味の素関連のテクニック
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- 【味の素企業研究】事業内容から強み・選考通過者の志望動機まで徹底解説! 593 views 本記事では、効率よく企業研究したい就活生に向けて、食品メーカー大手の「味の素」の事業内容や強みについて簡潔に解説します。食品大手8社の企業研究が全てまとまった、保存版「企業研究これだけ!シート」を是非ダウンロードして、ご活用ください。本記事の構成食品業界8社の企業研究シートのダウンロードをこちらから味の素の企業研究1分で分かる!味の素まとめ味の素の企業理念味の素の事業内容と売上の事業構成比味の素の2024年のプレスリリース味の素の今後の展望味の素の志望理由に使える強み味の素の実際の選考通過者の志望理由解説(求める人物像、志望理由の書き方)最後に食品業界8社の企業研究シートのダウンロードはこちらから以下の食品業界大手8社の企業研究がまとまった「タイパ抜群!企業研究これだけシート」を無料配布しています。各社の統合報告書・決算資料・HPから、選考を受ける際に押さえておきたい内容をまとめました。ES対策・面接対策・GD対策など様々場面で役立つ情報を分かりやすく解説しています。企業研究シートを活用して、他の就活生と一気に差をつけましょう。味の素日清食品アサヒビールキリンホールディングスサントリーホールディングスサッポロビールヤクルト本社明治掲載内容・1分で分かる!まとめ・企業理念・売上の事業構成比・各事業内容・最近のプレスリリース・今後の展望・志望理由で使える強み・解説(志望理由の書き方、求める人物像)ダウンロードにはunistyleへの会員登録が必要です。会員登録がまだの方は、下のリンクから登録できます⇩ダウンロードはこちらから以下のリンクから、「タイパ抜群!企業研究これだけシート」をダウンロードできます。ドキュメントのダウンロード方法1.(まだお持ちでない方は)Googleアカウントの作成利用するためにはGoogleアカウントが必要になります。まだお持ちでない方はGoogleアカウントを作成し、ログインした上でこちらのリンクをクリックしてください。2.スプレッドシートの保存上記のリンクをクリックすると、閲覧用のスプレッドシートが開きます。ツールバーの[ファイル]→[コピーを作成]をクリックして、自分のアカウント上に保存してください。企業研究シートの見方・使い方それぞれの項目の内容と使い方は以下の通りです。・1分で分かる!まとめ簡単に最低限押さえておきたい企業の強みや取り組みをまとめています。時間が無い方は、ここで企業の特徴を捉えましょう。・企業理念企業の雰囲気や求める人物像を理解できるのが、この企業理念です。エントリー前や面接前に、しっかり確認しましょう。・事業構成比事業構成比をみることで、その企業が何を得意としているのか、何に力を入れているのかパッと見て理解できます。意外とイメージのない事業が主力になっていることもあります。・各事業内容具体的な事業内容について簡単にまとめました。事業での特徴的な取り組みや商品をあげています。・最近のプレスリリース企業が最近開発した商品や、行った取り組みなどの企業ニュースをまとめました。その企業の強みに合ったものをピックアップしています。「最近の気になる弊社のニュースは?」と面接で聞かれることもあるので、ここで対策!・今後の展望企業がこれから何に力を入れ、どのようなことを行っていく予定なのかまとめました。キャリアプランややってみたい事業を聞かれた際に役立ちます。・志望理由で使える強み企業の圧倒的な強みをまとめました。多くの就活生が志望理由に書く、最低限押さえてほしい強みのほかにも、意外と知られていない他社にない特徴もまとめてます。・実際の選考通過者の志望理由unistyleに寄せられた選考レポートをもとに、実際の選考通過者の志望理由をあげました。参考にしてほしい点や、多くの就活生が書いている点は赤字で協調しています。・解説(志望理由の書き方、求める人物像)どのように志望理由を書けばいいのかを解説しています。ぜひ参考にして、志望理由を作って見てください。味の素の企業研究では、以上のポイントから味の素が「どのような企業なのか」「何を強みとするのか」「どのような対策が求められるのか」を見ていきましょう。また、unistyleでは味の素志望者向けの、LINEのオープンチャットも運営しています。リアルタイムな情報を知りたい就活生は、ぜひご活用ください。以下のリンクから参加できます⇩1分で分かる!味の素まとめ上記の項目の内容から特に重要な点を簡潔にまとめました。まずは、これを読んで「味の素」の概要を理解しましょう。味の素の圧倒的強み革新的な技術力でアミノ酸を起点に人々の生活を幅広く支える調味料や食料品メーカーでおなじみの味の素ですが、利益の約30%を占めているのは意外にも【半導体やヘルスケア】などのアミノサイエンス事業。そしてなんとパソコンに使われている絶縁材は全世界のシェアほぼ100%だそうです。同社は近年明らかになったアミノ酸の多様な機能に注目し、「アミノサイエンス」による生活者のQOLの向上を目指してきました。その代表例を三つ挙げると、「医薬用・食用アミノ酸」「バイオファーマ」「半導体」です。運動部経験者なら「アミノバイタル」を聞いたことがあるでしょう、これもアミノ酸事業のひとつです。同社は特許により参入障壁を防いだり、半導体事業では原材料メーカーから半導体メーカーまで一体となる高速開発システムを導入したり、積極的に市場価値向上に取り組みました。今後は「50%がアミノサイエンス事業」を掲げています。味の素が食料品だけでなく、人々の健康を実現するアミノサイエンス事業をどのように成長させていくのかは注目すべき点です。〈志望動機〉・アミノ酸で健康課題を解決したい大まかに「味の素」という企業について、理解することができたでしょうか?次に、より詳細に見ていきます。味の素の企業理念"EatWell,LiveWell"食と健康の課題解決のその先へアミノサイエンスにより人・社会・地球のWell-beingへの貢献、すなわち”EatWell,LiveWell”を実現する。引用元:味の素グループASVレポート2023味の素のコーポレートスローガンです。食だけではなく、人々の健康にも寄り添い社会課題の解決を目指す姿勢が伝わります。味の素はこの、事業を通じ社会課題を解決し、社会・地域とともに価値を創造していく取り組みを「ASV」と称しています。味の素はベトナムの学校給食プロジェクトを通じ、子供たちの栄養改善にも貢献しており、まさに「ASV」に沿った経営・事業を行っています。"「日本の学校給食がすごい!子供たちの栄養改善に役立つベトナムの学校給食プロジェクト」多くの日本人にとっては懐かしく、なじみも深い学校給食。思い出の味を再現したレシピや定番の人気メニューを提供する飲食店の登場など、日本でも何かと話題になってはいますが、海外ではその給食のシステムを使って栄養課題を解消しようというユニークな取り組みが行われています。"引用元:味の素株式会社「日本の学校給食がすごい!子供たちの栄養改善に役立つベトナムの学校給食プロジェクト」味の素の事業内容と売上の事業構成比主要な事業内容は4つです。それぞれの事業が売上に占める割合をグラフに表しました。実は意外にも海外事業が最も大きい割合を占めていることが分かります。食品以外の海外での売り上げを含めると、海外売り上げ比率は60%にもなるそうです。①海外事業「海外売上比率60%」実は売り上げの過半数を海外が占めていおり、冷凍食品や調味料を全135カ国で販売しています。「ローカライズ戦略」により、現地の食文化に適合した製品を開発し提供します。②食品・調味料事業100年以上にわたって築かれたブランド力・研究開発力多様化する生活者のニーズに対応しています。減塩などの健康ニーズや調理の簡便化ニーズに対応し、新しい価値創造を実現しています。また、食品物流の近年の問題(トラックドライバー不足など)の解決にも取り組んでいます。食品の「開発」から「届けること」まで社会・お客様に寄り添っていることが分かります。例)・主力製品「味の素」「ほんだし」「COOKDO」簡易的かつ便利な製品を発売することで、女性への社会進出を後押ししました。・コーヒー家庭外への「アウトホーム」の流れをくみ取り、コンビニエンスストアにおけるカウンターコーヒー市場を創造しました。③冷凍食品味の素冷凍食品株式会社として、子会社が担っています。主力商品としては、「ザ・チャーハン」「ギョーザ」が挙げられます。1972年に事業に参入し、高品質・高級感を訴求した高価格帯の製品を発売したことから始まります。現在は開発・生産・販売の一元運営を行っており、原料からこだわる品質保証体制を強化しています。近年ではライフスタイルの変化により「時短ニーズ」が高まり、冷凍食品の市場は成長しています。今後が注目される事業です。④ヘルスケア圧倒的な研究開発力をいかし、生活者の快適な生活を実現「アミノ酸」の機能を追及しています。PCなどに使われる半導体から医薬品、機能性表示食品、アミノ酸サプリメントを開発を行っています。高度な研究開発力により、人々の生活・健康を支えています。例)・医療医薬品・食用医薬品・バイオファーマ製薬企業を顧客に、医薬品の開発サービスを提供。インド・ベルギー・アメリカに製造拠点を持ち、グローバルな顧客と共に医薬品の製造サービスを提供しています。味の素の2024年のプレスリリース〇2024.01.18女性のための完全栄養食「OneALL」を新発売食べ応えのあるショートパスタとスープがたっぷり入って満足感が得られる、これ1食で女性に必要な栄養バランスがしっかりと整えられる食事です。⇨「簡単」×「健康」×「美味しい」の実現引用元:味の素株式会社「『OneALL』を新発売」〇2024.01.31宅配冷凍弁当「あえて、」新登場まぜご飯の上におかずを詰めた一食完結型の宅配冷凍弁当「あえて、」を開発し、小売業特化型のDXソリューションプロバイダー企業との協業により、提供開始しました。⇨DXと革新的な技術で、人々に新しい価値観を提供引用元:味の素株式会社「味の素(株)が開発した宅配冷凍弁当『あえて、』新登場」味の素の今後の展望2030年までにアミノサイエンス事業を売上の50%に現在は全体の約30%を占めるアミノサイエンス事業ですが、今後は事業利益の半分をアミノサイエンス事業で占めることを目指します。「スケールUP」×「スピードUP」徹底した値上げ状況や進捗状況の見える化により、提供速度の迅速化しました。そして、今までの成功事例を横展開することで、事業規模を拡大させます。引用元:味の素グループASVレポート2023味の素の志望動機で使える強み「アミノサイエンス」によるおいしさ設計技術100年以上に渡るアミノ酸の研究から、様々なサービスを創造しています。4つの領域でその機能の最大限の活用を提案しています。4つの成長領域①ヘルスケア健康寿命の延伸への貢献を目指します。例)メディカルフード・遺伝子治療・細胞治療②フード&ウェルネス健康や栄養価値を高めた食やサービスを提供しています。パーソナルな価値を追及しています。例)FaaS構想(健康診断データを組み合わせた総合サービス)③ICT高速かつ環境負荷の低い半導体の実現しています。例)パソコンに使われる絶縁材は世界シェアほぼ100%.④グリーン循環型バイオサイクルへの転換を目指します。海外売上比率60%冷凍食品や調味料を全135カ国で販売しています。「ローカライズ戦略」により、現地の食文化に適合した製品を開発し提供しています。味の素の実際の選考通過者の志望理由ここでは3つ紹介します。アミノ酸が持つ価値を最大限に活かし、おいしさと健康の両面からアプローチできる食品に繋がるような研究開発を行いたい。私は現在一人暮らしをしており、冬は手軽に作れる鍋を食べることが多いが、その際には貴社の「鍋キューブ」を活用している。鍋のうま味で美味しく野菜を摂ることができることから、貴社の商品におけるアミノ酸の役割は、他の栄養素を摂るための手段でもあるのだと考え、食を通じて健康課題の解決を目指せる貴社の研究開発職に興味を持った。豊富な技術力や自由な発想でチャレンジできる風土を持った貴社において、脂質の機能性を研究している私の技術力を活かして、おいしさと健康を両立した商品作りに貢献したい。24卒R&D営業として貴社製品を世界中の顧客に届け、豊かな人生を支えたい。身体の健康は心の健康だ。身体の調子がいいと頑張ろうと思える。切っても切り離せない関係だ。私自身体調を崩しやすいため人生でこれを強く実感し、幅広い人々の健康に貢献できる食品業界を志望している。その中でも、美味しさの提供だけでなくアミノ酸を活用した健康課題の解決に重きを置いている貴社で、豊かな人生の根底にある健康に寄与したいと考え志望する。23卒総合職(S&M)内定食を通じて世界中の人々を繋げ、笑顔を届けたい。大学2年時、フィリピン人の親戚が日本を訪れた際に私が料理を振る舞い、とても喜ばれた。その料理を共に食べ、教えるうちに親密になった。日本の食は言語の壁を超える力を持っていることを実感した。この経験から将来は、日本の食を通じて世界中の人々を繋げたいと考える。特に、「共食」の価値創造に尽力する貴社に魅力を感じ、入社後は営業職として世界中に日本の食を広めたい。23卒事務系総合職解説(求める人物像、志望理由の書き方)味の素の志望理由には、共通する就活生の思いが見られます。「人々の健康課題を解決したい。」という思いです。食に関わる原体験(自分が食生活で何が課題を感じた経験や、誰かが救われた経験)など、「食が生きていく上でとても大切であると実感した」ことと「アミノ酸に強みを持つ貴社で、自分が健康課題の解決に携わりたい」の流れで書いている人が多い印象です。企業理念からも分かる通り、「人々の健康」に課題意識を持っている学生を求めていることが分かります。求める人物像・食を通じて健康を支えたい学生・世界の健康課題の解決に貢献したい学生・アミノ酸を通じて世界の健康に貢献したい学生志望理由は「①味の素で実現したいこと」「②食に興味を持った経験」「③なぜ味の素で働きたいのか」の3つのポイントに分けて書くと、伝わりやすい志望理由になるでしょう。ここにタイトル志望理由の書き方①味の素で実現したいこと②食に興味を持った経験③なぜ味の素でその職種で働きたいのか紹介した一人目のESを参考に、構成を見ていきます。①味の素で実現したいことアミノ酸が持つ価値を最大限に活かし、おいしさと健康の両面からアプローチできる食品に繋がるような研究開発を行いたい。②食に興味を持った経験私は現在一人暮らしをしており、冬は手軽に作れる鍋を食べることが多いが、その際には貴社の「鍋キューブ」を活用している。鍋のうま味で美味しく野菜を摂ることができる③なぜ味の素でその職種で働きたいのか貴社の商品におけるアミノ酸の役割は、他の栄養素を摂るための手段でもあるのだと考え、食を通じて健康課題の解決を目指せる貴社の研究開発職に興味を持った。豊富な技術力や自由な発想でチャレンジできる風土を持った貴社において、脂質の機能性を研究している私の技術力を活かして、おいしさと健康を両立した商品作りに貢献したい。「働きたい理由」と「原体験」の繋がりがとても重要です。「原体験から何を伝えたいのか」これをしっかり認識したうえで、志望理由を書き始めましょう。最後に味の素についてしっかりと理解を深めることができたでしょうか?面接では「興味ある事業」や「他社と比較した弊社の強み」など、企業理解を問われるような質問を投げかけられることがあります。志望度の高さを伝えられるように、企業研究をエントリー前や面接前に確認しましょう!※2023年度の統合報告書を参考に作成しています。参考元:味の素グループASVレポート2023
- 味の素|求める人材と解説付き内定者ES 45,533 views 味の素は就職ランキングでも常に上位にランクインする人気企業です。1960年代から海外展開を推し進め、海外でも広く認知されていることから帰国子女や留学経験者にも人気であることが一因でしょう。狭き門であるからこそ、この記事を参考に企業理解を深めて頂きたいと思います。今回は味の素のESと採用HPから、味の素が求める人材を探っていきましょう。本記事のコンテンツ・味の素での働き方・味の素ES設問・設問1について・設問2-4について・設問5について・設問6について・まとめ味の素での働き方味の素グループWay【新しい価値の創造】独自性のある技術とサイエンスに基づき、新しい発想と継続的革新で価値を創造します。【開拓者精神】新しい事業、新市場の開拓に常に挑戦し続けます。【社会への貢献】常に謙虚で誠実な態度で社会の要請を受け止め、事業活動を通じた社会的な価値の最大化を目指します。【人を大切にする】味の素グループの事業に参加する全ての人の人間性を尊重し、その人が成長し、能力を最大に発揮できる集団になります。引用:【理念・経営ビジョン】味の素グループWayからは、unistyleの記事で紹介した「」の「5.今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」ことへの強い拘りが伺えます。当社の営業は、商店の棚に並ぶ家庭用商品の担当、外食企業や飲食店向けの調味料担当、そして食品メーカー等向けの加工用原料担当と、大きく3領域に分かれています。しかし近年では、大手量販店が食品メーカーと組んでプライベートブランド(PB)商品を開発したり、大手外食企業が自社でソース等の調味料をつくるセントラルキッチンを開設したりと、既存の当社枠組みでは十分な提案ができないケースが増えてきました。そこで、異なった領域の営業を兼務するメンバーを集め、各領域の知見を融合した提案活動を模索しています。たとえば大手スーパーがPBのめんつゆを発売する際に、家庭用の良好な関係を活かし、PBの課題を当社が直接スーパーにヒアリングします。そしてスーパーから委託されるめんつゆメーカーに、その課題を踏まえた適切な加工用原料提案を行えば、そのスーパーの品揃えにふさわしいPB商品開発へのスピーディなお役立ちが可能になります。当社が持つ知見をフル活用し、生活者=消費者との接点をさらに強化する組織として、まさに試行錯誤を続けている最中です。採用HP/先輩社員紹介営業部門の先輩社員のメッセージですが、ここでは「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」「3.リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」ことの重要性が説かれています。他の食品業界の記事でも書いた通り、食品メーカーでは経営者や量販店の顧客に自社製品を取り扱ってもらうための営業が重要となります。その上では、「1.個人として努力し、成果をあげることができる」ことも求められると言えるでしょう。これらから味の素が求める人材を考えると、以下のようになると言えます。①大手スーパーといった量販店の担当者と信頼関係を構築し、自社の製品を一番に扱ってもらえる人材②取引先の課題やニーズを引き出し、時には自社の既存の枠組みを超えた解決策を提案し、解決に結びつけることのできる人材③経営者や担当者、技術畑の社員など価値観や考え方の異なる人と協力して共通の目標実現のため協働できる人材味の素を受ける上では、是非他の食品業界の研究もした上で臨んでほしいと思います。それでは次はESの設問から、味の素に必要とされる人材像を考えていきます。味の素ES設問1.主な課外活動について以下に最大3つまでご入力ください<主な課外活動(1)>課外活動(15文字以内)<主な課外活動(2)>課外活動(15文字以内)<主な課外活動(3)>課外活動(15文字以内)2.あなたが学生時代に最も力を入れて取り組んだテーマを記述してください。<取り組んだ(1)のテーマ>・テーマ(35文字以内)活動期間(15文字以内)活動量(15文字以内)<取り組んだ(2)のテーマ>・テーマ(35文字以内)・活動期間(15文字以内)・活動量(15文字以内)<取り組んだ(3)のテーマ>・テーマ(35文字以内)・活動期間(15文字以内)・活動量(15文字以内)3.学生時代に最も力を入れて取り組んだ(1)のテーマについてお伺いします。・上記(1)のテーマの中で、あなたが具体的に取り組んだ課題(1)を記述してください。(100文字以内)・上記の課題(1)を解決するために、あなた自身が取り組んだことを具体的に記述してください。(350文字以内)4.学生時代に最も力を入れて取り組んだ(2)のテーマについてお伺いします。・上記(2)のテーマの中で、あなたが具体的に取り組んだ課題(2)を記述してください。(100文字以内)・上記の課題(2)を解決するために、あなた自身が取り組んだことを具体的に記述してください。(350文字以内)5.あなたが当社にエントリーする理由を記述してください。(200文字以内)6.あなたの「忘れられない味」は何ですか?(15文字以内)・その理由は、何ですか?(35文字以内)設問1について1.主な課外活動について以下に最大3つまでご入力ください<主な課外活動(1)>課外活動(15文字以内)<主な課外活動(2)>課外活動(15文字以内)<主な課外活動(3)>課外活動(15文字以内)学生時代に力を入れたことを端的に述べる設問です。その後の設問で詳しく書くことが求められていますが、主な課外活動という問いなので回答のそれぞれが別々の活動内容になっていることが望ましいでしょう。最大3つということですが、記載する活動が多ければ「学生時代に多様なことにチャレンジしてきたこと」が自ずとアピールできる一方で、「一つのことに取り組む継続力」は薄れてしまいがちです。記述内容が与えるイメージも考えながら書くことができると良いと思います。内定者の回答テニスサークルにて主将を務め、課題を乗り越え、初優勝に導いた取り組みフィリピンへの短期留学による、身の回りの環境変化テニスコーチのアルバイトでの、お客様のクラスアップへの取り組みテニスという共通のエピソードがありますが3つともそれぞれ異なる切り口から取り組みが語られているため、一貫性を感じさせながらも、多様な活動をしていることがアピールできています。設問2~4について2.あなたが学生時代に最も力を入れて取り組んだテーマを記述してください。<取り組んだ(1)のテーマ>・テーマ(35文字以内)活動期間(15文字以内)活動量(15文字以内)<取り組んだ(2)のテーマ>・テーマ(35文字以内)・活動期間(15文字以内)・活動量(15文字以内)<取り組んだ(3)のテーマ>・テーマ(35文字以内)・活動期間(15文字以内)・活動量(15文字以内)3.学生時代に最も力を入れて取り組んだ(1)のテーマについてお伺いします。・上記(1)のテーマの中で、あなたが具体的に取り組んだ課題(1)を記述してください。(100文字以内)・上記の課題(1)を解決するために、あなた自身が取り組んだことを具体的に記述してください。(350文字以内)4.学生時代に最も力を入れて取り組んだ(2)のテーマについてお伺いします。・上記(2)のテーマの中で、あなたが具体的に取り組んだ課題(2)を記述してください。(100文字以内)・上記の課題(2)を解決するために、あなた自身が取り組んだことを具体的に記述してください。(350文字以内)「」で、説明をしているフレームワークをもとに整理すれば、各設問に取り組みやすいと思います。設問2では主に「①結論」、設問3・4では「②動機・③目標と困難・④取組と結果・⑤人柄・⑥学び」を記述することになります。書き方が明確に提示されている分体裁では差はつきにくいので、①〜⑥の各ポイントでどのような点が評価されるのかを意識しながら書いてみるとよいのではないでしょうか。設問1の(1)〜(3)と設問2(1)〜(3)を結びつける必要はないので、ここでは面接官に自信を持って話すことのできるテーマを2つ選択すべきでしょう。設問1のコメントではそれぞれ別々の活動内容を書いた場合に与える印象について書きましたが、1つの課外活動で2つのテーマについて書いた場合は印象として「一つのことに熱心に取り組むことのできる継続力」を与える一方で、「多様なことに取り組むチャレンジ性」は薄れてしまいます。いずれにしても大事なのは味の素グループWayや「」が感じ取れるものである必要があると言えます。内定者の回答<取り組んだ(1)のテーマ>・テーマ(35文字以内):テニスサークルにて主将を務め、課題を乗り越え、初優勝に導いた取り組み活動期間(15文字以内):大学1年生4月~現在活動量(15文字以内):週三回<取り組んだ(2)のテーマ>・テーマ(35文字以内):フィリピンへの短期留学による、身の回りの環境変化・活動期間(15文字以内):大学3年生8月~9月・活動量(15文字以内):二か月間<取り組んだ(3)のテーマ>・テーマ(35文字以内):テニスコーチのアルバイトでの、お客様のクラスアップへの取り組み・活動期間(15文字以内):高校3年生2月~現在・活動量(15文字以内):週2回、8レッスン・上記(1)のテーマの中で、あなたが具体的に取り組んだ課題(1)を記述してください。サークルの主将になった私には高校時代からの課題として「チームマネジメントから逃げてきた」という現状があり、これを機にこの課題を克服し、同時にチームを学内団体戦初優勝に導くことを目標に掲げました。・上記の課題(1)を解決するために、あなた自身が取り組んだことを具体的に記述してください。まず、マネジメントをする上で自分の最大の弱点であった「人に言葉で伝えること」を克服する取り組みを行いました。具体的には、常日頃から「緊張しやすい場面で喋る」ことを心掛け、喋ることへの苦手意識を無くし、説明能力を身に付けました。その上で、これまでの敗因を分析し、「チームに競争と共存を取り入れる」ことを行いました。まず「競争」については、代表選手の選び方をこれまでの話し合いから、部内戦による実力主義へと変更させ、個々の力の最大化を実現しました。次に「共存」については、月に一度全員で練習する機会を設け、その都度「絶対に優勝する」という目標を共有することで、チームに一体感をもたらしました。これらの取り組みの結果、効果的なマネジメントを実現し、創部40年来初の優勝という成果を上げることが出来ました。・上記(2)のテーマの中で、あなたが具体的に取り組んだ課題(2)を記述してください。私は以前から大学で「英語力」や、特に「議論の場において、自信を持って意見を主張する点」に関して外部受験生との能力差を感じており、この差を埋めるという課題に取り組みました。・上記の課題(2)を解決するために、あなた自身が取り組んだことを具体的に記述してください。まず、自分と外部受験生との違いは大きな環境変化の有無であると分析しました。そこで、言語も文化も異なる海外に行くことが最大の自己成長に繋がると考え、短期留学を決意し、同時に以下の2点に取り組みました。1点目は「ホームステイ滞在」です。初めはホームステイ先の方と衝突しましたが、次第に現地の価値観や考え方を受け入れ、自分の意見を主張出来るようになりました。2点目は「英語だけの環境づくり」です。日本人と会話をする際にも英語を使用するだけでなく、頭の中も常に英語で思考することを心掛けました。また、日本人に外出に誘われた場合は、必ず学校の先生を誘い、自分の周りも必然的に英語を使う環境を作り、英語力を飛躍的に向上させることが出来ました。これらの取り組みの結果、外部受験生との能力差を埋めることが出来ました。「結論(最初の100文字)・動機・目標と困難・取組と結果・人柄・学び(後の350文字)」で構成していくことが求められますが、2つとも目標・困難・取り組みと結果の部分は非常にわかりやすくかつ具体的に書かれていると考えられます。ただ、取り組みの中で活かされた自身の能力・人柄やそこから得られた学びなどが触れられていないので、味の素での求める素養を得たことを述べていくと良いでしょう。設問5について5.あなたが当社にエントリーする理由を記述してください。(200文字以内)志望動機を問う設問です。上記に記載した味の素グループWayや「」を意識しながら書いてみるとよいでしょう。学生時代に研究に力を入れていたのであれば【新しい価値の創造】に通ずるものが書きやすく、アルバイトや部活動といったコミュニティで何かを成し遂げた経験をお持ちの読者は【人を大切にする】を意識した志望動機が書きやすいのではないでしょうか。食品会社の志望動機では「人の生活に貢献できる」、「食べ物を食べられる幸せを届けたい」という夢を語る志望者も見受けられますが、これらの「単純な経験」に根差した志望動機では面接官の共感を得ることが難しいと感じられます。ここでは自分自身が主体的に動いて得た経験を基に記述したいところです。「」を参考にしながら書いていただけると書きやすいのではないかと思います。内定者の回答偏に貴社の企業理念に共感したからです。今後、世界人口は急増すると予測されており、食資源の確保は人類にとって急務です。そんな中、貴社は「地球全体を見渡す広い視野から、地球の未来を考えた企業理念」を掲げており、この課題を解決する姿勢に感銘を受けました。そして、貴社が持つアミノ酸の技術こそが、栄養不足に陥る貧しい国の人々を救い、「人類全体が健康な生活を送る世の中」を創り出せると考え、貴社を志望します。説得力に欠ける志望動機です。企業理念に共感したというただ企業のうんちくだけを語った内容であり、一切自身の経験と結びつかず、自身に適正があることをアピールできていません。このように、学生が企業に入りたい理由だけを述べてしまう志望動機が多く、「この学生はうちの企業に適正があるのか?」を知りたい企業側と毎年食い違いが起きてしまっています。詳しくは以下記事を参考にして下さい。参考:志望動機を「入社したい理由」だと考えるから噛み合わない面接になる→企業が志望動機を聞いて求めることと、学生が伝えていることは毎回ズレが発生しています。参考記事では評価されない志望動機を示しています。設問6について6.あなたの「忘れられない味」は何ですか?(15文字以内)・その理由は、何ですか?(35文字以内)味の素の原点が「廉価なる調味料の創造」にあるからこそ問われる設問ではないかと思います。通過者のESでは肉親の手料理や幼少期の経験に根ざして書いています。「」でも記載した「趣味・特技」のように、一種の会話のネタであるように感じられます。例え面接の場で会話の話題にならないとしても、ESの内容から面接官もある程度の人物像を想像した上でその場に臨んでいると考えられます。ですので、自分の書いた「忘れられない味」がどのような印象を与えるのかは事前に他者のフィードバックをもらい、その上で志望者も面接に臨んでいただけると良いと思います。内定者の回答テニスの試合で負けた悔し涙の味全国大会出場がかかった団体戦で、自分の力不足が原因で負けてしまったからこの内定者は先の設問でもテニスサークルやテニスコーチでの経験を述べているため、ここでもテニスでの話題を出すことは一貫性があると捉えられるでしょう。学生時代にテニスにかなり強く打ち込んできたことも伺えるため、面接前にそのような印象を面接官に植え付けることがが可能だと考えられます。まとめ食品会社というと倍率も高く、全体数から見ればESの通過数も少ないと考えられます。しかし、会社の求める人材像を意識した上で、自らの経験に根差す志望動機を書くことさえできれば通過は難しくないように感じられます。また、本記事で紹介した設問6のような「食」に関するユニークな設問も食品業界の大きな特徴です。差別化を図るため突飛な内容にしようとする学生も多いですが、その際は論理性を担保する事を忘れないようにしましょう。そして、論理性を担保する上では上記でも述べたように自らの経験に根拠を持たせると企業側にも納得感を持たせる事が出来ます。「」や「」も参考にしながら他の食品会社に求められる素養や人物像を整理して書いてみると、ES通過後の面接でも説得感のある話をすることが出来ると思います。photobyMartinThomas
- 【味の素の面接過去問19選】就職活動での頻出質問と選考意図とは 27,075 views EatWell,LiveWellのフレーズでおなじみ、日本を代表する食品メーカー味の素。企業名がそのまま商品名になった「味の素」を始めとした調味料事業で有名かと思いますが、近年では化粧品や農業肥料などにも着手しており、我々の生活に身近かつ欠かせない存在である企業となっています。そんな味の素の例年の選考フローは「ES→Webテスト→面接(4回程度)」となっているようです。面接の回数が多い点が特徴ですが、2次面接以降は全て個人面接となり、学生時代頑張ったことについての深掘りを中心になされるようです。それでは、味の素の面接で問われた質問について実際に見ていきましょう。志望動機に関する質問志望動機を述べてください。入社後やってみたいことを教えてください。入社して思った研究ができないこともありますがその場合はどうしますか。他社の選考状況を教えてください。弊社の志望度を教えてください。逆質問志望動機は味の素ではそこまで重視されておらず、最終面接になるまで一切聞かれなかったというケースもあるようです。「内定レベルの志望動機が10分で書けるフレームワーク」に沿ってそれぞれの項目で深掘りを加えておくという基本的な対策が有効でしょう。なお、味の素は加工食品などを販売する食品メーカーの側面がある一方、食品原料メーカーとしての顔があるという点を忘れてはいけません。主力製品の「味の素」は食品の原料を直接消費者へ販売するというやや珍しい形をとっています。食品原料メーカーである以上、店頭に並んでいる製品だけが全てというわけはなく、BtoBメーカーとして他の食品産業に対して販売するという形で関わることになります。このように、「食」については誰もが知る食品メーカー以外にもあらゆる企業が関わっていますので、ビジネスマップを作ってみることで各業界の理解を深める方法が役に立つかもしれません。また、逆質問については面接の場で複数の部門に所属する社員に対してそれぞれ別の質問をするよう求められることもあるようです。企業全体に関連するような質問ばかりではなく、それぞれの部門での働き方についてある程度理解を深めておく必要があるでしょう。OB訪問などを通じ、より多くの人の働き方に触れてみておくことが理解を深める上では有効になってきます。参考:ビジネスマップ実例【食品業界】→食品紹介の本選考ES・レポート、インターンES・レポートを掲載しています。参考:興味のある部門と職種内容から仕事理解を示す→興味のある部門と職種内容から仕事理解を示す方法について説明したいと思います。学生時代の経験に関する質問学生時代頑張ったことを教えてください。中でも特に苦しかった経験はありますか。反対派の仲間にはどのようにアプローチしたのですか。その経験におけるあなたなりの工夫は何ですか。その経験から何を得ましたか。味の素ではこの学生時代の経験についての質問で面接の多くの時間が割かれるようです。「内定レベルの学生時代頑張ったことが10分で書ける学生時代頑張ったことのフレームワーク」の項目を文字通りに直接聞くというよりは、やや尋ね方を変えて学生の価値観について深く知ろうとしているようです。困難を伴った経験や異なる考えを持った人への働きかけ方については他の企業でも頻出のため一度考えておく必要があります。一番下の質問では単なる気づきではなく社会でも活かせる方法論であるかを意識しておくようにしておきましょう。参考:学びの評価項目と具体的回答例→就職活動でよく質問される「取組における学び」について評価のポイントと、評価される具体的回答例について話をしたいと思います。あなた自身に関する質問あなたは一言でどういう人ですか。小学生のときからそれぞれあなたが何をしていたか、どういった人だったか教えてください。あなたは普段仲間とどのように関わっていますか。ストレス耐性はありますか。こちらも「内定レベルの自己PRが簡単に書ける自己PRのフレームワーク」の項目をそのまま聞くということは少ないようですが、フレームワークを参考にすべきでないというわけではありません。例えば、一番上はいかにセンスのある一言を言えるかを問われていると考える方もいるかもしれませんが、面接官がこの質問で知りたいのかは「あなたがどのような性格や素質・強みを持った人物か」ということであり、結局はフレームワークの①強みについてわかりやすく一言で伝えることができればいいということになります。その下の小学生から時系列で尋ねる質問についても、「自分の生い立ちを語ることで自己PRに説得力を持たせる方法」にあるように自己PRを強化するうえでの重要な手段であり、フレームワークでは②強みの原点に該当します。このように、尋ねられるであろう質問をとにかくたくさん想定してそれに対する回答を暗記するということではなく、フレームワークに沿った深掘りをしていくことがこのような一見イレギュラーに見える質問にも対応できることに繋がります。参考:「あなたを象徴する漢字1文字/あなた自身を表すキーワードについて教えてください」という設問に対する内定者の回答事例集→自分を表す漢字1文字またはキーワードの内定者回答事例集を掲載します。学業に関する質問研究テーマについて述べてください。技術系を志望する場合、研究についての質問は必須です。食品メーカーと関連した内容を専攻している場合は、味の素での活かし方について語る必要がありますし、応用が効きにくい分野を専攻している場合はそれでもなぜ食品メーカーを志望したのかについて伝える必要があるでしょう。ただ、事務系を志望する場合はそこまで掘り下げられるということは無いようです。自身がゼミで取り組んだ内容や熱心に勉強した内容について、その分野について詳しくない面接官にもわかりやすく伝えることができれば十分であると思われます。参考:「学業への取り組みについて教えてください」という設問に対する内定者の回答事例集→ES・面接で頻出される「ガクチカ」の内定者回答事例を提示します。その他の質問味の素の商品でほんだし活用術のように自ら開発した食べ方は何かありますか。本は読みますか。(集団面接で一緒になった学生に対して)もう一人の方に何か質問してみてください。一番上の質問は企業の製品への興味や愛着を問いていると考えれば、志望動機に関する質問と考えることもできるでしょう。しかし、実際にこのような開発経験がある場合も全く問題ないと思います。そもそも商品が「好きだから」という志望動機は以下の記事にあるように一般に評価されませんし、無理に「あります」と答えた場合は具体的にどう開発したのか追求されることでしょう。この手の質問は質問に対して正直に答えているかという誠実さが見られているという場合もありますので、背伸びしない回答をすることが重要となります。本についての質問も同様でしょうが、本を読むこと自体に価値を感じている面接官もいるかと思いますので、自分なりの知識の補い方や本に対してどのような印象を持っているか辺りは考えておいた方がいいでしょう。また、集団面接では一番下のように他の受験者へ質問をさせるということもあるようですので、他の人が話している際も気を抜くことなくしっかりと耳を傾けておく必要があるでしょう。参考:「好きだから」という志望動機の8割が評価されない理由→学生がやりがちな「好きだから」という志望動機の大部分が評価されない理由と、「好きだから」という志望動機でも評価される人の具体例について説明したいと思います。最後に先述の通り、「食」に関わる産業は数多く存在し、日本の食産業を支えているのは誰もが知っているような食品メーカーだけではありません。メーカーの志望動機を考えるうえでは、何も製品についての愛を語らなくてはいけないというわけではなく、実際に製品知識が無くても当該企業に内定している例も数多く存在しています。メーカーでの「働き方」という点にも目をむけつつ、その中でなぜ食料原料メーカーを志望するのか、食品専門商社といった他業界にも視野を広げながら自分なりの明確な答えが持てるよう自己分析を重ねていってください。参考:商品に興味がない場合のメーカー志望動機→製品には興味がないが最終製品を志望する場合の志望動機のパターンについて解説したいと思います。こちらの動画では面接の全体像についてわかりやすく解説しています。ぜひご覧ください。
- 味の素の採用大学・男女・文理別採用人数|合格者ES付き 38,774 views 味の素の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから「味の素」や「ほんだし」で有名な味の素は、食品業界で最大規模を誇る日本の企業です。アミノ酸スキンケアの「JINO」や「アミノ酸輸血」など化粧品や医療素材まで幅広く事業を行っています。本記事では過去3年間の味の素の採用実績を就職四季報を基にまとめました。本記事の構成味の素の採用大学内訳味の素の男女別採用人数味の素の文理別採用人数味の素の選考レポート味の素の合格者ES最後に味の素の採用大学内訳味の素の過去3年間の採用大学は以下の通りです。参考:就職四季報2018年度版~2020年度版味の素の男女別採用人数味の素の男女別採用人数は以下の通りです。参考:就職四季報2020年度版味の素の文理別採用人数味の素の文理別採用人数は以下の通りです。参考:就職四季報2020年度版味の素の選考レポートここでは、味の素に内定した20卒の体験記を紹介します。味の素の選考レポート一覧はこちらから。本選考のフローについて結果連絡を含めてお答えください。エントリーシート(1週間後に通過連絡)→動画選考、ウェブテスト(約一週間後に通過連絡)→セミナー(6月中旬と下旬に1度ずつ)→1次面接(6月、即日通過連絡)→2次面接(即日通過連絡)→3次面接(即日通過連絡)→最終面接(1週間以内に連絡)本選考のためにした準備についてお答えください。【企業研究】味の素の理念や業務への理解を深めるためにIR情報やセミナーを活用して調べた。味の素はASVや味の素グループWayを大切にしている企業であるため、それらに共感できるかどうか、まずは考えてみるべきだと思う。【自己分析】幼少期の経験から、自分の価値観について深く掘り下げて整理した。特に自分の強みが形成されたきっかけや、志望動機と学生時代取り組んだことのモチベーションの整理と形成されたきっかけについてきちんと整理をしておくべき。それぞれの面接およびGDについて、社員の人数および役職、面接を受ける学生の人数、面接会場、面接時間、質問内容、面接の雰囲気、面接の感想についてご記入ください。面接がない場合は「なし」とお答えください。【1次面接】研修センターにて1対1の15分程度の面接。自己紹介と学生時代頑張ったことについて【2次面接】研修センターにて1対1の30分間の面接を2回自己紹介、学生時代頑張ったこと、味の素で何をやりたいのか【3次面接】研修センターにて1対1の30分間の面接を2回自己紹介、学生時代頑張ったこと、味の素の志望動機、強み弱み【最終面接】研修センターにて1対1の面接味の素の志望動機、学生時代頑張ったこと、味の素でやりたいこと本選考において評価されたと感じたポイントや選考において重視されていたと思う点についてお答えください。重視されていたポイントはどんな環境でもやり抜くことができるタフさだと思う。味の素のビジネスは一見華やかに見えて泥臭いため、泥臭く努力できるところが評価につながると思う。また、人間性についても非常に重視されている企業だと思う。自分の価値観を語れるように準備をして、合わなければそれでもよい、くらいの心がけでよいと思う。味の素の合格者ESここでは、味の素の合格者ESを2つ紹介します。味の素の合格者ES一覧はこちらから。2020年度(セールスマーケティング職)この合格者ESはこちらから。・あなたが学生時代に最も⼒を入れて取り組んだテーマを記述してください。不動産賃貸営業で月間売上100万円を目標に掲げて取り組んだこと・上記テーマの中で、直面した問題や課題があれば具体的に内容を記述してください。2点ある。①お客様からもらうアンケートで「信頼度」の数値が他の社員と比較して低いという課題があった。②担当する顧客の3分の1は成約の見込みがなく、売上が最大化できないという課題があった。・上記の問題を解決するために、あなた自身が取り組んだことを具体的に記述してください。①の課題を解決するために「不動産知識」「路線図」「街の特徴」を徹底的に暗記した。知識がゼロの状態で、顧客からの質問に自信を持って答えられていなかったことが原因と考えたからだ。上記を100%説明できる状態にし、自信を持って接客できるようになった結果、信頼度の数値が1.5ポイント上がった。②の課題を解決するために、「引っ越し時期45日以内」「タクシーの積極利用」「返信頻度の高い顧客を優先」という施策を打った。大学で学んだ統計分析を生かして、「成約率」と相関のある変数の仮説を立てた。その結果「引っ越し時期1ヶ月以内」「タクシー利用有無」「返信頻度」という変数で相関が高く見られるとわかった。その結果を上記の施策として実行した。以上2点の取り組みの結果、6ヶ月目で目標の月間売上100万円を達成した。・あなたの「忘れられない味」は何ですか?出身県の地元のラーメン店の醤油ラーメン・上記の理由は何ですか?高校時代の部活後に毎日のように食べた思い出のラーメンだから。帰省すると気づけば足を運んでいる。2020年度(R&D)この合格者ESはこちらから。・あなたが学生時代に最も⼒を入れて取り組んだテーマを記述してください。学祭実行委員会におけるステージ企画の運営・上記テーマの中で、直面した問題や課題があれば具体的に内容を記述してください。ステージは本部から700mほど離れた場所にあり、ステージ責任者は本部での決定事項をステージメンバーに伝達する必要がありました。しかしステージの人員が多いことから時間通りに企画を進めることが困難でした。・その問題を解決するために、あなた自身が取り組んだことを具体的に記述してください。人と同じ目線に立って働きかけることで信頼関係を築き、集団を統率しました。ただ人の上に立って指示を出すだけでは人を動かすことは難しいと考え、半年にわたる準備期間において、他のスタッフと同じ目線で同様の仕事(イベントの引率、リハーサルの参加、会議でのサポート等)を一緒に行いました。自ら率先して時間をかけて仕事に取り組むことで、スタッフの考えや問題を理解し、共感し協力することで信頼関係を築き、皆一丸となってより良いステージ企画の運営ができるよう当日に向けてモチベーションを高めました。その結果、スタッフが私の意見に耳を傾けてくれたことで、効率的に決定事項を伝達することができ、さらにスタッフ内で意識的にスケジュールについて呼びかけ合うことで時間通りに企画を開催できました。・あなたの「忘れられない味」は何ですか?50文字以下上記の理由は何ですか?カリフォルニア留学中、学校帰りに飲んだコーラの味。暑い中、ガツンとした喉越しから一日お疲れ様、明日も頑張ろうと元気の出る味がしたから。最後に本記事では味の素の採用実績を採用大学・男女・文理別の3つの切り口でまとめました。でも述べていますが、学歴は複数ある評価基準のうちの1つの基準でしかありませ。あくまで参考程度に留めておきましょう。以下に「味の素の企業研究・選考対策」に役立つ記事を掲載しています。こちらの記事も参考にした上で選考に臨んでいただければと思います。【参考記事】
- 味の素のインターンESを攻略|合格者ES付き 15,043 views 味の素のインターンES一覧はこちら味の素は食品業界で最大規模を誇る日本の企業です。同社はテレビCMでもよくみかける「味の素」や「ほんだし」などの商品が有名ですが、アミノ酸スキンケアの「JINO」や「アミノ酸輸血」など化粧品や医療素材まで幅広く事業を行っています。この記事では、21卒の学生向けに20卒向けに開催されたインターン合格者のESを解説していきたいと思います。【本記事の構成】▶味の素とは▶味の素インターンシップ体験記▶味の素インターンシップ選考フロー▶味の素インターンシップES解説▶味の素インターンシップ面接解説味の素とは味の素は食品事業を軸として、アミノ酸事業、医薬事業を行っている日本を代表する食品企業です。特に「味の素」、「CookDo」などの食品は誰もが一度は目にしたことがあると思います。スポーツに取り組んでいる人には「アミノバイタル」なども有名かもしれません。国内で絶大な知名度を誇る味の素ですが、売上の半分以上は海外と、グローバル展開に力を入れている企業でもあります。特に味の素の冷凍食品の技術力は高く、今後も市場は成長していくと考えられています。味の素は、売上高1兆円超・海外売上比率が5割を超える日本を代表するグローバル食品メーカーです。企業理念には、「私たちは地球的な視野にたち、”食”と”健康”そして”いのち”のために働き、明日のよりよい生活に貢献します。」とあり、地球視点というグローバルのさらにもう一段階高い次元の姿勢すら感じ取れます。参考:味の素インターンシップ体験記ここでは、事務系(グローバル型)に参加された学生の体験談を一部抜粋して掲載しています。参加学生の在籍大学および雰囲気についてお答えくださいマーチレベルがほとんどで、マーチより下の大学は1人だけだった。また味の素を特に熱望している学生は少なく、とりあえずネームバリュー的に申し込んだ学生が多いように感じた。雰囲気としては穏やかではあるが、ディスカッションになるとみんな自分の意見をしっかりと発言し、とても優秀な学生が多いイメージであった。インターンの内容・課題の概略について教えてください3日間開催。スケジュールとしては1日目が11:00から20:00まで2日目が9:00から20:00まで3日目が9:00から20:00までという流れだった。グループは4-5人のグループが8つ。またインターンの大きなテーマとしては「味の素の仕事力を知る」というテーマだった。インターンの雰囲気についてお答えください班によって雰囲気のばらつきがあるものの、どの学生もインターンだからといって、手を抜いている学生はおらず、常に真剣に課題に対して向き合い、ケースを解決する為に意見を出し合う姿勢が感じられた。また意見が衝突しても分裂するわけではなく、お互いのメリット、デメリットを出し合い、論理的に議論していく姿勢があり、終始優秀な学生と感じられることばかりだった。インターンを通して内定が出るかどうかお答えください内定は出ないが、インターンの後も1ヵ月後に懇親会が開催されるなど、社員の方や仕事について知れる機会が他の学生より多くあるので、その点では有利である。インターンを通じて得たこと、成長した点についてお答えくださいインターン前にあったビジネスに対しての漠然としたイメージがインターンを通じてビジネスとはこういうものだというイメージを持てるようになった。今回のインターンで実際に味の素にあったケースをやらせていただき、実際のビジネスの厳しさを知ることができた。ビジネスとは慈善活動や気持ちではどうにもならず、実際のあるデータなどを元に希望的観測は一切意味をなさず、数字としての根拠がとても重要だということを痛感した。実際には分かっていたつもりになっていたが、今回より実践的なワークをさせていただいたおかげでそれを身に染みて感じることが出来た。味の素インターンシップ選考フロー21卒のインターンシップの選考は次のような流れになっていました。・ES→面接→インターンシップ参加オーソドックスなインターンシップの募集になっています。味の素のインターンシップは、参加することで後日特別な座談会に招待されたりする機会があるので、味の素に興味がある学生は積極的に受けましょう。味の素インターンシップES解説◆学生時代に、周囲の人と関わりながら進めた最も力のいれた取り組みは何ですか?(35文字以内)◆その取り組み活動期間を記入してください。(20文字以内)◆その取り組み頻度を記入してください。(20文字以内)◆その取り組みの役職をご入力ください。(ない方は、役職なしとご入力ください)◆その取り組みの中で、あなた自身が主体的に設定した課題は何ですか?(100文字以内)◆その課題を解決する為に、あなた自身が取り組んだことを具体的に記述してください。(400文字以内)◆GBW(グローバルビジネスワークショップ)へエントリーをする理由を簡単に記入して下さい。(50文字以内)ここからは味の素のインターンシップに合格した20卒のESをもとに解説を進めていきます。20年度のESの設問は大きく「ガクチカ」に分類されます。unistyleでは、ガクチカを書く際に次のフレームで書くことを推奨しています。今回はこのフレームをもとに進めていきます。詳細は以下の記事や動画を参照ください。【ガクチカのフレームワーク】①:結論②:動機③:目標と困難④:取り組みと結果⑤:人柄⑥:学び参考:設問1:学生時代に、周囲の人と関わりながら進めた最も力のいれた取り組みは何ですか?(35文字以内)設問の意図学生が何に興味を持ち、それを通じて何の学びを得たかを問うています。ただ、「周囲の人と関わりながら」と設問にあるので、チームワークでの取り組みについて書くことを念頭に置きましょう。字数制限も厳しいので、出来る限り簡潔に書きましょう。意図を踏まえた回答方針「①結論:何に取り組みましたか」が問われています。内容としては、チームワークをアピールできるものにしましょう。ゼミやサークル、アルバイトのどれにおいても周囲と協力したと分かることを書きましょう。多くの企業では、社内社外のステークホルダーを巻き込みながら、集団で働くことが求められるため、「学チカ」では資格の勉強というような自己完結しているものより、他者と協働して行ったものを書くべきでしょう。合格者の回答創立○年目の学内○○○○サークルでの活動出典:味の素インターンシップ合格者ES人数の規模などが示されているとよりイメージが付きやすくなると思います。忘れてはいけないのが、ESを読むのは皆さんと会ったことも話したこともない人達です。だからこそ、誰が読んでも理解できる内容にすることを心掛けなければなりません。今回は35字以内と字数制限がありましたが、もし余裕があるならば、具体的に何を行ったかまで書くことができたらよかったでしょう。設問2:その取り組み活動期間を記入してください。(20文字以内)設問の意図学生がどの程度の熱量をもって取り組んだか、合わせて継続力も見ているのでしょう。意図を踏まえた回答方針上記で述べた通り、取り組みの長さで学生の気質が移り気なのか、粘り強いのかを見る判断材料の1つとなります。もっとも、期間の長短で良し悪しを判断している訳ではありません。短期間でも集中して自分が頑張ったといえることであれば問題ないでしょう。合格者の回答大学○年生5月~大学○年4月出典:味の素インターンシップ合格者ESコンサルタントなどでは、1つのプロジェクトを完遂するために2年近く時間を要することもあります。学生時代に一つのことに長く取り組んだことがある人は多くはないでしょう。単純比較はできませんが、取組期間が長くなるほど、一つのことに力を打ち込む力があるとして評価されると思われます。設問3:その取り組み頻度を記入してください。(20文字以内)設問の意図設問2と同様に活動量から学生がどの程度の熱量で取り組んだかが問われています。意図を踏まえた回答方針モチベーションを高く保ちながら取り組んだことが容易に分かるようにすると良いでしょう。もっとも、仕事と同じで、多くの時間をかけたからと言って評価が高くなるというようなことはなく、効率的に短時間で行ったのであれば、その旨を述べれば良いでしょう。合格者の回答週3回出典:味の素インターンシップ合格者ES「週3回、20時間」のようにもう少し掘り下げるべきだと思われます。週3回と言っても、大学のある日・ない日では活動も変わってきます。誰が読んでもイメージが付くように書くことを心掛けましょう。設問4:その取り組みの役職をご入力ください。(ない方は、役職なしとご入力下さい)設問の意図学生がどのような立ち位置で活動していたかを見ています。代表など責任者の役職だけが評価されるのではなく、役職としてどのような行動をしたかが重要になってきます。意図を踏まえた回答方針会長や副会長など責任ある役職に付いたことがある学生は、周りをまとめた経験があるアピールになります。またそのような役職でない学生でも、各々の役職としてどう行動して周りに利益をもたらしたかがポイントになるので、責任者の役職ではなかったからと言って、嘘の役職を作り上げることは見抜かれた時に相手からの信用を一気に失ってしまうので避けましょう。合格者の回答○○○○のチームリーダー出典:味の素インターンシップの合格者ES簡潔にまとまっています。ここでも、初めてみた人でも理解できるように書きましょう。設問5:その取り組みの中で、あなた自身が主体的に設定した課題は何ですか?(100文字以内)設問の意図「主体的に」と設問にあるのであなたが能動的に行動できる人物かどうかを見ています。味の素は「自律的」に成長できる人材を求めています。グループに所属しながらも「個」としてどう会社に貢献できるかの将来性に繋がる問いになります。下記に味の素のESと採用HPから考える味の素の求める人材についての記事を掲載します。参考:→本選考向けの記事ですが、味の素の業務内容・求める人材像についても言及しているので、参考にしてみてください。意図を踏まえた回答方針「③目標と困難:取組みにおける目標は何ですか?取組みにおける困難は何でしたか?」が問われています。入社してからも自主的に成長できるという将来性をアピールするために、どの立ち位置で、なんのために、どんな取り組みをしたかを欠かさずに書きましょう。合格者の回答辞めていくメンバーが多い中、存続のためにチーム一丸となり多くの新入生に加入してもらうため、練習参加率が低いメンバーを奮い立たせて○○○○での大きな舞台を成功させることを課題とした。出典:味の素インターンシップ合格者ES2点ほど改善点があると思われます。①:辞めていくメンバーが多い。辞めていくメンバーが多いのなら、辞めてしまうような環境に問題があるのではないかと思いました。なぜ環境の改善ではなく、新入生の補充に重点を当てたのか、面接では必ず問われると考えたほうがいいでしょう。②:大きな舞台での成功とは?成功とは集客でしょうか?舞台の完成度でしょうか?これでは伝わりません。繰り返しになりますが、初見の人でもイメージが付きやすいように「〇〇という舞台で△△人の集客をすることを目的とした」の方がイメージが付きやすいでしょう。次の設問で詳細を記述することになりますが、簡潔に何を行ったかを述べることで、読み手の次の設問での理解もより深まるでしょう。設問6:その課題を解決する為に、あなた自身が取り組んだことを具体的に記述してください。(400字以内)設問の意図設問5をさらに詳しく問うている質問です。400字と字数制限が増えたので、出来る限り具体的に書きましょう。自主的な取り組み、その結果、そしてそこから得た学びまで書くことで評価に繋がります。意図を踏まえた回答方針「④取組み・工夫⇒結果:目標達成や困難を克服するためにどのように取り組みましたか?」及び「⑤人柄:取組みで活かされたあなたの人柄・キャラクターは何ですか?」、「⑥学び:取組を通じて何を学びましたか?」が問われています。味の素は「開拓者精神」「社会への貢献」「人」を大切にしています。この設問で自分がどう行動し、どう結果に結び付けられるのかをしっかり明示できると良いでしょう。その行動の中で、解決策が独自性を持っているか、貢献度は高いか、人との繋がりはあるか、確認しながら書きましょう。合格者の回答私は課題の原因が当事者意識を持たないことによる危機感の低さと練習日程等の環境にあると考えた。この課題解決には個人の主体的な取り組みとそれを支える環境が必要であると考え、私は以下の取組みを行った。1つ目は練習に来る理由を作ることであり、経験者に担当を振り分け残りのメンバーに教えるようにした。それにより責任感が生まれ、効率よく○○○○を覚えることが出来た。2つ目は予定管理である。休日の練習は数十分と短いため、余裕のある平日の空き時間に全員揃って参加できる日を調整した。3つ目は目標と現状の明確化である。どの程度の完成度を目指すかを話し合い、人に見てもらう事と動画を撮って共有する事を徹底し、全員が危機感をもって取り組む雰囲気を作りだした。このように「個人が各々当事者意識をもって活動する」という土台を作り、自分がそれを支える事を意識した結果、舞台は成功した。またその後○○人の新入生の勧誘にも成功した。出典:味の素インターンシップ合格者ES課題に対してどのように取り組んだのか、取り組みで活かされた人柄について具体的に書くことができていると思います。しかし、「⑥:学び」について書くことができたら更に完成度を高めることができたと思います。ガクチカなどで発揮した人柄や強みは再現性が大切です。会社がESでガクチカを聞くのは、会社に入社したあとにどのように活躍をしてくれるかを測るためです。そのため、ESに書いてある内容が一回限りのものなのか、どのような学びを得て入社後も発揮してくれるのか。再現性を意識して書くことを心掛けましょう。設問7:GBW(グローバルビジネスワークショップ)へエントリーをする理由を簡単に記入して下さい。(50文字以内)設問の意図オーソドックスに志望動機についての質問と言えます。ただ50文字と非常に字数制限が厳しいので、具体的に書くよりは、企業理念に触れる程度に抑えましょう。意図を踏まえた回答方針少ない字数の中で何を目標として参加するのかを明確にしましょう。また、参加することで自分に得られるメリットはなにかを盛り込みましょう。そのためにも、味の素のインターンでは何を行っていて、どのような社風で企業理念なのかをもう一度確認しましょう。以下に過去のインターン参加者のレポートを記載するので、雰囲気を掴むためにも目を通してみてください。参考:味の素インターンシップレポート合格者の回答貴社のビジネスや社風について理解を深めるとともに、課題に対して本質を見極める力を鍛えたいからである。出典:味の素インターンシップ合格者ES簡潔にエントリーする理由を述べることができています。ただ、「課題の本質を見極める」というのは味の素のインターンだけでなく、コンサルティング業界のインターンシップでも可能に思われます。味の素のインターンシップだからこそ学べる内容を述べるとなおいいでしょう。味の素インターンシップ面接解説味の素のインターンシップに参加するには、面接を突破しなければなりません。19卒の面接では次のような質問がされたようです。社員1:学生1(20分程)学生時代に力をいれたこととその深堀り(10分)部活動での食生活について(5分)逆質問(5分)参考:味の素インターンシップ体験記特筆すべきは「食生活」についての質問があったことでしょう。この方の場合「部活動での食生活」でしたが、部活動でなくても「普段の食生活」「食の問題」について聞かれる準備をしておくといいでしょう。他にもガクチカの深掘りが聞かれるようなので、事前に準備をしてから面接に臨むようにしましょう。参考:この記事では「ガクチカ」で聞かれる10の質問についてまとめてあります。最後に食品業界は就活生からの人気を集める業界の一つです。その中でも業界大手である味の素は、インターンシップの段階から高い倍率であることが予想されます。しかし、日本国内での高い知名度だけでなく、幅広い事業展開、それに加え約60年近い海外展開の歴史を持つ味の素でのインターンは食品業界全体の雰囲気を掴むことのできるめったにない機会です。早めの就活準備としてインターンに参加して今後を有利に勧めましょう。味の素の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから・・・
- 【味の素】選考フロー別対策|ES・Webテスト・面接まで 31,410 views 味の素は、売上高1兆円超・海外売上比率が5割を超える日本を代表するグローバル食品メーカーです。企業理念には、「私たちは地球的な視野にたち、”食”と”健康”そして”いのち”のために働き、明日のよりよい生活に貢献します。」とあり、地球視点というグローバルのさらにもう一段階高い次元の姿勢すら感じ取れます。参考:味の素グループ理念海外経験がある学生を中心に応募が殺到する同社ですが、書類選考通過後には個人面接を7回程度こなす必要があるなど、内定獲得までの道のりはかなり険しいものになっています。今回はそんな味の素の本選考について、内定獲得の可能性を高めるためのプランを一つ一つ紐解いていきます。【本記事の構成】・味の素が求める人材像・味の素のビジネスモデルと働き方・ジネスモデルに基づく求める人材像の考察・味の素の本選考フロー、採用数・味の素のエントリーシート対策・味の素のWebテスト・筆記試験対策・味の素の面接対策味の素が掲げる、求める人物像まずは新卒採用HPから、味の素がどういった人材を求めていると書かれているかを見ていきます。現在、味の素グループは「確かなグローバル・スペシャリティ・カンパニー」を目指し、創業の志「おいしく食べて健康づくり」を受け継ぎ、世界を舞台に事業を通じて社会課題の解決を目指す挑戦を続けています。ただ製品を製造し販売するのではなく、味の素グループの持つ独自技術や製品、サービスで新しい価値を創造し、世界各地域の習慣や食文化に根差して、人々の生活(QualityofLife)に貢献することが、わたしたちの存在意義です。(中略)個性を持ち、仲間とともに成長し続けたいという強い意志を持ち、キャリアを自らでつかみとる(=道を拓く)自律した人財。それが、味の素グループが求め、“チーム味の素”の一員として迎えたい人物像です。出典:味の素新卒採用情報伝えたいこと創業以来一貫して一人ひとりが強い「意志」を持ち、私たちだからできることに、私たちなりのやりかたで挑戦を続けているからこそ、「情熱」が育まれています。そして、それぞれの個性を活かしたチームワークによって、個人では成しえないような“新しい価値の創造”を実現しています。出典:味の素新卒採用情報採用担当からのメッセージ上記2つは共に採用活動に携わる立場の方からのメッセージのため、求める人物像についても共通項を感じ取ることができます。「世界を舞台に」「世界各地域の習慣」といった記述から、やはりここでも冒頭で述べたグローバルな事業展開への姿勢が窺えます。2つのメッセージを統合するとこのような素養が導かれると考えられます。次に、この①②の素養について、ビジネスモデルからどういった意味を持つのかを考察してきます。味の素のビジネスモデル味の素を始めとする食品メーカーに関しては、食品を製造し販売するという事業を行っていることは誰でも認識していることだと思います。しかし、そのビジネスモデルを正しく詳細に説明できる人はそれほど多くないのではないでしょうか。味の素の収入源、扱う商材「味の素の扱う商材は食品であり、それを消費者に販売することで収益を生み出している」大枠としてこの考え方は正しいですが、誤った理解がなされている可能性もある記述だと思います。味の素の場合は、消費者が直接そのままの状態で口にする"食品"以上に、"食品原料"を提供することが事業の中心であることは認識しておくべきでしょう。すなわち、食品メーカーというよりも食料原料メーカーとしての即面が強い企業と言うことができます。例えば、消費者が販売されたものを加熱調理後そのまま口にする冷凍食品については、完全子会社である味の素冷凍食品が請け負っています(両社は採用活動も別に行っています)味の素の代表商品であるうまみ調味料「味の素」についても、消費者に直接食品原料を販売している典型例だと言えるでしょう。味の素の商材・サービスの提供方法味の素の商品を最終的に口にするのは、基本は一般消費者です。しかし、皆さんが味の素の営業担当者に直接商品を売り込まれたことがほぼないように、消費者の口に行き着くには複数の仲介経路が存在しています。この図のように、基本的に消費者が直接味の素の商品と向き合うのはスーパー・コンビニといった小売店、もしくは外食の際に気づかなくても口にしているという経路が主になります。先ほど「味の素」は直接消費者に食品原料を販売していると述べましたが、厳密には味の素の商品の売り込み先は小売店舗ということになります。このように、商品の知名度が高いぶん典型的なBtoC産業と思われがちな食品メーカーですが、実際は直接のクライアントは法人が中心となることは理解しておくべきでしょう。また、加工食品を製造するための原料の卸売を依頼するといった過程では、総合商社の食糧部門や食品専門商社とビジネス上の関わりを持つこともあります。ビジネスモデルに基づく仕事内容次項目で詳細は記述しますが、味の素の新卒採用では、・事務系グローバル型・技術系グローバル型のいずれかを選択することになります。参考:キャリアパス上記ページを参考にすると、新卒で配属可能性が高いのは、事務系の場合、営業部門かコーポレート部門技術系の場合、R&D・生産部門になります。食品メーカーの営業職は、小売店や飲食店の担当者と話し合い、売上を伸ばすための施策を共に考えることが主な業務です。「どれだけ売れたか」が数字として問われる、世間一般の方が思い浮かべるような営業としての働き方をすることが多いのが現実です。参考:→商品企画やマーケティングなどの花形と呼ばれる仕事に魅力を感じて志望する学生も多いと思います。メーカーでもはじめは営業の配属されることが多いため、営業部門の理解度を示すことで選考通過の可能性も上がることでしょう。参考記事では辛い営業経験がまーけ一方、R&Dを始めとした研究開発の分野ではモノが競争力の源泉となりやすいメーカーの根幹となる業務を担当します。近年は情報技術の発達などから消費者が商品の情報を得やすくなったこともあり、ショートセラーの商品が増加傾向にあります。それだけ変化の激しい消費者ニーズを汲み取り、魅力的な商品を開発するには地道な研究成果が求められるでしょう。味の素が求める素養以上のビジネスモデルと仕事内容から、採用メッセージをまとめて導いた2つの素養について、その意味を考えていきます。①強い個性、"個"の力に起因する自律した人材先述の通り、営業担当として求められる一番の成果は個人としての成果であり、"個"の働きが企業全体の売上の成果に直結することになります。もちろん直接の取引相手は小売店や飲食店といったB向けの業務になりますが、最終的には「こうすれば/これを陳列すれば消費者は買ってくれますよ」というC向けの視点も両軸でつかいこなしていく必要があります。そういった相手方のメリットを論理的に説明していく力は当然必要になりますが、小売店や飲食店の購買担当者も人間である以上、「この人からなら買いたい」と思わせる人間力も同時に必要だと考えられます。その人間力を発揮するための要因として、"個性"という言葉が掲げられているのではないでしょうか。②個性の集合体から生み出されるチームワークで、新たな価値創造を実現できる人材一方で、個人が自らの売上成果のために自律的に行動すればそれでよしというわけではないでしょう。商品開発から消費者の口へ渡るまでのフローに携わる関係者がチームワークを発揮しなければビジネスを実現することはできません。図で示した通り、食品ビジネスの流れでも上流中の上流に属する食品原料メーカーでは、幅広く多くの人に影響を与えることができる一方、それだけ間に入るプレイヤーの数も多いという意味になります。そして、原料から最終製品に変革をもたらし、消費者の豊かな食生活に貢献していくという意味が、"価値創造"という言葉に込められていると考えられます。味の素の本選考フロー、採用数次に味の素の採用基本情報についておさえておきましょう。本選考フローまずは本選考フローを確認します。先ほど少し触れましたが、味の素の選考フローは事務系・技術系で分けられています。事務系の選考フローエントリーシート+Webテスト▼一次面接▼二次面接▼三次面接▼最終面接技術系の選考フローエントリーシート▼社員交流会+Webテスト▼一次面接+筆記試験▼最終面接エントリーシート提出後にはセミナーが複数回開催されますが、参加しなかった内定者もあり、あまり選考に関係ないと言えそうです。また、各面接フローでは2回に分けて(例えば一次面接が2回あるという意味です)面接が実施されるようで、単純なフローの数としてはかなり多い企業と言えそうです。また、どちらの選考においても、学生のパーソナリティーを深掘りして見られるようです。採用数◆採用数2019年度の就職四季報によると、味の素はグローバル型とMコース(地域職)に分けて採用しています。職種別の採用実績は下記の図のようになっています。また、学部修士毎の採用数は以下の通りです。食品メーカーらしく採用は限られた人数になっていますが、ここ数年は全体として採用数が増加傾向にあります。配属部署については、事務系で営業32人・コーポレート16人と書かれています。味の素の本選考エントリーシート対策次に、味の素の本選考エントリーシートの対策方針をお伝えします。以下に示されているのは直近18卒の設問になります。味の素のエントリーシート設問事務系グローバルコースの設問(1)あなたが学生時代に最も力を入れて取り組んだテーマを記述してください。※力を入れた度合いの高いテーマから順に、3つ記述ください※一つの活動中の取り組みテーマを、複数記述いただいても結構です。(2)学生時代に最も力を入れて取り組んだ(1)のテーマについてお伺いします。上記(1)のテーマの中で、あなたが具体的に取り組んだ課題(1)を記述してください。(100文字以内)(3)上記の課題(1)を解決するために、あなた自身が取り組んだことを具体的に記述してください。(350文字以内)(4)学生時代に最も力を入れて取り組んだ(2)のテーマについてお伺いします。上記(2)のテーマの中で、あなたが具体的に取り組んだ課題(2)を記述してください。(100文字以内)(5)上記の課題(2)を解決するために、あなた自身が取り組んだことを具体的に記述してください。(350文字以内)(6)あなたが当社にエントリーする理由を記述してください。(200文字以内)(7)あなたの「忘れられない味」は何ですか?(15文字以内)(8)その理由は、何ですか?(35文字以内)技術系グローバルコースの設問(1)研究しているテーマ名をご記入ください。(100文字以内)(2)あなたが学生時代に最も力を入れて取り組んだテーマを記述してください。※力を入れた度合いの高いテーマから順に、3つ記述ください※一つの活動中の取り組みテーマを、複数記述いただいても結構です。(3)学生時代に最も力を入れて取り組んだ(1)のテーマについてお伺いします。上記(1)の取り組みの中で、発生した問題点や課題があれば具体的に内容を記述してください。(70文字以内)(4)上記の課題(1)の問題点や課題を解決するために、あなた自身が取り組んだことを具体的に記述してください。(150文字以内)(5)学生生活の中で、味の素グループwayの要素(いずれか一つ)に取り組んだ体験を具体的に記述してください。(150字以内)(6)あなたが当社にエントリーする理由を記述してください。(150文字以内)(7)あなたが、味の素株式会社に入社して、実現したいことをご記入ください。(200文字以内)(8)あなたの「忘れられない味」は何ですか?(15文字以内)(9)その理由は、何ですか?(35文字以内)求められる素養を踏まえたエントリーシート回答方針考察◆全体の設問感食品メーカーは人気企業の多くで、エントリーシートである程度受験者を絞り込むことで知られています。味の素は通過率こそ示されていないですが、一目すればわかるように設問数が多く、多くの就活生をエントリーシートでふるいにかけることが予想されます。学生時代頑張ったことは3点挙げる点は両コースで共通していますが、説明するエピソードの数と指定文字数に違いが見受けられます。書かせる数自体は多いものの、基本的には学生時代頑張ったこと・志望動機に関する設問で、そこまで書きずらい内容ではないと思われます。一方、「忘れられない味」といった食品メーカーらしい質問もあり、エントリーの障壁を高めるのに一役買っている面があるのかもしれません。◆求められる素養と結びつけた回答方針3つ挙げる学生時代頑張ったことのエピソードですが、詳細を記述できる数は事務系で2・技術系で1と異なっています。通常は面接に向けて考えを深めておけばいいというケースも多いのですが、エントリーシート自体の選考基準が厳しいと予想される味の素。必ず、2つの素養両方をエントリーシートの段階から文章に落とし込んでおくべきだと考えられます。また、両コースともにテーマのみ記入する経験があるものの、面接数が多いぶん、全てのエピソードについて深掘りするされることが想定されるでしょう。そのため、事前に他項目と同様に課題→解決の流れを文章に落とし込んでおくべきだと考えます。以下の記事を参考にして書くのが良いでしょう。参考:味の素の本選考Webテスト・筆記試験形式味の素では事務系はWebテスト(TG-Web)のみ、技術系はWebテストと筆記試験が課されます。Webテスト味の素の採用では事務系はエントリーシート提出と同時に、技術系は会社交流会の際にWebテストが課されます。TG-WEBの特徴は、難解で、あまりなじみのない問題が出題されることです。初めは戸惑うかもしれませんが、出題される問題パターンはさほど多くありません。対策が有効なテスト形式と言えるので、しっかり対策して臨みましょう。筆記試験こちらは技術系のみ課されます。unistyleの選考レポートによると、1次面接後に行われ、志望分野によって試験時間や試験問題が異なるそうです。生物分野の試験は時間20分、内容は「以下の単語で連想されるものをできるだけあげなさい。(単語4つ)」「○○年後に地球規模で起こると考えられる問題を一つ上げそれを以下の2通りで解決しなさい。①今まで学んだ専門知識を生かして。②これから取り組むものとして。」という独特なものでした。先述の通り食品メーカーの研究職には今後のトレンドを予測し、消費者のニーズを捉えた上で、それに合った商品を創造する力が求められます。こうした独自のテストで学生の課題発見力、解決力を測り、将来活躍できる人材かを見極めていると考えられます。味の素の本選考面接対策かなりの数をこなす必要がある味の素の面接選考。各段階で問われた質問内容から、対策方針を考えます。一次面接過去問◆過去の経験についての質問・ES記載の学生時代頑張ったことの深掘り→なぜその組織に入ったのか。なぜその役割についたのか等◆あなた自身に関する質問・長所と短所→いつからそれが長所/短所になったのか◆志望動機に関する質問・どの部署でどういった仕事をやりたいのか・他に受けている企業◆その他の質問・最後に何か言いたいことは1次面接では同じタームに多くの学生が面接を行い、個室というよりは大部屋でのやり取りになるようです。時間も15分程度と短いため、自分のアピールしたいことを端的に示すことが肝心になります。志望部署名を踏まえてやりたい仕事を述べるなど、1次面接から具体的なキャリアプランを抱いておくことが求められます。二次面接・三次面接過去問◆過去の経験についての質問・ES記載の学生時代頑張ったことの深掘り→反対意見を持つ人へどう働きかけたか等・挫折経験について・一番つらいと感じた経験について◆あなた自身に関する質問・どんな性格か・どんな子供だったか・どんな小学生/中学生/高校生だったか・あなたの人柄の形成要因は・あなたがやりやすいと感じる環境とは何か◆志望動機に関する質問・入社してからやりたいこと・10年後の夢は・逆質問2次面接ではエントリーシートに書いた学生時代頑張ったことの深掘り、及び幼少期からのあなた自身について深く問われます。特に「どんな小学生/中学生/高校生だったか」という質問からは、幼少期から現在に至るまでの生い立ちについて一気通貫で自己理解に務める必要があることが窺えます。人柄の形成要因といった質問にも、幼少期からの自身の価値観の変遷について深く向き合うことが求められています。数多くの面接で一貫した回答ができるよう、徹底した自己分析の完成度が合否の分かれ目になりそうです。最終面接過去問◆過去の経験についての質問・学生時代で各活動に時間を割いた割合◆あなた自身に関する質問・ストレス耐性はあるか◆志望動機に関する質問・入社してからやりたいこと・現在内定を保持している企業・味の素の志望度はどれぐらいなのか最終面接ではこれまでのあなた自身に関する深掘りに加え、「本当に味の素に入社する気があるのか」について、意思確認の意味合いが強くなるようです。実際には「他社と迷っている」と述べて内定を獲得した人もいるようですので、浅はかな「御社が第一志望です」アピールに終始するよりは、自身が将来成し遂げたいこと・企業選びの軸に基づいたフラットな回答を意識するべきでしょう。一般的な面接対策に関してはこちらの動画でわかりやすく解説していますので、本記事と併せてぜひご覧ください。最後に「個の力」「チームワーク」とは相反する項目ではなく、組織を成長させようという個の集合体が結果的にチームワークを生み出すという即面もあると思っています。以下の関連記事やエントリーシート・選考体験も含め、内定を勝ち取るうえでの参考にしていただければと思います。参考:味の素の企業研究→味の素の関連記事、本選考ES・レポート及びインターンES・レポートを掲載しています。