元社員が語る「楽天の営業」とは〜ブラックと言われる企業に勤めて〜(前編)

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最終更新日:2024年01月22日

元社員が語る「楽天の営業」とは〜ブラックと言われる企業に勤めて〜(前編)

本記事では、楽天の元社員である私が楽天「ECコンサルタント」という職種、労働環境や仕事、給与や福利厚生について説明します。

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楽天のECコンサルタントとは

こんにちは。私は新卒で楽天株式会社に入社後、三年間ECコンサルタントとして働き、退社後今は別業界で人事として働いている者です。

今回は、IT企業の中でも有名な「楽天」という中でも何かと噂の多いECコンサルタントという職種を経験した身として、実情はどうなのかという点をお伝えできればと思います。
ちなみに私が在籍していたのは2010~2012年の間ですので、現在とは状況が異なる点もあることをご了承下さい。

ECC(ECコンサルタントの略称)という仕事は、簡単に言えば楽天に出店している店舗を一人当たり100店舗程担当し、電話や往訪などを行いながら売上増大の為のアドバイスを行うという仕事です。

名目上はコンサルタントなのですが、ECCには3つの指標(広告目標、流通目標、講座販売目標)が常に課されており、その中でも広告販売の目標のウェイトが高いため、顧客へのアドバイスが広告営業に偏りがちになってしまうという現状があります。
また、3つの指標を達成するために業務量はどうしても多くなり勤務時間が長くなる傾向があるため、ブラックであると言われがちです。
楽天という企業では目標は絶対達成しなくてはいけないので(他企業も基本は絶対達成だと思いますが、間違いなく他企業よりも達成に対するプレッシャーが大きいと思います)、仕事がきついと感じる人が多く、ECCに配属された人は一年経たず辞めてしまう人も多いのです。
では、楽天の営業として働くということはどのようなものなのか、実際噂通りブラックなのか、体験を踏まえて下記に述べたいと思います。

楽天の労働環境と仕事

「楽天 ECC」というワードで検索すると、様々な恐ろしい情報が出てきます。

「過酷な労働環境」「新卒がどんどん辞める」「肌荒れ、膀胱炎は当たり前←笑」など、楽天を告発するような文章や、就活生に向けて避けるように呼びかける言葉もあります。
実際私も入社後半年位から残業時間が月100時間近くなり、終電を逃すことも度々ありました。そして確かに肌荒れも膀胱炎も経験済です。入社前にOB訪問で話は聞いていたのである程度覚悟していたとは言え、実際一日3~4時間睡眠の日が続くと日に日に思考力が低下するのを感じていました。
また、私の部署では帰社時間を22時より遅く打刻することはできず、(できなくはないのですが、何工数もの承認作業が必要であり、申請の手間と時間を考えると実質不可能に近いものでした)上記のような、日々24時近くまでという拘束時間を会社に正しく把握してもらえていると思ったことはありませんでした。
このような実情だけを見ると、労働環境が過酷なブラック企業であると感じる人も多いでしょう。
しかし実際は、インターネット上にあるように、「ECCはひどい仕事だ!」「過酷で健康を損なう職場だ!」と感じている人ばかりではありませんでした。少なくとも当時の私は違い、「ブラック企業に勤めている」という意識はあまりありませんでした。
なぜなら、拘束時間の長さなどの労働環境を除いても、自分に任せてもらえている仕事の規模の大きさに面白みを感じ、自主的に仕事と長く向き合っている面も大きかったからです。ITの知識とサービスというのはどんな業界業種に限らず必要なことであり、現代社会で避けて通ることはできません。
楽天はそのサービスを他社へ提供し相互に企業成長していくことが使命なので、どんな業種の偉い人とも「IT」という分野に関しては対等に話をすることができたのです。経営を何も知らない一年目のペーペーでも、年商何億何十億という企業の社長と対等に話し提案することができるというのは本当に貴重な経験でした。
毎回提案の時には吐きそうなほど緊張していましたが、必死にそれを見せないよう、新人に見られないよう、それでいて相手を軽んじる態度にならないよう、頭をフル回転させて話をするのが面白かったのを憶えています。結果提案が通っても通らなくても、日々自分の経験値の上昇を感じ、非常に充実していた毎日でした。
このように業界に限らず様々な人と関わることができ、入社早くから責任のある仕事ができたという点では、今でも楽天という会社に非常に感謝しています。
確かに労働時間は多い傾向にありますが、責任の大きな仕事をしている分学べることはとても多いです。労働時間を見てブラックであると言ってしまえばそれまでなのですが、業務内容によってはそう感じていない人も多くいるということを知ってほしいと思います。

楽天の給与と福利厚生

次に、給与と福利厚生についてです。

私の新卒時の初任給は月給30万円で、他企業と比べるとかなり高かったと思います。そこだけで入社を決めたと言っていた同期もたくさんいました。
ただ、どうしても就職活動時は初任給に目がいきがちですが、仕事を続けていくにあたり重要なのは初任給ではありません。昇給の仕方や福利厚生、残業代や賞与など、基本給以外の要素で収入は大きく変わります。
楽天では当時基本給と通勤手当以外特に手当は無く、インセンティブ手当も他企業の営業と比べると少ないものでした。残業代も実際に働いた時間通りには入りませんし、退職金や住居手当、家族手当等福利厚生も一切無いため、基本給内でいかにやりくりして貯蓄していくかが重要でした。
しかし、目標を大幅に達成したりした場合は別途インセンティブが支給されますし、優秀な働きをしている人は年齢や年次に関係なく昇格、昇給することができます。そのような点で言えば、きちんと自分の仕事に対する対価が給与として支払われているため、いわゆるブラックであるとは言えないでしょう。
また、楽天に限らずIT企業はあまり年功序列が厳しくない企業が多いと思いますので、やりたいと思ったことに対して手を挙げやすくキャリアを自分の意志で積んでいきやすいという点はIT企業で働く大きなメリットであると言えます。
就活生の方々は、初任給などの募集要項に書かれている数字だけで判断するのではなく、福利厚生や昇給基準など、長く続けるために自分に必要な要素をよく考え、自身の志望を決めていただければと思います。
余談ですが、楽天では社内食堂が無料であることが福利厚生として大きくアピールされていましたが、営業で転勤になった場合は社食が無い場合が多く、普通に自分でランチ代を出さなくてはいけなかったため、転勤を命じられた時はその不公平さに泣きました。福利厚生なんてそんなものです。
※後編では、筆者の感じる「ブラック企業だと思われてしまう楽天の弱さ」をお伝えします。

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でこの仕事を選んでいる、という意識がコミットメントを高める。◆コミットメントは伝染するので、社内ではコミットメントの高い人の近くにいる。社内外問わず、メンターを作る。コミットメントが高い人に影響を受けられる環境を作ることが重要。(『コンサル一年目が学ぶこと』p.256-257より)最後に『コンサル一年目が学ぶこと』というタイトルの書籍ですが、どんな業界・業種で働く上でも重要な示唆のある内容だと感じました。まずは本記事や書籍を読んでいただいて、その上でぜひ行動に移して、そして継続して欲しいと思います。ちなみに、本でもセミナーでも何でも、情報を得て実際に行動できる人が30%、行動を継続できる人がさらにその30%などと言われているようです。コンサル一年目が学ぶことphotobyMartinThomas外資コンサル業界完全攻略記事一覧1.【業界研究】外資コンサルの仕組み・大手企業ランキング・選考対策まで一挙大公開!2.【業界研究|コンサルティング】コンサルティングとは?から選考対策までを徹底解説3.【業界研究】外資コンサル大手企業一覧まとめ4.【業界研究】外資コンサルの年収ランキングを大公開! 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直近2週間でバズった就活ツイートまとめたら共感の嵐が止まらない 直近2週間でバズった就活ツイートまとめたら共感の嵐が止まらない ホンネが溢れるTwitter。就活関連で最近話題になったツイートをまとめましたので息抜きがてらご一読ください。Twitterで共感を呼んだ「就活」についてのツイート—KI-SENRA(@senra_kise)2018年11月2日結局私が何のために就活してたかって「希望の会社で働くため」「夢を叶えるため」とかいう輝かしい理由ではなくて「就職しないとこの世は生きづらいから」「働かないと白い目で見られるから」「嫌でも収入はないと生きていけないから」「何でもいいから内定をもらって早く終わらせたいから」なんだよな—_(@vmustk)2018年11月1日これは就活が終わってから知ったんですけど「平服でお越しください」ってアナウンスなのに「そうは言ってもリクスーでしょww」ってスーツ以外の学生を落とす会社と「平服で、つってんのにスーツとかどんだけ話聞かないんだ」ってスーツの学生を落とす会社と両方確認したので皆さん諦めましょう—千歳(@chitose_mgmg)2018年10月31日不特定多数の顔の見える人間に「お前いらないよ」と言われ続けると人間は死ぬ、ということは良く知られていますが、不特定多数の顔の見える企業に「お前いらないよ」と言われ続けると人間は死ぬ、ということはあまり知られていませんね。就活。同級生たちが完全に参ってるよ。死ぬなよ、大学4年生。。—プロ奢ラレヤー(@taichinakaj)2018年10月29日アニメ『けいだんれん!』第1話「談合」第2話「汚職」第3話「報道規制」第4話「縁故採用」第5話「贈賄」第6話「収賄」第7話「三木谷」第8話「賃上げ拒否」第9話「過労死」第10話「就活ルール廃止」最終話「経団連会長、パソコンを導入します!」—かのたん(@kanon_ayuayu)2018年10月24日「なぜそんなにいつも日本をぶっ叩くのか」とよく聞かれるんだけど、新卒就活時は超就職氷河期に遭い、博士に進んで研究者になったら事業仕分けと若手支援削減にやられ、這々の体で企業勤めに転じたら今度は「中途は外様」とか言われて冷遇されれば、そりゃ日本社会の悪口の一つも言いたくなるわな—TJO(@TJO_datasci)2018年10月24日新卒で入った日系SIerで「社会不適合者」「雇ってくれる会社なんかない」などとボロクソに言われていたちょまどさんが、今や世界の最先端を突っ走っているわけで、こんな逸材が日系SIerで危うく潰されるところだったんだよなあ。日系SIerはちょっと真剣に考えたほうがいい。https://t.co/Y0n8Th6NlO—ぶる(@polyrhythmic_bw)2018年11月1日小学校「座りなさい。黙りなさい。きれいに並びなさい。黙りなさい。」中学校「この服着なさい。この髪型にしなさい。周りを見て考えなさい。」就活「自分らしさを出しましょう。他との差別化をはかりましょう。あなたならではの経験は?」(・Д・)「、、。」教育界全体の筋が通ってなさすぎる。—ポッター(@77BOM3cWD7wXdan)2018年11月1日同じ大学の教員として、このツイートに抗議します。教員が軽々しく「就活勝ち組」とかいう言葉を使わないで下さい。「勝ち組」がいるということは「負け組」がいるはずで、就活の成否で人生の勝ち負けが決まるがごとき価値観に加担しないで下さい。https://t.co/g9LFXNWU3K—ShotaroTSUDA(@brighthelmer)2018年11月2日う~ん、勤め先に対する忠誠心がないといわれてもなあ…新卒で正社員採用されて定年まで働くなんて人生は無かったのだし、簡単に首を切られるのが当たり前という感覚がある身としては「御恩と奉公はセットです」としか言いようが無いんだよねえ。御恩がなければ奉公があるわきゃない。—KGN(@KGN_works)2018年11月2日日本ほど再チャレンジできない国なんてそうそうないよな親ガチャ失敗→荒廃した小中学で不良化、一生フリーターへ↓高校受験失敗→一生フリーターへ↓大学受験失敗→一生フリーターへ↓新卒一括採用失敗→一生フリーターへ↓職場ガチャ失敗→過労死↓安心して死ぬまで働け—なる(@nalluse)2018年10月30日明らかにこれは「女子学生と男性社会人」のマッチングを狙ったサービスに思われるんだけど、女性が就活・就労の場面で多くのセクハラに苦しみ、時には命まで落としていることをどう考えているんだろう。電通のセクハラパワハラによる過労自殺事件はまだほんの2年前のことなのに。pic.twitter.com/yW40lp1UAW—小山晃弘(@wakari_te)2018年10月27日まとめここ二週間でTwitter上で「就活」「新卒」というキーワードで1000以上のいいねを得たツイートを集めました。いいねの数は議論を生んでいること、共感を得ていることを意味しています。SNSの普及によって、社会課題に対して個人が感じたことを発信しやすくなり、そこから議論が活発にされるようになりました。まずは目の前の就活について「こういうもの」ではなく「なぜ今の体制なのか」「就活ルール変更はなぜされるのか」と疑問を持ち、自分自身の意見を持てるようにしましょう。社会で起きていることを自分の言葉で考察・議論できることは選考でも、社会人になっても重要です。自分の眼で社会を捉え、行動していきましょう。 15,930 views
【グループディスカッション(GD)の頻出テーマ89例】業界別に過去の出題テーマも公開 【グループディスカッション(GD)の頻出テーマ89例】業界別に過去の出題テーマも公開 本記事では、実際の企業の選考で出題されたグループディスカッションのお題・テーマ89例を紹介します。グループディスカッションのテーマを閲覧するためには会員登録が必要です。以下のバナーから会員登録をお願いします。既に会員登録済の人はこちらからテーマ別に飛べます。本記事の構成グループディスカッションのテーマにおける5つのパターングループディスカッションテーマ(1):課題解決型グループディスカッションテーマ(2):売上アップ型グループディスカッションテーマ(3):新規事業立案型グループディスカッションテーマ(4):自由討論型グループディスカッションテーマ(5):選択型業界別グループディスカッション(GD)テーマ(総合商社・コンサル・広告・出版・マスコミ・食品・金融)最後にグループディスカッションのテーマにおける5つのパターングループディスカッションのお題のテーマは大きく、以下の5つのパターンに分かれます。テーマ(1)課題解決型:与えられた課題に対する解決策を考える(2)売上アップ型:企業の売り上げを増加させる方法を考える(3)新規事業立案型:企業が取り組むべき新規事業を提案する(4)抽象テーマ型:抽象的なテーマに対する解決策を考える(5)意思決定型:与えられた選択肢の中から当事者が取るべき選択を決定するそれぞれのパターンによって出題されるテーマは異なるため、以下でパターンごとに実際に出題されたテーマを紹介していきます。グループディスカッション(GD)対策におすすめのイベントはこちらhttps://unistyleinc.com/topics/26055https://unistyleinc.com/topics/26715グループディスカッションテーマ(1):課題解決型与えられた課題に対する解決策を考えるものです。出題例としては、以下のようなものが挙げられます課題解決型一覧「外国人観光客の一人当たり支出額を増加させるにはどうすればいいか」参考:PwCコンサルティング合同会社・PwCアドバイザリー合同会社本選考レポート(コンサルタント職)「住友不動産がデベロッパーNO.1になるにはどうすればいいか」参考:住友不動産本選考レポート「さらに売れる電気自動車リーフを考えよう」参考:日産自動車インターンレポート(技術職)「一つの時事問題を挙げ、それに対してホンダは何ができるか」参考:本田技研工業本選考レポート(事務系)「今後の旅行業界はどのような業界と手を組んでいけばいいか」参考:日本旅行本選考レポート(総合職)「オリエンタルランドの新卒採用をどのように行っていくか」参考:オリエンタルランド本選考レポート(総合職)コンサルティング業界からメーカー・ベンチャーまで幅広い業界で出題されています。また、企業によっては選考を受けている業界・自社理解が問われることもあるので注意してください。グループディスカッションテーマ(2):売上アップ型特定の業界・企業・製品などの売上を増加させる方法を考えるタイプのものです。課題解決型ディスカッションの中の1つとも言えますが、頻繁に出題されるため1つのパターンとして分類しました。出題例としては、以下のようなものが挙げられます。売上アップ型一覧「日本レンタカーの売り上げを推定し、それを1.2倍にせよ」参考:ローランド・ベルガーインターンレポート「HISの大学生向けの旅行プランの策定した上で、その売り上げを推定せよ」参考:経営共創基盤インターンレポート(コンサルティング)特にコンサルティング企業の選考で出題されることが多いと言われています。基本的には課題解決型ディスカッションと同様のプロセスを踏みます。グループディスカッションテーマ(3):新規事業立案型企業がこれから取り組むべき新事業を提案するものです。こちらも課題解決型の1つとも言えますが、頻繁に出題されるため1つのテーマとして分類しています。出題例としては、以下のようなものが挙げられます。新規事業立案型一覧「スポーツビジネスを始める総合商社が最初に取るべき方策は何か」参考:三井物産本選考レポート(担当職)「外国人観光客をターゲットにしたベンチャー企業のビジネスモデルを構築せよ」参考:アクセンチュア本選考レポート(ビジネスコンサルタント職)「新幹線の新しいサービスを考案せよ」参考:ジョンソン・エンド・ジョンソン本選考レポート(営業職)「日本の成長のためのDNPの新規事業を考案せよ」参考:大日本印刷本選考レポート(総合職)「たばこの本質的価値を訴求するための新規事業を立案しなさい」参考:JT(日本たばこ産業)インターンレポート(経営企画部)「2020年に向けてサイバーエージェントが取り組むべき新規事業を立案しなさい」参考:サイバーエージェント本選考レポート(ビジネス職)新規事業の創出に意欲的なベンチャー企業だけでなく、幅広い業界から出題されています。また、日系大手企業では自社の強みを活かした新規事業の立案求められることが多いので、その業界・企業のビジネスモデルについても理解しておくとよいでしょう。こちらも基本的には課題解決型と同様のプロセスを踏みます。グループディスカッションテーマ(4):自由討論型抽象的なテーマに対する解決策を考えるタイプのものです。出題例としては、以下のようなものが挙げられます。自由討論型一覧「日本人が海外に誇れる強み3つあげて発表せよ」参考:双日本選考レポート(総合職)「東京オリンピックを成功させるには何が必要か」参考:豊田通商本選考レポート(総合職)「リーダーに必要なものは何か」参考:Pwcコンサルティング合同会社・PwCアドバイザリー合同会社インターンレポート(ビジネスコンサルタント)「いい本とはどんな本か?」参考:みずほフィナンシャルグループインターンレポート(IBD)「物を売る際に必要な力は何か」参考:みずほ証券インターンレポート(リテール営業)「良い鉄道とは何か」参考:JR東日本本選考レポート(総合職)総合商社・銀行・インフラなどのチームワークが重視される日系大手企業の選考で出題されることが多いようです。このタイプのお題では「論理的思考力」だけでなく、「議論を進める主体性」と「周囲の意見を尊重する協調性」を持ち合わせた人物が評価されやすいと思っています。グループディスカッションテーマ(5):選択型こちらは、複数の選択肢の中から当事者が取るべき選択を決定するものです。出題例としては、以下のようなものが挙げられます。選択型一覧「うどんとそば、世界に売り出すならどちらか」参考:アクセンチュアインターンレポート(和魂偉才塾)「ブランド価値を高めるために、工場を新たに立地するにはどこの国がいいか」参考:日本ロレアル本選考レポート(マーケティング)「新規牛丼店を出店する際にどのような店にするか」参考:野村證券インターンレポート(IB部門)「2024年のオリンピック開催地をどこにするか」参考:三井住友海上インターンレポート「架空のイタリアンレストランのフランチャイズをどこに展開するのか3つの候補地から選べ」参考:森永製菓本選考レポート(総合職)「新店舗出店の場所はどこが最適か」参考:三菱地所本選考レポート(総合N職)「架空のホームセンターチェーン店をどの街に出店するべきか」参考:商船三井本選考レポート(陸上事務職)大手日系企業から外資系コンサルティング企業まで幅広い業界で出題されています。また、中には以下のような自分と異なる立場におかれた学生と交渉・議論を行う、ディベート形式のグループディスカッションを採用している企業もあります。【例】「救急車の有償化に賛成か、反対か。またその理由は何か」参考:伊藤忠商事本選考レポート(総合職)業界別グループディスカッションテーマ以下では過去に出題されたテーマを業界ごとに紹介します。総合商社一覧ある商品の宣伝価格の割り振り、販促企画、キャッチコピー、販売時期などを決め、会社の低迷を解決すること。(三井物産19卒本選考より)ビール売ってレストラン経営をしている会社がプレミアムビールか発泡酒で新商品を出そうとしています。どちらを出しますか。(三井物産19卒本選考より)あるメーカーの新商品開発について、その是非、また売り出し方や価格帯などを資料を基に考える。(三井物産19卒本選考より)スマートモビリティ社会の実現に向けて三井物産が買収すべき企業は。(三井物産20卒本選考より)通年採用をすべきか否か。(伊藤忠商事20卒本選考より)日本企業は、終身雇用制度を廃止し、成果主義を導入すべきである。反対か賛成か。(伊藤忠商事20卒本選考より)たばこを一箱1,000円に増額するべきか否か。(伊藤忠商事19卒本選考より)あなたが思う『商人』にとって大切にすべきことを教えてください。(伊藤忠商事19卒本選考より)魅力的なリーダーをひとり決め、プレゼンしなさい。(伊藤忠商事17卒本選考より)男性の育児休暇を義務化すべきか。(伊藤忠商事17卒本選考より)今後の農業を発展させるためにはどうすればいいか。(三井物産17卒本選考より)日本が世界に発信するべき文化一つとその理由。(伊藤忠商事16卒本選考より)良いチームワークとは。(双日17卒本選考より)コンサルティングファーム一覧テーマパークの年間売上高推定と売上増加施策の提案。(ローランド・ベルガー20卒本選考より)最新IT技術を用いて、働きやすい環境を考えよ。(アクセンチュア20卒本選考より)待機児童を減少させるには。(アクセンチュア20卒本選考より)高齢化が進む中で、ウェアラブル端末はどのような役割を果たすべきか。(アクセンチュア20卒本選考より)和傘を普及させる施策立案。(アクセンチュア20卒本選考より)テクノロジーを用いて家事の負担を軽減する新しいアイデアを提案。(アクセンチュア20卒本選考より)ある企業で女性の労働者数を増やすには。(アクセンチュア20卒本選考より)キャッシュレス化を推進するためには。(PwCコンサルティング合同会社・PwCアドバイザリー合同会社20卒本選考より)高校の定員割れを解決するには。(PwCコンサルティング合同会社・PwCアドバイザリー合同会社20卒本選考より)コンサルタントに必要な3つの資質は何か。優先順位とともに答えよ。(PwCコンサルティング合同会社・PwCアドバイザリー合同会社20卒本選考より)Appleがこれから新たに参入するとしたらどんな事業が良いか。(PwCコンサルティング合同会社・PwCアドバイザリー合同会社20卒本選考より)売上が伸び悩んでいるチェーンの本屋に対し、業界大手の施策ケースを参考にしつつ売上向上策を提案せよ。(コーポレイト・ディレクション20卒本選考より)〇〇書店の売り上げを改善せよ。(コーポレイト・ディレクション20卒本選考より)花屋の売上を上げる施策を考えよ。(アビームコンサルティング20卒本選考より)フィットネスクラブの会員数を増やすには。(アビームコンサルティング20卒本選考より)ヤクルトの売り上げを5年で1.5倍にせよ。(ローランド・ベルガー16卒インターン選考より)ある会社の本社を移転するかどうか。(野村総合研究所20卒インターン選考より)架空のハンバーガーチェーンのとるべき戦略について。(野村総合研究所17卒インターン選考より)〇〇企業の経営課題について提案を考える。(野村総合研究所16卒本選考より)船井総研の強みとは。(船井総合研究所18卒本選考より)ソリューションを提案せよ。(船井総合研究所17卒本選考より)あたるセミナーのDMの表紙を作成せよ。(船井総研の新規顧客獲得のためにはセミナーを開くが、その集客のために中小企業の経営者にDMを送る。その際のDMの表紙。)(船井総合研究所16卒本選考より)デパートのエレベーターの混雑を解消するにはどうすればよいか検討せよ。(アーサー・D・リトル16卒インターン選考より)広告・出版・マスコミ一覧コンビニでバイトしたくなるアイディアを考えよ。(電通18卒本選考より)2020年の東京オリンピックまでに、日本の英語力を向上させるアイデア。(電通18卒本選考より)日本の成長のためのDNPの新規事業。(大日本印刷19卒本選考より)20代の男女に新しい習慣をつける施策を考える。(博報堂・博報堂DYメディアパートナーズ19卒本選考より)食品一覧新製品開発チームに属していると仮定し、①シニア向け②若者向けどちらをターゲットとした新製品を開発するか。(キリンホールディングス17卒本選考より)キリンは既存事業と新規事業のどちらに力を入れていくべきか。(キリンホールディングス17卒本選考より)理想の会社とは。(森永乳業20卒本選考より)サッポロビールとして、インバウンド需要に関してどういったことができるか。(サッポロビール20卒本選考より)文化祭の予算振り分けについて。(ミツカン19卒本選考より)良い会社とは。(日本製粉18卒本選考より)裁判員制度、代理母出産について、賛成か反対か。(タマノイ酢18卒本選考より)国産小麦シリーズの売り上げアップのための企画提案。(敷島製パン19卒本選考より)いい会社に必要な物3つ。(日本食研ホールディングス19卒本選考より)金融一覧〇〇企業がどことM&Aするか考えよ。(みずほフィナンシャルグループ20卒インターン選考より)あるレストランチェーンが事業及び収益を拡大するために、銀行としてどのような提案ができるか。(みずほフィナンシャルグループ17卒インターン選考より)学生が社会に出るうえで、必要なものは何か。(三菱UFJ信託銀行20卒インターン選考より)子供に伝えたい価値観。(三菱UFJ信託銀行20卒インターン選考より)ATMに機能をもう一つ追加するなら。(三井住友信託銀行20卒インターン選考より)豊かな人生とは。(野村證券19卒本選考より)既存製品の改良版を強みとして伸ばしていくか、違う製品を主軸として展開していくかを、『市場データ』『顧客ニーズ』『競合製品との比較』『対象企業の経営状況』『製品の懸念点』『先輩社員の声』などの数種類のデータを基に提案する。(七十七銀行18卒本選考より)君たちのバックグラウンド、専攻などを勘案して、起業をしてくれ。僕は投資家だ。20分後に僕が投資したくなるような魅力的な事業のプレゼンをしてくれ。(SMBC日興証券20卒インターン選考より)架空のプロ野球球団の売り上げを上げる施策について考える。(三菱UFJ銀行18卒インターン選考より)ある企業の海外進出の先はどこの国にするべきか。(三菱UFJ銀行18卒インターン選考より)ある会社の経営状況をふまえ、株式上場をするかしないかを議論。(三菱UFJ銀行17卒インターン選考より)最後に本記事ではグループディスカッション(GD)のテーマを89例紹介しました。業界ごとに出題されるテーマの傾向が異なるため、自分が志望している業界はどのようなテーマが出題されるかチェックしておきましょう。なお、グループディスカッション以外にもESや面接に不安があるという就活生には就職エージェントneoがオススメです。アドバイザーから、ESや面接を通過するコツに関してアドバイスがもらえます。少しでも興味があるという方は、下記の画像をクリックしてサービスを利用してみてください。グループディスカッション(GD)のテーマについて理解できた方は、次はグループディスカッション(GD)の進め方を理解しましょう。以下の記事からグループディスカッション(GD)の進め方について学ぶことができますので、確認していただければと思います。こちらの動画ではGDについてわかりやすく解説しています。ぜひご覧ください。グループディスカッション(GD)完全攻略記事一覧1.【まず始めにこれを読もう!】GDとは?基礎知識を解説2.GDの対策方法・コツ3.GD頻出テーマと業界別の過去に出題されたテーマ4.GDのテーマごとの進め方5.GDの役割別(司会・書記・タイムキーパー)の対策方法6.一人でも複数人でも出来るGD練習方法(11選) 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外資系投資銀行内定者が思う外資系企業と日系企業の面接の違い 外資系投資銀行内定者が思う外資系企業と日系企業の面接の違い 15卒の外資系投資銀行内定者の方による寄稿です。外資系で重点的に聞かれたこと、日系企業で重視して聞かれたこと、なぜこのような違いが起きるのか、などなど寄稿者自身が考えるところを書いてくれています。本記事のコンテンツ・面接の違い・日系企業の面接・外資系企業の面接・日系と外資系、それぞれで大事なこと面接の違い私が思う外資系企業と日系企業の面接における一番の違いは、会社側が学生に割く時間です。外資系の企業は基本的に経団連のルールに縛られないので、始める時期も自由ですし、じっくりと採用活動を行って学生の青田買いをします。一方で、日系企業は経団連のルールに則って、一斉に面接をしなければならないので、他の企業と面接が被ってしまうリスクは外資系より高いですし、受験しにくる学生の数も外資系とは桁が違います。よって日系企業の方が社員の数は多くても、それ以上に受けに来る学生が多いので、学生に割く時間はどうしても減るので面接回数や面接時間は外資系と比べると少なくなるのです。聞かれることも外資系の方が多様性、つまり変化球が多くあるように感じます。というのも、外資系の多く(特に人数の少ない部門)は部門で働いている半分以上の方とお会いします。学生を採用する際に日系より多くの人に会うため、聞かれる質問が増えるのも当然ですし、面接官が多いために、別に自分は自由に聞きたいことを聞いてもいいだろうという風潮があるのかもしれません。日系でお会いする面接官は外資と違って、学生によって全く異なります。そのため差を作り過ぎないようにするために、マニュアルに何を最低限聞くかというのが序盤は決まっているかもしれません。そう思うほど大枠の質問は学生によってブレが少ないと感じました。またこれも推測ですが、外資系の方が、変化球が多い理由として、面接官が複数人いるかどうかが関係しているかもしれません。外資系では1:1の面接が多いです。そのため、面接官も他に聞いている人もいないし、自由に質問してみようという気持ちが働くのかもしれません。逆に日系では、1(学生):2(面接官)や1:3の面接が多いです、他に社員の方もいるので、変な質問をするなと周りに思われたくないのでオーソドックスな質問に収束するのかもしれません。ここまでは、つらつらと私が思う外資系企業と日系企業の面接の違いについて述べてきましたが、ここからは学生である皆さんが最も気になる実際に聞かれたことの違いを書きたいと思います。日系企業の面接日系企業では、以下の6つの質問が非常に多かったように感じました。もちろんここから深堀りされるのですが。①自己紹介②学生時代頑張った事③経験した挫折④強みと弱み⑤志望理由⑥最後に何かアピールしておきたいことは特に②、③、④に面接時間の多くが割かれました。このことから分かるように、日系企業の多くは、学生時代にどんな経験をしてきたのかということを非常に重視しています。例えば学生時代頑張ったことの一つをとってみても、かなり掘り下げられます。私の経験を言いますと、頑張ったこととしてスポーツサークルでの経験を話していましたが、この質問一つをとっても以下の質問が立て続けに来ました。・なぜその役職についたのか・どうやって最終的な結果を導いたのか・活動中に最も心掛けていたことは何だったか・どんな問題が発生したか・その問題が発生した時にどんな対処をしたか・その対処でもダメだった場合はどうしていたか・サポートしてくれる人はどんなサポートをしてくれたか・今その団体はどうなっているか・この経験で一番得たものは・この経験の何がビジネスに生きるかではこの質問を乗り切るためには何が一番大事なのでしょうか。個人的な意見ですが、ESを書く時だと考えています。ESを基に面接官の方々は質問をされていることが多かったので、このESを書いている時にいかにこうした質問がくることを考えて書けているか、そこが大事だと思います。起こった事実の通り話せばいいから、これなら対策をあまりする必要はないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし私はそうは思いません。同じことを伝えようとしているのに、しゃべり方・話す順番、そして使う語句を少し変えるだけで、相手への印象はガラリと変わるものです。何が一番相手の胸に響く確率が高いのかを色々な社会人の方や友達を利用して模索していくことが大事だと私は考えています。各々によって面接のやり方は変わるものだと思うので、あまりアドバイスはするべきではないと思っている人間なのですが、意外と出来ない人が多くて、私が周りと差別化できるポイントだなと思う3つのことを言わせて下さい。(1)BからAになったという話よりもAからAプラスになったという話をするべきこれは何も事実を歪曲して話せと言っている訳ではありません。ただ、同じような話をしているのに受け取られ方で損をしないためにも私はなるべく話しをする際にこのことに気を遣っていました。同じような話でも話し方一つで印象が変わるという経験は誰しもが持っていると思います。これで損をしている学生が非常に多いなと感じました。話しを綺麗に見せるために、落差を感じさせることは大事ですが、基礎能力が高いというのを見せるために、最初から基本は出来ていたけど、もっとこんなことが出来るようになりましたという話の構成で私は作っていました。自分では気づきにくいものなので、多くの周りの人に話を聞いてもらって、どんどん直す努力をしていきましょう。(2)本音で話すこれは最も大事なことだと思います。よく、面接だから良い子ぶらなければならないと思って、思ってもないことを言う人がいます。これは結構聞いている側は分かります。意外と自分の考えていることを自分の言葉にして伝えてみる方が、良い子ちゃんの言いそうな言葉より響くものです。人間の本音というのは原体験に基づいて形成されます。例えば、新興国に行ったことがない人が新興国を救いたいから御社に入りたいと言っても、新興国で1年間インターンシップを行っていた人には敵いません。原体験を思い出してみて、その時あなたが何を考えていたかを振り返ると本音が出てくるかもしれません。ちなみに、私は何も考えずに行動しているタイプの人間だったので、すぐには自分が昔何を考えていたか思い出せませんでした。でも、実際に起こった事を線で繋いでいき、「これ実際なんでこうなったんだっけ?」と考える作業を繰り返していると、「あー多分自分はこう考えていたからこういう行動をとっていたのだろうな」と見えてくるようになりました。(3)素直に元気よく笑顔で特に日系の会社でこれは大事だと思いました。短い時間に自分をアピールしなければならない面接では、自分が相手にポジティブな印象を与えられる人だと売り込まなければなりません。相手の話を聞きながら頷いたり、笑顔で聞いたりするというのは聞いている側が思っている以上に話し手側からはありがたいものです。一緒に働きたいなと思わせやすくするためにも、素直に元気よく笑顔でハキハキと面接に臨むべきだと思います。外資系企業の面接では、外資系の面接は日系の会社と比べて違う点は何があるのでしょう。上に述べたような質問は外資系の面接でも非常に聞かれますが、それ以外に以下のことが多く聞かれた覚えがあります。①将来のビジョン②仕事環境に求めるもの③具体的にどんなことをしたいか④どうしてうちがあなたを取らなければならないか特に、③の具体的にどんなことがしたいかは志望理由と合わせてかなり深くまで聞かれました。例えば、投資銀行のマーケットサイドのセールスとして働きたいなら、それはどうしてか、扱いたいプロダクトは株・債券・為替どれなのか、なぜそのプロダクトに興味を持ったのかなどが聞かれます。また、投資銀行部門の場合は興味を持ったM&Aの案件や、上場した企業の案件を聞かれます。日系の会社では聞かれたとしても、自分の意見を言えばあまり深堀りはされませんでしたが外資系はとにかくこの部分をずっと聞いてくる方がいました。多分この理由としては、学生の興味をみているのだと思います。外資系を選考が早いからという理由で受けている学生も多くいます。入社したいと本気で思っている学生は、入りたいなら興味を持って調べるはずだと会社側は考えています。そういった学生はインターネットでは分からない部分は説明会などで社員さんに聞いていて当然だと社員の方々は考えているのです。そのために、外資系の説明会は日系の説明会と違って、少人数で質問できるセッションを設けていることが多いです。もし本気で入りたいのであれば、たくさん社員の方々から話を伺って、実際の業務とイメージのギャップを埋めるようにしましょう。もちろん、夏のインターンの時期などは全然分かっていなくても許されますので、本選考までに色々な社員のお話を伺いましょう。実際私も、投資銀行と商業銀行の違いも全く知りませんでしたし、部門間の違いも全く分かっていませんでした。念のため、私が聞かれたことのある投資銀行特有の質問を挙げておきます。(1)マーケットサイド・アベノミクスをどう個人的に評価しているか。・円/ドルは今いくらで、来年いくらになっていると思うか。・日系平均株価は今いくらで、来年いくらになっていると思うか。・商業銀行と投資銀行の違い(2)投資銀行部門サイド・アベノミクスをどう個人的に評価しているか。・興味を持ったM&Aの案件・興味を持ったIPOの案件(この単語は、私は直前まで知らなかったので、今知らなくても大丈夫です。)・マーケットサイドとの違いこれらの質問に答えはありませんが、自分の意見を言えるようにしておくことは大切です。繰り返しになりますが、社員の方々は興味があるのかを見ているのです。日系と外資系、それぞれで大事なこと最後に私が思う日系と外資系の面接においてそれぞれ最も大事だと思うことを書きたいと思います。日系:ESを書く時に面接官が聞いてくる質問を予想しながら書くこと。外資系:説明会や面接での逆質問の時に面接で聞かれた質問をそのまま聞いてみること。上にも書きましたが、日系の面接では経験談を聞かれることが多いです。面接官の方はESを基に聞いてくることが多いので、ESを書く際に自分の言いたいことをうまく相手が聞いてきやすいようにすることが大切です。自分で書いたものを先輩や友達や社会人の方に見てもらい、予想される質問をどんどん出してもらいましょう。またそれに対する自分の答えも見てもらいましょう。何度も繰り返せば、全ての質問に答えられるようになりますし、答えの質も上がっていきます。準備をどれだけしたかが4月以降の自信に直結しますので、是非色々な方に自分のESを見てもらって、めんどうくさがらずに直しを加えていってください。外資系では、日系で聞かれることに加えて変化球や業務内容をしっかり理解しているかなどが問われます。正直、いくら説明会などに出ていても現場で働いたことのない学生レベルでは相手を納得させる答えを自分で考えるのが難しいこともあります。そんな時は素直に社員の方だったらどうするかを事前に聞いておきましょう。面接では、答えに詰まる質問が必ず出てくると思います。例えば私は、「お客さんが電話に全く出てくれない時、君ならどんな対応をする。」って質問をされた時に「相手の方のオフィスのロビーで待ち伏せします。」と言った時にあまり響いていないなと感じたので、この質問を何人もの社員さんに聞いたりしていました。どんなに意地悪な質問をしたと思っても、ビックリするぐらいカッコイイ答えを仰ってくださる方がいらっしゃったので、その方が仰っていた言葉をそのまま拝借していたこともありました(笑)日系と外資系の違いにフォーカスを当てましたが、本質的な面接でアピールする部分は変わりません。つまり自分という人材が相手の業界が求めている人材像とマッチしていることをアピールすることが大事になります。ESも社員の方々に事前にお話を伺っておくことも筆記試験も面接も全てもちろん重要ですが、力のいれどころが日系と外資系で少し違うのかなと就職活動を通して思いました。この記事が少しでも、日系と外資系の両方の選考を受ける方の参考になれば幸いです。読んでくださってありがとうございました。photobybenjaminescalvenzi 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