三菱総合研究所(MRI)のインターンシップES(エントリーシート)回答ガイド
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最終更新日:2024年06月24日
三菱グループの出資により誕生したシンクタンク系コンサルティングファームの三菱総合研究所。
官公庁向けの政策提案やITシステム構築に強みを持つ国内を代表する総合シンクタンクであり、その社員数が他のファームに比べて非常に少ないことから就活生にとっても非常に狭き門の人気企業となっています。
そんな三菱総合研究所ですが夏に体験・実務型の5〜10日間に及ぶインターンシップを行っており、参加のためにはESと面接を含む選考を突破する必要があります。面接に避けるマンパワーが少ないことからESの通過は非常に狭き門と考える事ができ、入念な対策が必要となるでしょう。
本記事ではそんな三菱総合研究所シンクタンク部門のインターンシップESの通過のための回答プランを実際の合格者の回答を用いながら紹介していきます。
三菱総合研究所シンクタンク部門 インターンシップES設問
◆ご自身の専門分野や研究内容についてわかりやすくお書きください(400文字以上600文字以下)。
◆自己PRや学生時代に力を入れて取り組んだこと・取り組んでいることについてお書きください(400文字以上600文字以下)。
設問1:当社インターンシップに期待すること、インターンシップで取り組んでみたいテーマをお書きください。
設問の意図
志望動機を問う設問になっています。三菱総合研究所は受け入れ型のインターンであるため学生が今までに取り組んできた研究内容が何であるかという点が、「取り組みたいテーマ」を選ぶ上で説得力のある理由の一つとなると考えられます。
志望動機にはいままで自身が興味を持ち研究したことがどのように三菱総合研究所のインターンで活かすことができるのかを述べる必要があると考えられます。
意図を踏まえた回答方針
文字数は豊富にあるため、「【例文6選】エントリーシート(ES)の志望動機の書き方!独自調査を基に人気業界ごとに解説」に基づくことでわかり易い回答を作成する事が可能となるでしょう。
ただし、あくまでインターンの選考であるため企業選びの軸などは重視されていないと考えられるため、
①成し遂げたいこと→②きっかけとなる経験(研究など)→③インターンで具体的に取り組みたいテーマ・期待すること→④なぜ三菱総合研究所なのか?
という構成で述べていくと良いと考えられます。
また、ここでは特に③インターンで具体的に取り組みたいテーマ・期待することを重点的に書く必要があります。同社のインターンシップは部門受け入れ型であるため、その専門性がより問われるといえます。自身の専攻を踏まえた上で、何を学びたいのかを具体的に記述しましょう。
合格者の回答
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設問2:ご自身の専門分野や研究内容についてわかりやすくお書きください。
設問の意図
三菱総合研究所のインターンは実際に進行しているプロジェクトを実習テーマとして扱い、かつ官公庁向けの政策提言やシステム構築の提案などを行うため、学生の専門分野や研究内容がそこにおいて活かされるかどうかを重視しているものと考えられます。
なおかつ、面接の際のインデックスとなることも想定されますのでその分野の経験がない面接官でも実際に内容がイメージできるよう、専門的な用語を避けてわかりやすく説明することも求められます。
意図を踏まえた回答方針
設問1の実際に扱ってみたいテーマについての理由となる部分に専門分野を扱った場合はここで詳しく説明する必要があります。専門分野で学んだことや得た知識がインターンにおいて活かされることがアピールできるようにしましょう。
必ずしも、研究内容とテーマが重なっている必要はないと思いますが、今行なっている研究がどのようにテーマに関係するのか、また活かすことができるのかについて記述するよう心がけましょう。
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設問3:自己PRや学生時代に力を入れて取り組んだこと・取り組んでいることについてお書きください。
設問の意図
典型的な自己PRやガクチカ問う設問となっています。
設問文には「自己PRやガクチカ」と書かれており、自己PRとガクチカは若干書き出しが異なることから、最初にどちらのフレームワークで書き出すか方向性を決めることをお勧めします。
自己PRとガクチカの違い、それぞれのフレームワークについては以下の記事で詳しく説明していますので必ず参照にしてください。
また、三菱総合研究所のインターンは完全な受け入れ型であるため、求められる強みがその経験で活かされた強みと合致しているかは非常に重視されていると考えられます。文字数が400文字以上600文字以下と非常に豊富なためフレームワークを使い論理的でわかりやすく強みを伝えると良いでしょう。
意図を踏まえた回答方針
ここでは論理的な学生時代頑張ったことのフレームワークを用いて、
①結論→②動機→③目標と困難→④取組みと結果→⑤人柄→⑥学び
の順番で論理構築していきます。ここでは特に④取組みと結果⑤人柄が重視されていると考えられるでしょう。
また、2019年卒の三菱総合研究所の本選考における求められる素養は
②関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる
③今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる
となっており、2020年卒のインターン選考でもこの傾向は変わらないものと思われますのでこれらの強みが活かされた経験を述べると良いでしょう。
それでは実際の合格者の回答を見ていきましょう。
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最後に
三菱総合研究所のインターンは受け入れ型であり、その枠も非常に狭いことから非常に選考突破が厳しいことが予測されます。
しかし、その分選考を通過した就活生は本選考でも非常に有利になると考えられます。この記事を参考にESを突破し、是非三菱総合研究所のインターンに参加してみて下さい。