世界中の人々に”夢”と”感動”を届ける。バンダイで働く面白さとは。|unistyleインタビュー

15,404 views

最終更新日:2023年09月29日

世界中の人々に”夢”と”感動”を届ける。バンダイで働く面白さとは。|unistyleインタビュー
本記事はバンダイのPR記事になります。

少子高齢化に伴い、玩具業界の市場規模の縮小は避けては通れません。そんなダウントレンドな業界の中でも、時代の変化に対応し続け、様々な挑戦をしながら、右肩上がりの成長を続けているバンダイ。

それが出来る要因の一つに「人材の強さ」があります。

「突き破り創り出せ!そして世界を“あっ”と言わせよう!」を2018年度から中期ビジョンとして掲げているバンダイで働いている社員はどのような想いを持っているのか。活躍している2人の社員に取材をしました。

企画開発、営業、プロモーション。バンダイの仕事に際限は無い

____これまでの経歴を教えてください。

植田:入社から今まで、商品の企画開発を担当しています。

新卒入社時の配属はライフ事業部の日用雑貨チームです。アンパンマンや戦隊ヒーローなどのシャンプー、歯ブラシ、入浴剤などの日用品を取り扱っていました。

その後、ボーイズ事業部の戦隊チームに異動しました。主な仕事内容は、戦隊ヒーローのおもちゃの企画開発です。

キョウリュウジャー、トッキュウジャー、ニンニンジャー、ジュウオウジャーなどの番組と連動した、商品の企画開発をしていました。



現在は、同じくボーイズ事業部のウルトラマンチームで、ウルトラマンのおもちゃの企画開発をしています。仕事内容としては、戦隊チームの時と近い内容です。少し異なる点としては、最近ウルトラマンでの中国ビジネスが広がっているので、海外展開も見据えた商品企画もしています。
 

 

小川:私は入社まもなくカード事業部の営業チームに配属され、ゲームセンターや量販店などのゲームコーナーに置いてあるデジタルカードゲームの営業をしていました。筐体(注1)に100円を入れるとカードが1枚出てきて、それを使ってゲームを楽しむものです。

『ドラゴンボールヒーローズ』『アイカツ!』などを主に扱っていました。通称、データカードダスと言われるものです。



その後、プロモーションチームでイベント企画やCM制作などの業務をしていました。

現在はホビー事業部に異動して、ガンプラに象徴されるようなプラモデルのプロモーションをやっています。ここでも同じくイベント企画、CM制作、版元との調整などをしています。

(注1)筐体:ゲームセンターなどに置いてあるゲーム機

バンダイでしか味わえない、大きな裁量とやりがい

____一見華やかなイメージがある玩具業界ですが、今までの仕事で一番大変だったことは何ですか?

植田:ライフ事業部に配属された新卒1年目の時が一番大変でしたね。「世の中にまだない面白いもの・話題になるようなものを作ろう」ということを常に考えるのが仕事なんですが、弊社の社風として、「まずやってみよう」ってのがありまして。

1日最低1個はアイディアを上司に提出するんです。若手の頃は100~200個考えるなんてザラ。

「どんな商品が売れるのか」「子どもたちに面白いと感じてもらうためにはどうすればいいのか」を考えてひたすら苦悩する日々でしたね。

ボツになったアイディアの数が200を超えたあたりで閃いたのが、『ガリガリ君の入浴剤』。

アイスのガリガリ君と同じ形をしている入浴剤なんですが、お風呂に溶かしていくと、バーに一言メッセージが入っていて、「氷かき当り!!」の文字が出ると「特性ガリガリ君氷かき器」をプレゼントするという商品でした。

このアイディアを上司に提出した際に、「これは面白い!」と言ってもらい、とんとん拍子に商品化が決定。自分の企画が通っただけでも凄く嬉しかったですが、起案者の自分自身がメイン担当(責任者)になることも決まり、心の底から喜んだことを今でも覚えています。



メイン担当の仕事は商品設計、販売戦略、版元交渉など多岐に渡ります。

「まさか新卒1年目からメイン担当になれるなんて!」と浮かれていましたが、それからは苦難の連続。アイディアを考えるだけでも大変という話を先ほどしましたが、アイディアを実際にカタチにする方が何倍も難しく、大変でした。

何もわからないゼロの状態から、色んな人を巻き込みながら、世の中に商品を送り出すのはすごく厳しい道のりでした。無事に商品が完成し、いざ販売したら100万個以上の大ヒット。

新卒1年目でも、諦めずに毎日アイディアを捻り出し続ければ、世の中に大きな影響を与えることができるということを身をもって感じることができた経験でした。

小川:市況が逆風の中での営業時代が一番大変でした。当時、女の子向けのデータカードダス市場が縮小していました。少し昔だと、『ラブandベリー』など、一時代を築いたものがあったのですが、それが廃れてしまい、「男の子しかいない」時代になってました。

ただ、それが逆にチャンスだと、女の子向けの企画開発を始め、『アイカツ!』を展開することになりました。

実際に営業に行くと、営業先のお客様から、「女の子はいないよ」とどうしても筐体を置いてもらえませんでした。色んなお店に直接資料を持っていき、「お店に筐体を置いてください」と交渉するんですが、どのお店も女の子が店にいないため反応が悪く、どうしようかと悩んでいました。

そんな逆境の中で勝負をするためには、市況よりも営業担当である自分を信じてもらう必要があると考え、これまでの営業手法を抜本的に見直しました。

特に注力したのが、事前準備。

例えば、営業先のお客様がアニメや声優に詳しいとなれば、アニメや声優関連の情報を事前に徹底的に集めました。また、店頭に筐体を置いたらどのような変化があるのかをイメージが湧きやすいように、大学時代に映像サークルに所属していた経験を活かし、自ら『アイカツ!』の商談用PVを作りました。

結果、次第にお客様から信頼してもらえるようになり、徐々に設置台数を増やすことができました。

そして、迎えた『アイカツ!』発売の当日。女の子向けの市場が縮小し、「絶対に売れないでしょ」という予想に反して、筐体はまさかの長蛇の列に。

デジタルカードは、買ったその場(店頭)で遊ぶものです。なので、お店の筐体に子どもたちがズラっと並ぶんですよ。子どもたちが笑顔で楽しそうに遊んでいる光景を目の前で見たときは凄く嬉しかったです。

ルート営業として大変な部分はもちろんありましたが、、目の前で子どもの笑顔が見れて、めちゃくちゃ達成感が大きかったですね。

一回の商談で数億が動くバンダイの営業はクリエイティブさや人間力が求められる仕事なので、非常に面白いです。

自分のアイディア1つで、世の中を巻き込める面白さ

____泥臭い仕事も含めて一つひとつの仕事に魂を込めるからこそ、子ども達の笑顔が生まれるんですね。それでは、今までの仕事で一番楽しかったことは何ですか?

植田:4年目に自ら企画開発をした『おふろでじっけんくんシリーズ』ですね。

「子どもに入浴タイムを楽しんでもらう」というコンセプトから生まれた企画で、ビーカーに入浴剤を入れてかき混ぜると、ビーカーの中からモコモコと泡状の入浴剤が溢れ出す新感覚の商品でした。

当時のライフ事業部ではCMをやっていなかったのですが、この商品でCMを作ることになりました。

自分の企画を通して、今までに無かった新しいチャレンジができ、CMやイベントにつながるのは嬉しかったですし、楽しかったです。基本的に、CM制作会社との打ち合わせも自分が中心となって進めました。

完成したCMを家で見た時は、すごくやりがいを感じました。

小川:『ドラゴンボールヒーローズ』のプロモーション担当をしていた時ですね。元々ドラゴンボールには”天下一武道会”というものがあります。勝負をして、強い者が勝ち上がるという大会です。

それと同じ流れが『ドラゴンボールヒーローズ』のユーザーの間でも自然発生的にできていたんですよね。老若男女問わずあらゆるユーザーが、チームを組んでチーム対抗で勝負する感じですね。まさにリアル天下一武道会です。(笑)

これをきっかけに、プロモーション担当として、もっとユーザーが熱中するような仕掛けが作れるんじゃないかと思い、チーム対抗の全国大会を企画したところ続々と申し込みがありました。

対抗意識を燃やして、めちゃくちゃ練習しているチームがいたり、三人一組でそれぞれお揃いのTシャツを作っているチームもありましたね。

大会の流れですが、まず半年間かけて、全国11ヶ所のイオンモールで予選を行い、それを突破すると、ジャンプビクトリーカーニバルという集英社主催の大きなイベント内での準決勝に進みます。最後の決勝戦は、バンダイ本社(浅草)で開催しました。

悟空の声で有名な野沢雅子さんの応援VTRを制作したり、悟空やべジータが決勝の応援に駆けつけたり、参加者は3万人を超え、熱中している様子を目の前で見ることができて凄く楽しかったです。


(大会当日の会場の様子)


プロモーション担当になって6年目ですが、この成功体験がきっかけで、今でもイベントにかける想いは人一倍強いです。色んな人が「熱狂できる楽しさ」を提供できたことは凄くやりがいを感じました。

どんどんチャレンジして、新しいモノを生み出していきたい

____若手社員でも、大きな影響力を持った仕事ができるのは非常に魅力的ですね。色んな経験を積んできていると思いますが、改めてこれからのキャリアビジョンを教えてください。

植田:日用品から始まり、戦隊ヒーロー、ウルトラマンの玩具などこれまで色んな企画の仕事をしてきました。今後も子ども達が夢中になれるようなおもちゃの企画開発をしていきたいですね。

元々、バンダイに入社した理由も、「子どもが好き」という想いからでした。子ども達が大きくなっても、記憶に残るような、世の中にまだない斬新なおもちゃやIP(注2)を生み出していきたいです。

小川:植田さんと似ているんですが、新IPの立ち上げですね。

これまでもIPの立上げを経験しましたが、子ども達や親御さんがゼロから立ち上げたIPに熱中しているのを見た時に、確かなやりがいを感じました。

また、先ほどお話した『ドラゴンボールヒーローズ』のように、ユーザーの反応が直で見れるような企画を今後もしていきたいです。

(注2)IP:知的財産

「想い」があれば何度でもチャレンジができる機会がある

____本日はありがとうございました。最後に一つだけ質問させてください。バンダイで働く面白さとは何でしょうか?

植田:入社年次関係なく、本当にやりたいという熱い想いを持っていれば、自らがメイン担当として、色んな人を巻き込んで、様々な挑戦をできることが魅力的だと思います。

私自身これまで、企画開発、CM製作、版元との交渉など色んな挑戦をしてきました。

自らの力不足を痛感することがよくありましたが、社内外の仲間に支えられ世の中に数々のおもちゃを送り出してきました。

「絶対に成功したい!」という想いさえあれば、若手でも影響力の大きな仕事ができるのがバンダイで働く面白さだと思います。

小川:おもちゃというのはそもそも嗜好品じゃないですか。なので、ユーザーの反応があるのが面白いですよね。例えば生活必需品を買ったとしてもレビューってあまり書かないじゃないですか。書いたとしても、その機能についての感想とかですよね。

ただ、おもちゃって嗜好品なので、我々がこの商品に込めた想いまでも敏感に汲み取ってくれるんですよね。

プロモーションのやり方一つでも盛り上げることができます。

例えばガンダムとか、パーツの一部の画像をアップするだけでも、「この曲線を待ってました!」という反応があったり(笑)おもちゃなどの嗜好品には必ずコアなファンがいるんです。

ユーザーの反応がダイレクトにわかるのが、バンダイならでの面白さだと思います。
 

まとめ

皆さんは幼少期だった頃の自分を覚えていますか?誰もが昔は子どもでした。アンパンマンやドラえもんなど、子どもの時には必ず好きなキャラクターがいたり、一日中寝る間も惜しんで熱中した玩具があるはずです。

そんな風にたくさんの子ども達の笑顔を生み出している玩具メーカーであるバンダイ。

就活生にとって、玩具メーカーはいわゆるキラキラしたイメージを持たれている方も多いと思います。

しかし、本取材からわかるとおり、子ども達の笑顔を支えているのはバンダイ社員の魂を込めた仕事であり、圧倒的な思考量と行動量が求められます。その努力の先に、メディアに取り上げられ100万個売れる商品の企画開発や、営業として数億円の金額を動かすダイナミックな商談があります。

玩具メーカーを志望する方はその辺も踏まえた上で志望動機や自己PRを考えると入社後のギャップも少ないと思います。

おすすめコラム 4 件

イケてない自己PRの改善法|パターン①:マイナスからゼロにしただけ イケてない自己PRの改善法|パターン①:マイナスからゼロにしただけ 世の中には内定者の高いレベルの自己PRとは対照的な「イケてない自己PR」が氾濫しています。こちらの記事では、unistyleの中で過去に出会ったイケてない自己PRをパターン化し、実例とともにお伝えするとともに、改善方法も伝えることで、レベルの高い自己PRを書く助けとしてもらえればと思います。第一回目はイケてない自己PR①「マイナスからゼロパターン」についてご紹介します。本記事のコンテンツ・イケてない自己PRの実例:マイナスからゼロパターン・「マイナスからゼロ経験」の対処方法・イケてない自己PRからの脱出はあくまでスタートライン・最後にイケてない自己PRの実例:マイナスからゼロパターン【イケてない自己PR実例】私の強みは継続力です。2年間続けている居酒屋のアルバイトにおいては、最初の頃は初めてのアルバイトで慣れないことばかりであり、実際に注文ミスを繰り返し、店長に怒られるばかりでした。しかしここで辞めては逃げたことになると、一念発起し、家に帰ってからもメニューを暗記し、実際に他店舗の接客を体験しいい所と悪い所を分析するなど、自分なりの努力を重ねました。結果としてアルバイトの先輩たちにも認めていただき、現在はホールリーダーとして後輩の育成を任せてもらえるまでになりました。諦めずに努力を続ければ成果が出ることを学びました。こういった自己PRを書いてみた経験がある学生はかなり多いのではないでしょうか。また、実際に上記の自己PRを読んで、「まあまあ悪くないのでは?」と思う学生も多いのではないでしょうか。ここから、上記の自己PRの「イケてない点」を順に説明したいと思います。①マイナスからゼロの経験に過ぎない身も蓋もないことを言ってしまえば、上記の自己PRがメインに話していることは、「出来なかったことが人並みに出来るようになった」というマイナスからゼロになったという経験に過ぎません。どんなに優秀な人でも、初めてのことには戸惑いますし、どんなに優秀ではなくても、長く続けることができれば人並みのレベルには到達することができるのは当り前のことであり、上記の自己PRはそんな当り前のことをアピールしているだけなので、評価ができません。②企業で求められている能力ではない上記①で理由のほとんどは説明してしまっていますが、評価出来ない理由としては、「継続力があり、慣れないことも時間をかけて人並みにできるようになる」という力は企業で必要とされる能力としては少し物足りないということが挙げられます。企業が求めているのは、現在の企業が用意した既存のレールにのって人並みの成果が挙げられる人材ではなく、自分の頭で考え、主体的に行動し、他人を巻き込み、既存のあるものを更にいいものに変える、もしくはまったく新しいモノを生み出していくことのできる可能性を持った人材です。時間をかけてある程度人並みのことができる人材でしかないなら、アルバイトで十分です。企業がどのような人材をなぜ求めているのかを少しでも考えることができれば上記のような自己PRが減るのではないでしょうか。③継続力があるかどうかは履歴書の情報である程度わかるまた基本的なこととして、上記の自己PRでは継続力を強みとして話していますが、基本的に、①努力ができるかどうか、②継続力があるかどうかについては、履歴書の学歴、資格などの項目を見れば十分にわかることです。そのため単純に「継続力があること」を自己PRで伝えるのは字数を割いてまでする必要のあることではありません。ここではもっとあなたの価値観や考え方に字数を割いて、企業でも活躍することのできる人材であることを伝えましょう。参考:「マイナスからゼロ経験」の対処方法【イケてない自己PR改善例】私の強みは当り前のことを地道に継続することで人と信頼関係を築けることです。大学時代に始めた居酒屋のアルバイトでは当初満足に接客ができずに迷惑をかけていましたが、①報告・連絡・相談の徹底、②アルバイト後のメニュー暗記、③自発的に他店舗に出向き接客を研究することで、自身の接客を向上させる努力を続けました。現在では努力を認められ、ホールリーダーとして後輩の育成を任されており、当り前の継続により、店長からの信頼を得ることができたと実感しています。貴社においても挨拶、メール対応など社会人として、当り前のことを継続することで社内外の人の信頼関係を構築し、大きな成果に繋げていきたいと考えています。さて上記のイケてない自己PRを少し改善してみましたがいかがでしょうか。上記イケてない自己PRとの差を感じることはできるでしょうか?同じ様なアルバイト経験をアピールしても受かる人と落ちる人がいるのは、上記二つの差を見てもらえると少しは実感できると思います。改善したポイントを説明していきます。①強みを「継続力」から「当り前のことを地道に継続することで人と信頼関係を築けること」に変更信頼関係構築力はどのビジネスでも求められる能力の一つです。信頼関係がなければ、上司は部下に仕事を任せることもできないし、取引先であれば一緒にビジネスをやろうとも思えません。参考:上記のイケてない自己PRでは「継続力」にばかり焦点が当てられてしまっていたので、ここでは「継続力」の結果としての「信頼関係構築力」に焦点を当てる形に変更しています。②強みの企業での活かし方を追加多くのイケてない自己PRでは、アピールしている強みを企業でどのように活かすかが書かれていません。自己PRは本来、企業の利益に貢献できる能力があると伝えるものであるにも関わらずです。ここでは「当り前のことを地道に継続することで人と信頼関係を築けること」がどのように企業でいかせるのかを簡単にではありますが追記しています。このように企業での働き方をある程度理解し、自分がアピールする能力がどのように仕事で活かされるのかわかった上で自己PRを書くようにするだけで、成果は大きく変わるでしょう。参考:三菱商事内定ES「あなたが信頼を得たエピソード」今回のESの改善では上記の方の自己PRを参考にしています。人の自己PRを参考にする時にその人が何をしてきたのかという実績部分にばかり目がいきがちですが、どのような強みをアピールしているかも重要です。上記のESも「当り前の継続が信頼関係に繋がる」ことを強みとしてアピールしています。このような観点からも他者のESを見て欲しいと思います。イケてない自己PRからの脱出はあくまでスタートライン上記のイケてない自己PRをしないために、大事なことは企業側の視点に立つことであると言えます。企業は何のために採用活動をしており、企業ではどんな働き方をして、企業で活躍できる人材とはどのような人物であり、企業はどのような人材が欲しいのかということを少しだけ考えてから自己PRを考えるだけで、評価されない自己PRを書くのを避けることができるでしょう。もちろんイケてない自己PRから脱却すれば内定に繋がるかというと、物事はそう単純ではないでしょう。内定するまでには、他にも、そもそものスペック、筆記試験の出来、あなたの持つ雰囲気、志望動機、企業・面接官との相性など様々な要素が影響してきます。そうはいっても、イケてない自己PRから脱却することでESや面接の早い段階で落とされてしまうということは減り、内定する可能性が飛躍的に高まることは確かです。選考が本格化するこの機会に、自分自身の自己PRをもう一度見直してみましょう。最後にいかがでしたでしょうか。自身ではそこそこのものが書けたと自負していても、実は「イケてない」自己PRを書いてしまっている可能性は大いにありえます。本記事で紹介した内容を基に、改めて自己PRをブラッシュアップされることをおススメします。動画を通じて自己PRの書き方を確認したいという方は、下記も参考にしてもらえればと思います。次回はイケてない自己PR第二弾「苦労自慢パターン」について詳しく話をしたいと思います。photobyMarlonCureg 127,100 views
難易度はそこまで高すぎない?IBMのコンサルタントとして働く魅力 難易度はそこまで高すぎない?IBMのコンサルタントとして働く魅力 外資コンサル業界完全攻略記事一覧1.【業界研究】外資コンサルの仕組み・大手企業ランキング・選考対策まで一挙大公開!2.【業界研究|コンサルティング】コンサルティングとは?から選考対策までを徹底解説3.【業界研究】外資コンサル大手企業一覧まとめ4.【業界研究】外資コンサルの年収ランキングを大公開!こんにちは。外資系コンサル内定、総合商社志望の17卒の就活生です。総合商社などといった日系難関企業を視野に入れて就職活動をしている学生は、力試しとして外資系コンサルのインターン選考や日系企業より早く始まる本選考に挑戦することが多いでしょう。しかし、そのような学生の多くは「あくまでも力試しで受けるだけだからさすがにそれらの企業の内定まではたどり着くことは無いだろう…」と思っているのではないでしょうか。確かに、一部の企業は本当に狭き門であり本当に優秀な学生でない限り内定をもらうのは難しいかもしれませんが、その一方である程度内定を獲得できる望みがある企業があるのも事実です。その中の一つにIBMがあり、本記事ではIBMのコンサルタントの魅力について書かせていただきたいと思います。参考:まず、IBMが外資系コンサルの中でどのような立ち位置にいるかを確認しましょう。以下は主な外資系コンサル企業をまとめたものです。【戦略系】マッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストン・コンサルティング・グループ、ベイン・アンド・カンパニー、strategy&(旧ブーズ・アンド・カンパニー)、A.T.カーニー、ローランドベルガー、アーサー・D・リトルなど【IT系】IBM、アクセンチュアなど【会計系】デロイト・トーマツ・コンサルティング、プライスウォーターハウスクーパース(PwC)、EYアドバイザリー、KPMGなどまとめると以上のようになるでしょう。外資系コンサルの中で、IBMはITコンサルという立ち位置になります。上記のうちいわゆる戦略コンサルは採用人数も少なく、最上位層の学生が集まるため難易度は非常に高いと言えます。一方で、IBMなどのIT系や会計系のコンサルは戦略系のコンサルより採用人数が比較的多いため、ある程度内定を獲得する望みはあるでしょう。では、その中でも特にIBMのコンサルタントの魅力とは何でしょうか。以下ではIBMについて掘り下げていこうと思います。そもそもIBMとは?IBMは世界最大手のIT企業で、昔は「ThinkPad」などに代表されるようにパソコンなどのハードウェアに力を入れており、ハードウェアメーカーとしての側面を持っていましたが、現在ではIT関連のサービスやソフトウェアに力を入れています。コンサルティングにも力を入れており、IBMは2002年にプライスウォーターハウスクーパースのコンサルティング部門を買収するなどしています。現在のIBMはBtoB企業として金融、医療、流通など幅広い分野の企業の課題解決や革新をITを用いて支援している会社と言えるでしょう。最近の例を挙げますと、IBMが日本郵便と共同で高齢者向けの「見守りサービス」アプリの開発をした事例や、ソフトバンクと共同で人工知能「ワトソン」の日本語版をリリースし、三菱東京UFJ銀行や第一三共がその導入を図ったという事例、またIBMのクラウドサービスをマツダが導入したという事例があります。IBMのコンサルタントの魅力このように様々な業種にまたがってビジネスを行っているIBMですが、そのようなIBMにおいてコンサルタントとして働く魅力は何があるのでしょうか。私は主に3つあると考えています。①多種多様な業界と関わりながら仕事ができる②顧客の課題を解決するための「武器」を多く持っており、提案できる解決策の幅が広い③時代の最先端を感じながら仕事ができる①多種多様な業界と関わりながら仕事ができるこれはIBMのコンサルに限った話ではないですが、やはり先に挙げた例のように幅広い業界に関わりながら仕事ができることが魅力的だと思います。現代ではテクノロジーの力なしには企業の発展は考えられないので、今後IBMのコンサルタントとして関わっていく業界はますます増えていくのではないでしょうか。②顧客の課題を解決するための「武器」を多く持っており、提案できる解決策の幅が広いIBMは世界最大手のIT企業として約170カ国にわたるグローバルネットワークを有し、さらに長年蓄積されてきたノウハウや製品を保持しています。そのため、顧客の課題を解決する「武器」を多く揃えており、コンサルタントからすればクライアントに提案できる解決策の幅が広くとてもありがたいことだと思います。③時代の最先端を感じながら仕事ができるIBMは、人工知能「ワトソン」などに代表されるように常に時代を先取りする技術を生み出してきました。このように常に時代の最先端を行くIBMで働けること自体、刺激がありとても面白いと思います。IBMでのインターンを通して感じた、IBMの魅力私はIBMのインターンに二週間参加させていただいたのですが、そのインターンの期間中でもIBMの良さを感じ取ることができました。その良さとは、社員の方々が非常に魅力的だということです。私が参加したIBMのインターンは、他社のインターンのようにインターン生がグループになってワークに取り組むといった形ではなく、インターン生個々人がそれぞれ別の事業所に派遣されその場の社員さんと働くという少し特殊なインターンでした。そのため、社員さんと密に交流することができたのですが、一緒に働かせていただいた社員の方々は優秀でかつとても優しい方だったと強く感じています。私が分からないことを社員の方に質問すると、社員さんは「私が何が分かっていないか」を瞬時に把握し、的確な回答をしてくださりました。また、インターン期間中に懇親会も開いていただくなどインターン生である私に対してとても気配りをしてくださりました。外資系企業の社員と聞くと、頭がキレッキレで冷たい、みたいな印象を持っていた私ですが、IBMの社員の方々は決してそのようではありませんでした。最後にIBMでは関われる案件の幅が非常に広く、様々な業界の知識を吸収することができるので自己成長にはとてもふさわしい環境だと感じています。また、社員さんも良い人が多く、さらに海外に行くチャンスも多くある点でも私はIBMに魅力を感じています。前述のように、IBMは採用人数も他の戦略系コンサルに比べれば多いので、最上位の学生でなくともチャンスが全くないわけではありません。ぜひ、IBMの魅力を知って、選考を受けていただければと思います。コンサル業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介unistyleでは業界別の就活用LINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。実際にコンサル業界志望者向けのグループでも、各社の選考に関するトークが活発に交わされています。下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。外資コンサル業界完全攻略記事一覧1.【業界研究】外資コンサルの仕組み・大手企業ランキング・選考対策まで一挙大公開!2.【業界研究|コンサルティング】コンサルティングとは?から選考対策までを徹底解説3.【業界研究】外資コンサル大手企業一覧まとめ4.【業界研究】外資コンサルの年収ランキングを大公開! 43,077 views
人生を変えた我究館 —私が総合商社に内定できた理由— 人生を変えた我究館 —私が総合商社に内定できた理由— 本記事は我究館のPR記事になります。はじめまして、総合商社に内定した17卒の学生です。就活の際には複数の大手総合商社、メガバンクなどから内々定を頂くことができました。今回は「我究館」についての私の経験談についてお話しします。私は就職活動を通して多くの人にお世話になりました。特に我究館には大変お世話になり、総合商社の内定を頂くことができたのは、我究館のおかげだと言っても過言ではありません。まだ内定者という身分ですが、私の人生を大きく変えるきっかけを作ってくれたと感じています。そもそも、皆さんは我究館をご存知でしょうか。単に就活塾という枠では囲いきれない、キャリアデザインのスクールです。今回は、私が我究館をどのようの利用し、どんな経験を積み、総合商社に内定することができたのか、記事に書かせて頂きたいと思います。我究館との出会い私が我究館の存在を知ったのは、大学生協に売っていた『絶対内定2017』を手に取ったことから始まりました。学生の間では比較的有名と思われる『絶対内定』シリーズですが、その著者が我究館の館長である熊谷智宏氏です。その当時は、企業の採用広報が解禁される4ヶ月前の11月で、夏のインターンも参加したことも秋の外資系企業への就職活動もしていなかったことで、私はかなりの焦燥感を抱いていました。何から始めればいいか分からなかった私は、自己分析ができる就活入門書で、大学生協売上1位の『絶対内定2017』を購入しました。そして、分厚い書籍ではありましたが、吸い込まれるように一気に読み切りました。絶対内定2018―――自己分析とキャリアデザインの描き方就活がただのゴールではないこと、内定が目的ではないこと、社会に対して何を還元したいのか、自分がどんな価値を発揮できるのか、胸に深く突きささる言葉に強い刺激を受けました。この本を書いている人に会いたい。そんなきっかけで、著者である熊谷氏が館長を務めている我究館の存在を知りました。「ここで成長したい」という自分自身の直観を大切にして、説明会に参加し、そのまま入館しました。我究館での活動ここでは、私が我究館に入館した12月から就活の面接がスタートした翌年6月までの半年間、どのように我究館を活用したのかについてお伝えします。まず「我究」と呼ばれる、100枚近くのワークシートを通じた自己分析にひたすら取り組みました。『絶対内定』の本の中に、自己分析のワークシートが100枚あります。「中途半端に頓挫してしまい、この100枚を真に完遂させることができる人は少ない、けれど真に完遂できたとき就活を通して強い自信を勝ち得ることができる」というようなことが書いてありました。三日坊主になりがちな私でしたが、人生がかかっているという思いで、100枚を書き上げました。私は就活を終えてみて、確かに自己分析が非常に大切であったと感じました。自分自身がどんな価値観をもって人生を歩み、どんな活動をしてきたのか、納得できる説明ができてこそ、企業にその思いが届くと思うのです。だからこそ、この時期に深い「我究」ができたことは、大きな自信につながりました。なお、ワークシートを埋めるというと独りで黙々と行うことをイメージする方もいると思いますが、我究館では一人で「我究」しません。クラスの仲間たちと、本音で互いの自己分析に突っ込み合いをします。他者からの深堀りや突っ込みに耐えられるような深い自己分析をしたことで、面接でも堂々と話せるという自信になりました。また、我究館には「業界ゼミ」という枠組みがあります。業界ゼミでは、商社・金融・メーカー・外資・海運など業界別で志望者を少数で集め、その年の各業界の内定者をサポーターとして、模擬面接やES添削などの実践的な対策をすることができます。私も総合商社内定者がサポーターを務める「商社ゼミ」に入りました。この商社ゼミを通して出会った仲間は、一生もののかけがえのないものとなりました。毎日のように会い、ときには衝突しながら、将来の夢や人生について熱く真剣に語り合いました。高い目標や志、夢を持った尊敬できる仲間達と切磋琢磨できたことは商社内定に確かにプラスに働いたと思います。本命企業選考に向けた対策次に私が本命企業の選考に向けて我究館でしたことをお話しします。我究館では、コーチによるES添削や模擬面接、難関企業に勤める我究館OBOGによる講演会・社員訪問、過去の内定者のES閲覧、就職活動を通した相談など多岐にわたるサポートが受けられます。過去に数千、数万枚のESを添削してきたコーチによるアドバイスは、大学のキャリアセンターでのアドバイスとは一線を画したものがあると感じました。私自身も週一回以上は我究館を訪れ、模擬面接やES添削などを行いました。模擬面接では自分の面接をビデオ撮影することによって、言葉遣いの癖など客観的な視座で改善していくことができました。過去に内定を獲得した先輩方の面接映像もデータとして我究館には保管されています。どんな面接が内定獲得につながるのか、実際にイメージして知ることができます。何が内定獲得の決め手だったのか私がどうして念願であった総合商社の内定を頂くことができたのか、やはり一番の決め手は、尊敬するコーチに出会えたこと、本音で語り合える友人に出会えたことだと思っていますし、その環境を与えてくれた我究館には感謝しています。そこでの繋がりを原動力に、さらに自分で足を動かしてOBOG訪問などの努力を重ねることができました。また、我究館からの紹介を通してお世話になったOBOGも内定獲得において、大切なつながりとなりました。大学は違っても、我究館における先輩後輩として忙しい合間を縫ってお時間を頂き、数回の模擬面接や社員訪問などを通して、就活における視座を大きく拡大させることができました。我究館に向いてない人ここまでは、私自身が就活を通してお世話になった我究館での経験談を書きました。中にはここまでの内容を見て、「我究館は就職活動で評価されるテクニック習得の場」「我究館に入るだけでOBOGとのツテができて引っ張り上げてくれる」「コーチ陣が内定まで導いてくれる」などと思われる方もいるかもしれません。しかしながら、我究館で得られるのは小手先のテクニックではありませんし、また、お金を投下したから後は何とかしてくれるだろうという他力本願な受け身の姿勢で我究館に入館しても納得のいく結果は得られないように思います。私は我究館での初回面談で、「コーチ陣が全面的にサポートして内定まで導くわけではない、あなた自身が行動に起こし、周囲を巻き込んでいき、自分を変えていけ」ということをコーチから強く言われました。あくまで、我究館は自分自身の将来やキャリアを仲間と真剣に考え、過去の自分自身を変える「環境」に過ぎないということです。それは、ある人にとっては素晴らしい環境になり得る一方で、別の人にとっては必ずしもそうではないということです。私の周りの我究館の人間でも、コーチが何とかしてくれるというスタンスで入館し、納得のいく結果を残せなかった者もいます。私が目にした商社志望で希望企業に内定をもらえなかった我究館生の話をします。彼はES添削ではコーチに全部一字一句直してもらえる、就職活動の情報は他大の学生からもらえる、など他力本願なスタンスで友達(?)作りをしていたようですが、結局自分の損得ベースの感情が前面に出てしまったのか、他の学生と信頼関係が構築できず、そのうち我究館自体に来なくなりました。何かと答えを求めたり誰かに頼るのではなく、自分自身が足を動かして、人を巻き込んでいく、自分を変えていく、それが我究館で強く求められていることだと私は思います。最後にここまで私の我究館での経験や思いを語らせて頂きましたが、あくまで私の主観です。現実的な話をすれば、我究館の「使い方」は人それぞれです。私のようにコーチや仲間との出会いの場として我究館を熱く捉える人もいれば、我究館を模擬面接でのアウトプット練習やES添削の場であったり、過去の内定情報のデータベースとしてドライに捉えて結果を出す人もいます。入館に伴う15万円というお金はたしかに大金かもしれませんが、それに見合う対価を創り出す十分な環境が我究館にはあると私は確信しています。うまく活用できれば、支払った金額よりもはるかに大きなリターンが得られると思っています。また繰り返しになりますが、我究館を使ったから就職活動に成功するかというとそんなことはなく、結局は自分自次第という言葉に集約されます。無料説明会も毎週開催しているので興味がある人はまずそちらに参加してみるといいと思います。(もちろん、そこで入会を強制されることはないので安心してください)これから就職活動という大切なライフイベントを迎える皆さんが、納得のいく結果を得られるよう心から応援しています。▼我究館の無料説明会へのお申し込みはこちらからphotobyislandjoe 23,626 views
ESで「書くことがない」と感じる就活生必見!就活で使える”ネタ”の作り方 ESで「書くことがない」と感じる就活生必見!就活で使える”ネタ”の作り方 こんにちは、18卒就活生です。大手インフラ・化学メーカー・SIerなど数多くの内定を獲得し就職活動を終了しました。インターンや本選考において最初に待ち受ける関門がES(エントリーシート)であると思います。私自身、選考があって参加したインターンでは7社全て、本選考では22社中21社でESが課されていました。外資系企業と比較して選考期間が短く、学生1人あたりに割ける時間も短い日系企業の採用においては特に初期の効率的な選考のためにESが用いられている傾向にあると考えています。その中で、インターン選考のESで最頻出の設問が「学生時代頑張ったこと」ではないでしょうか。「学生時代にあなたが主体的に働きかけ成果を出した経験を述べてください」「あなたがこれまでに何かをやり遂げたと感じた経験についてご記入ください」などこの手の設問にはあらゆるパターンがありますが、いずれもインターン・本選考共に頻出です。そんな背景で学生時代頑張ったことを書こうとした際に、皆さんの中には「大学で頑張ったことなんてそんなにないよ」≒経験の量不足「そんなすごい経験なんて自分はしてないよ」≒経験の質不足といった懸念が浮上してなかなか提出まで至らなかったという方もいるのではないでしょうか。特にインターンではES選考のみという企業もあり、本選考以上にES通過率が低い企業が多いこと、そもそもESを書く経験が少ないことからこの傾向が強まりやすい印象があります。今回は就職活動において切っても切り離せない事項である「経験」「エピソード」という言葉について、unistyleの過去の記事や筆者自身の就活経験を踏まえて考えていきたいと思います。本記事のコンテンツ・ありがちな経験でも受かるガクチカは作れる・経験とは学生時代頑張ったことを述べるためだけのものか?・特別な経験がないと考える学生に向けた二つのストラテジー・日常エピソードから根拠となる経験を述べる3つの意義・最後にありがちな経験でも受かるガクチカは作れる先ほど学生時代頑張ったことが書けない要因の一つとして、「自分はそんなにすごい経験をしてきていない」という考えを持っている学生の存在を挙げました。このような思考に至ってしまう原因として、就職活動における「経験」を「スペック」と読み替えていることがあるのではないかと考えています。これについては、unistyleが考える学生時代頑張ったことの評価基準から妥当性を考察していきましょう。①実績自体のインパクトは十分か②企業で求められている能力をアピールできているか③書いていることから思考力、考えの深さ、人柄を示すことができているか④社会でも通用する学びや考え方を示すことができているか参考:多くの学生が考える「スペック」とは恐らく上記の①に該当するのではないでしょうか。学生時代にどれだけすごい(=並の学生では残せない)実績を残せているかがスペックであり、このレベルの高さが学生時代頑張ったことの評価であると考えているのでしょう。しかし、あくまで実績自体のインパクトは評価基準の「ひとつ」に過ぎず、実際はほとんどの学生がサークル・ゼミ・アルバイトといった「ありがち」な経験でも②〜④を高めることで学生時代頑張ったことの精度を高めることが可能になっています。もちろん、有名体育会・ビジネスコンテスト・起業経験等で輝かしい実績を残すことはそれ自体で評価の対象となり、現にそういったスペックを持った学生を好む企業が存在していることも事実ではあります。いずれにせよ、スペックに高低に固執して卑屈になりすぎることよりも、ある程度それを客観視したあとは、それを就職活動の場で「どう伝えるか」について思考を深めた方が適策であると言えるでしょう。参考:経験とは学生時代頑張ったことを述べるためだけのものか?さて続いて、就職活動で述べる「経験」の位置づけについて考えていきたいと思います。「経験」と聞いて、多くの学生がまず思い浮かべるのが「学生時代頑張ったこと」でしょう。しかし、学生時代頑張ったことのように直接尋ねられている場合以外でも、就職活動の場では経験を述べる必要が出てきます。志望動機でも経験が必要志望動機とは、学生がこの企業でモチベーション高く働いてくれる人材であるかどうかを採用側が見極めるために尋ねる設問形態です。インターン選考の場合では「インターン面接でよく聞かれる質問事例4選」にもあるように、「企業とあなたを結びつけるポイント」を知りたいという採用側の意図が込められています。だた闇雲にエントリーした学生よりも、自社に興味・関心を持って志望した学生の方に参加してほしいという考えに基いた姿勢であると言えるでしょう。そんな志望動機では以下の点が評価項目になるとunistyleでは考えています。①「成し遂げたいこと=志=企業選びの軸」は業界に合致したものか②「成し遂げたいこと=志=企業選びの軸」を自分自身の経験から語ることができているか③「成し遂げたいこと=志=企業選びの軸」に基づき、業界をシンプルに比較しているか④業界の中でもなぜその会社なのかを伝えることができているか参考:このうち④についてはそこまで重要ではないと考えています。特にリーディングカンパニーでない場合は「同業の◯◯社ではなくてなぜうちなのか」をしつこく聞いてくる企業も現に存在していますが、同業他社を複数受けるというのは就活生としては自然な行為であり、「」を参考にある程度パターン化するぐらいの対策で割り切ることも大切なのではと考えています。また、実際に就職する企業は一社ですが、インターンの場合は同業でも複数社参加が可能であり、内定辞退のリスクに比べ参加辞退のリスクは大幅に低いものであるから、一般にそこまで深掘りされることはありません。一方、多くの学生が忘れがちなのが②であり、ここで「経験」という言葉が用いられています。志望動機では、人気記事「」でも項目として設定されているように、当該企業で成し遂げたいと述べた内容について経験に基づいたきっかけを示すことが必要となります。「世界における日本の存在感を高めたい。少子高齢化、GDP3位への転落、ジャパンバッシングなど近年、日本の影響力の低下が事あるごとに取り上げられ、アジアの中でもシンガポール、中国の存在感が高まっています。私は一人の日本人としてこのような事態を憂慮し、解決するための仕事がしたいと思い、御社を志望しています。」参考:このように経験との結びつきのない志望動機は、言ってしまえば内定者の内容をコピペしてしまえば作成できてしまうものであり、説得力のない内容になってしまいます。仮にこのような内容でES選考を通過したとしても、経験とセットで考えないと、面接の場で「なぜそれを成し遂げたいと考えるようになったのか」などと深掘りをされたときに対応することは難しいでしょう。インターン選考で「企業とあなたを結びつけるポイント」を示すうえでも、自身の経験に基づく理由付けをすることが他者との差別化を図るうえで(あなたしか書けない志望動機を書くうえで)必要になってきます。以上より、志望動機を述べるうえでも経験が重要であると導くことができます。自己PRでも経験が必要自己PRとは端的に言えば「あなたの強み」を述べるものであり、学生がこの企業で活躍できる素質を持った人材か採用側が見極めるために尋ねる設問形態です。自己PRは先ほど学生時代頑張ったことと並んで評価項目を示したため察した方も多いかもしれませんが、自己PRにおいても経験は重要な要素になります。「」を参照すると、③具体的エピソードを盛り込む必要があることが読み取れます。例えば、ただ単純に「私にはリーダーシップがあります!」と述べても、それが具体的にこれまでの経験でどのように活かされたのかを示さないと、本当にその素質を持っているのか採用側にとっては疑わしく感じてしまうことでしょう。また、具体的なエピソードは「」にもあるように、強みの再現性を高める上では複数用意しておく必要があります。この場合の経験も先ほどの項目と同様「すごい経験」で理由付けしていかなければならないというわけではなく、以下の記事にもあるように特別な経験がなくても伝え方を工夫することで評価される内容に仕上げることができます。参考:このように、経験とは学生時代頑張ったことを直接述べるための手段だけでなく、志望動機の説得力や自己PRの再現性を高めるうえで重要な要素であるとまとめることができます。なお、この傾向は特に日系企業の選考で該当するものであり、外資系企業の選考ではインターンも含め一概に当てはまらない場合があると考えています。日系と外資系の選考スタンスの違いについては以下の記事を参考にしていただければと思います。参考:特別な経験がないと考える学生に向けた二つのストラテジーここまでの内容をまとめると、「まず学生時代頑張ったことを語るために一つ経験が必要だ。自己PRは〜〜だからそれを根拠付ける経験が、あ、これは複数必要なのか。そうしたら今度は志望動機とセットとなる経験も用意しなきゃいけないし...」と、就職活動で語るべき経験が多岐にわたることが読み取れるでしょう。そうなってくると、冒頭で述べたESが進まない要因のうちの前者である、「大学で頑張ったことなんてそんなにないよ」=経験の量的な面での懸念が浮かんでくるのではないでしょうか。すなわち、自分が「エピソードのネタ不足」という状態に陥ってしまっていると考え、ES提出が進まない。ES提出が進まないから選考経験が不足し、せっかく出したESも通らないという悪循環にはまってしまう場合が考えられると言えるでしょう。これに対しての解決策は二つあると考えられます。解決策1:今から語れるエピソードを作る1つ目は、今からでも就活で語れるようなエピソードを作りにいくというアプローチです。例えば有名体育会での輝かしい実績・長期留学などの期間を要するものについては今から取り組もうとしてもなかなか難しいものがありますが、以下の記事にあるような経験であれば今から動き出すことで作り出すことが可能でしょう。先述の通り、エピソードはスペックに準ずるインパクトの強さだけで評価が決まるものではありません。確かに1年時から本気で何かに取り組んでいる人にはエピソードの質の面で劣るかもしれませんが、あくまで評価項目の一要素であるインパクトを気にしすぎて結局何もせずにいるよりは、今からでも行動を起こすことの方が正しい選択と言えるのではないでしょうか。参考:解決策2:過去の経験の伝え方を再考する2つ目は、これまでの経験で何か使えるものはないか再考してみるアプローチです。エピソードと聞いて多くの学生がまず顧みるのはサークル・ゼミ・アルバイトといった大学時代の経験になるでしょう。例えば、「」の記事にあるように、「」の②強みの原点を語るうえでは自身の生い立ちを語ることが有効です。複数エピソードを挙げる場合は、大学入学以前の経験を語るアプローチも有効です。また、東京海上日動のようにインターンの面接の段階から幼少期から自身の価値観をひたすら深掘りするという選考を実施している企業も一定数存在しています。このように、高校時代の部活動・文化祭の運営・生まれ育った環境といった”経験”ですらも、就職活動の場においてはエピソードのストックとして機能しうるものであることは認識しておくべき内容でしょう。大学3年時ではゼミ活動の経験が増えたというケースが多いかと思われますが、そのゼミ活動や就職活動等で多くの時間が割かれることから、サークルを引退or幹部学年でなくなり活動頻度が減る・アルバイトのシフトが減るなどでエピソードが作りにくくなる学年であるという捉え方もできるのではないかと考えています。すなわち、「無いものを作る」という一つ目のアプローチと同時に、「有るものをうまく活用する」二つ目のアプローチも並行して行っていけるといいのではないでしょうか。参考:ここまでが、unistyleに共通する基本的な考え方になります。筆者はこれだけでなく、就職活動で使うエピソードは顧みずとも日常生活で常に生み出されているのではないかと考えています。朝起きて大学に行き授業に出席する・休みの日に友人と遊びにいくといった何気ない行動の積み重ねにこそ、「あなたらしさ」と呼ばれるようなものは存在しており、企業側も学生のそういった面を知りたいと考えているという見方もできるのではと考えています。参考:参考:日常エピソードから根拠となる経験を述べる3つの意義とは言いつつ、いきなり「日常生活からエピソードを導こう」と言われても何を語っていいのか見当がつかないという方も多いかと思います。例えば、「毎朝時間通りに起きて休むことなく毎回授業に出席した」ことを単体で学生時代頑張ったことについて挙げるのでは企業に評価されにくいことは何となくでもいいので皆さん理解されていることだと思います。日常エピソードはそれ単体をアピールするのではなく、志望動機の説得力や自己PRの再現性を高める策として有効であると考えています。ここでは、そんな日常エピソードから就職活動の経験を語っていく意義とその具体的な事例について考察していきたいと思います。理由1:単純にエピソードの絶対数が増えるこちらはこれまでの内容を一読していれば既に理解されていることでしょう。志望動機・学生時代頑張ったこと・自己PRとあらゆる場面で必要なエピソードについて、その語れるエピソード数は多いに越したことはありません。特に日系の一流企業では一つの経験に対する深掘りだけでなく、「学生時代注力したことを2つ挙げてください」「ゼミ・サークル・アルバイト以外の経験について教えてください」といった形で経験項目の指定や直接的に複数挙げるよう求めてくるケースが目立っています。全体としてNTTドコモでは複数エピソードを求める質問が並んでいることが特徴だと言えます。一般に「持ちネタ」とする学生時代の経験は一つだけだと不十分であると考えられます。そもそも面接官が経験について深掘りを重ねるのは、そのエピソードを知ることで、学生がどのような価値観を持った人物なのか、どのような強みを持った人物なのかを知り、本当に企業に貢献できる素質を持った人材なのかを見極めるためです。面接官は複数の経験について聞くことでそれらについてより深く知ることができるため、このような質問が並んでいるのだと考えられます。参考:例えばこの記事にもあるように、就活生の間でも人気の企業であるNTTドコモでは、上記で指摘した複数エピソードから量(経験を複数聞くこと)・質(一つの経験を深掘りすること)の2面からの深掘りがなされているようです。様々な切り口から様々な経験について聞くことで学生の素質や価値観を把握し、自社が求める人材との間にミスマッチが生じていないのかを考えるのは、長期雇用を前提に多大な採用コストをかける多くの日系企業にとっては妥当なアプローチと言えるのではないでしょうか。理由2:"作られた"エピソードから脱却できる(正直な印象を与えられる)この記事のタイトルにもありますが、学生時代頑張ったことを中心に就活で語る経験は一般に"ネタ"という言葉を用いて「持ちネタ」や「学力(ガクチカ)ネタ」という形で呼ばれることが多いように感じています。多くの就活生は就職活動開始時に「自己分析」という名目でこれまでの経験の中からESで書ける・面接で話せるネタを探し出して、それをうまく活用した者が就職活動を優位に進めるという認識でいることでしょう。これ自体は直接それが間違っているというわけではありませんが、果たして採用側はそのアプローチを学生側に求めていると言えるのでしょうか?特に日系の新卒採用の場では、自社とマッチングする人材が欲しい・その人自身のことをもっと知りたいという意図で面接選考を実施しているケースが大半であり、エピソードを"作る"もしくは"用意する"ことを、少なくとも是非やってほしいとは考えていないでしょう。ましてや話しを盛る・捏造するといった行為はその人自身を知るうえでは障害となり、特に無い話をでっちあげる嘘は学生側にとってもデメリットが大きいと考えています。参考:例えば「塾講師のアルバイトで作業マニュアルを作成した」「サークルの代表として意見の衝突があった中で話し合いの場を設けた」のようなエピソードはあまりに多くの学生が用いるため、たとえそれが本当に実行された話だとしても、面接官からしても「またこれか」と何となく疑わしく感じることもあるかもしれません。一方、日常生活からエピソードを述べるというアプローチは多くの学生が取らないため、採用側にとっても意外性を感じ話を聞いてもらえる、もしくは正直な印象を与えることができるのではないでしょうか。理由3:思考力が身につく(対応力が向上する)個人的にはこれが一番大きいのではないかと考えています。日常生活で話せるエピソードを用意するということは、その行動を取ったときに、就職活動の場で使えるものであることを認識する必要があります。「今のこの行動は就活の場でも使えそうだ」と振り返りながら「日常から常に就活視点(特にES・面接視点)を持つこと」は自分自身を見つめ直すきっかけとなるだけでなく、面接において重要な思考力の向上に繋がると考えています。参考:例えば私は周囲を巻き込むうえで「」では⑤にあたる方法論として、「行動で示すことで事前に成果を出す」という自分なりの考えを持っていました。「主体的に働きかける」という言葉は就職活動で頻出ワードといってもいいありがちな回答でありますが、「行動」と「成果」という2つの言葉がポイントになっています。行動については、いわゆる「密なコミュニケーションで信頼を得る」といったありがちなものとは逆のアプローチであり、「(周囲からの協力や共感を得られなくても)行動から入る」という意味になります。その行動で何らかの成果を出したのであれば、自分の働きかけが意味のあるものだと認識され周囲からの協力も得られるようになることに繋がるというのが私の考えでした(もちろん自分が始めた行動でなかなか成果が出なかったらどうするかといった深掘りにも答えられるようにしていました)。例えば、「売上NO.1」「東大合格者◯◯人」といった「成果」を見て、「何となく実績があるからここの商材を選ぼう」と考えたことがある方も多いのではないでしょうか。上記はこれと近い理論だと考えています。この方法論を、日常生活のエピソードを基に補完していきましょう。突然ですが皆さんは以下のようなシチュエーションに遭遇したことはないでしょうか?【シチュエーション】あなたはサークルの大会の帰りに友人6人と打ち上げとして焼肉を食べに行くことにしました。試合で疲れているため出来れば待ち時間なく店にありつきたいと考えています。普段全員が来ない街であるため取りあえずスマートフォンで検索して近くにお店を1軒見つけましたが、グルメサイトの評価が高く、日曜日という日程や7人という中途半端な人数から席が空いていないのではという意見が出ました。そこまで焼肉にこだわりがあるわけでもないので他の店を検索して再び店選びをしようという流れでありますが、あなたならこの時どう行動するでしょうか?特に正解があるわけではありませんし、答え方も人それぞれ異なる質問だと思います。私はこれに「まずは最初に出てきた店に電話して空席の有無を確認する」と回答しました。そもそもグルメサイト云々の話はあくまで推測でしかなく、恐らく友人たちは「電話して確認する」という行為を何となく障壁を感じており、電話するぐらいならサイト上で済ませてしまいたいという意識がこのシチュエーションから感じることができるためです。実は上記のシチュエーションは私が実際に体験したものであり、回答内容も私が実際にとった行動です(結果的に空席がありその店で打ち上げを行いました)。私はこの経験をしたときに、「今のは就活で使えるな」と自身の就活視点から閃く瞬間がありました。もともと先述した方法論自体は長期インターンの経験から導いていたのですが、面接官からしたら、「その方法で本当にうまくいくの?」と懐疑的に取られていた面があったのだと思います。そこで複数エピソードを挙げることで内容を補完していくことになるのですが、この時に上記の焼肉でのエピソードと共通点があるのではと考えました。両者は「同意がなくても(=他の友人が確認を取ろうとしなくても)行動から入る(=とりあえず自分で電話してみる)」「結果を出す(=実際に予約が取れた)」という形で対応関係にあり、自身の強みを発揮する方法論の補完として役割を果たすという考え方をすることができます。このように、複数エピソードを挙げるときにサークル・ゼミ・アルバイトのようなベタな経験から無理やり捻り出すよりも、上記のような何気ない日常行動から導く方が正直な回答となり、理由2にあるように採用側にも正直な印象を与えることができるでしょう。そして、その既に「持っている」エピソードと日常エピソードの繋がりを考えることが、理由3の思考力の向上と関連していると考えています。この思考力が、面接で想定していない質問にも回答できる対応力に結びつくと言えるのではないでしょうか。また、この就活視点は、日常だけでなく就活中にも常に持てているとより良いと考えます。例えば会社説明会でも何となく人事の話を聞いたりパワーポイントのメモを取るのではなく、「今の話は自分の企業選びの軸と合致しているから面接でも使えそうだな」「今の話って自分の〜〜という経験とうまく結び付けられるのでは?」と、常にESや面接を意識した行動を取ることが選考通過率を上げる一因となるのではないでしょうか。最後に就職活動では高学歴・有名体育会・長期留学といったハイスペックの学生から順番に上位企業の内定を取っていくものだと考えてしまうと考えてしまっている方も少なくなく、「経験がない」「書くことがない」という意識で行動量が減ってしまうのは非常にもったいない行為であると考えています。特に多くの方が企業に評価されるという経験を積んでいないこの時期から自分で勝手に自己評価を下げてしまうことは、「」の記事にあるように就職活動の結果にすら悪影響を与えてしまうかもしれません。今回は日常エピソードと就活エピソードの共通項を類推(アナロジー)して考えていきましたが、何もこの考え方は就職活動に始まったわけではないのではと考えています。例えば高校時代に学んだ数学でも、「この問題を解くときに用いた考え方を単元が異なる一見全く関係のない問題にも応用させる」ことが「応用力」という形で重要視されたでしょうし、社会に出てからも(ビジネスにおけるアナロジーはこれよりもっと奥が深いにせよ)この考え方は活かされる面があるではないでしょうか。就職活動に「これ」という正解はありません。だからこそしっかりと考え、行動し続ける必要があります。そしてこの記事を「ESが書けない」とエントリーを躊躇してしまっている方への就職活動のヒントとして少しでも役立てていただければ幸いです。参考: 94,879 views

現在ES掲載数

77,053

すべて見れる

上に戻る

会員登録・ログインして全てのコンテンツを見る

無料会員登録