日本ロレアル関連のテクニック
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- 日本ロレアルのインターン選考(ES・webテスト)対策|合格者ES付き 18,113 views 日本ロレアルのインターンシップES一覧はこちらから外資系メーカー、そして化粧品業界志望者を中心に毎年就活生から高い人気を誇る「日本ロレアル」。世界150カ国で主要34のブランドを展開するなど、世界No.1の化粧品会社であるロレアルグループの「戦略的な創造拠点としての重要な役割」を担っているのが、今回紹介する"日本ロレアル"になります。本記事では、日本ロレアルのインターン内容から具体的な選考対策までを紹介します。【本記事の構成】●日本ロレアルとは●日本ロレアルのインターン内容について●日本ロレアルのインターンレポート●日本ロレアルの求める人材像●日本ロレアルのインターン選考内容●日本ロレアルのインターン選考:ES対策●日本ロレアルのインターン選考:webテスト対策●最後に日本ロレアルとはロレアル社を中心としながら世界150ヵ国で事業を展開しているロレアルグループ、その日本法人であるのが今回紹介する「日本ロレアル」になります。ロレアルグループが日本でのビジネスを開始したのが1963年、その後1996年に「日本ロレアル株式会社」が設立されました。日本でのビジネスを開始した1963年以来、"髪と肌のトータルビューティを提供する企業"を目指し、これまで次々とビジネスを展開してきました。日本ロレアルは「ロレアルグループの戦略的な創造拠点」として重要な役割を担っており、アジア初の研究拠点の開設、そしてアジアで唯一高級ブランドを製造する工場を擁しています。そんなロレアルの企業理念は"すべての人生に、美しく生きる力を。世界を日本へ。日本を世界へ。"です。その上で企業としての「VISION」を以下のように掲げています。すべての人生に、美しく生きる力を。美を通じて心豊かに自信を持って生きる力を女性、男性、若者からシニア世代まで、また、私たちのビジネスパートナー、そして、社員に提供します。世界を日本へ。日本を世界へ。グループが提供する革新的な製品の中から、日本独自の審美眼のもと、お客様に最適な製品を選定し、ときには処方などを微調整し、日本向けに導入します。また、アジアのイノベーション拠点である日本として、日本ならではの発想や創造力に基づいて開発されたユニークな製品やサービスなどを、日本のみならず世界に向けて提供します。【引用】日本ロレアル企業HP:VISION&VALUESこの企業理念とVISIONの元、日本ロレアルは「多くのお客様に様々な価値」を提供してきました。また、日本ロレアルは外資系メーカーとして、これまで以下のような製品を世に送り出して来ました。●MAYBELLINENEWYORK:90ヶ国以上で展開され世界No.1の販売実績数を誇る、メイクアップブランド。●イヴ・サンローラン:1978年に誕生したパリ発祥のクチュールブランド。●shuuemura:日本生まれのメイクアップアーティストブランド。【参考】日本ロレアルHP:ブランド世界最大の化粧品会社として、世界中の人々に最上の品質・効果・安全を体現した革新的な商品を提供している「ロレアルグループ」、その中でもアジアで重要な拠点としての役割を担っているのが、今回紹介する「日本ロレアル」になります。日本ロレアルのインターン内容についてここでは、日本ロレアルの21卒向けインターン内容について具体的に紹介します。21卒向けのサマーインターンに関しては「ワークショップ型インターン」となっています。また、職種は「マーケティング職・ファイナンス職」の2職種に分かれ、それぞれ別日程でインターンが開催されます。以下、各インターンの詳細になります。インターン概要各職種の理解を深めることができるリアルなビジネスケーススタディに、グループに分かれて取り組んでいただきます。皆さまには、ケースについて現場社員の前で発表していただきます。各回において選抜されたグループは9月頃に日本ロレアルの経営陣の前でプレゼンテーションをする機会が与えられます。現場社員のフィードバックがもらえ、経営陣の前でプレゼンテーションができるチャンスですので、奮ってご応募ください。マーケティング職●開催日程:8月7日(水)、8日(木)、13日(火)●開催場所:東京●エントリーシート(以下、ESと明記)締切:6月7日(金)15:00までファイナンス職●開催日程:8月15日(木)・19日(月)●開催場所:東京●ES締切:6月7日(金)15:00まで【引用】日本ロレアル企業HP:採用情報上述の内容から分かる通り、日本ロレアルのサマーインターンは"1dayのワークショップ型インターン"となっています。21卒向けインターンの「ワークショップの内容やスケジュール」などは発表されていませんが、2018年夏のサマーインターンに関しては以下のような特徴があったそうです。●各回あたりの参加人数は50名程度。●化粧品メーカーというだけあり、参加社員の方は女性の割合が多い。●参加学生の属性は、「東大・早慶」など上位校の学生で大部分を占めている。●ワーク中は社員と接する機会はあまりない。上記は2018年夏に開催された20卒向けサマーインターンの特徴になりますが、プログラム内容に大きな違いはないため、21卒向けインターンに関しても同様の特徴が見られると予想されます。日本ロレアルのインターンレポートここでは、「日本ロレアルの20卒インターンレポート」を一部抜粋して紹介します。参加学生の在籍大学および雰囲気についてお答えください。(100文字以上)MARCH以上の学歴が多かった。また、関西勢は少なく主に関東の学生だった。化粧品メーカーということもあり、女性比率が多いと思いきや、男女比は50:50だった。ザ体育会系という人はあまり見かけられなかった。むしろ理系研究者のような感じの男性が多かった。インターンの雰囲気についてお答えください。(100文字以上)参加人数が非常に多かった印象。また男性の人数が思ったより多かった。さらに、男性も美容とはかけ離れているような恰好の人が多くいて驚いた。参加者100人に対し社員は5人以下であった。このインターンが直接選考に関連しているとは考え難い。インターンの内容・課題の概略について教えてください。(100文字以上)2日間開催(1dayインターンという扱いです)1日目はロレアル本社にて事前講習を行いました。ロレアルのマーケティングについてのプレゼンを受け、その後パネルディスカッション形式で社風を知ると言った内容です。2日目はロレアルアカデミーにて、マーケティングの詳細・ケーススタディを行いました。インターンの内容について詳細をお答えください。(200文字以上)1日目:ロレアル本社での事前講習。時間は夜で2時間程度でした。参加者は60人程度?で、マーケティングについてのプレゼンの後、現役の人事の方によるパネルディスカッションが行われました。人事の方は3人いらっしゃって、全員女性でした。最後に次回の課題についてのイントロがありました。2日目:ロレアルアカデミーでマーケティング実践体験を行いました。最初の1時間ほどは扱うブランドのマーケティングの説明を行い。その後にチームに分かれてグループでケースを行うという形です。ケースは40分程度のもので、全班発表を行い、質問を受け、フィードバックをいただくという形でした。ここで優秀だと景品がもらえます。「20卒向けインターンレポート」の詳細を確認したい方は、こちらからご覧ください。日本ロレアルの求める人材像ここでは、「日本ロレアルの求める人材像」について紹介します。日本ロレアルは自社として明確に「求める人材像」を明記していません。しかし、企業の"価値観(VALUES)"として以下のように掲げています。1.美への情熱美に対する高い感性と誇りを持つこと。2.開拓者精神挑戦者として自ら進んで未知の美を切り拓くこと。3.多様性と個の化学反応個の力と多様性を活かし、お互いを刺激し合いチームとして相乗効果を生み出すこと。4.信頼と尊重お客様に対しても、社員同士も信頼と尊重の心で誠実に向き合うこと。【引用】日本ロレアル企業HP:VISION&VALUESまた、21卒向けサマーインターンにおいては以下のような人材を求めています。●マーケティング職:右脳と左脳のバランスに優れたリーダータイプ●ファイナンス職:ブランドのCFOになりたい経営管理タイプそこで「価値観(VALUES)」と「各職種における求める人材」を踏まえ、以下の3点が"日本ロレアルの求める人材像"に合致するのではないかと考えました。①営業目標などの数値目標に向けて努力し、成果を上げることができる人材②製品を販売する店舗の運営者と信頼関係を構築し、店舗の課題やニーズを引き出し、解決の提案から実行まで行える人材③突発的に起こる問題や他社の動向など激しい変化の中で柔軟に考え行動し、成果をあげることのできる人材もちろん職種に応じて求める人材像は多少異なりますが、上記の要素を踏まえて選考に臨んでいただければと思います。【参考】日本ロレアルのインターン選考内容ここでは、「日本ロレアルのインターンの選考内容」を紹介します。21卒向けサマーインターンに関しては、「マーケティング職・ファイナンス職」ともに同様の選考フローとなっています。選考フローES→webテスト→インターン参加※ES締切:6月7日(金)15:00まで※webテスト受講期間:6月7日(金)15:00~6月14日(金)15:00まで日本ロレアルの21卒向けサマーインターン選考は「ESとwebテスト」の2つの選考フローのみとなっていますが、インターンの応募にあたり"英語力"は必須となります。応募条件●ネイティブレベルの日本語力を持っている方●2020年4月~2021年3月に卒業予定の方●就業経験のない方●TOEIC700点以上、もしくはそれに値する英語力を持っている方(※必須ではなく、あくまで目安です。)【引用】日本ロレアル企業HP:採用情報選考フローは「ESとwebテスト」の2種類ということで、それぞれについて詳しく確認していきます。日本ロレアルのインターン選考:ES対策ここでは「ESの対策」を紹介します。21卒向けサマーインターンでは、「マーケティング職・ファイナンス職」共通で以下の設問が課されます。●学生時代(大学入学以降)で一番のチャレンジを教えてください。(必須:700文字以内)●ロレアルでは、社員それぞれの「個性」が共鳴することで良い化学反応が起きると考えているため、「多様性」を大切にしております。つきましては、あなたの「個性」がわかるように、ご自身を何か一つのモノ/ヒト/コト等に例え、理由と併せて教えてください。※化粧品に関連する事柄である必要はありません。(必須:400文字以内)学生時代(大学入学以降)で一番のチャレンジを教えてください。(必須:700文字以内)この設問では「学生時代に力を入れたこと」、いわゆる"ガクチカ"を聞かれています。企業側が「ガクチカの設問」を課す意図としては"経験自体のレベル・スペックの把握"、"自社に合う・マッチする人材か知るため"の大きく2つが挙げられます。また、その上で評価基準として以下の3つが用いられます。①実績自体のインパクトがどれだけあるか②書いてある内容から思考力・考えの深さ・人柄を示すことができているか③企業で活かせる学びを得ているかつまり、上記の2つの意図に沿い、その上で3つの評価基準を満たすことが「高く評価されるガクチカ」となります。また、一般的にガクチカは、以下のフレームワークに沿って書くと論理的な文章になると言われています。今回の設問であれば、700文字以内と文字数に比較的余裕があるため、「6つのポイント」全てを踏まえて書くべきでしょう。その際にはもちろん、「日本ロレアルの求める人材像に沿い、自身が日本ロレアル(のインターン)で活躍できる素養を持っている」ことをしっかりとアピールしましょう。以下の記事でガクチカの書き方のポイントやフレームワークを解説しているのでこちらもあわせてご覧ください。【参考】以下、20卒向けサマーインターン合格者のESになります。人生(大学入学以降)で一番のチャレンジを、以下の点を含め教えてください。苦労した点・工夫した点・周囲をどのように巻き込んだか・経験から得た学び(700文字以内)私の人生で一番のチャレンジは、他大学院進学へのチャレンジである。私は受験にあたり、二つのことに苦労した。一つ目は、難関他大学を受けるとあって両親、友人を含め周りの協力者が少なかったことである。私は、それぞれの困難を乗り越えるために工夫をした。二つ目は、志望大学院合格に対して実力が伴っていなかったこと。志望大学院の入試は難関かつ奇問が多い。また、在籍中の大学と試験分野が全く異なり合格の可能性は極めて低かった。一つ目の課題に対して、私は、なぜ周囲が協力してくれないのかを考えた。すると、その要因として、周囲は、私が志望大学院を受験することで、志望大学院と在籍大学の大学院にも落ち、どちらの大学院にも上がれなくなるのではないかと心配していることが分かった。この課題を解決するためには、志望大学院への合格可能性を示す必要があると考えた。二つ目の志望大学院の難易度の課題に対しては、現在の自分の実力が、合格に必要な学力とどれほど離れているかを分析、自覚する必要があると考えた。二つの課題を解決するため、私は両大学の過去問、合格基準をネット、先輩、時には他大の研究室に赴き情報を収集した。得られた情報から、合格可能性と合格に必要な勉強計画を立て実行した。私は、志望大学院への合格可能性と、合格のための計画、自分が行きたい研究室の魅力、その研究の意義を伝え、周囲の人たちに協力してもらうことができた。また、自分と同様に他大学を志望する仲間を集め勉強会などを開いた。私は、人生最大のチャレンジから、周囲を巻き込む方法と目的を実現する力を学んだ。【合格】インターンエントリーシート(マーケティング):2020卒ロレアルでは、社員それぞれの「個性」が共鳴することで良い化学反応が起きると考えているため、「多様性」を大切にしております。つきましては、あなたの「個性」がわかるように、ご自身を何か一つのモノ/ヒト/コト等に例え、理由と併せて教えてください。※化粧品に関連する事柄である必要はございません。(必須:400文字以内)この設問で最も重要なことは"自分という人物の個性・特徴をアピールする"ことです。今回であれば「モノ/ヒト/コト」のいずれかに例えてアピールするという条件があるため、下記の3点が評価基準であると考えられます。①創造力自分自身を客観視し、適切に「モノ/ヒト/コト」に例えることができるか。②他人と被らない独自の個性自分独自の考え方・例え方を使い、他者と差別化を図ることができるか。③回答の具体性・論理性「モノ/ヒト/コト」に例えた上で、それがアピールポイントとうまく合致しているか。日本ロレアルは"個性"と"多様性のある雰囲気"を大切にしているため、「他の誰とも被らない自己PR・自分だけの個性」というものを積極的にアピールしていきましょう。日本ロレアルのインターン選考:webテスト対策20卒向けの2018年サマーインターンでは、以下のようなwebテストが課されたそうです。●試験科目:言語・非言語・英語・性格●試験時間:90分程度●実施方法:オンライン受験用いられるテストの種類に関しては不明でしたが、SPI・玉手箱レベルの問題が出題されるようです。SPI・玉手箱はそこまで難易度の高いテストではありませんが、「対策本である程度勉強しておく、もしくは他の企業のwebテストを一度受験し、経験を積んでおく」のが良いでしょう。ただ、外資系メーカーだけあって「英語の科目」が出題されるそうなので、英語の対策は入念に行っておきましょう。以下に、webテスト対策に有効なunistyleの記事を載せておきますので、こちらも併せてご覧ください。最後に女子就活生を中心に絶大な人気を誇る「化粧品業界」。その化粧品業界の中でも圧倒的な知名度を誇り、世界No.1の化粧品会社「ロレアルグループ」の日本法人であるのが、今回紹介した"日本ロレアル"になります。日本ロレアルのインターンは単純に志望者数が多いだけでなく、「外資系メーカー×業界のリーディングカンパニー」という特徴から、上位校の学生が毎年多く志望します。そのため、非常にレベルの高いインターンになることはもちろんですが、インターン選考においても熾烈な競争が待っていることは間違いありません。本記事を通して日本ロレアル・インターン内容についての理解を深めていただき、ES・webテストの対策を入念に行った上で選考に臨んでいただければと思います。最後に日本ロレアルの企業研究、化粧品業界の業界研究に役立つunistyleの記事を記載しておきますので、こちらも併せてご覧ください。関連記事日本ロレアルの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから外資メーカーの情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介unistyleでは業界別のLINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。実際に外資メーカー志望者向けグループでも選考や企業に関するトークが活発に交わされています。下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。
- 日本ロレアルの内定者ES解説!選考通過のエントリーシートの共通項 19,877 views ロレアルのような少数精鋭の外資系メーカーではESの設問もどのような人材を求めているのかよく定義した上で作られているように感じます。P&Gの採用と似ている部分が多くあるので下記の解説も参考にしてください。P&Gの内定者のESを解説しています。内定者の回答からP&Gに評価さやすい回答を導いていきます。参考:参考:今回のエントリーシートはこちらの研究職の内定者のエントリーシートになります。自らイニシアチブをとって、周囲の協力を得ながら、成し遂げた活動について教えてください。又、その活動がもたらした「変革」についてお書き下さい。(600文字以内)【スターバックスの豆販売リーダー】私は、スターバックスの豆販売のリーダーを務め、豆接客の意識改革を行いました。私の店は豆売上げ地区最下位の常連店舗でした。豆接客レベルのバラつきが課題であると感じ、私は豆販売リーダーに立候補しました。掲げた目標は「豆売上げ地区1位」です。私は、接客レベルの底上げを図るため、全員で豆販売を考える機会を作ろうと提案しました。それが「豆の会」です。そこでは、必ず一回は意見を言うというルールを設け、会への参加意識を高めました。また、会の内容は毎回「豆の会新聞」にまとめ、誰でも情報をシェアできる環境を整えました。こうした試みの結果、豆の売上げは伸び、昨年9月には店舗として初めて豆売上げ地区1位を獲得しました。私は、全員で目標を共有することの重要さを、この経験を通して学びました。現在は、売上げだけでなく、接客満足度の指標でも1位になるべく、メンバーと共に日々チャレンジしています。ロレアルは個性を大切にしています。あなたの強みやあなたらしさを生かした具体的なエピソードについてお書き下さい。(400文字以内)【大学不問の野球サークルの創立】私は大学時代、自らの手でサークルを作りました。大学に入ったら何かをゼロから創りたいと考えていたこと、大学の枠を越えた交流を図れる野球サークルが京都になかったことの2点が、私がサークルを創った動機です。大学から京都に来た私にとって、ゼロからコミュニティを創ることは大きな挑戦であり、メンバーを集めるところから始めなければなりませんでした。私は、サークルの存在を知ってもらうことが最優先と考え、「京都の自転車文化」に着目したサークル独自の「スポークカード」を作製し、大学のイベントや祭り等で配布しました。自転車を広告塔に用いた新たな宣伝方法として、様々なSNSで取り挙げられ、初めて企画したイベントには様々な大学から100人を超える参加者が集いました。現在は、学祭企画やフリーペーパー作製など、様々な活動に挑戦するサークルとして活動しています。引用:日本ロレアル本選考レポートW.Sさん日本ロレアルの本選考ES・レポート及びインターンES・レポートを掲載しています。参考:日本ロレアルES・選考レポート一覧一つ目の設問自らイニシアチブをとって、周囲の協力を得ながら、成し遂げた活動について教えてください。又、その活動がもたらした「変革」についてお書き下さい。(600文字以内)【スターバックスの豆販売リーダー】私は、スターバックスの豆販売のリーダーを務め、豆接客の意識改革を行いました。私の店は豆売上げ地区最下位の常連店舗でした。豆接客レベルのバラつきが課題であると感じ、私は豆販売リーダーに立候補しました。掲げた目標は「豆売上げ地区1位」です。私は、接客レベルの底上げを図るため、全員で豆販売を考える機会を作ろうと提案しました。それが「豆の会」です。そこでは、必ず一回は意見を言うというルールを設け、会への参加意識を高めました。また、会の内容は毎回「豆の会新聞」にまとめ、誰でも情報をシェアできる環境を整えました。こうした試みの結果、豆の売上げは伸び、昨年9月には店舗として初めて豆売上げ地区1位を獲得しました。私は、全員で目標を共有することの重要さを、この経験を通して学びました。現在は、売上げだけでなく、接客満足度の指標でも1位になるべく、メンバーと共に日々チャレンジしています。非常によい経験をしていると思います。自らリーダーに立候補し、主体的に提案を行い、解決まで実現できる人材であることが伝わります。研究職の内定者ですが、アピールしている内容は事務系職種と大きくは変わりません。それは「研究」という仕事においてもチームの中で、提案を行い、それぞれが主体的に行動し、成果を生み出すという仕事の本質的な部分が変わらないからと言えます。もちろん研究内容とそれが仕事にどう活かされるかという点については必ず聞かれますので準備する必要があるでしょう。注文をつけるとすれば学びの部分について、「全員で目標を共有することの重要さを、この経験を通して学びました」という気づきのレベルではなく、「どうすれば全員で目標を共有することができるのか」という方法論にまで落とし込んで語ることができるとより評価される内容になると感じました。二つ目の設問ロレアルは個性を大切にしています。あなたの強みやあなたらしさを生かした具体的なエピソードについてお書き下さい。(400文字以内)【大学不問の野球サークルの創立】私は大学時代、自らの手でサークルを作りました。大学に入ったら何かをゼロから創りたいと考えていたこと、大学の枠を越えた交流を図れる野球サークルが京都になかったことの2点が、私がサークルを創った動機です。大学から京都に来た私にとって、ゼロからコミュニティを創ることは大きな挑戦であり、メンバーを集めるところから始めなければなりませんでした。私は、サークルの存在を知ってもらうことが最優先と考え、「京都の自転車文化」に着目したサークル独自の「スポークカード」を作製し、大学のイベントや祭り等で配布しました。自転車を広告塔に用いた新たな宣伝方法として、様々なSNSで取り挙げられ、初めて企画したイベントには様々な大学から100人を超える参加者が集いました。現在は、学祭企画やフリーペーパー作製など、様々な活動に挑戦するサークルとして活動しています。こちらも非常によい経験をしていると感じます。ゼロから協力者を募り、何かを生み出す経験というのは仕事にも繋がる評価の高い経験であると言えます。仕事においても常に、ビジネスではなくても現状の問題点を解決する新規の施策を常に求められ、それを実現する必要があります。上記の経験も自分自身の想いを伝え、周囲の協力を得てゼロから物事を生み出した経験として高く評価できるでしょう。最後に研究職でも人気企業に内定する人は、企業が求める人材を理解した上で、合致した人材であることを伝えるエピソードを用意していることが多いです。それは今回の内定者のように課外活動でもよいですし、研究室の中での活動でもかまいません。教授や周囲のメンバーの協力を得て成果をあげたり、提案したことが実現した経験であれば「」で説明した人材に合致することを伝えることができるでしょう。研究職志望の人は下記のトヨタ自動車の内定者のエントリーシートも参考にしてみてください。トヨタ自動車内定者のエントリーシートです。研究についての設問があり日本ロレアルのESを書く上でも参考になるでしょう。参考:【内定】トヨタ自動車エントリーシート
- 日本ロレアルの面接過去問28選|就職活動での頻出質問と選考意図とは 27,384 views 日本ロレアルはP&Gやユニリーバと並ぶ外資系メーカーで化粧品を取り扱うフランス系企業です。フランス系企業はさまざまな点で働きやすい環境としても認知されており、他のフランス系企業の代表格としてシャネルやルイ・ヴィトンなどがあります。本記事では人気の日本ロレアルの選考で実際にされた質問や課題を解説していきます。本記事のコンテンツ・選考フロー・学生時代の経験に関する質問・あなた自身に関する質問・志望動機に関する質問・その他の問題・ケース問題・プレゼン課題・最後に選考フロー日本ロレアルの選考は例年、以下のフローで行われます。エントリーシート&GABテスト↓一次試験・GD&個人面接(数日〜2週間後に連絡)↓2次試験・個人面接(翌日〜数日中にメールにて連絡)↓最終面接(4週間以内に連絡)選考は早期から開始していますので注意が必要になります。また外資系メーカーの中でも日本の高学歴層から人気を集めている企業の1つであり、選考基準は高くなっているといえます。学生時代の経験に関する質問サークルで苦労したことは何ですか。サークルでの役割を教えてください。学生時代にもっとも力を入れたことについて教えてください。これまでの人生で変革を起こした経験は何ですか。コンプレックスな経験があれば教えてください。ESの項目に沿った基本的な質問がされます。「学生時代頑張ったこと」の結論部分においては、【経験そのもの】の評価として①インパクト、②目標達成能力、③リーダーシップ、④チャレンジ精神をみられていることが多くあります。こちらの内定レベルの学生時代頑張ったことが10分で書ける学生時代頑張ったことのフレームワークを参考により精度の高い回答を準備してください。・サークルで苦労したことは何ですか。・サークルでの役割を教えてください。これらの質問ではあなたがどのような立場でどのように取り組んできたのか、そしてどのような結果をもたらしたのかというエピソードから、あなたが実際に働くことを仮定した時に企業に貢献するポテンシャルがあるかどうか判断しています。「日本ロレアルのESと採用HPから考える日本ロレアルの求める人材」を参照すると、「①営業目標などの数値目標に向けて努力し、成果を上げることができる人材」「②製品を販売する店舗の運営者と信頼関係を構築し、店舗の課題やニーズを引き出し、解決の提案から実行まで行える人材」「③様々な考えや価値観を持つ人材と協力して共通の成果をあげることのできる人材」「④突発的に起こる問題や他社の動向など激しい変化の中で柔軟に考え行動し、成果をあげることのできる人材」の4つの観点におけるポテンシャルが日本ロレアルに貢献できると判断されるといえますので、この観点からあなたの回答を評価しているでしょう。これらのポテンシャルがあることが論理的に示せるような回答を準備しておくと良いでしょう。またこのような質問はESの設問にもある可能性が高いですので、そちらでの回答と面接でのあなたの印象に整合性が取れているか気を付けましょう。参考:面接で必ず聞かれる10の質問とその意図【学生時代頑張ったこと編】→面接で必ず聞かれる質問となぜその質問を聞いているのか、どのような意図があるのかについて丁寧に説明します。参考:学生時代頑張ったことの結論における4つの評価項目→【経験そのもの】に対する評価項目とそれぞれの項目について詳しく説明します。あなた自身に関する質問自分の性格を他人からどう言われていますか。自分の強み・弱みを教えてください。好きなファッションブランドとそのブランディング方法の良い点と悪い点について教えてください英語の能力はどれくらいありますか。留学経験があれば教えてください。・自分の性格を他人からどう言われていますか。・自分の強み・弱みを教えてください。前者の質問では自分が認識している強み・弱みに正当性があるかどうか、周囲の評価及びあなたの外見・話し方(印象)から判断しているといえます。強みでは具体的なエピソードから理解できる強み、かつその強みが「学生時代に関する質問」であげた4つの像のうち1つもしくはそれ以上に結論づけられるように回答しましょう。弱みについて回答する際おすすめしている方法としては「面接官の「あなたの短所は?」という質問に答える2つのアプローチ」にある、1の方法と2の方法があります。特に2の方法では変に強みに対して繋がる弱みではなく、素直に自分の弱みを伝え、弱みによって起こってしまった失敗談→変化・改善策→自己PRへのエピソードなど現在へのつながりといった流れで回答することでマイナスイメージだけでなく、弱みについてどう考え、対処していこうと考えているかといった弱みを素直に認め改善しようとする努力やプロセスについても伝えることができます。・好きなファッションブランドとそのブランディング方法の良い点と悪い点について教えてください。日本企業である資生堂など化粧品メーカーでは化粧品ごとにイメージづくりを行っていますが、日本ロレアルはどの化粧品に対してもロレアルパリというブランドイメージを重視しています。つまりブランドを非常に大切にしているといえますので、ブランディングについてどのような知識・知見があるか見極め、その点において企業に対して学生が貢献できるか判断しているのでしょう。好きなブランドについては素直に好きなブランドを回答していいと思いますが、後述のブランディング方法の良い点と悪い点についてに対しては多少なりとも知識がなければうまく回答できませんのでブランディングについて頭にいれておく必要があるでしょう。また、こういった質問はあなたがマーケティングに興味があるまたは勉強しているという趣旨を含む回答をしていた場合、そちらとの整合性を測っている可能性が高いですので、そういった回答をする場合には具体的に語れるレベルの知識が必要になります。・英語の能力はどれくらいありますか。・留学経験があれば教えてください。こちらは英語力に関する直接的な質問です。営業部門の場合は国内営業のみのようですので、英語力が必要とされるシーンはあまりないでしょう。ただし、下記の本選考情報から理解できるように、一次面接でも簡単な英語での面接が行われることがあったり、日本ロレアルの最終面接では英語でのプレゼンが課されるのが通常であることから、マーケティング志望者では英語力は内定条件の基礎的な能力として判断されているようですので、英語でプレゼンや質疑応答ができるように練習しておくと良いでしょう。前提として英語能力が備わっているかを確認される。時折英語で質問されたり、最終面接では英語でプレゼンをしたりと、スピーキング力が試される。またリーダーシップとクリエイティビティを重んじる社風であるため、面接時もその観点から質問される。また個室で社員と学生1:1の面接であるため、非常に和やかな雰囲気である。マーケティング職であるため、創造力を試す質問も多い。しかし突飛な質問はそこまで多くなく、基本的な質問を深掘りする形が多い。参考:本選考情報(マーケティング)参考:面接で必ず聞かれる12の質問とその意図【自己PR編】→自己PRにおいて聞かれる質問集を提示します。志望動機に関する質問志望動機を教えてください入社後にやりたいことを教えてください。なぜマーケターを志望するのですか。(営業の場合はなぜ営業を志望するのですか。)なぜ化粧品会社なのですか。なぜマーケティングをロレアルでやりたいのですか、なぜ飲料メーカーではだめなのですか。他にどんな企業を受けていますか。化粧品のマーケティングってどんなものだと思いますか。セールスにとって大切なことは何か教えてください。知っている化粧品ブランドを教えてください。(男性の場合)逆質問こちらの志望動機に関する質問ではかなり深く質問されていることがわかります。本選考情報からも内定者は入念に業界研究・企業研究に研究していることがわかります。しっかり業界研究、企業研究を行う事。具体的には、デパートに入っている店舗見学を通し、身近な経験から得た気付きを面接中に話て本気度をアピールする。男性が化粧品会社を受ける時はどれだけ志望が高いかをアピールすることが重要。また説明会中で言われる「poet&peasant」の考え方を吸収し、面接中にも論理性とクリエイティブ性がアピールできるように準備する。参考:本選考情報(マーケティング)化粧品売り場に足を運び、他企業の商品との違いを理解した。また美容雑誌を読み、化粧品のトレンドを理解。また男性として化粧品業界に何が貢献できるのか考えた。他企業ではあるが、化粧品会社で働く人にOB訪問をした。1時面接はグループディスカッションだったが、極力リーダーシップを発揮することを意識。2次面接では突飛な質問はなく、きっちりと質問に答えることを心がけた。3次面接では英語でのプレゼンがあったので、事前にパワポを準備し、5分ちょうどで終わることを心がけた。参考:本選考情報(マーケティング)志望動機については、自己PRや学生時代についての質問がある程度された後に聞かれることが多いです。主に①成し遂げたいこと、②きっかけとなる経験、③企業選びの軸、④他に受けている業界と他業界ではダメな理由、⑤具体的に取り組みたい仕事、⑥業界内でもこの会社の理由の6つが問われていますが、これらに全て一貫性があり、またそれまでに語った自己PRや学生時代の質問に対する回答とも相違のないことが求められます。また、入社後のビジョンやキャリアパスよりもなぜ日本ロレアルのその部門なのかということがよく質問されていることから、モチベーションよりも志望度の高さをより見ているといえます。志望度が高いと判断できる動機を回答する際に、論理性が非常に重視されますので、「内定レベルの志望動機が10分で書けるフレームワーク」のフレームワークを使用してロジカルに掘り下げていくことや、実際に化粧品売場やOB訪問を行い、他企業ではだめな理由を具体的経験から語れると良いでしょう。・化粧品のマーケティングってどんなものだと思いますか。・セールスにとって大切なことは何か教えてください。これらの質問では入社後のイメージについて聞いているといえますので、こちらの回答については日本ロレアルのマーケティング部門・セールス部門での実務が自身が考えている化粧品のマーケティングやセールス(志望部門)についてのイメージや理解度とズレがないか判断しているといえます。そのため、こちらも企業研究が重要になってきます。日本ロレアル採用HPの社員の声やOB訪問をして実際の志望部門で働く感覚を理解して、回答に落とし込めると良いでしょう。参考:面接で必ず聞かれる14の質問とその意図【志望動機編】→志望動機において聞かれる14の質問を意図と合わせて解説します。その他の問題自己紹介とともに、これらの化粧品のどれかを選んで新しい使い方を考えてください。GDの中で自己紹介と共にこういった質問がされます。本選考情報における内定者が評価された感じたポイントを参考にすると、日本ロレアルはロジカルシンキングだけでなく、右脳的な発想力も同程度求めているようです。このような独特な質問からは、多くの企業が求めているロジカルな部分ではなく右脳的発想力を見ているといえます。日本ロレアルではこのような突発的で瞬時にロジック立てて回答できないような質問が多いといった印象があり、実際に面接官は洗練された回答を準備してきたフル装備の学生に対して、そのフル装備を外したいという意図があるようですので、こういった突発的な質問に対しては以下の本選考情報から冷静に、落ち着いて対処することが第一であるといえます。また難しく考えず、自身の回答に対して5W1Hをしっかり話すことができれば問題ないでしょう。【評価された点】アントレプレナーシップを学んでいた点。留学経験。英語力。論理性。冷静さ。【重視されていた点】マーケティングの考え方。論理性。英語力。リーダシップ。(マーケターは各部門を取りまとめ総合プロデュースするため)突拍子もない質問が飛ぶことがあるが、いつでも冷静に対処したこと。「難しい質問ですね!笑」とかいって時間を稼いで考えた。相手も短時間のなかでの回答であることを理解しているので、論理性や対処力を見せればいいのでは?と肩ひじ張らずに答えるとよいと思う。各面接ごとにケースや英語面接があるが、準備していれば準備していない人と相当差がつくので、準備が大事。参考:本選考情報(マーケティング職)ケース問題もうすぐで予算を達成しそうなときに、クライアントに値下げを頼まれました。値下げに応じると、あなたは予算を達成できそうにありません。どうしますか?自分で商品を取り上げ、新しいプロモーションを打つ時、どのように構成して行うか。自由に発想してください。ブランド価値を高めるために、工場を新たに立地するにはどこの国がいいか。二つの化粧品どちらかを選択し、新しいプロモーションを自由に発想しプレゼンしてください。この化粧品のプロモーション方法を考えてください。コンサル業界でよく出題されるケース問題でありますが、日本ロレアルでも必須になります。しかし、回答に求められる視点は変わってきます。下記の引用からもわかるように日本ロレアルは論理性と創造性・個性を重要視する社風ですので、回答はロジカルに説明できることを前提にクリエイティビティも問われています。また、傾向としてプロモーション方法について問われることが多いとわかりますので、突発的な質問に対応できるようにすることと併せてマーケティングに関する知識をつめておいた方が良いでしょう。下記でもマーケティングの本を読んでおいたおかげで対応できたという内定者がいることからも普段からそういった情報に対してアンテナを貼っておくと良いでしょう。右脳と左脳のバランスや個性。質問に対し、少し突飛な回答をしてもロジックが通っていれば問題ない。むしろその方がロジックとアートのバランス、個性を重視する社風であるので評価されるのではないかと感じた。参考:本選考情報(マーケティング)いかに、ありのままでいれるかと、ロレアルの雰囲気に合っているか。終始なごやかだったので、人事の方に理由を聞いてみたところ、「フル装備の学生たちの装備をはがしたい」のだそう。すごいところをアピールしなきゃと躍起になっている学生に対し、終始その人らしさを出させてくれるような面接だったので、いかに仮面を外して真摯に向き合えるかにかかっている気がした。また、「右脳と左脳」を使える人物を欲しているので、ロジカルに考える力と同時にクリエイティビティが備わっているかも見られていた。参考:本選考情報(セールス部門)[2次試験]一人30分ほど。なぜマーケターなのか。なぜ化粧品会社なのか。これまでの人生で変革を起こした経験はなにか。コンプレックスな経験。簡単なケース面接もあり、「自分で商品を取り上げ、新しいプロモーションを打つ時、君ならどのように構成して行うか、自由に発想してみて」相手が一発で納得できるものを考えられればOK。営業に近く、勢いも大事だと思う。感想としては志望動機の部分がまだ弱いと感じた。しかしマーケティングの本を一冊読んでいたおかげで突発的なケース面接にも対応できた所が大きく通過できた。参考:本選考情報(マーケティング職)プレゼン課題お題「mybiggestachievement」お題「理想のセールス像」日本ロレアルの最終面接ではお題が課され、英語でプレゼンを行います。こちらはマーケティング部門のみのようです。英語力に関してはその後の質疑応答も英語で行うため目安としてTOEIC800点前後のスコアが基準になるでしょう。また英語でのプレゼン経験がなければ何度か練習しておいた方が良いです。下記の本選考情報を参考にプレゼン準備を行うことをおすすめ致します。英語面接。「mybiggestachievement」でプレゼンを行う。面接官は4人。5分ほどのプレゼンを行い、質疑応答も英語で行う。英語力はそれなりにあった方がいいが、堂々とプレゼンできるかどうか、論理的かどうか、プレゼン資料は見やすいものか、など総合的に判断している。途中で日本語に切り替わりリーダーシップを問う質問が多くなされた。感想としては最後まで化粧品業界である理由を提示できず落ちた。参考:本選考情報(マーケティング)英語プレゼン。お題は「mybiggestachievement」事前にパワーポイントでスライドをまとめておくとよい。プレゼン資料は人数分用意しておく。5分くらいでプレゼンし、質疑応答も英語で行う。その後日本語に切り替わり、リーダーシップ性や学生の行動原理を問う質問を多く受ける。自信はあったが、最後まで業界興味や入社意思が希薄な点が残り、全体の評価と勘案して、縁がなかった。参考:本選考情報(マーケティング職)最後に日本ロレアルでは、エントリーシートに沿った質問の他にマーケティングによったケース問題等で、論理的思考能力に加えてあなたのマーケティング知識や発想力をみる質問が多くされます。ですから、日頃からマーケティングについて考えてみたり、商品のセールスやブランディングなどメーカーで働く上で求められる思考を鍛えておくことをおすすめ致します。また、志望動機では非常に細かい点で質問されますので、業界研究・企業研究により重点を置いて回答を準備すると良いでしょう。さらに突飛な質問がされることも多い印象ですので、面接練習や他のメーカー選考を受けるなどして、面接体力をつけて落ち着いて回答できるようにすることも必要といえます。
- 日本ロレアルのES対策!求める人材を理解して採用レベルの自己PR・ガクチカへ 39,162 views ケラステーゼ、メイベリンニューヨークなど様々なブランドを展開するロレアルはP&Gやユニリーバと並ぶ外資系メーカーとして日本の高学歴層にも人気の企業の一つです。日本ロレアルの採用HPでは、「世界No.1のロレアルでは、次なるリーダーを探しています」として高いリーダーシップを応募者に求めており、それはESの設問内容からも伺えます。本記事のコンテンツ・日本ロレアルの働き方・日本ロレアル設問└一つ目の設問└二つ目の設問・最後に日本ロレアルの働き方【プロダクトマーケティング】・新商品発売までの計画立案、及び既存商品の強化と管理をする・プロダクト・ポートフォリオを管理し、ブランドビジネスの成長に貢献する・コンシューマー・インサイトの分析と反映をする・ローカルのトレンドを分析し、関連するチームへ情報共有をする。【営業】・課せられた業績目標(量的および質的な必達目標)を達成する・営業戦略に基づき重点品目の販売予測をたて、売上を最大化するための効率的効果的な訪問計画を立案し、実行する・取引先ビジネスの伸長のための付加価値の高い企画の提案をする【トレードマーケティング/リテールマーケティング】・ブランド製品の販売促進活動を通し、消費者への露出・認知を高めるよう運営管理する・プロモーション、イベントやその他店頭活動の企画、実行をする・販促物やツールの制作など、店頭でのブランドイメージ伝達の企画、実行をする(日本ロレアル採用HPから一部引用)日本ロレアルでは、各職種の職務が規定されていましたので、こちらで説明するとさらにわかりやすいかと思い、こちらを引用しました。基本的には①周囲の人と協力して目標達成のための企画を立案し、実行する②企画を考える際は主体的にリーダーとして行動する③消費財分野という変化の激しい分野のため、変化に常に対応し続けるといったことが求められていると考えられます。基本的な求めている人材については、業務内容・ES内容ともにP&Gと似ており、下記のP&G解説記事は参考になる部分が多いと思いますので、ぜひご覧ください。P&GのESの設問から読み取るP&Gの意図とP&Gが求める人材を導いていきます。P&GのESは良問が揃っており、参考になる部分が多くあると思います。参考:P&Gの事例と合わせると下記のような人材が求められていると考えられます。①営業目標などの数値目標に向けて努力し、成果を上げることができる人材②製品を販売する店舗の運営者と信頼関係を構築し、店舗の課題やニーズを引き出し、解決の提案から実行まで行える人材③様々な考えや価値観を持つ人材と協力して共通の成果をあげることのできる人材④突発的に起こる問題や他社の動向など激しい変化の中で柔軟に考え行動し、成果をあげることのできる人材日本ロレアル設問◆自らイニシアチブをとって、周囲の協力を得ながら、成し遂げた活動について教えてください。又、その活動がもたらした「変革」についてお書き下さい。(600文字以内)◆ロレアルは個性を大切にしています。あなたの強みやあなたらしさを生かした具体的なエピソードについてお書き下さい。(400文字以内)一つ目の設問◆自らイニシアチブをとって、周囲の協力を得ながら、成し遂げた活動について教えてください。又、その活動がもたらした「変革」についてお書き下さい。(600文字以内)三井物産のESにおける「あなたの過去の経験の中で、新しい発想、経験、機会や物事の仕方を探究して地域や組織、人びとに変化・変革を起こした事例を記述して下さい。(400文字以内)」に似ている内容であるように感じます。マーケティングにおいても、営業に置いても周囲のメンバーの協力を得ることは不可欠です。自分が提案したい企画の実現のために、周囲の人に協力してもらいながら成果をあげることがどのような仕事においても求められています。「変革」については難しく考えすぎず、自らの提案によりどのような課題や問題が解決したのか、企画を実現したことによる前後の変化を伝えれば十分でしょう。学生時代の経験で言えば、アルバイト先にて提案を行い、実現した経験などであれば、設問の趣旨にあっていると思われます。サークル活動において練習内容の提案や新規イベントの企画を行った経験なども当てはまるでしょう。内定者の回答私は高校時代、ソフトテニス部のキャプテンとしてチームを統括しました。私が就任した当時、チーム自体はとても弱く、地区予選でさえ勝つことができていませんでした。そこでまず、地区予選を突破し、県大会でベスト8に入るという具体的な目標を掲げました。目標を明確にすることによって、自分たちの現状から目標までの距離が掴みやすくなり、練習内容を逆算できると考えたからです。しかし、懸命に練習に打ち込んだにもかかわらず、大会では結果を残せない日々が続きました。部員は厳しい練習が成果につながらないと感じはじめ、部全体の士気が下がっていきました。私はキャプテンとして、この状況を打開しなければなりませんでした。まず一人一人の考えを共有するため、部内でのミーティングを増やしました。その結果、外部との試合不足が問題であるという結論に至りました。私は大会があるたびに積極的に練習試合を持ちかけました。それにより、実践経験の不足という問題は解消されましたが、同時に、ベースとなる基本技術の乏しさも見えてきました。私は部員各々が持つ自身の課題に気づいていないことが原因だと考えました。そこでより客観的な視点でアドバイスをしてくれる外部コーチを雇い、さらに試合があるたびに部員と協力して、ビデオ撮影をすることにより、課題発見に努めました。その結果、メンバーの技術は著しく向上し、県大会ベスト8という目標を達成しました。参考:日本ロレアルエントリーシート二つ目の設問◆ロレアルは個性を大切にしています。あなたの強みやあなたらしさを生かした具体的なエピソードについてお書き下さい。(400文字以内)ここでも「企業が求める人材」を考えた上で、どのような内容を書いたら評価されるのか予め考えておくとどのような強みや個性を伝えるべきか見えてくるでしょう。「個性を大切にする」というのはあくまで、「成果をあげる人材」の中で個性を大切にするという意味であり、成果を出せない人という個性は評価していないという点には注意が必要でしょう。基本的な考えは自己PRと同じなので、書き方やフレームワークを確認したい方は、下記の動画も参考にしてもらえればと思います。内定者の回答私は【失敗しても素早く立ち直ることができる】人間だ。私はカフェでアルバイトを始めた頃にお客様に間違ったドリンクを提供してしまい、お客様を怒らせてしまった。周囲の人は新人だから仕方ない、と言葉をかけてくれたが私はその失敗がとても悔しく絶対に同じミスをしないためにドリンクの作り方を完璧に覚え、他の人の作り方を観察することで自分も素早く提供できるよう努力した。その結果常連のお客様から新人なのに慣れるのが早いね、と褒めて頂けた。また私は学内の新入生歓迎活動を取り仕切るオリエンテーション委員会に所属し、各団体から紹介文を集め、新入生に配布するパンフレットに掲載する仕事をした。しかしホームページに不備があり、多くの紹介文を集め損ねてしまっていたが、私は失敗を最小限に留めることを第一に考え、委員全員に団体への説明の協力を仰いだ。その結果、当初の締め切りには間に合わなかったが、全団体の紹介文を集められた。参考:日本ロレアルエントリーシート最後にP&Gにしても、ロレアルにしても、少人数採用の外資系企業ということで、エントリーシートの設問についてはよく練られているように感じます。外資系メーカーの選考は日系企業の選考と比べて早いので、日系企業希望者も受けて練習することをおススメします。