お金とモノという2つの側面からお客様へ価値を提供する。十人十色の活躍フィールドが用意されている「NECキャピタルソリューション」とは

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最終更新日:2023年09月28日

お金とモノという2つの側面からお客様へ価値を提供する。十人十色の活躍フィールドが用意されている「NECキャピタルソリューション」とは
本記事はNECキャピタルソリューションのPR記事になります。

就活生であれば誰もが一度考えるであろう「志望業界」。

自身の憧れ、親や周りの友人の影響など、その業界を志すきっかけは千差万別であると思うが、そんな中でその業界を志すきっかけとして多いのが自身の学んできたことと関連性があるかどうかである。

語学を学んできたから将来は海外で働くことのできる業界に進みたい、情報について学んできたから将来はIT・通信業界で働きたいなど、自身の在籍学科に関連する業界や会社に進む就活生は例年多く存在する。

「自身の学んできたことを将来も活かしたい!」と思うのは当然だとは思うが、一方で「私の学んできたこととは関係がないからこの業界・会社は無理だな…。」と、最初から諦めてしまう就活生も少なくない。

しかし、本当にそうだろうか?どんな業界・会社だったとしても、自身の学んできたことを活かすフィールドはあるのではないだろうか?

そこでunistyle編集部はこの度、福祉学科と数学科を卒業し、とあるリース会社に入社をした4年目の社員2名にインタビューを敢行した。

そのとあるリース会社の名はNECキャピタルソリューション株式会社。NECを親会社に持ち、幅広いファイナンスサービスを通して様々な社会課題に取り組む、メーカー系リース会社である。

一見すると学生時代学んできたこととは全く異なる業種の会社に入社した二人が、自身の学んできたことをリース会社でどのように活かしているのか。NECキャピタルソリューションにはどういった活躍のフィールドがあるのか。お二人へのインタビューを通じて深掘っていきたいと思う。

こんな就活生にオススメ

◆金融業界やリース会社に興味を持っている就活生
◆学生時代に学んできた分野とは異なる業界・会社に就職したいと考えている就活生
◆一定の規模感と安心感が担保された環境で、新たな取り組みに挑戦していきたいと考えている就活生

今回取材をした2名の社員のプロフィール

鐘尾(かねお)さん

福祉学科を卒業し、2019年4月にNECキャピタルソリューションに新卒で入社。PFI・PPP推進部に配属され、入社1,2年目は営業、入社3年目から現在に至るまでは管理業務に従事。各自治体や民間企業と連携し、自身の携わるプロジェクトを通じてお客様の役に立てることをやりがいとし、日々業務に取り組んでいる。

野路(のじ)さん

数学科を卒業し、2019年4月にNECキャピタルソリューションに新卒で入社。ソリューション開発部に配属され、入社1年目から現在に至るまで一貫して不動産ファイナンス業務に従事。不動産という人によって評価の分かれるモノの価値を計算し、お客様に最適なご提案ができるように日々努めている。

福祉学科からリース会社へ。お金とモノで人の役に立ちたいという想いが入社の決め手

__まずは鐘尾さんからお聞きします。NECキャピタルソリューションへの入社を決断するまでの経緯など、就活生時代のお話を教えてください。 

鐘尾さん:私は三歳年上の兄が金融業界で働いており、学生時代から金融業界が身近だったため、就活を始めた当初から金融業界を志望していました。

その中でリース会社に興味を持った理由としては、主にお金を取り扱う金融業界の中では珍しく、お金とモノという2つの側面から携われるという点です。

結果的にいくつかの会社から内定をいただいたのですが、その中で最終的にNECキャピタルソリューションに決めた理由は2点あります。

1点目は、NECキャピタルソリューションを表すキーワードでもあるCSV経営です。

私は大学時代に福祉学科で4年間学んできたのですが、福祉学科というものはそもそも「高齢化や人口減少など、世の中にある社会課題に対し、人がより良く生きていくためには社会はどうあるべきか」を研究する学問です。

そのため、「社会課題の解決を通じて利益を創出する」というCSVに興味を持ち、この会社でなら社会的意義のある仕事ができると思いました。

そして2点目は、選考中の雰囲気や人の温かさです。

私は面接などで緊張しやすい性格なのですが、NECキャピタルソリューションの面接は「学生を評価するというよりもその人の良さや個性を引き出そう」とする姿勢を非常に感じました。

そのため、今まで受けた数々の面接の中で最も話しやすく、ありのままの自分を見ていただいたという印象があります。

また、面接と面接の合間に選考とは関係なく面談の機会を設けていただくなど、一人ひとりに対して丁寧に対応してくれたことも決め手の一つです。実際にこの面談を通じ、金融業界に関連がない学部に在籍していた私でもNECキャピタルソリューションで活躍していけるイメージが湧き、志望度が高まりました。

__金融業界を志望し、最終的にリース会社に絞って就活を進めたとのことですが、金融業界には保険や証券など、他にも様々な業種があるかと思います。そのような中でなぜリース会社に興味を持たれたのかをもう少し詳しくお伺いしてもよろしいでしょうか?

鐘尾さん:先ほどお話した「お金とモノという2つの側面から携われる」という特徴にも紐づくのですが、リース会社は非常に柔らか・穏やかな雰囲気を感じ、それが自分に合っていると思ったからです。

別にどちらが良いといった形で優劣をつける話ではありませんが、お金を扱う仕事柄、選考においても金融業界は全体的にお堅い雰囲気を感じました。

ただ一方でリース会社は、モノも取り扱うという特徴があることが起因しているのか、そういった雰囲気を一切感じず、リラックスして自分本来の力を発揮することができる実感がありました。

また、業界全体としても、今まで同じようなことをしていても急激に成長することは難しい分野である中、お金とモノに限らずこれから更に幅広く事業領域を展開していこうという前向きさを感じ、そういった点から興味を持ったというのが大きな要因になります。

誰にでも活躍できるフィールドがある。その中でモノの価値に関する仕事をしたい

____続いて野路さんにも同様の質問をお聞きするのですが、NECキャピタルソリューションへの入社を決断するまでの経緯など、就活生時代のお話を教えてください。

野路さん:私は数学科で学んでいたため、周りの人は研究職や数学の教師、もしくはSIerの技術職に進むというのが一般的でした。

また、金融系に進むにしてもアクチュアリーやクオンツといった大学時代の学びを活かせるような職種に進む人が大半でした。

そのような中で私がリース会社を志望した理由としては、お金を扱いながらビジネスをする金融業界でありながら、モノにもフォーカスしている点に興味を持ったためです。

私は現在「不動産ファイナンス」という領域に携わっているため、その領域を例に挙げて説明しますと、不動産というモノの価値を見極めてビジネスをするにあたり、そういった絶対解のない価値をどのように定義して評価するのかという点に興味を持ちました。

また、リース会社の中でも最終的にNECキャピタルソリューションへの入社の決め手となったのは面接を担当してくださった方の熱意です。

数学科で学んでいながら、全く異なる領域とも言えるリース会社を志望した私に対し、その個性を認めた上で私にも活躍できるフィールドがあることをお伝えいただいたことは今でも強く印象に残っています。

____モノにもフォーカスしている点に興味を持ったというお話がありましたが、その点をもう少し具体的にお伺いしてもよろしいでしょうか?

野路さん:先ほども少し触れましたが、私が現在携わっている「不動産ファイナンス」という領域を例に挙げて説明します。

就活生の皆さんも一人暮らしをする際など不動産価格を調べた経験があるかと思いますが、不動産の評価というものは人によって大きく変わります。

例えば、NECキャピタルソリューションの本社にしても、現在の不動産価格が妥当だとおっしゃる方もいる一方で、「品川駅に比較的近く、アクセスが良いから不動産価格はもっと高いでしょ。」とおっしゃる方もいるといった具合です。

また、もう少し分かりやすい例を挙げるのであれば、私たちが会社で普段使用しているパソコンなどもリースの商品です。

NECキャピタルソリューションは多くの会社にパソコンをリースしている、つまりお客様に貸しているのですが、その際に残価を算定する必要があります。

一般的な新品と中古品の原理と同様、ある程度の年数を使用したらそのモノ(パソコン)の価値が当初よりも下がるのは当然だと思いますが、お客様が一定期間使用されたのちにそのパソコンが戻ってきて、再度別のお客様にそのパソコンをリースする際、どの程度の金額で貸せばいいのだろうかといったことを計算したりします。

こういった計算をどういったロジックに基づいて行うのかといった点に興味を持ち、モノの価値にフォーカスした仕事がしたいと思ったのが入社理由の一つになります。

2人が語る、「入社への不安は一切なかった」という言葉の背景にあるものとは

__鐘尾さんは福祉学科、野路さんは数学科をご卒業され、それぞれ様々な理由で最終的にリース会社に行き着いたかと思います。とは言え、全く異なる分野の業種に進むことに不安などはなかったのですか?

鐘尾さん:全くなかったです。

学生時代に学んできた分野とは異なるにせよ、仕事をしながら入社後に学んでいけば問題ないという話を選考中に社員の方から伺っていましたし、実際に私と同じような境遇の先輩社員の方もいたため、特段不安を感じることはありませんでした。

また、就活中のエントリーシートや面接の中でも福祉学科の話を出しており、面接官の方からも「福祉学科出身でなぜ当社を受けたの?」といった質問をされることもあったのですが、それを踏まえた上で採用していただけたということは学んできた内容というよりも私自身の個性を評価して期待していただいているのだと思いました。

そのため、不安よりも「自分がこれまで学んできたことが、リース会社での仕事の中でどのように活かせるのか?」という前向きな事柄を考える時間の方が多かったですね。

野路さん:私も特に不安はなかったです。

選考中にも面接官の方が「何を学んできたかももちろん大事だが、それよりも何をやりたいかの方が大事。」という話をしてくださり、私自身もそういった想いを持っていました。

結果論にはなるかもしれませんが、現在は自分のやりたい仕事をできており、且つ仕事に対する意義や価値も日々感じていますので、NECキャピタルソリューションを選んで本当に良かったと思っています。

入社1年目から新たな分野の事業に従事。今まで携わってきた仕事の変遷に迫る

__それではお二人の入社後の経歴や現在の仕事内容を教えてください。

鐘尾さん:私は現在入社4年目であり、入社してから一貫してPFI・PPP推進部という部署に所属をしています。

PFIやPPPはあまり聞き馴染みのない言葉だと思いますが、簡単に説明すると、官民連携の事業であり公共事業の一種と認識いただければと思います。

一例ですが、とある自治体が新たな施設を作ろうと思った際、今までであればその自治体が主導となり事業を進めるのが一般的だったのですが、こういった自治体主導での取り組みにNECキャピタルソリューションのような民間企業が介入し、民間企業ならではのノウハウや独創性を基に自治体と連携して事業を推進していくというのがPFI事業になります。

その中での私の役割としては、このPFI事業を進める中で必要な資金の調達や契約の締結、事業用に設立した会社の管理を担当しています。要約すると、お金や契約周りのサポートをするといったイメージですね。

入社から一貫してPFI事業に携わっていますが、1年目と2年目は営業案件の獲得を主に行っていました。3年以降は実際に獲得した案件の管理、その事業が計画通りに進むようなサポートといったことに携わっています。

野路さん:私は不動産ファイナンスと呼ばれる事業に携わっており、簡単に言い換えると不動産投資という分野になります。鐘尾さんと同様に私も入社1年目から一貫して同じ部署に所属しています。

仕事内容としては、お客様から案件をいただいたのち、「その案件は投資や融資をするに値するのか」というものを自分なりに分析します。その後、分析したものを社内の審査部門と相談しながら意思判断を仰ぎつつ、最終的に投資や融資が決まったらお客様への手続きまで担当するという形になります。

少数精鋭がゆえの裁量の大きさと経験値。働いてきた中で感じる自社の魅力とは

__では、お二人がこれまで働いてきた中で感じた御社の魅力や面白さ、仕事のやりがいなどがあれば教えてください。

鐘尾さん少数精鋭がゆえの裁量の大きさが魅力だと思います。

同業他社と比較した際、NECキャピタルソリューションは会社の規模感の割に社員数がそれほど多くありません。そのため、一人あたりの裁量が大きく、それゆえに責任を持って働くことができるのは魅力です。

責任と聞くと重たく聞こえるかもしれませんが、決してマイナスな意味ではなく、そういった自分に任されているという期待感が仕事へのモチベーションに繋がっていますので、非常にありがたい環境だと実感しています。

また、やりがいとしては多くの人の役に立てることです。

私の携わっているPFI事業の特徴でもあるのですが、複数の専門企業が一つのチームとなって事業を進めていくのが一般的です。

そのため、例えばとある自治体に新たな施設を作るというプロジェクトであれば、建物を作る部分は建設会社に依頼し、その一方で各所への連携や契約・お金周りの事柄はNECキャピタルソリューションが担当するといった形で、それぞれの得意分野を活かしながらプロジェクトを進めていきます。

「鐘尾さんに契約に関する資料をもらったり、リースに関する情報を教えてもらったおかげで、スムーズに社内稟議を通すことができて本当に感謝しています!」など、実際にお客様から感謝のお言葉をいただけるのは本当に嬉しい瞬間です。

時にはミスをしてしまうこともあるのですが、まだまだ未熟ながらもお客様の役に立てることは大きなやりがいに繋がります。とは言え、1,2年目の頃よりは知識も増えたことでより多くの場面でお客様のお役に立てていると感じていますので、自身の影響範囲をより広げていくために今後も精進していきたいと思います。

野路さん:私も鐘尾さんと同様、少数精鋭がゆえに様々な経験ができることが魅力です。

私は1年目から不動産ファイナンス業務に携わっていますが、同業他社だとある程度経験を積まれた30代以降の社員が担うことの多い業務になります。

難易度の高い業務であるがゆえ、配属当初は正直苦労することも多々あったのですが、その何倍もの貴重な経験を積むことができました。

また、実際にお客様としてお会いする方も30代以上の方が多く、同世代の方とはほとんどお会いしたことがありません。

そういった意味でも「自分たちは貴重な環境で仕事をさせてもらえていること」を実感しますし、こういった環境はNECキャピタルソリューションの大きな魅力だと思います。

学生時代の学びが活きた瞬間は?どの分野でも活躍できるフィールドが用意されている

__鐘尾さんが福祉学科、野路さんが数学科を卒業されたとのことですが、学生時代に学んできたことが仕事において活きた場面などはありましたか?

鐘尾さん:まず大前提、福祉学科では多岐に渡る学問を学びます。児童福祉から私たちのような働く世代、そして高齢者まで幅広い世代に関する事柄を学んできました。

そういった各世代が直面する課題や事象に対し、その状況を分析して解決策を考えていくといったのが福祉学科で学ぶ大まかな内容になります。

仕事においてもそういった考え方の基礎となるものは同一であると思っており、例えば資金調達であれば、様々なやり方がある中で最適なやり方を見つけ出し、お互いにとって最も合理的且つ最善のやり方で物事を進めていくといった部分は、福祉学科での学びに通ずると考えています。

そのため、直接的に仕事に活きたというよりかは、基礎や根底にある部分は変わらないという意味に近いですかね。

野路さん:私は数学科で学んだ論理的思考力が現在の仕事に活きていると感じます。

皆さんもご存知の通り、数学というものは計算式や証明を基に絶対解を導き出す学習になります。

仕事においては絶対解がある場面は多くないのですが、最終的なゴールから逆算して分析をしたり検証をしたりする場面は往々にしてありますので、そういった場面で学生時代の学びは活きています。

例えば、「この契約を通すためには何が必要か」といった要素をカテゴリ分けし、仮説検証を繰り返しながら最適解を導き出してゴールに繋げていくといった考え方は、数学と変わらないと思っています。

ですので私も鐘尾さんと同様、学生時代の学びが直接仕事に活きたというよりかは、考え方の根底となる部分が共通しているがゆえに仕事にも役立っているという意味合いが強いと言えます。

「変革に挑戦できる人材」を自身が体現していきたい。二人が考える今後のビジョン

__お二人は入社してから一貫して同じ部署で働かれてきたかと思いますが、今後のビジョンがあれば教えてください。

鐘尾さん:正直明確なビジョンというものはまだないのですが、新たなことに挑戦していきたいという気持ちは漠然ながらに持っています。

私が現在所属しているPFI・PPP推進部は社内でも新しい分野の事業に属されるのですが、せっかくこういった新たな分野からキャリアをスタートできたのであれば、そういった道を今後も辿っていきたいと考えています。

リースという会社の本流となる事業とは離れてしまうかもしれませんが、やはり新しい分野というのは世の中のトレンドや潮流とも密接に関連しており、社会課題の解決にも直結する事業になります。

例えば、PFI事業以外であれば再生エネルギーの分野などにも興味があるのですが、いわゆる世の中の最新トレンドに触れることができる仕事をしていきたいと考えています。

新卒採用サイトの求める人物像にも『強い意志を持ち、変革に挑戦できる人材』と掲載されていますが、自分自身がそれを体現し、様々なことに挑戦していきたいです。

野路さん:入社理由と正反対のことになってしまうのですが、私は今後、学生時代に学んできた数学の知識を活かしていきたいと考えています。

具体的には、NECキャピタルソリューションが投資・融資した案件のリスクを計算したり、それを基に今後の経営方針を提言したり、施策を考える上の資料を作ったりといった形で、数学の知識を活かしていきたいと思います。

入社時には、あえて数学に関係ない仕事という観点でNECキャピタルソリューションを選んだ経緯がありましたが、実際に働いてみて感じたのがリースという分野は数学の知識を活かせる場面は多くあるのに、業界全体としてそれを活かしきれていないという点です。

そのため、業界・会社として新たな取り組みをしていきたいという観点から、もう一度数学の知識を活かしていきたいと考えています。

__お二人は比較的、新たなことに挑戦していきたいという気持ちを抱いているように感じたのですが、会社全体としてもそういった雰囲気はあるのでしょうか?

鐘尾さん:NECキャピタルソリューションは一定の歴史と規模感を誇る会社ではあるため、そういった意味では安心感のようなものはありますし、就活生もそういった印象を持っている方が多いと思います。

ただ一方で私たちのような「周りと同じことをやるよりも、新たなことに挑戦してみたい!」という想いを持っている方も多くいます。

そういった意味ではバラエティーに富んだ人材が集まっている会社だと思いますし、だからこそどんな素養を持った人でも活躍できるフィールドがあるのではないかと思っています。

野路さん:私も鐘尾さんと同様の印象を持っており、新たなことに挑戦したいという気概を持っている人は歓迎される会社だと感じています。

業界全体としても、リースを基盤とした既存事業をずっと続けていくだけではこれから先生き残ることはできず、どんどん新たな取り組みをしていかなければならないという危機感は感じています。

実際にNECキャピタルソリューションとしても新たな取り組みを推し進めていますし、だからこそ私たちのように入社1年目から新たな分野の事業に携わる環境があるのだと思っています。

そのため、これから入社される方も是非「自分はこういったことに挑戦していきたい!」という想いを持って入社していただけると幸いです。

規模感と挑戦環境を両立した場でスキルを上げたい。そんな想いの人に入社してほしい

__では最後になりますが、リース会社で働くからこそ身に着くスキル、その中で御社だからこそできる経験などがあれば教えてください。

鐘尾さん:私は仕事柄、様々なステークホルダーの方と共に仕事をする機会が多いのですが、それゆえに多くの経験ができたり様々な価値観に触れることができたりするのが、NECキャピタルソリューションの良さだと感じています。

PFI事業は、各自治体と民間企業がタッグを組んで共同でプロジェクトを推進する事業になるのですが、特に大手ゼネコンの右腕といった立場で携わることが多くあります。

共に事業を推進する企業によってプロジェクトの色が異なるため、様々な企業と共に事業を推進してきたからこそ、どの企業とタッグを組んだとしても柔軟に仕事ができるようになりました。

また、具体的な仕事内容に関しても、資料作成といった基礎業務から突発的なイベントの対応等、本当に様々な業務に携わってきました。

そのため、多くの経験を通じて知見やスキルの幅を広げることができるのはPFI事業、ひいてはNECキャピタルソリューションならではの魅力だと思います。

野路さん:投資業務と融資業務の双方を経験できること、つまり若いうちから多くの経験をさせていただける環境がNECキャピタルソリューションの魅力だと思います。

私は投資と融資双方の不動産ファイナンス業務に携わっていますが、他の金融機関であれば部署が分かれていることが一般的です。

そのため、一般的な会社よりも早いスピードで経験を積むことができるのが魅力であり、私自身も大きな成長実感を得ることができています。

とは言え、お金の出資の仕方など、投資業務と融資業務は異なる点も多々ありますので、その分壁にぶつかる機会もあるのですが、それ以上の貴重な経験をさせていただいていると感じます。

上述した内容にも紐づきますが、一定の規模感と挑戦環境を両立した環境で、若いうちから多くの経験を積んでスキルアップしていきたいと考えている就活生には最適な会社だと思います。

取材後記

NECを親会社に持つメーカー系リースとして高いプレゼンスを誇り、業界内外問わず社会に対して大きな影響力を持っているNECキャピタルソリューション株式会社。

今回はそんなNECキャピタルソリューションに新卒で入社した2名の社員、PFI事業に携わっている入社4年目の鐘尾さん、そして不動産ファイナンス業務に携わっている入社4年目の野路さんにインタビューを実施しました。

鐘尾さんが福祉学科、野路さんが数学科を卒業と、一見するとリースとは全く関係のない分野を学んできたように見受けられますが、どんな学生でもNECキャピタルソリューションには活躍できるフィールドがあることを理解していただけたのではないでしょうか?

そんなNECキャピタルソリューションは現在、24卒向けのエントリー募集を開始しています。

本記事を通じて同社に興味を持った就活生、そしてリース会社で新たなことに挑戦していきたいという想いを持っている就活生は、下記の応募フォームから是非エントリーしてみてください。

選考への応募はこちらから
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「起業家」にしか味わえないモノ|美京都 中馬一登|unistyleインタビュー 「起業家」にしか味わえないモノ|美京都 中馬一登|unistyleインタビュー いまや”若手実業家”は珍しい存在ではありません。それだけ起業するハードルは下がりつつあると思いますが、今回京都のとあるベンチャー企業の社長にインタビューをさせて頂く機会を得たので記事にさせていただきました。起業をするメリットしか話さないポジショントーク満載のコラムになりますが、よくある「起業論」とは違った切り口の内容になっていると思います。起業を考えていない方にとっても参考になるものだと思いますので、是非最後までご覧ください。2011年京都産業大学卒。在学中は就活を始めるものの自身のサラリーマンスキルのなさと”世界を良くしたい”という野望に突き動かされ就活を辞め海外でバックパッカーとなる。帰国後復学し、卒業。その後東北へ震災ボランティアに参加しながら現地での起業を計画するも、ボランティア団体の資金ショートにより東京にてボランティア団体の資金集めを行うための事業に強制参画される。その後地元の京都に戻り兄弟3人で株式会社美京都(みやこ)設立。人材・教育事業や観光事業、地方創生事業を手掛け、京都市や大阪市、舞鶴市と提携し若手の活躍を推進するプロジェクトなど多数企画・開催している。自身は世界経済フォーラムによって任命される33歳以下の若者によるコミュニティ「GLOBALSHAPERS」に所属し、スイスで開催される国際会議などにも参加。世界が注目する実業家の一人。◆株式会社美京都HP◆日経新聞掲載イノベーター起業家アカデミー◆GLOBALSHAPERSKYOTO目次◆「起業」までのストーリー◆中馬一登が「起業」を選んだ3つの理由◆「起業」「会社経営」はプラスにしかならない◆もし、今「起業」以外の選択をするならば◆もし、私が今22歳の就活生だったら◆中馬一登の思う、「起業」に向いている人とは◆最後に「起業」までのストーリー「もはや起業しか選択肢が残されてなかったんですよね」元々は普通に就活をしてたんですけど、途中で辞めたんですよね。理由は2つで単純に「サラリーマンできないな」っていうのと、「世界を良くしたい」っていう昔からの野望があったからですね。そして、大学を休学し海外にいきました。このときでもまだ起業は考えていなかったですね。「サラリーマンは無理。で、どうやって残りの人生を生きていこう」ってぼんやり考えていた程度で。帰国後復学し、自分達で事業を作る機会がたまたまあって、そのとき「ビジネスそのものはやっぱろおもしろいな」となり、そのときに起業を意識し始めましたね。というか、起業しようってそのとき思いました。出版会社がいいなということで準備してたんですけど、そのとき丁度東北での震災がありまして。使命感はかなり強い方だと思っているので「復興支援しないと」と考え東北に行きました。ボランティアしながら宮城でそのまま出版会社をしようと思ってたんですけど、まさかのそのボランティア団体が資金繰りが厳しくつぶれかけちゃって。そのときにボランティア団体の代表がって言い出したんですよね。破天荒すぎますよね。で、僕がそのうちの一人になったんです。なので気付けば宮城で起業するつもりがなぜか東京でボランティア団体の運営資金を集める会社の手伝いをしてたんですよね。そこでビジネスのやり方とか事業運営のhowtoを自然と身につけることができて、地元の京都に帰って満を持してしっかり起業したっていう感じです。それが今の株式会社美京都(みやこ)になりますね。なので、僕の場合は、いわゆるロマンいっぱい夢いっぱいで起業!という感じももちろんあるんですが、ある意味消去法的発想による起業でもありますね。僕は、起業しか道がなかった起業家だと自分で思います。中馬一登が「起業」を選んだ3つの理由「僕、サラリーマンスキルが低すぎたんですよね」大前提として、僕にはサラリーマンスキルが足りなさすぎたんですよね。サラリーマンスキルって何?って話だと思うんですけど、例えば議事録作成とか資料作成とかの事務的なところですね。こういう仕事って誰しも経験しないといけないことだとはわかってるんですけど、サラリーマンってこういうことばかりしているイメージで、受けつけなかったんですよね。課題意識はあるものの、改善するつもりもないですし。笑もし自分にサラリーマンスキルが備わっていてそのまま就活を続けていれば、驕りかもしれませんけど、普通に大企業でもどこでも内定を取れたと思ってます。笑「我がままであり続けたい。やりたいと思ったことはすぐに実行したいんです」これはもう性格的な問題なので文句あるなら親に言ってくれって感じなんですけど笑、とにかく我がままに生きたいと思っていて。サラリーマンって縛られているような感じがして、その中には入れないって思ったんですよね。起業して社長になると、自分が全ての最終決済をしようと思えばできるという点では良くも悪くも我がままでいられるんですよね。もちろんそんな簡単なものじゃないですけど、「やりたい」と思ったことを即実行に移せるという意味では、社長という職業は僕にぴったりだなって思っています。「単純に”起業”ってカッコよくないですか?」シンプルに「社長」とか「起業」ってカッコよくないですか?ナルシストという意味ではなく、結局のところ人間みんな承認欲求が強くあって認められたいって当然思ってるんですよね。肩書きだって意識しますし。じゃあ最高にカッコイイのはなんだ?って考えると、社長なんですよね。これはもう理屈で説明できないですね。どんな大手企業や最近話題の企業よりも、やっぱり「起業」が一番かっこいいと僕は思ってます。それ以上説明のしようがないですね。カッコイイものはカッコイイ。それだけです。「起業」「会社経営」はプラスにしかならない「失敗も含めて、他では得られない『経験』が起業にはあるんですよ」起業して失敗する人もたくさんいますよね。毎年無数の企業が生まれ、倒産していってるわけですが、「倒産」も「経験」になるんですよ。その時点でもうプラスだと僕は考えてます。あとは、ネタになります。「会社で100万の損失出しちゃいました」みたいなレベルじゃないんですよね。僕が関西人っていうのもあるんでしょうけど、「自分会社やってたんですけど潰れちゃったんですよね」っていうインパクトはなかなか代替できないですよ。同じ失敗なら、大きな失敗をするくらいの方がそれだけ人間的成長にも繋がるのでいいんですよ。「決断の量と質が桁違い。最悪の場合を常に想定して意思決定してますからね」”人間の成長”と”決断した量とその質”ってすごい密に関わってると思うんです。それは”指示待ち人間”を見れば明らかかなと。彼らは指示されたことしかしないから考えないし、当然判断もしないわけですから成長しないんですよ。起業家って常に決断し続ける生き物なんですよ。案件や問題の規模が大きくなってくるとそれだけ決断の質も求められ、判断を誤ると会社が潰れてしまうかもしれないんですよね。意思決定の回数が桁違いなんです。この点はきっとサラリーマンでは培えない能力だと思っています。ベンチャー企業で「若くから裁量を持たせる」といった企業も多いと思いますが、自部署で完結するレベルの意思決定で、会社の命運に関わるほどのことまではなかなかないですよね。オーナーシップの感覚が全く違う。この感覚は起業家にしか絶対味わえない仕事だと思っています。No.2にも出来ないことなんじゃないかな。もし、今「起業」以外の選択をするならば「質問への回答は”ベンチャー”。次点で”外資”かな」どれかを選ぶと言えばベンチャーか外資ですね。ただこれは手段であって、本質的には「自分が興味があることを仕事にできるかどうか」が大事だと思っています。なので、それが大手かもしれないしベンチャーなのかもしれないので正直なんとも言えないところはあります。その上でなぜ外資かベンチャーなのかと言うと、大手だと一つのプロジェクトに参画するとなっても、あくまで一部分にしか携われないことが多いと思うんです。一方、ベンチャーとかだと自分で全部やらないといけないケースが多いと思います。なんなら0から創りだすことも多々ありますよね。僕は”自分で生きていく力”を身に着けたいと思っているので、どこかの会社に所属しないといけないとなれば、上流から下流まで関わることができ自己成長スピードが早そうなベンチャーを選びますかね。もしベンチャーに転職するとなると、おそらくめちゃくちゃ交渉するでしょうね。「これは絶対したくない。でもこの分野なら絶対価値発揮できます!」って感じで。「僕ね、どこまでいっても我がままに生きたいんですよ」「企業選択」というものを就活生振りに考えてみましたけど、やっぱり僕の中で最も大切にしたい価値観って「我がままに生きること」だなって思ったんですよね。圧倒的に我がままに生きて幸せになりたい。子供のようなことを言ってると思われるかもしれませんけど、要するに「自己実現したい」っていうことなんですよね。「自己実現」に妥協したくないっていう想いが人一倍強いだけなんだろうなって思ってます。だから自分の会社でも、「バリュープレゼン」という自分には何がどのくらいできるのかをそれぞれに提案させる場を全社員に設けて、自身の給与を決めてるんですよね。社員自身にも我がままであってもらいたいし、自分で決めたことをきっちりとやり遂げられる社員になってほしいと思ってるんですよね。もし、私が今22歳の就活生だったら。「間違いなく、海外就職か海外起業。日本では働かないですね。」これは迷わず答えられます。海外で就職か企業をしますね。日本では働かないです。理由は、もちろんこれからますますグローバル化が加速していくっていうのもあるんですけど、一番は若いうちに「失敗経験」を積んでおきたいからですね。どういうことかというと、僕はファーストキャリアで人生は決まらないと思っていて、となると22歳で海外就職や起業してダメだったとしても全然いいと思うんですよ。むしろそういう経験をできてる人こそ、その先のキャリアが優位になると思うんですよ。シンプルに「海外で起業してました」って言う学生いたらすごくないですか?”なんだこいつ!?”ってなりますよね。どんなことをしてきたかはどうあれ、異国の地で商売をしたっていう経験と挑戦した行動そのものはアドバンテージになるはずなんですよ。あとは上でも述べましたが、よりグローバルになっていく中で海外の人とビジネスができるかどうかっていうのは大きいですよね。どこの企業でも語学力のある人材はそれだけで一定の評価をするでしょうし。正直、今でも行きたいと思ってるくらいです。中馬一登の思う、「起業」に向いている人とは「ビジネスセンスより大事かもしれない7つ素養を教えます」まず先に、僕が考える「起業家に必要な7つの素養」はこちらです。【1】「『あーこれ失敗するな』よりも『これできたらおもろい!』」ホリエモンも言ってましたが日本人は小利口な人が多いですよね。頭がいい人はすぐにリスクを計算できてしまうから、「それには○○なリスクがありませんか?」ってなってしまうんですよね。で、そういった圧力やロジックに負けてしまって結局何もできなくなってしまう人が多いと思うんですけど、そこを「いや大丈夫でしょ!」という感じで突き進んでしまえる人は起業が合ってると思います。そういう人たちって言わないだけで「できないリスク」よりも「どうすればできるかなというワクワク」が勝ってるんですよね。なので、言い方は少し悪いかもしれませんが、ちょっとくらいアホな人には是非起業を検討してもらいたいですね。【2】「何が当たるかわからないじゃないですか?だから”とりあえずやってみる”が大事なんですよ」会社を経営していくにあたって当然売上や利益って大事になってくるんですけど、どこで何がヒットするかって正直読めないことがあるんですよね。「おお、それが当たったか!」みたいなことは他社のお話を聞いていてもよくあることです。となると、何事もまずはやってみないことには良し悪しの判断はできないんですよ。”やってみて、ダメだったらどうするか”という考え方は非常に重要で、チャレンジすることに億劫になってしまっているとダメだと思うんですよね。挑戦あるのみですよ。【3】「切り替えてるんじゃないですよ、”忘れてる”んですよ」これは一種の才能なのかなと思ってるんですが、何か失敗をしたとしても”忘れてる”んですよね。切り替えてるんじゃなくて、忘れてるんですよ。なので良い意味で引き摺らないというか、次に進んでるんですよね。切り替えるって言い換えるなら「マイナスを断ち切る」っていう状態だと思っていて、それに対してもある程度パワーをかけないといけないと思うんですよね。これが僕の場合ない。ハッピー野郎と言われてしまえばそれまでなんですが、この”忘れている”ということに幾度となく救われましたし、経営者をやる上で結構大事なことなんじゃないかなって思ってます。【4】「”人間がすき”っていうのは言うまでもないかな」起業をするとなると、人を雇用しなければならないわけなので、人間が苦手っていう人にはなかなか厳しいですよね。おそらくそういう人たちは個人事業主として仕事をするでしょうし、これはもう言うまでもなくという感じですね。【5】「どうやったらこの人喜ばせられるかな?っていう思考って顧客満足を高めるためのキホン中のキホンなんですよ」僕、昔から人を喜ばせるのがすきでサプライズばっかりやってたんですけど、これって実は顧客満足を高めるための超基本的なことだと思ってるんです。「どうすればあの人に喜んでもらえるかな?」っていう発想を持っていると自然とユーザーインサイトを把握する力が身に着きますし、サービスを提供する人にとってなくてはならない能力が備わるんですよね。だから、サプライズをするのが好きだっていう人はきっと従業員もお客様も大切にできる人だと思うんですよね。【6】「どうせ楽しませるなら大人数でやるほうが楽しいですよね?となると、巻き込む力が必要になってくるんですよ」サプライズって一人でやるよりみんなでやる方が盛り上がるじゃないですか?その方が楽しいし、より思い出にも残るし。となると、周りの友人などを巻き込んでやらないといけないんですよ。つまり、巻き込む力がとても重要にあってくるんですよね。ビジネスも同じで、一人で完結する仕事なんてなかなかないですし、チームをつくって協力して取り組んだ方が成果が大きくなる仕事ことってたくさんあると思うんです。そもそもチームじゃないとできない仕事もありますしね。僕は、これからの働き方はプロジェクトベースに移行しつつあるとも思っているので、その中で人を巻き込んでプロジェクトを推進させていかないといけなくなるという意味では、起業家に限らず大事な素養になってくるかもしれませんね。【7】「最後は想いですよね。どんな仕事もそうですけど、ここがない人はいい仕事できないです」これは経営者に限らずですが、やっぱりやろうとしていることに情熱とか想いがないとダメだなって思います。無関心だったり、仕事だからっていうスタンスで臨んでいる人はあんまりいい仕事できてないと思いますし、一緒に仕事したいなって思えないですよね。最後に理由はシンプルで、「お金を稼ぐ難しさをしっかり経験すること」と「オーナーシップを養うには自分がトップに立つ以外ないと考えているから」ですね。僕はサラリーマンをしたことがないので無責任なことを言えないところもありますが、自分で仕事を見つけてきてお金を稼ぐって本当に難しいことなんですよ。毎月ちゃんと口座に給与が振り込まれていることって本当に有難いことだと思うんですよね。このありがたみって”自分でやらないと絶対わからない”ところだと思います。これからの企業や社会はどんどん変化していくと思いますし、終身雇用なんて言葉も死語になりつつある中で「自分で稼ぐ難しさを知る」経験はすごい貴重なものになると思っています。ただ、”法人化させる”のはまた別の話で、なぜなら法人化すると雇用が生まれるし取引する企業の数も当然増えるわけなので、社員と取引先の命を守るくらいの構えが必要になるからですね。それができそうにないと思う人は法人化は辞めたほうがいいと思っています。迷惑かけちゃいますからね。でも、やっぱり”個人事業主”として働いてみる経験はこの先の社会の変化を予測しても是非とも挑戦してみてほしいことだと思いますね。学生という時間が比較的ある今だからこそ、一度やってみてほしいなと思っていますね。 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外資系投資銀行の面接過去問リスト 外資系投資銀行の面接過去問リスト こんにちは。16卒の慶應生です。17卒の選考も外資系はすでに盛んに行われており、外資系投資銀行に関してもウィンターインターンそして本選考が佳境に入ってきています。今回は筆者自身が外資系投資銀行を受けた中で実際にされた質問も交えながら、外資系投資銀行の面接でされる質問をあげ、分析していきたいと思います。外資系投資銀行は基本的には部門別採用方式をとっており、面接も志望している部門の社員と行います。様々な質問がされますが、いくつかのタイプに分類することができます。面接でされる質問のタイプ・志望動機・自己PR・金融関連・クイズ・変化球1.志望動機・なぜ金融・なぜ外資系投資銀行・なぜ弊社・なぜこの部門・併願している部門と比較した時の志望度を教えて実は志望動機は非常に重要で、かなり深く掘り下げてきます。某企業の投資銀行部門は圧迫面接で有名なので、緊張感のある中でロジカルに答える必要があるでしょう。そもそもとして、どのようなキャリアを歩みたいのか、その上でどのような業界を志望しているのかという点から出発して、なぜ日系の金融機関ではなくて外資系投資銀行なのか、外資系投資銀行の中でも志望している部門なのかを整理することができるとよいでしょう。また志望している部門と他に併願している部門とを比較した時の志望度を答える質問は難易度が高いので、十二分に用意していきましょう。2.自己PR・3分で自己PRして・あなたが日本中の誰にも負けていないところを教えて・英語で自己PRして・座右の銘は?・自分を色に例えると?・あなたの人生で最も面白かったことは?・あなたが尊敬する人とその理由は?・自分の人生で一番の挫折は?・あなたの40年後までのキャリアプランに関して教えて基本的にはオーソドックスな自己PRです。自己分析をした上で自分が打ち出したいものを相手に伝えることが求められます。グループ面接で一緒の学生は非常に高いスペックを持っていることが予想されますが、ここで堂々としていることが重要です。自分のやってきたことに自信を持って飾らずに話しましょう。大きなことを言うよりも一貫性があり、論理的な方が大事です。3.金融関連・今日の日経平均株価と対ドルの円相場教えて・ここ1年で気になったM&Aのニュースとその理由を教えて・アベノミクスの三本の矢に賛成か?なぜ?・一つ気になっている株の銘柄を教えて。また今後どう値動きすると思う?普段の生活における情報感度の高さ、そして問題意識を持てる学生かどうかを見ています。気になったニュースに関しては必ず用意しておきましょう。できれば日経新聞の一面に掲載されるような大きなニュースではなく、あまり他の学生が触れないようなニュースを知っておくと差別化が図れるでしょう。Newspicks、スマートニュース、Gunosyを利用して情報収集をするのも良いと思います。Newspicksに関しては有識者のコメントがついているので、問題意識を持つのに良いきっかけとなると思います。下記のコラムでは総合商社の内定者が実際にNewspicksを活用して就活を行っていたことを紹介しているのでぜひご参照下さい。参考:実際に面接でも助かった!総合商社内定者が語るNewsPicks活用法4.クイズ・3桁の四則演算・サイコロの確率のクイズ・早い者勝ちのクイズ・突然のグループディスカッション数字への強さを見ています。投資銀行ではどの部門においても多くの数字を扱います。そのために数字を用いた正確な計算、数字のセンスがあるかを見ています。これに関してはあまり対策は打てないと思います。実際に筆者も早い者勝ちのクイズを出された際には戸惑い、答えを出すのに普段以上の時間がかかりました。外資系投資銀行のグループ面接ではほとんどの学生が高学歴で少なくとも私は東大、京大、一橋、東工大、慶應、早稲田以外の学生に会ったことはありませんでした。なのでクイズに対しての反応も早く非常にレベルの高いものとなります。普段から頭の柔軟性が必要とされるようなクイズに慣れておくことが良いでしょう。5.変化球・あなたのこれまでの人生に点数をつけて、その理由を教えて・あなたに値段をつけるならいくら?なんで?・リーダーシップに関して語って・ここにいる全員を笑わせて・君に内定を出したくなるような話をなにかして・無人島に一つだけ持っていけるとしたら何を持っていく?外資系投資銀行の面接における特徴が変化球の質問でしょう。現場の社員が多忙なスケジュールの合間を縫ってくるので、思いつきで上記のような質問をしてくることは多々あります。対策が打ちにくい質問が多いと思います。もしその場で答えることが難しいならば正直に少し考えさせて欲しいとの旨を伝えましょう。最後に外資系投資銀行は志望する学生のレベルが非常に高く、グループ面接などで一緒になった学生から学べる事もたくさんあります。ただ体育会や帰国子女でないと内定がもらえないということはなく、面接に関してもある程度の準備はできるのでぜひ、外資系投資銀行を志望していないとしてもチャレンジして欲しいと思います。本記事では外資系投資銀行の面接過去問リストを紹介してきました。こちらの動画では面接の全体像について解説しています。ぜひご覧ください。 20,576 views
【25卒向け】就活は何から始めればいい?25卒就活生が夏休みにやっておくべきこと7選 【25卒向け】就活は何から始めればいい?25卒就活生が夏休みにやっておくべきこと7選 今回は25卒就活生の方に向けて、"これからの夏休みにやっておくべきこと"を優先度順にまとめました。下記の内容を参考にすることでこれから始まる夏休みを有意義に過ごし、"納得のいく就活"に近づいていただけたらと思います。目次1.サマーインターンへの参加2.自己分析3.就活(企業選び)の軸の設計4.業界研究5.OB訪問6.自己PRやガクチカ(学生時代頑張ったこと)のフォーマット作成7.テスト対策最後に1.サマーインターンへの参加まず何よりも優先してやっておくべきことと言えば、"サマーインターンへのエントリー・参加"です。以下に、「unistyleのサイト上の締切・選考情報一覧」のリンクを記載しておきますので、まずはこちらを確認していただき、自身の興味のある業界・企業のインターンにエントリーしてみてください。関連記事【unistyle】締切・選考情報一覧そして、「サマーインターンへのエントリー・参加」が優先というのには、大きく分けて2つの理由があります。それが、以下の2点です。サマーインターンへの参加が、本選考の直結・優遇に繋がる業界・企業研究に役立つサマーインターンへの参加が、本選考の直結・優遇に繋がる多くの方が既に周知の事実かもしれませんが、ほとんどの企業では"サマーインターンへの参加が本選考に何かしらの影響"があります。内定に直結するのは"外資系企業・ベンチャー企業"が多いですが、"日系大手企業"でもそのような事例はあるため、志望する企業の規模に関係なく、サマーインターン情報のチェックが欠かせません。またサマーインターン参加が内定に直結しない企業においても、インターン非参加者よりも有利に選考を進められることが多々あります。実際に「このインターンは選考には一切関係はありません」というような記述があったとしても、企業側がわざわざ「膨大な予算をかけてインターンを開催している」という事実を考えれば、一概に"選考に関係ない"と言い切ることはできません。業界・企業研究に役立つインターンに参加することで、「ネット上・就活サイト上」では知りえない情報を知ることができ、"業界・企業研究"の質を高めることができます。3年生の1,2月頃を目処に開催される「ウインターインターン」に比べ、サマーインターンは比較的"実務的・体験型のプログラム"が多いため、そういった意味でも「サマーインターンへの参加」は大きなメリットとなるでしょう。2.自己分析先ほど、「サマーインターンへのエントリー・参加」が最優先事項とお伝えしましたが、「選考に落ちてしまった、興味のある業界・企業が特に無い」という25卒就活生もいると思います。そこで、そういった就活生にまず取り組んでいただきたいことは"自己分析"です。しかし、「結局自己分析って何から始めればいいの?どこまでやれば正解なの?」など、疑問に思っている就活生も多いのではないでしょうか。自己分析が全くわからないという就活生には就職エージェントneoの利用もオススメです。プロのアドバイザーから、就職活動において自分が躓いているポイントはどこなのか客観的にアドバイスがもらえるため、夏休み期間で他の就活生に差をつけられるチャンスになります。少しでも興味があるという方は、下記の画像をクリックしてサービスを利用してみてください。自己分析の目的そのため、まずはそもそもの"自己分析の目的"から紹介していきます。自己分析の目的は、大きく分けて以下の2つに分類できます。企業選びの軸を明確にすること自分の価値観、性格、強み、弱みを知ることで、自分のことを他人に分かりやすく伝えられるようにすることつまり、「自分にはどんな企業が合うのか・どんな仕事内容が合うのか・どんな社風の会社が良いのか」という"企業選びの軸"を明確にし、過去の出来事などから「自分の性格・アピールポイント」を理解し、それをエントリーシート(ES)や面接を通して"面接官に分かりやすく伝えられるようにする"ということです。自己分析のやり方自己分析の目的を紹介したところで、続いては「自己分析のやり方」を説明していきます。本記事では、自己分析のやり方の一つとして"自己分析を完結させる7ステップ"を紹介したいと思います。以下、その7つのステップになります。自己分析を完結させる7ステップ(1)自分を客観的に判断できるデータを準備する▼(2)過去の自分自身の出来事を把握する▼(3)過去の経験に感情を付け足す▼(4)過去の出来事を深掘りする▼(5)過去の出来事に対して「どんな行動をとったか」を考える▼(6)過去の出来事を振り返り「共通点」を探す▼(7)職種など企業選びの軸を考えるステップごとの詳細に関しては長文になるため、本記事では割愛させていただきます。詳細な内容を確認したい方は以下からご覧ください。関連記事自己分析を行う際の注意点上記で「自己分析のやり方」を紹介しましたが、自己分析を行う際にはいくつかの注意点があります。注意点はいくつかあるのですが、今回はその中から3つ紹介します。(1)「自分」だけでなく「企業」視点を持つこと(2)「想い」だけでなく「経験」を考慮すること(3)「インプット」だけでなく「アウトプット」も行うこと(1)に関しては、「自分の内面のみ」で自己分析を完結させるのではなく、「企業側の視点」も同時に持ちながら考えていく必要があるということを指しています。「自己」のためだけの分析にするのではなく、"企業の求める人材にマッチするかどうか"にも意識を向けることを忘れないでください。(2)に関しては、経験を洗い出さない内に、「海外で働いてみたい・新規事業に携わってみたい」といった想いだけが先行しないように気をつける、といったことを指しています。想いだけでなく、過去の経験にしっかりと向き合った自己分析を心がけてください。(3)に関しては、自己分析は一人で考え抜けばやり切れる面も多いのですが、実際に内定を得るには「選考に慣れるといったアウトプット」能力を高めることも必要になることを指しています。あくまでも"アウトプットするための自己分析"であるため、自己分析が出来たらその内容を実際に面接で話し、しっかりと伝えられるか挑戦してみましょう。「自己分析」に関してより詳細な対策を知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。自己分析完全攻略記事一覧1.自己分析とは2.自己分析のやり方を7ステップで解説∟過去を振り返るための106の質問項目3.自己分析シートの使い方(他己分析・SWOT分析等も解説)4.自己分析本の選び方5.自己分析に活用できるテスト∟自己分析にオススメのツール8選以下の動画では、就活における自己分析について7つのステップで完結するやり方を紹介しています。さらにunistyle編集部では皆さんの効率的な自己分析をサポートするため、特製の"「自己分析シート」"を無料でプレゼントしています。以下の画像をクリックし、ぜひ活用してみてください。※"会員限定"へのプレゼントになるため、会員登録がまだの方はぜひ先に"会員登録"をお願いします。3.就活(企業選び)の軸の設計自己分析と並行してやっておくべきことが"就活(企業選び)の軸の設計"です。そこでまずは、「就活(企業選び)の軸には一体どのようなものがあるのか?」という内容から説明していきます。就活(企業選び)の軸の種類就活(企業選び)の軸の種類に関しては、主に以下の8つの項目があります。この8つの軸の中で、自分自身が最も大切にしている順に"「優先順位」"をつけ、その優先順位と照らし合わせて「軸の設計・業界・企業選択を」行うのも一つの手段です。この考え方を用いることによって「自分自身の就活の軸」を改めて整理することができますし、複数の観点で細かく「企業比較」を行うことができます。関連記事就活(企業選び)の軸を設計するメリット「就活(企業選び)の軸を早めに設計することが重要」とお伝えしましたが、その理由として、以下の3つのメリットがあるためです。受ける業界・企業が絞り込める志望動機が書きやすい入社後のミスマッチが起きる可能性を減らせる関連記事詳細な説明に関しては上記の参考記事を見ていただければと思いますが、上記の3つのメリットは全て"就活を行うにあたり必要不可欠なポイント"になります。早い段階で「就活(企業選び)の軸」を固めておき、その軸をぶらさずに今後の就活を進めていくことが重要となります。関連記事4.業界研究「自己分析・就活(企業選び)の軸の設計」の次のステップとして行うべきなのが、"業界研究"です。もちろん、「自己分析・自身で選択した就活(企業選び)の軸」を元に行うのが大前提ではありますが、業界研究を行う際にはある程度決まった「進め方」があります。業界研究の進め方以下、業界研究の主な進め方になります。進め方(1)「正しい自己分析・選択した就活(企業選び)の軸」から自身の素質を導く▼(2)業界のビジネスモデルの理解▼(3)「職種ごとの働き方+求められる素養」を考える▼(4)業界ごとの繋がりから業界比較をするまずは、上記で紹介した「自己分析・就活(企業選び)の軸」を元に"自身の素質を導く"必要があります。何もせずにいきなり「興味のある業界を探そう」とすると、"業界の幅が狭まる・一貫性のない業界選択になりがちになる"といった不具合が生じますので、まずは"自己分析で洗い出された過去の経験と将来の仕事を結びつける"ことを優先して行いましょう。続いて行うのが"業界のビジネスモデルの理解"になります。(1)のステップを行ったことで、ある程度は「興味のある業界」を洗い出すことができたと思いますので、実際にその業界の「ビジネスモデル」を詳しく調べていきます。例えば、"(1)どんな商品・サービスを(what)、(2)誰に対して(who)、(3)どのように(how)売り、利益を得ているか"という観点でビジネスモデルを調べていくと、おおよそのビジネスモデルを理解することができます。そして続いては"職種ごとの働き方+求められる素養"を考えていきます。上記の(1)・(2)のステップを行ったことで、ある程度は「興味のある職種」を洗い出すことができたと思いますので、"その職種において求められる素養"というものを探していきましょう。例えばメーカーであれば、「営業・生産管理・マーケティング・研究開発・コーポレート」といった部門がありますので、「自身の興味のある職種とその職種において求められる素養」というものを照らし合わせてみてください。unistyleでは、そういった「企業が求める素養」というものを、大きく5つに分類していますので、下記の記事を参考にしてみてください。関連記事そして、最後に行うのが"業界比較"になります。業界研究といっても「同業界内」のみで比較をするだけでは不十分であるため、必ず"異なる業界間での比較"というものを行いましょう。例えば、「食品業界と人材業界の営業職では何が異なるのか・メーカーと広告代理店のマーケティングでは何が異なるのか」などの観点でも比較を行いましょう。業界研究を行う際の注意点上記で「業界研究の進め方」を紹介しましたが、その際にはいくつかの注意点があります。今回はその中から3つを抜粋して紹介します。(1)業界研究の本来の目的を見失わない(2)業界研究自体に時間をかけすぎない(3)業界研究をしたらそのアウトプットも忘れない(1)に関しては、業界研究は「企業の情報を知ること」が目的なのではなく、そこから"求められる素養・自身のスペックとの合致"を考えることに真の目的があるということを指しています。しかし、それを見失ってしまうと「業界を知るための業界研究」、すなわち"業界研究のための業界研究"に陥ってしまうため、注意が必要です。(2)に関しては、「業界研究自体を目的としない」ということを指しています。先ほども説明しましたが、何を・誰に・どうやってという観点に基づくビジネスモデルと、そこから導くことのできる働き方についてイメージが出来たらそれで十分だと考えます。(3)に関しては、業界研究自体は就活における典型的なインプットの取り組みであり、最終的な目的は「アウトプットすること」にあるということを指しています。必ずアウトプットもセットで行い、それを"実際に評価されるものにする、もしくは評価される内容かどうかを確かめる"ことを忘れないようにしましょう。「業界・企業研究」に関してより詳細な対策を知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。業界研究完全攻略記事一覧1.業界研究の目的・やり方2.業界研究ノートの作り方3.業界研究にオススメのサイト4.業界研究にオススメの本5.40業界を徹底解説!unistyle業界研究記事まとめ企業研究完全攻略記事一覧◆企業研究完全版・企業研究の目的とは・企業研究はいつから始めるべき?・企業研究のやり方・企業研究シート・ノート※テンプレート付き・企業研究に役立つサイトや本・企業研究に役立つIR情報の見方・企業研究を志望動機作成に活かす方法・業界別企業研究記事まとめ1(コンサル・商社・金融等)・業界別企業研究記事まとめ2(メーカー・サービス・広告・出版等)・業界別企業研究記事まとめ3(情報・IT・自動車・人材・旅行等)また、unistyleでは業界研究・企業研究に関するYouTube動画も公開していますので、こちらもあわせてご覧ください。5.OB訪問業界研究と並行して取り組むべきなのが、"OB訪問"です。「3年生(M1生)の夏休みからOB訪問するの?早すぎじゃない?」と感じる方もいるかと思いますが、結論"OB訪問は早くやるに越したことはない"と言えます。OB訪問の目的OB訪問を行う目的としては、以下の3点を挙げることができます。(1)自己分析の精度を高める(2)業界研究の精度を高める(3)高い評価を得て内定に近づく(1)・(2)に関しては、個人で行った「自己分析・業界研究」の足りない部分を、"OB訪問を通じて補完する"といった意味合いがあります。自分自身以外の"客観的視点"を取り入れ、個人で行った「自己分析・業界研究」の"確認をする"ことで、より効果的なOB訪問にすることができるでしょう。(3)に関しては、一部の企業で「OB訪問を行った回数・OB訪問での印象・パフォーマンス」等を評価し、その後の選考においてその評価内容を活用しているためです。OB訪問で高い評価を獲得することで、「特別選考ルートに乗る・一部の選考ステップが免除になる」など、内定獲得へと近づくことができる場合もあるので、そういった意味でもOB訪問を早い時期から行う意味はあるでしょう。OB訪問での注意点・マナーOB訪問を行うにあたり、最低限守っておくべき"注意点・マナー"があります。今回は、その中から「特に基本的なもの」を抜粋して紹介します。メールか電話であれば、基本的にはメールが良い。服装は普段の選考と同様、リクルートスーツと就活用カバンが無難。持ち物はメモを取ることができるもの、そして事前に質問も準備しておく。一方的な質問ではなく、コミュニケーション(会話)を意識する。より詳細な内容、例えば「注意点・マナー、アポの取り方や質問の例題」などを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。関連記事6.自己PRやガクチカ(学生時代頑張ったこと)のフォーマット作成続いては、いよいよ「テクニック寄りの内容」になります。ほとんどの企業の「インターン選考・本選考」で課されるのが"エントリーシート(ES)"になります。そしてその中でも特に頻出の設問が"自己PR・学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)"の2つです。そのため、この夏休みの時期にそれぞれのフォーマットを作成しておくことで、今後実際にエントリーシート(ES)を書く際に、効率よく作業を行うことができます。実際にフォーマットを作成する際には、"200文字・400文字・600文字"の3つのフォーマットでそれぞれ作成しておくと良いでしょう。その理由としては、多くの企業のエントリーシート(ES)の設問は"200~600文字程度の文字数制限"で構成されているためです。それでは実際に「自己PR・学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」それぞれの書き方を紹介します。自己PR就活生が企業にPRすべきことは、「自身が企業にとって"採用しなかったら損をする人材である"ということ」です。そのため、正しい自己PRをするためにはその企業のビジネスモデルを理解した上で、「その企業がどのような"強み"を求めているか」を明らかにする必要があります。その上で、自己PRの構成については以下のフレームワークを参考にしてみると論理的な文章になります。「文字数がオーバーしてしまったが、どの内容を削れば良いか分からない」という方は、以下の3点を意識してみてください。(1)「ですます調→言い切り調」に変更する→例)~です→~だ(2)抽象的な表現を削除する→例)様々な,少し,いくつかの(3)自明である内容を削除する→例)「長所」を問われている設問において「私の長所は~」で文章を始める「自己PR」に関してより詳細な対策を知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。自己PR完全攻略記事一覧1.自己PRの基本知識(意味・強みの種類・自己紹介やガクチカとの違い)2.自己PRが見つからない人の対処法3.自己PRの書き方・書く際のポイントを解説4.自己PRの書き方を文字数別に解説5.自己PRの書き出しを解説6.自己PRの締めを解説7.自己PRのES例文集(強み別)8.自己PRのES例文集(業界別)9.面接での自己PRの伝え方10.面接での自己PRにまつわる頻出質問集こちらの動画では自己PRを書く際のポイントや注意点など、自己PRの書き方について網羅的に解説しています。ガクチカ(学生時代頑張ったこと)企業がガクチカを質問する意図としては、"経験自体の内容・レベル・スペックの把握"と"自社に合う・マッチする人材か知るため"という2つが挙げられます。また、その上で評価基準として以下の3つが主に用いられます。過去にどのようなことを経験してきたかが分かりやすく説明できているか書いてある内容から思考力・考えの深さ・人柄を示すことができているか企業で活かせる学びを得ているかつまり、上記の2つの意図に沿い、その上で3つの評価基準を満たすことが「高く評価されるガクチカ」となります。一般的にガクチカは、以下のフレームワークに沿って書くと論理的な文章になると言われています。「ガクチカ」に関してより詳細な対策を知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。ガクチカ完全攻略記事一覧1.そもそもガクチカって何?2.ガクチカがない人の対処法3.ガクチカの書き方を徹底解説4.ガクチカの例文を紹介(1)ガクチカでゼミ活動をアピールするには(2)ガクチカでサークル活動をアピールするには(3)ガクチカで留学経験をアピールするには(4)ガクチカで長期インターンシップをアピールするには(5)ガクチカでボランティアをアピールするには(6)ガクチカで研究(研究室)をアピールするには【理系学生向け】(7)ガクチカで体育会系部活動をアピールするには(8)ガクチカで資格・TOEICをアピールするには(9)ガクチカで趣味をアピールするには(10)ガクチカでアルバイトをアピールするには5.面接でのガクチカ対策と頻出質問10選以下の動画ではガクチカについて、6つのステップで完結する書き方を紹介しています。ここまで読み、「ガクチカとしてアピールできそうなことが1つも無い!」と感じた方もいるのではないでしょうか。そんな方には夏休みというまとまった時間を活かし、サマーインターン対策と並行しながら、"今から「ガクチカになりそうな新しいこと」を始める"という手段もあります。忙しさは増すかもしれませんが、夏休みから始めても遅いということはありません。迷ったら何かアクションを起こしてみましょう。関連記事7.テスト対策これで最後になりますが、"テスト対策"も夏休みにやっておくべきことの一つです。テスト対策のゴールとしては、"自身が志望する企業の合格基準点に達する"ことです。どんなにESや面接対策に力を入れても、テストで落ちてしまっては元も子もありません。テスト対策に関しては一朝一夕で身につくものではありません。またテストの形式によっては難易度が高く、対策に時間を要する場合もあるでしょう。そのため比較的時間に余裕のある夏休みを利用して対策することは効率的であると言えます。しかし、選考で用いられるテストは"形式・合格基準点"ともに企業ごとに異なります。そのためやみくもにテスト対策を行うのではなく、「自身が志望する企業」のテスト情報を事前に調べ、それに合った対策を行うのも一つの手段と言えます。各テストの対策に関しては、テスト形式ごとに以下の記事にまとめていますので、こちらから自身の対策すべきテストの記事をご覧ください。Webテスト完全攻略記事一覧1.Webテストとは2.Webテストの種類3.Webテストの対策4.Webテストの答えの入手方法5.Webテストを実際に受験できるサイトまた、こちらの動画ではWebテストの目的から種類、対策方法までを網羅的に解説しています。最後に本記事では、「25卒就活生が夏休みにやっておくべきこと」をまとめました。「自身の就活進捗状況」に合わせ、本記事を参考にした上で就活準備を進めていただけたらと思います。昨今の就活状況は"早期化"がかなり進んでおり、「この夏休みの過ごし方が、今後の就活を左右する!」といっても過言ではありません。「旅行・遊び・アルバイト」などに勤しむのももちろん大切なことですが、自身の将来から逆算し、"有意義な夏休み"を過ごしていただけたらと思います。関連記事 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【第3章:某日系大手人事が語る】「君は、定時で帰って何するの?」 【第3章:某日系大手人事が語る】「君は、定時で帰って何するの?」 ※本記事は、全3回のシリーズの3本目になります。もしまだ第1章から見ていない方がいれば、からご購読ください。全3回に渡ってお届けしている「某日系大手人事が語る」シリーズ。最終回となる第3章も、某日系大手企業で人事の経験がある谷元さん(仮名)へのヒアリングから、ネット上では知り得ない採用活動の裏側について深堀っていきます。最終回のテーマは、「働き方改革」。本記事執筆時点(2020年5月時点)では新型コロナウイルスの感染拡大が国内最大のトピックになっており、テレワークを始めとした世の中の働き方の変化の動きが予想より早まったことが指摘されています。激動の世の中で人事は何を思い、それに対し就活生は具体的にどう行動していけばいいのでしょうか。【その他の「某日系大手人事が語る」シリーズ】「わたし、定時で帰ります」に見る就職活動のトレンド2019年、TBSドラマの「わたし、定時で帰ります」が一定の話題を生みました。細かい作品紹介等はここでは割愛しますが、何があっても定時で帰ろうとする主人公結衣と、それを妨げるプロジェクトチームメンバーの構図で物語は進んでいきます。これまでの仕事系ドラマはどちらかというと、仕事の目的達成のために必死で取り組む姿を描くことが多かった印象があります。それとは対照的な「定時で帰る」ということをコンセプトとして掲げた点は特徴と言えます。(同作品にも主人公が遅くまで仕事に精力的に取組むシーン自体は一応存在します。)一方で、「定時で帰るのはいいことだ」という志向は同作品がドラマ化される以前から台頭してきていました。近年、有名企業の若手社員の過労死問題・政府の働き方改革の推進・業務効率化のノウハウの普及などにより、社員を酷使するブラック企業への反発やワークライフバランスへの関心が高まってきているように感じます。参考:実際に働く人の仕事観だけなく、このように就活生の間でも定時帰れるor残業時間が少ないといった面を裏軸に企業選びをしている人が以前よりも増えてきています。これまでトレンドの牽引役であったテレビというメディアが、今回のように世の中の仕事観を後追いするような形で合わせに来たことには、個人的には時代を感じました。今の就活生は、「やりがい」では動かない就活生の間で関心が高まる労働時間の長さ。谷元さんも冒頭で書いたような流れは人事として明確に感じていたようでした。「最近はやりがいとか語っても学生さんにあんまり響かないんだよね。『やりがいはいいから休みをくれ』みたいな。座談会とかでテンプレート的に『やりがいは何ですか?』って聞くのをやる気見せのためにやる人もいるみたいで。」採用活動は企業の広報活動の性質も兼ねるため、学生の志向によって伝えるアピールポイントを変えるということは起きるでしょう。本来であれば志望動機は「学生がモチベーション高く長く働いてくれる人材か」を見極めることが目的の一つであるため、やりがいをお互いが正しく把握することは企業側の思いだと考えられます。更に谷元さんはこう語ります。「最近は説明会とかでも労働環境について触れる尺を以前より増やすよう上から言われたりしていて、どこもアピ―ルに必死だよ。例えば説明会で福利厚生施設を紹介するところがあったとして、ぶっちゃけそこって自分含め周り誰も使ったことない知らない施設だったみたいなこともあるしね(笑)。就活って企業と学生をマッチングさせる場なはずなんだけど、何だか最近は人事が学生に気に入られるためのアピール合戦みたいに感じることもあって、これでいいのかなあと思ったときもあった。もちろん僕が人事やっていたときは売り手市場のちょうどど真ん中だったのもあるとは思うけど。」人事本人も実態がよく分からない福利厚生施設の紹介をし、学生にその充実っぷりをアピールさせられるという話でした。ドラマだけでなく、相手の志向性に寄せるというのは人事の現場でも少なからず起こっているようです。この人事の声から就活生にとって学ぶべきは、自分が何にモチベーションを感じるかを整理すべきだということです。もっと言えば、自分はどういうことであれば頑張れて、どういうことであれば頑張れないかというモチベーションの源泉について言語化できるようにしておくことです。にもあるように、自身のモチベーションの源泉はきっかけとなる経験とセットで語る必要があります。新型コロナウイルスで増えた時間。あなたはどう使っていますか?冒頭でも触れた通り、新型コロナウイルスは社会人の働き方を考える上で大きなインパクトを残しました。テレワークが浸透したことで通勤時間が削減された方だけでなく、そもそも自宅待機になったり残業時間の削減を命じられたりと、全体として仕事に関わる時間は減少傾向にあったと言えます。就活生の皆さんにも、オンライン授業・オンライン新歓・オンライン面接といった形で一定のインパクトがあったことかと思います。「#おうち時間」が増え、これまで以上に自由な時間が増えたことでしょう。そんな皆さんにお聞きします。「新型コロナウイルスによって増えた時間、あなたは何をして過ごしていましたか?」自由な時間が増えても、その時間は有意義に使えていたかunistyleユーザーの皆さんの多くは、最低一度は企業に就職し、いわゆるサラリーマンとして働くキャリアを想定していることかと思います。労働者は労働という対価に対して給料を受け取ります。最近はリモートワークやフレックス勤務というものも以前と比べて普及しましたが、まだまだ多くの企業が会社に拘束される時間が一定時間存在する形になっています。大学生活は、講義に出ようがサークルに参加しようが何をするにも基本的に自由です。それが社会人になると自宅と会社を往復するだけの日々の繰り返しとなり、自由な時間があった大学生活を懐かしむという人は多い印象です。特に皆さんの先輩である入社1年目の方はその傾向が強いかもしれません。そんな中、新型コロナウイルス感染拡大により、多くの社会人が大学生の頃には及ばずともある程度の自由な時間を確保出来るようになりました。待望していた自由な時間。それを手に入れたとき、多くの社会人はこう感じました。「あれ、私(俺)って何やってるんだ?」自由とは、孤独かつ自己責任の環境何でもやっていいと言われると、逆に何をしたらいいかわからず、結局着手が遅れて先に進まないという経験をしたことがある方もいると思います。の記事でも詳しく述べましたが、自由ではない規定や拘束があった方が人間は心地よく感じることが多数あります。例えば、就職活動で完全に服装が自由でスーツは禁止というようになったとします。一見堅苦しいスーツを着なくて楽と考えるかもしれませんが、「企業に合わせて服を選ぶ」という新たな作業が発生する可能性だけでなく、不合格の原因が服装にあるのではと考えることで不確実性が高まることにも繋がります。普段なかなかプライベートな時間が取れない状況下で、新型ウイルスという予想もしない形で目の前に現れた自由な時間。外に出る行動が制限されたとしても、せっかくなので部屋の改造・ダイエット・自己研鑽といった有意義な時間に使いたいと思った人は多いはずです。しかし実際は、SNSや動画サイトを何となく思考停止でだらだらと見るような時間だけが増え、有意義とは言えない過ごし方になってしまっている方も多いのではないでしょうか。人事が語る、定時で帰る自由の難しさ谷元さんも、今回のコロナ禍という状況は、改めて就活生・社会人共に時間というものへの向き合い方について考えるきっかけとなったと指摘しています。「僕個人としては、仕事一辺倒ではなくプライベートにも目を向けてバランスを取ろうという考え方はすごくいいと思うんだ。今は組織に所属していること自体の価値は下がってきているから、オフィスで長時間拘束されて死ぬ気で働くことこそが美徳だみたいな風潮もほぼ無いもんね。そんな就活生の皆さんに考えて欲しいのは、仮に定時で帰ったとして、本当にそこで君がやりたいことって何なのかな?ただ単に『会社という何となく苦痛な環境にいる時間を少なくしたい』だけの思いになっていないかな?たぶんみんな、帰宅したら何となくYouTubeとかTwitterをダラダラ見る時間を長くしたいわけではないと思うんだよね。だって1日中それ見て過ごしてた日って、正直消失感とか後悔みたいなのって少なからずあるでしょ。だから、『ホワイトがいい!』『定時で帰りたい!』って考えてる人は、『定時で帰って自分が納得感のある過ごし方』についてしっかりと向き合うことが自分のためだと思うよ。」仕事をしていれば面倒なことや大変なことは多く、平日と休日どちらか好きかと言われればまあ休日だよねと答える人の方が多いのが現実でしょう。働くとはどういうことかをあまりわかっていない就活生が、労働=悪のような思考からホワイト企業を目指す考え方も個人的には否定できないと思っています。仕事の時間を出来るだけ避け、プライベートを充実させるためにホワイト企業に入社する。しかしその結果、仕事はそこそこ苦痛だしプライベートでも特に明確にやりたいことなく惰性で生活してしまい、何となく人生全体として充実感がないような中途半端な生き方をしてしまう人は多く存在しています。それだったら、仕事を全力でやっている方がよっぽど有意義です。仕事をしている間は自由な時間とは言えないかもしれませんが、プライベートに比べればやるべきことが明確になっている時間と言うことも出来ます。第2章の終わりでも述べた通り、もちろん環境が変われば人も変わります。大学時代に毎回1限に遅刻していたような人でも、社会人になればそれだけでほぼ必ず定時に出社できるようになります。ですが、仮に今自由な時間を有意義に使えていないのであれば。一度立ち止まって考えていただきたいです。「あなたは、定時で帰って何をしたいですか?」最後に以上、ここまで計3回に渡って「某日系大手人事が語る」シリーズをお届けしてきました。谷元さんからもいろいろな話がありましたが、内容としては下記のようにまとめられます。第1章:「早い段階で一歩踏み出す勇気」は長期的に見てプラスに働く第2章:意思表明と他者配慮を両立し結果を出せる人気者を目指すべき第3章:定時で帰ることを望むなら、自分が何をしたいかを考えるべきコロナ禍において"#今できること"のようなトレンドがありますが、行動範囲が制限されながらも本当に自分がやるべきことを実行できる人は人握りだと思っています。「インターンに参加する」「何かで実績を作りにいく」「まずはプライベートを充実させる」、どれも結局は「行動成果」に繋がるものです。環境を言い訳にするか、ここで一歩踏み出し行動することで周囲に差をつけるか。その違いが、皆さんの就職先や人生の満足度に大きく影響するかもしれません。【「某日系大手人事が語る」シリーズ】 16,150 views

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