わりやすい、というものです。ただ、インターンシップの受験者は本選考受験者と比べて幅広く業界を見ていることや、業界研究が進んでおらずあまり具体的な働き方、職種を調べられていないことを採用担当者は知っていると考えられます。そのため、④、⑤といったところは、あまり力を入れず、②、③、⑥を強く書いていくということが良いのではないでしょうか。では、実際のインターンシップ合格者はどのような回答をしているか見てみましょう。私は、サークル活動の年2回の全国法律討論会において、チームの責任者として周囲を巻き込み、全国総合優勝という期待以上の結果を出すことで、信頼を得てきました。そのため、お客様の多様なニーズに応え、強固な信頼関係を築いていくことで、お客様の資産形成に寄与する証券の営業に魅力を感じています。中でも貴社は、モルガン・スタンレーと提携し、グローバルなネットワークと高度な知識を活かし、あらゆる金融ニーズに対して多角的な視点と、高いクオリティを兼ね備えたソリューションを提供していらっしゃいます。世界有数の規模を誇る貴社のインターンシップに参加し、証券ビジネスの基礎を学ぶとともに、貴社の社風や理念を肌で感じることができればよいと思います。また、インターンシップに参加する優秀な仲間との意見交換を通して切磋琢磨し、今の自分に足りないものを発見することで、自己成長する機会にしたいと思います。参考:【合格】インターンエントリーシート(営業部門)この方は、サークルの経験をもとにどうして証券の営業を行いたいのかを述べ、どうしてMUMSSのインターンに参加したいのかを述べています。また、インターンシップを通して、社風や理念を感じたいということや、自己成長を成し遂げたいということを述べており、これはフレームワークの中で言うと、①について述べられています。経験をもとに志望理由を述べている、インターンシップを通して得たいものがあることを伝えられている点で、説得力のある志望動機になっていると思います。三菱UFJモルガン・スタンレー証券(投資銀行部門)のインターンES対策(1)三菱UFJモルガン・スタンレー証券投資銀行部門のインターンシップを志望する理由を教えてください。(400文字以下)(2)これまでの人生で、あなたが特に頑張って取り組んだことと、それによってあなたが得た成果を教えてください。また、その際、あなたが周囲の方とどのように協力し、どのような役割を果たしたのかについても併せて教えてください。(400文字以下)(3)投資銀行部門において最も関心のある業務を教えて下さい。その業務を選んだ理由についても教えてください。(300文字以下)参考:【合格】インターンエントリーシート(投資銀行部門)設問(1)「三菱UFJモルガン・スタンレー証券投資銀行部門のインターンシップを志望する理由を教えてください。」についてこれはオーソドックスに志望動機を聞くものです。営業部門と同様のフローで答えていけば良いと思います。設問(2)「これまでの人生で、あなたが特に頑張って取り組んだことと、それによってあなたが得た成果を教えてください。また、その際、あなたが周囲の方とどのように協力し、どのような役割を果たしたのかについても併せて教えてください。」についてこれは学生時代に頑張ったことに関する質問に似たものですが、そこで得た成果、周りの人のどうやって協力したか、どのような役割を果たしたか、ということも書かなければいけません。「大学1年から2年にかけて、Airbnbという民泊マッチングサイトを通して、外国人向けのゲストハウス事業の立ち上げ」に取り組み、「関西で15物件設立、月間3万ドルの売上」という成果を上げました。その際、同僚と常に意思疎通を図ることを意識し、チームを調整する役割を果たしました。当初、前例のない民泊事業に対して、不動産業者や清掃会社の利害関係者の理解が得られないという問題があり、物件数を増やすことが難しい状態でした。そこで、外国人を含むチーム3人で分担し、定量的なメリットを示しつつ交渉を粘り強く続けた結果、不動産業者2社、清掃業者4社の協力を得ることができました。各社の協力のおかげで、効率的な物件オペレーションの仕組みを築くことができました。多様性のある現場で、協調性を意識しつつ責任感を持って物事を遂行したことは、今後のキャリアで役に立つと確信しています。参考:【合格】インターンエントリーシート(投資銀行部門)この方は、大学時代の取り組みとして民泊の事業を行ったことを書いています。ESの設問中で聞かれている「成果」「どのように協力したか」「どのような役割を果たしたか」ということに明確に答えられていて、これも評価出来る点です。そして、行っていた民泊事業というものが困難であったことを示すことで、どれほど難しいことをやっていたのか、難しい中でどのような動きをしたかを示していることで、困難に立ち向かえることを示せている点で評価できると思います。ただ、文字数の関係で、困難だったのかもしれませんが、なぜこれをやったのかという動機を示せていると自分の価値観、モチベーションの源泉を伝えられることが出来るので、より良いESに仕上がると思います。具体的なガクチカの書き方のポイントやフレームワークは、以下の動画からも確認できるので、参考にしてみてください。設問(3)「投資銀行部門において最も関心のある業務を教えて下さい。その業務を選んだ理由についても教えてください。」についてこれは、投資銀行において何の興味があるのかを聞かれているものです。投資銀行に応募される方は、何か興味がある部門があると思います。カバレッジ、ECM、DCM、M&A、不動産証券部など様々な業種があるので、HP等を参考にしていくと書けると思います。また、選んだ理由が自身の経験に基づくもの、自身の価値観に基づくものであると、より評価されると思います。三菱UFJモルガン・スタンレー証券(投資銀行部門)のインターン面接対策面接はどのように行われているのか、unistyleのインターンレポートをもとに見ていきましょう。面接は個人面接で、20分×2名の社員で行われた。社員はそれぞれ、アナリストとVP。(1対1の面接が連続で2回行われる)質問内容は、ESに沿って深掘りされていくようなイメージ。特に、IBの志望理由やその中でも興味のある仕事内容について、興味を持ったきっかけを中心に聞かれた。参考:インターンレポート(IB部門)【1次面接】15分x2人1人目IBの志望理由、学生時代頑張ったこと、学校で勉強していること、逆質問2人目IBの志望理由、カバレッジに興味ある理由、逆質問参考:インターンレポート(IB部門)面接は15分から20分のものが2回で、ESに基づいて深掘りされるようなのでそれに対応出来る準備をする必要があると思います。ただ、20分しかないのでそこまで深掘りされることはないと思います。三菱UFJモルガン・スタンレー証券のインターンで内定は出るかインターンを通して内定が出るかどうか教えてください。内定は出ないが2月にDay6というフォローアップイベントが開催される。参考:インターンレポート(営業部門)インターンを通して内定が出るかどうか教えてください。内定は出ないが、後日リクルーターのようなものがついた人はいるようだ。参考:インターンレポート(投資銀行部門)インターンを通しては内定は出ないものの、上記のような特典があるようです。ちなみに、19年卒向け投資銀行部門インターンは年末、年明けに同窓会という名目で懇親会を行います。三菱UFJモルガン・スタンレー証券のインターン参加者からのアドバイスMUMSSのインターンに参加した上での後輩へのアドバイスを営業部門、投資銀行部門それぞれから紹介します。金融業界を志望する学生もそうでない学生も是非毛嫌いせずにチャレンジしてみてください。本や授業だけでは学ぶことができないことが学べます。参考:インターンレポート(営業部門)営業部門に参加したこの方が言うように、インターンに参加することで何か得ることがあると思います。インターンに参加すれば、企業研究をしていても中々知ることが出来ない、働いている生の人の声を聞くことが出来ると思います。また、同インターンでは金融知識をつけることを目的の1つとして行われていたため、金融に関する知識を身に付けるためにも参加してみることをおすすめしていました。この会社のインターンは投資銀行業界の中では参加のハードルが比較的低いわりに大変充実しており、投資銀行業務を一番包括的に学ぶことができます。個人的にはIB志望初心者にはかなりうってつけのインターンであると思います。投資銀行を志望しているが、ワークへの経験値が不足していると感じている人は絶対に参加することをオススメします。参考:インターンレポート(IB部門)投資銀行部門に参加された方も同様、インターンを通して多くの学びがあったと述べています。投資銀行というと、どこも参加するためのハードルがかなり高く、特に外資の投資銀行のインターンに参加することは、かなり難しいと思います。ただ、MUMSSのインターンは参加のハードルが低いため、投資銀行を志望している方には、やはりおすすめであるようです。最後に今回は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券のインターンについて紹介しました。ここでは実際、19卒の投資銀行部門インターンに参加して感じたことを書いていこうと思います。インターンシップと本選考での関連はある、とよく言われていますが、MUMSSではそれほど内定と関係は無いように思います。19卒向けインターンの際には、特に参加者の能力を見ているといったことはなく、とにかく本選考に参加してほしい、といったことを社員の方はおっしゃっていました。(本心なのかは分かりませんが....)また、社員の方は頻繁に見回ってくれて、学生と社員との距離はかなり近かったと思います。そして懇親会も2回あり、そこでは実際には聞きづらい、世間的に受けている評価、投資銀行部門の労働状況などを聞くことが出来ました。ワークのレベルも比較的高く設定されており、そのワークを通じて、かなり学びが有った上に、丁寧に投資銀行の機能について講義してくれたので、かなり良いインターンシップだったように感じます。本記事が、MUMSSのインターンシップの参加を検討している方にとって、参考になることを願っています。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらからphotobyTaxCredits