若手のうちから国策実現に参画!?日本企業の海外展開を支える政府系金融機関NEXIとは
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最終更新日:2024年03月12日
- 日本において唯一無二の事業を行っている
- 若手のうちから国家レベルの仕事に携わることができる
- 少数精鋭の環境でグローバルな仕事に取り組むことができる
上記の特徴を目にし、就活生の皆さんはどのような企業を思い浮かべたでしょうか?
この3つの特徴を持っている企業ですが、実はとある政府系金融機関を表しています。その機関の名は日本貿易保険、通称NEXIです(以後、NEXIと記載)。
NEXIは貿易保険を提供する唯一無二の政府系金融機関であり、日本企業が海外展開する際に大きな役割を果たしています。今回はそんなNEXIの魅力を紹介していきます。
・国家レベルの仕事に携わりたい人
・日本のプレゼンスを向上させたい人
・若手のうちから裁量を持って働きたい人
- 本記事の構成
- 国策実現に参画ってどういうこと?国内唯一の貿易保険を扱うNEXIとは
- 日本を代表し、海外機関との協定締結や二国間協議の開催。日本政府と連携したNEXIの取り組み
- 日本政府との取り組みや国家レベルの仕事に若手のうちから携われる理由は〇〇
- 「入社1年目に会社設立以来初となる特殊案件を担当」「入社3年目に五大商社に出向し事業主体としてビジネスを推進」、NEXIで働く若手社員に迫る
- 最後に-NEXIの求める人材像や魅力とは-
国策実現に参画ってどういうこと?国内唯一の貿易保険を扱うNEXIとは
貿易保険無しでは海外展開が不可能となることもある?NEXIが提供する価値とは
現在、日本政府は日本企業の海外展開を国策として支援しています。
しかし、海外ビジネスには多種多様なリスクが伴います。
非常リスク(=国のリスク)で言えば戦争や自然災害、信用リスク(=取引先のリスク)で言えば取引先の破産といったものが挙げられます。昨今であれば、ロシアによるウクライナ侵攻、新型コロナウイルスの感染拡大なども該当するでしょう。
日本企業が海外で健全なビジネスを展開するためにはリスクヘッジが非常に重要となります。そのリスクヘッジの役割を担うのが貿易保険であり、その貿易保険事業を日本で唯一担っているのがNEXIなのです。
国策実現に際し、NEXIはどのように関わるのか?
表題の通り、NEXIは国策実現に関わっている機関になります。
しかし、国策実現に携わるという観点においては総合商社などの民間企業でも行っている事業内容です。ではNEXIはどのように国策実現に関わるのでしょうか?
結論からお伝えすると"国策を実現するため、日本企業の海外ビジネスを「支援する立場」で関わる"ということになります。
民間企業と異なりNEXIは政府系金融機関、つまり公的機関です。そのため、NEXI自体が国策実現に携わる事業内容を行っているというよりも、日本企業の海外ビジネスを支えるという側面で国策実現に関わることができます。
NEXIの企業理念からも、公的機関という立場から日本企業の海外ビジネスに貢献することを目指すということが読み取れます。
企業理念
私たちは、貿易保険事業を担う公的機関として、お客様に安心を提供することにより、我が国企業の対外取引の健全な発展に貢献し続けます。
国策実現に携わることは民間企業でも可能ですが、公的機関という立場から関わることができるという点においては稀有な存在であり、それこそがNEXIの強み且つ魅力と言えるでしょう。
ではNEXIは実際にどのような取り組みに携わってきたのか、具体例を3つ紹介します。
日本を代表し、海外機関との協定締結や二国間協議の開催。日本政府と連携したNEXIの取り組み
両国首相と共に署名式に参列『ハンガリー輸出信用機関とのMOU締結』
2019年12月、NEXIは、ハンガリーの輸出信用機関であるMEHIB(Hungarian Export Credit InsurancePrivate Limited Company)との間で、協力覚書を締結しました。署名式は12月6日に首相官邸において安倍総理大臣、オルバーン首相ご臨席の下、シーヤールトーハンガリー外務貿易大臣と弊社社長の黒田との間で執り行われました。
今般の協力覚書は、日本とハンガリーの二国間の貿易と経済協力を促進するためにNEXIとMEHIBとの間で協力のフレームワークを構築し、両国や近隣国の政治・経済・金融市場に関する情報の交換等を通じ両機関の連携を図ることを目的として締結することになったものです。
各国機関を招聘して日本企業の関係構築を支援『アフリカワークショップの開催』
2020年2月、協力覚書を締結した3機関に加え、アフリカ地域を中心とした開発機関及び輸出信用機関の職員を招へいし、NEXIにてワークショップを開催しました。本ワークショップは、お互いの商品や制度、プラクティスにかかる理解を深めることを目的とし、参加機関が各々紹介したケーススタディに基づき意見交換を行いました。
また来日した機関による本邦企業向けの説明会や個別商談会を実施し、各機関と本邦企業の関係構築を支援しました。
他国機関と一層の連携強化を図る『二国間協議の開催』
中華人民共和国、ドイツ連邦共和国、フランス共和国、オーストリア共和国等の輸出信用機関や政府関係者と二国間協議を開催しました。国際金融情勢や両国の持つ課題及び取組等、幅広い分野について率直な意見交換を実施しています。年に一度開催されるこのような協議を通じて他国機関と一層の連携強化を図るとともに、各国の貿易保険の動向を確認しています。
本記事では3つの活動を抜粋してご紹介しましたが、NEXIが携わっている取り組みは多種多様であり、上記活動はその中のほんの一部に過ぎません。
「もっと他の取り組みも確認したい!」という就活生はこちらからご覧ください。ニュースリリースのページとなっていますので、最新のものから過去のものまで、全ての取り組みを確認することができます。
日本政府との取り組みや国家レベルの仕事に若手のうちから携われる理由は〇〇
上述した通り、NEXIは若手のうちから日本政府との取り組みや国家レベルの仕事に携わることができます。
ではなぜNEXIにはそのような環境があるのでしょうか?
今回はその要因を2つの観点から探っていきます。
- どの政府系金融機関よりも少数精鋭
- 取り扱うビジネスが全て海外関連であり、中小企業支援から大型プロジェクトまで事業領域が広範
どの政府系金融機関よりも少数精鋭
NEXIは政府系金融機関に属しますが、他の政府系金融機関よりも社員数が少ないことが特徴です。
日本貿易保険(NEXI):229名
日本政策金融公庫:7,436名
国際協力銀行:657名
日本政策投資銀行:1,230名
商工組合中央金庫:3,685名
上記が、財務省が定義する政府関係金融機関とNEXIの従業員数(2022年5月時点での最新データ)を比較したものです。
見ていただければ分かる通り、NEXIの従業員数はどの機関よりも圧倒的に少ないことが分かります。
もちろん、他機関と比較した際に拠点数や事業領域の幅広さに差異はありますが、これだけ従業員数が少ないにも関わらず大規模な業務に取り組むことができるため、NEXIは少数精鋭な環境があると言えるでしょう。
取り扱うビジネスが全て海外関連であり、中小企業支援から大型プロジェクトまで事業領域が広範
NEXIが取り扱う全てのビジネスが海外関連の案件になります。
その事業領域は非常に広範であり、中小企業支援から大型プロジェクトまで多種多様な案件に携わる機会があります。さらにNEXIは従業員数も200人程度と少なく、少数精鋭の環境となっています。
つまり、少数精鋭の環境であるが故に若手のうちから裁量を持って働くことができ、且つ必然的に様々な規模のプロジェクトに携わることになります。
大型プロジェクトはもちろんですが、中小企業支援に関しても現在日本政府が推し進める政策の一つであり重点分野になります。
中小企業基本法上の中小企業は、企業数にして日本の99.7%を占めるといわれており、こうした中小企業の海外への市場拡大を支援することは日本経済の成長を支える上で不可欠な取組みです。
NEXIは中堅・中小企業や農林水産業を営む方々向けの専用商品(中小企業・農林水産業輸出代金保険)をはじめ、様々な支援メニューで企業ごとに異なるニーズに応えています。
そのため、本題で記載した"日本政府との取り組みや国家レベルの仕事に若手のうちから携われる"ことができるという訳です。
グローバル且つ中小企業支援から大型案件まで幅広い案件に携わることでより大きな成長実感を得たいと考えている就活生にとっては、最適な環境と言えるでしょう。
「入社1年目に会社設立以来初となる特殊案件を担当」「入社3年目に五大商社に出向し事業主体としてビジネスを推進」、NEXIで働く若手社員に迫る
NEXIは「日本政府との取り組みや国家レベルの仕事に若手のうちから携われる」ことが魅力だと上述しました。
事実、NEXIには若手のうちからそういった大型プロジェクトに携わっている社員が多数在籍しています。
- 入社1年目に会社設立以来初となる特殊案件を担当(男性/2018年入社)
- 入社3年目に五大商社に出向し事業主体としてビジネスを推進(女性/2017年入社)
上記は一部の社員の経歴になりますが、他の政府系金融機関では中々味わうことのできない規模の仕事に若手のうちから携わることができます。
なお、詳細についてはNEXIの新卒採用HPの社員インタビューに掲載されていますので、こちらからご確認ください。
社員インタビューを見ていただければ分かると思いますが、NEXIには多種多様なキャリアの選択肢があります。
というのもNEXIにはジョブローテーション制度があり、基本的に1~3年のスパンで様々な部署を経験できる環境があるためです。
複数の部署を経験したり民間企業や省庁に出向したりする中で、自身の興味のある部署や業務を定め、将来のキャリアを決めることができます。
仮に入社時に明確なキャリアイメージを描けていないとしても、少数精鋭且つ事業領域が広範であるNEXIであれば、幅広い選択肢の中から自身に適したキャリアを選ぶことができるでしょう。
最後に-NEXIの求める人材像や魅力とは-
今回は、政策インフラである貿易保険制度を提供する唯一無二の政府系金融機関『日本貿易保険(NEXI)』について深掘りました。
本記事を読むまではNEXIのことを知らなかった、志望度が高くなかった就活生の皆さんにも魅力は伝わったでしょうか?
最後に、企業HPや新卒採用HPを参考にunistyle編集部がNEXIを表すキーワード、そして求める人材像や魅力を考察してみました。
(1)国際
(2)金融
(3)公共性
(1)自分の頭で考えて、自分なりの解を出せる人
(2)どんなことでも前向き且つ積極的に取り組める人
(1)少数精鋭の環境で、若手のうちから大規模な案件に携われること
(2)唯一無二且つ日本企業の海外ビジネスに無くてはならない貿易保険を扱っていること
→民間の保険会社や他の政府系金融機関では味わうことのできない金融業務、総合商社などのグローバル企業とは一味異なる海外プロジェクトに携わることができる
なお、NEXIの選考には下記のURLからエントリーすることができますので、本記事を通じて興味を持った就活生は是非応募してみてください。
【アイキャッチ画像引用元】NEXI企業HP:ニュースリリース