朝日新聞社関連のテクニック
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- 朝日新聞社のES対策!求める人材を理解して採用レベルの志望動機・自己PRへ 20,913 views 朝日新聞社の本選考ES一覧はこちら朝日新聞社と言えば有名な全国紙『朝日新聞』を発行する会社であり、2019年で創立140年を迎える歴史のある会社です。新聞以外にもに雑誌・書籍の出版や芸術作品の展示・公演、全国高等学校野球選手権大会などのスポーツ大会の開催などの事業活動も行っています。また、朝日新聞のコラムである天声人語はあまりにも有名であり、1世紀以上の歴史があります。そして朝日新聞の発行部数は2016年現在読売新聞に次ぐ日本2位の販売部数を誇っています。このように、幅広い事業活動や歴史がある朝日新聞社でありますが、過去掲載した慰安婦報道の問題、発行部数の減少によって苦境に立たされているのも事実です。また、朝日新聞社だけでなく新聞業界全体としてもインターネットメディアの発達による発行部数の減少がおこっています。今回は採用HPから記者職についてとりあげてこの時代に求められる人材はどのようであるかを説明していきます。事業内容と採用HPから考える朝日新聞社の求める人材政治部で官邸を担当していたときは、安倍晋三首相が陣取る首相官邸を記者14人で取材していました。外交・安全保障、経済・財政、社会保障などの重要政策から選挙対策や国会対策まで、首相官邸には政党や役所から膨大な情報が集まります。首相は官房長官ら官邸に入っている政治家と各省庁から集めた官僚らと一緒にその情報を分析し、判断します。私たちは「次に何が起きるか」をいち早く察知して報道するとともに、その影響を分析して読者に伝えることが、首相官邸の担当記者たちの重要な仕事です。首相官邸には幅広い分野の専門家が集まっています。国家権力を背景に膨大な情報も握っています。(中略)こうして記者14人がそれぞれ集めた情報を持ち寄り、安倍内閣の政策の行方を報じています。首相官邸の政治判断は、国民生活に大きく影響します。先日、安倍首相が決断した消費増税もそうでした。心身ともに疲れることもありますが、目の前で起きたことが歴史の1ページに残るかもしれないという緊張感を持って取材しています。参考:朝日新聞社採用HPこちらの記者の話によると、政治部の記者が官邸で取材をしていたときは14人もの人数で取材をしていたそうです。記者14人がそれぞれ集めた情報を持ち寄り、安倍内閣の政策の行方を報じています。また、記者それぞれにも取材対象者から得る印象、その人との考えが異なることがあるでしょう。そして他の記者と話し合って一つの記事にまとめます。これらを「人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み」に落とし込んでみると「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」という能力が求められているのがわかるでしょう。新聞社には時々、隠された不祥事に関する匿名の通報が寄せられます。そんな中、阪神間のある女子大で、学生から預かった教員採用試験の願書を教職員が提出し忘れ、学生が試験を受けられなくなった、というタレコミがありました。連絡を受けてすぐ大学に出向き、記事化することができました。これが、自分にとって初めての完全な特ダネで、各紙で後追い取材がありました。参考:朝日新聞社採用HP新聞記者の特ダネに関する話です。他社が真似できずに自社独自のスクープを「特ダネ」とよび評価の対象になります。一方で他社に「特ダネ」を取られて、後追いで記事にする「追っかけ」はマイナス評価の対象となります。そのため個人に実績が紐づきやすく、個人としてプレッシャーの強い環境下でも力を発揮することが求められます。そしてこれを「人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み」に落とし込んでみると「1.個人として努力し、成果をあげることができる」人材が求められているでしょう。また事業内容からも考えてわかるように、記者という職業は他の記者と協力して成果を上げるだけでなく、個人で取材することはかなり多くなっています。このような働き方から考えても「1.個人として努力し、成果をあげることができる」という能力が求められる会社だとわかります。以上より、事業内容と採用HPから「1.個人として努力し、成果をあげることができる」、「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」能力が朝日新聞社では求められていることがわかりました。ではESからはどのようなことがわかるでしょうか。見ていきましょう。朝日新聞社ES設問1.記者になりたいと思ったきっかけは。どんな記者になりたいですか。(8行)2.朝日新聞社を志望する理由はなんですか。(5行)3.あなたがアピールしたい業績や経験は何ですか。それをどう記者の仕事に生かせると考えますか。(8行)4.朝日新聞や朝日新聞デジタルの紙面に関する感想を教えてください。(この数ヶ月間の記事または写真・映像で、評価するものと評価しないものをそれぞれ挙げて、その理由を)(9行)5.あなた自身の好きなところと、好きでないところは何ですか。(5行)6.いままでで一番辛かったことは何ですか。また、どうやってそれを乗り越えようとしましたか。(5行)7.最近、感動したことは何ですか。(4行)参考:朝日新聞社の企業情報設問(1)「記者になりたいと思ったきっかけは。どんな記者になりたいですか。(8行)」について「」や以下の動画を参考にしてみましょう。志望動機は常々①仕事を通じて成し遂げたいこと・②きっかけとなる経験・③企業選びの軸・④企業選びの軸に合致する他に受けている業界と他業界ではダメな理由・⑤具体的にどのような仕事や部門に興味があるか・⑥業界の中でも志望企業の理由要素の6つの要素から成ります。ここでは将来自分が実現したいことが問われています。どんな記者になりたいかという部分、記者になりたいと思ったきっかけをたずねているところを踏まえ①・②・⑤は書かれていたいです。また、8行という分量から、成し遂げたいことを多く書くのではなく、きっかけとなる具体的なエピソード、どのような仕事をやっていきたいかということもバランスよく書くと良いでしょう。その際、「成し遂げたいことが自らの経験に根付いたものか」「成し遂げたいことが志望企業のビジネスモデルで達成できるか」という点は意識しておくべき項目です。あまりにも自らの経験に根付かないものだと現実性のないものになりますし、成し遂げたいことがビジネスモデルで達成できないものなら、当該企業の志望動機としては不適切になります。同じ新聞業界はビジネスモデルでは共通している点が多いため、同業他者のESも参考になるかと思います。unistyleでは読売新聞のESもまとめてありますので是非参考にしてみて下さい。参考:読売新聞東京本社のエントリーシート・選考情報設問(2)「朝日新聞社を志望する理由はなんですか。(5行)」についてこちらは文字通り基本的な志望動機です。また、先ほどの「記者」から「朝日新聞社」と述べる対象が変わったことから、⑥同業比較についても触れるべきでしょう。「「同業の中でもなぜうちの会社か?」という質問に驚くほど簡単に答える三つのアプローチ」にも書かれているように、①業界内の特別なポジション・強みから語る②社風・企業理念から語る③企業で働く「人」から語るというアプローチが考えられます。このアプローチについて学ぶうえでは他業界の同業比較の記事も参考になるかもしれません。unistyleではメガバンクと総合商社について「なぜ同業他社のなかでもうちか?」という質問に対する内定者の回答事例を求めた記事がございますので、是非参考にしてみて下さい。参考:「同業の中でもなぜうちの会社か」という質問に対する内定者の回答実例〜メガバンク編〜業界の中でもなぜうちの会社かという質問に対する内定者の回答実例〜総合商社編〜設問(3)あなたがアピールしたい業績や経験は何ですか。それをどう記者の仕事に生かせると考えますか。(8行)これは自分の業績や経験を問われています。「」に沿って書きましょう。先述の通り、朝日新聞社の場合では「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」という能力、「1.個人として努力し、成果をあげることができる」能力が求められているため、自身の強みがそれらの求める人材に合致していることを意識しておく必要があります。設問(4)「.朝日新聞や朝日新聞デジタルの紙面に関する感想を教えてください。(この数ヶ月間の記事または写真・映像で、評価するものと評価しないものをそれぞれ挙げて、その理由を)(9行)」についてこの設問では朝日新聞社の提供している記事の感想を求められている設問です。ですから、あなたの記事に対する意識、関心を持っているか、十分な理解、洞察力があるかが問われている設問とも言えます。また、評価するものだけでなく評価しないものも挙げなければならないのが将来の新聞記者として批判的思考をもちあわせているかを調べたいと考えているのが伝わります。今後はニュースを生み出す立場になるため、記者としてふさわしい切り口や考えの深さを示すことができるかどうかが問われている質問だと言えます。また「「気になるニュースを教えてください」という設問に対する内定者の回答事例集」を参考に書いていくのも良いと思います。この設問は朝日新聞の記事についての感想を求められていますが、どのような価値観、関心意識を持っているかということを聞いているので、アプローチとしてこの記事は非常に参考になります。設問(5)「あなた自身の好きなところと、好きでないところは何ですか。(5行)」について自分の好きなところ、好きでないところを記入するものです。ここは論理的に話せるか、説明がうまくできるか等を聞いています。行数が多いため、なぜその部分が好きなのか、好きでないのか理由にまで触れましょう。この手設問にはいわゆる「答え」が存在しないものなので論理的に説明できれば問題ないでしょう。また、後者については自分の短所とも言いかえられますので「「自覚しているあなたの短所を教えてください」という設問に対する内定者の回答事例集」も参考に自分の好きで無いところを素直に書いていくと良いでしょう。設問(6)「いままでで一番辛かったことは何ですか。また、どうやってそれを乗り越えようとしましたか。(5行)」についてこの設問では困難が起きたときその状況を的確に分析し課題解決に対しての働きかけができるか、辛いことがあってもそれに屈することなく我慢強く対処できるかという点が見られていると考えられます。新聞記者の仕事をしていく上でかなり辛いような状況も出てきます。例えば、新聞記者で言えば他社の記者に特ダネを取られた、特ダネを取るために忙しい状況に置かれてしまったりするなどが該当します。ですが、そういった状況から逃げるのではなく乗り越えていかなければならないことがあります。なので自分自身がつらい状況にあっても乗り越え対処出来うる人材を求めていることがわかります。また「「これまで直面した中で最大の困難・挫折について教えてください」という設問に対する内定者の回答事例集」の記事も参考にしてみてください。この記事にも書いてあるように、受験で挫折したというものではなく学生時代活動を行っていく中で人と衝突したり、うまくいかなかったりするということを中心に書いていくと良いでしょう。設問(7)「最近、感動したことは何ですか。(4行)について具体的なエピソードを聞くことを通して説明が上手くできるかどうか、論理的にはなせるかどうかをたずねようとしています。例えばアサヒビールにも同じような質問があったので参考にしてください。同記事にもあるように、受動的な感動体験ではなく自分が行動することによって得た感動体験を書いてみましょう。以下記事でアサヒビールのES設問とその意図を紹介していますので是非参考にしてみて下さい。参考:アサヒビールのESと採用HPから考えるアサヒビールの求める人材最後にいかがだったでしょうか。朝日新聞社は幅広い事業を持っていますが、今回は記者職にフォーカスをあてて分析を行っていきました。オーソドックスな設問が多く同業を中心に他社のESも参考にしてみるといいでしょう。朝日新聞社の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから他にも、全国紙新聞社社員のインタビューの記事も掲載されてます。photobyMartinThomas
- 朝日新聞社の採用大学・男女別採用人数|合格者ES付き 42,063 views 朝日新聞社の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから朝日新聞社は創業140年を迎えた「総合メディア企業」です。国内外に300超の取材拠点を持ち、紙とデジタルの両方で日々価値ある情報を発信しています。事業の中核である朝日新聞を年間で約800万部を発行しており、従業員数は4460人となっています(2018年時点)。本記事では、朝日新聞社の内定者実績を採用大学・男女別の2つの観点でまとめていきます。なお、新聞社を志望する就活生には就職エージェントneoの利用がオススメです。アドバイザーから、新聞社を志望する理由を基に、ほかに受けるべき企業に関するアドバイスなどが受けられます。少しでも興味があるという方は、下記の画像をクリックしてサービスを利用してみてください。本記事の構成朝日新聞社の採用大学朝日新聞社の男女別採用人数朝日新聞社の選考レポート朝日新聞社の本選考合格者ES最後に朝日新聞社の採用大学朝日新聞社の過去2年間で複数名の採用があった大学は次のようになっています。採用大学一覧文系慶應義塾大学、早稲田大学、東京大学、中央大学、上智大学、一橋大学、近畿大学、青山学院大学、北海道大学、立教大学、京都大学、明治大学、大阪大学、同志社大学、東京外国語大学、東北大学、跡見学園女子大学、東京理科大学、東京女子大学、国際基督教大学、奈良女子大学、名古屋大学、東京学芸大学、宮城学院大学、信州大学、同志社大学、神戸大学、兵庫県立大学、長崎国際大学、専修大学、津田塾大学、多摩美術大学、立命館大学、筑波大学、電気通信大学、東京海洋大学、日本女子大学、聖心女子大学、武蔵野美術大学、名古屋市立大学、岡山大学、香川大学、九州大学、北海道教育大学、復旦大学(中国)参考:就職四季報2019・2020朝日新聞社の男女別採用人数朝日新聞社の過去3年分の男女別採用人数(※大卒および修士のみ)は次のようになっています。参考:就職四季報2020朝日新聞社の選考レポートここでは朝日新聞社に内定した20卒の体験記を紹介します。朝日新聞社の選考レポート一覧はこちらこの合格者の選考レポートはこちら選考時期をお答えください。3月下旬〜5月下旬本選考の結果について選択してください。最終面接本選考のためにした準備についてお答えください。(200文字以上)自分の手で新しい技術を使って発信していくことができる点と、グローバルに働けるビジネスパーソンになるという軸で企業選びを行いました。その中で、若手から現場に入り込める環境と、グローバル人材の輩出に力を入れているところを選んだ。インターンシップに参加したことと、自由課題に力を注いだ所です。インターンシップに参加したことで業務理解や社員と関係を築けたのはもちろんのこと、参加者と定期的に交流を図り情報交換に勤しんだ点も大きかったです。本選考のフローについて結果連絡を含めてお答えください。説明会→ES/WEBテスト→1次面接→2次面接→最終面接エントリーシートの設問項目についてお答えください。エントリーシートがない場合は「なし」とご記入ください。あなたのアピールポイントをお書きください。(ここ数年で特に力を入れた事、グループの中で果たしてきた役割、仕事で活かせる個性など)(200文字以内)朝日新聞社のビジネス部門を志望する理由は何ですか。またビジネス部門で取り組んでみたい仕事を教えてください。(400文字以内)朝日新聞や朝日新聞デジタルの記事・広告、朝日新聞社が取り組んでいる事業などに対する感想を教えてください。(200文字以内)あなた自身の好きなところと、好きでないところは何ですか。(200文字以内)いままでで一番つらかったことは何ですか。また、そこから学んだもの、得たものがありましたらお書きください。(200文字以内)筆記試験の形式、難易度、試験時間についてお答えください。筆記試験がない場合は「なし」とご記入ください。一般的なSPI、難易度は低めそれぞれの面接およびGDについて、社員の人数および役職、面接を受ける学生の人数、面接会場、面接時間、質問内容、面接の雰囲気、面接の感想についてご記入ください。面接がない場合は「なし」とお答えください。1次面接:笑いが起きるほどとても和やか。面接官はとても親身に話を聞いてくださる。・学生時代頑張ったこと・なぜ頑張ろうと思ったのか・頑張ったことの中で、苦労したことは何か・ビジネス職を選んだ理由・自由記述課題からの質問(どうやって作った、内容について)・最後に一言2次面接:入った瞬間は中堅社員の方々の雰囲気で緊張したが、口を開けば皆さん穏やかで途中笑いが起きるほど和やかだった・学生時代頑張ったこと・なぜ頑張ろうと思ったのか・頑張ったことの中で、苦労したことは何か・ビジネス職の中でも特にやりたい職種は?それはなぜか?・今後の新聞業界はどうしていかなければならないと考えるか?・自由記述からの質問・朝日新聞社である理由最終面接:これまでとは違う緊張感のある雰囲気。意思確認の面接ではないため落ちる人もいると聞いた・学生時代に力を入れたこと・自己PR・志望動機・入社してから何の部署で何をしていきたいか・高校時代について・新聞業界に対する意見・他の新聞社ではなく朝日新聞の理由・自身の価値観について本選考において評価されたと感じたポイントや選考において重視されていたと思う点についてお答えください。(100文字以上)社員の人柄、社内の雰囲気、社内で新しく力を入れているところを重視しました、新聞業界という斜陽産業の中で、いかにしてこれから収益を図って言おうとしているかという点はものすごく重視されていたところであります。面接において印象に残った・回答に困った質問をお答えください。・彼女は外国人なの?・今後の新聞業界はどうしていかなければならないと考えるか?面接・GDなど各選考フローにおいて心がけていたことをお答えください。(100文字以上)・結論ファーストで端的に答えること。・頭の中で整理してから話すようにする。・聞かれそうな質問に対しては事前にどのように回答するか考えていく。・他の面接で詰められたと感じた質問は納得がいくまで準備していった業界・企業研究や各種選考対策に使用していたサービス・書籍をお答えください。企業HP朝日新聞社の本選考合格者ESここでは、朝日新聞社の合格者ESを3つ紹介します。2020年卒(ビジネス職)2020年卒(記者職)2020年卒(技術職)闇雲に内定者のESを真似するのではなく、どのような書き方であれば評価され、反対にどのような書き方は評価されないのかを自身でよく考えることが重要です。参考:その企業に合格したエントリーシートを読むことで、単純に書き方を学ぶだけでなく、その企業がどのような人物を求めているのか、設問からどのようなことを聞きたいのかを学ぶことができます。朝日新聞社の合格者ESはこちらから2019年卒(総合職)この合格者のESはこちらからあなたのアピールポイントをお書きください。(ここ数年で特に力を入れた事、グループの中で果たしてきた役割、仕事で活かせる個性など)強みは相手に気を配ることで信頼関係を構築できることです。強みを発揮したのは早大生向けのWebメディアの記事を副委員長として高品質にした時です。Webメディア設立時、委員長の拘りが強く不満を漏らすメンバーが続出しました。このままではワンマン体制になると危惧した私は、委員長とメンバー双方から意見を聞き、改善策を考えました。結果、メンバー間での信頼が生まれ、PV数の多い記事を出稿出来るようになりました。朝日新聞社のビジネス部門を志望する理由は何ですか。またビジネス部門で取り組んでみたい仕事を教えてください。志望する理由は2つあります。1つ目は朝日新聞デジタルにて新たなコンテンツ制作に携わりたいからです。3年間アルバイトとしてVR制作に携わり、撮影からローンチまでの技術を磨きました。その中で、娯楽ではなく情報伝達手段としてVRを活用すれば、視聴者により分かりやすく伝えることが出来ると実感しました。メディアラボを設立し最先端技術を取り入れる貴社で、メディアの情報量を活かして今後の教育や観光分野に貢献したいです。2つ目は「日本の今」を、海外版を通じて世界に発信することです。カナダ留学時、私は現地新聞を通して「カナダの今」を把握していました。その中で、多くの外国人が日本の文化や生活に興味を抱いている事を目の当たりにしました。しかし、海外で日本の実情を知ることは難しく、帰国後に変化の早い日本経済に驚きました。今後予想される多くの訪日外国人旅行客に対し、信頼性の高い日本の観光情報を発信していきたいです。朝日新聞や朝日新聞デジタルの記事・広告、朝日新聞社が取り組んでいる事業などに対する感想を教えてください。朝日新聞デジタルは動画や海外向けコンテンツが業界内で群を抜いて豊富だと感じます。デザインの専門集団による「朝デジ」、海外版のマンガ&アニメ欄など、ユーザーの興味を引くコンテンツの数に圧倒されます。この充実さはwithnewsにも通じ、別々に運営するのは勿体無いと感じました。相互に行き来できるシステムにしてはどうでしょうか。またNewsVRの動画数が少ないため、定期的な更新が必要だと思いました。あなた自身の好きなところと、好きでないところは何ですか。(200文字以内)好きなところは、知らない人と出会う事が好きなところです。カナダに留学した際、課題であったスピーキング力を高めるために毎週ランゲージエクスチェンジに参加し、新たな人と会話をすることで克服しました。好きでないのは、行動に移す際に慎重になりすぎる点です。起こりうるリスクや結果を心配し、最適な時期を逃してしまうことがあります。時にはスピードを重視するなど、柔軟に対応できるようにしたいと思っております。いままでで一番つらかったことは何ですか。また、そこから学んだもの、得たものがありましたらお書きください。映像技術を後輩へ継承したことです。サークルでは文化祭で2000人規模のイベントを4つ行います。1年時にED映像を担当した際、短期間で会員の知識共有の場が少なく、来場者評価は82点と満足でない結果でした。90点以上を目指していた為、2年時はイベントの映像チーフを務め、同期と後輩を組ませ知識共有を図ったところ、91点の評価を獲得出来ました。これより私は失敗から現状を改善し、周囲を巻き込む力を得ました。2020年卒(記者職)この合格者のESはこちらから記者を目指すきっかけ、どんな記者になりたいか「冒険がしたい」そう思い立って昨年中国に留学した結果、「世の中にまだ知られていない事実を伝えたい」「記者として駆けずり回りたい」という自分の欲求に気づいた。▽渡航前に持っていた「ハイテク中国」のイメージと、現実の中国に齟齬を実感したからだ。もちろんスマホ決済や顔認証などの進んだ側面は多く、便利な社会だった。しかし、電子機器を使えない老人が何時間も切符売り場で並んでいたり、私にウイグル語を教えてくれたウイグル族の友人が「検閲されてるから、教わったことは絶対にネットに書かないで」」と懇願してくるなど、手放しで賞賛できる社会ではない。▽入社した暁には、外信部で中国のいい面も悪い面も、語学力を活かして伝えたい。また、外信部のほかに社会部に所属し、事件現場を駆けずり回りながらいち早くニュースを発信し、被害者や被災者に寄り添う記事を書きたい。朝日新聞に入りたい理由私のなりたい記者像は貴社の報道姿勢と一致している。例えば貴社の習近平政権の言論統制を伝える記事では、SNS規制などの表面的な事だけではなく、とある中国人記者の人生を紹介する形を取っていた。連載の「地球を食べる」でも、ローカル店に集う現地の人々の目線を忘れない。私はただ事実をなぞるだけではなく、貴社のような人に寄り添った記事が書きたい。このように、朝日新聞なら私の理想とする記者として働けると感じた。あなたのアピールポイント、記者にどういかすか探求心と「とりあえず行ってみる」の精神は誰にも負けない。▽満州国への興味から中国〇〇に留学したいと思ったが、交換留学先の提携がなかった。そのため直接行きたい大学にメールし、個人留学を受け入れてもらった。留学中は非公開の史跡をどうしても見たかったので、警備員に交渉して特別に参観させてもらった。▽また、北朝鮮、ロシア、モンゴル、ミャンマーとの国境地帯や新疆ウイグル自治区も訪問した。道中で軍人に職務質問やスマホチェックをされたこともあったが、逆に彼らと仲良くなって近所でおススメの食堂を教えてもらった。▽上記のような探究心と興味を持ったら「とりあえず行ってみる」の精神、そしてそれを実現するための交渉力は、ひるむことなく取材に飛び込み、収穫があるまで粘る記者になるために必要なものだろう。若者にニュースに関心をもってもらうには若者はニュースを見ないわけではない。ただ、紙面からSNS上で興味を持った記事にアクセスして見る、という形にシフトしているのは確かだ。そのため、例えば中国のハイテク技術を追った記事を一覧で見られるようにするなど、カテゴリ分けを細分化すべきだ。そうすれば一つの記事で終わらず、一つの記事から派生して複数の記事をチェックしたくなるだろう。2018年1月以降に朝日新聞や朝日新聞デジタルで掲載された記事、写真・映像で、評価するものと評価しないものをそれぞれあげて、その理由を教えてください。「特派員リポート」がどれも面白くて読みたくなる。特に2018/4/11「豚もニワトリものせて四川省の山あい、列車で9時間」は現地特派員だからこそ書ける、中国四川省の鉄道と少数民族の密接な関係を丁寧に描いている。この記事を読んで興味を持ち、実際に私も同じ鉄道に乗ってしまったほどだ。一方で、評価しないのは2018/5/6「トランプ氏ツイートで株価下落中国市場、人民元売りも」だ。当局の規制によりトランプのツイートを中国メディアがほとんど報道しなかった、という内容に疑問がある。当記事掲載の数時間前の時点でテレビ局系メディアが報じており、記事掲載の2時間後に共産党系の環球時報でも報じられている。あなた自身の好きなところ、好きでないところ好きなところは意外と度胸があり好奇心旺盛なところ。小学生のころから、「触ってみなければ本当に熱いかはわからない」と熱いやかんに触り、火傷していたほど。好きではないところは、少し八方美人なところ。話す相手によって自分を変えがち。洋楽好き、アニメオタク、肉食系女子、恋愛奥手女子など、相手のタイプによってそれに合わせた自分を出すことがある。好きではないが、記者の仕事なら逆に役立つかもしれないと思う。いままでで一番つらかったこと、どう乗り越えたか15歳の頃側湾症という背骨が曲がる病気にかかり、その治療法を巡り父と対立した。父は心配のあまりネットに書いてあった整体や体操を勧めてきたが、一向に、焦りと不安に苛まれた。そこで大学病院の専門医に相談したところ、「整体などでは絶対に治らない」と丁寧に説明してもらった。このときに情報の取捨選択の重要性を実感し、それ以降は情報源を調べ、チェックすることを大切にしている。生きていくうえで大切にしたいと思っていること記者の姉のように「今が一番人生で楽しい」と胸を張って言えるような生活を送ること。しばしば「学生のうちが華だ、遊んどきな」というアドバイスを社会人になった同期から受けるが、精一杯社会人人生を楽しみたい。2020年卒(技術職)この合格者のESはこちらから自己紹介をしてください。(200文字以内)学部でマーケティングを専攻し、屋外広告がもたらす消費者行動の研究をしました。街中に広告を作り、接触率を測りました。サークルは広告研究会に所属し、文化祭や街頭ビジョンの映像を制作しました。アルバイトは3年間VR制作に携わり、観光地やアーティストのコンサートの撮影をしておりました。このような経験を生かし、朝日新聞デジタルやメディアラボにて動画やVRを用いながら体験型情報を発信していきたいです。あなたのアピールポイントを教えてください。(200文字以内)相手に気を配ることで信頼関係を構築できることです。強みを発揮したのは副委員長として早稲田大学周辺の情報を発信するサイトのPV数を上げた時です。Webメディア設立時、委員長の拘りが強く不満を漏らすメンバーが続出しました。このままではワンマン体制になると危惧した私は、委員長とメンバー双方から意見を聞き、改善策を考えました。結果、メンバー間での信頼が生まれ、開設2ヶ月で月間3万PVを獲得することが出来ました。あなた自身の好きなところと、好きでないところは何ですか。(200文字以内)好きなところは、知らない人と出会うことに積極的なところです。カナダに留学した際、課題であったスピーキング力を高めるために毎週語学交換のイベントに参加し、新たな人と会話をすることで克服しました。好きでないのは、行動に移す際に慎重になりすぎる点です。今、一番の関心事は何ですか。(就職活動以外で)(200文字以内)今、一番関心があることは大相撲の土俵における女人禁制の風習です。現在日本では政治家のセクハラ問題などセクシャリティな問題が連日報道されています。その中で、明治時代から続く土俵の女人禁制の伝統が解かれようとしていることに非常に関心があります。ちびっ子相撲に参加する女児までもが対象になるとは驚きました。「伝統」と「女性」のバランスを両立させる方策が生まれるのか、今後の相撲界に注目していきたいです。最近、感動したことは何ですか。(200文字以内)先月韓国への留学選考の際、面接官の教授に「成長したね」と言われたことです。大学3年前期、日本を客観視したいという思いで学内選考に応募しました。しかし英語力不足により落選し、翌年リベンジすることを決意しました。合格のためにカナダへ6ヶ月間自費で留学し、TOEICの点数を200点上げました。帰国後に再応募した選考にて、前回と同じ面接官の教授に英語力が認められ学部推薦で留学が決定し、努力が実った瞬間でした。朝日新聞社の技術部門を志望する理由を教えてください。(300文字以内)志望する理由は2つあります。1つ目は、紙媒体だけでなくVRを用いた体験型報道を作りたいからです。文系ながらもVR映像やアニメーション映像の制作に携わってきました。VRを情報伝達手段として販売部や企画事業本部と提携し、学校への出前授業やスポーツの試合を発信していきたいです。2つ目は日本の文化を、デジタルを通じて世界に発信したいからです。留学時、多くの外国人が日本の文化に興味を抱いている事を実感しました。しかし海外で最新情報を得ることは難しく、帰国後に変化の早い日本情勢に驚きました。2020年の東京五輪に向けて技術の知識と経験を蓄積し、VRやデジタルを用いて日本が誇る文化を世界に発信したいです。朝日新聞社はデジタル技術の活用に力を入れています。この取り組みに生かせるあなたの技能やアイデアを教えてください。(200文字以内)サークルでアニメーション映像を用いて新宿区の街頭ビジョンで放映し、効果的な動画の研究をしてきました。また3年間VR専門会社のアルバイトとして携わり、撮影方法から編集までの技術を磨きました。この経験から、2020年に向けてNewsVRにてスポーツの試合や観光地紹介など新たなコンテンツ制作に生かすことが出来ます。加えてメディアの情報量を活かし、ASAと連携したVRの出前授業や訪日観光客に向けた日本の名所を伝えたいです。最後に本記事では朝日新聞社の採用実績を採用大学別など複数の切り口でまとめました。unistyleでは何度もお伝えしていますが、採用実績はあくまでも参考程度に留めておきましょう。「」でも述べていますが、学歴は複数ある評価基準のうちの1つの基準でしかありません。自らが志望する企業であれば、採用実績の有無に関わらず選考にぜひ挑戦してみてください。朝日新聞社の選考対策記事は以下の関連記事からお読み頂けます。十分な対策をした上で選考に臨みましょう。朝日新聞社の選考対策(ES・選考レポート・コラム記事/テクニック記事)はこちらから【関連記事】・・
- 朝日新聞社のインターンシップES(エントリーシート)回答ガイド 11,551 views 朝日新聞社のインターンES一覧はこちら「ともに考え、ともにつくるメディアへ」を企業理念に掲げる朝日新聞社。新聞社の中でも読売新聞と肩を並べる人気企業です。一方、NewsPicksでは、この5年で朝日新聞の発行部数が2013年3月期の年平均約762万部から2018年3月期390万部と、実質半減したと報じられました。インターネットの普及により紙媒体の新聞は衰退していると言われています。厳しい一面もありますが、朝日新聞デジタルの会員数は2017年時点で293万人と、紙媒体の減少と同時にインターネット媒体の新聞が増加していることから、消費者にとって情報を入手する大切な情報源であることには変わりがないと言えます。参考:朝日新聞媒体資料参考:ダイアログニュース朝日新聞社のビジネスコースインターンシップでは、「販売」「メディアビジネス(広告)」「企画事業」「管理・財務」の多彩な仕事を実務に沿ったグループワークを通して知り、アイディアの形にすることのおもしろさを体験できる内容とされています。前述した紙媒体の市場の厳しさに対して考えや、新しいデジタルサービスの提供等新たな価値観を養うことができる内容のインターンシップです。新聞業界に全く興味がない人でも、それぞれビジネスの職種を学ぶにあたって理解を深められると言っても良いでしょう。参考:朝日新聞採用HP今回は、朝日新聞社のインターンシップESの解説をしていきたいと思います。なお、ES設問は20卒向けインターンシップを始め、過去に出題された設問を用いています。朝日新聞社インターンシップES設問◆自己PR(200字以内)◆志望動機(300字以内)◆人生で辛かったこと、そこから何を学び得たか(300字以内)◆最近のニュース新聞記事で興味をもったもの、その理由(300字以内)設問1:自己PR◆自己PR(200字以内)設問の意図上記の設問では、あなたの強みについて問われています。自己PRとあるため、頻出設問の「学生時代に力を入れていた活動(学チカ)」とは違うと思いがちですが、結論は自分の強みであるだけで、学チカと紙一重と言えます。意図を踏まえた回答方針朝日新聞社では「好奇心旺盛で行動力がある人」「精神的にタフな人」を求める人材像として掲げているため、自分の強みと求める人材像がマッチするように記述すると通過率がぐっと上がるでしょう。また、に沿って考えると、①個人として努力し、成果をあげることができる②今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができるが当てはまると思います。自分の強み(一言)→その強みを身につけた経緯<課題→解決方法→結果>を述べられると理想的です。文字数が限られているため、何を一番伝えたいかを簡潔にまとめるよう心掛けましょう。以下の動画でも、自己PRの書き方のポイントやフレームワークを解説しているので、参考にしてみてください。合格者の回答と方針強みは「チームの推進力となる」点である。○○のビジコンに参加したが、テーマに縁遠い女子3人だっため、何から始めるかも分からず、幾度も議論が滞った。そこで1ゴールまでの計画を立て、取るべき行動を明確にし、前に進める状態を作った。2議論が滞った時は、流れと論点を整理し認識を一致させ、議論を前進させた。3「勝つ」と目標を発信し続けメンバーの士気を上げた。結果59チーム中2位を獲得した。参考:朝日新聞社【合格】インターンエントリーシート(ビジネス部門)上記のESは、「前に進める状態を作った」「議論が滞った時は、(中略)前進させた」等、前に進めるための行動力がある人物だと感じ取られます。また、「メンバーの士気を上げた」から、厳しい状況でも、目標に向けて前進し続けるタフな精神の持ち主だと分かります。インターンシップでも、他の参加者に影響を与えられそうなポテンシャルを感じられます。設問2:志望動機◆志望動機(300字以内)設問の意図朝日新聞社のインターンシップに参加するにあたり、何の目的を持ち、何を達成したいのかが問われています。朝日新聞社がインターンシップを開催する目的と、参加学生の目的がマッチしているかが見られています。意図を踏まえた回答方針①多彩な仕事を知る②アイディアを形にすることのおもしろさと難しさを知る前述したように、朝日新聞社は学生に上記を体験してもらうことを目的に、インターンシップを開催しています。よって、「朝日新聞社の企画事業について深く知りたい」や、「学部で専攻しているため財務の知識を増やしたい」といったESでは、視野の狭さが原因で通過しづらいと言えます。なぜ新聞業界、朝日新聞社なのかを組み込みつつ、自身がどんな目的を持ち、朝日新聞社のインターンシップが合っていると思うのかを記述してみましょう。合格者の回答御社の後援する「社会をよりよくするコンテスト」で準入賞をいただいたことをきっかけにグループワークを通じて更なるアイディアの創造が深められると考え応募しました。私は文化会系広告研究会に所属しています。主に企業に協賛を頂き、提供いただいた商品の広告を作成する活動です。特に重視しているのは、デザイン性で目を引く作品より、多くの消費者に商品イメージや感想など、事前の情報収集に時間と労力を使った作品作りです。毎回、他人より事前準備にかけた時間の差は、大きく作品に影響されることを学びました。「ひらめき」も大切ですが、小さな取材の積み重ねを重視し、アイディアを形にする力を学びたく希望致します。参考:朝日新聞社【合格】インターンエントリーシート(ビジネスコース)このESでは、分かりやすく最後に「アイディアを形にする力を学びたい」と記述されており、参加目的のマッチング性が表現されています。また、朝日新聞社が開催しているコンテストへの参加、そこからのアイディアの創造に対する学びを記述しており、他社でなく朝日新聞社のインターンシップに参加したいという熱意が込められています。より良い内容にするのであれば、多彩な仕事を朝日新聞社で経験できることを押し出すと理想的です。では、社員からのインタビューに沿って朝日新聞社の仕事の内容ややりがいについてまとめていますので、そちらも活用して志望動機を考えてみてください。設問3:人生で辛かったこと、そこから何を学び得たか◆人生で辛かったこと、そこから何を学び得たか(300字以内)設問の意図あなたがどのように困難に対して立ち向かい、解決したのかを問われています。学チカにこの設問を含めるのがオーソドックスな出題方法ですが、わざわざ別の枠で設けていることから、あなたの「精神的なタフさ」のレベルが重視されています。意図を踏まえた回答方針人生で一番精神的に辛かった経験を記述しましょう。また、精神的にタフなだけでなく、しっかりとその困難な状況の中でも、どんな目標を設定し、アクションを起こしたのかを述べましょう。もちろん結果がうまくいかなくとも、挑戦したことが大切ですので、その挑戦を通して何を学んだのかを念頭に記述すると充実した内容になると思います。より詳しく説明されている記事がありますので、是非一読してみてください。参考:合格者の回答一番辛かったのは大学受験だ。高校1年から明治商学部の指定校枠を狙い、成績は常に首位だった。ところが高校3年9月に要項が変更され、突如一般受験となった。周囲の分も文化祭準備に尽力し受験勉強をしていなかったが、商学を学びたい想いで実力合格を目指した。そこで短時間で最大の効果を出すため以下の事を行った。1得意・不得意を分析し、苦手に重点を置いたスケジュールを立てた2人間の生理現象を使い効率化。毎日、集中力が高い朝5時から勉強した。空腹時に記憶力が高まるため、食前に暗記、食後に読解をした3一段高いレベルの教材も使い生産性向上結果、明治と早稲田に合格し、絶望的でも妥協せず工夫し努力する大切さを学んだ。参考:朝日新聞社【合格】インターンエントリーシート(ビジネス部門)上記のESでは、本来予定していた推薦受験が要項の変更により急に受験できなくなり、直前時期に追い上げ、一般受験で難関大学に合格した経験が述べられています。箇条書きでその目標のために何を工夫したのかも記述されており、諦めずに目標へ向かって努力する大切さが学びとして語られています。300字の中でも簡潔に表現され、大変分かりやすい回答です。9月や朝5時など、数字を用いることで、その状況の具体性が感じられ、読み手から見ても、その経験の厳しさをより深く感じ取ることができます。漠然と、「秋」、「早朝」と表現するよりもはるかに分かりやすいと思います。挫折や困難について聞かれた設問に対しては、やでの内定者の回答も参考に、文章構成や内容を考えてみてください。設問4:最近のニュース新聞記事で興味をもったもの、その理由◆最近のニュース新聞記事で興味をもったもの、その理由(300字以内)設問の意図あなたが時事問題の中でもどの分野に興味を抱いており、その問題に対し自分でどのような意見を抱いているのかが問われています。意図を踏まえた回答方針当たり前ですが、朝日新聞社が取り上げている記事について記述しましょう。その記事について興味を持った理由を述べた後、自分の意見を記述することで、あなたがその問題に対し十分な理解、関心、洞察力があるかが問われています。記事についての率直な意見だけでなく、それに伴って調べたことも含みながら記述するよう心掛けましょう。また、全体的に文字数に制限があるため、記事の内容は出来る限り要約し、興味を持った理由にボリュームをもたせるようにしましょう。合格者の回答【内容】トラックドライバー不足問題だ。2020年には、10万人以上不足すると言われている。原因は、ネット通販市場の拡大に伴う荷物量の増加や、ドライバーの長時間低賃金の労働環境などがあげられている。【理由】・便利さが一部に負担を強いている事実を知り、衝撃を受けたからだ。自分はネット通販で頻繁に買い物し、再配達や即日配送、送料無料のサービスに魅力を感じていた。運送事業者や荷主企業らがドライバーの労働環境改善を進めると同時に、一般消費者がこの問題に関心を持つ必要性を感じた。・「顧客満足と労働環境の双方を完全に高める難しさ」を考えさせられたからだ。運送業に限らず多くの企業が抱えるジレンマではないだろうか。参考:朝日新聞社【合格】インターンエントリーシート(ビジネス部門)上記のESでは、トラックドライバー不足による労働環境の問題についての記事と理由が、分割され、且つ箇条書きで理由が述べられています。回答方針で述べたように、その記事を通した自分の意見が述べられています。より良いものにするならば、自分だったらこの課題解決にどのようなアプローチをするかを含ませるべきだと思います。時事に関する質問には、にもあるように、採用側と討論できるテーマを選ぶことをおすすめします。面接でこの項目について触れられた際には、自分自身の価値観と併せて意見を述べられると高く評価されるでしょう。最後に朝日新聞社は歴史が長く、堅い企業の印象が強いです。しかし、幅広い好奇心を抱き行動を起こす人物像が求められていることから、情報に対してスピード感を持って行動する企業だと感じられましたでしょうか。インターンシップも4日間グループワークでの企画まで行い、達成感にあふれる経験ができるかと思いますので、是非挑戦してみて下さい。朝日新聞社の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから