丸紅内定者の回答例|強みをどう活かしますか?①|例文有

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最終更新日:2022年03月29日

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「あなたの強みを当社でどのように活かすのか」という質問は、企業側が最も知りたい質問と言えますが、多くの学生はこの質問に答えるのが苦手です。志望企業のビジネスモデルおよび働く上でどのような能力が必要かをしっかりと理解している必要があるため、なかなか答えにくい質問になっているのでしょう。

今回は学生の人気は高いものの、その実態がわかりにくく業界研究しづらいと言われている総合商社内定者の回答を元に解説したいと思います。

なお、今回の解答例はこちらの丸紅内定者によるものとなります。

質問:「あなたの強みを当社でどのように活かしますか?」

内定者の回答

商社においては総合商社だけでできるビジネスはなく、ビジネスを生み出すためにはどうしても他社の協力を仰ぐ必要があると伺いました。その際に「課題の解決策を見いだし、周囲を巻き込みながらその解決策を実践できる」という強みを活かせると考えています…①

○○連盟の学生委員長をした経験から、周囲の協力を得る上では情報共有と周囲との信頼関係構築によりメンバーの力を最大限引き出すことが重要だと感じて、仕事においても周囲の協力を得ながらビジネスを成功に導きたいと考えています。

質問:「周囲と信頼関係を構築する上で大事なことは何だと思いますか?」

内定者の回答

自分がやりたい、実現したい」という気持ちを姿勢や行動で示すことが一番大事だと思っています。….②

○○連盟の学生委員長の経験でも、自分は選手としてレギュラーをしながらも○○というスポーツをもっと多くの人に理解して欲しいと思って誰よりも行動しようと決めて立候補していました。夜遅くまで練習した後にも連盟の仕事もしっかりとこなすことで、他大学の学生にも快く協力してもらえたと思っています。

解説

①において総合商社のビジネスおよび求められている能力を伝えられているのは評価できると言えます。また②のように周囲の人に協力をしてもらうためにはどうすればいいかという質問に対して、自分なりの方法論を持って答えられているため、説得力が増しています。
参考:あなたの自己PRが嘘っぽく見えないために「方法論」を語るべき
→ESや面接問わず本選考においてよく問われる質問の一つに自己PRがあります。自己PRは問われ方こそ違えど、聞かれている本質に変わりはありません。どのように相手に伝えればあなた自身の強みが伝わるか、フレームワークとともに解説していきます。

最後に

業界研究というと、企業の売上高や海外売上高比率など、アナリスト的な文責をしてしまう学生も多いのですが、内定する上で重要なのは「企業が求めている人材を知ること」です。

実際に内定者がどのように話をしたのか知ることは手っ取り早くその業界が求めている人材を知ることができます。総合商社が求めている人材をもう少し知りたい方は下記のリンクも参考にしてください。
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参考:総合商社業界のES・選考レポート一覧
→総合商社業界の本選考ES・レポート及びインターンES・レポートを掲載しています。

photo by Martin Thomas

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