講談社関連のテクニック
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- 【講談社のES対策】求める人材を理解して採用レベルの志望動機・自己PR・ガクチカへ 49,991 views 出版業界の最も大きな特徴は、その採用人数の圧倒的な少なさです。少ない年だと2.3人とも言われるほどで、非常に入るのが難しい業界です。出版社のビジネスモデルは、基本的には本を出版して売ることによって収益を得ています。出版物の種類は多岐に渡り、雑誌のように社員が書き手になるものや、漫画・文芸書のように、編集担当として仕事に就くものがあります。本記事ではそんな出版社の中から講談社の求める人材とESの解説を行います。本記事のコンテンツ・講談社の求める人材・講談社の質問┗質問(1)┗質問(2)┗質問(3)┗質問(4)┗質問(5)┗質問(6)┗質問(7)┗質問(8)┗質問(9)┗質問(10)┗質問(11)・最後に講談社の求める人材この仕事では、「読まれる・注目を浴びる週刊誌を執筆するためにどのような新しいプランを出すか」というプラン策定から始まり、取材、執筆作業と、個人でガツガツ成果を出していく形で仕事を進めることが多いようです。その一方で、漫画家や小説家の編集者など、書き手の人がいい作品を作れるようにサポートをするという仕事もあります。この場合では、価値観の違う人と高い目標を目指して成果を出すという能力が求められます。また、雑誌でも政治家などの取材相手や、モデル撮影にあたっての関係者であったり、全く異なる価値観を持つ人と共に仕事をしながら、世の中の読者に新しい価値・考え方を提供していくという仕事をする場面が多いのではないでしょうか。講談社の仕事で求められるスキルを「」に照らし合わせて考えると、「1.個人として努力し、成果をあげることができる」、「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」、「5.今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」の能力が重要になってくるのではないでしょうか。出版社でも部署間の異動はしばしばあるようで、必ずしも自分の得意・専門分野に配属されるというわけではないので、編集者としてチームでも、記者として個人でも成果を出せる人材が欲しいのかもしれません。講談社の質問1.あなたが講談社に入社して「一番やりたい仕事」をできる限り具体的に書いてください。2.あなたが講談社に他よりも魅力を感じる部分はどこですか。3.講談社のコンテンツを使った新しいビジネスのアイデアを考えてください。4.10年後の出版業界はどうなっていると思いますか。5.この1年に発売された以下の3つのジャンルの本の中であなたにとってのベストワンを書いてください。6.あなたのこれまでの人生の中で一番の「冒険」とはどんなことでしたか。具体的なエピソードとともに書いてください。7.あなたが誇るべき「変なところ」を教えてください。なぜ変だと思うのかも書いてください。8.東京オリンピック開催の2020年あなただったら講談社でどんな企画を考えますか。雑誌の特集・新刊本・既刊本の売り上げを伸ばし、販促キャンペーンなどできるだけ具体的にかいてください。9.あなたがこの社会の一員であるということを一番強く意識するのはどのようなときか。10.あなたが働くうえで一番期待していることはなんですか。11.あなたが本や雑誌を通して世の中に広めたいことを書いてください。その他の例(参考までに)本を好きになるきっかけとなった一冊この一年間で発表された本の中で最も感動した一冊デジタルでこそ読みたい一冊実写化で開花するであろう作品大学生活最大の失敗この社会で変えていきたいこと自信のある力自信のない力社会に出ることの一番の不安と、それを克服する方法あなたにとっての働く目的この一年の出版業界の気になる出来事、ニュース好きなテレビ番組好きな映画面接でこれだけは絶対聞いてほしいという質問参考:講談社エントリーシート(2)講談社エントリーシート(3)→講談社内定者のエントリーシートを提示します。質問の種類・内容が非常に多いことが分かります。質問内容も、日系大手のものとは少し異なりますが、解説していきたいと思います。質問(1)「あなたが講談社に入社して「一番やりたい仕事」をできる限り具体的に書いてください。」この質問では、志望動機を問われています。「」の中で「⑤具体的にどのような仕事をしたいのか?」の部分に注力して回答すればいいというわけです。自らの経験に基づく夢・目標があり、その仕事を通じて夢・目標が達成可能か、ということ確認しながら記載出来ると軸のブレない書き方ができるでしょう。内定者の回答【やりたい仕事】日常の原動力になり、またいつまでも心に残る作品作りの手助けをしたい。【詳細と理由】私は少女マンガの編集をしたいと思っている。恋愛だけでなく仕事や学校生活など目標に向けて努力する主人公を見て、私自身も刺激され「頑張ろう」と物事に取り組んできた。そんな大きな影響力のある少女マンガ作りに携わり、夢や癒し、また日常の原動力を届けたい。また私は大学時代所属していたイベント企画団体において、コンテンツ制作者のフィードバックをする立場で活動してきた。その中で企画つくりだけでなく企画を客観的に見てアドバイスしたり、制作者一人ひとりの良さを活かせるようサポートしてきた。この経験を活かして作家に寄り添い、手助けをしながら「いつまでも人々の心に残る」作品つくりに携わりたいと思っている。参考:講談社エントリーシート質問(2)「あなたが講談社に他よりも魅力を感じる部分はどこですか。」一つ目に引き続き、志望動機が問われています。出版社の中でもなぜ講談社なのか、という部分に注力して聞かれています。ここでは説明会・座談会やOB訪問などのために積極的に足を動かし、情報収集をできるかが鍵となってきます。他の志望者と差別化を図るためには、自分の経験に基づいたオリジナリティのある志望理由が求められます。内定者の回答◆人材育成に力を入れているところ…一つの分野にとどまるのではなく、幅広いジャンルや職業に対応出来る人材育成をしているところ。同じキャリアを積むにしても営業から編集など多方面から経験をした方がより大きな成長に繋がると思うため魅力的。◆本を広めるための幅広い取り組み…貴社では「おはなし隊」などほんの良さを伝えるためまた本との接点を作るために様々な取り組みをしている。こうしたユニークで斬新な発想がこれから情報伝達のデジタル化に伴い、コンテンツの魅力や宣伝力が必要になってくる出版業界において重要だと感じるから。参考:講談社エントリーシート質問(3)「講談社のコンテンツを使った新しいビジネスのアイデアを考えてください。」ここでは、講談社の事業内容に対する理解と、自らビジネスを生み出せる創造力が求められています。携わりたい、と熱を持って語れる事業の中で、新たに取り組んでみたい事柄について記載してみるといいかもしれません。既存のビジネスを使うので、即効性の高そうな案が求められています。内定者の回答【少年少女マガジン(仮)】少年漫画や少女漫画に興味をもっている男女に手に取りやすく、またその世界を知ってもらうためのビジネスアイデア。具体的ンは「少年少女マガジン(仮)」という名前でその中身の半分は少年漫画、もう半分は少女漫画とジャンルを混ぜた雑誌を制作。こうすることで興味はあるが店頭で手を出しにくいジャンルに手が届きやすくなるだけでなく、元から興味がない読者も引き込む機会を作ることができる。また別ビジネスで「小説×コミック」という組み合わせで展開するのもおもしろいと思う。参考:講談社エントリーシート質問(4)「10年後の出版業界はどうなっていると思いますか。」紙媒体の売上が落ち始めることによって、出版が斜陽産業とも言われる中で、なぜ出版関係の仕事をすることに対して熱意があるのかを問うています。この質問を通じても、世の中を俯瞰して物事を様々な側面から考えることのできる人間か精査しているのではないでしょうか。見方を変えれば、出版という仕事は、変わりゆく世の中で愛され続ける記事を生み出す仕事です。21世紀初頭から、ネットの普及で出版社の記事の形も変化しつつありますが、今後はITの発達でどのように変化していくのか、想像してみるといいかもしれません。(例:翻訳技術の発達で日本の漫画が世界へ)内定者の回答よりおもしろく信頼の高いコンテンツを生み出せる出版社が生き残っていく世界になると思う。また小説や漫画を海外の人にも気軽に楽しんで貰うために電子書籍のダウンロード時に多種の言語が選べ、それらが瞬時に翻訳できるようになっている。海外でも日本の漫画はブームでかなり需要もあるのでより速く配信することで多くの読者を掴んでいくであろうと思われる。参考:講談社エントリーシート質問(5)「この1年に発売された以下の3つのジャンルの本の中であなたにとってのベストワンを書いてください。」この質問は、単なる書評に近い質問で、学生自身の考え方・価値観や文章力を探っています。内定者の回答【ノンフィクション書名】戦略PRの本質【理由】世の中の広告の99.5%がスルーされている厳しい現実の驚きと、だからこそのPRの必要性の説得力から。【フィクション書名】永遠の0【理由】家族のために生きたいと願う尊さと、戦後経験者がもうすぐいなくなる今だからこそ考えさせられる作品【コミック】ちはやふる【理由】夢に向かい一心不乱する姿に毎回刺激をもらうとともに、恋愛もそろそろ大詰めかとドキドキする展開。参考:講談社エントリーシート質問(6)「あなたのこれまでの人生の中で一番の「冒険」とはどんなことでしたか。具体的なエピソードとともに書いてください。」この質問は、学生時代に頑張ったことの変則的な質問です。「」を参照して、まずは自分の考えを整理してみましょう。「冒険」というのは人によって解釈が異なる部分ですが、「高い目標を持って取り組んだこと」とも言いかえられるでしょう。その中での困難、取組、学びについて言及できるとより良いのではないでしょうか。内定者の回答学生100人集客し7泊8日の合宿イベントを企画したこと。その中で私はコンテンツ制作者をフィードバックする立場で活動してきた。もう1人の制作者として参加者の7泊8日の感情設計を予想し、どうしたら楽しんでもらえるか考えた。制作者のモチベーションが下がるなど予期せぬハプニングもあったが、彼らが動きやすいようにサポートしたり、一人一人の良さを活かせるように取り組んだ。このように何が起こるか分からない中、仲間とともに必死に最後までやり抜いたことは、私にとって「冒険」である。参考:講談社エントリーシート質問(7)「あなたが誇るべき「変なところ」を教えてください。なぜ変だと思うのかも書いてください。」この質問も、聞き方は一般的ではないですが、一種の自己PRと言えるでしょう。「変なところ」というと、自分の長所をアピールしにくいですが、言い方の問題です。粘り強さをアピールしたい場合には、「困難であればあるほど燃える」といえばそれらしく聞こえます。「」や以下の動画に照らし合わせて考えてみましょう。特に、「強みが形成されたきっかけ」、「具体的なエピソード」、「強みを社会でどう活かしたいか」に注力して書けると良いのではないでしょうか。内定者の回答【逆境に置かれるほどテンションが上がる】大学2年の夏の二か月間、あるメーカー会社の商品企画のコンペティションにメンバー30人のリーダーとして参加した。その際、会議が難航し一週間徹夜続きの時があった。地べたや椅子の上で仮眠を取る時もあり、周りは辛いと思っている中、私は苦に思うよりもむしろやりきった後の達成感を考えるとワクワクしていた。そんな私についてきてくれただけでなく、「リーダーがいたから頑張れた」と言ってくれた時には最高にうれしかった。参考:講談社エントリーシート質問(8)「東京オリンピック開催の2020年あなただったら講談社でどんな企画を考えますか。雑誌の特集・新刊本・既刊本の売り上げを伸ばし、販促キャンペーンなどできるだけ具体的にかいてください。」この質問は、形式的には「10年後の出版業界はどうなっていると思いますか。」という先程の質問に類似しています。東京オリンピックを目指して、という制約の下、講談社が掲げる施策を考えるわけです。オリンピックにも講談社にもwinwinとなる施策を考えるという点で難しい質問ですが、スポーツを絡めたコンテンツを作るという方向から始めると良いのではないでしょうか。スポーツ×漫画、スポーツ×短編小説、マイナースポーツ選手のメダル候補×雑誌など、組み合わせは数多くあります。販促キャンペーンも合わせての記載ということで、「関連書籍を複数冊購入することで、オリンピック観戦券をプレゼント」といった施策なども併せて記載できるとより良いです。内定者の回答【企画のタイトル】「東京オリンピック競技別攻略漫画本」【内容】オリンピックの競技に興味をもっているが詳しいルールや採点基準、スポーツ自体を知らない人達にも漫画で分かりやすく伝える本をつくる。このことによって老若男女問わず幅広い人に手に取ってもらいオリンピックとの相乗効果を図る。尚且つ子供達には多種なスポーツの選択肢を与え次世代のオリンピック選手に繋げる。著者は無名有名問わず集め、新人作家の発掘期待。評判が良ければアニメ化も可。参考:講談社エントリーシート質問(9)「あなたがこの社会の一員であるということを一番強く意識するのはどのようなときか。」「社会の一員である自分」を感じた原体験と、出版の仕事の相関性を考えると答えが見えてきます。例えば「出版の仕事=執筆者でチームを組んで世の中に想いを発信する仕事」と考えれば、「チームで社会に対してメッセージを発信したエピソード」を述べられると、良い形に収まるはずです。上と同じでなくとも、自分なりに出版の仕事を噛み砕いて、出版社で社会の一員として働く自分が想像できるようなエピソードを書けると良い評価を得られるはずです。内定者の回答自分が携わった何か誰かの心を動かすことにつながったと思う時。例えば高校時代、文化祭で仮想ダンスの衣装担当になった時の事。朝早くから夜遅くまでデザインや制作をし何度もみんなで河川敷で練習し本番に挑んだ。当日、観客から大きな拍手をもらった時に、自分が携わったのは一部かもしれないが、そうした小さな努力の一つ一つが繋がって誰かに響くのだなぁと社会とのつながりを強く感じた。参考:講談社エントリーシート質問(10)「あなたが働くうえで一番期待していることはなんですか。」自分の仕事に対するイメージ、何のために仕事をするのかということを質問されています。ここでは、仕事をした結果、自分が得たいものを書けるとよいでしょう。最初の質問であった「一番やりたい仕事」について考えた際に触れた、夢・目標に関して、これを叶える環境として、講談社が的確かを問うています。難しく解説してしまいましたが、要するに「出版の仕事に何を求めているか」を質問しています。内定者の回答【期待プラスアルファを届けられること】私は今、飲食店のホールバイトとテレビ局の庶務バイトをしている。ホールバイトではミスなく仕事をこなすだけでなく、常連つくりに励み、テレビ局では決まった業務以外に働きやすいように棚の中に敷居を作ったり社員の好きそうな記事はチェックして渡すなど工夫をしている。このように常に向上心を忘れず誰かの期待を少し上回れるよう心掛けている。参考:講談社エントリーシート質問(11)「あなたが本や雑誌を通して世の中に広めたいことを書いてください。」最初の質問で答えた、一番やりたい仕事を通じて何を成し遂げたいのかということについて質問しています。最初では具体的な仕事内容に注力して考えましたが、ここでは夢・目標に絞って記入できると良いでしょう。参考:→仕事を通して成し遂げたいことの考え方を提示します。内定者の回答ずばり夢。ストーリーや記事を通して読者にいくらでも可能性があることを伝え日々の原動力を伝えたい。参考:講談社エントリーシート最後に如何でしたか。総合商社や外資コンサルに勝るとも劣らない就職難易度を誇る出版業界、そのトップである講談社をご紹介しました。紙媒体が徐々に衰退していくと言われる中、出版業界は未だに高い人気を誇り採用倍率は数百倍であると予想されます。本記事で紹介した講談社のES設問などはそんな応募殺到の防止策であるとも言えるでしょう。あの膨大な設問量に挫けてしまう学生も数多いのではないでしょうか。しかし、本記事を読了した貴方にはそんな高い壁にも諦めずチャレンジして頂きたいです。unistyle上には講談社だけでなく出版業界のES・選考対策も多数掲載していますのでそちらも参考にして是非納得する内定を勝ち取って下さい。参考:講談社の企業研究→unistyle上にある講談社に関するコンテンツをまとめたページです。出版業界について詳細に知りたい方は、以下の記事を参照してみてください。出版業界完全攻略記事一覧1.【出版業界研究完全版】仕組み・今後・市場規模・ランキングまで一挙公開!2.出版業界の仕組みと今後〜業界の将来性を徹底分析〜3.【業界研究】出版業界最新(2020)の市場規模と現状を徹底解説!4.【最新版】出版業界売上ランキング
- 講談社の採用大学・文理・男女別採用人数|合格者ES付き 22,272 views 講談社の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちら講談社は、雑誌・書籍・コミック等の出版および販売を行う日本の大手総合出版社です。これまでに「週刊少年ジャンプ」や「モーニング」など数多くのヒット商品を生み出してきました。近年では、コンテンツを展開する幅が広がり、世界に向けての海外事業や、電子書籍はじめデジタル事業の充実、ドラマや映画などの映像化・アニメ化といったライツビジネスの比重が高まっています。本記事では、講談社の内定者実績を採用大学・男女別・文理別の3つの観点でまとめています。本記事の構成講談社の採用大学内訳講談社の男女別の採用人数講談社の文理別の採用人数講談社の本選考合格者ES最後に講談社の採用大学内訳2019年の講談社の採用大学は次のようになっています。各大学からの詳細な人数は各大学のホームページをご参照ください。参考:就職四季報2020講談社の男女別の採用人数講談社の過去3年分の男女別採用人数は次のようになっています。参考:就職四季報2020講談社の文理別の採用人数講談社の過去3年分の文理別採用人数は次のようになっています。参考:就職四季報2020講談社の本選考合格者ESここでは、講談社の合格者ESを紹介します。その企業に合格したエントリーシートを読むことで、単純に書き方を学ぶだけでなく、その企業がどのような人物を求めているのか、設問からどのようなことを聞きたいのかを学ぶことができます。講談社の合格者ES一覧はこちら20卒講談社(総合職)男性この合格者のESはこちら第一志望やりたい仕事第一志望その理由「作家と読者の架け橋となって文芸書を世に送り出す仕事」文芸書には、人の優しさを育み、想像力を広げてよりよい社会を作っていく力があると確信しています。世の中にいまどのような表現が求められているのか、日々アンテナを張って情報をキャッチし企画を立て、そして作家の方々が身を賭して綴った作品を世に送り出し、人々のもとに届けていく編集という仕事を通じて、社会に貢献していきたいと考えています。これまでコンテンツ製作の現場で、「よいものをできるだけ多くの人に」という思いを持って仕事と向き合ってきた経験は、書籍においても通用するものだと考えています。作家と読者をつなぐ架け橋となって、仕事をしていきたいです。第二志望やりたい仕事第二志望その理由「芸能誌の編集として、流行を生み出していく仕事」人々がなにに熱狂し、価値を見出すかは日々移りかわっていくものです。芸能誌はそういった状況を観察し、たとえばまだ無名のタレントをFRIDAYの表紙に取り上げることで世間の注目を集め、他の媒体にも取り上げられていくといった流行を生み出す力を持っていると考えています。流行の渦の中心となる仕事をしたいです。あなたが講談社に他の会社(出版業界以外の会社も含む)よりも魅力を感じる部分はどこですか。そう考える理由も書いてください。「青い鳥文庫」など子どもに向けた事業に力を入れている点に魅力を感じています。魅力あふれる書き下ろし作品をシリーズで出版するということは読書を習慣づけることになり、将来何十年と渡って講談社の読者となり続けてくれる子どもたちを育てていけます。書籍販売で利益を上げながら、それが将来への投資にもなるのは強みであると考えます。あなたの大学時代にふさわしいタイトルとそのあらすじを書いてください。「よいものを多くの人に届けたい」と走り続けた日々舞台芸術という表現の面白さを知り、多くの人にその魅力を知ってもらいたいと有志団体を立ち上げ、サイトを開設してインタビューや劇評の掲載や、レクチャーイベントを行ってきました。それだけでは飽き足らず、自分も制作側で働いてみたいと思い、プロの現場へ飛び込み、アーティストのために創作環境を整え、多くの観客に観ていただけるようさまざまな取り組みを行ってきました。家よりも大学より劇場にいたそんな日々でした。過去最大の失敗は何ですか。また、それによって何を学びましたか。アルバイト先で、上司の決裁が済み、私が最終確認して入稿する作業を担当したチラシに誤植があり、印刷した70000部すべてを回収することになったことが過去最大の失敗です。校正は絶対に油断してはいけないということを痛感しました。言葉を使って表現している以上、言葉には責任を持って向き合う必要があると学びました。また、なにか物事を完成させる際、複数の人が確認することを煩わしく思っていましたが、ミスがないかを確認するだけでなく、責任を分散させるという大切な役割があることを学びました。働く上で一番大事にしたいと思うことを、理由とともに書いてください。常に自分の常識や価値観を磨き続けることを一番大事にしたいと思っています。世間の流れに目をやって、いま人々はなにを考えなにを求めて生きているのか知る努力をしなければ、多くの人々の心を動かすことはできないと考えています。磨き続けなければナイフは光らなくなるように、いつまでも経験を重ね、凝り固まることなく柔軟性を持ちながら仕事に向き合っていく人間でありたいと思っています。あなたが想像する2030年の社会と出版社の姿について、できるだけ具体的に書いてください。2030年の社会はAIが発展して多くの仕事は簡略化され、人々は心にも時間にも余裕を持った生活を送れるようになっていると想像しています。そうした状況の中で、余暇を埋めるための娯楽の需要が増していくと考え、そこには書籍も含まれると想像しています。出版社は、現在と同様に紙媒体を大切にしつつ、書店に並んだ紙の書籍のバーコードを読み取るとその場で電子版の購入ができ、書店にも利益が入るといった既存のものを大切にしつつ電子化も進める新たなビジネススタイルを築いていっていると想像しています。最後に本記事では講談社の採用実績を採用大学別など複数の切り口でまとめました。unistyleでは何度もお伝えしていますが、採用実績はあくまでも参考程度に留めておきましょう。「」でも述べていますが、学歴は複数ある評価基準のうちの1つの基準でしかありません。自らが志望する企業であれば、採用実績の有無に関わらず選考にぜひ挑戦してみてください。講談社の選考対策記事は以下の関連記事からお読み頂けます。十分の対策をして選考に臨みましょう。講談社の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちら【関連記事】・・・