これからの時代、活躍できる人材とは。|パーソルキャリア 佐藤裕|unistyleインタビュー

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最終更新日:2018年09月20日

これからの時代、活躍できる人材とは。|パーソルキャリア 佐藤裕|unistyleインタビュー

これからの時代を生き抜くために、なにをどのようにすればいいか。

皆さんが直面する就職活動はこれからを生き抜くための一つの手段でしかなく、また、希望する企業から内定を獲得できたからといって活躍できる人材になれるとは限りません。

今回パーソルキャリア株式会社にて新卒採用の責任者を務めていらっしゃる佐藤 裕さんに、これからの時代活躍できる人材についてお話をお聞きしてきました。

2002年に新卒で外資系人材ビジネス企業に入社し転職支援サービスの営業に従事した後、2007年にパーソルキャリア株式会社(旧社名:株式会社インテリジェンス)に入社。既存サービスである転職サービス「DODA」の営業やメディカル領域の立ち上げなどさまざまな分野に携わった後、現在は自社の採用活動の責任者として従事。2017年には年間216回の講義・講演や面談を通じて3万人以上の学生に会い、キャリアや就職活動についてメッセージを発信する他、BSジャパン『ジョブレボ!-Job life Revolution-』コメンテーター、キャリア教育支援プロジェクト「CAMP」キャプテン、株式会社ベネッセi-キャリア特任研究員、関西学院大学フェロー、デジタルハリウッド大学非常勤講師などの肩書きを持つ。パーソルホールディングス株式会社にて、グループにおける新卒採用統括責任者も兼務。現在活動はアジア各国での外国人学生の日本就職支援まで手を広げ、文部科学省の留学支援プログラム「CAMPUS Asia Program」の外部評価委員に選出されグローバルでも多くの活動を行っている。

パーソルキャリア株式会社 HP
ジョブレボ!-Job life Revolution-
キャリア教育支援プロジェクト「CAMP」

これまでとこれからの時代

「ちゃんと仕事をしてくれる人」を求めていた時代の終焉

大前提として、これまでの日本において求められていたモノとこれからの時代に求められるモノは大きく異なることを理解してください。

まず、昔の日本の就職活動は言ったことをやってくれる人を多数求めていた時代でした。

そうすると日本は”お利口さん”を採用する風潮が生まれます。結果、「頑張ることができる人」として同じ学生が並んだ場合、学歴が高い方がいいのでは?という文化が形成され、今の「学歴社会」が生まれました。

ただこれからの時代はご存知の通り、AIが台頭しシンギュラリティという言葉が徐々に浸透してきていることからも、単純作業を人がする時代でなくなっていくため「言われたことをきちんとやってくれる人を採用する」という概念は一気に薄まっていくと考えています。

シンギュラリティ(技術特異点)とは
人工知能が発達し、人間の知性を超えることによって、人間の生活に大きな変化が起こるという概念を指す。「機械が人間の脳を超える」。シンギュラリティという概念は、人工知能の権威であるレイ・カーツワイル博士により提唱された「未来予測の概念」。

これからは「何かを生み出せる人」が活躍できる人材の定義となる

それでは、これからの時代に求められる人はどういう人か。

AIやシンギュラリティといったものがますます加速してくると、これまでの活躍の定義であった「オペレーターのような人」の価値は薄まり、「何かを生み出せる人」、つまり創造力のある人が求められていくと考えます。

「何かを生み出せる人」になるためのベースとして、主体性思考力が非常に重要だと考えています。

【1】主体性

昨今「意識高い系」という言葉がありますが、今の若い世代は「意識高い系」を嫌う傾向にあると考えています。

その結果、組織からはみ出たくないという意識が強く働きます。尖ったことはしたくないし、良くも悪くも皆と同じでいたいという意識を持っているので主体性が開発されないんです。私は大学で講義などもしているのですが、皆の前では質問はしないけれど講義が終わったらこっそり質問をしにくる。

これからの社会においてはアイデアを生み出すことが求められることは必須だからこそ、はみ出し者になることを厭わないという意味ではなく自分らしく主体性を持って前に出るという経験を積むことは活躍できる人材になるための条件になると思います。

【2】思考力

勘違いしてほしくないのが、現代の若い人たちは思考力がないのではなく、”開発されてこなかった”んです。

その理由はパソコンやスマホなどのデバイスが小さい頃から当たり前のように普及しており、答えが常にネット上にある時代を生きてきたからこそ、自分の中で解を持てず、何かあれば人に「聞く」ことをしてきました。

就活でもすぐに答えを求めて聞いてきてしまう人が見受けられますが、これは思考力が開発されてこなかったからですね。大学などの学校はあくまで学問を学ぶ場であり、思考力そのものを開発させる場ではないので仕方がないとも言えますが。

しかし、社会人になって仕事をしてみると、ネットには答えが載っていないような課題や疑問の壁に当たります。これまで思考する訓練をしてこなかったため解を持つことができず、彼らは苦労します。

いかにして社会人になる前から思考力を鍛えられるかが今後ますます重要になってくるでしょう。

大学生である今、やっておくべきこと

大前提として鍛えるべき5つの能力

上記の主体性や思考力に加え、是非身に着けてほしい5つの能力があります。

これらは今の就活ではあまり求められてないですし、普通の大学生活ではこれらを得られることもありません。

しかし、若いうちから活躍している人は”学生時代に”これらを身に着けています。

会社の研修でこれらを身に着けることもできません。研修はあくまで業務を覚えるためや業務効率をあげるための機会ですので。そこを勘違いすると業務のインプットだけがなされて社会に送り出されてしまいます。

「2ランク上」の世界に身を置くこと

上記の5つの能力を含めて学生時代に地力をつけるために、私は2ランク上の世界に身を置くことを勧めています。

具体的に言うと、中学校日本代表4番バッターの佐藤くんがいたとします。彼をより成長させるための方法として、監督は高校の練習に入れようとしたとします。私はそれは間違っていると思っています。

なぜなら、高校生クラスになると体の大きさも近いですし技術力も同じくらいかもしれないので”打ってしまう”かもしれませんよね。そうすると彼は天狗になってしまい、必要以上の自信がついてしまう。自己認知度が下がるんです。

では、中学生日本代表の佐藤くんはどうすればいいか。

2ランク上の大学野球やプロ野球に送り込んでしまえばいいんです。すると佐藤くんは圧倒的な力の差によって打ちのめされて自信を失うわけです。彼に「なぜ辛いのか?」と聞くと、「力が足りないから」「スイングスピードも足りないから」と言うでしょう。

これが非常に重要で、つまり自分の課題を可視化することが成長機会の創出に繋がるわけです。

就活も同じで、大学の一つ上の先輩にいろいろと教えてもらおうとするとうっかり「自分イケてる」と思ってしまう。良い意味で、今のコミュニティから外れなければ能力開発は難しいと思います。

2ランク上の人と話し、自分の不足しているところを明らかにする。それがあなたの開発ポイントになるでしょう。

あらゆるビジネスレベルに触れる

先ほど2ランク上に行くためには今のコミュニティを外れないといけないと言いました。これは、今属している大学の友人やアルバイトといったコミュニティではなかなか能力開発されないからです。

なぜなら、これらは既に関係性が構築されている中におけるコミュニケーションだからです。面接でよく「コミュニケーション力が強みだ」と言う学生さんがいますが、これは大いなる間違いなんです。

学生の言う「高いコミュニケーション能力」はそのコミュニティの中でのことであって、社会では「初めて会う人」や「世代や価値観の違う人」、「利害関係のある人」と円滑に仕事を進められる人を「コミュニケーション能力の高い人」としているわけなので、学生と社会人が使う言葉の定義を変えていき、2ランク上のコミュニティの中で自分の至らなさを痛感することが大事だと思っています。大切なことは能力の定義が相手と揃っているのか、正しいのかを疑うことです。

また、コミュニケーション能力を細分化すると、印象力・空気を読む力・理解力・伝達力などがありますが、これらを手に入れるために具体的におすすめなのはやはりインターンシップです。

昨今よく見かける実質会社説明会のようなインターンシップではなく、自分の能力開発のヒントにできそうなものへの参加がおすすめですね。多数の社員が参加しているものもあるので、たくさん話を聞いて、社会人レベルのコミュニケーションを知り自身との差を把握することが重要でしょう。

ちなみに、能力開発において読書のみ、というのはあまりおすすめしていません。読書の場合、行動する前に頭から入ってしまうので人間は考えるまでもなく真似てしまうようです。

そうするとオリジナルがなくなってしまって自分で一度試すということをしなくなってしまうので、読書も悪くはないですが、できるだけ人に会って肌で感じて実践してほしいですね。

就活というフィルターを通さずに社会を知ること

本記事をご覧の学生さんはおそらく大学3・4年生が多いと思いますが、社会のリアルを知るためには大学1・2年生の行動が大事になってくると思っています。就活がはじまるとどうしてもあらゆる情報によって一種の”洗脳”がはじまってしまってしまいますからね。

さきほども述べましたが、1・2年生の時期から企業のインターンシップに参加することはおすすめですね。「評価」をあまり気にせず見に行けますから、いろいろな見方ができると思います。

一般的なアルバイトを否定するわけではないですが、長期インターンはよりリアルが見えるのでおすすめです。企業の内側に入ってしまうと良くも悪くもウラが見えてしまいますからね。

それこそがリアルであり就活を通してでは見えない部分だと思いますので、是非今1・2年生の方はトライしてみてほしいですね。

あとは就活に関係ない社会人の講演会を聞いてみることですかね。就活系の講演となるとテクニックやノウハウに寄った話になってしまって本質的じゃないこともあると思うからです。ポジティブな意味で就活をノイズと捉えて活動してみるのも良いかもしれませんね。

人の分岐点を探る

あと、大学生である今やっておくべきこととして、家族や身近な友人ではなく、オモテとウラをそれなりにわかりはじめた社会人5年目以上の人に分岐点や意思決定の背景をたくさん聞くこともおすすめしています。自分の持っていない・知らなかった価値観を知ることも非常に大切なことだと考えているからです。

私も人の分岐点を知るために著名人をはじめとしていろいろな方にインタビューをしています。

著名人となると一見遠い存在の人たちのように感じますが、分岐点のタイミングを掴むという意味合いでは自分に活かせる学びがたくさんあるんです。

分岐点は意図しないタイミングでやってくることもありますし、誰しも自分の分岐点を見逃したくはないですから、「敏感になろう」という意識になるんですよね。

日本ではたらくを楽しめている人口は、たった6%。

139カ国中、132位

日本は「はたらくことを楽しめているか」という指標で世界最低水準になります。

世界最高はアメリカの30%超えで、世界平均で10数%程度になります。しかも日本はここ3年程度で7%から6%に下がっているんですね。6500万人いる日本の労働人口の1%なので相当な数になります。

なぜここまで低いかというと、日本の古き”良かった”文化が影響しています。かつての日本は、入社した会社に40年間勤めることが当たり前で転職はマイナーなことであり、仕事がつまらなくても続けることが常識でした。

仕事は回すもの・耐え凌ぐもののような位置付けになってしまっていて、なぜ働くかでいうとお金・生活・遊びのために働いてたんです。

この古き”良かった”日本の文化が日系企業にはまだまだ残っているので、外部環境が変わっても働くことへの意欲が昔の概念のまま変わらず現在に至るというところでしょうか。時代に逆行してしまっている結果、海外との対比も相まって年々はたらくを楽しめている人口が低下傾向にあるように思います。

他にも、欧米と日本との違いを紐解くためにアメリカに行くこともあるんですが、アメリカは学業から社会への接続が自然なんです。アメリカの学生はインプットしたものを活用して実践型のインターンをした上で実力が認められるとオファーされるような就職の文化があります。

なので「勉強しなきゃ」という受動的なものではなくオファーを獲得するためにも自分の人生のためにも勉強をするんですね。そこまで必死になって勉強して入った会社はきっと楽しいしイメージ通りなので頑張れますよね。そもそも動機の部分が違うんです。

でも日本はそうじゃない。一つの決まった答えを見つけるための勉強を高校までやってなんとなく大学に入って、就活というイベントにぶち当たることで将来をやっと考えるようになる。これでは、入社後のミスマッチが起こる可能性は高くなってしまいますよね。

理想を言うなら、高校生からキャリアのことをしっかり考えて、その過程として大学に入学をするのであれば、きっと学びの姿勢も変わるはずだと思っています。

入社した後もはたらくということに向き合い、「何のために働いているのか」を意識していないと6%には入れないでしょうね。

はたらくを楽しめている6%の人にとっての”はたらく”とは

はたらくを楽しめていない94%の人は、月曜日から金曜日までをどちらかというとネガティブに捉えているように感じます。

そうすると土日を仕事から完全に切り離して無理矢理にでも充実させようとしますよね。それで心が満たされたと感じるかもしれませんが、実はそれはあまり健全な状態とは考えていません。

今の時代、イヤでも仕事に関する情報は自然と目や耳に入ってきますよね。でも、土日は仕事に関する情報はネガティブに認識してしまうので無意識的にシャットアウトしようとします。

これこそがますます働くことが億劫になる原因だと思っていて、サザエさん症候群なんて言葉がありますが、土日を仕事と完全に切り離して楽しみすぎて「明日から仕事か」と思うからこそ94%の人への仲間入りをしてしまっているんじゃないかと思っています。

私は出張も多いため、私のことを「働きすぎだ」と言う人もいますが、辛いかと聞かれると全くそうは思わないんですよね。

「働いている」「働かされている」感覚がない。これが6%の人だと思います。極端な表現ではなく、趣味や部活に行くような感覚の人だと思いますね。

サザエさん症候群
日曜日の夕方から深夜、「翌日からまた通学・仕事をしなければならない」という現実に直面して憂鬱になり、体調不良や倦怠感を訴える症状の俗称。

最後に:あるべきキャリア選択の姿

佐藤の考えるキャリア論

突然ですが、例えば、私佐藤が日本の総理大臣だとします。そこで

と宣言した場合、皆さんは今日から何をしますか?

おそらく英語を話せない人は英語の勉強をはじめますよね。

それが私の思うキャリア論です。つまり、将来起こること・起こしたいことから逆算で考えて今すべきことを明らかにすることがあるべきキャリア選択の姿だと思っています。

「就活と言えば自己分析」といった文化が根強くあると思いますが、過去に捉われる自己分析はあまりおすすめできないと考えています。

元々は40年同じ仕事をし続けることが当たり前だったので過去の上手くいった経験や今大切にしている価値観をそのまま社会に持っていかないと続けられなかった。だから過去から深堀りをした自己分析が必要だったんです。

でも、変動の激しい今の時代において未来はどうなるかわからないし、終身雇用といった言葉すらも死語になりつつある中なので、自分のキャリアを自由にデザインすることもできるし、しなければならない。過去の自分を未来にもっていく、というのはすごくもったいないことだと思うんです。

重要なのは過去と未来を切り離して考えること。必要以上に過去に捉われないことですね。

キャリア選択の上でするべきこと

まずは未来に起こるであろうことをやんわりとでも想像してみることです。

少し例え話をすると、学生に「30年後の50歳になった時どうなっていたい?」と聞くと、まず家族の話がでてきます。結婚していて子供がいて、早ければ孫もいるイメージですね。その次に家や土地などの不動産の話が出てきます。一般的なマンションなどであれば買えるかもしれませんが、大型犬を飼えそうな庭付き一戸建てなどのイメージをする学生も結構多いんですよね。

これに対して私は「それは難しいと思うよ」と言っています。すると当然学生は、「なんでですか!」と聞いてきます。

何故難しいかと言うと、2018年現在日本のGDPは3位ですが、30年後には8位まで落ちる予測も出ているんですよ。日本の労働人口も4500万人程度になっていると言われています。(※諸説あります。)

つまり、日本は元気のない国になっている可能性がある。さきほど想像した幸せそうな50代に本当になれていそうですか?という話なんですよね。

過去の経験や価値観などを基にした憧れで仕事を選ぶことが悪いとは言いませんが、自分達の人生を幸せなものにするために未来からの逆算で「何をするべきか」「するべきことに対して今自分に足りない能力は何か」を考えることがより大切になってくると思っています。

以上のことを踏まえて、就活生をはじめとした大学生には「活躍できる人材」となってほしいですね。

まとめ

◆主体性と思考力を兼ね揃えた創造できる人が活躍できる人材となる
◆「2ランク上」の世界に身を置き、未開発・未発達能力を明らかにする
◆社会のオモテとウラを知る
◆はたらくを楽しめている6%は、「はたらいている」感覚がない
◆未来志向で考える

 

▼パーソルキャリアでは20卒インターンシップの募集をしています。

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就活塾に対する疑問を就活塾経営者にぶつけてみた 就活塾に対する疑問を就活塾経営者にぶつけてみた 先輩や社会人、就活本、Webサイトなど就職活動のためのツールは複数あります。そうした中、その実態が分かりにくいものの一つが「就活塾」ではないでしょうか。就活本の購入などであれば数千円の費用で済みますが、就活塾では安くても数万円以上かかり相対的には高額となっています。大学受験の予備校代に比べればはるかに安い価格ではありますが、受験の点数のような定量的な指標が無いのが就職活動。利用に及び腰になるのも仕方ないのかもしれません。今回は、そんな就活塾について気になることを、これまで5年以上にわたり1,000名を超える学生に就活コーチングを実施してきた就活コーチ代表の廣瀬泰幸氏にうかがってきました。就活塾と聞くと「内容がよくわからない」「就活本に書いてあることを教えているだけで役に立たないのでは?」「本当に役に立つのか?」といったイメージを抱いている人もいるのが現実です。イメージの元となっている良くない就活塾が存在するのも事実なのでしょうか?—残念ながら役に立たない就活塾も存在していると思います。現在、関東圏だけで50以上の就活塾があります。学生さん相手の仕事のため参入障壁が低く、ノウハウの乏しい就活塾が生まれてしまうというケースが見られます。また、「ESの書き方」「グループディスカッションの仕方」「面接の受け方」など、ありきたりのテクニックを学生に教えるだけで、就活本を読めば十分といった就活塾もあります。併せて、よく広告に用いられる「内定率◯◯%」「トップ企業△△へ内定者輩出」という情報に関してですが、安易にそれを鵜呑みにすることは危険だと思っています。(1)受講生が何名いて、そのうち何人が内定を獲得したのか。→「内定率=内定数÷受講生数」として算出している場合、少数の学生が複数内定を得ているだけかもしれません。(2)いつの受講生の内定実績なのか。→何年も前の内定実績をあたかも直近の情報であるかのように掲載している場合もあります。それでは就活塾の良し悪しは、どのような観点から判断するのがよいのでしょうか?—まずは塾の歴史の長短です。3年未満は運営が軌道に乗っていない場合が多く、サービスの質にムラがあったり、いきなり事業をクローズするということもありえます。ノウハウの蓄積にも不安がありますね。次に、経営者の略歴とポリシーです。就活塾の経営母体は、現在のところ100%中堅・中小企業か個人経営です。従って、経営者の略歴やポリシーが明示されていない塾は要注意と言えます。それからやはり、講師の質です。講師の経歴の記載がぞんざいなところは悪い就活塾だと思っていただいて構いません。併せて、カリキュラムの質です。筆記試験対策など、そもそも対面指導の必要性が薄いものに無駄に注力していたりはしないか。論理性があるか。受講生1人1人に対して親身に対応する体制がとれているか。はとても大切なことだと思います。最後に、利用者の声です。就活塾サイドのメッセージは極端に言えば、何とでも書けるし言えます。本当に大切なことは、今までの受講生の感想です。利用者の声がないのは、論外だと思います。また、受講者の声が掲載されていても、元々優秀な受講生の声しか掲載されていなかったとすれば、要注意だと思っていただくのが賢明だと思います。正直なところ、就活塾にも向いている人と向いていない人がいるのではないかと考えています。どのような人が就活塾を利用することに向いているのでしょうか?—たしかに就活塾を利用するのにも向いている人と向いていない人がいるのも事実です。これまでの経験から、向いている人と向いていない人の違いは以下のようにあると考えています。(1)就活塾に向いている人まずは、学歴などのスペックはあっても、特筆すべき実績の無い学生さんは向いていると思います。「大学時代はゆるいサークルで友人とつるんでいたけど、どう自己PRすればいいのかわからない。そもそも就活って何をどう頑張ればいいの?」といった学生さんは、就活塾で努力の方向性を示されれば化ける可能性は大きいと思います。次に、勉強はよくやってきたけど、それをどう面接などでアウトプットすればいいのかわからない学生さんです。就活塾で場数を踏み、伝え方を学べば内定出来る可能性は高くなります。そして、自分がどういった業界や企業に適性があるのかよくわかっていない学生さんは、社会や企業をよく知っている講師が的確に導いてくれる可能性が高いですね。併せて、そもそも、自分に自信のない学生さんは、個人をよくみることができる講師が、その人が持っているいい点を気づかせ、伸ばしてくれると思います。(2)就活塾に向いていない人逆に向いていない学生さんは、「就活塾を利用する→内定獲得」と考えている学生さんです。「就活塾を利用する→本人が努力する→内定獲得」が正しい図式です。大学受験予備校でも、ただ何となく周囲が通っているから自分も、というタイプの人は良い結果を得られていないのではないでしょうか。また、元々素晴らしい経験をしていたり、地頭が優秀な学生でかつ、説得力を持って伝える力がある人は自力で十分良い結果が得られると思います。しかし、このタイプの学生さんは少数かもしれませんね。採用する側の企業から見た場合、就活塾などが面接ウケを良くするための小手先のテクニックや付け焼き刃的なスキルを指導することで、学生本来の資質や能力などを見えづらくしてしまい、本当に企業が求めている人材を獲得する妨げになってしまうという危険性はないでしょうか。—もちろん模擬面接などを通して、実際に内定を獲得できるように指導しています。顧客である学生さんや親御さんからお金をいただいている以上、顧客の成果にコミットするのは当然のことです。しかし、就活塾の本来のミッションは、学生さんのレベルを企業側の求める水準まで高めることだと考えています。現状、企業サイドからの視点に欠け、独りよがりの自己PR/志望動機を展開し、採用に至らないという就活生が多く見られることは、とても残念なことです。他方で、就職活動をサポートする側においては、小手先の就活テクニック指導に偏重していることも多いと言えます。しかし付け焼刃のスキルで通用する程、企業側が求めていることは浅くはありません。これらのミスマッチを解消させるべく尽力することこそ、就活塾の存在意義だと考えています。今回の話をまとめますと、一口に就活塾と言っても質にはばらつきがあるのが現状です。就活塾利用に向いている学生さんとそうでない人もいると思っています。塾の見極め及び自分自身の利用適性の見極めには無料相談を使うのがいいですね。支払うコストに見合ったリターンが見込めそうか、まずは一度相談してから判断してみてください。廣瀬さん、貴重なお話をありがとうございました。就活コーチ代表廣瀬泰幸氏慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、株式会社リクルート入社。大企業からベンチャー企業まで1000社を超える企業の採用と人材育成を支援。その後、一部上場企業の人事部採用責任者として年間500名の採用と人材育成を行う。2004年より、株式会社リンクアンドモチベーションの講師として、主として大企業の10,000人を超える社員に教育研修を実施。2010年株式会社オールウェイズを設立し、「就活コーチ」を主催。以降1,000名を超える学生に就活コーチングを自ら実施している。日本で初めて就活に誰もが成功するために「新卒採用基準の公式」(200点満点)をわかりやすく、具体的に定義。新卒採用基準=【「有能感」+「仕事力」×「表現力」×「就活スキル」+α。】「就活コーチ」のHPから、誰もが現在の自分の基準を自己診断できる。就活コーチへの就活無料相談はこちらからphotobyPhilRoeder 20,607 views
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本記事では本選考への応募を検討している25卒就活生に向け、4月4,5週目(22日~30日)にエントリー締切を迎える企業を紹介します。多くの企業が4月にも本選考を募集しています。気を引き締めて、積極的に志望業界・企業の情報収集を行いましょう。他の本選考にもエントリーしたいという方は以下の記事もご覧ください。関連記事注意点情報の精度には最大限注意していますが、本記事の掲載情報には誤りがある可能性があります。本記事の掲載情報だけでなく、必ず"各社から発表されている一次情報"を確認していただくようお願い致します。4月4,5週目(22日~30日)に本選考のエントリー締切を迎える企業※締切日順に掲載4月22日みずほフィナンシャルグループ森永乳業アクセンチュア三菱HCキャピタルリオ・ホールディングス時事通信社北海道電力ヒューリック(Hulic)大阪ガスSUBARU(旧富士重工業)積水化学工業関西電力4月23日オリエンタルランド全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)日立ソリューションズ山崎製パン長瀬産業4月24日電源開発(J-POWER)オービックTOTONIコンサルティング4月25日ファーストリテイリング日本政策金融公庫(日本公庫)伊藤忠丸紅住商テクノスチール(旧伊藤忠丸紅テクノスチール)富士通4月26日国際協力銀行(JBIC)清水建設4月28日高島屋(髙島屋、タカシマヤ)コスモエネルギーグループ4月29日山崎製パン伊藤忠丸紅住商テクノスチール(旧伊藤忠丸紅テクノスチール)兼松4月30日スクウェア・エニックス横浜銀行日本郵政グループ【エントリーはこちらから】4月4,5週目(22日~30日)の締切企業一覧本記事を読む前に以降の会員限定コンテンツでは、各社のエントリー締切日に加え、"本記事からのマイページ登録・各社の企業研究ページへの遷移"が可能となっています。まだ会員登録をされていない方は会員登録をしていただき、本記事をより効果的に活用して下さい。みずほフィナンシャルグループ第4回エントリー■応募受付締切:4月22日(月)12:00本選考へのエントリーはこちらみずほフィナンシャルグループ志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらみずほフィナンシャルグループの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら森永乳業事務系〈N社員/営業管理コース〉二次締切■締切日時2次締切:4/22(月)13:00本選考へのエントリーはこちら森永乳業志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら森永乳業の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらアクセンチュア2025年新卒採用本エントリー(第4回締切)■本エントリー締切※日本時間◆通常選考エントリーシート提出締切:2024/4/23(火)23:59※日本時間◆英語選考エントリーシート提出締切:2024/4/23(火)23:59※日本時間本選考へのエントリーはこちらアクセンチュア志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらアクセンチュアの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら三菱HCキャピタルビジネスプロフェッショナル職本選考■締切[1クール最終]4月22日(月)13:00本選考へのエントリーはこちら三菱HCキャピタル志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら三菱HCキャピタルの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらリオ・ホールディングス【限定公開/選考パスあり】日本の資産にサステナビリティをもたらす「不動産×税務×法務」のOnestopコンサルティング■応募締切24/04/2212:00本選考へのエントリーはこちらリオ・ホールディングスの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら時事通信社本選考(写真・映像記者)■応募締切日写真・映像記者4月22日(月)本選考へのエントリーはこちら時事通信社志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら時事通信社の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら北海道電力【事務系職】本選考■応募締切第三回締切日:2024年4月22日(月)本選考へのエントリーはこちら北海道電力志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら北海道電力の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらヒューリック(Hulic)2025年度新卒採用■応募締切:4/22(月)AM9:00本選考へのエントリーはこちらヒューリック(Hulic)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらヒューリック(Hulic)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら大阪ガス2025新卒採用■締切日エントリーシート提出[第2回]:4月22日(月)Webテスト受験[第2回]:4月23日(火)~4月26日(金)本選考へのエントリーはこちら大阪ガス志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら大阪ガスの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらSUBARU(旧富士重工業)「本選考(自由応募)」※4次応募■エントリー締切:2024/4/22(月)本選考へのエントリーはこちらSUBARU(旧富士重工業)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら積水化学工業【積水化学】エキスパートコース説明会※選考必須■応募締切会社説明会予約:4月22日(月)09:00▼ES提出/適性検査受検:5月13日(月)23:59■説明会開催形式:WEB(ZOOM)■説明会開催日時:2024年4月23日16:00~17:30(予定)本選考へのエントリーはこちら積水化学工業志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら積水化学工業の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら関西電力本選考事務系(総合職)/技術コンサルティング■締切期日:4月22日(月)23:59まで本選考へのエントリーはこちら関西電力志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら関西電力の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらオリエンタルランド【テーマパークマネジメント職(スーパーバイザー)】本選考■応募期間「OLCチャレンジシート」の受付期間2024年3月1日(金)~4月23日(火)午前10:00本選考へのエントリーはこちらオリエンタルランド志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらオリエンタルランドの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)全国域総合職■応募締切:2024年4月23日締切本選考へのエントリーはこちら全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日立ソリューションズ【2025年卒採用】管理部門スタッフ職(財務・調達・人事)■応募締切:4月23日(火)23:59まで本選考へのエントリーはこちら日立ソリューションズの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら長瀬産業2025年卒向け新卒採用(事務職採用)■応募締切:4月23日(火)23:59まで本選考へのエントリーはこちら長瀬産業志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら長瀬産業の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら電源開発(J-POWER)技術系グローバル社員自由応募(第2回締切)■応募〆切:4月24日本選考へのエントリーはこちら電源開発(J-POWER)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら電源開発(J-POWER)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらオービック「2025年卒向け新卒採用本選考」第3期■応募締め切り:4/22(月)本選考へのエントリーはこちらオービック志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらオービックの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらTOTO2025年度入社第2期採用選考エントリー【営業・企画職/企画職】■エントリー締切:2024年4月24日(水)23:59本選考へのエントリーはこちらTOTO志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらTOTOの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらNIコンサルティング【本選考】経営コンサルティングのDX化で40万社の課題解決を目指す「NIコンサルティング」■24/04/2412:00本選考へのエントリーはこちらNIコンサルティングの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらファーストリテイリング2025年度新卒採用(4月)■説明会開催日程2024/04/22(月)14:00〜14:302024/04/25(木)11:30〜12:002024/04/26(金)14:00〜14:30■予約・変更・キャンセル期限:各開催日の1営業日前9:00AM※営業日=土日祝以外の平日例:4月22日(月)開催の予約・変更・キャンセル期限→4月19日(金)9:00AM本選考へのエントリーはこちらファーストリテイリング志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらファーストリテイリングの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日本政策金融公庫(日本公庫)本選考■エントリーシート・WEB適性検査登録期限【4月25日(木)10:00】本選考へのエントリーはこちら日本政策金融公庫(日本公庫)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら日本政策金融公庫(日本公庫)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら伊藤忠丸紅住商テクノスチール(旧伊藤忠丸紅テクノスチール)【事務職】■書類選考応募締切:4月25日(木)23:59まで本選考へのエントリーはこちら【総合職】二次募集■書類選考応募締切:4月29日(月)23:59まで本選考へのエントリーはこちら伊藤忠丸紅住商テクノスチール(旧伊藤忠丸紅テクノスチール)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら富士通JOBマッチング選考第三回締切■応募締切第三回2024年4月25日(木)正午本選考へのエントリーはこちら富士通志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら富士通の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら国際協力銀行(JBIC)【業務職】本選考■応募期限―業務職―2024年4月26日(金)10:00[日本時間]本選考へのエントリーはこちら国際協力銀行(JBIC)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら国際協力銀行(JBIC)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら清水建設2025年新卒採用意匠設計・構造設計・設備設計■応募締切意匠設計・構造設計・設備設計4月26日(金)本選考へのエントリーはこちら清水建設志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら清水建設の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら高島屋(髙島屋、タカシマヤ)本選考第2クール■応募締切第2クール:2024年4月28日(日)本選考へのエントリーはこちら高島屋(髙島屋、タカシマヤ)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら高島屋(髙島屋、タカシマヤ)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらコスモエネルギーグループ一次選考(書類選考)※三次〜五次締切■応募締め切り五次締切:2023年4月28日(日)23: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マスコミ志望者なら必須じゃなくても企画書を持参すべき マスコミ志望者なら必須じゃなくても企画書を持参すべき 16卒マスコミ内定者です。マスコミのES、面接突破においては「企画書」が重要な意味を果たします。しかし、マスコミの選考では、ESにちょっとした企画を書くような設問はあっても、「企画書」を提出しろ、という課題は面接の前の段階では基本ありません。じゃあなんで書かなきゃいけないの?と思うかもしれませんが、面接の前にこの「企画書」を用意しておくと何かと有利なのです。とはいえ、「いきなり言われても理由もあまり納得できないし、そもそも書き方もわからないから教えてほしい」という方がほとんどでしょう。そこで、私からマスコミ対策のための企画書の意味・その書き方を伝授したいと思います。まず、企画書とは企画書とは、新規プロジェクトなどのアイデアを実現するために誰が見てもわかりやすい文書の形式でまとめた書類のことです。企画書の必要性企画のアイデアは、単に思いついただけでは実現することができません。誰にでもわかりやすい形で書類としてまとめた上で、検討することが必要不可欠です。企画書を作成する上での原則「企画書は簡潔に!」企画書とは-コトバンク「アイディアを誰にでもわかりやすく伝えるための書類」が企画書、ということですね。続いて、なぜ企画書を書くとマスコミ就活で有利になるのか、その理由をお伝えしたいと思います。企画書を書く2つの理由①その業界・企業・実際の仕事内容に詳しくなれる何事もアウトプットを通してインプットした方が効果的!企画実現に必要なことを調べていくうちに、業界の構造などが見えてきます。お金の流れなども知るきっかけになるので、より深い知識を得ることができます。実際に私は映画の企画書を書くことで、各配給会社の強みや特色を知るきっかけになりました。また、監督を指定する際にも、なぜこの監督なのかという「理由」が必要になってきます。その監督がどういった映画を撮っていて、どういった特色を持ち、それがこの映画にこう活かせそうだから使いたい、そこまで言う必要があるわけです。私はそこまで映画を観ていなかったため、こういった企画書を書く際は非常に苦労しました。つまり、プロデューサーとして自分がいかに勉強不足であるかを痛感するきっかけになったわけです。よって、自分がその企業で入社して働くために足りないものを自覚できるという点でも、企画書を書くという行為はおすすめです。②面接突破の「切り札」になる「やりたいことはなんですか」この質問に答えるための最強のツールが企画書です。非常に具体的に書かれているため、企画書に書かれていることを述べれば面接官からしても話が早いです。「もっと具体的に!」と突っ込まれて慌てることがなくなり、印象もよくなります。万が一、最後まで「やりたいこと」を聞かれなかったとしても、「最後になにかありますか」このタイミングで考えてきた企画を伝えることにより、やる気と能力のアピールにつながります。私は企画書を頭に入れて面接に臨みましたが、実際にすべてを披露する場はありませんでした。しかし一部を披露する機会はありましたし、ほかの企画とともにさらっと「こういったことも考えているんですよ」と示すことで、面接官の反応は良かったように思います。「この子企画もできそうだし、そういうこと考えるの好きな子なんだな」と思われたのが面接官の顔色からわかりました。というわけなんです。企画書を書く上での注意点・本気で・具体的に・自分が本当にやりたい企画を書くことを心がけてください。適当に書くのは絶対にNGです。誠意を込めて書きましょう。また、自分が楽しめる企画であることは重要ですね。まずは自分自身がその企画を心から面白い!と信じられていないと、相手に面白そうと思ってもらうことは難しいのです。また、わかりにくいのが「具体的に」というところだと思いますが、これについては私の実例を見ていただければと思います。実際に私が書いた企画書「〇〇〇〇」実写映画化企画書ジャンル:青春学園コメディターゲット・マーケット:10~25歳女性タイトル:「〇〇〇〇」ログライン:ストーリーをわかりやすく、3~4行ほどで原作:☐☐刊「〇〇〇〇」比較映画:ウォーターボーイズスタッフ:監督・脚本矢口史靖配給KADOKAWA/松竹キャスト:主人公〇〇⇒△△、・・・今作る理由:伝統芸能に対して、現代人がどう接していくか考える時点に来ている古く大きな権力をもつものとの対峙は、現代日本の増え続ける高齢者に若者がどう対峙していくかと重なる⇒ストーリー中の、主人公と御曹司の対立、御曹司と父の対立に象徴される関係いつ公開するのか:11月下旬(20~29日)公開どこで公開するのか:全国系でロードショーどのように見せるのか:・△△とのタイアップ作品中に登場する演目「○○」や「〇〇」を上演。・テレビ局での〇〇に関する番組の放送・電車中吊り広告(△△と映画の両方の宣伝をのせたポスター・横2枚分)中吊りジャック予算:1億5千万円(学園モノで、多額の予算は必要ない)以上になります。正直予算の使い道などもっと具体的にできる点もありますが、さすがにそこまで突っ込まれることは少ないかな、とも思い、上記のようになりました。参考にしてもらえればと思います。最後に実際に仕事をすると、自分自身で毎日のように企画を考え、提案していくことになります。その適性が自分にあるのかを知る第一歩としても、企画書作りを楽しめるか、実際にチャレンジしてみるのはよいことかもしれません!photobycatherinecronin 24,758 views
麻雀、大喜利、演劇採用?!新しい就活スタイルを提案するサービス「ミートボウル」に注目! 麻雀、大喜利、演劇採用?!新しい就活スタイルを提案するサービス「ミートボウル」に注目! 就職活動というとESを書いて筆記試験を受けて面接・GDを繰り返してといった流れが一般的ですが、面接などのいかにも就活といった場では変に身構えて就活用の仮面を被ってしまい、逆に評価されない学生も多いと感じます。社会人から評価されるよう臨む以上、十分な準備は必要ですが、一方で普段と明らかに乖離した付け焼き刃の自分を売り込もうとしても採用側に違和感を抱かせるだけなので注意が必要です。どうしても仮面を被ってしまいがちだという方は、一度それを取り払ってくれるような採用イベントに参加してみるのもいいかもしれません。(※本コラムは「ミートボウル」のPR記事です)「ミートボウル」とは:素の自分で勝負したい人のための就活サービス​​​就活のためだけのテクや知識を慌てて身に付けるより、普段から好きで続けてきたことを通して、あなた本来のチカラで就活してみませんか?ミートボウルのイベントなら、あなたの素のチカラを活かして企業と出会えます。(「ミートボウル」イベント紹介ページより抜粋)ミートボウルでは「得意な分野で企業と出会う」というテーマを掲げ、学生がいつもの姿で企業にPRできる場を用意しています。他ではなかなか無いようなユニークなイベントを多数開催しており、いずれも評価されればその後の企業選考フローに乗り、内定を獲得する学生も毎年輩出しています。今回は、その珍しさからSNSでもたびたび拡散されるミートボウルの主なイベントをご紹介します。①アドリブ力が問われる「即興演劇採用」​台本無し、リハーサルなし、準備なしの一発勝負での即興演劇での振る舞いを評価されるイベントです。面接で想定外の質問が飛んできたりといった経験のある方も多いと思います。そういったアドリブ力が問われる意味で、就職活動と即興演劇は共通点があると言えます。unistyleでも伝えていますが、アドリブするにもいきなり何もないところから話のタネが浮かぶわけではなく、普段どれだけ物事を考えているかによる部分が大きいと感じます。参考:面接で問われているのは瞬発力ではなく、普段から物事を考える力自分では対応力に自信があると思っている人も、実際に企業の人事担当者に評価されながらでは案外オロオロしてしまうことと思っています。自分の引き出しの幅や深さについて知る機会としても有用なイベントですので、第一志望企業の選考前に腕試しに受けておくのもよいでしょう。▼開催日程はこちらでご確認ください。​​②ユーモアで勝負する「大喜利採用」​先ほどの即興演劇同様にアドリブ力が求められるのはもちろん、ユーモアのレベルも評価されるイベントです。仕事において取引先と円滑に仕事を進める際にも適度なユーモアは有効に作用します。企業面接においても、ガチガチの就活生よりもある程度大人と話し慣れた印象を与えた方が上手くいきやすいように感じます。一方で、これまでに面接でウケを狙いに行って玉砕した方も一定数いると思っており、友人間での身内ウケと初対面の社会人からのウケとの違いを改めて考えるよい機会かもしれません。▼開催日程はこちらでご確認ください。現役のお笑い芸人が司会進行を務めることもあり、プロの表現者の言葉を盗むチャンスかもしれません。③思考力重視の「頭脳ゲーム採用」就職活動においてもよく聞く「地頭」という言葉。ミートボウルのオリジナルゲームで参加者同士競い合い、思考力を評価されるイベントです。ゲームで思考力をアピールした後は、人事担当者との交流会で人柄面も評価してもらえるとよいでしょう。なお、頭脳ゲーム採用に限らず、今回ご紹介するすべてのイベントで企業の人事との交流会が行われます。とにかく論理性・思考力が求められると思われがちなコンサル業界においても人柄やリーダーシップは重視されるので、その他の業界でも多面的に評価されると内定に近づけることと思います。​▼開催日程はこちらでご確認ください。​④今までにない自己分析「謎解き脱出ゲーム採用」​地球を救う唯一の手段、隕石破壊の方法はとある暗号化された論文に秘められているらしい。そこで突如あなたには「仲間と協力して暗号を読み解き、隕石の弱点を突き止めよ」というミッションが渡された!隕石破壊のチャンスまであと60分。地球存亡をかけた謎解き脱出ゲームが、今はじまる。皆さんの挑戦をお待ちしております。(「ミートボウル」謎解き脱出ゲーム採用ページより抜粋)このアオリ文のみからは何を行うのか想像できませんが、内容は非常にユニークな自己分析方法を用いたゲームとなっています。企業のインターンなどでもこうしたゲームを用いて学生同士が協力する内容のプログラムは多数あるため、そうした経験をお持ちの方はこちらにも参加してみてはいかがでしょうか。▼開催日程はこちらでご確認ください。⑤納得のいくキャリアをツモる「麻雀採用」​こちらがミートボウルのイベントの中でも最大の人気を誇る麻雀採用です。当日は雀荘を貸し切ってプロ雀士立会いのもと、企業の人事も交えて卓を囲みます。人事との交流会も雀卓で行います。なお、数あるミートボウル就活イベントの中で最も多くの内定者を輩出しているのがこの麻雀採用です。こうした勝負事では、優勢な時・劣勢な時など様々な場面でその人の本性が露わになりやすいと思っています。採用する側も、「あなたの人柄を教えてください」と聞くよりもはるかに正確に学生の人となりを見抜きやすいイベントだと考えているのかもしれません。▼開催日程はこちらでご確認ください。最後に面接やGDに苦手意識がある人ほど、就活用に作った自分を演じるようになりがちだと感じます。かりそめの自分を貫き通せればよいのかもしれませんが、ほとんどの場合は見抜かれます。今回ご紹介したミートボウルの採用イベントは一見珍妙なものばかりですが、通常の面接と切り口は違えど、どちらも自分という人間をどう伝えるかを問われていることに変わりはありません。また、採用担当者を前にしても自分がどんな人間なのか、改めて見つめ直す機会として活用できるでしょう。色々な土俵で多くの企業から評価される経験を重ねて、納得のいくキャリアを選択して欲しいと思います。photobyyui* 17,985 views

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