JFEスチール関連のテクニック
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- JFEスチールのES対策!求める人材を理解して採用レベルの志望動機・自己PR・ガクチカへ 25,111 views JFEスチールの本選考ES一覧はこちらJFEスチールは国内3大鉄鋼メーカーの一つです。国内業界で2位、世界で見ても9位と鉄鋼メーカーの中でもトップクラスの規模を誇る企業です。ですが近年では中国・インドといった新興国メーカーの台頭により伸び悩みが続いています。また2017年度は円高による為替影響もあり、連結売上高は2兆3,491億円と前連結会計年度に比べ減収となるなど厳しい状況です。このように鉄鋼業界は少しの市場の変化が大きく影響してくる業界です。鉄鋼は市場の一番の上流に位置していますが、一番の下流まで市場を把握する必要があります。大観を見て仕事が出来る点は「産業の米」と呼ばれる鉄鋼業界の魅力の一つではないでしょうか。業界内のリーディングカンパニーである新日鐵住金との企業比較はこちらをご覧ください。参考:→粗鋼生産量世界トップ10に入る、新日鐵住金(2015年度3位)とJFEスチール(2015年度8位)(JFEホールディングスの中核企業)を比較しながら、鉄鋼メーカーの事業・社風・選考について紹介していきたいと思います。今回はそんなJFEスチールの求める人材を導いていきたいと思います。事業内容と採用HPから考える求める人材どうすれば他社ではなくJFEスチールを選んでもらえるのか。ここにこそ、メーカーの営業の仕事の醍醐味があります。そのために現在意識的に取り組んでいることは、「お客様のビジネスを理解し、お客様の利益につながり、お客様とメーカーとともに成長するビジネスを行う」ということ。言葉にすると、案外簡単なことのように受け止められるかもしれませんが、実はこのことが最も苦労する点です。それは「お客様のビジネスパートナー」になることを意味するからです。営業の力だけではなく、技術サポートの面でも万全を期する。そしてお客様にとって小さな改善であっても、見逃すことなく対応していく。こうしたキメ細かい行動の積み重ねが、お客様にとって「JFEスチールは、頼れるパートナーだ」という信頼につながり、ビジネスにもつながるのです。参考:仕事と人海外営業どんな時でも、一人ひとりのローカルスタッフが「日本人がいる会社で働いている」という意識ではなく、「自分たちの会社」だと思ってもらいたいと思っています。また、適切な指示を出した後は「任せる」ことを大切にしています。私自身、仕事を任されることで知識や経験を得、そのことを通じて視野が広がり、モチベーションの維持にもつながってきたという体感値があります。このことをローカルスタッフの一人ひとりに経験してもらいたいと思っているのです。参考:仕事と人海外営業・生産管理上記は採用HPのに記載されている社員紹介です。鉄鋼メーカーでは取引先のニーズを満たすような商品を提供することが重要です。そのため生産した鉄が取引先のビジネスにどういかすことが出来るかを考える必要があります。一人目のインタビューからも分かる通り、販売するだけでなく「お客さまのビジネスパートナー」となることが求められます。このことから「」に照らし合わせると、「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」資質を求めていることが分かります。また鉄鋼メーカーは原料を調達し、鉄を生産、販売まで行います。その一連の過程において事務系・技術系の社員、社外の関係者など多くの人と協力していく必要があります。二人目のインタビューからも分かる通り、海外で調達・生産を行っているため、価値観やバックグラウンドが全く違う人達とも協力していかなければなりません。これらのことから同じように「」に照らし合わせると、「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」人材を求めていると導くことが出来ます。JFEスチールのES設問設問(1)当社への応募理由と従事してみたい業務について入力してください。(200文字以下)設問(2)自己寸評及びPRを入力してください。(200文字以下)設問(3)学生生活の中で一番力を入れて取り組んだことについて入力してください。(200文字以下)参考:【内定】エントリーシート事務系総合職→JFEスチールの事務系総合職内定者のエントリーシートを提示します。設問(1)「当社への応募理由と従事してみたい業務について入力してください。」について志望動機を問う設問となっています。こちらの「」を参考にすると良いでしょう。200字と文字数は少ないですが、書く内容は実際に入社して従事したい業務とかなり具体的です。そのためいかに簡潔に志望動機とやりたい業務をまとめるかの勝負になってきます。こちらの「」を使うと簡潔にまとめることが出来ます。設問(2)「自己寸評及びPRを入力してください。」についてこちらの設問では「」や下記の動画を参考にしてください。こちらも200字と少ないですが、先程導いた求める人材であるということを記述できると良いでしょう。設問(3)「学生生活の中で一番力を入れて取り組んだことについて入力してください。」について学生時代に頑張ったことを問う設問となっています。こちらの設問では「」や以下の動画に沿って記述すると良いでしょう。設問(2)の自己PRで伝えた内容を補完するようなエピソードであると、求める人材であるということをより強く証明できるでしょう。最後に鉄鋼業界は市場の影響をとても受けやすい業界です。そのため政治や国際情勢の少しの変化で売上が大きく変化します。そのことから先の見えにくい業界だと言えるでしょう。しかしだからこそ大局を見る力、先を見通す力が身につくのではないでしょうか。この記事を通じてJFEスチールについて少しでも理解を深めることが出来ましたら幸いです。JFEスチールの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらからphotobyBenCooper
- JFEスチールの志望動機対策|事業内容の理解なくしてES通過なし 30,037 views JFEスチールの本選考ES一覧はこちらJFEスチールは新日鐵住金・神戸製鋼所と共に国内3大鉄鋼メーカーの一角を担う企業です。売上高こそは業界1位である新日鐵住金がやや差をつけてリードする現状になっていますが、営業利益や自己資本比率においては同社に匹敵しており、JFEホールディングスの繋がりを活かした事業などにより業界優位性の確保を図っています。就職市場の場においては、海外売上比率が高いことから総合商社等と併願して受ける印象があります。しかし、素材メーカー・高炉メーカーと業界分類のされ方が複数あることから、特に「内定レベルの志望動機が10分で書けるフレームワーク」で言う④業界比較をどう書くべきなのか迷っていしまいやすい企業であると考えます。また、そもそも「鉄」という商材に興味が沸かない(応用のされ方がわからない)・業界内のリーディングカンパニーである新日鐵住金との違いがわからない(同業比較が難しい)など、フレームワークの各項目で内容に困ってしまうということもあるでしょう。普段我々が直接目にしないような商材を扱っている分、製品についての知識への愛着を述べるアプローつではなく、正しいビジネスモデルの理解が志望動機を考えるうえで重要になってくるのではないでしょうか。今回はそんなJFEスチールの事業内容を確認したうえで、適切な志望動機の書き方について考えていきたいと思います。JFEスチールのビジネスモデル当然ではありますが、JFEスチールが扱う核となる商材は鉄であり、それを生産・販売することが鉄鋼メーカーの事業になります。鉄鉱石・石炭・石灰石の3つが鉄を作るうえでの原料となり、それらを調達したうえで鋼材を生産することになります。鋼材は直接消費者に渡るというわけではなく、他社メーカーを主な取引先として供給をしています。この調達から供給までの一連の流れを進めていく中では、以下にあるように事務系・技術系共に多くの部門の社員が携わっており、それぞれがうまく調整していくことで事業を円滑に進めていくことができます。また、素材メーカーは全般として取引先のメーカーがあるからこそビジネスが実現するため、自社が生産した鋼材が取引先のビジネスのどう役に立てることができるかを考え、こちらとも連携を保っていく必要があるでしょう。すなわち、立場の異なった社内・社外の関係者との協力が重要であるとまとめることができます。また、海外売上率が高いということはもちろんですが、質の高い製品をグルーバルに発信できる鉄鋼メーカーでは日本の技術力の高さを世界に伝えることができる環境であると言えます。トヨタ自動車のような直接消費者に製品が行き渡る企業の方がそのイメージしやすいという場合もあるでしょうが、鉄鋼メーカーではBtoCメーカーと比べ自社製品が使われる幅が広がるため、幅広い影響力を与えることができると考えることもできるでしょう。また、素材の質を高めることは最終製品の質を高めることに繋がるため、直接的ではないにせよ消費者が手に取って使うことに対して貢献することができます。参考:職種紹介実際にJFEスチールが携わった事例を見ていきます。このたび、JFEスチール株式会社(以下、「JFEスチール」)は、日本インシュレーション株式会社(以下、「日本インシュレーション」)の技術協力のもと、建築構造用冷間ロール成形角形鋼管(以下、「冷間ロールコラム」)の「JFEコラムBCR」を使用した鋼管柱に限り、耐火被覆材料であるけい酸カルシウム板の厚みを40%以上低減させ、国土交通大臣より耐火構造の認定を取得しました。(中略)さらに、今回の認定取得に加え、建物の外周部にある鋼管柱など、外壁を耐火被覆の一部として活用する合成耐火構造についても、鉄骨造建築物で使用頻度の高い外壁材であるALC板(※5)を対象に、「JFEコラムBCR」と「Jタイカ」の組み合わせで、2時間耐火の認定取得を3月中に見込んでいます。JFEスチールグループおよび日本インシュレーションでは、今後もお客様のニーズに応じた建材商品の開発に努めてまいります。参考:建築構造用冷間ロール成形角形鋼管との組み合わせによるけい酸カルシウム板耐火被覆厚の低減と認定取得についてこちらはJFEスチールが日本インシュレーションと提携して、耐火性を維持したまま厚みを低減させた耐火被覆材料製品の開発に成功したという内容の事例です。BtoBメーカーでは取引先のニーズを的確に満たすような商品を提供することが重要になりますが、自社が製造した製品の応用可能性が高いぶん、今回のような建築分野を持つ企業など、様々な企業と提携したうえでニーズの引き出しの幅を広げることができます。実際、引用の最後に「今後もお客様のニーズに応じた建材商品の開発に努めてまいります」という形で述べられています。以上より、JFEスチールの志望動機を考えてみると「価値観やスキルの異なるメンバーと一つの目標を実現したい」「日本のプレゼンスを高める仕事がしたい」「相手のニーズを把握し、自らの提案で解決する仕事がしたい」このような軸が適切であると導けるでしょう。JFEスチールのES通過者の志望動機解説こちらの項目では、実際にJFEスチールの書類選考に通過したESを見て解説を加えていきます。大学で学んだ材料系の学問を活かし、スケールが大きく、生活になくてはならないモノを作る仕事がしたいと考えていました。その上でインターンシップや工場見学を経験して、「鉄」の社会的影響力の大きさ、素材としての無限の可能性に魅力を感じたことから貴社を志望しています。参考:【内定】エントリーシートこちらの内定者は「スケールが大きく、生活になくてはならないモノを作る仕事がしたい」という軸から志望動機を導いており、鉄という商材を扱う企業の志望動機としては適切であると言えます。また、大学で学んだ自身の研究内容が鉄に直結する内容のため、実体験に基づいている志望動機であると言うことができます。面接の場では鉄鋼メーカーの中でもなぜJFEスチールか(特になぜ新日鐵住金ではないのか)、どのような研究をしてきたのかにまで言及する必要があるでしょう。参考:新日鐵住金とJFEスチールの事業・社風・選考比較【unistyle業界研究】では続いて、もう1人の志望動機を見ていきましょう。「技術によって世界における日本の存在感を高める」という私の夢の実現のためです。社会を広く支える鉄という素材の進歩は、直接最終製品の進歩に繋がると考えています。様々な製品において非常に高い技術力を誇る貴社の営業として事業に携わり、日本のモノづくりメーカーに最適な鉄を提案するだけでなく、貴社の製品自体を海外に向けて積極的に発信することで私の夢に近づくことができると確信し志望いたしました。参考:エントリーシート(事務系総合職)こちらは冒頭部分から「日本のプレゼンスを高める仕事がしたい」という軸で述べている志望動機であると読み取れます。「社会を広く支える」という記述から鉄という素材が扱われている領域の幅広さを示すことで、面接でも尋ねられる質問であろう「なぜ最終製品を扱うメーカーでないのか」という点も意識した回答にまとめられています。「鉄という素材の進歩は、直接最終製品の進歩に繋がる」という点も先述の内容に合致していて妥当な理解であると言えます。しかし、そもそもなぜ「日本のプレゼンスを高める」という夢を持っているかの理由が示されておらず、経験に基づく記述がないことから説得力に欠ける内容になってしまっており、うわべだけの志望動機ではないかと読み取られてしまうことが考えられる点は問題でしょう。さらに1人の志望動機について見ていきましょう。鉄鋼への興味から志望する。鉄鋼は社会の基盤を支えるモノであり、規模の大きい仕事に関われる可能性が高い。しかしその一方でエネルギーなどとは違い、自分の関わったモノが目に見えるというやりがいも感じることができると考える。私は営業職に就き、お客様のニーズに応えながら仕事をしたい。加えて新規の販路開拓、新しい鉄の開発などに関わり鉄の可能性を広げていきたい。参考:エントリーシートこちらの通過者が述べている「相手の要求に柔軟に対応することで社会に大きな影響を与えることができる」というのは、先述した取引先のメーカーを始めとした他社のニーズを的確に把握する必要がある鉄鋼メーカーでは重要な素質であり、「相手のニーズを把握し、自らの提案で解決する仕事がしたい」という軸から述べられている志望動機であると考えられるでしょう。商材が直接消費者に伝わるわけではないという中で、エネルギーと比較しながら可視化できることについて触れることで、BtoBメーカーの働き方にもやりがいを感じることができることを示されています。しかしこちらのESも、その思いを持ったきっかけとなる経験について示されていない点は評価されないでしょう。最後にもう1人の内容を見ていきたいと思います。日本のモノづくりを支える鉄に携わる仕事をすることで、社会に広く貢献したいと考えたからです。製鉄所を見学した経験があるのですが、その際にスケールの大きさに圧倒されました。そして、鉄鋼というモノづくりの原点から社会を支えられたら、やりがいがありそうだと感じ、応募するに至りました。従事してみたい業務は生産管理です。需給状況を見ながら臨機応変に対応していくことで、鉄の生産を支える仕事に、魅力を感じました。参考:エントリーシートこちらの通過者も既にあったように、「社会に与える影響力の広さ」「素材の段階からモノづくりに携わりたい」といった形で鉄鋼メーカーの志望動機として妥当な内容に仕上げています。そのきっかけとなった経験として製鉄所の見学を挙げており、一見問題ないように見えますが、「製鉄所を見学したから社会に広く貢献できる仕事がしたい」というのはやや論理が飛躍しており、この点では評価されにくい志望動機であると言えるでしょう。また、「スケールの大きさに圧倒された」という記述がレベルの低い感想である点も問題であると考えます。参考:こんな志望動機は嫌われる!評価されない志望動機の実例最後にJFEスチールの志望動機を考えるうえでは「なぜメーカー」「なぜ素材メーカー」「なぜ鉄鋼メーカー」「なぜJFEスチール」かというように「そうでない選択肢ではダメな理由」を段階ごとに考えていく必要があります。ESを見てみても、志望動機の評価項目について十分な点・不十分な点がそれぞれあり、実際に書いていくうえで参考になるものも多かったと思います。今回挙げた軸は他の企業でも当てはまるような内容ですので、常に経験とリンクさせることを忘れることなく、納得感のある志望動機を完成させるヒントにしていただければと思います。JFEスチールの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから最後に、動画を通じて志望動機の書き方を確認したいという方は下記の動画も参考にしてもらえればと思います。志望動機の書き方のポイントが端的にまとめられているので、動画でサッと確認したいと思っている方にオススメです。photobyMartinThomas
- JFEスチールの採用大学・文理・男女別採用人数|合格者ES付き 22,819 views JFEスチールの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから日本鋼管と川崎製鉄が共同出資して設立したJFEグループの1つで、新日鉄住金、神戸製鋼所と並ぶ大手鉄鋼メーカであるJFEスチール。JFEスチールは鉄鉱石を原料に最終製品の生産までを一貫して行う鉄鋼メーカーです。「常に世界最高の技術をもって社会に貢献します」という経営理念のもと生産拠点を4ヶ所持ち(2019年時点)、世界トップクラスの鉄鋼生産規模を誇っています。本記事では、JFEスチールの内定者採用実績を採用大学・男女別・文理別の3つの観点からまとめていきます。本記事の構成JFEスチールの採用大学内訳JFEスチールの男女別採用人数JFEスチールの文理別採用人数JFEスチールの選考レポートJFEスチールの本選考合格者ESさいごにJFEスチールの採用大学内訳JFEスチールの2019年4月入社者の採用大学は以下のようになっています。文系(院)北京大学オーストラリア国立大学大阪大学(大)早稲田大学慶應義塾大学関西学院大学東北大学一橋大学九州大学小樽商科大学大阪市立大学神戸大学北海道大学国際教養大学お茶の水女子大学明治大学中央大学名古屋大学南山大学京都大学大阪大学岡山大学香港大学理系(院)大阪大学東京大学東京工業大学九州大学東北大学神戸大学北海道大学東京理科大学京都大学早稲田大学岡山大学千葉大学広島大学九州工業大学横浜国立大学金沢大学名古屋大学名古屋工業大学筑波大学首都大学新潟大学同志社大学秋田大学茨城大学群馬大学東京農業工業大学慶應義塾大学中央大学芝浦工業大学信州大学静岡大学豊橋技術科学大学立命館大学関西学院大学鳥取大学山口大学香川大学愛媛大学(大)東京工業大学成蹊大学名古屋大学奈良女子大学愛媛大学JFEスチールの男女別採用人数JFEスチールの過去3年間の男女別採用人数は以下のようになっています。参考:就職四季報2020年版表を見て分かる通り、圧倒的に男性の採用が多いことがわかります。JFEスチールの文理別採用人数JFEスチールの過去3年間の文理別採用人数は以下のようになっています。参考:就職四季報2020年版表を見て分かる通り、理系学生の採用が多いことがわかります。その中でも、修士卒の理系学生が圧倒的に多く採用されています。JFEスチールの選考レポートここでは、JFEスチールの20卒の選考体験記の一部を抜粋して紹介します。JFEスチールの本選考レポート一覧はこちらから。本選考のためにした準備についてお答えください。(200文字以上)同業他社の日本製鉄のインターンシップに参加し、鉄鋼業界に対する知識を深めた。他の素材メーカーよりも鉄鋼が第一志望である、同業他社と比較してJFEスチールが第一志望であると言い切るために、働き方の違いを様々な業界、企業の座談会や、リクルーター面談などを通じて把握した。リクルーター面談は、逆質問が多いと聞いていたので、逆質問をたくさん用意した。リクルーター面談に関しては金融業界も受けることで経験を積んだ。それぞれの面接およびGDについて、社員の人数および役職、面接を受ける学生の人数、面接会場、面接時間、質問内容、面接の雰囲気、面接の感想についてご記入ください。面接がない場合は「なし」とお答えください。【リク面1】社員と学生1対1。カフェで1時間程度。質問は「なぜ鉄に興味があるのか」のみでほとんど逆質問。緩い。【リク面2】社員と学生1対1。カフェで1時間程度。質問は志望動機、学生時代の活動、学業についてなど。大半は逆質問。穏やか。【リク面3】社員と学生1対1。本社オフィスで1時間程度。質問は一切なしで逆質問オンリー。穏やか。【リク面4,5,6】社員と学生1対1を3回連続(それぞれ違う社員)。本社オフィスで30分×3。質問は学生時代の活動、学業、アルバイト、鉄の志望理由、ほかに受けている企業、志望度、なぜ第一志望なのかなど多岐にわたる。選考色が一気に強くなる。【最終面接】人事の採用責任者と1対1。30分程度リクルーターが緊張をほぐしてくれた後、30分程度の面接。志望動機、志望職種、学生時代の活動、自己PRなどを記入した履歴書から、面接官が気になったところを聞いてくる。穏やか。本選考において評価されたと感じたポイントや選考において重視されていたと思う点についてお答えください。(100文字以上)リクルーター面談は相手が人事ではないので、優秀さよりも相手に「一緒に働きたい」と感じてもらうことが大事だと思った。ただ、終盤になるとかなり高い志望度が求められる。特に、ほかの業界と比べてなぜ鉄鋼か、なぜ日本製鉄ではなくJFEスチールかは徹底して聞かれる。面接・GDなど各選考フローにおいて心がけていたことをお答えください。(100文字以上)リクルーター面談初期では、様々な業務に対する知識を付けることや、それを通じて社員の鉄への思い、誇りなどを感じることをテーマにした。また、日本製鉄との比較は必ずしなければならず、業界2位のJFEスチールが第一志望であると言い切るために、両社の働き方や人の雰囲気の違いを感じることも重視した。JFEスチールの本選考合格者ESここでは、JFEスチールの本選考合格者ESを3つ紹介します。JFEスチールの本選考ES一覧はこちらから。20卒(事務系)20卒(総合職)20卒(事務系総合職)20卒(事務系)この合格者ESはこちら。当社への応募理由と従事してみたい業務について入力してください。(200字以内)遙か昔から大きなものから小さなものまで世界のあらゆる場面で使用されており、一度使用されてもリサイクルを経て何度でも何にでも生まれ変わることができるという柔軟性もつ鉄に対しても魅力を感じ貴社を志望しています。従事してみたいのは生産管理部門です。製鉄所の生産能力や、オーダーにしたがって最適な運営を行うことを達成してみたいと考えています。自己寸評及びPRを入力してください。(200字以内)私の強みはどんなことにも粘り強く取り組むことができる事です。私は大学において軟式野球サークルに所属しています。その中で、試合中に大けがをしました。手術後はけがをした箇所が全く動かない状態でしたが、一年間地道なリハビリに取組みました。その結果、1年後には再び野球をすることができました。このように、すぐに結果が出ないにもコツコツと努力を続けることができる部分が強みであると自覚しています。学生生活の中で一番力を入れて取り組んだことについて入力してください。(200字以内)リハビリに一番力を入れて取り組みました。手術後に怪我をした箇所が全く曲がらない状態であっても落ち込むのではなく、これも自らに与えられた試練であると捉えて「もう一度野球をするんだ」という強い気持ちを持ってリハビリに取組みました。その際には与えられたリハビリのメニューをただこなすのでは無く、担当の先生からアドバイスを頂いたり、自らメニューを考えて早く怪我の前の状態を取り戻せるように工夫を行いました。20卒(総合職)この合格者ESはこちら。研究内容を簡単にご記入ください。(200文字)私のゼミでは憲法の条文等を理解するため、様々な映画や本に触れる。例えば起立斉唱問題を議論する際は、米国の判例と比較し、この両判決の差異をもたらした背景は一体何か、その文化的背景を探るため、夏目漱石の「こころ」を読んだ。ゼミを通じ、憲法には日本人に根付く精神的背景があると考えた。同時に、多角的な視点から物事を見ると、今まで見えていなかったものに気付けるのだと知った。当社への応募理由と従事してみたい業務について入力してください。(200文字)社会への貢献性、成長できる環境、海外でも働ける業界、という三点の軸に合致したためである。社会からの助けがあって大学受験や留学などに挑戦することができた経験から、私は社会へ自分の力を還元していきたい。鉄は文明に欠かせない。社会基盤を支え、海外で勝負できる貴重な商材、鉄鋼業界において、特にアジアにおいて大きな存在感を発揮する御社に関心を持った。現場への理解を深めた後、高機能鋼を海外に営業していきたい。当社への応募理由と従事してみたい業務について入力してください。(200文字)社会への貢献性、成長できる環境、海外でも働ける業界、という三点の軸に合致したためである。社会からの助けがあって大学受験や留学などに挑戦することができた経験から、私は社会へ自分の力を還元していきたい。鉄は文明に欠かせない。社会基盤を支え、海外で勝負できる貴重な商材、鉄鋼業界において、特にアジアにおいて大きな存在感を発揮する御社に関心を持った。現場への理解を深めた後、高機能鋼を海外に営業していきたい。自己寸評及びPRを入力してください。(200文字)困難な状況にあった時、私は突破力によって道を切り開いてきた。留学前、私は学業に励む、アルバイトを掛け持ちする、奨学財団からご支援いただく、という三つの方法で留学資金を集め、留学を叶えた。留学先で語学に苦しんだ時も、課題を分析し、その解決のため、学食にいる学生に片っ端から話しかけるなどして課題を克服した。困難な課題にも私は弱みを分析し積極的に行動する。課題解決のためこの突破力を活かすことができる。学生生活の中で一番力を入れて取り組んだことについて入力してください。(200文字)語学に強い苦手意識を持っていた自分を変えるため、ドイツ留学中B2を取得するという目標を立てた。苦手意識の原因は聞き取りだと考え、動画を視聴してなぜ聞き取れないのか探った結果、知っているのに聞き取れない単語が多いことに気が付いた。そこで七人の言語パートナーを探してそういった言葉の発音や音の繋がりを指導してもらい、ドイツ語の練習をした。その結果、留学当初A2レベルだったドイツ語はB2レベルに上がった。20卒(事務系総合職)この合格者ESはこちら。ゼミまたは研究室に参加されている方は研究テーマをご記入ください。マーケティング・マネジメント研究内容を簡単にご記入ください。200文字以下昨年は、「静岡県のディスティネーション・キャンペーンにおける観光商品」といったテーマのもとで製品開発に携わっておりました。実際に、広告代理店の社員の方がメンターについて下さり、最後には、代理店の社員の方々の前でプレゼンテーションを行いました。今後は、この製品開発や広告宣伝の経験の活かした上で、4年の7月頃から卒業論文のテーマを決定し、制作を開始していく予定です。当社への応募理由と従事してみたい業務について入力してください。200文字以下イギリス留学を通じ「豊かな世界創りに貢献したい」といった想いが強まり、鉄鋼の持つ社会への影響力や貢献性の高さに惹かれました。その中でも、今後の「海外事業拡大」に力を入れるビジョンを擁する貴社にて、様々な国の経済発展に貢献していきたいと考え、貴社を志望します。将来は「海外営業」といった業務に従事し、一国家の発展に不可欠な鉄鋼を世界の様々な国に広げていき、上記の目標を達成したいと考えます。自己寸評及びPRを入力してください。200文字以下私の強みは「どんな環境にも柔軟に適応できる」ことです。当初は、留学先の友人となかなか溶け込めませんでした。そこで、相手の文化や価値観をしっかりと認め、相手のことを理解していこうとすると同時に、誰であっても「明るく、前向きな姿勢」を大切に自ら関わっていきました。自ら関わっていくことで、徐々に交友関係を深められる機会も増え、最後には20か国以上の友人と交友関係を深めることができました。学生生活の中で一番力を入れて取り組んだことについて入力してください。200文字以下留学先で履修した授業です。当初は異なる言語で、また日本よりもレベルの高い授業になかなかついていけませんでした。そこで、より主体的な姿勢で授業に取り組む必要があると考え、授業の討論の司会役などに挑戦することや、教授のもとに毎週訪問し、わからないところを質問するなどしていきました。このような取り組みを継続していくことで、全授業を無事に修了できました。今後も自分にできる手段を考え、行動していきたいです。さいごに本記事ではJFEスチールの採用実績を複数の切り口でまとめました。unistyleでは何度もお伝えしていますが、採用実績はあくまでも参考程度に留めておきましょう。でも述べていますが、学歴は複数ある評価基準のうちの1つの基準でしかありません。自らが志望する企業であれば、採用実績の有無に関わらず選考にぜひ挑戦してみてください。JFEスチールの選考対策記事は以下の関連記事からお読み頂けます。十分の対策をした上で選考に臨みましょう。【参考記事】