【ケース】メキシコからアメリカへの移民数の減少要因【BCG14卒論述試験過去問】

25,583 views

最終更新日:2023年10月24日

【ケース】メキシコからアメリカへの移民数の減少要因【BCG14卒論述試験過去問】

本選考とインターンの締め切り情報

今回はボストンコンサルティンググループの14卒論述試験で出た問題について詳しく説明したいと思います。

1.前提条件の確認とアプローチ方法の選定

今回の問題の詳細は下記のようなものとなっています。

メキシコ出身のアメリカ移民の数は多いですが、近年減少傾向にあります。なぜ減少傾向にあるのでしょうか、要因を3つ以上挙げて下さい。また今後この減少傾向は続くでしょうか。理由も付けて考えなさい。

 

【前提条件】

移民の定義を1年以上、国籍のある国以外に居住することと定義します。

 

【アプローチ方法】

まずは人々が「移民」という選択を取る動機について明らかにした上で、どの要因により、移民の数が減少しているのか及び今後の傾向について考えたいと思います。

 

 

2.考察

 

◆人々はなぜ移民をするのか

移民をする理由としては、①労働環境を求めて、②教育機会を求めて、③亡命やその国に憧れてなど生活環境を求めての三つの理由が考えられます。割合的には①⇒②⇒③の順で多いものと考えられます。特にアメリカと隣接するメキシコでは労働環境を求めて、移民する人々が多いことが予想されます。

 

◆減少要因の考察

移民減少の要因としては①〜③の理由それぞれに対して下記のような理由が考えられます。

 

①労働環境を求めて

A:米国の景気悪化による雇用状況の悪化

2008年のリーマンショック以後、米国の失業率が未だ高い水準で推移しているなど、回復傾向からは遠い状況が続いています。各企業コストカットに務めており、多くの移民が担うような単純労働についても雇用環境が悪化していることが考えられ、メキシコから米国への移民の減少に大きく影響していることが考えられます。

 

B:メキシコ国内の雇用環境の改善

自国内の雇用環境が改善傾向にあれば、わざわざ移民をして労働環境を求めようとはせずに、自国に留まると考えられるため、移民は減少することが予想されます。但し、リーマンショック以後は世界同時不況の様相を呈しており、メキシコの景気が他国と比べてよいということも聞かないため、移民減少の要因になっているとは考えられません。

 

C:米国以外の魅力的な労働市場の出現

魅力的な労働市場が米国以外にあれば、移民が米国ではなく、米国以外の国を選択することで、米国への移民が減少することが考えられます。近年では、中国をはじめとするアジアや、ブラジルなど新興国の勢いがあり、日本からもアジアでの就職を目指す若者が出ている状況です。この要因により、メキシコから米国への移民が減少していることは十分に考えられます。

 

②教育機会を求めて

D:メキシコの景気悪化による教育コストの減少

留学には自国の学校に通うよりもコストが高くなりがちで、メキシコ国内の景気悪化により、教育にかけることのできる費用が減少すれば、米国へ留学する人が減少することも十分に考えられます。近年は日本においても、景気悪化が一因となり、留学生が減少しているというデータもあります。

 

 

③生活環境を求めて

E:米国の移民に対する規制強化

2001年の米国同時多発テロ以後、米国は入国規制を強めており、移民に対しても厳しい審査を課し、規制を強化している可能性は十分に考えられます。また日本においても不法移民の問題は根強くあり、メキシコから米国への不法移民の問題もある可能性が考えられます。もし実際に厳しい規制が取られた場合は、移民の減少に大きく影響していると考えられます。

 

 

④その他理由

F:メキシコの人口減少

そもそもの原因としてメキシコの人口が減少している可能性が考えられます。但し、超高齢化社会と言われる日本においても人口が減少に転じたのは本当に直近の話であり、メキシコで人口が減少しているとは考えにくいと思われます。

 

以上より、B及びFを除く4つがメキシコから米国への移民減少の要因として考えられます

 

◆今後の傾向について

今後についてもメキシコから米国への移民減少は続くものと考えられます。

A、Dともに景気に連動する要因ですが、景気悪化は長期化の様相を呈しており、完全回復が見えてきません。またCの米国以外の新興国はリーマンショックにより打撃を受けたとはいえ、成長率が他国と比べて高いのは続いており、今後は先進国、新興国の差がよりフラットになることが予想されます。

Eについても未だ各地で戦争が続くなど、「テロとの戦い」の終戦は見えてきません。移民に対する規制についても行き過ぎた規制の揺り戻しでの緩和はあるとしても、長期的に規制が続くことは十分に考えられます。

 

 

 

3.検証

 

wikipediaによれば、メキシコの不法移民の問題は根深い問題として、二国間に長期にわたり、暗い陰を落としているようです。尚、出生率については減少傾向にあるものの、2.0以上をキープしており、人口減少とまではいかないようです。尚、2012年5月24日の日経BPに「景気後退で米国ではメキシコ移民が流出超に」という記事が掲載されていました。こういった情報に前もって触れておくことができると、論述試験も俄然有利に進めることができます。世の中に幅広く興味を持ち、情報収集する癖をつけるようにしましょう。

 

【wikipedia アメリカ=メキシコ国境】

 

【人口ウォッチャー メキシコ出生数】

 

【日経BP 景気後退で米国ではメキシコ移民が流出超に】

 

 

【ケース問題を解く上で必読の3冊】

東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート 50の厳選フレームワークで、どんな難問もスッキリ「地図化」

 

現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート――「6パターン・5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける!

 

過去問で鍛える地頭力 外資系コンサルの面接試験問題

 

 

 

【余裕があったら読んでおきたい+2冊】

戦略コンサルティング・ファームの面接試験―難関突破のための傾向と対策

 

ビル・ゲイツの面接試験―富士山をどう動かしますか?

 

photo by Ken Lund

おすすめコラム 4 件

「データ分析が好き」と語る2人がファーストキャリアに「ジール」を選んだわけ 「データ分析が好き」と語る2人がファーストキャリアに「ジール」を選んだわけ 本記事はジールのPR記事になります。近年盛り上がりを見せているDX産業。このDXに必要不可欠な「データ分析」の仕事に興味をもっている学生も少なくないと思われるが、「興味はあるものの、データ分析という高度な知識を扱うのは、自分ではついていけなさそうだ」と不安に感じている学生も多いのではないだろうか。「株式会社ジール(以下・ジール)」には、そうした「データ分析が好きだが、知識面で不安がある」という同じ気持ちを抱きながらも、2年間でプロフェッショナルとして大きく成長した二人の新卒社員がいる。二人は、その2年間でデータ分析のプロフェッショナルとしてなぜ大きく成長できたのか。その謎を解くべく、unistyle編集部はジールに取材を行った。こんな就活生にオススメ・データ分析の仕事に興味があるが、知識面で不安がある就活生・IT業界やSIer業界に興味のある就活生目次今回取材をした2名の社員のプロフィール決め手はジールに「引き寄せられた」-その力の正体は「柔軟性」と「個人として大切にしてくれること」だったコロナ禍でも二人が大きく成長できた秘密は先輩の温かさ└2年目には独り立ちー二人が振り返る大きな成長点とは└新卒二人が感じるまっすぐなジールの魅力と「向いている人」とは└モチベーションの源泉は「チームの温かさ」二人が伝えたい就活生へのメッセージ-自己分析が何より重要-└二人が見つめるそれぞれの未来└今、IT業界を目指す人へのリアルなアドバイス取材後記今回取材をした2名の社員のプロフィール鈴木美羽(スズキミウ)さん青山学院大学理工学部経営システム工学科卒業後、2021年に株式会社ジールに入社。新卒入社後、ビジネスアナリティクスプラットフォーム(BAP)ユニットにSEとして配属。大手企業を中心にデータ活用支援のプロジェクトに参画。山本一貴(ヤマモトカズキ)さん大阪電気通信大学情報通信工学部情報工学科卒業後、2021年に株式会社ジールに入社。マルチクラウドデータプラットフォームユニット第三部(MCDP_第三部)に配属され、1年目は大手自動車会社の車載器データのETL開発などを行った後、2年目には大手通信事業のビックデータ分析支援を行っている。決め手はジールに「引き寄せられた」-その力の正体は「柔軟性」と「個人として大切にしてくれること」だった__まず、お二人が就活されていた時期の企業選びの軸に関してお伺いできますか?山本さん:私は大学に入った時から情報活用に注目していました。「データによる意思決定」という言葉を耳にして、「勘」を数値化するという点に魅力を感じていました。当初はものづくりをできればいいなと思っていましたが、学習するにつれて、統計解析やデータ分析分野にも興味をもち始め、それを仕事にしたいということが軸になっていました。ただ、その分野に対しての知識の習熟度に不足を感じていたため、企業選びの軸としては、学習環境がしっかり整っているところ、さらに私の好奇心旺盛な性格に合わせ、変化に柔軟でいろいろな事業をしている会社ということもポイントでした。鈴木さん:私は大学が理系でデータ分析に関わるような研究室だったため、なんとなく「IT系がいいかな」と思っていました。ただ、やりたいことはたくさんあったため、最初は逆に「やりたくないこと」や「向いてないこと」を省く形で、軸を定めていきました。例えば「アルバイトで接客業をやったので、もう社会人としてはやらなくてもいいかな」といった形です。しかし大学の研究を通して、やっぱり分析をすることが好きで、細かいことも得意だと気づき、それを仕事にしたいと思いました。加えて直感で会社の雰囲気がいいところで決めました。ジールの説明会などでは、人事の方が本心から楽しい会社だと思っていることが伝わってきました。加えて、ジールは人事の方が自分に興味をもってくれていて、人柄を見ようとしてくれる姿勢があり、入った後でも馴染むことができそうだと思いました。コロナ禍で面接がオンラインだったのですが、他の会社だと面接官が横を見たりして面接をしていて、視線すら合わないこともありました。ジールにはそれがなく、人の温かさを感じました。データ分析と、社風の良さを軸にしたとき、それが合致したジールに引き込まれていきました。__他に内定を獲得されていた企業はありましたか?その企業と比較して、ジールは何が魅力だったのでしょうか。鈴木さん:当時コロナ禍で全然選考が進みませんでした。受けていた企業の多くは、1次選考が通っても、2次選考の予定は未定です、ということがよくありました。その中でジールだけはスムーズに選考が進みました。これが決め手の一つでした。連絡が早いところからも、自分を個人として大切にしてくれていることを感じ、嬉しかったです。山本さん:数社から内定を獲得していましたが、鈴木さんと同じく、ジールは他社と比較してレスポンスが非常に早く、メールの文面も感情のこもった文章だったことに好感をもちました。また、最終面接で、取締役と話せる機会がありましたが、そこでお話しする中で、ジールは30年以上前からデータ活用事業のリーディングカンパニーでありながら、時代の変化を柔軟に取り入れている会社だと知り、その姿勢が魅力的でした。コロナ禍でも二人が大きく成長できた秘密は先輩の温かさ2年目には独り立ちー二人が振り返る大きな成長点とは__入社後から現在までの業務内容について、具体的にはどんなお仕事をされていますか?山本さん:1年目は大手自動車会社のETL開発を行っていました。お客様が収集しただけのデータ(生のデータ)を、データ分析しやすいように加工する、という仕事になります。ETLとは、データを抽出・変換し、データベース等に書き出すといった一連の処理のこと。【参考】ETLとは?3つの機能とツールの必要性も解説!これを行うことで、データを分析しやすくなるだけでなく、お客さまの新しい施策や改善、意思決定のお手伝いができるようになります。2年目はSASという製品を扱ったデータ分析や、ダッシュボードの開発を行っています。お客様が提供しているサービスの情報を可視化するもので「売り上げが年々これだけ伸びた」などを可視化するものを開発しています。【参考】SASViya|製品-株式会社ジール鈴木さん:私も基本的にデータの収集と加工、そして見える化を行っています。入社当時は研修を行い、これから使用していくツールの基礎知識を得たうえで配属をされました。1年目の配属当初は、頻繁に使用するツールについての自習や資格勉強をメインに取り組んでいました。案件に参画後は、先輩から指示を受けてから作業に取り組み、終わったらレビューをいただいたうえで修正し、問題なければ先輩がお客様に提出するといった流れで進めていました。しかし2件目となる案件では、1年目で学んだ技術的な知識と、先輩から学んだお客様とのコミュニケーションの取り方を活かし、先輩から細かくレビューをもらわなくても仕事ができるようになりました。__仕事におけるやりがいは何ですか?山本さん:成長をすぐに実感できることです。配属されてからすぐに大手自動車会社の案件を担当したり、2年目でまた新しいことにチャレンジさせていただいていることに成長を感じています。また、技術的な成長はもちろんですが、人間的な成長も大きいと感じています。情報収集の仕方や、自分の中での業務理解のスピードといった点です。分からないことがあったとき、そのまま「分からない」と聞くのではなく、60%ほど理解したことを伝えた上で、残り40%を教えていただくようお願いするような聞き方が身につきました。__成長実感がすぐ感じられるのはやりがいになりますよね。その成長を業務の中で感じた、具体的な瞬間はありますか?山本さん:お客様対応を一人で対応したことです。当時は1年目だったため、分からないことが多かったです。しかし、希望すれば上司が面談を定期的に行ってくださり、そこで様々な悩みを聞いてくださいました。コミュニケーションの取り方からタスク管理の方法に至るまで、「こういう考え方をしてみれば?」といったように、ヒントもくださいました。上手くいかないときでも前向きに取り組み続けられたのは、それが大きかったと思います。常駐を経験したことで、自律的に働けるようになりました。2年目で案件が変わり、途中参加ですが、チーム内で小グループのリーダーとして働いています。リーダーとしてタスクを分配することも経験して自分の成長を感じています。鈴木さん:1年目は言われたことをこなすだけでしたが、2年目になって、打ち合わせ等でお客様とコミュニケーションをとる機会が増え、仕事において自分が考えた部分が反映されたり、裁量権をもてるようになりました。1年目に話し方や作業の進め方は先輩を見てインプットしたのですが、そのアウトプットの機会として部署で行われるOJTがあったことは、裁量権をもって仕事ができるようになるくらい成長できたポイントだったと思います。OJTでは部長やマネージャー陣に対して自分の成果などを発表する場面があり、かなり緊張しましたが、いい経験になりました。実際のお客様の前では議事録をとり、先輩の姿を見て学びつつ、部内のOJTで練習を繰り返すことで成長し、2年目にこうして裁量権がもてるようになったと思います。__先輩がすぐ相談に乗ってくれるサポート体制があって成長でき、それを業務に反映できているのですね。入社後からずっとフルリモートなのでしょうか?輩に相談しづらい雰囲気があるというデメリットもあるかと思うのですが、そこはいかがでしたか?鈴木さん:入社後、研修は対面で行っていて、その後は部署ごとに出社日を決めて出社していました。今は2週間に1回ほど出社しています。山本さん:相談しづらいような雰囲気はありませんでした。私は1年目の途中からお客様先に常駐していたのですが、私の先輩はすぐ通話などに対応してくれるような先輩だったので、分からないことがあれば先輩に聞いていました。不安は常に解消されていたため、一人だけ取り残されているような状況や、孤独感はほとんどありませんでした。新卒二人が感じるジールの魅力と「向いている人」とは__これまで働いていらっしゃった中で印象に残っているジールらしいエピソードはありますか?山本さん:「新規事業アイデアコンテスト」という新規事業でやりたいことを直接発表でき、最終選考では社長に直接事業計画書を作って、採用された場合は会社からお金を投資してもらえ、そのプロジェクトに集中できる環境があります。この選考に残る人の名前を見ると、1年目や2年目の社員が多くなっていて、風通しのよさを感じます。鈴木さん:「チャレンジする」ということを大切にしていると思う場面が多くあります。触ったことのないツールも積極的に使っていく機会があり、それに対しての勉強会が頻繁に開催されています。さらに、キャリアビジョンが定まっていない人でもチャレンジできるというところがジールのいいところだと思います。「将来的にこうなりたい」と具体的に目標を定めている人ももちろん多くいますが、入社時は特に具体的な目標が定まっていなかった人も、新規事業アイデアコンテストに応募したり、資格取得を目指したりして、自分の視野をどんどん広げていく方が多いのは、ジールらしいエピソードの一つです。加えて、「こんな人と仕事したくないな」と思うような嫌な人に今まで会ったことがなく、そういった人の良さも魅力だと思います。__やはり風通しの良さや人の良さに起因したエピソードが多いのですね。そうしたジールの雰囲気を受けて、お二人はどんな性格の学生がジールに向いていると思いますか?山本さん:やりたいことを上司に伝えられる人だと思います。ジールでは、自分がやりたいことを上司に伝えれば、可能性が与えられます。例えば今私が担当している業務も、自分が1年目で上司に伝えたから異動させてもらえたという背景があります。ジールは自分がやりたいことを極められるのが魅力です。キャリアビジョンが明確な方ほど、それに近づきやすい会社なのではないかと思います。鈴木さん:コツコツ地道な努力ができる人だと思います。職種上、何度直してもエラーが出たり、それを解消するための地道な作業があるので、そういったことに興味をもって前向きに取り組める人が向いていると思います。__お二人は大学時代にデータ分析に興味をもっていて、その流れでジールに入社したかと思いますが、実際に周囲にはデータ分析を専門的に勉強したことのある学生が多いのか、反対にデータに関する知識が浅い人も入ってきているのか、いかがでしょうか?鈴木さん:理系でないとこの会社に入れないかと言われれば、まったくそんなことはありません。私の同期も入社当初は知識が浅い状態でしたが、サポートがあるので大丈夫だったと言っていました。言ってしまえば手ぶらで来ても勉強できるので、知識面に関しては問題ないと思います。山本さん:私もデータの高度な知識はいらないと考えています。私がジールを選んだ理由の一つでもありますが、社内教育の環境が整っているうえ、入社後の3か月間の研修で、配属後も問題なく業務に取り組めるようなプログラムがあるためです。サポート体制が整っていて、リモート勤務でも孤独感を感じず、常に気にかけてくれる誰かがいると感じますし、部署全体でそうした面倒見の良い雰囲気があるため、そこがジールの良いところです。モチベーションの源泉は「チームの温かさ」__コツコツやること、そしてチャレンジを常に考えることがジールで働くうえで重要になってくるのですね。その仕事のモチベーションの源泉は何になるのでしょうか。鈴木さん:PJメンバーだけに関わらず、「みんなで頑張っていこう」という協力的な雰囲気がモチベーションにつながっています。特に私は1年目、エラーを起こしてばかりだったのですが、「自分で起こしたエラーは自分で解決してください」ではなく、それに対して先輩がフォローしてくれ、一緒に解決してくれました。そうした温かい経験が嬉しく、自分もいずれ同じように後輩のミスや悩みをカバーできるよう頑張らないとと思い、努力のモチベーションの源泉となっています。山本さん:コミュニケーションが頻繁に取れ、みんなで同じ方向に向かって頑張っていることを感じられるのはモチベーションになっています。私はもともとみんなで向き合って仕事をして……というスタイルが好きだったので、フルリモートでコミュニケーションが減ってしまうという状況下で、認識の齟齬などが発生するのが怖いと感じていました。しかし、リモートの状況下でも自分から積極的にコミュニケーションをとろうとし、またそれを受け入れてくださる環境があるため、コミュニケーションが十分取れ、チーム一丸となっているのを感じられるのはチャレンジへのモチベーションになっています。二人が伝えたい就活生へのメッセージ-自己分析が何より重要-二人が見つめるそれぞれの未来__大きな成長を感じる2年間を踏まえて、今後ジールでどのようなキャリアプランを描いていらっしゃいますか?山本さん:医療統計の分野に進んでいきたいと考えています。いずれ医療統計に関する資格を取って、上司に伝えるつもりです。資格取得に関する制度が社内で整備されているのは資格取得のモチベーションになっています。医療統計の分野は今盛り上がっている分野ではあるのですが、そこに自分が勢いをつけるという形で、将来的に自分がその分野を引っ張っていきたいと思っています。鈴木さん:セミナー講師などでアウトプットする機会をいただくようになってきましたが、私はまだまだ技術的にも、お客様とのコミュニケーション面でも「できないことがたくさんある」と感じている時期です。できない部分を今後、地道にコツコツ伸ばしていきたいと思っています。今、IT業界を目指す人へのリアルなアドバイス__IT業界を志望している就活生向けに、実際に就職したお二方から意識した方がいいことや、メッセージがあればお伺いできますか。山本さん:業界分析はもちろんなのですが、一番やってほしいのは自己分析だと思っています。自分が何をやりたいからデータを分析したいのか、ということももちろんですが、自分が例えば10年後どうなりたいかを大まかに決めたうえで、そこから段階を踏んで、自分がまず何をすべきなのかというのをしっかり考えてほしいと常に思っていますし、そこに合致する会社を選ぶべきだと思います。鈴木さん:私も自分をよく分析することが大事だと考えています。電車に乗っているときなど、日常の中で自分が好きなことや興味のあることを考え、思いついたときに携帯にメモしていました。たくさん思いついたものの中で、自分に一番太く結びつくものが絶対出てくると思うので、それを見つけていくことが大切だと思います。取材後記DX業界にチャレンジする際に感じがちな「興味はあるものの、データ分析という高度な知識を扱うのは、自分ではついていけなさそうだ」という不安も、制度の面、そして人間関係の面からも、サポート体制が充実しているジールであれば、感じる必要がないことが分かったのではないでしょうか。今回はジールに入社2年目にして活躍する鈴木さん、山本さんにお話を伺いました。そんなジールは現在24卒向けのエントリー募集を開始しています。本記事を通じて同社に興味を持った就活生は、下記の応募フォームから是非エントリーしてみてください。選考への応募はこちらから 4,140 views
世界の全ての仕事が年収360万円だったとしたらどの仕事に就きたいですか? 世界の全ての仕事が年収360万円だったとしたらどの仕事に就きたいですか? 企業選びの軸と聞かれて、「安定した仕事」、「給与が高くワークライフバランスが取れる仕事」なんて答えてしまう就職活動生が山ほどいるのですが、質問の仕方がいけないのかもしれません。また、自分が本当にやりたい仕事ができる企業を選択するべきだとはわかっていても、企業のブランド・待遇などを無意識のうちに優先しがちです。タイトルの通り、世界の全ての仕事が年収360万円、さらに知名度としても同じくらいだとしたらどの仕事を選ぶかと聞かれたら、みなさんなら何と答えますか?自分が本当はどのような仕事がしたいのか・どのような企業に行くべきなのか、この質問を通して答えが見えてくるはずです。本記事の構成企業選びの軸で企業側が知りたいこと全ての企業の待遇・知名度が同じであればどの企業に就職したいか?年収・知名度が一緒だと就きたい仕事が浮かばないという人は年収360万円は大げさだけど3割減ぐらいは十分ありえる最後に企業選びの軸で企業側が知りたいこと企業選びの軸を聞くのは、対象者がどのような仕事内容に興味を持っているのか、どのような内容の仕事であれば力を発揮できるのかということです。福利厚生や年収などのどういう待遇の仕事につきたいかということではありません。企業は企業選びの軸を聞くことで、「自社と価値観や考え方がマッチするか」「働く上でのモチベーションは何なのか」を知ろうとしています。引用:自分の好きな商品やサービスを売る仕事がしたいのか、顧客の悩みを自分の考えで解決する仕事がしたいのか、海外に日本の良さを伝える仕事がしたいのかなど、あなたが興味を持ち、貢献できる仕事はどんな仕事なのか企業側は知りたいと考えています。しかしながら企業側の意図をあまり汲み取れずに、ワークライフバランスであったり、安定して給与の高い仕事など企業側が与えてくれるものばかり考えてしまう学生は多いものです。こういったことはは志望動機を聞く際にも起こっており、志望動機を多くの学生が「入社したい理由」だと考えてしまうために起こっているのでしょう。一方で企業が知りたいのは、自分たちの企業のいいところをどれだけ知っているかということよりも、志望者が入社してからやる仕事を理解しているかどうかと、その仕事に適正があるかどうかです。企業理念を知っているかどうかやエコに配慮しているかどうかなど、企業のいいところを知っているかどうかと入社後、仕事ができるかどうかということには相関はないと言えるでしょう。引用:全ての企業の待遇・知名度が同じであればどの企業に就職したいか?タイトルの通り、知名度・年収が同じであればどの企業に就職したいですか?そしてそれはなぜでしょうか?問いかけてみてください。この手の質問は、どうしても知名度や年収に目がいきがちで、仕事内容や仕事を通して成し遂げたいことベースで考えられない人には有効な質問かもしれません。例えば総合商社に行きたいという人も、年収が360万円でしかも知名度もそこまでなく、知名度・ブランドもそこそこの企業だったとしても入社したいと思うのでしょうか?そう思うのだとしたらそれはなぜなのでしょうか?年収・知名度が他の業種と同じでも総合商社に行きたいという人は、世界を股にかけて商売を育てることが本当にやりたいのかもしれません。年収・知名度などの待遇面が同じぐらいなのであれば、総合商社ではなくて別の業界に行きたいと思ってしまうのであれば、本当はそちらの業界を第一志望に、総合商社はあくまで第一志望群として受けるのがよいといえるでしょう。それでも就職したいのであれば「なぜ?」の部分が大事年収360万円でもその仕事に就きたいと答えられるのであれば、「なぜ?」の部分が非常に大事です。そこにあなたが仕事として魅力を感じている部分が詰まっているといえます。総合商社で言えば、①海外、②ビジネスの仕組みづくり、③チームのプロデューサー的役割などが「なぜ?」の部分のキーワードになるでしょう。「海外」ということに強いこだわりがあることがわかったのであれば、何も総合商社でなくても、海外売上高比率や駐在比率の高いメーカーでもよいでしょうし、JICAなどの政府系機関でもよいかもしれません。「ビジネスの仕組みづくり」という部分に面白さを感じているのであれば、コンサルティングや広告代理店、新規事業に積極的に取り組んでいるIT系企業でもよいでしょう。なにより、”なぜ”その企業の仕事に魅力を感じるのかが明確になっている時点で、説得力のある志望動機・キャリアプランを語ることができるようになり、内定にも近づきます。年収・知名度が一緒だと就きたい仕事が浮かばないという人は恐らく、年収・知名度といったわかりやすい指標がないと仕事選びなんかできないという人も多くいると思います。そういう人は恐らく仕事の面白さややりがいの部分に触れる量が圧倒的に足りていないのではないでしょうか。これまで仕事のことなど考えてこなかった人が大学三年生になっていきなり「どんな仕事がしたいか?」さらに言うなれば「これからの人生で何を成し遂げたいか」と聞かれても何も浮かばないのはある意味当然です。そういう人はunistyleのようなサイトを一通り読んでみたり、合同企業説明会に参加して世の中にどんな仕事があるのか触れてみることから始める必要があるかもしれません。やりたい仕事は見つからないかもしれませんが、やりたくない仕事は見つけることができるかもしれません。やりたくない仕事を見つける為にも多くの情報に触れることは大切です。量質転化の法則という言葉があるように、作業の質を高めるためにはまずは一定の量をこなすことが肝心です。量を確保して初めて、「~~はやってもあまり成果が出ないな」「〇〇と××はまとめて行った方が効率的だな」といった質を語ることができるのではないでしょうか。引用:早くに行動する分、多くの情報に触れることができるので、やってみたい・やりたくない仕事の取捨選択ができるようになります。そうした取捨選択ができるようになるためにも、就職活動は早くからするべきだと耳にタコができるくらい言われているのかもしれません。年収360万円は大げさだけど3割減ぐらいは十分ありえるこんな現実的ではない仮定に意味はないから考えたくないという人もいるかもしれませんが、年収360万円は大げさだとしても、3割減ぐらいなら十分にありえます。総合商社に関して言っても、そもそも商社冬の時代には、総合商社の給与はここまで高くありませんでした。今でこそ1000万円を大きく超える社員の平均給与ですが900万円だった時代もあるようです。(参考:東洋経済オンライン|過去15年の給料「激増」「激減」企業はここだ!)ちなみにサラリーマン全体の平均給与は下がり続けており、今より全体の平均給与が高かった時代に総合商社の給与はもっと低かったのです。今後も資源価格の下落や中国景気の減速などにより、現在投資している案件が焦げ付き、商社冬の時代に戻ってしまう可能性はゼロではありません。東芝やシャープのような企業、朝日新聞のような企業は10年前までは人気企業でした。こういった企業もちょっとしたきっかけでブランド・年収は下落してしまうものです。90年代にはエリートが就職するものだった長銀は破綻してしまっています。今、勝ち組の業界が今後も勝ち続けるわけではありません。特にグローバル化が進み、技術の進歩も著しい現代においては勝ち組企業・負け組企業のサイクルがはやまっていると考えられます。また、さらに企業にぶら下がるのではなく個人の力で生きていくという風潮が強くなっていくのではないでしょうか。就活生にも人気な典型的大企業であるメガバンクでも以下のような動きがあることから、真の安定が「組織」ではなく「個人」の能力に起因していく流れは今後も加速していくと考えられるでしょう。引用:そうであるならば、不安定な「今の」勝ち組に乗るよりも、自分が本当にやりたい仕事、高いモチベーションを持って取り組める仕事は何かに向き合うべきではないでしょうか。受験では取り敢えず東大、就活では外銀、外コン、総合商社、入社してからは海外MBA取得して出世もしくはキャリアアップの転職を目指し続けるっていう他人のモノサシでいいと言われる人生歩み続けるのはかなり大変そう。どっかのタイミングで自分のモノサシと他人のモノサシの折り合いつけたいね。—KotaroHiguchi(@happytarou0228)February12,2017最後に年収や知名度ももちろん重要な要素であり、無視すべきと言っているわけではありません。特に複数企業から内定をもらった上では、年収・知名度・待遇などを複合的に考えて、自分のファーストキャリアを選ぶことになるでしょう。どうしても多くの人が年収や知名度の部分に目が行き過ぎて他のことが考えられなくなっているため、このように考えてみてはという提案として書いてみました。少しでも思い当たる節があるなという方はぜひ一度立ち止まって考えてみてください。【参考記事】・・・・・ 29,330 views
トヨタ王国を支える重臣”トヨタ御三家(デンソー・アイシン精機・豊田自動織機)”を徹底解剖します トヨタ王国を支える重臣”トヨタ御三家(デンソー・アイシン精機・豊田自動織機)”を徹底解剖します こんにちは、20卒の慶應生です。唐突ですが、以前トヨタ自動車と愛知県の就職活動ということで、次のようなコラム記事を書かせていただきました。筆者は高校時代までの18年間を愛知県で過ごし、大学生になるにあたって東京に引っ越してくることになった経緯を経ています。(中略)本記事では私の体験した愛知県の不思議なトヨタ神話を少し掘り下げてみようと思います参考:毎日赤味噌を食べていかないと生きていけないくらいの生粋の愛知県民である筆者は、もちろん就職活動ではトヨタ系列を受験し内々定を獲得することもできました。前回の記事では、主にトヨタ自動車とそれにまつわるキーワードを紹介させていただきました。そこで、第二弾である本記事では、トヨタ王国の当主であるトヨタ自動車を支えるサプライヤーに着目して話を進めていきたいと思います。余談にはなりますが、これほどトヨタに煩い筆者ですが、最終的には進路をIT企業へと進めています。そこら辺の経緯は以下の記事にまとめましたので、ぜひご一読していただけたらと思います。本記事の構成やっぱりトヨタは最強だったTier1(トヨタ御三家)を徹底解剖する三◯商事?住◯商事?世界の中心はトヨタでしょさいごにやっぱりトヨタは最強だった2020年度の3月期上半期の決算は、米中貿易摩擦、円高の影響などの向かい風の影響もあり、国内製造業へ大きなダメージを与えました。しかし、国内の製造業が苦しんでいる中で、トヨタ自動車は前年同期比4.2%増の売上・2.6%増の当期純利益を叩き出していました。なぜ、国内製造業が疲弊する中でトヨタは黒字を叩きだすことができたのでしょうか。トヨタ王国を支えるトヨタ系列企業に、その鍵が隠されています。Tier1,Tier2Tier1(ティアワン)という言葉を聞いたことがあるでしょうか。ティア1とは(Tier1)とは、一次請けという意味があり、自動車業界では完成車メーカーに直接部品を供給するメーカーのことを指します参考:ELITENetworkもっと端的に説明すると、完成車に部品を納入するサプライヤーのことを”Tier”と表現します。完成車メーカーをトップに据えると、一次下請けがTier1、二次下請けがTier2、3次下請けがTier3といった階層構造になります。次の図をイメージしていただけたらと思います。ドイツのボッシュやコンチネンタルなどが世界的サプライヤーとして有名ですが、トヨタはTier1,Tier2の企業を主に自社グループを中心としたサプライヤーから構成しています。そうしたトヨタを中心とした自社グループの事を”トヨタグループ”と言います。参考に、トヨタグループの主なサプライヤーを下にまとめてみました(これでもまだグループのごく一部の企業です)。【トヨタグループ概要】・(株)豊田自動織機:紡績機会・自動車物流事業など・愛知製鋼(株):鋼材・電磁品の製造など・ジェイテクト(株):工作機械・自動車用部品の製造・販売など・トヨタ車体(株):乗用車・商用車・特殊車のボディーの製造・アイシン精機(株):自動車部品・住宅整備機器・エネルギー機器・福祉機器の製造販売・(株)デンソー:各種自動車用品・電装用品・空調設備・電気機械器具の製造販売など・トヨタ紡織(株):自動車用内装製品・紡績製品などの製造販売など・(株)豊田中央研究所:総合技術の開発など・豊田合成(株):ゴム・プラスチック・ウレタン製品・半導体・その他製造販売参考:同一グループの強みを考えるボッシュやコンチネンタルなどの外部サプライヤーに頼らず、グループ内サプライヤーを利用するのはグループ内サプライヤーを利用した方がトヨタにとってなんらかのメリットがあるからでしょう。※トヨタは100%グループ会社から部品を調達しているわけではありませんグループ内サプライヤーを利用するメリットは、大きく分けて2つあると考えられます。自社グループサプライヤーの強み①:取引コストの削減②:グループとしての一体感①:取引コストの削減取引コストとは経済取引を行うときに発生するコストである。参考:Wikipedia経済系の学部生にとってはお馴染みの単語であると思われる”取引コスト”。特定の会社と取引をするための交渉コストや、約束を破らないかを監視する監査コスト、そもそもの取引相手を探すための探索コストをまとめて『取引コスト』といいます。トヨタの場合、サプライヤーの殆どがグループ企業ですから、探索コストや裏切りを危惧して監査コストをかける必要もありません(万が一にでも、トヨタを裏切るなんて行為は恐らく誰もできないでしょう)。納入する部品にはもちろんそれらの取引コストが上乗せされた金額で取引されます。トヨタはグループ内で取引をすることで取引コストなど、可能な限り余分なコストをカットし、その分利益を出す事ができます。②:グループとしての一体感Softbankの孫正義会長がITをキーワードにした『SoftbankVisionFund』を掲げ、共に情報革命を目指すグループ作りに力を入れていますが、トヨタグループも「社会・地球の持続可能な発展への貢献」というトヨタ基本理念の基、経営しています。スケールが全然違いますが、皆さんもサークルやゼミ、もっと遡れば部活動や体育祭などでグループとして一体感を持つメリットというのは体感したことがあると思います。今回のトヨタの黒字も、サプライヤーには負担が掛かりますが徹底的に原価を削減することによって乗り切ったのではないかと言われています。原価を削減するということはもちろんですが、サプライヤーの売上にとってはマイナスになってしまいます。それでも、トヨタが潰れてしまった場合には、一番の取引先がなくなってしまい自社の倒産の危険性も生じてしまいます。もちろん、トヨタが好機の場合は同様にサプライヤーも儲かるシステムになっているので、多少身を削ってでもグループの大黒柱のトヨタ本社は守るといった形をとっているのでしょう。Tier1(トヨタ御三家)を徹底解剖するトヨタの下請け(というと怒られるので関連会社と言いましょう)の凄い所は、1つのグループ会社であることに加えて、サプライヤー単体で世界No.1を取れる企業であるということです。unistyleでは、NTTや総合商社の会社毎の違いを紹介する記事はありますが、トヨタグループのTier1を紹介する凝った記事は他社含めなかなか目にすることはないと思います。そこで、今回はTier1の主要3社に絞り各企業の詳細、及び社風などを紹介していきたいと思います。(社風などに関してはあくまでOB訪問や選考を通した主観になりますのでご了承ください)なお、今回紹介するデンソー、アイシン精機、豊田自動織機の3社はあわせてトヨタ御三家と呼ばれています。デンソーアイシン精機豊田自動織機デンソートヨタが潰れてもデンソーは潰れないと言われているほど、トヨタグループ内でも異色の存在がデンソーになります。デンソーの基本プロフィール【正式名称】株式会社デンソー【主力製品】熱機器関連、電気機器、電子機器、QRコード【売上に占めるトヨタ率】46.3%(2019年度)【企業HP】デンソー株式会社HPデンソーはもともとトヨタ自動車の赤字部署であった電装部が独立し、「日本電装株式会社」としてスタートしました。不動のトヨタNo.2の企業ですが、トヨタ〇〇といったトヨタの名前は付していません(設立時にはまだ社会的信頼がなく、トヨタの信頼を潰させないためトヨタの名前を与えなかったとも言われています)。参考:デンソー2019年度3月期決算資料売上に占めるトヨタの割合が45%とトヨタグループ内で比較的低いため、グループ内では独立系と称されています。また、名前が電装であることからも、電子部品関連に強く、近年ではMaaSやIoT事業にも特に力を入れています。独立系であり、かつ、次世代を担うIoTやMaaSに力を入れている点などが、トヨタは潰れてもデンソーは潰れないと言われる所以なのかもしれません。社風(OB訪問人数4人)・新卒1年目〜10年目程トヨタのNo.2であることもありグループ内でも一目置かれている存在ですが、実際にお会いする社員の方々も相当の切れ者の集まりでした。というのも、デンソーは比較的若手の内から世界の名だたる自動車メーカーを相手にしなければならないことが多いため、日々成長していかなければならないからということでした。「ウチは国内シェア1位とか側から見れば凄い企業かもしれなけど、それがずっと続く事はなくて、だからこそ『どう生き残って行くのか』、デンソーにできることを常に考えていかなくちゃいけないんだよね」との言葉が印象的でした。そのため、トヨタグループの御三家の一角としてのデンソーよりも、ボッシュやコンチネンタルなどのようにあくまで一つの世界的メーカーであるという印象を受けました。アイシン精機アイシン精機よりもグループ会社のアイシンAWの方が目にすることが多いかもしれません。なお、2021年にアイシン精機本体とアイシンAWの吸収合併が発表されています。アイシン精機の基本プロフィール【正式名称】アイシン精機株式会社【主力製品】ブレーキシステム、トランスミッション、GPSカーナビゲーションなど【売上に占めるトヨタの割合】56%(2019年度)【企業HP】アイシン精機HP自動車部品以外にも広く商品展開をしており、意外かもしれませんが、シャワートイレやベッドのASLEEP、ミシンなどのテレビでお馴染みの商品もアイシン精機の商品になります(車好きな方にはFR10速オートマチックトランスミッションを製造している会社というイメージかもしれませんね)。アイシン精機は、各事業部が成長し独立できると判断した場合、分社化するという特徴があるため、トヨタグループとは別に、アイシングループを構成しています。参考:アイシン精機アイシングループ主要13社参考:アイシン精機2019年度3月期決算資料売上構成比の50%近くがトヨタ自動車関連であることから、比較的トヨタへの依存度が高い企業であると判断することができます。トヨタ以外のメーカーだと、日産・ホンダ・マツダ、海外のメーカーだとフォード・GM・ルノーを始めとした世界的企業に商品を納入しています。単純な部品だけのサプライヤーは多く存在しますが、生活用品やエネルギー関連など広く商品を提供している点がアイシン精機の強みの一つと言えるでしょう。社風(OB訪問人数1人)・5年目(位の社員でした)「うちはトヨタグループとしての意識もあるけど『アイシングループとしての意識』の方が強いかな?」担当していただいた方が経理部出身であり、グループ全体の財務を管理していた経験からかもしれませんが、トヨタグループとしてのアイシン精機よりも、アイシングループとしてのアイシン精機という意識に驚かされました。確かに、インターンシップでもトヨタグループを担う一角であるという説明こそありましたが、アイシングループとしてどのような経営を行なっているのか、グループとしての展望などに注力していました。そのため、デンソー同様、トヨタグループの1角であることに加えアイシングループの筆頭としての顔も持っている企業として認知しておくべきでしょう。豊田自動織機トヨタ自動車の源流とも言える企業が豊田自動織機です。もともと、トヨタ自動車はこの豊田自動織機の自動車部門が分社独立したものとなっています。名前に織機とあるように、今でも自動車部品だけではなく繊維機械を製造しているメーカーでもあります。豊田自動織機のプロフィール【正式名称】株式会社豊田自動織機【主力製品】自動車車両、エンジン、産業車両、繊維機械など【トヨタ自動車株保有率】8.28%(銀行を除いた筆頭株主)【企業HP】豊田自動織機HPトヨタ自動車に対する売上の割合が公表されていませんでしたので、代わりに株式の保有率を提示しました。トヨタの源流であるが故でしょうか、銀行を除いた中では筆頭株主として君臨しています。参考:豊田自動織機部門別売上高の推移他の御三家との大きな違いは完成車を製造している点でしょう。トヨタのクロスオーバーSUVとして人気を博しているRAV4の製造は豊田自動織機が担っています。また、売上の60%強を占める産業車両の製品の1つであるフォークリフトは、トヨタL&Fの名で世界No.1シェアを獲得しています。(ちなみにL&Fに配属が決まった場合、フォークリフトの免許を取らされるようです)社風(OB訪問4人)・5年目〜20年目やはりトヨタの源流であるだけあり、どこか固いイメージを抱いてしまいますが、決してそういった訳ではなく、面接、OB訪問含め非常に温かい人が多い印象でした。とはいえ、デンソーが独立系としてのプライド、アイシンがアイシングループとしての繋がりに重きを置いている反面、一番『トヨタ』の名前と切っても切れない関係にあると感じたのも自動織機の特徴です。トヨタブランドの完成車・フォークリフトを製造していたり、何より企業名に『トヨタ』というブランドを付している分、他の2社と比較すると一番トヨタとの繋がりを重んじているように感じられました。そう聞いてしまうと保守的な企業という印象を持ってしまいそうになりますが、世界シェアNo.1の製品を3つ自社ブランドとして持ち、フォーブスの「世界で最も賞賛される企業」の自動車部門で1位を獲得したりと、自動車業界での『豊田自動織機』というブランドは、確固たる地位を築いています。三○商事?住○商事?世界の中心はトヨタでしょ?2015年はトップがトヨタ自動車で、次いで航空会社が占めていました。しかし、2019年になると、圏外であった公務員がトップ2を占めました。トヨタ自動車は公務員に次いで3位となっています。参考:結婚したい人の勤め先ランキングの結果では、トヨタ自動車は下がりはしましたが、変わらず高い人気を誇っています。とはいえ、この調査のボリューム層が40代なので、「トヨタに勤めている人が素敵!」の様なロマンチックさよりかは「トヨタなら安定じゃね?」のような現実感を感じますが…そうはいってもやはり、就活でも恋愛市場(?)でも世間一般でもトヨタの人気・信頼度は絶大です。それはトヨタ自動車に限らずデンソー・アイシン精機・豊田自動織機などトヨタ系列でも同様のことが言えます。(一説によると、トヨタ系列に勤めているだけでローンが組みやすくなったり、家が借りやすくなったりとか…それだけ信頼度が高いのですね)トヨタ・公務員・金融私の所属する慶應義塾大学では『総合商社・外コン・金融』が高い人気を誇っており、そこに内定する人=勝ち組といった構図が成り立っています。何が勝ち組とかいった議論は正解がないので今回はあまり深く述べませんが、多くの学生が『総合商社・外コン・金融』に対してプラスのイメージを持っていることは間違いないでしょう。それが愛知県の場合、『トヨタ(系列含む)・公務員・金融』へと構造を変えます。人によっては総合商社の名前はつゆ知らず、少し大げさですがトヨタこそ世界の中心と信じている人もいます。また、この場合のトヨタは大本のトヨタ自動車だけでなく、御三家を含めたトヨタ系列企業全てを指して”トヨタ”と言っています。なんでそっちなの?×2上記の記事の最後に触れさせていただきましたが、私自身、御三家の1つとIT企業との間で悩み、最後はIT企業を選択しました。私のこの進路選択についての他者評価は両極端になっており、東京の友人の「まぁ妥当な選択だよね」に対し、地元の友人は「なんで⁉️知名度とか福利厚生とか的にも絶対〇〇(御三家の1つ)でしょ⁉なんで⁉️(2回目)」となっていました。とはいえ、もし御三家を選ぶ選択をしていたのであれば、東京の友人に逆に「なんで⁉知名度とか福利厚生とか的にも△△(IT企業)でしょ⁉」と言われていたと思います。何度地元の友人には考え直せって言われたかわかりませんが、この一件を通して改めて愛知県内での”トヨタブランド”の絶大的な人気・信頼度を垣間見ることができました。トヨタは全国区なので納得ですが、グループ企業の愛知県内での信頼・人気は愛知県ならではでしょう。内定先のIT企業は結婚したいランキングには入ってこないので少し後悔してたりしてなかったり・・・。さいごに以前の記事では、トヨタ自動車と愛知県の関係性について論じ、本記事ではトヨタ王国を形成する御三家の紹介をさせていただきました。メーカーを見ていると、どうしてもトヨタや日産などの完成車メーカーばかりに目がいってしまいがちです。確かに、デンソー・アイシン精機・豊田自動織機の名前はトヨタ自動車のネームバリューと比較したら劣ってしまう部分もあるかもしれません。ですが、上記3社はサプライヤーとしてだけでなく1つのメーカーとして世界を渡り合っていける程の力を有している大企業になります。またサプライヤーは、完成車メーカーの価値を決めることができる唯一の業界でもあります。本記事を通してもし御三家やトヨタグループに興味を持った方はぜひ受けてみてるのはいかがでしょうか。なお、志望する業界や企業をどのように決めた良いか悩んでいるという就活生には就職エージェントneoがおすすめです。アドバイザーからは、選考対策だけでなく業界選びなど一人一人に合った就活全般のアドバイスを受けることができます。少しでも興味があるという方は、下記の画像をクリックしてサービスを利用してみてください。【選考対策】・トヨタ自動車の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから・デンソーの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから・アイシン精機の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから・豊田自動織機の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから【参考】・・・・ 182,232 views
【22卒本選考】4月にエントリー締切を迎える大手企業一覧|約50社の情報を締切日順に掲載 【22卒本選考】4月にエントリー締切を迎える大手企業一覧|約50社の情報を締切日順に掲載 3月も後半に差し掛かりましたが、皆さん就活の調子はいかがでしょうか?3月1日に日系大手を中心とした各社の本選考情報が一斉解禁され、エントリー締切に追われている方も多いのではないかと思います。ところで先日、unistyleでは以下のような記事を公開しました。そこで本記事では、先日公開した3月中旬~下旬の締切情報に続き、"4月にエントリー締切を迎える大手企業"をまとめてご紹介します。締切順に約50社の情報を掲載し、本記事からそのままエントリーページに遷移することも可能となっていますので、今後のスケジュール管理にお役立ていただければと思います。注意点情報の精度には最大限注意していますが、本記事の掲載情報には誤りがある可能性があります。新型コロナウイルス等の影響で選考内容に変更があるかもしれないため、本記事の掲載情報だけでなく、必ず"各社から発表されている一次情報"を確認していただくようお願い致します。4月に本選考のエントリー締切を迎える企業※締切日順に掲載4/1(木)締切の企業丸紅ユニ・チャーム※ペットケア製造技術職コース4/2(金)締切の企業デンソー村田製作所三菱電機テレビ東京4/4(日)締切の企業JFEスチールKDDIJETRO(日本貿易振興機構)4/5(月)締切の企業凸版印刷東京地下鉄(東京メトロ)東京建物日本郵船4/6(火)締切の企業資生堂関西電力4/7(水)締切の企業IBMタカラトミー4/8(木)締切の企業本田技研工業(ホンダ)ユニ・チャーム※営業職コース/マーケティング職コース/法務職コース4/9(金)締切の企業三菱UFJ銀行双日※総合職信越化学工業4/11(日)締切の企業ベネッセコーポレーション(Benesse)JR東海(東海旅客鉄道)※アソシエイト職三菱UFJ信託銀行4/12(月)締切の企業国際石油開発帝石(INPEX)エーザイ横浜銀行東京ガス4/13(火)締切の企業メタルワンJR東海(東海旅客鉄道)※総合職運輸系統4/14(水)締切の企業日本政策投資銀行(DBJ)北陸電力積水化学工業第一生命4/15(木)締切の企業明治安田生命保険4/16(金)締切の企業国際協力銀行(JBIC)朝日新聞社あいおいニッセイ同和損害保険三菱自動車工業4/18(日)締切の企業三菱UFJ信託銀行伊藤忠商事4/19(月)締切の企業商船三井NHKソニー(SONY)JR東海(東海旅客鉄道)※プロフェッショナル職大学卒運輸系統4/20(火)締切の企業読売新聞東京本社4/22(木)締切の企業長瀬産業4/25(日)締切の企業住友生命全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)4/27(火)締切の企業双日※事務職4/30(金)締切の企業トヨタ自動車4月にエントリー締切を迎える大手企業一覧本記事のポイント以降の会員限定コンテンツでは、各社のエントリー締切日・募集職種に加え、"本記事からのマイページ登録・各社の企業研究ページへの遷移"が可能となっています。まだ会員登録をされていない方は会員登録をしていただき、本記事をより効果的に活用して下さい。丸紅◆エントリー締切2021年4月1日(木)23:59◆募集コース総合職CareerVision採用本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら◆募集コース総合職No.1採用本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら◆募集コース総合職新卒オープン採用本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら丸紅の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちらユニ・チャーム◆エントリー締切2021年4月1日(木)23:59◆募集職種ペットケア製造技術職コース※理系の方のみ本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちらユニ・チャームの企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちらデンソー◆エントリー締切4/2(金)23:59◆募集職種事務系総合職本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちらデンソーの企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら村田製作所◆エントリー締切2021/4/2(金)23:59◆募集職種総合職技術系(自由応募/博士後期課程)本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら村田製作所の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら三菱電機◆エントリー締切(第二回募集期間)4月2日(金)◆募集職種事務系総合職本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら三菱電機の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちらテレビ東京◆エントリー締切2021年4月2日(金)23:59◆募集職種総合職本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちらテレビ東京の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちらJFEスチール◆エントリー締切(第2回締切)4月4日(日)◆募集職種事務系技術系本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちらJFEスチールの企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちらKDDI◆エントリー締切三次締切:2021年4月4日(日)四次締切:2021年5月23日(日)◆募集コースWillコースOpenコース本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちらKDDIの企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちらJETRO(日本貿易振興機構)◆エントリー締切4月4日(日)23:59◆募集職種総合職本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちらJETRO(日本貿易振興機構)の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら凸版印刷◆エントリー締切4月5日(月)AM9:00◆募集職種企画職本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら◆募集職種営業・事務職(通常コース/専門コース)※関東地区(東京)→その他の選考地区は締切日が異なりますので、詳細は下記のリンクからご確認ください。本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら凸版印刷の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら東京地下鉄(東京メトロ)◆エントリー締切4/5(月)正午◆募集職種エキスパート職本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら東京地下鉄(東京メトロ)の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら東京建物◆エントリー締切4月5日(月)◆募集コース夏・冬インターンシップ参加者向け総合職早期選考本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら東京建物の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら日本郵船◆エントリー締切2021年4月5日(月)23:59◆募集職種海上職(機関士/航海士自社養成)本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら日本郵船の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら資生堂◆エントリー締切4月6日(火)15:00◆募集職種事業所限定職(工場採用)本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら資生堂の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら関西電力◆エントリー締切(二次締切)4月6日(火)23:59◆募集職種総合職技術系(自由応募)本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら関西電力の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちらIBM◆エントリー締切2021年4月7日(水)正午◆募集職種Technology・SecurityITスペシャリスト本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら◆募集職種GBS・ITスペシャリスト・デザイナー本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら◆募集職種TSDL・データサイエンティスト本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちらIBMの企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちらタカラトミー◆エントリー締切4月7日(水)◆募集職種総合職・管理系総合職(グループ4社の合同募集)→タカラトミー、タカラトミーアーツ、トミーテック、タカラトミーマーケティング技術系総合職→タカラトミーのみ本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちらタカラトミーの企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら本田技研工業(ホンダ)◆エントリー締切4月8日(木)11:00◆募集職種技術系本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら本田技研工業(ホンダ)の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちらユニ・チャーム◆エントリー締切2021年4月8日(木)23:59◆募集職種文理問わず・営業職コース・マーケティング職コース関連専攻の方のみ・法務職コース本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちらユニ・チャームの企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら三菱UFJ銀行◆エントリー締切<一次締切>4月9日(金)午前9:00<二次締切>5月14日(金)午前9:00◆募集職種ビジネス・スペシャリスト職ビジネス・スペシャリスト職(インターナショナルコース)本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら三菱UFJ銀行の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら双日◆エントリー締切2021年4月9日(金)15:00◆募集職種総合職6月本選考本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら双日の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら信越化学工業◆エントリー締切4月9日(金)※郵送必着◆募集職種事務系職種本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら信越化学工業の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちらベネッセコーポレーション(Benesse)◆エントリー締切4月11日(日)21:00本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちらベネッセコーポレーション(Benesse)の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちらJR東海(東海旅客鉄道)◆エントリー締切4月11日(日)◆募集職種アソシエイト職本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちらJR東海(東海旅客鉄道)の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら三菱UFJ信託銀行◆エントリー締切2021年4月11日(日)◆募集職種配属特定採用(全国・地域特定コース共通)・アクチュアリー・ファンドマネージャー・システム/デジタル本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら三菱UFJ信託銀行の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら国際石油開発帝石(INPEX)◆エントリー締切2021年4月12日(月)AM10:59◆募集職種グローバルスタッフ事務本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら国際石油開発帝石(INPEX)の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちらエーザイ◆エントリー締切4/12(月)正午12:00◆募集職種データアナリスト職本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら◆募集職種生産管理・技術職本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら◆募集職種MR職本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちらエーザイの企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら横浜銀行◆エントリー締切【総合職】2次締切:2021年4月12日(月)17:003次締切:2021年5月10日(月)17:00【カスタマーサービス職】1次締切:2021年4月12日(月)17:002次締切:2021年5月10日(月)17:00◆募集職種総合職カスタマーサービス職本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら横浜銀行の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら東京ガス◆エントリー締切4月12日(月)23:59◆募集職種文系職理系職本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら東京ガスの企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちらメタルワン◆エントリー締切【一次締切】4月13日(火)12:00【二次締切】4月30日(金)12:00◆募集職種B職(総合職)本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちらメタルワンの企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちらJR東海(東海旅客鉄道)◆エントリー締切(2次締切)4月13日(火)◆募集職種総合職運輸系統本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちらJR東海(東海旅客鉄道)の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら日本政策投資銀行(DBJ)◆エントリー締切【業務職】4月14日(水)12:00【総合職】二次締切4月7日(水)12:00三次締切7月1日(木)12:00◆募集職種業務職総合職本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら日本政策投資銀行(DBJ)の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら北陸電力◆エントリー締切(二次締切)4月14日(水)◆募集職種事務職技術職本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら北陸電力の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら積水化学工業◆エントリー締切4月14日(水)23時59分◆募集職種(事務系職種)環境・ライフライン高機能プラスチックスコーポレート本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら積水化学工業の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら第一生命◆エントリー締切4月14日(水)23:59◆募集職種基幹総合職(A型)オープンコース本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら第一生命の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら明治安田生命保険◆エントリー締切4月15日(木)23:59◆募集職種総合職(地域型)・careerV・careerW・careerA本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら明治安田生命保険の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら国際協力銀行(JBIC)◆エントリー締切2021年4月16日(金)10:00◆募集職種総合職本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら国際協力銀行(JBIC)の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら朝日新聞社◆エントリー締切Webエントリーシート:2021年4月16日(金)正午提出作品:2021年4月16日(金)郵送必着◆募集職種グラフィックデザイナー本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら朝日新聞社の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちらあいおいニッセイ同和損害保険◆エントリー締切2021年4月16日(金)13:00◆募集職種あんしん24専任社員コース本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちらあいおいニッセイ同和損害保険の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら三菱自動車工業◆エントリー締切(2次締切)4月16日(金)17:00◆募集職種事務系本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら三菱自動車工業の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら三菱UFJ信託銀行◆エントリー締切第1回締切:2021年4月18日(日)第2回締切:2021年5月16日(日)◆募集職種一般採用・地域特定コース本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら三菱UFJ信託銀行の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら伊藤忠商事◆エントリー締切4月18日(日)23:59◆募集職種事務職本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら伊藤忠商事の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら商船三井◆エントリー締切第一次締切4月19日(火)12:00最終締切4月30日(金)12:00◆募集職種陸上総合職(事務系)本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら商船三井の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちらNHK◆エントリー締切2021年4月19日(月)午後2時◆募集職種全国職員地域職員本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちらNHKの企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちらソニー(SONY)◆エントリー締切4月19日(月)15:00◆募集形式(技術系・事務系)4社合同募集・ソニー株式会社・ソニーグループ株式会社・株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント・ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちらソニー(SONY)の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちらJR東海(東海旅客鉄道)◆エントリー締切<1次締切>4月19日(月)<2次締切>5月21日(金)◆募集職種プロフェッショナル職大学卒運輸系統本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちらJR東海(東海旅客鉄道)の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら読売新聞東京本社◆エントリー締切4月20日(火)※郵送必着◆募集職種記者職(春選考)本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら読売新聞東京本社の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら長瀬産業◆エントリー締切(2次締切)4月22日(木)23:59◆募集職種総合職本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら長瀬産業の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら住友生命◆エントリー締切①東京地区:3/15(月)~4/25(日)②大阪地区:3/15(月)~5/16(日)③支社:順次公開◆募集職種ビジネスキャリア職本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら住友生命の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)◆エントリー締切2021年4月25日◆募集職種全国域総合職引受審査職本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら双日◆エントリー締切2021年4月27日(火)15:00◆募集職種事務職本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら双日の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちらトヨタ自動車◆エントリー締切4月30日(金)23:59◆募集職種技術職本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちらトヨタ自動車の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちらまとめ本記事では、"4月にエントリー締切を迎える大手企業"を締切日順にまとめました。本記事を参考に志望企業のエントリー締切日を管理し、「効率的なエントリー・自身の就活スケジュール設計」に役立てていただければと思います。→unistyleオリジナルの「本選考エントリー企業管理シート」になります。Excel版とスプレッドシート版がありますので、ご自身の用途に応じてそれぞれ活用していただき、エントリー管理に役立ててもらえればと思います。また、unistyleでは業界別にLINEオープンチャットグループを運営しています。匿名で様々な就活生と情報交換をすることができるという便利な機能になりますので、"最新の選考状況や選考結果連絡の有無等をリアルタイムで確認したい"という方は、ぜひご活用ください。→unistyleでは、22卒就活生向けに計30個グループのグループを運営し、9万人を超える就活生にご参加いただいています(3/16時点での数値)。上記記事に各グループの参加用URLを掲載していますので、興味のある方は記事からご参加ください。本記事では4月の締切情報を掲載していますが、今後も各月ごとに締切情報を公開していく予定です。まだ会員登録を済ませていないという方は、以下から早めに会員登録をしていただき、本サイトを有効的に役立ててもらえればと思います。 32,351 views

現在ES掲載数

77,808

すべて見れる

上に戻る

会員登録・ログインして全てのコンテンツを見る

無料会員登録