【就職エージェントとは?】利用するメリット・デメリットをそれぞれご紹介!

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最終更新日:2023年09月11日

就職エージェントは、就活に悩む就活生に対し専任でアドバイザーが付き、企業の紹介だけでなく、ES添削から面接対策など内定獲得に至るまでをサポートする就活支援サービスを”無料”で提供しています。

しかし本当に内定獲得に繋がるのか、どうやって内定までサポートしてくれるのか、実際に登録に踏み出す決心がつかない就活生も多いのではないでしょうか?

本記事では、就活に行き詰まっている方はもちろん、不安を感じている方、納得のいく就活をしたい方に向け、就職エージェントの活用方法やメリット・デメリットまで徹底解説します。ぜひ参考にしてください。

就職エージェントneo

就職エージェントとは?

無料で就職支援を受けることができるとはいえ、そもそも「就職エージェントとは何?」と考えている方もいるでしょう。

就職エージェントとは、専任のキャリアアドバイザーが就活生の就職活動の始めから終わりまでを支援する人材紹介会社が提供するサービスです。

就活生の入社が内定した場合、就職エージェントは企業から対価として紹介料を受け取っているため、就活生はこの手厚いサポートを無料で受けることができるようになっています。

求人サイトとは何が違う?

就活生にとってはリクナビやマイナビなどの就活サイトのほうが身近に感じるでしょう。

これらの就活サイトは企業の求人情報だけでなくインターン情報など就活にまつわるあらゆる情報を提供しており、サイトから選考へエントリーが出来るようになっています。

そのため多くの就活生は就活サイトを見て、自身が興味を持った企業の選考にエントリーし、自身で日程を調整をしながら選考を進めているのではないでしょうか。

それに対して就職エージェントでは、専任のキャリアアドバイザーが企業と就活生の間に入り、各学生の強みや考え方、そして希望に合った企業を提案してくれます。

またエントリーや選考の日程調整などもすべてキャリアアドバイザーが学生の代理として行うため、煩わしい日程調整を自身で行う必要がなくなります。

そのため複数の選考の日程調整や企業との細かいやりとりに苦手意識がある就活生にとっては非常に便利なサービスと言えるでしょう。

就職エージェントを利用した場合の内定までの流れ

さて、いざ就職エージェントを使おうと思った際「就職エージェントってどうやって利用するんだろう?」と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか?

就職エージェントの利用方法は複雑なものではないため、自分のタイミングでいつからでも利用の開始が可能です。登録から内定までの流れを以下にてご紹介します。

就職エージェントを利用した場合の内定までの流れ

ステップ1:希望するサービスに登録

就職エージェントサービスの多くは、各サービスのホームページから登録が可能です。また登録は個人情報や大学情報などの必要項目を入力するだけで完了します。

その後、登録した電話番号かメールアドレスもしくは両方に企業から確認の連絡があり、別途面談の日程を調整し、就活支援サービスの利用が始まります。

ステップ2:電話または対面で面談

上記でも少しお伝えしましたが、就職エージェントに登録後、就職エージェントから”登録完了”と”面談の日程調整に関する連絡”があります。

最近は、電話面談などオンラインで面談を行っている企業が大半ですが、オフラインでの面談を実施している企業もありますので、希望の面談方法を伝えましょう。

またその際、ご自身のスケジュールと選考状況を踏まえてた日時にて面談日程を調整してください。

面談の内容とは?

面談内容は各サービスによって異なりますが、基本的には現在の就活状況や就職先の希望(職業・勤務地など)についての質問がメインとなります。

 

就職エージェントはこれらの質問を通し、各就活生にあった企業・仕事が紹介できるよう準備を進めるため、自分の希望はしっかりキャリアアドバイザーに伝えるようにしてください。

 

またESの書き方や面接対策など、就活に関してなにか不安のある方は、この際に相談してみるとよいでしょう!

ステップ3:エントリー企業を決める

就職エージェントは就活生との面談を踏まえた上で、各就活生に合った企業を紹介します。

その際、一般的な就職サイトには公開されていないような非公開求人などを紹介してくれるエージェント企業もあります。

このようにエージェントを利用すると、自分だけでは知り得なかった業界や企業の求人やエージェント経由でないと参加できない求人などの紹介を受けることもあるため、選択肢の幅を広げることにも繋がります。

ステップ4:選考対策をする

応募する企業を決めた後は、専任のアドバイザーに伝えましょう。

専任のアドバイザーは選考日程を調整しつつ、各企業の選考傾向にあわせ、ESや履歴書などの書類添削や面接アドバイスをしてくれます。

その他にも「面接のマナー」「答え方」など、採用情報を熟知したアドバイザーが面接のコツなどを丁寧に教えてくれるでしょう。

また面接後、アドバイザーは企業からのフィードバックを共有するだけでなく、客観的に面接内容を評価し、第三者からのフィードバックを受けることが可能です。

そのため効率良く就職活動を進めることができるだけでなく、選考の通過率を大幅にアップすることができるでしょう。

ステップ5:内定承諾後はサービス利用終了

希望していた企業からの内定獲得後、内定承諾書にサインをした時点でサービス利用終了となります。

時期によっては、内定までだけではなく入社前までフォローをしてくれる企業もあります。

その場合、ビジネスマナーや仕事観など、社会に出るにあたって重要なことを教えてもらうことが可能です。

中には、”就職エージェントも利用していたものの、自分で進めていた選考で内定を獲得できたから就活を終わりにすることにした!”といった方もいるでしょう。

その場合は、その旨を担当のアドバイザーに連絡し、必要に応じて退会手続きを行いましょう。

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就職エージェントを利用するメリット

就職エージェントを利用するメリット

以下にて就職エージェントを利用するメリットを4点ご紹介します。

1.内定獲得までのスピードが早い

就職エージェントを経由することで、SPIなどのWEBテストやエントリーシート提出、一次面接などが免除された特別選考に参加できる場合があります。

また本来企業と直接行う必要のある日程調整なども就職エージェントが行ってくれるため、選考がスムーズに進む場合が多いです。

就活後期に内定がない、もしくは満足のいく内定が得られていないと焦っている方には、非常に効率的なサービスと言えるでしょう。

2.自分にあった企業を紹介してもらえる

専任のキャリアアドバイザーは、面談の中で1人ひとりの就活状況をヒアリングし、どんな業界や職種がその人にあっているのかを見極めた上で企業を紹介します。

また彼らはそれぞれの企業の詳しい事情まで把握しているので、職場環境など深いニーズまで考慮してくれます。

そのため、自分では見つけられなかった業界や職種やマッチ度が高い企業を紹介してもらえることがあります。

3.内定に至るまで手厚い選考支援を受けることができる

就活が始まり、一番最初にぶつかる壁はES・履歴書などの書類準備と面接対策ではないでしょうか?就職エージェントでは、これらの選考対策のサポートも行っています。

例えば、ESや履歴書の書類添削では、書類を丁寧に添削してアドバイスを行ったり、エージェントによっては、書類作成方法のマニュアルなどを共有してくれる会社もあるでしょう。

また面接対策においては、実際の企業の面接を想定した模擬面接を実施することも可能です。その他にも事前に各社の「よく聞かれる質問」など面接傾向を教えてくれる場合もあるでしょう。

書類提出や面接などの重要な場面でこのような個別のアドバイスやフィードバックをしてもらえるのは、就活生にとって非常に心強いサービスと言えるのではないでしょうか。

4.面接後のフィードバックをもらえる

エージェント経由で選考に参加すると、面接後その企業の人事から、就職エージェントに「志望度の低さを感じた」「他の業界への興味が強いと感じた」といった様々な評価が共有されます。

エージェントにもよりますが、基本的には合否に関わらず上記のような企業側のフィードバックを教えてくれる場合が大半です。

そのため選考通過できなかった場合も、次の選考改善をすることができるため、自身の就活に関するスキルアップにもなるでしょう。

就職エージェントを利用するデメリット

就職エージェントを利用するデメリット

ここまで就職エージェントを利用するメリットをお伝えしてきましたが、以下にてデメリットも3点ご紹介します。

1.担当者の質に大きく左右される

就職エージェントには「就活生に年齢が近い分親しみやすい人」や「社会人歴の長い分コメントに説得力のある先生のような人」といったさまざまなキャリアアドバイザーがいます。

しかし中には「あまり真剣に話を聞いてくれない」「態度が高圧的に感じる」「言っていることがよくわからなくて信用できない」というように性格的に相性が悪いと感じるアドバイザーもいるでしょう。

また「紹介した企業への応募を急かしてくる」「選考対策を満足に行ってくれない」など、希望するペースに合わせてもらえず、アドバイザーの対応を一方的に感じてしまうこともあるかもしれません。

このように就職エージェントのサービスは、担当してくれるアドバイザーの質・相性に大きく左右されてしまいます。

そのため上記のようなことがあった場合は、担当アドバイザーの変更を申し出たり、別の就職エージェントを利用するようにしましょう。

2.志望度の低い業界や企業を紹介されることがある

大手有名企業やかなり狭まった業界のみを希望しているなど、就職エージェントが紹介できる求人数が限られている場合は、学生の希望とは違う企業を紹介するケースがあります。

その他にも就活生との面談を通しその人自身の価値観を知った後、あくまでも「提案」として今まで志望していた業界とは乖離している企業を紹介する場合もあります。

そのため、もしも志望度の低い業界や企業の紹介が続くことがあれば、アドバイザーに背景や理由を聞いてみるとよいでしょう。

質問をした上で自身が納得できる回答もなく、自分の志望する業界や企業の求人の紹介が受けられなかった場合には、自分の希望する業界や企業の紹介実績のある就職エージェントを他に探してみることをおすすめします。

3.定期的にエージェントと面談・連絡が必要

就職エージェントによって異なりますが、メール・電話などの連絡頻度が多いことから、サービスの利用を面倒に感じる人もいるでしょう。

その他にも「就活生1人ひとりの希望や適性に応じた求人を紹介するサービスのため」とはいえ、初回の面談を受けるまで、そしてその後のステップを面倒と感じる人も少なくないと思います。

しかし自分に合った求人紹介や選考対策をしてもらえるというメリットもあります。

お互いが気持ちよく就活を進めるためにも、連絡手段やタイミング、頻度については、事前にアドバイザーに伝えておくのがおすすめです。

就職エージェントに関するよくある質問4選

最後に、就職エージェントに関するよくある質問に対して回答していきます。

就職エージェントはいつから利用すればいいの?

就職活動の進め方や始める時期は人それぞれであるため、この時期に利用すべき!という時期はありません。

就活に関する悩みや不安を感じたら、なるべく早く利用してみることをおすすめします。

就職エージェントってキャリアセンターと何が違うの?

サービス内容としてはさほど違いはないため、キャリアセンターも就職エージェントと併用して活用してみると良いと思います。

その上で自分にとってどちらの方が合っているか確かめてみてください。

料金はずっと無料?

大半の就職エージェントが企業紹介やES・面接のアドバイスなど、全て無料でサポートしています。

無料で就活生のサポートを行うことができる理由としては、就職エージェントは企業側と契約を結んでおり、「就職エージェントが紹介した人材の内定が決まると、企業側から対価が支払われる」というビジネスモデルとなっているためです。

そのため、就活生へ費用の請求をすることは一切ありません。

※中にはサービスの仕組みが異なる場合もありますので、各サービスのホームページを確認してから登録するようにしてください。

一般選考と何が違う?

上記でも述べましたが、就職エージェントは企業とのコネクションが強く、就職エージェント経由による特別選考ルートに乗るケースもあります。

そういった場合は最短ルートで応募から内定まで進むことができるため、一般選考よりも早いスケジュールで選考進めることができます。

まとめ

就職エージェントのサービスは無料で使うことができます。

現在就活に課題を感じている方や納得のいく就活をしたい方、そして就活に不安を感じている方は、ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか?

最後に、『就職エージェントneo』について紹介します。

『就職エージェントneo』は、unistyleと同じくネオキャリアが運営している就職エージェントサービスです。

就職エージェントneoでは、専任のアドバイザーが個別面談を実施し、各人の就活状況や人柄を把握した上で、希望や適正に合致した企業の求人情報を紹介しています。

他にも、模擬面接セミナーや隙間時間を有効に活用できるオンデマンドセミナーなど多数のコンテンツも公開しています。

サービスは全て無料のため、「就活が不安で誰かに相談したい」「何をしたらいいか分からない」という就活生はぜひ下記からご登録ください。
 

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