70%が落ちることも!就活で学校推薦をもらった時に考えること

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最終更新日:2023年11月01日

70%が落ちることも!就活で学校推薦をもらった時に考えること

理系大学院16 卒、メーカーから内々定をもらった者です。

就職活動は一人一人異なるもの。同じ学部・学科の友人でさえ、全く同じ就活をしている人なんていないのです。だからこそ「こんな時どうしたらいいの?」とみなさんが思った時に、少しでも参考になれば幸いです。 

就職活動は、就職サイトや企業のホームページからエントリーするもの、人材会社から紹介してもらうもの、スカウトなど様々なアプローチの仕方があるのはご存じの通りでしょう。さらに学校によっては学校推薦などの推薦制度もあります。私の学校も少ないとはいえ、一部それらのような推薦制度が存在していました。そして、運よく私は学校推薦に選ばれたので、推薦をもらった時の注意点などを紹介したいと思います。 

本選考とインターンの締め切り情報

推薦と言えども「落ちること」を念頭において就活をする 

一番大事だと考えるのが、これです。リクルーター面接などを受け、代表として推薦されることが決まると、「推薦=内々定をもらえる」と考えがちです。

しかし、推薦と言えども100% 受かる訳ではありません。私が受けたものは学校推薦でしたが、学内選考で90% が落とされ、なんとか学校代表になれたと思ったら企業での選考では70% が落とされました。「推薦=受かる」ではないことを知っておくことはとても大切だと思います。 

推薦の企業、一般応募の企業への時間配分

推薦と並行して一般応募の企業も応募する必要があります。(推薦によっては100% 内々定がもらえるというものもあるかもしれませんので、各自で確認して下さい。)

推薦をもらうと、その企業ばかり企業研究やOBOG 訪問をしがちです。もちろん、推薦の企業の方がより選考進度や内々定を出す時期が早いことが多いため、そこで決めたいという気持ちがあるのなら、その準備を全力で行うことは大切です。

しかし、それと同時に一般応募の企業にもエントリーシートを出すこと、そしてその企業に行きたいという気持ちを持って、手を抜くことなく本気で選考を受けに行くことが必要です。

推薦に落ちてしまった時の考え方 

何度も書いていますが、推薦は落ちることもあります。何を隠そう、私もその一人です。

推薦は落ちるものと知ってはいたものの、実際落ちると息をするのも忘れてしまいそうなくらいの衝撃を受けます。そしてここで、上記の一般応募の企業も進めておくことが活きてきます。

教授に「絶対受かる」そう言われても、万が一という事があります。落ちてから準備をしては遅いのです。推薦に落ちても、他の会社を進めていれば、「まだまだ進んでいる会社が残っているし、他の会社の選考をがんばろう」と思い直すことが出来ます。

しかし、ここで推薦に頼りすぎていると、残りの手駒が少なく、ダメージは何倍にもなり、立ち直ることが難しいです。最後に自分を救えるのは自分しかいません。

ちなみに私は推薦の他にもたくさんエントリーしていたことが功を奏し、第一志望の業界、業種で内々定をいただく事が出来ました。推薦に落ちてしまった人も、これを読んで「まだまだいける」と希望を持ってもらえたら嬉しく思います。

また、推薦が控えている人は、準備していることで心の余裕が生まれ、自信を持って選考に臨んでもらえたらと思います。

最後に

推薦がある人もない人も、共通して大切なことは「今出来る事を少しでも多くすること」だと思います。「備えあれば憂いなし」です。頑張ったら頑張った分、心の余裕が生まれたり、後悔の少ない結果に結びついたり、何かの形で自分にかえってくるものです。

就活生のみなさんがそれぞれに合った企業と巡りあえる事を願っています。

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張感が全くない。また、対人ではないので相手に理解させようとする意識が少し薄れる。番外編ですが、本番の面接を録音・録画することもおすすめです。(もちろん禁止されている場合もあるので要確認)自分を客観視して振り返る・友人や先輩に見せるなど有効な使い道があります。【逆転勝利】無事に2月に内定獲得100回数にわたる模擬面接の結果、どの質問に対してもスラスラと簡潔に答えられるようになりました。夏インターン選考の集団面接で面接官が私に対してだけずっと「?」な表情をしていたあの時から劇的な成長を遂げました。そのことが自信に繋がり、「自信に満ち溢れている」と面接でフィードバックを頂いたこともあります。そして2月、外資系のコンサルティング会社の最終面接を迎え無事内定。そこから日系企業の面接も次々と突破し、面接には1回も落ちることなく就活を終了しました。最後にとにかく行動。そして振り返り。自分は就活初期から行動はそこそこしていたものの、振り返りを全くしませんでした。振り返りを行い、現状の課題を抽出し、それに対して何かアクションを取ることをしないと成長は全くないと実感しました。まず行動を起こせてない方はとにかくインプットお化けになるのではなく行動を起こしてください。Webテストの勉強、模擬面接などいくらでもできることはあります。そして行動をした後には必ず振り返りをしてください。「相性が悪かったから落ちたんだ。」「全然対策してなかったから落ちてもしょうがない。」あなたのメンタルは楽になるかもしれませんが、そこに学びはありません。なぜ落ちたのか、徹底的に深掘りましょう。徹底的かつ正しい情報収集就活は情報戦です。正しい情報を集めて正しい方向に努力をしていくことが必要になります。危険なのはXで蔓延る胡散臭い情報に騙されてしまう人、誰にも頼らず自己流で就活を進めてしまう人等です。まずXで見た情報は必ず本当に正しいのかどうか自分で考えてみてください。また、就活は不確定要素が多すぎるため自己流で行くのは危険です。一番の近道は大手内定をした人のノウハウをパクること。そういった人が周りにいなくても、今はSNSが普及しているので簡単にアプローチできます。積極的に活用していきましょう。恥を捨てる「模擬面接でボロボロな様子を他の人に見られるのが恥ずかしい」という気持ちはわかります。自分も最初はそのマインドが捨てれず、模擬面接の約束をドタキャンしてしまいたくなるほどでした。そういった方は"面接に関するアウトプット【模擬面接】"で解説した通りまずは1人でやってみるなど小さなステップから踏み出してみてください。そうすることで徐々に自信がついて自然と対人で模擬面接をやってみたくなるはずです。最後まで読んでいただきありがとうございました。「面接が苦手でどう対策すれば良いかわからない...」という悩みを抱えている人が多いと思いますが、私が実践してきたような模擬面接でとにかく行動量を増やすこと、正しい情報を収集して実践することを意識するときっといい結果に繋がると思います。是非今日からでも模擬面接を実践してみてください。本記事の構成筆者のプロフィール早慶なら就活余裕と思っていたのに...まさかの夏秋インターン面接全落ち・【夏の戦績】面接全敗・【秋の戦績】またもや面接全敗・夏秋を通じて-模擬面接を全くしない情報インプットonly就活生の末路-モチベーション低下、頭の中から就活のこと消して学園祭に没頭【具体的な方法論解説】心機一転!正しい情報収集&模擬面接・【12月頃】周りの友達が内定獲得して焦った。友達にどういう対策をしていたか聞く。・面接に関するインプット【X編】・面接に関するインプット【YouTube編】・面接に関するアウトプット【模擬面接】【逆転勝利】無事に2月に内定獲得最後に・とにかく行動。そして振り返り。・徹底的かつ正しい情報収集・恥を捨てるテスト対策を全くせずESすらほとんど通らない。20社エントリー/ES通過はわずか5社。せっかく書類選考を通過しても面接は全敗。1次面接すら通らない悲惨な状況。落ちて悔しいとは思うものの特に模擬面接などの面接対策は何もしない。「エントリー」という行動はしていたものの敗因の分析などはせず成長しないモチベーションが低くなっており、エントリーは5社。金融(銀行とカード)に絞ってエントリー。初めてGD選考を受けるが全く発言できず落ちる。夏の面接の振り返り等を全くせず面接に挑みまた落ちる。Xなどで面接対策などのノウハウは学び続けるものの、そもそも本番の面接機会はほとんどない上に模擬面接などのアウトプットの機会は全く設けなかったので成長がない。インターンに申し込むという行動は続けたものの敗因の分析はせず全く戦闘力は変わらないまま敗因分析をしないことに加えて模擬面接などもしないので戦闘力0の状態で本番に挑んで負けるを繰り返す自分自身の課題点などがわからないままひたすら面接必勝法などの情報をインプットするだけにとどまり自分自身に何も変化がない。テスト対策も地頭がわるいからどうしようもないと思い込み放置。X,YouTubeなどで発信されている大手内定者のノウハウを学んで実践する。模擬面接を繰り返ししていることを知る。 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【ヘルスケア業界orNOT】幅広い選択肢で就活に納得感を与える日本薬科大学 【ヘルスケア業界orNOT】幅広い選択肢で就活に納得感を与える日本薬科大学 本記事は日本薬科大学就職課の紹介記事になります。日本薬科大学就職課の職員の方に就職支援の取り組み内容についてお話を伺いました。こんな方にオススメ・日本薬科大学に通っていて就職課の実績や取り組みを知りたい学生・受験する大学を探している高校生本記事の構成日本薬科大学就職課とは「薬学部だからといって選択肢を狭めないで」就職課の熱い想いリアルな視点からの業界・企業比較によって働くイメージが明確に個々の意思を尊重する支援が多業界への就職につながっている低学年のうちから就活への意識を上げられるように高校生に向けて「大学に入ってからでも視野を広げられる!」不安をバネに、未来への期待がいっぱいな就職活動へ取材後記日本薬科大学就職課とは取材した方のプロフィール小林さん就職課職員。2023年4月に入職。現職の以前は予備校の教室長を務めており、学生を送り出す側から受け入れる側に。日本薬科大学とはどんな大学?2004年4月に開学しました。さいたまキャンパスとお茶の水キャンパスを構え、1学部2学科制で、薬学部が6年制の薬学科と4年制の医療ビジネス薬科学科に分かれています。「個性の伸展による人生練磨」という建学の精神を掲げ、ヘルスケア業界で活躍する人材の養成を目指しています。また、地域連携にも力を入れており、社会人教育や高校生との商品開発などの取り組みを行なっているのも特徴です。産学官連携について(日本薬科大学HPより拝借)就職課とは?さいたまキャンパスとお茶の水キャンパスそれぞれに組織を構えており、両学科に対応したイベント企画や学生の相談に乗っています。教員と職員で構成された就職委員会は、就職支援と実務実習支援の二軸で学生支援を行っています。さらに、学外企業と協定を結び、インターンシップを実践するための授業も運営しています。「薬学部だからといって選択肢を狭めないで」就職課の熱い想い就職課の目指す姿就職課はどのようなことを目的としている部署ですか。小林さん:薬学科でも医療ビジネス薬科学科であったとしても、志望企業・業界に進めるようにというのはもちろん、何より学生の納得できる就職活動を実現できるようにサポートしております。就職活動が終わった後に「これでよかったのかな。」「もっとちゃんとやればよかったな。」という学生が中にはいるので、そうなる前に広い視野が持てるような支援がしたいと思っています。薬学部ということである程度決まった進路に進むのかと思っていたので、幅広い選択肢があるということに驚きました。小林さん:薬学科で必修の実務実習には、薬局実習と病院実習があるのですが、どうしてもその二つから進路を決めようとする学生が多くなってきます。でも中には、医療系の本を出す出版社や人材会社に就職する学生もいるので、選択肢の多さを伝えられるようなイベントづくりに努めています。就活を学生にとって納得感のあるものにしてほしい実際に学生と接するときどのような想いで接していますか。小林さん:本人の意思をできるだけ尊重しつつ、そのうえで選択肢を提示してあげられるように、そのバランスを大切にしていますね。我々が言ったからそうするではなくて、どうしてそうしたいかを言語化できるようにコミュニケーションをとって、納得感のある就職活動ができるようになってほしいという想いがあります。リアルな視点からの業界・企業比較によって働くイメージが明確にランチョンセミナーの様子(日本薬科大学HPより拝借)様々な就職支援取り組み実際に日本薬科大学の取り組みについて、いくつかお話していただいたので以下に紹介します。ランチョンセミナーキャリアトークカルテット公務員ガイダンスランチョンセミナー・時期前期・後期で実施1年で10~12回・概要多様な業界の企業を大学にお呼びして開催する業界研究セミナー。大学の中で昼休みにお弁当を食べながら、企業の選考や業務内容についての説明を聞くことができる。・ポイント調剤薬局同士やドラックストア同士、病院と調剤薬局など、一度に2社が参加するセミナーを行うこともある。その他コンタクトレンズケア用品のメーカーなどが参加することもある。同一業界の2社が参加する場合は、企業比較が可能となる。例えば調剤薬局であれば、門前薬局と駅前薬局の違いや、全国展開や地方展開の違いによる転勤の有無、採用過程の違い、福利厚生の違いなどを比較することが可能になる。キャリアトークカルテット・概要卒業生を招いた業界研究セミナー。異なる業界に就職した卒業生複数人に参加してもらい、在学生から募ったテーマをもとにパネルトークを実施・ポイント後輩の疑問や各業界へのイメージに対して卒業生が答えるパネルトークイベント。今年度は、病院・製薬・調剤・ドラックストアの4業界で活躍する卒業生がそれぞれの視点から質問に回答した。学生はリアルな視点を獲得し、企業選びに活かすことができる。公務員ガイダンス・概要資格の大原の方に講演を依頼し、ガイダンスを実施。学生支援団体きゃりさぽ就職支援において何か特徴的な取り組みはございますか?小林さん:学生支援団体としてきゃりさぽという組織を立ち上げまして、その運営にも携わっています。そのような組織をつくることでどのような効果があるのでしょう?小林さん:特に国家試験合格を目指す薬学科では勉強に重きを置く人が多くて、そうするといわゆるガクチカがないという悩みに陥る学生がいます。そういった学生の悩みを解消できるかなと思っています。参加希望の学生を募って、就職活動やキャリアに繋がる企画を考え実現してもらうことで、自分たちの就活力をつけてもらうことにもつながるので、一石二鳥になるのではないかと思って発案しました。学生になにか変化は見られましたか?小林さん:自分たちで作った企画や冊子などが成果として残り、それに対して反応がもらえるということ自体が大きいことだと思っています。それだけで十分ガクチカにもなりますし、支援を受ける学生だけでなく、支援活動に参加している学生側が成長できるということが何より大きなポイントですね。私たちはうまいこと橋渡しになれればいいなと思って見守っています。学生から評判の良い取り組み学生にこれまで評判の良かった取り組みは何でしょうか?小林さん:ランチョンセミナーや卒業生によるパネルトークは参加して良かったという声が多いですね。セミナーが終わったとたん質問に行く学生もいっぱいいるので。こんなことを知りたい!という声を取り入れるために、学内にホワイトボードを設置して、学生の質問を集めるという工夫もしました。キャリアトークカルテット下部が事前に学生が回答した業界イメージ、上部は就職課が集計してまとめたもの個々の意思を尊重する支援が多業界への就職につながっている令和5年度卒業生実績(日本薬科大学パンフレットより拝借)就職支援実績就職支援実績についてお聞かせいただけますか。​​​​​​​小林さん:令和5年度卒業生の就職率は両学科とも96%を超えています!ドラッグストアや調剤薬局、病院に就職する学生が多いのですが、中には公務員になったり、人材会社や銀行など一般企業に就職する学生もいます。低学年のうちから就活への意識を上げられるように早期選考に対応できるように早い段階からのサポートを本年度内でどのような就職支援活動を予定しているのかを教えてください。小林さん:これまでは、薬学科の5年生を対象に11月に学内合同企業研究会を行っていました。しかし、5年生は実務実習の期間ということもあって、実務実習の前の段階でもう少し視野を広げてあげることが重要だと思いました。そこで、4年生の2月の段階で合同企業研究会を行うことを予定しています。お茶の水キャンパスでは、4年制の3年生に対して2月に合同企業研究会を行う予定です。中長期的にはどのような就職支援を行っていくのでしょうか?小林さん:就職活動において早期選考が増えてきていますよね。それを前提として、低学年から意識を上げられるようにイベントを実施したいと思っています。また今年度は初の試みとして、4年制の学生全員に対して、3年次に面談を実施しました。学生全員との面談はすごいですね!小林さん:自分から相談できない学生もいるので、とにかくそのハードルを下げてあげたいという想いです。規模が大きすぎない大学だからこそできることかなと思っています。高校生に向けて「大学に入ってからでも視野を広げられる!」コラボ商品試食会の様子(日本薬科大学HPより拝借)日本薬科大学×高校生×企業の地域連携への取り組み高校生やその保護者向けに何か伝えたい内容はございますでしょうか?小林さん:ヘルスケア業界への就職実績はやはり強みだと思います。だからといって業界を限定することなく、支援していきたいと思っています。また、本校では学生一人一人にアドバイザーとして教員がつくので、先生方とも連携して支援を行っていくことができます。地域との連携というところでは、高校生とのつながりもあるのでしょうか?小林さん:例えば、本校の4年制の学生は、成立学園高等学校様と株式会社なとり様とコラボして、コラボ企画商品「チープリテイン」を開発し、それぞれの学園祭で販売しました。また、秋田県立大曲農業高等学校様とフジパン株式会社様と協力して「スナックサンド」を開発し、販売しました。他にもこのような高校生と協同した取り組みを実施しております。開発したスナックサンド(日本薬科大学HPより拝借)高校生に向けて就職課から最後に一言高校生に向けて最後に一言お願いします!小林さん:薬学部は薬剤師のイメージが強いと思うのですが、実際に様々な業界に進む学生がいます。もちろん就職率も大事ですが、具体的にどのような業界に進んでいるかも調べてみてほしいと思っています。本校の6年制には人材業界や出版業界に進む学生もいたり、公務員になる学生もいます。また、4年制ではヘルスケア業界以外にも人材業界や自動車業界を志す学生がいますし、部活動での経験を活かし実業団を選択する学生もいます。選択肢が本当に広いということはお伝えしたいですね。不安をバネに、未来への期待がいっぱいな就職活動へ最後に学生に向けてメッセージをお願いします!​​小林さん:世間話もいつでもOKです!何気ない普段の会話から見つかることもあると思うので、ぜひ就職課に足を運んでほしいですね。就活っていうのはどうしても不安がつきものなんですけど、それよりも将来の選択肢がどれほど多いのかであったり、働いてみて分かる楽しさもあるので、それらを見据えてどうせなら就職活動を楽しんでほしいですね。取材後記薬学部の学生は、ある程度決まった進路に進むのだろうと思っていました。しかし、薬学部だからこの業界に進まなければいけないということはなく、職員の方は学生の選択肢を広げてあげることを大切にしていることが分かりました。日本薬科大学就職課では、薬学部向けのサポートをしつつ、面談などを実施して個々の意思に寄り添う体制が整っています。就職活動において、周りとの差を感じて悩んだり、自分のやりたいことが何かわからない人は、一度就職課の職員の方に話してみると良いのではないでしょうか。日本薬科大学就職課についての詳細は以下のリンクから確認ください。日本薬科大学就職課の詳細はこちら他大学の就職支援についての取材記事は以下のリンクからご確認ください。 1,228 views
全国転勤?地域限定?一般職?女子金融志望者が一度は悩む道 全国転勤?地域限定?一般職?女子金融志望者が一度は悩む道 16卒の女子金融内定者です。私は就活の当初から、金融業界を志望していました。行きたい業界は決まっていたのに、私の頭を悩ませたのは「働き方選択の問題」でした。就活中に女子会をしても、この話題はいつも盛り上がったので就活女子は誰でも1回は悩むことがあるのではないかと思います。そんな将来の働き方、職種に悩める女子たちにこの記事を読んで頂きたいと思います。まず、どんな働き方が存在するのか例外はありますが、金融業界の多くの企業は3つから選ぶことができます。①全国型総合職世界を含め全国転勤があります。男子は主にこの職種であり、女子は少ないです。(金融業界の中でも銀行は比較的女子の割合が高く、損害保険会社は割合が低いと感じました。)②地域型総合職働く地域を限定することができ、会社によっては2つの地域の併願が可能だったりします。仕事内容は全国型総合職と変わらないという文言を掲げる企業が多いですが、企業によって差があります。③一般職地域型総合職と同様に地域を限定した働き方ができます。しかし上2つの総合職とは仕事内容が大きく異なり、主に事務・窓口などで働きます。企業によっては、入社後何年間は変更できる企業もあります。私は、就活を始めた当初は地域型総合職を希望していたのですが、途中で考え方が大きく変わり、全国型総合職を中心に就活をするようになりました。地域型総合職にも内定を頂き、すごく迷ったのですが結果的に全国型総合職として入社することを決めました。職種を決めるときに何がポイントなのかズバリ「将来の自分を描くこと」です。・ライフスタイル(転勤の有無)・仕事の裁量(本当に仕事内容は一緒なのか)・昇給スピード・給料・入社の難しさ比べるポイントはたくさんあるあります。その中で自分は将来、「何を大切にして生きていくのか」を深く見つめなおす必要があります。両方の職種の女性社員に話を聞くといいと思います。私が重視した点は、「仕事の裁量」です。これは個々の感じ方があると思いますが、私は全国型と地域型で仕事の幅が違うと感じました。女性として会社を引っ張っていく存在になりたいと思っていたので全国型を志望しました。面接でも「なぜその働き方なのか?」は絶対聞かれるここは、私が経験した全国型総合職社員採用での面接のお話をします。全国型総合職の面接ではほとんどの場合、「うちには地域型の働き方もあるけど、転勤ある全国型でいいの?本当に続けていけるの?」という質問をされました。ここはきっちり答えたいところです。私は以下の2つの理由を述べていました。①海外で働きたいから海外で働くことは、全国型総合職の特権です。(ただし会社によって異なるので、企業研究をしっかりしてください)また、なぜ海外で働きたいのかを論理的に答える必要があります。②私の人物像に当てはまったのは全国型社員であるから1だと多くの人とかぶってしまうと感じたので、私はこの答えを強調していました。全国型・地域型両方の女性社員さんとお会いした印象を述べてから、「私のアグレッシブな性格は全国型総合職として活かせる」ということを主張していました。どの選択が正しいか、結婚や出産、育児など実際その時になってみないとわかりません。あまり考え過ぎず、「その時になったらかんがえよう」という気持ちも大切だと思います。 31,511 views

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