PwCコンサルティング合同会社 Strategy&関連のテクニック
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- Strategy&のES対策!求める人材を理解して採用レベルの志望動機・自己PR・ガクチカへ 15,100 views <p>Strategy&(旧:ブーズ・アンド・カンパニー)は、世界157カ国に223,000人以上のスタッフを擁し、監査、税務、アドバイザリーのサービスを提供しているPwCネットワークの一員の戦略コンサルティングファームです。ハリウッド映画への契約システム導入、ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)とアメリカン・フットボール・リーグ(AFL)の合併、クライスラーの倒産危機の救済、鉄のカーテンをまたいだ政府機関からのドイツテレコムの創設など、多岐にわたるクライアントに価値を提供してきました。まずはStrategy&の事業事例から、どのような人材が活躍しているか見ていきましょう。プロジェクトやご経験などで思い出に残っていることを教えて下さい。川上氏:エコノミクスを徹底的に身につけ、その後の自分の基盤になったという意味では、北米調理器具メーカーの日本での販売組織のプロジェクトがあります。このプロジェクトでは、1年半ほどかけ、クライアント企業全体のエコノミクスだけではなく、販売チャネルの細部まですべて含めた全体のエコシステムを設計するという幅広いものでした。販売員への詳細なヒアリングから始まり、何が生産性に結びついているのかの分析や様々な経済的シミュレーションを行い、その結果に基づき、北米型から離れた日本独自のビジネス・モデルを一から作り込んでいったことで、エコノミクスの考え方や分析スキルの基礎を徹底的に身に付けることができました。アメリカの仕事で面白かったのは、大手外食チェーンのサプライ・チェーン見直しのプロジェクトです。これは、現在外部に頼っているサプライ・チェーンを垂直に統合したらどうなるかを検討する試行的プロジェクトで、全ての前提や条件をゼロベースで検討し直すクリエイティブなストーリーを考えることができた点で、非常に面白い経験でした。引用:Strategy&採用HP卒業生からのメッセージ戦略コンサルタントは、一大事が発生した場合や解決困難な悩みを抱えているクライアントに対して、迅速にサポートすることが求められます。クライアントは超一流企業も多く、コンサルタントに対する報酬も大きい一方で高い成果を伴う仕事をすることが必要です。今回の事例では、調理器具メーカーの日本での販売ということで、北米型から離れた日本独自のビジネス・モデルを一から作り込むなど、今までにないような取り組みを一から作り上げる高度なケースでした。もちろん、こうした取り組みを行う際にはクライアントとの綿密な会議の上で、協力を得ることが不可欠であり、社外の人間であるコンサルタントが異なる立場であるクライアントに対してどこまで論理的思考力や問題解決力が発揮できるかが土台になっています。「」に照らし合わせて考えると、上記のような仕事内容では下記のような資質を持つ人材が求められると言えます。2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる5.今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる今回紹介した川上氏は、インタビューで何度か「面白い」という言葉を残しています。高度な仕事を求められるコンサルタントですが、仕事を通じて新たな発見をする機会も多くあり、それを楽しむ知的好奇心がコンサルタントが持つ共通事項としてあげられるのではないかと思われます。Strategy&設問あなたが経営コンサルティングを志望する理由は何ですか(400字以内)大学生活での具体的体験を踏まえ、小学生の自分に伝えたいことを書いてください(400字以内)一つ目の設問あなたが経営コンサルティングを志望する理由は何ですか(400字以内)志望動機について問われています。400字と制限字数がやや多く、学生時代の経験を絡め、志望動機を書くと良いでしょう。基本的な志望動機の書き方については下記の動画も参考にしてもらえればと思います。志望動機の書き方のポイントが端的にまとめられているので、動画でサッと確認したいと思っている方にオススメです。様々な事柄を一度の設問に書くと、それぞれの論理展開やつながりが分かりづらくなりやすいですが、結論ファーストを意識して書くことで論理的にまとまるのではないでしょうか。私は将来「高い専門性」と「幅広い知識」を持つことで、顧客の重要な意思決定の際に最善の価値提供ができる仕事をしたいと思っています。私は公益財団法人「海外帰国子女振興財団」で、海外へ渡航する人を対象に海外生活の送り方のセミナーを6年間開いてきました。心理学の理論を使い、異国の地で「陥りやすい心理状態」「家族との接し方」等といった専門的なアドバイスをし、同時に受講者の渡航する国々の細かい情報やそこに住む日本人の体験談を徹底的に調べ上げ、幅広く具体的な助言をしてきました。受講者から「安心して海外にいける」といった好評を受け、人生の転機に価値を提供でき大変嬉しく思い、同じような仕事を企業といった規模が大きい対象に行いたいと強く思いました。コンサルティングは経営に対する専門性が高く多種多様な業界の知識を把握し顧客に付加価値を与えるため、私の理想とする仕事像に一致していると思い志望しています。引用:Strategy&(旧:ブーズ・アンド・カンパニー)エントリーシート(経営コンサルタント)このESでは、「高い専門性」と「幅広い知識」を軸にコンサルタントが理想の仕事像に一致していることを記述しています。この学生のように、実際のコンサルタントに近い体験をしていると、ESを書く際にも有利に働くと思われます。コンサルタントに近い体験とは、「専門性を発揮し」「顧客のニーズを具体化し実現する」ことにあるので、学生時代にこれらを満たすような経験をしたかどうか振り返ってみると良いでしょう。例えば、塾のアルバイトであれば、「英語力を活かし顧客の高校生に対して伸び悩む原因を特定し解決した」、「マーケティングの知識を活かし集客の問題を特定し解決した」、「誰とでも仲良くなるコミュニケーション力を発揮し塾内の講師間でのコミュニケーションを促進し、情報の共有力を向上した」等、様々な価値提供の方法があります。二つ目の設問大学生活での具体的体験を踏まえ、小学生の自分に伝えたいことを書いてください(400字以内)この設問では、「小学生の自分に」伝えるように指定があるため、誰に対しても分かりやすく説明できる能力が求められていると考えられます。また、年齢が下の人物に対して伝えることから、教訓やアドバイスなど、今後の成長につながるようなコメントを入れると良いのではないでしょうか。Strategy&採用HPでは、過去に在籍した社員が若手コンサルタントに向けてアドバイスしているので、一度見てみると良いでしょう。参考:Strategy&採用HP卒業生からのメッセージ→Strategy&の採用HPを提示します。以下では、学生のESの例を見ていきます。私は今まで様々な経験をしてきました。200名規模の英語サークルでの幹部経験、飛び込み営業で横浜地区トップの成績を達成、企業で1000万以上の売上に貢献できたことなど。その中で、3つのことを徹底的に行うことで、周りからの信頼を得て、成果を上げることができました。それは、1.組織の活動に対して徹底的にコミットメントすること2.組織でトップの人を徹底的に真似ること3.徹底的に褒めることです。まず、自分の能力が高いだけでは周りは言う事を聞きません。そこで、「この人が言うなら仕方ない」と周りから信頼されるくらい活動に参加しよう。たとえ睡眠時間や余暇を削っても。次に、一番上手な人を真似よう。自分で試行錯誤するよりも、トップの人の行動や価値観を真似した方が成長できます。最後に、怒るよりも褒めて相手を伸ばそう。怒るという感情を使わなくても相手に言う事を聞いて貰うことはできます。以上のことを意識して学生生活を送っています。引用:Strategy&(旧:ブーズ・アンド・カンパニー)エントリーシートこのESでは、周りから信頼を得て言うことを聞いてもらうための教訓について書かれています。コンサルタントは、いくら良い意見を持っていても相手に受け入れられないと無駄になってしまうため、こうした点はESを書く際の参考にするだけでなく、今後仕事をする上で重要なポイントになるのではないでしょうか。最後に今回はStrategy&の求める人材を考察していきました。戦略コンサルティングファームはいづれも似たような人材を求めているように思われます。あえて他ファームとの違いを述べると、PwCグループの一員であることから、グループネットワークを活かした多様な分野での価値提供と、戦略立案にとどまらず実行段階まで手がけることができる点が、他ファームとの差別化を図る上で重要なポイントです。採用でもこのような側面について面接で問われる可能性もあるので、企業研究をした上で、ケース面接などファーム特有の入社試験形式に力を入れてみてください。photobyMartinThomas
- Strategy&(PwCコンサルティング合同会社)のインターン選考(ES・Webテスト・面接)対策 31,928 views PwCコンサルティング合同会社Strategy&のインターンエントリーシート(ES)一覧はこちらからプライスウォーターハウスクーパース(以下、PwC)は、ロンドンを本拠地とし、世界158カ国に約236,000人のスタッフを擁する世界最大級のプロフェッショナルサービスファームです。デロイトトウシュトーマツ、KPMG、アーンスト・アンド・ヤング(EY)と並び、世界4大会計事務所・コンサルティングファーム(Big4)の一角を占めています。世界中にネットワークを持っているPwCグループの中でも、今回はPwCコンサルティング合同会社Strategy&のインターン選考を突破するための攻略法についてご紹介します。本記事の構成●コンサルティング業界とは●PwCとは●PwCコンサルティング合同会社Strategy&のインターン内容●PwCコンサルティング合同会社Strategy&の求める人物像●PwCコンサルティング合同会社Strategy&のインターン選考フロー●PwCコンサルティング合同会社Strategy&のインターン選考:エントリーシート(ES)対策●PwCコンサルティング合同会社Strategy&のインターン選考:Webテスト対策●PwCコンサルティング合同会社Strategy&のインターン選考:面接対策●最後にコンサルティング業界とはコンサルティングとは、「企業や各種団体が経営上抱える様々な課題に対して解決策を提示し、その実現を支援する業務」です。コンサルティングファームはクライアントの様々な情報を分析し、社内システムから経営方向、今後の展開や人事戦略など、多角的な視点に基づき解決策を提示します。コンサルティングは、企業の課題解決を担うという性格から、病気を診察し、投薬や治療を行う医者に似ていると言われることがあります。しかし、コンサルティングの業務は、企業の課題解決に留まりません。例えば、新規事業の立ち上げを成功させるなど、企業が目指す姿を共に実現する役割があります。ユーロモニター、IDCJapan、電通、日本交通公社の調査結果によると、2020年現在、国内のコンサルティング業界の市場規模は約1800億円から3000億円であり、一方アメリカのコンサルティング業界の市場規模は約6兆円から10兆円といわれます。(アビームコンサルティングHP参照)国内のコンサルティング業界は現在発展を続けており、今後大きな成長が期待される業界といえます。コンサルティングの対象はサービスにより分類され、業界は以下の5つに大別されます。コンサルティング業界の分類■総合系コンサルティングファーム→デロイト・トーマツ・コンサルティング、KPMGコンサルティング、PwCなど■戦略系コンサルティングファーム→マッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)、ベイン・アンド・カンパニーなど■ITコンサルティングファーム→アクセンチュア、IBM、など■シンクタンク系コンサルティングファーム→野村総合研究所、三菱総合研究所、など■業界・業務特化型コンサルティングファーム→マーサー・ジャパン、リンクアンドモチベーション、など【参考】今回ご紹介するPwCは、総合系コンサルティングファームに該当します。総合系コンサルティングファームとは、金融・製造業界などの産業界から、中央官公庁を筆頭とした、パブリックセクターに至る幅広い業界をビジネスパートナーとしています。また、上流〜下流のオペレーションまでの様々なサービス提供を行います。一つ一つのプロジェクトに対して半年から1年ほどの期間で企業にアサインし、様々な案件に関わりながらコンサルタントとしてのキャリアを歩みます。そのため最初の数年間は様々な業界、分野のコンサルティングに関わりながら、徐々に自分の強み・専門性を磨きたい分野を突き詰めていくことになるようです。コンサルの詳しい分類や働き方については、以下の記事も参考にしてみてください。【関連記事】PwCとはPwCはデロイトトウシュトーマツ、KPMG、アーンスト・アンド・ヤング(EY)と並び、世界4大会計事務所・コンサルティングファーム(Big4)の一角であり、世界158カ国に約236,000人を擁するプロフェッショナルファームです。グローバルネットワークを活用し、コンサルティング、ディールアドバイザリーに加え、監査、税務などの様々な領域にまたがった総合的な提案が可能であることがPwCの最大の強みとなっております。また、全米上位500位社をランキングした『Fortune500』の企業の約90%がPwCのパートナーになっており、PwCは、日々そのクライアントの課題解決に挑んでいます。参考:PwCコンサルティング合同会社採用HPPwCJapanとはPwCJapanは、日本におけるPwCグローバルネットワークのメンバーファームおよびそれらの関連会社の総称です。各法人はそれぞれ独立した別法人として事業を行っています。複雑化・多様化する企業の経営課題に対し、PwCJapanでは、監査およびアシュアランス、ディールアドバイザリー、コンサルティング、税務、そして法務における卓越した専門性を結集し、それらを有機的に協働させる体制を整えています。PwCJapanに含まれる各法人は以下の通りとなっております。●PwCあらた有限責任監査法人●京都監査法人●PwCアドバイザリー合同会社●PwC税理士法人●PwC弁護士法人●PwC総合研究所合同会社●PwCサステナビリティ合同会社●PwCサイバーサービス合同会社●PwCビジネスアシュアランス合同会社また、公認会計士、税理士、弁護士、そのほか専門スタッフ6,300人以上を擁するプロフェッショナルサービスネットワークとして、クライアントニーズにより的確に対応したサービスの提供に努めています。参考:PwCコンサルティング合同会社採用HPPwCコンサルティング合同会社Strategy&とは現在ではPwCコンサルティング合同会社の一員となっていますが、Strategy&は元々、1914年に設立された歴史ある戦略系コンサルティングファームです。元々の社名は「ブーズ・アンド・カンパニー」というものでした。ブーズ・アンド・カンパニーは、2014年にPwCに買収されたタイミングに合わせ、ブランド名も「Strategy&」に変更しています。Strategy&について、StrategyConsultingLeaderの矢吹氏は同社採用HPにて以下のように述べています。Strategy&は、世界最大級の戦略コンサルティング・チームとして、約100年にわたる活動の歴史から得られた経験や示唆をもとに、ビジネスリーダーの目線に立った実践的なコンサルティング・サービスの提供を目指しています。多様な経験とバックグラウンドを備えた世界各国のプロフェッショナル・チームとともに、日本企業が、その活動領域はもとより、パフォーマンスやカルチャーといった観点からも、本当の意味でのグローバル化を実現し、さらなる成長を実現していくためのお手伝いをしていきたいと考えています。また、社会における企業の役割があらためて問われつつあるなか、短期的な利益の実現のみにとらわれず、クライアント企業の長期的かつ本質的な成功につながる提言のあり方をつねに追求してまいります。引用:Strategy&JapanHPPwCコンサルティング合同会社Strategy&の主要サービスは以下の通りとなっております。●全社・事業戦略●カスタマー戦略●オペレーション戦略●組織戦略●イノベーション戦略●テクノロジー戦略●グローバル戦略2016年3月のPwCJapanの組織再編により、PwCのコンサルティング部門とStrategy&は同法人となりましたが、リクルーティングプロセスはそれぞれ独立しているので注意しましょう。今回は、そんなPwCコンサルティング合同会社Strategy&のインターン内容や選考について解説していきたいと思います。PwCコンサルティング合同会社Strategy&のインターン内容ここでは、PwCコンサルティング合同会社Strategy&の22卒向けインターン内容について紹介していきます。サマーインターンシップ戦略コンサルタント職●日程8月23日(日)~25日(火)9月6日(日)~9月8日(火)●実施場所PwCコンサルティング合同会社東京丸の内オフィス〒100-6921東京都千代田区丸の内2-6-1丸の内パークビルディング21階※オンラインまたは途中でオフィスにお越しいただく可能性がございます。●概要・PwCStrategy&では、プロフェッショナルな戦略コンサルティングのダイナミズムと面白さ、そして本質に触れて頂くため、インターンシップを実施致します。・本インターンシップは、実際の経営課題に関連したテーマを元に、具体的な市場・競争環境の分析からその示唆の抽出等を行って頂くプログラムです。・プログラム参加者のうち優秀者は本選考へ優先案内されます。●その他首都圏以外等遠方からご参加の方は、規定に応じて実費交通費・期間中の実費滞在費が支給されます。●エントリー締切7月12日(日)参考:Strategy&Japan新卒採用HPPwCコンサルティング合同会社Strategy&の求める人物像ここでは、PwCコンサルティング合同会社Strategy&の求める人物像について考察していきます。同社採用HPでは、PwCコンサルティング合同会社Strategy&の求める人物像について以下のように述べています。グローバル化やIT化などが進む中、経営課題はより複雑化しており、経営者にとって重要でかつ難解な問題を解決していくためには、市場・競合環境の変化への洞察、幅広い機能分野の理解、組織を動かす力などが総合的に求められます。組織を船に喩えると、海図を読み気象状況を分析して船の進むべき指針を考えることはもちろん重要ですが、船がどのようにして動くのか、最も効率的に進めるにはどうすべきか、その仕組みを理解・設計し、船員の方々の役割をきちんと定義し、適材適所・士気向上に努めてこそ、船は目的地に間違いなく早く辿り着けるのです。経営者の問題解決を支援するコンサルタントにとっても同様で、船長の有能な右腕として機能するには、海図・気象状況、船の仕組み、船員の方々、すべてを理解しておく必要があります。戦略コンサルティングを担うチームに求められる要素上記のような困難な課題に対峙し、クライアントと共に問題解決をしていくために、戦略コンサルティングを担うチームに必要なこと、それは以下の3つだとは確信しています。多様性:様々な分野における最高の人材チームワーク:専門性を統合し、付加価値を最大化共通の価値観:顧客サービスとプロフェッショナルとしての自負(中略)コンサルタントに求められる3つのタフネスコンサルタントとして成功するためには、どのような資質が求められるのでしょうか。それは、3つのタフネスです。知的タフネス知識豊富で論理的かつ客観的であることは、コア・コンサルティング・スキルと呼ばれる必須科目です。ただし、全ての必要なデータがすぐに入手できることは稀で、仮説を基に枠組みを考え、「当たらずとも遠からず」の答えを出す創造力も求められます。加えて重要なのは、コミュニケーション力です。クライントに納得し実行してもらうためには、相手の話を聴き、効果的なプレゼンテーションを考え、メッセージの一言一句や分かり易いチャート作成などに心を砕き、時には組織の政治的ダイナミクスを読み必要な根回しができるタフネスが必要です。体力的タフネス我々が扱う経営課題は多くの場合、定型的な解決案があるわけではありませんし、顧客毎に組織能力が異なり実効性のある解決策はまちまちです。クライアントへの付加価値を最大化するにはどうしても長時間労働になりがちです。それをやり抜く体力はやはり必要です。精神的タフネス現代社会はストレスなしでは生きて行けません。特にコンサルタントの仕事は、時間との戦いで、またチーム戦ですから、様々なストレスに囲まれています。チャレンジを前向きに考えられる、何事も楽しんでやれる、多忙を極める中でライフバランスを取れる、常に安定していられるようなタフネスが必要です。このようなタフネスを身に付けて、クライアントや世界のビジネスシーンの変革に関わる仕事ができる仲間を私たちはお待ちしています。引用:Strategy&Japan新卒採用HP:求める人物像上記の内容を踏まえて、に即して考えると、以下の3つの特徴を持つ人材がPwCコンサルティング合同会社Strategy&の求める人物像に当てはまります。関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができるリーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができるPwCコンサルティング合同会社Strategy&のインターン選考フローここでは、PwCコンサルティング合同会社Strategy&の22卒向けインターン選考フローについて紹介していきます。22卒向けインターン選考フローは以下の通りとなっております。インターン選考フローエントリーシート(ES)提出提出締切:7月12日(日)⬇︎適性検査(Webテスト)⬇︎面接⬇︎インターン参加※上記選考日程及び内容は変更になる場合がございます。以下では、各選考対策についてそれぞれ詳しく解説していきます。PwCコンサルティング合同会社Strategy&のインターン選考:エントリーシート(ES)対策ここでは、PwCコンサルティング合同会社Strategy&の22卒向けインターン選考のエントリーシート(ES)対策について紹介していきます。22卒向けインターン選考のエントリーシート(ES)の設問は以下の内容となっております。あなたが戦略コンサルティングのインターンシップに興味を持った理由は何ですか(400字以内)この設問では、いわゆる「志望動機」を聞かれています。企業が志望動機を質問する目的としては、(1)自社への志望度を知りたい、(2)入社の際のモチベーションを知りたいという2つが主に挙げられます。そのため上記2つの目的を網羅する論理的な志望動機を伝え、志望している理由を、企業の採用担当者に納得してもらう必要があります。また、今回の設問は「インターン参加への志望動機」となります。そのため、"このインターンで何を学びたいのか・このインターンに参加することによってどのような姿になりたいのか"などを書けると、高い評価を得ることができます。志望動機の大まかな構成については以下のフレームワークを参考にしてみてください。参考:参考:また、実際に通過したエントリーシート(ES)のこの設問に対する回答は以下の通りとなっております。あなたが戦略コンサルティングのインターンシップに興味を持った理由は何ですか(400字):PwCコンサルティング合同会社Strategy&コンサルタントを志望するにあたり、現実的な課題に即して問題分析から戦略立案までの過程を実体験し業務への理解を深めたいためである。その上で、コンサルタントとしての自分の適性や足りない点を見極め、改善する機会としたい。また、他部門との協力により幅広い解決策を提供できるという貴社の強みやグローバルファームの一角だからこそ提供できる価値についても理解し、貴社で働くイメージを掴みたい。私は、「自分の提案や行動をもって企業や社会の役に立てる存在になりたい」という思いからコンサルタントを志望している。その中でも、全社戦略や成長戦略など企業の根幹となる部分に携わり、最も直接的かつ大きな貢献ができる戦略コンサルティングに魅力を感じている。将来はコンサルタントとして、日本企業の中国や東南アジア諸国への展開を支援し、ビジネスを通じた信頼関係構築に貢献したい。インターンを通じ、「考え抜く経験」を通して成長したい。PwCコンサルティング合同会社Strategy&のインターンエントリーシート(ES)PwCコンサルティング合同会社Strategy&のインターン選考:Webテスト対策ここでは、PwCコンサルティング合同会社Strategy&の22卒向けインターン選考のWebテスト対策について紹介していきます。以下ではunistyleのインターンレポートや独自調査で得た情報を参考に、例年のWebテストの内容について紹介します。本年度と内容が異なる場合がございますので、参考程度にご覧ください。PwCコンサルティング合同会社Strategy&のunistyleインターンレポートはこちらから例年、PwCコンサルティング合同会社Strategy&のインターン選考のWebテストでは、以下のような形式で行われています。内容:TG-WEB[言語・計数・性格検査]形式:テストセンターPwCコンサルティング合同会社Strategy&のWebテストのボーダーは非常に高いと言われています。TG-WEBに慣れていない人は問題集を買って一通り問題に慣れておく必要があるでしょう。TG-WEBとは「TG-WEB」とは、SPIや玉手箱と並ぶWebテスト(適性検査)の一種です。ヒューマネージ社の作成する自宅受験型の適性検査で、他の適性検査と問題形式が異なり「従来型」と「新型」があることから、問題の傾向が異なるのでそれぞれに対する対策が必要になります。「従来型」「従来型」では他の適性検査とは異なる、馴染みのない比較的難しい問題が課されます。言語では、長文読解や空欄補充、並べ替えなどが出題されます。特に長文では専門的な内容や抽象的な内容が多いことが特徴とされています。計数では、暗号や展開図などSPIでは見ないような問題が課されます。また、推論の問題も出題されますが、他社のテストよりも難しいことが特徴です。科目【言語】■問題数と時間12問/12分■内容空欄補充(熟語・接続詞)/空欄補充(二語補充)/文字の並べ替え/長文読解・趣旨把握)■ポイント文章読解の問題が出題されます。1問あたりに1分で解かなければ完答できないので、あまり読み込み過ぎず手際よく解いていくことがポイントになります。【計数】■問題数と時間9問/18分■内容積木問題/立体の切り口/積木の切断個数/経路問題/一筆書き/折り紙/タイル敷詰め/サイコロ/サイクロイド/暗号/場合の数/平行四辺形・立体・直方体の数/多面体の辺・頂点の数/数列(郡順列・表型)/論理・待遇と三段論法/推論(順位付け・嘘つき・じゃんけん・表で整理)/集合(SPIレベル・3つの質問・集合)■ポイント・基本的に9問のうち4問が図形・パズル形式、5問が推論形式の問題となっています。推論形式の問題については、文章から推測して解くタイプの問題であり、SPIの非言語分野で出題される推論の問題と似ています。図形・パズル形式の問題は複雑な図形の展開図を問う問題など、比較的難しい問題が出題されます。SPIなどで出題されない問題であるため注意が必要です。【英語】■問題数と時間10問/15分■ポイント全体で2つの長文が用意され、1つの長文につき5つの設問が課されます。それぞれの設問では、空所補充、語句の言い換え、内容一致などの問題がランダムに出題されます。大学受験などで課されるような一般的な長文読解の問題としてイメージして良いと思います。また、Webテストであるため辞書を引くことも可能ですが、制限時間を考えるとそう何度も辞書を引く余裕は無いと思います。辞書を使わないのがベストですが、もし使うとしても回答する上で重要となる単語だけにした方が良いでしょう。「新型」一方新型では、比較的難しくない問題を短時間で数多く課されます。言語では、従来型では出題されない同義語や対義語と言った単発的な問題が出題されます。計数では、SPIで課されるような方程式を使う問題や四則演算、図表を使った問題が課されるようです。科目【言語】■問題数と時間34問/7分■内容空欄補充(熟語・接続詞)/空欄補充(二語補充)/文字の並べ替え/長文読解・趣旨把握)■ポイント文章読解の問題が数問と、単語の同義語・対義語・意味などを問う語彙問題が課されます。割合としては語彙問題の方が多く、従来型の問題よりもスピードを意識して解くことが重要です。語彙問題のレベルとしてはそこまで難しくはありません。難問というよりは、社会人として必要となるレベルの問題だと言えるでしょう。ただ、語彙問題においては予め知識が必要です。【計数】■問題数と時間36問/8分■内容積木問題/立体の切り口/積木の切断個数/経路問題/一筆書き/折り紙/タイル敷詰め/サイコロ/サイクロイド/暗号/場合の数/平行四辺形・立体・直方体の数/多面体の辺・頂点の数/数列(郡順列・表型)/論理・待遇と三段論法/推論(順位付け・嘘つき・じゃんけん・表で整理)/集合(SPIレベル・3つの質問・集合)■ポイント基本的に36問のうち6問が図表の読み取り問題、30問が四則逆算の問題という構成となっています。問題自体の難易度はそこまで高くありませんが、8分という短時間で解く必要があるという点で正確に素早く解くことが求められます。【英語】■問題数と時間10問/15分■ポイント英語は「従来型」同様、全体で2つの長文が用意され、1つの長文につき5つの設問が課されます。それぞれの設問では、空所補充、語句の言い換え、内容一致などの問題がランダムに出題されます大学受験などで課されるような一般的な長文読解の問題としてイメージして良いと思います。また、Webテストであるため辞書を引くことも可能ですが、制限時間を考えるとそう何度も辞書を引く余裕は無いと思います。辞書を使わないのがベストですが、もし使うとしても回答する上で重要となる単語だけにした方が良いでしょう。「従来型」「新型」で問題形式が大きく異なります。例えば、一度ある企業でTG-WEBを受験していた場合、次に受ける企業で「TG-WEB」を受けても「従来型」「新型」で異なる場合もあります。一度受験した形式が他の企業でも同じ形式であるという保証はないので注意が必要です。それぞれの問題形式についてもしっかりと把握しておきましょう。下記で出題される科目のごとの問題数と所要時間をまとめているので参考にしてみてください。TG-WEBの関連記事PwCコンサルティング合同会社Strategy&のインターン選考:面接対策ここでは、PwCコンサルティング合同会社Strategy&の22卒向けインターン選考のWebテスト対策について紹介していきます。以下ではunistyleのインターンレポートや独自調査で得た情報を参考に、例年の面接の内容について紹介します。本年度と内容が異なる場合がございますので、参考程度にご覧ください。例年、PwCコンサルティング合同会社Strategy&のインターン選考の面接では、ケース筆記とケース面接が行われています。それぞれの対策について詳しく紹介していきます。ケース筆記ケース筆記とは、ケースで出されたお題の回答を紙面にまとめる試験のことです。制限時間は30分程度で、フェルミ推定やケース問題が出題されます。回答用紙に思考に至った過程や具体的な計算結果を記入していきます。ケース面接と異なり、コミュニケーションを通じて新たな情報を聞き出すことができません。また、回答用紙に記載した内容のみで面接官に論理的思考能力をアピールすることが求められます。わかりやすい回答作りのために次のことに留意しましょう。定義づけした内容を明確に記載する仮定や結論を最初に記載することで、全体像を意識する具体的な数値は根拠を記載するフェルミ推定での結果がどうケースで活用できるのか意識する基本的に思考プロセスはケース面接対策と変わりませんが、制限時間を設けて紙にまとめる練習をすると良いでしょう。以下の記事では、上記のケース筆記テスト対策に有用だと思われる参考書を紹介したものです。同社のインターン選考に参加する前に、是非参考にしてみてください。参考:ケース面接PwCコンサルティング合同会社Strategy&のケース面接では、フェルミ推定の概算をもとに課題に対する施策を考えることが求められます。フェルミ推定とは、一見出せそうもない数字をいくつかの手がかりを元に導き出していくものです。有名な問題ですと、「シカゴにいるピアノ調律師の人数」や「日本にある電柱の数」などがあります。コンサルティングファームの面接では、どちらかだけが出題されるというよりは、フェルミ推定の概算をもとにケース面接を行うといった流れが多いです。フェルミ推定に関しては、『』の記事を参考にしてみて下さい。関連記事また、「ケース面接の練習・対策」を行うのは中々難しく、「十分な対策を積むことができずに選考に臨み、うまく対応することができなかった」というパターンに陥ってしまう就活生も少なくありません。「東大生が書いた問題を解く力を鍛えるケース問題ノート」を参考にケース問題の解決手法を5つのステップに分けると次のようになります。ケース面接の解き方前提確認:抽象的なお題に対し厳密な条件を与え具体化する。↓現状分析:現在どのような課題を抱えているのか、構造化を用いて把握する。↓ボトルネック特定:実行できる可能性が高く(実行性)、解決すると効果が出やすい(実効性)課題を探す。↓打ち手の立案:特定したボトルネックを解決するような施策を考える。↓評価:立案した施策に優先順位を付ける。以下にケース面接・フェルミ推定の完全攻略記事一覧を載せておりますので、ケース面接やフェルミ推定の対策を行う際は是非参考にしてみてください。ケース面接・フェルミ推定完全攻略記事一覧・【ケース面接完全攻略】解き方や評価基準、対策に役立つフレームワーク・例題・本を徹底解説・ケース面接とは?フェルミ推定との違いや出題業界について解説・ケース面接の評価基準と対策まとめ【現役コンサルタントが解説】・ケース面接の解き方と対策方法を徹底解説【外コン過去問付き】・ケース面接対策に役立つフレームワーク、おすすめ本、数値を徹底解説・ケース面接対策に読むべき本6冊・└└└・・最後に本記事では、PwCコンサルティング合同会社Strategy&の22卒向けインターンについて紹介してきました。PwCはPwCコンサルティング合同会社Strategy&以外にも、ITソリューションコンサルタント職やビジネスリスクコンサルタント職などもインターンを募集しています。沢山のインターン選考を経験することで、企業理解だけでなく、本選考に向けたエントリーシート(ES)やWebテスト、面接対策にもなるので応募してみたらどうでしょうか。関連記事PwCの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらからPwCコンサルティング合同会社Strategy&の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから▼コンサル業界の業界研究はこちらからコンサル業界完全攻略記事一覧