Smart Cityの実現を目指すNTTコミュニケーションズ。事業を支える4名の仕事・素顔とは|unistyleインタビュー

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最終更新日:2023年09月28日

Smart Cityの実現を目指すNTTコミュニケーションズ。事業を支える4名の仕事・素顔とは|unistyleインタビュー
本記事はNTTコミュケーションズのPR記事になります。

グループ全体の従業員数が32万人(2021年3月時点)にも上るNTTグループ主要5社の一角を占め、主に長距離・国際通信事業や大規模法人向けビジネスを担うNTTコミュニケーションズ

最近よく聞く「Smart World」・「Smart City」ってなに?NTTコミュニケーションズ社員に聞いてみたの記事では、同社が現在注力しているSmart World、その7つの重点領域の中のSmart Cityに迫りました。

本記事では、Smart Cityに携わる4名の社員の具体的な業務内容や役割、「仕事で大切にしていること」など、さらに深い部分まで踏み込んでいきます。

今回は、以下の4名の社員に話を伺いました。

※上記の写真:左から青木さん、石間さん、堀口さん、加地さん

若手エンジニアが語る仕事の難しさとは:堀口さんへのインタビュー

堀口遥香さん
2018年NTTコミュニケーションズに入社。お客様工場でのローカルNW構築や24時間365日保守運用などを経験した後、2021年4月よりスマートシティ推進室に配属。エンジニアとして、Smart Cityのサービスやプラットフォームの開発、構築に携わる。

__エンジニアの仕事の流れはどういったものでしょうか。また、その中で苦労を感じたことなどがあれば、教えてください。

堀口:基本的に営業担当がお客様に提案して要件をリストアップし、契約したものを具体化する部分からエンジニアチームが加わり、構築へと進めていきます。

そしてお客様の要件などを聞きながら設計方法などを決め、大枠を定めます。その大元を決めたら内部に持ち帰り、さらに詳細な部分を詰めていきます。その後はそれを実際に設計として検証し、社内で検証したものをお客様に持っていき、運用していくというのが大きな流れです。

苦労した点は、お客様の環境や要件によって導入する機器が異なり、そこに合わせて設計し、お客様へもご理解いただく点です。例えばクラウドの場合、MicrosoftのAzure、AmazonのAWS、ネットワークだとCiscoなどさまざまな機器があります。

基本的な点は同じですが、設計する上で必要なコマンド(コンピューターに特定の機能の実行を指示する命令のこと)などがお客様によって異なるため、一から自分で英語のドキュメントを読んで解読し、和訳したうえでお客様に分かりやすく説明しなければならない点が大変だと感じています。

__仕事をする上で、大切にしている点について教えてください。

堀口:技術や開発に携わるうえで、技術は日々進化し次から次へと新しい技術が入ってくるので、情報整理してキャッチすることや、幅広く勉強することを意識しています。

幅広く勉強する理由は、サービスはすべてつながることで初めて成り立つからです。ネットワークの基盤レイヤーからアプリケーションの上位レイヤーまで幅広く勉強するように心がけています。

こういった自己研鑽については、社風にもつながると思いますが、NTTコミュニケーションズには、やりたいと言ったことに対して学ばせてくれる環境があります。

豊富な研修が用意されていることはもちろんですが、自身のキャリアプランを考慮しながら、学ぶべき研修を上長から提案して頂いたりします。

自分から見つけるだけでなく、技術研修などを上長が教えてくださるため、会社全体でスキルをも身につけ、伸ばすことのできる場が多いと感じています。

ゼロから新規事業を生み出すやりがいとは:石間さんへのインタビュー

石間裕基さん
2014年NTTコミュニケーションズに入社。西日本営業本部静岡支店にて、提案SEとして初期提案や提案、構築時の技術支援などを行う。2019年11月よりスマートシティ推進室にて、Smart Cityのサービス企画開発チームにてサービス企画業務を担当。

__現在の役割や業務内容を教えてください。

石間:サービス・ソリューション企画を主にやっています。サービスは作ったものを売るという形で、ソリューションは個社ごとにカスタマイズしながらソリューションとして提供するということです。

その際は、市場に合うものを考えながらサービスやソリューションのコンセプトを決めたりします。

マーケティングという職種に近いところもありますが、実際の仕事としては、営業のように自分でお客様を見つけてきたり、実際にサービスを作るのも自分で主導していかなくてはならないため、何でもやることが多いです。

また新規事業なので、自分の幅を広げながら市場に合うサクセスストーリーを考えたりします。

__幅広い業務を対応されていく中で、仕事をするうえで大切にしている点や苦労した点を教えてください。

石間世の中に対して自分の仕事がどれくらいインパクトがあるのかということを大事に思っています。

マネタイズできるサービスやソリューションを作っていくためにも、インパクトの大きい仕事やこれまで誰もやっていない仕事など、対価を払う方々に価値を感じてもらえることを意識しています。

「自分のやっていた仕事が世の中の役に立っているな」という想いを持つことができる瞬間が、やりがいにつながっています。

一方で、自分で生み出さなくてはいけない分、実現可能性の点で反対意見なども頂くこともあり、そういったものも乗り越えて、ぶち当たっていかなければならない「体当たり感」があるのが面白いところであり、苦しいところなのかなと思います。

知られざるプロモーション業務の裏側とは:青木さんへのインタビュー

青木千裕さん
2010年NTTコミュニケーションズに入社。グローバル製造業のアカウントセールスやSIer向けのパートナービジネスを経験後、2019年12月よりスマートシティ推進室に配属。スマートシティ推進室では、営業とプロモーションなどの企画統括を担当。

__現在の役割や業務内容を教えてください。

青木:私は現在スマートシティ推進室の中で、営業として新規の問い合わせの対応や、プロモーション業務としてスマートシティ推進室のプロジェクトなどの取り組みを報道発表や取材対応などを通じてアピールすることをミッションとしています。

__仕事の中で意識したり、工夫されている点について教えてください。

青木:私は、スマートシティ推進室全体を見ながらプロモーションする業務が多いため、一つ一つの取り組み単体を見るのではなく、俯瞰して見ることを意識するようにしています。

工夫している点としては、「聞き手がどんな情報持っているのか」「どんな考えを持っているのか」といった点は、意識しながらコンテンツを考えています。

あとは、市場のトレンドを踏まえたり、キャッチ―な言葉を使う、直感的に伝わるようにイメージやイラストを使って表現するなど、聞き手への伝え方は工夫しています。

より注目を集めやすいコンテンツになるように、社内のプロジェクト担当者や広報室、パートナー企業様と連携していくことにやりがいを感じています。

10年経験したからこそ感じる法人営業の醍醐味とは:加地さんへのインタビュー

加地佑気さん
2007年NTTコミュニケーションズに入社。ビジネスソリューション本部・第三ビジネスソリューション部にて、建設・不動産業界向けのセールスを担当。2019年のスマートシティ推進室立ち上げ時よりSmart Cityプロジェクトにおけるセールスメンバーとして活躍する傍ら、Smart City業界の団体活動を通した仲間づくりなど、幅広く活動している。

__現在の役割や業務内容を教えてください。

加地:私は建設・不動産業界のお客様の法人営業を10年やっています。

NTTコミュニケーションズの法人営業は、元々大企業様の社内ICT、システムの提案が主な業務で、建設・不動産業界では、主に3つの柱があります。

1つめは法人のお客様の社内のICTシステムのネットワークやアプリケーションといったサービスをお客様に提供していくことです。2つめは建設業界においてロボットやドローンといったデジタルを売りにして省力化・自動化の提案をすること、そして最後3つめはデベロッパーなどが建てる建物自体のICT化です。

__法人営業を10年間されているとのことですが、法人営業の醍醐味について教えてください。

加地法人営業の醍醐味は、やはり自分が関わったことによってお客様と自分の会社の関係を大きくしていける点です。

NTTコミュニケーションズは、決まった製品を売っていないので、その時に重要なのが、自分が何をやりたいのかということです。それがが無いとなかなか人を巻き込むことが出来ません。

自分のやりたい領域に対して意味づけをして、そこに対してNTTコミュニケーションズがあって、色々な人を巻き込んでチームで仕事をする

それで会社はもう一つ上のチャレンジをして、仲間で結果を出す。それが我々の仕事の基本なので、それが上手くいった時にやりがいを感じますね。

最後に

いかがでしたでしょうか。

今回のNTTコミュニケーションズの社員の方々へのインタビューを通じて、各社員の方々の仕事内容や、価値観などについて理解いただけたかと思います。

以下の記事は、NTTコミュニケーションズが注力しているSmart Cityに関する記事となっていますので、こちらも是非ご覧ください。

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、是非自身の就活力を強化する入口として、今すぐ記事の読み込みを始めていただければと思います。最後に本記事で皆さんにお伝えしたいことはただ一つです。unistyleの記事を今すぐ読み込むべし。本記事を読んだだけでも、皆さんの就職活動に少なからず活かせる面があったかと思います。あとは、これを「読んで終わり」にするのか。それとも「読んで行動」するのか。その一歩踏み出せるかどうかで、皆さんの就職活動結果は大きく変わるかもしれません。 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【25卒】11月に本選考のエントリー締切を迎える企業まとめ 【25卒】11月に本選考のエントリー締切を迎える企業まとめ 25卒の本選考の募集が多くなってきました。本命の企業を受ける前に内定を貰いたい方や、外資系の企業を狙っているという方もいるのではないでしょうか。そんな就活生に向けて、本記事では、11月中に締切を迎える企業の本選考情報をまとめています。本記事からエントリーページに直接移動することも出来ますので効率的なエントリーに是非お役立てください。また、冬インターンの募集も多くなっています。インターンシップは本選考に向けた経験が身につくだけでなく、インターンへの参加が本選考のフローに直接影響を与える企業もありますので、是非チェックしてみてください。関連記事注意点情報の精度には最大限注意していますが、本記事の掲載情報には誤りがある可能性があります。本記事の掲載情報だけでなく、必ず"各社から発表されている一次情報"を確認していただくようお願い致します。11月の締切企業一覧※締切日順に掲載11月1日積水化学工業JPモルガンシティグループ11月5日ゴールドマン・サックス11月6日楽天グループローランド・ベルガー11月9日日本アイ・ビー・エム(日本IBM)11月10日日本テレビ放送網ライオン(LION)テラス株式会社エン・ジャパン11月13日LINEヤフー積水化学工業11月15日ラーニングエージェンシーココナラ11月20日ADKホールディングス(ADK)LINEヤフー11月21日TBSテレビ(TBS)リオ・ホールディングス11月22日ジャパン・アドバンスト・セミコンダクター・マニュファクチャリング(JASM)11月24日バークレイズ野村アセットマネジメント11月26日PwCコンサルティング合同会社・PwCアドバイザリー合同会社11月27日日本テレビ放送網11月28日PwCコンサルティング合同会社・PwCアドバイザリー合同会社エン・ジャパンオープンハウスSpeee11月29日Speee江崎グリコ11月30日JPモルガンジールCARTAHOLDINGS(旧CCI、VOYAGEGROUP)リオ・ホールディングス【エントリーはこちらから】11月の本選考締切企業一覧本記事を読む前に以降の会員限定コンテンツでは、各社のエントリー締切日に加え、"本記事からのマイページ登録・各社の企業研究ページへの遷移"が可能となっています。まだ会員登録をされていない方は会員登録をしていただき、本記事をより効果的に活用して下さい。積水化学工業秋冬募集【住宅カンパニー】会社説明会(事務系)■選考フロー会社説明会(参加必須)▼エントリー:〆切は説明会にて告知▼一次面接:11月中旬〜下旬▼二次面接:12月上旬〜中旬▼二次面接:1月上旬〜中旬▼最終面接:1月下旬〜2月上旬▼内々定:2023年2月中旬〜本選考へのエントリーはこちら秋冬募集【コーポレート、環境・ライフラインカンパニー】(事務系)■応募締切日時11月13日(月)23時59分(日本時間)本選考へのエントリーはこちら積水化学工業志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら積水化学工業の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらJPモルガン2025年卒国内採用本選考■応募期限:11月1日本選考へのエントリーはこちら2025年卒国内採用本選考決済事業本部(ペイメンツ)/CorporateAnalystDevelopmentProgram(オペレーションズ&コンプライアンス)■応募期限:11月30日本選考へのエントリーはこちらJPモルガン志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらJPモルガンの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらシティグループ2025年卒新卒者採用エントリー■応募締め切り:2023年11月1日(水)23:59本選考へのエントリーはこちらシティグループ志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらシティグループの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらゴールドマン・サックス本エントリー■エントリー締切2023年11月5日(日)23:59本選考へのエントリーはこちらゴールドマン・サックス志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらゴールドマン・サックスの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら楽天グループ【エンジニア職】2025卒本選考■募集締切第一期:11月6日(月)午前9時本選考へのエントリーはこちら楽天グループ志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら楽天グループの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらローランド・ベルガー2025年卒コンサルタント国内採用【ウィンタージョブ】■エントリーシート受付期限2023年11月6日(月)正午12:00(日本時間)迄本選考へのエントリーはこちらローランド・ベルガー志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらローランド・ベルガーの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日本アイ・ビー・エム(日本IBM)2025年新卒採用■エントリー期間1)エントリーシート提出:11月9日(木)正午2)Webテスト受検:11月10日(金)正午本選考へのエントリーはこちら日本アイ・ビー・エム(日本IBM)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら日本アイ・ビー・エム(日本IBM)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日本テレビ放送網総合職<コンテンツ制作/報道部門><メディアビジネス/コーポレート部門>■選考スケジュールエントリーシート入力11月10日(金)10:00AM本選考へのエントリーはこちら総合職<ITエンジニア/放送エンジニア部門>■エントリーシート入力11月27日(月)10:00本選考へのエントリーはこちら日本テレビ放送網志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら日本テレビ放送網の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらライオン(LION)本エントリー「生産技術・サプライチェーンマネジメント職」※11/1(水)受付開始■応募締切期限・エントリーシート・研究概要シートの提出:11月10日(金)15:00・録画面接の提出:11月16日(木)15:00本選考へのエントリーはこちらライオン(LION)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらライオン(LION)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらテラス株式会社【締切間近】採用担当者も参加するGD実施。マッチングイベント「就CAN」■今後の流れ・本ページより予約↓・参加フォームに入力(必須)※unistyleにご登録のメールアドレス宛に届くご予約完了メールに記載しています。↓・当日参加本選考へのエントリーはこちらエン・ジャパン【生配信/参加型】収益と社会貢献、その両立で社会課題を解決する「エン・ジャパン」|1次選考付き!社長×若手社員のトークセッション■開催日程・会場◎日程:下記フォームよりご確認ください。◎会場:Web開催(カメラOFF参加可能)本選考へのエントリーはこちら【生配信/参加型】収益と社会貢献、その両立で社会課題を解決する「エン・ジャパン」|1次選考付き!社長×若手社員のトークセッション■開催日程・会場◎日程:下記フォームよりご確認ください。◎会場:Web開催(カメラOFF参加可能)本選考へのエントリーはこちらエン・ジャパンの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらLINEヤフーセールス職(第1ターム)■応募締め切り第1ターム:2023/11/13(月)AM10:00本選考へのエントリーはこちら企画職(第1ターム)■応募締め切り第1ターム:2023/11/13(月)AM10:00本選考へのエントリーはこちらLINEヤフーデータアナリスト職(第2ターム)■締切日時第2ターム:2023/11/20(月)AM10:00本選考へのエントリーはこちらLINEヤフーの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらラーニングエージェンシー【早期選考/年内内定可能】デロイトトーマツグループから独立した人材育成・組織開発のコンサルティング企業■参加までの流れ※当日をより有意義な時間にしていただくため、企業理解が進む動画を事前にお送りします。予約完了メールに詳細を記載しておりますので、ご確認をお願いいたします。本選考へのエントリーはこちらラーニングエージェンシーの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらココナラ【早期選考】新卒3期生募集!日本最大級のスキルマーケット企業「ココナラ」■今後の選考フロー・本ページより申し込み後、説明会に参加↓・ES選考↓・面接(複数回)↓・内定本選考へのエントリーはこちらココナラの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらADKホールディングス(ADK)25卒早期選考(データコース)■選考期間◆エントリー期間:10/10(火)~11/20(月)10:00AM〆本選考へのエントリーはこちら25卒早期選考(オープンコース)■選考期間◆エントリー期間:10月10日(火)-11月20日(月)10:00AM◆エントリー締切:11月20日(月)10:00AM◆内々定通知:2024年1月末(予定)本選考へのエントリーはこちらADKホールディングス(ADK)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらADKホールディングス(ADK)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらTBSテレビ(TBS)テクノロジー部門採用■締切日時①WEBテスト受検期限:2023年11月21日(火)10時まで②エントリーシート提出期限(エントリーシート入力):2023年11月21日(火)17時まで本選考へのエントリーはこちらTBSテレビ(TBS)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらTBSテレビ(TBS)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらリオ・ホールディングス【WEBセミナー・早期選考】日本の資産にサステナビリティをもたらす「不動産×税務×法務」のOnestopコンサルティング■開催日時・2023年10月31日(火)17:00~18:00@Web・2023年11月13日(月)17:00~18:00@Web・2023年11月25日(土)13:30~15:00@Web■締め切り・2023年11月21日(火)本選考へのエントリーはこちら【秋インターン開催・早期選考】日本の資産にサステナビリティをもたらす「不動産×税務×法務」のOnestopコンサルティング■開催日程・会場・不動産再生ワーク編2023年11月18日(土)13:00~18:00@東京本社・コンサルティングワーク編2023年11月11日(土)13:00~18:00@東京本社2023年12月2日(土)13:00~18:00@東京本社■応募締切・2023年11月30日(木)本選考へのエントリーはこちらリオ・ホールディングスの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらジャパン・アドバンスト・セミコンダクター・マニュファクチャリング(JASM)【技術系総合職】2025年度新卒採用■エントリーシートの提出締切日:11/22(水)まで本選考へのエントリーはこちらジャパン・アドバンスト・セミコンダクター・マニュファクチャリング(JASM)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらバークレイズ【マーケッツ部門】2025年度新卒採用本選考■締切:2023年11月24日(金)17時本選考へのエントリーはこちらバークレイズ志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらバークレイズの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら野村アセットマネジメント25卒本選考/インベストメントマネジメントコース(運用調査)■応募方法マイページ【★25卒/IMコース(運用調査)ES提出はこちらから】から以下3点の提出/受験をしてください。①エントリーシート②適性検査③顔写真※①の提出完了後に②③の受験/提出が可能になります。※②③をインターンシップ等で提出済みの方の再提出は不要です。■締切日時①:11/24(金)17:00②③:11/26(日)24:00本選考へのエントリーはこちら野村アセットマネジメント志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら野村アセットマネジメントの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらPwCコンサルティング合同会社・PwCアドバイザリー合同会社【ビジネスコンサルタント職】11月本選考■応募締切2023年11月26日(日)23:59(JST)※エントリーシート提出期限本選考へのエントリーはこちら<M&A・戦略コンサルタント職>【Winter1Internship(1dayJob)】■エントリーシート提出期限2023年11月28日(火)23:59(JST)本選考へのエントリーはこちらPwCコンサルティング合同会社・PwCアドバイザリー合同会社志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらPwCコンサルティング合同会社・PwCアドバイザリー合同会社の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらオープンハウス【早期選考開始】東証プライム上場総合不動産企業■開催日程・会場◎日程:下記フォームよりお選びください。◎会場:オンライン(ZOOM)本選考へのエントリーはこちらオープンハウス志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらオープンハウス企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらSpeee【ビジネス職】早期本選考(マーケティング系)マーケティングセミナー※選考必須■セミナー開催日程2023年11月29日(水)19:00〜オンライン開催@Zoom本選考へのエントリーはこちら【ビジネス職】Speee25卒早期本選考(説明選考会)11月開催分※選考必須■開催日程2023年11月2日(木)2023年11月6日(月)2023年11月7日(火)2023年11月9日(木)2023年11月13日(月)2023年11月15日(水)2023年11月16日(木)2023年11月21日(火)2023年11月22日(水)2023年11月28日(火)2023年11月29日(水)2023年11月30日(木)各日19:00~20:30本選考へのエントリーはこちらSpeee志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらSpeeeの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら江崎グリコ冬インターンシップ(マーケコース/セールスコース/研究コース/デジタル推進コース)※採用直結型■募集コース・マーケコース・セールスコース・研究コース(基礎応用研究、商品技術開発研究)・デジタル推進コース■本エントリーへのステップ(1)マイページ上のバナーエリアに会社説明や各コースの説明動画が掲載されていますので、確認の上、コースを選択してください。(2)マイページのメニューボタンより、以下2点を提出してください。全ての提出をもって、本エントリー完了となります。・履歴書・エントリーシート*インターンシップは全日程参加できることが参加条件となりますのでご確認ください。■応募締切11月29日(水)23:59本選考へのエントリーはこちら江崎グリコ志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら江崎グリコの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらジール【参加者限定イベント多数あり!】データ活用のスペシャリスト「ジール」I1DAY仕事体験&説明会■開催日程・会場・日程:企業マイページより予約(12月中旬開催予定)※企業マイページはunistyleからご予約後に発行されます。・開催時間:各回10:00~17:30・会場:都内インターンシップ用貸会議室(東京都港区)・募集人数:各回10~15名・服装:自由・備考:昼食支給、PC貸出、インターンシップ保険加入本選考へのエントリーはこちらジールの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらCARTAHOLDINGS(旧CCI、VOYAGEGROUP)25卒本選考(総合職)■業務内容デジタルマーケティング、インターネット関連サービス各事業における営業、コンサルティング、プランニング、広告運用、データ分析、商品開発、事業プロデュース、ディレクション、経営管理等およびそれに付随する業務※CARTAHOLDINGSの事業に関わる全ての部署に配属の可能性があります※入社時研修終了時までに通知■選考フロー1.エントリーアンケート・個人課題※上記二点の提出をもって選考エントリーとなります。2.グループディスカッション3.個人面接(複数回)4.内定※選考プロセスの過程で、SPI・適性検査を受検します。※全ての選考ステップを原則オンラインで行います(特別な目的がある場合はオフライン実施の可能性あり)※2024年1月以降に選考エントリーする場合は、上記フローから変更となる可能性があります。■選考フロー11月30日(木)23時59分本選考へのエントリーはこちら最後に本記事では、"11月に本選考の応募締切を迎える企業"を締切日順に紹介してきました。本記事を参考に各社の締切日を管理し、「効率的なエントリー・就活スケジュール設計」に役立てていただければと思います。→unistyleオリジナルの「インターンエントリー企業管理シート」と「本選考エントリー管理シート」になります。スプレッドシートをダウンロードするだけで使用できますので、ぜひご活用ください。また、unistyleでは25卒就活生向けにLINEオープンチャットグループを運営しています。匿名で様々な就活生と情報交換をすることができるという便利な機能になりますので、"最新の選考状況や選考結果連絡の有無等をリアルタイムで確認したい"という方は、ぜひご活用ください。→unistyleでは25卒就活生向けに就活用グループを運営しており、今後もグループを拡充させていく予定です。上記記事に各グループの参加用URLを掲載していますので、興味のある方は記事からご参加ください。 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日本でも急成長中?ベンチャーキャピタルの仕事内容と就職のための道しるべ 日本でも急成長中?ベンチャーキャピタルの仕事内容と就職のための道しるべ ハゲタカシリーズを読んだ方は、主人公の鷲津政彦に憧れて、外資系投資銀行や外資系コンサルティングなどのキャリアを踏んでから自らファンドを立ち上げたいと考えている方もいるのではないでしょうか。とは言っても国内で新卒採用を行っているベンチャーキャピタルは少なく就職活動生の目に触れる機会はあまり多いとは言えないかもしれません。今回はなかなか理解できていないものの、何となくかっこいいイメージのある「ファンド」ビジネスについて、そのビジネスモデルから著名なベンチャーキャピタルファンドの紹介、新卒で入社できるVCと新卒で入社できない場合にどのようなキャリアを歩むのかについて説明したいと思います。新装版ハゲタカ(上)(講談社文庫)本記事のコンテンツ・ベンチャーキャピタルのビジネスモデル・ベンチャーキャピタルの種類・著名なベンチャーキャピタルと投資実績・新卒採用をしているベンチャーキャピタル・総合商社などの事業投資との違い・最後にベンチャーキャピタルのビジネスモデルそもそもベンチャーキャピタルがどういった仕事をしてどうやって利益を得ているのか理解している人は大人でも少ないように思います。簡単に説明すると、「投資家からお金を募って企業に投資をして企業価値をあげる」というのが仕事内容で、「集めたお金の2%を運営費、集めたお金以上に儲かった部分(キャピタルゲイン)の20%を成功報酬」として収益計上する仕事になります。仕事内容の中でも企業価値をあげるというのがどういうことかイメージしにくいかもしれませんが、こちらのハフィントンポストの記事を読むと創業間もないベンチャーに投資をするベンチャーキャピタルの仕事がイメージしやすいかもしれません。渋谷のあるマンションに投資先をどんどん入居させてるんですけど、そのマンションは坪単価9000円くらいで激安なんです。すぐ近くにスーパーがあるので、みんなで買い出しに行きます。Facebookグループに投資先グループを作って、「今日は学生起業家向けマナー研修します」とかやり取りしてるんですけど、「いまから買い出しに行く人集まれ~」ってやっています。でもみんな、こんなのカッコいいわけないってわかっています。カッコ悪いことだけど、ちゃんと来る限りは死なないんですよ。出典:まるで相撲部屋?ベンチャーキャピタルの仕事について佐俣アンリさんに聞いてみた投資先のメンバーと一緒に買い出しにいき、食事を提供することまで面倒をみるなど、かなり泥臭いところまで入り込みながら企業の状況をよくしていこうというのが重要なようです。もちろん企業の経営支援ということでこれまで投資を行い培ってきたノウハウを活かしながら営業活動のサポートや経営陣の採用・人事制度の導入などのサポートを行い企業価値を高める活動も同様に行います。VCファンディングの基礎fromReijiYamanaka報酬面については、例えば投資家30人から1億円ずつ集めて、30億円規模のファンドであれば、年間6000万円の運営収入が入ります。ここから人件費やオフィスなど会社運営に必要な費用がかかります。基本的には原価もかからない仕事のため、かかる費用のほとんどが人件費です。その上で、5年後に30億円集めたファンドが5倍の150億円で全て売却完了したとすると120億円の利益のうち20%である24億円がベンチャーキャピタルの利益になります。ベンチャーキャピタルの収益性については、投資した時期(詳しくは後述)により異なりますが、シードラウンドでの投資の場合は投資額を5〜10倍に出来ればいい感じだといえ、シリーズAやシリーズBでの投資の場合は3〜4倍でも評価されるようです。ファンドの大きさにもよるんですね。グロービスさんぐらいの100〜200億円のファンドだと、3〜4倍ですごいぞとなる。5億円を6〜7年で5倍にできれば、なかなかでしょう。僕のファンドだと10倍ぐらいだとイケてるねと言われるぐらい。でも、だいたいシードファンドは6年ぐらいで結果が出てくるので、500万円を預かって6年後にトータル10倍返せると、イケてるファンドなんじゃないかなあと思って頑張っています。出典:まるで相撲部屋?ベンチャーキャピタルの仕事について佐俣アンリさんに聞いてみたベンチャーキャピタルの種類ベンチャーキャピタルにはその時期により、プレーヤーが異なります。厳密には細かく分かれますが、ここではシード・アーリーステージに投資するベンチャーと、シリーズA、シリーズB、シリーズCのステージで投資するベンチャーに分けて解説したいと思います。シード・アーリー創業間もないベンチャー企業への投資を行う。投資額も数百万円から数千万円規模の企業が多い。主な企業としてはKDDI∞Labo、docomoInnovationVillageやANRIなどが挙げられる。シリーズABC事業スケールがかなり大きくなり、更なる資金調達により上場を狙えるような規模になろうとするベンチャー企業に対する投資。数億円規模の投資を行うことが多い。主な企業としては伊藤忠テクノロジーベンチャーズやグロービスキャピタル、ジャフコなどが挙げられる。著名なベンチャーキャピタルと投資実績日本には現在100弱のベンチャーキャピタルがあると言われていますが、著名なベンチャーキャピタルの投資実績についてご紹介します。皆さんがなじみのある企業やサービスに投資実績のあるベンチャーキャピタルも多いのではないでしょうか。①ジャフコ日本最大のベンチャーキャピタルとして有名で、東証一部上場。野村ホールディングスを筆頭に野村グループの中核企業が株主として名を連ねている。ベンチャーキャピタルとしては珍しく新卒採用を行っている。主な投資実績:Gunosy、データセクション、gumi、リクルートホールディングス、フリークアウト、じげん、ANAP、Twitter,Inc.など投資先参考URL:http://www.jafco.co.jp/ipo/②グロービスキャピタルパートナーズ企業成長のために必要となるヒト・カネ・チエを総合的に支援する日本初の本格的ハンズオン型ベンチャーキャピタルとして1996年に設立。MBAを学ぶ経営大学院を運営するグロービスが親会社。主な投資実績:オイシックス、オークファン、フォトクリエイト、ブイキューブ、スマートニュース、VASILY、ランサーズなど投資先参考URL:http://www.globiscapital.co.jp/portfolio/③みずほキャピタルみずほグループのベンチャーキャピタル。メガバンク系のVCは他にも三菱UFJキャピタルとSMBCベンチャーキャピタルが存在する。主な投資実績:カルビー、タマホーム、ANAP、取り貴族、イード、モバイルファクトリー、VOYAGEGROUP、テラスカイなど投資実績参考URL:http://www.mizuho-vc.co.jp/publicstock/results_2015.html④伊藤忠テクノロジーベンチャーズ伊藤忠グループのベンチャーキャピタル。アーリーステージを中心にミドルからレイターまで、シードを除くラウンドにバランスよく投資を行う方針とのこと。主な投資実績:アドウェイズ、クラウドワークス、box、カブドットコム証券、イードなど投資実績参考URL:http://www.techv.co.jp/companies/⑤ANRI前述で紹介した記事にも出てくる佐俣アンリ氏が運営するファンド。独立系ベンチャーキャピタルを28歳という若さで立ち上げたことで注目される投資ファンド。主な投資実績:ペロリ、コイニー、クラウドワークス、ラクスル、スクー、U-NOTEなど新卒採用をしているベンチャーキャピタル残念ながら多くのベンチャーキャピタルは新卒採用をしておらず、外資系コンサルや外資系投資銀行、別のベンチャーキャピタルなどから中途採用をして成り立たせている企業がほとんどです。定期的に一定数、新卒採用をしているのはジャフコぐらいで、新卒で入社した企業をステップに中途採用で入社するのが一般的と言えます。株式会社ジャフコ:採用情報トップもしどうしても入社したい気持ちが強いのであれば、地道ではありますが各ベンチャーキャピタルの一覧から企業HPにアクセスし、お問い合わせフォームから問い合わせをするところから始めるとよいかもしれません。各ベンチャーキャピタルの一覧についてはこちらの記事を参考にしてください。参考:【ベンチャーキャピタル90選!】あなたも10億円の資金調達を実現しよう!総合商社などの事業投資との違い最後にunistyleを利用している学生の多くが総合商社を志望しているので、総合商社の事業投資との違いについて説明しておきたいと思います。端的に言ってしまえば「目的が違う」ということになるかと思います。ベンチャーキャピタルの投資は説明した通り、投資家からお金を募り、5〜7年といった期限を定めて投資額以上のキャピタルゲインを得ることが目的です。投資をした瞬間に上場するか他の企業に株式を売却するなどExitを前提に投資を行います。一方で総合商社の事業投資は、総合商社のグループ企業として中核を担い続けてもらうことが目的で、株式売却などのExitは前提ではなく投資したものの思ったよりもシナジーを生み出さない場合などの最後の手段として取られることが多いと言えます。最後にベンチャーキャピタルは新卒採用でなかなか見かけることがないため、就職活動生は知らないヒトが多い業界ですが、現在日本でも数多くのベンチャーキャピタルが立ち上がり、ベンチャー投資は盛り上がりを見せている成長産業です。仕事内容としても人気業界である「金融+経営コンサル」の両方の側面を持つ面白いものだと思います。今回の記事をきっかけに将来的なキャリアの選択肢の一つとしてベンチャーキャピタルという仕事を視野に入れてもらえれば幸いです。photobyDominicAlves 50,304 views
総合商社内定を蹴ってエネルギー業界に就職をした理由と納得できる志望動機 総合商社内定を蹴ってエネルギー業界に就職をした理由と納得できる志望動機 こんにちは。エネルギー業界に内定した大学院生(14卒・国立理系)です。もともと文系職の総合商社や金融系を第一志望群として考えており、内定もいくつか頂いたのですが正反対の理系職である現業界に決めました。今回はその辺りの心境の変化について書かせていただきます。志望動機・会社選びの軸皆さんの中で、自己PRは得意でも志望動機が苦手な方が多いのではないでしょうか。私も例に漏れずその一人でした。志望動機には2パターンの種類があると思っています。ウソ(表面上)とホントの志望動機です。この2つがイコールならば就職活動を有利に進められると思いますが、残念ながら私はそうではありませんでした。そして当時の私の志望動機は以下のようなものでした。・モテたい(イケてるか)・おもしろい社員と仕事がしたい(OB訪問で波長が合うか)・内定先のブランド力を誇示したい(内定が取りにくいか)この3点から、総合商社やメガバン・損保を第一志望群に絞ったというありがちな就職活動でした。当時は、「どんなタイプの仕事でも自分ならものに出来るし、その中でやりがいも見つけられるから問題ない。バブル期で就活してない面接官なんて表面上の志望動機で余裕でしょ」という生意気な考えを持っていました。そして、「理系職なんかイケてないから却下。イケてる同期とモテる文系職の会社で働いて他人に羨ましがられたい」という欲望のまま志望業界を決めました。転機4月中旬、運良く第一志望群から内定も頂いたのですが、何となく自分の就職活動が腑に落ちていませんでした。当時は、「表面上の志望動機と盛り上げた自己PRを自信満々に面接官に話す」というウンザリする行為を、大人へ進む階段と思い込むようにしていました。笑しかし、4月末に自身の研究内容から面白半分でエネルギー業界を受けたとき考え方が変わりました。「理系企業は競争相手が雑魚だから面接対策なんていらない」と調子づいていた私ですが、根が真面目なので前日は志望動機を考えました。そこで、今まで苦労していた志望動機が自分でも驚くくらい早く思いつき、面接本番でも自分でいった志望動機に自分が納得できる状態でした。この面接での自分でいった志望動機に自分が納得できる状態が忘れられずに、周りの反対を押し切り最初の志望業界・業種とは真反対のエネルギー業界へと就職を決めました。最後に私の自己満コラムに付き合っていただきありがとうございました。志望動機・会社選びの軸を決める際に迷っている学生は本当に多いと思います。私の場合は運良く、表面上の志望動機とホントの志望動機がイコールとなるような会社をみつけられましたが、過半数の内定者は何となく自分を納得させる形で会社を決めた人が多いと思います。これは悪いことではなく当然なことであると思いますが(事実、私は運動会に所属しており、就職活動に割ける時間は少なかったですが先輩や同期は就職してから楽しそうにやっています。)、日本人は大義名分を大事にする人種なので、ブレないホントの志望動機を見つけて入社できればそれをモチベーションに働いていけると思います。是非、就職活動中のOB訪問や自己分析の機会に自分が納得できるホントの志望動機を見つけてください。photobyMarcoVerch 56,450 views

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