【20卒早稲田政治経済学部】乃木鮭くんの就活体験記vol.2|2018.8 interview

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記事公開日:2018年8月8日

【20卒早稲田政治経済学部】乃木鮭くんの就活体験記vol.2|2018.8 interview

前期末テストもひと段落し、20卒の皆さんはインターンシップ選考が本格化してきた時期ではないでしょうか。

今回は慶應義塾大学政治経済学部の乃木鮭くんに2018年8月にインタビューした内容を掲載します。

↓↓↓乃木鮭くんのこれまでのインタビュー記事はこちら↓↓↓
【20卒早稲田政治経済学部】乃木鮭くんの就活体験記|2018.7 interview

早稲田大学乃木鮭くんの履歴書

乃木鮭くんの履歴書

◆性別
└男性

◆大学
└早稲田大学政治経済学部に現役入学。第一志望は東京大学であったが不合格。

◆趣味
└海外ドラマ・コメディショー鑑賞

◆サークル
└政治サークルと趣味程度の同好会に所属。今は両方とも引退。

◆アルバイト
└教授の研究補助と学内のIT関連アルバイト。

◆留学
└3年次にカナダに8ヶ月交換留学。

◆資格
└TOEFL98点・TOEIC880点・英検準1級(高校で取得)・統計検定3級

◆就活をはじめた時期
└2018年5月末

◆志望業界
└メーカー(自動車、重化学、鉄鋼)、総合商社、外資系投資銀行、外資系コンサル。

◆希望職種
└法人営業。世界を股にかけて働きたいという思いが強い。

本インタビューはunistyle編集部のむたか(@mutaka_unistyle)とくらもん(@esquestion)にて行っております。

7月の活動を振り返って

自分の活動量・内容について

「7月の就職活動はどんな感じだった?」


 

「インターン選考への参加が中心でした。インターンにも1社参加しました。」


 

「どこの企業のインターン選考に参加したの?この前ESを提出していた企業と併せて、選考結果についても教えて下さい。」

 

「前回申し上げた企業以外にESは提出していません。日産自動車とシティグループのインターンには参加が決定して、日産のインターンは既に終了しました。KPMG、アクセンチュア(戦略)、野村総合研究所、モルガン・スタンレー、メリルリンチ、SMBC日興証券(IB)は、ES、ウェブテストで落ちました。デロイトトーマツコンサルティングは、ウェブテストに合格して次が面接です。」
 

「やはり外銀、外コンをメインに受けたんだね。既に参加した日産のインターンはどうだった?志望度は上がった?」



「インターンに参加して志望度は上がりました。社員の方々とお話する機会もあって、こうなりたいなという目標にしたい方にも出会うことができました。意外だったのが、車が好きだからという理由で入った方が少なかったことです。グローバル志向が強い方は多かった印象です。」

自分の行動量・内容まとめ
・日産自動車とシティグループへのインターン参加決定。
・日産のインターンに参加したことで、日産は勿論、自動車メーカーへの志望度が上がった。

インターン選考について

「日産自動車、シティグループ、SMBC日興(IB)のインターン選考に参加したということだけど、それぞれについて聞いていきたいと思います。まず、日産自動車の選考について簡単に教えて下さい。」

 

「日産は書類通過後、学生4人で1時間程度のGDが1回ありました。課題に対して1人3分簡単にプレゼンした後、その課題についてみんなで話し合うというものでした。」

 

「選考を振り返ってみて、通過できた理由はなんだと思う?あと周囲の学生のレベル感についても教えて下さい。」

 

「まず、GD初心者が多かったにも関わらず、チームとして議論が発散しすぎることなく締まりのある議論ができたことが良かったと思います。その中で、自分は議論をまとめて方針を定める舵取り的な役割を担うことができたと思っています。発言量、発言内容共に比較的満足のいく結果でした。ただ、反省点もあって、今何を議論しているのか置いていかれることもあったので現状認識をうまくやらないといけないと考えています。TOEIC730点以上というインターン参加条件があったこともあり、他の学生は留学経験者が多かった印象です。」
 

「満足のいく議論をすることができたことが選考通過にも繋がったんだろうね。もう1つの参加が決定しているシティのインターンはどんな内容だった?」

 

「シティのインターンは、15分間4人の集団面接でした。1人あたり3分程度しかなかったのであっという間に終わりました。雰囲気は和やかで、"インターンへの志望理由"と"海外で働きたいか"という2点のみ聞かれました。両方とも1回程度簡単に深堀りされただけで、話す内容よりも人柄や人当たりを見られていた印象です。」
 

「志望理由と海外で働きたいかという質問に対してはどのように答えたの?」




「志望理由は、マーケットセールスをやりたいということを話しました。法人営業をやりたい→その中でも金融業界という流れで話しました。海外で働きたいかという質問については、日本で様々なバックグラウンドを持った人々と働きたいということを言いました。」
 

「選考ではどんなところに気をつけた?やはり外銀ということもあって他の参加者のレベルもかなり高かったんじゃない?」

 

「先ほども申し上げたように話す内容よりも印象が大事であると考えたので、気さくで話しやすい人間だということをアピールするように心がけました。他の方は、東大京大の理系院生が多くて、経験としてのスペックもかなり高かったです。インターンは間違いなくレベルが高いと思うので、できる限りの準備をして臨みたいと思っています。」
 

「そうだね。インターンでの評価が内定にも直結してくると思うから、万全の準備をして後悔のないように頑張って下さい。最後に、日興IBの選考についても教えてもらえるかな?」

 

「日興の選考は4人で30分間の集団面接と同じく30分間のGDがセットになったものでした。面接では、"志望理由"と"ガクチカ"が問われました。GDでは議論への参加姿勢とコミュニケーション力が見られていたんかなと考えています。面接官の方はずっとメモを取っていました。他の学生のレベルも高くて、外銀、外コン志望の旧帝大、早慶の学生が多かったです。」
 

「日興IBの選考に落ちてしまった理由を自分ではどう考えてる?」


 

「初めての面接ということもあって、話す内容を整理しきれていなかったことが一番の要因だと考えています。緊張はしなかったのですが、端的にうまくまとめて話せませんでした。」

 

「志望理由とガクチカはどういうことを話したの?」


 

「志望理由は簡単に言うと日本のプレゼンスを高めたいということを言いました。ガクチカは留学経験のことを話しました。」
 

インターン選考まとめ
・GDでは、議論をまとめて方針を定める舵取りを行うことができた。発言量、発言内容共に満足の行く結果。
・日興IBの反省を元に、シティグループの集団面接では端的に話したい内容についてまとめることができた。

周りの活動量・内容について

「周囲の友人たちの就活状況はどう?みんな結構動いてる?」


 

「周りで就活してるのは基本的に後輩ばかりで、情報共有とかはあまりしないのでよく分かりませんね。」
 


「それだと周囲の情報が入ってこないと思うけど、どのように集めてる?」


 

「就活サイトを使って全体の動きや周囲の就活状況を抑えるようにしています。」

 

周りの行動量・内容まとめ
・周りに就活情報を交換する友人は少ない。
・周囲の情報は就活サイトを利用して収集している。

企業選びの軸

「前回企業選びの軸を聞いたときは、海外で働くことができるかを重視しているとのことだったけど、何か変化はあった?」

 

「はい、軸については変化してきました。確かに以前は自分が海外で働きたいという気持ちが強かったのですが、今は自分が海外に行かなくてもいいかなと思うようになりました。自分のタイプを考えた時に海外を飛び回って働くというよりも1つの場所に長く腰を据えて働く方が向いているかなと思っています。」

「そのように軸が変化したのは何がきっかけだったのかな?」


 

「特にこれというきっかけはないのですが、自分が考えたことや思ったことを紙に書き出している中で、軸がより明確に固まってきたという感じですね。就活だけでなく、情報収集をした後は紙に書き出して情報の整理をするようにしています。」

志望業界・職種

「企業選びの軸が変化したということは志望業界や職種も変わったのかな?前回は、メーカー(自動車、重化学、鉄鋼)、総合商社、外資系投資銀行、外資系コンサルを志望しているということだったけれど。」
 

「そうですね。海外で働きたいという思いは弱くなったので、総合商社はなくなりました。それと、自分が自社の商品を担いで営業をしたいという気持ちが強くなったので、外コンに関しても志望度は下がりました。」
 

「法人営業をしたいというのは変わらないんだね。現段階での第一志望業界というのはどこになるのかな?」

 

「今のところ、自動車メーカーが第一志望です。重厚長大な日系のメーカーに行きたいと思っています。外銀のマーケットセールスについても興味があります。ただ、他の業界の魅力もまだ分かり切れていないので、インターンや業界研究等を通して視野を広げていきたいと思います。」

ガクチカ・自己PR

「学チカ、自己PRについてはどう?7月に自己分析をして深めていきたいということを話していたけれど。」

 

「インターン選考であまり深掘りされず必要性がなかったということもあって、まだ深められていません。今後精度を高めていこうと考えています。自分が話したいことを自分の言葉、表現で伝えることができるようになりたいと思っています。」

全体を通して

「これまで就活をやってきて、何か思うこととか感じたことはある?今の正直な気持ちを聞かせてください。」
 


「やっぱり就活は辛いですね。具体的には、先の見通せない辛さと自分に足りない部分があったという現実を突きつけられる辛さですかね。選考連絡に一喜一憂している自分もいますし、インターンに落ちた時が気分も落ち込みます。ただご縁がなかったと思って切り替えるように心がけています。早い段階から動き出して良かったなとは思っています。」

7月と8月を比較した変化まとめ
・企業選びの軸が大きく変化。自分自身の志向を鑑みた結果、海外を飛び回るよりも日本で様々なバックグラウンドの人と関わりたいと思うように。
・軸の変化に伴って志望業界も変化。現時点では、自動車メーカーが第一志望。

8月にやろうと思っていること

「先ほど、自己分析を深めていくという話があったけど、8月は他にどんなことをやろうと思ってる?」
 

 

インターンの準備に力を入れようと思っています。シティのインターンと、通過できればデロイトのインターンもあるので、業界研究、企業研究は余念無くやるつもりです。」
 

 

「自動車メーカーはじめ日系メーカーを志望しているということだけど、そういった企業のインターンは出さないの?」
 

 

「日系のインターンはあまり参加しなくていいかなと思っています。後から受けとけば良かったと後悔のないように、まずは選考の早い外資系のインターンを受けていく予定です。」
 

 

「就活以外にも何か予定はある?」

 

 

「インターンがひと段落したら一度就活から離れようと思っています。旅行したり遊びに行ったり学生生活も楽しもうと考えています。その後、秋冬のインターンに向けてまた動いていく予定です。」
 

8月にやろうと思っていることまとめ
・まずはインターンの対策を中心に行なっていく予定。
・日系のインターンよりも選考に直結する外資系のインターンを重視。

今就活で悩んでいること

「今就活で困っていることとか悩んでいることはある?」

 

 

「インターンでどう成果を出せばよいかが分からなくて悩んでいます。企業への自分自身の見せ方含め戦略を練っていく必要性がありますね。」
 

 

「どうやって準備していこうと思ってる?」

 



「やはりまずは自分で調べるしかないのかなと。自分のスタイル的にもその方が合っているとも思いますし。ただ、友人に外銀のインターン参加者がいるので、自分である程度調べたら友達にも色々と質問していく予定です。」

今就活で悩んでいることまとめ
・インターンの内容や評価ポイントについては、まずは自分で情報収集し、友人にも質問していく予定。

unistyle編集部より

乃木鮭くんへのフィードバック

自動車メーカーと外資系銀行へのインターンが参加決定しており、比較的順調に就活が進んでいると言えそうです。

面接では、この企業の面接では何が評価されているのかを自分なりにその場で考えられており、それが選考通過にも繋がっていると考えられます。また、反省を次に活かそうという意識を持ち、改善すべきポイントを押さえた上で選考に臨むことができています。

自己分析をしていく中で、企業選びの軸のついても変化があったとのことでした。

企業選びの軸というのは、就活を進めて行く中で幾度となく変わることもあるかと思います。それは、自分自身の適性や志向がより明確になり自己理解が進んできたということでしょう。

軸を設定したからといってその軸にこだわりすぎず、自分自身の根本にある価値観はどんなものなのかを探り、柔軟に企業選びの軸についても変化させることが必要でしょう。

8月は、インターンの準備が中心になるとのことでしたが、皆さんもご存知の通り外銀や外コンのインターンは内定に直結することが多いため、万全の用意をして臨むことが求められます。

そのためには、自分で調べることも重要ですが、周囲の友人や知り合いから効率的に情報を収集することも必要となってくることでしょう。

また、面接やGDを突破するためにはある程度数をこなすことも重要です。

乃木鮭くんは、手段としてのインターン選考に参加することは気が進まないという話をしていましたが、”志望企業の内定を獲得する”ことを考えた場合、なるべく本命企業の面接の前に場数を踏んでおくことが大切です。それは、面接やGDは慣れの要素が強く、数をこなすことでクオリティ自体も高まる傾向にあるからです。

そのため、私個人としては早期選考をしているベンチャー企業の選考を利用し、面接での深堀りに夏の段階から慣れておくことをおすすすめします。

乃木鮭くんへのオススメ記事

今回は、外資系金融のインターンに参加する乃木鮭くんのために、外資系金融を志望している学生に一度目を通して頂きたい記事をご紹介しています。息抜きも兼ねてご覧いただければ幸いです。

「外資系金融志望者」が読むべき記事3選はこちら
【1】外資系投資銀行・国内証券会社志望者が読んでおきたい5冊
→外資系投資銀行や、国内証券会社がどのような仕事をしているのかを知るために読んでおきたい本5冊を紹介します。

【2】外資系企業の就活スケジュール|ある内定者の記録
→本記事は、15卒外資系金融内定者の方から寄稿頂きました。夏頃から準備をスタートし、見事内定を獲得した方の行動記録です。是非全てに目を通して、今後の就職活動の参考にしてみて下さい。

Vol.3は9月に公開予定

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この記事でわかること映画業界の現状・今後の動向について東宝・東映・松竹の売上高・事業内容・強み比較について東宝・東映・松竹の社風比較について▼目次クリックで展開本記事の構成映画業界の現状・今後の動向​​​​​​東宝・東映・松竹の売上高・事業内容・強み比較∟東宝・東映・松竹の売上高比較∟東宝の事業内容・強み∟東映の事業内容・強み∟松竹の事業内容・強み東宝・東映・松竹の社風比較∟東宝の社風∟東映の社風∟松竹の社風東宝・東映・松竹の年収・平均年齢・勤続年数・採用人数ランキング最後に映画業界の現状・今後の動向「東宝」「東映」「松竹」の違いを比較する前に、まず映画業界全体の動向や現状について解説します。映画業界の現状ここでは映画業界の現状について解説します。映画業界はコロナウイルスの影響を大きく受けた業界の1つといえるでしょう。実際に日本映画製作者連盟によると映画業界の入場者数、興行収入は以下のようになっております。■入場者数■興行収入【参照】日本映画製作者連盟『過去データ一覧』上記からわかる通り、コロナウイルスの影響を受けた2020年は観客動員数、興行収入ともに大きく減少していますが、2021年には数値が多少増加しており回復の傾向が見られます。時短営業の解除や、多くの映画館で座席の感覚を開けずに全席販売を再開しているため今後も映画業界の業績は回復していくと考えられるのではないでしょうか。映画業界の今後の動向次に映画業界の今後の動向について解説します。コロナウイルスの影響を大きく受けた映画業界ですが、今後は「映像や演劇の高品質化を行うことで競争力を高める」と考えられるのではないでしょうか。映画業界では既にコロナウイルスの影響による規制を緩和し全席販売などを再開しています。しかしコロナ禍におけるライフスタイルの変化によって配信サービスなどを利用した映像の家庭内視聴が普及し、従来の方法だけでは興行収入の増加は難しいと考えられます。そのため今後は映画業界各社で家庭内視聴との差別化や映像コンテンツの高品質化を図るべく「映像や演劇事業の改革」が活発になるのではないでしょうか。実際に東宝、東映、松竹の3社は以下の施策を行っています。東宝の施策●高集客立地へのシネコンの出店●轟音シアター、IMAXなどの導入による家庭内視聴との差別化東映の施策●「バーチャルプロダクション撮影」導入のために国内の映画配給会社初のLEDスタジオを設立●デジタルヒューマン技術によるショートムービー公開など映像コンテンツの高品質化松竹の施策●MRヘッドセットを装着し歌舞伎を鑑賞するコンテンツの開発上記からも今後の映画業界は表現や演出の幅を広げるなどすることで映像、演劇の高品質化を行っていくと考えられるのではないでしょうか。【参照】東宝『経営戦略』東映『第2四半期決算説明資料』松竹『舞台演劇の拡張体験!!MRヘッドセットを装着し歌舞伎を鑑賞するコンテンツの開発』東宝の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら東映の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら松竹の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらなお、映画業界から内定を獲得したいという就活生には就職エージェントneoの利用もオススメです。エージェントを利用することでアドバイザーから、選考通過のためのノウハウや他に受けるべき企業など客観的にアドバイスがもらえます。少しでも興味があるという方は、下記の画像をクリックしてサービスを利用してみてください。東宝・東映・松竹の売上高・事業内容・強み比較上記では映画業界全体の現状や今後の動向について解説しました。ここからは映画業界の中でも東宝、東映、松竹の3社を多方面から比較していきます。まずは各社の売上高、事業内容、強みを比較します。東宝・東映・松竹の売上高比較初めに各社の売上高を比較します。各社の売上高の推移は以下のようになっています。東宝東映松竹上記を見ると、3社ともにコロナウイルスの影響を受け2021年は売上高が大きく減少し、2022年には多少回復しています。決算期ごとの売上高を比較してみると、東宝は3社の中で最も売上高が高くなっており、東映と比較しても2倍近くの売上高となっているのが分かります。東宝は今後「アニメ事業」を第4の柱として注力する方針を発表しており、売上高の更なる向上を図っています。東映や松竹を含めた各社の事業内容についても以下で紹介するため参考にしてみてください。【参照】東宝『有価証券報告書』東映『有価証券報告書』松竹『有価証券報告書』東宝の事業内容・強みここからは映画業界各社の事業内容や強みについて解説します。まずは東宝の事業内容・強みです。上記でも述べましたが、東宝は東映、松竹と比較すると最も売上高が高く国内トップシェアを誇ります。1932年の創業以来「大衆本位」「お客様本位」を理念として掲げ、現在は「映画」「アニメ」「演劇」「不動産」の4つの事業を柱としています。「ゴジラ」や「モンスター・ハンター」などの作品で海外と共同制作を行っている点は特徴的といえるでしょう。また今後は2032年の創立100周年に向け「映画キャラクターなどの新たなコンテンツ企画」「人材育成」「映画事業とアニメ事業の両輪展開」を掲げ、更なる成長を目指しています。「アニメ事業」に関しては第4の柱とする方針を発表しており、既に公開している人気アニメの映画に加え今後も人気がある漫画のアニメ化権の獲得に注力するとしています。【参照】東宝『経営戦略』東宝の企業研究(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから東映の事業内容・強み東映は1951年に東横映画、太泉映画を吸収合併し設立されました。「全世界で人々に愛されるエンタテインメントの創造発信」を企業理念に掲げ、「総合コンテンツ企業」として14の事業領域から多角的なビジネスを展開しています。映画やテレビドラマに加えてキャラクターショーなどのイベントも開催しており、イベントやプロモーションの開催実績は業界トップのシェアとなっています。さらに学校教育や交通安全など教育映画と呼ばれる作品の制作も手掛け、こちらも業界トップシェアとなっている点は強みと言えるでしょう。また事業が多い分、東宝、松竹と比較すると安定して収益を得られるのではないでしょうか。実際に東映の2021年度のセグメント別売上高は以下のようになっています。映像関連事業、興行関連事業が売上のほとんどを占めてはいますが、「催事関連事業」「観光不動産事業」「建築内装事業」の3つでもいくらか収益を得ており、また3事業の売上高は近いものとなっています。一方で東宝、松竹は映像関連事業、演劇関連事業、不動産事業の3つが主な収益源となっており、映像関連事業、不動産事業が売上のほとんどを占めています。コロナウイルス流行により映像事業が打撃を受け3社の売上高が減少した際に、最も下げ幅が小さかったのが東映であることからも事業数の多さは強みと言えるのではないでしょうか。【参照】東映『数字で見る東映』東映『有価証券報告書』東映の企業研究(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから松竹の事業内容・強み松竹は1895年に大谷竹次郎が京都の新京極阪井座の仕打(興行主)となり、1902年に松竹(まつたけ)合資会社として設立されました。「日本文化の伝統を継承、発展させ、世界文化に貢献する」「時代のニーズをとらえ、あらゆる世代に豊かで多様なコンテンツをお届けする」をミッションに掲げ、映像事業、演劇事業、不動産事業を軸に事業展開しています。映画業界のみならず、民間企業全体でも唯一「歌舞伎」を手掛けている企業になります。歌舞伎の企画・制作から興行に至るまで一貫して携わり、さらに歌舞伎座、新橋演舞場、大阪松竹座、京都南座の4つの劇場運営も行っている点は強みと言えるでしょう。2021年度の売上高の構成は映像事業が約56%、歌舞伎が含まれる演劇事業売上高のは約22%を占めています。コロナウイルスの影響を受けた2020年度と2021年度の売上高を比較すると、映像事業は21%の増加であったのに対し、演劇事業は2倍以上になっていることから貴重な収益源であることが分かるのではないでしょうか。また、歌舞伎の配信サービスである「歌舞伎オンデマンド」の海外配信も開始しており、「日本文化の伝統を継承、発展させ、世界文化に貢献する」というミッションの達成に向けて事業拡大していると考えられます。【参照】松竹『歌舞伎オンデマンド海外配信開始』松竹『有価証券報告書』松竹の企業研究(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから東宝・東映・松竹の社風比較上記では映画業界大手3社の事業内容や強みを解説しました。各社の特徴が理解できたのではないでしょうか。ここでは東宝・東映・松竹の社風について解説します。社風は各社の比較や差別化を図る要素にもなるため参考にしてみてください。東宝の社風東宝は「お客様の幸福のために一人一人が何をすべきか考え行動する」社風があると言えるのではないでしょうか。東宝の特徴・強みでも述べた通り、東宝は企業理念として「大衆本位」つまりは「お客様本位」を掲げています。「東宝の事業はお客様の幸福のためにある」との記載もあり、お客様に夢や感動、喜びを届けることを非常に重視していると考えられるのではないでしょうか。また求める人物像には「東宝の掲げる使命・価値観・理念に共感し、行動していること」「東宝というフィールドで自分自身を高め、成長する力を持っていること」が掲げられています。具体的には「情報の引き出しと興味へのアンテナ、好奇心を持っていること」「今の自分に固執せず、もっと成長したいという向上心を持った方」などが求められており、お客様の幸福を考える過程で自分自身が成長することも求められる社風があると考えられるのではないでしょうか。実際に東宝で働く社員は以下のように話しています。東宝は、仕事として直接作品に関わっていなくても、自分たちがエンタテインメントを支えている意識で頑張る社員が集まっている会社。僕らもこれからもいろんな仕事を経験しながら、エンタテインメントを支えていきたいと思っています!引用:東宝『新人座談会リターンズ』【参照】東宝『経営理念』東宝『求める人材像』東映の社風東映には「役職や部署に関わらず挑戦に前向きな社風」があると考えられます。東映では現在「社員全員が企画者」の言葉の元、部署や職種の壁がなく全員が活躍できる環境の整備が進んでいます。映画の企画を社内公募し採用された社員にはプロデューサー業務に関わってもらったり、新規事業のアイデアを公募するといった活動を部門・部署問わず、社員全員を対象に取り組んでいます。また東映は東京の他に京都にも撮影所を有する唯一の企業であり、社長自らも「自らつくって、自ら売っていく。これが東映のスタイルであり、プライドです。」と話しています。そのため「自ら制作し自ら売る」スタイルを継続するためにも、社員一人一人の意見や考えを重宝しているのではないでしょうか。実際に東映で働く社員の方は以下のように話しています。東映は若手にもチャンスがある環境だと思う。面白いものなら若手の企画でも採用し、任せてくれる。やりたいことを積極的にアピールすれば、どんどんその分野に進んでいける。実際、私も漫画やアニメが好きだと社内で話していたからか、漫画原作の実写映画やアニメ映画を担当させてもらう機会も多い。引用:東映『社員インタビュー04』【参照】東映『東映を知る』松竹の社風松竹には「伝統を重んじつつ革新も尊重する社風」があると考えられます。松竹は日本の民間企業で唯一歌舞伎を制作するなどしているため、伝統を重んじる、固いイメージを抱く就活生が多いのではないでしょうか。実際、松竹は「受け継がれた先人たちの知恵・技・経験の結晶である文化を次の世代に受け継いでいく」ことが大切としていますが、一方で「革新」にも重きを置いています。松竹は採用にかける思いとして「これまでにないまったく新しい文化の創造や新規チャネルの開拓に挑戦していくこと」も大切にするとしており、行動理念にあたるであろう「松竹人の志」では「場数を踏め、種を蒔け」としている点から挑戦を後押しする社風が伺えます。実際に松竹で働く社員は以下のように話しています。松竹で学んだこと・受け継いだこと先人たちが積み重ねてきた伝統を覚えること。時代の変化やお客様の心の機微を感じ取ること。その姿勢の先に、革新のチャンスが待っているということ。これこそが松竹の長い歴史を支えてきたのだということを学びました。お客様からの信頼は一日にしてならず。時代を超えた積み重ねにより築かれるものなのです。引用:松竹『松竹人』【参照】松竹『松竹人の志』東宝・東映・松竹の平均年収・平均年齢・勤続年数・採用人数ランキングここまでで映画業界の動向や現状、さらには東宝、東映、松竹それぞれの強みや特徴を理解できたのではないでしょうか。次に東宝、東映、松竹の年収、平均年齢、勤続年数、採用人数ランキングを紹介します。いずれの項目も就活生が押さえておきたい部分だと思うので是非参考にしてみてください。3社の年収、平均年齢、勤続年数、採用人数ランキングは以下になります。東宝、東映、松竹の平均年収、平均年齢、勤続年数、採用人数ランキング注※各社ごとに数値をまとめ、各項目で最も高い企業の数値を赤字で表記しています。※採用人数は2023年4月入社者数を載せております。上記のランキングを見てみると3社ともに近い数値が並んでいることが分かります。平均年収は東宝が最も高いですが、平均年齢、平均勤続年数、採用人数に大きな差はみられません。各社の差別化を図る際には年収や勤続年数などではなく、本記事上部で解説した事業内容や強み、社風から考えるといいのではないでしょうか。【参照】東宝『有価証券報告書』東映『有価証券報告書』松竹『有価証券報告書』最後に本記事では映画業界の中でも「東宝」「東映」「松竹」の3社について事業内容や強み、平均年収ランキングなど各社の違いを比較しました。3社ともに映画業界の中でも多くの就活生が志望する企業と考えられるため、違いを明確に述べられるように整理しておきましょう。また映画業界の企業は制作の仕事だけでなくその他の事業を行っていることもあるため、本記事を参考に企業研究を入念に行った上で選考に臨むようにしましょう。unistyleでは以下にも選考突破に役立つ記事を掲載しています。こちらも参考に今後の就職活動にお役立てください。志望動機完全攻略記事一覧企業が志望動機を聞く意図・就活生がアピールすべきポイントESにおける志望動機の書き方面接で志望動機を適切に伝える方法インターンでの志望動機の伝え方業界別の志望動機の書き方職種別の志望動機の書き方志望動機の例文一覧(インターン)志望動機の例文一覧(本選考)ガクチカ完全攻略記事一覧1.そもそもガクチカって何?2.ガクチカがない人の対処法3.ガクチカの書き方を徹底解説4.ガクチカの例文を紹介(1)ガクチカでゼミ活動をアピールするには(2)ガクチカでサークル活動をアピールするには(3)ガクチカで留学経験をアピールするには(4)ガクチカで長期インターンシップをアピールするには(5)ガクチカでボランティアをアピールするには(6)ガクチカで研究(研究室)をアピールするには【理系学生向け】(7)ガクチカで体育会系部活動をアピールするには(8)ガクチカで資格・TOEICをアピールするには(9)ガクチカで趣味をアピールするには(10)ガクチカでアルバイトをアピールするには→ガクチカでカフェアルバイトをアピールするには→ガクチカで塾講師アルバイトをアピールするには→ガクチカで飲食店アルバイト(居酒屋・焼き肉・レストラン)をアピールするには→ガクチカでカラオケアルバイトをアピールするには5.面接でのガクチカ対策と頻出質問10選 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減少する総合商社の若手の仕事、成長を阻害される若手社員とは 減少する総合商社の若手の仕事、成長を阻害される若手社員とは 近年、総合商社に対する就職人気は非常に高まっており、特に上位校を中心とする学生の間では最も就職したい業界の一つとして挙げられることも少なくありません。グローバルな職場環境、投資と経営を通じた企業価値の向上といった仕事内容の魅力もあれば、平均年収が1000万円を大きく超える会社も多いなど待遇面の魅力もあるでしょう。一方で、総合商社の中堅からベテランの方に話を伺うと、ここ3、4年で入社した若手にとって総合商社の職場は必ずしもいい環境ではないと話す人が少なくありません。若手の成長について心配するベテラン社員も多く、今回はその真意について噛み砕いて説明したいと思います。若手の数が多すぎる今の好調な経営環境から想像するのは難しいかもしれませんが、90年代後半から00年代初頭まで厳しい経営環境だったため、90年代後半〜05年ごろに入社した人は数十名から100名に満たない程度でした。そのため、06年頃〜10年までに入社した若手にとっては直近の先輩社員が少ない分、1人当たりにこなさないといけない仕事は非常に多かったそうです。新入社員のうちから決算資料の作成、事業会社管理と同時に受け渡しの担当も行い、幅広い業務を担っていました。一方で10年以後に入社した新人は、06〜10年までに大量に採用したこともあり、若手が多く、業務内容が分散されてしまいます。06年〜10年に入社した新入社員が1人でやっていた仕事を3人〜4人で担当することも出てきていると聞きます。ワークライフバランス重視の流れ近年、日本企業においてはワークライフバランス重視の流れが鮮明で、伊藤忠商事においては朝方勤務を推進し、業務効率を高めて残業時間の削減に努めています。参考:伊藤忠商事の朝方勤務、KDDIの退社後11時間以内の出社禁止などユニークな勤務体系全体の流れからも、以前のように夜遅くまで、時には徹夜も問わずに仕事をするという風潮は急速に後退しており、ある意味働きやすい環境が整ってきています。一方でワークライフバランスが整い、働きやすい環境が整うということは仕事時間が減少するとともに成長機会が少なくなっているということでもあります。特に若いうちは仕事も遅く、吸収すべきことがたくさんあるのですが、上記の通りそもそもの業務量も少なく、仕事時間が短くなるとどうしても一人前になるまでに長い期間を必要としてしまうでしょう。トレードから投資の流れで現場の仕事が減っているこれは部署によるといえますが、「現場の仕事が減っている」と感じているベテラン・中堅社員の人は多いようです。総合商社を志望して就職活動をある程度進めると、「トレードから事業投資へ」という話は聞くことになると思います。総合商社は元々は貿易業として、顧客企業の輸出入を担当していましたが、顧客企業の海外進出に伴い、徐々に総合商社の存在意義に疑問を感じる会社が増え、口銭の減少した結果、新たな事業モデルとして事業投資に移り変わっていきました。元々、トレードの仕事をしていた時は本社にも顧客企業と直接触れながら、貿易実務をこなしていましたが、近年では顧客企業とふれあう貿易実務部分を子会社に移管して、本社ではその子会社の事業管理がメインになっている部署もあります。また近年、総合商社各社が進出し始めているベンチャー投資や金融関連産業分野においてはトレードが存在せず、事業会社管理のみの部署も存在しているでしょう。実際にトレードを通じて顧客企業、扱う製品に対する知識や業界内のパワーバランスなどを、身を以って体感する機会が失われていることを危惧している中堅、ベテラン社員も多くいます。高いとはいえない総合商社の転職市場価値下記のコラムに詳しく書いていますが、元々総合商社の社員の転職市場価値はそこまで高いとはいえません。そもそもがプロフェッショナルというより何でも屋さんであり、成長に対する圧力はそこまで強くない環境です。総合商社からの転職で評価されているのはその業務内容というよりも、ブランドのある総合商社に入社できた地頭・リーダーシップなど、総合商社特有のスキルというよりは汎用的なスキルの部分だったりします。参考:意外に低い総合商社人材の転職市場価値そのような状況の中で、上記のように若手の業務量が減り、成長がさらに阻害されてしまうと、今後ますます総合商社の人材の転職市場価値は下がってしまうかもしれません。最後にもちろんこのような事態は総合商社各社の部長、役員も把握しており、今後、対策をしていくものと思われますが、人余りに加えて、ワークライフバランス重視の大きな流れの中で劇的に改善するのは難しいかもしれません。もし既に総合商社に入社した、入社を決めているという人は、こういった事態を理解した上で自分でどうするか考えてほしいと思います。業務以外の時間で自己研鑚に努めることが今まで以上に、自分のキャリアを充実させる上で重要になるかもしれません。総合商社業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介unistyleでは業界別の就活用LINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。実際に総合商社志望者向けのグループでも、各社の選考に関するトークが活発に交わされています。下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。 25,209 views
【20卒体験談】やりたい仕事なんてない!働きたくなかった就活生の就活体験記 【20卒体験談】やりたい仕事なんてない!働きたくなかった就活生の就活体験記 こんにちは。20卒の上智学生(デニナギ)です。以前からunistyleに私のインタビュー記事を掲載いただいていたのですが、先日、IT企業とテレビ局から内定をいただき、就職活動を終了いたしましたためここに報告させていただきます。この記事は「就活やだやだ、5000兆円欲しい!」人向けのものです。あらゆる就活サイトに掲載された華々しい体験談に飽き飽きし、できれば働きたくはないけれど、普通は(普通は?)働くものだし、就活はやらなきゃいけないなぁと考えていた私のような学生に読んでいただけると、少し共感いただけるかもしれません。あるいは、やりたい仕事が見つからずに悩んでいたり、単純に就活しんどいと感じていたりする方に対して、同じようなマインドの人間がいたということを示すことで、少しでも気を楽にできる一助になれればと思っています。おそらくほとんどタメにならない内容ですが、「こういう学生もいたんだな」という気持ちで御一読いただけると嬉しいです。・・・・・サッカーの呪縛私は大学生になってもなお「プロサッカー選手」という職業に憧れていました。これ、本当に能力が高くて、強豪チームに所属している、などの人が言っているのであれば特に問題はないのですが、私は普通の大学生です(小学生時代からサッカーを続け、大学ではサッカーサークルに所属していましたが)。でも病気なので「サッカー選手になりたい!働きたくない!」と思っていました。そのため、就活に対してあまり前向きに取り組むことができず・・・。サッカーの中で生まれるチームワークとか、個人スキルの向上とか、それらの延長で考えれば「合っている仕事」みたいなものはあるんでしょうけど、サッカーという競技自体の魅力に勝るものはない。自分自身がプレイヤーとしてサッカーをすること以上に心を満たしてくれるものは他にない。という考えが常に頭の中にありました(今もそうなのですが)。三角形の頂点はサッカーなのです。就活せねばとはいっても現実的な部分もあるので、就活をやろうという気持ちに持っていくことはできました。一番大きかったのは、今までの頑張りを無駄にしたくないという思いだったかもしれません。学業についてはある程度頑張ってきたつもりで、進学実績の良い高校に入り、今では就職活動を行うにあたってほとんど不自由のない(と思われる)大学に通うことができています。「学歴なんか関係ない」という言葉が正しいとされる場面もあるのは承知ですが、私はいろんな選択肢を広げるためにもできるだけ勉強は頑張るようにしていました。せっかく得たその選択肢を活かさないのはもったいないかなと思ったんです。あと私を動かしたのは、見栄とかプライドです。悲しいことに、どうしても就職先によってその人の評価は多少決まってしまうような気がしていて、周りの評価を気にしてしまいがちな性格の私はできるだけ良い企業(私なりの)に就職したいという思いがありました。テキトーに就活してテキトーな結果になってしまうのはみっともないかなとも思っていました。一方で、そんなプレッシャーに負けないために、就活失敗したってなんとかなるという考えも常に持っていました。就活なんて所詮ゲームと同じで、失敗しても自分の方法論が間違ってただけで人格が否定されたわけではない。また働いてみて嫌だったら辞めればいいし、辞めたって仕事はいくらでもある。どんなに頭の悪いギャルだってヤンキーだって全然生きてる(偏見です)。むしろ人生楽しそう。だから自分も大丈夫だ。こんな思考を盾に、プレッシャーで潰れないようにしていました。一度心に逃げる余裕を与えた方が耐久性は上がり、「だったら全力でやってみよう」と思い始める。と、どこかのお姉さんも言っていました(おそらくツイッター)。あとは自分を支えてくれたり、応援してくれたりする人のためです。すごーくきれいごとのように聞こえますが、両親や友達、小中高時代の先生など、今まで関わったいろんな人達に感謝の気持ちがあったので、良い企業に就職して、ある程度お金も稼いで、そのお金で何かお返しができたらななんて思ってました。自分のためだけでなくて、誰かのためだと思うと踏ん張れることもあるんです。仕方なくなので、働きたいからというよりかは「新卒ブランドだし、頑張らなければいけない、罰が当たる、来世に影響する」といった義務感みたいなもので就活をしていたと思います。とりあえずインターンに応募してみる就活をある程度ちゃんとやろうと決めたものの、私はずっと不安でした。特別な経験もないし、なにより自分自身について話すことにかなり苦手意識があったからです。就活がなんとかなるなんて思えなかったと同時に、特に何をすべきかもわからなかったので、とにかく企業のインターンシップに応募しました。業界は絞らず、リクナビなどのインターンシップ募集企業を締切順に見て、名前を知っている企業に応募していくという作業を基本的にやっていました。軸なども何もないです。効率よくたくさん出したほうが良いと思っていたので、エントリーシートの記述に時間がかかりそうな企業にはあまりエントリーしませんでした。50企業くらいのインターンシップマイページを登録し、IDなどスプレッドシートにまとめていました。その内どれくらいエントリーしたかは忘れましたが、かなり落ちまくった記憶はあります。1dayも含めて、夏(8・9月)に5つ、秋(11月)に2つ、冬(12・1・2月)に3つ、全部で10個ほどのインターンシップに参加しました。他人のエントリーシートを見まくるエントリーシートを書くときは、unistyleやワンキャリアのエントリーシートの中から自分の経験と似たようなエピソードを書いているものを探し、それを真似して書いていました。インターン選考の段階で、他人に添削などをしてもらうことはしなかったです。テスト対策はあまりせず理系ということもあり、対策参考書を解くということはほとんどなく(持ってはいました)、実践を重ねることで練習していました。その他(面接、グループディスカッションなど)unistyleなどの就活記事を読んでなんとなくの対策はしていましたが、永遠に慣れることはなかったです。インターンに参加してよかったこと・エントリーシート、面接、グループディスカッションなど本選考の練習になった・インターン参加者限定イベントなどに呼ばれると「自分は囲われてる!」(実際に囲われているのかは知らない)と思うことができ、精神的に救われた・早期選考を受けられた・友達ができた・選考に落ちても「まだインターンの段階だし練習になったわ」と思うことができた本選考2月くらいまではインターンに応募・参加を繰り返し、たまに合同説明会に行ったり、大学主催の座談会に参加したりしていました。3月頃から、その中でいいなと思った企業と、エージェントさん紹介のベンチャー企業など、全部で15社ほど本選考にエントリー。この段階で、IT・通信、テレビ、金融の業界に絞られていました(自己分析の結果でというよりかは、割と感覚的に「いいな」と思った企業を選ぶと自然にこうなりました)。一応、面接で話すための「軸」は用意していたのですが、心の中では「理系っぽい仕事ができればいいや、話しやすいし」くらいの感じで、論理性や一貫性みたいなものはほとんどなかったと思います。外資系、総合商社、広告、コンサルといった業界には興味がありましたが、就活偏差値が高そうという理由でエントリーせず。残りの業界は特に理由はなく、なんとなく興味が湧かなかったので受けませんでした。選考対策など第一志望としていた企業のエントリーシートだけは、サークルやバイトの先輩に添削をお願いしていました。その他の企業についてはインターン応募のときと同様、他人のエントリーシートの書き方を真似して書いていまいた。テストや面接などの選考対策については、インターン選考で練習したつもりでいたので、改めて何かをするということはなかったです。結果内定が2社(ITとテレビ)、選考途中辞退が5社、書類選考落ちが2社、その他選考落ちが6社、のような結果だったと思います。(正確には覚えていません)その他(就活を終えて)6月初め頃に就職活動を完全に終え、結果として目標としていた(私なりの)良い企業に就職を決めることができたので良かったです。以下、就活中に考えていたことや、終わってから思ったことなどを記載します。就活は楽しくない当然と思う人もいるかもしれませんが、私の周りには「就活楽しい!」って言ってる人もいたので。就活は総じてしんどいです。楽しかったことといえば、インターンシップなどで新しい仲間に出会えることくらいでした。・基本スーツ・エントリーシートの締切を毎日チェック・都内まで1時間半(もっと遠い人もいるでしょう)・グループディスカッションでは無理してでも目立たなければいけない・息抜きのため飲み会などを開いたとしても、就活のことを考えてしまう・交通費かかるのに、あまりバイトできない・面接は基本的にストレス・悪意のない就活マウントをくらう(SNSなど)..これを楽しいと思える人は強いです。耐えましょう。騙そうとしてくる人(被害妄想です)大手企業に就職した先輩たちは「インターンなんて行かなくても受かるよ」ってよく言ってました。同期でも「就活まだやんなくていいよね」って言ってる人いました。でもそういう人ってだいたい、話がうまい、めっちゃかわいい、英語喋れる、体育会、頭が良い、留学してた、すごいバイトしてる(スタバとか、スタバはすごいという認識)、家が金持ち、など何かしら持ってるんです。こういうものが直接的にではなくても、これらを持っていることによる自信とか、心の余裕とか、自己肯定感とか、みたいなものがどうせ選考でプラスに働くんでしょって思って、そんな連中の就活の話なんてあてにするものかって感じでした。敵「就活なんて楽勝だぞ」私「おまえ英語喋れるからなぁ!(えー、不安ですよぉ)」インターン行ってたおかげ良い具合に本選考が進んでいたのは、ほとんどインターンシップに参加した企業でした。もちろん参加したのに全然だめだった企業もあります。私のように特別なエピソードがなく、面接などで話すことが苦手な方は(面接官との距離が遠い面接は特に緊張します)、インターンシップ(複数日程)は行っておいた方が良いと思います。ほんとうに。逆に複数日程以外、つまり1dayのインターンシップは本選考においてはほとんど効力がないことも痛感しました。企業理解などには有効だったかもしれませんが。参考:参考:自己分析ってなにぃぃぃぃいいいと、最初の頃はずっと思ってました。自己分析したらやりたい仕事が見えてくるの?私のやりたい仕事はサッカー選手以外ないけど?って。でも就活を進めていき、いろんな人の話を聞いたり、考え方に触れる中で自己分析の目的がわかったんです。では、自己分析はなんのためにやるのでしょうか。それは、ずばり「自身の思考の癖や傾向を伝えることで、自分という人間を知ってもらうため」であると私は考えます。引用:他人の言葉をお借りしました。でもほんとにこういうことだなと、就活を通して実感しました。まず内定をもらうことが一番の目標(私にとって)。やりたい仕事があったとしても、内定をもらった企業でしか働く権利はないのです。内定をもらうためには、30分や1時間の面接の中で、自分のことを何も知らない人間に「私はあなたの会社に貢献できます!」ということをアピールできなければいけません。聞かれたことに対して、その場でなんでも答えられる人は例外ですが、多くの人は聞かれそうな質問内容を想定し、前もってエピソードや思考の整理をしておく「自己分析」が必要であるのだと思います。なので、私のように「やりたい仕事が見つからない」と悩みすぎないようにしてほしいです。やりたい仕事なんて見つかるほうが珍しいと思いますし、私も結局「サッカー選手」より就きたい職業は見つけられませんでした。自己分析は内定をもらう手段とし、内定をもらった後で、自分に"なるべく"合う仕事ややりたい仕事を考えればいいのではないでしょうか。参考:サークルの平民、話すことなさすぎる私はサッカーサークルの主将でも副将でもなく平民でした。個人的にがんばったことはたくさんあったのですが、私の受けた企業ではチームで取り組んだ経験や周りを巻き込んだエピソードについて聞かれたので、非常に困りました。一応準備はしていたのですが、サークルの話をする時は毎回、なんでなんでおじさんの深掘りにより瀕死の状態となったのです。エピソードの内容自体はあまり問題じゃない、とは言うものの私には攻略できませんでした。サークルの何の役職にもついていない人は、私みたいにならないよう気をつけてください。参考:参考:ツイッターの人すごいツイッターの人はしばしば就活に役立つ情報を発信してくれます。特に私は一人の方をとても信頼できる人(@ad_career28さん)だと思っていまして、ツイートをスクリーンショットするなどし、その方の考え方やテクニックを学んでいました。友達でも先輩でも誰でも良いのですが、就活ではこうした信頼できる人を見つけて、できるだけたくさん頼るのが良いと思います。自分ひとりでできることなんて限られてますので。そういう方を見つけるツールとして、ツイッターは非常に有効だと思います。最後に私が納得した形で就職活動を終えることができたのは、「早めから動く」ということをしていたおかげだと本当に思っています。その行動の質はあまり高くなかったかもしれませんが、「Doneisbetterthanperfect!」です()。やる気がなくても、準備不足が不安であっても、早めに動いておくと良いことがあると思います。【関連記事】 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