【パナソニック】インターン体験記とES選考攻略|合格者ES付
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最終更新日:2021年06月28日
パナソニックは日本が誇る世界でも有数の総合電機メーカーです。
2018年3月に創業100周年を迎えた老舗企業ということもあり、電機・精密業界と聞いて真っ先に思い浮かぶ企業と言えばパナソニックはその一つに上がるのではないでしょうか。
本記事では、前半でインターン参加者のレポートを掲載し、後半では19卒のESを元に、パナソニックの求める素養を分析しES回答方針を示していきます。
パナソニック インターン体験記
ここでは、uninstyleに寄せられたインターンレポートを掲載し、パナソニックのインターン内容についてご紹介していきます。
なお、今回は生産技術に配属になった方のレポートを一部抜粋してご紹介しますが、unistyleではこの方以外のインターンレポートや、その他本選考ES・レポートを掲載していますので、下記リンクより併せてご参考ください。
インターンの内容
二日目は同じ支社のメンバーで集合して移動し、職場に挨拶をした。支社で製造している製品の工程に関する説明を受けて、個別に実習内容の説明を受けた。
三日目以降は実習。
二週目からは成果報告に向けた準備をし、報告。
最終日は会社の技術を使って将来的にどんな社会が実現できるかといったことをグループワークで議論してプレゼン。
インターンの雰囲気
私が実習に行った先を見ていると、どのメンバーも積極的に参加しているなという印象を受けた。最終日に会った、他の実習先にいたメンバーも積極的で、議論が活発になった。
社員についても、堅苦しいことなく、学生と対等に接してくれる印象を受けた。
社員との交流
インターン中に歓迎会を開いてくださり、交流を図ることが出来た。また、毎日退社の際に日誌を書き、コメントを頂いていた。
インターンを通して内定は出るか、またインターン後に企業からアプローチがあったか
インターンを通じて成長した点
重視するポイントの評価基準は人それぞれであるため、担当指導員の方としっかり議論し、伝えあうことで納得して仕事を進めることが出来た。社会人になった時もここで学んだ議論することを活かしていきたい。
インターン選考に向けた準備
インターンを通じての志望度の変化
やや志望度があがった。
社風が非常によく、話していても堅苦しい感じはしなかったため。また、納得いくまで議論してくれる点についても社員の人の良さが見えた上に、自分が働いた際にも納得いくまでこだわりをもって仕事をしていくことが出来ると感じたため。
インターン参加を希望する後輩へアドバイス
是非チャレンジ精神をもって取り組んでほしいし、選考でもそういう態度を見せると良いと思う。
パナソニック インターンES設問
◆なぜ上記のテーマを希望しているのか。またこれまでの経験や研修内容・専門知識・スキルなどを、希望テーマでどのようにいかしたいか。(200文字以下)
◆学生時代に学業以外でもっとも取り組んだことをなるべく具体的に教えてください。(300文字)
◆あなたを表すキーワードを教えてください。(20字以内)
◆上記に対する理由や具体的エピソードを教えてください。(300文字以下)
設問1
設問の意図
募集は文理不問ですが、理系の企業に多い設問と言えるでしょう。
学生が大学で何を学んできて、学びを企業でどのように活かすことが出来るのかを見ているでしょう。
意図を踏まえた回答方針
自分が大学でどの学問を学んだかだけではなく、その学問が具体的にどのようなもので、具体的にどのようなことを研究しているのか、またそれに対し自分はどのような取り組みをしてきたのかも詳しく記しましょう。
大学での学問が必ずしも企業で活きるとは限りませんが、それは特段問題ではないです。
何を学んだかよりも、そこでの取り組みの姿勢や熱量を企業は見ていると考えられます。
もっとも、同社のインターンシップはコース別であるため、専攻が希望コースと関係している場合にはその研究内容についても評価対象となる可能性があるでしょう。
合格者の回答
環境経済学を研究しています。
環境経済学とは、環境問題に対して経済学的アプローチからの解決策を模索する学問です。
代表的な手法としては、環境税の導入が挙げられます。勿論これに限らず取り扱う内容は幅広く、昨年度のゼミ論文では、耕作放棄地が環境に及ぼす影響を提示した上で耕作放棄地を減少させる方策を検討しました。
今年度は主に再生可能エネルギーの導入に向けた方策と課題について研究しており、太陽光や水力など様々な方法の中でどの発電方法が有効か、既存の電力システムの中にいかに再生可能エネルギーを組み込めるかなど、多様な視点から考察しています。
このように、世界中に存在する環境問題の解決策を日々研究しています。
学生が大学で何を学んだのかが、その分野を専門にしてない人にもわかりやすい回答となっております。
学生が学んできたことが社会においてどのように関係しているのか、またその研究を進めることによって社会でどのように役立つのかが容易に想像が出来るように記されています。
社会でどのように役立っているのかを記述することで、専門外の人にも理解しやすい内容となっています。
設問2
設問の意図
パナソニックのインターンシップでは基礎応用研究/開発研究、設計開発、生産プロセス技術、品質管理、デザイン、知的財産、法務、SE/SI、調達、営業、マーケティング等と幅広くコースが募集されています。
学生の経験を基に、その分野でどのように行動することが出来るのかをみていると考えられます。
意図を踏まえた回答方針
多くのコースの分類があるため、通常の志望動機よりも具体的に記す必要があります。
自分が経験してきたことに加え、その経験で自分が何を学び、その経験がこれから企業でどのように活かされるかを明確に記しましょう。
合格者の回答
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設問3
設問の意図
最初の設問で学業について深く質問しているため、学業以外での取り組みの状況を聞いています。いわゆる「学チカ」が問われていると考えて問題ないでしょう。
課外での活動はより学生の人柄が見えるため、学業以外で何をどのように取り組んできたかを聞く事で、学生の性格や価値観をみていると考えられます。
意図を踏まえた回答方針
学生時代に頑張ったことは、ガクチカの書き方とは-6ステップで書けるESテンプレを基に解説-に示した通り、
①結論→②動機→③目標と困難→④取組みと結果→⑤人柄→⑥学び
という論理展開で述べると良いでしょう。
→学生時代に頑張った経験の書き方について解説しています。具体例を交えながら、上記のフレームワークの使い方の説明もしているのでぜひご活用ください。
パナソニックの求める人物像は「大きな夢と高い志を持ち、チャレンジし続ける人」「世界で戦える、尖った強みを持った人」「新たな価値を創造し、変革を起こせる人」です。
これを踏まえて考えると、同社は「挑戦心」や「向上心」、「変革力」、「実行力」等を兼ね備えた人物を求めているといえそうです。
学生時代に取り組んだことを通して、自分が発揮できた強みをパナソニックの求める人物像に照らし合わせて述べられると良いでしょう。
合格者の回答
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設問4・5
◆上記のキーワードを選んだ理由を教えてください。(300文字以内)
設問の意図
志望者の性格面、パーソナリティを見ている設問であると考えられます。
志望者の性格がパナソニックの求める人物像と一致しているかが見られているとともに、客観的に自分自身を見ることができる人物かを企業はみています。
意図を踏まえた回答方針
パナソニックの求める人物像と自分の性格を照らし合わせ、自分がどのような点で求める人物像と一致しているのかを具体的なエピソードを交えて明記しましょう。
その際、背伸びすることなく、等身大の自分を正確に表現することが重要です。言葉のインパクトも重要ですが、それ以上に大事なのは、正確に自分自身を表現できるキーワードを選ぶことです。
自分自身をしっかりと客観視し、言葉のインパクトに引っ張られすぎないよう注意しましょう。
合格者の回答
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最後に
パナソニックのインターンでは、細かくコースが分かれているため、よりインターン志望者の知りたい情報や会社の雰囲気がつかめるものだと思います。
更に、社員の方との交流も多くあるため、企業理解にはぴったりのプログラムになっています。
必須となるパナソニックのインターンシップESの設問は、学生時代の学問面で学んだこと、取り組みに加え、課外での取り組み、自身の性格など、志望者の人格について、より踏み込んだ内容の質問がされます。
その中で自身の性格がいかにパナソニックの求める人物像と一致しているかをアピール出来るような回答を、簡潔に分かりやすく、具体的なエピソードを交えて述べられるといいでしょう。