三菱ケミカル関連のテクニック
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- 三菱ケミカルのES対策!求める人材を理解して採用レベルの志望動機・ガクチカへ 18,831 views ※三菱化学・三菱樹脂・三菱レイヨンは2017年4月に統合し、現在は三菱ケミカルという名称になっています。本記事は2017年2月に公開された記事のため、記事内の表記は三菱化学となっていますがご了承下さい。今回は日系化学品メーカーの最大手である三菱化学に関して紹介してみたいと思います。化学品メーカーというとどのような商品を生産・販売しているのかイメージしにくいかと思いますが、まずはその仕事内容と求める人材について考えてみたいと思います。化学品メーカーとはいえ、大きなくくりではモノを作って顧客に売るメーカーです。具体的には私達に身近な家電製品、衣料品、食品パッケージなどに含まれる化学品を生産し、それらを扱う企業と取引する姿をイメージしていただければ良いかと思います。化学品の用途については、以下の三菱化学HPを参考にしてみてください。また、化学メーカーの業界研究記事もあるので、参考にしてください。参考:身の回りにある製品→三菱化学のHPです。参考:三菱ケミカル・三井化学・住友化学・信越化学の業績・求める人材・社風解説【unistyle業界研究】→三菱化学をはじめとした同業種の求める人材や社風をまとめています。三菱化学の求める人材それでは早速、その仕事内容から三菱化学の求める人材を探ってみたいと思います。以下は営業を担当する社員によるインタビューです。国内外の医療系メーカーを主要顧客に、輸液バッグ等の医療用容器材料となる高付加価値プラスチックの販売とマーケティングを担当しています。国内では既存のお客様を中心とした営業で全国各地へ出かける一方、急増する海外からの問い合わせに応じて、中国や東南アジア、欧州、米国に出向いて新規開発や市場開拓にも取り組んでいます。自分の役割は、市場で吸い上げてきたニーズをいかに新規材料開発につなげるか――お客様と社内関係部署との架け橋になることです。両者の利害を調整しながら、お互い納得がいく結論を導き出すのですが、言うは易しでこれが難しいです。試行錯誤を繰り返しながら日々奮闘しています。引用:STAFFINTRODUCTION営業というと、自社の製品を顧客に購入していただくために奔走するというイメージですが、ここでは販売に加えてマーケティングも担当しています。国内外の多種多様な顧客との取引を成立させるには、価値観の異なる人との協業は避けて通れません。また、顧客と社内関係部署との板挟みで利害調節を行わなければならないので、関係者の意見を汲み取り、自ら率先して双方を取り次ぐ「リーダーシップ」が求められます。それに加え、化学品メーカーという業界では、新しい製品や取組みが次々とスタートするようで、それを踏まえた上で新たな枠組みの中で仕事に取り組むことが求められます。これらの求められる能力を、「人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み」に照らし合わせて考えると、「3.リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」、「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」、「5.今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」の能力が重要になってくるのではないでしょうか。メーカーとは言っても、革新的な分野を多く扱うため、事務系営業職で求められる能力も多岐に渡ります。三菱化学の質問・志望動機(250文字)・あなたが学生時代、特に目的意識を持って取り組んだことはどのようなことですか。また、その経験や学びを今後どのように活かすつもりですか。・成し遂げたい夢(400文字)参考:三菱化学エントリーシート(5)→三菱化学内定者のエントリーシートを提示します。設問(1)「志望動機」について志望動機を問われているので、「内定レベルの志望動機が10分で書けるフレームワーク」や下記動画を参考にしてみましょう。将来の夢を基軸として、その夢を抱いたきっかけ、実際に三菱化学で叶えられるのか、具体的にどのような仕事をしたいのか、などの項目をフレームワークに沿って考えると良いのではないでしょうか。(三つ目の質問で、夢についての項目があるので詳しくはそこで述べられれば良いでしょう。)設問(2)「あなたが学生時代、特に目的意識を持って取り組んだことはどのようなことですか。また、その経験や学びを今後どのように活かすつもりですか。」についてここでは、いわゆる学生時代に頑張ったことについて聞かれています。さらに、「どんな目標にどのようなプロセスで取り組んだのか」、「どのような学びを得て、社会でどう活かすか」についてもピンポイントで問われています。まずは「」や以下の動画を参考にして考えをまとめてみましょう。中でも、自分の取り組んだ経験で発揮した能力が、会社の求める人材と合致していれば評価されるはずです。気を付けねばならないのは、「リーダーシップを発揮して」「皆と話し合いを重ね」というフレーズを使う際には、「どのようなリーダーシップなのか」「何の話し合いをどのように重ねたのか」をしっかり考えてから記入すべきという点です。参考:「リーダーシップ」を挙げた自己PRパターン→自己PRで「リーダーシップ」をあげたものを内定者事例から提示します。設問(3)「成し遂げたい夢」についてこの質問も、大まかには志望動機についての質問の一種です。「夢」そのものだけではなく、自分の夢を抱いたきっかけとなる経験について考えてみると良いでしょう。夢や目標に関して、考えが未だに固まっていないという学生は、以下のページを参考にしてみてもいいかもしれません。自分の成し遂げたいことを見つけるためには、実際にいる内定者や社員に尋ねるのが近道なので、先輩の意見を参考にしてみてもいいかもしれません。参考:志望動機で書く「夢・成し遂げたいこと」に出会うための方法→仕事を通して成し遂げたいことの考え方を提示します。最後に化学品メーカーというと、理系職のイメージが強く文系学生は敬遠してしまいがちです。しかし、事務系総合職の仕事で海外との取組み・新たな取組みに関わる機会も多いようなので、グローバル志向の学生や、新規事業に興味のある学生は選考を受けてみてもいいかもしれません。photobyIwanGabovitch
- 三菱ケミカルのインターン選考(ES・面接)対策 11,419 views 三菱ケミカルのインターンESはこちら日系化学品メーカーの最大手であり、2017年4月に三菱化学・三菱樹脂・三菱レイヨンが統合することで創設された三菱ケミカル。今回は三菱ケミカルのインターン内容から具体的な選考対策までを紹介します。【本記事の構成】●素材業界とは●三菱ケミカルとは●三菱ケミカルのインターン内容●三菱ケミカルの求める人材像●三菱ケミカルのインターン選考フロー●三菱ケミカルのインターン選考ES対策●三菱ケミカルのインターン選考面接対策●最後に素材業界とは一括りに「素材業界」と言っても、素材業界の取扱商材は様々です。以下、素材業界の主な分類と代表企業になります。●鉄鋼新日鉄住金、JFEスチール、神戸製鋼所●非鉄金属JX金属、三菱マテリアル、DOWAホールディングス、住友金属鉱山●ガラスAGC、日本板硝子●セメント太平洋セメント、宇部三菱セメント●紙・パルプ日本製紙、大王製紙●繊維東レ、帝人、東洋紡、クラレ、旭化成、三菱ケミカル●化学旭化成、三井化学、住友化学、宇部興産、昭和電工素材業界に属される企業は、「伝統的かつ業績の高い」企業が多い傾向にあります。また、素材業界の中でも大手企業である"東レ・旭化成"などはその高い技術力を武器に世界の中でも有数の製品を多く生み出しています。その技術力の高さから、最近では多くの企業がグローバル展開を積極的に進めていることも特徴の一つです。続いて、各取扱い商材ごとの特徴・トピックを紹介します。●鉄鋼鋼板などを、「輸送機器(自動車など)・建築・家電」などの業界に提供していています。鉄鋼メーカーは、「高炉メーカー・電炉メーカー・特殊鋼メーカー」と主に3種類に大別されます。●非鉄金属精錬業とも呼ばれ、「海外から鉱石を輸入し、国内の精錬所で生成し、メーカーなどに販売する」のが主な業務になります。●ガラス国内のガラスメーカーは、世界的にも高いシェア率を誇っています。板ガラスや液晶用ガラスといった商材を取扱い、最近では新興国市場にも積極的に進出しています。●セメントセメント業界は、「上位5社で国内シェアの約9割を占める」など寡占市場となっています。特にここ最近は、「2020年東京オリンピック」の影響で需要で高まっている業界となっています。●紙・パルプ国内市場は縮小傾向にあるため、多くの企業が「アジアを中心とした海外」に積極的に事業展開を行っています。今後は、「どのように多角化していくのか」が課題となっています。●繊維国内の市場は伸び悩んでいますが、世界の繊維需要は大きく伸びているため、多くの繊維メーカーが海外展開を進めています。繊維の種類としては「化学繊維系・天然繊維系」の2種類に大別されます。●化学化学製品は「樹脂・ゴム・合成繊維」などの総称であり、石油や天然ガスなどを主原料としていることから、幅広い製品の用途があります。一概に「素材業界」と言ってもその商材や製品は多岐に渡るため、「どの企業がどの商材を取り扱っており、どんな事業展開を行っているのか」という部分まで、しっかりと業界研究を行いましょう。三菱ケミカルとは三菱ケミカルホールディングスは1933年に創業され、その関連会社である三菱ケミカルは2017年に発足されました。従業員数はグループ全体で40,507名でグループ会社は351社になります。「人、社会、地球の心地よさがずっと続いていくことをめざし、Sustainability、Health、Comfortを価値基準として、グローバルにイノベーション力を結集し、ソリューションを提供していきます。」という企業理念のもと、事業を通して社会課題に向き合い、新しい価値を創造してお客様へソリューションを提供しています。そんな三菱ケミカルの事業内容は以下になります。自動車・航空機軽量化による燃費向上や環境問題などに貢献しています。主要事業部門●高機能ポリマー●高機能化学●高機能成形材料IT・エレクトロニクス・ディスプレイスマート社会に対応し、生活の快適性向上に貢献しています。主要事業部門●情電・ディスプレイ●高機能成形材料メディカル・フード・バイオ健康維持、身体への負担軽減、診断・医療の高度化や効率化に貢献しています。主要事業部門●高機能ポリマー●高機能化学●高機能フィルム●高機能成形材料●環境・生活ソリューション環境・エネルギー農水畜産業の生産・効率性向上、水資源の有効利用及び省資源・省エネルギーに貢献しています。主要事業部門●環境・生活ソリューション●新エネルギーパッケージング・ラベル・フィルム食品・医療品の製品寿命や賞味期限の長期化及び機能・素材の多様化に対応しています。主要事業部門●高機能ポリマー●高機能フィルム【引用】三菱ケミカルHP三菱ケミカルのインターン内容三菱ケミカルのインターンは3つのコースに分かれています。以下でそれぞれのコースごとに紹介します。課題解決型コース期間:8月16日(月)~9月13日(金)内容:一人ひとりにテーマが与えられ、指導員のフォローの下限られた期間の中で取り組むインターンシップです。実習終了後には受入部署から取り組みに対するフィードバックもあります。事業所見学コース期間:2019年6月時点ではまだ情報が開示されていませんでした。内容:1.会社紹介2.事業所紹介3.事業所内見学4.若手社員との座談会職場受入型コース期間:2019年度下期実施予定(5日間)内容:若手社員に同行し、化学メーカーの事務系社員がどのように活躍しているのかを体感、業務体験して頂くプログラムです。終了後には受入部署から取り組みに対するフィードバックもあります。「課題解決型コース・事業所見学コース」は技術系、「職場受入型コース」は事務系対象となっています。【引用】三菱ケミカル採用HP三菱ケミカルの求める人材像三菱ケミカルの求める人材像に関しては、HPに以下のように記載されていました。多様な価値観を理解し世界を舞台に活躍するために、国内の現状だけにとらわれることなく、グローバルな視点を持つ。国や文化の違い、個々人の考え方を理解し、尊重し合う。自ら課題を見つけ激しい環境変化の中で、既存の概念にとらわれず「こうしてみたい」、「こうありたい」というやわらかな発想を持つ。社会のニーズを的確に捉え、本質的な課題を自ら見出す。周囲を巻き込みながら決して1人では完遂できない課題だからこそ、周囲の協力を得るために、積極的にコミュニケーションを図る。そして、異なるアイデアを持つ人、異なる立場の人にも働きかけ、同じ目標に向かってチームワークを発揮する。挑戦し続ける人転んでもただでは起きないしぶとさをもって、妥協せずしっかりと考えながら成果を生み出す。誇りと使命感を持ち、次のステージに向かって新たな挑戦を続ける。【引用】三菱ケミカル採用HP三菱ケミカルのインターン選考フロー現在募集されているコースが技術系課題解決型コースのみのため、技術系課題解決型コースの21卒対象の選考フローを紹介します。ES▶面接※ES締切:2019年6月17日23:59三菱ケミカルのインターン選考ES対策以下は20卒対象の内容になります。質問ごとに対策を紹介します。当社のインターンシップへの応募動機及び、その中で学びたいことを記述してください。(500文字以内)上記の設問は志望動機について聞かれています。企業が志望動機を聞く理由としては、「自社への志望度を知りたい」「入社の際のモチベーションを知りたい」の2つがあります。ですので、上記2つの理由を網羅する論理的な志望動機を伝え、選考官に「だからこの人は弊社の選考を希望しているのか」と思ってもらう必要があります。また、志望動機に関しては、ただ単純に「参加したい理由」を述べるだけではなく、「そのインターンで何を学びたいのか?何を経験したいのか?」という内容を述べ、その上で「参加したい理由」を伝えるようにしましょう。具体的には、「インターンだからこそ経験できること」「社員の方の思いを実際に自分の肌で感じたい」などを書くと良いでしょう。志望動機を考える際は以下のフレームワークを参考にしてみてください。【参考】上記を踏まえた回答例は次のようになります。当社のインターンシップへの応募動機及び、その中で学びたいことを記述してください。(500文字以内)私が貴社のインターンシップを志望する理由は2つある。1つ目は将来私はものづくりを通して人々の生活をより良いものにしたいと考えているからだ。中でも化学はものづくりの根幹であり、化学をより良いものにすることで世の中にイノベーションを起こすことができると思う。また化学メーカーのなかでも貴社は機能食品分野・素材分野・ヘルスケア分野と幅広い事業そしてグローバルに展開をしているため、多角的に生活を支え、その結果イノベーションを起こすことができると思う。2つ目は貴社はKAITEKI経営を掲げており、資本効率・サステナビリティ・イノベーションという時代の最先端の経営方針をとっているからだ。例えどんなにいい技術があっても会社として一丸となって目指すものがないと、技術で世界を変えていけないと思う。しかし貴社は会社一丸となってKAITEKI経営を目指しており、技術で世界を変えるための基盤ができていると思う。私は今回のインターンシップに参加することで貴社のビジネスへの理解を深めることはもちろん、貴社の常に技術でも経営においても最先端にあり続けようとする社風と1人1人の社員の方の思いを自分の肌で感じたい。【引用】三菱ケミカルのインターン選考通過者ES自己PR(300文字)上記の設問に関しては自己PRについて聞かれています。就活生が企業にPRすべきことは、自身が企業にとって”採用しなかったら損をする人材である”ということです。正しい自己PRをするためには、その企業のビジネスモデルを理解した上で、その企業がどんな「強み」を求めているかを明らかにする必要があります。例えば三菱ケミカルであったら先程も述べましたが、多様な価値観を理解し、社会のニーズを的確に捉え、積極的に周囲とコミュニケーションを図り、挑戦し続けられる人材を求めています。自己PRの構成については以下のフレームワークや記事・動画を参考にしてみてください。【参考】また、自己PRに関しては文字数が300文字と限られているため、上記のフレームワークの「強み」「強みの原点」「具体的エピソード」「強みの活かし方」について簡潔に書くようにしましょう。上記を踏まえた回答例は次のようになります。自己PRは何ですか?私の強みは物事を俯瞰したうえで人と交渉できることだ。私は大学2年の4月に求人サイトでwebからの応募を増やす仕事のインターンシップを始めた。6月に検索順位が落ち、流入が減り応募が激減したためSEO対策をすることで検索順位を1位に戻し応募を戻そうという目標を立てた。しかし機械と人が高評価する文章は異なるため、メンバーの意見が割れてしまうことがあったが、その時私は複数の視点を持ちながら議論の中心になってメンバーと解決策を考えた。その結果機械も人間も高評価する文章を作成し検索順位を1位にできた。このことから私は客観的な視点をもつことと1つ1つの意見と向き合うことの大切さを学んだ。【引用】三菱ケミカルのインターン通過者ES三菱ケミカルのインターン選考面接対策以下は20卒対象の内容になります。形式:スカイプ面接時間:20分人数:面接官2人、学生1人質問内容:●どんな研究をしていますか●簡単に自己PRをしてください●三菱ケミカルのインターンシップを志望及び、インターンシップを通じて学びたいことを教えてください。どんな研究をしていますかこの質問はガクチカについて聞かれています。ガクチカを聞かれる意図としては「経験自体のレベル・スペックの把握」「自社に合う・マッチする人材か知るため」の2つがあります。ガクチカを書く際は、「実績自体のインパクトがどれだけあるか」「書いてある内容から思考力・考えの深さ・人柄を示すことができているか」に注意して書くようにしましょう。また、その際は三菱ケミカルの求める人材像を意識して書くと良いと思います。詳しい書き方は以下のフレームワークを参考にしてください。【参考】●簡単に自己紹介をしてください●三菱ケミカルのインターンシップを志望及び、インターンシップを通じて学びたいことを教えてください。上記の質問は自己PRと志望動機について聞かれています。この2つに関しては先程紹介したフレームワークを意識して答えられるようにしましょう。もちろんESとは異なり、面接では面接官とのコミュニケーションが重要になるため、面接官の意図に沿って回答することを意識してください。三菱ケミカルの面接は基本的にESの深掘りを中心に行われるため、面接前に改めて自分のESを読み、深掘られても大丈夫なように対策しておきましょう。最後に今回は日系化学品メーカーの最大手である三菱ケミカルについて紹介しました。三菱ケミカルは学生にとって理系職のイメージが強いと思います。しかし、実際は海外との取り組み・新たな取り組みに関わる機会も多いようなので、理系の学生でなくてもグローバル志向の学生・新規事業に興味のある学生は選考を受けてみても良いと思います。その際は今回の記事を参考にして対策を行ってみてください。【関連記事】三菱ケミカルの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから