A.T.カーニー関連のテクニック
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- A.T.カーニーのインターンESで書くべき内容とは 19,176 views A.T.カーニーのインターンES一覧はこちらから本記事ではA.T.カーニーのインターンのESで書くべき内容を考察していきます。A.T.カーニーはアメリカ合衆国・シカゴを本拠とする経営コンサルティング会社です。マッキンゼー・アンド・カンパニーと一つのファームだったものが1926年にオペレーションを重点におくA.T.カーニーと戦略に重点を置くマッキンゼー・アンド・カンパニーに分かれたようです。(wikipedia|A.T.カーニーより)日本の新卒採用を行っている戦略コンサルティング会社は10社程度と多くないため、戦略コンサルティング会社を志望している人は志望先のリストに入る1社だと言えます。インターン用の設問は非常に短くシンプルですが、シンプルな質問であるがためにしっかりと考えて伝えないと字数が足りなくなると言えます。なお、マッキンゼーやボストンコンサルティングなどの他業界の求める人材の解説記事は役立つ部分が多いのでぜひ参考にしてください。マッキンゼーのESから考えるマッキンゼーが求める人材BCGのESと採用HPから考えるBCGが求める人材IBMのESと採用HPから考えるIBMの求める人材16卒アクセンチュア本選考ESで書くべき内容A.T.カーニーのES設問・あなたが大学(院)生活の中で力を注いだ活動は何ですか。また、その活動を通じて、あなたは何を獲得しましたか。200字以内で記述して下さい。・特にアピールしたいアルバイトのご経験、ポジションがあればご記入下さい。(50文字以内)設問に対する考え方戦略コンサルティングの仕事は、クライアントである企業の経営戦略について提案することが仕事になります。外部の人間であるコンサルタントが顧客企業で働く人に対してあれこれと指摘するのが仕事であるため、提案の圧倒的な量と質が求められる仕事であると言えます。次々と様々な角度から提案する中で、当事者である顧客の人々にも協力してもらう仕事です。そのため一度、「使えないコンサルタント」や「手を抜いた提案をするコンサルタント」であるといったレッテルを貼られてしまうと仕事にならないでしょう。求められている人材像については、マッキンゼーの解説記事やアクセンチュアの解説記事に詳しく書いていますが、仕事内容を踏まえると下記のような人材が求められていると言えます。①自らの考え・提案を信念を持ち主張し、周囲の協力を得るリーダーシップのある人材②今までは実施されていない施策も考え提案し、周囲の協力を得ながら実現できる人材③多様な価値観や考え方の人とも協力して、共通の目標に向かい努力できる人材④変化に柔軟に対応するだけでなく、自ら変化を起こして周囲によい影響を与えることのできる人材自己PRや学生時代頑張ったことを書く際にもコンサルティング業界が求めている人材というのを仕事に基づいて理解した上で書けるようにしましょう。コンサルティング業界というと「論理的思考力」が求められていると考えてそういった能力を伝えようとしがちですが、論理的思考力に加えてリーダーシップのような能力も求められていることにも注目した方がよいでしょう。一つ目の設問・あなたが大学(院)生活の中で力を注いだ活動は何ですか。また、その活動を通じて、あなたは何を獲得しましたか。200字以内で記述して下さい。非常にシンプルな内容ですが、「獲得したもの」が戦略コンサルティング会社でもいかせるものであった方が面接官に共感されやすいでしょう。例えば、学生時代の経験の中で「周囲の協力を得る上で大事なこと」や「多様な考え方を持つ人と目標を共有すること」を学んだとしたら、それを戦略コンサルティング会社でどのように活かすのかを話すことが出来ると高い抽象化思考も伝えることができると思います。ありがちな「学び」として、「皆で協力することの大事さを学んだ」といった小学生の感想文レベルの学びを書いてしまっているESも多いのですが、「皆で協力するために必要なこと」などどうすればできるのかという点を語らないと再現性がないと捉えられてしまうでしょう。学生時代の経験と「学び・得たこと」については下記で詳しく説明しているので参考にしてください。学びの評価項目と具体的回答例二つ目の設問・特にアピールしたいアルバイトのご経験、ポジションがあればご記入下さい。(50文字以内)アルバイトについてのみ、このように聞かれる設問は非常に珍しいと言えます。一方でアルバイトとはいっても仕事であるため、ここでどのような役割を果たしてきたのかというのは仕事にも直結するとも言えます。最近では長期インターンが広く普及しており、インターン経験を伝えて内定する学生も非常に多いです。(参考:長期インターンシップでの取り組みに基づいた学生時代頑張ったこと)インターンについては実際に正社員と同じような条件で仕事をして成果を上げた経験や周囲から信頼された経験は、接客など一般的なアルバイト以上に仕事に結びつくことだといえるので、そこでの経験を評価しているのかもしれません。もちろんこのように聞かれているからと言って、アルバイト経験やインターン経験がないと採用されないわけではなく、プラス評価するために聞いているものと考えられます。最後に一つ目の設問にあるような「学び」や「経験から得たもの」については面接においてよく聞かれる内容であるにも関わらず多くの学生が答えられない質問の一つです。しっかりと準備すれば十分に答えられる内容だと思いますので、過去の内定者がどのように答えたのか、どのように考えて答えればいいのかしっかりと考えてから面接に臨んでもらえればと思います。【A.T,カーニー】内定者の回答(あなたを象徴する漢字1文字とその理由)あなたを象徴する漢字1文字と、その理由を教えてください"私を最も良く表す漢字は「粘」だと考える。この課題を考えるにあたり、私自身の強みが何であるか考えた。私の一番の強みは、「結果にこだわり抜き、粘り強く前進する」ことである。自分が立てた目標に対して、結果を出すために必要なことを徹底的に考え、時に必ずしもスマートではない方法でも、粘り強く実行して結果を出す経験をこれまで多くしてきたと自負している。以下、私の人生に影響を与えた特徴的かつ具体的なエピソードを二つ述べる。第一に、医療系人材斡旋事業で起業した際の話だ。学生にありがちな時給ベースのアルバイトではなく、自分で「稼ぐ」を実感したいと思い起業を考え、市場規模の大きさと参入障壁の低さの観点から「医療系人材斡旋」に着目した。当初、私一人がアイデアを抱えただけで、クライアントはおろかチームメンバーすらいない状態で始動したため、学内でのリクルーティングから、顧客への営業、登録者の獲得に至るまで一人で担当した。営業の際には、医療人材のプロである病院担当者に対して、業界未経験の私が営業するだけに苦労の連続だったが、試験的に与えられた小規模の案件を粘り強くこなす中で、次第に担当者の方との信頼関係も生まれ、受注案件の規模も大きくなり始めた。その後、立ち上げ一ヶ月後にはチームも構築され、より効率的かつ大規模に事業展開することに成功するなど、私一人の「ゼロ状態」から粘り強く挑戦した結果、成果を伴って前進することができた。第二に、大学受験生向けの学習コンサルティング事業を立ち上げた際の話だ。私は地方の限界集落で生まれ育ち、塾や予備校はもちろん、学校教員も不足した環境で受験を余儀なくされたため、独自の学習計画と勉強法をもって大学に進学した。その経験から、学習環境に恵まれない地方の高校生の進路の選択肢を増やしたいという思いで、学習支援を行なう事業を立ち上げた。授業ではなくあくまで学習コンサルティングに重点を置いているため、当初は生徒側も不安な様子を見せていたが、個々人の成績など現状分析を踏まえて適切な学習計画の作成および定着度の管理を行なうことで、結果として指導生徒のうち5人が都心の難関国立大への進学という目標を達成するなど、共に粘り強く前進することができた。"【参考】ベイン・アンド・カンパニー内定者の回答(情熱を持って取り組んだこと)貴方が情熱をもって物事に取り組んだ経験について具体的に教えて下さい(400字)教育実習において母校で3週間物理教師を担当した時の事だ。私の担当クラスの1つは中学3年生男子の成績下位レッスンだった。生徒は勉強に対し諦めの気持ちを持ち、自信を失っている事が見て取れた。予め中学3年生の担任全てと話しをし、全体的に目標が低く自信喪失傾向にある事を知った。そこで目標を高く持ち、自信を付けるきっかけを作って貰う為、最後の授業で通常不可能な慶應の大学入試問題に挑戦させる事に決めた。担当範囲は決まっている為、初回からペース配分と理解度の確認には苦心した。最後の授業では回答のアウトラインを教えた内容で問題が解けるよう直前まで練ったものを提示し、大学入試問題を改編する事無く取り組ませる事が出来た。研究授業として科目学年問わず多くの先生に授業を見学して頂き、入試問題の選択と扱い方について絶賛して頂いた。後日上位レッスンでも話題に上り、生徒を刺激する事が出来たと聞いた時は非常に嬉しかった。【参考】ローランド・ベルガー内定者の回答(10年後に目指す姿)キャリアにおいて、あなたが10年後に目指す姿を教えて下さい(100文字以上600文字以内)部下やプロジェクトのメンバー1人1人の魅力を引き出し、自らは責任感を行動で示す事が出来るリーダーシップをとれるビジネスマンを目指しています。学生時代の経験から、プロジェクトやチームにおいてトップダウン的なリーダーシップよりも、個人個人の良さが引き出されたときの一個人を超えたシナジーに非常に可能性を感じています。その中でコミュニケーションの中から相手の真意や本質的な問題を見つけ出す自分の強みをさらにブラッシュアップさせて自分なりのリーダーシップを極めたいと考えています。そのためには本当に多くの経験を要すると感じていて、新卒後の5年間でどれだけ自分のリミッターを外して成長する事が出来るかがカギになると考えています。A.T.カーニーの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから
- A.T.カーニーのインターン内容と選考対策 | ES突破から面接対策まで|合格者ES付き 13,690 views A.TカーニーのインターンES一覧はこちら本記事では、戦略コンサルティングファームとして、日本のトップ企業を支えるA.Tカーニーのインターンの内容と、インターンの選考を突破する方法を解説します。この記事の構成・コンサルティング業界とは・A.Tカーニーとは・A.Tカーニーのインターン内容・A.Tカーニーが求める人物像・A.Tカーニーの選考フロー・A.Tカーニーのエントリーシート対策・A.Tカーニーの選考筆記試験対策・A.Tカーニーのインターン面接対策・最後にコンサルティング業界とはA.Tカーニーが属しているコンサルティング業界は、「相手の抱える課題に対して解決策を示し、その発展を助ける業務」を行っています。簡単に言うと、お客様の困りごとを解決する仕事のことです。コンサルティングでは、企業の課題に対して解決策を提示することを商品としています。そして商品を考えることがコンサルタントの仕事なので、「人」こそが商品とも言えます。コンサルティング業界を分類すると大きく5つに分けられ、それぞれが異なる領域を担当しています。コンサルティング業界の分類■戦略系コンサルティングファーム:企業の経営戦略の立案など経営のトップに関与。MBB(マッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストン・コンサルティング・グループ、ベイン・アンド・カンパニー)で有名。■総合系コンサルティングファーム:戦略立案からオペレーションの改善まで幅広く担当。BIG4(PwC:プライスウォーターハウスパーク、EY:アーンスト・アンド・ヤング、KPMG、デロイト)で有名。■ITコンサルティングファーム:ITを切り口にサービスを提供。■シンクタンク系コンサルティングファーム:官公庁向けのリサーチや政策提言を提供。■業界・業務特化型コンサルティングファーム:特定の業界や事業領域に特化したサービスを提供。コンサルティングのビジネスモデルは、一般的に言う「労働集約型」と呼ばれ、人間の労働力に依存する傾向があります。そのため、勤務時間が長く激務と言われることが多いようです。参考:A.Tカーニーとは上記で述べた5つの分類の中で「戦略系コンサルティングファーム」に分類されるのが、今回紹介するA.Tカーニーです。A.Tカーニーは1962年にシカゴで設立された外資のコンサルティング会社で、世界40カ国62拠点に3600名のスタッフとグローバルネットワークを擁しています。あらゆる産業分野のグローバル1,000者や各国大手企業を中心顧客とし、戦略からオペレーションまで一貫したサービスを提供しており、金融・通信・ハイテク・自動車・小売を始めとする幅広い分野においてコンサルティングを行なっています。企業のCEOを始めとするトップ経営陣にサービスを提供するA.Tカーニー。その人達から尊敬を超えて憧れられる存在になることを目指し、ビジョンと専門的な知識をもとに戦略を作るストラテジーと、長年気づいてきた独自のサービス提供によるオペレーションで、企業の成功をサポートしています。参考:A.Tカーニー日本代表パートナー岸田雅裕氏インタビューA.Tカーニーのインターン内容21卒向けのインターンシップ内容がまだ公開されていなかったので、今回は20卒のインターン情報を元に作成しています。(※なお、21卒向けインターンのプレエントリーは、2019年5月中旬より開始される予定です。)A.Tカーニーのインターンシップで重要となるポイント▶︎個人でやり抜く力▶︎柔軟性上記2点を踏まえ、A.Tカーニーのインターンの内容について詳しく解説していきます。インターン内容詳細■期間:4日間■人数:10人程度(個人ワークなのでジョブは1人で行う形になります。)■テーマ:具体的な企業をあげて、その企業の抱える課題を解決する。企業によってお題も様々で、毎回テーマは変わる。■タイムテーブル:1日目:午前課題の説明午後個人ワーク夕方メンターとのフィードバック面談2日目:社員のパネルディスカッションとパートナーの講演があり、残りは個人ワーク3日目:個人ワーク、夕方にメンターとのフィードバック面談4日目:午前資料提出午後プレゼン終了後にメンターとのフィードバック面談打ち上げ■結果通知方法:2週間以内に電話、もしくはメールで連絡A.Tカーニーのインターンの特徴として、グループワークがないことがあげられます。4日間行われるジョブにおいても、個人ワークがメインとなります。つまり、ここで求められる力は「個人でやり抜く力」と「柔軟性」です。上記でも述べていますが、課題発見から、その解決策の提示、資料作成など、全ての工程を1人で行わなければなりません。グループワークであれば役割を分担し、各々が得意なことに注力することで、高いクオリティのモノを生み出すことができますが、個人ワークなので自分が苦手なことにも挑戦し最後までやり通すことは重要な要素となってきます。とはいえ、個人作業を続けていると行き詰まることも出てくる可能性があります。そこで鍵となるのが社員からのフィードバックです。ジョブの内容からも分かるように、4日間のタイムスケジュールの中で、社員からのフィードバックの時間が何度も設けられています。個人の意見で十分だと思うことなく、経験を積んだ社員からのフィードバックを上手く取り入れ、より質の高いアウトプットができるように心がけると良さそうです。ワンポイントアドバイス★フィードバックの貰い方ただ、自分の聞きたいことだけを聞いてしまう学生がよく見かけられます。もちろん、悪いことではありませんが、自分の考えを述べ、それに対するフィードバックをもらうように心がけると、社員に自分の考えがあることを伝えることもでき、自分にとってより有意義な回答をもらうことができます。★発表の後に質疑応答があります。わかりやすい伝え方はもちろん、鋭い質問にもしっかり答えられるように準備をしておきましょう。参考:A.Tカーニーが求める人物像A.TカーニーのHPでは、求める人物像を明記していません。冒頭でも述べましたが、A.Tカーニーはコンサルティング会社です。その仕事内容は、担当する企業によっても異なり多岐に渡ります。参考:A.Tカーニーの求める素養上記を踏まえを参考に考えると、下記に当てはまります。■関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができるコンサルティングの仕事は、お客様の悩みを解決する仕事です。つまりお客様になるのは、自分の会社をより良くするために、専門的な知識をもった人からの意見を求めている人たちです。また、会社の状態はすぐに変わるものではないため長期間のお付き合いになります。そのため、信頼関係を早い段階で構築し、小さな悩みでも相談してもらえるようになることが必要になります。■価値観や立場の異なる人と協力して成果を上げることができる様々な企業の方と仕事を共にしていくため、価値観も立場も異なる人との仕事が多いこともコンサルティングの仕事の特徴の1つです。その人達と、共に企業の成功を目指していくために、異なる価値観を受け入れよりよいものを作り上げていく能力も必要です。参考:A.Tカーニーのインターン選考フローインターン選考フローエントリーシート提出→筆記試験→一次面接→二次面接→ジョブ参加応募はマイページに登録後、Webテストを受講してから行うことができます。A.Tカーニーのエントリーシート対策A.Tカーニーのエントリーシートエントリーシート詳細■設問内容1)あなたが日本をより良くするため、生涯キャリアを通じて培うべきだと考える能力・要素を記載してください。(最大3つご記入ください。記入の必須項目数は1つです。)2)上記を選んだ理由(400字)■結果通知方法:数日以内にマイページ上で通知コンサルティング業界では頭の良さを重視しているため、筆記試験の結果のほうが重視されます。特に外資系戦略コンサルにおいては、エントリーシートはほぼ見ていないと言われます。とは言え、面接等で使われることもあるので、内容はきちんと考えておきましょう。今回の設問内容や仕事内容から、日本をより良くすることを目指す上で、どのような価値観を持っているのかという質問の意図が読み取れます。そのため、自分の持つ価値観を論理的に伝えられるようにしましょう。実際に書く際にはunistyleのこちらの記事をご参照ください。▶具体的な内容を知りたい方は、こちらから実際に通過した方のESを見て参考にしてみてください。▶A.TカーニーES通過者のエントリーシートA.Tカーニーのインターン選考筆記試験形式筆記試験|解ける問題は確実に非常に難しいとされているA.Tカーニーの筆記試験。筆記試験の内容は判断推理と数的推理、GMATなどから構成されています。判断推理・数的推理とは▶与えられた条件を整理してそこから導き出せる結果を推測する問題。判断推理と数的推理の違い▶問題に数字が使われるか否か、が大きな違いです。そのため考え方自体は非常に似ています。【判断推理の例題】A~E5人の年齢を比較したところ、次のア~オのことがわかった。ア:AとBの年齢差あ4歳である。イ:BとCの年齢差は3歳である。ウ:Bより年齢が上の者は2人いる。エ:最も年齢が上の者はEである。オ:同じ年齢の者はいない。このとき、確実に言えるのは次のうちどれか。(1)Aの年齢が最も下のとき、AとCの年齢差は7歳である。(2)BとDの年齢差は5歳である。(3)Cの年齢が最も下のとき、AとCの年齢差は7歳である。(4)DはAより年齢が下である。(5)EはBより4歳以上年齢が上である。<解説>正解(3)条件ア、イではAとB、BとCの年齢について、それぞれどちらの年齢が上であるか明らかではありません。そこで、Bを基準として、A、B、Cの3人についてその年令の関係を表してみると図1のようになります。ここから、Eが最年長で、Bより年齢が上の者が2人いるという条件ウ、エを満たす年齢順の組み合わせを考えると、表のように5通りあることになります。この表からAの年齢が最も下のとき、AとCの年齢差が1歳である可能性もあり(⑤)、1は誤りになります。BとDの年齢差は確定できないので2も誤りです。また、Dno年齢がAよりも上である可能性もあるので(④及び⑤)4も誤り。⑤ではEがBより2歳上となる可能性もあるので、5も誤りです。これに対して、Cの年齢が最も下となるのは②の場合しかなく、この時AとCの年齢差は7歳となるので、3は確実に言えます。よって答えは(3)引用:実務教育出版:過去問にチャレンジ!【数的推理の例題】5で割ると4余り、6で割ると5余る3桁の自然数のうち、最小のものの各桁の総和はいくらか。(1)11(2)12(3)13(4)14(5)15<解説>正解(1)11この問題の場合、逆に考えると分かりやすくなります。5で割ると4余る⇨5で割ると1足りない6で割ると5余る⇨6で割ると1足りない5で割っても6で割っても1足りないもの。つまり5と6の最小公倍数から1を引いたものになります。5と6の公倍数から1を引いたもの、かつ、3桁であり最小の数になります。よって最小公倍数は30であるため30✕4-1=120-1=119が条件に当てはまる数になります。よって1+1+9=11参考:頻出問題の解法セミナー:数的推理判断推理・数的推理を解くときのポイントは2つです。「問題の条件を図表として書き出すこと」「詰まったら場合分けをすること」問題を読み情報の整理をする際、脳の中では条件把握と論理的思考を同時に行っている状態になるので、非常に混乱します。その状態の回避するために、図表として書き出します。そうすることで視界が開けてくるはずです。ただ、単に図表にするだけでは行き詰まってしまいます。そこで行うのが場合分けです。1つの図表では表せないものも、2つにすることでより分かりやすくなります。思考が行き詰まった時は、他の条件はないかどうか探してみてください。引用:判断推理・数的推理を勉強するならGMAT(ジーマット)とはGraduateManagementAdmissionTestの略であり、ビジネススクールの授業で学ぶために必要な分析的思考力、言語能力、数学的能力を測るための試験。GMATは4つのセクションから構成されており、8分間の休憩の2回を除くと約3時間の試験です。■AnalyticalWritingAsswssment(AWA):1つのエッセイ、著者の主張の分析■IntegratedReasoning:12の選択問題、データの解析やMathやVerbalが組み合わさった問題■Quantitative:31の選択問題、問題解決とデータ分析(データサフィシエンシー)■Verbal:36の選択問題、読解問題、論理的思考と文章選択GMATに関しては、問題量も多く、高得点を狙うのであれば1問にかけられる時間が十分と言えるほどないのが現実です。しっかりとした対策をしたい方は、参考になるサイトをまとめたのでこちらをご覧ください。GMATオフィシャルガイド5分で分るGMAT概要とオススメ教材・問題集GMAT対策は勉強だけじゃない!スコアを上げる15のヒントA.Tカーニーの試験は独自の形式が取られており、基本的に正解:3点、不正解:−1点、無回答:0点と定めています。また全体で40分の合計17門から構成されていますが、難易度に対して制限時間が短く、回答を導き出す時間が足りなくなる可能性があります。合格のボーダーラインは6割〜6.5割とされています。そのため、全体を一度見て、確実に解ける問題から取り掛かるなど、解く問題とそうでない問題の判断も必要となるでしょう。A.Tカーニーのインターン面接対策筆記試験に合格したら、2つの面接が待ち受けています。A.Tカーニーは、新卒でも中途でもまずは現場に行くスタイルなので、筆記試験の問題を正しく早く解ける、というだけではいけません。トップ経営層と関わる機会が多くあるA.Tカーニーでは、人と話していてきちんとコミュニケーションが取れるか、人を納得できるかといった点も重視されます。それらをきちんと面接官に伝えるために、面接では「論理的思考力」と「具体化と抽象化」がポイントになってきます。そのことを念頭に置いて読み進めてみてください。一次面接|論理的思考力一次面接詳細■形式:学生1人、社員1〜2人のケース面接■時間:30分ほど(5〜10分個人ワーク後20分ほどのディスカッション)■内容:フェルミ推定もしくはそれに類するもの(ケース問題など)<質問内容>・座席50のカフェの年間デジタルデバイス使用時間総計・待機児童問題解決のためには幼稚園は後いくつ必要か・2025年時点で外国人介護職労働者の数・10年後の東京都内の女性タクシー運転者数など■結果通知方法:3〜4日後、メールにて通知一次面接ではまず一つの部屋に全員が集められ、そこで問題が提示されます。その後10分ほど自分で考えをまとめた後、個室に移動し、社員に対して自分の答えを伝えます。上記の質問内容のような、一見答えがでないような問題に対して、わずかな手がかりから論理的に推理し、答えを導き出すといったフェルミ推定が出題されます。将来予想を含む問題に対して直感で答えたり、根拠のない答えを言っても選考は通りません。そのため、日本の人口といった基本的な一般知識を持っておくことはもちろん、そもそもこの問題が出されている意図は何か、どのように考えればこの数字を導き出せるかを考えることが必要です。そして、しっかりと筋道を立てて考えるようにしましょう。フェルミ推定とは実際に調査することが難しい数量や規模をいくつかの手がかりをもとにしながら、最低限の知識で論理的に概算すること。ケース面接とは抽象的なお題や実際のビジネスの問題に対して具体的な打ち手を考案すること。フェルミ推定を行い、それをもとにケース面接を行うこともある。二次面接|具体化と抽象化二次面接詳細■形式:学生1人、社員1〜2人のケース面接■時間:合計50分ほど(10〜20分ほどの個人ワーク後、30分ほどディスカッション)■内容:ケース面接およびそれに類するもの<質問内容>・国とは何か。技術革新によって、100年後の国はどのように変わっているか。・ロングセラーとは何か。それを生み出すためにはどのようにすれば良いか。・企業はどのような時に「選択と集中」をし、どのような時に「多角化」をするか。・発展途上国の経済成長は、日本経済にとって良い影響を与えるか。など■結果通知方法:2〜4日後、メールにて通知二次面接でも、一次面接の時のようにまず一つの部屋に全員が集められ、そこで問題が提示されます。そして10分ほどで考えをまとめた後、社員とのディスカッションに移ります。二次面接で重要になってくるポイントは「具体化と抽象化」です。上記の「ロングセラーとは何か。それを生み出すためにどのようなことをすればよいか」という問題を例に考えてみましょう。個人ワークの10分間でいかにこの具体化と抽象化の例をあげられるか、それを社員とのディスカッションの場でいかに落ち着いて考え続けることができるかも非常に重要になってきます。ぜひ自分の考えに自信をもって挑んでみてください。こちらの動画では面接の全体像についてわかりやすく紹介していますので、本記事と併せてご確認ください。最後に現在、国内のコンサルティング業界の市場規模は4,536億円規模(※平成27-28年時点)と言われていますがアメリカでは6兆~10兆円規模と日本でのコンサルティング活用率は低いというのが現状です。しかし近年では海外展開支援やビックデータ・クラウドなどのニーズが増えつつあり、日本やアジアではこれから伸びることが予想されます。選考自体難しいと言われている業界ではありますが、自分の力で企業を変えてみたい、日本を変えてみたいと思う方はぜひ、チャレンジしてみてください。参考:A.Tカーニー採用HPコンサルティング業界の動向関連記事・・・・・A.Tカーニーの業界研究・マッキンゼー・アンド・カンパニーの企業研究・ボストンコンサルティンググループの企業研究・ベイン・アンド・カンパニーの企業研究・アーサー・D・リトルの企業研究・PwCのコンサルティング合同会社・PwCアドバイザリー合同会社の企業説明・KPMGコンサルティングの企業研究・EYストラテジー・アンド・コンサルティングの企業研究・アクセンチュアの企業研究
- A.T.カーニーのインターンES・面接対策|インターン徹底攻略 12,431 views A.T.カーニーのインターンES一覧はこちらからA.T.カーニーは、1926年創業の世界的な経営コンサルティング会社です。アメリカ合衆国・シカゴを本拠とし、世界40ヶ国以上に拠点を有しています。今回はA.T.カーニーのインターン選考を突破するための攻略法についてご紹介します。unistyleに無料会員登録することでES、インターン選考情報を含むA.T.カーニーの情報をご覧いただけます。A.T.カーニーのコンテンツは下記リンクをご覧ください。参考:A.T.カーニーの企業研究→A.T.カーニーのインターンES・レポートなど掲載しています。ESを書く際や、面接準備を行う際の参考としてご活用ください。A.T.カーニーのインターン内容についてA.T.カーニーでは、4日間にわたるインターンを実施し、日給1万円、計4万円が支給されます。内容としては、参加者1人ひとりに企業が割り当てられ、最終日に社員に向けて施策を発表する形式のようです。過去のインターンでは、「日本市場でのシェア向上策」というお題が与えられたようです。完全個人作業で、インタビュー等のために外出するのは自由、毎日1回、45分ほどスポンサー社員との面談があるようです。最終日のプレゼンの際の質疑応答での社員の方々からの鋭い質問や、全日程終了後スポンサー社員から一対一でFBが貰えるなど、本格的なジョブとなっています。A.T.カーニーのインターン選考内容A.T.カーニーのインターンについては、ES+筆記試験+面接という流れになっています。過去の選考では、選考にGDが含まれていました。選考方法が変わったとはいえ、企業は一貫して学生の問題解決能力や思考能力のタフさを見ていると思われます。また、筆記試験が開場にて実施される形式で、慣れていない学生は個別に対策する必要があります。エントリーシート提出↓筆記試験(東京:10月26日(水)27日(木)、京都:10月26日(水))↓一次面接↓二次面接↓最終合否連絡、参加確認参考:A.T.カーニー冬季インターンシップ情報A.T.カーニーのインターンES対策A.T.カーニーのエントリーシート設問では、志望動機は一切問われず、投資する業界とその理由、投資効果を最大化するための打ち手についての設問がメインとなっています。A.T.カンパニーインターンシップES設問◆設問1日本経済を成長させる為に、あなたならどの業界に投資しますか?◆設問1-1投資する業界を一つ決めてください(メニューより選択)◆設問1-2設問1-1の業界を選んだ理由と、最大の投資効果を得る為にはどのような打ち手が考えられるか、ご回答ください(600文字以内)◆設問2特筆すべきインターン経験があればご記入下さい。(100文字以内)◆設問3特にアピールしたいアルバイトのご経験、ポジションがあればご記入下さい。(50文字以内)設問1:日本経済を成長させる為に、あなたならどの業界に投資しますか?ESとしては特殊な部類といってよく、どちらかというとケース問題に近いものを感じます。業界を選んだ理由・打ち手について考えられる可能性や選択肢について抜け漏れなく考慮した上で、600字で分かりやすくまとめましょう。とはいえ、あらゆる可能性について隅々まで考えるのはあまり効率がいいとはいえません。あらかじめ投資効果が高そうな業界や打ち手について仮説を立て、その仮説を支える情報や裏付けを取っていくやり方のほうが、結論へと素早くたどり着けるのではないでしょうか。こうした「仮説思考」は今回のESだけでなく、ケース面接やGD、さらには社会人となってからの仕事でも威力を発揮するツールだと思われます。仮説思考については以下の記事、書籍も参考にしてください。参考:→『コンサル一年目が学ぶこと』は、アクセンチュア出身の事業家である大石哲之氏がコンサルタントの仕事を通じて学んだ普遍的な仕事術を紹介した書籍です。この本で紹介されているコンサルタントのエッセンスは、学生の就職活動にも生かすことができます。この記事では、就職活動に活用できるコンサルのスキルを紹介しています。仮説思考BCG流問題発見・解決の発想法また、学生である皆様は実際に株式などの売買をした経験がある方は少ないと思われます。それでも「投資と費用対効果」という馴染みが薄いであろうテーマを企業が選んだのは、分からないことに対して自分なりに考え、勉強を踏まえながら価値を提供出来るかどうかを判断したい意図があるからだと思われます。実際コンサルタントになった後でも、全く知らない業界のプロジェクトにアサインされることもあるようです。現時点で投資について疎いとしてもそのことについて臆することなく、妥協のない解答が出来れば良いのではないでしょうか。A.T.カーニーのESについては、こちらの記事も参考にしてみてください。参考:→A.T.カーニーのインターンシップのES(エントリーシート)の書き方を解説した記事です。これから選考に臨む学生に向けて、実際の内定者んESも紹介しています。A.T.カーニーインターン面接対策ES、筆記試験を通過するといよいよ面接となります。一次面接・二次面接と2回行われることから、コンサルファームの選考でよく出題されるフェルミ推定・ケース面接がそれぞれ行わるのではないかと予測されます。ESの投資問題の設問と同じように、論理的思考力が問われますが、面接の場合、面接官のコンサルタントとフェルミ推定やケース面接を行う点で、瞬発力が求められます。また、面接官との議論を通して、自分の意見をより深められるか、といったところもポイントになると思われます。選考内容がケース面接などではなく、GDだった場合でもこうした能力は必要になってくるため、是非身につけておくようにしましょう。フェルミ推定・ケース面接対策については下記の記事を参考に、「東大生が書いた問題を解く力を鍛えるケース問題ノート」「現役東大生が書いた地頭を鍛えるフェルミ推定ノート――『6パターン・5ステップ』でどんな難問もスラスラ解ける!」という本を一度読んでおくとよいでしょう。参考:→他の業界と比べて選考の時期が早いコンサルティングファームの選考では、ケース面接の練習ができる・面接の場数を踏めるといった理由から日系企業志望の学生でも受けることをおすすめします。参考:→近年では、総合商社を始めとした日系大手企業でもケース面接が課されるようになっています。日系大手企業を志望する学生向けの記事ですが、unistyleのケース問題の一覧表が掲載されています。ケース面接対策をしたい学生は、ぜひご活用ください。東大生が書いた問題を解く力を鍛えるケース問題ノート50の厳選フレームワークで、どんな難問もスッキリ「地図化」現役東大生が書いた地頭を鍛えるフェルミ推定ノート――「6パターン・5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける!最後にいかがだったでしょうか。A.T.カーニーのインターン選考は、他戦略ファームと同様に思考力・精神力が問われる内容となっています。コンサル志望の方のみならず、総合商社といった難関企業の対策としても適した選考内容となっているため、参加してみてはいかがでしょうか。また選考に参加する前に、この記事を参考にしていただけたら幸いです。A.T.カーニーの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらからphotobyQuinnDombrowski