23卒最速公開!3/1~3/20締切の大手企業本選考一覧 -約60社掲載-

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最終更新日:2023年09月25日

23卒最速公開!3/1~3/20締切の大手企業本選考一覧 -約60社掲載-

2022年も3月に入り、23卒就活生の就職活動が解禁されるとともに、多くの企業が23卒向け本選考のエントリー情報を開示しています。

そこでこれから忙しさが増していく23卒就活生に向け、unistyle編集部が総力を挙げ「各社の本選考エントリー締切情報」を収集して本記事にまとめました。

第1弾の本記事は"3月上旬・中旬(3/1~3/20)にエントリー締切を迎える本選考情報"になります。

本記事の注意点

情報の精度には最大限注意していますが、本記事の掲載情報には誤りがある可能性があります。新型コロナウイルス等の影響で選考内容に変更があるかもしれないため、本記事の掲載情報だけでなく、必ず"各社から発表されている一次情報"を確認していただくようお願い致します。

3月上旬・中旬(3/1~3/20)の締切企業一覧 ※締切日順に掲載

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【エントリーはこちらから】3月上旬・中旬の締切企業一覧

3月の締切情報

本記事を読む前に

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日本ロレアル

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最後に

3/1に就職活動が解禁されたばかりですが、多くの大手企業が3月中に本選考のエントリー締切を迎えます。

本記事を参考に、自身の志望企業の本選考のエントリー締切を管理し、「効率的なエントリー・自身の就活スケジュール設計」に役立てていただければと思います。

【本選考のエントリー解禁前に準備必須】企業管理シートをお配りします!
→unistyleオリジナルの「エントリー企業管理シート」になります。スプレッドシートをダウンロードするだけで使用できますので、ぜひご活用ください。

また、unistyleでは23卒就活生向けにLINEオープンチャットグループを運営しています。

匿名で様々な就活生と情報交換をすることができるという便利な機能になりますので、"最新の選考状況や選考結果連絡の有無等をリアルタイムで確認したい"という方は、ぜひご活用ください。

就活生の利用者数累計40万人!LINEオープンチャットを紹介-25卒・26卒向け-
→unistyleでは23卒就活生向けに就活用グループを運営しています。上記記事に各グループの参加用URLを掲載していますので、興味のある方は記事からご参加ください。

さらにunistyleでは、今後も23卒就活生向けに「本選考のエントリー締切情報」を公開していく予定です。

unistyleでは、各社の本選考情報を日々更新しています。最新の締切情報を見たい方はこちらからご確認ください。

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誰しもが通るキャリアの悩み。ISID若手女性社員3名が描く今と未来。 誰しもが通るキャリアの悩み。ISID若手女性社員3名が描く今と未来。 本記事は電通国際情報サービスのPR記事になります。※2024年1月1日より電通総研に社名変更しています。2023年12月31日迄に掲載した記事では電通国際情報サービス(ISID)表記となっております。昔も今も変わらず就活生が企業を選ぶときに重要視する項目として、仕事へのやりがいや給与の高さなどとともに挙げられるのが働きやすさである。実際に下記の23卒就活生向けのアンケート結果でも、「企業を選ぶ上で最も重要視するポイントは?」という質問に4割の就活生が働きやすさと答えており、ダントツの1位を獲得している。【参照】【23卒の就活生の企業選びの軸】1位は「働きやすさ」、しかし「働きやすい企業の探し方が分からない」と答えた就活生は78%と課題あり(株式会社L100)また、働きやすさに直結する働き方に関しては男性よりも女性の方が重視する傾向があり、特に社内の雰囲気や結婚後の働き方はその傾向が顕著に出ている。【参照】就活生の「企業の魅力と働き方」に関する意識調査アンケート【2021年卒版】(人事ZINE)しかし、働きやすさを重視している就活生が多くいる一方、それらの定義は曖昧であり、「働きやすい企業を見つけたいけど、どのように探せばいいのかよく分からない。」という就活生も多いはずである。だからこそ、自分にとっての働きやすさとは何かを定義付け、各々の働きやすさを実現できる環境がある企業こそが働きやすい企業と言えるのではないだろうか。そんな中、裁量の大きさ・希望を実現できる環境・キャリアの多様性・自然体な雰囲気・人の良さなど、各々の働きやすさを実現している国内有数の大手システムインテグレーター(SIer)が存在する。その企業とは株式会社電通国際情報サービス(以下、ISIDと表記)である。ISIDは社員ごとに異なる働きやすさをなぜ実現できるのか、そしてその働きやすさの根底にあるものとはいったい何なのか。unistyle編集部はそんな疑問を探るべく、ISIDで働く入社3年目の稲井さん、入社5年目の中嶋さん、入社7年目の西村さんという女性社員3名にお話を伺った。働きやすさに留まらず、女性社員だからこその働き方やキャリア観まで、ありのままの姿や悩みを対談形式で聞いていきたいと思う。こんな就活生にオススメ・働きやすさを就職活動の軸としている就活生・女性ならではの働き方やキャリアに悩みを抱いている就活生・「人の良さ」を就職活動の軸としている就活生・IT業界やSIer業界に興味のある就活生目次今回取材をした3名の社員のプロフィール「裁量の大きさ」と「希望を実現できる環境」、働く中で感じた自社の魅力とは各ステークホルダーからの感謝の言葉が仕事のやりがい、それぞれが思う印象に残っているエピソードISIDでは十人十色のキャリアを実現できる。3年目・5年目・7年目の今だからこそ感じるキャリアの悩みと変遷「ISIDは働きやすい」、3人が口をそろえて語る働きやすさの根源ISIDの魅力は人の良さと言われる所以-本音で語る入社前後のギャップ-取材後記(就活生へのメッセージ)今回取材をした3名の社員のプロフィール西村香那(にしむらかな)さん2016年4月に新卒でISIDに入社。情報理工学科出身だったこともあり、IT・情報系の企業を中心に就活を進める中でISIDの「人の良さ」、そして「自然体な雰囲気」に惹かれて入社を決断。金融ソリューション事業部に配属され、技術職としてシステム開発に関わる。技術職での開発と並行して、入社時点から関心のあったデザイン関連の作業にも携わり、2019年からUXデザインを行うチームと兼務を開始、システム開発からUXデザインに軸足を移す。2021年より新設されたUXデザインセンターに加わり、金融だけでなく、幅広いお客さまや自社製品の開発などにUXデザイナーとして携わる。システムやサービスの画面だけでなく、それを使いたくなるユーザの状態から使った後に実現したいユーザの状態までをデザインし、よりよいサービス・システム構築に取り組んでいる。中嶋澪奈(なかじまみおな)さん2018年4月に新卒でISIDに入社。最先端の技術を用いてモノづくりをし、自分の作ったもので人から感謝される点を魅力に感じてIT業界を志望する。選考中に出会った社員の人柄に惹かれて入社を決断。金融ソリューション事業部に配属されて以降、技術職として地域金融機関向け融資支援パッケージシステム「BANK・R」の案件に携わっている。複数のエンハンス(※)・新規導入案件のプロジェクトマネージャー(以下、PMと表記)を経験し、現在はセールスや保守も含めて幅広い業務を担当している。入社前から希望していた「お客様と近い立場」での仕事において、社内外の人と信頼関係を築けていると感じることにやりがいを実感し、日々取り組んでいる。※エンハンスとは、高める、強める、促進する、強化する、向上させる、などの意味を持つ英単語。ITの分野では、製品やシステムの機能追加や性能向上のことを意味する場合が多い。【引用】IT用語辞典e-Words稲井可那子(いないかなこ)さん2020年4月に新卒でISIDに入社。海洋学部出身だったことから、将来的に未だアナログな側面の大きい海洋業界をITの力を用いて発展させたいという想いを抱く。同時期に電通・ISID・双日の3社共同で、マグロの品質判定を行う画像解析AIシステム「TUNASCOPE」の実証実験を実施、というニュースを見て、「この会社なら自身の想いを実現できる」と感じて入社を決断。コミュニケーションIT事業部に技術職として配属され、配属直後から現在まで公共系システム構築案件に携わっている。お客様と密な関係性を築き、公共系特有のスピード感ある立ち上げが実現できるように取り組んでいる。また、お客様の運用改善となるような新しい機能の提案も積極的に行い、使い続けたいと思っていただけるようなシステムの構築を心掛けている。「裁量の大きさ」と「希望を実現できる環境」、働く中で感じた自社の魅力とは__まずは働く中で感じる貴社の魅力を教えてください。中嶋さん:私は入社当初から今まで一貫してPMをしていますが、若いうちから裁量の大きな仕事を与える環境があり、かつ自由に任せていただけることが魅力だと思います。とは言え単に裁量が大きいだけでなく、しっかりとサポートしてくれる方や相談に乗っていただける方が周りにいるため、安心して仕事に取り組むことができています。また、自立している社員が多いことも魅力だと思います。上述した内容にも紐づきますが、若いうちから裁量の大きな仕事を任せていただけるからこそ、自立している社員が多いのかなと思います。稲井さん:「これはこうした方がもっと良くなるんじゃないですか?」など、提案や意見を言いやすい環境が魅力だと思います。私のような3年目の若手社員の意見にも真摯に耳を傾けてくれ、その提案が根拠さえ通っていれば「とりあえずやってみようか!」と背中を押してくださる雰囲気を感じます。私が1年目の時の配属当初、「新人教育をもっと丁寧にした方がいいのでは?」と一つ上の先輩方が提言してくださり、私の代から新人教育が手厚くなったという事例がありました。【参考】CrossTalk:新人の新人による新人のための研修へリニューアル!朝会改善プロジェクトの裏側に迫る┗新人教育の具体的な事例はこちらの記事をご覧ください。その翌年、私の代が2年目になった時は教わったことをブラッシュアップして今度は新人教育をする側になり、その翌年には私たちが教育した代が新人を教育し…といったような形で現在もその系譜は繋がっています。このように若手でも提案や意見を言うことができ、一定の規模感と社員数を誇りながらもそれをスムーズに実現できる風土はISIDならではだと思います。西村さん:自分のやりたいことを実現できる環境が魅力だと思います。私は元々開発やPMという業務を担当していましたが、2,3年目の頃からUXデザインに興味を持ち、主の業務にしたいと思うようになりました。その時にデザイナーの方に話を聞きにいったり、当時の部長に自身の想いを伝え、4年目の時にUXデザイナーにジョブチェンジしました。デザインの勉強は多少していたものの、特段デザイン経験があった訳ではなく、いきなり異動というのは難しいと思っていたのですが、そこを任せていただけたのは本当にありがたかったです。このように「これがやりたいから異動したいです!」といった希望は言いやすく、かつそういった意思を汲み取って任せてくれる環境は非常に魅力的だと思います。「やりたいです!」という想いさえあれば機会を与える環境がISIDにはある__4年目の時に異動・ジョブチェンジされたということですが、そういった社員の方は多いのでしょうか?西村さん:結構多いんじゃないかなと思いますね。自身の希望を第一優先にしていただけるため、もちろん異動せずにずっと同じ職種・部署にいる社員の方も多くいますが、私のように自分の意思で異動を希望する社員の方も少なくありません。やはり「やりたいです!」という意見を上司等に相談しやすく、かつ上司も前向きに考えてくださるがゆえのことかなと思いますし、仮に知見・経験等がなくても社員の意思を第一優先にしてくださる風土は本当に好きな部分です。各ステークホルダーからの感謝の言葉が仕事のやりがい、それぞれが思う印象に残っているエピソード__仕事のやりがいと印象に残っているエピソードを教えてください。稲井さん:お客様から「これ良かったよ!」とお褒めの言葉を頂ける瞬間がやりがいに感じます。今年からPMを担当している案件があるのですが、その中で初めて導入した機能がありました。私はPMの経験も浅いですし、初めての導入ということで見落としやミス等がないか非常に不安だったのですが、最終的にはそれを導入したことでお客様の業務が改善され、「導入して本当に良かったです!」というお褒めの言葉を頂きました。さらに「今回の新機能の導入に満足したから是非他の事業にも追加してほしい!」というお話も頂けました。感謝の言葉を頂けたことも嬉しかったですが、こういう風に仕事って繋がっていくんだなということも身をもって実感することができ、仕事冥利に尽きる経験になりました。西村さん:私はUXデザイナーであるため、実際にエンドユーザから意見を頂いたり感謝される機会が多く、それがやりがいに感じます。あとは、努力をしてきたことが実を結ぶ瞬間も嬉しいですね。私はグラフィック等の経験がない状態で入社しているため、デザインスキルでは美大出身の先輩には到底及びません。ただそこで諦めてはいけないと思い、弟子入りする勢いで製作した案をレビュー依頼するということを繰り返し、最終的に自分が製作したアウトプットが要因で案件を獲得できたことが印象に残っています。本当に嬉しく努力して良かったなと思いましたし、こんな自分をサポートしてくれる先輩がいる環境に今でも感謝しています。中嶋さん:社内外の人から感謝されたり認められ、信頼関係を築けたと実感できる瞬間がやりがいに感じます。印象に残っているのは、1年という長期にわたって携わった「パッケージの新規導入案件」です。私はそのプロジェクトでPMを担当していたのですが、要件の調整だったりお客様との意見の食い違いなどが度々あり、当初は中々スムーズにプロジェクトが進みませんでした。ただ、密にコミュニケーションを重ねる中で徐々に信頼関係を築くことができ、最終的にそのプロジェクトを無事遂行することができました。その際、お客様から「今回はパッケージの導入だったけど、今度はエンハンスをやろうと考えている。その時は是非中嶋さんにお願いしたいです!」という感謝の言葉を頂けました。正直大変なことも多かったのですが、入社当初から自分の作ったもので人から感謝されたいという気持ちがありましたので、それが叶ったこの経験は現在でも印象に残っています。ISIDでは十人十色のキャリアを実現できる。3年目・5年目・7年目の今だからこそ感じるキャリアの悩みと変遷__それぞれ年次も異なるかと思いますが、現在のキャリアの悩み、そしてキャリア観で変遷がありましたら教えてください。【入社3年目】成長実感と未熟さ双方を痛感する中、日々実直に業務に取り組む稲井さん:「自分も先輩のようになれるのかな…」という漠然とした不安があります。私は現在、小規模な案件ながらもPMという立場を任せていただけています。日々仕事に取り組む中で「成長したな」と感じる場面もありますが、先輩方の姿を見ると「自分はまだまだだな」と思う日の方が圧倒的に多いです。また、弊社は3年目から4年目に上がるタイミングで役職が変わり、予算管理といったお金周りのことにも目を向けなければいけなくなります。そのため、来年からはより裁量が増えながらもプロジェクトを円滑に進めなければならない反面、まだまだ先輩には遠く及ばないことも多々あります。とは言え、後輩が新たに入ってくるので自分も独り立ちする必要があるといったように漠然と来年が不安です。ただ、先輩方は皆そういった経験を通ってきたはずですし、そのような環境があることに感謝して今後も日々業務に取り組んでいきたいと思います。【5年目】今後のキャリアを見つけるヒントを得る場としての女性コミュニティ中嶋さん:今後のキャリアをどうしていきたいかが今最大の悩みです笑。私は入社から現在まで同一の部署に所属しているのですが、1,2年目の時はとりあえず一通りの仕事を自分で回せるようになりたいと思い、与えられた業務に日々取り組んでいました。その後、経験と知見を重ねていく中で、「新規ビジネスの開拓をやってみたい」とか「UI/UXデザイン等の新たな職種に挑戦してみたい」と考えた瞬間もあったのですが、結果的に自分が本当にやりたいことはまだ見つけることができていません。ジョブローテーションの機会もあるのですが、どの部署や職種に進みたいといった明確な希望がないため、それが今一番の悩みになります。ただ、社内の女性コミュニティに参加し、先輩方の話や自分と全く異なる仕事をしている方のお話を度々聞く中で、今後のキャリアを見つけていきたいと思っています。__社内に女性のコミュニティがあるとのことですが、具体的に教えていただいてもよろしいでしょうか?AmbitiousWorkshopという人事主催の施策があり、そこでは自己内省や参加者同士の対話を通じて自分らしいキャリアを見つめなおすことができます。挙手制での参加になるので、同じような悩みや不安を持ったメンバーやこれからのキャリアを考えていきたいと意気込むメンバーが集まって対話を重ねていくうちに、様々な視点を得られました。講義でのインプットと実践でのアウトプットはもちろん、座談会も開催され、年次や事業部も全く異なる女性メンバーと考えや悩みを共有・相談しあう場も設けられています。やはり年次や部署が異なる方とお話させていただくと新たな発見がありますし、これから自分が本当にやりたいことを見つけるヒントも得られると考えていますので、こういった場は本当にありがたいなと実感しています。【7年目】私の強みって一体何?自分だからこそ提供できる価値を追求していく西村さん:7年目というある程度経験を積んできたからこそ、「私の強みって結局何だっけ…?」という不安は日々抱いています。私はジョブチェンジをして現在はUXデザイナーとして働いていますが、やはり美大卒の方々にはグラフィックスキル等では到底叶いません。もちろんそういった方々に少しでも追いつこうと頑張ってはいますが、私だからこそできる価値提供って何だろうという悩みに苛まれた時期もありました。ただ、私はシステム開発に携わった経験がありますので、開発経験を活かしたデザイナーになろうと現在は考えています。弊社のデザイナーは基本的に開発チームの方と共に動くのですが、言語の違い等で意思疎通が困難になってしまう場合が珍しくありません。そういった場面で私が両者の間に立ち、いわゆる潤滑油の働きをしながらプロジェクトを進めることができるような人になりたいと思っています。入社前に描いていたものとは異なるキャリア。そんな中でも新たなキャリアを構築できる環境がISIDにはある__就活生の時にも将来のキャリアを考える機会はあったかと思いますが、当時描いていたものと現在で何か違いはありますか?中嶋さん:正直にお伝えしますと、就活生の時も現在も明確なキャリアは描けていません。ただ、自身がやりがいを感じる瞬間が「人から感謝されたり相手と信頼関係を築けた時」というのは昔も今も変わっていないため、お客様と近い立場で仕事ができるPMは自分に合っているんじゃないかなと思っています。稲井さん:就活生の時もPMをやりたいと思っていましたが、当時は何となく「5年目くらいから任せていただけるのかな」と想像していました。ただ、想像していたよりも早く実際には3年目から任せていただいていますので、そういった意味ではギャップがありましたね。西村さん:私は180°変わりました。就活生当時は漠然と周りから感謝される仕事がしたいという気持ちしかなく、まさかデザイナーになるとは当時は微塵も考えていませんでした。ただ、入社時とキャリア観が変化したという方は周りにも沢山いますし、そういった方でも新たなキャリアを構築できる環境は十二分に揃っていますので、そういった点もISIDの魅力と言えるのではないかなと思います。__西村さんは入社後にキャリア観が変わり、ご自身で手を上げて異動をされたとのことですが、そういった社員の意思を汲み取る風土はあると実感されますか?西村さん:自分自身の想いや希望を言いやすい環境はあると思います。一例ですが、「今いる部署だとやりたいことができない」といった声を上司が拾ってくださり、「あの部署ならできるかもよ!面白いことをやっているよ!」といった提案をしてくださる機会があります。もちろん案件の規模やタイミング次第ではありますが、基本的には上司を含めた周りの方が前向きに考えてくださるので、その点は本当にありがたいです。「ISIDは働きやすい」、3人が口をそろえて語る働きやすさの根源__実際の働き方や一日のスケジュールを教えてください。西村さん:私は10時~11時くらいに始業し、打ち合わせやデザイナーの業務、そして時にはデザインの勉強もして19時くらいに終業するといったスケジュールが基本です。弊社にはコアタイムがないので、社員一人一人に応じた働き方ができます。リモート勤務と出社勤務も基本的には自由に選択できるため、自分の都合通りにスケジュールを組めるのは非常にありがたいです。中嶋さん:私はPMなので、一日のスケジュールはその日の打ち合わせ次第という感じです。私の周りの話で言うと、比較的規模の小さな案件を複数兼ねるといった方が多く、各案件の進捗等に応じて臨機応変に調整することができるため、予定は組みやすいと感じています。稲井さん:お二人と同じく、本当に自由にスケジュールを組むことができます。一日の流れで言いますと、朝一で今日一日やる業務をまとめ、メールチェック等をしながら優先度の高いものから順番に対応していくといった場合が多いです。そして最後に翌日やらなければならない業務をまとめ、一日が終わるという感じですね。__働きやすさというものは実感しますか?西村さん:働きやすいと感じますし、それは何でも言いやすい環境があるというのが大きいのではないかと思います。担当案件の話はもちろんのこと、私であれば異動といった大きな相談から今後のキャリアの話まで、誰にでも相談しやすい環境・雰囲気は日頃から感じます。稲井さん:私は2020年入社であり、いわゆるコロナ世代としてISIDに入社しました。当時はいきなりのリモート勤務に不安も多々あったのですが、その際のOJTの先輩がリモートだからこそ毎日連絡をくれて私のことを気にかけてくれたり、ささいなことでもビデオ通話を繋いでくれたりと、今考えると色々と気を遣ってくださっていたんだなと感じます。もちろんそのOJTの先輩に限らず、同じグループの先輩方も皆そういった風に気に掛けてくださいました。現在もリモート勤務がメインなのですが、出社のタイミングが合えば積極的に話しかけてくださりますし、業務以外のことでもざっくばらんに会話しますので、周りの方の人柄という意味で働きやすさを感じています。社員同士での助け合いが日常。「女性だから」や「子供がいるから」を感じさせないことがISIDの働きやすさ__女性の方ですとライフイベントを踏まえた働き方を考える機会もあるかと思います。女性だからこそ感じる良さや大変さはありますか?西村さん:逆に「女性だから」みたいな雰囲気を感じさせないのが弊社の良いところだと思います。人事評価等もそうですが、本当にフラットな目線で評価してくださいますし、実際に女性ならではのことを感じる場面は本当に少ないと思います。稲井さん:先輩社員の中にもお子さんがいる方はいますが、お子さんが急に風邪を引いたりしてしまい、急遽仕事を休まなければならない場面は往々にしてあります。そういった場合でも、周りの社員が当たり前のようにサポートする体制がありますし、上司にも言いやすい雰囲気は感じます。もちろんママさん社員に限らずパパさん社員の方も同様です。つい先日も「子供のお迎えに行くので一旦抜けます!」というチャットが送られてきました。そういった状況でも社員同士で助け合う雰囲気はありますし、非常に温かい雰囲気を日々実感しています。中嶋さん:社員同士で助け合う風土は感じます。一方で女性ならではの将来への不安もあるのは正直なところです。やはりどうしても役職が上がるにつれて仕事の規模や裁量が大きくなるため、自分が実際にそういった立場になった時に子育てとの両立ができるのかなという漠然とした不安はあります。もちろん子育てをしながらバリバリ働いていらっしゃる方も大勢いらっしゃるのですが、そういった意味でも今後のキャリアについて悩む機会はあります。ただ、先ほどもお話したワークショップ等で仕事と子育てを両立している方にお話を伺い、そういった先輩方の意見も聞きながら今後のキャリアを考えていければいいかなと思っています。ISIDの魅力は人の良さと言われる所以-本音で語る入社前後のギャップ-__入社前や1年目の時と現在を比べた際、何かギャップ等はあったりしましたか?中嶋さん:入社前から「ISIDは人が良い」と感じていましたが、それは現在でも変わりありません。私は弊社の「人の良さ」を上辺で話さず、納得するまで話してくださるという風に定義づけているのですが、社内外問わずそういった雰囲気は感じます。あとギャップというと少し語弊があるかもしれませんが、思ったよりも自由にできる環境があるというのは感じています。良い意味でやることさえやっていれば何も言われないですし、そういった姿勢を評価してくださる制度は整っていますので、その点は良いギャップだったなと思います。西村さん:就活生の頃に弊社の説明会やセミナーへ参加した際、「就活生向けに魅力的な社員の方を多く出演させているんだろう」と正直考えていました。しかし実際に入社してみるとそんなことはなく、出会う方全員が非常に魅力的な方であり、良い意味で裏切られたのを今でも覚えています。そんなISIDの人の良さは話すのが好きな人が多いことが起因していると考えています。話すことが好きだと必然的に社内外問わずコミュニケーションも円滑になりますし、良好な雰囲気も醸成されやすいと思いますので、それはISIDの特色ではないかなと思います。取材後記(就活生へのメッセージ)先進的な情報技術をベースに、アイディアとクリエーティビティを掛け合わせたユニークなIT専門家集団として成長を続けてきた株式会社電通国際情報サービス(ISID)。今回は入社3年目でPMを務めている稲井さん、入社5年目でPMを務めている中嶋さん、入社7年目でUXデザイナーを務めている西村さんの女性社員3名の方にお話を伺いました。__今さらなのですが、3名は直接お会いするのは本日が初めてなんですよね?全くそのような雰囲気を感じさせず、日頃から一緒に働いているのかと思うくらい良い雰囲気だと感じました。西村さん:私はこの中で最も社歴が長いのですが、会社全体としてこういった雰囲気があると思います。良い意味で社員同士がフレンドリーで、新規プロジェクトでの最初の顔合わせ等の場でもすぐに打ち解け、良い関係性を築きながら仕事に取り組むことができています。__では、最後に何か就活生向けにメッセージがありましたらお願いします。中嶋さん:私は就活をしていたとき、ISIDの様々なイベントに足を運んで沢山の社員の方にお会いさせていただいたのですが、出会う方皆さん共通して良い人だなというのを感じていました。そのため、弊社に少しでも興味を持っていただいた就活生は是非一度何かしらのイベントに足を運んでいただき、直接社員に会ってほしいと思います。稲井さん:選考に進んでいただいた方に関しては、無駄に気張らず、自分らしさを出すのが良いと思います。弊社の面接時、私はITに関することを話さずに大学時代に学んでいた海洋の話をずっと話していたのですが、当時の面接官の方が「一生懸命に取り組んでいる海洋のことが本当に大好きなんだなということが伝わってきて、そういう姿勢が良かったよ!」ということをお話してくださいました。弊社は人や物事に対する想いや自分がやってきたこと(やっていること)への誇りという観点を重視しているので、「私の良さや魅力を見てください!」という姿勢で選考に臨んでいただければと思います。そんな働きやすさと人の良さが魅力であるISIDは現在24卒向けのエントリー募集を開始しています。本記事を通じて同社に興味を持った就活生は、下記の応募フォームから是非エントリーしてみてください。選考への応募はこちらから【関連記事】┗ISIDの研修について探るべく、新入社員研修担当者と2022年新卒社員2名にインタビューをした記事になります。┗ISIDのHCM事業部内で実施している新人教育プログラム「POSITIVEアカデミー」に携わる3名の社員にインタビューした記事になります。 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ザッカーバーグ・スティーブジョブズが大学生に語る『人生の生き方』 ザッカーバーグ・スティーブジョブズが大学生に語る『人生の生き方』 Facebook、iPhoneなど、21世紀を代表するサービスやプロダクトを生み出してきた現代の偉人たちがこれからの時代を担う学生たちに様々な言葉を贈っています。今回は現代の偉人たちが大学の卒業スピーチで語った内容から彼らが見据える未来について考察していきます。現代の偉人たちの卒業式スピーチマーク・ザッカーバーグかの有名なハーバード大学卒業式でのスピーチです。テーマは、『世界に「目的感」を持ってもらうための3つの方法』。卒業生と10歳も離れてない立場から"僕ら世代の責任"という切り口でのスピーチは当時世界で大きな反響を呼びました。以下にポイントをまとめて解説していきます。私たちの世代のミッションは、「”誰もが”目的感を人生の中で持てる世界を創り出すこと」である。「目的」とは、・一人ひとりが、小さな自分以上の何かの一部だと感じられる感覚のこと・自分が必要とされ、そしてより良い未来のために日々頑張っていると感じられる感覚のことであり、「目的」こそが本当の幸福感をつくるもの。●世界に「目的感」を持ってもらうための3つの方法①一緒に大きくて意味のあるプロジェクトについて語ること②”平等性”を再定義して誰もがその目的に参加する自由を持てるようにすること③世界規模のコミュニティを創り出すこと①一緒に大きくて意味のあるプロジェクトについて語ること今が「私たちの世代の課題」に取り組むべき時である。具体的には、・数百万人の人々をソーラーパネルの製造と設置に巻き込み、気候変動問題を止める・すべての病気についてボランティアを募って彼らのヘルスデータと遺伝子データを集める等大きなプロジェクトは、その仕事をやった人たちに生きる目的を与えるだけでなく、国全体に、「私達は偉大なことができる」というプライドを与える。「進歩」を実現するためだけでなく、多くの人のための「目的」を創り出すために、これらの課題に取り組むべきである。②”平等性”を再定義して誰もがその目的に参加する自由を持てるようにすること今はすべての人が”起業家”である。プロジェクトを始めるのでも、役割を探していようと、他のことでも。起業家文化は、多くの新しいアイデアを簡単に試せるようになっている時に栄える。フェイスブックの前にザッカーバーグはゲーム・チャットシステム・スタディツール・音楽プレイヤーなど数多くのものを作り、失敗してきた。大きな成功は「失敗する自由」によって生まれる。だからこそ失敗者が身動きできなくなったり、汚名を着せられて社会的に抹殺されたりしない社会が必要。そして、あらゆる人にその目的を追う自由を与えることはタダではできない。富を得ることになるだろう人間がコストを支払わなくてはならない。より多くの人がそれぞれの目的を追求できたら、社会全体がよくなるから、そのためにやる。*活動例ザッカーバーグと妻のプリシラは、チャン・ザッカーバーグ・イニシアティブを始めて、財産を機会均等の推進のために使用している。③コミュニティを作ることでみんなに「目的感」を与える・世界規模の課題解決のためにはグローバルコミュニティレベルでの協力関係が必要ミレニアル世代は「繋がっている時代」に育ってきた。ミレニアル世代に、自分たちのアイデンティティを問うと、最も多い回答は「世界市民」だという調査結果がある。今目前にある問題は、都市単位や国単位でなく、グローバルコミュニティレベルでの協力関係が必要な課題である。私たちの世代は、グローバルな協力によって貧困や病気を終わらせることができる世代である。・ローカルコミュニティの再構築がグローバルレベルで変化を生む最初のステップ不安定な時代であるため、世界中にグローバリズムに取り残されたと感じている人たちがいる。ホームグラウンドでの人生に満足を感じられていない時、世界のどこか他の場所の人たちのことまで考えるのは難しい。だからこそ最善の対処法は、ローカルなコミュニティを立て直すこと。コミュニティは、・自分がより大きな何かの一員であることを、そして一人でないことを教えてくれる・帰属の安心感が自分の可能性を押し広げる強さを得ることができるしかしこの10年であらゆる社会グループが4分の1も減少した。変化はローカルに始まり、グローバルな変化も最初は小さく始まる。コミュニティを創り出すことであらゆる人が、自分の人生に目的感を感じられる世界を創り出すことができるかどうかに、僕らの最大の課題が実現できるかどうかはかかっている。【全文記事はこちらから】【全文】マーク・ザッカーバーグがハーバード大で語った「人生に目的が必要なわけ」ザッカーバーグのスピーチから、アメリカの大学生と日本の大学生の間で異なる点を何点か取り上げたいと思います。①日本で目的感を持てている人は多くないこのスピーチでは自分自身が目的をもって生きていくことは当たり前であり、全ての人がそのような目的感を持って生きていける社会を作らなければならないと主張されています。しかし、やりたいこと・なりたい姿など自分自身の「目的」自体をまだ見つけられていない就活生は多いでしょう。就活において自己分析を通して過去を振り返り、「働く目的」をしっかりと定義しましょう。自己分析については以下の記事も参考にしてください。【参考記事】②帰属する組織に対する心持ちの違いスピーチでは自分以上の大きさのものに所属していることで自分の可能性を広げる強さを持てると説いています。これは所属する組織・コミュニティに自分自身の存在意義を感じている場合に言えることです。日本社会では「会社の歯車になりたくない」という声にもあるように、多くの日本人が会社に働かされている感覚を持っています。そのため、自分以上の大きな組織はプライドを保つステータスか、時間と労力を搾取される場という認識になってしまいます。・働くことを楽しめている人が少ないという課題存在意義を自ら定義し、納得して組織に属すことで働くことが楽しくなります。しかし、日本人の6%しか働くことに楽しさを感じられていないという統計結果があります。これは国単位での大きな課題と言えます。では6%の楽しめている人はどのように考えて働いているのか。関連するインタビューがありますので参考にしてください。【参考記事】スティーブ・ジョブズアップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏は多くの印象的な言葉を残しています。中でもアメリカのスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチは、自らの生い立ちから始まり闘病生活まで、人生観を余すところなく語り、伝説となっています。スピーチのテーマは、『人生で最も大切な3つのこと』。以下にポイントをまとめて解説していきます。①点と点をつなげるということ・リード大学の退学とアップルの美しいフォントの繋がり経済的に通うことが厳しくなり、退学を決めたことで、興味もない授業を受ける必要がなくなった。そして、全米でおそらくもっとも優れたカリグラフの講義を受けることができた。その知識をすべて、マックに注ぎ込んだ。大学であの講義がなかったら、マックには多様なフォントや字間調整機能も入っていなかったでしょう。将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせることはできず、後からつなぎ合わせることしかできない。だから、いまやっていることがいずれ人生のどこかでつながって実を結ぶだろうと信じるしかない。②愛と敗北・アップルを追われるという一番苦く、一番尊い経験アップルを創業したのは二十歳のとき、10年後には売上高20億ドル、社員数4000人を超える会社に成長。しかし30歳になったときに、アップルから解雇された。1カ月くらいは呆然とし、このまま逃げ出してしまおうかとさえ思っていた。しかし、自分が打ち込んできたことが、やはり大好きだったので、ゆっくりと何か希望がわいてきた。会社を発展させるという重圧は、もう一度挑戦者になるという身軽さにとってかわり、アップルを離れたことで、人生でもっとも創造的な時期を迎えることができた。その後NeXTという会社を起業し、ピクサーも立ち上げ。ピクサーは世界初のコンピューターを使ったアニメーション映画「トイ・ストーリー」を製作することになり、思いがけないことに、アップルがNeXTを買収し、アップルに舞い戻ることに。最悪のできごとに見舞われても、信念を失わないこと。自分の仕事を愛してやまなかったからこそ、前進し続けられた。やりがいを感じることができるただ一つの方法は、すばらしい仕事だと心底思えることをやること。偉大なことをやり抜くただ一つの道は、仕事を愛すること。好きなことがまだ見つからないなら、探し続けなくてはいけない。決して立ち止まってはいけない。本当にやりたいことが見つかった時には、不思議と自分でもすぐに分かるはず。③死について・癌の宣告で気づいた人生の時間の有限さ「もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしていたことをするだろうか」と33年間、鏡に映る自分に問いかけるようにしている。「違う」という答えが何日も続くようなら、ちょっと生き方を見直せということ。1年前、私はがんと診断された。その経験をしたからこそ、自分は死ぬのだと思い出すことが、敗北する不安にとらわれない最良の方法だと自信をもっていえる。あなた方の時間は限られている。何より大事なのは、自分の心と直感に従う勇気を持つこと。ハングリーであれ。愚か者であれ。【全文記事はこちらから】「ハングリーであれ。愚か者であれ」ジョブズ氏スピーチ全訳スティーブ・ジョブズのスピーチでは人生において重要な3つのことが語られています。3つの項目に共通して込められているメッセージは、「自分のやりたいことを信じてやり通すべきだ」ということでしょう。このスピーチは「感動するスピーチ」として10年以上たった今でもメディアで取り上げられ、語り継がれています。ジョブズのスピーチは聴衆にとって明快な構成となっており、その構成も賞賛されています。具体的には、冒頭でメッセージを端的に伝え、その後時系列順にジョブズ自身の人生について語っています。そして「ハングリーであれ。愚か者であれ。」という小説の一句で締めくくっています。起承転結の構成は面接などでも重要になる項目です。自己PRや志望動機の構成が改善されるだけで相手への伝わり方は変わってきます。是非動画でもスピーチを観て参考にしてみてください。最後にいかがでしょうか。21世紀を代表する会社の創業者たちが大学生におくった言葉は本質的であり、視座が非常に高いものでした。自分自身が心からやりたいと思うことを探求すること、そして誰もが目的を持って世界をより良くするための挑戦ができる社会を創ること、どちらも簡単なことではありません。ただ、世界のトップが考えていることを知るだけでも世の中の流れへの理解は深まります。「雲の上の存在」と捉えず、彼らのアウトプットを積極的に吸収しましょう。 10,832 views
【業界研究|プラントエンジニアリング編】特徴・魅力・代表企業を解説 【業界研究|プラントエンジニアリング編】特徴・魅力・代表企業を解説 こんにちは。プラントエンジニアリング業界内々定のTと申します。今回は、就職を控えている学生の皆様に「プラントエンジニアリング業界」について紹介します。私のことを簡単に自己紹介すると、「地方国立大学理系院生・自由応募・TOEIC500点・非留学・英語しゃべれない・非体育会系」という、ごく「普通」な学生です。スペックなんかぜんぜん高くありません。内々定先はプラントエンジニアリング専業三社(日揮・千代田化工建設・東洋エンジニアリング)の中の1社です。就職活動中は上記3社とメーカー、広告代理店を受けていました。今回は私自身の経験を元に"プラントエンジニアリング業界の業界研究に役立つ情報"を提供したいと思います。本記事の構成プラントエンジニアリング業界を志望したきっかけプラントエンジニアリング業界とはプラントエンジニアリング業界で働くメリットプラントエンジニアリング業界大手3社とその特徴∟日揮∟千代田化工建設∟東洋エンジニアリング最後にプラントエンジニアリング業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介プラントエンジニアリング業界を志望したきっかけこの業界を知ったきっかけは、大学で開催された就職活動説明会で日揮内定者の先輩と話をしたことがきっかけでした。他にも多くの企業を見たのですが、一番仕事をアツく語っていた点が印象に残り、興味が湧いて業界を調べ始めました。時期はかなり遅く就職活動開始前の11月くらいからです。もともと好奇心が強い割に飽き症であるため、学生時代は研究以外にも幅広い活動に手を出していました。その中でも団体運営など組織を通じて新しい事を企画し、遂行し、結果を残すという一連の仕組みをマネージメントすることにやりがいを感じていました。また、イベントを開催した際、自らの企画が多くの人々に貢献することにも感動を覚え、仕事でもその達成感を味わいたいなと思っていました。こういった背景から「組織やチームで取り組み一つのプロジェクトを達成し、多くの人へ貢献できる(影響する)仕事」に関わり、受注産業であり「工学技術を集結させたカスタマイズ型の仕事」であるため、プラントエンジニアリング業界を志望しようと考えました。プラントエンジニアリング業界とは就職活動生にとってこの業界はマイナーだと思うので、簡単に説明します。プラントエンジニアリング会社の仕事は、簡単にいうと「海外で工場を作る」仕事です。エネルギー(原子力・LNG・ガスなど)・化学・製薬・鉄製製・水処理施設など「工場」とよばれるものは何でも作っていると思えば大丈夫です。顧客は「国や化学メーカー、オイルメジャー」などの大きな組織が相手です。参考:国際石油開発帝石(INPEX)のESと採用HPから考えるINPEXの求める人材-国際石油開発帝石(INPEX)選考対策-就職活動テクニック-→資源開発の大手であるINPEX。プロジェクト事例からINPEXの求める人材を考察し、ES(エントリーシート)で書くべき内容を解説しています。参考資料として内定者のES回答集も載せてありますので是非ご覧下さい。プラントエンジニアリング業界で働くメリット実はこの業界って就職活動生が求めるものが多い業界なんですよ。メリットを簡単にあげると、次の通りになります。確実に海外で働ける!事業規模のスケールがデカイ!給料が高い!ロマン!(地図に残るものを作る)スキルがつく(はず!)それでは、上記の5つのメリットを一つずつ解説していきます。確実に海外で働ける!これは保証します。基本的に日本国内では工場を作ることはほぼなく、発展途上国を中心とした「何もない僻地」で働くことになります。各企業も海外売上比率7割以上、赴任・出張は当たり前の世界です。この点は商社マンと似ています。嫌でも海外に行かされます。事業規模のスケールがデカイ!工場を作るビジネスモデルであるため、地球上で一番デカイ商品を売ることになります。そのため、受注額も1000億円以上だったりと、スケールのデカイ仕事にかかわることができます。給料が高い!給料の話は大事なのでします。年収ラボで見ても平均年収1000万円弱の企業が多く(少なくとも上記の3社はそれくらい貰うそうです。)、この業界の特色として海外手当てが多い点があげられます。若いうちから頻繁に海外(それも比較的危険なエリア)に行くため、手当てがつけられ給料は高くなります。OB訪問で話した先輩によれば、海外1年間で3年分の年収を稼いだらしいです。また、部署によれば勤続年数の半分以上を海外で過ごす人も多いので、給料は自然と高くなります。ロマン!(地図に残るものを作る)やりがいについて話したいと思います。私がこの業界に興味をもったきっかけは「何もない砂漠やジャングルに1万人の人間、10万点の部品を集わせ、グーグルマップ上に載せる」というロマンを感じたことからでした。また、発展途上国に貢献・社会基盤を支えるという人の生活に必要な食料・水・エネルギーの全てに関わる社会貢献度の大きさに魅力を感じました。スキルがつく(はず!)働いてないのでまだわかりませんが、よく学生さんの考える「成長」という面でも満たす点が多い業界だと思います。◆語学力社内外に外国人が多いためメール・文書・会議は一人でも外国人がいると英語です。必然的に英語を使う環境です。また、現場にいけば現地語も交えて労働者と協力しないといけないので、語学力は高くなります。◆タフさ体力的・精神的にかなりきつい業界です。現地の労働者と一緒に汗臭く泥臭く油まみれになって仕事をします。そして海外では週6、6時〜24時まで働きっぱなしが当たり前、宗教・文化・商習慣を受け入れながら仕事をするためカルチャーショックの連続です。多くの人がタフになるそうです。◆コミュニケーション能力この業界の仕事は長い期間で時間管理もままならない外国の方と納期どおりに仕事をしないといけません。そのためマメな情報共有が必要不可欠です。グローバルレベルのコミュニケーション能力は身につくでしょう。参考:総合商社内定を蹴ってエネルギー業界に就職をした理由と納得できる志望動機→何故総合商社の内定を蹴りエネルギー業界へ就職したのか?理系大学院生のインタビューを掲載しています。参考:海外出張への思いを語る東洋エンジニアリング内定者の回答プラントエンジニアリング業界大手3社とその特徴ここでは、"プラントエンジニアリング業界には実際どのような企業が属しているのか"、そして"各企業の特徴"を紹介していきます。今回は「日揮・千代田化工建設・東洋エンジニアリング」の業界大手3社を取り上げ、それぞれ紹介していきます。日揮石油・天然ガスプラントを建設するエンジニアリング業界の国内最大手企業が"日揮"です。日揮は売上の80%以上を海外で占め、最近では、2018年にベトナムで同国最大級のメガソーラー建設プロジェクトを受注しています。また、世界の30%のLNGプラントは日揮が建設したものとなっています。(2018年時点)エンジニアリング業界の国内最大手企業売上の80%以上を海外で占めているより詳細に「日揮」の企業研究を行いたい方は、こちらからご覧ください。千代田化工建設「日揮・東洋エンジニアリング」と並び、"エンジニアリング御三家"と呼ばれている企業が"千代田化工建設"になります。世界中でプラントを建設し、「40ヵ国以上」で建設をした実績があるなど、世界ブランドとしても揺ぎ無い地位を確立しています。また、「LNGの製造プラント」においては、"48%という驚異的な世界シェア"を誇っています。日揮・東洋エンジニアリングと並ぶ「エンジニアリング御三家」「LNGの製造プラント」においては圧倒的な世界シェアを誇るより詳細に「千代田化工建設」の企業研究を行いたい方は、こちらからご覧ください。東洋エンジニアリング"東洋エンジニアリング"の事業内容は、「資源・エネルギー・石油・ガスから鉄道・発電などのインフラ設備」まで多岐に渡ります。その中でも特に「生産設備の設計・管理を行うプラントエンジニアリング」に強みを持っています。海外にも複数の拠点を持っており、ビジョンである“GlobalLeadingEngineeringPartner”を追求しています。業内容は、「資源・エネルギー・石油・ガス・インフラ設備」まで多岐に渡る「生産設備の設計・管理を行うプラントエンジニアリング」に強みを持っているより詳細に「東洋エンジニアリング」の企業研究を行いたい方は、こちらからご覧ください。最後にこのコラムを読んで「プラントエンジニアリング業界」に興味を持ってくれた人がいれば幸いです。多くの学生が求める「海外でデカイ仕事したい」とか「社会に貢献したい」とか満たす点が多い業界だと思います。また、総合商社を蹴って入社する人も少なくなく、知る人ぞ知る業界です。日揮のアルジェリアでの事件のようなカントリーリスクが伴う業界ですが、同じ仕事は二度となく、毎回国も工場の種類も変わる刺激的な業界です。私はこの業界特有の「現場との距離の近さ」が最後の決め手でした。やっぱり頭も使って体も動かして、さまざまな立場の人と一緒に文化祭みたいな達成感を味わいたいと思いました。少しでも共感する点があれば将来のキャリアの選択肢として選ぶことをオススメします。関連記事プラントエンジニアリング業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介unistyleでは業界別のLINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。実際にプラントエンジニアリング業界志望者向けグループでも選考や企業に関するトークが活発に交わされています。下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。 196,649 views
内定者の逆質問は真似るべきなのか?【大手企業内定者逆質問例】 内定者の逆質問は真似るべきなのか?【大手企業内定者逆質問例】 来たる本選考に向け、多くの就活生の方は面接対策に励むことかと思いますが、その際に多くの方から聞く悩みが"逆質問"です。「逆質問ってどんな質問をすればいいの…?」「評価される逆質問とは何か知りたい!」本記事を読んでいる方、さらには周りの友達などでも上記のような悩みを抱いている方はいるのではないでしょうか。では実際に逆質問を考える際、最も簡単で効率的な方法は何でしょうか?それはおそらく「大手企業に内定した就活生の逆質問を真似すること」だと思います。そこで本記事では、大手企業に内定した2人の就活生にヒアリングをし、実際の本選考でした逆質問をまとめてみました。2人の就活生のプロフィールは以下の通りです。就活生Aさん・21卒就活生・大手外資系コンサルティングファームに内定就活生Bさん・20卒就活生・3大通信キャリア、大手自動車メーカー、大手日系コンサルティングファームなど5社に内定【実際の本選考で聞いた逆質問】就活生Aさん21卒就活生のAさんは、内定を獲得した大手外資系コンサルティングファームの面接で以下のような逆質問をしたようです。※企業名や就活生個人の特定に繋がる箇所は隠させていただいています。ご了承ください。Aさんが本選考で聞いた逆質問●今後の成長戦略についてお聞きします。◯◯という背景を考慮すると、御社は今後◯◯という戦略を打ち進めて行くという印象を持ちました。この認識は合っていますでしょうか?●御社の◯◯領域への進出についてお聞きします。御社は◯◯社の買収など、◯◯領域にも注力されていることと思います。その背景を考慮すると、◯◯領域の進出には◯◯という目的があると考えたのですが、この認識は合っていますでしょうか?●御社の強みとして◯◯を持っているという認識がありますが、その認識は合っていますでしょうか?●私は将来的に◯◯(役職名)まで昇進したいと考えているのですが、そのように昇進する社員の方に共通する特徴・素養などはありますでしょうか?上記で取り上げた逆質問を見てみると「質問の大枠→実際のデータや仮説を踏まえた上での具体的な質問」という構成になっていることが読み取れるかと思います。また、上記の質問の多くは"クローズドクエスチョン"であることも分かるかと思います。【クローズドクエスチョンとは】yes/noで答えられるような、答える方法や回答範囲を限定した質問の仕方。対義語は「オープンクエスチョン」。Aさんによると、オープンクエスチョンよりもクローズドクエスチョンの方が面接官の反応が良かったようです。仮説ではありますが、後者の方が瞬発的に回答でき話も広げやすいため、より面接官視点に立った質問と言えるのではないでしょうか。また、4番目に取り上げた「昇進に関する逆質問」は特に面接官からの反応が良かったようです。実際にこの逆質問をした際、「現在では外コンに長年勤める想定で入社する人は珍しいし、入社・仕事への意欲を非常に感じるね」というようなフィードバックを貰ったそうです。【実際の本選考で聞いた逆質問】就活生Bさん20卒就活生のBさんは、内定を獲得した3大通信キャリアや大手自動車メーカーの面接で以下のような逆質問をしたようです。※企業名や就活生個人の特定に繋がる箇所は隠させていただいています。ご了承ください。Bさんが本選考で聞いた逆質問●(仮説を述べた上で)御社で活躍している社員の方に共通点はありますでしょうか?●(描きたいキャリアを述べた上で)自分自身の描きたいキャリアの前例となる人がいますでしょうか?もしくは叶えられるでしょうか?●(自分自身が入社先を迷っていることを伝えた上で)◯◯さん(面接官)はなぜ御社への入社を決めたのでしょうか?●(業界研究をしてある程度仮説を持った上で)御社が競合他社と比べて勝っていると感じる部分、負けていると感じる部分はどこでしょうか?●入社までにやっておくべきことは何かありますでしょうか?●◯◯さん(面接官)に新たに部下がつくとした場合、どのような人を求めるでしょうか?→(上記の質問に付随し)〇〇さん(前の選考を担当してくれた面接官)は~と話していたのですが、どう思いますでしょうか?上記の質問を見てみると、その多くが「仮説や前提を持った上での逆質問」であることが分かると思います。仮説や前提を伝えることで、しっかりと練り上げられた逆質問であることをアピールすることができますし、納得感のある回答が返ってくる可能性も高いでしょう。また、「会社で活躍している人の共通点・入社までにやっておくべきこと」など、入社意欲を示すような逆質問が複数あることも特徴です。Aさんの逆質問が外コンに特化した内容だったのに対し、Bさんの逆質問は「どの業界にも応用可能な汎用性の高い逆質問」と言えるでしょう。内定者の逆質問をそのまま真似しよう!と考えるのは浅はか…かも?ここまで、大手企業内定者が実際の本選考で聞いた逆質問をいくつか紹介してきました。逆質問は面接の終盤やリクルーター面談で課されることが多いのですが、この逆質問の良し悪しが面接・面談全体の評価にも大きく影響するため、非常に重要と言えます。「どんな逆質問をすればいいか分からない…。」と悩んでいる就活生の方は、真似してみてはいかがでしょうか?と言いたいところですが、文章を丸々真似してもおそらく高い評価を得ることは難しく、自分自身の意図した回答が返って来る可能性も低いでしょう。これまで、「大手企業内定者が実際の本選考で聞いた逆質問集」などと銘打って紹介しておきながら、「何を今さら?」と思う方もいるかもしれませんが、あくまでも"内定者の逆質問をそのまま真似するのではなく、参考にした上で自分なりの逆質問に作り変えること"が重要です。ではなぜ、丸々真似することを避けるべきなのでしょうか?その理由を「面接官が逆質問の時間を設ける目的・就活生が逆質問をする目的」の観点から解説していきます。逆質問をする際は「面接官と就活生双方の目的」を理解しよう逆質問をする際は「面接官と就活生双方の目的」を理解することが非常に重要になります。面接官が逆質問の時間を設ける目的まずは、面接官が逆質問の時間を設ける目的から紹介します。結論から言うと、面接官側の目的は"その就活生を採用すべきか否かを判断するため"という観点に集約されます。さらに、上記の基準を要素分解すると、「スキル面(自社の採用基準を満たすスペックがあるか)・モチベーション面(自社に興味があり、志望度は高いのか)」の2つになります。そしてこの2点を判断するにあたり、「それまでの面接における回答との一貫性があるのか?」という部分も重要になります。あくまでも、面接官は「面接の中の一つの判断基準として逆質問の時間を設けている」ため、その観点を忘れないように心掛けるべきでしょう。ちなみに、面接官からの「逆質問はありますか?」という問いに対し「特にありません。」と話す就活生も稀にいますが、この回答は論外です。「御社の企業研究・企業理解は万全なため、面接の場でわざわざ質問することなどありません!」ということを暗に示したいのかもしれませんが、確実に逆効果でしょう。面接官から「逆質問はありますか?」と振られた際は何かしらの質問はする、これは最低限必要な部分になります。就活生が逆質問をする目的続いては、就活生が逆質問をする目的を紹介します。就活生が逆質問をする目的は、大きく以下の3つに大別することができます。自身の志望度の高さをアピールするため業界理解・企業理解をより深めるため自身の企業選びの軸がその企業と合致しているかを確認するため(1)自身の志望度をアピールするため逆質問といえど、間接的に「志望度の高さをアピールする」ことは可能です。「入社意欲を示す逆質問・いち社員として活躍したいという心意気を示す逆質問などを通じ、面接官から「この就活生はうちへの入社意思が強いな」と感じてもらえることができるかもしれません。とは言え、志望度をアピールすることに関しては結果論でもあるため、「どうすれば高い評価をもらえるか?」にあまり固執しすぎないように注意しましょう。(2)業界理解・企業理解をより深めるため面接の逆質問は、「説明会やHP上では知り得ない情報」を得る貴重な機会となります。逆質問は基本的に自分の聞きたいことを質問できるため、この機会を利用して「業界理解・企業理解」をより深めていきましょう。また、業界理解・企業理解を深めることに加えて「自身の仮説を検証すること」もできます。逆質問をする際に「私は~~と考えているのですが、この認識は合っていますでしょうか?」などと聞くことで、仮説の正誤を確認することができます。これらの観点は「志望動機作成」にも直結しますので、逆質問を効果的に利用しましょう。【参考】→逆質問で業界理解・企業理解を深める前に、最低限の「業界研究・企業研究」に取り組んでおくことは必須となります。上記3記事を確認し、逆質問に臨む前に業界研究・企業研究を進めておきましょう。(3)自身の企業選びの軸がその企業と合致しているかを確認するため就活生が逆質問をする目的としては、この観点が「最重要」と言われています。この観点を見落としてしまうと、「とりあえず質問をしたはいいけど、結局この情報を得たところでこれから何をすればいいんだろう…」と本来の目的を見失ってしまう可能性があるためです。自身の企業選びの軸を持った上で、「自身の企業選びの軸と合致しているか」という観点を意識して逆質問の質問内容を考えましょう。【参考】→大前提、「自己分析をしなければ企業選びの軸を定めることは難しい」と考えられます。企業選びの軸がまだ定まっていない方は、上記の2記事を参考にし、まずは自己分析から取り組んでいただければと思います。つまり、「大手企業内定者の逆質問を丸々真似すること」がなぜダメかというと?ここまで読み進めていただいてくれた方であれば、「大手企業内定者の逆質問を丸々真似することがダメな理由」を理解していただいたでしょう。逆質問は、質問をすること自体に価値・意味があるという訳ではありません。逆質問をすることが目的化しないように注意しましょう。ここまで紹介してきた「大手企業内定者の逆質問を丸々真似するべきではない理由」をおさらいさせていただくと、以下の2点にまとめられます。逆質問を丸々真似するべきではない理由(1)逆質問はこれまでの面接での回答との一貫性がないと評価されないため(2)大手企業内定者と自分自身の企業選びの軸が異なっている場合があるため(1)逆質問はこれまでの面接での回答との一貫性がないと評価されないためこちらの理由に関しては少し分かりづらいかもしれないため、一つ具体例を挙げて説明させていただきます。A社の面接に就活生のB君が臨みました。B君は志望動機で「営業でトップの成果を挙げたいです!」と話したのにも関わらず、逆質問の際に「御社の営業職にはノルマはあるでしょうか?」と質問した場合、面接官はどのように感じるでしょうか。おそらく面接官は「トップの成果を挙げたいと話していたのに、ノルマを気にするなんて矛盾しているな。トップの成果を挙げたいというのは本心ではないのだろうな。」と思う可能性は少なからずあるでしょう。これが「面接との一貫性」の説明になります。あくまでも「面接の中の一つの判断基準としての逆質問」であるため、その観点を忘れないように心掛けるべきでしょう。(2)大手企業内定者と自分自身の企業選びの軸が異なっている場合があるため上記でも紹介しましたが、「自身の企業選びの軸がその企業と合致しているかを確認すること」も、就活生が逆質問をする目的となります。企業選びの軸が異なれば、聞くべき質問・逆質問から得たい情報も異なりますので、「自分はどんな情報を得たいのか?その情報を得るためにはどんな質問をするべきなのか?」という観点は見落とさないようにしましょう。【参考】→企業選びの軸を定めることは非常に重要です。上記の2記事では「企業選びの軸を定める意味・各業界内定者の企業選びの軸」などが紹介されています。まとめ:自分なりの逆質問を考えるには?「大手企業内定者の逆質問を参考にするのは良いが、丸々真似するべきではない」ことは理解していただけたと思いますので、最後に「自分なりの逆質問を考えるには?」という観点から述べさせていただきます。改めてにはなりますが、大手企業内定者の逆質問をそのまま真似してもあまり意味はありません。大切なのは"逆質問をする目的を正しく理解し、その上で大手企業の内定者が実際の本選考でした逆質問などを参考にし、自分なりの逆質問を作成すること"だと考えられます。unistyleには、逆質問をテーマにした記事がいくつか掲載されています。本記事の内容と関連記事なども確認し、逆質問作成の参考にしていただければと思います。逆質問の考え方・作り方を知りたい方はこちらの記事へ逆質問のNG例を知りたい方はこちらの記事へ逆質問の具体的なイメージを掴みたい方はこちらの記事へ逆質問の考え方・作り方を知りたい方はこちらの記事へ逆質問の作り方・考え方を解説した上で、例文も掲載している記事になります。本記事の内容と関連している部分も多数ありますので、本記事と併せてご確認ください。【記事の構成】●面接官が逆質問をする意図●面接官に好印象を与える逆質問の考え方●面接官に好印象を与える逆質問の作り方●最終面接の逆質問例●最後に逆質問のNG例を知りたい方はこちらの記事へ評価されない逆質問の特徴を解説しています。自分自身で考えていた逆質問がNG例に該当していないか、確認してみてください。【記事の構成】●逆質問は非常に評価されてる、質問は差が出やすい●自分のできなさから来る不安を解消するための質問は評価されない●調べればわかる質問をわざわざ対面で聞くのは評価されない●それ聞いてどうするの?と思われる質問は評価されない●良い質問の最低条件は「質問の意図を伝えること」●最後に逆質問の具体的なイメージを掴みたい方はこちらの記事へ実例を元に「逆質問がどのように進むのか」を紹介した記事です。逆質問のリアルなイメージを掴みたい方にとって参考になる内容が記載されています。【記事の構成】●生命保険の1次面接●シンクタンクの2次面接●ITメガベンチャーの最終面接●全体へのフィードバック 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