アビームコンサルティング関連のテクニック
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- アビームのインターンはコスパに定評アリ?|内容・選考対策 34,205 views アビームコンサルティングのES一覧はこちらからアビームコンサルティングは日本初のグローバルコンサルティングファームとして有名です。特徴としては戦略から実行のシステム開発フェーズまで幅広くコンサルティングを行っていることが挙げられます。アビームコンサルティングはウィンターとサマーでインターンを行っていますが、今回はサマーインターンに焦点を当てて解説していきます。下記の記事ではウィンターインターン向けの記事となっておりますので、こちらも是非参考にして下さい。参考:→アビームコンサルティングのインターンに参加するための攻略法を提示します。アビームコンサルティングのインターン内容アビームコンサルティングのサマーインターンは1dayのインターンとなっています。内容としては問題解決のプロセスを実際のコンサルティングに即した問題を通して学ぶというものになっています。問題解決のフェーズごとに分けて社員の方からレクチャーがあり、個人ワークもしくはグループワークを繰り返していきます。全てのワークが終了した後、社員の方々との座談会があります。グループに1名ずつメンターとして社員がつき、ワークごとにフィードバックしてもらえます。また休憩時間中などに問題解決のプロセスに関してなどの質問を受け付けてくれています。アビームコンサルティングのインターン選考内容サマーインターンに関しては以下のようなフローで選考が進みます。ES→Webテスト(テストセンター)→インターン合格アビームコンサルティングのESはオーソドックスな設問が揃っており、ESの力試しとして出してみるにはちょうど良いといえます。ただ倍率はそれなりに高いようで、筆者の周りで何名か出していましたが全員落ちていました。(筆者自身は受かりました)ESに関しては後ほど詳しく解説させていただきます。ES通過後、テストセンターでにてWebテストを受験します。面接がなくESとテストのみのため参加難易度はそこまで高くないと思われます。インターンの日程は多くありますが、その分合格人数も多いため合格後参加申し込みを後回しにしておくと、日程がなくなり参加できないことがあるので注意して下さい。アビームコンサルティングのインターンES対策設問(1)大学時代にあなたが自分で考え行動し、結果(成果)を残した最も大きな経験を教えてください。※大学入学以降の経験。入学試験は除く。(全角200文字以上400文字以内)設問(2)アビームの夏季インターンシップに応募した理由と、参加にあたり期待していることを教えてください。(全角200文字以上400文字以内)設問(3)コンサルティング業界やコンサルタントに興味関心がある理由を教えてください。(全角200文字以上400文字以内)参考:アビームコンサルティングの企業研究設問(1)「大学時代にあなたが自分で考え行動し、結果(成果)を残した最も大きな経験を教えてください。」についていわいる「ガクチカ」と呼ばれる設問です。こちらの設問では「」を参考にすると良いでしょう。コンサルティング会社の仕事内容やアビームの特徴を踏まえ求める人材像を考えてみると「」の「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」「5.今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」の3つの強みを求めていると導く事ができます。下記にアビームコンサルティングの採用HPと事業内容から、上記のような人材をどうして求めているのか詳しく考察した記事が掲載してありますので合わせてお読みください。参考::→アビームコンサルティングが求める人材像をESと採用HPから考察します。それでは実際に合格したエントリーシートを見てみましょう。サークル活動の年2回の全国法律討論会で、周囲を巻き込むことの大切さを学びました。初めて参加した際は、討論会が議論形式で進められるにも拘わらず、勉強会では黙々と資料を参照する時間が多く、あまり活発に議論が行われていませんでした。その結果、本番までにチームの主張が十分に煮詰まらず、満足のいく結果を残すことはできませんでした。私は、その原因が議論の少ない非効率的な勉強会にあると考えました。そこで、私がチームの責任者に就任して以降は、各々に資料を要約して他のメンバーに説明させる等、自らが主導して活発な議論を促すような解決策を導入しました。初めはうまく説明できずに落ち込むメンバーもいましたが、私自身が率先して話し合うことでチーム全体を鼓舞し、知識を高め合うことができました。その結果、本番ではスムーズに自らの主張を展開することができ、全国総合優勝という過去最高の成果を収めることができました。参考:【合格】インターンエントリーシート先ほど述べたアビームコンサルティングが求める強みをうまく盛り込めていますね。勉強会の改善というところから「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」ということを、チームを巻き込んだというところから「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」ということを読み取ることが出来ます。設問(2)「アビームの夏季インターンシップに応募した理由と、参加にあたり期待していることを教えてください。」についてこちらは志望動機を問う設問となっております。特になぜアビームなのかということが聞かれています。ですので「」を参考にすると良いでしょう。では合格者の回答を見てみましょう。私は、周囲を巻き込むことで良い結果を残し、信頼を得る経験をしてきました。そのため、お客様の「リアルパートナー」として強固な信頼関係を築き、改革の定着までチームでお客様の目標達成を支援する貴社の特徴に興味を持ちました。また、貴社は日本発のグローバルコンサルティングファームとして多様なソリューションを提供していらっしゃり、様々な分野、地域の市場を持っていることにも魅力を感じています。夏季インターンシップでは、貴社の現役コンサルタントや選考を勝ち抜いた仲間と共に、リアルなコンサルティング業務を体験することができるとお聞きしました。1日という短い期間ではありますが、実践的で密度の濃い経験を通して、貴社の社風やコンサルティング業務について理解を深めることができることを期待しています。そして、企業変革はもちろん、社会変革をも実現するコンサルティングスキルを学び、自らの成長の糧とすることが目標です。参考:【合格】インターンエントリーシートこちらの回答ではアビームコンサルティングの特徴である「リアルパートナー」や「日本発のグローバルコンサルティングファーム」といったほかのコンサルティング会社にはないものを述べることができています。またインターンでどんなことをやるのかを踏まえた上で期待することを記述できています。インターンだからといって甘く見ないで、このようにしっかりと下調べをした上で記述すると合格率が上がるのではないでしょうか。設問(3)「コンサルティング業界やコンサルタントに興味関心がある理由を教えてください。」についてこちらも志望動機を問う設問となっております。「」を参考にするといいでしょう。こちらの記事の「③企業選びのポイント」について詳しく特に聞かれています。③を詳しく書くためには「①成し遂げたいこと」と「②きっかけとなる経験」をはっきりさせておく必要があります。それではまた合格者の回答を見てみましょう。「お客様のために働くことができる点」と「業務の幅広さ」に興味を持っています。コンサルタントが提供するのは、お客様が抱える問題を解決するサービスであり、具体的な物を売っているわけではありません。そのため、自らの知識と経験を基に最良かつ実現可能なソリューションを考案し、お客様との強固な信頼関係を築くこと重要となります。私は、周囲を巻き込むことで良い結果を残し、信頼を得てきた経験から、この点に興味を持ちました。また、コンサルタントは、経営戦略構築、M&A、組織改革など、お客様の多様なニーズに応えるために幅広い知識と経験を備える、いわゆる「ジェネラリスト」です。私は、将来、スペシャリストとして一分野に特化するだけでなく、広範な知識と多角的な視点を持つジェネラリストになりたいと思っています。この点について、コンサルタントとしての実力をつけることが私の理想の実現につながると思い、興味を持ちました。参考:【合格】インターンエントリーシートこちらの回答では①成し遂げたいことや③企業選びのポイントなどが要点を抑えて書いてあります。そのためなぜコンサルティング業界に関心があり、それはどうしてなのかということを簡単に読み取ることが出来ます。端的に分かりやすく伝えるという技術はコンサルタントに必須のスキルのためESでもそれを心がけてください。アビームコンサルティングのインターンWebテスト対策ES通過後テストセンターでのWebテストがあります。テスト内容はSPIです。コンサルティング会社にしてはボーダーはそれほど高くなく、8割程度取れていれば通過できるようです。そのためSPIの対策本等で最低限の対策をすれば問題ないでしょう。アビームコンサルティングのインターンで内定は出るか1dayのため内定が出ることはありません。ただ参加すると一部の参加者限定でセミナーに招待されることがあります。このセミナーではサマーインターンとは別のコンサルタントに必要なスキルを身につけることができます。(筆者談)また秋・冬の戦略や経営のインターンの選考ではケース面接があり、そこでは夏のインターンと同じフレームワークを使うので選考が有利になります。上記のように、直接内定には繋がりませんがサマーインターンがプラスに働くことは間違いないでしょう。アビームコンサルティングのインターン参加者からのアドバイス問題解決のプロセスは本選考のGDでも活用できる知識なので、コンサルティング業界を志望している学生はもちろん、そうでない学生でも参加する意味はあると思います。参考:インターンレポートアビームコンサルティングのサマーインターンは1dayということもあり、がっつりワークをするわけではありません。コンサルティングの入り口を経験できたり、座談会を通じて業界について知ることが出来ます。そのため業界を広く見ている学生やコンサルティング業界に少し関心があるというような学生に特におすすめすることが出来ます。またコンサルティング業界を志望している学生に関しても秋のインターン選考で活かす知識を得ることが出来たり、企業研究のハンドブックを貰うことが出来たりもするのでおすすめです。最後にアビームコンサルティングは日本のグローバルコンサルティングファームです。外コンは海外に支店があり現地採用のため、海外で働く機会は多くありません。しかしアビームコンサルティングは日本での採用がほとんどであり、海外に行って働く機会が多いです。筆者はこの話を実際にインターンの座談会で聞きました。このように業界のことは話を聞いてみないと分かりません。内定にはつながりませんが、就活に役立つ知識はつけることが出来ます。そのため少しでも興味を持った方はインターンを受けてみると良いでしょう。こちらの記事を通じてアビームコンサルティングについて少しでも理解して頂けたら幸いです。アビームコンサルティングの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから参考:photobyAbhisitVejjajiva
- アビームコンサルティング|志望動機の考え方と内定者ES 24,994 views アビームコンサルティングは、日本のコンサルティングファームです。日本発ではありますが、海外にも積極的に進出しておりアジア、欧米でのコンサルティングも行っています。また、2017年GreatPlacetoWorkの2017年日本における「働きがいのある会社」ランキングで9位を獲得するなど、やりがいのある会社としても知られており、人材育成に力を入れている、社内コミュニケーションが充実している点でも評価されているようです。また、コンサルティング業務だけではなく、CSR、スポーツ支援にも力を入れており、途上国の教育支援、レーサーの佐藤琢磨選手の支援などを行っています。これらの点は他のコンサルティング会社と違う特徴と言えるかもしれません。では、アビームコンサルティングは事業内容を照らし合わせると、どのような志望動機が適当なのでしょうか。見ていきましょう。参考:参考:本記事のコンテンツ▶︎アビームコンサルティングのビジネスモデル▶︎内定者の志望動機ES解説┗内定者の回答その1┗内定者の回答その2┗内定者の回答その3▶︎最後にアビームコンサルティングのビジネスモデルアビームコンサルティングはコンサルティング会社なので、クライアントの抱える事業課題に対してソリューションを提供する、そして依頼料として収入を得るというビジネスモデルです。アビームコンサルティングでは、ITコンサルティング、ビジネスプロセスコンサルティング、マネジメントコンサルティングなどのサービスを提供しており、様々な事例を抱えています。では、具体的にはどのような事業を行っているのでしょうか。見ていきましょう。世界でも類を見ない、コンサルティングファームとプロサッカーチームの挑戦。アビームコンサルティングは、2013年からJリーグのクラブチーム「モンテディオ山形」経営を支援しています。モンテディオ山形は、山形市、天童市、鶴岡市を中心とする山形県全県をホームタウンとするJリーグのクラブチームです。加えてJリーグ加盟クラブの中でも唯一、公益社団法人が運営母体という珍しいチームです。Jリーグの各クラブチームは、「Jリーグ百年構想」のもと、地域密着型の経営を進められてきました。しかしながら、地域のクラブではスポンサーや興行収入を確保することが難しく、財政基盤が脆弱なケースが多く見られます。また、公益社団法人は税制面で優遇を受けられる半面、公共性を有さない収益事業を行うことができないという経緯から、モンテディオ山形の母体である山形県スポーツ振興21世紀協会は、株式会社化を視野に入れ、2013年に事業パートナーとしてアビームを選定しました。私たちはモンテディオ山形のクラブチーム運営から、ホームスタジアムを含む山形県総合運動公園やその他の公園を管理する事業・指定管理事業に取り組み、トップチームの運営だけでなく、スタジアムも運営していくことで、事業拡大を図っています。長期間の収益事業形成にじっくりと取り組むため、株式会社に49%の資本を出資し、株主とアビームのメバーは経営企画室という組織を担い、社員や監督、選手、チームスタッフと連携・協力して様々な施策を行っています。世界的に見てもコンサルティングファームがプロサッカークラブの経営改革に取り組む事例は珍しく、アビームにとっても新たなチャレンジです。参考:アビーム(スポーツ支援)これはコンサルティング会社ではあまりない事例にはなりますが、アビームコンサルティングがスポーツチームの経営を行っているという記事です。基本的にコンサルティングファームというのは、先程述べたように経営課題の解決を行っている会社ですが、経営まで行うというのはかなり珍しい事例だと思います。この事業では収益を挙げる、チームの勝利、地方創生といった目標があり、その目標に対してチームのサポーター、地域自治体、選手など様々な価値観をもった人々とともに向かっていかなければなりません。また、この事業はコンサルティング会社ではあまりなかった出資をおこない経営までするものです。そのため、この事業が新しいビジネスモデルとして、今後もアビームコンサルティングがスポーツクラブに出資し経営を行っていく可能性があると考えられます。そのため、アビームコンサルティングは新たな事業に挑戦していけるような会社であるといっても良いかもしれません。また、採用HPでは次のようなことが書かれています。求める人材1、自ら考え行動できる人2、周りを巻き込んで前に進める人3、チャレンジを楽しめる人4、負けない人引用:アビームコンサルティング求める人物像以上のことを基に「」に基づいてアビームコンサルティングの志望動機を考えると、・相手のニーズを把握し、自らの提案で解決する仕事がしたい・新たに事業や仕組みを生みだす仕事がしたい・価値観やスキルの異なるメンバーと一つの目標を実現したいといった志望動機が適していると考えられます。では、内定者は実際どのような志望動機を書いているのでしょうか。見ていきましょう。内定者の志望動機ES解説以下が内定者のESです。設問は「アビームコンサルティングを志望する理由と、入社後、何を実現したいかを教えてください。(400文字)」でした。これを『』を参考に考えると、①成し遂げたいことは書かれていたいところです。アビームコンサルティング内定者の回答その1私は経営コンサルタントとして日本企業を多角的に支援したいと考えています。私はアイルランド留学中に日本の豊かさを再認識したことで、このように考えるようになりました。一般的に豊かとされるヨーロッパでも、アイルランドでは低品質かつ高価格なものばかり売られており、あらゆる場所に物乞いもいました。様々な国の友人にこのことについて話しましたが、彼らにとっては不思議ではなさそうでした。その時私は日本が実は非常に豊かであると気づかされました。そしてこの豊かな日本を守り成長させるため、あらゆる日本企業を支援したいと考えました。その点において私は、貴社が日本発の大規模な総合ファームであるため、場所や分野を問わず一貫して企業をサポートできると考え志望しています。また貴社はチームワークを重視しているため、提供する様々なサポートは他の外資系ファームよりも一貫性を持つという点も魅力的だと思います。参考:アビームコンサルティングエントリーシートこの方は、アビームコンサルティングを志望する理由として「日本発の大規模な総合ファームであるため、場所や分野を問わず一貫して企業をサポートできる」ことを志望動機として挙げられています。これは先程取り上げた志望動機の中でも課題解決という面から「相手のニーズを把握し、自らの提案で解決する仕事がしたい」という軸に近しいものがあると思います。またアイルランドでの経験を述べていましたが、この方のESの他の設問でも述べられているようにアイルランドでかなり主体的な経験を行っており、また今回の軸もその場で感じた経験から導いていることから、説得力のあるものだと思います。また、実現したいことは日本企業を支援することができる、ということは実現できるものではあるので、ビジネスモデルから考え整合性があると言えるでしょう。冒頭で述べた「経営コンサルタントとして日本企業を多角的に支援したい」がフレームワークの①成し遂げたいことに該当します。アビームコンサルティング内定者の回答その2私は「問題を解決したい」という思いからコンサルティングという職業を志望しました。その中でも「戦略立案から運用まで」「ITを用いたコンサルティング」という観点から御社を志望いたしました。私は現在web制作のアルバイトを行っており、企画の肝要な部分は戦略立案段階よりも実装後の改善段階にあることを学びました。また、web業界だけでも技術の進歩は目覚ましく、ITを生かしたコンサルティングが今後主流になっていくと考えました。このような背景から上記のような思いを抱くようになりました。私は入社後、社会的に大きな問題を解決したいと考えています。例えば私が解決したい問題の1つに「通勤ラッシュ」の改善があります。東京の通勤ラッシュは世界でも類をみない激しさで、私自身通学に4路線を使っていますが毎朝この課題を解決したいと考えています。このように、身近な課題を解決して社会に貢献するような仕事を行いたいです。参考:アビームコンサルティングエントリーシートこの方は「戦略立案から運用まで」「ITを用いたコンサルティング」を志望動機として挙げていますが、これは「相手のニーズを把握し、自らの提案で解決する仕事がしたい」ということに近しいと思います。そしてこの方は経験としてweb制作のアルバイトをあげており、アルバイトの経験からITコンサルティングの重要性を感じ、アビームを志望したという流れで書いています。これは自身が行動して感じたこと、主体的に動いて感じたことなので評価される可能性が高いと思っています。また、実現したいことが具体的な事例を挙げて書かれている、実現の可能性があることから整合性が取れていているものだと思います。また、この方は通勤ラッシュの解決に取り組みたいと書いているのですが、これは、①成し遂げたいことを満たしており設問にきちんと答えられていると思います。アビームコンサルティング内定者の回答その3過去に起業をし、様々な成功や失敗をした経験から、1社ではなく複数の企業の経営の根幹に関わり、企業や社会の発展に貢献しながら、自分自身を成長させるコンサルタントの仕事がしたいからです。経営コンサルタントはクライアントの経営上の課題を解決するプロフェッショナルであり、クライアントに寄り添い、最も良いパフォーマンスを発揮できるよう最大の努力を尽くす役割が強いと思います。経営コンサルタントとしてそのような役割を果たし、企業や社会の発展を支えるとともに、自分自身を成長させるという夢を実現させたいと思います。その中でも、貴社を特に強く志望する理由は、御社が人という面を重視し、研修制度やトレーニング制度に力を入れているため、自分が最も成長出来る環境だと考えたからです。貴社に入社し、そのような制度を積極的に利用し、経営のプロフェッショナルとして国内外で活躍したいと思います。参考:アビームコンサルティングエントリーシート「1社ではなく、複数の企業の経営の根幹に関わり、企業や社会の発展に貢献しながら、自分自身を成長させるコンサルタントの仕事がしたいから」ということをこの方は志望動機として挙げられています。これも「相手のニーズを把握し、自らの提案で解決する仕事がしたい」ということに近しいものがあると思います。また、この方は経験として起業をしたことを挙げていますが、あまり具体的なことは書かれていないので、その部分を書いても良かったのかなという印象を感じます。面接では、その点が深掘りされることが予想されるので、準備はしておいたほうが良いでしょう。また、成し遂げたいこととして企業や社会の発展を支えるとともに、自分自身を成長させるということを書いてはいますが、より具体的にやりたいことを書いてもよいのかなとは思います。この方は「」の中でも「自分の希望だけ並べたを並べた志望動機」に近いものがあると思うので、より実体験と結びつけて志望動機を述べたほうが良かったのではと思います。「経営のプロフェッショナルとして国内外で活躍したい」という箇所が、①成し遂げたいことに該当し、設問の要求に答えられているため、その点は問題ないでしょう。最後にいかがでしたでしょうか。今回はアビームコンサルティングをとりあげて志望動機を考えていきました。そして志望動機としてふさわしいのは相手のニーズを把握し、自らの提案で解決する仕事がしたい、新たに事業や仕組みを生みだす仕事がしたい、価値観やスキルの異なるメンバーと一つの目標を実現したい、という3つでしたがコンサルティングファームという性質上課題解決を掲げた内定者が多かったように感じます。実際アビームコンサルティングは、いわゆるコンサルティング業務だけでなく様々な事業を行っていることから、他のファームと差別化するためにもその点を挙げて志望動機を書いてもよいのではと思いました。同業比較をするうえではこのアプローチも念頭に置きつつ志望動機を構築していけるといいでしょう。参考:→アビームコンサルティングのインターンESの設問解説に加え、インターンの選考ステップやプログラム概要についても解説しています。インターン参加志望者の方必見の記事です。参考:→上記事同様、アビームコンサルティングのインターンに焦点を当てていますがこちらはES&面接対策に重点を置いています。併せてご覧下さい。photobyRyosukeYagi
- アビームコンサルティングのインターン内容から考えるES&選考対策 16,814 views アビームコンサルティングのES一覧はこちらからアビームコンサルティングは「日本発、アジア発のグローバルコンサルティングファーム」としてアジア最大級のコンサルティングファームとして名高い企業です。志望業界ランキングでは外資系コンサルティングが6位、日系コンサルティング9位となっており、アビームに対して興味を持っている学生もいらっしゃるのではないでしょうか。今回のインターンでは3日間を通して実際のコンサル業界での働き方を体感することがテーマとして掲げられているので、インターン参加経験がその後の他社のコンサルでの選考においても有益になると考えて良さそうです。今回は、アビームコンサルティングのインターンのESで書くべき内容と実施概要について書いていきたいと思います。アビームの求める人材像についてや同業のコンサル会社である野村総合研究所のインターンESや概要については、以下の記事も参考にして下さい。野村総合研究所のインターンESとインターン内容をまとめています。総研系のためアビームとは毛色が少し異なりますが、同じ日系コンサルティングファームということで参考になるところもあると思います。参照:アビームの本選考ESをと採用HPからアビームが求める人材を考察します。加えて事業内容・仕事内容からも何故その人材を求めているのか述べられています。参照:アビームコンサルティングのインターンES内容◆大学時代にあなたが自分で考え行動し、結果(成果)を残した最も大きな経験を教えてください。※入学試験は除く(全角200文字以上400文字以内)◆アビームの春季インターンシップに応募した理由を教えてください(全角200文字以上400文字以内)◆あなたが軸としている考え方と仕事観を踏まえ、あなたの将来像を教えてください。(全角200文字以上400文字以内)設問1:大学時代にあなたが自分で考え行動し、結果(成果)を残した最も大きな経験を教えてください。◆大学時代にあなたが自分で考え行動し、結果(成果)を残した最も大きな経験を教えてください。※入学試験は除く(全角200文字以上400文字以内)オーソドックスな学生時代頑張った経験を問う質問です。まずはを参考に経験を整理してみると書きやすいと思います。<では求める人材像として以下のように定義しています。求める人物像1、自ら考え行動できる人2、周りを巻き込んで前に進める人3、チャレンジを楽しめる人4、負けない人どのようなことにも強い意志を持って取り組むタフさを持っている人参照:「アビームコンサルティング採用情報」コンサルティングの仕事内容を考えると、コンサルファームはクライアントの課題に対して”クライアントが思いつかないような”解決策が求められ、かつ成果が出なければコンサルタントのバリューは0ということが挙げられます。「自ら考え行動できる人」「周りを巻き込んで前に進める人」「チャレンジを楽しめる人」「負けない人」というフレーズにも納得がいくのではないでしょうか。これらを踏まえて設問1の記述内容を考えると、あくまで一例ですが部活動やサークル・アルバイトで「リーダーとして周囲を巻き込み何かを成し遂げた経験」や「コミュニティの中で自ら新しい仕組みを立案し、最後まで実行した経験」を題材にすると書きやすいのではないでしょうか。設問1にあるように、ここでは「自ら考え行動した経験」を土台として、その他の求める人材像を感じさせるものにできると良いかと思います。設問2:アビームの春季インターンシップに応募した理由を教えてください。◆アビームの春季インターンシップに応募した理由を教えてください。(全角200文字以上400文字以内)志望動機を問うています。上記で挙げたようなコンサルティング業界の働き方や新卒HPの社員紹介から垣間見える働き方を理解した上で、「コンサルに興味を持った理由」・「アビームに惹かれる要因」と「学生時代の経験」を結びつけられると面接官の共感も得やすいかと思います。ここでの学生時代の経験とは、「コミュニティ内で信頼関係を構築した経験」などが一例としてあげられ、これは同時に「周りを巻き込んで前に進める」ことを面接官に感じ取ってもらいやすいと言えそうです。設問3:あなたが軸としている考え方と仕事観を踏まえ、あなたの将来像を教えてください。◆あなたが軸としている考え方と仕事観を踏まえ、あなたの将来像を教えてください。(全角200文字以上400文字以内)16卒の本選考ESでも同様の設問がなされています。でも解説されているように、ここで書く軸について正解不正解はなく、むしろ「なぜ◯◯という軸を持って取り組むのか」という視点を持って考えてみてほしいと思います。将来像については、インターンの選考であるため”アビームでの”将来像ということには拘り過ぎる必要はないと考えられます。しかし、説得感を持たせるためにコンサル業界での自身の将来像を考える上では、コンサルのイメージやコンサルに必要な素質を問う同業のデロイト・トーマツ・コンサルティングでの設問が参考になるかと思います。以下の記事やESも参考にして下さい。デロイト・トーマツ・コンサルティングの求める人材をESと採用HPから読み解いています。デロイト・トーマツ・コンサルティングだけでなくコンサルティング業界全般に対して応用が効く内容となっています。参照:参照:「デロイトトーマツコンサルティングエントリーシート(8)」インターン実施概要ここではES後の選考フローやインターンの内容、インターン参加後の優遇の有無について書いていきたいと思います。あくまで昨年までの実施概要となりますので、その点ご理解の上参考にして下さい。選考の流れES、WEBテスト(締切一週間後メールで連絡)→GD(一週間後電話で連絡)参照:アビームコンサルティングインターンレポートエントリーシートの提出締切からおよそ2週間でインターン合否がわかることになるようです。昨年度の選考形式を踏襲するとするならば、エントリーシートの内容がその後の選考で深掘りされない分、提出する内容はしっかりと練るべきだと言えます。ES通過後の選考に関する情報GD:GDと銘打ってあったが、実質個人ワークのようなもの。1班4人で、社員が一人つく。あるお題に対しロジカルシンキングを用いて考えて、ロジックツリーにまとめる。一人5分程度で発表したのち、社員、班員から質問を5分程度行う。参照:アビームコンサルティングインターンレポートこのインターン参加者はGDにおいてロジカルシンキングを用いて考えてロジックツリーにまとめると書いていますが、言いかえれば前提知識がなければGDの突破は難しいと考えられます。コンサルの本選考を受ける上で参考になる本やフレームワークは以下の記事にまとめておりますので、こちらも参考にして頂けると幸いです。コンサル志望者がマストで覚えておくべきフレームワークに厳選してお伝えしています。このフレームワークを覚えていれば、基本的にGDは対応できると思います。参照:ケース面接やフェルミー推定などコンサル志望者必見の本を5冊紹介しています。こちらを読めば必要最低限のフレームワーク・考え方を理解できるでしょう。参照:インターン内容について初日:インターン5日間の説明。そののちに、研修。メンターがつき、さっそくグループワークが始まる。一人一台パソコンが配られる。この日のグループワークの内容は、グループ内での事前課題の共有、全体での発表。二日目:研修。ロジカルシンキングについて学ぶ。続いてグループワークの続きを行う。三日目:午前中は中間進捗発表。1チーム5分程度で発表し、それに関して社員、学生からの質問。研修をはさみ、またもグループワーク。この日は早めに切り上げて、社員の方に飲みにつれて行ってもらう。四日目:午前中は研修。午後はグループワーク。次の日の発表に向けて、ひたすらワークを進める。ほとんどの班は23時ごろまで残っていた。五日目:午前中は発表の準備。お昼ご飯を食べたら午後は発表。プリンシパルの方二人の前で発表するため、かなり緊張感が漂う。その後、順位発表。その後は五日間の振り返りやグループメンバー同士でのフィードバックとメンターからのフィードバック。参照:アビームコンサルティングインターンレポート今回の春季インターンシップは3日間のものなので、上記の内容がよりコンパクトに詰め込まれたものとなることが考えられます。実務に重点が置かれている分、インターン参加学生に求められるレベルも高いものとなることが予想されます。研修や振り返りといった参加学生のフォローが手厚いようで、成長を実感できるものであるようです。一方で、あまり見ている(評価されている)雰囲気がなかったのに実はしっかりと見ていた、というように参加学生が振り返っているので、参加できた暁にはしっかりアピールするとその後の選考に繋がることが考えられます。本選考時の優遇の有無インターン優秀者には選考への案内がなされる。参照:アビームコンサルティングインターンレポート人事の方から電話が来る。人事面談(選考とは関係なし)、社員訪問(同じく選考とは関係なし)を経て、志望理由などを固めた後に最終面接の流れになる。参照:アビームコンサルティングインターンレポートインターンで優秀な成績を残した学生にはその後のアプローチが存在するようです。「選考とは関係ない」ということに対して真偽は定かではないですが、人事面談や社員訪問を経て業界や企業の理解を深めて最終面接に臨めるので、コンサルが本命の学生にとっては是非ともこの機会を有効活用したいところです。最後にコンサル業界においては、インターンの選考からいわゆるロジカルシンキングが求められることから、入念な対策や企業研究が必要であると言えます。インターン参加学生も「コンサルに限らず、社会人として今後必要になってくれるスキルを得ることができた」と振り返っているので、コンサル志望でない方もチャレンジする意義はあるように感じます。インターンの参加経験が参加学生の企業理解を深めると考えられるので、コンサル志望の方は積極的に選考に参加するとよいのではないでしょうか。アビームコンサルティングの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから参考:photobyJônatasCunha
- アビームコンサルティングのインターンES・面接対策|インターン徹底攻略 16,387 views アビームコンサルティングのES一覧はこちらからアビームコンサルティングは日系のコンサルティング会社です。2015年にNECの完全子会社となりました。近年ではITコンサルとの差別化のためか、「戦略コンサルタント」採用を進めており、インターンシップにおいても戦略コンサルタントコースを設けています。今回はアビームコンサルティングのインターンに参加するための攻略法についてご紹介します。参考:アビームコンサルティングの企業研究→アビームコンサルティングのインターンのES・体験談などを掲載しています。ESを書く際や、面接の準備をする際の参考としてご活用ください。アビームコンサルティングのインターン選考内容アビームコンサルティングのインターン(主に5days)については、ES+Webテスト/適性検査+GDor面接という流れになっています。ちなみに2016年の冬期インターンシップでは、ES+適性検査+面接という流れになっています。■選考ステップ■(1)プレエントリー(2)選考(エントリーシート、適性検査、面接)(3)インターンシップ参加参考:アビームコンサルティング戦略コンサルタントコースインターンシップアビームコンサルティングのインターンシップのエントリーシート対策アビームコンサルティングのインターンシップのエントリーシートでは、①自分で考え行動し、結果を残した経験、②戦略コンサルタントコースへの応募理由と戦略コンサルティングに興味のある理由、③軸としている考え方と仕事観を踏まえた将来像の3つが聞かれています。アビームコンサルティングインターンシップES設問◆あなたが自分で考え行動し、結果(成果)を残した最も大きな経験を教えてください。※大学入学以降の経験。入学試験は除く。(全角200文字以上400文字以内)◆アビームの戦略コンサルタントコースに応募した理由を教えてください。なぜ戦略コンサルティングに関心があるのかも記載してください。(全角200文字以上400文字以内)◆あなたが軸としている考え方と仕事観を踏まえ、あなたの将来像を教えてください。(全角200文字以上400文字以内)インターンの選考にも関わらず聞かれている内容は重く、本選考とほぼ変わらない内容となっています。逆に言えばこのエントリーシートを経験しておけば、本選考でも落ち着いて対応できるため、アビームコンサルティングを志望していないとしても腕試しに書いてみるのはよいかもしれません。インターンとしては重いといっても、聞かれている内容はオーソドックスな、①自己PR系と②志望動機系にわかれています。との2つに基づき整理しておけば全て応えられるでしょう。また自己PR系についてはを踏まえて、どの強みを自分で伝えていくかを考えるようにしましょう。参考:→多くの学生を悩ませる志望動機の作り方について、企業が志望動機を聞く意図を踏まえながら解説していきます。アビームコンサルティングの志望動機を作成する際の参考に活用してください。参考:→人気企業内定者が自己PRで共通してアピールしていた、5つの「強み」を紹介しています。アビームコンサルティングの選考で伝えるべき「強み」を考えるさいの参考にご活用ください。参考:→「自己PRの考え方がわからない」「自己PRに不安がある」といった学生のために、内定レベルの自己PRを簡単に完成させるためステップをお伝えします。自己PRの回答を作成する際の参考に活用してください。動画を通じて自己PRや志望動機の書き方を確認したいという方は下記の動画も参考にしてもらえればと思います。書き方のポイントが端的にまとめられているので、動画でサッと確認したいと思っている方にオススメです。コンサルティング会社の仕事内容を踏まえると、顧客との信頼関係を構築し、顧客ニーズを引き出し、これまでとは違うやり方を提示して解決まで担う必要があります。そのことを踏まえ、[[[columns113]]]の強みにもとづいて考えると「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」および「5.今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」の2つの力はコンサルタントとして不可欠であると考えられます。またクライアントはコンサルティング会社とは異なる立場・考え方を持っており、そのクライアントとチームを組んで仕事をするため、「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」という力も不可欠でしょう。下記に詳しくアビームコンサルティングがどのような人材をなぜ求めているのか、アビームコンサルティングの採用HPに掲載されている業務内容から考察した記事を掲載していますので合わせてお読みください。参考:→アビームコンサルティングの本選考のESの回答方法について解説した記事ですが、アビームコンサルティングの求める人材についても言及しているので、参考にしてみてください。アビームコンサルティングのインターン面接対策アビームコンサルティングのインターンシップ面接については、提出するESの内容およびコンサルティング会社ということから基本的な自己PRと志望動機に加えて、ケース面接が課される可能性が高いといえるでしょう。自己PR系の質問では、①あなたの強みは何か⇒②強みを表す具体的なエピソード⇒③エピソードの詳細⇒④強みをコンサルティング会社でどのように活かすかといった点について聞かれると思いますので、①〜④まで整理して参加するとよいでしょう。志望動機系の質問ではESを踏まえると、に則り、①将来成し遂げたいこと+企業選びの軸⇒②きっかけとなる経験⇒③他に受けている業界⇒④その中でもコンサルティング会社に興味を持っている理由ぐらいまでは落とし込めておけるとよいでしょう。また、こちらの動画では面接の全体像についてわかりやすく解説していますので、本記事と併せてご覧ください。業界比較の際には下記の記事も参考にしてみてください。ケース面接対策については下記の記事を参考に、「東大生が書いた問題を解く力を鍛えるケース問題ノート」という本を一度読んでおくとよいでしょう。参考:→選考の時期が早いコンサルティングファームの選考には、ケース面接の練習ができる・面接の場数を踏めるといったメリットがあります。志望業界がコンサルティングファームではない学生も、選考を受けてみることをおすすめします。参考:→近年では、総合商社を始めとした日系大手企業でもケース面接が課されるようになっています。日系大手志望の学生もケース面接対策はしておいて損はないでしょう。またケース問題の一覧表が掲載されているので、ケース面接対策をしたい学生は、ぜひご活用ください。東大生が書いた問題を解く力を鍛えるケース問題ノート50の厳選フレームワークで、どんな難問もスッキリ「地図化」最後にアビームコンサルティングのインターンのエントリーシートは本選考とほぼ変わりのないレベルで、また聞かれている内容もに則った内容であるため、これに基づき整理すればスラスラ書けるはずです。ぜひ参考にしてみてください。ESの内容、面接もあることを考えるとアビームコンサルティング自体に興味はなくても面接慣れするためには受けておきたい企業だと思いますので、コンサルティング業界を志望しているなら必ず、金融・総合商社など例年コンサルティング会社も併願する人が多い企業を志望している場合もなるべく受けるようにしましょう。アビームコンサルティングの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから
- アビームコンサルティング|求める人材と解説付き内定者ES 32,457 views 今回紹介するのは東京・大手町にあるアビームコンサルティングです。今年度、アビームコンサルティングは17卒向けにサマーインターンを実施しますが、16卒アビームコンサルティングの本選考ESも良問になっておりますので、コンサルティング業界を受けようと考えている方は参考にしていただければ幸いです。本記事のコンテンツ・アビームコンサルティングとは・求める人物像・設問内容└【参考】アビームコンサルティングES通過・内定者の回答・最後にアビームコンサルティングとはマッキンゼーやボストンコンサルティングのような戦略コンサルティングを中心としている会社とは異なり、上流の戦略からBPR、システム実装、アウトソーシングまで一貫したサービスを提供する幅広い業務を行っています。また「日本発、アジア発のグローバルコンサルティングファーム」を掲げ、3つの総合力(業界×サービス×グローバル)、「RealPartner」を特徴としたアジア最大級の総合コンサルティングファームです。欧米流のグローバルスタンダードを単に当てはめていくのではなく、日本企業の意思を尊重しつつ、現地の価値観(文化や慣習)を重視した日本流のコンサルティングスタイルをとることが特徴で、スポーツ領域等特殊な業界にも強みを持っています。求める人物像求める人物像1、自ら考え行動できる人2、周りを巻き込んで前に進める人3、チャレンジを楽しめる人4、負けない人どのようなことにも強い意志を持って取り組むタフさを持っている人(アビームコンサルティングHPより抜粋)コンサルティング会社はクライアントの課題に対して解決策を提案します。クライアント企業の人が中にいても気づくことのできなかった問題や課題に対しての提案が中心となるため、「自ら考え行動できる人」「チャレンジを楽しめる人」という人が求められる人物像になります。またアビームコンサルティングの主要なIT分野・システム開発となるといわゆるSier的な要素も強く、クライアントと長い時間をかけて信頼関係構築⇒ニーズ・課題の抽出⇒提案⇒実行という仕事内容になります。したがて困難にあたっても逃げず、最後までやり抜くという「負けないこと」「どのようなことにも強い意志を持って取り組むタフさを持っていること」も重要となってきます。加えて必要なのは論理的思考力だけではなく、長い時間クライアントと苦楽をともにする人間性の部分になります。また外部の人間の立場として企業がよりよくなる方策を考え、実行までのプランニングを行うことになりますが、そのためプランを提案するだけではなく実際に内部の人を動かしプランを実行するという「周りを巻き込んで前に進める」「リーダーシップ」という力も必要になります。元マッキンゼーの採用担当をしていた伊賀氏の著作の中にも、コンサルティング業界志望者の中でケース面接ばかりが注目されているのを危惧していることが書かれています。マッキンゼーの解説記事にもあるように、論理的思考力は前提としてその先のリーダーシップが重要であると考えられます。またなぜ企業は学生にリーダーシップを求めるのかということは有名ブロガーのちきりんさんが自身のブログで解説しているのでぜひ参考にしてみてください。リーダーシップが全員に必要な理由を解説しています。リーダーだからリーダーシップが必要なのではなく組織のなかで行動する上でリーダーシップは必須です。参考:なんで全員にリーダーシップを求めるの?設問内容1.あなたが自分で考え行動し、結果(成果)を残した最も大きな経験を教えてください。2.あなたが一番苦労した場面と、それをどう乗り越えたのかを教えてください。3.あなたが物事に取り組むにあたり軸としている考え方は何ですかまたその理由とそれに基づくエピソードを教えてください。1つ目の設問1.あなたが自分で考え行動し、結果(成果)を残した最も大きな経験を教えてください。いわゆる「学生時代に力を入れたこと」ととらえて良いでしょう。ここでは先に引用したアビームコンサルティングの求める人物像を意識しながら、学生時代のゼミやサークル・学生団体の経験について「自分で考えて行動したこと」について述べるのが良いでしょう。上記の求める人物像の中でも「自ら考え行動できる人」「周りを巻き込んで前に進める人」に焦点を当てた設問と言えます。受験勉強等個人として高い目標に挑戦したという話をあげる人がいると思いますが、コンサルティング業界の仕事内容を考慮するとチームとして何か行動した経験の方が共感される可能性が高いのではないかと考えられます。以下の動画では、学生時代に力を入れたことの書き方のポイントやフレームワークを解説しているので、こちらもあわせて参考にしてみてください。【参考】アビームコンサルティングES通過・内定者の回答◆自分で考え行動し、結果(成果)を残した最も大きな経験を教えてください。※入学試験は除く(全角200文字以上400文字以内)歌唱力の向上である。私は現在大学において男声合唱団に所属している。私は入団した当初全くの合唱初心者であり、自分の歌唱力の低さが悩みであった。しかし自分一体に何が足りないのか分からなかった。そこで歌の上手い先輩何人かに直接歌唱指導を頼み込んだ。その中で自分に足りないものの答えに辿りついた。ブレスコントロールつまり腹式呼吸が苦手だったのだ。それ以来毎晩寝る前に腹式呼吸の練習をした。具体的には息を長く保つ練習と一度に強く吐く練習を15分程度行なった。三ヶ月程経つと練習の効果が見えてきて、正しい腹式呼吸により安定して歌うことが可能になった。私は自身の歌唱力を向上させたことにより自信を持ち、曲中のソロにも立候補し、そしてソリストに選ばれるようになった。かつての自分と同様に歌唱力の自身のない団員へのフォローも行うようにもなった。歌唱力が向上したおかげで前向きで他人を思いやる人間になれたのだ。(395文字)アビームコンサルティングES通過・内定者の回答②♦1.自分で考え行動し、結果(成果)を残した最も大きな経験を教えてください。(全角200文字以上400文字以内)ゼロからサークルを立ち上げて、アフリカの子供たちの給食支援の活動に取り組み、約5000食分の寄付を実現した。南アフリカに1年間留学する中で、多くの子供たちが満足な食事をとることができず、学校の勉強に集中できていない事実を知る。しっかりと勉強できる環境を作り、彼らの人生の選択肢を増やしたい。日本に帰国後、売上げの一部を寄付にあてる仕組みを大学の食堂に導入するため、直談判で15人の仲間を集めて活動をスタートさせた。食堂側と交渉した結果、収益性の確保が問題として浮上したので、販売数を増やすための戦略を立案する。1)学生のニーズに合った新メニューの開発、2)ホームページとSNSを利用した広報活動を行うことで、寄付の仕組みを食堂に導入することが決定した。さらに、大学祭においても、約30のサークルの代表者に掛け合い、模擬店の売上げからも寄付を募ったことで、一年目から大きな成果を生むことができた。(395文字)2つ目の設問2.あなたが一番苦労した場面と、それをどう乗り越えたのかを教えてください。上記で説明した求める人物像の中でも「チャレンジを楽しめる」「負けない精神力」に焦点を当てた設問だと言えるでしょう。苦労した場面に対し乗り越えるために様々な解決策がある中、何故その解決策を選定したのか理由まで書くと、コンサルティング業界の仕事に必要な論理的思考力のアピールにもなります。またその中で自分はどのような役割(リーダーシップ)を取ったのかを述べると自分の人柄を伝える自己PRになります。面接ではこの設問に対し一歩踏み込んでどう乗り越えたのではなくなぜ乗り越えられたのか・何をモチベーションとして頑張れたのか問われることもあります。これは次の設問である「自分の物事に取り組む軸」と一貫している必要があり、またここまで問われることを想定しながらエントリーシートを書くと面接でも一貫性のある回答が期待できます。アビームコンサルティングES通過・内定者の回答③塾講師として、生徒の成績を向上させる事に最も苦労しました。私がアルバイトをしている個別指導の塾には、学校の授業に付いていけず、学力的に遅れている生徒が多くいました。初めの内、私は彼らに対して、学習している単元で分からない所をヒアリングして教えていましたが、思うように成績が伸びないばかりか、逆に悪化して退塾してしまう生徒もいました。原因を考えた結果、彼らは基礎が身に付いておらず、「何が分からないのか分からない」状態に陥っている事に気付きました。私は自分の指導が表面的な対症療法だった事を反省し、指導方法を見直しました。授業の際、生徒からのヒアリングも交えつつ、単元をツリー状の相関図として整理し、本人も無自覚な「病巣」を推測し対処する事で、付け焼き刃ではない深い理解を促せるようになりました。結果として多くの生徒の成績を向上させる事ができ、私自身も深層の問題点を洗い出すことの重要さを学びました。3つ目の設問3.あなたが物事に取り組むにあたり軸としている考え方は何ですかまたその理由とそれに基づくエピソードを教えてください。これはその人自身の価値観についての設問です。クライアント企業の中の人でも解決できない仕事を依頼され、多くの困難が予想される中で、応募者はどのような信念を持って仕事に取り組むのかその姿勢について質問されています。正解不正解はなく、むしろ「なぜ◯◯という軸を持って取り組むのか」という理由の方が重要になります。なぜそのような軸を持つようになったのか・どのような生い立ちのきっかけがあるのかをきちんと明示すると、読み手に対する説得力も増します。「あなたの人生で大切にしている軸は何ですか?」という設問に対しての記事もあるので、こちらも一読してみてください。価値観に対する設問の回答をまとめています。どう答えると評価されやすいのか見えてくるのではないでしょうか。参考:アビームコンサルティングES通過・内定者の回答④あなたが物事に取り組むにあたり軸としている考え方は何ですか?またその理由とそれに基づくエピソードを教えてください。(全角200文字以上400文字以内)「強い当事者意識を持って誰よりも泥臭く努力し、仲間からの信頼を勝ち得る事」である。中学時代からプロジェクトや組織のリーダーを担う事が多く、その経験から人を巻き込み、物事を推進するには上記の考えが不可欠である事を自覚しているため、そう考える。大学3年生次、ゼミで1年間入ゼミ代表を務め、2人の入ゼミ係とともに全体を巻き込んだ活動を行った。まず、2人からの信頼を勝ち取るために、チラシ作成や2年生向けの説明会のアレンジに懸命に取り組んだ。すると徐々に、当事者意識が低く非協力的だった2人が、私の努力を認識し、自発的に私の仕事を請け負うようになった。それだけでなく、私の提案にも積極的に意見するようになり、より良い議論、施策が生まれた。最終的には私の泥臭い努力が全体に浸透し、ゼミ生18名全員が随所で協力的に活動を支えてくれた。結果、前年比1.8倍の35名の志願者を集めるという高い成果を上げる事が出来た。(400文字)最後にアビームコンサルティングの求める人物像は、コンサルティング業界の他の多くの企業にも当てはまるものだと考えます。「コンサルティング」という仕事内容の境界が曖昧になり、戦略だけでなくシステム開発まで一貫してクライアントに価値を提供するファームが増えている中、企業文化の何が自分の中に響いたのか、そしてなぜそれが響いたのかを自分らしく論理的に伝えられるよう考えていただければ幸いです。参考:「なぜうちの会社を志望するのか」という質問に困ってしまう就活生は多数いると思います。その質問に対して簡単に答えるアプローチ方法をご紹介します。参考:photobyTimGreen
- アビームコンサルティングの採用大学|合格者ES付き 23,132 views アビームコンサルティングの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらからアビームコンサルティングは日系のコンサルティング会社であり、2015年にNECの完全子会社となりました。近年ではITコンサルとの差別化のためか、「戦略コンサルタント」採用を進めており、インターンシップにおいても戦略コンサルタントコースを設けています。本記事では、アビームコンサルティングの内定者実績を採用大学の観点からまとめていきます。本記事の構成・アビームコンサルティングの採用大学内訳・アビームコンサルティングの本選考レポート・アビームコンサルティングの本選考合格者ES・最後にアビームコンサルティングの採用大学内訳東洋経済新報社「就活四季報」2020年版より、アビームコンサルティングの採用実績大学は以下のようになっています。採用大学一覧文系東京大学、京都大学、一橋大学、大阪大学、名古屋大学、東北大学、横浜国立大学、筑波大学、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、明治大学、青山学院大学、東京外国語大学、中央大学、法政大学、神戸大学、九州大学、国際基督教大学、国際教養大学、立教大学、立命館大学、津田塾大学、ハーバード大学理系東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学、京都大学、名古屋大学、大阪大学、東京工業大学、横浜国立大学、東北大学、筑波大学、東京理科大学、法政大学、青山学院大学、首都大学東京北海道大学、神戸大学、九州大学、上智大学、電通大学、お茶の水女子大学、北陸先端科学技術大学院大学、同志社大学、九州工業大学、千葉大学、中央大学、千葉大学、芝浦工業大学、シンガポール国立大学参考:東洋経済新報社「就活四季報」2020、2019年版アビームコンサルティングの本選考レポートこちらではアビームコンサルティングの20卒の選考体験記を一部抜粋して紹介します。アビームコンサルティングの本選考レポートはこちらから選考時期をお答えください。12月上旬~1月下旬本選考の結果について選択してください。内定辞退本選考のためにした準備についてお答えください。(200文字以上)コンサルタントの種類については勉強して、自分が経営コンサルタントになりたい理由を洗い出せるように心がけた。コンサルティング業界には戦略、IT、あるいは各専門分野のコンサルタントがいるが、一般的にイメージされる仕事はどちらかというと戦略コンサルティングの領域かと思う。そのため、自分がその中でなぜ経営コンサルタントを志望するかについて考えていた。また、専門分野外での就職だったので自分がコンサルを志望するに至った経緯を他人にも分かりやすく伝えられるよう心がけていた。過去にどんなことがあった結果、今どう考えていて、将来どうなりたいかというストーリーを組み立てることが大事かと思う。本選考のフローについて結果連絡を含めてお答えください。エントリーシート(締め切り後、数日で結果連絡。メール)→一次面接(数日で結果連絡。メール)→二次面接(数日で結果連絡。メール)→最終面接(その場で結果連絡。)エントリーシートの設問項目についてお答えください。エントリーシートがない場合は「なし」とご記入ください。1.大学時代にあなたが自分で考え行動し、結果(成果)を残した最も大きな経験を教えてください。※大学入学以降の経験。入学試験は除く。(全角200文字以上400文字以内)2.あなたが一番苦労した場面と、それをどう乗り越えたのかを教えてください。※大学入学以降の経験。入学試験は除く(全角200文字以上400文字以内)3.アビームコンサルティングを志望する理由と、希望するコースで入社後、何を実現したいかを教えてください。(全角200文字以上400文字以内)筆記試験の形式、難易度、試験時間についてお答えください。筆記試験がない場合は「なし」とご記入ください。テストセンターで受ける通常のSPI。範囲は「性格、言語、非言語、構造的把握力」。通常通りのSPI検査で、ボーダーもとても高いというわけではないかと思われる。自分の場合は夏インターンに提出した結果で通過したので、通常の問題集を一度解く程度で大丈夫かと思う。それぞれの面接およびGDについて、社員の人数および役職、面接を受ける学生の人数、面接会場、面接時間、質問内容、面接の雰囲気、面接の感想についてご記入ください。面接がない場合は「なし」とお答えください。【一次面接】社員1:学生4@東京本社オフィス内1時間半程度面接というより、ワークショップ型の選考。当日はグループ別に分かれ、まずは人事担当者から軽く会社紹介がある。その後、現場の社員が各グループに一人ついて選考が開始される。グループ内で各学生に違った課題が出されるが、クリーニング店や遊園地の集客改善などの経営課題の解決ワークだった。その場で15分程度考える時間が与えられ、その後1分程度でグループ全体に対して発表する。発表に対して、社員とグループの学生から質疑応答が数分程度あり、その後次の学生が発表する。雰囲気としては、グループでの選考ともあり少し緊張感があった。特に学生同士で質問をさせるため、険悪になりすぎず、きちんと論理的な質問を心がけると良いと思う。選考後にグループについていた社員との座談会があり、解散。【二次面接】社員1:学生1@東京本社オフィス1時間程度現場の中堅社員による個人面接。質問内容は主に志望理由と学生時代がんばったことについて。どちらかというと学生時代の話が多かったと思う。質問の幅としては様々な出来事について聞いてくるというよりは、一つのエピソードに対してその時考えていたことや解決策を出すまでのプロセスについて深掘りするものだった。最後に、軽く逆質問があり、解散。雰囲気は特に堅いわけではないが、緊張感はあった。エピソードに対して、その時感じていたことや考えていたことを深掘りしてくる面接だったので、ESの内容の裏側についても話せるようにしていった方が良いかと思う。また、志望理由では経営コンサルタントになりたい確固たる理由について質問されたので、志望理由についてもしっかりとした肉付けが必要だと思われる。【最終面接】社員1:学生1@東京本社オフィス1時間程度役員との個人面接。質問内容は二次面接に引き続き同様だが、学生時代のことについてのみ聞かれた。こちらでも、どちらかというと一つのエピソードに対してh掘り下げていく形だったが、二次面接と違い「仕事をする上でそういうことが起こったらどうするか」などについても聞いてきたので、少し焦る場面もあった。最後に軽く逆質問があり、対面で内定を言い渡される。その後、軽く雑談などがあり解散。雰囲気は最終面接なので緊張はしていたが、二次面接よりも柔らかかったと感じた。どちらかというと、自分の考え方のプロセスやそれをどう仕事に応用したいかについて深く聞かれたため、ESの内容だけでなく自分の人となりを伝えられるようにすると良いかと思う。本選考において評価されたと感じたポイントや選考において重視されていたと思う点についてお答えください。(100文字以上)ワークショップにおいては、ある程度分かりやすく資料をまとめて論理的に話せるかが重要視されていたかと思う。時間が短いことから綺麗さについてはあまり気にしなくても良いと言われてはいたが、論理的な構造を伝えるためにはある程度資料は綺麗でないと難しいと思う。また、他の学生の発表をしっかり聞くことも重要。この場でしっかりと根拠を持って質問ができれば、評価が上がるのではないかと思う。面接では落ち着いて自分の考えを話せることが大事かと思う。聞かれたことに対して、冗長になりすぎず、自分の思考プロセスについて話せる力が求められているように感じた。また、経営コンサルタントになりたい理由についてもしっかりと詰めておく必要があると感じた。コンサルタントの種類・仕事は多岐に渡っている中で、なぜ自分が経営コンサルタントになりたいのかについて、面接では繰り返し聞かれた。面接において印象に残った・回答に困った質問をお答えください。学生時代の苦労などを面接で話すことは多いと思うが「それが仕事で発生したらどう対処したいか」「学生時代と仕事での違いは何だと思うか」について訊かれたことは印象に残っていた。今後仕事をするにあたっての他人との関わり方などについて見られていたように感じた。面接・GDなど各選考フローにおいて心がけていたことをお答えください。(100文字以上)面接では冗長になりすぎず、端的に伝えられるよう心がけていた。学生時代のエピソードに対して思考のプロセスや「なぜそう思うのか」について聞かれることが多かったが、ここで冗長に話してしまうと面接の答えとしては過剰かと思う。どちらかというと、適度な長さにまとめて話した後に更に深掘りしてくれるのを待った方がコミュニケーションらしくなるし、あまり緊張せずに面接に臨めるのではないかと思う。アビームコンサルティングの本選考合格者ESこちらではアビームコンサルティングの本選考合格者ESを紹介します。アビームコンサルティングの本選考ESはこちらから・20卒(経営コンサルティング)【内定】・20卒(経営コンサルタント)【内定】・20卒(総合職)【内定】20卒(経営コンサルティング)【内定】この合格者のESはこちらから大学時代にあなたが自分で考え行動し、結果(成果)を残した最も大きな経験を教えてください。※大学入学以降の経験。入学試験は除く。(全角200文字以上400文字以内)私は個人経営のバルでのアルバイトで顧客のリピート率を前年比20%増加させた。そのバルは活気のある店だったが、店長個人との繋がりで顧客維持しており、新規顧客が増えないという課題を感じた。そこで、「お客様との積極的な会話をする」という目標設定を従業員内で共有した。私は、ワインを飲まれていた新規のお客様に、間を読みながらワインの注ぎ足しをし、会話を重ねた。そのお客様が再来店された際、再来店に対する感謝を述べ、以前注文された商品の好みから新たな商品の提案をした。帰りの際、「貴方の接客が気に入った」と仰って頂けた。また、会話の苦手な従業員が目標達成できるように、他の従業員が実践した事をノートにまとめ、隙間時間に見られるようにした。空き時間には良い点と改善点を伝え、ケアにも徹した。この経験で自分の「人に寄り添える力」を発揮したと考える。また、考えから行動に移す重要性を学び、課題解決力が身に付いた。あなたが一番苦労した場面と、それをどう乗り越えたのかを教えてください。※大学入学以降の経験。入学試験は除く。(全角200文字以上400文字以内)ゼミナール活動の際、効率的な環境作りをした経験を挙げる。私の所属ゼミナールは少人数のため、論議の際に発言が多く、収集のつかない側面が存在した。私は、話題の派生が改善点だと考え、環境改善に努めた。そして、私は話の軸がずれないよう論議の展開を俯瞰的に注視し、論議を統制した。しかし、意見を出すことを妨げていると感じる学生もいたため、なかなか良い結果に繋がらなかった。また、あまりにも注意深く話題の派生を避けたため、緊迫した空気になり発言も減ってしまった。そこで、活動時間外を利用することで緊張状態から脱し、新しい発見や斬新な考えが生まれると考え、ランチや飲み会の際に議題の話を交えた。結果、新たな発見・考えが生まれた上に、他の学生が活動中に言えなかった本音を聞くこともできた。これらを踏まえて活かすことで実際の活動時間でも効率的な活気ある論議が実現した。アビームコンサルティングを志望する理由と、希望するコースで入社後、何を実現したいかを教えてください。(全角200文字以上400文字以内)幅広い業界の企業の成長を手助けすることで、自己成長に繋げたいからだ。様々な業界の方と関わり、信頼関係を構築し、独自の発想を持って企業の課題を解決するコンサルタントに魅力を感じた。その中でも貴社は、日本発のコンサルティングファームとして、日本企業に合ったアプローチをしている点と、“RealPartner”という理念を掲げ、強い責任感や相手を思いやる精神にこだわる点に強く惹かれた。また、IT分野において、多くの実績を持つ点に興味を持った。技術革新によって世の中が大きく変わる今日、テクノロジーと人を繋げる役割を担い、チームの一員として社会に貢献したい。入社後は、顧客と強い信頼関係を築けるコンサルタントになりたい。顧客との長期的な関係を重視し、公私共に懇意にしていただけるようなコンサルタントになるため、絶え間ない努力ができる強い精神力と、顧客の期待以上のものを提供できるスキルを身につけたい。20卒(経営コンサルタント)【内定】この合格者のESはこちらから大学時代にあなたが自分で考え行動し、結果(成果)を残した最も大きな経験を教えてください。※大学入学以降の経験。入学試験は除く。(全角200文字以上400文字以内)学会発表で発表賞を受賞した経験を述べる。この経験における最大の困難は、部を引退してから、即ち研究に全力を注げるようになってからたった3ヶ月で学会に研究要旨を提出しなければならなかったことだ。当時残されていた研究課題として、以下の2点があった。1点目は、新規技術に関する研究であったため、0から理論を構築しなければならなかった点。2点目は、精度の高い結果が求められる内容であるため、高度な計算手法が要求されたである。1点目に関しては、他分野の類似した技術に関する論文を参考にすることで理論確立の時間短縮に成功した。2点目に関しては、応用数学を専門とする他大学の教授を訪ねることで短期間で高度な計算手法を理解した。その結果、期限までに満足な結果を出すことができ、発表賞受賞につながった。この経験から、課題解決のためにまず行動することで次の課題や成果が明確になり、素早く結果に結びつけられることを学んだ。あなたが一番苦労した場面と、それをどう乗り越えたのかを教えてください。※大学入学以降の経験。入学試験は除く。(全角200文字以上400文字以内)○○部でスタメンを獲得することが一番の苦労であった。日本一を目指す部活であるために自分の身体能力を調節した選手が集まっていることや、二年次に負った全治半年の怪我の影響から、三年終了時点で二軍に所属していた。そこで、私は最後の年にしてポジションをオフェンスからディフェンスに変更した。○〇はポジションによって扱う道具が異なり、ポジションの専門性が高い。そのため、4年目でのポジション変更は異例である。しかし、当時チームの課題として「○○」が挙げられていたため、私の3年間のオフェンス経験が活きると確信し、その選択に踏み切った。道具への慣れに苦戦したが、家や大学での空き時間に道具に触れ続けることによって解決した。また、チームのニーズを考慮し、自主練では敢えてオフェンス練習のみを行った。その結果、最後の大会が開幕する一週間前にスタメンを獲得することができた。アビームコンサルティングを志望する理由と、希望するコースで入社後、何を実現したいかを教えてください。(全角200文字以上400文字以内)技術が発展する一方でそれを用いる側に技術格差が生じている。この格差をなくし、業界内に競争を起こすことで更なる技術発展を巻き起こしたい。これは○○で三年間アルバイトをする中で強く感じた思いだ。自分が働いてきた三年間で、AIやクラウドなどのIT技術は目覚ましい発展を遂げた。しかし、○○での荷物の管理方法や、従業員間でのコミュニケーションツールは何一つ変化しなかった。一方で同業他社の○○は配達状況を従業員全員が確認することができる新たなコミュニケーションツールや、電子マネー決済などが導入された。この三年間で圧倒的な技術格差が進んだことを実感した。そこで貴社の「経営コンサルタントコース」を志望する。国内にとどまらず、急速に成長するアジアを舞台に働くことで、幅広く最先端の技術を吸収し、圧倒的なソリューション力を身に着けたい。夢は自分の顧客を、業界を揺るがす存在に成長させることである。20卒(総合職)【内定】この合格者のESはこちらから大学時代にあなたが自分で考え行動し、結果(成果)を残した最も大きな経験を教えてください。※大学入学以降の経験。入学試験は除く。(全角200文字以上400文字以内)私は個人経営のバルでのアルバイトで顧客のリピート率を前年比20%増加させた。そのバルは活気のある店だったが、店長個人との繋がりで顧客維持しており、新規顧客が増えないという課題を感じた。そこで、「お客様との積極的な会話をする」という目標設定を従業員内で共有した。私は、ワインを飲まれていた新規のお客様に、間を読みながらワインの注ぎ足しをし、会話を重ねた。そのお客様が再来店された際、再来店に対する感謝を述べ、以前注文された商品の好みから新たな商品の提案をした。帰りの際、「貴方の接客が気に入った」と仰って頂けた。また、会話の苦手な従業員が目標達成できるように、他の従業員が実践した事をノートにまとめ、隙間時間に見られるようにした。空き時間には良い点と改善点を伝え、ケアにも徹した。この経験で自分の「人に寄り添える力」を発揮したと考える。また、考えから行動に移す重要性を学び、課題解決力が身に付いたあなたが一番苦労した場面と、それをどう乗り越えたのかを教えてください。※大学入学以降の経験。入学試験は除く。(全角200文字以上400文字以内)ゼミナール活動の際、効率的な環境作りをした経験を挙げる。私の所属ゼミナールは少人数のため、論議の際に発言が多く、収集のつかない側面が存在した。私は、話題の派生が改善点だと考え、環境改善に努めた。そして、私は話の軸がずれないよう論議の展開を俯瞰的に注視し、論議を統制した。しかし、意見を出すことを妨げていると感じる学生もいたため、なかなか良い結果に繋がらなかった。また、あまりにも注意深く話題の派生を避けたため、緊迫した空気になり発言も減ってしまった。そこで、活動時間外を利用することで緊張状態から脱し、新しい発見や斬新な考えが生まれると考え、ランチや飲み会の際に議題の話を交えた。結果、新たな発見・考えが生まれた上に、他の学生が活動中に言えなかった本音を聞くこともできた。これらを踏まえて活かすことで実際の活動時間でも効率的な活気ある論議が実現した。アビームコンサルティングを志望する理由と、希望するコースで入社後、何を実現したいかを教えてください。(全角200文字以上400文字以内)幅広い業界の企業の成長を手助けすることで、自己成長に繋げたいからだ。様々な業界の方と関わり、信頼関係を構築し、独自の発想を持って企業の課題を解決するコンサルタントに魅力を感じた。その中でも貴社は、日本発のコンサルティングファームとして、日本企業に合ったアプローチをしている点と、“RealPartner”という理念を掲げ、強い責任感や相手を思いやる精神にこだわる点に強く惹かれた。また、IT分野において、多くの実績を持つ点に興味を持った。技術革新によって世の中が大きく変わる今日、テクノロジーと人を繋げる役割を担い、チームの一員として社会に貢献したい。入社後は、顧客と強い信頼関係を築けるコンサルタントになりたい。顧客との長期的な関係を重視し、公私共に懇意にしていただけるようなコンサルタントになるため、絶え間ない努力ができる強い精神力と、顧客の期待以上のものを提供できるスキルを身につけたい。最後に本記事ではアビームコンサルティングの採用実績を複数の切り口でまとめました。unistyleでは何度もお伝えしていますが、採用実績はあくまでも参考程度に留めておきましょう。「」でも述べていますが、学歴は複数ある評価基準のうちの1つの基準でしかありません。自らが志望する企業であれば、採用実績の有無に関わらず選考にぜひ挑戦してみてください。以下の国内コンサル、シンクタンク業界の関連記事も参考にしてみてください。関連記事: