川崎汽船関連のテクニック
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- 川崎汽船の特徴を解説|業績や社風から見る就活対策・企業研究 26,837 views 川崎汽船の本選考ES一覧はこちらから「」で触れたように、海運業界はその歴史や伝統、グローバル性から、商社・グローバルメーカーなどを志望するグローバル志向の学生から人気の業界となっています。今回はその海運業界の中でも業界3位の川崎汽船の事業や社風、選考などについて紹介していきたいと思います。セグメント別収益と事業内容川崎汽船は、海運大手三社の中では唯一の非財閥系の企業であり、グループ等の後ろ盾が無いために保守的な枠に囚われない事業展開を行っています。川崎汽船の場合は、日本で初めての自動車船を導入したことや他社のモデルケースとなるようなターミナル設計を導入したことなど、その「進取の気性」を存分に発揮してきました。ですが、現在は海運は不況の時代を迎えており、特に川崎汽船では株式を旧村上ファンド系列の投資ファンドに全体の約三割強を買い占められるなど、苦しい状況が続いています。先日、世界第七位で韓国の大手海運会社、韓進海運が経営破綻してしまいました。川崎汽船は韓進ともアライアンスを締結しており、差し押さえから逃れるために海上に留まるコンテナ船の顧客に対して、謝罪や賠償などの割を食わされているという状況です。では、そんな不況の時代を迎えている海運業界に関して、川崎汽船を中心に大手三社の事業規模を比較してみたいと思います。下表は各社の船隊規模に関する比較です。上のグラフで示したとおり、事業規模の大きさでは、川崎汽船が最もコンパクトです。しかし、従業員数一人当たりの売上高を比較すると以下のようになります。川崎汽船では、事業規模の割に従業員数が少ないので、一人当たりの仕事の裁量が大きいと言えます。では、実際に川崎汽船の社員がどのような仕事に携わるのかセグメント別に調べてみたいと思います。主な船ごとのセグメントは、日本郵船・商船三井のものと同じなので、そちらを参考にしてみてください。参考:NYKレポート2016参考:商船三井決算説明会資料2016参考:川崎汽船決算説明会資料2016港湾事業グループ川崎汽船の港湾事業グループでは、10名弱という少人数で国内外の全てのターミナルの運営を任されているという点に特徴があります。国内の海運会社では、国内外の様々な港の運営を通じて、内陸部への物流ルートを確保し、バリューチェーンを築こうとしています。港湾は、海運と陸運を繋ぐ大動脈となる部分なので、近年では特に力を入れています。コンテナ船事業戦略グループ他の海運会社では、船ごとにセグメントが分けられる一方、川崎汽船は船の先の職種まで分かれています。「コンテナ船事業戦略」とは、100隻近くにもわたるコンテナ船をどこに配置し、そのために必要な需給やコスト競争力の予測を立てて海運界の将来を読み解く仕事です。「市況を読む」という意味では、この部分が会社の利益・損益に関わり、海運業の醍醐味といえるかもしれません。コンテナ船航路管理グループ上の事業戦略グループとは別に、船の運航管理を行う現場寄りのグループです。ここでは主に、海上で天候トラブル・船員の体調不良・運航ミスなどが起こった際、電話やメールで即時対応して顧客に情報を届ける仕事に携わります。1人は一度に5,6隻もの船を担当するようですが、自分の担当する船が日本に着港する際には訪船をすることが多いようです。現場経験・船を実際に見る仕事をしてみたいという学生はこの部門を志望することも多いです。ドライバルク企画調査室ドライバルク(鉄鉱石・石炭・穀物・鉄鋼製品・小麦他)輸送部門の収支取り纏め及び情報集約を行い、事業発展に努める。5名程度で、部門戦略からコスト管理までトータルな業務を担っている部署です。他社では船ごとに、営業・オペレーション・船隊整備などで分かれていますが、川崎汽船では、部署を細分化するとともにこれらを纏める統括部署を設置しています。海洋・エネルギー事業企画調整グループ海運会社という強みを生かしたうえで、参入する新たな事業領域がエネルギー資源開発関連事業分野です。例えば、船にはコンテナ船やタンカーなどの貨物船以外にも、主に深海において油田・天然ガス田の探査掘削を行うドリルシップや、海上の生産・掘削設備などに物資を補給したり、それらの設備を曳航したりするオフショア支援船など、エネルギー資源開発関連事業分野で活躍している船があります。この部署では、それらのエネルギー資源開発関連事業分野を扱います。新たな取り組み鉄道輸送船川崎汽船の主力事業である日用品や鉱物資源の輸送は、市況低下・競争激化で低迷し始め、官民が合同で推し進めるインフラ輸出(鉄道車両)を進めようとしています。国内鉄道車両の輸出は現在でも川崎汽船がそのほとんどのシェアを輸送しています。同社は長らく自動車船に改良を重ねて鉄道車両も輸出していましたが、更なる安定収益化を目指して鉄道専用船を18年度までに15隻導入する決定を下しました。海外工場での現地生産化が進む自動車メーカーの状況を考慮すると、自動車船事業も安定事業とも言い難いので官民合同プロジェクトに加わった川崎汽船の鉄道船事業の成功が今後の業績に大きく影響を与えることになるでしょう。CNG船CNGとは、天然ガスを液化してから輸送するのではなく、気体のまま圧縮して輸送する設備を備えた船です。以下の社員インタビューを参考にしてみてください。当社は、CNG船事業を推進する米国の会社と共同研究を行い、共同研究パートナーや当社の技術陣と共に世界初のCNG船就航を目指しています。これまでは天然ガスを海上輸送するために、積地に液化工場をつくり、そこで天然ガスを冷却・液化し、船に積んで運び出す必要がありました。また、揚地ではその液化した天然ガスを再度ガスに戻すための設備も必要になります。これに対してCNG船は、天然ガスを液化することなく気体のまま圧縮し輸送する技術を搭載した船になるので、CNG船がうまく稼働すれば陸上に大規模な設備をつくる必要もなくなります。つまり大幅なコスト削減とスピーディーな天然ガス事業の立ち上げが可能となるわけです。コストをかけずに開発ができるようになれば、今まで埋蔵量が少なかったために開発が難しいとされていた中小ガス田や、大規模な設備投資が難しかった地域での開発に活用できます。引用:川崎汽船社員インタビュー川崎汽船は、事業規模こそ他の大手二社と比較して小さいものの、社員数が少ないためかひとりひとりの仕事の裁量権が大きく、また組織の動きが活発であるため、新たな挑戦に携わる機会も多いのかもしれません。参考:川崎汽船採用ページ陸上職の部門紹介事業内容から考える川崎汽船が求める人材川崎汽船は、世界中を舞台に製品・資源を輸送することによって、世界中の生産者と消費者の生活を繋ぎ、支える仕事に従事しています。海運業に携わる者として、海外で7,000人以上もの仲間とともに仕事をすることは当たり前であり、その先にある自分の可能性・チャレンジングな舞台に挑む気持ちに全てを賭けられる人物が求められています。Kラインスピリットと呼ばれる会社の求める人材像では、「自主独立」「自由闊達」「進取の気性」の三要素が挙げられています。海運業に携わる上では、任された船部門のオペレーションや管理等において、自分が部門のリーダーとしてしっかり考えるための自主独立性・流動的に市況や現場を取り巻く状況が動くため、異なる立場の人にも意見を言いやすい環境を作るための自由闊達性・市況が傾いた際などに、リスクをとって新たな事業領域に踏み出すための進取の気性が求められるというわけです。unistyleの記事で以前紹介した「」であれば、特に「3.リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」(自主独立・自由闊達)「4.価値観や立場を異なる人と協力して成果をあげることができる」(自由闊達)「5.今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」(進取の気性)が求められると言えるでしょう。以上の3つの強みをまとめると、①リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる②価値観や立場を異なる人と協力して成果をあげることができる③今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができるです。これらの三要素を存分に発揮している様子が見て取れる川崎汽船社員のインタビューを下記に引用させて頂きました。マーケット毎の需給や、本船を投入した場合のコスト競争力を予測しながら配置を決めていかなければならないので、多方面の情報収集を踏まえたうえでアイディアを出していく必要があるのです。非常に難しい判断が求められる局面もありますが、それだけに、成果を挙げたときの達成感は大きいですね。そんな達成感が得られるのは、誰でも遠慮なく意見を言い合える職場環境があるから。実際、私はチームで一番若手になり、しかも配属されてからまだ日が浅い。それにもかかわらず、みなさん真剣に耳を傾けてくれます。まさに、建設的な議論だけが存在する職場なので責任の重さを感じますが、やりがいの大きさのほうが勝っていますね。引用:川崎汽船先輩社員紹介この社員は、会社・船隊チーム全体の収支を考えつつも、自分の過去の経歴で培ったスキルを活かしながら船の配置を考えています。さらには、こういった仕事では誰でも立場や上下関係を越えて発言できる環境があるからこそ達成感が得られると述べています。こういった環境でこそ、新たな取り組みをスタートする空気が醸成されるのかもしれません。川崎汽船の社風上の項目で述べた通り、社内では「K-LINESPIRIT」と呼ばれる精神が重視されています。社員数が少ないが故、若手であっても他社では考えられないほどの大きな仕事を任せられることも多く、海運業のダイナミズムに触れる瞬間が数多くあるそうです。したがって、このようなポイントから若手でもどんどん意見を取り入れてもらえる自由闊達な社風があるといえかもしれません。陸上社員は約600名ですが、そのうち20%は海外に駐在していることからも、川崎汽船での仕事が海外で幅広く展開している事がよくわかります。実際にいる社員も、ダイバーシティ溢れる人材が多いようで、それぞれが日本代表として世界に羽ばたいています。以下は女性社員が感じた社員の雰囲気の抜粋です。入社後も、採用面接で受けた印象は変わっていません。川崎汽船のスピリット「進取の気性」をそのまま体現したような、エネルギッシュで個性に溢れた人たちばかりなので、引っ張られるように成長していることを実感しています。もちろん、仕事も思っていたとおりにグローバルで、しかもダイナミック!航路や金額などの話もスケールが大きく高揚感を毎日味わえる環境で、川崎汽船に入社して良かったと思っています。引用:川崎汽船先輩社員紹介・海外の仕事ここからも川崎汽船が、「個々の意見・性格が受け入れる中でチームワークを醸成していく」社風を持っていることが分かります。時には1人にかかる負担が大きいため、仕事を大変に思うこともあるそうです。書類通過者のES解説川崎汽船のエントリーシートは日本郵船と同様、手書きでの記入となっています。特に、自己PRの欄は白紙になっているのでどのような形で記入するかは個々人によって大きく変わると思います。「」でも説明させていただきましたが、誤字をしてしまった場合は修正液は使わずに何度も納得がいくまでいちから書き直すことをお勧めします。人事の方は「字が綺麗か」というより、「字に想いが乗っているか」というところを見極めようとするので、丁寧に書くことは非常に大事です。さて、では内容を確認してみましょう。設問①川崎汽船の志望理由をお書き下さい。設問②社会人になったら新しく始めたいこと(仕事以外)とその理由をご記入下さい。設問③自己PRを自由にお書き下さい。参考:川崎汽船エントリーシート川崎汽船のESも質問事項が非常に少ないです。設問①では、志望動機が問われています。unistyleの記事で以前紹介した、「」に沿って書くといいのではないでしょうか。設問②では、実際に新しく始めてみたいこと・もしくは現在の自分の趣味を考えてみて、それを発展させたもの等に関して述べられると良いでしょう。その理由を説明する際には、自分の経験から述べることで説得力を付与できます。設問③では、いわゆる学生時代頑張った事を記入することを求められています。「」を参考にしてみるといいかもしれません。今回の設問は白紙なので、写真などを貼り付けることも可能です。それでは早速、書類通過者のものと照らしあわせてみましょう。まず、設問①に関してです。「大きな使命感を持ち、国際的に働けるかどうか」というのが私の就職活動の大きな軸です。長年続けてきたサッカーでセンターバックとしてゴールを守り続けてきたことに加え、ドイツ企業のインターンシップに参加した経験からこのような思いを抱くようになりました。自国資源に乏しく、食料の自給率も低い日本にとって、海運は絶対になくてはならない基幹産業であり、また世界の経済発展につれて海運業界の仕事のフィールドはより広がっていくと私は考えています。その中でも、社員の主体性を重視し、失敗を恐れずチャレンジすることを良しとする社風をもつ貴社でこそ、自らの持ち味を最大限発揮できると私は考え、貴社を志望します。引用:川崎汽船エントリーシート解説上で紹介したフレームワークに合わせて考えてみます。筆者は将来の夢・仕事を選ぶ基準として「大きな使命感を持ち、国際的に働けること」を挙げ、そのきっかけとなった経験としてサッカー・海外企業インターンを述べています。続いて、海運業でなければならない理由、海運業の中でも川崎汽船を志望する理由を説明しています。①成し遂げたいこと⇒②きっかけとなる経験⇒③企業選びのポイント⇒④他に受けている業界とその業界ではダメな理由⇒⑤具体的に取り組みたい仕事⇒⑥業界の中でもその企業の理由の6つを、概ねクリアしていますが、この筆者は①と②の繋がりが弱く、⑤が記入されていません。まず「センターバックとしてゴールを守ること」と「大きな使命感を持って働くこと」・「ドイツ企業インターン経験と国際的な仕事をしたい」では論理の飛躍があります。センターバックの役割となぜそれにやりがいを感じたのか、そして川崎汽船はどのような大きな使命感を背負うのかという部分が全く説明できていません。再考の余地があります。次に、⑤についてですが、これはしっかり業界研究をすれば難なく答える事ができます。説明会等で興味を持った船の分野を、OB訪問等で深掘できれば良いと思います。続きまして、設問②についです。私は様々な国や地域に友人と出かけ、いろんな文化の人と会話をする機会を作りたいです。以前電車の隣に座ったスペイン人の女性に話しかけられた際、その女性が会話中、常に真顔でいる様子を見て居心地の悪さを覚えました。このような外国人と接する際の違和感をなるべく早めに無くし、ゆくゆくは仕事相手として対応できるように練習を積みたいです。引用:川崎汽船エントリーシート解説筆者は、色々なバックグラウンドを持つ人と話す機会を設け、海外文化に順応できる人間になりたいと記載していますが、表現が非常に稚拙です。「出かけ」を「出向き」、「いろんな」を「様々な」、「なるべく」を「可能な限り」など、直す箇所が多すぎて目に余ります。ESを書く際には、社会人の方などにみて頂くことで、表現をブラッシュアップすることをおすすめします。またESの内容としても、「外国で居心地の悪さを覚えたので、それに慣れて克服したい」といったマイナス要素の強いPRとなっているので、採用担当の方にも悪印象を与えかねません。再考の余地が大きくあります。最後に、設問③についてです。【問題意識をもち、自ら次の行動を起こすことができる】それが、私の強みだと自負しております。・飲食店での4年間のアルバイト【経緯】立ち上げ段階から関わりたいという思いから、飲食店でオープンメンバーとして仕事を始めた。【行ったこと】忙しい週末の営業中に、当時のホールリーダーに注意されたバイト数名が腹を立て、次第に険悪な関係となった。そのリーダーはオープンから2ヶ月程度で店をやめ、その後、私がホールリーダーに指名された。■スタッフ同士の関係も含めた店の雰囲気づくりに特に気を配りながら、ホールリーダーとしてメンバーをまとめた。■営業中のスタッフの動きに無駄が多すぎると感じていたので、ポジション毎のオペレーションを提案し、採用された。これにより、同程度の売り上げに対して、ホールスタッフの人数を8人から5人に削減することに成功した。【得たもの】チーム、組織の中での信頼関係の大切さ。場の雰囲気を感じ取り、引っ張っていくリーダーシップ。・シドニーの大学への交換留学【経緯】大学で留学生のチューターを担当し、その時初めて異文化の人間と深く関わり、自分の生きてきた領域の狭さを痛感したのと同時に、異文化への興味が高まった。そして、その4ヶ月後の英語の試験で必要なスコアを獲得し、また奨学金も頂けることとなり、私のシドニーへの留学が決定した。【行ったこと】シドニーの大学では、バングラディシュ、イラン、中国、チリと様々な国から来た学生と共にグループワークに取り組んだ。直接口に出さずとも相手の意見を汲み取るという日本人の文化が通用しない中で、意見を言い合い、互いにぶつかる毎に、チームは一つにまとまっていき、その課題をやり遂げた。【得たもの】多角的な視点、好奇心から実際に行動に移す力問題意識を持ち、自ら行動し学ぶことができるという私の強みを今後もいかし、社会においても既存の概念、仕組みにとらわれることなく、行動しベスト解を追い求め続けたい。もちろん、現在の私の価値は不十分です。しかし、「自分には必ずできる」という信念と、人材としての価値向上のために努力をする自信があります。参考:川崎汽船エントリーシート解説早速、上で紹介させていただいたフレームワークと照らし合わせながらみていきたいと思います。筆者は強みを一つ、【問題意識を持ち、自ら次の行動を起こす事ができる】と述べています。その強みを発揮した具体的エピソードとして、飲食店アルバイト・シドニー留学経験を挙げています。更に続いて、そこから得た経験を社会でどう活かすかについて説明できています。この筆者は強みが形成されたきっかけについては触れていないので、修正ポイントがあるとすればその箇所でしょう。しかし、アルバイト・留学の具体的なエピソードの先で得た更なる「経験・強み」を社会で活かせると述べているので、敢えて入れる必要もないかもしれません。全体的に良い内容に仕上がっていると思います。選考について◆選考プロセス(総合職)webテスト&適性審査→一次面接(集団面接3対1)→二次面接(個人面接1対2)→三次面接(個人面接1対4)参考:川崎汽船本選考情報川崎汽船は陸上職と海上職を別々に採用していますが、それぞれ採用人数が非常に少ないので、その人自身の能力だけでなく人柄もよく見られると思ってよいでしょう。面接の場では、自分の今までの経験を聞かれたり、突発的な質問を出すことによってその人がどのような考え方をするのか探ろうとする場面があると過去の内定者は語っていました。その場で考えるべき際に、準備してきたことをそのまま喋ってしまうと、面接官としては「質問の意図と回答が違う」と感じるきっかけになってしまうので要注意です。また、業界最大手というわけではないので学生の入社意思を確認するために、選考状況や意思の強さを問う質問を多く受けることがあるかもしれません。最後に今回は、就活生の間で人気を誇る海運業界の中でも川崎汽船を紹介させて頂きました。ニュースなどから現在は海運業にとってはあまり芳しくない世界市況であることも感じ取っていただけるかとも思います。このような状況下でも、状況を打開するために常に新しい方策を考え、実行しようとする風土の強い川崎汽船だからこそ就活生からの人気も高いのかもしれません。unistyleが掲載しているES・選考レポートはこちらからphotobyMartinThomas海運業界完全版1.2.3.4.5.6.
- 川崎汽船のES対策!求める人材を理解して採用レベルの志望動機・自己PR・ガクチカへ 34,618 views 海運会社も総合商社に並ぶわかりやすいグローバル企業ということで学生からの人気が高い企業です。東大、早慶などの上位校学生の志望企業ランキングでは日本郵船が27位にランクインしています。川崎汽船は海運業界の中でも日本郵船、商船三井が財閥系の強みを持つ中で、独自色の強い企業であるように思われます。総合商社の中の伊藤忠、銀行業界の三井住友のようなポジションで採用を行っているように感じられます。川崎汽船のエントリーシートも求める人材が明確に書かれたもので、学生にとっては書きやすいものであると言えます。今回もエントリーシートおよび採用HPから求められる人材について説明したいと思います。川崎汽船の求める人材入社後は電力炭・製紙原料グループ製紙原料チームに配属され、国内に留まらず海外の製紙会社向けに木材チップを運ぶバルク船のオペレーションを担当しています。私のチームは8人と少数部隊で、尚且つ若手が多い部門です。当然、一人一人のチーム員の責任も大きくなります。印象に残っているのは、まだ入社して一ヶ月も経たないうちから、お客さんや船長とメールや電話をどしどししていたことです。当時は目の前に与えられた業務に対して、がむしゃらに臨んでいたので気付きませんでしたが、今考えてみればよくもまぁ船の知識はおろか、社会人としての経験すら無い自分に任せてくれていたなと思います。海運会社の仕事というのは、物資を届けたい企業と物資を受け取りたい企業の仲介役となり、物資を届けるオペレーションを担当するのが主な仕事になります。上記のように、顧客となる企業や船長と荷物の積み込みから荷下ろしまでやり取りを行い、物資を確実に届けるのが仕事となっています。もちろん船の運航は天候、荷積みや荷下ろしでのトラブルだけでなく、マラッカ海峡などは海賊によるトラブルなども発生し、常に計算通りにいくわけではありません。トラブルが発生した際に、いち早く原因を伝え、今後どのように対処すべきか顧客企業に提案するのが仕事となります。このような業務では下記のような人材が求められると考えられます。①顧客の課題や現在起こっている問題に対して主体的に考え、提案・行動し、問題を解決することのできる人材②顧客となる企業(荷物を積む企業も受け取る企業も)、自社の船の船長、倉庫会社の社員など立場や考え方の異なる人と協力して成果をあげることのできる人材③顧客企業、自社の船の船長、倉庫会社など様々な立場の人をリーダーシップをもってまとめ、成果をあげることのできる人材船会社の仕事は、船会社だけで完結するものではなく顧客がいてはじめて発生する仕事です。そのため多様な関係者と協力関係を築き、主体的に提案・行動し、成果に繋げることのできる人材が求められていると言えます。川崎汽船設問川崎汽船では自主独立、自由闊達、進取の気性というKラインスピリットのもと、「世界をつなぐ架け橋になる」という思いを持って事業を展開しております。今までにあなたが「架け橋」となったと思える出来事について簡潔に教えてください。(400文字以内)上記で回答いただいた出来事の際、大事にしたあなたのスピリットを単語3つで表現してください。またその理由を簡潔にご記入ください。(400文字以内)川崎汽船の志望理由をご記入してください。自己PRを自由にご記入ください。一つ目の設問川崎汽船では自主独立、自由闊達、進取の気性というKラインスピリットのもと、「世界をつなぐ架け橋になる」という思いを持って事業を展開しております。今までにあなたが「架け橋」となったと思える出来事について簡潔に教えてください。(400文字以内)この設問内容および上記で紹介した働き方のケースのように、船会社の仕事というのは多くの関係者がいてはじめて成り立つものです。ここでは「架け橋」という言葉で表現されていますが、リーダーとして様々な人を主体的にまとめたという経験も「架け橋」と言えるでしょうし、ゼミ・サークルなど所属するコミュニティの問題解決のために様々な人と関わった経験も「架け橋」と言えるでしょう。上記の求められている人材であること、海運会社の業務を担える資質を持っていることをエピソードの内容から示せれば十分です。基本的な求める人材については他の企業と大きく変わるものではないので、他業界の求める人材についてもしっかりと理解してもらえれば川崎汽船で伝えるべき内容も見えてくるでしょう。二つ目の設問上記で回答いただいた出来事の際、大事にしたあなたのスピリットを単語3つで表現してください。またその理由を簡潔にご記入ください。(400文字以内)これについては、同じような設問が下記で紹介しているキッコーマンの解説で書いているのでそちらを参照してください。キッコーマンの求める人材、それをもとにしたESの回答方針をまとめています。参考:参考:上記の求める人材に沿って、キーワードを考えるのがよいでしょう。①顧客の課題や現在起こっている問題に対して主体的に考え、提案・行動し、問題を解決することのできる人材主体性、行動力、実行力などのキーワードが当てはまると思います。②顧客となる企業(荷物を積む企業も受け取る企業も)、自社の船の船長、倉庫会社の社員など立場や考え方の異なる人と協力して成果をあげることのできる人材尊重、傾聴力、想いの共有、誠実さなど多様な価値観のメンバーをまとめるという内容につながるキーワードがよいでしょう。③顧客企業、自社の船の船長、倉庫会社など様々な立場の人をリーダーシップをもってまとめ、成果をあげることのできる人材リーダーシップ、決断力、組織への貢献など組織のリーダーに繋がる内容がよいと思われます。もちろん敢えて、上記とはまったく異なる、一見関係のなさそうなキーワードを設定して目を引くというのも面接という場を盛り上げるテクニックとしてはありです。自分では面白いと思っていても相手には伝わらないという悲しいリスクを背負う可能性はもちろんあるのですが。。。三つ目の設問川崎汽船の志望理由をご記入してください。海運会社というと、「留学経験から海外で働きたいと思った」といった海外を全面に出した志望動機が多いと思われがちですが内定者は必ずしも海外と関係のある人ばかりではありません。これは総合商社も同様です。では海外以外のどのようなアプローチが有効かというと、上記のような働き方に関わるものがよいと思います。例えば、下記のような流れで話も出来るでしょう。アルバイトにて社員、店長も含めて業務改善の提案をして採用された⇒考え方・立場の違う人と協力して自らの提案で成果を出すことにやりがいを感じた⇒船会社であれば、様々な企業と関わりながら自らの提案で船の運航という顧客企業にとって重要な業務に関わることができる実際にこのような形で、仕事内容を抽象化し、学生時代の経験と結びつけて語ることで内定する学生も多くいます。海外経験がないからと諦めるのではなく、働き方や業務内容に基づき、自分の経験を抽象化して語ることができないか模索してほしいと思います。企業としてもただ海外に行ったことがある人よりも、人と信頼関係を築けたり、主体的に問題解決することにやりがいを感じることのできる人を駐在させれば英語はある程度できるようになるよね、と考えて採用活動していますので。基本的な志望動機の書き方については下記の動画を参考にしてください。志望動機の書き方のポイントが端的にまとめられているので、動画でサッと確認したいと思っている方にオススメです。四つ目の設問自己PRを自由にご記入ください。ここでは一つ目の設問および二つ目の設問にて、語りきることができなかった自分自身について話をしましょう。過去の生い立ちや、過去の挫折経験などを踏まえてストーリー性を持って話ができるとより相手が共感しやすくなるでしょう。下記にて、生い立ちや過去の挫折を踏まえたストーリーの重要性について説明していますので、ぜひ参考にしてください。自己PRにおいて、その強みが形成された原点を語ることは有効です。それを語る上でのアプローチとして自分の生い立ちから述べる方法があります。参考:また、基本的な自己PRの書き方やフレームワークを確認したい方は、下記の動画も参考にしてもらえればと思います。最後に海運会社も人気の企業の一つですが、「海外」というキーワード以外で業務を理解して志望動機に繋げることのできている学生は少なく狙い目の業界の一つだと考えています。全ての企業、業界において実際の働き方をベースに「求められる人材から自己PR・志望動機で話すべきこと」を説明しています。その他の業界を見て理解することが、川崎汽船で求められる人材を理解するのにも役立つと思いますので、ぜひ参考にしてください。【参考】川崎汽船内定者の回答「志望理由」「スケールの大きな仕事」「海外への挑戦」「日本への貢献」の三本柱で企業選びを考えた時に海運に携わりたいと感じました。そこで、貴社に惹かれた理由は、新規事業取り組みのスピードです。日本初の自動車船やLNG事業への取り組みなど迅速な拡大ができるという点に惹かれました。また、小規模の会社で個人に与えられる裁量の大きさも魅力です。一人ひとりが責任を持って仕事を行う必要があり、緊張感のある仕事が出来ると思うからです。緊張感をもって仕事を行うことで自分自身の成長にも繋がると感じました。世界中で商売を探し、エネルギー自給率の低い日本に物資を届ける、まさに島国に生まれた国民としての使命を果たせる仕事はここにしかないと思い志望しました。【参考】川崎汽船内定者の回答「自己PR」「新しい環境に挑戦する力」「考えたことを行動に移すスピードの早さ」に自信を持っています。体育会剣道部に関して:私は半年遅れで入部しました。それまで、勉強やバイトを中心に大学生活を送っていたのですが、新しい環境でもっと自分を高めたい、鍛え直したいという思いから体育会に挑戦しました。そこでは、先輩や後輩、同期に恵まれ、周りの人達のためにも○○戦で活躍し、恩返しをしたいという思いを常に持ち、日々の厳しい練習に取り組みました。結果として、○○戦で活躍することは出来ず、人生で初めて涙しました。全ての努力が必ず報われるものではありませんが、失敗をバネに次のステップに挑戦する強い意志を持っています。【参考】川崎汽船内定者の回答「「自己PR」フィジー留学に関して:大学院1年目で、ふと、これからの時代やはり英語が喋れないと生きていけないと考えた私は、即刻、語学留学をすることに決めました。フィジーでは語学学校に通いながら、プレゼンやスピーチの練習をおこなったり、休みの日には、マーケットに行ったりと、地元住民との関わりを意識して2ヶ月間奮闘しました。帰国して、帰りの電車で道に迷っているサウジアラビア人の方に自ら声をかけて、道案内をして一緒に雑談をしながら帰ってきました。新しい世界に挑戦すればするほど自分の小ささが認識でき、向上心を持って物事に取り組める力がつきます。私は海運・KLINEというフィールドで世のため、人のために働き、社会貢献をすることで、自分自身の成長に繋げたいです。photobyPROTheLambFamily
- 川崎汽船の採用大学・男女・文理別採用人数|合格者ES付き 26,716 views 川崎汽船の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから川崎汽船は海運大手の中で唯一の非財閥企業です。日本で初めての自動車船を導入したことや他社のモデルケースとなるようなターミナル設計を導入するなど、革新的な事業展開を行ってきました。本記事では過去3年間の川崎汽船の採用実績を就職四季報を基にまとめました。本記事の構成川崎汽船の採用大学内訳川崎汽船の男女別採用人数川崎汽船の文理別採用人数川崎汽船の選考レポート川崎汽船の合格者ES最後に川崎汽船の採用大学内訳川崎汽船の過去3年間の採用大学は以下の通りです。参考:就職四季報2018年度~2020年度版川崎汽船の男女別採用人数川崎汽船の過去3年間の男女別採用人数は以下の通りです。参考:就職四季報2020年度版川崎汽船の文理別採用人数川崎汽船の過去3年間の文理別採用人数は以下の通りです。参考:就職四季報2020年度版川崎汽船の選考レポートここでは、川崎汽船に内定した20卒の体験記を紹介します。川崎汽船の選考レポート一覧はこちらから。本選考のフローについて結果連絡を含めてお答えください。ES(〆切2日前くらいに提出し、5月中旬に結果が通知された)→1次選考(GD+適性検査)(3日後にメールで通過連絡)→2次選考(個人面接+クレペリン検査)(3日後に電話で通過連絡)→最終選考(個人面接)(当日に電話で内定通知)本選考のためにした準備についてお答えください。説明会やOB訪問へ積極的に参加することで、日本郵船や商船三井との違いにはどのようなところがあるのかを徹底的に理解することに力を入れました。また中期経営計画を隅々まで読み、業界の動向や、今後どのような方向性で事業展開していくのかを頭に入れた上で、自分がやりたいことが会社に貢献できるかどうかをしっかり考えて、文章を準備しました。また、大学の教授のもとへリクルーターの方が訪ねていたため、教授に選考を受けるにあたって何が必要かということを相談していました。それぞれの面接およびGDについて、社員の人数および役職、面接を受ける学生の人数、面接会場、面接時間、質問内容、面接の雰囲気、面接の感想についてご記入ください。面接がない場合は「なし」とお答えください。1次:学生6人、面接官(人事)1人で行われるGD。会場は本社で時間は30分程度。内容は、DIY用品店の新店舗を設置する場所を4つの候補地から選ぶというもの。最後に代表者が発表を行うことはない。2次:現場社員と1対1の個人面接。会場は本社で、時間は30分程度。和やかな雰囲気でESに沿って質問され、ESの深掘りと逆質問で終わった。その後は別室でクレペリン検査を行う。最終:役員クラス2人と技術部門長と人事グループ長(ファシリテーター)が並ぶ、4対1での個人面接。とても厳かな雰囲気だが、社員の方々はみな、とても優しく、緊張で言葉が詰まった際も「ゆっくりでいいよ」と言って下さった。会場は本社で時間は30分程度。冒頭で事前課題のプレゼンテーションを行う。資料を作っていってもよい。その後は、プレゼン内容の深掘りとESの深掘り、逆質問の順で行われた。部屋がとても広く、面接官との距離もかなりあるので、慣れていないと緊張する雰囲気だった。また、部屋が広いので声を少し張って喋った方がいいかもと、控室で人事の方に言われた。面接・GDなど各選考フローにおいて心がけていたことをお答えください。1次では、課題の本質的な部分にスポットを当て、候補地それぞれの初期投資の回収にかかる時間を計算し、他の学生とは理系の側面を出すことで差別化を図ろうと心掛けた。2次では、ESの深掘りが行われるとワンキャリアで見たので、かなり深掘り対策に時間を割いた。最終選考でも、事前課題における前提条件や内容をかなり論理的に考え、深掘りされても端的に答えられるように意識していた。川崎汽船の合格者ESここでは、川崎汽船の合格者ESを3つ紹介します。川崎汽船の合格者ES一覧はこちらから2020年度陸上職(陸上総合職)この合格者ESはこちらから。・志望動機私は大学で培った船舶海洋工学の知識を活かし、多くの人々のためになる仕事がしたい思っております。海運業は造船業とは異なり、船を建造することがゴールではなく、船を使って社会を支える責任の大きい仕事であるところに魅力を感じています。その中でも貴社は環境問題や海外展開への取り組みが強く、地球規模で人々の生活を支えることができると思ったため、志望しています。・あなたの強みを教えてください私の強みは広い視野で相手の気持ちになって行動できることです。私は高校3年間、毎年文化祭でミュージカルを作り上げてきました。文化祭の規模感としては2日間で約1万人の方が来場するほどです。私は昔から人を笑わせたり、楽しませたりすることが好きで、最後の文化祭で「レ・ミゼラブル」の公演が決まった際は、監督に立候補しました。全体の指揮を取っていく中で、個人個人の意見や方向性の違いから、チームで動く難しさを実感しながらも、最終的にみんながどういうものを作っていきたいかやお客様がどのように感じるかを意識して、1人1人の想いを尊重しながら妥協点を提案しました。そうすることで、みんなが共通認識を持って1つのものに向かって協力でき、お客様の感情を突くような作品が完成したと思います。その結果として、学年大賞を獲得できました。入社後も常に様々なことにアンテナを張って、新たなことに挑戦したり、多くの人を巻き込んだりして仕事に取り組んでいきたいと思っております。2020年度(陸上総合職)この合格者ESはこちらから。・川崎汽船を志望した理由日本の情勢を根幹から支える。その役割は重大な責任を伴う一方で、社会に貢献した実感から大きなやりがいにつながると考えている。その役割を担う業界の中でも、日本に住むすべての人々を陰から支える海運業界に強く感銘を受けた。これら海運業界の中でも、顧客に寄り添った海運を提供する一方で、ビジネスの多角化を積極的に進める貴社を特に志望している。私が研究生活で磨いた「論理的かつ多面的な思考力」は少数精鋭の貴社でこそ活かせると考えている。・強みとそのエピソード私は変化への適応力とそれに対する提案力を強みとして持っていると考えている。その強みは、塾講師として生徒の学習意欲を引き出す過程で身に着けることができた。ある中学受験志望の小学5年生を担当した際、すぐに効率的な勉強法を伝授したが、勉強そのものをしないため、成績は向上しなかった。私はこの生徒を通して、塾講師には勉強法の伝授以上に学習意欲を引き出す技術が必要だと痛感した。指導や面談を通じて、その生徒は自信を喪失しているために学習意欲が低迷していると考えた。そこで保護者に定期的に塾での学習状況を電話で伝え、成長した点を積極的に褒めるよう促した。このように周りの環境を改善しながら指導に取り組んだ結果、その生徒は進んで自習をするまで学習意欲が向上し、その生徒は合格が絶望的だった志望校に合格できた。私は塾講師を経験し、人や組織の課題解決に向けて根本から考察する重要性を強く認識することができた。この強みを研究ではないが、研究室で活かした。私はこの強みを評価され、研究室において旅行や懇親会を企画する係を任された。特に研究室旅行では、各々が自分の意志で自由に行動することを好む人が多い点を考慮した。緻密な観光計画を立て団体行動するのではなく、敢えて目的地だけを指定し、その地の魅力や観光案内等を促して自由に行動する形式を採用した。その結果、研究室旅行は多くのメンバーから好評を貰うことができた。2020年度(総合職)この合格者ESはこちらから。・川崎汽船を志望した理由を論理的にご記入ください貴社を志望する理由は、世界の人々を縁の下の力持ちとして生活の根幹から支えたいからです。バックパッカー経験より、世界にはまだまだ格差があることを見てきたし、それにより全世界の人々がより豊かな生活を送るために仕事がしたいと思うようなりました。海運業はこれが実現できると共に、チャレンジ精神を大事にする貴社ではより多くの人のためになると思い貴社を志望します。・あなたが最も強みだと思うものを一つ選び、具体的なエピソードを自由に記入してください。私の強さは、変化への適応です。この強みは豊富な海外経験によって得ることができました。これまで多くの国を訪れて、世界には本当に多くの生活・価値感などがあることを実際に感じましたし、日本では当たり前のことも世界では有り得ないことだらけでした。例えば、インターンで◯◯を訪れた時です。現地の方々に英語でプレゼンしましたが、意思疎通はできても全く聞いてくれませんでした。そこで、まずはコミュニケーションを取って信頼関係を築くために自己紹介などの現地語を勉強しました。その結果、最後には全員が笑顔でプレゼンを聞いてくれるようになりました。彼らには直接的コミュニケーションを大事にする習慣があり、それに上手く適応できました。私はどんな困難に直面しても、柔軟に対応することで変化に適応してきました。最後に本記事では、海運大手の中で唯一の非財閥系である川崎汽船の採用実績を採用大学・男女・文理別の3つの切り口でまとめました。とは言え、学歴はあくまで評価基準の1つでしかありませんので、採用実績は参考程度に留めておきましょう。以下に、川崎汽船の選考対策・企業研究に役立つ記事を複数掲載していますので、こちらも併せてご覧ください。【参考記事】