サイバーエージェント関連のテクニック
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- サイバーエージェントのインターン選考(ES・GD・面接)対策 58,766 views 本記事では、インターネット広告事業やゲーム事業だけでなく「AbemaTV」などのメディア事業も大きな注目を集めるサイバーエージェントのインターンに関して、プログラム内容から具体的な選考対策までをご紹介します。【本記事の構成】・広告業界とは・サイバーエージェントとは・サイバーエージェントのインターン内容・サイバーエージェントが求める人材像・サイバーエージェントのインターン選考フロー・サイバーエージェントのインターン選考:エントリーシート(ES)対策・サイバーエージェントのインターン選考:グループディスカッション(GD)対策・サイバーエージェントのインターン選考:面接対策・最後に広告業界とは広告業界は広告を掲載したい「広告主」、実際に広告を作成する「広告制作会社」、広告が掲載される「メディア媒体」そしてプランニングや制作発注などの仲介を行う「広告代理店」の主に4つから構成されています。そして広告業界の中で就活生からの最も人気が高いのが「広告代理店」です。なお、広告業界を志望している就活生には就職エージェントneoがおすすめです。アドバイザーから自分の就活の軸に合った企業選びを手伝ってもらえるだけでなく、その企業のエントリーシートや面接といった選考対策のサポートを受けることができます。少しでも興味のあるという方は、下記の画像をクリックしてサービスを利用してみてください。広告代理店は以下の3つに分類されます。広告代理店の3つの分類【総合広告代理店】1つのメディアにとらわれずテレビ、新聞、雑誌といったあらゆる媒体を扱う◎企業例:電通・博報堂・ADK(アサツーディ・ケイ)など【専門広告代理店】1つのメディアに特化して広告活動を行う◎企業例:サイバーエージェント(IT系)、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(IT系)、オプト(IT系)、オリコム(鉄道系)など【ハウスエージェンシー】特定の企業専属の広告代理店を務める◎企業例:JR東日本企画、東急エージェンシーなど上記によると電通や博報堂といった人気企業は総合広告代理店に当たります。総合広告代理店は、「電博」と称される電通と博報堂が3位以下を大きく引き離し、市場の寡占化が進んでいるのが現状です。また、電通も2位の博報堂を大きく引き離しており、圧倒的な存在感を誇っています。参考:→広告業界大手3社について業績や社風から徹底比較してますので、企業理解のみならず志望動機作成などにも是非役立ててみて下さい。一方、電通が発表した2019年日本の広告費によると日本の総広告費は6兆9,381億円で8年連続で前年を上回る結果となりました。特にインターネット広告は6年連続2桁成長で2兆円以上に達し、ついにテレビメディア広告費を超えました。そのため、電通や博報堂を初めとする様々な広告代理店がインターネット広告を使ったデジタルマーケティングへの注力を進んでおり、業界全体でデジタルトランスフォメーションが進んでいます。そんな急成長するインターネット広告を牽引して、最前線でデジタルトランスフォメーションを進めている企業が今回紹介するサイバーエージェントです。参考:サイバーエージェントとはサイバーエージェントとは「21世紀を代表する会社を創る」というミッションを掲げ、インターネット産業に軸足をおいた、「メディア事業」「インターネット広告事業」「ゲーム事業」の3本柱のポートフォリオを展開する企業です。代表の藤田晋氏はサイバーエージェントを1998年に創業してわずか2年後の2000年に東京証券取引所マザーズに史上最年少で上場したことで有名です。売上高は4650億円(2020年業績見通し)、従業員は5000名を超える大規模な企業ながらも、内定者時代に子会社をを立ち上げたり新卒1年目でマネージャーを任せられるなど若手への裁量権が大きいことが特徴とされています。そんなサイバーエージェントを支える3本柱について、サイバーエージェントのHPから一部引用した部分を用いて詳しく説明していきます。メディア事業多彩なコンテンツを提供するテレビ&ビデオエンターテインメント「ABEMA(アベマ)」、国内最大級のブログサービス「Ameba」、マッチングアプリ「タップル誕生」など、インターネット産業の変化にあわせ、多くの方々にお楽しみいただけるサービスを提供しています。引用:サイバーエージェントメディア事業インターネット広告事業広告効果を高める運用力に加え、多様なメディアに合わせた適切な広告を制作するクリエイティブ、AIを活用したアドテクノロジーなどの先端技術を強みとして、広告主およびパートナーメディアより高い評価をいただいています。成長率はインターネット広告市場を上回っています。引用:サイバーエージェントインターネット広告事業ゲーム事業主力タイトル8本を含む約50本のスマートフォン向けゲームを提供しています。「グランブルーファンタジー」や「Shadowverse」など、ゲームの世界観を様々なかたちで提供しています。引用:サイバーエージェントゲーム事業以下では、サイバーエージェントの22卒のインターンに関して詳しく解説していきます。サイバーエージェントのインターン内容ここではサイバーエージェントのインターンの内容について具体的に紹介していきます。サイバーエージェントでは、20卒採用から"自社と就活生のミスマッチを減らすことを目的として、新卒採用(ビジネスコース)の選考過程において、インターンを必須化"することになりました。インターンに参加するためには、エントリー→グループディスカッション(GD)→面接→トライアウト(お題に対して、時間内に選考官に複数回提案し、ブラッシュアップを繰り返していただく選考会)の選考を突破しなければなりません。また、参加できるインターンの種類は希望職種などに応じて1dayや2〜3daysで多種多様にあります。さらに、2〜3daysインターンで優秀な成績を残した就活生が選抜される「DRAFT」と呼ばれる選抜型インターンがあります。この「DRAFT」に参加するためには、1stステージの1dayインターンと2ndステージの2〜3daysインターンをそれぞれ順に通過しなければなりません。今回は「DRAFT」と2〜3daysインターンの内の1つである「ABEMAプロデューサー選考」についてそれぞれ詳しく紹介します。参考:サイバーエージェント採用HP参考:サイバーエージェントHP:ニュースDRAFT詳細■日程:2020年10月中旬■内容:サイバーエージェントの新規事業立案※実施内容が変更する可能性があります。■募集人数:約20名■実施場所:サイバーエージェント東京オフィスAbemaTowers■備考・交通費/宿泊費全額支給・夏と冬に異なる内容で開催参考:選抜型インターン「DRAFT」「DRAFT」ではリアルに事業化を目指すインターンです。実際に2019年卒採用で優勝したチームは、立案した新規事業を元に内定者時代から子会社を設立してリリースするまでに至りました。参考:株式会社CAmotion、8秒で始まる“声”のマッチングアプリ「koely」iOS版をリリースまた、「DRAFT」に参加した就活生は「DRAFT生」と呼ばれています。「DRAFT生」はサイバーエージェントの内定獲得に近づくことはもちろんのこと、「あなたは優秀です」と認定されることになり、他の企業を受ける際のアピールポイントにできます。というのも、「DRAFT生」はプロカメラマンによって撮影された写真が、サイバーエージェントのHPに「リーダーシップを発揮した」「論理的思考が素晴らしい」などの評価を添えられて掲載されます。サイバーエージェントがこの就活生は優秀だとお墨付きを与えているのです。実際にサイバーエージェントのHPに掲載された後に、他の企業の方から次々に連絡が来た「DRAFT生」もいたそうです。このことから、サイバーエージェント自体にはあまり興味がなくても、「あなたは優秀です」という認定が欲しいという理由から「DRAFT生」になることを目標として選考に臨む就活生も少なくないようです。参考:2019年開催DRAFT生一覧ABEMAプロデューサー選考詳細■日程:2020年7月10日(金)〜7月12日(日)■内容:メディア作りを体感するインターンシップ1日目:コンテンツ制作2日目:宣伝/PR3日目:新規事業■募集人数:約20名■実施場所:サイバーエージェント東京オフィスAbemaTowers■備考・交通費全額支給(※海外在住の方は要相談)・宿泊所提供(※遠方の方のみ)・活躍した方のみ「DRAFT」に選抜させていただき、「選抜型合宿」へご招待参考:ABEMAプロデューサー選考2022また、サイバーエージェントのインターンは「ABEMAプロデューサー選考」以外にもビジネス職対象のもので複数のプログラムがあるため、「興味のある分野・自身の特性」を良く吟味して参加してみてください。サイバーエージェントが求める人物像ここでは、サイバーエージェントが求める人物像について紹介します。サイバーエージェントが求める人物像について、主に以下の2つの特徴があげられます。素直でいいやつクリエイティブで挑戦心を持っている「素直でいいやつ」は独自の社風が影響していると考えられます。サイバーエージェントは「仲間意識」を重要視しており、既存社員が「一緒に働きたい」と思う人材を求めている傾向があります。例えば、社長である藤田晋さんも"実績以上に人格重視"と明確に打ち出しているように、組織を円滑に回すためには「社員同士の相互理解」が必要と考えからも読み取ることができると思います。参考:実績以上に人格重視─サイバーエージェント藤田社長が語る「やる気を引き出す組織風土の作り方」「クリエティブで挑戦心を持っている」に関しては、企業としての経営方針が影響していると考えられます。サイバーエージェントは「常に新たな事業に積極的に取り組む」ことで、ここまでの急成長を遂げてきました。つまりクリエイティブに事業を創造する力、挑戦心を持って物事に向き合う力が必要であると言えます。実際に企業としてのMissionStatementで”インターネットという成長産業から軸足はぶらさない。ただし連動する分野にはどんどん参入していく。”と明示しているように、こういった人材の活躍の場は今後も増えていくのではないかと予想されています。参考:サイバーエージェントHP実際に面接などの選考フローでもこのような素養は重要視されているポイントであるため、この2点を意識して選考に臨むことが重要であると言えます。サイバーエージェントのインターン選考フロー以下では、サイバーエージェントのインターン「DRAFT」と「ABEMAプロデューサー選考」の選考フローについて紹介します。DRAFT22卒の「DRAFT」の選考フローは以下のようになっております。DRFTの選考フローエントリー:オンライン会社説明会視聴・エントリーシート(ES)提出※最終締切:8月14日(金)19:00▼グループディスカッション(GD)▼トライアウト▼1stインターン【東京】6月12日(金)、6月25日(木)、7月10日(金)、7月20日(月)、8月7日(金)、8月21日(金)、9月11日(金)【大阪】6月19日(金)、7月15日(水)、9月7日(月)▼2ndインターン▼DRAFT選抜合宿ABEMAプロデューサー選考22卒の「ABEMAプロデューサー選考」の選考フローは以下のようになっております。ABEMAプロデューサー選考の選考フローエントリー:オンライン会社説明会視聴・エントリーシート(ES)提出※締切:6月10日(水)23:59▼グループディスカッション(GD)▼トライアウト▼1stインターン【東京】6月12日(金)、6月25日(木)、7月10日(金)、7月20日(月)、8月7日(金)、8月21日(金)、9月11日(金)【大阪】6月19日(金)、7月15日(水)、9月7日(月)▼参加確定また、現在サイバーエージェントのHP上で公表されている2〜3daysインターンの日程はそれぞれ以下の通りです。※インターンの日程及び内容は後日発表いたします。※日程は変更になる可能性がございます。以下では各選考対策について詳しく解説していきます。サイバーエージェントのインターン選考:エントリーシート(ES)対策ここでは、サイバーエージェントのインターン「ABEMAプロデューサー選考」のエントリーシート(ES)対策を紹介します。22卒の「ABEMAプロデューサー選考」のエントリーシート(ES)設問は以下の通りとなっております。(1)「ビジネスコースオンライン会社説明会動画」を視聴し、その感想を教えてください。(200文字以上300字以内)(2)あなたのビジョンとその理由を教えてください。(200文字以上300字以内)(3)自己PRを記載お願い致します。(200文字以上300文字以内)(4)特技・趣味・コンテスト入賞経験等があれば教えて下さい。(200文字以上300文字以内)※任意項目(5)クラブ・サークル・学生団体活動経験等があれば教えて下さい。(200文字以上300文字以内)※任意項目(1)「ビジネスコースオンライン会社説明会動画」を視聴し、その感想を教えてください。(200文字以上300字以内)設問(1)では、サイバーエージェントのマイページにある「ビジネスコースオンライン会社説明会動画」を視聴してから感想を答えます。この設問で重要なのは、「動画の内容をきちんと理解できているか」と「文章が読みやすいか」の2点です。内容をきちんと理解するように動画を見ることは大前提として、動画の内容をきちんと理解できていることが採用担当者に伝わるかどうかがポイントとなります。したがって、動画の内容をきちんと理解できていることが採用担当者に伝わるような読みやすい文章を書くことが必須です。また、実際にエントリーを通過したエントリーシート(ES)では、この設問に対して以下のように回答しています。「ビジネスコースオンライン会社説明会動画」を視聴し、その感想を教えてください。(200文字以上300字以内)私は貴社の「21世紀を代表する会社を創る」というビジョンに感銘を受けました。なぜなら、私はこれまでの人生で、何事にも高い目標を持って「挑戦」していくことを大事にしてきたからです。小学生の時から現在に到るまで様々なことに挑戦してきました。個人としてもチームとしても、高い目標を達成するには困難や大きな壁に衝突することは沢山あるが、その過程も楽しむことが出来ます。そして、私は目標を達成した時に何よりも喜びや達成感を得ます。貴社ではそれが可能であると考えました。若手から活躍できる環境で自分を高めていきたいです。サイバーエージェントのインターンエントリーシート(ES)(2)あなたのビジョンとその理由を教えてください。(200文字以上300字以内)設問(2)では企業はあなたのビジョンを聞くことで、「将来のキャリアについてきちんと考えられているか」と「自社の利益に貢献できる人材か」を判断する1つの基準としています。したがって、具体的かつ自社の利益に貢献できる人材であることをアピールできるキャリアプランを書くことが重要です。エントリーシート(ES)でのキャリアプランの答え方は以下の図を参考にしましょう。参考:また、実際にエントリーを通過したエントリーシート(ES)では、この設問に対して以下のように回答しています。あなたのビジョンとその理由を教えてください。(200文字以上300字以内)*私は貴社のインターネット広告事業に携わり、チームを率いることで自身を成長させ、会社を大きくしていきたいです。現在、インターネット広告の市場規模は年々増加しており、多くのビジネスチャンスがあると感じています。その環境下で挑戦していくことは、自身の成長につながると感じています。また、私の将来像として、いかなる環境でも人を巻き込んで価値を創造し、社会に対して大きな影響を与えたいというものがあります。そこで、貴社の21世紀を代表する会社を創るというビジョンに共感しました。貴社で働くことによって、その将来像に近づけるのではないかと考えました。サイバーエージェントのインターンエントリーシート(ES)(3)自己PRを記載お願い致します。(200文字以上300文字以内)設問(3)では企業に貢献できるスキルを持ち合わせているかを見ています。つまり、どんな課題に対して、自分のどのような能力を使い、どういった施策を打ったのかを論理的に述べる必要があります。その上で、先程も述べたサイバーエージェントが求める人物像に沿って自身の能力を伝えることは重要です。ここでは「素直でいいやつ」か「クリエイティブで挑戦心を持っている」のどちらかの特徴を自己PRできると良いでしょう。自己PR文を書く際には、次のフレームワークに参考にしてください。設問(1)、設問(2)同様文字数が少ないため、ここでは「○○という強みを活かして、△△という経験をしました。」というように、フレームワーク中の強みと具体的なエピソードを書くと、論理的で分かりやすい文章になります。参考:また、この設問で実際に通過したエントリーシート(ES)の回答例は以下の通りとなっております。自己PR私の強みは失敗から学び、改善に移せることだ。私は1年間マーケティングの長期インターンに取り組んできた。最初に配属された〇〇チームでは、3ヶ月連続で与えられたミッションを達成することができず、チームが解散となる挫折を経験した。ここで私は一度立ち止まり、失敗の原因を考えた。すると、評価から改善ができていない点でPDCAを回せていなかったこと、チームのメンバーと意思疎通がうまく取れていなかったことの二つが自分の課題だと判明した。そして、評価と改善を連結して次の施策を考えること、判断に迷った際には積極的にチームで相談することを徹底した。その結果、求人への応募獲得を目的としたメールマーケティングでは、昨年の約130%の応募数を獲得することができた。サイバーエージェントのインターンエントリーシート(ES)(4)特技・趣味・コンテスト入賞経験等があれば教えて下さい。(200文字以上300文字以内)※任意項目(5)クラブ・サークル・学生団体活動経験等があれば教えて下さい。(200文字以上300文字以内)※任意項目(4)、(5)の設問は任意項目のため答えなくても問題ありませんが、できれば書いた方が望ましいです。なぜなら、任意項目を書いてエントリーシート(ES)の内容を充実させることによって、企業はよりその人の人柄を知ることができるからです。上手くいけばプラスの評価に繋がるでしょう。(4)の特技・趣味・コンテスト入賞経験等の書き方について詳しく知りたい方は以下の記事を併せてご覧ください。参考:参考:(5)のクラブ・サークル・学生団体活動経験等の書き方について詳しく知りたい方は以下の記事を併せてご覧ください。参考:参考:また、この設問の対する実際にエントリーシートを通過したエントリーシート(ES)での回答は以下の通りとなっております。趣味・特技を教えてください。(全角入力300字以内)特技は新規のアイデアを考えること。大学では現在進行中で新規Webサービスの立ち上げを行なっている。大学生向けの宿泊マッチングサイトを始めようと思っている。私がセミナーやインターンシップなどで関西から関東へ行く際、長期の滞在の場合、関東の友人などの部屋に泊まらせてもらえれば非常に便利だと感じた。そこからそういったニーズは確実あるにも関わらず、サービスとしては未だ存在しないことが分かった。そこで新規のWebサービスとして社会に新たな価値を提供しようと考えている。サイバーエージェントのインターンエントリーシート(ES)2.クラブ、サークル活動陸上競技同好会に所属しています。専門種目は110mhで、日々記録の更新に向けて努力を重ねています。○○というスポーツ科学のSNSを運営する学生団体を立ち上げ、団体の中心になって活動しています。サイバーエージェントのインターンエントリーシート(ES)サイバーエージェントのインターン選考:グループディスカッション(GD)対策過去に課されたグループディスカッション(GD)テーマ例・日本の投票率を上げる施策・東京五輪に向けて、外国人観光客へのサービス・大学生向けの新しいアプリ企画・大学生100万人が利用するWebサービス・日本の出生率を上げる施策・交通事故を減らすためにサイバーエージェントが出来ること・初対面の相手を一番良く知ることのできる質問とは?主な形式1グループ学生4~8名程度に対し社員は1~2名具体的な選考対策素直でいいやつクリエィティブで挑戦心を持った人材上記は、先ほど紹介した「サイバーエージェントが求める人物像」になります。グループディスカッション(GD)においても、こちらの求める人物像に応じて評価するポイントが定められています。サイバーエージェントのグループディスカッション(GD)では、「思考力、フィードバックを素直に受け止め改善できるか」などが評価されるそうです。つまり課題設定を明確化し、創造的に思考・行動したり、最初の案に固執せずに柔軟に事業案をブラッシュアップできるかが重要になります。以下の記事では「グループディスカッション(GD)」について解説しています。ぜひ、ご覧ください。グループディスカッション(GD)完全攻略記事一覧1.【まず始めにこれを読もう!】GDとは?基礎知識を解説2.GDの対策方法・コツ3.GD頻出テーマと業界別の過去に出題されたテーマ4.GDのテーマごとの進め方5.GDの役割別(司会・書記・タイムキーパー)の対策方法6.一人でも複数人でも出来るGD練習方法(11選)サイバーエージェントのインターン選考:面接対策22卒のインターン選考の面接内容に関しては、明らかになっていないので、以下では基本的な面接対策について紹介します。グループディスカッション(GD)と同様、面接通過者の傾向としても求める人材像に合致した人が多いです。また、素直さやコミュニケーションスキルを持っている人も多く、面接でも型にはまった受け答えをするよりは本音ベースで話すほうが好まれます。さらにサイバーエージェントでは、一般的なインターン選考と比べて「インターンで何を学びどう成長したいか」といったことについてしっかりと聞かれる傾向にあります。実際にインターンに参加したら「どのような役割でどういった経験をしたいのか」を答えられるようにしておいた方が良いでしょう。将来のキャリアや夢といった部分では、できるだけ自分の経験に基づいた具体的な内容が語れると良いかもしれません。面接対策に関しては以下に記事を載せましたので、是非こちらをご参照ください。面接完全攻略記事一覧面接とは(面接を課す意味・評価基準・面談との違い)面接の頻出質問一覧と回答例(志望動機・自己PR・ガクチカなど)面接の逆質問一覧(考える際のポイント・具体例)面接で必要なマナー(入退室・身だしなみ・メール・電話)面接の対策(一次面接・二次面接・最終面接・集団面接・WEB面接・ケース面接・圧迫面接)面接の練習(練習方法・ポイント)面接の準備(選考通過に向けた準備・当日に向けた準備)最後にここまでのご紹介からも分かる通り、サイバーエージェントは独自の文化を持っており、業界の中でも一線を画した企業と言えます。また、20卒向け新卒採用から「本選考の選考過程においてインターンシップを導入する」といったように、新たな試みにも積極的に取り組んでいます。そしてインターンに関しては、種類やプログラムが多種多様であり、内容や興味のある事業を良く吟味、対策してからエントリーして選考に臨む必要があります。ぜひ企業理解やグループディスカッション(GD)、面接対策を万全にしてから選考に臨んでいただければと思います。最後に、サイバーエージェントが属する業界の業界研究・企業理解に役立つ記事を載せておきます。こちらも合わせてご覧ください。関連記事サイバーエージェントの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから
- サイバーエージェントの採用大学・男女・文理別採用人数|合格者ES付き 41,856 views AbemaTVなどのメディア事業やゲーム事業、インターネット広告事業などITを軸に幅広い事業を展開しているサイバーエージェント。本記事では過去三年間のサイバーエージェントの採用実績を就職四季報を基にまとめました。本記事の構成サイバーエージェントの採用大学内訳サイバーエージェントの男女別採用人数サイバーエージェントの文理別採用人数サイバーエージェントの選考レポートサイバーエージェントの合格者ES最後にサイバーエージェントの採用大学内訳サイバーエージェントの採用大学は以下のようになっています。各大学からの詳細な採用人数は各大学のホームページを参照してください。就職四季報には2019年度入社の採用大学の記載がないため、リクナビ2020より引用しました。青山学院大学、関西大学、関西学院大学、九州大学、京都大学、慶應義塾大学、慶應義塾大学大学院、神戸大学、島根大学、首都大学東京、上智大学、西南学院大学、中央大学、筑波大学、東京大学、東京大学大学院、東京理科大学、東北大学、同志社大学、法政大学、明治大学、横浜国立大学、立教大学、立命館アジア太平洋大学、立命館大学、早稲田大学参考:リクナビ2020サイバーエージェントの男女別採用人数サイバーエージェントの男女別採用人数は以下の通りです。参考:就職四季報2020年度版サイバーエージェントの文理別採用人数サイバーエージェントの文理別採用人数は以下の通りです。参考:就職四季報2020年度版なお、選考対策に関する悩みがある就活生には就職エージェントneoの利用がオススメです。アドバイザーと就活面談をすることで、志望する業界を基に、他に受けるべき企業に関するアドバイスなどが受けられます。少しでも興味があるという方は、下記の画像をクリックしてサービスを利用してみてください。サイバーエージェントの選考レポート今回はサイバーエージェントビジネスコースに合格した20卒の体験記から一部抜粋して紹介します。サイバーエージェントの選考レポートはこちらから。本選考のフローについて結果連絡を含めてお答えください。集団面接+個人ワーク(二日以内)→一次面接(二日以内)→二次面接(当日中)→グループワーク(当日中)→最終面接(当日中)本選考のためにした準備についてお答えください。年次の若い方にOB訪問を繰り返し、面接で聞かれることの内容や選考の段階でどのような点を意識して話せば良いのかをヒアリングした。また、面接の前には社員の方に模擬面接を行っていただき、相手に伝わる話し方を練習した。自分の今までの活動からの価値観と会社の価値観をすり合わせ、なぜその企業なのかを明確に答えられるようにした。社長をはじめとする様々な方がメディアで発信しているので、そういう情報を得てから行くとやりやすい。それぞれの面接およびGDについて、社員の人数および役職、面接を受ける学生の人数、面接会場、面接時間、質問内容、面接の雰囲気、面接の感想についてご記入ください。面接がない場合は「なし」とお答えください。【集団面接+個人ワーク】学生6人:社員1人@本社時間:60分ほど集団面接は、自己紹介をしてその内容に沿って軽く聞かれる程度。時間にしても1人5分とかなり短い。個人ワークは、お題に沿って自分の考えを社員の方にプレゼンする形式。社員の方のアドバイスをいかに素早く正確に落とし込めるかが見られているポイントだと感じた。時間は45分程度だったが、学生に対して社員の数が1人なので待ち時間が長かった。【一次面接】学生1人:現場社員1人@本社時間:20分程度質問内容は、学生時代に何をしてきたかとサイバーエージェントに入って何をしたいかの二つを深堀される。人によって、聞かれることの割合が変わってくる。仕事内容についての理解をある程度求められていると感じたため、企業研究は必須だと思った。【二次面接】学生1人:人事社員1人@本社時間:20分ほど前回と違い、なぜサイバーエージェントを志望しているのかを深堀された。自分の今までの経験からくる価値観と会社の事業やカルチャーをいかにマッチして話ができるかがポイントだと感じた。【グループワーク】学生6人:メンター社員複数@本社時間:6時間ほど事前課題が出て、それを元にグループワークを行う。最初の個人ワークをグループで行うような印象。6人チームでも次の選考に進めるのはチームで1人程度とかなり倍率が高い。【最終面接】学生1人:役員1人@本社時間:20分ほど今まで聞かれてきたことを再度聞かれる。確認的な意味合いと、志望度の高さが大事になってくると思われる。面接・GDなど各選考フローにおいて心がけていたことをお答えください。会社の情報を積極的に取りに行き、どのような人が求められているか研究して話すことを取捨選択した。基本的にオーソドックスな質問しかされないという情報を得ていたために、どこまで深堀されても答えられるように準備した。グループワークでは、協調性を意識しつつ自分らしさを積極的に出せるようによく周りを見ることを心がけていた。サイバーエージェントの合格者ESここでは、サイバーエージェントの合格者ESを二つ紹介します。サイバーエージェントの合格者ESはこちらから2020年度ビジネスコース(総合職)この合格者のESはこちらから・あなたがサイバーエージェントでやりたいことはなんですか?その理由を教えてください。貴社でやりたいことは新規事業を立案することで、若年層の間で話題となるサービスを広めたいです。学生時代に自分が日々享受しているサービスがどう生み出されるのかを考えてみたくビジネスコンテストに出場しました。そこで私たちの考えた若者向けのサービスのアイデアが優勝し、実現されました。しかしその時は2ヶ月で考えた案であり、予算も低かったことから私達のアイデアを多くの方に届けることは限界がありました。また多くの方に届けるにはITの力が必須であると痛感しました。貴社に入社し、プロモーションの部門に就き、若年層のニーズを分析し、社会に影響力のあるサービスを届け、若年層の間で話題となるようなサービスを生み出したいです・ビデオを見た感想貴社の生みだすサービスがどのように消費者に届けられているかおおまかに理解できました。また貴社の各部署での仕事内容の大枠を知ることができました。特に私が働きたいと感じるのはメディア事業、ゲーム事業のプロモーション担当です。大学では心理学を学び、人の行動や考えを分析することが好きなので、どのようにすれば使ってもらえる仕組みを作れるかを考えるという仕事が魅力的に感じました。私の強みである粘り強さや人間関係の構築力を武器に様々な部署と連携を図り、貴社のサービスを世の中に広める役割を果たしたいと感じました2020年度ビジネスコース(総合職)この合格者のESはこちらから・サイバーエージェントでやりたいこと新しい価値や考え方を生み出したり、世の中へ良いものを発信、浸透させることで人々を幸せにしたいと考えています。そのため貴社でインターネット広告事業に携わり、広告を通して人々に影響を与えたいです。現在人々の目の引く広告は数多く存在しているが、実際に人々を動かすことのできる効果の高い広告はそれほど多くないと感じています。そこで、貴社が独自の広告効果指標を用いることでプロモーションの効果を数値化し、効果的かつ効率よく広告効果を高められることは大きな強みだと考えます。広告主の期待を超えて世の中を大きく動かすことのできるものを作ることで、広告主のビジネス成果に貢献し、さらに人々の人生を変えていきたいです。・サイブラリーをみた感想サイブラリーを視聴し、貴社の「21世紀を代表する会社を創る」というビジョンや「すごい会社に入るよりも、すごい会社をみんなで創っていく」という考え方に感銘し、共感しました。私は「自分が常にやる気と向上心を持って努力ができる雰囲気や環境が整っているかどうか」ということを働く上での重要な軸としています。私は負けず嫌いない努力家であり、私にとって目標を達成できた時の達成感が何よりの喜びかつ原動力です。年功序列禁止で若手の台頭が喜ばれるという、実力主義で常に挑戦できる環境が整う貴社でなら、私の負けず嫌いな性格を武器に、仲間と切磋琢磨し合いながら自身を成長させ、やりがいを持って働くことができると考えました。最後にサイバーエージェントはITベンチャー企業として、就活生からの人気が高い企業の一つです。本記事ではサイバーエージェントの採用実績を男女別・文理別などの観点からまとめました。採用実績校や採用人数は毎年変わるものであり、あくまで目安でしかありません。本記事をもとにサイバーエージェントの選考対策を進めていっていただけたらと思います。参考記事
- サイバーエージェントのES対策!求める人材を理解して採用レベルの志望動機・ガクチカへ 27,965 views ネット広告代理店から始まったサイバーエージェントは、自社メディアであるアメーバ事業の立ち上げ、インターネットTV局であるAbemaTVの開始など、新たな事業を作り出してきたメガベンチャーです。この記事では、そんなサイバーエージェントの本選考ES(エントリーシート)の回答方法について解説していきます。また、記事の最後には実際の内定者の回答を掲載しているので参考にしてみてください。【本記事のコンテンツ】・サイバーエージェントのES設問└一つ目の設問└二つ目の設問└三つ目の設問・最後にサイバーエージェントのES設問1.あなたが今の時点で考える、社会人3年目の自分と将来(何歳の時点でもかまいません。ご自身で設定してください)の自分のビジョンを教えてください。実現したいこと・もの、作りたいこと・ものなど、広義で捉えてください。どんなことでも構いません。簡潔にお書きください。2.「成長体験」自分が一番「成長した」出来事について教えてください。3.「苦労体験」これまでに一番「苦労した」出来事について教えてください。一つ目の設問1.あなたが今の時点で考える、社会人3年目の自分と将来(何歳の時点でもかまいません。ご自身で設定してください)の自分のビジョンを教えてください。実現したいこと・もの、作りたいこと・ものなど、広義で捉えてください。どんなことでも構いません。簡潔にお書きください。「新しいビジネス・事業を生み出したい」という場合に一番重要なのは、「モチベーション」や「ビジョン」の部分です。そのためサイバーエージェントのエントリーシートでは例年、将来のビジョンが何らかの形で問われていることが多いように感じます。社会人三年目までと、何歳の時点でもよいので将来の自分を設定し、どのような「ビジョン」を描いているのか、そのビジョンがサイバーエージェントのビジョンと一致しているのか見ようとしているように感じます。志望動機にも関わってくるところですので、なるべく明確なビジョンを描き、それがサイバーエージェントである必要があるのかを丁寧に考えていくと良いでしょう。まれに「ワークライフバランスを実現して働きながらも家庭を大事にしたい」という回答が見られますが、仕事上での「ビジョン」を示した方が評価されることを考えると無難かもしれません。参考:→キャリアビジョンに関する問いに対しての、各企業内定者の回答例と解説を掲載しています。併せてご参考ください。【参考】サイバーエージェント内定・書類通過者の回答設問1:あなたが今の時点で考える、30歳の自分と将来(何歳の時点でもかまいません。ご自身で設定してください)の自分のビジョンを教えてください。実現したいこと・もの、作りたいこと・ものなど、広義で捉えてください。どんなことでも構いません。簡潔にお書きください。①30歳【ビジョン】・最低10人以上の自らのチームを持っている。・世の中を変えるような新しいことに挑戦している。【なぜそのビジョンを設定しましたか?】・20代で成長できる環境に身を置き、失敗をしながら、30歳では自分だけでなく人も成長させられる人物でいたいから。②将来【ビジョン】・世の中を動かしている、変えている感覚を持っている。・自らの今までの仕事を語れる50代になっている。【なぜそのビジョンを設定しましたか?】・様々な挑戦の結果として、世の中に何かしらの価値を生み出し、変化をもたらしている感覚が味わえたら、自らの最高の喜びとなるから。全体的にざっくりと定義している印象があります。もっと「〇〇といった事業を立ち上げたい」「〇〇といったポジションに就きたい」など具体化しても良かったのではないでしょうか。また、この学生は基本的に仕事に関するビジョンを述べていますが結果的に吉と出たのではないかと思います。サイバーエージェントの社風として「仕事を楽しむ」といった事が挙げられ、プライベートよりも仕事を重視する社員も多くいるようです。サイバーエージェントに限らずその企業の社風やキャリアステップを考慮した上でこういった質問に答えるべきです。そのためにも、企業研究やOB訪問はしっかり行うようにしましょう。二つ目の設問2.「成長体験」自分が一番「成長した」出来事について教えてください。「成長した経験」は他社でも時々、聞かれる質問です。どのように成長したかを示すことが重要で、こういった質問においても、企業が求めている人材を把握した上で回答すると、採用担当者に共感される可能性が高まるでしょう。下記のコラムで紹介していますが、マイナスからゼロに成長したというような話はあまり評価されないので気をつけた方がよいでしょう。自己PRではとりあえず頑張った経験を伝えれば良いわけではありません。企業に合わせた自己PRをする必要があります。今記事では評価されづらい自己PRの実例と脱却方法をお伝えします。参考:【参考】サイバーエージェント内定・書類通過者の回答説問2「成長体験」<自分が一番「成長した」出来事について教えてください。団体解散という挫折を経験した後に、スポーツ科学のwebサイトを立ち上げ直し、公開することができたことだ。1ヶ月で千人以上の人に見て頂くことができた。また、協力してくれる力やコンテンツ作成も進めることができている。文字数の関係上、仕方ないですが結果を述べる事に終始している事が残念です。「成長」という言葉を用いる意図として「前後でどれだけ・どのように変化したのか」を知りたいという事が考えられます。そのため、具体的にどの素養において成長したのか述べられていると良いでしょう。三つ目の設問3.「苦労体験」これまでに一番「苦労した」出来事について教えてください。「苦労した経験」、「困難だった経験」についても上記の成長体験同様に、企業が求める人材を把握した上で、どのような経験を書くべきか考えるようにしましょう。どうしても「困難だった経験」というと個人で努力した経験や、高学歴の学生では「受験経験」を書いてしまいがちですが、個人で努力した経験以上に評価される経験があるのであればそちらを書いた方が評価される可能性は高いかもしれません。自己PRではとりあえず頑張った経験を伝えれば良いわけではありません。企業に合わせた自己PRをする必要があります。今記事では評価されづらい自己PRからの脱却方法をお伝えします。参考:【参考】サイバーエージェント内定・書類通過者の回答設問3:「苦労体験」<これまでに一番「苦労した」出来事について教えてください。スポーツ科学のwebサイトを運営する学生団体がサイト完成を見ずに解散してしまったことだ。解散後、私は団体が取り組んでいた活動の立ち上げ直しを試みた。未経験のプログラミングの勉強協力者とコンテンツ集めなど、私一人では心が折れそうであった。前項と同様の学生のESです。同様に文字数の関係上、淡々と出来事を述べているだけになっています。何故団体が解散してしまったのか、何故立ち上げ直しを試みるに至ったのかWhy?の部分を面接では深掘りされる可能性が高いため備える必要があるでしょう。また、文章ががマイナスな感情の文で終了しており歯切れの悪さが否めません。困難に直面して何を感じたのか、どうしようと思ったのか、学生の「想い」を示す事で採用担当者も文章を通して学生の人柄をイメージしやすくなる筈です。最後に以上からサイバーエージェントは採用にあたって自社のカルチャーに合う学生を重視していることがわかります。一方で求める人材や根っこの部分にある企業として評価している能力については、サイバーエージェントも他の大企業と大きくは変わらないように思います。下記のコラムも参考にしていただければと思います。人気企業に内定する学生がエントリーシートに書いていることには一定の共通項があります。参考記事では、人気企業内定者が共通してアピールしていた企業が求めている「強み」を5つ、学生時代の経験も合わせて紹介したいと思います。参考:なお、サイバーエージェント内定者のESを解説しているこちらもお読みいただければ幸いです。サイバーエージェント内定者のESの回答を解説します。評価された理由やもっと評価されるためのアドバイスなどお伝えします。参考:
- サイバーエージェントの志望動機を考える|内定者の回答例 27,829 views サイバーエージェントは、「Ameba」をはじめとするメディア事業、投資育成事業、ゲーム事業と、インターネット領域において拡大を続けており、近年では、「AWA」や「AbemaTV」といったサービスを開始するなど常に成長を目指している会社です。本記事では、サイバーエージェントの本選考ESの回答方針を解説します。本記事のコンテンツ・サイバーエージェントの本選考ES設問┗設問1┗設問2・最後にサイバーエージェントの本選考ES設問◆サイブラリーの動画で一番印象に残った動画は何ですか?その理由を教えてください。(300字以内)◆あなたがサイバーエージェントでやりたいことはなんですか?その理由を教えてください。(300字以内)昨年は自己PRや学生活動などオーソドックスな設問が並んでいましたが、今年は全く異なる設問となっています。設問数は2問ですが、動画視聴を要求する設問など事前準備が必要なものになるため、時間の余裕を持って取り組むようにしましょう。参考:→本選考向けの記事ですが、サイバーエージェントの事業内容・求める人材像について言及しているため、インターン選考にも役立つと思います。設問1◆サイブラリーの動画で一番印象に残った動画は何ですか?その理由を教えてください。(300字以内)設問の意図サイブラリーとは現場社員が話す会社説明集で、多種多様な仕事内容を現場社員が直接説明している動画が掲載されています。動画は現時点で40本近くあり、今後も追加予定とされています。まず一つとして学生がしっかりとサイブラリーを見ているか、企業理解をしようとする姿勢があるかを見ているのだと思われます。その上で学生の企業理解度や興味のある分野、価値観などを問うているのだと考えます。参考:サイブラリー-YouTube意図を踏まえた回答方針サイブラリーでは単なる仕事内容の説明だけでなく、会社の価値観や考え方、事業展開の仕組み等、さまざまな内容が現場社員の言葉で語られています。自分の興味のある分野を示し、深い企業理解が出来ていることをアピールした上で、①その分野で働く人のどんな言葉や考え方が印象に残ったのか②その言葉や考え方は自分の性格や適性にどう合っているのかなどといった事柄を書けると良いと思われます。内定者の回答CyberZの中村俊介さんの動画が一番印象に残りました。理由は、貴社で活躍する方の考えと私の長所がマッチしていると感じたからです。まず動画を見る前の貴社の印象として、挑戦心と責任感を持っている人が求められていると感じていました。この動画を拝見して、その印象は間違いではなかったということに加え、壁にぶつかった時の柔軟性と異なる価値観を受け入れる多様性も必要だと感じました。私はこれまでたくさんの挑戦をして、その度に壁を乗り越えてきたと自負しています。動画を拝見して、私が持つ挑戦心と柔軟性が貴社では発揮することができると感じたことが、印象に残っている理由です。サイバーエージェントエントリーシート設問2◆あなたがサイバーエージェントでやりたいことはなんですか?その理由を教えてください。(300字以内)設問の意図いわゆる志望動機にあたる設問です。しっかりとした企業理解があるかや、明確なキャリアプランを描けているかが問われているのだと考えます。意図を踏まえた回答方針サイバーエージェントは能力の高い人というよりも一緒に働きたいと思える人、つまり「素直でいいやつ」を求めています。人間的に素直でありつつ、さらにクリエイティブで挑戦心を持った人材は、常に新たな事業に積極的に取り組むサイバーエージェントにとって重宝される存在となるでしょう。上記の求める人材を理解しつつ、①なぜIT業界を志望するのか、その中でもなぜサイバーエージェントなのか②なぜ「やりたいこと」は他の企業ではではなくサイバーエージェントでしか出来ないことなのかこれらをはっきりと示すことが求められるでしょう。内定者の回答貴社でやりたいことは、貴社の既存の顧客をターゲットとして、グローバル化を視野に入れた新規事業に挑戦して見たいです。理由として大きく分けて二点あり、まず貴社が獲得して来た既存の顧客をターゲットとすることで、収益が上げられると考えたことと、東京オリンピックの影響もあり、来日する外国人の数がこれから大きく増えると考えているため、グローバル化を視野に入れた新規事業が必要だと感じていることです。具体的には、二つの新規事業を考えていて、日本に来た外国人のツアーガイドを一般の人がするというコミュニティ作りと、来日した外国人に向けたインターネット広告事業をやってみたいです。サイバーエージェントエントリーシート最後に「Ameba」など馴染みの深いサービスを提供するサイバーエージェントを志望する学生は多いのではないでしょうか。インターネットという成長産業を軸としつつ、常にあらゆる分野に参入していく姿勢から、環境変化に柔軟に対応でき、成長意欲にある学生が求められていると考えます。こうした求める人材に沿った回答ができるかどうかが重要となるでしょう。本記事を参考に選考対策を進めてみてください。
- サイバーエージェントの内定者ES解説!選考通過のエントリーシートの共通項 19,100 views サイバーエージェントの本選考ES一覧はこちらサイバーエージェントで最も求められる能力は、自分の考えたもの・アイディアで「新しいものを生み出す」という部分になると考えています。少し前のアメーバしかり、現在注力しているスマホアプリしかり、変化の早い業界の中でその変化に対応し、新しいものを生み出す柔軟性、ビジョン、周囲の協力を得るリーダーシップなどが求められているように感じます。今回解説する内定者のエントリーシートはこちらです。1.あなたが今の時点で考える、社会人3年目の自分と将来(何歳の時点でもかまいません。ご自身で設定してください)の自分のビジョンを教えてください。実現したいこと・もの、作りたいこと・ものなど、広義で捉えてください。どんなことでも構いません。簡潔にお書きください。①社会人3年目ビジョン・失敗を恐れない挑戦により社会人としての基盤を作る。理由・場数を踏み、高いハードルの課題を課すことでビジネスパーソンとしての深みを作りたい。それにより貴社及び社会に貢献できる人材となる。②将来30歳のとき(※年齢はご自身で設定してください)ビジョン・人々の経験に影響を与える仕事をする理由・「経験に勝る成長なし」陸上競技や学生生活を通じてこのように感じた。人々の経験をと成功体験につながる新しいITソーシャルメディアをメディアプロデューサーとして創出していきたい。2.「成長体験」<自分が一番「成長した」出来事について教えてください。・団体解散という挫折を経験した後に、スポーツ科学のwebサイトを立ち上げ直し、公開することができたことだ。1ヶ月で千人以上の人に見て頂くことができた。また、協力してくれる力やコンテンツ作成も進めることができている。3.「苦労体験」<これまでに一番「苦労した」出来事について教えてください。・スポーツ科学のwebサイトを運営する学生団体がサイト完成を見ずに解散してしまったことだ。解散後、私は団体が取り組んでいた活動の立ち上げ直しを試みた。未経験のプログラミングの勉強協力者とコンテンツ集めなど、私一人では心が折れそうであった。本選考ES・レポート及びインターンES・レポートを掲載しています。参考:サイバーエージェントのES・選考レポート一覧一つ目の設問1.あなたが今の時点で考える、社会人3年目の自分と将来(何歳の時点でもかまいません。ご自身で設定してください)の自分のビジョンを教えてください。実現したいこと・もの、作りたいこと・ものなど、広義で捉えてください。どんなことでも構いません。簡潔にお書きください。①社会人3年目ビジョン・失敗を恐れない挑戦により社会人としての基盤を作る。理由・場数を踏み、高いハードルの課題を課すことでビジネスパーソンとしての深みを作りたい。それにより貴社及び社会に貢献できる人材となる。②将来30歳のとき(※年齢はご自身で設定してください)ビジョン・人々の経験に影響を与える仕事をする理由・「経験に勝る成長なし」陸上競技や学生生活を通じてこのように感じた。人々の経験をと成功体験につながる新しいITソーシャルメディアをメディアプロデューサーとして創出していきたい。よいビジョンを設定していると思います。後述する学生時代の経験において既にWebサイトを立ち上げている経験があるために説得力が増しているように感じます。ビジョンだけが優れていても共感してもらえず、その裏にあるバックストーリーも評価されていることは認識しておいた方がよいでしょう。二つ目の設問2.「成長体験」自分が一番「成長した」出来事について教えてください。・団体解散という挫折を経験した後に、スポーツ科学のwebサイトを立ち上げ直し、公開することができたことだ。1ヶ月で千人以上の人に見て頂くことができた。また、協力してくれる力やコンテンツ作成も進めることができている。非常によい経験をしていると思います。学生時代に既に自分自身でWebサイトを立ち上げるという経験をしているため、サイバーエージェントという会社でも成長すれば十分に通用するであろうことが見て取れます。もちろん仕事内容に直結する部分だけが評価されているわけではなく、「新しいものを生み出したいという意思の強さ」、「ビジョンを達成するために他者の協力を得て実現する」といった本質的な力が評価されているものだと理解しましょう。そのため、Webサイト立ち上げでなくても、演劇の公演であったり、ゼミでの他大学共同ゼミの企画であったり、新しいものを生み出した経験であれば評価されるでしょう。三つ目の設問3.「苦労体験」これまでに一番「苦労した」出来事について教えてください。・スポーツ科学のwebサイトを運営する学生団体がサイト完成を見ずに解散してしまったことだ。解散後、私は団体が取り組んでいた活動の立ち上げ直しを試みた。未経験のプログラミングの勉強協力者とコンテンツ集めなど、私一人では心が折れそうであった。こちらも同じ経験ではありますが、非常によい経験をしていると思います。常に順調にいくわけではなく、時には失敗しながら前に進めることが大事だと言えます。この内定者も大きな挫折から立ち直り、サイト運営の立ち上げをまた試みている点が評価できると言えます。たまに大きな苦労や挫折と言える経験がないという学生に出会いますが、自分では苦労だと自覚していないケースが多いように思います。そういった「理想とする自分や組織のあり方と、現実の自分とのギャップをどう埋めたか」という観点で淡々と説明するとしっかりと苦労しているというケースも多いので考えてみてください。最後にビジョンについては、これまで将来のことを真剣に考えてこなかった学生が、何の情報もないまま考えるとうまくいかないことが多いと思います。多くの内定者や社会人の考え方に触れる中で、自分の考えに近いものや自分もそうなりたいと思える人に出会うことで、自分なりのビジョンが磨かれると思います。ぜひOB訪問や内定者のエントリーシートなどによく触れることで、自分なりのビジョンを洗練させていただければと思います。サイバーエージェントの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから