【例題付き】デザイン思考テストとは?6つの対策方法や導入企業まで徹底解説
この記事で分かること・デザイン思考テストとは何か・デザイン思考テストの流れと例題・デザイン思考は6つの方法で対策が可能▼目次クリックで展開本記事の構成デザイン思考テストとは└デザイン思考テストの概要└デザイン思考テストの種類デザイン思考テストが注目されている背景デザイン思考を身に付けるメリット└ユーザー中心の問題解決ができる└チームの協働力が向上する└変化に柔軟に対応できる思考力が身につく【例題付き】デザイン思考テストの流れと解説└創造セッション└評価セッションデザイン思考テストのプロセス└共感└定義└アイデア創造└試作└テストデザイン思考テストのスコアデザイン思考テストの6つの対策方法└タイピングスピードを向上させる└誰にでも伝わりやすい文章を書けるようにする└取り組みやすい題材で思考力を鍛える└アイデアをアウトプットすることを習慣にする/a>└他人のアイデアを評価する/a>└他人にアイデアを評価してもらうデザイン思考テストを導入している企業一覧【18社】最後にデザイン思考テストとはデザイン思考テストの概要そもそもデザイン思考とは、「自ら本質的な課題を発見し、解決策を考え出す力」を指します。デザイン思考テストとは、イノベーション創発に必要とされる思考プロセスを自ら高速で回し、事業を創造していく力を測定するためのテストです。ちなみに、イノベーションに創発に必要な思考プロセスとは、以下の5段階です。テスト内容は、創造セッションと評価セッションに分かれており、それぞれのスコアの合計点数が評価されます。デザイン思考テストの種類デザイン思考テストには主に「公開テスト」と「団体テスト」の2種類があります。それぞれの違いは以下の通りですが、テストの出題内容自体は変わりません。デザイン思考テストが注目されている背景近年デザイン思考テストが注目されている背景には、AIの進化によって様々な仕事が代替される一方で、「課題を見つけ出し、新しい解決策を考える能力」がますます重要になっていることがあります。デザイン思考力は、新規事業の立ち上げや商品企画の場だけでなく、あらゆるビジネスの現場で求められているのです。また、変化の激しい社会においては、学歴や従来のテストでは測りきれない「創造力」の高い人材が一層必要とされています。こうした背景から、デザイン思考力は現代のビジネスパーソンにとって欠かせないスキルとなっています。デザイン思考を身に付けるメリットユーザー中心の問題解決ができるチームの協働力が向上する変化に柔軟に対応できる思考力が身に付くデザイン思考を身に付けるメリットは大きく3つあります。それぞれについて詳しく解決していきます。ユーザー中心の問題解決ができるデザイン思考力とは、「自ら本質的な課題を発見し、解決策を考え出す力」であり、ユーザーの立場から課題に迫る思考の枠組みです。この思考法を身につけると、ただ答えを見つけるのではなく、「なぜそうなるのか」「本当に解くべき課題は何か」を深く見極める姿勢が自然と身につきます。その結果、ユーザーにとってより本質的で価値ある解決策を見出せるようになります。チームの協働力が向上するデザイン思考テストでは、創造セッションでアイデアを自分で生み出し、評価セッションで他者のアイデアを公平に評価する機会が設けられています。この相互評価の過程が、チームの視点を尊重し、協働的な思考のベースを築きます。つまり、多角的な意見を組み合わせ、共に学び合う文化が自然と育まれていくということになります。変化に柔軟に対応できる思考力が身に付くデザイン思考を習得するには、自分と異なる考え方や価値観を理解し尊重することが欠かせません。この姿勢は変化の激しい現代でますます重要となっていて、多様な視点を受け入れることで視野が広がります。その結果、不確実な状況にも柔軟に対応でき、失敗を恐れずに挑戦することで変化をチャンスに変える力が養われます。【例題付き】デザイン思考テストの流れと解説デザイン思考テストは、大きく分けて「創造セッション」と「評価セッション」の2つのパートで構成されています。それぞれのセッションの目的や内容が異なる為、しっかりと理解することが重要です。ここからは各セッションごとの解説をしていきます。創造セッション創造セッションでは、「誰が」「どこで」「どんなときに」という3つの要素から自分で状況を設定し、その中で生まれるニーズや願望を考えることが求められます。大まかな流れは以下の通りです。①与えられた選択肢から「誰が(Who)」「どこで(Where)」「どんなときに(When)」の組み合わせを作る②選択したシチュエーションから、20~120文字でかなえたい願望を記述する③願望を解決するために必要となるキーワードの組み合わせを選択する④選択したキーワードを用いて20~120文字で願望を解決するアイデアを記述する⑤上記を繰り返して新しいアイデアを作成し、提出この一連の流れを制限時間内(約30分)で繰り返し行い、多くのアイデアを生み出すことが求められます。単に数を出すだけでなく、質の高いアイデアを考えることがポイントとなります。創造セッションの例題①Who,Where,Whenから1つずつキーワードを選択し、シチュエーションを作成してください。②上記のシチュエーションから創造されるWhoの叶えたい願望(Why)を「~したい」という表現で記入してください。③上記「Why」を解決するためのモノ(What)を選択してください。④Whatをどのように使ってWhyを実現するか、具体的な解決案(How)を記入してください。評価セッション評価セッションは、他の受験者が創造セッションで提出したアイデアを読み、30分以内に質問に対して「全くそう思わない」「そう思わない」「そう思う」「非常にそう思う」の4段階で評価するパートです。評価に参加するには、創造セッションで少なくとも一つのアイデアを提出していることが条件となっています。この評価セッションでは、他者の視点を尊重しながら論理的かつ客観的に判断する力が問われます。質の高い評価ができることも、デザイン思考テストで求められる重要な能力の一つです。評価セッションの例題以下の状況におけるニーズ(Why)に対する解決策(What,How)を評価してください。Who(誰が):話し好きな会社員Where(どこで):近所のスポーツジムWhen(いつ):急いで走っている時Why(叶えたい願望):人間ドックを控えたメタボ気味の中年男性は、家族や職場の悩みを共有できるジム仲間が欲しい。What(何を):履歴を共有する技術またはデータHow(願望を解決するアイデア):同じジムの利用者で目標を共有するパートナーを設定する。走った距離やトレーニング時間、消費カロリーなどを交互に確認、励まし合えるチャット機能もつけることで、自分一人だと怠けてしまうトレーニングを継続的に続けることができる。デザイン思考テストのプロセス共感最初のステップは「共感」です。ここでは、ユーザーや課題の対象となる状況を深く理解することが求められます。アンケートやインタビューなどから、利用者のニーズや感情、背景を丁寧に汲み取り、問題の本質を見極める土台を作ります。表面的な答えだけでなく、その裏に隠れた本音や潜在的な思いを探ることが大切です。定義共感の段階で得た情報をもとに、解決すべき課題を具体的に絞り込みます。曖昧な問題を整理して、焦点を定めることで、以降のアイデア創造がより的確になります。例えば、「授業中に集中できない」という声があったとします。ここで「授業に集中できる環境を作る」という課題をそのまま設定してしまうと、解決策が的外れになってしまうかもしれません。そこで「なぜ集中できないのか」をよく考えてみると、「教室の椅子が硬くて疲れる」「授業の進め方が一方的で飽きる」「スマホや周りの友達の話が気になる」など、いくつかの理由が見えてきます。こうした理由を踏まえて、本当の課題やニーズを言葉にすることが「定義」の段階では重要になってきます。アイデア創造定義した課題に対し、多くのアイデアを自由に出すフェーズです。ここでは質よりも量を重視し、チームで活発に意見を出し合うことが大切です。多様な視点や発想を取り入れ、独創的かつ実現可能な解決策を探っていきます。試作アイデアを具体的な形にしていく段階です。時間やコストをかけすぎずに、簡単なモデルやスケッチを作成し、解決策のイメージを視覚化します。ユーザーにとって使いやすく魅力的かどうかも意識し、必要に応じてビジュアル面も整えます。テスト試作品を実際のユーザーに試してもらい、フィードバックを得て改善を重ねるフェーズです。この段階で、ニーズ定義やアイデア自体の見直しも行い、問題解決の精度を高めていきます。デザイン思考は一度きりではなく、何度も繰り返すことで完成度を上げるプロセスです。デザイン思考のスコアデザイン思考テストでは、創造セッションと評価セッションの結果に基づいて、合計400点満点のスコアが算出されます。内訳は、創造力スコア200点、評価力スコア200点の2軸です。評価セッションでは、他の受検者が提出したアイデアに対して適切な評価ができているかが問われます。評価は単なる多数決ではなく、「本質的に優れたアイデアを適切に評価できているかどうか」に応じて、評価の影響力に差がつく仕組みになっています。テスト後はスコアに応じて、SSランクからEランクまでの7段階評価で自分の現在地を確認することができます。スコアやランクは、創造性や論理性、他者理解力といったビジネスの現場で求められる力をどの程度持っているかを客観的に知る手がかりとなります。以下は、スコアごとのランク分布の目安です。・SSランク:受検者の上位1%以内に相当・Sランク:受検者の上位5%以内に相当・Aランク:受検者の上位20%以内に相当・Bランク:受検者の上位40%以内に相当・Cランク:受検者の上位60%以内に相当・Dランク:受検者の上位80%以内に相当・Eランク;受検者の下位20%以内に相当デザイン思考テストで高得点を獲得するには、「どのように評価されるか」をあらかじめ理解しておくことが重要です。創造力スコア創造力スコアは、ニーズ発見スコアとソリューション創出力スコアの2つのスコアから算出されます。ニーズ発見力スコア(100点):人間の根本的なニーズ・時代を先取る新しいニーズに気付く力ソリューション創出力スコア(100点):ニーズに対して、新規性の高い・適切なソリューションを創り出す力評価力スコア評価力スコアは、ニーズ評価力とソリューション評価力の2つのスコアから算出されます。ニーズ評価力スコア(100点):未解決のニーズや願望の強さを見抜く力ソリューション評価力スコア(100点):ニーズに対して、ソリューションが有効で革新的かを見抜く力デザイン思考テストの6つの対策方法タイピングスピードを向上させる誰にでも伝わりやすい文章を書けるようにするアイデアをアウトプットすることを習慣にする取り組みやすい題材で思考力を鍛える他人のアイデアを評価する他人にアイデアを評価してもらうここからはデザイン思考テストの対策方法について解説していきます。タイピングスピードを向上させるデザイン思考テストでは、限られた時間内に多くの情報を処理し、自分の考えを的確にアウトプットする力が求められます。特にオンライン形式のテストでは、設問に対してキーボードで素早く入力するスキルがパフォーマンスに直結します。そのため、タイピングスピードを向上させることは、思考力や創造力と同じくらい重要な対策ポイントです。タイピングが遅いと、せっかく良いアイデアが浮かんでも書ききれなかったり、途中で時間切れになってしまう可能性があります。逆に、タイピングに慣れていれば、思考のスピードに近いペースでアウトプットできるため、内容の質や量を最大限に高めることができます。具体的には、以下のような方法でタイピング力を鍛えることが効果的です。毎日5〜10分、タイピング練習サイトでトレーニングを継続するブラインドタッチを意識して、ホームポジションを定着させる実際に短時間で文章を書く練習を通して、本番の環境に近づける些細に見えるかもしれませんが、タイピング力の向上はテストの点数だけでなく、就活全体における情報整理・伝達スキルの底上げにもつながります。時間をかけすぎず、コツコツと日常的に練習を取り入れるのがおすすめです。誰にでも伝わりやすい文章を書けるようにするデザイン思考テストの評価者は、プロの審査員ではなく、就活生です。だからこそ「わかりやすさ」が何よりも重要になります。どれだけ面白いアイデアでも、伝え方が複雑だったり、論理が飛躍していたりすると、読み手には届きません。就活生同士がお互いのアウトプットを評価し合う環境では、「共感しやすさ」「理解しやすさ」がそのまま評価につながります。分かりやすい文章を作成するためには、PREP法を活用すると良いでしょう。PREP法とは以下の頭文字を省略した、文章を簡潔にまとめるフレームワークのこと・Point:結論・Reason:理由・Example:具体例・Point:まとめアイデアをアウトプットすることを習慣にするデザイン思考テストでは、アイデアを「思いつく」だけでなく、それを「見える形にする」力が問われます。頭の中でどんなに優れた発想があっても、言語化・可視化されなければ評価されることはありません。だからこそ、日常的にアイデアをアウトプットする習慣が重要です。思いついた改善案や気づきを、その場でメモに残したり、図解したりすることで、思考を言語化する力が自然と鍛えられます。小さなアウトプットの積み重ねが、本番での発想力・表現力につながります。取り組みやすい題材で思考力を鍛えるデザイン思考テストでは、「誰が」「どこで」「いつ」「何を」といった条件を選び、それに合わせたアイデアを考えます。評価されるのは題材の難易度ではなく、その題材に対するアイデアの質です。そのため、自分がイメージしやすく、取り組みやすい題材を選ぶことが結果を左右します。無理に複雑な組み合わせを選んでも、思考がまとまらず力を発揮しにくくなることもあります。普段からアイデアを出す練習をするときは、自分が興味を持っている分野や日常で親しみのあるテーマを選びましょう。好きなことなら自然と考えが広がりやすく、具体的な視点で問題点や改善案を見つけやすくなります。他人のアイデアを評価するデザイン思考テストでは、自分のアイデアだけでなく、他の就活生のアイデアを評価する場面もあります。そのため、他人の考えを理解し、適切に判断する力も求められます。忘れずに対策をして、高評価を得られるようにしましょう。他人にアイデアを評価してもらう自分のアイデアを客観的に見るためには、他人に評価してもらうことが欠かせません。自分では気づかない視点や弱点を指摘してもらうことで、アイデアのブラッシュアップにつながります。評価をもらったら、防御的にならず、素直に受け止めることがポイントです。改善点を意識して修正し、さらに魅力的なアイデアに磨き上げましょう。この繰り返しが、自分の思考の幅を広げるだけでなく、本番での自信にもつながります。ぜひ、周囲を巻き込んでアイデアの質を高めていきましょう。デザイン思考テストを導入している企業一覧【18社】デザイン思考テストは、300社以上の企業に導入され、受検者数は28万人を超えています(2024年8月末時点)。今後も導入企業はさらに増加する見込みです。unistyle本選考・インターンレポートより、実施が確認できた企業は以下の通りです。(※25卒・26卒の情報を参照)・三井住友信託銀行・JR東日本企画(jeki)・森永乳業・KDDI・NTTデータ・そごう・西武ES・選考レポートはこちらからご確認いただけます。また、公式HPによると以下企業でも導入されているようです。・パナソニック(Panasonic)・住友商事・日清食品・電通・三井不動産・第一生命保険・アサヒグループ・味の素・小学館・東急不動産・損害保険ジャパン・コーセー(KOSE)最後にデザイン思考テストは、単にアイデアを出すだけでなく、伝え方や他者とのコミュニケーション力も問われる総合的な評価ツールです。今回紹介した6つの対策を日々の準備に取り入れ、思考力と表現力をバランスよく鍛えていきましょう。継続的な練習を通じて、自分らしい視点を持ちながら、相手に伝わるアイデアを生み出せる力を身につけることが、デザイン思考テスト突破のカギとなります。焦らず一歩ずつ取り組んで、内定獲得に近づいていきましょう。また、デザイン思考テスト以外のWebテスト対策については、以下の記事も参考にしてみてください。Webテスト完全攻略記事一覧1.2.3.4.Webテストの答え・解答集を利用することの是非5.
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