モルガン・スタンレーのWebテストレビュー
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最終更新日:2022年03月29日
外資系投資銀行の本選考が続々スタートしています。
(詳しくはこちらの本選考情報まとめを参照してください)
外資系投資銀行や外資系コンサルは、エントリーシートや筆記・Webテストの段階から多くの学生を振るい落とします。特に試験のスコアは相当高いレベルを求められることもあるようです。
今回は、外資系投資銀行の一つであるモルガン・スタンレーの16卒のWebテストレビューを行います。
数学のセクションは解答例を作成しました。これから外資系投資銀行を目指す方は特に参考にしてください。
※本レビューは、同様の問題が出題されることやテストの通過を保証するものではありません。
テスト形式
形式:オリジナル?
・日本語文章読解+数学的問題(公務員試験の判断推理に近いイメージ)+英文読解
(+性格テストが2セクション)
・各セクション共に、全問題が1ページに表示される縦長ページのため、詰まったら先の問題から取り組むことが可能。
対策・アドバイスなど
問題一覧:日本語文章読解(制限時間12分・全12題)
総じて、1問あたりに重みがあるように感じました。読ませる文章量が多く、ゆっくり解いていると人によっては半分を過ぎたあたりで時間切れになってしまうかもしれません。
(1)空欄補充
(2)並べ替え
(3)筆者の主張
※選択肢が途切れてしまいましたが文章は参考にしてください
問題一覧:数学的問題(判断推理?)(制限時間18分・全9題)
判断推理に慣れていればすぐ解ける問題と、かなりの時間を要する問題とに分かれている印象を受けました。
嘘つき問題、規則性問題、図形問題など、SPIの対策だけではなかなか苦しいのではないでしょうか。難問は後回しにしつつ、簡単な問題をいかに早く解いて時間を貯めておけるかが一つのポイントでしょう。
以下、問題と解答例です。(問2のみ抜けてしまいました)
※繰り返しになりますが、正解を保証するものではありません。
問題一覧:英文読解(制限時間15分・全10題)
15分のうち、読むことになる長文は2つ、それぞれの長文について5題ずつ出される形式。
いきなり語彙を問われたりしますが、読解内容についてはTOEICのリーディング対策を行っていれば対処できるかと思います。
帰国子女や留学経験者にとっては簡単な内容なのかもしれません。
最後に
いかがだったでしょうか。
前回のリクルートジョブズの問題とは大きく形式が異なっていたかと思います。
もちろん個々の企業によりますが、外資系コンサルでも判断推理系の問題というのは出題されやすいと思われるので、こちらの対策もしてみるとよいでしょう。