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『絶対内定』著者・我究館館長である熊谷智宏氏が語る「意味のある自己分析」と「意味のない自己分析」

『絶対内定』著者・我究館館長である熊谷智宏氏が語る「意味のある自己分析」と「意味のない自己分析」

最終更新日:2018年02月14日

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今回のコラムは、就活生の中でも有名な『絶対内定』シリーズの著者であり、我究館の館長を務める熊谷智宏氏からの寄稿です。『絶対内定』で特に重要だとされている「自己分析」に焦点を当てて語っていただきました。

unistyleでは自己分析に関する記事はあまり掲載していないため、本コラムも含めて多くの考えに触れて、より納得感の高い方法論を探してみて欲しいと思います。

▼熊谷氏が代表を務める我究館の無料説明会はこちらから

(※本コラムは我究館のPR記事です)

* * * * * *


こんにちは。我究館館長の熊谷です。

就職活動を終えた大学生の「後悔していることランキング1位」は、毎年「自己分析」になります。

人事も、キャリアセンターも、先輩も、「自己分析は重要」と言います。
「企業選び」「エントリーシート作成」「面接での受け答え」すべてで自己分析ができていると有利だからです。
重要性は理解している。しかし、多くの就職活動生が「後悔」するのです。

では、就活生はどうすればよいのでしょうか。

自己分析の目的は複数あります。
「志望企業選び」「志望動機の作成」「強み・弱みの言語化」「学生時代頑張ったことの作成」など。

今回は、一番多くの就活生がつまずいているポイント、「志望企業選び」について話したいと思います。また、企業選びを通して「意味のある自己分析」と「意味のない(後悔の残る)自己分析」の違いは何か説明していきましょう。

【著者】我究館 館長 熊谷智宏
我究館館長。横浜国立大学を卒業後、(株)リクルートに入社。2009年、(株)ジャパンビジネスラボに参画。現在までに2800人を超える大学生や社会人のキャリアデザイン、就職や転職、キャリアチェンジのサポートをしてきた。難関企業への就・転職の成功だけなく、MBA留学、医学部編入、起業、資格取得のサポートなど、幅広い領域の支援で圧倒的な実績を出している。また、国内外の大学での講演や、執筆活動も積極的に行っている。 著書に『絶対内定2016』シリーズがある。


【我究館】について
http://www.gakyukan.net/
心から納得のいくキャリアの描き方と実現をサポートする就職・転職コーチングスクール。1992年の創立。就活塾としては最老舗であり、20年以上にわたり全業界に7800名の人材を輩出。また、館長 熊谷智宏共著の『絶対内定』は(※)6年連続大学生協売上第1位。

 

「意味のある自己分析」

(1)3つの切り口で、キャリアデザインを描く。
なりたいオトナの姿が分かると、志望企業も必然的に見えてきます。
次の3つの切り口で考えてみると、効率が良いです。

・Being「どんな人格・能力になりたいか」
・Having「年収や地位、名誉はどのレベルを求めているか」
・Giving「社会に与えたい影響は何か」

 

3つ「すべて」を実現できる企業が、志望企業です。
ひとつでは志望企業になりません。

例えば、Having「年収1000万円」という人がいます。年収1000万円稼げれば、Being「人格」とGiving「社会に与えたい影響」が意に反するものでも良いか。そのような人はいないはずです。3つが満たされていて、はじめて心から納得がいくのです。

考えられた切り口が少ないと、就職活動の途中で、満たされていないものに気づきます。

その結果として「本当にこれがヤリタイコトなのか」と立ち止まってしまう。
取り返しのつかないタイミングで、スタート地点に戻ることになるのです。


(2)他者の視点をもらい、自己分析を深める。
一人で行う自己分析には、限界があります。ほとんどの場合、途中で行き詰まります。なぜなら、自分の考え『すべて』を、客観的に言語化するのが難しいためです。

例えば、面接では次のような質問が投げかけられます。

「なぜそれをヤリタイのか」
「その企業で実現したいことは具体的に何か」
「そのために今までやってきたことはあるか」
「生涯の仕事にしようと思った理由は何か」
「見栄や虚栄心からではないか」
「他の業界や企業では絶対に実現できないか」

 

これらの問いに対して、採用担当者も、自分も、納得するレベルの回答ができるでしょうか。様々な問いを立て続け、自分ひとりで解を出し続けられるでしょうか。
私の経験上、他人の協力を得た方が、圧倒的に効率が良いです。

他者から質問をもらう、答える。その答えに、さらに問いを立ててもらう、というサイクルを繰り返す。そうしているうちに自分ひとりでは到達できないところまで、思考が深まるのを感じられるはずです。

ここで重要なことは、協力してもらう人の人選です。個人的には「尊敬できる友人」と「優秀な社会人」は、質の高い意見をもらえる可能性が高くオススメです。誰でも良いわけではないので注意して下さい。

 

「意味のない自己分析」

(1)演じるための自己分析をする。

自己分析の本質は、分析結果を「心から自覚」すること。
「そうか、こういう価値観があるから、この志望企業を目指しているのか」と、深い納得感を持つことです。

しかし、これができない人が多いです。企業ウケの良さそうな自分を「演じるための自己分析」をしている人たちが、残念ながら多いのです。

次の人が、そのパターンに当てはまる人たちです。

・「有名」という理由だけで、志望企業を選んでいる人
・グローバル=総合商社、中小企業に貢献=金融、日本のプレゼンス=メーカー
など、ステレオタイプ的なイメージだけで志望企業を選んでいる人
・説明会やセミナーにランダムに参加し「どれも魅力的に見える」と企業を選べなくなっている人

 

自分の本音よりも、他人からの評価や、企業からのアピールなどの影響を過度に受けてしまっているのです。

そういう人は、志望動機も中途半端になりがちです。過去の経験から強引に志望動機を作る。納得感も自信もないエピソードを、あたかも本音かのように語るのです。自分も他人もごまかしながら就職活動を進めて行くことになります。当然の結果として、多くの場合面接でバレて選考に落とされてしまうのです。また、運良く入社までこぎつけたとしても、自ら作り出したイメージとのギャップに苦しむ可能性が 高いと思われます。


(2)「人」に触れずに志望業界を決める。

事業内容や事業規模、経営戦略、福利厚生は、文字情報で集めることができます。しかし、それだけでは企業の「本当の姿」は見えてきません。そこで働く「人」と会わなければ見えないことが、とても多いのです。仕事は、人と人とが力を合わせてすることです。本当にその企業の仕事がヤリタイコトか、本当にそこで働く人たちと仕事がしたいか、先輩社員と話しながら分析するのです。

質問をしながら、自分の価値観と一致するかを確認するのです。
「仕事の醍醐味」「理想と現実」「人の雰囲気」「飲み会の雰囲気」「人材育成の方針」など。ネットや書籍、説明会やセミナーでは見えてこないことを質問しましょう。

確認して欲しいのは「内容」だけじゃありません。それを語る「人」を見る。
表情、姿勢、語調、雰囲気、それらのすべてで志望企業にしたいかを判断するのです。

 

最後に

「自己分析ができていると、選考に通過しやすくなります」

これは、今まで3,000人近くを指導してきて、確信していることです。

志望企業が明確だと、エントリー企業数を絞れます。その分、エントリーシートを念入りに作る時間が確保できます。面接でも、自分のことを理解しているのでスムーズに受け答えができます。「とりあえず」動き、無為に時間を過ごしている就活生がいる中で、圧倒的に有利に選考を進めることができるのです。

一度きり新卒での就職活動。
せっかくなら、心から納得した進路に進んで下さい。

ワクワクしないでしょうか。

心からヤリタイコト(夢)を見つけ、それが実現できる企業にエントリーする。
採用担当者は、何年も前から、その夢を追いかけている人たち。
その人たちと、出会い、目と目を合わせ、心を通わせ、語り合うのです。
内定して、そこで働くことになれば、彼らと席を並べ、夢を追いかけることができる。

それが、就職活動であり、選考なのです。

ここに書いてあるものは、すべて「今日」からでも実行できることです。
まずは、ひとつ、何かに挑戦してみて下さい。

心から応援しています。頑張りましょう。

* * * * *

就職活動というと目的も曖昧なままに独りで闇雲に突き進んでしまう学生は例年多く、もったいなく感じています。他者の力も上手く使って、納得のいくキャリアを選んでいって欲しいと思います。

なお、我究館では現在無料の説明会を実施しています。
本記事を読んで、自分は意味のない自己分析に走りがちかもしれないと感じた方は、特にお申し込みいただければと思います。

▼毎週水曜日・土曜日に開催中、申込はこちら

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